「ポー」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ポーとは

2021-03-07

ポーの一族年表

17445メリーベルと銀のばら
18151すきとおった銀の髪
18207エヴァンズの遺書
18652ポーの村
18794ポーの一族
8ペニーレイン
9リデル・森の中
188818秘密の花園
18993グランスミス日記
12はるかな国の花や小鳥
14一週間
11ピカデリー7時
193413ホームズ帽子
194416春の夢
195917-2ユニコーン-ホフマンの舟唄(バルカロール)
19596小鳥の巣
196317-4ユニコーン-カタコンベ
196610ランプトンは語る
197517-3ユニコーン-バリーツイストが逃げた
197615エディス
201617-1ユニコーン-わたしに触れるな

2021-03-05

男の体で大変なことってたとえば何

女やってると「女の体不都合あり過ぎ、やめたい」と思うことが多い。

まず生理しんどい頭痛腹痛眠気、全部くる。

PMSをマシにするためにピルを飲んでるから毎月2000円くらい持ってかれる。この2000円が会社に貢献してるんだと思おうとしてるけど、じゃあ会社が出せよとも思っちゃう生理用品代も含めて、生涯考えると50万円以上ポーンと飛ぶと思うとめちゃくちゃムカつく。それでGUCCIのバッグを買わせろよ。

妊娠する側っていうのもめちゃくちゃムカつく。どんなに夫が協力的でも産休は免れない。夫の方が稼ぎが悪くても休むのは妻。1年たりともキャリアを断絶させたくないのに、結婚すると高確率でそれは訪れてしまう。なんで男にはこれがないの?

それでもこれはラッキーなケースで、最悪男に逃げられても女は妊娠から逃げられない。種付け逃げされてしま可能だってある。自分で腹を痛めないせいか男は妊娠に関しての当事者意識が異常に低い気がする。

ここからはわりと個人的な特徴もあるけど、胸が大きくて不躾な人間めっちゃ見られるのも、小柄なせいでどんなに鍛えても力に限界があるのも、もう辟易してる。いやだ、女の体嫌だ。

だって大変なんだよってやつめっちゃいるけど、じゃあその「脳みそちんこリブンになっちゃう」以外に何があるんだよ。生理みたいな回避不可能事項だぞ。なんかあるのかよ。

2021-03-03

anond:20210303221547

みんなで\👯‍♀️👯‍♂️スッポンポーン!/

anond:20210303220031

ポポポー―――ン

さぁ増田さん踊っていいのよ。

anond:20210303093752

懲りてるものはなんだろう懲りてるものはなんだろう

夢だけ泣いているんだ

チンポーベイビーワズデッド

2021-02-27

スターウォーズEp7~9は中途半端だった(含ネタバレ

自分スターウォーズシリーズのそこそこファンだが、ジョージ・ルーカスが作ったもの以外は偽物という狂信者ではない。

(ただ、マンロリアン最終回を観たジョージ・ルーカスがベイビーヨーダを救うためにEp7~9をスターウォーズ正史から除外すると発言したのは面白かったが)

とはいえ、やはりジョージ・ルーカスが関わらなかったスターウォーズイマイチ食指は伸びず昨日の地上波初放送までEp9は観ていなかった。

一応昨日観たのでその感想を覚え書き。

カイロレン、もう少しがんばれたよね?

何あの最後

来たと思ったら能力奪われて、吹き飛ばされて落ちて、パルパティーンが死んだあとに登ってきてチューして消えるって。

あそこ、レイ共闘してあともう少しというところまでパルパティーンを追い込んだけど、

不意を突かれてピンチレイかばって・・・そういう演出もできたよね?

ベタだけど、もっと映画として盛り上げられたと思う。

君たち(ディズニー)、MCUも作ってるよね?

スタッフカイロレンのこと嫌いなの?

嫌いでもいいけど、もっと盛り上げてほしかった。

そして、これはEp8を観たときにも思った。

カイロレンがスノークを倒したとき

ジェダイ裏切り裏切られ、シスも裏切った存在として、スターウォーズの中でもかなり特殊立ち位置に立っていた。

なのにその後また仮面かぶっていたし、最後はただの(クソ雑魚ジェダイだった。

パルパティーンなんか出さずにジェダイでもシスでもない、ただ憎しみに燃える(けどレイちゃんが好きな)カイロレンをラスボスにすることもできたと思う。

そして、確かにジェダイ絶対正義ってわけでもないかも、という疑問をスターウォーズファンに持たせる事もできたと思う。

カイロレンは今までのスターウォーズジェダイ絶対正義否定するというもっと大きなテーマを持たせることのできたキャラだったと思うので、ただただもったいない一言

ディズニー日和ったな、って感じ。

日和るくらいならEp8みないな映画カイロレンみたいなキャラを作るなよと。

普通じゃなかったレイ

まり伏線は追ってなかったので、もしかしたら伏線はあったのかもしれないが、

あんパルパティーンって名字だったのかよ。

あと、あなたスカイウォーカーって名字じゃありません。

みんなスカイウォーカーなんだ!って感じの終わり方もなんかダサかった。

ハン・ソロにはなれなかったポー

せめて最後にフィンのことを助けさせてやれよ。

結局いいところを持っていくのは旧世代のチューイとランド

今までのスターウォーズに落ち着いた

そこが一番残念だった。

今までのスターウォーズ否定して新しい物語を作る種をたくさん仕込んでいたのに、

結局無難パルパティーンが出てきて、シスジェダイに負けて、ジェダイは最高で、

時代レジェンドたちのほうが凄かった。

良かったところ

スパイおっさんスパイになった理由

「年下パワハラ上司が負ける姿を見たかたから」

これはマジで最高だった。

正直途中から真面目に観ていなかったから、

もっと面白いところはあったのかもしれないが、

とりあえずこんな感想

2021-02-26

プロとそうでない人の違い(歌手編)

徳永英明の歌がスーパーでかかっていたのだが、

わりと最近若い主婦などもポーッとして聞き惚れている感じだった。

歌の力ってすげえなあと思ったと同時に、

「あ、これフレディマーキュリーに影響うけてるな」と今更きづいた。

そういえば学生時代バンドとかやってた人は、それなりに巧い人はいたけれども、

エアロスミスなりボンジョヴィ「風」に歌ってる人はいたけれども、

けっきょく工場の深夜派遣とかパン運送業をしている。

もったいない才能だなあと思ったけど、徳永さんとの違いはなんだろうと思った。

徳永さんがデビュー前にやめていたら、「クイーン風じゃん」で終わってたと思うし。

彼とほかの人1:n(=数百万人)のちがいって何だろうと思った。

2021-02-24

予備校食堂

浪人時代行ってた予備校食堂が併設されていて、そこがかなり好きだった

授業料?寮費?から金が出てるっぽくて、異常な安さだった

18〜20歳くらいのやつらを相手にしてることもあり、量もすごかった

以下、メニュー覚え書き

カレー ¥250

固定メニューひとつ

ジャガイモニンジンがゴロッと入っていて、そこらのレトルト食堂カレーとは違う雰囲気を出しつつ、味はわりとレトルトで、なんなら結構まずい という稀有カレーだった

福神漬けが(常識的な量なら)取り放題で、俺はわりと福神漬けをたくさん盛って食っていた 酸味が加わってうまかった

250円で若干完食がキツいくらいの量を出してくれるのでコスパは抜群 マズイのにときどき食べたくなる不思議な魅力があったように思う

うどん蕎麦 ¥150

日替わり定食が好みに合わずカレーを食べる元気もない そんなとき候補になるのがこれだった 

味はまあマジで特筆するべきところがなかったが、ワカメと天かすが取り放題なのはよかった

ワカメうどんみたいな感じにして食っていた

日替わり定食 ¥300

固定メニューあんまりうまくないのに対して、この日替わり定食はかなり明確にうまかった

うまいメニュー普通メニューの差はわりとあって、うまさの知られたメニューが出る日には普段食堂を使わないやつらも押しかけるので、食券が売り切れていることも多かった

トンポーロー定食

個人的ナンバーワンはこれ

八角が効いた本格的な味で、たしか角煮ふたつに煮卵までついていた そのどれもがうまかった

ネギ塩豚炒め定食

よくわからんけどうまかった

ペラペラの豚バラ肉ネギが、謎の塩ダレで炒められている ニンニクが効いていて雑にうまい

レモン汁をかけられるオプションがあって、かけると爽やかさも加わってまた良かった

牛焼肉定食

焼肉のタレみたいな味付けの、牛丼の具みたいなものが出てくる

これもまあハズさない感じで、ご飯が進んだ

 

意外と思い出せないな

でも、よかった

2021-02-17

anond:20210217163528

うーんわかる

にゃーにゃーが漏れたことはないが、宅配便のピンポーンが入ってしまうことはかなりある

2021-02-15

必読書コピペマジレスしてみる・ミステリ

方針目的

1. エドガーアラン・ポオ「モルグ街の殺人

先日も述べたように自分ポー作品が好きではあるのだけれども、ミステリ黎明期は今でいうところの禁じ手を平気で使っているものが多く、純粋ストーリーを楽しもうとするとずっこけることがある。とはいえ論理と推論をたどることによって面白い話を作りだすのを始めたのは彼なので、ミステリが好きなら読んでおきたい。確かに意外な真犯人ではある。

3. コナン・ドイルシャーロック・ホームズの冒険

同じく、今でいえばお粗末な話も時折あるのだけれども、ホームズワトソン関係が好き。中でも「三人ガリデブ」でワトソンピンチに思わず熱くなったホームズは必見。なんでこのシーンが好きなのかというと、聡明すぎてどうしても人を観察対象としてしまホームズが、知的ではあるが彼ほどではないワトソンを心から思いやっているからだ。知的に対等ではない人間を愛することができるかどうかは、鋭敏な知性の持ち主にとっては人生最大の試練だ。女性人気が高いのもうなずける。

4.モーリス・ルブラン「怪盗紳士ルパン

ルパンシリーズのこの巻だけ親が買ってくれたし、何度も読み返していたのだが、なぜか続きを読もうとは思えずに現在に至っている。ミステリというよりは冒険小説に近い気もするが知恵比べ的な面もあり、そこが面白かったのかもしれない。しかしそうすると、これをミステリ100選に入れるかどうかは迷う。ライトノベル定義ライトノベルレーベルから出ているかどうかだとすれば、東京創元社早川書房から出てはいからミステリとしてOKかもしれないが。

6. フョードル・ドストエフスキー罪と罰

自分新世界の神になれると信じて殺人を犯したのに日和ってしまい、純粋ソープ嬢に救われる話。これも謎を解くというよりも心理戦を描いている。心理戦というかやっぱりドストエフスキー名物の神経質な人間独白だ。基本、ドストエフスキー登場人物にはまともなやつなどおらず、この作品例外ではない。主人公の妹をつけ狙うロリコン野郎だとか、娘がソープで稼いだ金で酔いつぶれ、その罪悪感からまた飲むというどうしようもない親父だとか、神になり切れなくてプルプル震えている主人公だとか、そういうキャラが最高なのだ。これではまったらドストエフスキー大長編を制覇しよう。ミステリじゃないのがほとんどだが、心配はいらない。ドストエフスキーの過剰な語りにはまった人間の前ではそのようなことは些事だ。

ちなみに高野史緒カラマーゾフの妹」は二次創作小説として最高なのでみんな読もう。

7. コンラッド「闇の奥」

こういう非人道的植民地を持っていた王様銅像だったら国民から倒されても文句は言えんよな、的なベルギーコンゴモデルの一つとしているのだけれども、これってミステリかね? ひたすら謎の人物を追いかけて、地理的にも深いところへ分け入っていき、目的人物出会うが彼はあっさり死んでしまうというあらすじは、神話的な単純さと力強さがあるが。クルツは何を恐ろしがっていたのかで語り明かしたい本である

9. ヴァン・ダイン僧正殺人事件

自分は育ってきた境遇英米わらべ歌(マザーグースナーサリーライム)は身近に感じるのだが、そうではない読者がどこまでこの趣向を楽しむことができるかどうかはわからない。

この作品特筆すべきことは、探偵犯人と対決するときの命を懸けた大博打だが、今の倫理的な読者はこの方法犯人を裁くことが適切と考えるかどうかはわからない。ミステリにおける倫理後期クイーン問題とかそういうの?)を語るなら読んでおきたい。

11. エラリー・クイーン「Yの悲劇

かに単体で一番面白いのはこの作品だけれども、せっかくだからドルリー・レーン四部作は一気読みしたい。ただ、衝撃の真犯人といわれても、すっかりすれてしまった現代の読者からすればそこまでショックを受けないかも。そういう意味では登場人物の反応も大げさに見えてしまう。

個人的には「Zの悲劇」以来(テコ入れのために?)登場したペイシェンスという活動的ヒロイン女性史の観点から興味深い。当時としてはすごく斬新なヒロインだったんじゃなかろうか。恋人と一緒にパンツを買いに行くし。

13. アガサ・クリスティそして誰もいなくなった

クリスティはどれを選ぶか迷う。ただ、わらべ歌物の中ではなじみが少なくても楽しみやすいんじゃなかろうか。一人ずつ減っていくという趣向は非常にわかやすい。謎を解く手記が多少不自然といえなくもないが気軽に読める。

ちなみに舞台版ではハッピーエンドに改作されているのもあるとのこと。

25. ロアルド・ダールあなたに似た人」

チャーリーとチョコレート工場」など児童文学の作者としても知られる。児童文学ではスパイス代わりだった毒がメインディッシュになっている。

ところで、読者諸氏は年末に「岸部露伴は動かない」をご覧になっただろうか。ドラマ化されていないが、シリーズの中に命を懸けて賭けをする場面がある。あるいは、「ジョジョの奇妙な冒険」第五部でライターを消してはならないという賭けが出てくる。その元ネタとなったと思しき「南から来た男」が収録されているので、ジョジョファンは一読をお勧めする。オマージュ翻案とはこういうのを言うのか、って気持ちになる。なお、ダールは「奇妙な味」の作家としても知られている。

27. レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」

筆者はフィリップ・マーロウの良さがわからない。必要のない危険にわざわざ飛び込んでいき、暴力的人間挑発する。ただし、この作品日本の文化に与えた影響は大きい。

ハードボイルド小説以外から例を挙げよう。一つは村上春樹のいわゆる鼠四部作だ。「羊をめぐる冒険」での鼠の足跡を訪ねてのクエストチャンドラーの強い影響を受けている。あるいは「ダンス・ダンス・ダンス」の警官による拷問親友犯罪が明らかになるシーンの元ネタも見つけることができる。一度村上春樹登場人物系譜はどこかでまとめておきたいと思っている(村上春樹ヒロインをまとめていた増田自分は別人)。

もう一つは「スペースコブラ」の「坊主… 口のききかたにゃ気をつけな… オレは気が短けえんだ!」「腹を立てるとなにをするんだ? うさぎワルツでも踊るのか」の元ネタがあること。「……俺は頭が切れやすくってね」「頭が変になったら何をするんだい? 地リスとタンゴを踊るのか?」。どこがかっこいいのかは残念ながら筆者にはわからなかった。

37. ウンベルト・エーコ薔薇の名前」★★★

エーコについては書きたいことがたくさんある。キリスト教と笑いについて問いを投げかけたこと、中世舞台にしているようで当時のイタリアについての無数の言及があること、それから次の名言。「純粋というものはいつでもわたしに恐怖を覚えさせる」「純粋さのなかでも何が、とりわけ、あなたに恐怖を抱かせるのですか?」「性急な点だ」

しかし、この作品で一番深刻なのはキリスト教文学であるにもかかわらず、主人公見習い修道士以外の誰もが、誰のことも愛していないことだ。キリスト教とは愛の教えであるはずだ。弱いものに施したことは、神に捧げたことになるはずで、福音書にもそう書いてある。しかし、修道士たちは貧民を見捨てて権力争いに明け暮れ、異端審問官たちは民衆拷問し、主人公を導くはずの師匠人間を愛していない。彼が愛しているのは知識だけだ。

主人公は、言葉の通じない村娘とふとしたきっかけでたった一回の性交を行い、彼女に深く恋し、それでも魔女として告発された彼女を救えない。彼が村娘の美しさを描写する言葉がすべて、聖書からのつぎはぎなのが痛々しい。

勿論、知的な遊び心にもあふれている。主人公の不可解な夢の持つ意味を解き明かした師匠は「もしも人間が夢から知識を得る時代が来たら世も末だ」という趣旨台詞を漏らすが、これはフロイトへの当てこすりである。同じく、深刻な場面で、とあるドイツ神秘主義者が「梯子をのぼったらその梯子不要なので捨ててしまわなければならない」と述べたことが言及されるが、ウィトゲンシュタイン言及したジョークである中世にこんなセリフが出てくるはずがない。

難解かもしれないが何度でも楽しめる。なんだったらあらすじを知るために映画を先に見てもいい。ちなみに、この映画セックスシーン、村娘が修道士を押し倒すのだけれども、多感な時期にこんなものを見たせいで女性男性を襲うアダルトビデオが好きになってしまった。そういう意味でも自分にとっては影響が深い作品

40 ウィリアム・ゴールディング蝿の王

人間嫌いだった筆者が最高に楽しんだ本。文明が野蛮に回帰していくというモチーフが好きなのだ。何を持って野蛮とするかは諸説あるが。大体、中高生の頃は自分差し置いて人間なんて汚いという絶望感に浸りがちで、そういう需要をしっかりと満たしてくれた。舞台と同じ男子校出身だしね。

48.アゴタ・クリストフ悪童日記

三部作の一冊目。実はこれ以外読んでいない。読んだ当時は、双子たちのマッチョ志向というか、とかく異様に力を手に入れようとするところだとか、著者がフランス語で書いたにもかかわらずフランス語憎悪しているところとかが、何とも言えず不快だった。

今読み返したら、双子たちが過剰に現実適用しようとする痛々しさや、亡命文学の苦しみに対してもっと共感できる気がする。個人的には頭が良すぎて皮肉な態度を取り続けるクンデラのほうが好きだけどね。「存在の耐えられない軽さ」よりは「不滅」派。

53. 黒岩涙香巌窟王

翻案前の「モンテ・クリスト伯」について書く。

子供の頃より腕力がなくてやり返せず、口も回らずにいつも言い負かされ、片想いしていた女の子いじめっ子が仲良くなるのを横で見ていた自分にとって、自由財産恋人を奪われたことへの復讐主題としたこ作品にはまることは必然であったと思う。とにかく面白い特にモンテ・クリスト伯が徐々に復讐心を失っていく過程が、非常に良い。

大人になって完訳版を読むと、ナポレオン時代の国際情勢を背景がわかってさら面白かった。

55. 江戸川乱歩「孤島の鬼」

犯人当てや宝探しなど派手な展開がてんこ盛りだし、犯人動機の一部は自分醜悪に生まれたことに端を発しているから、貧困とか弱者とか非モテとかそういう問題に敏感な増田にとっても議論の題材にできそう。

57. 夢野久作ドグラ・マグラ

読んだからと言って別に正気が失われないけれども、チャカポコチャカポコのくだりで挫折する読者が多いと聞く。大体あの辺りはあまり深刻にとらえず、リズムに乗って楽しく読めばいい。スチャラカチャカポコ

話のテーマは、基本的には原罪的なものだろう。自分が人を殺しているかもしれないという恐れ、親の罪を受け継いでいるかもしれないという恐れ、それから生きることへの恐れだろうか。

60. 小栗虫太郎黒死館殺人事件

難解な雰囲気は好物だが、かなり自己満足的でもある。ヴァン・ダインの二十則破りまくりだし。言葉連想テスト犯人を指摘し、余計な情景描写や、脇道に逸れた文学的な饒舌にあふれ、探偵があっさり暗号を解読して、事件の謎を解く。作者の知識開陳を素直に楽しみましょう。ただ、これ読むんだったら澁澤龍彦の本を何冊か買ったほうがお得であると思うし、膨大な知識が注ぎ込まれているがリーダビティの高い点でもエーコに軍配が上がる。

62. 横溝正史獄門島

差別用語が出てくることで有名で、先ほど出てきたわらべ歌による見立て殺人の影響を受けている。

血のつながりによる犯行動機や、実行の決め手となる偶然の出来事、その皮肉な結末が個人的に好き。自分は謎を解くことよりも、犯人たちの心理状態特にその絶望のほうに興味を持つからだろう。

78. 竹本健治匣の中の失楽

メタフィクション個人的には愛好しているのだけれども、話が入り込みすぎていて結局どういう話であったか覚えていない。巻末の書き下ろしのおまけで、探偵少年パンツの模様を聞くシーンがあったことだけを覚えている。

とはいえ、癖のある登場人物から大学文学ミステリサークル雰囲気を思い出して感傷に浸るのにはおすすめか。大体、小説を好きこのんで読む人間は大抵どこかこじらせているものだし、読みたいリスト他人お勧めする本リストを作り出したらもういけない。そしてそんな奴らが僕は大好きだ。

以上。

2021-02-14

anond:20210214174532

それな。

ゆるキャンとか志摩リン免許とってすぐポーンと原チャ買うし(いつ免許とったか知らないけど)

他の家もだいたい金持ちそうだよな。

2021-02-12

必読書コピペマジレスのやつのパクリ海外文学

パクリ元→ https://anond.hatelabo.jp/20210212080317

だって楽しそうだったから...(自分文学的教育は受けてないし、誰かと読んだ本の感想を共有することなんてないので、元増田文学サークルとか友人とか出てくるのがうらやましい)

ネタバレありだけど、ちゃん確認せず書いてるので記憶違いがあるかも。あと、後半になると全然読んでなかったわ。

ホメロスオデュッセイア

オデュッセウストロイ戦争から帰る途中で船が難破して右往左往頑張るのを眺めるお話なのだけど、勇敢で直情的な普通おっさんなので苦労するところは苦労してて良い。あと、イリアスと比べても昔の神話らしく出てくる人物とか神様の類がガチ理不尽なので良い。話がズレるけど、イリアスにはディオメデスというやつが主人公然として出ずっぱりなのだけど、オデュッセイアの回想には全く出てこないし、アガメムノンとかアイアスとかと違って他の作者の物語にも出てこないのだけど、あいつなんなん?

旧約聖書創世記

途中で読むのをやめた記憶がある。

ソポクレスオイディプス王

エディプスコンプレックス父親に対向心を燃やし、母親に恋慕する、的なやつ)の語源だと聞いて読んだら、全然そういうノリの話じゃなくて「へぇ」ってなったやつ。オイディプス自身は預かり知らぬところで運命に弄ばれて、最後にはすべてを理解してしまって絶望する可哀想な話なのだけど、どうでもよいことで人を殺したことトリガーでもある(それも運命ではあるのだけど)ので、自業自得感もある。気楽に人を殺してはだめ、絶対シェイクスピア悲劇とかもだけど、「100%落ち度がない悲劇被害者」ってあんまり昔の物語には出てこないね

唐詩選』

タイトルすら知らないやつ、その1

ハイヤーム『ルバイヤート

いまいち印象に残ってないけど、なんかずっと酒を楽しんでて幸せそうだなって思ったような気がする。

ダンテ神曲

地獄編の半分くらいまで読んだ。作者(ダンテ)が古代詩人だか哲学者かに褒められて地獄めぐりを導いてもらうところから始まって、自分の嫌いなやつ(政敵とか批判者)が地獄で苦しんでるのを巡ってはひたすら口汚く罵って回るという、その性格の悪さというか根暗さに嫌気がさして読むのをやめた。原文だと詩的というか言語的な美しさとかあるらしいけど、こちとら娯楽としてしか本は読まないので日本語で読むからそんなん知らん、こいつは陰湿

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

確か冒頭に「酒でも飲みつつゲラゲラ笑いながら聞くためのもんだから」みたいな説明が入るのだけど、そんな感じ。すごいでかい巨人の話だけど、家を椅子にしたと思ったら小便で洪水を起こして家を押し流したりするので、巨人としてのサイズも大概統一性がないんだったはず。なんか「人間の絆」だったかで、大真面目なキャララブレーを手放さなかった、みたいな描写があった気がするのだけど、ニュアンスがわかるようなわからんような...と思った記憶がある。

シェイクスピアハムレット

シェイクスピア作品は、意図はどうあれよく「様々な作品元祖とも言えるものなので、読むと後続の作品がより楽しめる」的に紹介されるのだけど、普通に単体で楽しめると思う。そもそも、別作品を読んでて「あ、これシェイクスピアで見たやつだ!」ってなったからって楽しいか?という感覚個人的にはある。ひとつ上にラブレー云々も別に良い要素だと思わなかったし。で、ハムレットシェイクスピア戯曲の中でも登場人物精神性の完成度が一番高いと思っていて、劇的さでは「オセロー」とか、キャラクターの鮮烈さでは「リチャード三世」とかには劣るかもしれないけど、舞台装置としてのキャラクターではなく、"異なる価値観教育etc...の元に自分で考えて行動する登場人物たちがつくる物語"としての面白さが本当に高いと思う。歴史的価値とかは忘れろ、楽しめ。

セルバンテスドン・キホーテ

パルケエスパーニャにいた。

スウィフトガリヴァー旅行記

巻末の解説すら読まないことが多いので、アイルランド云々の話をパクリ元で見て「そうだったんだー」ってなった。それぞれの国には短編小説くらいの分量しか滞在しないので、それぞれ短編SFとか的なノリで読んで面白かった記憶がある。自分自然科学系の研究者なので、科学なき探求(無為)をひたすらやってる国の印象が強い。なんかおまじない的なやつで作物の収穫量が増えるのでは?ってそれを試してるんだけど、当たり前に効果はまったくないし、それを評価するというプロセス存在しないので無限無為を繰り返してた。

スターントリストラム・シャンディ』

タイトルすら知らないやつ、その2。

サド悪徳の栄え

「目玉の話」は読んだけど、その結果として「悪徳の栄え」は読まなくて良いかな。ってなったやつ。

ゲーテファウスト

最強天才ファウスト博士悪魔契約して、「悪魔の力で楽しませてやる代わりに、人生楽しみきって満足したら魂もらうからな」って契約をする話なのだけど、すべての学問を修めた最強天才のはずのファウスト博士普通精神的に未熟なおっさんなので、酒飲んで暴れたり恋愛ごとやったり神話的な体験したりと色々していくなかでの言動がいちいち子供じみてるのが面白い。最後理想国家のために働く的なパートでいきなり聖人的になってたり、全体の流れが説教臭いのが多少鼻につくのだけど、ラストシーンの迫力は自分読書歴の中でトップクラスだと思う。ちなみにこの作品は「時よ止まれ、お前は美しい」って言葉元祖なのだけど、これってファウスト博士からの「この世界を楽しみ尽くして満足した。これ以上の瞬間などこれ以降はありえない(だからもう魂を持っていって良いよ)」という悪魔への宣言で、なんかラブロマンス的なシーンで使われてるの見ると、「ん?」てなるんよね。

スタンダールパルムの僧院

面白かったな」という感想を持った記憶はあるのに内容はまったく思い出せない。なんか年上美人若者恋愛する話だったと思う。多分登場人物が本気で生きてる感があって各シーンは面白いって読めたけど、全体の流れにはさほどの興味が持てなかったタイプの話だと思う。

ゴーゴリ外套

うだつの上がらない貧乏役人のおじさんが一念発起して外套を新しく買うのだけど、可哀想な目にあう。っていう胸糞の悪い類の話。どこかユーモラスなので面白がりつつも、「可哀想じゃんヒドイよ!」って思いながら読んだ。みじめな人間をみじめな人間視点で描ききるって案外すごいことだと思う。でもゴーゴリナンセンス小説ならもっとポップな「鼻」のほうが好きだし、大真面目な雰囲気ナンセンスをやっている感のある「死せる魂」も良い。死せる魂は未完だけど、なんだかんだ一つのエピソードちゃんと完結してるので、未完だからって敬遠しないで良いと思うよ。

ポー盗まれた手紙

タイトルとあらすじを知ってて、なので読んでいない。

エミリー・ブロンテ嵐が丘

主人公女性の半生記的なところがある物語なのだけど、主要登場人物であるキャサリン主人公)やヒースクリフ主観的感情があまり描写されない(まったくされない?)ので、なんかヒステリック意味不明言動キャサリンと内心が読み取れないヒースクリフが読者を置いてけぼりにしながらすごく力強くて迫力があって得体のしれない物語を作っていく話だったと思う。主観的情報がないからこそ感じられるキャラクターたちの感情の力強さってなんかあるよね。

メルヴィル白鯨

クジラに関する雑学(どう考えてもガセのものがある)がしょっちゅうはいってくるクジラ漁船物語体感で全体の3割)。エイハブ船長とクイークエグのキャラクターの良さを傍観者主人公視点で楽しむ感じだった気がする。ラストシーン映像的な迫力は「ファウスト」のラストシーンの迫力にも匹敵するものがあると思う。文章映像的迫力ってなんよ?って自分も思うけど、なんかそういうのはあるんだ。多分。

フローベールボヴァリー夫人

間違えなく読んでるし、面白かったと思った記憶もあるけど内容が思い出せないやつその2。多分、貴族恋愛ものってジャンルはいろんな作品があるので、自分の中でごっちゃになってるところがあるんだと思う。あらすじを読むとなんとなく思い出すのだけど...

キャロル不思議の国のアリス

ディズニー映画って、ノートルダムの鐘とかを筆頭にとんでもなく改変されてるもんだけど、不思議の国のアリスについては、その「不思議の国」感は素敵に映像化されてると思う。一方で、原作の「ひねくれイギリス人が伝わるかどうかは無視してそのアイロニー子供にぶつけてる感」はなくなってるので、そういうひねくれたおっさんのノリのために読んでみても良いと思う。

ドストエフスキー悪霊

ドストエフスキーノイローゼ死語患者独白を描かせると人類史最強だと思っているのだけど、この作品でも割とそういうところがある。ノイローゼ感のヤバさだけなら地下室の手記とか白夜でも良い。でも個人的には「罪と罰」の主人公の単純なノイローゼ患者ではないせめぎあい感が一番好き。

チェーホフ桜の園

由緒ある一家が没落していくんだけど、正常化バイアスなのかなんなのかどこか他人事で、お母さんなんて特に事が進む毎に悲しんではいるんだけど、一切その精神性が変わらなくて(成長しなくて)、「多分この人死ぬまでこうなんだろうな...」感があってすごい。ラストにお年寄り使用人に対する家族全員に関するシーンがあるのだけど、それがすごい印象的で、チェーホフの他の作品戯曲を抑えてこれが良く代表作として出てくるのはこのシーンのせいだな、って個人的には思ってる。自分チェーホフ戯曲より小説のほうが好き。

チェスタトンブラウン神父童心

タイトルすら知らないやつ、その3。作者名も知らない。

プルースト失われた時を求めて

5冊だか6冊だかにのうちの一冊目だけ読んで続きを読んでなかった。忘れてたわ。

カフカ審判

読んだけどあんまり好きになれなかった記憶がある。カフカ基本的キャラクターに人間味がないのが面白いところなのだと思っているんだけど、「変身」とかの短編ならともかく、「城」とかこれくらいの分量になると、人間味のないお話自分には楽しめないのだな、と思った。

魯迅『阿Q正伝』

読んでないけど、なぜかあらすじは知ってる。

ジョイスユリシーズ

読んでない。「ダブリン市民」があまり楽しめなかったという記憶があって手を出していない。ダブリン市民はどんな話だったか覚えてない。

トーマス・マン魔の山

結核患者の療養施設であるところのサナトリウム生活するおっさんの話。ワナビー小説家だか学者だか(主人公ではない)のエピソードや、立派な紳士とその子供の印象的な挿話があったかと思うと主人公と別の患者哲学かなにかの論争がてんやわんやあったり、女性患者との恋愛未満関係の話があったりと色々な要素がある。ただ、どの部分でも人物精神性についてバリエーション豊かで不思議リアリティのあるキャラクターが独特な言動をするので楽しめた。でも、突然こっくりさんをはじめたときは「作者どうした?」って思ったよ。なんなら今でも思ってるよ。

ザミャーミン『われら』

タイトルすら知らないやつその4にして作者名も知らないやつその2。

ムージル特性のない男』

タイトルすら知らないやつその5にして作者名も知らないやつその3。自分1900年あたりを境に新しい作品に苦手意識があってあんまり読んでないんだなって実感する。

セリーヌ『夜の果ての旅』

このへんはすごい現代的なんだけど結構好き。現代的というのは勝手自分定義なのだけど、この辺の世代になるとやっぱり文章が少なからず技巧的になって、観念的な表現とか比喩とかが増えてくるので、「うるせぇ、自分感情もっとわかりやす説明しろ!」って要求をしたくなるのだった。でもこの話は割とそれでもなんだかんだ心理がわかるので楽しめた。

フォークナーアブサロム、アブサロム!

このお話はすごい好き。南北戦争前の南部黒人バリバリ奴隷として使われてる時代地域)のある町にトマス・サトペンというヤバげなおっさんがやってきて領地開拓し、南北戦争を挟みつつ色々する話なのだけど、時系列出来事を追っかけずに何人かの周囲の人達の回想などでだんだんとそのおっさん人生全体像を見せてくる構造になっていて、ただのヤバげなチンピラおっさんだったサトペンが、相応の過去と野望をもったクソチンピラになっていく(自分の中で)のがすごい迫力満点で面白かった。この作者の有名どころの読みにくさは、「響きと怒り」>「アブロサム、アブロサム!」>「八月の光」なので、この逆順に読むのがおすすめ短編から読むのも良いけど、「ウォッシュ」だけは「アブロサム、アブロサム!」のネタバレから後に回すのがおすすめ

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』

タイトルすら知らないやつその6にして作者名も知らないやつその4

サルトル嘔吐

そこまで好きにはなれなかった。説教臭さとも違うなんか面倒臭い思想みたいなものが全体に漂ってる感じで、個人的にはそれが鼻に付いたんだろうなぁって思う。

ジュネ『泥棒日記

読もうと思ってたけど読んでなかったのを思い出した。読もう。

ベケットゴドーを待ちながら

なんか意味がありそうで(少なくとも自分が考える限りは)何も意味がないという、意味ありげさで成り立っている戯曲。ただ、それぞれのシーンが映像としてかなり印象的なので、その力でのめり込みながら読んた。で、読んだあと思い返すんだけど、結局何がなんだったのかイマイチからないのだった。偉そうなご主人様とその奴隷のシーンとかあったけど、結局なんだったんだあいつら。

ロブ=グリエ嫉妬

タイトルすら知らないやつその7にして作者名も知らないやつその5

デュラス『モデラートカンタービレ

読んだはずだけどちょっと印象が薄い。同じ作者の「愛人」がそうだったと思うのだけど、登場人物の心情描写が変に淡々としていて、でも行動はどこか直情的で不思議だなぁと思いながら読んだ気がする。その不思議さを楽しむのかな。なんか村上春樹小説登場人物の行動を感情的にしたような感じ。

レム『ソラリスの陽のもとに』

タイトルすら知らないやつその8にして作者名も知らないやつその6。自然科学研究者なのにSF全然読まないのだった。でも、SFに興味のない研究者って外部の人が思うよりは多いと思うよ。そもそも本を読まない人をおいておいたとしても。

ガルシア=マルケス百年の孤独

ラテンアメリカ文学って魔術的リアリズムとかなんとかって、「なんかありそうにない魔術的なシーンだけど、不思議リアリティがある」みたいな評価がされてるらしいのだけど、それってヨーロッパ人感性日本人ヨーロッパ文学も大概魔術的なものとして受容してるところあるよなって思う。ただ、それはともかくとして、この作者の作品ではその言葉がしっくりくるとは思う。同じ作者の「族長の秋」とか短編の「エレンディラ」とかは割とお話全体のストーリー意味と(場合によっては)ある種の寓意を持っているのだけど、この作品だけは全体の流れとかはあまり意味ないんじゃないか個人的に思う(何度も読めばなにか見えるのかもだけど...)。それぞれのシーンをただただ楽しんでいたら、読む前に覚悟した長さの4分の1くらいの体感長さで読みきっていた。

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

タイトルすら知らないやつその9にして作者名も知らないやつその7。なんかすごそうなあらすじだね。

残り全部

詩はたしなまいから知らない。ツエランはなんか親が読んでて好きだと言ってた気がする。ブレイクって多分宗教画を描く人でもあると思うんだけど、この人の絵はどっかで見てすごいなぁって思った気がする。

終わり

ちなみに、「哲学思想」のパートと「日本文学」のパートは両方合わせても5~6作品しか読んでなかった。多分後30年経ってもさほど増えないだろうなと思う。

必読書コピペマジレスしてみる・海外文学編(1)

方針

ホメロスオデュッセイア

イリアス」は捕虜奴隷女の配分をめぐった交渉がこじれた結果、勇者が拗ねて戦場に出ず、味方がどんどん死ぬところからスタートするので、昨今の倫理観から問題があり、神話初心者にはこっちをお勧めしたい。「オデュッセイア」も家で待っている妻を忘れてよその女のところで数年過ごすが、まあ魔法をかけられていたということでこっちのほうがマシだ。舞台もあちこち移動するから飽きないし。

ユニークなのは劇中劇的にオデュッセウス時間をさかのぼって事件の進展を語る箇所があることで、ホメロス時代にはすでに出来事が起きた通りに語る手法が飽きられ始めていたのかな、と想像できる。

実は「ラーマーヤナとある共通点があるが読んでみてのお楽しみ。

旧約聖書創世記

聖書はなんせ二千年前以上の宗教書から原典に当たる前に基本的出来事の流れと時代背景や当時の常識理解していないと読解が難しい。当時のユダヤ民族偏見も混じっているし。加えて、ところどころ立法全書的に当時の習慣や禁忌を延々述べる箇所があり、通読はさすがにできてない。新約聖書だけは何とか意地で読破した。

ところで、どうして「創世記」だけを取り上げたのだろう。たとえば物語として盛り上がるのは「十戒」の「出エジプト記」だ。「ハムナプトラ」とかでエジプトが悪役になるのは大体これのせい。いきなりこれにチャレンジするのなら、手塚治虫聖書物語のほうがいいかもしれない。

ソポクレスオイディプス王

犯人探しが不幸を呼ぶことからミス的な要素もあるし、ギリシア神話の「不幸な運命を避けるために必死になって行動した結果、結局その運命を呼び寄せてしまう」というアイロニーが大好きな自分としては、その典型例なので好物だ(予言鵜呑みにした結果ドツボにはまる「マクベス」も好き)。

これが面白かったら、アイスキュロスの「オレステイア三部作」もおすすめしたい。何世代にもわたる恨みの念が恵みの女神として祀られることで鎮められるというモチーフは、異国のものとは思えない。

唐詩選』

一般教養唐詩の授業を取ったので岩波文庫でぱらぱらとめくった覚えがある。なにぶん昔のことなので記憶曖昧なのだが、はっきり覚えているのが王梵志の「我昔未生時」で、天帝に生まれる前の時代の安らぎを返してくれるように願う詩だ。当時は反出生主義が哲学思想界隈でここまでホットトピックになるとは予想してはいなかった。

他にいいな、と思ったのは杜甫厭戦歌「兵車行」。

ハイヤーム『ルバイヤート

酔っ払いの詩。酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞーという内容。著者は文学者であっただけでなく天文学者数学者としても知られるが(三次方程式を解いた実績がある)、ここで展開されている詩はひたすら現世の美しさとはかなさをうたったもので、酔っ払いは世の東西を問わず、というところか。イスラム世界の厳格なイメージをひっくり返してくれるので面白い。ガラン版のアラビアンナイト高野秀行の「イスラム飲酒紀行」とあわせてどうぞ。

ダンテ神曲

フィレンツェ追放されたダンテが苦しみの中生み出したキリスト教最高峰文学のはずだけれど、とにかく気に食わない政敵地獄でめちゃくちゃな責め苦に合わせているところを面白がる下世話な楽しみ方ができる。地獄にいる人物聖書ギリシア神話歴史上の人物も多く、ヨーロッパ歴史文学をざっくり知っているとダンテがどれだけやりたい放題やったかがわかるので愉快。

ただし、地獄編の続きの煉獄編・天国編はキリスト教哲学をかじっていないと結構しんどく、しか風景が山あり谷ありの地獄と比べてひたすら恵みの光が明るくなっていくだけなので、絵的に面白いのは地獄のほうだ。

ついでに、ヒロインがかつて片思いをしていたベアトリーチェという女性なので、ベアトリーチェの美しさを歌う箇所も下世話な目線で楽しめる。妻帯者の癖に未練たらたら。

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

未読。後述のラテンアメリカ文学とかジョイスとかは読んだんだが、そこに出てくる過剰なものや糞尿譚も結構楽しんだので、いつかは読みたいと思っている。

シェイクスピアハムレット

四大悲劇と「ロミオとジュリエット」はざっくりと読んでおくと、いまにも受け継がれているネタ結構あることがわかって楽しいし、意外と下ネタオンパレードなので当時のイギリス人に親しみを持つことができる。ついでに上記のうち二作は黒澤明映画元ネタでもある。

興味深いのは、劇中劇というかメタフィクション必然性を持って登場することだ(父を殺した叔父の目の前で、その殺人の場面そっくりの劇を演じて動揺させるシーン)。すごく先進的だ。かっこいいぞシェイクスピア

セルバンテスドン・キホーテ

基本的には正気を失ったおじさんが繰り広げるドタバタ劇で、下巻では著名になったドン・キホーテからかう公爵夫妻までも出てくる。これだけだと精神を病んだ人をおちょくる悪趣味書物だとしか思えないのだが(というか最初時代遅れの騎士道精神批判するために書かれた)、昨今はドン・キホーテに同情的な解釈が主流。最近テリー・ギリアム映画化した。

スウィフトガリヴァー旅行記

自分が道を踏み外した元凶。誰だこんな子供人間嫌いにする本を児童書の棚に並べたのは。クレヨンしんちゃん夕方アニメにするレベルの蛮勇だ。四部作だが、最後の馬の国では人間という存在醜悪さをこれでもかと暴き立てており、おかげさまですっかり自分人間嫌いで偏屈な人になってしまった。作者の女嫌いの影響を受けなくて本当に良かった。

とはいえ、当時のアイルランド支配はこれほどまでの告発の書を書かせるほどひどかった、ということは知っておきたい。

スターントリストラム・シャンディ』

夏目漱石吾輩は猫である」に出てくる。基本的にはふざけた話であり、著者が自分誕生から一生を語り起こそうとするがなかなか著者自身誕生せず、しか物語の進捗が遅いせいで半年ごとに本を出す約束なのにこのままでは永遠に現在自分に追いつかない、みたいな語りで笑わせてくる。挙句の果てに著者が途中でフランス旅行に出かけてしまう。英文学というジャンルがまだ黎明期なのに、こんな愉快なのが出てくる懐の深さよ。

だが、これだけふざけているのに、登場人物の一人がうっとうしい蝿を「この世の中にはおれとおまえと両方を入れる余地はあるはずだ」といって逃がしてやるシーンはいい。

サド悪徳の栄え

未読。「毛皮を着たヴィーナス」と「眼球譚」は読んだんだが。バタイユどんだけおしっこフェチなんだよ。自分もお尻とかブルマーとか競泳水着が好きだから笑わないけどさ。

ゲーテファウスト

個人的にはとても好き。人生できっと何かを成し遂げられるはずという万能感ある思春期に読みたい。主人公行為は決して褒められたものではない。様々な悪事を働き、幼い少女妊娠させたうえ捨ててしまう。このシーンのせいで、もしかしたら二十一世紀には読み継がれない古典になってしまうかもしれない。しかし、主人公最後にたどり着いた境地の尊さの価値は失われることはないと信じている。現世で最も美しい瞬間とは何か、あらゆる物質的な快楽を手に入れた主人公が見つけた答えを読んでほしい。後半はギリシア神話を知らないとつらいかもしれないが、そのためにギリシア神話入門を読む値打ちはある。

スタンダールパルムの僧院

未読。同著者の「赤と黒」は貧乏青年がひたすらのしあがろうとする話で、あまりピンとこなかったのだが、文学サークルの友人から最近来たメールに「訳者を変えて再読したら面白かった」と書いてあった。

ゴーゴリ外套

さえないかわいそうなおじさんが好きなので好き。ロシア文学というものは、名前がややこしいうえに同じ人物が様々に呼ばれるので敬遠されがちなのだが(イワンが何の説明もなくワーニャと呼ばれるなど)、登場人物メモしたり、ロシア人名の愛称の一覧を頼りにしたりして飛び込んでほしい。このハードルさえ超えれば最高の読書体験が待っていることは保証する。ロシア文学はいいぞ。

ポー盗まれた手紙

ポーは大好きなんだけどどうしてこれを代表作に選んだのかはよくわからない。個人的には王道の「黒猫」とか「アッシャー家の崩壊」とかを最初に読むのがいいと思う。中学生の頃、狂気や暗鬱さにどっぷり浸っていた頃に読んだのだが楽しかったし、作中の詩が今でも世界で一番好きな詩のひとつだ。ちなみに、東京創元社ポー全集には、ポーユーモア作品もいくつか収録されており、意外な顔を知ることができる。もっとも、今読んで面白ジョークかどうかまでは保証しないが、こじらせ文学少年文学少女としては必読か。

エミリー・ブロンテ嵐が丘

最高の昼ドラにして非モテ文学。俺は愛されずに育った、俺は永遠にからも愛されない、だから他人幸福破壊してもいい、的な気分に一度もでもなった人は何としても読んでほしい。

メルヴィル白鯨

スターバックスコーヒー元ネタ

映画マチルダ」の中で児童書に飽きた天才少女がこれを読もうとする場面があるんだけど、これ小学生が読む本じゃないだろ。単純に難しいのではなく、とにかく話が脱線しまくる。まともにストーリーが進まずに、著者自身クジラに関するうんちくが延々と続く箇所もある。雑学隙の自分は楽しく読んだが。

敵のクジラを殺してやろうとするエイハブ船長狂気についていけるかどうか。

フローベールボヴァリー夫人

自分人妻萌え発症した元凶の一つであり、世界文学初のカーセックスシーンがあることでも知られている(自動車ではなく馬車でだが)。ストーリーは夢見がちな女性が夫に幻滅して若い男やチャラ男浮気し、サラ金から借金を重ねて自殺するという「闇金ウシジマくん」的なノリ。妻の浮気を知ったさえないボヴァリー氏の哀れな反応は必見。自分が寝とられ文学が好きになってしまった元凶の一つ。

続きますanond:20210212080411

2021-02-10

本好きなら高校生までに読破しておきたい古典100

哲学思想

プラトン饗宴

アリストテレス詩学

アウグスティヌス告白

レオナルド・ダ・ヴィンチレオナルド・ダ・ヴィンチの手記』

マキァベッリ『君主論

モア『ユートピア

デカルト方法序説

ホッブズリヴァイアサン

パスカルパンセ

スピノザエチカ

ルソー社会契約論』

カント純粋理性批判

ヘーゲル精神現象学

キルケゴール死に至る病

マルクス資本論

ニーチェ道徳の系譜

ウェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

ソシュール一般言語学講義

ヴァレリー精神危機

フロイト快感原則彼岸

シュミット政治神学

ブルトンシュルレアリスム宣言

ハイデッガー存在と時間

ガンジーガンジー自伝

ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品

ポランニー『大転換 市場社会形成崩壊

アドルノホルクハイマー啓蒙の弁証法

アレント全体主義の起源

ウィトゲンシュタイン哲学探求』

レヴィ=ストロース野生の思考

マクルーハングーテンベルグ銀河系

フーコー言葉と物』

デリダ『グラマトロジーについて』

ドゥルーズガタリアンチオイディプス

ラカン精神分析の四つの基本概念

ウォーラーステイン近代世界システム

ケージジョン・ケージ

サイードオリエンタリズム

ベイトソン精神自然

アンダーソン『想像の共同体

本居宣長『玉勝間

上田秋成『胆大小心録』

内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』

岡倉天心東洋理想

西田幾多郎西田幾多郎哲学論集Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』

九鬼周造『「いき」の構造

和辻哲郎風土

柳田國男『木綿以前の事』

時枝誠記国語学原論

宇野弘蔵経済学方法論』

海外文学

ホメロスオデュッセイア

旧約聖書創世記

ソポクレスオイディプス王』

唐詩選』

ハイヤーム『ルバイヤート

ダンテ神曲

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

シェイクスピアハムレット

セルバンテスドン・キホーテ

スウィフトガリヴァー旅行記

スターントリストラム・シャンディ』

サド悪徳の栄え

ゲーテファウスト

スタンダールパルムの僧院

ゴーゴリ外套

ポー盗まれた手紙

エミリー・ブロンテ嵐が丘

メルヴィル白鯨

フローベールボヴァリー夫人

キャロル不思議の国のアリス

ドストエフスキー悪霊

チェーホフ桜の園

チェスタトンブラウン神父童心

プルースト失われた時を求めて

カフカ審判

魯迅『阿Q正伝』

ジョイスユリシーズ

トーマス・マン魔の山

ザミャーミン『われら』

ムージル特性のない男』

セリーヌ『夜の果ての旅』

フォークナーアブサロム、アブサロム!

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』平

サルトル嘔吐

ジュネ『泥棒日記

ベケットゴドーを待ちながら

ロブ=グリエ嫉妬

デュラス『モデラートカンタービレ

レム『ソラリスの陽のもとに』

ガルシア=マルケス百年の孤独

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

ブレイクブレイク詩集

ベルダーリンヘルダーリン詩集

ボードレール悪の華

ランボーランボー詩集

エリオット荒地

マヤコフスキーマヤコフスキー詩集

ツェランツェラン詩集

バフチンドストエフスキー詩学

ブランショ文学空間

日本文学

二葉亭四迷浮雲

森鴎外舞姫

樋口一葉にごりえ

泉鏡花高野聖

国木田独歩武蔵野

夏目漱石我輩は猫である

島崎藤村破戒

田山花袋蒲団

徳田秋声あらくれ

有島武郎或る女

志賀直哉小僧の神様

内田百閒『冥途・旅順入城式』

宮澤賢治銀河鉄道の夜

江戸川乱歩押絵と旅する男

横光利一機械

谷崎潤一郎春琴抄

夢野久作ドグラ・マグラ

中野重治村の家

川端康成雪国

折口信夫死者の書

太宰治斜陽

大岡昇平『俘虜記』

埴谷雄高死霊

三島由紀夫仮面の告白

武田泰淳ひかりごけ

深沢七郎楢山節考

安部公房砂の女

野坂昭如エロ事師たち

島尾敏雄死の棘

大西巨人神聖喜劇

大江健三郎万延元年のフットボール

古井由吉円陣を組む女たち』

後藤明生挟み撃ち

円地文子食卓のない家』

中上健次枯木灘

斎藤茂吉『赤光』

萩原朔太郎『月に吠える』

田村隆一田村隆一詩集

吉岡実吉岡実詩集

坪内逍遥小説神髄

北村透谷人生に相渉るとは何の謂ぞ』

福沢諭吉福翁自伝

正岡子規歌よみに与ふる書

石川啄木時代閉塞の現状』

小林秀雄『様々なる意匠

保田與重郎日本の橋』

坂口安吾堕落論

花田清輝復興期の精神

吉本隆明転向論』

江藤淳成熟喪失

2021-02-07

今日もお掃除頑張ります

ピロッピポー

プープープー

ブオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ

2021-02-05

ルンバです、初めて増田書き込みます

ピロッピポープープープー

ぶおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

2021-01-24

anond:20210124054957

毒親育ち、生活力あるのに倫理観の一部ポーンと抜けてたりするじゃん 人間みんな一緒よ

あれもちょっとした欠点とかじゃなくて生きてけないレベルでしょ

普通の人も普通の家庭もなかなかいないし、自分パラメータ振りを楽しむしかないよ

2021-01-23

anond:20210123025818

まず学校を閉鎖するべき。学校が通常通りなんだからジュニアスポーツが活動をやめるわけがない。ボランティアで回してるところも多いんだからやめればいいはずだけど、わざわざ活動中止するような責任かぶるようなことはしない。大人は誰も責任は取らない。

2021-01-12

anond:20210112233018

ポンチー

チンポー

馬鹿みたいか?違うだろ?大事なことだ

寒さも早く春になれ増田まれ何ル履くやはも寒さ(回文

私の雪国に対しての類義語雪国まいたけしかない昨今いかがおすごしかしら?

おはようございます

雪が降ったり寒くなったりすると

雪国まいたけって言いがちなんだけど、

ここでマイケルジャクソンさんばりにポーとか言わないところがまだ理性があるところだわ。

本当に寒くって、

お友だちの家に行ったら頼みの綱のボイラーがまさかの凍結っっ!

って思わず小さい「つ」の大渋滞が起きそうなほどで、

ああ言うのって凍結した管に熱湯かけたりしたら、

爆発するらしいので、

自然解凍に任せていたら自然解凍されていて、

翌日には凍ったのがディナーの前の謎と共にとけたんだけど、

なんでも10年に一度の未曾有湯のお味噌汁味ってなわけなのよ。

まあ珍しいときに珍しい体験をしたなぁーって。

途中そのお友だちの家に行くときに、

雪でバスも全滅だったので、

そこはネットで調べたら一目も瞭然なんだけど、

情報インフラのないお年寄りの方が、

情報を持たずにずっとバス停に立って待っていたのを見ると

あの日本昔話であるじゃん、

雪で可愛そうだから

売りに言った傘をお地蔵さんかぶせて上げる話し。

ここまで来て思い出せないあの日本昔話を地で行くように、

バス停でただ立ち尽くしているバス待ち村人に、

私は情報バイアスなんて言わないで確実に確実にバス運休情報をゲットしている持っている情報の強みを活かして、

待ってる人が気の毒だったので教えてあげたの。

そのあとそのまんが日本昔話ばりの恩返しはなかったんだけど、

バス待ち村人は寒いバス諦めてくれたのかな?って

それだけが気がかりよ。

寒い中突っ立ってるのって辛いじゃない!

から私も雪国対策で、

これが一番雪に対抗できる運動靴かも!と思ってハイテクシューズを履いてくんだけど、

まあ足もと慣れない歩きだけど、

なんとか本来バスで行くはずの道のりを歩ききったわ。

雪中訓練みたいなかんじで

重たいリュックを背負って行く感じがベッソンよ。

辛かったけど、

到着したら一入。

かいお汁粉が迎えてくれたの!

疲れているから一塩つまんで入れて、

甘いのアンド塩辛いのを同時に舌にのせて遊んでいたわ。

味わいそのものダイレクトに舌に伝わるお汁粉の味だピュアよ。

目を閉じればノー雪国まいたけノーお汁粉

タワーレコードばりに自信をもって温まれわ!

こんなことは滅多中の滅多にはないだろうけど、

楽しい思い出の1ページ的なページとして

記録に残る積雪より記憶に残る積雪としてのオリンピックイアーを今年はどうしても開催したいところ!

また夏どうなるか分からないけど、

雪中切に思ってやまない、

この思い届きますよに!って

帰りの新幹線で思ったわ。

帰りの新幹線も雪で徐行遅れが発生!なんて言ってたけど

ヨーロッパ鉄道と比べたらなんてこと無いわよね。

ヨーロッパ鉄道なのだ遅れてるのしょっちゅうだし

500kmの道のりを2時間ちょっとで本当は着くTGV的なものでも

まあ時速100キロで走れば5時間で到着するからいいじゃん!って心の持ちようなのよ。

のんびりしてるわーって思いながら、

それを日本のとに比べたら、

5分遅れただけでも申し訳ございませんって、

ホテルドラマ高嶋政伸さんばりの謝りはいらないし大袈裟だと思わない?

ちょっとやりすぎだと思うわ。

ってそのドラマは観たことはないんだけど、

おかげで遅れると言っても

早くに到着しちゃうからルービーを開けるどころか、

漫画1冊だって読み切れない秒で到着なんだから

時間お金で買うか、

お金時間で買うか、

本当に迷うところよね。

この昨今車内は行きも帰りも人1両に対して私含め4~45人ってところだったから、

車内販売の人の上がりも歩合制なら本当に気の毒よね。

私が一杯水飲んだところで

ペットボトル3本としても、

その車内販売の売り子さんの歩合のさ上がりがさ20円ぐらい上がるだけじゃない。

本当に世知辛い世の中なのかどうだか分からないけど、

少しでも売上に貢献できたらと思って、

お水4.4ガロンサンドイッチ1人前を頼んだわ。

少しは貢献しているはずよ。

うふふ。


今日朝ご飯

正月休み流通はどうなってるのと心配なぐらい、

ミックスサンドしか置いてなくてというか作ってなくって

選択肢ミックスサンドしかないのも仕方なく、

ミックスサンドイッチにしたところよ。

苦手なツナから食べるわ。

苦手じゃないけどあえて言うならってことよ。

デトックスウォーター

寒いのでホッツ白湯ウォーラーインほうじ茶ヒーパックを浸けておけば、

ホッツほうじ茶ウォーラーにはなるでしょう。

本当に寒いわ。

乾燥してるから水分もしっかり摂ってね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2020-12-31

抜き納めはどのサイトにするべか

ポーハブは爆撃されちまったしよ。

どうすっぺ。

2020-12-28

🚨 サイレンが聞き分けられない

ピーポーピーポー(パァーポーパァーポー)」は 🚑 救急車でしょ? 

じゃあ 🚒 消防車は? 

じゃあ 🚓 パトカーは? 

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん