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はてなキーワード: 秘密の花園とは

2021-10-06

anond:20211004231932

そういう自分なりの発見に手垢を指摘するような気がして気が引けるけれども「秘密の花園」とか「失楽園」とか本歌取りしてるんちゃうかなぁ

2021-07-14

齢29にして初めてソープランドというものを利用した

失敗談である。緊張で勃たなかったとかそういうのではないが個人心情的には失敗談である

ひょんなことから突然1日暇ができ、何をするか悩んでたところに友人に誘われた。

人生彼女というものは出来たことはある。がしかし、恥ずかしながらいろんなことが重なり性行為まで及んだことがない。

これまで風俗体験というものはほぼ無いに等しい。一度おっぱぶに強制的連行されたくらいか

連行されたときは、この行為をするために〇円・・・おいしいものを食べたほうが良いじゃん・・・などと思ったものだ。

そんな考えをしているからなのか上記に書いた通り彼女はいたが女性との性的経験は皆無。

これまで何度か風俗店を利用しようと考えたこともあったが、シコればその気持ちも薄まるので一時の気の迷いと思っていたものだ。

さて、行くことが決まり当日緊張で勃たないなんてことはあってはいけないと思い善は急げとコンビニへ駆け込み精力剤を購入。前日に飲み錠剤の精力剤を飲み、当日はドリンク系の精力剤を飲む。

驚くことにこれが大変効果があった。プラシーボ可能性もあるが私にはこれで十分効果があったのだ。

ソープランドに到着するとまずは女の子を選べとのこと。パネルマジックという言葉は聞いたことがあったので顔では決めずスタイルで決めることにした。

私は小柄な女性が好きなので小柄な女性を選んだ。

さて、次は時間を選べとのことだ。といっても何もかもが初めて尽くし。時間などわからずとりあえず1時間でいいかと60分を選ぶ。本当に60分で良かったのか。果たして60分で満足できるのだろうか。そんなことが頭を駆け巡りながら待合室で流れていたメジャーオールスター大谷翔平ピッチングを見ながらこんなことを検索してしまった。

ソープ 初めて 時間

初心者は緊張しすぎてイケない可能性があるので長めにしておいた方が良いという情報を見つけてしまった。そこで席を立ちあがり受付の人に時間を延ばせるかどうかを確認した。どうやら問題ないようだ。

これで失敗しないで済む。私はそんなことを思いながらウキウキで待合室に戻った。しかしこの選択は失敗だったのだ。いや、別の視点でいえば成功だったのかもしれないがここはソープランド。お風呂に入っていたら女性と恋に落ちSEXをしてしま場所なのだ。そういった意味では失敗だっただろう。この時はそんなことなど知る由もなかった・・・

さて、受付番号が呼ばれエレベーターに乗る。

エレベーターを出るとそこに女の子がいた。なんと驚くかな、我々は恋に落ちてしまったのだ。まずは体を清めるためにお風呂がある部屋に案内される。ちなみに余談だが顔はパネルとは程遠い。とはいってもかわいくないといえばウソになる。が、顔で選んでいたら間違いなくがっかりしていただろう。

軽く雑談をしシャワーを浴びながら体の隅々を洗われる。何とも新しい感覚だ。この時私は緊張していたので気の利いたことが何も言えず童貞らしさを最大限に発揮し肌がきれいですねなどと言葉を発してしまった。しかし嬢はまんざらでもないようだ。いや、今考えると演技だったのかもしれない。しか童貞である私はそれに満足してしまっていた。

隅々まできれいになった後は浴槽に入り雑談。おしりに息子があたり気持ちが良い。というか女性の体はとても柔らかい。本当に同じ生き物なのだろうか。

後になって知ったが、本来ならここで潜望鏡というプレイがあるらしいがそんなことを知っているわけもなく浴槽を出ることになった。お願いしたらよかった。

浴槽から出て体を拭くとマットプレイをするかベッドプレイをするかを問われる。マットプレイも興味があったが今日SEXだ。迷わずベッドプレイ選択。嬢のスイッチが入った。

突然ドエロオーラを出しながら抱き着いてきたのである。そして放たれた神の一言乳首舐めて」であるいかん、これは童貞には刺激が強すぎる。と思ったのもつかの間。気が付いたら私は胸をなめていた。不思議ものだ。人は生まれながらにして母の乳房なめるほとんどの人はそのことを覚えていないだろう。しかしこの時ばかりは乳には抗えないという事を思い出した。人は皆乳房に惹かれてしまうのである

ある程度エロい雰囲気にも慣れてきたところでそろそろベッドに横になりましょうという案内が。この時の残り時間は30分ほどである。えっもうそんなに時間たったの!?と驚いた。(後になって聞いたが実はもう+10分あったらしい)

ベッドに横になり嬢が上に載ってきたところで脳裏にあることが浮かぶシックスナインやってみたさあるな・・・人生で1回くらいは経験ときたいな・・・30分あるしちょっと聞いてみるか・・・

シックスナインやってみたいんですけど と提案すると若干引かれたような気もするが快く受け入れてくれた。

これが失敗だった。女性経験があまりにもなさ過ぎる私には刺激的すぎたのだ。

上に覆いかぶさるように。すると目の前に女性秘密の花園が広がる。すごい眺めだ。なるほど、世の中のヤリチンたちはこの眺めを何度も体験しているわけか。などと思っていると私の息子から謎の快感が襲ってくる。

そう、フェラチオされているのである。未曽有の快感気持ちの悪い声を出してしまったが、嬢がこんなに頑張ってくれているのだ、こちからもと思い私はクンニリグスを決行する。

想像していたより柔らかい、味も無味。若干ヌルっと指定がこれは果たしてローションなのか愛液なのか。童貞の私には見当もつかない。というか女性経験もないのになぜ今まで想像していたのか不思議だ。しかしそんな虚像とも今日でおさらば。これから実像想像できてしまうのである。男の階段を一つ上ってしまった。そんなことを思うことおよそ3分。突然息子が爆発寸前に。膣内を経験していないのも関わらずである

まずい!出てしまう!ああああ!ビュルルル

なんと情けない事か。膣内を経験する前に出してしまったのだ。嗚呼・・・人生とはなんと無常なのか・・・これが女性経験のない男の末路なのか・・・

その後10分経てど20分経てど私の息子は満足してしまたかのように静寂を保っていた。

何故60分から時間を延ばしたのだろうか。時間を延ばしていなければシックスナインなんて提案しなかったのに。

何故出してしまったのだろうか。射精感覚が迫ってきていることはわかっているはずなのになぜそのことを伝えなかったのか。

何故再度勃足せることができなかったのだろうか。もう少し積極的に誘っても良かったのではないだろうか・

そんな後悔の念が頭の中をぐるぐる回っている。

もう・・・ソープランドには・・・いかない・・・そんな29の夏なのであった。

もし仮に次行くなら大阪兵庫のなんとか新地とやらに行ってみることにしよう。そこならば失敗しないだろう。何をもって成功なのか自分の中ではわからないがおそらく性交を以って成功なのだろう。

2021-03-07

ポーの一族年表

17445メリーベルと銀のばら
18151すきとおった銀の髪
18207エヴァンズの遺書
18652ポーの村
18794ポーの一族
8ペニーレイン
9リデル・森の中
188818秘密の花園
18993グランスミス日記
12はるかな国の花や小鳥
14一週間
11ピカデリー7時
193413ホームズ帽子
194416春の夢
195917-2ユニコーン-ホフマンの舟唄(バルカロール)
19596小鳥の巣
196317-4ユニコーン-カタコンベ
196610ランプトンは語る
197517-3ユニコーン-バリーツイストが逃げた
197615エディス
201617-1ユニコーン-わたしに触れるな

2020-11-09

[] #89-12わたし超能力者

≪ 前

スクールゾーンの脇道には

サンダーロードが広がっている

そこには秘密の花園もあって

甘酸っぱい果実がつきものなの

お子様には刺激的だけど

大人にとっては野暮ったい

カレーの中辛

ミルクなしのコーヒー

サンタクロースは何者?

着ぐるみの中身もそーよ

子供は知らなくていいもの

大人は知らないふりをする

だけど

その刺激が誰にとって

どれくらい良いもの

どれくらい悪いものかなんて

本当のところは誰も把握してない

それをモラルマナーだとか

共有できもしない前提で覆う

子供という当事者を抜きに

子供を礎にして整備するの

それが公道の内部設計

知るべきか知らないべきか

誰も判断できないから隠すのね

大人お得意の責任回避ってわけ

だけど魔法少女の正体は

大人すら知らないようだった

そりゃもー興味津々よ


から正体を突き止めようと

仲間たちと調査に乗り出したの

……あーそうね

仲間の話もしておこうかしら

ヒトは一人では生きていけない

超能力者だって同じことよ

仲間ってのは大事

友達ってだけじゃダメ

言っとくけど

惚れた腫れたって話じゃないわ

恋愛モノの見すぎよ

わたしも嫌いじゃないけど

なんなら好物だけど

今そーいう話をしてんじゃないの

価値観の違いはあっても

何かあれば助け合う

利害の一致だけじゃなく

行動と魂で繋がる関係

そーいうのが仲間なの

次 ≫

2020-07-16

anond:20200716001950

秘密の花園は覗いちゃいかんもんだね。信用を失ったんじゃないか

2020-05-28

anond:20200526215103

ブクマコメントと返信、ありがとう。 もともとこの疑問は「なんで日本人赤毛のアンがそんなに好きなんだ?」って疑問に答えようとしたときにふと浮かんだ疑問だったんだ。

実際古くさいとか言われようと、赤毛のアンってカナダ人ドン引きするくらい日本人に人気で、今はそうでもないんだろうけどいつもはこの時期プリンスエドワード島日本人観光客であふれかえるらしい。

あと、念の為に書いておくと、どっちの作品小学生くらいから読めるようやさしくした本は出ているけれど、別に子供向けじゃない。とはいえ子供でも読める」は三大に入れるには必須かなと思ってた。当然、近所の図書館に置いてあることも重要だと思う。

それにしても、ファンタジーが山盛りでお勧めされるのはちょっと意外だった。挙げた2冊、どっちもファンタジーじゃなかったから。ハリーポッターのおかげでイギリスボーディングスクール海外展開大成功したし、長くつ下のピッピだってやってることや起きていることそのものファンタジーじゃないかと思うくらいに突飛だったりするし、ファンタジー現実の境目は意外とわからないものだけど、今回はファンタジーは外したいなと思った。「不思議の国のアリス」「モモ」「ムーミン」「星の王子さま」「ハリーポッター」あたりは今回はごめんなさいだ。

そうすると残るのは「大草原の小さな家」「嵐が丘」「高慢と偏見」「あしながおじさん」「風と共に去りぬ」「秘密の花園」「小公女」あたりか(ほかにもいっぱい挙げてもらってる)。

そして、改めて題名を言われてみて初めて、随分昔に交際してた(と断言できるほど深い交際ではない)友達から嵐が丘」の現地報告絵葉書もらったこと、思い出した。自分にとって「ヒースクリフ」は性格の悪いアメリカンマンガ猫のことだったから、何書いてるのかさっぱりわからなかったんだ。そんないやなトラウマを思い出したので3つめは「嵐が丘」ということにしておきたい。

もちろんこれは自分の中で完結する話だし、最初の疑問への回答に「3大日本女性が好む海外文学」なんて書くつもりもないので、各自好きなように候補を入れ替えたりして3大を決めてほしい。もちろんそっちにはファンタジーが入っていても全然かまわない。

2019-06-11

anond:20190611191120

自然を愛し、広い田畑コミュ力なんて言葉も知らずに暮らしてた日本人先祖返りなんじゃない

秘密の花園みたいな自分庭園をつくってブログ写真アップしなよ

2019-05-26

今日腐女子はアライ気取り

ゲイからのお叱りがでたぞ

2018-10-05

トムは真夜中の庭で好き

秘密の花園好き

ジムボタン好き

モモ好き(映画灰色の男が怖いのでNG

ギリシャ神話絵本好き

小学校図書室好き

今でも子ども図書館に行ってしま

2018-08-02

anond:20180802121922

うおー詳しい増田だ!そうそう、ゾロリ以外にズッコケがあったはずなんだけど読んでないので思い出せなかった

自身に照らし合わせて思い出してみれば

小学校のころはルパンポプラ社のアレ)、海外SFノンフィクションを主に読んでた

祖父の家にあった辞書みたいな少年少女文学大全の青い鳥くるみ割り人形幻想的な描写

秘密の花園小公子ハッピーで優しい物語に感動したものだった

江戸川乱歩少年探偵団は何冊か読んだが全部犯人が二十面相なのでガッカリした

逆に大人向けな読み物じだわ。二十歳過ぎてから面白さが分かった

中二の時に図書室にあった美しい表紙絵に惹かれて

スニーカー文庫の某ギャグファンタジー小説を読んで大変にショックだった

面白くて楽しいというのを第一物語を書いていいんだ!みたいな…

そういや小-中学校のころにコバルト文庫少女小説読んでたくせにな

そっから高校中島らもの「人体模型の夜」を図書室で読んで

これも大変ショックを受けた

そっから筒井康隆山田風太郎大槻ケンヂ平山夢明と分かりやす路線まっしぐらじゃよフォフォフォ…

ミステリあんまり触れてないなそういや。個人的にあれは大人向けラノベじゃねーのって思ってるわ偏見だけど

レギュラーキャラがいるっていうミステリラノベ

2017-06-14

秘密の花園という話があった気がする。内容は知らないけれど。

あの場所は、私とあの人にとっての秘密の花園だ。時に二人で。時にそれぞれが。あの場所にいる。

行ってみると、だいたいいない。

だけど、私じゃない人が確かにここにいて、何かをした形跡を知る。

それはお互いにしかからない。すなわち、自分かあの人しか、ここに来ないからだ。

甘い秘密

2017-02-15

WindowsDisる

windows。そのライセンス認証の向こう側には日の巨人MSの用意した秘密の花園があるという。

MSへのお布施を納めればそのスイート世界ビジネスは円滑に進むという。

しかし、私はビジネスをしていないし、先立つものがない。

私は計算機が好きだ。

計算資源をかき集めてなにかをしたいと思っている。

ハードウェアはある、でもライセンスがない。

MSDN?で俺が公開したりギッハブに上げた大規模というよりマルチマシンアプリは誰が使ってくれるんだ?

MSDNに入ってる奴だけ相手にするのか?

マニュアルいいね

確かに正直だ。でも正直すぎるんだ。

俺が知りたいのはそこじゃない。ほらもっと簡単に〜って初心者相手すぎるのも困るんだよ。

ある一点においては感謝している。

Linuxの動くマシンをまともな互換性で安価提供される市場を構築、維持してくれている点だ。

まあ、それもChromeBookなんかが天下を取れば用がなくなるのかもしれないが

MSはそこまでお馬鹿ではないだろう。

とにかく、その秘密の花園職場では大手を振っている。

とにかく敷居が高い。入ってもよくわからない。なんだろう情報量MSガチ情報しかない。

知りたいことを知るためには、そのガチ世界を、スマートMS社員が書いた、これぐらい知ってるよね?

って感じの文章か、プロプラ独特の弊社の責任範囲はここまでですがなにか?の足切り情報ばかりだ。

で、さらMSの独特な世界観を表す用語理解しなくちゃいけない。

バグバンバン切られるイシューのようなOSS用語で語ってくれるフレンズもいない。

エラーコードいいね?でも、大雑把すぎて解決できない。

辛い。

管理が多少面倒でもやれることにMSの都合が絡まないOSSのほうが良いんだがなぁ。

2016-11-05

最近のTVアニメ円盤作画修正しすぎじゃないか

最近TVアニメ円盤DVD/BD)で作画修正しすぎだと思う。


作画修正するくらいなら最初からちゃんとしたの作れよ!」って主張がしたいんじゃない。

多少作画崩れてても、TVアニメなんだから仕方ない部分があるし、むしろそこがTVアニメの味なところだよねってことが言いたい。


たとえばはいふり円盤ものすごく作画修正してる。(はいふりダイマ)

艦橋内のテレグラフジャイロコンパス位置おかしかったから直す、とかは確かに分かる。

「設定としてそこにないとおかしい」って話だからね。


でも、人物作画をあそこまで執拗修正する必要があったかどうかは疑問なのだ

もちろん修正後の方がキャラクターデザインとしても正しく、バランスが取れたものになっている。

だが、4話のココちゃんの一人芝居シーンや7話でクロちゃん秘密の花園に塩水直撃して「ウヒィ!」ってなる場面は修正前の方が程よく崩れていて好きだった。


はいふりキャラクター商売を中心にビジネス展開を考えている作品だろうからキャラクター作画重要なのは分かるのだが・・・

なんかこう・・・整えすぎなのだ別にTVアニメなんだし多少崩れていても別にいいと思うのだ。

それに、作画修正しようがしまいが、買う奴は買うし、買わない奴は買わないと思うのだ。

そこにお金をかけるより、別のところに使ってほしい。

2015-09-08

[]秘密の穴園

以前呼んだデリヘル嬢がけっこう可愛くて、アナルをチェックしてみたらあったんだよな。

広げたら臭いし、ほじったら指にうんこ付くし。あんなに可愛いのに。

それで思ったんだ。アナル界の存在を。

多分、あの子にあったのは本物のアナルだろう。

でも、あの子のものじゃない。あれは男の汚いケツの穴を移植したに違いない。

可愛い女の子にはアナルはついていない。

可愛い女の子アナルは、まとめてアナル界という場所に保管されているのだ。

から可愛い女の子アナルアナル界にあって、ケツには付いてないんだ。

アナル界は我々の住む次元とはまったく別世界にある。

常に可愛い女の子たちのアナルで渦巻いている天国のような場所だ。

そこはもう穴だらけ。うんこはまとめて排泄される。

でも、そこにいけるのはアナル神に認められた可愛い女の子だけなんだ。

アナル界とはいわば秘密の花園大奥のような近づきがたい場所なんだ。


アナル増田

2015-09-06

anond:20150906213258

冒険とか挑戦については、1期の全体ライブ新田さんがやってた、ってことになってるみたいね

言われてみればあの時そんなこと言ってたのかと思うけど、わかりにくいというかほとんど後出しだとは思う。

秘密の花園はほんと唐突すぎた。

いちおう前回のちゃんみおが集めてきた本の中に「演劇のすすめ」みたいな本があったけど、いくらなんでもなあ。

ただ、古典セリフオーバーラップして心情描写みたいな手法もわりとありがちではあるので、

たまたま秘密の花園がぴったりあてはまっただけのような気もする。

2013-09-01

マスダ80年代女性アイドル論~インターバル

これまでの記事。

80年代女性アイドル格付

マスダ80年代女性アイドル論~松田聖子論

マスダ80年代女性アイドル論~中森明菜論

マスダ80年代女性アイドル論~小泉今日子論


こんにちは。来週の「あまちゃん」を見るのが怖いマスダです。今日インターバルで補足説明や修正をします。


・文章のこと

文章のことを幾人かの方々にお褒めいただいて恐縮です。確かに文章は私にとっては飯の種ですが、別の記事を書いた時には(批判が多かった記事ですが)、文章も幼稚だと批判されたものです。ですから文章の良し悪しも内容に興味を抱くか抱かないか、内容に共感するかしないかで印象も随分違ってくる、そういうものだと考えています。これらの記事を増田で書いているのにはそれなりの事情もあるので、どうぞ私のことは詮索無用にお願いいたします。

業界人かどうか

業界の範囲をどの程度とるかにも拠るかも知れませんが、少なくとも芸能業界とは何の関係もなく生きてきました。ただの一視聴者に過ぎないというのは謙遜でも誇張でもありません。それどころかアイドルオタクでさえないと思います80年代おいても洋楽も聴けばニューミュージックも聴いていましたし、アイドルのことはファンクラブに入っていたアイドル別にして、普段は月曜日に「トップテン」と「夜ヒット」、木曜に「ザ・ベストテン」を見るくらいの関わりしかありませんでした。ここで書いているようなことは既知の情報であって、特に目新しいことを書いているつもりはありません。ただ80年代アイドルのことはかれこれ30年間の蓄積があるわけで、当人たちを含めていろんな人たちが当時について語っています。私は芸能界裏話みたいな、そういう話が大好きなので、好き好んでそういうのに目を通していたらそれも30年分の蓄積がある、ということです。好きな話なので、一度聞いたら忘れないだけです。

・根拠のある話なのか

わりあい根拠のある話を選んで書いています雑誌インタビュー記事やテレビ番組で当人が話したことや、ゴシップ系ではない、書籍や記事を参考にしていて、ソースを示すこと自体はほとんどのエピソードについて可能です。例えば、「秘密の花園」は最初作曲が気に入らなくて松本隆が改めて松任谷由実作曲を依頼した、と言う話ですが、これは旧バージョンの曲も確認しています。なお、この曲を当初、「小麦色のマーメイド」と誤記していました。複数の方のご指摘の通り、「秘密の花園」の間違いです。失礼いたしました。「小麦色のマーメイド」は詞・曲ともに全体として完成されていて、個人的には松任谷由実松田聖子提供した楽曲としては「蒼いフォトグラフ」と並ぶ最高傑作だと考えています。詞、曲、歌い手、微塵も変えられない最高の品質調和した作品なので、これが旋律が後ハメだったらえらいことですね。

・一方の視点に立ち過ぎていないか

そのきらいはあるかも知れません。例えば中森明菜の項目で、結果的に松本伊代を悪役みたいに描いてしまったのですが、彼女テレビ番組という公開の場所ではっきりと明菜を「嫌い」と言ったのは事実で私はそれに強い反感を覚えますが、松本伊代には松本伊代の言い分がおそらくあるでしょう。明菜にも社会的意識が欠落した言動がしばしばあったのは事実で、90年代末期には公演を巡って、公演は中止される、チケットは払い戻されないという詐欺まがいの事件も起こして、当時の所属事務所社長から芸能界に置いていてはいけない人」とまで言われているのですから松本伊代なりの正義感からすれば許せないことがあったのかも知れません。ただ意地悪な人だったら松本伊代もあんなに友人に囲まれるはずもないですから。そうした欠落を踏まえても、明菜不世出パフォーマーとして評価している、評価せざるを得ないというのが私のスタンスです。芸能界に置いておくかどうかは事務所社長が決めるのではありません。民衆が決めるのです。一方で舌足らずに書いてしまった点もありました。研ナオコ聖子を「挨拶もしないで」と批判したことについて、それを批判的に書いたのですが、もちろん「挨拶をしない」のは社会的には批判に値することですから、そこだけを抜き出せば研ナオコの言い分も必ずしも間違っているわけではありません。しかしその状況を踏まえれば、言いがかりに近いと私は判断したのですが、状況を書くのを忘れたので一方的に聖子の肩を持っているように見えたかも知れません。芸能人が何百人と集まっている大きなパーティーで、おそらく聖子は顔出しだけでもと頼まれたのでしょう、わずか数分、会場にとどまって、皆に手を振って、義理を果たすとそのまま退出しました。スターにはよくあることです。これを個々人に挨拶をしていない、と難癖をつけるのは、別格のスターである聖子であるがゆえにやむを得ない行動についても理解を受け付けない、依怙地さが目立つ態度です。似たような話はよくあって、例えば山口百恵テレビドラマに主演していた頃は過密スケジュールだったのでどうしても百恵中心の時間配分になりますベテラン共演者がそれに不満を抱いて降板した、ということがありますが、そういうことを「先輩を蔑ろにした」みたいに処理されても、だからと言ってどうしようもない話です。だから研ナオコのあの批判は小姑根性のくだらない批判だと私は思いました。同年、研ナオコ紅白に久しぶりに出演していますが、声はガラガラで、歌手として鍛錬していないのはみえみえ、聖子に難癖をつけるようなくだらないことに気を使っているならその前にプロ歌手としてやることがあるだろうに、その点、いつまでも衰えない聖子はさすがに立派だとの思いを強くしました。これについては名前は出していませんが、同じく聖子ファンである作家林真理子が激しい口調で研ナオコを同様の趣旨で批判しています

酒井法子を取り上げていないのはどういうことですか

チャーリーはよほどノリPが好きなのかもしれませんが、80年代を通しで見て、本当にここで名前が挙がっている人たちよりも酒井法子が実績を残したと思いますか?私だって涙を呑んで、南野陽子を7位にしたのです。酒井法子ランキングで取り上げていないのは彼女の生い立ちのせいでもなければ事件のせいでもありません。80年代アイドルとしてはそういう評価しか下せないからです。彼女90年代にむしろピークが来ました。女優として本当に傑出した、才能あふれる人だと思います大河ドラマはいろんな人が北政所を演じていますが、私は彼女が演じた北政所が歴代の中でベストだと思っています。だからこそあの事件のことは残念でしたが、それでも立ち直って復帰して欲しい。そう強く願うくらい、酒井法子を評価しています。それでも80年代アイドルとしては、ベスト16の中に入れるわけにはいきません。

女優フォローしないのか

しません。女優としてアイドル的な人気を得た人としては、伊藤かずえ沢口靖子富田靖子などがいます世代の性(さが)で、今でもこの人たちが出てくるとすごく嬉しいですね。「ナースのお仕事」では伊藤かずえばっかり見ていました。沢口靖子の「科捜研の女」は欠かさず見ています沢口靖子彼女も年相応に老けてきましたが、老けたなりにありのままの姿をさらすことを選んでいるようで、撮りようによっては皺も隠せるのにしていませんね。それでいて今なおあの美しさ。ほれぼれします。でも、「ザ・ベストテン常連というのが一つの判断基準なので、彼女たち女優プロパーは対象外です。

森高は?宮沢りえは?

森高アルバムは全部持っていて(森高作詞の才能は本当にすごい。松任谷由実は「あんな中学生みたいな歌詞印税貰えていいわね」と評しましたが、作為を感じさせず強烈に印象を残す作詞力は並の芸当ではありません。大槻ケンジと同じくらいの天才だと思います)、宮沢りえちゃんは「ぼくらの7日間戦争」以来のファンで、児ポ法的には危険なあの写真集も未だに持っていますが、イメージ的には90年代スターです。「ザ・ベストテン常連でもありませんし。

・どこまでやるんだ?

一応の目安として第8位の斉藤由貴まで順繰りに書こうと思っていましたが、小泉今日子を書いていて、熱意が足りないように感じました。小泉今日子は好きか嫌いかで言えば好きですし、おカネを払って彼女の作品を買ったことも何度もあるんですよ。でも聖子明菜に対して程、思い入れが無いのも事実です。だから書いていて、愛よりはテクニックに頼ったところがあります。で、正直言って中山美穂についてはなおのこと思い入れがありませんし、工藤静香に対してはむしろネガティヴな印象があって、対象に愛情が無いのに論評を書くのも苦痛ですし、なにより失礼だと思うんですよね、当人に対してもそのファンに対しても。で、中山美穂工藤静香飛ばして、斉藤由貴まで取り上げようかと考えています


では、もうしばらくお付き合いくださいませませ。

2013-08-25

マスダ80年代女性アイドル論~松田聖子

80年代女性アイドル格付

http://anond.hatelabo.jp/20130821065806

を書いたマスダです。80年代女性アイドルについて語り倒したくなったので、順繰りにそれぞれの女性アイドルについて話してみたいと思います

今日松田聖子について。


松田聖子デビュー曲は「裸足の季節」、そのB面曲は「RAIMBOW~六月生まれ」と言う楽曲です。

どういう事情でこのB面曲が選ばれたのか、ちょっとした謎ですね。デビューシングルと言えば、売出し中のアイドルにとっては名刺みたいなもんじゃないですか。そのB面曲が「六月生まれ」だったら、普通は、ああ、この子は六月生まれなんだなあって思いますからね。でも実際には聖子3月10日生まれ、早生まれなんですね。この早生まれ、ということを初期の聖子は最大限に活用しています

三作目のシングル「風は秋色」はB面曲(扱いは両A面扱いですが)が「EIGHTEEN」で、聖子の初期の代表曲の一つです。

あーここでついでに言っておきますが、聖子シングルのB面はA面よりもむしろ優れた楽曲が多くて、ファンから強く支持されているのもB面曲が多いですね。何といっても「SWEET MEMORIES」が「ガラスの林檎」のB面曲なんですから。主演映画の主題歌だった「花一色」や「夏服のイヴ」がB面だなんて、他の歌手では絶対にありえないですよね。

で、「EIGHTEEN」を歌っている時、彼女は実際に18歳だったのですが、早生まれなので学年で言えば、「19歳」なんですよね。山口百恵は19歳の時には「プレイバックPart2」を歌っていました。そして21歳の時に引退しました。山口百恵脱アイドル路線を進み、既にその前年に嫁に行く娘の母への気持ちを「秋桜」で歌っていたことを踏まえれば、普通はもうアイドル路線から転換するような年齢で、聖子アイドルを開始したということになります

既に高校卒業して、社会人としてアイドルデビューをした松田聖子でしたが、「高校三年生の年齢である18歳」を強調することで、ファン層である中高生との乖離を極力狭めようとした、「EIGHTEEN」という楽曲にはそういう意図が感じられます


聖子高校1年生の時にミスセブンティーンコンテスト歌唱力を認められ、CBSソニーが直ぐにでもデビューさせたいとアプローチをかけます彼女サンミュージック所属でしたが、レコード会社が発掘したアイドルなんです。CBSソニーサンミュージック綱引きをしたら、聖子はあくまでソニータレントです。このことがアメリカ進出の際、亀裂となって生じるのですが、それはまた別の話です。

聖子デビューが遅れたのは、父親を説得するのに2年を費やしたからです。14歳デビューした山口百恵らはさすがにデビューが早い方ですが、アイドル普通は16歳前後デビューます田原俊彦は19歳でのデビューでしたが(学年で言えば実際には20歳でのデビュー)しばらく年齢を詐称していたように、18歳以降でのデビューアイドルとしては年齢が立ちすぎていて、著しく不利です。

いいよいいよで済ます家庭で育っていれば、聖子デビュー石野真子と同期、1978年になっていたはずです。2年デビューが遅れたのは後から見れば実にラッキーだったのですが、おそらくその2年間は聖子人生の中で一番悶々としていた時期だろうと思います


娘が芸能界デビューしたいと聞いて、まずまともな父親なら反対が先に来ると思います。決して内実は美しい世界ではありません。暴力団などに食い物にされている人もいます。横目で見ていて、そんなことに娘が関わって欲しくないとまともな父親ならばそう思うのではないでしょうか。娘が芸能界に入りたいと言って、これで一儲けが出来ると思うなら、いいよいいよと父親は言うでしょう。問題は果たしてそう言う父親がまともな父親かどうかです。

芸能界に入る時に父親に反対されたというアイドルほど、荒波を乗り越えてタフなように見えます。それは最後の砦である家族を信じられるからです。家族を信じられるのは家族がまともだからです。松田聖子にはこの、「父に愛された娘」としてのタフネスがあります。それは中森明菜が結局手に入れられないものでした。


デビューが遅れて良かったのはまず第一に黄金期にあった山口百恵キャンディーズピンクレディーらと競合せずに済んだことがあげられます。本来、ポスト百恵世代は、石野真子榊原郁恵大場久美子らが担う位置にありましたが、彼女らは既に聖子デビューした時には息切れしていました。78年にデビューしていれば聖子もそうなった可能性があります聖子百恵の活動時期は殆どかぶっていなくて、百恵引退直前に聖子挨拶に行った、くらいの関わりです。百恵が不在になって、いなくなったのは百恵だけではなく、めぼしい女性アイドルたちもそうでした。80年組が豊作の年と言われるのは、女性アイドルたちが不在で、80年組がまたたくまにその空間を埋めたからです。

80年組が活発な活動を続けていた81年には、逆に女性アイドルが出てくる余地が無くて、81年組は近藤真彦竹本孝之沖田浩之などの男性アイドルは輩出されましたが、女性アイドルには本当にめぼしい人がいません。伊藤つかさだけですね。

70年代60年代の延長ですが、80年代は新しいステージに入りました。戦争を知らない子供たちどころか石油危機を知らない子供たちが青年期を迎え、先進国日本しか知らない若者が世相をリードするようになりました。

70年代末期には、海外ご当地もの楽曲が数多く出ました。「とんでイスタンブール」とか「サンタモニカの風」とかですね。海外ご当地もの聖子も数多く歌っていますが、日本若者は行こうと思えば気軽にそこへ行けるようになっていたのが70年代と異なっていますハワイグアムではもはや歌の舞台には陳腐になっていて、聖子海外ご当地ものはより遠くへ、穴場へ行く傾向にありました。グアムではなくセイシェル、ロスではなくマイアミカリフォルニアディズニーランドではなくニューヨークコニーアイランド

聖子の歌には、特に初期には憂いのようなものはなく、ふわふわとしたポップな高揚感がありましたが、80年代はそれをファンタジーではなく、普通のことにする時代でした。あの時代日本人はすべて、準超大国であった日本という国家を背負っていたのです。

聖子はその象徴になりましたが、それは78年にデビューしていればたぶん不可能なことでした。


裸足の季節」がスマッシュヒット、「青い珊瑚礁」が大ヒット、続く「風は秋色」という地味な曲が80万枚を売り上げたことから(今の感覚ではたぶん倍の枚数で考えればちょうどいいんじゃないかと思います。だから160万枚)、聖子なら何でも売れることがはっきりとしました。

続く「チェリーブラッサム」は最初のターニングポイントになった楽曲です。続いて「夏の扉」「白いパラソル」と財津和夫作曲を手掛けますが、財津和夫の流れからJ-POP原理主義とも言うべき、「はっぴいえんど」人脈とのつながりが出来て、松田聖子楽曲アイドルの枠を超えて、日本ミュージックシーンでもにわか実験的な色彩を強めていきますアルバム風立ちぬ」はこの時代もっとアグレッシヴアルバムであり、日本音楽史上、聖子楽曲は単に売れている、という以上の意味を越えて特筆すべきものになりました。売れているから何でもできたのです。

チェリーブラッサム」は初期シングルの中では最高傑作との評価も高い楽曲で、人気も高いのですが、歌うのはかなり難易度が高い曲です。聖子はその後も「いちご畑でつかまえて」のようなあり得ないような難しい楽曲をわりふられて、楽々と歌っているばかりか、生放送で披露して作品世界観までしっかりと表現しているのですが、まず普通の歌手には真似できないことです。第一に何でも売れる、第二に何でも楽々と歌える、という二つの条件が揃ったことにより、一種の「聖子解放区」なるものが出現し、日本トップアーティストたちがこれでもかと腕を振るって練りに練った楽曲提供し、ソングライターにとっての桃源郷聖子という媒体を通して出現します

その契機をつくったのが財津和夫であり、「チェリーブラッサム」でした。聖子自身は当初、この楽曲に拒否反応を示し「こんなのを歌っていては駄目だわ、と思った」と述べているのですが、それはアイドル歌謡の枠からあまりにも外れていたからでしょう。

聖子はなりたくてアイドルになっただけに、アイドル的なるものが好きでした。聖子80年代初めに、ふわりとした髪型(いわゆる聖子ちゃんカット)、ロココ趣味ドレスという天地真理スタイルを復活させた人ですが、当時は既に山口百恵後期のスタイリッシュ大人の女性路線を経ていたために、下手したら冗談と受けとられる可能性がありました。そんな恰好をするのはもはや聖子だけだったのです。その後、聖子ブレイクした結果、猫も杓子もエピゴーネンになりましたが、その時にはもう聖子はそうしたスタイルをやめていました。


そして「赤いスイートピー」で作詞・松本隆作曲呉田軽穂松任谷由実)のコンビが実現するのですが…。

松本隆80年代代表する作詞家で、トップアイドルたちのほとんどに詞を提供しています。上位から8位までのアイドルたちで言えば、中森明菜に「愛撫」「Norma Jean」、小泉今日子に「魔女」「水のルージュ」、薬師丸ひろ子に「Woman~"Wの悲劇"より」、中山美穂に「派手!!!」「JINGI~愛してもらいます」、斉藤由貴に「情熱」を提供しています

特に中山美穂については初期にプロデュースも手掛けています

しか松田聖子プロデューサーとしての活動が著名で、松本隆と言えば松田聖子松田聖子と言えば松本隆といってもいいでしょう。「秘密の花園」は元は別の人が作曲していたのですが、松本隆が気に入らなかったので急遽、作曲者松任谷由実に替えています松田聖子プロジェクトおいてはそういう権限を持っていた人です。

松任谷由実アーティストとしての全盛期を、荒井由実時代に求める人は多いのですが、私は松任谷由実になってから7年間、アルバムで言えば「紅雀」から「DA・DI・DA」までがソングライターとしての全盛期だと思いますセールス的にはその数年後に絶頂が来るのですが、セールス的な絶頂が来た頃にはソングライターとしては下降期に入っています。そのソングライターとしての全盛期がまさしく彼女松田聖子プロジェクトに関与した時期で、さすがにどの曲も珠玉の傑作ばかりです。

赤いスイートピー」「渚のバルコニー」「小麦色のマーメイド」「Rock'n Rouge」「秘密の花園」「瞳はダイアモンド」「時間の国のアリス」が松任谷由実松田聖子提供したシングルA面曲になります。B面曲/アルバム曲では「制服」「レモネードの夏」「蒼いフォトグラフ」「恋人がサンタクロース」などが有名なところでしょうか。彼女ソングライターとして全盛期だった松任谷由実楽曲を歌うことで、松任谷由実エピゴーネンになる危険を冒しました。ユーミンサウンドのチャンネルひとつ、になってしまう可能性があったのですが、そうはならなかったのは、第一に二三の例外を除き、松任谷由実セルフカバーしていないから、そして、松田聖子が独自の歌唱で、世界観をくっきりと提示したからでしょうか。

これは彼女楽曲カバーしたアーティストの歌を聴き比べればはっきりとしますカバーアーティストたちはプロですからそれぞれに上手いのですが、聴き比べればやはり聖子歌唱が圧倒的に優れているのが分かります。これは単にオリジナルシンガーというだけでなく、楽曲世界観を提示する能力が卓越しているからです。

彼女洋楽日本語版をカバーして歌っていることも多いのですが、それらはオリジナルよりもよほど強い輪郭を持っています

松田聖子は演技は致命的に下手ですが、歌の中にドラマを作り上げる技量は他の追随を許しません。いわゆる歌が上手いと言われる人、例えば美空ひばりは、彼女自身が器楽として優れているのであって、実はその歌は、世界観を味わうというよりは、音楽としての歌を楽しむ、実はより純粋音楽の方向に寄り添っています松田聖子は歌を映像として見せる技量に秀でているのであって、その圧倒さは唯一無二のものです(対照的に中森明菜器楽寄りの歌手です)。


はっぴいえんど」人脈によって松田聖子というアイドル楽曲風景歴史的ものになったのですが、松田聖子自身は本来はそちらの性向ではなかったのでしょう。「花一色」は文芸映画「野菊の墓」の主題歌で、やはり数多くの文芸映画に主演した山口百恵の中期の路線を思わせる楽曲でしたが、しっとり日本の情感を歌い上げています彼女自身はそういう、「大人」の路線にシフトして行きたかったはずですが、松田聖子プロジェクトが圧倒的な成功を収めたために彼女自身、その成功に圧倒されていきます

チェリーブラッサムを歌いたくなかった」

という言葉は実は、「案外、自分のことはわからないものだ」という自己反省の文脈で語られています自分よりも周囲の方が案外分かっているのではないかチェリーブラッサムはそういう教訓を彼女に与え、彼女自身、松田聖子自己模倣していきます

アイドル時代キャリアの後半になるにつれ、子供っぽい、可愛い歌の傾向に拍車がかかるのは、その表れでしょう。「時間の国のアリス」「天使のウィンク」「ボーイの季節」は過剰な少女趣味が行き過ぎていて悪趣味ですらあります

ほとんど自らの巣に絡まる蜘蛛のような、自虐的とも言えるまでに肥大化してゆくアイドルとしての松田聖子の路線に、松田聖子結婚休業をすることでけりをつけるのです。

2010-07-20

借りぐらしのアリエッティ」をdisりまくるぜ


ネタばれありますよーご注意ください!


感想をさ、書くよ。ママエッティもでてくるよ




じゃ、順番にいくよー



0.借りぐらしとは(借り、狩り、仮り)

当り前だけどさ、人にものを借りたら、どんな形でもいいから返そうよ。違うのかな。

返さないんだったらさ、人間あっての生活なんだしさ、当然さ、質素に生きろよ。

じゃなきゃ、スピラー的な狩り暮らししようぜ。

スピラーが折角くれようとした、カエルの足見て、気色悪くなってるようなさ、動物としての本来の生き方放棄した、仮ぐらしなんて止めよう!

1.食物連鎖

捕食関係がいまいちわからんかったのよね。

今回はさ、、宮崎アニメと違って魔法とかなくて人間離れしすぎないお話だよね。

だれかが言ってたけど、アニメって2通りあって、

屋根から落ちたら死ぬタイプアニメと、死なないタイプアニメあるじゃん。前者はサザエさんで、後者攻殻機動隊とかさ。

この物語は前者だよね。

だから、リアル世界での位置づけって言うか、食物連鎖ピラミッドのどこにアリエッティたちが位置づけされるか、気になっちゃったよ。


人間たぬきねこ>からす>ねずみ、カエル、ごきぶり>アリエッティこおろぎ、だんごむし、あり


こんな感じ?

こおろぎとか、だんごむし、群れたアリって結構、貪欲で凶暴だから気を付けた方がいいよ。

ちょっと、俺の話で申し訳ないけどさ、

ちいさいころ、「だれも知らない小さな国」っていうコロボックル小人)が出てくる本が好きだったの。

人間との共存の難しさとか自然の怖さが描かれててさ、今回も勝手にそんな感じだと思ってたから、

やっぱり捕食関係がぜんぜん描かれていないことに気になったよ。


2.「絶滅危惧種」発言

「君たちは滅びゆく種族なんだよ。君はこの世界にどのくらいの人間がいるか知ってる?67億人だよ」

これはさ、生物多様性の話じゃないよ。


ま、ヤンデレ翔くんだから、ついつい自分より弱い存在に対して、ひどいこと言ってしまったのはわかる。

でもさ、そこで突然「オレ、心臓悪いんだ」っていうオレかわいそうな奴発言は、浅ましくない?


3.「僕の心臓」発言

「君はぼくの心臓の一部だ」

あのさ、アリエッティの逞しさ、ほんとに伝わったてたのかな。突然出てきた、その言葉だけじゃわからないんだ。


4.劇的ビフォワアフターなリフォーム

翔くんの大きな手で、いきなりアリエッティ家のリフォーム始めたよね。

やっぱり、リフォームは、キッチンからなんだ!

あの欲深いというか、あざといママエッティに、「ここが地獄かあああ」って形相にさせるとはね。


秘密の花園」読んじゃうくらい繊細な翔くんなんだし

親切心が裏目に出ちゃっただけなんだよね、ドールハウス、美しいから。


でもさ、知的翔くんなら、リフォームじゃなくて、

小人さんにとっては、テラフォームくらいの勢いの、恐怖を与える想像力はあったと思うんだ。


それに、翔くんは知らないかもしれないけど、もともとのキッチン、なかなか使い勝手も良く綺麗で良かったんだ。

リフォームの必要性なかったよね。


5.アリエッティ、外の世界に出る

とりあえず、脱出はしたし、新しい世界がはじまるんだよね。

でもさ、また、この家であったことと同じこと繰り返すよ。

だって、ただ逃げただけでしょ?

ぜんぜん成長してないじゃん。ママエッティも、パパエッティも。

アリエッティなんかはさ、かなり前向きな女の子だから成長要素なかったじゃん。


6.最後によかったところ(フォローするよ)

アリエッティの軽やかに飛び回る姿、ホッチキスの針の階段、水滴の質感、小人さんの生活を楽しんでみて!という描写がアニメならではで、素晴らしかったよ




ここまで読んでくれてありがとう、まあさ、キャラを掘り下げられなかっただけなんだろうなってのが感想

鈴木敏夫が言ってた3つのキーワード「静かで、ひっそり、そして質素に」の正反対だった。


あざとく、あさましく、そして浅い

2007-12-05

クリスマスはこんな感じがいいなあ

彼氏の部屋で、彼の手料理とおいしいワイン

後は、楽しい会話がはずめばそれで幸せ

クリスマスは部屋のファブリックも真っ白に取り替えて

白いバラをいたるところに飾る。中にブルーのバラも取り混ぜて。

朝食はのんびりバルコニーで小鳥のさえずりを聴きながら。

シュトーレンに熱いカフェオレ

その後はのんびりお庭をお散歩しましょう。あなたの作った秘密の花園へ連れて行って。

クリスマスはこんな感じでお願いします。

寝室にはわたしのお気に入りの香水を漂わせて。

バスには、赤いバラをいっぱいに浮かばせておいてね。

それでは、よろしくお願いします。

あなたには、最高のプレゼントを考えているのよ!

2007-08-07

非成年向けでちょいエロ漫画ありがちなこと

いわゆる秘密の花園。半脱ぎがエロス

  • 乳首の先端部分にトーン

それなんてToらぶ(ry

  • おっぱいの大きさやらなんやらでわきゃわきゃ

「いつか成長するんだもん」はデフォ

  • 「むにゅ」「ふにょん」「たゆん」「ぽよぽよ」

詳しいことはよなかのとりさんのおっぱい効果音inネギま!あたりをどうぞ。

  • いきなりすぎる百合展開

だがそれがいい

おっぱーいを大きくしったいっなら揉みー揉みー。ネタが古すぎるか?

  • 女の子たちが下着についてなんやかんやわきゃわきゃ

それなんてちゅーぶ(ry

湯 気 が 邪 魔 だ !

  • 身 体 測 定

ってネタなかった?これも女子更衣室での半脱ぎが(ry

とりあえずもうちょっとでかいサイズの服を買え。

巨乳キャラと比べればサービスがいいよね。やっぱデカチチはけしからん。

  • 気がつけばいつの間にかベッドの中に女の子が……

そのままむにゅむにゅタイム突入成年コミックならギシギシアンアンタイム?)。

  • おしゃれな服は脱がせるためにある

バカにならない額のお金無駄になってそうで女の子には悪い気がするけど、まあ妄想ですから。

まとめ



以上、いまだに18禁のものを買えないヘタレ19歳がお送りしました。

2007-06-28

無駄にだらだらと読書の話

私が本にのめり込むきっかけとなったのは、小学二年生の時に親から買い与えられた江戸川乱歩だった。題名は覚えていないのだが、怪人二十面相シリーズのどれかだったと思う。それまで童話ゲームブックしか読んでいなかった私は、たちまちその"はじめての小説"に夢中になった。何度も読み返し、本屋に行くたびにシリーズをねだり、次々と読破していった。読書欲、を感じた最初の瞬間だった。初めて自分のおこづかいで買った小説は「三角館の恐怖」で、この本に関しては購入した店も、そのシチュエーションも、はっきりと覚えている。あの頃は今よりももっと、本は輝いていて、私にとって尽きぬ宝の山のようだった。

やがて江戸川乱歩子ども向けに出ているシリーズを制覇した私は、買い間違えたことをきっかけに、よく似た装丁のアルセーヌ・ルパンシリーズにも手を出した。「奇巌城」「813の謎」……ルパンの冒険と謎に胸をおどらせることの幸せだったこと。読み終わった私は、今度は祖父母に世界文学全集をねだった。この頃にはもう、両親よりも祖父母にねだる方が勝率が高いことを、私は理解していた。手に入れた全集は分厚く、何冊も連なり、私はそれをむさぼるように読んだ。私はそこにある本を読まずにとっておくことや、ゆっくりと何回にも分けて読む、ということの出来ない人間だった。覚えたての読書の味は熱病のように私をとりこにしていて、憑かれたように全集に没頭した。「海底二万マイル」「秘密の花園」「小公女」「黄金虫」……めくるめく世界は、まだまだ幼かった私の前にどこまでも広がっていた。

そうして、三年生になる頃には親はもうあまり本を買ってくれなくなった。その代わりに、図書室があるじゃないか、と私に言った。図書室に入り浸ることを覚えたのはこの頃だったと思う。毎日、給食を終えるなり図書室に駆け込んだ。読書に熱中するあまり、本棚の影で授業が始まっていることにも気づかず本を読み耽ったのが、私が始めて授業をさぼった思い出だ。その調子で図書室を開拓し、私は年間で20枚以上の図書カードを消費し、登下校の最中も歩きながら本を読んでいることで先生に怒られ、一年と少しが過ぎる頃には図書室の本は大体読んだと豪語するまでに至った。

それでもまだ読む本を貪欲に求めた私は、父親に面白い本を尋ねた。本の世界はあまりにも広く私の前に広がっていて、私はまだ、指針がなくては進むべき方向が分らなかった。父は私に「ロビンソンクルーソー」を勧め、それを私が気に入ったとみるや、次々に本を教えてくれた。これは後に私が入り浸ることになる図書館のものだったが、この時の私はまだ図書館を知らなかった。「二年間の休暇」「トムソーヤの冒険」「月面旅行」「地底探検」、冒険もの、漂流モノにはまったのがこの頃だった。

五年生になって、私には新しい友人が一人増えた。彼の影響を受けて、私は今度はSFの世界にのめりこむことになった。タイムマシンものよりも、謎のウイルスの話、宇宙人よりも、突然変異体が暴れまわる話が好きだった私を、彼が笑っていたことを覚えている。最も印象に残っているのは植物が突然人を襲い始める話で、何故か最後の部分だけ落丁していて読むことができなかった。そのせいで今でも覚えている。

六年生になってようやく、私は図書館という広大で未知の宝の山に足を踏み入れた。ここで赤川次郎にのめり込み、やっと私は、"作者で本を選ぶ"という指針を手に入れた。今までSFであればSFを、無人島ものであれば無人島ものを、とジャンルで開拓していたことに比べて、作者、という指針は非常に分り易かった。何より図書館は作者ごとに整理されていて、端から読んでいくのにちょうどよかった。私は弟の分のカードも使い、12冊借りては読み、翌日また12冊借りては……ということを夏休み中繰り返した。たまに別の作家の本に手を出し、それが面白ければその作者の別の本も…というように"あ"から順に私はじりじりと侵攻していった。

あの頃むさぼる様によんだ赤川次郎の面白さを、今ではもう理解することができない。けれど棚ひとつを埋めつくす赤川次郎の著作を眺めながら、少なくともここに棚ひとつ分の読む本がある、と奮い立った胸の高鳴りはしっかりと覚えている。赤川次郎森村誠一筒井康隆といった、あたるとデカイ作家は、あの頃の私には本当に偉大な存在だった。その分、寡作作家は私の包囲網からはすっかりと抜け落ちていた。

穴を埋めてくれたのは、母だった。母は私に恩田陸をすすめ、若竹七海をすすめ、服部まゆみをすすめた。それらの少しマイナーで著作の少ない作家の作品は私を魅了し、私は父より母を頼りにするようになった。母は次に、綾辻行人西澤保彦をすすめ、有栖川有栖を見切っていた私に、江神先輩シリーズを読ませて改心させることに成功した。いわゆる推理小説にはまったのがこの時期、中学二年から三年にかけてだったと思う。

母からは面白い作家だけでなく、"賞で選ぶ"という新しい指針も教えられた。母のお気に入りはメフィスト賞日本ファンタジーノベル大賞で、私が講談社ノベルの新刊を全てチェックする、という蜜月の日々を一時期過ごしたのは、このせいだった。

中学卒業する頃には私はいっぱしの読書家になっていた。最早教えを請わずとも、本屋を回り、タイトルを眺め、新たに開拓することができるようになっていた。けれど、書くスピードの方が確実に遅く、読む本はいずれ尽きるのではないか、という思いが頭に時折浮かぶようになったのもこの頃だった。

そんな思いを裏切って、高専に進学した私は新しい世界を知った。ライトノベルというその手付かずの場は、まだまだ広く私の前に残っていたのだ。コバルト,電撃,スニーカー,ビーンズ,ホワイトハート,デュアル,富士見……毎日学校帰りに本屋で一冊読破する、という本屋に迷惑な習慣を身につけたのはこの時で、毎月いっぱい買ってるのだからいいではないか、と自分の中で言い訳していたような気がする。当時バイト代は半分近く本代に消え、年間30万に届こうという勢いだった。今思えばあれが最後の、輝かしい読書の思い出だ。銀河英雄伝説を一気読みして泣いたことも、グインサーガを一週間で既刊読破し、読む時間と巻数が反比例していることを嘆いたことも、銀の海金の大地を捜し求めて古本屋を回ったことも、本当に懐かしく幸せだったと思う。

今ではもう、好きな作家の新刊と一部の賞の受賞作品をチェックするだけで、何も新たに開拓しなくなった。開拓する余地も、なくなってしまったように感じる。今でも本は変わらず楽しく、面白いもののままだ。それでも全てをかけてのめりこむような読書はできなくなってしまった。

まだ海外作品と古典が残っている、そう思うこともあるけれど。それに手を出すのは隠居生活に入ってからになりそうだ。

 
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