はてなキーワード: 愕然とは
前回https://anond.hatelabo.jp/20230226215255
とりいそぎですが、
申し訳ないのですが、27日24時までに延ばしていただけますか? 明日も仕事があるのでもう寝たいです。
以下返答です。
→最初の質問にすべて「はい」と答えていただいたと認識しました。私が最初に書いた記事はすべて「はい」と回答されることを想定して書いたものなので、回答いただいたことで特段コメントはありません。言いたいことは2回戦その2で全て言ってますので。
私は勝ち負けに拘らないのでそれでいいです。
増田が書いた「無視すればいい」は大変身勝手です。謝罪します。
謝罪は6回。ヨッピーの勝ちです。対戦ありがとうございました。
「対戦よろしくお願いしますって軽率に使っといて「対戦ありがとうございました」とか「感想戦」とか言ってるのなんなんだよ、っていう批判はありえると思うんですが、ヨッピーから勝ち負けのルール設定されたら勝ち負けの話としてすすめる以外になくて、それを修正するの眠くてめんどくさいのでそのルールに則り文章を書かせていただきました。
「謝りながら煽ってるじゃん」って思われる可能性があるのは自覚するんですが、煽ってるつもりはなくて、これは自分が設定した枠組みをもてあましてるだけです。
というわけで、増田からは感想戦として以下の質問を投げます。ヨッピーから返答いただく義理はないので返答いただかずとも結構です。
回答:
違うよ。「謝罪すると叩かれる」んじゃなくて「謝罪しないといけないくらいのやらかしをすると叩かれる」です。まんまそう書いてるじゃん。
>僕が貴方くらいに3回も謝罪するくらいのやらかしを1エントリでやっててみ?どんだけ叩かれると思う?
この文章を「謝罪すると叩かれる」に読んじゃうのはマジで致命的に読解力がないです。これ、どう読んでも「叩かれる」は「やらかし」にかかってるでしょ。
謝罪そのものが叩かれるのではなく、謝罪の前にある「やらかし」が叩かれるんですよ。貴方も見てりゃわかるだろうけど、はてブには、僕に明確な憎悪を向けてあれこれ言ってる人達がたくさんいるのはわかるよね?
そういう人たちはずーっと手ぐすねひいて僕がやらかすのを待ってるのよ。特にやらかしても無い事ですら適当に捻じ曲げて解釈して「やらかした!やらかした!」って延々粘着してくる人がくるのよ。今回、ひとりはしばきあげたけどさあ。
いうなれば僕にとってはてブは「ピラニアがたくさん居る池」なのよ。貴方みたいな増田は、ちょっと切って血が出たくらいならバンソウコ貼っておけばいいか、で済むけど僕が同じ事したら血の匂いを嗅ぎつけたピラニアが大量にやって来るんだって。その立場の違いをそろそろ理解してよ。
だいたい、「間違ったら謝っておきゃいいじゃん」くらいのテンションで良くライターやってるなって思うし、それって本当の意味で謝罪になってんのかって思うよ。
どういう考えなのかは理解しました。謝罪に対する重きの置き方が全然違うんですね。
それに対して、ヨッピーは
そら話がかみ合わんわけだわ。
なので、「本当の謝罪なのか」という部分だけは定義の違いにしかならないので「はい、謝罪は謝罪で、本当も嘘もありませんが」としか言いようがないなと思いました。
増田にとって謝罪は責任の所在を明示するものなので、「やらかし」に対してどう責任をとるかは別の話でそれこそ謝罪とは無関係。謝罪はまず最初にあるべきもので、謝罪したあとどうするかは別問題
弁護士に記者会見を任せてよいか?Colabo問題に見る危機対応の教訓
https://news.yahoo.co.jp/byline/ishikawakeiko/20230127-00334201
この系統のライターって結局ダメな会見にダメ出しして私を雇えって宣伝にしかならないのよね。
だから信じられない。
書くんだったら1/27ではなく11/29に書かないと後出しじゃんけんでしかない。
1時間半に及ぶ記者会見では、代表の仁藤氏の挨拶は開始してからなんと48分後。一体いつになったら仁藤氏の言葉が聞けるのかすっかり待ちくたびれました。司会者役の稲葉副代表が会見主旨、Colabo活動説明の後、神原弁護士(主な発言内容:提訴内容と記者会見の目的)、太田弁護士(誹謗中傷に関する資料の説明)、角田弁護士(絶対に勝つという決意表明)、斎藤理事(女性に対する暴力を許さない)、細金理事(女性達全員に対する攻撃を跳ね返したい)、中川弁護士(安易なリツイートへの注意喚起)、堀弁護士(大企業ではないから攻撃を受けても問題をすぐに解決できないことを理解してほしい)、永田弁護士(フェイク問題、女性、弱者を排除する社会の流れが問題)、さらに司会をしている稲葉副代表が女性達の声紹介。そしてようやく代表者仁藤氏にマイク。しかし話をしたのはたったの3分。これほど代表者が軽視される記者会見を見たことがありません。
主役の存在感が薄いこんなめちゃくちゃな記者会見ないなあ、と愕然としてしまいました。弁護士のあからさまな売名行為としか見えません。記者会見は世論に訴えかける場
そういう問題ではない。なんといってもリーガルハラスメントですわ。結局エリート以外には人権がないって意味なので。たぬかななみの暴言です。
一般人男性には住民監査請求なんて権利はない、そう言い放ったわけです。
これほど国民を、納税者を、日本人をバカにしきった発言はない。
これらの弁護士は首にすべきでしょう。人権を理解していないのですから。
東京都生まれ。東京女子大学卒。国会職員として勤務後、劇場映画やテレビ番組の制作を経て広報PR会社へ。二人目の出産を機に2001年独立し、危機管理に強い広報プロフェッショナルとして活動開始。リーダー対象にリスクマネジメントの観点から戦略的かつ実践的なメディアトレーニングプログラムを提供。リスクマネジメントをテーマにした研究にも取り組み定期的に学会発表も行っている。2015年、外見リスクマネジメントを提唱。有限会社シン取締役社長。日本リスクマネジャー&コンサルタント協会副理事長
リスクマネジメントってなんですかね。こういう記事では赤っ恥もいいところではないでしょうか。
今の人はしないのかもしれないが、はてなが始まった当時のはてなダイアリーのコメント欄では、延々と議論がつづくということも珍しくなかった。
個人的には、アンテナを使い始めたのが2003年、はてなダイアリーを使い始めたのが2004年、俺の最初のブコメは2005年。匿名ダイアリーが始まったのが2006年。
当時は、はてな村づくりが、ある意味、はてなのコンセプトでもあった時代だと思う。
ハイクもグループも従来型の掲示板文化を引き継いだ流れのなかで、モヒカン的な殺伐となりがちな空気をなんとか切り分けようとしていた試みなんじゃないかな。
ダウナー部というグループもあった。おはよう、ぐらいしか言わない部活。
匿名ダイアリーははてな村のバッファゾーン的に機能していて、当初の増田は、はてなグループからスピンアウトして出てくる空気も拾っていた。
ハイクやグループが醸し出す濃い空気がはてな独特のクセの強さとなっていた。新規ユーザーが立ち入り難い空間となってしまった反動から、
次々とハイクや部活のサービスが廃止され、今のはてなのスタンスに至る。
それにしても、はてなで世代間ギャップを感じるようになるとは、本当に年を取ってしまったものだ。
なんてブコメもあってクラっとした。
日本とアメリカって戦争してたの?って子供に聞かれるくらい、愕然とした。
はてな村とか、個人的には全然興味なかったけれども、それでもはてなを使い続けていたのは、アンテナというサービスがとにかく自分のニーズをつかんでいたから。
今思ったけど、これって結局関東情報圏と関西情報圏が分かれてるんじゃないか
関東の人間も関西の大学や進学校に疎いし(上京者が多いから有名所は知ってる人もいるけど)
で、今の日本のメインストリームは関東にあるから、関西の人間は関東に流出して、そこで初めて前提知識の違いに気付いて愕然とすると
俺も愕然としたわ、関西で二番手、三番手くらいの進学校出身なのに関東じゃ名前も知らないって人間ばっかだし、逆に俺も関東の進学校の名前とか私大の名前とかランク感とか分かんなかったし
別に日本SUGEEEEE!したいんじゃなくて、日本社会は平等で公平には"均一性については"という注釈が付く。
つまり誰しもが恩恵に預かれると日本社会で合意が得られている面に関してはマジで平等で公平なのよ。
そしてここが一番重要なのだけれど日本社会は誰しもが得られる権利に対する社会的合意の範疇がめちゃくちゃ広い。おそらく世界で最も広い。
まず日本特有の街並みってやつを紹介しよう。
日本に来てビックリしたのは塾がいっぱいあることだ。語彙力の問題で表現しきれないけれど学校の勉強だけでなく水泳や音楽を学べるスクールがそこら中にある。
農村にまで公文式やYAMAHAがある、これは日本以外の多くの国々で信じて貰えないことの代表格なはずだ。
日本に来た当初は農村にあるYAMAHAを見てオートバイの代理店だと勘違いしていた。まぁ実際のところ日本ではオートバイのほうのYAMAHAが農村にあるのは普通だが、オートバイのほうのYAMAHAの代理店が農村にあるのも珍しいことだったりするけどな。
日本社会で"学び"は誰しもが恩恵に預かれると日本社会で合意が得られていて、その内容についてジャンルが問われない。
理工学について女性比率がなんて報道を日本国内で見聞きするけれど、そもそも居住エリア毎に男女で進学率が大幅に違うことが普通なのに、文学大では女性比率が高く理工学大では女性率が低いなんて高度な悩みだと言える。
上流層が通う学校、中流層が通う学校、下流層が学校と親の経済力で通う学校が変わる、日本人たちはそんな事があって良いと思うか?、思わないはずだ、貴方達は学びを誰しもが恩恵に預かれると思い込んでいるからだ。
上流層が通う理工学大での女性率は日本よりも高いと嘆くなら下流層が通う理工学大の男女比率を調べてみてよ。そもそもハイスクールの段階で男女で進学率が違うことに愕然とするはずだ。
日本には義務教育段階で学区という制度がある。これは大発明だと言って良い。
富裕層も貧困層も神父の息子もヤクザの娘も学区で一緒の学校に通う。これを合意できている日本社会の有り得なさは誇ったほうが良い。
そもそもそんなこと検討すらされねぇよ、誰もこの問題へ触れたくないと思ってるんだから。うちの子に悪い影響があると母親がキレるのは目に見えている。
男女賃金格差問題、日本人が知らないことを教えてやろうか?日本では労働での契約更新があること自体が少ないけれど、契約更新があると男女で賃金格差が生まれる。
日本は産休育休などで賃金格差が生まれることが問題視されているけれど、契約更新があると2年目だろうが3年目だろうが何故か女性の賃金は男性よりも低くなりがちで、何故かレイオフの対象になりやすく転職もしにくい。
日本は職場から離れなければ男女の賃金は理論上同じになる、日本人はみんなそれを知っている、みんながそれを合意している。
日本は統計上労働時間が長い?これは当たり前だろうと思う、日本で住み始めて20年間1度もパートタイムの正社員を見たことがないのだから。
日本の雇用形態の不思議の1つ、日本社会の均一性の証明の1つが正社員=フルタイム雇用と社会的合意が取れていること。正社員の労働時間が長いって日本の正社員はほとんどフルタイムしか居ないんだから統計上も労働時間が長くなるに決まっているだろう。
日本で間違いないと言えるのは残業が多くなりがちという点のみで、労働時間に関しては統計の取り方で大幅に変わるから労働時間を減らそうじゃなく残業を減らそうって言おう!
日本は性犯罪判定が狭いから性犯罪率が低いのは明確に間違い。なぜなら性犯罪を考えるとき我々は暴行と殺人も一緒に想像するから。
日本で言えば性犯罪って言われると強姦とか痴漢だけで終わるみたいな想像だけれど、むしろ性犯罪は暴行や殺人に付いてくる犯罪というイメージが非常に強い。暴行事件を調べてみると性犯罪も明るみになるみたいな感じだ。
日本はなんか犯罪の種類が明確にわかれてるんだよね、暴行は暴行です、性犯罪は性犯罪です、殺人は殺人ですと明確に区切って裁判やる。
日本は痴漢の起源みたいなイメージもあるけどさ、単に痴漢っていう言葉がなかっただけで日本で言う痴漢って"軽性犯罪"なんだよね。日本で聞いたことない言葉の1つだよ軽性犯罪。
路上とか地下鉄とかで異性の身体を触ったりして軽性犯罪として立件されるなんて普通によく聞くし、何なら被害者が子供だったりとかしてネット上で大人たちがキレるなんて普通にある。
逆に不思議なのは日本は女性の軽性犯罪者が出てこない点で、理由はよくわからんが女性の軽性犯罪者はクリスマスシーズンによく増える。
ちなみにありがちなシチュエーションは女性が自宅へ子供を呼び込んで軽い重い問わず性犯罪するってパターンだ。男性は場所関係ないんだけど女性は自宅に呼びがち。
日本はな安全なんだよ。この点はね本当に否定できない。
酔っ払いが路上で寝てたら警察か救急車呼ばれるよ?人が倒れてるんだからな?誰がどう見たっておかしいだろ、何なんだ日本。
日本は誰しもが犯罪に遭わないと何となく思ってる、そういう社会的合意ができている。ストレスフリーだ気付いたら20年も日本に居る。
もちろん悪いやつだって居るさ、困難な状況にある日本人だって居るだろう。
でも、これは強く、物凄く強く言いたい、そういう人がめっちゃ少ない。
欧米は自由で平等で公正、女性は虐げられること無く性差別に合うこともない。
愛を語り合い、倫理を尊重し、平和を求める。
そういった欧米観がインターネットの普及とともに否定されていっている。
そもそもここでいう倫理自体がキリスト教的なものであることが色んな場面で報じられるようになり、自分が知らず知らずのうちにキリスト教的なものが正しいものだと刷り込まれていた。
これも増田で読んだんだけど、そもそも日本は一夫一妻でなくグローバルスタンダードという欧米基準、すなわちキリスト教的規範に合わせて一夫一妻へ移行したのであり、一夫一妻こそが正しいという価値観すら一夫多妻、一妻多夫の文化を持っている人たちからすると横暴であり差別であると見ることが出来るようだ。
芸能人や政治家の浮気(浮気判定も他人がそう印象付けているだけ。真実がわかるのは当人たちのみ)にワイドショーやネットなどが盛り上がるのも、盛り上がっている人たちは知らず知らずのうちに一夫一妻が正しいと刷り込まれているんだ。
白人ばかりが活躍するハリウッド映画は良くないとされ多様性で様々な人種が登場するようになったけれど、これまでのハリウッド映画は意識してか無意識か、白人による欧米文化を肯定する内容が描かれ続けて来たのだと語られるようになってしまった。
私が好んだハリウッド映画にオーシャンズ11とかがあるけれどコレはよく観ると白人映画なんだなと気付いてしまい愕然とした。
アメリカの夫は家事を手伝うとされたこともあったけど、これもまた夫が他人から見て家事をするのはホームパーティーのときであり、これは欧米文化のホストとゲストの関係性からホストとして欧米文化なりのもてなしをしているだけであると知った。
アメリカの夫がやる普段の家事は日曜大工とか犬の散歩、車の運転とからしく(アメリカではこれらは家事判定らしい)、妻が主に調理や洗濯、掃除(屋外掃除は夫)するのはアメリカでも変わらないんだそうだ。
むしろアメリカの妻と夫の役割が説明できてしまうくらいにアメリカにもジェンダーロールが普通に存在しており、何でも男性スポーツ選手の妻の義務的な役割は夫の試合を観戦することらしい。
トロフィーワイフが日本で騒がれたこともあったけどアメリカでもそんなもんなんだという情報がどんどん入ってくるようになった。
私が見ていた欧米の正しさがどんどん否定されていき、むしろ日本的なポップカルチャーが日本国内で肯定されるばかりか、YoutubeやInstagramを観ていると海外でも受け入れられていることを知ってしまう。
これまで私が好んでいたハリウッド映画が白人映画と揶揄され、日本のポップカルチャーは元々が多様性にあふれていると評価される。それが現代の多様性価値観だ。
最近アニメで観た本好きの下剋上、少女漫画御伽話の文脈ながら主人公は結果的に女王様になるようだ。
ピンチに王子様が駆けつけて2人は幸せに暮らしましたではなく、女主人公自らが困難に立ち向かって戦って国のトップまで登り詰める様はこれまでのハリウッド映画じゃウケることなかった設定。
あんな子供っぽい御伽話風の作品はディズニーが得意とする部分だけれど、今のディズニーであっても決して出来ないんだろうなと感じる。
私が欧米文化に感化され、おかしな肯定の仕方をしていたのだろうけれど、今までの私が、子供の頃から憧れを持っていた価値観が、決して正しくないこともある、文化を侵略していたこともある、何なら悪い文化であると知らされてしまう現状が本当に、本当にキツイ。
私だけを愛して欲しいと思うことが正しくないこともある、可愛くて綺麗なお姫様に憧れた小さな私が視点を変えれば正しくなかったこともある、化粧をすることも、可愛い服やアクセサリーを身に着けることも、いつか結婚して子供と夫と白壁赤い屋根のお家に住むことも正しくないことがある。
お正月、家族連れをたくさん見たからでしょうか。めちゃくちゃ久しぶりに親の夢を見ました。
夢の中の私は親と妹と、とても仲良く正月を過ごしていました。目覚めて、「あ、夢だったのか」と思った時、私はまだ親に期待してるんだと気づいて愕然としました。
親は悪い人ではなかったと思います。必要なものは十分に買い与えられていたし、学校も県外の大学まで出してくれました。ただ、小さい頃から私が普通じゃないことを、私の努力不足だとして改善をせまる以外は。
私は小さい頃から一人遊びが好きで、人と上手くコミュニケーションを取れませんでした。
まだ1歳とか2歳の時に、遊びの集団から外れて日向ぼっこを一人でしていたといいますから、多分本当にうまれつきそうだったんでしょうね。
小さいうちはギリギリなんとかなってましたが、小学校高学年から高校くらいまでは本当にぼっちでした。
通信簿には「個性的な子」と書かれ、三者面談では母が担任の先生に「友達とか大丈夫ですか」と聞いて困らせていて、家に帰ると「なぜ友達ができない、作ろうとしないのか」と責められました。
そんなこと言われたって、友達の作り方なんてよく分かりません。学期半ばになって既に出来上がった人間関係に割り込む勇気もありませんでした。
人間関係が辛くなって、不登校になりかかった時もありました。両親はなぜ私が学校に行きたくないのか、と聞くことはなく、無理やり学校に連れて行くので、結局ちゃんと不登校になることも出来ませんでした。
高校生の半ばくらいに、ようやく同じクラスの優等生の真似をするという方法で人間関係を円滑にするということが形だけ出来るようになりました。何をされても笑顔で、人の嫌なことを進んでする。苦痛でした。
両親はそんな私の変化を喜んでいたみたいです。「ようやく情緒が育った」と冗談のように言っていました。
人間関係に問題は多々ありましたが、勉強関係は苦手ではなかったため、県外の大学に進学しました。進学先の大学には、「発達障害で療育を受けている」と公言している人がいました。
その人の言動には、自分と通じるものがありました。「もしかして」と思いつつも、誰にも相談できず、大学を卒業しました。
就活は苦労しました。本当は研究を続けたかったのですが、「妹もいるから学費はこれ以上出せない」と言われていたから、就職するしかありませんでした。
でもやりたいことでもないことに志望動機なんて書けませんでした。志望動機は「お金」以外に何があるのでしょう?そういうところを見抜かれるのでしょう、筆記は何十社も通ったのに、面接は片手の指で数えられるほどしか通りませんでした。
苦労した就活の果てにたどり着いたのは、人を指導する際に恫喝することしか知らない、休みが数週間ないこともあるようなブラック企業でした。
私は1年後に病んで、ブラック企業を退職しました。正確には、休職願いを出した後、それを知った両親が「向こうの会社さんも迷惑だろうから」と退職するように何度も言ってきたのに折れた形です。
すぐに働けないのが分かってるから、ぎりぎりまで休業手当を貰いたい、休業手当は会社が出すものではないから向こうの会社は財布も痛まない、主張しまししたが、親は「迷惑」の一転ばり。戦う気力もありませんでした。
ブラック企業への退職届は手渡しするように指定されたため、父親に連れられてブラック企業に行きました。ブラック企業でのつらい記憶がよみがえり、帰り道に泣いた私に対し、父は「道端でそんなに泣くな、みっともない」と言いました。
実家は居心地が悪く、結局すぐに転職活動を理由に家を出ました。
そのあと職業訓練を受けて、面接を何個か受けて、ブラックまではいかないけど、グレー寄りの企業に就職しました。休みが少なく、賃金は安いけれど、前の会社に比べると優しい人の多い会社でした。新卒で1年で退職したこと、空白期間があったことが響いて、ホワイト企業への転職は難しかったのです。
グレー企業ではなんとかやっていました。人がすぐ退職するので、クビになることもありませんでした。
ただ休みが少ないのはジワジワ効いていて、数少ない休日はずっと寝て過ごすような日々でした。ネットショッピングやスマホゲームでストレス発散にお金を使うので、数少ない貯金がどんどん減っていきました。
ある年のお正月に実家に帰りました。その時に母に言われた言葉が忘れられません。「妹はあなたの失敗を見てきたからちゃんとしたところに就職した。あなたと妹だったら妹の方がお給料が良い。」
妹は私と違って「学費をこれ以上出せない」といって就職をせかされていなかったじゃないか、妹が就職決まったのは卒業する年の二月で、学校のコネだったじゃないか、とかいろいろ言いたいことはありましたが、確かに今は妹の方がお給料が良いでしょう。黙って苦笑いを浮かべました。
それからも帰省すると、いろいろとありました。もう疲れました。
今はコロナを理由に帰ることをやめました。何も言われないうちはこのままで行こうと思っています。
親には黙ってることがいっぱいできました。
グレー企業は結局やめて、今は派遣社員です。ボーナスは無くなり、年収は低くなりましたが時給は良くなりました。残業もなく、土日祝が休めるので幸せです。派遣仲間には私みたいな感じの人もいるので、あまり問題にされることもありません。
あとメンタルクリニックにも行って、発達障害だと診断を受けて、お薬も飲むようになりました。障害者手帳も取得しました。障碍者手帳の申請書類には「両親の住所」を書く欄がありましたが空白で出しました。ドキドキしましたが何も言われませんでした。
ようやく発達障害だと診断がおりたことで、普通になんかなれないんだ、と改めて感じました。普通にならなきゃ、と思っていたけれど、ようやく肩の荷が降りました。普通にならなくて良い。今すごく幸せです。人生の中で、今が一番楽しいです、間違いなく。
でも全部、一生両親には言いません。墓場まで持って行きます。もしかしたらなんかのはずみで知ってしまう、もしくは知ってしまったかもしれませんが、親にはこちらからは言う気はありません。
私は独身のまま死ぬでしょう。黙っていたら実家のお墓に入れられることになるのでしょうが、実家のお墓には絶対入りたくありません。
https://anond.hatelabo.jp/20220625110515
の続きです。秋のデスペ受けて、午前I免除、午前II88、午後I62、午後II64で合格しました。ぎりぎりで人にお見せするようなものではありませんが、現場経験なしでもなんとかなった例として役立てていただければ幸いです。
ネスペの次はデスペと決めていたものの、結果が出る前から新しいモノに手を出す気にならず、ネスペの合否発表を待って放送大学のデータベースの教科書を購入。2回通して読んだ後、ネットで評判のよい『情報処理教科書』を買って1回通して読みました。
この頃、paizaで新しいSQL講座が始まり、期間限定で無料で視聴できたので、一通り視聴。並行して、午前II対策で定番の過去問道場に着手しました。道場に掲載されているのは325問、13年分です。
ネスペまでは午後の過去問は読むだけでしたが、デスペは分野が少なく(わたくしの場合、物理設計は捨てたので論理設計とSQLだけ)、実戦練習として過去問を解くコスパがいいと判断して、午後Iは10年分(H24~R3)、午後IIは6年分(H28~R3)解きました。時間を計って本番さながらに、とすると面倒になって挫折する可能性大なので、時間にこだわらず、わからないところはすぐあきらめて、とゆるゆるな形で。ちなみに、『情報処理教科書』はH14からの過去問をダウンロードできると謳ってますが、過去問自体はIPAサイトの過去問ページへのリンクで、H20以前はデッドリンクでダウンロードできませんでした。
最初は午後IIがしんどくて、2時間(本番の制限時間です)かけても解けないし、そもそも2時間ぶっ通すのが無理で1問を2回に分けたりしていたのですが、2年分やったら(なお、R3から順に遡って進めました)慣れてきて、中断なく通しでできるようになりましたし、正答率も上がってきました。量が多いのが最大のハードルであって、年が異なってもやることに違いは少ないので、コツがつかめると楽になってきます。
逆に、午後IIより易しいと舐めていた午後Iがヤバかったです。午後IIと違って出題のバリエーションが多く、相性が悪い問題だと合格ラインである6割に届きそうな気がしません。そんな相性の悪い年が10年中3年もあれば焦りもするというものです。まあ本番でそうなったら諦めるしかないのですが。
午後過去問に時間を割いたので、午前過去問は、本番の前々日になってようやく二巡目終了。ネスペまでの経験で、そこまで根を詰めなくても合格ラインには届くな、という割りきりがあり、想定より少しだけ遅れたペースでした(なお、正答率は一巡目が約7割、二巡目が約9割)。前日は二巡目で間違えた問題を一通り復習しながら要チェック問題を絞りこみ、当日朝にそれを2周して午前対策は終了です。
3 試験の思い出
午前は楽勝でしたが、午後Iで愕然。捨てた物理設計、ガチの1問は想定してましたが、もう1問にもそこそこ入ってきてるじゃないですか(3問中2問選択)。100点満点で60点とらなきゃいけませんが、物理設計を捨ててる時点で満点が70~80点ぐらいまで下がっちゃうわけでして。逆に言えば、論理設計&SQLは正答率80%ぐらいが必要に、とハードルがずいぶん上がってしまいました。まあ、物理設計を捨てたのが判断ミスだったんですけどね。ついでに、タイムアップ後の回収を待つ間に、アホみたいなケアレスミス(複数項目を回答するもののうち、特定の条件に当てはまるもの(わかる人向けに書くと「主キー」)には下線を引かなければならないのに、引き忘れた)を見つけてしまい、これが決め手で落ちるんじゃないかと気が重くなりました。
4 次
ITストラテジスト受けるつもりです。事務屋の領分にずいぶんと近づくので、ネスペやデスペよりハードルが低いんじゃないかと期待。
めちゃめちゃ燃えてるアレ。
まぁ、燃えるのはわかるんだ。
猫のことなんて何も考えてない、猫の命をかるんじたシステムだと。
ただ、あれに怒り狂ってる人たちは「自分たちは猫のことを大事に思っている」「自分たちは猫を最後まで看取る自信も健康も経済力ある」「自分たちはなにか起きたら親戚や友人がなんとか猫の面倒を見てくれる」と、とにかく自分だけは猫の飼育環境はパーフェクトなんだと自信満々。
なんだかなぁ、と思う。
大事に思う気持ちは完全な主観なので、それはまぁ本人がそう思ってればご自由に案件なのだが、
健康や経済力なんてなにか一つのボタンのかけ違いでかんたんに吹っ飛ぶし、
なにか起きたときに他人がフォローしてくれるなんてそんなのなんの保証もない。
自分自身2匹の元野良猫を飼っているが、そんなに自信は持ちきれない。
健康や経済力なんて、病気や会社の倒産なんかが起きれば吹っ飛ぶし、
なにか起きれば助けてくれる親戚や友人なんていない。そんな人間関係なんて持ってない。
そもそも「猫のためにはすべてをなげうって猫の寿命を伸ばしまくる」という考え方自体に賛同できない。
野良猫は3年から5年生きたら長生き、外飼いの猫ならだいたい10年、と言われている中、完全室内飼いだと15年とか生きるのが多くなっている。
人間の飼い方でやたら寿命が伸びているけれど、保護されなければうちの猫もそろそろ死んでいる年齢だ。(3歳と2歳の猫がいます)
個人的には外の世界にいたら長くても5年で死んでたんだから、この子達だって5年生きられたらもう良くね?と思っている部分があって、自分の心の冷たさに愕然とする。
もちろん完全室内飼いで餌もそこそこ良いやつをあげて、ワクチンも接種しているが、病気になったときにうん十万もかけて治療する気はない。
多分、あのねこホーダイを考えだした人たちの根底にある考えは「野良猫で生きてたらあと半年後の命もないかもしれない、とりあえず2年か3年くらいでも飼えるような高齢者や単身者も対象に含めて、譲渡可能先の母数を増やしたい」という部分なんだと思っている。
2年か3年しか飼えないなら飼うな!その後どうするんだ!と言うことで多くの猫好きが怒っているんだろうが、実際に2年か3年後も今と変わらず飼える保証がある人間なんてこの世に一人もいない。
そして、野良猫でい続ければ2年生きられただけでラッキーなレベルなのだ。
あのサービスは、文章に配慮がなくてめちゃくちゃ燃えたけれども、譲渡基準をあまりに厳しくしすぎて※譲渡可能先を自主的に減らしまくった保護団体が作り出した末路だと思っている。
※世の中には「共働き不可(お留守番時間10時間以上不可)」「と言いつつ世帯収入一千万レベルの収入を求める」「子供がいたらだめ」「かと言って高齢者不可」「独身?そんな精神異常者はお引き取りください、男性ならなおさら」というような、そんな人間世の中に何割いるんですか??みたいな譲渡条件を突きつけてくる団体がそれなりにある。いま猫を探してる方はそういう団体は避けて、譲渡条件厳しすぎないところを探してみてください。なお、トライアルや自宅訪問の上引き渡しとかは受け入れてあげてください。それは必要だと思うので。
昨日 https://anond.hatelabo.jp/20221219192318 これ書いた増田だけど、久しぶりにお笑い見たらなんも笑えなくて愕然としたわ…。
例1:アイアンマン
いや、そうだけどもだ。
見てない奴にはどんな話か全く分からんだろ。
"アフガニスタンで自社兵器のデモ実験に参加したトニー・スタークは、テロ組織に襲われ拉致されてしまう。胸に深い傷を負い捕虜となった彼は、組織のために最強兵器の開発を強制される。トニーは装着することで、圧倒的な破壊力とパワーを発揮できる戦闘用パワードスーツを敵の目を盗み開発。敵地からの脱出に成功するが、奇跡的に生還したトニーは、ある事実を知り愕然とする・・・。自らが社長を務める会社が開発した兵器がテロ組織に使用されていたのだ。トニーはその償いをすべく、テロ撲滅に命を捧げることを決断。最先端の技術を駆使し、新たなパワードスーツの開発に着手する。
これはこれで中盤くらいまでの展開全部言っちゃってすぎ問題。
しかも別にテロ撲滅に命を捧げることを決断はしてないだろ!嘘じゃねーか!
いや、そうだけどもだ。
見てない奴にはどんな話か全く分からんだろ。
ユーモアあふれるモンスターたち、目が離せないストーリー展開、サリー&マイクとブーの心のふれあい、全て超一流のエンターテイメント!
いや、こっちも短いな。
短いながらもウリはちゃんと押し込んでる。
もはや本編見てなくても言えることしか書いてねぇ!
世界65カ国でNo.1ヒット!『アバター』『タイタニック』のジェームズ・キャメロンが放つ革新的スペクタクル・アドベンチャー!天空に浮かぶユートピア都市"ザレム"と、そこから排出された廃棄物が堆積する荒廃したクズ鉄町"アイアンシティ"。ある日、サイバー医師のイドはクズ鉄の山から少女の頭部を発見し、新しい機械の身体を与えアリータと名付ける。記憶を失ったままの彼女は、実は300年前に創られた"最強戦士"だったのだ。自分と世界の運命に立ち向かうアリータの戦いが今、始まる!
面白そうじゃねぇか!
本編はここまで面白くねぇけどな!
アニメとかだと比較的(比較的)マシなのもあるけど映画系は軒並み酷い。
絶対片手間で書いてるだろ。
愕然で1100万だったら茫然なら950万くらいでしょうか
童貞ワイなんて明け方まで女の子(付き合ってない)とドライブしてて「眠いから寝れるとこ探してよ」って言われたからラブホ入ろうとしたら「ちょっ、何してんの引き返してよ」って言われて頭真っ白になりながら適当な日陰の路肩停めて2人で1時間ぐらい寝たんだぞ、ほんと自分の魅力の無さに愕然としたわ
人間て50歳にもなれば良い意味で感情の幅が無くなって何事も動じ達観しているものと思っていたんだけどな。
残念ながら人間40過ぎても50過ぎても60過ぎても70過ぎてもお前は子供か!と言いたくなるほど幼稚で馬鹿なんだよ。
そして、そういう目に遭うと傷ついて怖くて悲しくて悔しくて泣きそうになる50過ぎの自分に一番失望している。
若い人達は信じられないだろうし、そんなのは情けない人生を送ったからだと責めたくなるだろうが、人間て40過ぎても50過ぎても、相手がたとえ子供であってもバカと言われたら腹が立つし、殴られたら痛いし怖いんだ。
元保育士です。
退職して、もう何年もたつのですが、退職した当時は、もう二度と子供と関わる仕事はしないと思うほど傷ついていました。
わたしの職場は、いわゆる認可外保育園でしたが、母体が大きなところだったので比較的金銭的に余裕がある保育園でした。
厚生省の指針に従う必要もないので、ある意味自由な保育ができると勝手な希望を持って就職しました。
保育園の職員の中で一番年齢の高い人(といっても、30歳くらいでした)が保育園の業務を一任されていました。
就職して最初に言われたことは、「うちでは叱る保育をしています。子供を甘やかさないでください」とのこと。
子供の服についていたリボンが解けていた時に結び直すと叱られました。「子供が自分でできない服を着せてくる親が悪い」とのこと。
わたし以外の保育士は、みんな一番偉かった先生に同調していたので、わたしは孤立していました。
しばしば、わたし以外の先生たちは仕事中に買い物に出かけたり、美容院に行ったりしていまいた。
その間、いわゆるワンオペで仕事をしていたので、わたしはトイレにもいけませんでした。
そんな劣悪な環境でした。
わたしはちょっと図太いところがあったので、「別に仲良しな友達欲しくて仕事をしてるわけじゃないし」と、
自分の信念を押し通して、自分が正しいと思う仕事をしていました。
その保育園は、土曜日も18時まで保育があったので、交代で平日に休日がありました。
わたしが公休だった翌日、出勤したところ、子どもたちから「きのうね、おやつもらえなかったの」という訴えがありました。
他の先生達からしたら、気に入らない保育士の担当の子供なので、おやつをあげなかった
ということらしいです。
同調していないと、自分の担当の子供がいじめられるという事実に愕然として
この先どうしていいのかずいぶん悩みました。
内部告発も考えたのですが、
うまく、やめさせることができたとして、そこに残って仕事を完遂できるだけのエネルギーはあるんだろうか?
そんな逡巡をくりかえしているうちに、自分が辞めるのがいいだろうという答えを出してしまいました。
保育園で働いている人は同調圧力に悩んでいる人は多いんじゃないかと思います。
一番力のある人の傘下にいて、その人をヨイショしておけば平和である という、圧力。
女性だけの社会の場合は特に、自分の身の安全を守るために不本意ながら同調している人はたくさんいると思います。
わたしは、今回の逮捕にいたった事件は、内部告発をした保育士さんが勇気ある人だったと感じました。
時代も移り変わってきて、わたしが保育士をしていたときよりも発言しやすい風潮が後押ししたのかもしれません。
そんなことを考えさせられるニュースでした。
出先で食べたとんかつがあまりにも不味くて怒りを通り越して悔しくなりましたわ。
それも誰にも知られないような無名な店ではなく、都内の繁華街に何店舗も姉妹店を持つような店ですわ。
いつもなら絶対に失敗をしたくないのでしっかりと調べてから入るのやが、その日は急な用事をねじ込まれてその場所、その時間でしか食べることができませんでしたわ。
「絶対に失敗したくない」というのは別に「絶対に成功したい」わけではないので、できればそれほど並ばない店でそこそこ満足できればいいと思って探していますわ。
食通を気取るつもりもないしレビューサイトにポエムを書きたいわけではありませんわ。
味に不寛容なつもりもないので、今まではそうやってそれほど失敗知らずで来ましたわ。
その日はとある繁華街にいて、1つ目の用事が予定より早く終わりましたわ。
用事が長引けば昼食は諦めるつもりだったので下調べもろくにしていませんわ。
地図アプリでとんかつを検索すると、2~3番目くらいにそのラーメン店が出てきた。
そういえばそんな店があったなくらいに考えながら他の候補を見ると、軒並みオープンが11時半だった。
そのラーメン店ができた頃は行列が絶えなかったことは記憶していた。
いわゆる二郎インスパイア系で、更に挑発的な店名も相まって自分には合わないだろうという理由で今まで敬遠していたが、気がついたら都内に何箇所も姉妹店をオープンしていて、いつの間にか人気店の一つに仲間入りをしていた。
その程度の認知だった。
好みではないが実績があるのだから失敗はないだろう。
それに、こういうチャンスがきっかけで嫌いという思い込みが解決する場合もある。
そんなことを考えながら、結局は空腹と好奇心に負けて入ってみることにした。
まずは値段の高さに驚く。
店名を冠するラーメンは余裕で1000円を超え、ほとんど飾りのないメニューでも当たり前の顔をして900円を超えていた。
全面液晶のくせに商品のデテールが全くわからないというUIがクソな券売機で、かろうじて1000円を下回る味玉入りを買う。
オープンしたての店内は席に余裕があるが、入店からここまで店員から一言も声をかけられることはなく、仕方なくカウンターの一番奥の席に座る。
アルバイトに毛が生えたくらいの年齢の、見た目の色合いが賑やかな女性が二人だけで厨房に立っていた。
別に見た目で判断するつもりはないが、あまりにも若すぎることがとにかく不安だった。
その後、経験豊富そうな中年男性店員がもう一人いることがわかりほっと安心したのもつかの間、その男性が厨房に立つことはなく、むしろ黙々と調理する女性に対して愚痴とも取れるような私語だか業務連絡だかわからないような話を延々と話しかけていた。
座ってまず気がついたことは、テーブルも床も異様なまでにベトベトだということだった。
背脂を扱うような店ならば仕方ないと思えなくもないが、明らかに掃除が足りてないレベルでのベトつきに思わず手を伸ばしたダスターが全然絞られてなくて、テーブルの表面をいたずらに濡らすだけだった。
不安ゲージが瞬間に振り切れる。
着席後の余裕ができてきたので軽く店内を見回してみると、席から丸見えのバックヤードには無造作にダンボールが積み上げられ、厨房の中もとてもではないが掃除が行き届いているとは思えないほどに汚れていた。
山盛りのもやしが麺もスープも隠している。いわゆる二郎系の特徴だ。
透き通っているものもあれば、一部は白いままだ。
恐る恐る口に入れてみると、やはり生のもやし特有の臭みが一気に口に広がる。
思わず顔をしかめながら、少しでも火が通ってほしいともやしをスープに沈める。
そのついでスープを一口飲んでみると、強めのにんにくやスパイスにおそらく大量のバターでコクをつけたわかりやすくうまい味だった。
まだ出てきたばかりだというのに、冷ます必要もないくらいにスープがぬるい。
念のため下の方から混ぜて飲んでみたが、やはりぬるさは変わらなかった。
本来はもやしをある程度先に食べてその間に麺の硬さがちょうどよくなるように計算されているだろうから、このタイミングで麺を食べるのは躊躇したが、かと言って生臭いもやしをこのまま食べ続けたいとも思えない。
仕方なく下の方から麺をほじくり返してみる。
出てきたのは太めの縮れ麺で、自分の食生活にはほとんど馴染みがないが、これもインスパイア系の特徴なのだろう。
恐る恐る一口食べてみるが、これすらぱさつきを感じるくらいに粉っぽいままだった。
後で伸びるとは言え、これは流石に早すぎる。
生焼けのもやしに生茹での麺がぬるいスープに浸かっている状況を目の前に、どうしようもない絶望感に包まれる。
煮玉子とチャーシューは今日日特別な感じはなく、特別不満も無ければ感動もなかった。
生の玉ねぎの辛さに心が折れそうになりながら腹だけでも膨らまそうと、8割ほど食べた時点で断念。
袋詰にされているとはいえ、トレーに並べられた麺が店の勝手口付近で雨にさらされたまま積み上げられていた。
余裕がなかったとは言え、どうして入店前に気づけなかったのか。
数人の開店待ちに目を奪われて、判断を間違ったことの後悔が怒涛のようにこみ上げてきた。
入ってから知ったことだが、その日は何やらアニメだかゲームだかのタイアップイベントをやっているらしく、特別メニューを注文した人が次々と別席に案内されていった。
開店直後から中年の男性店員はその客を捌くことに専念している様子で、暇を見ては厨房の二人に愚痴を言いに来るといった感じだった。
そのファンたちに聞きたいのだが、こんなひどい店とのタイアップをファンという理由だけで認めて良いものなのか?
作品がタイアップすると決めたら、文句も何も言わずに従うのがファンの鑑という解釈で本当によいのか?
もし自分の大切にしている作品がこんな店とタイアップしたら、不買を貫いて運営に文句をいうか黙ってファンを辞めるだろう。
何が言いたいのかというと、いくらなんでも客も店もラーメンを馬鹿にしすぎているということだ。
別に自分はらーめん好きではないが、自分の好きなジャンルでこんなにもファンを馬鹿にしながら金を集めている奴らがいたら絶対に批判するし死んでも金は落とさない。
それを許容しているのだとしたら、ラーメン文化はクソだと言わざるをえないだろう。
野菜の火の通りにムラがあるのも、麺の湯で時間が足りないのも、スープの温度管理ができていないのも、要するに調理経験が浅すぎることが原因だ。
そしてこれは厨房に立つ二人の問題ではなく、そんな二人を厨房に立つことを許した経営判断に問題がある。
つまり、この味の裏には偶発的なものではない紛うことなき経営判断があるということだ。
でなければ、イベント当日にこんな調理技術の未熟な人間に厨房を任せたりしない。
外で切り盛りしていた経験豊富そうな中年男性は、聞こえてきた会話を聞く限り店長レベルに権限を持っている人間だった。
その人間が鍋を振れないとは思えないし、イベントという料理が露出するタイミングで厨房に入らないと判断したならいずれにしても無能だ。
「それでも別に金になればいい」
店名を出してボロクソに言わないのは、その店を批判したいからではなく、その店を取り囲むラーメン文化そのものに物を申したいからだ。
要するに、こんな店が未だに営業ができているのも、さらには繁華街にいくつもの姉妹店を開店できてしまうのも、こんなラーメンを提供されて文句を言わずに食べる客側に問題がある。
もしこのラーメンがそもそもそういうもので、皆がそれを好きでたまらないと言うならもうこれ以上何も言わない。
何も言わないけど、やっぱりラーメンは外食として底辺だと改めて認定せざるをえない。
どちらにころんでも、こんなクソみたいな味でこんなクソみたいなやり方をしている店にファンが付いて曲がりなりにも繁盛しているという時点で、クソだという以外に申し上げようがない。
今思い出しても豚のエサを超えてなかったし、ついでにいうとうま味調味料の弊害か、その後3日間くらい味覚がおかしかった。
海外の人もよく利用する土地だけに、これが日本の代表的な味だと思われるのは正直迷惑だ。
出先で食べたラーメンがあまりにも不味くて怒りを通り越して悔しくなった。
それも誰にも知られないような無名な店ではなく、都内の繁華街に何店舗も姉妹店を持つような店でだ。
いつもなら絶対に失敗をしたくないのでしっかりと調べてから入るのだが、その日は急な用事をねじ込まれてその場所、その時間でしか食べることができなかった。
「絶対に失敗したくない」というのは別に「絶対に成功したい」わけではないので、できればそれほど並ばない店でそこそこ満足できればいいと思って探している。
食通を気取るつもりもないしレビューサイトにポエムを書きたいわけでもない。
味に不寛容なつもりもないので、今まではそうやってそれほど失敗知らずで来た。
その日はとある繁華街にいて、1つ目の用事が予定より早く終わった。
用事が長引けば昼食は諦めるつもりだったので下調べもろくにしていない。
地図アプリでラーメンを検索すると、2~3番目くらいにそのラーメン店が出てきた。
そういえばそんな店があったなくらいに考えながら他の候補を見ると、軒並みオープンが11時半だった。
そのラーメン店ができた頃は行列が絶えなかったことは記憶していた。
いわゆる二郎インスパイア系で、更に挑発的な店名も相まって自分には合わないだろうという理由で今まで敬遠していたが、気がついたら都内に何箇所も姉妹店をオープンしていて、いつの間にか人気店の一つに仲間入りをしていた。
その程度の認知だった。
好みではないが実績があるのだから失敗はないだろう。
それに、こういうチャンスがきっかけで嫌いという思い込みが解決する場合もある。
そんなことを考えながら、結局は空腹と好奇心に負けて入ってみることにした。
まずは値段の高さに驚く。
店名を冠するラーメンは余裕で1000円を超え、ほとんど飾りのないメニューでも当たり前の顔をして900円を超えていた。
全面液晶のくせに商品のデテールが全くわからないというUIがクソな券売機で、かろうじて1000円を下回る味玉入りを買う。
オープンしたての店内は席に余裕があるが、入店からここまで店員から一言も声をかけられることはなく、仕方なくカウンターの一番奥の席に座る。
アルバイトに毛が生えたくらいの年齢の、見た目の色合いが賑やかな女性が二人だけで厨房に立っていた。
別に見た目で判断するつもりはないが、あまりにも若すぎることがとにかく不安だった。
その後、経験豊富そうな中年男性店員がもう一人いることがわかりほっと安心したのもつかの間、その男性が厨房に立つことはなく、むしろ黙々と調理する女性に対して愚痴とも取れるような私語だか業務連絡だかわからないような話を延々と話しかけていた。
座ってまず気がついたことは、テーブルも床も異様なまでにベトベトだということだった。
背脂を扱うような店ならば仕方ないと思えなくもないが、明らかに掃除が足りてないレベルでのベトつきに思わず手を伸ばしたダスターが全然絞られてなくて、テーブルの表面をいたずらに濡らすだけだった。
不安ゲージが瞬間に振り切れる。
着席後の余裕ができてきたので軽く店内を見回してみると、席から丸見えのバックヤードには無造作にダンボールが積み上げられ、厨房の中もとてもではないが掃除が行き届いているとは思えないほどに汚れていた。
山盛りのもやしが麺もスープも隠している。いわゆる二郎系の特徴だ。
透き通っているものもあれば、一部は白いままだ。
恐る恐る口に入れてみると、やはり生のもやし特有の臭みが一気に口に広がる。
思わず顔をしかめながら、少しでも火が通ってほしいともやしをスープに沈める。
そのついでスープを一口飲んでみると、強めのにんにくやスパイスにおそらく大量のバターでコクをつけたわかりやすくうまい味だった。
まだ出てきたばかりだというのに、冷ます必要もないくらいにスープがぬるい。
念のため下の方から混ぜて飲んでみたが、やはりぬるさは変わらなかった。
本来はもやしをある程度先に食べてその間に麺の硬さがちょうどよくなるように計算されているだろうから、このタイミングで麺を食べるのは躊躇したが、かと言って生臭いもやしをこのまま食べ続けたいとも思えない。
仕方なく下の方から麺をほじくり返してみる。
出てきたのは太めの縮れ麺で、自分の食生活にはほとんど馴染みがないが、これもインスパイア系の特徴なのだろう。
恐る恐る一口食べてみるが、これすらぱさつきを感じるくらいに粉っぽいままだった。
後で伸びるとは言え、これは流石に早すぎる。
生焼けのもやしに生茹での麺がぬるいスープに浸かっている状況を目の前に、どうしようもない絶望感に包まれる。
煮玉子とチャーシューは今日日特別な感じはなく、特別不満も無ければ感動もなかった。
生の玉ねぎの辛さに心が折れそうになりながら腹だけでも膨らまそうと、8割ほど食べた時点で断念。
袋詰にされているとはいえ、トレーに並べられた麺が店の勝手口付近で雨にさらされたまま積み上げられていた。
余裕がなかったとは言え、どうして入店前に気づけなかったのか。
数人の開店待ちに目を奪われて、判断を間違ったことの後悔が怒涛のようにこみ上げてきた。
入ってから知ったことだが、その日は何やらアニメだかゲームだかのタイアップイベントをやっているらしく、特別メニューを注文した人が次々と別席に案内されていった。
開店直後から中年の男性店員はその客を捌くことに専念している様子で、暇を見ては厨房の二人に愚痴を言いに来るといった感じだった。
そのファンたちに聞きたいのだが、こんなひどい店とのタイアップをファンという理由だけで認めて良いものなのか?
作品がタイアップすると決めたら、文句も何も言わずに従うのがファンの鑑という解釈で本当によいのか?
もし自分の大切にしている作品がこんな店とタイアップしたら、不買を貫いて運営に文句をいうか黙ってファンを辞めるだろう。
何が言いたいのかというと、いくらなんでも客も店もラーメンを馬鹿にしすぎているということだ。
別に自分はらーめん好きではないが、自分の好きなジャンルでこんなにもファンを馬鹿にしながら金を集めている奴らがいたら絶対に批判するし死んでも金は落とさない。
それを許容しているのだとしたら、ラーメン文化はクソだと言わざるをえないだろう。
野菜の火の通りにムラがあるのも、麺の湯で時間が足りないのも、スープの温度管理ができていないのも、要するに調理経験が浅すぎることが原因だ。
そしてこれは厨房に立つ二人の問題ではなく、そんな二人を厨房に立つことを許した経営判断に問題がある。
つまり、この味の裏には偶発的なものではない紛うことなき経営判断があるということだ。
でなければ、イベント当日にこんな調理技術の未熟な人間に厨房を任せたりしない。
外で切り盛りしていた経験豊富そうな中年男性は、聞こえてきた会話を聞く限り店長レベルに権限を持っている人間だった。
その人間が鍋を振れないとは思えないし、イベントという料理が露出するタイミングで厨房に入らないと判断したならいずれにしても無能だ。
「それでも別に金になればいい」
店名を出してボロクソに言わないのは、その店を批判したいからではなく、その店を取り囲むラーメン文化そのものに物を申したいからだ。
要するに、こんな店が未だに営業ができているのも、さらには繁華街にいくつもの姉妹店を開店できてしまうのも、こんなラーメンを提供されて文句を言わずに食べる客側に問題がある。
もしこのラーメンがそもそもそういうもので、皆がそれを好きでたまらないと言うならもうこれ以上何も言わない。
何も言わないけど、やっぱりラーメンは外食として底辺だと改めて認定せざるをえない。
どちらにころんでも、こんなクソみたいな味でこんなクソみたいなやり方をしている店にファンが付いて曲がりなりにも繁盛しているという時点で、クソだという以外に申し上げようがない。
今思い出しても豚のエサを超えてなかったし、ついでにいうとうま味調味料の弊害か、その後3日間くらい味覚がおかしかった。
お婆さんは「女性」という属性を持っているので対応する男性は自然とパッシブスキルが発動する。明らかに性交のことが念頭にないような相手であろうとも、これまで「女性」というだけで優しくしてしまっていたという事実に気づいて、「ああ、あれもこれも性欲由来だったのか」と自ら愕然としたという話だから
そういう介護とかの個人間の労役の話をしているんじゃない。社会保障費の話をしている。
あなたが給与所得者であると仮定する。給与明細を見てくれ。厚生年金とか、健康保険料とか、年齢がうえなら介護保険料とかがとられているよな? 結構な割合のはずだ。
年金が、自分の老後のための積み立てだなんて、お花畑の政府の説明を信じたりしてないよな? 年金とは、今の勤労世代が引退した老人たちを養うための仕組みだ。ググって、昭和時代の給与明細をみつけてきてくれ。年金保険料のあまりの安さと、当時は賞与から年金が引かれていなかったことを知って愕然とするはずだ。これが少子化が進んだ社会において、現役世代が引退世代を養うということだ。健康保険でも介護保険でも同じ事が起こっている。
でだ。お前達が仕事を退職して、今の子供達が大人になったときには、更に酷い状況になることが確定している。おそらくだが平均以下の給与のやつでも半分以上を持って行かれるようになっているはずだ。
そういう話をしている。