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2023-01-05

anond:20230105105912

それってOED説で数ある説のなかの一つでしかないでしょ?

2022-10-21

なぜ「処女航海」「処女作」なのかという疑問に「女性名詞だから」と説明するのは誤りである

処女航海(maiden voyage)」「処女作(maiden work)」といった言葉に苦言を呈するフェミの方々が現れると、決まって「『船』や『ペン』が女性名詞だから処女』が付くだけなのにそんなことも知らないのか」と得意げに反論をする人たちが出てくるのだが、はたしてこの「女性名詞説」は本当に正しいのだろうか。

「maiden」の語源

まずは「処女」すなわち「maiden」の語源確認しよう。

Etymology

From Middle English mayden, meiden, from Old English mæġden (“maiden, virgin, girl, maid, servant”), diminutive of mæġþ, mæġeþ (“maiden, virgin, girl, woman, wife”) via diminutive suffix -en, from Proto-West Germanic magaþ, from Proto-Germanic magaþs (“maid, virgin”). Equivalent to maid +‎ -en.

https://en.wiktionary.org/wiki/maiden

語源

中世英語の「mayden」「meiden」は、古英語「mæġden」(「未婚の若い女性」「処女」「少女」「女中」「召使い」)に由来し、それは「mæġþ」「mæġeþ」に指小語尾「-en」がついた指小辞であり、それは西ゲルマン祖語の「magaþ」に由来し、さらにはゲルマン祖語の「magaþs」にまで遡る。「maid +‎ -en」に相当する。

maiden (adj.)

c. 1300, "virgin, unmarried," from maiden (n.). The figurative sense of "new, fresh, untried; first" (as in maiden voyage) is by 1550s. In horse-racing (1760) it denotes young horses that have never run before.

https://www.etymonline.com/word/maiden

maiden形容詞

13世紀。「処女の」「未婚の」。maiden名詞から。1550年代には「新しい・新鮮な・試されていない・最初の」という比喩的意味(「処女航海」のように)で使われるようになった。競馬では(1760年)一度も走ったことのない若い馬を表す。

まり、古英語5世紀から12世紀ごろ)からあった「maiden処女)」という名詞が、13世紀ごろに「maiden処女の)」という形容詞としても使われるようになり、さらに1550年代になって比喩的に「maiden最初の)」といった意味形容詞としても使われるようになった、ということだ。

そして、古英語のころにはあった男性名詞・女性名詞の区別が、中世英語11世紀から15世紀ごろ)では失われていることから考えると、1550年代に生まれた「『最初の』という意味形容詞maiden」が女性名詞にしか使えなかったとは考えにくいだろう。

そもそも「船」は女性名詞なのか?

当たり前の話だが、同じ意味単語でも、それが男性名詞か女性名詞かは、言語によってバラバラである英語ship」と独語「schiff」は共にゲルマン祖語に由来するようだが、どちらも中性名詞である仏語「navire」と伊語「nave」はどちらも羅語「navis」に由来しているのだろうが、ラテン語イタリア語では女性名詞なのに、フランス語では男性名詞となっている。

女性名詞説の人たちはしばしば「『船』はラテン語女性名詞だったから」などと言うのだが、仮に英語の「maiden」が女性名詞に付くとしても、なぜ古英語などではなく、いきなりラテン語基準になるのだろうか。「maiden女性名詞に付く」という結論ありきで、「船」を女性名詞とする言語を探してきているだけではないのか。

女性名詞説の「処女作は『ペン』が女性名詞だから」というのもおかしな話で、普通に考えれば「作品」や「本」が女性名詞かどうかを考えるべきだろうに、なぜ「ペン」を持ち出してくるのかといえば、ラテン語で「ペン」が女性名詞だったことを探してきたからだろう。




英語でも船を「she」と呼ぶ?

女性名詞説の人たちがもうひとつ頼みとするのが「英語でも船をsheと呼ぶ」ということである。つまり「船をsheと呼ぶのは船が女性名詞だったことの名残である」というのである

これについては以下のページに詳しい。

これは古英語にあった文法性とは無関係です.乗り物国名女性代名詞で受ける英語の慣習は中英語期以降に発生した比較的新しい「擬人性」というべきものであり,古英語にあった「文法性」とは直接的な関係はありません.そもそも「船」を表わす古英語 scip (= ship) は女性名詞ではなく中性名詞でしたし,bāt (= boat) にしても男性名詞でした.古英語期の後に続く中英語期の文化的文学的伝統に基づく,新たな種類のジェンダー付与といってよいでしょう.

http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2019-04-22-1.html

OED によると船を受ける代名詞としての she の初例は1375年である」らしいが、最初にも述べたとおり、英語男性名詞・女性名詞の区別が残っていたのは古英語5世紀から12世紀ごろ)までである。また、これも先述のとおりだが「古英語 scip (= ship) は女性名詞ではなく中性名詞」というのだから女性名詞説の人たちの主張はまったくの誤りということになるだろう。

まとめ

1. 英語の「maiden」は、そのあとを受ける名詞男性名詞か女性名かに関係なく、「新しい」「最初の」という意味形容詞として使われている。

2. その「新しい」「最初の」という形容詞としての用法が生まれたのは、英語から男性名詞・女性名詞の区別が失われた後のことである

3. 英語で船を「she」と呼ぶのは、男性名詞・女性名詞とは無関係である

2021-03-07

anond:20210307184616

日本語乗り物に対して「処女」という言葉を使うのを問題視しているのか、英語三人称女性代名詞乗り物に使うのを問題視しているのか、英語女性代名詞と "maiden" の対応が一貫しているのかを疑問に思っているのか、読んでいてさっぱりわからん

なお有識者に聞くまでもなく、OEDで "she" と "maiden" 項目における引用例の出典年代年代指定スライダースライドさせながら比較すればすぐに分かる。

2018-06-14

anond:20180614191847

The deliberate killing of a large group of people, especially those of a particular nation or ethnic group.

(OED)

the deliberate murder of a whole group or race of people

(LDOCE)

Genocide is the deliberate murder of a whole community or race.

(COBUILD)

2013-10-25

http://anond.hatelabo.jp/20131025055600

alphaという言葉には「社会(とりわけ動物の群れ)におけるリーダー」という用法があるのです。

群れにおい重要なのはリーダーであり、二番目や三番目はただのモブしかないので、betagammaという言葉に特別深い意味が与えられていないのも無理からぬことです。

alpha [as modifier] Zoology & Sociology

denoting the dominant animal or human in a particular group

the pack is a tightly knit, highly organized group, led by an alpha wolf

(OED)

M:tG勢にとってはBriarpack AlphaAlpha Tyrranaxといったクリーチャー名でおなじみの用法ですね。

わかったらとっとと顔から火を出して自分に4点ダメージを与えるように。

2013-06-29

うるさい電車

俺の乗るOED線にしては珍しくすごく混んでいた。

車内清掃とやらで遅れたからだ。

乗る駅から降りるまで、真横にクズ2人組みが乗った。

常にでかい声で

・乗ってから降りるまで自慢話ばっかり(A)

・人がいっぱいで詰まってくるとブツブツ文句言い、

 前が女だと「こんなに混んでで酔ってたらケツ触っちゃうよ」

 とか大声で言い、それについて盛り上がる。(A,B)

 ※女の人はすごく嫌な顔してた

的外れ予言を偉そうに大声でいう。

 こことここですごく降りる、あとは降りる一方とか、(全く違う)

 この時間はずっとこんな感じ(違う、今日は遅れたから)

 とかぐだグダグダ言い続ける。(A)

・周りの嫌な顔は知らんぷり(A,B)

・周りの人間の文句をコソコソ言い、ニヤニヤ見ている。(A,B)

・同僚らしき人の文句を言い続ける(A)

 「○○は、頭が悪い

 「○○は、勉強の頭はあるけどアホ」(勉強すらできない奴が言えるセリフではない。)

 「勉強できる賢さと、人付き合いの賢さは違う」(勉強仕事を並べるならともかく、人付き合いという低能っぷり)

挙句の果てに普段この線のらねーから。(A)

 (あの偉そうな知ったかはなんだったのか。

  そしてお前らみたいなのが乗ってるから混んでるんだろうがという。。。)

生きててもしょうが無いカス

氏ねマジでしね。

 
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