はてなキーワード: 作話とは
基本的には内向的で我が強く、侵襲性は薄いがうっかり踏み込むとこちらの都合を無視して自分の世界観の中に引きずり込んでくるようなのね
"電波"が死語になって久しいが、少し前ならそういう括り方をされたかもしれない。わたしは全史的なサブカル勘がある訳ではないから、例えば古典エロゲの原液のような電波キャラ造形を知っている人間がルーナ・ラブグッドをその範疇に入れることを許容するかとかは知らない
最近好きなのはスターレイルの主人公のテキストで、なんとなく最初に女性主人公を選んだ判断を自賛している
ウマ娘はその手のキャラが豊富で良い。初期から読めるストーリーだけでマチカネフクキタルやアグネスタキオンからゴールドシップまであるし、テイエムオペラオーやネオユニヴァースが居る
個々のキャラクターを軸に作話するソシャゲはそういうキャラが出来やすい構造があるのかもしれん
ただ、これよりもものすごい化け物みたいな漫画家が現代にはいるので、目の肥えた視点だといくらでもイチャモンはつけられるかなぁってところですかね。
基本的に発端の増田(anond:20220603170344)の文章を最初に読んだのでその影響はあるものとする。
なんか勇者が魔王を好きになる過程が雑というか、腹落ちしない話の流れだったな。
声が綺麗って言われたから?好きになったんだけど。普通の人間てそんな事ある?
17年も生きてて声が良いって言われたこと今まで一度も言われなかったのか。魔王でさえ初手で褒めてくるくらいには声きれいだったら、どこかで誰かに言われてるだろう。まあ描写がないのでなんとも言えませんが、描写がないので腑に落ちないよね〜
なんで好きなん?みたいなのが最後まであとを引いているので、後半の話の流れが心に全然響かない感じで、むーん。って感じ
自分で好きでもなく勇者ヤッてるって言ってるけど、勇者のモノローグでしかなくて、実際に勇者としての不満のある生活とか、人として扱われない悲哀みたいなシーンがないので、口だけで言われてもという納得感のなさがつきまとってくる
もと増田の言ってたとおり、なんか無駄にトカゲを殺すのが取ってつけたような流れで、はぁ君そういうことしちゃうやつなんだね。そりゃ人間から嫌われたり信用されないだろうなっていう感想になるかなぁ
なのに、そのトカゲ殺しちゃう魔王に対して勇者が好意持つのも、作者に感情を操られてる感じがして気持ち悪い、腹落ちしない。
17歳だから、未熟だからそうやって年配の人に対して一過性の恋心をいだいてしまった、みたいな一時の感情のゆらぎとも取れそうだったけど、その後に22歳のシーンがきて
えぇ、トカゲ殺すようなやつのこと、声が綺麗だって言われただけでずっと好きなん
勇者は人間社会でどんだけ貧しい人間関係のなか生きてるんだよ。みたいな感じになる。
その人間社会での勇者の扱いが描写されないので、気持ち悪さがつきまとう。
人間社会でのパートを削ぎ落としてるというよりは、描写不足としか見えないかな……。作者が人間社会での勇者がどういうふうに誰と生活しているのか考えてないだけっていう感じが臭ってくる。
もちろんプロット上不要だと判断したからわざわざそのへんの設定を深堀りして考えていないってのは戦略としてあるだろうけど、だとしたら作品設定の要不要の判断がまだ甘かったな〜といった雰囲気。
魔王と勇者は敵対関係なんだから、その圧倒的な障壁を超えさせるだけの強烈な説得力は欲しかったなぁ。勇者なんで顔赤いの?とか勇者なんでこいつのこと好きなの?みたいなのがあんまり入ってこないまま(いわゆる読者が置いていかれる)話が流れていく感じですね。
魔王、勇者の腕を傷つけたあとショックを受けてる(というふうに勇者が認識してる)んだけど、話のまえでもずっと魔王は「防御魔法でどうにかなるものじゃない」ってさんざん忠告してるし、やっぱりな、的な反応になると思うんだけど、なんでショック受けてるんですかねぇ
どう見ても、勇者ちゃんにとって魔王がそうやって勇者を傷つけてしまったことでショックを受けて欲しい!っていう話の展開ありきでの描写になってるんだよなぁ。
まあこのくらいのガバ別にどうってことないといえばどうってこと無いけども、多少は鼻につくよなぁ。
ドラゴン殺すイキリ描写もきついものがあるなぁ。いる?要らないよなぁ
強くなったって言いたいだろうけど、別に魔王の呪い解くのに、ドラゴン殺すことで勇者の強さを表現する必要ないだろう。漫画としてのキャッチーさはあるけど、物語上は不要だよなぁ
むしろなんで殺してたの?みたいな思考が入ってきて、魔王の呪いを解くっていう趣旨がブレる。
ただガバがあるし、構成有線でキャラの人格を捻じ曲げてる部分も散見されるので、Web上での祭り上げられ方によっては、なんでそんなに素晴らしい作品だと持ち上げられてるんだプンプン!ってなる人が出るかもねぇ
小島一志という格闘技ライターがいる。格闘技と言ってもほぼ極真専門といっていい。
詳細はWikipediaやコジ苑というアンチwiki、Amazonの著作レビューでをご覧いただきたい。
外部から眺めている彼らより少し近い場所にいたので、そんな立場から見た彼を語りたい。
家高泰彦というライターがいる。
『極真大乱』という著書をあらわし、何よりも小島の大学時代の同級生で一時期は仕事も一緒にしていた人物である(現在は絶縁)。
小島と直接関わりを持つきっかけをわたし自身を例として回想してみてもその印象は同じである。
しかもそのスイッチがわからない。だから彼との会話は地雷原を歩くようなものだ。
「俺を侮辱するな!」「俺を疑うな!」
小島は怒ると大抵こういう風に言った。
しかし第三者として見てもどこが侮辱なのか、どこが疑いなのかさっぱりわからないことが大半である。怒られている当人には当然もっとわからなかっただろう。
小島は何でもない一言を過度に悪く拡大解釈し、しかも当人が言っていないことまで「言った」などと述べるのだ。
怒った時の小島はきわめて横暴で独裁的、まさしく暴君の言動であった。
その一方で、1日も日を置くと、「あのときは感情的になりすぎた」などと反省の弁を述べることも多かった。
当初は「困った人だが、きちんと反省や謝罪もできるんだな」と思っていた。
だが、あまりにもそのようなことが続くとさすがに異常に思えてくる。
そしてこんな風にも思い始めた。
これは共依存のDVカップルなどによく見られるコミュニケーションパターンではないか?
そんな人間と長く関係が続くはずもない。あるものは自ら去り、あるものは切り捨てられた。
わたしの時も同じであった。再三、理解不能な怒りを買ったあげくに切り捨てられたのである。
彼の会社である夢現舎には現在スタッフはおらず、息子との間でさえ険悪な仲のようであるが、それも当然であろう。最近では『大山倍達正伝』(新潮社)に協力したLeo氏が「0.1円も儲けさせたくはない」と発言しているのを見た。
その場に居合わせたわけでもなく、録音テープがあるわけでもないのに、あるシーンのやりとりや長台詞、心情、仕草まで詳細に記述するからである。
アンチはこれを称して作話、捏造の根拠のひとつとする場合が多い。
催眠ショーでよくあるのだが、「あなたは○○(歴史上の有名人)だ」という暗示をかけたら、被催眠者は顔つきも声色も、姿勢も変わってなりきった言動を行う。強い暗示にはそのような力があるのである。
彼のYouTubeチャンネルを見てほしい。大山倍達、芦原英幸の語りを再現する時の様子を。
すっかり本人になりきっていると思わないだろうか?
人間関係が悪化すると、いままで許せていたものが許せなくなる。
これはほとんどの人間がそうだろう。それにしても小島のそれは極端に過ぎる。
非常に難しく、自分も十全に理解しているとは言えない。だから説明はしない(ネットでわかりやすい説明を見つけたら、それは大幅にはしょって簡略化したモデルであると言い切ってもいい)。
・現実に,または想像の中で,見捨てられることを避けようとするなりふり構わない努力
・理想化とこき下ろしとの両極端を揺れ動くことによって特徴づけられる,不安定で激しい対人関係の様式
もう一つ、社会心理学に認知的不協和理論というものがある。精神分析学では防衛機制において「合理化」といわれている概念にほぼ等しい。
矛盾した言動や納得できない状況などに対して、それを正当化するために認知をゆがめ、自らを納得させるための理屈を作り出す。
思い込みの激しい小島の場合は、妄想の物語を作り出すという形で表れる。
だから小島自身は嘘をついているという自覚はないのではなかろうか。少なく見積もっても6割、多ければ8割ぐらいは本気で信じているように思える。
これに被害感情の強さが結びついた時、極度の人の好き嫌いが生とも考えられる。
イタコ気質は生来のものであろうが、それ以外は育成環境もかなり影響しているような気がする(なんとなくそう思うだけである、明確な根拠はない)。
原田寛『最後の直弟子が語る 芦原英幸との八年間』によると芦原英幸がきわめて猜疑心の強い人物だったようだ。
そして小島は芦原に心酔している。
2022/6/30 加筆訂正
本当に相手の語りや絵や作話に価値を見出してるなら、ネット上でそこだけつまみあう付き合いでいいから会う必要ないしむしろ会うことで面倒起こって創作に支障でる可能性まであるから会いたくない
たまたま好きな作家がそういう付き合いにモチベーション見出すタイプなら付き合うけど、付き合いに支障ない性格であればブスかどうかとか悪いけど死ぬ程どうでもいいしプライベートとか教えてくれてなくていい。相手もそう思ってると思う。
そんなにオフ会いきまくっていちいち作風と顔合わせて覚えてる時点で、腐やオタクとしての楽しみより女社会に参加してめんどくさい付き合いするのが好きなうえにマウントとるのが好きで他はおまけなんだろうな。
ゲーム部プロジェクトが炎上した時に、運営会社のアンリミテッド(当時)は「Ctuberだから」と言明し、多くの人はそれを言い訳だと捉えていたのを覚えている。
でも、その「Ctuber」の行く末を見てみたかったと炎上からしばらく経った今改めて思う。
思えばドラえもんみたいなアニメは中の声優が変わっても、そのキャラクターそのものが愛されている。
アニメではその作話におけるキャラクターが公式としては全てだったが、Ctuberたるゲーム部プロジェクトのキャラクターでは彼らが投稿する動画コンテンツだけでなく生放送やライブイベントでの活動を通した「より強度をもった」キャラクターを提供できていたわけだ。それはやはり新たな挑戦に他ならなかったわけだろうし、何がいけなかったんだろうか。
少なくとも俺は中の演者ではなく、キャラクターである「ガワ」が好きだったのだ。
もちろん運営企業の諸々の体制に問題があったというのはそのとおりなんだが。キャラクターそのものまで否定しなくてよいのに。
私は、十年くらい前までとあるビルメンテナンス会社の清掃部門で働いていて、そのある全国展開するビジネスホテルチェーンがそのビルメンテナンス会社のある地域で運営する3店舗くらいのビジネスホテルと業務委託契約を元請けを通じて請け負っていて、その担当をしていた。
主に客室清掃と日常清掃、定期清掃の3つになる。
当然のことながら、ホテルの清掃と言えば客室清掃がメインで、請負金額が余りに安すぎて、客室清掃係のハウスキーパーさんには実質的に最低賃金を下回る賃金しか払えず、部屋数の歩合制という悪しき偽装請負形式でやらざるを得なかった。
やらざるを得ない、とは、当然会社の都合でしかないわけで、犯罪行為であるが、実際のところ、それでも赤字だった。
赤字にしていても、元請けから他の仕事で補填するという考え方で会社の方は請け負っていた。
元請けにしても利益は微々たるもので全く儲かっていない。十店舗くらい請け負ってやっと一人分の給料が出るという程度らしかった。
それくらいそのビジネスホテルのオーナー会社はドケチなのである。
どうしてそんなドケチな仕事を引き受けるのか? それについては少しカラクリがあるのだが、その話はややこしいのでしない。
だから担当者の私は、そんな安い給料で働いてくれるパート(パートとは言えないが)を確保するのにめちゃくちゃ大変だった。
そのホテルで働くのが好きな人や、働く仲間が好きな人、時間の都合が合う人、そして他でもあまり雇ってくれそうにない人などが中心になる。
当然どの業界でもそうだが、私自身もしょっちゅう人手不足を補わざるを得なくなる。
ただ、そのホテルは支配人を業務委託契約で雇っていて、その支配人の方がもっと酷くて、住み込みで24時間365日(うるう年なら366日)×数年間、基本的にはほぼホテルにい続けなければならない(完全にい続けなければならないわけではないが実質的にはそうだった)。
数十室から百室を超える場合もあるのだけど、基本、それを夫婦二人で見なければならず、それでは当然賄えないので、自分たちの報酬からアルバイト雇用経費を支払わなければならなくなる。
でも、金銭的にはどうしてもそこを抑えないと、自分たちの取り分が余りに雀の涙になってしまうので、支配人が受け持つ仕事はかなり多くなる。
稼働率によるインセンティブがあったかどうかまでは知らない。でもそんなの入れても、吃驚するくらい安いのは確か。賃金計算したら最賃を遥かに下回るだろう。
ここまで話すと、ひえーひでぇブラックだな、と思われるだろうが、しかし待遇を除けば、実はそうでもない部分がある。
このホテルチェーン、地域や場所にも依るとは思うけど、その支配人にピタッと嵌ると、楽勝らしい。
担当者をやっていた数年間で四人ほどの支配人と会ったが、うち二人はいつも上機嫌で、そのうち一人はほんとに「全然楽勝っす」と言っていた。
要は要領がいいのだろうけど、担当者の私がいつそのホテルに行ってもその支配人、昼間は寝ていたし、起きて出てくる時はステテコ姿が多かった。
さてそんなホテルだけど、どこのホテルチェーンかは私は絶対に言わないが、温泉付きになっているところがある。
温泉と言っても、温泉水をどっかから買ってそれを循環させている形式になっている。
レジオネラ菌が保健所の検査で検出されてしまうと業務停止を喰らう。
だからどこの温浴施設でもいろいろな方法で殺菌処理をしている。
で、私が担当したあるホテルの温泉、ここでは薬中ポンプと言って、温泉水にここから塩素成分を付加してレジオネラ菌を発生させない仕組みになっていた。
ところが。
私は、当時まだ新人で、そんなのあるなんて全く誰にも教わっていなかった。これ自体が酷いのだけど、ある日、そのホテルの支配人から激怒して会社に電話が掛かってきた。
「保健所にレジオネラ菌が検出されたと言われたぞ!どうなってるんだ?」
である。
薬中ポンプだけでは防げない場合がある。循環経路の何処かで異常発生しているかも知れないからだ。だから普通、一定規模以上の温浴施設では必ず毎週一回は、高濃度次亜塩素酸ナトリウム溶液を投入して、温泉水を循環させ殺菌消毒後、湯抜きをする。
そこはそんな規模ではなかったので、条例適用外だったが、薬中ポンプは必須だった。
この薬中ポンプが数年間に渡り、全く動作していなかったのである。俺はそんなの知らんし。
一体何故そんな事になったのか。
支配人も知らない。
薬中ポンプがあるのを知っていたのは、私の会社のもう一つの別の部門であった設備系である。でも、設備には責任はない。定期メンテナンスをしているだけだったから。
で、その私の会社の社長、大慌てで次亜塩素酸ナトリウム溶液のポリタンクを担いでそのホテルに馳せ参じ、会社社長の跡取り息子と二人、循環に依る殺菌消毒に取り掛かったのである。
理屈は知っていてもやり方なんか知らんド素人の社長、必要量の何十倍か知らんけど、大量投入したもんだから、お風呂はシャボン玉発生機と化した。だって、ジェットも回してるんだから。
「おい!水入れろ!水だ水!泡を消せ!」との社長の怒号が飛ぶ。
息子は大慌てで、ホースを繋いでお風呂に水投入……したらしい。息子から聞いたんだよ、この傑作話。
ともかく一旦はそれで落ち着いた。
原因究明すると、過去に誰かが、薬中ポンプの管理が面倒で、お風呂を洗っているアルバイトにやらせようとしたら、うまく機器が扱えなかったらしい。
そこで、その薬中ポンプに投入する専用薬剤を、温泉タンクに定期的に一定量投入するという独自の方法になっていたのだった。
誰やねん、そんなアホなことしたのは。それは分からずじまい。
ともあれ、これでは循環経路の温泉水に対しては何の役にも立たない。
で、まだ後日談がある。
その会社のバカ社長、じゃー取り敢えず、一週間に一回はしなくていいけど、一ヶ月に一回だけ循環消毒しましょかと、激安の仕事にしやがった。確か一回2万円。
それはまだいい。だけど、ド素人なものだから、適正な塩素濃度を知らない。
何処で調べたのか知らないが、今度は激薄を指示して私に教えた。おそらく自分がやった泡発生事件が怖かったのだろう。
で、激薄すぎて、その一年後、またレジオネラ菌を出したのである。で、その仕事はなくなった。
言い訳してたなー、そのバカ社長、「レジオネラ菌は外から持ってくる温泉水に入ってるんだよなぁ、防げない時は防げないよなぁ」なんだって。
で何が言いたいかと言うと、温浴施設では当たり前のレジオネラ菌という重大な問題すらも、支配人が知らないという杜撰なことをやっているというのがそのホテルチェーンの実態だ、ということ。
こっちはその管理責任の契約すらないんだよ。上の時もたまたま慌てて対応に乗り出しただけ。
あそこは見た目は綺麗かもしれないけど実態はそういうホテルなんだよ。少なくとも私の知っている十年くらい前まではね。何処とは言わんけど。
https://anond.hatelabo.jp/20190312195149
「出会って5秒でバトル」って能力バトル漫画が割と面白くて読んでたんだけど、ヒロインがやたらとパンツ見せる
それがすげーーー邪魔
いや短いスカートでアクション担当だから、「見える」のは分かる
少年漫画だからサービスだってのはまぁ分かるけど、見せ方が全く自然じゃないんだよなぁ…
「カメラが寄る」とかって見せ方ならまだ「サービス見せ」感が初々しくていいんだけど、この作品については、「突然カメラが地面近くから見上げる角度になる」みたいな不自然さなんだ…
あとこれは関係ないけど、作話も作画も(二人で分業してるっぽい?)富樫の影響受け過ぎてるのが面白い
あれを一人でやってる富樫はすげーなって思う
漫画とかアニメとかゲームとか映画とか、新作話題作超大作がばんばんばんばん制作されてて腹が立つ。
こちらとそんなに多くの作品に目を通していられるほど暇じゃないんじゃ。なのに揃いもそろって面白そうなあらすじやら予告編やら見せやがって。
わくわくしちゃうじゃないか、こんちくしょうめ。こちらと積んだままの本やらゲームやらがまだ部屋に溢れてるんだぞ。どうしてくれんだよ。手がつけられないエンタメがまた増えちゃうだろ。
挙句、インターネット上ではパナマ文書だのオリンピックエンブレムの動向だの政争のごたごただの会社の不祥事だの世界経済の動向だの社会に大きな不安を与えた刑事事件だの、たくさんの話題で議論が活発になってるじゃないか。もうどうしてくれんだろよ。どれもこれも面白そうな内容で食指が動いちゃうだろう。どんな種類であれ炎上案件なんて最高の娯楽じゃないか。コメントなんて残さず、傍から見て云々悩んだり、義憤に駆られたりさ。ものすごくお手頃な消費活動だよ。誰にとっても毒にも薬にもならない。素晴らしいとは思わんかね、まったく。
本当休日なのにさ、見るものが多すぎて疲れちゃうんだよ。楽しいのにわくわくするのに、どこかで辟易してるんだよ。
なんなんだこれ。パソコンを窓からぶち投げれば良いのか? 積んだままの書籍に火を放って、星でも眺めたら気が休まるのか? そんなもったいないことできるわけ無いだろ!
もうダメだよ。俺は情報の奴隷になっちまったんだ。有意義な活用方法も見いだせず、刹那の快楽に身を委ねてヘラヘラしてるだけなんだ。薬物中毒と何が違うんだ、ちくしょう。
いい加減別のことしよう。