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はてなキーワード: 無人機とは

2016-08-23

http://anond.hatelabo.jp/20160822223135

群体化・有翼化こそお話し都合にしか見えない。

本当に群体化・有翼化が危険視されるなら真っ先に考案されるのは誘導兵器空爆を繰り返すことだろ。

航空機迎撃されても無人機最初迎撃させて加熱させれば被害は抑えられる。

核を使ったらどうやっても核汚染が引き起こされるし何より歴史に汚点が付く。

どれだけ巨大な災害が現れたとしても国に対して核使用あん簡単スイスイ決まる方が考えられない。

どんな指揮官でもというかリアル指揮官であればあるほど通常兵器での攻撃で済ませるための作戦を必至に立案する。

そもそもゴジラに関して言えば日本しか被害にあってない状況で核使用国連で通るのがまずフィクションなんだが。

まあ、リアルかそうでないかを言い争っても仕方ないが、

通常兵器効果が見込めたらあとは物量作戦というのはリアルであるならばどんな状況においても基本的戦術戦略

それを刺激したら群体化・有翼化の可能性あるって言うが休眠中がまさにその群体化・有翼化進化のための準備期間だったらどうするんだよって話。

作中で一度ゴジラは体長をサイズアップするためと冷却機能向上のために海中で数日間帰っていった。

まりゴジラ進化が早いと言っても大規模な進化をするにはそれだけの時間を有するということ。

尻尾人間の体が出てきたのも休眠中群体化の準備をしていた可能性が大きい。

冷却のためだけなら致命傷を与えかねない外敵のいる地上で休眠状態に入る必要は全くない。

また海中に変えればいいだけだから

以上のように例え群体化・有翼化したとしても取るべき戦術は物量作戦での熱暴走って変わらんのよね。

ゴジラ自体がそれに対しての答えを用意できなかったから群体化に切り替えようとしたんだろうけど

まさにそのための準備期間が休眠中だったわけ。

眠してる間に新たな進化準備をしていた、という推察を一度大きな進化して帰ってきたゴジラという前例があるのに

誰も話の都合で推察しなかったのが子供だまし。

物量作戦否定してヤシオリに話を持って行かせたいだけのこじつけしかない。

じゃないと話つまらないもんな。日本主導じゃなくなるからニホンVSゴジラじゃなくなるし。

 

何度もいうけど進化危険があるなら進化するためだけの時間ゴジラに与える方が愚策だし

その対処日本しかまだ被害にあってないのにいきなり色々ぶっとばして核使用はご都合すぎる。

休眠に入ったか調査云々も、アメリカ空爆機が迎撃されてそのまま何も米軍が手を出さないのもフィクション

攻撃中に攻撃対象の動きが止まったら普通作戦中なら総攻撃する。

元々空爆によって東京被害出ることは織り込み済みだから止める意味もない。

レーザー撃ったからびっくりしてやめた、とか子供だまし、本当に子ども感覚

そんなので作戦は止まらいから。

角度変えて作戦続行する。

自衛隊ですらあれだけ駆除するためにやれること全部やったのに米軍が3機迎撃されただけでアッサリ手を引くのが日本マンセー

2016-08-19

かあちゃんJ( 'ー`)しとゴジラを見にいった

米軍無人機が撃ち落とされるところで「あぁ」と小さく悲鳴をあげていた。

「なんか切り札っぽいのがきて反撃だ!あれ簡単に撃ち落とされちゃった・・・」みたいな感じだったのかな?

以前、ミストを二人で観てたときも、ラストあたりの巨大モンスターが登場するところで「あぁ」と声をあげていたけど、あれも別に盛り上がるところじゃないんだよな。

シン・ゴジラの心にフックしたところを書く。ネタバレあり。

シン・ゴジラの小さいネタバレあり

シン・ゴジラの大きな感想は他の方に任せて、細かいところをメモっていくよ。

画面切り替えが多すぎてめまぐるしいんだけど、 何かしら各シーンに仕掛けがあるんで、挙げればきりがないよ!


ゴジラ登場シーンはどれも凄い。自衛隊凄い。】

・初回登場で死んだ魚の目。これだけで意思なんかおぼつかないことがすぐわかる。グロイ。

・手の形を成していない手。溶けかかったような造形。後ろ足だけで腹を引きずりながらただ進む。キモE 。

・二回目。やっぱりもう心中察するとか不可能な面構え。小さい眼に乱杭歯。なんなんだよ。よってこないで!

ダメージ → 気分悪い・・・ゲロゲロ → んー、こうかな? → ボオォォ → もうちょっとこうして絞って… → キュイイイン → 大惨事

・どこまで届くんですか。

足音「ドォーン」「ドォーン」

・瓦カタカタ

・なぜ北品川

・なぜ泉岳寺

自主避難に任せる?

・それほっとくって事でしょ。

・うああ。

・タバ作戦、ヤシオリ作戦、どちらもスゲエいい

・機銃がギャリギャリギャリ・・・キュイ

戦車グリングリン

自走砲大戦略思い出すね。

御殿場からの!!

・「やったか!」

・そんなわけないよね・・・

・でも無力感伝わる。

・揺れる司令部

・仁王座ピエール攻撃けが華じゃない」「住民避難を」

・超かっこいい。ショックのはずなのに。心中りある

シンゴジラは一貫してこれですよね。感情表現抑えた分、クる。

・まあ水のめ。

・悪かった。

最後武器兵器ではなく、電車高層ビルポンプ車、タンクローリー。はたらく乗り物たち。な、泣けてきた・・・

・指令部の空を掠めていく背びれレーザー

・一発でも来たら死ぬよ。。。

・みんな微動だにしない。

無人在(略)

京急のかたき!(言ってない)

第一陣、全滅!

・ぐ・・・

特攻になりかかる。でも、そこまではキチンと準備された作戦ですし。無人機フル稼働だったし。

現実をみてみろよ。上から巨大バケツで水かけたり、ロクな装備なしで消防突撃させたり・・・。やっぱり映画ドリームだよね。クソッ

・まあ落ち着け、水のめ


閣僚。】

無能そうに見えるが全部無能というわけではない。立て直していく様が秀逸。

大杉漣

平泉成

外遊のため欠席中。

手塚とおる。慌てたりにらんだり。

・「こりゃあ捕獲は無理そうだな」 そうでしょうね。

・甘利さんそっくりな方。

・「え?うごくの?」

・「生き物ですから

・「しっぽだな」「しっぽ」「しっぽ」

閣僚・・・

リードする官房長官。柄本さん。

・「中断。」「テレビつけてテレビ。」あの抑揚。

外務大臣、経産大臣のじじい。まあ、立場からそれなりのことを言っている。みんな頭の回転速いね現実はどうなんでしょ。

抑制効いているようでノリノリになっていく防衛大臣

・ア゛ア゛!!バアン!

・もうこれまでです!

米軍活躍がつまらなそう。

総理、撃ちますか!

・だめだ! 

ゴジラ映画にはない名シーン。

ゴジラ総辞職

自衛隊の偉い人たち。

・暗いところで会議

もっと感情を出さない。

・かっこいいぐんじん

仕事ですから

・「目標が報告と違う。繰り返す、目標が報告と違う」

嶋田久作。別名加藤。「ひどすぎま゛すぅ!!」

・もう好きにしたらどうですか

・ハンコどこに押せばいいの?←これ好き。


メンバーとか。】

石原さとみヒロイン?尾頭さんでしょ。

・「お言葉ですが」「肺魚のように」

動画だけなのに。

・なんでそんなに詳しいんですか・・・

・「冗談ポイですよ」→「アアン?」(顔だけで)

・「ごめんなさあい

安田「うわあ!うわあ!うわあ!」→傍目にスッと長谷川さんに寄る尾頭さん。

石原さとみに「なにこの人・・・」(顔だけで)

避難中に一人PC片手にスタスタスタ。

・途中で昇格してるテロップが。

・ニッコリ。

・アメ関係者もスタスタスタ(計2回)。早えよてめえら。

避難後、最終目視をする自衛隊の人。

津田さんの家族・・・

・ヤシオリ。ピットのようにちゃっちゃとホースを切り替える。

・みんな必死。表に出ないけど。

・洗面器を持って外に出る避難民。外に自衛隊風呂が来てるのかな?

作戦終了後。静かに肩をたたいたり。控えめに「お疲れ」見たいな感じ。

日本らしいね

お茶入れる長谷川さん。

・アチチ

カップめんに「ごちそうさまでした」 こうありたい


3回見たが、気付かなかった小ネタもいっぱいありそう。

2016-08-14

ゴジラって通常兵器でも倒せたんじゃね?

最後は核か矢口プランの二択みたいな雰囲気になってたけど。

無人機の飽和攻撃エネルギーを使い果たさせて、貫通弾でトドメをさせばよかったと思う。

2016-08-12

おれにとって「シン・ゴジラ」は死霊の盆踊り

シン・ゴジラ」を見終わった直後の感想は「おもろいけど、説教くさくてめんどくせー」だったが、

疑問点を検討した結果、「シン・ゴジラ」はおれの中で「死者たちが地獄ゴジラと戦い続ける映画」と結論づけられ、さらにめんどくさいこととなった。

以下、映画内容についての妄想があり

  

まず、最初になんじゃこりゃと仰け反ったのが、官邸に海底トンネル崩落の死者が0人と報告されるところ

車両が何台も走行しているトンネル天井抜けて、海水が流れこんでんのに死者がいないってありえんやろ。奇跡か!

海水瓦礫やらで満たされたトンネル、どうやって被害状況確認したん?

崩落の原因もわからず、2次被害も当然想定されるなか現場確認したんか?

道路カメラ映像避難者照らし合わせたら、誰も死んでないってことだろうか。それにしても報告早すぎだろ。AI使えば楽勝なんだろか?

しかも、「死者0」報告に誰も疑問を呈さない。官僚機構はクソだけど現場は優秀だから信用してるということか

おれが観た限りこれ以降も、死者の存在映画に現れることはない。

  

つぎ、ゴジラが再上陸して防衛相首相自衛隊の発砲許可を求めるとこ

ここ観ながら「なる、ここは時間軸が前後してるんだな」と勝手にきめつけてたら、そんなことなくて愕然とした

おれは「ゴジラへの発砲許可下りず、ゴジラ上陸を許す」って描写だと決めつけてたんだけど

実際は「ゴジラが再上陸してから市街地での自衛隊の発砲許可をだす」ってところでした。

ゴジラ上陸が予見されるなか、至上命題ゴジラ上陸阻止だろって考えたおれがバカでした

ゴジラ発見直ちに空自スクランブル。くらい事前に立案されてると予想したおれが浅はかでした

多摩川防衛線での攻撃を観ながら、これって焦土作戦だろか。人的・物的損害、上陸させたメリットってなんだろ?って考えてたのもむなしい

市街地ドンパチのほうが、海上のゴジラ攻撃より見栄えがよいからだろか?空自スクランブルって平成ガメラに似た場面あったし

おれの予見は外れたが「ゴジラの再上陸政府絶対敗北」というのはおれの妄想ではないはずだ

作中の危機管理はその起点となるべき認識において、致命的な欠落を抱えていることになるとおれは考えるが、これは作為的ものだろう。

現実ヌークリア原子力・核)政策における危機管理がそうであった、もしくはそうでありつづけるように

  

最後クライマックスの対ゴジラ作戦

無人機攻撃は狙い通りの効果を上げるし、電車爆弾は狙い通りの効果を上げるし、

ビル爆破も、凝固剤の経口注入も狙い通りだ

指揮所本部ゴジラを直接視認可能立川自衛隊で、視認可能ということはゴジラのレーザの射線にあることと同義であるが、指揮所からみる対ゴジラ作戦あくまでも遠景に過ぎず、およそ現実感がない

蛇足だが、第1ポンプ隊と第2ポンプ隊との間にはきっと通信回線はないんだろうな。あるのは指揮所と各隊との縦の通信回線のみだろう。横の通信回線はない。決死隊だからね。第2が第1が壊滅したことを知れば士気に関わるし。と想像すると指揮所の主人公の泰然とした姿に戦慄をおぼえる)

ゴジラ事案」収束可能にするモノ・知識が積み上がっていく様で、かつて読んだ直木賞作家高橋克彦氏の「総門谷」をおれは想起した。

現実福島原発事故は本作戦使用されているコンクリートポンプ車による放水により収束したのだったか。注水作業従事された方々への尊敬の念は禁じ得ない。が、しかし、注水作業メルトダウン後であったと理解している。現実では手遅れだったポンプ車が本作で活躍しているのをみておれはこう思う。

人間ゴジラ活動停止させるにはファンタジー必要だと。逆に言えばゴジラ人間が止めることな現実では不可能であると。

  

以上をテキトーにまとめたおれの結論を改めて記す

  

シン・ゴジラ」は、ヌークリアで死んで亡者になった者たちがヌークリア消滅させるという不可能な願望を延々と繰り返す地獄絵図の一幕である。実にお盆映画にふさわしい。んでもってこの地獄絵図はおれに問いかけるのだ。それでもヌークリアを存続されるのなら、あとは好きにしろよと。

2016-08-07

にわかサブカルくそ女、「シン・ゴジラ」を観る。

ゴジラ名前基本的な設定しか知らない。

から来る怪獣で、なんか水爆実験関係してて、悪いだけのやつじゃないっぽい・・・とか、それくらい。

ガメラは2と3だけテレビでやってたの観たけど、あんまり覚えてない。

庵野監督のことも「エヴァの人」ということはわかるけどエヴァは観たことない。

シンジくんとかカヲルくんとかアスカとか綾波レイはわかる。

使徒と戦うとか、シンクロが云々とか、「逃げちゃダメだ」とか「ありがとう」とか、なんとなくは知ってる。

特撮は日曜朝の戦隊ものをたまに観るくらい。ゴーバスターズは良いぞ。

強いていうならパシフィック・リム映画館に7回観に行った。

(今、私が同じ映画を何度も観たり、映画館に年20回以上行ってるのも、すべてはパシリムがあったから)

シン・ゴジラに関する予備知識はゼロ

てもなんか観ないとヤバいヤバいやつな気がする…。

そんな思いに駈られて、行ってきました、シン・ゴジラ

土曜のレイトショー劇場は8割方埋まっていたように思う。

最後列やや下手より。一席あけて右にはおじさん、左には若いカップル

全体的な客層は男の人が多いような気がした。


シン・ゴジラを観た率直な感想一言でまとめると

「思ってたんと違う!!!!」

これにつきる。

断っておくけど、良い意味で。

良い意味で予想と期待を裏切られまくった。



以下、ネタバレ注意の覚書。

はいもののすでに記憶がかなり曖昧なので、間違ってるところもあるかもしれない。






ゴジラがなんか思ってたんと違う!!!

シン・ゴジラゴジラは、第一形態から第四形態まで「進化」する。

それを全く知らなかった私は、初めて巨大不明生物(=ゴジラ)がその姿を現したとき、驚いた。

なんかもうひたすらキモい

目玉ぎょろぎょろで、エラから赤い液体ドバドバさせて、不格好に地面を這いずる姿は、キモいしか言えなかった。

そして私はそれが最初ゴジラだとは思わなかった。

私の知ってるゴジラ二足歩行で、もっと無骨な、かっこいい怪獣というイメージがあったからだ。

「このキモい変なやつを倒しに来るのがゴジラなのかな」とか思ってた。

そんな私の目の前で、ゴジラは突然「進化」した。前足が生え、直立して、吠えた。

「えっ、何それ・・・すごい・・・

そんな私の想いをスクリーンの中で口にしてくれたのが長谷川博己演ずる矢口だ。

観客である私はゴジラを知っている。

でも、映画中の人物たちはゴジラのことを何も知らない。

進化する未知のゴジラは、そんな両者の溝を埋めてくれた気がする。

あの瞬間の「そんなんありかよ」という気持ちは、間違いなく私と映画中の人々との間で一致していた。

そして完全に「私の知っているゴジラ」になった瞬間に流れるゴジラテーマ!これにはめちゃくちゃ興奮した。

ゴジラだ!ゴジラがやってきた!!!!うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

応援上映とか絶叫上映とかなら確実に叫んでた。

というか叫びいからどこかの映画館でやってほしい。やってくれると信じてる。

ゴジラに対する「何だそれ、すごい・・・」の瞬間は、完全体の第四形態になってからも何度も訪れる。

まずこのゴジラめちゃくちゃ硬い。

自衛隊の総攻撃もびくともしない。

完全にノーダメージかつノーリアクションで、なんかもう絶望感がすごい。

いったいどうしたらこいつに勝てるのかまったくわからない。

そんな絶望さらに増すのが、火炎放射からレーザー光線発射のシーンだ。

米軍攻撃が効いた!これでゴジラを倒せる!と思った瞬間、ゴジラは口から火を噴く。

この瞬間まで私はゴジラが火を噴くことを完全に忘れていた。

やはりここでも、ゴジラのことを何も知らない映画中の人々と同じ驚愕絶望を味わうことになる。

パシリムで言うと「こいつ飛べるのか!?」のあたり。

しかゴジラは口からだけでなく背面から無数のレーザー光線を発射。

なぎ倒され爆発するビル群、あっさり撃墜される米軍機、理解範疇を越えた圧倒的攻撃力。

もう東京・・・日本・・・人類おしまい・・・という気持ちになってくる。

思ってたんと違う姿で現れたゴジラは、私が知らず知らずの内に抱いていた「ゴジラってこういうもので、きっとこういう話で、こういう映画でしょ」という先入観を完全に破壊した。

からこそ、新鮮な気持ち物語に入り込めたんだと思う。





破壊シーン、戦闘シーンが思ってたんと違う!

私はシン・ゴジラを、パシフィック・リムマッドマックス 怒りのデスロードを観に行くのと同じような気持ちで観に行った。

ドーンってなって、バーンってなってズダダダドカーンってなるのを楽しみにしていた。

そしたら、全然違った。

シン・ゴジラ破壊シーンや戦闘シーンは、全体的にとても地味だと感じた。

最初上陸した第二形態ゴジラはずるずる移動するだけだし、第四形態ゴジラ積極的に街を破壊している印象はなかったし、対する人間の方にも必殺技秘密兵器があるわけでもない。

というかそもそもゴジラは、そういうアクションがメインの映画ではなかった。

ド派手なアクションで魅せる洋画とは全く違う、上手く言えないけれど、とても「日本映画」だった。

でもそれは決して悪い意味ではない。むしろめちゃくちゃ良かった。

東京に巨大不明生物が現れた。そんなとき動き出すのは巨大ロボでも特殊戦隊でもなく、日本政府

そしてひたすら繰り返される、会議会議会議

でも、それが不思議なことに全然退屈じゃない。

「はやくドギャーンってなるとこ見せてくれよぉ」と思いながらも、堅苦しい言葉と、面倒くさい思惑が飛び交う会議シーンに釘付けだった。

思ってたんと違うけどなんかむっちゃ面白いポイントである

正直、政治には明るくないし、次々と表示される役職名全然頭に入って来ないし、聞き取れなかった台詞もあったが、でも入って来なかった情報はきっとなくてもいい情報だったんだと思う。

たぶん映画作った側も真剣理解させようとしてない。

大事なのは、「今の東京に本当にゴジラ(のような巨大不明生物)が現れたらきっとこうなるぞ」という感覚だと思う。

前例のない事態に混乱しながらも結論を急ぐべく無理やり型に嵌めようとして結局対応が後手に回ったりして、そういう「上手くいかない」「そうじゃない」ってとこも含めて、リアルでとても良かった。

でも、もたもたして見える政治家たちも、みんな事態解決し、東京(日本国民)を救うために全力を尽くしている点は皆同じである

そうして面倒な会議を経て、ゴジラの脅威を一通り目の当たりにして、ようやく立ち上がるのが、巨大不明生物災害特設対策本部通称・巨災対だ。

この巨災対はいゆるオタクや変人の集まり個性派ぞろいなのだが、みんな論理的なことしか言わないのがとても良い。

誰もが自分論理に基づき、ゴジラ真剣に向き合っている。

どのキャラクターもたいへんチャーミンである

きっとこんな事態じゃなければ日の目を見ることのなかった厄介者たちが活躍するロマン

アツいのは現場で戦う者だけじゃないのだ。

からと言って、現場で戦う者たちがカッコ良くないわけがない。

自衛隊の皆さんによる戦闘シーンもアツかった。

前述の通り、この映画必殺技秘密兵器は登場しない。

からこそ、隊列を組んで飛ぶヘリや、次々と持ち場につく戦車のかっこ良さが際立つ。

作戦を練り「確実にやります」と言い切る自衛官や、黙々と遂行する自衛隊員たちのストイックさにも惚れる。

戦闘シーンといえば、私が一番興奮したのが新幹線爆撃と在来線爆撃だ。

無人走行ゴジラ突撃する電車たち。

ここでまたゴジラの有名な曲(曲名思い出せない)が流れるのもアツい。

とくに在来線爆撃は、色とりどりの在来線が同じタイミングゴジラ突撃し、爆発と共に宙を舞うのが最高だった。

リアルを追求した今作の中で、実際にあるものを使ったありえそうな攻撃ながらいったい誰が思いついたんだというこの攻撃

マジで映画内の誰の発案なのか教えてほしい。

戦闘シーンで最も「思ってたんと違う!!!!」のは、ヤシオリ作戦だ。

物語の終盤、核兵器による解決をなんとか回避しようと急ピッチで進められたこの作戦

無人機による攻撃在来線爆撃、ビルの爆破によるゴジラの保定を成功させる流れは堅実ながら華があり、とても良かった。

工事車両(建設機械)が好きな私としては、コンクリートポンプ車の活躍も嬉しかった。

そうしてゴジラ活動を完全に停止させ、ヤシオリ作戦大成功に終わるのだが、何が「思ってたんと違う」かって、この作戦終了の瞬間が地味なのだ

観ている側としては、

「やったーーーーーー成功だあああああああああああああああ!!!!!!

と飛び上がってハイタッチして抱き合いたいくらいの気持ちなのに、映画中の人々は一切そういうことはしない。

静かに作戦成功を噛み締め、せいぜい握手をするくらい。

私のこの気持ちどこにやったらいいの状態

でも、あとから思うと、この映画の中ではそれで正解だったのだと思う。誰もが想像もしなかった巨大不明生物の来襲。大きすぎる被害、多すぎる犠牲者を出しながら、成功するかわからない作戦にかけた結果なのだ

現実感がない中で、静かに「俺たちはやった・・・やりきったのだ・・・」と噛みしめるのが、似つかわしいような気がする。

「倒したぞやったああああああ」は、きっと、ゴジラ虚構だと知っている側の感想なのだと思う。





シン・ゴジラに対して言いたいこと、話したいことはまだまだたくさんある。

豪華すぎる出演陣どこにいたのか全くわからなかった、とか。

秘書高良健吾ヤバい、とか。

石原さとみやっぱりめちゃくちゃ美しい可愛いZARAはどこ?、とか。

巨災対のメンバー活躍だけにクローズアップしてもう2時間観たい、とか。

ラストゴジラ尻尾のアップどういうこと?、とか。

でもまとまらないのでこれくらいにしておく。



そもそもこうして書き殴っているのは、こういうことを話したくても話せる相手が周りにいなかったからだ。

劇場を観たあと、複数人で来ていた人たちが口々に感想を言い合っているのが、とても羨ましかった。

私も映画感想あーだこーだ言いたい!好き勝手話したい!

その物足りなさを埋めるように、今まで封印していたネタバレブログレビューを漁って、それでますます我慢できなくなって、この文章を書いている。

ネタバレブログを読んでいて気になったのが、「万人受けはしなさそう」とか「知らない人はわからないんじゃない?」みたいな意見だ。

とくに昔からゴジラが大好きで、新作公開を待ち望んでいた人たちが、よくこう書いていた。

そんな心配無用だぞ!!!

と、にわかサブカルくそ女は思う。

とりあえず私は少なくともあと2回は観たい。

そして売り切れていたパンフをなんとかして手に入れたい。


何も知らなくても、なんかよくわからなくても、ゴジラはすごかったです。





おわり。

2016-08-06

それ「特攻」じゃない

シン・ゴジラ」で、ゴジラの口に凝固剤流し込む作戦を、安易に「特攻」と呼ぶ人がいるみたいだ。たとえばhttp://anond.hatelabo.jp/20160806000729

だがそれは違うと思う。「特攻」というのは、単なる「イノチガケ」とか「命知らず」という意味じゃない。自爆テロだ。つまり、生きて帰ることを前提としない攻撃作戦であり、作戦成功=死であるような計画のことだ(そうでなければ別に特別攻撃」ではない。どんな作戦だって、程度問題で大なり小なりイノチガケなのである)。「特攻」が「特別なのは、それがそもそも質的に異なる作戦からだ。現世利益的、合理的には到達しえない境地、死を越える価値に身を委ねる狂気しか越えられないところにそれはある。非人道的狂気しかいいようがない。最高の結果において実行者の死が予定されている。人命をただ道具とする最低の作戦。それが特攻だ。

それは、確実に死ぬ人間がやる「捨て身の攻撃」とも少し違う。どう見ても助からない傷をおった兵士爆弾を抱いて敵陣に突っ込む…みたいな。それは、敵を巻き込んだ自殺であり、一種安楽死ともいえるだろう。そこに悲壮はあって非合理的判断はない。むしろ自殺というごプライベート行為さえも合理的活用しようという意思であり、冷静な計算で十分たどり着く境地に過ぎない。たとえば、もう圧倒的に不利な状況において、圧倒的に不利な条件を背負った人間が、予想を越えた捨て身の自己犠牲行為により突破口を開くというのは、たぶん合理と非合理のギリギリラインではあると思うが、それでもやはりそこには「どうせ死ぬなら」という前提に基づく合理的判断があるには違いない。

しかし、「シン・ゴジラ」のどの部隊、どの作戦も、極めて危険作戦ではあるとしても、最大限に人命を尊重してた。「生きて帰る」ことを前提に、「可能な限り誰も死なせないように」作戦立案されていた。たとえば突っ込むのは無人機、無人列車であるし、凝固剤注入でも(実際の原発事故でもそうだったが)コンクリートポンプ車を使っていた。被爆した車両を念入りに洗浄する光景もちゃんと描写されていたはず。「シン・ゴジラ」のどのシーンでも、決して無駄に人命を軽視した「特攻」的な作戦は行われていなかったはずだ。彼らのうちの誰もが、置かれた状況で最大限「日本的」に「合理的」にふるまっていた。死を覚悟する場面でも「生きて帰ろう」としていた。要するに、我々一人一人と同じように、淡々と「仕事」をしてた…というのが、あの映画の核心だったと思う。

『(特攻する)ヒーロー』なんてあの映画には一人もいない。誰もが生きるためにただ「仕事」をしている。

それが、あの映画キャッチコピーにある「現実」の私たちの戦いなのではないか。「ゴジラ」は虚構であっても、あの映画に描かれた「戦い」は決して虚構ではないと私は思う。

2016-08-05

ゴジラと刺し違えたのは誰か(ネタバレ)

自分今日見てきてので、一つ書く。

シン・ゴジラカタルシスは散々言われ尽くされてる事だが、ゴジラブレス攻撃第一波に尽きる。

主人公側(政府側)のステートマシン図を書きたくなるような目まぐるしい報告と対応も凄かったが、

その凄さは恐らく「敵が無能だと強さ引き立たない」という理由演出されたものであり、

あくまフォーカスの中心はゴジラ攻撃にある。


観終わった後も「あの攻撃だけでももう一回見たい」という気持ちが強く、

多分DVDダウンロード権を買うことになるだろう。

で、あの攻撃の何が凄かったのか数時間考え続けて、一応の結論自分の中で出たので、書き留めておく。


まずあのブレスが設定上どういう位置づけかという点だが、あの攻撃は、波動砲ガミラス視点)だったのだ。

発射に至るまでの溜めの長さといい、ゴジラ自身制御しきれない巨大なリスクを伴った手のつけられない破壊力といい、

存在感として波動砲位置づけと見た。

庵野つながりで巨神兵ブレスと見ても良いのだが、巨神兵との違いは、巨神兵が最終的に大海嘯に押し切られて自滅するのに対し、

ゴジラ攻撃は押し切られない事。

とにかく撃ったら終わる無敵兵器位置づけなので、巨神兵よりは波動砲に近い。

(とはいえ、後述するように最後は「ガス欠」が敗因なので、そこは巨神兵と同じと言える)


で、ブレス攻撃第一波に物語上の位置づけについてだが、

見てる人は皆同じことを思っただろうが、今回のゴジラブレスを吐くまで攻撃らしい攻撃を全くしないのである

町の中をのたくってあっちこっちを押しつぶしたのと、煙の中から橋をちゃぶ台返しした事以外は、実に忍耐強いというか、攻撃をしない。

神心会のデンジャラスライオン加藤清澄パンチされまくっても欠伸してる夜叉Jrのように、まるで何もしない。

ゴジラ攻撃するのは「有効攻撃」をされた時だけなのである


これは別にゴジラが「攻撃しなければ無害であり、本当は戦いたくないのだ」などという甘っちょろい事を意味してるわけではない。

第一形態から第四形態に至るまでずっとそうだが、

ゴジラは移動するだけでも甚大な被害を発生させる存在であり、「放置しておくと増大するリスク」そのものなのだ

いるだけでも迷惑だが、取り除くために行動するなら痛みとリスクを伴う癌細胞。それが今回のゴジラだ。

から有効攻撃を食らうまではゴジラ攻撃しなかったのだ。

今回の映画政府側は何度となく「民間人被害が出るけど攻撃するか」を問われるが、

ゴジラ最初からブレス撃ちまくりながら侵攻してきていたら、その葛藤は描けなかっただろう。


で、テーマ上の都合は上記のとおりとして、

ゴジラの都合に立ってなぜ攻撃しなかったのかを考えると、ブレスの「奥の手」としての悲哀が見えてくる。

ゴジラの負けが決まったのがいつかという点を考えると、それはあのブレス攻撃が終わってゴジラ活動停止した時だろう。

あの攻撃で「ガス欠」という決定的な弱点を晒ししまった事で、

主人公側はゴジラ血液凝固剤を投与するための道筋が見えてしまった。


確かに「止め」を刺したのは血液凝固剤を飲ませた事で、その点はショボく見えるのだが、

重要なのはそれより前に無人機による波状攻撃によって放射能を撃たされて、意図的に再度ガス欠にさせられてしまった事で、

あの状態になったらもう血液凝固剤でも口の中に爆弾でもバンカーバスター釣瓶撃ちでもなんでもできるわけで、

止めの手段問題ではない。

ガス欠がバレた時点でゴジラの勝ち目はなくなっていたのだ。

その意味で、勝負が決したのはゴジラが奥の手であるブレスを使わせれた第一波が全てだった。

からあのブレスシーンは凄かったのだ。


ということで表題ゴジラと刺し違えたのは総理大臣

総理ゴジラブレスで死んだが、ブレスを撃たせたことでゴジラの死も決まった。

神羅カンパニーミッドガルキャノンvsダイヤウェポン戦と同じで、あのブレスシーンは、総理以下内閣首脳とゴジラが刺し違えたシーンだったと考える。

あの総理大臣は2つ印象的なシーンがあり、一つはゴジラ第3形態の時に巻き添えになる民間人を見過ごせず、攻撃中止を決断したシーン。

もう一つは米軍によるゴジラへの攻撃東京の空が赤く染まっているのを見ていたシーン。

特に前者の方は、直後のゴジラのしばしの停止とも相まって、日本政府の弱みを敵の眼前に晒したシーンであり、総理のその後の敗北を強く暗示する物だった。

ゴジラ鎌倉に再上陸した後東京に向かい登場人物が「なんでこっちに来るんだよ」と嘆くシーンがあるが、

その理由は、あそこで攻撃を止めたことが一因なのだろう。

要は、民間人を救おうとしたことで勝機を逸したと同時に「人がいる場所なら攻撃されない」と舐められたわけである

その事が、熱核攻撃というリスクの拡大再生産と、最終決戦での主人公民間人に巻き添えが出ようが何だろうが攻撃する決断につながったのであり、

またゴジラ東京駅活動停止した理由も、人の多そうなビルの近くが一番攻撃されにくいという判断によるものかもしれない。


攻撃するべき時に攻撃できなかったことで、リスク東京消滅の寸前まで大きくしてしまった総理

一方で、ゴジラの死因となった総理でもある。

決断力あり過ぎに描かれていると非難も多い日本政府だが、それは彼らが死んだ時に「その後」の日本政府人材欠乏ぶりを際だたせるためのものだろう。

実際、農林大臣総理就任した時の頼りにならない感は強烈だった。

だが同時に、あそこで死ぬ総理は、ゴジラと刺し違える総理なので、無能に描かれるわけが無かったのだ。

なぜ良作程度のシン・ゴジラが傑作と騒がれるのか。

ネタバレ含む

 

 

(ここから飛ばしてOK)

 

庵野秀明総監督として制作されたシン・ゴジラの評判が高く、一部では傑作として騒がれている。

しかし、パニック映画としては、途中で被害を受ける一般人の姿が殆どなくなり、怖さの演出がなくなっていき、完全体となったゴジラには恐怖感をあおる演出はなく、強さはあっても怖さはない。

序盤の深海魚的ないびつさも、慣れない人には恐怖かもしれないが、基本的には間抜けな顔をしている。

怪獣映画としても、ゴジラにさほどの強さとしての演出が残念である。硬く大きい、それは原始的で分かりやすい強さではあるが、特別な強さを感じない。

放射火炎は一見強そうだが、よくよく見てるとバーナーであり、色々な建物破壊するが、あのゴジラならしっぽをぶつけるだけで問題ない。全身からバーナーを出すのも、防御のためで強いというよりは防衛反応の強い生き残ることに特化した存在だ。

それも凍結作戦の推移を見るに、無人機での波状攻撃で防御バーナーを無効化してからバンカーバスターによる攻撃破壊できそうに見える。(もちろん細胞再生機能が強く、解決はしないと劇中で描かれているが、それでも強さを感じない一因となる。)

最終的に転がされて、口から凝固剤流し込まされて活動停止とか見せられては「ああゴジラ強かったな」と言う思いが薄まってしまう。

メインとなっている会議シーンはどうだろうか、今回の会議シーンは日本行政手続きこそを大事にすることを皮肉的に描いている。

現場から連絡が数珠つなぎに上がって、総理命令数珠つなぎに下されていくなどは、寿限無のような落語的愉快さをもっているとは思う。

無駄な溜がないことも好まれている。

しかしながら、会議の展開に緩急がなく急ばかりでメリハリが弱い、最初からクライマックスな展開のためいわばすべて緊急場面の会話で、緊張状況の雰囲気に慣れてラストシーンへの緊迫感ですら冗長になってしまう。

また、終盤の会議問題発覚→提案解決の流れが簡単すぎて、その問題を描く必要があったのかと言うシーンが続くのも緊迫感が薄れる原因の一つだ。

解析のためのマシンパワーが足りない!→世界応援を依頼→日本を信じるわOK!→解決

薬剤制作に1日足りない→フランスに働きかけを→解決

世界的な協調演出したいのかもしれないが、無意味だったのではないか

世界的な展開と言う関連でいえば、今回の映画日本ゴジラと銘打たれているが、基本関東vsゴジラであり、もっと言えば霞が関vsゴジラであって、後自衛隊ぐらいでそれ以外は一切戦っていない。(薬剤作成に協力した企業ぐらいか。)

日本の他の地域描写はないため、東京近県以外にはあまり身につまされない。

今回のゴジラと言うのは、原発事故津波地震メタファーであることが映画からすぐにわかるが、つまるところ東日本大震災なのであり、あの震災体験した東京人達には身近な恐怖として心底感じるものがあるかもしれない。

しかし、西の地からすれば、(それが人間としてどうこうはおいておいて)やはり他人事のように関係のない話にみえてくる。

このように、面白みがない映画ではないが、絶賛するほどに良くできた映画でもない、良作と言う程度と感じられる。

 

 

(ここまで飛ばしてOK)

 

シンゴジラを傑作とすると感想を見ていると、「ようやく邦画として世界と戦える映画ができた」みたいなものが出てくる。

それも比べているのは、特に今の邦画である

米国で週間興行収入1位を記録した呪怨はどこ行った?)

邦画と比べた時シンゴジラは確かに面白い部類に入るだろう。

 

ここらへんの事情は、結構割合で、「字幕が読めない」「吹き替えが下手でいや」「顔の区別がつかない」などの理由で”邦画以外を見れない層”が結構いて、

この邦画しか見れないような手合いが、今までの、つまらなくつまらなく作られた日本人オンリードラマ邦画を、これしか見れないからとずっと我慢して見続けてきた結果、シンゴジラを見て「これは凄い傑作だ」と感じるのだろう。

また、普段映画館に行かず家のテレビ映画を見ていたような層が、庵野秀明+ゴジラと言うことで見に行って、大画面+大音響にいつも以上に心が動かされたのかもしれない。

この辺り、シンゴジラを絶賛している人たちが「つまらないとか○○な証拠ww」とか言って、シンゴジラ批判する人物の、人間性の否定が始めているところから

初めてジャンルに触れた時に感動してファンになった人が、普通批判程度にも噛みついているのと良く似ていることや、特定ジャンル新規ファンが来た時のアンチとの口喧嘩とよく似ていることから

映画ゴジラでで良いものを見るという経験に乏しい多くの人が見て感動したのではないかと感じられる。

 

ただ、多くの人を映画館に足を運ばせる誘因力があり、それを、ただ足を運ばせるだけではなく、ちゃんと満足させた。それは重要出来事だ。

その意味で、シンゴジラは確かに傑作であり、多くの人を映画へと興味を持たせ希望を持たせたという意味で、日本映画界の一つの希望だろう。

震災映画としての「シン・ゴジラ」を見て「日本希望がない」と確信

シン・ゴジラと三一重工と馬英九

以下、ネタバレ感想。未見の人はまず映画館へ。かなりよくできていて、金の無駄だと発狂するレベルではありません。少なくとも「エヴァンゲリオンQ」よりは面白い!!!平成ゴジラではナンバーワンだね!(白目)

ストーリー

2004年以来、12年ぶりの国産ゴジラ。いわゆるリブートってやつで、今までのゴジラシリーズをちゃらにしてゴジラ初登場という映画になりますエヴァンゲリオン庵野秀明脚本総監督

で、ストーリーはだいたい以下のとおり。

東京未確認巨大生物出現!

自衛隊出すの?鳥獣駆除防衛出動関係省庁の意見のすりあわせ大変や~とかステレオタイプ官僚主義会議が続く

まあ自衛隊だしたらワンパンチやろ!と思ったらめっちゃ強いじゃん

つーか体内で核分裂してる?歩く原子炉やん!

当初は「ゴジラで得られる科学的知見はうちがごっそりいただいていくで~」と陰謀たくましくしていたアメリカゴジラ子どもを産んで世界滅亡の危機ありと知るや核ミサイル東京にぶっこむ宣言

日本米国の犬なので従うしか……

東京を救うべくぎりぎりのところで粘る日本の政治家&官僚研究者

最後は高層生コン・ポンプ車でゴジラの口にお薬を注入して封印成功

原発事故映画

映画の枠組みを一言で言ってしまうと、「福島原発事故がこんな感じで解決されていたら良かったね☆」というものポンプ車での冷却とか、米軍無人機出動とか、放射線気にしながらの作業とかわかりやすすぎ。官僚主義とか御神輿首相とかダメダメ日本だったわけですが、危機に際して覚醒。「この国にはまだ希望がある」(わかりやすく劇中で出てくる台詞)ですよ。棚ぼたの奇跡じゃなくて、人々(といっても政治家官僚科学者自衛隊土建企業の皆さん、あとトモダチ作戦米軍有志)の努力日本は救われる。

映画見ていてちょっと泣いた。あー、こんな風に福島原発事故解決していたら良かったのに、と。

日本人にはまだ力がある。このダメダメな現状を変えられるッ!」というエールととらえればすばらしいんじゃないでしょうか。

でもね、もう福島原発事故から5年が立っちゃったんですよ。震災で民草がうちひしがれている時、2012年ぐらいまでにこの映画があったら手放しで喜べたと思うんですよ。私も2011年当時、「この大震災から日本は立ち直るのだ、復興するのだ」とがらにもなく魂をふるわしましたよ。でも結局、日本人覚醒しなかったし、ダメダメ構造は今も続いている。その状況で「福島原発事故がこんな感じで解決されていたら良かったね☆」っつーのはたんなる自慰行為ではないでしょうか。

日本のなにがダメダメかっていちいちあげませんが、少なくとも映画内でもそのがっかり感はたっぷりとにじみでています米国が主導する多国籍軍の核攻撃を遅らせる官僚のがんばりが「知り合いのフランス政府関係者に連絡」「首相代理駐日フランス大使に頭を下げる」だったのにはあんぐり。あと「日本政府米国の犬なので、米国大統領東京攻撃するよ♪」日本首相「I Understand」と速攻受け入れ」とかの単純化を見ていると、問題本質に向き合おうとしない日本ダメさかげんが反映されているとしか

中国台湾はどこへ消えた?】

シン・ゴジラには米国以外の外国ほとんど出てきません。

首相代理にひたすらお願いされるフランスゴジラの解析にスパコンを貸してくれるドイツ研究所の偉い人。そして「安保理東京への核攻撃に賛成。特に中国ロシアが」「東京に核ぶっこんだら、おわびに各国が復興資金出してくれるんやって」という台詞ベース説明ぐらい。

でもさ、ゴジラの口にお薬をぶっこむポンプ車ですが、あれって福島原発事故の時に中国の三一重工が供与してくれたエピソードから採用しているわけですよね?なんで中国が出てこないの?台湾ぼくらの馬英九総統(当時)が特番煽りまくって募金を集めまくってくれたわけですが、そのエピソード無視

いや、福島原発事故エピソードを全部ぶっ込めというつもりはないっすよ。でも日本にとっての国際関係米国しかないのかい?!とか言いたくなってしまうわけで。この薄っぺら国際感覚日本覚醒できるのでしょうか?復興できるのでしょうか?

【その他】

・さんざん文句つけましたが、絵作りとか特撮とか最高。予算15億円と聞きましたが、古い怪獣映画らしい雰囲気を出すことで低予算を苦にしない絵になっていると思いました。特に列車爆弾のシーンはスタンディングオベーションしたいぐらい。最高っす。ハリウッドゴジラと比べたら100倍ぐらい面白いよん。

テンポ邦画とは思えないほどいい。会議シーンが多いのに飽きさせない。

・なぜスカイツリーを壊さないのか?!隅田川にこいよ、ゴジラ

石原さとみは大好き。妻が見ていたドラマ洋菓子屋の若旦那不倫するやつ、坊さんと恋愛するやつ、IT企業の風雲児と恋愛するやつ)を見ていて思ったんですが、あんなにエロさを出せる女優さんは日本にいないんじゃないでしょうか。でも今作は……。石原さとみ英語を聞くたびに発狂しそうに。

市川実日子さんの演技がすばらしかった。

長谷川博己の演技が堺雅人しか見えなかった。いつ倍返しだと言い出すのかはらはら。

2016-05-12

社会主義陣営の勝利パターン過去編】

過去

日本革命社会主義

二次石油危機を契機に日本共産革命

1980年代社会主義陣営では一家に一台PC-9800が普及。

ここから技術革新が進んだ社会主義国ステルス無人機アメリカ爆撃。

ヨーロッパソ連

ソ連の進軍がベルリンで止まらず、ドイツ蹂躙

そのままアルデンヌの森を抜けパリ占領ダンケルク連合軍壊滅。

新たに誕生したヨーロッパ衛星国社会主義陣営を支える。

一家に一台V2ロケットが普及し軍事的にも優位を維持。

アメリカ社会主義

ベトナム戦争自国社会形態に嫌気のさしたアメリカ社会主義に。

社会主義アメリカの巨大市場社会主義陣営を潤す

中国文化大革命大成功

舞い戻る百家争鳴の雰囲気の中、

中国4000年の伝統商売根性が融合し

ソフトパワーが見る見るうちに大躍進。

中国製ビルゲイツが4人ほど生まれる。

2016-02-20

虚しい意識議論はさておき

というかドドド無人機クンもゲスプレイ調達する軍国日本死ね

2016-01-05

http://anond.hatelabo.jp/20160105105124

まあそういうことだよな。

費用対効果を考えたからこそ、地上部隊ではなく、無人機ホーミングミサイルになってるのが先進国現実なわけで。

2015-11-17

テロで知るさまざまなモノの金額

フランス同時多発テロテロリストが使ったAK47あたりは、ルートにもよるけども10万円しません。

車両調達代や装備品、腰に巻いた爆弾などぜんぶ含めてもせいぜい500万かそこら(犯人他の実働部隊への報酬含まず)。

対して米軍がジハーディ・ジョン一名に、無人機よりぶっ放した対戦車ホーミングミサイルは、安くても一発20ドル日本円で2400万円です。

無人機仕様の専用品ならばその2~3倍くらいはみてもいいかもしれません。

経済的に考えれば、有志連合国側の完敗です。

加えてマスメディアを利用した宣伝効果も、ジハーディン・ジョンの殺害の三日を待たずに被せ、なおかつより身近な場所でみんなが使い方と効果理解できてる小銃爆弾目的を遂げたテロリストのほうが一枚上手だったというべきでしょう。

丸々二日全世界テレビ占領した報道も、宣伝費用いくら分に相当するのかわかりませんが、とにかく費用対効果は抜群というほかない。

まるでリュックベンソン映画ニキータの冒頭から15分をみているかのようです。

そもそもテロリズム本来目的は、社会を恐怖に陥れることで治安悪化経済活動の鈍化を狙うことであり、戦争に勝利することではない。

その点を考えれば、今回の仏同時多発テロは完全な成功を納めたと言っても過言ではありません。

アニメ最近ラノベSFでは、統合経済圏国家権力のものを担う近未来常識の今、作戦遂行のものにかかる費用対効果考慮しない方針を掲げて国家運営を担う組織は将来性がないと言われてしかるべき...ではないでしょうか。

2015-11-15

Facebookでみんながみんなフランス国旗アイコンを変更しだしてクソきもい

卒業旅行パリに行ったくらいで知った気になるなよな

イエメン結婚式の列がアメリカ無人機誤爆された時には黙ってたくせに、なんなんだよお前らさあ

中東の奴らの命は虫ケラ同然か?

俺がもし誤爆された側だったら、人生を賭けてアメリカに対して復讐すると思うけど

マスメディアあんまりとりあげてなくてなんか涙出そうになったわ

何だよこの世の中クソじゃねえかよ

2015-11-10

[]2015新語・流行語大賞ノミネート解説

爆買い中国人日本にやってきて大量に商品を買っていくこと。
インバウンド訪日外国人旅行者のこと。
刀剣女子ブラウザゲーム刀剣乱舞」の女性ファン、あるいはそれをきっかけに刀剣に興味を持つようになった女性のこと。
ラブライバーアニメラブライブ」のファンのこと。
アゴクイイケメンに顎をクイッと持ち上げられること。壁ドン派生
ドラゲナイロックバンドSEKAI NO OWARI」の楽曲Dragon Night」のこと。
プロ彼女狙って有名人交際する一般女性のこと、転じて厳しい交際条件に応える完璧女性のこと。
ラッスンゴレライお笑いコンビ8.6秒バズーカー」のギャグリズムに乗せて連呼されるが特に意味は無い。
あったかいんだからお笑いコンビクマムシ」のギャグアイドルソングとして歌われる曲のワンフレーズ
はい、論破!コント番組「痛快TVスカッジャパン」に登場するキャラクターイヤミ課長の決め台詞
安心してください(穿いてますよ)お笑い芸人とにかく明るい安村」のギャグパンツ一丁で全裸に見えるポーズを取って発言する。
福山ロスましゃロス)福山雅治結婚によってショックを受けた状態のこと。
まいにち、修造!テニス選手松岡修造が売り出した日めくりカレンダー
火花お笑いコンビピース」の又吉直樹執筆した小説ベストセラーとなり芥川賞を受賞した。
結果にコミットするトレーニングジム経営する企業ライザップ」のCMに登場するフレーズ
五郎丸ポーズラグビーW杯歴史的勝利を挙げたラグビー日本代表五郎丸歩キックの前に取る拝むようなポーズのこと。
ルーティン同上。スポーツなどにおいて集中力を高めるために儀式のように決まった行動を取ること。
トリプルスリー野球において打率3割・30本塁打・30盗塁を同時に達成すること。柳田悠岐山田哲人が同時に達成した。
1億総活躍社会内閣改造に際して安倍晋三首相が掲げたスローガン。1億総活躍担当大臣も新設された。
エンブレム2020年東京五輪エンブレムのこと。佐野研二郎によってデザインされたが盗用疑惑が持ち上がった。
上級国民五輪エンブレム盗用問題の釈明にあたり使われた「一般国民」というフレーズに反発して作られた呼称
白紙撤回国立競技場の建て直しに際し、ザハ・ハティドのデザイン案では建設費がかかりすぎるとの批判が持ち上がり、安倍晋三白紙撤回を表明した。
I AM KENJIカメラマン後藤健二が「イスラム国」に拘束されたことを受けてSNSなどで広まったフレーズ。元はシャルリー・エブド襲撃事件で広まったスローガン
I am not ABE上記事件を受けて、ニュース番組報道ステーション」内で古賀茂明安倍晋三批判した際に使われたフレーズ
テロに屈しない後藤健二らの殺害を受けての安倍晋三発言
粛々と米軍普天間飛行場移設問題に関して菅義偉官房長官が用いたフレーズ翁長雄志沖縄県知事から批判された。
切れ目のない対応安保法制の成立を目指すにあたって強調されたフレーズ
存立危機事態集団的自衛権行使するための三つの条件のうちの一つ。
駆けつけ警護国連職員他国軍隊などを警護するために自衛隊がその場に駆けつけること。安保法制と関連。
国民の理解が深まっていない安保法制についてなかなか賛成が得られない状況での安倍晋三発言
レッテル貼り安保法制に関する議論において安倍晋三が繰り返したフレーズ
早く質問しろよ国会において安倍晋三辻元清美議員に対して行った発言
アベ政治を許さない安保法制反対デモにおいてプラカードなどに使われたフレーズ
戦争法案安保法制に対して批判的な側がよく用いる呼称
自民党、感じ悪いよね石破茂地方創生相が自民党自戒する意図で用いたフレーズ。後に安保法制反対デモなどでも用いられた。
シールズ(SEALDs)安保法制に反対してデモなどを行った学生団体。「自由と民主主義のための学生緊急行動」の略。
とりま、廃案安保法案に反対する高校生デモに際して用いたフレーズ。「とりま」は「とりあえずまあ」の略。
大阪都構想大阪維新の会打ち上げた、大阪府大阪市行政を一本化する案。住民投票実施され僅差で否決された。
マイナンバー行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」の実施に際して配布される個人番号のこと。
下流老人生活保護基準相当で暮らす高齢者のこと。NPO法人ほっとプラス代表理事藤田孝典提唱
チャレンジ東芝において強要されていた過剰な業績改善のこと。不正会計問題の発覚により広まった。
オワハラ就職終われハラスメントの略。学生に対して他社を受けたりしないよう悪質な囲い込みを行うこと。
モラハラモラルハラスメントの略。家庭や職場などにおける継続的かつ精神的な攻撃のこと。
スーパームーン月が地球に再接近する時期と満月もしくは新月が重なり、月がより大きく見える現象2015年皆既月食とも重なった。
北陸新幹線東京-長野を結ぶ路線として「長野新幹線」と呼ばれていたが、長野-金沢間が延伸され「北陸新幹線」に統一された。
ドローン元は無人機総称だが、遠隔操縦あるいは自律式のマルチコプター代名詞ともなっている。一般に普及し、落下事件なども引き起こした。
ミニマリスト身の回りのものを最小限に減らす生活スタイル、およびそれを実践する人間のこと。
フレネミーフレンド(友人)とエネミー(敵)を合成した言葉。「友人であると同時に敵」もしくは「友人を装っている敵」のこと。
サードウェーブコーヒーコーヒー一般化」「シアトルコーヒー」に続く、第三のコーヒーブーム。高品質な豆をハンドドリップすることが特徴。ブルーボトルコーヒー代表格。
おにぎらず漫画クッキングパパ」で考案され、クックパッドで広まったレシピ海苔ご飯を広げて折りたたむようにして作る四角いおにぎりのこと。

2015-10-28

無人機が核を落としてはいけない

モニター越しで操作する人がいても、核を無人機に搭載したりそれを使用することはあってはならない。

ミサイルは距離が遠くてもスイッチを押す人間がいる。核の使用は人間の手を介して行わなければならない。

上手く言えないけれが最低限の道理の通し方だ。人を殺すのは人でないといけない。

2015-09-17

平和安全法制」の概要をよんでみたのだが・・・

大丈夫なのか?内容がズルズル過ぎやしないか?

例えば かの国のドローン攻撃されたり攻撃される危険がある場合、それらを守るために武器を使った攻撃をしたりするようになってしまうんだろ?

・・・米軍等の部隊武器等の防護のための武器の使用ってところの内容だと。。

本当に大丈夫なのか?おいおい いくらなんでもそりゃ愚の骨頂ではないのか?

米軍等の部隊武器等の防護のための武器の使用ってことはドローンなんかの無人機に対してもだよな・・・

そんな物のために、武器の使用を自衛官が行うことができるようにするのか?

あんな物のために・・・しか自衛官・・・まさかドローン航路や索敵の補助なんつって現地近くに派遣されるなんてことないだろうな・・

そんな心配を山ほど抱く概要なんだが・・・

しか下士官たちにとってみれば それらに疑問を抱いても、訴えや意見をいえない。

国外犯処罰規定の整備(第122条の2)以下に係る罰則について国外犯処罰規定を整備する。

 ① 上官の職務上の命令に対する多数共同しての反抗及び部隊不法指揮

 ② 防衛出動命令を受けた者による上官命令反抗・不服従等 』

①はわかるんだが、②がなぁ・・・

なんだかなぁ・・・ 嫌な予感しかしないよ。

【追記】

そういえばさ

特定秘密保護法案って施行されちゃってるよね・・・

ってことはこの先どこかの国との連携とか活動とか軍事てきな作戦行動は表に出てこないんじゃない??30年だっけ?

とくに現場判断の行動とか重要ば対外活動とか現地行動とか。

あーあ・・・もう憲法どうこうですらないんだなぁ。

愛国者法(もう失効しているみたいだけれど)なんてものがとおってしまった国とこれから先どうなるのだろう・・・

2014-09-10

人を昆虫に喩えた増田投稿を読んで

ある小説を思い出した。

こんな感じだ。

  

 ガンカメラ映像を見てのノーマの最終的な感触は

 --無人機

 だった。人間が搭乗しているとしたら自殺願望を植え込まれた被洗脳者だろう。

 紛争時、敵ゲリラがよくそういう兵士を使っていた。こちらの陣地の遥か手前で洗脳が解けかけた敵洗脳兵がきりきり舞いをしているのを二度ほど見たことがある。洗脳兵は楕円を描いてグルグルと同じ場所を走り回っていた。どこに行きたいのか自分でもわからなくなってしまったのだ。

 若い兵士たちはあれを指差しゲラゲラ笑い転げていた。

 洗脳兵は時間が来ると爆発して四散した。安全スペクタクルだ。

 それを私物カメラ撮影している兵もいた。あの若かった男はまだあの写真を持っているだろうか?

 

 --人間は何度も何度も何度も何度も同じことを繰り返す

 --間違った方向に突進し、とんでもないものを信じ、親の世代と同じ失敗を繰り返すのが我々だ

 --その多くが無用の死を迎え、悲惨さで地を覆い尽しながらも生き残る

 --自分の置かれた環境を学ぶための繰り返し、リブート

 --だが、これがわれわれの生存戦略なのだ

 このことを最近理解できるようになってからノーマフレイクソ虫になった理由がわかったような気がした。

 しかし、ノーマクソ虫なんかにはならず、まだ先に進み人に語りえぬ一文の価値もないものを探求するつもりだった。

 

(幾原邦彦×永野護シェルブリット Ⅱ ABRAXAS」より「生存戦略」)

http://www.amazon.co.jp/dp/4041000629/

 

幾原邦彦には、苦悩を抱える同世代人間たちの姿が

楕円軌道を描いてまわる洗脳兵や「無人機」のように見えていたのかもしれない。

あるいは洗脳兵を見てゲラゲラ笑ったり撮影したりする兵士に。

 

この小説を書いたあと、幾原邦彦

輪るピングドラム」というアニメシリーズを作った。

ここで書いているおまえもオレも

輪るピングドラムのようなものかもしれない

 

http://www.gentosha-comics.net/story/cat1988.html

 

そういうわけで幾原邦彦原作マンガユリ熊嵐」(月刊コミックバーズ連載)のアニメ化が決定したので

各自関連情報をチェック願いたい。

http://www.gentosha-comics.net/story/cat2414.html

 

2014-08-05

http://anond.hatelabo.jp/20140805122728

節子、戦闘機パイロットちゃんのお仕事戦場コントローラ握ってボタン押すだけやないで……

きちんと上官の言う事を聞いて、同僚と連携して、戦時中の厳しい環境下で軍隊としてある程度統率の取れた集団を維持出来ないといかんので、残念ながら就職出来ないわ二人組も作れないわのコミュ障はノーセンキューですわ……

前線でちゃんと訓練された自衛隊の皆さんが操縦する無人機の小型部品等を、国内工場で製造するお仕事の方がまだ現実味があるな。

2014-05-11

近所のセルフガソリンスタンド

妻は近所のセルフGSが苦手。

理由は、ガソリンを入れはじめたタイミングを見計らってやってくる店員のセールス

オイル交換、ワイパーゴム交換、タイヤ交換車検、変なキャンペーンの説明等々。

まぁ、相手しないで全部断ればいいじゃんって思うんだけど、そういうのが苦手だって気持ちはよく分かる。

それはそれとして個人的に気になってるのはそこのGSの店員。

常時、セルフじゃないGS比較しても全然少なくない人数いる。

車を乗り入れると誘導してくれて、その後前方に突っ立って「待ってる」。

そしてこちらが無人機操作し終えてガソリンを入れ始めるとセールスにやってくる。

セールスするのは構わないけど、突っ立ってる間に窓とか拭いてくれてもいいんだよ?って思っちゃう

なのでそこのGSは窓ふきや給油をする替わりにセールスをするところと言う印象。

ガソリンの値段も差が無い。あっても1円。

セルフじゃないGSセールスするけど窓も拭いてくれるし給油もしてくれるわけで、

うそGSって客側のメリット殆ど無くなっているんじゃないだろうかって思ってセルフじゃない店に変えた。

こんなセルフGSはここだけなのかな。

2013-12-14

http://anond.hatelabo.jp/20131214020544

なるほどね。

たぶん無人機攻撃を非難してる人の中には、自動ドアみたいにセンサーに反応したら即爆撃みたいなもの勘違いしてる人もたくさんいそうだ。


http://anond.hatelabo.jp/20131214091016

言ってる意味がよく分からないけど、個人的には無人機攻撃をこれからどんどん増やせば誤爆は確実に減っていくんじゃないかなと思う。

しかすると、既に無人機の方が誤爆率は低いんじゃないかとも言われてるし、機械進化することはあっても、人類視力認識能力進歩することはこの先たぶんないだろうし。

まあ他国が開発してるなら自分達も開発する、あるいは人道的に良くないとガンガン非難するかのどっちかだよね

無人機有人機の話とあまり関係ない気がするが、中東諸国が無人攻撃機を開発して他国を誤爆したら、中東誤爆は美しい誤爆とか言う人も出現しそう。

たぶん、中東が無人攻撃機を開発する技術力は未来永劫絶対にないと思ってるから安心してアメリカを叩いてるのかもしれないけど。

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