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2023-03-23

ブラックミュージックは好きなんだけど

星野源とかブルーノマーズとかウィークエンドとかあんま好きじゃないというか響かないというか

やっぱなんかグルーヴが足りないのかね彼ら

漫画BLUE GIANT SUPREME

大ちゃんさんの覚悟がキマりすぎてて

強度が強い

覚悟じゃなくて「ジャズを信じてる」とか「そういう人格意識的な強度ではない」だったわ

・各編でピアニスト萌えキャラにするという決まりがあるんですの?

ハンナさんがブルーノさんに冷静に胸内コメントするの面白がってたらいつのまにかくっついて驚いた

ヨーロッパ編、みんなプロ楽器覚悟マンなので「すごいのはわかるしキャラに好感も持てるが凡人自分には志高すぎてついてく(読み進める)のにカロリーが要る」だった

2023-03-20

FILMREDみた

これはあくま個人の感想です

また、ネタバレが含まれます

前提として私のワンピース知識はにわレベルで、本誌の購読歴は10年以上だがそれより前のワンピースアニメ単行本をとびとびで見たかレベル知識。そのためキャラを割と知らなかったりする。

映画情報としてよく知らない奴が娘、幼馴染として主要キャラ過去にくい込んできていると思ってあまりいい感情は抱かなかった。なんというか設定が夢小説と呼ばれる原作世界わたしのかんがえたさいこうのヒロインを突っ込んだようにしか見えなかったからだ。

だけどもFAKE TYPE.が楽曲提供してたこともあり、映画にこそ行かなかったもののウタの曲発表直後に聞いてみたりしていた。

流行りには疎いのでAdoさんのことはうっせぇわ歌ってたハスキーボイスの方くらいしか知らなかったけども曲を聴くとやはり歌唱力が高いななんて圧倒された。特に楽しみにしていたウタカタララバイはFAKE TYPE.らしい曲調と言葉遊びでなかなか歌うには難易度の高いというのにかっこよく歌い上げていて凄いななんて思ったりもした。

私の周りの一部の方は面白いと何度も映画館にいってはいたが何となく映画館に行く気にも慣れず今の今まで映画を見ないままアマプラでの配信が始まった。

何度も行っている友人に勧められウォッチパーティで見ようと言われて言われるがまま見た。

1度しか、それも話しながら見ていたため記憶が怪しいところもあるが感想をここから書いていく。

最初からライブスタート新時代が丸々流れるシーンはライブとしての演出はなかなか面白く、また直前に10年ほど前のワンピース3Dの奴を見ていたためCG進歩が凄いななんて感心してしまった。新時代はよく流れることもあり知っている曲が流れるという安心感もある。

ライブが多すぎるという意見もあるようだがキンプリことキングオブプリズム映画に通いつめていた過去もある私としては全く気にならなかった。

あと声優歌声の声が合ってないみたいな意見も見たがそれもそんなに気にならなかった。

だけどもキャラクターとしてのウタが好きになれなかった。

ルフィの幼馴染で海賊に憧れていたのを知っていた上で笑顔海賊やめなよというシーン。私の言うこと聞いてくれるよね?と言った感じにしか見えなかった。何でこんなぽっと出のキャラがそんなルフィの根幹となる海賊というものさも当然のように奪い、思い通りにしようとするのか。この二人には幼馴染といえどそれほどの関係性はないはずだろう、傲慢すぎやしないかしか海賊を嫌うのは理由があるのだろうしとモヤモヤとしたものを抱えながらのスタート

そして観客に向けての一方的なおしつけのような救済。途中からメンヘラめいた行動されてしまえばよっぽどの事情でもあったのだろうかなんて思いながら見進めていく。

しかし、海賊が嫌いなのはシャンクスに置いていかたから。一方的に救済へと走ったのはずっとウタの歌を聴いていたいという感想からといった感じだった。

海賊が嫌いになるのはまぁなんと言うか分かる。序盤に簒奪するタイプ海賊にやられた人々らの悲惨な声を描いていたためだ。それに序盤の段階ではシャンクス達が島を壊してウタを置いていったという状況であれば多少なりとも恨みたくもなるよなと。

しかしそこから何故救済に走るのかが分からなかった。現実で悲しいものを見すぎたためウタワールドに逃げ込みたかったのか。ひとりでにげ込めばいいのに周りを巻き込む意味がわからない。なまじ能力があっただけにそれこそ神にでも成り上がったつもりだったのだろうか。

またメンヘラめいた行動についてはネズキノコを食べて錯乱していたという説明があるが、その時の言葉が本当に上から目線で、ウタワールドではみんな平等と謳いながらも結局は自分の思い通りになる世界で一人は嫌だったから巻き込んだのを救済だとか綺麗事で覆ったようにしか見えないしそれをストーリーの展開でまわりが認めて持ち上げてるようでなんというか気持ち悪い。そもそもゲリラ的に人を集めて強制的にウタワールドに閉じ込めるとかテロしかない。

そして途中で島を壊したのは自分のせいだったと知っていたというのがわかり、海賊嫌いなのは逆恨みしかないじゃないかと驚いた。

そこからトットムジカを歌っての展開。本当になんでウタワールドに閉じ込めたのも、夢の中にいる人らの体を動かして怪我をおわせたのも、魔王が蘇りかけてやばいのもウタのせいなのにこんなことになると思わなかったなんて少なくとも最後のはヤベェって分かってただろうになんで……。世間知らずなとこはある描写はあったけど世間知らずってレベルではないだろ。

毒薬断ったあたりもよく分からなかった。命で償う、生きて償うそれぞれ賛否あるだろうが今回のは自分のせいでウタワールドに閉じ込めた人を助けるには自分が死んだらだめなのにさ。そこで歌って戻ってこれたか美談みたいな感じで終わったけれども。死んで償うのはいいけど先に助けてくれとしか

その辺のシャンクス解釈違いで、ただただウタを甘やかしてるようにしか見えず、親だというのならしっかり叱ってやれよ!!!と思ってしまった。そもそもウタを置いていったあたりも海賊よりも歌姫として活躍して欲しいという親心もあったかもしれないが個人意志確認しといて無視するというムーブは褒められたもんじゃない。魔王復活させる鍵抱えて冒険したくないから置いていったんではと邪推したくなるレベルだ。シャンクスがそんなやつだとは思いたくない。

あとは個人的には1番意味がわからなかったのはサニー号のマスコット化。かわいい以外の役割がない。出てきたからには何かしら絡むのかなと期待してたら特になんもなく終わった。ベポブルーノみたいにウタに危害を加えないように変えられたとかでもないから、本当になんで出てきたのかよくわからない。かわいいだけ。

総評としては頭空っぽにしてウタのライブをメインにシャンクスとの共闘とか楽しめると映画を見れば楽しいストーリーちゃんと考えたりキャラの深堀りをしようと考え出すと意味がわからなくて好きになれない作品だなといったところだ。

2022-08-18

ネタバレONE PIECE FILM RED 尾田栄一郎はもう映画から手を引くべき

こんなん読むのは見た奴か見る気のない奴だけだと思ってたかネタバレは悪かった。あと改行した。



初めに、俺は正当な読者である。今年35歳でワンピースの連載第一からジャンプを読んで生きてきた。

最初映画から全て見に行っている。単行本も103巻持っている。

今回の映画も行った。行った結果のタイトル結論である


興行収入に騒いでいるが、そりゃこうなるだろう事くらい誰でも予想出来る。俺のようなファンは特典の為に行き、Adoファンが行き、ワンピースは東の海しか覚えていない連中がシャンクスに何かあったのかと行く。

そんな単純な話でここまで興行収入にはならないと思うかもしれないが、人間死ぬほど単純でミーハーだ。

そういえば昔読んでたわ。サンジが仲間になったくらいまで知ってる。みたいな連中も大騒ぎに乗じてそんなに話題なら見ようと行く。

最初が騒げばあとは勝手に付いてくる。


そこからワンピース新規ファンが増えるのはいい事である別に俺はファンが増える事になんの問題も感じていない。こんな映画で増えるなんてアホだなとは思うが。


今回の映画はひとえに監督暴走総合プロデューサー監督不行き届きにより出来た映画であるONE PIECE magazineという雑誌があるが、あれを読めばいい。尾田栄一郎大丈夫ですかと確認している事に対し、監督大丈夫からやらせて欲しいと言って進めたのがREDである

そもそも女が描きたいと言ったのは尾田栄一郎だが、これは後述する。※1


そして出来上がったのがライブ不要ミニキャラに圧迫され突然闇堕ちするウタとかいうポッと出にしか見えないシャンクスの娘の感動()ストーリーである大丈夫なんじゃなかったのか。

監督脚本は、感動映画がどういうものかを理解してないのか?とも思ったが、俺はGOLDに対してもルルーシュに対しても特別不満を持った覚えはない。

あるとすればGOLDの特典だが、これも後述する。※2


という事は極簡単結論になる。

監督脚本の手に、この映画の素材が余ったのだ。


これを映画だといって公式宣伝しているが、こんなもんは映画ではない。ライブでもない。最初にいらんくらい長々とAdoPVを流しておまけの様に辻褄の合わない話を取り付けただけの出来の悪い宣伝アニメだ。

ちなみに、辻褄が合わないというのはパラレルからとか阿呆な事を言ってくる奴がいるが、映画の中ですでに辻褄が合わない。しかもその上パラレルのくせに原作と時々合わせようとするから余計に合わなくなる。映画パラレルという事くらい知ってるに決まってんだろ。全部見てんだぞ。

同じ宣伝でもホビアニの方がはるかに出来がいい。

残りは感動系だが、感動系にしてはあまりにお粗末すぎる。

ウタは突然キレて騒いで世界滅亡させようとするハタ迷惑なガキ、シャンクスドヤ顔しながら遅刻するクソ親父、ルフィは突然宗教にハマった俺の知っている顔をした別人、仲間はもうストーリーの為だけに喋らされている棒人間並みに存在感がない。実際はそんなキャラではない。そうにしか見えない演出問題である

唯一存在感を感じるのは監督こだわりのミニキャラだが、一番いらないとなぜ誰も思わなかったのか疑問である


言っておくが、ウタが突然キレた闇堕ち迷惑人間になったのはウタのせいではない。尾田栄一郎のせいでもない。ライブミニキャラを入れたい自分エゴを抑えられなかった監督責任である

新しい事への挑戦は歓迎したい。ワンピースもここまで続けるとマンネリ化している事は間違いないからだ。

ただ手に余る事が目に見えているのに強行するのは自分オリジナル映画にしてくれ。


Twitterでオマツリ男爵が好きならREDも好きだとかいうとんでもない意見散見されるが、いい加減にしてくれ。

REDとオマツリ男爵共通している事はオリジナルでやれという事くらいであって、似てるというのは細田守とオマツリ男爵への侮辱である

俺は細田守映画の大半が嫌いだが、あれは細田守監督作品として、完璧に完成された映画だ。尾田栄一郎が腹を立てたらしいが、あれだけ癖と我が強くなければオリジナル監督作品評価などされるわけがない。

あれはワンピース映画の中では確かに賛否両論映画だが、群を抜いて映画として監督脚本、画面構成に至るまで優れた作品でもある。あの邪魔家族細田守のこだわりなので諦めるしかない。


ここで※1になるが、ONE PIECE magazineを読む限り伝説ジジイを描きたくないと言ったのは尾田栄一郎である

女がいいと言うよりジジイが嫌という話であり、そこで監督が女にしたのか話し合いで女になったのかは不明だが、じゃあ描かなきゃいいだろ。

いい加減、自分総合プロデューサーとしている限り自由度が下がる事くらい気付いてくれ。細田守が許せないのなら最初草案を貰い、脚本のチェックをして駄目な箇所だけ言えばいい。ワンピースキャラデザなんてしたいヤツは山のようにいる。斬新なものが欲しければ若手に任せてみればいい。想像出来ないような伝説ジジイだって出てくるはずである

監督ジジイが駄目ならババアというわけにもいかない等と言っているが、いいだろババアで。少なくとも扱えないシャンクスの娘より誰とも関係のない伝説ババアの方が監督の力量には見合っていたはずだ。


そして監督脚本のどちらか知らないが、ルフィ達が強くなりすぎて並の女では太刀打ち出来ない為に、ならばシャンクスの娘はと言い、自分総合プロデューサーなら原作との辻褄も保証出来るからという事でシャンクスを出そうと尾田栄一郎が言い出したとの事なのだが。

こうなると散々言っている通り、監督脚本の力量に見合ってない材料を渡した総合プロデューサー責任は大きい。本人は脚本監督も最高だと考えているらしいが、本気でそう思うなら辞め時である

そしてもちろんそれだけデカ材料を渡された挙句ライブミニキャラゴリ押しし、配分を完全に間違えてた監督脚本も当然悪い。


尾田栄一郎の頭の中でどうシャンクスの娘でルフィの幼馴染みのウタがなんの問題もなく存在しているのか知らないが、それらは全く映画に反映されていない。

俺は映画館で突然知りもしない世界歌姫MVを何曲も見させられ、突然ルフィ友達だと紹介されられ、シャンクスの娘だと言われる。

そして突然キレまくって信仰宗教教祖となり闇堕ちするウタに置いてきぼりになる俺。

ワンピースにお馴染みの過去の子時代が流れ、必死過去に読んだ第一話を思い出すはめになる。

死んでからいいようにお涙頂戴エピソードに引っ張りだこのエースでさえ、頂上決戦で突然あたかもメインキャラのように過去が出てきて、第一話との噛み合わせの悪さに苦労したというのに、その比ではない。

陳腐な感動ストーリー()の為に壊れる第一話と、その間にも情緒不安定教祖呆然と眺めるしかない俺。


ウタのエピソードマジで駆け足で進む。アニメ第一シーズンダイジェスト映像並み。なぜなら監督が序盤のライブにこだわり尺を圧迫しているにもかかわらず、阿呆みたいになんの意味もないミニキャラを出すからである

magazineによると、ベポを出したが大きくて邪魔なのでミニキャラにしている。ローが先かベポが先かは知らないが、ロー欲しさにベポを出したが邪魔だったようにも見える。だとすればクソだ。そして、ローはシャンブルズとローの女ファンを釣るためだけに出されているのでそれ以外に活躍の場などない。

どうせブルーノ能力は欲しかったがあとは邪魔なのでミニキャラになっている。あそこで力を同じように使ってもローがミニキャラにならないのは顔くらいの理由しかない。

そして監督こだわりのサニー君だが、コイツこそ終始何の意味もないキャラだった。コイツ時間を割くならシャンクスかウタに割けよ。一応この映画のメインキャラじゃないのかよ。

移動能力最後シンクロをしたいが為に集められた奴らも不幸だが、そのせいで割りを食ったメインキャラが一番不幸だろ。


まり尾田栄一郎の中では矛盾なく完璧にハマったシャンクスの娘でルフィの幼馴染みという存在は、尾田栄一郎の頭の中だけに存在している。

そしてこのFILM REDという映画は、本人も監督脚本も多少映画内で説明漏れたとしても、特典冊子40億巻で補えばいいと考えているとしか思えないほど、映画脚本杜撰で穴だらけなのが最悪なのだ

俺は子供の遊びをかねて日曜日に行き、田舎からかまだ貰えたが、土日に働いていて映画に行けない熱心なファンは貰えたのだろうか甚だ疑問である


ここで※2だ。

俺は会場限定の特典冊子というものが嫌いだ。キャラ服装デザインなんて、そんなもんは単行本の後ろに載せろと言いたい。映画表現出来なかったメインキャラの心情を特典冊子で補うなんてもっての外だ。買えるのに買わないのと、貰えないでは意味が違う。

こんなもんを映画に付けるのはガチ興行収入観客動員数のためしかない。

これをファンサだという奴は一回頭でも打ってみろと言いたい。ファンサとは最初マーケティング時点で想定される鑑賞人数に対して大幅に少なく作るものではない。


今回俺がこんな記事を書いたのは、第三弾の特典冊子にキレたからだ。一体いつからワンピースはここまで拝金主義になり、恥ずかしげもなく未完成映画を放映し、追加情報のように人数限定の冊子など配るようになったのかと腹が立ったが、よく考えれば最近ワンピースはずっとそうだ。

繰り返される発行部数突破!の煽り文句も、実際に売れたのはどの位なのかは絶対に出ないし、引き伸ばしが続く原作にも最近ウンザリしてきている。妻が単行本を持っているが、まとめて5冊くらいを読まないと話が一つも進んでいない。いらん寒いギャグを繰り返し、初期の神がかった展開など消えた。

小さいコマ割りに必要もの不要ものも詰め込み画面だけは埋まっているが、初期の大ゴマを使った胸に迫るシーンなどもうしばらく見た覚えがない。

昔のコマをほじくり返し辻褄を合わせ後付けをし、阿呆ファンが尾田神スゲーこんな昔から伏線を張っていたなんて!と大騒ぎさせる事に命をかけてさえいる。そしてそれが重要伏線かといえば、半分くらいは別に無くてもいいのだから笑うしかない。

そして1000話突破だのなんだの騒ぐだけ騒ぐ。俺にはギネス欲しいんだろとしか見えない。こち亀にもコナンにも鬼滅にも勝たねば気が済まない俺至上主義の結果が、今の引き伸ばし漫画とこの特典冊子商法映画かと思うと言葉も出ない。


とりあえず尾田栄一郎はもう総合プロデューサーを辞めた方がいい。

漫画家に必要能力はあっても、総合プロデューサー必要能力は兼ね備えていなかった事を理解した方がいい。監修では駄目なのか。

もはや尾田栄一郎と特典におんぶに抱っこの監督脚本は、映画の出来が中途半端でも特典冊子で補おうとする。そして何弾にも分かれて配られる特典がある限りどんな中途半端な出来だろうと興行収入は伸びるので余計に酷くなる。最初は良かったのだろうが、ここまでくると悪影響しかない。

頼むから興行収入突破数字より映画を見てくれ。特典を読む限りウタの大半の人生ライブミニキャラに潰されている。

アニメ連動エピソード映画で描け。それが映画だ。

第三弾はウタ?新時代とか描かれたものをチラ見せしているが、映画で描け。描く必要がないなら単行本の巻末かジャンプに載せろ。特集を組んだのだからONE PIECE magazineでもいい。それがファンサービスだ。


上手く書けないのなら書けないほどの背景をキャラへ付けるべきではない。

原作もそうだが、尾田栄一郎エピソードの削り方を忘れたらしい。付けれるだけ後付けして引き伸ばしてきた弊害だろ。キャラ映画内で語れるかどうかも分からない総合プロデューサーなんてもの総合プロデューサーではない。

そして監督脚本はそれを削るのが仕事のくせに削るところを間違え、全てを特典冊子に丸投げすんな。

ウタの過去を考えたのか?これを感動ものにするつもりがあったのか?ライブミニキャラとくだらないベポの鬱陶しい三段ギャグの方が大事だったのなら末期だ。


GOLDでも謎だったがここまで酷くはなかった。REDで落ちるところまで落ちた。ワンピースはそんな姑息な事をしなければ鬼滅やヒロアカ呪術コナンに勝てないのか。そんな情けない漫画応援してきたつもりはない。

特典などあってもなくても映画が素晴らしければ俺は何度だって通う。ワンピースを信じてないのは尾田栄一郎監督脚本じゃないのか。


楽しいという意見を山ほど見かける。第三弾の特典に喜んでいるファンは、自分達がどんな映画を作っても離れず金を落とすと思われていると気付かないのか。


ワンピースの一つの大きな謎だったシャンクスの正体をバラされ、これから原作を読んだ時の驚きを無能すぎる五老星の台詞に取られてなんとも思わないのか。

あんな突然ルフィ新時代とか聞いた事もない事を言い始め、女だからと悪くても殴らず、初見人間には知らん人間しか見えないギア5になり、取ってつけたように決め台詞を叫んでもさすがルフィと思うのか。

とりあえず全員のアクションシーンを入れる為に一箇所に固められ、まとめて戦闘シーンを消化された麦わらの一味を見て最高だと思うのか。

自分の好きなキャラを、倒し方がシャンクスを出したいだけのお粗末な魔王の前に無能にされても、新衣装かっこいいと喜ぶのか。


馬鹿にされてると気づいたほうがいい。コイツらはかっこいいセリフを人気のキャラに言わせてオリジナル衣装を着せ、尾田栄一郎が描いた特典冊子を付ければ歓喜悲鳴と共にリピートをし、映画を見る目など何一つ持っていないと思われている。

キャラクター)かっこいい。(キャラクター)可愛い燃えた。TikTokももう少しまともな感想が出るだろう感想しか褒め言葉が出ない時点でお察しか

プロアマチュアREDイラストを描き良かった!などとツイートすればバコバコ数字が稼げる現象は見ていて宗教染みた気持ち悪ささえ感じる。その時間で納得出来る感想を言ってくれ。


クソみたいなあからさまな拝金主義特典商法であり、中身はといえば映像脚本構成も何一つ平凡か平凡以下な映画に負けた全ての映画が哀れである



阿呆みたいな事言ってるので追記

俺はジャンプを毎週買って読んでるし、ワンピースが縁で知り合った妻と単行本が被るために俺が本誌、妻が単行本を買っている。特典冊子の為に仕事のある日曜日有休を取って子供連れて行ってんだよ。

積極的に読んでないとかクソみたいな事を言われる筋合いはない。

まぁ初日日曜日を間違えたのは俺のミスなので全面的に俺が悪い。訂正しておいた。

あと正当な読者の意味わからん奴はワンピース原作を読め。

尾田が総合プロデューサーになって映画成功してるんだから降りる必要ないと言っている奴は、これをそもそも読んでないんだろう。俺はこの映画総合プロデューサーでいる事がマイナスに働くようになっていると言う話をしているんだが、俺の悪筆のせいだろうし読まなくていい。

じゃあ見るな論法の奴って日本の政治文句言ったらじゃあ海外行けば?とか言いそうな思考回路してんな。


そういえば魔王が第3形態であるのはシューベルト魔王のせいか?そんな全くワンピース関係のない小ネタに拘るくらいなら第2形態までにしてウタの話をしろ


どうでもいいが、このページの広告がすべてFILM REDになる。クソったれ。

2022-07-26

『チ。』雑感

『チ。』を「歪で不誠実で不愉快」という感想が出ていた。

「実際の史実」と比較して、あれやこれやが違うぞ、

特に、そこまでひどい弾圧はありえない、という論調だった。

しかし、「実際の史実」を論じながら、

ジョルダーノ・ブルーノ名前が出てこないところも、

異端審問で数百数千単位人間処刑されることに言及しないのも、片手落ちである

コペルニクス以前のヨーロッパ弾圧がありえたか

ありえなかったかという問題限定して考えても、

『チ』の歴史改変許容範囲だと私は思う。

そもそも論になるが、歴史小説歴史マンガは「実際の歴史」が10あったとして、

記録がなかったり抹消されたりして1の骨組みしか残らないところを

想像力で9を足して、あるいは1にも風味づけして、

面白さを元の10に、あるいはそれ以上に引き上げるものだ。

から「実際の歴史」とちがうぞと批判するのは無粋きわまりない。

そういう趣味のひとは素直に研究書を読めばよろしい。

フィクションにおける歴史改変創作は、つまるところバランス問題だ。

今の大河ドラマでいえば、北条義時肖像画に似ているわけでもない小栗旬

その他の美男美女が役を演じることにケチをつけるひとはいない。

資料に残っていない会話を創作するのも、ドラマの都合上、当然必要だ。

一方、スーパーアサシン善児が要人を都合よく片付けるプロットについては

意見が分かれるだろうし、さらに踏み込んで、

承久の乱後鳥羽上皇が勝っちゃったら、平均的な大河ドラマ視聴者は怒るだろう。

でも、朝廷勝利エンドの承久の乱も、面白そうじゃないの。

フィクションでどこまで歴史改変を行うかは、作り手自身が線引きして当たり前。

からこそ、研究書じゃなくフィクションをつくる意味がある。

村上春樹によれば作家は「嘘つきのプロ」(professional spinner of lies)らしいが、

マンガだって同じである。「嘘つき」に対して「歪で不誠実で不愉快」と叫ぶのは、

批判になっていない。それは褒め言葉だ。

2022-06-08

90年代ってこんな感じだったよね

日本の文化は「マジ」と「なんちゃって」に分けられると思ってるんだけど

80年代なんちゃってが優勢だった時代なんだよ。バブル調子乗っててチャンネーシースーギロッポンとかふざけた時代

テレビだったら秋元康とんねるず時代だよね。真面目が馬鹿にされる時代

それが90年代はマジ優勢の時代になっていくのよ。正確にいうと91年にバブルがはじけてその残り香がなくなった94年くらいからかな。

そして00年代はまたなんちゃってに戻るみたいに繰り返してるとおもってる。秋葉系時代と言っていいから「てへぺろ」でもいいかもしれないw

10年代はけっこう「マジ」が復活してる感あったよね。震災の影響あるのかもなぁ。


90年代は「マジ」の時代から自分作詞作曲しないと音楽で飯食えなくて、もっとも不遇だったのがアイドルSMAP

アイドルというジャンル自体が「なんちゃって」になってしまったので、活躍の場がなくアイドル冬の時代なんて言われていた。

から開き直ってなんちゃってを始めたのがSMAPxSMAPで、なんちゃってが得意なフジテレビコントのコーナーを取り入れたアイドル番組を始めたのが戦略的だよね。

マネージャー飯島三智が仕掛けたらしいけど敏腕だよね

でも歌はマジをやらなきゃ音楽場所で戦えないから、彼らは従来のジャニーズがやってた王子様的な少女漫画世界からリアル青年イメージさせたマジに寄せたシェイクみたいな曲で勝負したんだよね

ゲンジのだれかがSMAPの歌の路線をうらやましがってた話をしてたのを覚えてるよ

とはいえ中居の超絶的歌唱力でやっぱりSMAPなんちゃって扱いだったけどねw


モーニング娘。もそのマジの時代に生まれアイドルって感じだよね

ASAYANそもそも「マジ」なんだけど、でも平家みちよに決まったオーディション負け組で組まれたっていう流れがなんちゃってだし、いかにもアイドルな売り方だよね

とはいえ00年代みたいに黒髪しろなんてこともなく、金髪後藤真希がそうだけどマジ時代対応したアイドルではあった

からそのあと出てくる00年代の歌が下手で口パク上等でダンスゴミなで、握手だのじゃんけんだので優劣を決めるAKBなんかと比べて歌とダンスは抜群にうまかったから、ハロプロオタクはそこが心のよりどころだったよね。

アイドルなのに「アイドルっぽくない」が誉め言葉という変な時代

アイドル不遇だから芸能事務所新人女の子売りづらくなった。それで発明したのが女優の卵という謎のジャンル

広末涼子代表例で、そういう人材はしれーっと音楽も出してアイドル的な売り方もする。この手法は今でも続いてるよね。

アイドルが好きだと言ったら馬鹿にされたマジの時代に、思春期男子に「アイドルじゃねーから」といいわけを用意してあげて消費しやすくしたのが女優の卵だったり女子アナなんだよね。

音楽は「マジ」の中心地みたいな感じだったか作曲はできないけどせめて作詞やらせろみたいなかんじでマジ売りを事務所におしつけられて

マジ時代対応したよくわからんエセアーティスト売りのアーティスト増えて、歌姫なんていうジャンルが生まれたり、裸足で歌いだしたり、あの時代のマジ対応はよくわからんこと多いw

から椎名林檎みたいなガチ人材業界人から勘違いされて「きみもそうなんでしょ?」みたいな扱い受けてたの笑うよね


松本人志テレビお笑いに「マジ」を持ち込んだ人だよね(談志とか上岡龍太郎とかもいるんだけど)

90年代お笑い芸人が芸能界ヒエラルキートップになった時代といえるんだけど、間違いなくダウンタウンの影響だよね

ビートたけし映画業界ではマジをやってたけど、テレビじゃ「なんちゃって」のキャラコマネチコマネチってやってたからその辺が微妙だった

(余談だけど、彼がプロデュースした伝説の糞ゲーたけしの挑戦状は「こんなげーむにまじになってどうするの」なのが偶然とはいえおもしろい)

お笑い芸人は「なんちゃって」を生業にする職業で、昔はいろもんなんて言われてたが、松本人志はそれをひっくり返しマジをお笑い商売にした人といえる

それでお笑いアーティスト芸能界マジヒエラルキー競争が始まったんだけど

HEYHEYHEYとか、うたばんとかお笑い芸人がMCやり始めて

浜ちゃんに叩かれた!うれしい!浜ちゃんにたたかれると売れるってジンクスがあるんです~なんて言って

お笑い芸人に媚びるアーティストみたいな構図が普通になって、あれでアーティストお笑いの下になったのを感じたよね

音楽番組に出るにはお笑い芸人に気に入られなければいけないからね

M-1がウケてるのは「マジ」だからだよね。あの時だけ、日本の笑いはかっこいい「マジ」が許される。

ただ初期のM-1テツトモみたいなのも交じってたことね。それで談志漫才じゃないとか言われてwあれってマジじゃないってことよね。

そんでM-1終わってフジテレビで始まったTHE MANZAI審査員秋元康がいてずっこけたねw

さすがなんちゃってフジテレビですね。そしてTHE MANZAIが失敗するのも当然よな。


そんな時代オタクキモイキモイいわれてたわけ

それでサブカル野郎AKIRAとか攻殻機動隊は別腹とかいう扱いをしてたよね

ジブリ世間一般でも別腹扱いだったけど

メイドコンテンツにする秋葉原なんちゃって文化の中心と言っていいんじゃないかな

「ご主人様~、萌え萌えキュン!」なんてなんちゃってにもほどがある

そこに秋元康のようななんちゃってでメシ食ってた人間が注目してAKB48始めたのは当然だよね

セガってだせーよなとかいって自虐させたり湯川専務のように実際の専務CMに使うなんて典型的なんちゃって戦略だけど

秋元って90年代対応できなくてさ、いつまでたっても80年代なんちゃって空気でスゲーダサかったイメージ

それが秋葉00年代ネット文化で復活してしまったのは俺の中で苦々しく思うことの一つ

ちなみにアニメで一番マジをやってるのがコナンだと思ってる

宝塚歌劇団がマジを提供し続けているなって思ったことあって、コナン宝塚って結構似てるんだよね。

ジャンルは全く違うけど、マジというトーンが似てる気がするんだよね

「マジ」は「スタイリッシュ」「キザ」「見栄」「キメる」「気取る」「媚びない」でもいいよね

マジが女性人気獲得に重要キーワードなんだと思う。

テンションパリッと張って、ちょっとキザで気取ってるのが好きなんだなって思ったよね

それで秋葉オタクはマジが嫌いなのよw

アニメコンテンツのなかでコナンAKIRA攻殻機動隊カウボーイビバップはマジの立ち位置だったけど

秋葉系オタクカウボーイビバップオサレアニメって嫌ってたよね

あとブリーチに至っては、作者の久保さんまでネタにしてオサレオサレって馬鹿にしてた

00年代秋葉オタクたちはネット冷笑ひろゆきみたいなキャラあこがれて、マジなものをなんでも馬鹿にしてた

秋葉がそうだったか2ちゃんねるみたいになったのか、2ちゃんねるがそうだから秋葉がそうなったのかしらないけど

とにかくマジをきらってなんちゃってミニひろゆきみたいな他人馬鹿にするような、中二病黒歴史という言葉をやたら好んで他人攻撃するやつらばかりだった

そのくせ俺たちの麻生かいってたのはまじで草だったよねこれぞ黒歴史って感じだろう

そのころアメリカテンション張ってるものが好きだからオサレもの、キザなもの好きでまっとうに評価してたよね、ハードボイルド母国って感じ

最近アメリカ日本シティポップが評価されてるらしいけど、あれもテンション張ってるキザでオサレコンテンツからアメリカ人が好きなのは納得だよね

アメリカ人はエルビスプレスリーマイケルジャクソンとかブルーノマーズがそうだけど、伝統的にも今もずっとマジを真面目にやる国なんだよね。

日本人みたいに恥ずかしがってなんちゃってに逃げないし、他人オサレとか馬鹿にしない。


あとはゲーム業界かな

ソニーがこの方向でそれ以前までの小学生に向けていたゲーム業界ファミ通などと組んでイメージ変化を起こそうとしていたよね

ソニー参入までは、ゲームを作る人は今でいう歌のお兄さんみたいな特集のされ方だった。「みんな新作まっててね~」みたいな感じだったけど

くらい部屋で間接照明をあてて「ゲームクリエイター」って肩書で、中高学生のあこがれの職業みたいにしていったのはソニーだよね

ソニーゲーム事業母体ソニーミュージックだからアーティストプロデュースノウハウがあったんだろうね

マジをつかったゲームクリエイターのブランディングは見事にはまったよね。

それに対抗しようとしたセガはなぜか秋元に頼ってなんちゃってやってセガってだせーよなとかなんちゃってをやりはじめた

秋元チェキっ子とかいアイドル番組スポンサーになってそらセガぶれるわって当時思ったよ

セガって渋谷の兄ちゃんたちに愛されてたのよ。秋葉っていうよりかは渋谷系だったよね

そんなセガ秋元なんちゃってに取り込まれ、そしてアイドルスポンサーするとかマジで終わってたよね

あのころセガ方向性を見失ってて、サクラ大戦なんかもそうだけど、セガってこんなゲーム作る会社だっけ?っておもったよね

そのあとの話だけど、10年代セガ初音ミクとか、バーチャロンとある魔術の禁書目録コラボみたいに誰が得するんだみたいなことやり始めたり、とにかく秋葉系にすり寄っていくよね

90年代のマジなセガを知ってるからセガサターンを白くしたり、ドリームキャスト最初から本体カラー白だし

マジなイメージ修正たかったのかなあって思うところはある

あとゲーム業界のマジの代表格だったFFFF10になって秋葉系オタクなんちゃって文化に毒された結果が10-2

あれでまじでスクエニは死んだなって思ったし実際ゲームオタクから相手にされなくなったよね。

というか、秋葉なんちゃってに毒されて日本ゲーム業界は死んだよね

今、ゲーム業界でマジを守ってるのはカプコンフロムソフトウェアだなって思う

2022-04-10

anond:20220410144358

女はとにかく見た目さえかわいければよくてスペックにはほとんど目を向けないよなあ。機能に興味がなくて機能のために必然性を持って付加される要素(重いとか)を嫌うからブルーノみたいな見た目だけで機能的にペラペラのものを選ぶ。staubあたりに行く人はまだ分かってると思うけど、少数派なんだろうな。

2022-01-05

anond:20220105154845

ジョルダーノ・ブルーノ地動説を唱えたか処刑されたわけではない定期

anond:20220105132611

天動説/地動説で例えるなら逆だろうな。

天動説を奉じるローマカトリックが、地動説を唱えた学者火刑に処すんだよ。ジョルダーノ・ブルーノとか。

カトリックにとって科学的な態度は、その権威を揺るがしかねないものだった。

16世紀カトリックとかイエズス会のやっていたことは、対抗宗教改革といわれる。

有名なのは禁書目録だ。

プロテスタント側が、俗語に訳した聖書とか(カトリックラテン語聖書翻訳禁止していた)、文盲向けの風刺画付きパンフレットとかが活版印刷術で大量に出回ったのが背景にある。

カトリックにとってプロテスタントはすべて異端からな。

科学的態度の軽視

異論に対する出版禁止という強権発動

この辺りを鑑みるに、表現規制派はむしろローマカトリックに近い。

感性近代以前てことだよ。

2021-09-09

アイスブルーノーチェ玄関

流行りの玄関らしいけど、築50年のコーポなんか元々こんな感じじゃないの?

2021-08-20

そろそろこわれてしまうのではなかろうか

やばいなー

そろそろだわー

こわれちゃう

ひぃー!あたし壊れちゃう

精神が!

どうなるんだろうね、精神とやらが壊れたら。どんな世界が見えるんだろ。

壊れる人ってどんな過程で壊れるのかな。私がまさに過程なのかもしれないけど。

https://anond.hatelabo.jp/20210729170236

人生であー、壊れちゃうかも。ってときあってもさ。なんだかんだ持ち直してきたのよ。

でも、これ書いてさ。一瞬持ち直しそうだったけどダメ。今。まさに。壊れる感がすごい。もう考えたくない。増田であたまいっぱいにしたい。もしくは三原じゅん子コアラの仲睦まじい様子であたまいっぱいにしたい。

でそのあと空っぽにしたら空きスペースに宮前るいポリスをぎゅうぎゅうに敷き詰めたい。隙間には湿気たコーンポタージュスナックを詰めたい。どうした俺。

無力感がー、襲ってきたらー、どうしたらいいのー。みんな無力さとー。戦っているのかなー。

世の中のせいかなー、もうちょっと暮らしに困らない豊かさがあればー、自分肯定できたりー、するーのーかーしらー

(ここのくだりはブルーノマーズっぽい曲調の歌でした)

いやー、増田は私の人生の駆け込み寺なんですけどね。こーんなに短いスパンで書いちゃうとは。危険。ここに吐き出さないと耐えられない人生なんて危険

あー、やめたい。何を?



もうなんだかわからないな。

ヘルピング!!

2021-03-12

洋楽離れについて駄文を吐いとく

Spotifyのような黒船というべきサブスク洋楽離れを食い止めるみたいに言われてたけど、むしろさらに加速していってる

サブスクチャートにどうにか残ってるアーティストビーバーとかブルーノとかマルーン5のような昔からいる人達で(10年前は昔)

ビリーアイリッシュMステでやる気ないのが炎上したせいかチャートインしなかった

でもこれって原因は日本人ガラパゴス思考だというより、K-POPメジャー洋楽の客が流れてるせいじゃないかな?

というとあれは基本はダンスポップばかりだと言われそうだけど、今じゃエクスペリメンタルロックアンビエント音楽聴く自分最初ステイシー・オリコとかバッド・デイ~ついてない日の応援歌のようなポップスを聴いてた

こういう入口的な存在K-POPに奪われてるというのは大きいんじゃないかと思ってる

ただ洋楽離れを叫ぶ人達ってK-POP持ち上げてJ-POPを叩くのが大好きなんだよな

戦略的な話をするなら仮想敵にすべきなのはK-POPなのに(別にK-POPに恨みはないけど)

2021-01-24

本岡宏一は救いたくない

えんとつ町プペルのチケット台本炎上した事について!

https://note.com/kouichi1997/n/n7df16cf0f4bc


(♪~ プロスピジングル

こんにちは今日もこの増田を見ていただいて、誠にありがとうございます!え~、今日はですね、また新しいnote投稿されたという事で、読んで行きたいと思います

前回、80プペルで話題になった本岡さんなんですけど、彼が長い沈黙を破ってついにお気持ちを表明したという事でですね、早速気になる内容のほう、ガチャを回して読んでいきたいと思います


増田note記事熟読中)


はい。いま読み終わったんですけどね、僕は本岡さんは救う必要ないんじゃないかって思います。彼はもう救われてます


僕の意見の前に、サラッと本岡さんについておさらいしときましょうか。

本岡さんは兵庫県加古郡出身で、3人兄弟の真ん中です。兵庫高砂南高から、確か高知工科大学環境理工学部に入って、そこから綜合キャリアグループって会社に入ったと思いますプロ野球には入ってないです。彼も昔はもちろん野球部だったんですけど、高校の時に辞めちゃってるんですよね、そこが残念です。

で、大学を出て綜合キャリアグループ入社したんですけど、入って一年しないうちにアムウェイとかの副業をやり始めた挙句、そこから数か月後の2020年5月に綜合キャリアのほうは辞めちゃうんですよね。今は土木作業員なんかやりながら糊口を凌いでるって聞いてます

そんな本岡さんなんですけど、いつの間にか西野サロンに入ってて、そこでプペルの映画チケット台本のセットを80セットも購入するんです。本岡さんは台本のセットは2020年8月頃に購入して、2020年10月ぐらいに「無職失業保険使ってチケット台本を80セット(約24万)買った話(理由)」って言うnoteを書いたんですけど、これがめちゃめちゃバズったんですよ。バズったというよりは明らかに炎上ですよね。誹謗中傷とかすごかったです。ただ、この炎上にはちょっと時差があって、本格的に炎上しはじめたのは今年の一月に入ってからなんで、ホントつい最近ですよね。

炎上してからしばらくは本岡さんのnote更新が止まってたんですけど、1月23日(土)に前述のnoteがアップされたと。大まかにはそういう流れです。


…で、僕の増田表題にもなってるんですけど、救いたくないんで、もう結論から言っちゃいますね。


彼はサロン外部の人間迷惑をかけてないんですよ。もう、これに尽きます


この件について語る時、皆さんは色んな話をごっちゃにして話されるんでこんがらがるんですけど、実際にはめちゃくちゃシンプルなハナシなんだと思ってます。順を追って説明していきますので、ちょっと長くなるかもしれないですけど、良かったら読んでいってください。よろしくお願いします。


本岡宏一氏の行いは「悪」

結論で既に述べてますけど、僕は全然悪ではないと思っています。まず、彼の本質が善人か悪人かで言うと、確実に善人側の人間なんですよ。これはハッキリと言っておきたいですし、異論もほぼないと思ってます

彼が騙されやすそうな言動思考note上に残していたり、彼のとっている行動が毎回あまりもに微妙なんで皆さん色々と批判めいたアドバイスをしてらっしゃるんだと思うんですけど、彼自身は今のところサロンメンバーの外部には明確な金銭被害を与えてないんですね。

本岡さん以外にも西野サロンメンバー炎上した方がいて、仮にS藤さんとするんですけど、このS藤さんはサロンの外部の人に「サロン内でしか通用しない信用」を売りつけようとしたのが一番マズかったと思っています。それに比べて本岡さんはチケット購入当初はサロンメンバー以外にも売ろうとしていたみたいですけど、実際は売ってないですよね。この差はすごく大きいと思っていまして、僕は本岡さんの「サロン外部の人間金銭被害を与えてない」って状態はすごくいいと思います

ただ、彼のワキが甘いのは確かです。2020年9月11日失業保険認定に行って来たとnoteに書いてるんですけど、2020年9月7日から土木作業員として働いています。つまり彼は、違法行為をして受け取った失業保険でプペルのチケット台本を買ってるんですね。誰か葛飾区ハロワにチクっといて下さい。

(※一応、就業中でも失業保険は受け取れます。ただ、その場合認定日に就労申請をする必要があり、本岡さんの場合自己都合で退職したと書かれていますので、2020年5月から約3か月の給付停止期間を挟むと最速でも9月7日土木作業員として勤務開始日に被ってしまます。そうなるとチケット購入したという24万円以上の給付はかなり無理があります再就職手当を加味したとしても同様)

他にも2020年11月29日ノートルダム大阪ONEで開催された、今年26歳になるお姉さんの結婚披露宴ノーマスクで出席したり、その様子をモザイク等無しでそのままnoteにあげてしまったりと、何かと思慮が足りてないのは事実あると思うんですよ。

その辺を差し引いたとしても、少なくても本件において彼は悪いことはしていないです。失業保険不正受給ダメですが。



西野サロン「悪」

ここなんですけどね、やっぱり否寄りの評価が多くなると思います。それが今回の炎上をかなりややこしくしている原因かなと僕自身は思っているんですけど、今回は僕は「本岡さんをガチャで引きたい救うか救わないか」という軸で増田を書いてるんで、一旦本岡さんからは切り離してます

ただ、僕が「本岡さんは救わなくていい」って思ったのも彼が西野サロン所属しているからなんで、そこは説明させてもらいたいと思います

まず西野サロンのものについてなんですけども、これはもう僕が何か言うよりも、既に様々な人によって喧々諤々と議論されたエントリとかがたくさんあるんで、それを色々と見てもらったほうがいいと思います。僕はあんまりこの言葉を使いたくないんですけど、宗教団体と色々と構造が似てます

その上でなんですけど、西野サロン活動している本岡さんは、ものすごく楽しそうなんですね。少なくともnoteの上では。

これで本岡さんが「自身享楽の為にサロン内外の他人に多大な金銭負担を強いている」とかだと非常にマズいなって思うんですけど、今のところは全然そんなことないです。

かに西野サロン外にいる我々からすると、本岡さんの言動や行動って理解に苦しむものが多いんですけど、それで即座に「西野サロン悪の組織!滅ぼすべき!」となるのはちょっと違うんじゃないかなと思います。本人も楽しそうですし。

過去の様々な歴史に学べば、「外部に実害を及ぼすまでは彼我の距離を適切に保っておく」ぐらいしかないと思っています


チケット台本価格は適正だったか

これはもう、ぼったくりですね。ちょっと言い過ぎかもしれないですけど、少なくとも本岡さんの言う「原価で購入した」はあり得ないですし、まぁ適正価格ではないです。ただ、当の本岡さん本人はこの値付けに納得してまして、少なくともnoteではそう宣言しています

一応説明しますと、西野サロン内でプペルの映画前売り券と台本がセットで売ってたんですよ。それでサロンメンバー利益を上乗せして転売しても良い事になってました。そのセットを本岡さんが80セットで23万6千円程で買ったのが「適正価格」なのか?という事です。だいたい1セットで3,000円ぐらいですね。

映画の前売り券は皆さんご存知の通り、大抵1,500円(税込)で買えます台本は「ブルーノ」っていう公式オンラインストアがあるんですけど、そこで西野さんのサイン入りで1,480円(税込)で買えます

まり本岡さんじゃなくても、サロンメンバーじゃなくても、税込2,980円で我々も普通に買えたんですね。今は映画が上映中なので前売り券は買えませんが、メルカリ等に掃いて捨てるほど出品されていますので、今は実質3,000円以下…いやもっと安く買えます。なのでこれはもう全然適正な値付けとは言えないですね。


ちなみに、今現在本岡さんの自宅に積まれているであろう80冊の台本には、西野さんのサインは1冊も入ってないです。


整理すると、本岡さんは悪事を働いておらず、西野サロンも一概に悪いとは言えないけど、チケット台本の値段はちょっと高いよね、となります。ただ、金銭的にマイナスを出したのは現状では本岡さんのみで、当の本人が購入したこと肯定的に捉えている為、僕は本岡さんを「救われている」と判断しました。なので本岡さんはもう救う必要はないです。


概ね以上なんですが、まずはここまでお付き合いいただきありがとうございました。最後に少しだけ、僕がこの増田を書いた理由とかを述べたいと思います

本岡さんは救いたくない」って書きましたけど、「じゃあお前は誰を救いたいねん」ってなるじゃないですか。この増田は、「救う」とまではいかないかも知れないですけど、「オンラインサロンの外にいる人」とか、「オンラインサロン内にいるけど、今あんまり楽しくないと思っている人」に向けて書いてます

ぶっちゃけて言うと、今まさに溺れようとしている本岡さんの状態客観的に書く事で、本岡さん以外の「西野サロンって楽しそう」と思っている方、もしくは「西野サロンに入ったけど、なんか楽しくないな…」と思っている方等に届けばいいな、と思っているますサロン的なもの全否定するわけではないですが、サロンというのは誰でも無条件に楽しくやれる場所ではないです。一度立ち止まり自分に合っているのかどうかをゆっくり考えてみてもらえたら嬉しいな、と思っています。その時に僕の書いた文章が少しでも助けになれば幸甚です。

なんだか偉そうに言ってますけど、結局は本岡さんを批判して周囲に注意を促す、いつものやり口です。この方法を好ましく思わない方も大勢いらっしゃるのは承知していますが、現状の僕にはこのやり方しか思いつきません。許して下さい。


本岡さんもそうなんですけど、オンラインサロン活動してる人って単純に楽しそうじゃないですか。しか西野亮廣っていう有名人がやってる集まりに月々980円で参加できるって、パッと見めちゃくちゃ魅力的だと思うんですよね。

でも、オンラインサロンで本格的にガッツリ活動して行こうと思うと、ある程度の金銭必要になってくるんですよ。これは割とどのオンラインサロンでもそうなんですけど、西野サロン場合はそれがかなり顕著で、かつ動く金額が大きくなりがちです。これはごく少数の例外を除いて発生します。例外になるのは、西野さん本人とその周辺の著名人や、「絵が描ける」等の何らかの才能がある方とかです。それ以外の人…言い方は悪いかも知れませんが本岡さんのような方は、ガッツリ活動したければかなりの支出覚悟する必要があります。(実際に24万円払っています。)

ここからが肝要なんですが、そのお金をどうやって補填するのかによって、色々と大事ものを失ってしま可能性があります

非難されやすいのは、「オンラインサロン外の人間から補填する」事です。先述のS藤さんはまさにこのパターンでしたし、初期の本岡さんもこの計画だったと思われます。これは本当に駄目です。人生の上で大事ものをたくさん失いますサロン内の人間勝手に散財して勝手破産するのはどうでもいいのですが、サロンの外の人間に「サロン内でしか通用しない価値」を売りつけるのはまさしく詐欺のものです。やめて下さい。

我々はプペルの映画が観たければ2,000円払って映画館で観ます。観た上で西野さんのファンになれば、西野サロンに入るかもしれません。そういう流れになればみんなハッピーだと思うのですが、本岡さんやS藤さんといったサロンメンバーの方は何故かそういう流れに持っていきません。「3,000円で仕入れて3,500円で売ろう」とか、「150万円でトラック札幌に呼ぼう」とか、我々からすると理解のできない方向に行きます

それで理由を聞くと、「プペルは本当に素晴らしいから、皆に知ってほしい」「西野サロンは本当に素晴らしいから、皆に知ってほしい」と返ってきます

これ、本当に心からそう思っているならコンテンツ自体の良さを語ってほしいんですけど、なんで誰もそれをやってくれないんですかね?何故プペルの原作無料で公開されているサイトを教えてくれないんですか?何故西野サロンに入れば毎日西野さんの長文記事が読めるとかの情報を教えてくれないのですか?

そういったコンテンツ自体の良さを何も喧伝しないのに、トラックに150万円は出せないです。チケットに3,000円は出せないんですよ。「いやこれは3,000円分以上の価値があるから」じゃないんですよ。先にコンテンツありきじゃないですか。そこを飛び越えてくるから、互いに分かり合えないんです。

えんとつ町のプペル」というコンテンツは素晴らしい!皆に教えてあげたい!…そう思うならですね、まず一番初めにやってほしいのは一緒に映画館に行く事なんですよ。で、観た上で興味が出てきたのなら、台本なりサロンなりを勧めればいいじゃないですか。なんでそれを飛び越えて、「まず台本」「まずトラック」なんですか?なんでまず「映画を観る代金」以上のもの要求してくるんですか?穿った見方をすると、プペルというコンテンツ自体にはそこまでの魅力がないのかな?と思ってしまます。プペルがあまり面白くないから、ほかの手段でカネを巻き上げてやろうと思っていませんか?


本岡さん、あなたは今回のnote

私は「サロン映画えんとつ町のプペル」が好きですし、作品関係ないところで評判が落ちてしまうのはとても悲しいです。

って書いてますよね。ハッキリ言っておきますが、いま作品の評判を落としているのは本岡さん自身です。今回の炎上で「プペルって面白そうだな」って思う人はいないです。まさに、作品関係ないところで評判を地の底まで落としているんですよ。その自覚がありますか?

本岡さんが西野さんやサロン大事に思うなら、今やるべきなのは、「僕は前向きにとらえています!」と宣言する事じゃないんですよ。評判の落ちたプペルというコンテンツの良さを世間に知らしめる事なんですよ。なんでそういう方向にいかないんですか?今のままだと、本岡さんのせいで映画に行かない人が増えている状態ですよ。そんな状態放置していていいんですか?


また、本岡さんは約24万円のチケット代金を全額自分で被っていますよね。ここだけはかろうじてマシです。他人迷惑かけてないんで。…ただ、これも最終的には詰むんですよ。持続性がないからです。本岡さんが大富豪なら別なんですが、そうではないようなので、ずっとこの状態を維持することはできないんですよね。

今起こっている事象の大半は、「24万円払った」という行動からはじまっています。善きにせよ悪しきにせよ、今まで経験したことのないものを味わえたと思います。一応、本岡さん自身は今回の件を「とてもプラス経験」とおっしゃっています

でも、それで終わりなんですよね。次に似たような経験をしたかったら、本岡さんはまた24万円を払わないといけないんですね。もし24万円で慣れてしまったら、もう50万円とか100万円とか払うしかないんですよね。覚せい剤と一緒です。ずっとそのお金を払い続けることができるならいいですけど、大抵の人はそれができません。だからいずれ、自分以外の他人サロン外の人にお金を払ってもらおうとしますし、それができないとどんどん追い詰められていきます覚せい剤と一緒です(2回目)。


この状態本岡さんを擁護する人は、「信用経済的に、本岡さんは24万円分の信用を買った。だから問題ない」とか言うんですよ。でもそれは80枚のチケット他人に売りつける事に成功した人だけですよ。本岡さんは1枚も売れてないです。そんな人は信用できないです。


から見れば本岡さんは「プペルというコンテンツを周囲に売ろうとしたけど一切売る事ができなかった人」にしか見えないです。信用経済で言ったら、マイナス勘定しかないですよ。サロンメンバーもなぜか本岡さんを擁護するんですが、これがよくわからないです。プペルって素晴らしいコンテンツなんですよね?そんな素晴らしいコンテンツの良さを周囲に伝えられなかった人を何故評価するんですか?先程も言いましたけど、むしろプペルのコンテンツ評価って本岡さんのせいで下がってますよ。プペルが大好きなら、大好きなもの価値を下げまくった人を擁護するって、おかしくないですか?


今日はここまでです。読んでいただきありがとうございました。ハーデス撤去されたんで、僕とシンフォ2で対決しましょう

2021-01-21

えんとつ町のプペル』を観て

 以下の内容には、この映画ネタバレを多分に含みます。これから観られる方は、ご注意ください。


 私は、『えんとつ町のプペル』を観ました。

理由は、Twitterで「宗教」だの「マルチ」だの散々言われていた事と、有名な女性声優さんがプペルを絶賛していた事にファン絶望していたので、これはおもしろそうだ!と思ったからです。

えんとつ町のプペル』は、煙突掃除少年ビッチと町に突然現れた「ゴミ人間」のプペル(これは作中でルビッチがつけた名前です)が、煙で覆われた空しか知らない町の人々に、星を見せる物語です。ルビッチのお父さんブルーノは、紙芝居で星空や外の世界の話を町の人たちに伝えていましたが、「外の世界などない」と信じ込まされている人々はブルーノの事を異端として嘲笑い、やがてブルーノは海に落ちて死んでしまます。そんな父の話を信じ続けているルビッチは、友達のプペルや探鉱泥棒スコップの力を借りて、外の世界を目指すのです。

私がこの映画を観て思ったことは、泣けるけど別に面白くない映画だな、という事です。

例えば、私は船と火薬を切り離すために鎖を登っていくルビッチを、プペルが応援するシーンで泣きそうになりました。あれはルビッチブルーノの再会、親子愛のシーンです。

 ですが、今回の作品の1番の見せ場、軸になっているところは「親子愛」ではなく「挑戦」のはずです。「挑戦」に泣くのであれば、「ルビッチ応援するプペルの姿」ではなく、「鎖を登っていくルビッチの姿」に涙すると思います。にもかかわらず、なぜ私はこのシーンが1番泣けたのでしょうか。

 それは映画史ないし視聴者たる私の中で脈々と積み上げられてきた「泣ける親子の再会のシーン」があるからだと思います。「死んだと思っていた大好きなお父さんとの再会」、「息子をずっと応援し続けていた父」、この2つの要素はどんなストーリーでも差し込むだけで泣けるシーンになる最強のカードみたいな物だと思います。つまり私は、『えんとつ町のプペル』のストーリーとは全然関係ないところで泣いていたのです。

「いい話だった」「泣ける映画だった」という感想あながち間違いではないのだと思います。私もこの映画感想を聞かれたら「いい話だった」と答えると思います。なので、この映画に関する肯定的感想を一概に信者だと否定することはできません。ただ、「面白かった?」と聞かれたら、私は素直に首を縦に振ることはできないのです。

 『えんとつ町のプペル』は、キャラクター美術に救われた映画だと思います

 まず、絵がとても綺麗です。えんとつ町の配管やゴミでごちゃごちゃした風景、えんとつのから見下ろす点々とした街の明かり、様々なギミックが仕込まれているであろう事がわかる船、絶対に描くの大変だっただろうなと思います

 そして、えんとつ町の住人たちは本当に魅力的です。声優タレントさんとは思えないくら違和感がありませんでした。だからこそ、もっと上手く動かせる脚本があったのではと思ってしまます

 子供向けの映画としては難しい話(話というか言葉かもしれません)が多く、かと言って大人向け絵本としては遠回しすぎてメッセージわかりづらい(大人向けにだとしたら冒頭のアクションシーンはあんなに長くする必要ないのではないでしょうか)という印象です。

「誰向けの何」なのかが、終始わからない映画でした。

2021-01-03

K-POPに置いて行かれるJ-POP

口パクレコーディングで本人達歌っていない等色々アレなジャニーズAKB等の日本アイドル達。

世界を獲ったBTSを筆頭に、活躍するK-POP界隈。

かにアレな日本アイドルK-POPベクトルが違うのだから単純に比較できないのかも知れない。

でもさ、同じように歌って踊るグループとして同じ歌番組に出てきて

そのクオリティの違いに愕然とするわけよ。

そもそもブルーノマーズ新曲かと思うような洗練された楽曲が何故日本アイドルには出せないのか。

何故音圧パンパンでやたら速い曲ばかりなのか。

K-POP日本人の若い世代に聴かれている以上「売れないから」ではないよね。

結局良くも悪くも歌謡曲なのか。

J-soul Brothers界隈とかもっと色々やれたと思うけど、どうしてあんチンピラバラード歌手みたいになっちゃったんだろう。

三浦大知とかはかなりいいと思うけど、既に結構な歳なんだよな。

2020-12-31

パプリカ」と嵐の「カイト」と米津玄師

アイドルグループ「嵐」2020年いっぱいで活動を休止する。最後テレビ歌唱12月31日の「紅白歌合戦」だろう。

おそらく「紅白」で披露するメドレーにはNHKの「NHK2020ソングキャンペーンタイアップしていた「カイト」も含まれるはずだ。

本来ならば7月24日東京オリンピックが開幕し様々な種目の試合結果に世間一喜一憂しているはずであった。

嵐が7月29日に発売した「カイト」はオリンピックを初めとするNHKの各所キャンペーンで大々的に使用される意図があったことは明白だ。

また嵐自身活動休止という事情を踏んで、20年以上に及ぶその活動の総決算ファンへの忘れ形見として製作陣やリスナーはこの「カイト」を据えてもいた。

そして国家総力を挙げた一大イベントアンセム日本トップアイドル記念碑を兼ねたこ楽曲トータルプロデュース制作したのは、これまた稀代のカリスマとして君臨しているシンガーソングライター米津玄師である

まあ、ここまでは周知され切った事柄であり別段僕が説明する必要もないのだが、日本という国の2020年という時代を背負うことを予め定められたこの激重プロジェクトに「カイト」はどのように応えようとしたのか僕なりに感想を書き連ねた。

合唱曲としての親しみやす

米津は前年にもNHKタイアップソングとして「パプリカ」の書き下ろしプロデュースを行っている。

結果として「パプリカ」は2019年を代表するヒットソングとなったが、その一要因として歌唱グループであるFoorinの愛らしさと無邪気なダンスがあげられる。

バズヒットの現代において「パプリカ」も例にもれずそのダンスを真似するムーブメントが起きた。「パプリカ」がEテレで繰り返し流されたことやFoorinメンバーと同年代である小学生が親近感を覚えたことも相まって、運動会の催しとして「パプリカ」のダンス披露する小学校が続出したことはこのヒットの象徴出来事であった。

おそらく「カイト」のキャンペーンはこの流れを踏襲していた。「パプリカ」と同じように運動会使用される想定はもちろんとして、「パプリカ」に親しんだ子どもたちの門出を激励する卒業ソングとしても使われることをNHKサイドは期待していたように見える。

ともすれば「高度な技術を持っていない素人でも合唱伴奏がそこまで難しくない曲を」という注文が米津側に与えられたはずだ。現に「パプリカ」にせよ「カイト」にせよ歌唱音域は1オクターブ半以内にコンパクトに収まっている。コードもところどころ4和音がでてくるものの実際に演奏すればわかるとおり、転回系を利用すればほとんどコードフォームを変えることない上に指の移動も少なくスムーズな運びとなり難易度の高くない造りになっている。

(そうはいっても「パプリカ」の”晴れた空に種をまこう”のノンダイアトニックコード、「カイト」における”高く飛んでいくカイト”の激しい跳躍やサビでの拍の取り方など、個性的な米津節に我々は始め戸惑うのだが)

また学校教育の場での合唱曲として「カイト」を見たときコーラスワークの絶妙塩梅は見事。基本ユニゾンだが、要所要所で二宮が3度上、松潤が1オクターブ下を歌っている。嵐はユニゾン主体だが大野がメイン、桜井ラップ二宮が上ハモ松潤が下ハモ相葉ファルセットという役割分担がありアレンジしだいでは主メロとは別フレーズを歌うらしく、このメンバー構成を活かしたようだ。なにより飽きが来ないよう工夫しつつもそれを不特定多数素人が寄せ集められて歌ったとしても収集がつく程度の複雑さに収めているのがいい。ブルーノマーズプロデュースの「Whenever You Call」ではブルーノ自身も加わりふんだんにコーラスを織り交ぜ比較的高レベルパフォーマンスを見せていたが、とっつくやすさで比べると格段に「カイト」が勝っていた。

カイトというモチーフ

なぜ米津玄師カイトというモチーフで曲を書いたのか。未来を切り開くポジティブさや成長のイメージとして飛翔体モチーフに据える曲はあまたとあるがなぜ凧なのか。

同じくNHKテレビ番組とタイアップしヒットした「地上の星」や「365日の紙飛行機」も飛翔するものから見た世界を歌っている。

これらと「カイト」の大きな違いはカイトは出発地点と着地地点が同一であるということである

地上の星」は上空を見渡すことのできる渡り鳥超人的な視座をもった存在として捉え、それに動乱する世界を切り抜ける道筋を教えてくれと訴える曲である。「365日の紙飛行機」は惰性で飛ぶしかない紙飛行機を世相に揉まれる人の人生に準え愚直に一日一日を丁寧に過ごすことを説いた曲である。どちらも世界は常に変動的なものであり人は同じ環境に居続けられないという前提がありそれを踏まえてリスナー冒険心を鼓舞する内容なのだ

対照的に「カイト」におけるカイトは作中では常に同一のものとして描写されているため変化がない。そもそもカイトは糸で繋がれているため自由に飛んでいけない物体である

さら面白いのはこのカイト最初から空に浮かんでいるということだ。”小さな頃に見た”からの冒頭4フレーズは、かつて”憧れた未来”は別世界一番星の横に鎮座しているようだったとその様をカイトに例えて”ぎゅっと強く握りしめていた糸”というフレーズで夢に邁進していたことを説明している。それが二番に入ると成長した今では”カイト”や”憧れていた未来”は”とても古く小さい姿”で”右ポケット”に忍ばせておく程度のものになってしまったと幻滅に近い感情吐露する。そして大サビでそれでもこの小さいカイトが嵐のように厳しい世間を生き抜く指標であり心の拠り所であることを告白する。

まりカイトとは未来に向かって邁進する人間のもの象徴ではなく彼らの先進の当たる親や先輩といった人々なのである。この曲が巧みなのはカイトを地上から見上げる立場であった主人公もまた今は後進から憧れを背負ったカイトであるという双方向性を示している点だ。

カイトへの郷愁や憧れを語りつつもサビでは”君の夢よ叶えと願う”。大サビに至っては”嵐の中を”からの2フレーズカイトの先に焦がれた自身の憧れを歌いつつ、続く”悲しみを超えて”からは人々の模範となるカイトの先から視点に移る。何よりすごいのは憧れを一身に集め自身の悲しみすら超越して前に進んでいけと言った直後に”糸の繋がった先まで”帰ろうと優しく口添えしているところだ。

人は絶えず不安孤独に苛まれ瀬戸際で生きている。そんなきりきりした思いを汲んで「幼年期に自分形成した、自分が無邪気でいられた場所や人はカイト手綱を握る人のように自分の足元にある」「自分カイトとなってもカイトを揚げる側だった頃の場所はなくならない」と安心感を与える文句を曲のハイライトに持ってくる米津玄師の慈悲深さや度量の広さには舌を巻くし、米津玄師がこの時代に指示される所以垣間見た気がする。

パプリカ」との関係

パプリカ」と「カイト」には”らるらりら”や”一番星”など共通するワード散見される。また「パプリカ」出だしのキーはA、「カイト」出だしのキーはEであり下属調関係となり、DかD#かの違い以外は殆ど同じ調である。サビでは短3度下のメジャーキー、つまり平行調同主調に移るという同じパターンの転調を両曲とも行っている。

これは「パプリカ」と「カイト」は同じ世界観にあり同じ事象を取り扱っているとみていいのではないだろうか。「パプリカ」も先人から思いを受け取ることや後進に託していくことについて語った曲であり、幼少期のシンボルとしてAやEのキーが設定されそこからの成長として短3度下への転調があると。

そう考えれば「パプリカ」内でミステリアスな”誰か”や”あなた”の存在、また”パプリカ”という言葉意味も合点がいく。「カイト」の世界に照らし合わせればこの”あなた”は自分たちが進む道を作り上げたこれまでの先人たちや自分たちが歩む先の未来にいる自分自身のことだと見なすことができる。

パプリカピーマンには明確な違いはない。ただ主観的に派手な色味であることや比較甘味があること等で区別されている。ピーマン実像象徴とすれば、パプリカ子どもが憧れる華やかな夢のようなものなのだ。そしてパプリカ花言葉は「同情」「憐み」「君を忘れないである。僕の解釈では”パプリカ”もまた子ども次世代を見守りかつて子どもだった自分郷愁を寄せる歌である

よって「パプリカ」はサビにおいて、”花が咲いたら”つまり夢が叶えばその立場で私欲を満たすような「実になる期間」をすっ飛ばして後進育成のために種を蒔くことを誓い、自分の描いた夢が自分が憧れた上の世代に伝わっていてほしいと願っている。

カイト」が下世代への決意を固める歌であれば「パプリカ」は上世代に向けた誓いを告げている。

パプリカ」の”会いに行くよ”から始まるCメロは、憧れの先人がいる「カイトの先」の次元まで自分もたどり着いてみせるという宣誓なのだ。そして「パプリカ」の宣誓に対し「カイト」は”君の夢よ叶えと願う”と励ましのアンサーを告げている。

これに加えて5人組の子集団であるFoorinと、ローティーンから20年以上活動を続ける5人で構成される嵐という、歌い手自身の対比や世代間の違いにも意識して両曲が制作されたとまでいうのははたして考えすぎだろうか。

 

カイト」という曲は「パプリカ」の続編であり無邪気に夢を語っていた子どものその後を捉えた曲なのだと思う。荒れ狂う嵐のなかで傷つくことがあっても、かつての空を見上げていた自分のように下から羨望の眼差しを向ける子どものためにメッセージを発信し続ける姿を描写し、「パプリカから託された”らるらりら”がしっかり自分たちに届き溢れ出していると返答している。

そしてそんな自分を見守ってくれた親の様な存在や友人や”あなた”が投げかけてくれた思いは不変で誰でもそこに甘えたっていいと働きづめの同世代も励ます

様々な期待を抱え自分を追い込みながら高みを目指すトップアスリートや人気絶頂アイドルが抱えるドラマテック感傷のみならず、信条のもと日々頑張る人々や未来に向かって前進する若者なら誰でも共感できる叙情が「カイト」にはある。

この物語徳島実家から独立ニコニコ動画からトップクリエイターへと様々な場面や人々を経ながら飛躍していった米津玄師自身にも当てはまる。

そして「カイト」はファンにとって嵐からの餞別でもある。

ジャニーズではデビュー以前で持ち歌のないJrメンバーコンサートテレビ番組で歌唱する場合披露されるのはもっぱら先輩の曲だ。このレパートリーには今は活動していないグループや退所した者の曲も含まれる。歌い継ぐことをテーマにした「カイト」をジャニーズJrが歌うときそこには確実に嵐のメンバーの幻影が守護霊のように現れる。この先何があろうとジャニーズ存在する限り嵐という存在が薄れていくことはないのだ。

オリンピックというドラマに加えるエッセンスや嵐というアイドルグループメモリアル的な意味合いをしっかりクリアしながら、普遍的人間感情を見事に描写しただけでもとてつもないが、それでもなお米津玄師作家性は微塵も薄らいでいないことでその才能の大きさを再確認させられた。ただの合唱向けのバラードとして割り切れないエッジがこの曲には確かにあって、そういう細やかなセンス米津玄師足らしめているのだなと唸ってしまった。そしてそれだけの才能の上に立ちながらこの曲を自分のものにしている嵐のタレント性にも感心してしまった。

2020-12-14

anond:20201214011600

話し変わるけど、ブルーノマーズミランダ・カーインタビューで話が噛み合わなくても許される感、羨ましいわ

2020-07-01

【祝J1再開】 順位予想(1)

いよいよ延期されていたJ1リーグが再開されます

待ちに待った再開で、リーグ関係者医療関係者行政府関係者選手クラブ職員、全てに感謝したい思いでいっぱいです。

そんなJ1リーグの再開にあたって、ファン目線でJ1の順位予想寸評をしてみたいと思います

何日かに分けて、チマチマ更新したのでクラブによって書き方変わったりしてるかもですが、そこには他意はないです。

今年は超過密日程で、選手全員の力が必要な厳しい1年になります普段より更に難しい1年ですが、1ファンの予想って事で。

増田について

癌で病床にあるワッキーという芸人さんが年間300試合見ることで有名ですけれど、私も年間で200試合くらい仕事の後に酒飲みつつDAZNで見ています

贔屓クラブはもちろんあるのですが、全チームほぼ均等にみてるし、今年もACLに始まり開幕から中断中のTM配信まで見れるものはだいたい見ています

フラットリーグのものを楽しみたいという種類のサポーターで、スタジアムでは監督の声が聞こえるベンチ裏の一番いい席でみてます

10年以上足を運んでますが、ゴール裏には2回しか行った事ありません。

評価について

順位のものではなく

1~4位をA

5~9位をB

10~15位をC

16~18位をD

の4階層評価したいと思います。なお、予想はACLセントラル開催されることになるという前提で考えています

今のところAFCはやる気でいるみたいなので、出来るとも思えないけど、やるという前提での予想です。ACL組は過密日程を極めますから、そこを考慮してます

A評価

から

川崎フロンターレ

ACLがなく、能力戦術的に安定したクラブってことで、真っ先に優勝候補にあがってくることに違和感を持つ人は少ないのではないでしょうか。

ボランチ大島選手リーグでも屈指のボランチだと思いますが、怪我がちなため、他の選手でも戦ってきたことで過密日程に十分対応できるだろうと思います

田中選手、守田選手と気付いてみればボランチの宝庫です。ボランチがいいクラブはなかなか崩れません。

昨年は今一つだったレアンドロダミア選手フィットして期待が高まってますし、攻守にコンパクト距離感を保つ戦術成熟期にあるのも強みですね。

素早い連動したプレスボールを奪っていく守備も安定していて硬いですし、局面でのボール回しも上手くて素直に強いです。

主に大学生で、いい選手を獲ってくるので層の厚みも過密日程に対応できるだけのものはあります

欠点をあげるならば攻め切れなさでしょうね。

ハイプレスからポゼッションしつつのショートカウンターって理想の戦い方が出来るクラブですが、中央突破に拘るきらいがあり、小林選手決定力いかんでは泥沼に陥ることもあります

ACLなんかはそんな展開ばかりでしたし、開幕の鳥栖戦でも攻めきれませんでしたね。攻撃パターンの多様さでは、家長選手が今年はどうかって点で変わってきそうですが。

TMでは水戸などを相手に、ベンチ組が数字を出してるので、過密日程で巡ってくるチャンスに気合十分で充実を感じます

攻めきれない事も多い川崎にあって、めっちゃシュートが上手い阿部選手名古屋移籍したので、勝ち点にして4くらいは損しそうで、後々響きそうです。

横浜Fマリノス

優勝はないだろう、でも4位には入るだろうという評価です。

ACLがあり過密日程ですが、エグマリノスと言われる位、補強が上手く、エグすぎて引くレベルなので、戦力的には十分に過密日程に対応できるだけの駒はいると思います

FWの陣容は、そもそも圧巻で過密日程に全然対応できると思える所に、更にオナイウ選手がハマってくると手が付けられないと今年の公式からも感じているので、

攻撃陣はは日程の厳しさもなんてことないのではと。

ただ、絶対に替えが効かない駒がいて、その選手が過密日程でどうだろうってのが不安材料で優勝はないのかなと思っていますね。

横浜が安定するためのカギを握るのは、チアゴマルティンス選手でしょう。

ベストイレブンにも選ばれた選手ですが、カバー範囲の広さ=足の速さ+読みの的確さがリーグ随一だと思います

エグマリノス攻撃的な戦術守備面で支えて、ともすれば狙われる裏のスペースに滑り込んでくるチアゴマルティンス選手の頼もしさと来たら、ですよ。

攻撃陣は昨年から引き続き素晴らしいですが、やはり守備面でパクイルギュ選手の負傷と、年間通じてのチアゴマルティンス選手の過労が心配なところです。

開幕戦では、ガンバ大阪ショートプレスにまんまとやられましたが、チアゴマルティンス選手次第ではそういう試合が増えるでしょう。

マルコスジュニオール選手のどこにでも顔を出してくるスタイルは脅威で、彼を誰が見るのかってところで守備破壊されるクラブもありました。

攻撃陣を牽引するのは、今年も彼でしょう。またドラゴンボールパフォーマンスを見せてください。

ガンバ大阪

開幕戦を見て、今年のガンバは違うぞ、と感じて高評価していますガンバは有望な若手が海外挑戦して、高齢化が激しく選手層の厚みと運動量不安を感じるという認識がありました。

ですが、開幕戦宮本監督横浜専用のスペシャル戦術で他でやる気はない、と言った戦い方を実行した運動量は大したもんでした。

前線から追いまくり、前で奪ったボールをそのままカウンターシュートまで持ち込むショートカウンターは、ポゼッション隆盛のJにあってトレンドとなる戦術だと思います

よっぽど体力的にも戦術的にも練り込んできてないと出来るもんではないですし、運動量がやべぇな・・・今年のガンバはちげぇぞと思った次第です。

相変わらず井手選手は強く速いボランチ守備のかなめとして躍動していますし、倉田選手上下動も凄かったし、連動して前から守れれば、いいサッカーをしそうです。

疲れたところで交代で福田選手が出てくると、タフでやらしいですよね。

とは言え、交代カード不安を感じはしますし、ベテランが多く選手層がどうかなともやっぱり思います

注目株としては、ユースから注目してる唐山選手には超期待してます

チャンスがあればJ1でも普通に得点できる選手だと思いますし、早い所早く海外へ行って頂きたい。そして日本代表へ。

余談ですが、GKとしては日本で一番好きなのは東口選手です。

CS浦和戦で、丹羽選手だったかな?のバックパスミスで失点しかけた時にアクロバティックにかきだした運動能力

ゴールポストにぶつかったり、相手選手とぶつかって骨折することを全く恐れないハートの強さ。敵に回したら最悪のGKです。

サンフレッチェ広島

広島開幕戦で見事なショートカウンターを見せたクラブです。今年はポゼッション志向するクラブが多くなってきてるので、

それらのクラブに対する対策としても、361で5バックでまもり5トップで攻めかかるショートカウンターを駆使できる広島は、天敵になるだろうとなと見ています

驚くのはボランチ川辺選手の成長ですね。鹿島戦やTM鳥取戦での3列目から飛び出して60m走ってゴールに絡む動きは、ちょっと捕まえようがないというか

川辺選手ケアすればするほど、術中にハマりそうな、そういうやらしい動きをしています横浜マルコスジュニオール選手がどこにでもいるかのように、3列目から出てくるので嫌な感じですね。

ボランチとしては大島選手には及ばないでしょうけども、彼とはまた違った魅力で、今年のリーグ話題になる選手なのは間違いないと見ています

森島選手も注目している選手です。ドリブルが速く果敢に切り込んでいく動きと、冷静に周りを使う動きが際立ってて、ワッキーさんお気に入りらしいですけど、納得という感じです。

広島もベンチ組が絶好調スタメンを脅かしたい、チャンスが欲しいという気迫と充実を感じますし、選手の力の差は小さそうなことが評価ポイントです。

スタメンだけでも、一気に若返ったスタメン陣なので一部の替えがきかない主力は、過密日程でも若さで押し切れるでしょう。

膝の負傷が完治しないらしい青山選手いかに休ませてあげられるか、その辺りがカギを握りそうで監督マネジメントが問われますね。

B評価

から

コンサドーレ札幌

ミシャに監督が代わってから攻撃的なサッカーは魅力的で、チャナティップ選手の小さくてもボールを奪わせない強さ、上手さなど見ていて飽きないサッカーをしてます

ただ、点の出入りが凄く激しいのも問題で、福森選手FKキックの精度は日本代表クラスだと思うのですが、いかんせん守備時には足が遅くて

攻撃的な戦い方で前に出てくる福森選手の裏を狙われてズタズタにされるって試合が多いのも事実です。

札幌にもキムミンテ選手という、カバー能力が高いCBがいますし、ボランチケアしてくれますが、

選手、福森選手が双方ともに上がってしまう場面になると、一瞬でやられる事は避けられないですね。

なんで、両方上がっちゃうんだ、どっちか最終ラインに入れよ・・・って何度思ったか。駒井選手が今年は調子よさそうなので、その辺り賢くケアしていけば

上位を脅かす存在になるかもしれないですが、J屈指のセーブ率を誇るGKだったクソンユン選手韓国へ戻った影響も小さくはないのも不安材料でしょうか。

あとは、ミシャの怒りの5枚交替が・・・って、ミシャは名将ですが交替の上手い監督ではないんですよね。浦和時代も3枚替えて退場が出て・・・って試合がありました。

勝負に行くあまりバランスを欠くことが良くある。その辺りも、安定して勝ち続けることは難しく感じる理由です。強いときは驚くほど強いですが、その強さは安定感を欠く印象です。

個人的にとても注目してるのは白井選手サイドアタッカーとしてはJリーグではベスト3には入ると思っています

柏レイソル

J2は見てないか分からんです。

開幕戦を見た印象では出入りが激しい試合をしそうという印象です。特に最終ラインミスがでるので、失点はそこそこしそうで上を狙うのはどうかと思います

加えて中断期間中感染の恐れからTMをやってないそうで、異なる理由から対外試合無しの方針シーズンインした浦和がどうだったかを考えると

再開後に歯車がかみ合うかどうか不安があるとも思います。オルンガ選手前評判高いし、開幕戦でも得点していますし、どこまでやれるのか楽しみですね。

FC東京

昨年まではファストブレイク合言葉に、カウンター攻撃で、永井選手ディエゴ選手の二本の矢のどっちかが刺されば堅守で勝てるって試合をしていましたが

今年からは433に挑んでいます。その完成度はどうかなと思ってたんですが、レアンドロ選手ディエゴ選手アダイウトン選手の3人の絡みが以外とこなれてて

これは結構怖いぞと感じました。レアンドロ選手が下がり気味に受けて組み立ててるんですが、やっぱり上手いですね。なんで鹿島は手放しちゃうんでしょうか。

でも得点力って面ではちょっと不安もありますアダイウトン選手磐田時代から見てますが、例えるなら重戦車って持ち運びの迫力でチャンスメイクは抜群ですが、

シュートが枠に飛んでいかない事には定評がありますし、どうなるかなと。

開幕戦清水ミスから得点した感じですし、清水清水守備に難があるので、433が機能するかどうかはこれからって感じでしょう。

選手、森重選手など守備で安定をもたらしてくれる選手や、ボランチとして海外経験して奪う力が格段に上がって帰ってきた高萩選手がいるので

攻撃がどうなっても昨年のベースとなった堅守はなくならないと思いますGKの林選手リーグでも屈指の名手ですし、東京ベースが安定してます

ACLがなければ上位におしてましたけど、日程がね。ACLと言えば、安部柊斗選手はいいですね。

今年は過密日程なので、東京のようなビッグクラブでも出番を貰えるでしょうし成長に期待しています。5輪も十分ありますよ。

セレッソ大阪

ティーナ監督になってからセレッソを見ていて思うのは、ポジショニングがいいなぁって事ですね。いるべきところに選手がいる、だから守る際に絶対的移動量は少ないのに

囲んでボールを奪うということが出来てしまう。その堅守が際立った安定感を生んでいるなと感じます。昨年の失点数は圧巻でした。

一方で選手間の距離が良く、相手選手の動きをカバーできる位置にいるって事は、相手から見ても最短距離プレスがかかるって事でもあります

そのため攻撃の際には詰まる事が多くて、展開が遅く、得点力が上がってこなかったのが昨年のセレッソでした。

開幕戦でも硬い試合を展開して、CK時の相手マークミスを突いた1点で逃げ切った試合をやりましたけど、奪ったところからの展開が遅いという印象は残りました。

ブルーノメンデス選手の単騎突破だけでは、相手はなかなか崩れないですからね。

監督の手腕が高くて誰が移籍したとかあまり関係なく、安定した組織を見せてくるクラブですが、ネックは攻撃展開力の厚みのなさでしょう。

攻撃で、雪崩を打つかのように2の矢、3の矢が飛んでくる、クリリンがどこにでもいるマリノスのような分厚さが出れば優勝もある。

そういうクラブだと思うので、シーズン中の成長に期待したいところです。

ヴィッセル神戸

個人的なことを言えば、使った金の分だけ結果をだしてもらって三木谷さんの機嫌をMAXに高めてほしいですw

今シーズンに関して言うと、厳しい、の一言ですよね。水土が基本の超過密日程の中で、イニエスタ選手は40%も試合に出られないかもしれないですね。

加えてACLがあるので、更に厳しい日程になるんですが、

イニエスタ選手山口蛍選手三田選手サンペール選手に続く選手は、安井選手、郷家選手辺りになるだと思いますが、差が大きいなぁというのが印象ですね。

三田選手移籍とのコメントいただきました。ごめんなさい。)

最終ラインは、フェルマーレン選手大崎選手ダンクレー選手に続く選手の印象がないですね。宮選手結構安定していたかな?くらいでしょうか。

その宮選手鳥栖開幕戦から活躍でしたね。

しかし、神戸は主力でも守備不安があるクラブです。イニエスタ選手サンペール選手サボる訳ではないけど、守備面での負担はかなりを山口選手負担してますから

サンペール選手のところが再三狙われる事がありました。

それとダンクレー選手大崎選手ギャップも良く狙われていて、再開一発目の相手広島には良い様に両選手の間を狙われて2試合10失点しています

6点奪われた試合で、ビジャ選手イニエスタ選手絶望の表情で力なくピッチを見ていたのが印象的でした。

攻撃面では開幕戦イニエスタ選手からドウグラス選手がみせた、ほれぼれする様な攻撃今シーズンも見せてくれると思うので守備次第かなと。

(2)

https://anond.hatelabo.jp/20200701183839

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