はてなキーワード: センチメンタルとは
成人おめでとう。
あちこちで振袖の重し(つばさと言うそうな)がコロコロと転がっている、
とても風の強い日でしたね。
振袖を着たあなたを、可愛い可愛いと写真を撮り続ける両親を見て、
満更でもない気持ちでいるでしょう。
「綺麗だね」の返信を見て当たり前だと思うでしょう。
一緒に写真を撮ったりして、ちょっとセンチメンタルになったりしているでしょう。
今年から始まる就職活動では、当たり前のように一部上場企業しか受けず、
でもね。
10年後のあなたは、自分で思っていた理想とはかけ離れていますよ。
二次会で来た7号のワンピースは、今は太腿までしか入りません。
誰からも可愛いと言われることもなくなり、鏡には疲れた二重顎のおばさんが映っています。
2年後、社会人になったあなたは、もっと素敵な人が沢山いることに気がつき、
そのことを後悔するのはもっとずっとずっと後のこと。
可愛い可愛いとチヤホヤされて、失敗しても笑って許されるのは、
せいぜいあと5年。
中身のある人間になってください。
私立の大学を出してもらえて当たり前、むしろ何で一人暮らしをさせてくれないのと、
いつまでも親を恨むのはやめなさい。
新聞を読んで、本を読んで、世間で起きていることに関心を持ってください。
わかりません、知りませんでは許されない年齢が必ずやってきます。
自分の身の丈を知りなさい。
私はこんなことをやるような人間ではないんだとか、
妙なプライドは捨てなさい。
きっと、40歳の私が、30歳の私に書いてくれると信じて、
漫画図書館Zがリニューアルしたし、年末だし、Jコミ時代から今まで読んできて面白かったZオフィシャルの漫画を紹介するよ。
匿名である以上筆者のパーソナリティに依存するランキングをつけても無価値なので、年代順に列挙する。参考にしたのは、作品本体、著者のホームページ、メディア芸術データベース (https://mediaarts-db.jp/mg/) および Wikipedia。画像がないので説明文多め。あと参考までに連載誌情報も分かった分だけ添えとく。
なお、増田はあんまり漫画を読まないので、この作者は有名とかこの作品は名作とかほとんど知りません。それと投稿制限のため作品ページには直リンクしていません。手間かけさせてごめんね。http か https でアクセスしてね。
猫型のネコン星人と共存社会を作っている、近い未来の地球を舞台にしたコメディーSF。
人間たちに虐げられているネコン星人が自由のために蜂起する話がメインストーリーだけど、漫画の核心はめね田や猫田たち無軌道(猫)大学生たちの傍若無人っぷりを鑑賞することだと思う(特にモーガン所長がひどい目に合わされるところ)。
ずばり少女漫画。ちびなのに馬鹿力で一人称が「オレ」の女の子 弥生と、弥生のことが大好きなのっぽでラグビー馬鹿の陸、通称バイオレンスコンビをめぐるラブストーリー。
陸の方は一途に弥生を思っているのだけど、鈍感で男勝りな弥生は陸を親友としか思っていなくて、いつも悶々させられる陸。やっぱり男の片思いはいいわ。頭の中の箸が進むすすむ。
少女漫画の醍醐味と言えば恋する二人の関係性の変化なんだけど、この作品では、恋愛に無頓着な弥生が、何ものにも代えがたい陸と一緒にいるために、悩んだ末に親友から恋人という関係性の変化を受け入れるところがぐっとくる。恋人となることを受け入れた弥生だけど、陸とはずっと親友関係だったから、急に恋人関係(デート、キス)を求められて戸惑う。その弥生の戸惑いを汲んだ陸が自分が暴走していたと反省するところもいい。二人の幸せは一人と一人の幸せの足し算ではなくて、二人でいることでしか見えてこない幸せのことなんだと思う。
漫画が終わっても、この二人はきっと大丈夫だと思える少女漫画はいい少女漫画だ。
超能力者として戦争のために育てられた子供達「クラリオンの子供たち」をはじめ、冷凍睡眠から目覚めてみれば地上で最後の生き残りとなっていた少年が、電話でマザーコンピューターにグチ垂れる「THE DAY AFTER CARE」など少年少女がメインのSF短編集。
廃棄された街の底で他人の赤子を身ごもる出稼ぎ代理母達が、中東の政治対立に巻き込まれる「マザーズタウンラプソディ」がおすすめ。
ちなみに宮崎駿があとがきで絶賛している。なおハードなSFがよければこちらをどうぞ。
ARMS (www.mangaz.com/book/detail/43001)
女王蟻 (www.mangaz.com/book/detail/3901)
タイトル通り、古びた町の古びた校舎を舞台に、転校生の少女とノスタルジックな夢が交差する漫画。
あらすじ
夏休みのある日、古びた町に転校してきたばかりの宮沢真里は、校舎の中で謎の少女に帰ってきたのと抱きしめられた。その少女は、真里が転校してきたころ偶然目撃してしまった、古びた教室で自らを慰めていた少女 岡部梨絵であった。梨絵と恋人同士になった真里は学校で、原っぱで、古びた路地で、幻想的なときを過ごす。
古い作品なんだけど、色褪せない艶みたいなものを感じる良作。正直はじめて読んだ時、過去にこんな作品があったなんてと、かなりショックだった。
作中にこんなやりとりがある。
梨絵「手沢(しゅたく)って言葉があるわ」
真里「聞いたことある」「よく使われたりさわられたりした木が つやつやに光ってくるようなことでしょ?」
梨絵「そう ここにはいっぱいあるね そういうのが」
まさにそんな作品。
また、田舎の学校の垢抜けない感じがごく自然に表現されていて、増田的には恩田陸の「蛇行する川のほとり」とか「六番目の小夜子」が思い出された(わかる人には伝わってほしい)。
キャラクターとしては真里のちょっとふてぶてしくてまっすぐな性格がよい。友達に対してはおおらかで若者らしく愛する人にはまっすぐ好きと伝える。その全てが自然体で、漫画を読んでいるとまるでどこかに古い学校があって真里が今でもそこにいるような気がしてくる。
レズビアン行為の描写があるので苦手な人は注意ね。
ティリニアという架空の大陸を舞台に「魅猟龍人」や「マジシャンロード」、「サルトーの凱歌」など複数のタイトルにまたがるファンタジー漫画シリーズ。
いわゆる剣があって魔法が偏在している世界なんだけど、今のようにメラの上がメラミでメラミが強くなるとメラゾーマでやまびこの帽子を装備したらメラゾーマ連発でめっちゃ強い、みたいな共通認識がない時代なので、世界設定に作者色が強く滲んでいる(巻末の歴史表および設定資料参照)。
オススメはリンクしてある「魅猟龍人」。魅魔という悪鬼のようなものを狩る一族と、大陸中で迫害される龍族に生まれ魅猟に育てられた主人公の冒険譚。
ビームとか飛行船とか出てくるけど、王宮とか飛行座とか聖武将とかファンタジー濃度が高い、ファンタジック時代風スペースオペラ。
ちょっと増田の語彙では適切に紹介するのが難しいので、冒頭を引いてみる。
広大な星界に散らばる国々を「帝都」と称す専制国家が支配していた時代
『これが墓陵衛星「伊邪那美」か。星ひとつ墓にするなんざ気が知れねえな。』
『「星」というより岩の塊。小さいが造りはいい。気圧も重力も申し分ない。』
『これが”墓”とはね。』
『(こんなところに本当に”奴”がいるのか?)』
おわかりいただけたでしょうか。あんまりこういう漫画読んだことないけど、作者がこんな雰囲気好きなんだろうなーって思える。
なんていうか「デューン 砂の惑星」を初めて読んだ時の感覚といえばいいだろうか、SF的装置と非科学的なよくわからん概念が有機的に結合していて勢いがページから蒸れてくるような感覚。
架空時代物好きなんだーって人にオススメ。
力士と女子高生おかみもの。
少女漫画の彼氏側はかっこよくなくてはならないという不問律と脂肪と筋肉ドーンの力士でどう釣り合いをとったか。
答えは幕下イケメン力士だ! これならイケメンと脂肪のトレードオフにはならないぞ!
あらすじ
高校生の早弓は、たった一人の家族だった祖父の葬式の帰り、二年前に行方不明になった双子の兄 乙矢が斬り殺される幻想を見た。その瞬間、突然現れた黒い鎧武者に巨大な刀で斬りつけられた。目がさめると早弓の体は乙矢となっていた。しかも早弓が目を覚ました世界は現代の日本とは全く違う、戦国の世のような世界であった。兄の乙矢は二年前からこの世界で花敷の国の姫を守る衛士として生きていたのだった。 兄の最後の願い − 姫を守ってほしい − を守るために、早弓は姫の弟で総大将の夜光と共にさらわれた花敷の姫の救出に向かう。常識では考えられない九耀の死人兵や酷たらしい戦闘に、外見は男だが中身が少女の早弓は拒絶し苦しむが、国のため家族のため姉を助けるという夜光の真摯な思いに助けられ、次第に夜光に惹かれていく。しかし、乙矢(早弓の体)は姫と相思の仲であり、姫を無事助け出せれば国中に乙矢と姫の仲を示すこととなる。そして同時にそれは本当の自分を偽り生きていくことであるのだ。
時代伝奇ロマン漫画。いや増田にはBLの気はないと思っているんだけど、男の乙矢(中身は女)に向かって「幾度も思った。お前が女であればと。その度に自分が狂っている気がした。」なんて憔悴した顔で告げる夜光を見ると、なんか歪んだふわぁぁぁみたいな気持ちが湧き上がる。かと思うと男の体で殊勝な乙矢(中身は女)を見ると(少女として)いじらしいしかわいいし全力で応援する気持ちになるから不思議なもんだ。そう考えるとなかなかフェティシズムが詰まった漫画である。
全200ページくらいのよくまとまっている中編なのでオススメ。
諸事情により男子として育てられたノーランドの王女エスター(僕っ娘)が剣士ソール(女アレルギー)と術師テュール(男色家)を護衛に、自分の身代わりに魔狼に連れさらわれた乳兄弟を救いに行くのが一巻。彼らのその後を描いたのが二巻。一応タイトルにはサスペンス・ミステリーと書いてあるけど少女漫画。
こういうのでいいんだよこういうので(その1)。なんとなくお姉ちゃんの本棚にありそうな気がする(姉いないけど)。面白い点を挙げるならば、ソールとテュールの友人同士のフランクなやりとり、男に迫られているエスターを見てエスター一筋のソールがやきもきする姿とか、つまり少女漫画フォーマットそのものという他なくて、この気持ちがわかる人は読んでくれというしかない。
あらすじ
それぞれ違う人生を生きてきた還暦前の幼馴染三人 − 真面目な元小学校教諭の時世、お妾さんだった元芸者のミハル、専業主婦だったけど夫に愛想を尽かし家出してきた待子 − が共同生活を送りながら、第二の人生を支え合い暮らしていく話。
十年以上も前の作品になるけれど、オールドミスの老後や、熟年離婚、ワーカーホリック、仕事人間の退職後問題など、家庭内問題を正面から書いていて好感が持てる。
どの部分も優しくて素敵なんだけど、増田的にオススメしたいのは、恋愛に恵まれなかった時世が、過去一度だけ思い合っていたかもしれない男性と第二の人生で再開し、不器用だけど優しく一緒に過ごそうと決めるところ。この元同僚の男性は妻に先立たれていて、その後同じ職場で出会った時世と再婚しようとしたけれど、子供に新しい母親なんていらないと反抗され再婚を諦めた過去がある。ところがその子供が成長し自分自身が子供連れの女性と再婚したことで、当時の父親の心境を理解して時世に昔のことを謝るシーンがある。とても普通なことなんだけどとても豊かだなって思った。
ウブな時世に、芸者だったために男の酸いも甘いも知り尽くしたミハルさんが寂しさを感じながらもアドバイスするんだけど、仲の良い幼馴染だけの間柄ではなくてこれから幸せになれる女性を羨み祝福する姿勢が中庸で凡庸でとても感じ入る。
感覚投入型の巨大VR空間「BOOM-TOWN」とその街を保守するデバッガたちのお話。
デバッガのお仕事は、BOOM-TOWN に現れるノイズ(バグ)を発見して収束させること、なんだけど……実際は XYZ-P (NPC) のお悩み相談を聞いたり、BOOM-TOWN で自分の力を誇示するハッカーたちのやんちゃを懲らしめたりと何でも屋に近い。また BOOM-TOWN がメイン舞台と言っても、BOOM-TOWN での事件の原因追求のために現実世界でリアルハックを行ったりして、現実と地続きの二面性があってとても面白い仮想現実漫画。
BOOM0TOWN という仮想現実が普及した社会では、同じ人間より XYZ-P に感情移入してしまう人や、逆に人に恋をしてしまう XYZ-P がいたりして、人間もデータ化してVRに参加する以上 NPC と大差ないんだなって思える。
最後に、オススメポイント。主人公達デバッグ課はそれぞれが元ハッカーだったり英才教育施設出身だったりして、かなりプログラマ的な性格をしていてニヤニヤできる。特に、主人公(女性)が楽をするために自分の代わりに仕事(簡易デバッグ)をするボットを作ってサボっていたら、同僚に知らぬ間にボットモデルをスキャンされてボディデータを把握されるという話は非常によかった。あとウィザード級のハッカーと BOOM-TOWN の中でマトリックスばりの戦闘をするんだけど、最終的にVRの中ではなくウィルスによる現実端末ハッキングでハッカーにトドメを刺すところもリアルでよかった。
気がついたら内田さんの作品を紹介するのは二作目だった。多分この作者の乾いたユーモアが好きなんだと思う。
作品ページの紹介より引用。
2007年。 超高速通信ケーブルで繋がれた電脳世界を舞台に、 自ら作成したデータ上のロボット(VP)に搭乗し、 戦いを繰り広げるリアルタイムバトルシミュレーションゲーム 「デンジャープラネット3」。 その名手、国府高専1年生の桐生は、 ある日、謎の巨大VP "ベンケイ"に大敗してしまう。 一体どんな奴が乗っているんだ!?── 隣町のコニーパレス(ゲームセンター)からエントリーしていた 相手VPのパイロットは、高校2年生の可憐な少女だった。 "ベンケイ"のパイロット、彩理に惹かれた桐生は、 トップパイロットのプライドと彼女との交際を賭け、 新しいフルカスタムVP "九郎"で1対1の勝負を挑む。
この作品はデンジャープラネット(DP)に情熱を捧げる高専生たち若者の日々の物語。
この作品を読むと、ビデオゲーム同好会のみんなでワイワイしたり、 DP で勝利するために VP のカスタマイズに勤しんだりと、若い頃を仲の良い誰かと一緒に過ごすことができるというのはとても楽しいものだったんだなと思える。
主人公 桐生の周りの登場人物はみんな個性豊かで面白いんだけど、一番の際物は国府高専ビデオゲーム同好会の長船会長。私服として着ぐるみを毎日着てて国府高専のぬいぐるみ師の異名を持つ会長は、初登場時なんと二十二歳。まだまだ卒業したくないからという理由で計画的に留年しまくりである。さらには生粋のゲームマニアであるので、田舎を巡ってひなびた旅館に置かれているレトレゲーム(の基盤)を収集する旅(同好会の強化合宿)を開催したりと大変変人である。でも材料工学を専攻していてなおかつ構造力学にめちゃくちゃ詳しくて、 DP ではものすごい頼りになるところが実ににくい。
増田の中では、久我という過去に囚われたエンジニアと未来を純粋に見つめる桐生たちとのラストバトルがすごく良くて、ラストバトルの理想の一つになっている。 DP を遊んでいるいちユーザだった桐生が、彩理と出会い少しずつ業界に関わるようになり、 DP のユーザから DP の開発者となっていく。その桐生と彩理の目の前に最後に立ちふさがるのが、 DP に尊敬する人を踏みにじられ業界からドロップアウトした久我。このラストバトルのすべてが、若者たちによる閉塞しようとする未来の打破と過去の解放、まさに BREAK AGE を見事に描いている。
言わずと知れた魔夜先生の作品となります。
面白いので読みましょう。
一言いうならば、SFのうんちくがそこここにあり、独特の味気があるところが面白い。
あらすじ
元気娘の一条あおこは温厚な生物教師の夜光先生が大好き。積極的に毎日しかける(お弁当を一緒に食べる)ものの、夜光先生はのらりくらりと柳の如し。しかしあるとき、いつも夜光先生が両手につけているオパールの指輪をこっそり自分の手にはめてしまったとき、突然人の心の声が、それどころか生き物全ての声が頭の中に流れ込んできた。 実は夜光先生は地球の化身で、先生がつけていたのは生物の声が聞こえるオパールの指輪だったのだ! オパールの指輪を起点として、あおこの環境と夜光先生(地球)が交差していく。しかしその交差の先に待っていたのは……。
こういうのでいいんだよこういうので(その2)。
オパールの指輪をはめて、杉の木の話を聞いたり、カラスの恋愛相談に乗ったり、犬に占いをしてもらったりとのほほんとしてお話も多いのだけど、後半になるにつれて、(略)つまり地球がヤバイとなる。しかし漫画の主題が突き詰めるところあおこと夜光先生の関係性だからノープロブレムである。最後がとっても綺麗にセンチメンタルに終わるので読後感が大変気持ち良い。
友人の手入れが難しい花の世話を、先生に押し付けた時のあおこの名言を紹介しよう「平気 平気 先カンブリア紀から生き物育ててる人さ!!」
あらすじ
聖剣により魔風から守られている世界、その世界の君主国アーサトゥアルの王女エルナは、王族の身でありながら全く魔力を持たないという稀有ではあるが異端の存在であった。 しかし世界の支配を進めようとするアーサトゥアルは、魔力を持たないがゆえに世界を支えている聖剣を引き抜ける唯一の駒としてエルナを利用しようとしていた。 支配を広げようとする自国に対して違和感を持つエルナだったが、一人の力では対抗することができなかった。しかしエルナを暗殺するために彼女の前に敵国の王子シャールヴィが現れたことで、世界を変えるために、自分の力でできること、成すべきことを成すために立ち上がる。
魔力がストック性だったり古代文明の遺産がSF的で独特の味があるファンタジー漫画。
続編であるIIと合わせてどうぞ。
あらすじ
個性豊かな関北高校新聞部は、霊能事件だったり恋の謎解きだったり、今日もあのネタこのネタと東西奔走。毎回締め切りに追われながらも、けっこう低俗なセキホクジャーナルを毎月発刊しています。
こういうのでいいんだよこういうので(その3)。
なんていうか安定感が半端ではない。そうそうこうなるよねと、筋書きも語りも全部頭に入っている落語を聞くような感じがするのは増田だけではないだろう。
なお、作品事情によりヒロインの相手役は眉毛が太い。しかしいい男である。
クロスボーンガンダムで知ってた長谷川裕一作品。なんだかわかんないけど学校が丸ごと魔界へ飛んでしまったという漂流教室的な流れから始まり、わけがわからない内にいきなり敵がガンガン攻め込んでくるというハードな展開。
なんだけど、なんだかんだ7回だけ起動することができる超強力なロボット ダイソードに乗り込む熱血主人公や「サイバトロンかと思ったらモビルアーマーだわ」(自律型兵器かと思ったら搭乗型だったのねという意味)という名言を言い放ったオタク生徒会長(美人)のもと適度にシリアスに適度にコミカルにそしてちょっとエッチに進む。
長谷川作品はご都合展開などで設定を裏切ることはないし、当たり前を当たり前に描いているのでそういったこだわりが好きな人にはおすすめできる。
例えば超強力ロボット ダイソードは7回しか起動できないという制約から、一回起動したらパイロットが気絶したり寝落ちするまで気合い運用するとか、だけど無防備な会長と二人っきりになったせいでずっと悶々と完徹を続けていら、あっさりと「なぜならばナチュラルハイだからだー!」って叫んで貴重な起動回数を使ったりする主人公だったりして実によい。
ちょっとエッチで熱血な異世界漂流学園ロボット漫画である。面白い。
立派な剣士を目指す少年カイル君が、魔法がダメダメけっこうワガママお気楽白エルフのレニフィルと、頼りになる酒乱の姉御こと黒エルフのシルカに振り回されるギャグ漫画。素朴な絵とハイブロウなエルフギャグの落差が良い。
作中では、トールキンを含めたエルフの起源とか、エルフとドワーフとの確執とかを描いていて、意外とファンタジー世界の基礎がしっかりしているところもグッドポイント。
この増田は基本的にギャグマンガの激しい言動とか苦手でげんなりしちゃうんだけど、この作品はボケやツッコミがおとなしい(相対的に迫力がないとも言えるのかも)ので楽しく読めた。それにしてはひどく下品なネタもあったりするんだけどね(ケンタウロスがひっくり返ったときに腹側を見て「わー馬並み」とか)。
漫画図書館Zでだいたい通用する面白さの尺度として、巻数が長いほど面白いというのがある。
つまり18巻あるこの漫画は安定して面白い。あと長いのは奇面組(3年とハイスクール)かね。
内容は車に関する事件物。交通事故鑑定人の環倫一郎が、アメリカ全土を舞台に助手のクリスティーナを引き連れ(しばしば引っ張られながら)交通事故が起きた原因を解明していく。この説明だけだと地味な漫画かと思うかもしれないけど、いつも丁寧語で迫力がない環は実は、交通事故工学の博士号持つアカデミックポストだし、また過去に草レースでカミカゼと恐れられていたほどのドライビングテクニックを持つ元レーサーだし、かなりアメリカンにアクティブである。
ます間違いなく面白い。
透明感のあるSF連作。UFO を信じている少年や、時のエアスポットに落ちてしまった冴えない中年のサラリーマンなど、日常生活のふとした変わり目に立った人たちがメモリ星人を名乗る少女みーむと出会う、ちょっとふしぎな漫画。
みーむは会話の端々で古今東西の古典から引用する; 「恋愛の本質は自由である。」シェリー、「人生は芝居の如し」福澤諭吉、「みーん みんみんみんみんみん み〜〜〜〜ん」これは引用じゃないか……。
こんな、穏やかなんだけど、選べる選択肢には必ずよりよい道があって、だけどもどの選択肢を選んでも結局人生の無意味さに諦めを持てるような作風が増田の好みである。
なお作中にインセストタブーの場面があるので、苦手な人はご注意。
あと、再読した時に解説を梶尾真治(黄泉がえりで有名)が書いていることに気がついてびっくりした。
警視庁刑事部特殊捜査課交渉班(重要犯罪交渉人)という、重大事件での交渉がメインの警察漫画。
テロリストによるハイジャック事件やイジメられた少女の飛び降りの説得、銀行強盗犯への投降の呼びかけなど、犯人の心の葛藤と向き合い、死傷者ゼロすなわち犯人の無事すらも絶対条件とし、人生を諦めた彼らを現実(社会)へ呼び戻す場面が実に迫力がある。
作中のセリフより重要犯罪交渉人の説明を引こう
「交渉人が目指す解決というのは 常に死傷者ゼロですから」
主人公である英太郎のちょっととぼけた頼りなさそうな顔(本人談: 僕の場合はこのルックス自体が罠なんだ)をはじめとして、マイペースでゴーイングマイウェイの臨床心理士 酒堂さん、暗くて怖くて渋い元捜査一課の平光リーダーなどユニークなキャラクターが、ただでさえシリアス全振りになりそうな警察漫画にユーモアを添える。
あと、手書き輪郭線の柔らかい感じがたまらない。特徴的な図作りなんだけど意外と読みやすいと思う。また内容的にも、おそらくオウム事件を下敷きにしている新興宗教団体「メシアの号令」への強制捜査(最終章カルト編)は熱量がものすごい。
パワーがある漫画である。
今回は少年ジャンプ+
アグニ信者のボスらしき男の回想が、意外にもさっぱりしていたな。
個人的にはクドかったり複雑すぎるよりは、こういうほうが好みだけれども。
トガタは心ここにあらずって感じで、追っ手が来てもギリギリになるまで緊張感がまるでなかったが、再生する祝福者として場数を踏みすぎたせいなのか、それとも自分の脚本がおじゃんになったせいで気が抜けたのか。
それにしても、少し前の感想でも書いたが、信者のボスは本当に心読の祝福者なんだろうか。
殺人レベルのノックと、銃弾をバットで(しかも片手)ではじき返すって、心読めるだけでどうこうなるレベルじゃないよね。
そういえば強化骨格で改造している祝福者がいたけれども、それと同じ要領なのかな。
朱雀メインの回は大体セリフがノっているんだが、今回はストーリー性が薄い分、余計に際立っている感じがするね。
詰め込みすぎて一つ一つのギャグや展開に緩急があまりなくて勿体ないのと、大ゴマのほうがいいような場面も小さいコマでさらっと書かれている箇所があるのは残念かなあ。
細かいところだと、最初の朱雀が面倒くさい旧作ファンみたいな語りするのが、個人的にツボだ。
ひとまず、朱雀とニケのフラグは消えてはいないことが分かってホっとしたが、いつかくっつくとしても大分先だろうねえ。
作者恒例の手抜き絵も出てきたが、1コマの中で手抜き絵を使いまわすとは驚いた。
手を抜けるところは抜くってのは、連載に慣れた作家の高等テクだが、ここまでやられると是非もなし。
最後にまさかの伏線回収もするあたり、ベテランの貫禄が窺えるなあ。
総評のみ。
全体的に感じたのは、「照れくさいのかな?」という印象。
正面からセンチメンタルな話を書く実力も度胸もない(と作者は思っている)から、インパクトの強い要素を付加して誤魔化している。
しかも、その要素を活かせていないから、ストーリー漫画としてもギャグ漫画としても中途半端になってしまう。
不協和音をあえて活かした音楽があるように、漫画もそういう違和を利用する手法はあるだろうけれども、今回はその違和を活かせていないというのが総評。
必死こいて勉強して、学校と自習室と家の往復。クソつまんねー毎日。
まあ受験に面白さを求めても仕方ないんだけど。テレビを観てる暇なんてなくて、逃げ恥のがっきー可愛いとか言うクラスメイトに愛想笑いしながら心のどこかで見下してた。星野源好きだよ〜とか適当に話合わせて。Twitterは二ヵ月前から開いていないし、増田も数ヶ月ぶりに開いた。
月曜日に言われた。絶対的信頼を寄せてる数学教師に、「現実を突きつけるようだけどお前はがんばってここ」と第二志望の大学を指さしながら。
毎日有岡大貴の話をしているジャニヲタの友人、an・anを買うか迷っていた彼女は第一志望A判定だった。
C判定の私は志望校を下げた方がいいらしい。無理と言われると、無理な気がしてくる。〝気〟ではないのかもしれないけれど。
残り少ない女子校生の余命を棒に振って勉学に勤しむ事に意味を見出すことが出来ない。てきとーに遊んでてきとーに勉強して趣味に時間を割いて入れる大学に入る事で周りが許してくれるなら、きっと受験なんていう制度は要らない。半年もない頑張りによる精一杯の背伸びで入った大学と身の丈にあった大学、どちら相応しいか聞かれると後者だが、受験戦争に巻き込まれた人間が目指すのは前者であり、勝ちとされるのも前者だ。
私はTwitterを更新し、snowで遊んでインスタを毎日更新しスタバの新作を飲んで三角チョコパイを食べて入れる大学に行きたかった、もしそれが許される環境だったなら。
許される、遊んで行ける所へ行けばいいじゃない。と形式でなく本当の意味で言える人間はきっと今のところ私の周りには1人もいない。
今日全然勉強出来なかった上に生理痛のダブルコンボでちょっとセンチメンタルな深夜。逃げ恥を見てるクラスメイトも今は勉強しているのだろうか。
今日、「ずーっとずっとだいすきだよ」というハンス・ウィルヘルム著の絵本を読んだ。
涙が止まらず、飼い猫の「ちーちゃん」を抱いて自分を落ち着かせた。
最近この手の話にとても弱い。
どうしても、ちーちゃんが脳裏にちらつく。
映画「戦火の馬」を観た時も、アルバート(主人公)がジョーイ(馬)を思う気持ちに共感し過ぎて頭が痛くなるくらい泣いた。
それでも人生の半分を共に過ごしたちーちゃんは、いつだって私の心の真ん中を陣取っている。
家出したときも、学校に行かれなくなってしまったときも、お父さんが死んじゃったときも。辛いときも、幸せなときも、ちーちゃんはそこにいてくれた。
人に媚びず、気が強く、融通がきかない。獣医さんが苦笑いするくらい飼い猫らしからぬ飼い猫、ちーちゃん。
最近は私が甘やかし過ぎて「こいつがいればなんとかなるだろ」感がはんぱなく、駄目な猫になるとお母さんによく言われている。
でも、しかたないよ。
ちーちゃんは生まれたことが奇跡で、いまこの時を生きいているという事実が尊い存在で、「天使がいる…はっ、ちーちゃんか」と「可愛い子がいるな~嘘でしょ!? ちーちゃん!? 昨日より可愛くなってるとか凄い」は私の十八番なんだから。
終わりがあるから生きているということが尊いとわかってはいるけれど、出来ればずっと、ずっと一緒にいたいよ。ちーちゃんがくれた幸せを私はまだ全然返せてないんだから。
「 ずーっとずっとだいすきだよ 」を読んで良かったとは思うけど、こんなにセンチメンタルな気持ちを引きずってしまうとは。
今回はとなりのヤングジャンプ
前回、解散の危機というところで、社長はひとまず近々ある握手会をやってから考えてみろと言う。
場面は変わって風呂場での隼人と忍が、仮に解散したらどうするかと話す。
忍はデビューしていなかったころ、とある先輩アイドルのファンから話を聞き、アイドルという仕事は人々に活力を確かに与えているということを知る。
それに胸を打たれたから今もアイドルを続け、これからも例えグループ解散しても続けると語る。
仮にアイドルじゃなくなっても、それに携わる仕事に就きたいってあたりに意志の強さを感じるね。
まあ、もちろん側面的な話であって、滋郎のケースと対比して描かれているわけではないが。
それにしても、最後とうとう面と向かって隼人が告白していたが、メタ的にどう落とし所を探るんだろうかね。
なんだか、今の状態でその言動はさすがに迂闊というか無頓着に感じられるが、次回にそこらへんも描かれるんだろうか。
先輩奮闘。
アウトローな奴らにも顔が知られてて、情報を得ていくあたりに要領のよさが出ているね。
吉田は吉田で、捕らえられながらも出来ることをやって成果をあげているのがよろしい。
ゴテゴテとした見た目で並んでいる絵は壮観だ。
で、コラム。
兜などのデザインはちゃんとモチーフがあるらしく、それが語られているんだが、滅茶苦茶長くなってボツくらったらしい。
というわけで紹介されていた作者ブログで読んでみたが本当に長くて、そりゃボツになるわ(笑)
読み応えは確かにあるけれども。
大抵フィクションだと、このテのコスプレって年増キャラが着ていることのほうが多いイメージだからかな。
今回、さらっとサブキャラの相関が語られたが、恐らく今後掘り下げられないのが残念だ。
タイトルにもなっているのに忘れていて、秀人と気持ちが軽くシンクロした。
秀人がふと思い出す程度ってのは、ちほとの生活にそれだけ慣れたってことで、余計に寂しさを覚えるな。
てかさ、何で皆そんな冷静でいられるの?
しかも自分で決めた納期でしょ!?てか10年もあったんだから、完成してから発表しろよ!
ファンもファンで、なんで「スタッフの皆さん、体調に気をつけてください。私たちは待ってます。」
みたいな感じなんだ。もっと怒れよ!それとも私みたいに本心では怒ってるけどTwitterだと他のファンが怖いから自重してるの?
スクエニさんだって仕事でやってるんだからさ、納期守るのは基本でしょうよ!
趣味で作って配信してくれるんだったら、あらそうええどうぞ待ちますよってなもんだけど、
こちとら何ヶ月も前から、限定版も予約しているわけ。カウントダウンして待ってたわけ。
てっか、そもそも10年前、一番最初に発表された時から待ってたわけ。FFファン歴19年だけど、半分以上FF15待ってるのよ。
途中、「えっ…、開発…まだ続けてるよね?」って時期とか、「ヒロイン変わっちゃってるやん!ステラじゃなくなってるやん!」いう時代もFFへの愛ゆえ耐えた。
そして、もしかしたらこの10年で一番変わってしまったのは私自身かもしれない…。とかセンチメンタルになったりもした。
ともかく、9月30日、もう有給とるって職場で宣言してたし、その日に向けて心身ともにコンディションを整えていたのだわさ。
長時間プレイしても疲れない最適な家具の配置。徹夜対策として、短期間で疲れがとれるように快適な寝具の準備。
新しいテレビの購入。キングスグレイブを定期的に鑑賞してモチベーションの維持。当然のごとく体調管理。
そして発売までに決して事故に遭うことなどないよう、細心の注意を払いながらの生活。それらの私の努力はどうなる!?
若い子だったら他にも楽しみがあるから2ヶ月くらいの延期だったらなんてことないのかも知れないけど、
あと1ヶ月半で絶対退院できますって言われてて、「ごめん、やっぱり3ヶ月半ね」とか言われたら
もうさ、極上クオリティとかはいい。たぶんグラフィックの精度とかの話でしょ。
モンスターとかハリボテでもいいから、プロトタイプ的なのでいいから、とりあえずやらせてくれ。
完全版は後でいいから...冨樫先生みたいにさ、ジャンプには下書き載せる感じでいいからさ、
2ヶ月あったら、本来の9月末ならプレイできたのに、亡くなったりしてプレイできなくなる人もでてくるよ。
それを言ったら、10年の間に既に何人かお亡くなりになってるだろうけど…。
もし私が2ヶ月延期したせいでFF15できなくなったら、ラグナロクになっちゃうよ。
そして、「絶望を贈ろうか」とか言って真っ先にスクエニ本社のあの窓落ちてきそうなビルにアルテマだよ?
そしたら多分その話がFF16になるかもね…?
そういえば噂では、プレステNeoだかVRだかのタイミングに合わせて云々…とか言ってるけど、
もしそうだったらマジで怒るからね。それこそなんでソニーさんと予め打ち合わせしてなかったの!?ってなるからね。
そもそも、田畑Dが発表する前に、延期情報がネットに流れてたよね。なんで?
このご時世、どこかに延期情報伝えたら、全体への流出は必至だよね?
悪い情報を相手から直接聞くんじゃなくて、別ルートから聞くって、古今東西最悪のパターンじゃないの。
悪い情報ほど、相手に直接すぐ伝えるってビジネスの基本だよね。
こっちはさ、よそから情報が流れてきても、「きっとデマだ」って心を強く持ってたのよ。
だからさ、田畑Dの動画みたときにはリアルガチで泣いたよ…。えっ…、ほんとだったんだ…って。
2年ぶりくらいに涙流したよ。あれ、私の乾燥しきって砂漠のような心でも涙って流れるんだ…ってちょっと感動しちゃったよ。
それとさ、何で火曜日なの?ファンのこと考えてないの?火曜はうん、休むよ。水も場合によってはいけるかも。
でも、火水木金て連休は絶対無理じゃん。ならもういっそ、年末に出して欲しかった。紅白と笑ってはいけないに挑戦状叩き付けて欲しかった。
なんでそんな微妙な日なんだ。なんかあるのか。なんなんだ。電通の陰謀なのか?
世の中のことはだいたい電通が操ってるってお姉ちゃんも言ってたからな…。
Twitter界隈とかではオフ会とかやって盛り上がってるけど、もっと、9の時のコカコーラとのコラボとか
ポーションとか、実生活に食い込んで来るイベントやって欲しい。アメックスとか、微妙なコラボじゃなくてさ〜。
キングスグレイブだけじゃなくてさ。
金なら有るんだよ。金なら。今ならコカコーラを買い占めできる。
まあ結局ね、長々と書かせてもらったんですが、
なにがいいたいのかっていいますとね、
だから
家に帰って寝ろカス。
「借金背負ってどうしようもなくなったから負け犬として死にます」って文章にしてみろ。
それを1時間でもいいし丸一日何回も読み直せ。
「俺こんな理由で死なないといけないの?」
実際借金で死ぬとか馬鹿でしかないからそもそも死ぬなって話なんだけど。
世界を救うわけでもない、たった一人の女の子を助けるために死ぬわけでもない、
「難病に苦しむ人を救うために研究していたが自分も病気にかかり死んでしまった」
「人類の宇宙進出のために飛び立ったがロケットが爆発して死んだ」
これはいいよ。
もし成功してれば英雄になってただろうし、その志は後世に受け継がれるよ。
夢に人生賭けて叶わなかったとしても夢中で死ねたらそれはそれで満足だろう。
命賭けてまでやりたいことがない方がむしろ不幸だろ。
何が楽しくて生きてるの?
って
あの世が仮にあってそこで閻魔様や事故で死んだ人や病気で死んだ人の前で
無理でしょ・・・
そもそもそんなショックで精神的におかしくなるなら最初からリスクを取るなよ。
被害者面すんな。
つーか自己破産どうした。
終わりじゃなくて行動に対する答えである結末が死なんだよ。
そこまで死まで含めて長い長い目で見た行動なんだよ。
畳の上で死ぬこと、電車に飛び込んで死ぬこと、夢をかなえて死ぬ、夢やぶれて死ぬ。
全部着地点は死だ。
なのにわざわざクソみたいな理由で
電車の走るレールに向けて着地しにいくやつが馬鹿としか思えない。
なんで何十年生きてきて最後に死ぬ理由がレールの上にジャンプなの?
勿体ない。
本当にそう思う。
生きる理由は無い。
追伸:
ブコメついたから調子にのって「PS」とかやるの正直クソダサだから嫌だけど誤解があるのだけは勘弁ならんから言っとくけどよ。
これが理由。
これで泣いて鬱になって電車に飛び込もうと毎日思ってホームセンターで練炭キョドりながら買ってたわ。
それで自分でもおかしくなってるの分かりながらこのままじゃまずいと思って
俺が自分でどうしたらヤバい精神状態から抜け出せるのか歯を食いしばりながら当時考えましたわ。
そりゃ死にもの狂いで考えたわ。
そのときの必死さ考えたらメンヘラの自殺なんてもう一回追撃で殺してやりたいくらい
何の努力も無くクソダサで死にやがって・・・それはもういいか。
とにかく朝昼晩必ず1回は状況報告を親と教授にしたよ、無かったら電話かけまくってくれって。
自分ひとりで考えると碌なことにならないって客観的に思ってるなら考えるのをやめて他人に依存したらいい。
そのために信用できる他人とつながりを常に取り続ける仕組みを考えたらいいだけだったから。
結局留年したし就職うまくいかなかったし夢は破れたけどそんなもんもうどうだっていいわ。
留年したから自殺したみたいなクソダサで死ぬより100倍マシだから、
歯食いしばって枕や布団噛みながらウンウン苦しんで学校行って卒業しましたわ。
これ全部クスリでもなんでもなく自分の意志でやったことだからな。
こんなクソダサな理由で死ねるかよっていうガソリンを俺は用意できたから自殺しなかった。
これは理由はなんでもいいが自分で否定しきれないロジックをくみ上げておけば防止できるってことだ。
甘えてロジックを組み上げもせずに無気力に自殺して被害者ぶるんじゃねえよ。
頭の臭いした枕の味知ってんのかお前は。
知らずに死んでも、被害者ぶるのか。
何様だ。
ここまで書くとドヤ顔(正義感)が「それは気力の無い人には~」とか言い出す馬鹿がいるけど、
俺も気力なかったっつーの。
何もしたくなかったっつーの。
でもそれでも行動起こしたのはこのままじゃヤバいって思わないとヤバいって頭で思ったからだからね?
このままじゃヤバいとすら思えないなら本当に生きる力ないから死んだ方がいいよ。
「ヤバいと思わないとヤバい」なんて脳信号は「女の子のパンチーおーくれ」レベルの信号強度しかねえよ。
その種火を必死に大きくしていくのも最初からガソリンぶちまけてるわけじゃねえよクソが。
女の子のパンチーレベルを何度も何度も継ぎ足してやって復帰したんだわボケが。
人を超人扱いすんなっていうのと自分を過小評価して特別扱いして甘やかすなボケが。
それが甘えだっつってんだよ。
俺とお前の決定的な違いは「思おうとしなかった(甘えたかった→自殺したかった)」か「思おうとした(苦痛を選択した→自殺したくなかった)」かの違いでしかない。
その選択さえ無意識に介入しようとしなかったお前には神の啓示で逃れられない宿命であり運命で、
自分は何一つ悪くなく圧倒的被害者であり弱者であると信じているんだろうな。
でもそれただの勘違いだしそれに気づくチャンスも腐るほどあったから。
こうやって指摘されても顔を背けバリアを貼ってるんだから全部故意の自殺だから。
あ、人工呼吸器付けてるなら謝る。
死が逃げるという発想も、自分で死が逃避にならないというロジックを組み上げられないせいだろ。
テクニックがないなら宗教でも何でもいいから何かに頼って依存しろよ俺みたいに。
結局はお前がお前の意志で変えようとしない限り何一つ変わらないんだよ。
この前提を否定しきれる論理も無いのになあなあで自殺に向かおうとする心の弱さとちゃんと向き合え。
理解しようとする気が無いのに数学も物理も覚えられるわけねえだろ。
言葉も同じだ。
自分自身と向き合い切れてない。
ちゃんと考えろ。
そのちゃんと考えないことがクソダサな死因に繋がってるんだよ。
とか
綴りたいか。
綴りたいのか
ならもう仕方ないな。
他人はお前にどうすることもできない。
お前は無敵だな。
そういう無意識下の行動に影響を与えるほど意識によって強く刻み込む作業ができていれば
どれだけショック受けても自殺しないやつはしないんだし
自殺するやつとの決定的違いはそこだ。
無意識を意識に対しての無意識として自覚・知覚して対立しようとしないから操作改変もできない。
無意識の行動ひとつひとつにも理由がありそれを紐解いて分析することで無意識改変が行える。
無意識の行動っていくらウンコしたくても路上で下脱いで野糞するのかよ?
無意識最強じゃねえよバーカ。
どんだけ甘えたいんだ。
そんな低レベル意識で生きる意味が、とか借金で夢も希望も、とか
どの口で言ってるんだ。
意識低いなら無意識の死にたくないって本能の声にだけ耳を傾けてろよ。
中途半端すぎるわ。
自分が死しか選択しようとしないから死ぬのに他人がどうやって助ければいいの?
屁理屈こねるのは上手いくせに自分が死なないためのロジカルシンキングできないってどんだけ雑魚ナメクジなんだよ。
それだけ頭回ることに自信があるなら自分を騙すか自分が論破できないロジックを組めよ。
それをやらずにセンチメンタルな気分に浸りたいだけだろ。
そんなやつ有史以前から腐るほどいましたから・・・今さら誰も感動せんから。
つまるところ泥臭い渦に飛び込むのが嫌なんだろ?
みんなそれ乗り越えて人格を作り上げて大人になってきたのにそれするのが嫌な子どもなんだろ?
だから同情されないんだよ。
まだ理解する気がないのか。
これも、もういいからそういうの。
俺の言ってるのは全部これだけだから。
お前の抱えてる悩みとか人類発祥してメソポタミア文明できた当たりから
というかその実益のないプライドの高さが自殺へのトリガーになってるってこと自覚したら済む話なんだけどな。
そこらへんに転がってるクソダサな理由で死のうと思ってることを
あの手この手で言い方変えてクソダサな理由で自殺すんなって言っても
案の定「衝動で~」とか「ケースバイケースで俺だけ特別」とか言ってバリア貼ってくるやつ多いな。
まさにその防衛行為が自分の無意識に向き合いメスを入れて手術することを拒み続ける末期患者なんだけどな。
まず自分が病気ってことを自覚してそれと向き合ってどうやって対策を取るのか考えるのはやって当然だし、
そこまで余力がない・・・とか言われてもなら余力のできる環境に緊急回避するだけの分別くらい付けろよ。
大人なんだから誰にも頼らなくても頼まれなくても自分の意志でやれよ。
心の病で運命づけられたものと思って兆候は絶対あるのに何も講じてこない自分の責任だろ。
いやわかるけどな。
いつまでも甘えていたいと思ってるんだろ?俺がそうだったからな。
お前は違う?違うわけねーだろ行動が同じだから分かるわ。
気力使いまくる自分の中に神を作る工程の辛さにやる前から怯えてるんだろ。
メンヘラっぽくやんでれ最悪死ねばいいからとそれをせずに甘えてるんだろ、
完全に当時の俺だわ。
でも俺の理由は俺だけの特別な理由でオンリーワンだと勘違いしてるんだろ、
完全に当時の俺だわ。
もう完全に俺のパターン入ったわ。
無意識にメスを入れることを怖がってるんだろ、
病院いかない爺ちゃんといっしょ!何も変わらないいっしょ!いっしょです!ざんね~ん!
行動がすべてを物語ってる。
口よりも雄弁に。
どれだけ俺は違うって喚いても行動がいっしょ。
考えてることもいっしょ。
何もかも同じ。
バリア貼るだけのプライドはあるのに意識低くてメンテは怠るとか最初から分裂症だとしか思えん。
誤解を恐れず箇条書きにしてやるよ。
1.自分に生きる意味があると思っている目標志向があるが実力が無い、もしくは過去に失敗経験がない
2.達成不可能となり精神的不調に陥り、対処法を知らない ※A
3.目標達成不可能という現実と向き合いたくないためにあえて精神的不調の檻から出ようとしない
4.長期化すると自分がこうなったことには何か意味があり特別だと思い込み努力放棄する理由を構築し始める ※B
5.この段階で他人が助言しても「自分は特別」バリアによって聞き入れられなくなる ※C
6.現実的にセンチな気分に浸るのも限界になり、現実と向き合わなければならない段階に来る ※D
7.死の恐怖から現実に戻るか、戻りたくない場合自殺する ※E
※A 生きる意味が失われた、と思い始めるから不調を来す。メンタルダメージのある失敗経験が無いため大人になっても対処法が分からない。
※C やっと見つけた次の生きる理由を否定されたことによる過剰防衛反応。
※D 貯金が無くなる、仕事を失うなどの命には関わらないが生活と人生が変わり決断が迫られるターニングポイント。
※E このとき真面目な無能であればあるほど悲劇のヒロインになり切れているので自殺する。
1~7が短期長期どっちでも起こっていることで何も変わりない。
何も特別性はない。
センチメンタルや感傷さえも消費されてゆく。SNSに書き込むと「いいね」がついてその数が評価になる(と錯覚してしまう。実際のところは街で配られてるティッシュを受け取るか受け取らないかくらいの差)。さみしいも死にたいもコンテンツ。消費されたところでお金がもらえるわけでもない。
下品な自意識と承認欲求だけが肥大化して現実の世界でますます生きづらくなる。
学校や職場ではなるべく人に踏み込まないようにして、自分にも踏み込ませない、絶対に。
そうしている間にまわりの人はうまく”踏み込ませても損害の少ない部分”だけを見極めて提示し、『深い人間関係』を築いている風。
そうやって真似すればいいのに、傷つくのが、裏切られるのが、怖いので、そんなことはできないし今までもやってこなかったので急にできるようになるわけがない。自分の実力と伴わない承認欲求のやり場はない。
わかってほしいとか受け入れてほしいとか、人間関係で1番大事にしているのはそういうい欲求だけでそれらを満たしてくれる相手なら誰だって別にいい。自分をわかってくれる人が好きだし友達だし恋人。わかってくれないのならいらない。
どうして相手はわたしをわかってくれないのかなんて考えたことがない。
わたしをわかってくれないひとは、わたしがわかろうとしなかったひと。
それが今まで一度も考えようとしなかった問いの答え。
人の気持ちや考えがわかるとかそんなのほとんど幻想なのにね。それなのにわかってほしい。わたしはわたしをわかってほしい。
ただ、そう思っているのは”踏み込ませても損害の少ない部分だけを見極めて提示し、『深い人間関係』を築いている風”の人たちだって同じ。
過去の時代が美しい、というセンチメンタルな人々には与しないが、過去が野蛮だというこの人のセンスには、もっと賛成できない。
『ハトは最も残酷だ』という話を思い出す。強力な牙も爪も持たない無力なハトは、群れることで生き延びている。そんな彼らは、しばしば仲間イジメをする。そのやり方とは「全員でなぶるようにつついて集団から追い出す」だ。一撃一撃はソフトだが、集団でやればそのダメージは計り知れない。そして、元々無力なハトは集団から追い出されれば死ぬしかないのに、追い出す側は「オレは一突きつついただけだ」と、罪悪感を感じない。
この人の言う「現代メディアの『配慮』」とやら、そして、それらが煽り立てる匿名集団による炎上行為は、ハトの残酷さを思い起こさせる。誰も責任を取るつもりのないソフトなリンチがまかり通る社会。日ごとに悪ふざけのような発端で祭り上げられる犠牲者と、次の犠牲者を指さしながら、巧みに被害を被らないようコソコソ「善良に」語ろうと「配慮」する強者(メディア)たち。個人の強い意思や人間性といった尊いものが、その中でどんどんと失われていく。ハトのリンチに誰もが脅え、身を隠そうとすり減らす毎日。
『荒々しくて粗雑で野蛮な時代』というのは、一体いつの時代のことなのか?
あるいは、こう言うべきなのかもしれない。
我々が『荒々しく粗雑で野蛮』でなくなったと思っているとすれば、それは幻想だと。
★☆☆☆☆
4巻4話。
水兵の青年が、刺青を消してほしいということでBJの家にやってくる。
話を聞くと、BJのかつての恋人で、今は船医をやっている如月恵の紹介だった。
青年が如月に結婚を申し込むためだけに刺青を消そうとしていることを知ったBJは、青年の考えの幼さを叱りつける。
その後、青年の乗る船で火災が発生し、青年はけが人を救出して脱出するが、瀕死の全身やけどを負う。
BJは、男の約束だと言って、死亡したけが人の皮膚を青年に移植してやるが、青年も直後に死亡する
ラスト、BJが海に水兵帽投げて、青年がBJに手を振って如月センセに会いに行くようなコマがあるけど、陳腐すぎて閉口してしまった。
如月センセ絡みのネタとしては雑すぎてちょっといただけないわ・・・
あと、いつ皮膚提供可能な死体がくるかわからないってbjが言ったときに、青年が「でもこのマンガはだいたい20ページだから絶対なにかしら進展はあるだろ?」ってメタ発言してたのも、この話の落とし所をどうするかを手塚治虫自身迷った上での自虐だったのかなと。
BJが最後の最後まで青年に、如月センセと結婚できるなんて甘言をまったく言わずに終わったのはすげー独占欲だと思った。
偉そうに説教しながらも結局如月センセのこと考えてるBJ、マジこじらせてるな・・
子どもだっつって青年の思いを無理矢理あきらめさせようとするBJが一番の子どもじゃないですかね・・・
如月センセからの手紙読んでセンチメンタルになってるBJもちょっとらしくないっつーか・・・
あとなんか違和感あると思ったらピノコが出てこなかったからだ。
如月センセの初登場のときあんだけ出てきたピノコがまったく出てこなかった。
私ァな 理由のない 手術は 大っきらいでな
古和医院
ピノコ愛してる
六等星
二度死んだ少年
勘当息子
焼け焦げた人形
アリの足
えらばれたマスク
友よいずこ
めぐり会い
白いライオン
シャチの詩
二つの愛
幸運な男
上と下
U-18は知っていた
海は恋のかおり
なんという舌
その子を殺すな!
閉ざされた三人
ある教師と生徒
万引き犬
奇胎
からだが石に…
ダーティー・ジャック
私もしかしたら結婚できねーんじゃねーのって最近めちゃくちゃ思う。
別に私は彼氏いない歴=年齢とかでこのままではヤバいみたいに悩んでるわけではなく、つい数ヶ月前まで恋人はいたし、経験人数も多い。いや、かなり多い。
先にも書いたのだけど、経験人数が多すぎることが最近コンプレックスになってはちゃめちゃに辛くなってきた。
何がどうコンプレックスかというと、こんなに誰かに好きになってもらうことはできるのに、どれ一つとして恋愛が長続きしない私は人として何か重大な欠陥があるのではないのか、と思えてきて、一人の人間と恋愛関係を一生をかけて築ける自信がまるでない。なくなった。
ここ1年くらいでトラウマものの恋愛経験をしたりして、自暴自棄になって数がいたずらに増え、つい最近、その人とは普通の付き合いをしていたんだけど、此の期に及んで「好きかどうかよく分からなくなった」とたった4ヶ月で振られた結果、本当に自信をなくした。
自分の経験人数の多さについての話になるけれど、高校入学してすぐに部活の先輩と付き合ったのが初めてで、現在大学4年に至るまでで10人。
将来、自分に気を持って近づいて来た人に「何人くらいの人と付き合ってたの?」なんて聞かれて正直に答えようもんならめちゃくちゃ引かれると思うし、加えて自分がどちらかと言えばサバサバ系に当たるあまり女らしくない人間なので(別に見た目も普通だ)、めちゃくちゃ驚かれるだろうし、地雷臭がするからやめとこうと思われるだろうな、と思う。
実際地雷なんじゃないかと思う。
この問いに対する適切な答えをわりと真剣に考えている。
男をとっかえひっかえするような付き合い方をしてきたつもりは、自分ではないつもりだけど、ほとんどの付き合いが、半年ちょい以下、次の交際までが長くても半年以下で、それをとっかえひっかえと人は呼ぶのかもしれない。
自分でも「私ってとっかえひっかえしてるのかな……」などと気持ち悪く悩んでるような時もあったが、同学年の友人が「そろそろ彼氏乗り換えよっかなって思ってる」みたいなことをカバン買い替えるかみたいな感じで話しているのを聞いて「マジか」ってなったし、自分の恋愛の話に対して「増田さんって結構とっかえひっかえだよね笑」とか言う人は大抵恋愛経験皆無の人だったので、一旦は気にしないことにした。
話がそれたけど、どの人もそれなり以上に、基本的には大好きで付き合い始めたし、それぞれに理由があって別れたりした。(たいてい私が別れを切り出ししている)
この経験人数の多さは、自分なりに分析するところによれば、私がかなり惚れっぽいところと、おそらく恋人関係の間に問題が生じた時にいちいち解決するほどの執着がないところにあると思っている。
そういう反省から、生じた問題に熱心に取り組んだ結果、立て続けに絶交案件が立ち上ってきてわりと死にたくなった。
あとこれは途中から気がついたことなんだけど、どうやら自分は好きな人に対して「女」を切り売りするのがなかなかうまいらしい。
し、大抵付き合った男性は恋愛経験がほとんどない人が大半なので、切り売りされた女をやすやすと買ってくれたのだろう。
自分で言っててかなり悲しい。
昔めちゃくちゃ好きでアプローチしていた(が、交際には至らなかった)後輩に、恋愛が長続きしないと相談した時に「増田さんのアプローチの仕方はすごくドキドキするから好きになってしまうんだけど、多分それじゃあ本当の増田さんを好きになってもらえないから、結果的に幸せになれないと思う。もっと時間をかけて自然に好きになってもらった方が良い」と言われ、真理すぎて理解〜〜となって、理想として頭に入れてはおいたが、好きになった男とは付き合いたいので、飽きずに女を切り売りしてしまった。
ていうか、誰でも好きになったら女を切り売りしてしまうだろ!!!?しょうがないじゃん!!!?とか書いてて思った。
その後輩は当時、運命の女とやらを見つけて交際に至ったばかりで、ひととしてのステージを一次元上にシフトできた自覚ある人間の心の余裕からくる発言だとそれなりに受け止めておくことにした。
その後輩はその女の子と長い付き合いを今も続けているらしく心底羨ましい。
私にも運命の相手をくれ。
まあいろいろと脱線が激しくて申し訳ないが、恋に落ちやすい性質と交際に至りやすい性質と別れを切り出しがちな性質を合わせ持ってしまった結果、飽きもせず恋愛サイクルを繰り返すことになってしまった。
あと恋愛が上手くいかないコンプレックスが、次へ次へと自分を走らせていたような自覚がある。
そんな感じで過去にお付き合いした人数が10人にも至った結果、「うぅ〜〜、女を切り売りすることでしか誰にも愛してもらえないんだ、誰も本当の私なんか好きになってくれないんだ、つらい〜〜」となるし、周りのお互いにいい感じで愛し合ってるようなカップルを見るとめっちゃ死にたくなる。
いい感じで愛し合ってなさそうなのに長い付き合いをしているカップルを見ると「お前らなんか間違っているだ、そんなの本当の幸せじゃないんだからな」と死ぬほど負け惜しみみたいなことを考えてしまうようになり、すさまじいカップルコンプレックスを抱くようになった。おそらく恋人もちの友人たちに人を殺すほどのガンを飛ばしてるので申し訳ない。
とはいえ、別れたばかりで未練があるからか(というか、ある)、「もう恋なんてしない」とセンチメンタルになるほど疲れてしまったからか、誰かとつがいになるような気分になれない。
もっと包み隠さず言えば、もう恋愛沙汰で傷つくのはゴメンなので次は最後がいいし、うっかり上手くいかなかったらめちゃくちゃ死にたくなるから嫌だ。
とはいえ、そもそも普通に結婚願望があるし、普通にひとりはいやだ!!!と思うので、このままうかうかコンプレックスをこじらせていたらいわゆる婚期を逃してしまうのではないかとめちゃくちゃ不安になってる。
今が一浪して大学4年で23歳、一留するので、新卒1年目で誕生日を迎えたら25歳。いわゆる普通に結婚する年齢を27歳と設定したら、社会に出てすぐお付き合いして、素敵な恋愛関係を築かねばならぬということになる。
先に長々と述べたコンプレックスからもう無理だろ!!という気持ちになってる。
きっと私は然るべき時が来ても、私はこの人と一生の関係を築くことができるのだろうかと疑心暗鬼になって結婚できない。子供も生めない。そんな気がする。
別に20代のうちに結婚しなきゃいけない決まりはないけれど、そんなにも長い時間を東京とか新たな土地で就職して、孤独な社会人女性として生きたくない。
幸せな恋愛がしたいのに、「恋愛 長続きしない」とググってみると、「あなたには自己肯定感が足りません」とばかり書いてある。
だけど、頑張って自分をひとり抱きしめ続けても私はひとりだ。
といいつつ、自分は惚れっぽいのでそのうちにそんなことは忘れて適当に恋人を作っていそうだなとも思う。
でもすぐまたそのうち別れそう。
という感じで、将来先5〜10年くらいに渡っての孤独に不安を抱えて時々めちゃくちゃうつになっている。
エントリーシートとかで10年後のビジョンを教えてくださいとか聞かれたら「殺すぞ」という心境になる。
だれか私を助けてくれ。
http://anond.hatelabo.jp/20150614100601
http://anond.hatelabo.jp/20090622091939
18歳から28歳の一番いい時を吸い尽くされた元嫁さんはどんな相手と結婚するんだろうね。
俺だったら、子どもを育てるためだけにそんな女と結婚したくないな。
異性の価値は若さ、人間の価値は経験~10代から30代まで付き合ってみて
http://anond.hatelabo.jp/20090622081819
真っ向から批判するコメントやブクマコメントが多いことにすごくびっくりした。
そんなに触れちゃいけないタブーだったのか。
http://anond.hatelabo.jp/20090621154203
同じ女性と、10代から20代という変化の多い10年を共にすごした経験から言わせてもらうと、
「女の価値は若さ」というのは、一面的ではあるが絶対的な真実だ。
もちろん逆説的に言うなら、「人間の価値は経験」というのも真実である。
10代のガキよりも、30代のお姉さんの方が、深い話をするなら絶対に面白い。
でも、それは人間として、なんだよね。
恋愛対象の異性、という、センチメンタルかつ性的なニュアンスを含む場合、
やっぱりピークってのは、10代後半から20代前半なんじゃないかと思う。
デートのドキドキ感などは、新しい相手と付き合えば、確かに毎回味わえる。
でも、若い時にしか経験出来ない人生のイベントってのは間違いなくある。
そのイベントの多くは、若さと恋愛とセックスが微妙に重なり合った部分にある。
もちろんセックスへの貪欲さも、感度の良さも、開発された30代の方が素晴らしい。
でも、初々しさから貪欲さへの飛翔、好奇心と恐れの板ばさみからの脱却、肌の手触りの変化、
現在進行形で育って行く身体、セックスの成長を共に味わうこと、などは10代の処女の時代から30代近くの
成熟する時代までを、1人の(もしくはそれぞれ同年代の複数の)女性と共にすごさないと、味わえない。
女性の変化のダイナミズムを味わうなら、10代後半から20代後半の間だと思う。
細かいことは省くが、圧倒的な真実としてひとつだけ言いたいのは、肌の手触りの変化。
元嫁が20歳になってしばらくしたある日、肌の感触が今までと明らかに変化したのに気づいた。
それまで、しっとりと吸い付くようだった肌触りが、べつに吸い付かなくなった。
最初は体調かなんかのせいかと思ったくらい、ある日突然起こった劇的かつ不可逆的な変化だった。
これは、女性自身の方が良くわかる感覚なんじゃないだろうか、例えばシャワーの水が
肌で玉になって転がる時代があったということに。
異性として、より生物的な価値、もっと言えば恋愛市場での商品価値としては、
何故なら男性は金や権力で、恋愛市場での自らの商品価値を引き上げることが
自分と元嫁とは、お互いの若さに惹かれて付き合っていたんだと思う。
元嫁は、夢を語り、追いかけ、実現して行く俺の姿に惹かれていたと思うし、
俺は、色んなことを吸収して、日々変化し、成長していく元嫁が魅力的だと思った。
そして、セックスも存分に楽しんだ。お互いの若い身体をむさぼった。
でも、色々なことを経験し、色々な人に会って、若い時と目線が変わった今は、それぞれが
別の道に歩き始めるようになったし、人生の伴侶となる異性に求める条件も変わった。
人生におけるマクロな価値観と、ミクロな生活感覚が近いかどうか。
違っていたとしても、お互いに認め合い、尊重し合えるかどうか。
元嫁とは今も仲がいい。
でも、マクロな価値観も、ミクロな生活感覚も、10年の間で徐々にその差が開いて行った。
人生の中でももっとも劇的に変化する10年を超えた時に、お互いの人生の立ち位置が
同じままってのは、本当にありえない奇跡なんじゃないかと思う。
自分たちの場合は、それが少しづつ変化して行った。バンドなら、音楽性の違い、だ。
だから、別々の道を歩むことに決めた。
たぶん、子供を産んで育てれば、半強制的にお互いの立ち位置は同じになる。
世の多くの夫婦は、意図的にせよ、無意識的にせよ、その道を辿る。
それは、凄く正しくて良い事だと思う。
自分たちの場合は、20代ではそれぞれの夢を優先させていたので、あえてそれをしなかった。
周囲の友人を見ても、子育ては人生中盤以降の最大のやりがいであり、楽しみだと思う。
個人的にも、自分の人生でその最大の楽しみ(苦しみも)が残っているのは、凄くわくわくする。
そもそも結婚って制度は、子育てをしないと何のメリットも無いし。
結婚ではなく、出産と育児で、今までの人生ってのは一度リセットされるんじゃないかと思う。
でも厳密に言うならば、夫婦間で「若さを消費する恋愛」の経験に大きな差がある場合、
それを後から埋めるのは結構難しいんじゃないかとも、ふと思う。
だって、それは人間の価値を決める「経験」の圧倒的な差でもあるわけで。
「若さ」という万人に等しく与えられた資産を、適切に自己投資して来なかった人なわけで。
それは、無駄な嫉妬や劣等感やルサンチマンや浮気や不倫や出会い系や風俗やスワッピングや
ロリコンへの傾倒や韓流ドラマブームの原因になるんじゃないかと思う。
ここらの暗いパワーを、持ち家のローン返済や子育てへの前向きなパワーに変換出来れば、
幸せになれるのかも知れないけど。
まあ、長くなっちゃったけど、一番言いたいことは。
「若い身体は素晴らしい。成熟した精神は素晴らしい。」ということ。
そして、もうひとつ。
「若い時の経験が違いすぎる人同士は、結婚しない方がいいと思う」ってこと。
いまさらそんなことにこだわるなんて馬鹿馬鹿しいことだからこそ、
逆に誰にも相談できずに悩むんじゃないかな。
http://anond.hatelabo.jp/20090621154203
外見だけの話じゃない。
20代で散々遊びほうけてスレ切った女が、30代40代になって理想とする男は、遊ぶことを自粛してきた高学歴高収入の男。
全く反吐が出るわ。
そして思う存分若い女と遊べばいい。