2016-11-20

ずっと一緒にいたいよ

今日、「ずーっとずっとだいすきだよ」というハンス・ウィルヘルム著の絵本を読んだ。

涙が止まらず、飼い猫の「ちーちゃん」を抱いて自分を落ち着かせた。

最近この手の話にとても弱い。

どうしても、ちーちゃんが脳裏にちらつく。

映画戦火の馬」を観た時も、アルバート(主人公)がジョーイ(馬)を思う気持ち共感し過ぎて頭が痛くなるくらい泣いた。

馬鹿だなぁ、と自分でも思う。

それでも人生の半分を共に過ごしたちーちゃんは、いつだって私の心の真ん中を陣取っている。

家出したときも、学校に行かれなくなってしまったときも、お父さんが死んじゃったときも。辛いときも、幸せときも、ちーちゃんはそこにいてくれた。

人に媚びず、気が強く、融通がきかない。獣医さんが苦笑いするくらい飼い猫らしからぬ飼い猫、ちーちゃん

最近は私が甘やかし過ぎて「こいつがいればなんとかなるだろ」感がはんぱなく、駄目な猫になるとお母さんによく言われている。

でも、しかたないよ。

可愛いんだから

ちーちゃんは生まれたことが奇跡で、いまこの時を生きいているという事実尊い存在で、「天使がいる…はっ、ちーちゃんか」と「可愛い子がいるな~嘘でしょ!? ちーちゃん!? 昨日より可愛くなってるとか凄い」は私の十八番なんだから

終わりがあるから生きているということが尊いとわかってはいるけれど、出来ればずっと、ずっと一緒にいたいよ。ちーちゃんがくれた幸せを私はまだ全然返せてないんだから

ずーっとずっとだいすきだよ 」を読んで良かったとは思うけど、こんなにセンチメンタル気持ちを引きずってしまうとは。

しかたないので、ちーちゃんをもふろう。

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