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2022-06-01

ところで中国同人コミュニティってブクマ登録されてるとこが全然ないな

中国にはあえてアンテナ張る気がないのか?

サイトちらちら回ってるだけでも何言ってるかは分かんない点で情報は得られんが異文化交流って感じで楽しめるとこおおいのに

anond:20220601172029

anond:20220601134836

あれほぼ作って終わりだったやん

定期的交流ミクシィとか楽天ブログアメーバブログとかでやってる人は増えてたけど、いまみたいに頻繁なコミュニケーション携帯メールでやってた

随分違うもんやと思うで

鬱は体の病気だし、PMSも体の病気

薬や栄養剤で治るならそれでいい

変に感情論根性論判断しても大して解決もしない

必要なのは治療であって、倫理道徳での説得なんかではないのだ

素人ができることは

体を休めて栄養とって

適度に運動して

適度に交流して

そんなもんしかない

2022-05-31

ある目的に達する方法に関する質問で、自分の知ってることが書き込まれるということを避けるためにその知ってることを列挙しておくという作戦がとられることは多い。

しか文章を寝かせて再考を繰り返し、もう回答が待ちきれんこれで完璧だろうと思って挙げて上げてみて、せっかく記事が伸びても書いてある方法がことごとく、あ、これも書いておけばよかったと思うようなのしかなかったりする。まるでアルキメデスの矢だ。

しか増田のような媒体では追記してもだいたい反映されることはない。

自分の思い通りの情報を得られるような文章が書けないという点で、これも一種の文才の欠如か。

結局この手の人間には質問によって情報を得るのにチャットのようにはいかない増田によるブクマカとの交流は向かないということになるのだが、こういう人に限ってリアル質問できるような人脈もろくになかったりする…

依存症には気を付けて

地元だと、週末含めいつも、福祉会館では多世代交流カフェなる名称で、要は簡素テーブル椅子があって一人で過ごしも良し、ボードゲームカードゲームするもよし、お喋りするもよし、という無料スペースが提供されている。

関東首都圏都市

外地元にあったりする可能性も。活用するのも手かも。

そして、気を悪くしないで読んでください。

寂しい、という感情アルコール依存症含め依存症に繋がりやすいから気を付けてください。

本当に。

自分自身依存症当事者から思うのです。大真面目に。

誰かと話したい、とお気づきでいらっしゃるから大丈夫だとは思うのですが、でも念のため。

アルコール依存症含め、他の依存症も、お気をつけてくださいね

anond:20220530143228

2022-05-30

飲み屋以外で他人と楽しく会話できる場所を知りたい

結論としてはタイトルの通り。

居酒屋バー以外で他人と仲良くなれるような場所ってどこかあるんでしょうか。


一人で飲みに行くのが趣味

といっても友達が居ないわけじゃなく、知らない人と話すのが好き。


要は特別酒が好きなわけじゃなく、知らない人と楽しく会話するために酒を飲んでる。

なんならあまり強くはないしビールチューハイくらいしか飲めない。

ウイスキー日本酒ワインも苦手。


仕事が早く終わった日や休みの日の夜には

常連が集まるタイプの狭い居酒屋バー一見突入して

あえてカウンターに座るのが習慣になってる。


最初ちょっと珍しがられるが、店主もだいたい気を遣って話を振ってくれるし、

こちらが自己開示していけば周りの人達も楽しそうに自分の話をしてくれる。

我ながら人懐っこい性格をしてると思うし、愛想にもコミュ力にもそこそこ自信はある。


普通に生活してたら関わることのない年代仕事をしている人の話を聞くのが楽しい

最近40代土木会社社長をしているおじさん、

フリーランスエンジニアをしている同世代の男、

少し年下のOL2人…などと会った。

当然みんな全然違う人間だし、みんな違ってみんな良いじゃないけど、本当にそんな感じ。


いろんな人生の話を聞くのがすごく楽しい

飲みに出なければこの人たちを出会うことはなかっただろうなと思う。


自分アラサーだが、5年くらい前からこんな暮らしをしている。

しかしさすがに金が溜まらない。毎月5~8万円は飲み代に消えている。

めちゃくちゃ給料が多いわけじゃないし、どう考えても使いすぎな自覚はある。

当然貯金ほとんど増えてない。さすがに焦る。


上に書いたように酒が好きな訳じゃないので

飲みに行くのを控えようと思った。

しかし一人で家に居るとソワソワしてしまう。

週末をほぼ飲み屋で過ごしてきたので時間の使い方が分からない。

映画を見たり、ゲームをしてみたり、学生時代の友人の釣りに誘ってもらったりしてみたが、

やっぱり人と話すのが好きで、一人or少人数でやれる趣味自分にはあまり向いてない。

音楽が好きという友人にライブハウスに連れて行ってもらったりもしたが、

さなライブハウスは結局バーと同じような環境だった。結局決まったメンバーバーカンで飲んでる。


酒を飲まず人と話す方法が今のところ見つかってない。

運動ができたら社会人フットサルチームなんかに入れば良かったんだろうけど、

残念ながらドが付くほど運動音痴。


飲み屋以外で不特定多数の人と交流できる場所って何かないんでしょうか。

増田の皆さん、私に大人の遊び方を教えてください。

風俗辞めたけど客にストーカーされ続けて困ってる

実家の両親の事情本業では賄えない額のお金必要になり、1年ほどデリヘル嬢をやっていました。

1年でこれくらいの額を稼げたら辞める、辞められると最初から決めていたので指名お客様も増やしつつ、なるべく綺麗に辞められるように距離感を見誤らないように仕事をしていました。

ですが、とある年代指名客が月に何度も指名で来てくれるようになりました。

その人は飲食店アルバイトで、予想できる収入から考えても明らかに私にお金を使い過ぎていると思いました。

風俗生活を切り詰めてまでする遊びではない」「もう少し間隔を空けて来てくれた方が、○○さんの生活面のこと考えても安心できて嬉しい」と何度も伝えても、収入の70%を風俗(私)に使うことを半年ほどやめてくれませんでした。

連絡のやり取りの際に、段々と「彼氏はいるのか」「掲示板にこんなこと(彼氏がいるとか)書かれているけど本当なのか」「どこに住んでるの?」「こんなに人を好きになったこと初めて」など依存度の高いメッセージが来るようになり、店にも相談接客NGしました。


そうしていたある日、その客は私の本業職場(対面接客もある仕事)に手紙を持って現れました。

風俗接客中に私のカバンと財布を漁って、免許証から本名検索してたどり着いたようです。

恐怖と驚きで固まっている私に手紙を一通渡して、接客を受けて帰って行きました。

手紙の内容は「もう風俗なんてやめて本業でがんばってほしい」「応援している」というポジティブな内容だったので一安心しました。

そこからまた3ヶ月ほど、その客のTwitterでは私についての恋愛ポエムや、病んでること、私の動向の記録のような(「やっぱりxxに行ったか」「xxが好きなのは知ってる」)ツイートをしているのを眺めてました。

実際に接触はしてこないため、どこにも相談できずにいたのですが、実害がない以上とりあえず放っておきました。

そのうちリアルな友人や仕事仲間と交流するためのSNSに知らないアカウントから足跡がつくようになりました。

もう9ヶ月ほど顔を合わせてないのに、まだ私に粘着してるんだと思うと怖いのですが、実害がないためどうにもできずにいました。

そうこうしているうちに、実家必要金額お金が貯まりデリヘルは辞め、店舗からパネルも下げてもらいました。

辞める予告をした日に、LINEで「最後に会いたい」と言われたので、今までのストーカー行為ツイート不快だったこと、今後一切自分には関わってほしくないことを伝えました。

彼氏ができたんだろ」となぜか激怒して(実際に婚約者も出来たので正解なのですが)いたのですが、プライベートのことは関係ないので怒られる筋合いもないのですが、穏便に済ませるため否定して、LINEブロックしました。


今は掲示板で私についての恨みつらみを毎日のように書き込まれている所です。

恋人家族危害を加えてこないといいのですが、これは一体どうすればいいのか悩んでいます。(恋人にはデリヘル従事経験を話済みです)

警察相談しようにも、実際に暴行を受けたわけではないので相手にされないでしょうし。

私はもう、相手から実害が来るのを待つしかないのでしょうか?

2022-05-29

ベース電源」という言葉を忘れてしまった結果www

ざっくり言うと

クソみたいな制度設計のせいで日本はもう安定供給ができる国じゃなくなりつつあるよ

この項目で言っていないこと

再エネの開発は不要

主力電源化する再エネ

 以前三菱商事系が洋上風力を総取りした件で軽く騒ぎになっていたが、日本で主力電源化しつつある太陽光、風力はコストが低下し、新規の開発案件日本だけでも目白押しとなっている。ただ、この中長期的なベース電源という言葉を忘れてしまって再エネ大正義の「限界費用ベースの電力市場趨勢のために、今まで2回(オイルショック東日本大震災しかたことのなかった電力使用制限令常態化してしまレベル日本の電力環境が本当にめちゃくちゃになりつつある現状は知られていない。太陽光、風力(まとめて変動性再エネ、以下VREと呼ぶ)の3つの特徴を踏まえた議論をしてみたい。

VREの特徴

1. 限界費用が0

2. 出力が不随意に変動する

3. 同期発電機を利用しないインバーター電源である

1. 限界費用が0

 VRE限界費用が0なので市場には0.01円で入札されており(この理論FITがある現状では額面通り受け取れないものの、概ねこの通りである理解していただいて構わない)、実際日本でも晴れた日の昼には約定価格が0.01円となっている。これはまさに燃料の投入が必要ないVRE恩恵と言え、この時間にはスポット市場では火力の電気コスト面で負けるため落札しない。しかし当然VREには発電しない時間がある(設備利用率は太陽光で最大15%、風力で20−30%出典)ため、夕方以降は火力が落札され、現在では資源価格の高騰もあり、15-20円/kWh程度での落札となっている。再エネ関連のトピックでは風力と太陽光は補完関係にあるという言葉ミスリードされることがよくあるが、蓄電ソリューションバックアップ電源なしでのVREのみでは設備稼働率の低さと稼働時間が集中しがちになるため電力を100%保証することは絶対にできない。そのため現在の電力システムへのVRE導入は火力による調整が前提になっている(蓄電池などによる蓄電ソリューションについては当然後で言及するが、少なくとも今の電力システムではあてにできない)。

 しかしながら昼間には火力の電気落札しないため、当然止めることになる。結果として火力発電設備利用率が低下するため、採算が悪化する。そのため、効率の悪い火力発電所は環境的側面というよりは経済的要請から廃止されていく。すなわち、現状のやり方でのVREの導入は火力の調整が前提なのに、VREのものによって火力が市場から追いやられているのである。 加えて、現在電源の大部分を所有する旧一般電気事業者JERA関西電力など大手地域電力系発電事業者のこと)は「自主的取り組み」として限界費用での玉出しを強制されているため、この傾向は当面続くと思われる。

 加えて言及しておかなければならないのが火力発電の燃料確保(主にLNG)における問題である。燃料には長期契約及びスポット調達の二つがある。長期契約比較長期間(およそ10単位LNGを買い続け、価格についても変動が大きくない。これは一見いいことに聞こえるが、LNG価格が低下したとき契約通りの値段で支払う必要があるため、近い将来VREの導入が多くなりLNG火力が落札せずにLNGを余らせた場合LNG転売することになる。しかしその場合(余るのだから安くしか売れないため)差損が発生することになるため、発電事業者としては長期で需要が見通せる場合のみ契約しようとするのは明白である。一方でLNGスポット依存すると、当然高騰した場合でも安定供給のためには買い続ける必要がある上に、いつも買えるとは限らないため、LNGスポットへの依存の増加が電力市場の高騰に結びつく。JERAカタールとの長期契約の終了のニュース記憶に新しい(JERA社長、カタールとの大型LNG契約は更新せず-年末に終了へ - Bloomberg)が、現状の電力市場取引システムは発電事業者スポットへの依存を招く構造になっているため、日本LNGの長期契約が次々と失われている現状がある。これは欧州の脱ロシアの流れの中においてはLNGの安定供給を危うくすると同時に余計な国富流出を招くため、政府として対処すべき問題である付言しておく(参考:https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shigen_nenryo/sekiyu_gas/pdf/018_03_00.pdf)。

 なお、火力発電設備撤廃に伴う電源不足という現在課題は既に共有されており、2024年から容量市場が導入され、電源容量(kW)に価値をつけて取引ができるようになった。発電側としては資金回収の目処がつくため発電所の新設のハードルが下がる、と思われていたが、新電力配慮したい政治的思惑もあって現在の水準は既設発電所の維持はできるが新設は難しい水準となってしまっている。加えて全く語られないので言及しておくが、九州電力管内においては初年度の2024年から既に不調な結果に終わり、供給信頼度が低い結果となっている(ざっくりいうと、九州電力管内は非落札電源はないので「物理的に」電源が不足する)。一体どうするのだろうか?2025年以降の電源容量の不足は全国的に波及しそうで、中長期的に日本国内での電源は決定的に不足している(参考:https://www.occto.or.jp/iinkai/youryou/kentoukai/2020/files/youryou_kentoukai_29_04.pdf)。

2. 出力が不随意に変動する

 これは広く知られていると思うが、稼働できる時間帯の中でも風はいつも吹かないし、太陽は雲に隠れたりする。ただ、その変動にもスケールがあり、数分ー数時間程度の短期間の変動から気候の季節変化に伴う数ヶ月程度の長期間の変動がある(冬に電力が不足しつつある現状を思い出してほしい)。短期間の変動はご存じのとおり蓄電池解決策になる上に、スポット価格が高くなる他のVREが発電しない時間帯に売電のタイミングをずらせるため、発電事業者には収入の増加も見込めるメリットがある。加えて蓄電池VREでも既に価格競争力を持ちつつあり、詳しくは言及しないが今年から始まったFIP制度がそれのインセンティブになりうると期待されており、要注目であるのだが、今のシステム設計では、あえて蓄電池コスト負担しようとする者はいないだろう。

 一方、である長期間の変動は一体どうするのであろうか?残念ながら蓄電池などの既存の蓄電ソリューションでは対応できない上に、将来的にも難しいため、やはり火力発電によるバックアップ必要かつ前提になるのであるが、既に言及したようにこの有様なのでどうしようもないのである。残念。再エネで作った水素火力発電、という声も聞こえてきそうだが、電気で作った水素を燃やして電気をつくるというこの二度手間、つまり現状の火力発電の熱効率が高くても40%程度(高位発熱基準)で電気分解で90%とするなら35%程度のエネルギーしか利用できないことを考えると発電に使うより車を走らせるべきでコスト面やエネルギー効率観点からで圧倒的に不利になる。それならブルー水素の方が良い気もするが、再エネで水素を作れる時代になればわざわざ褐炭だの天然ガスだのの採掘ファイナンスがつくわけないので非現実的。ということで詰んでいます。現状の解決策はありません。どうするんでしょう。再エネのコストが低下しつつあるのは間違いないのだが、それはあくまで発電事業者にとってのコストであり、VREを主電源化するにあたっては社会全体で追加で負担しなければならないコストが発生することはよく理解していただきたい。

3. インバーター電源である

 インバーターとは直流交流に変換する素子のこと。VRE交流発電機は直接利用せず一旦直流で発電してから交流に変えたのちに電力網に乗せるため、従来の電源(火力、水力、原子力)で利用される同期発電機という一定の回転数で稼働させる発電機は利用しない。昼間に晴れた時間帯には以前太陽光の出力制御が行われた四国電力管内の例で言うと6割程度がこのインバータ電源が占めていた。実はこの際に語られないが非常に大きな問題が発生する。と言うのも、インバーター電源には「慣性力が存在しない」のである。?となった方もいると思うので、大縄跳びに喩えてみよう。大縄跳びを飛ぶときは紐に合わせるのではなく、一般に人の声にタイミングを合わせて跳ぶ。このうち、同期発電機は声を出している人、インバータ電源はその声を聞いて飛ぶタイミングを合わせている人である。縄跳びがちょうど周波数に相当し、声が慣性力に相当すると考えてもらって良い。先ほどの晴れた昼間の例で言うならば、昼間は火力が系統から退出してしまっているので、声だしのできる人が減ってしまっている。そのため、仮に残った数少ない声だしのできる人が急に捻挫を起こして縄跳びから退出してしまった場合、声でタイミングを合わせていたインバータ電源は急に声が聞こえなくなるのでジャンプタイミングがわからなくなり、大縄跳びが成立しなくなる(周波数の乱れが起こり、UFRの作動による停電)。お分かりいただけるだろうか。すなわち系統を維持するためには一定割合の同期発電機や同期調相機といった慣性力確保のための仕組みが必要なのだが、現状のVREの導入の仕方では不可能なのである(よく話題になる太陽光発電の出力抑制もこのインバーター電源の割合を抑える目的も持っている)。以前の3/18の地震の際に火力発電所の停止の影響で関東に大規模な停電が起こったが、あれは仮に昼間であった場合、脱落しているのはほとんど火力発電=同期発電機だったため、インバータ電源だらけになってしま周波数の乱れが深刻になり、停電する地域がより拡大していた可能性が高い。復旧の際には系統投入は同期発電機から順に行っていくが、VREほとんどは分散型電源のため司令所で気軽にオンオフもできないため、逆に復旧にかなり時間を要する可能性も高い。つまり野放図なVREの導入はその分散型電源としてのイメージとは裏腹に電力系統災害時のレジリエンスをも低下させてしまうのである。昼間に地震が起こらないことを祈るばかりである

 この対策としては、慣性力をもつインバーターがまだ技術的に開発されていない上に、すでに導入されている太陽光発電の規模を考慮すれば、現実的選択肢としてはフライホイールや同期調相機としての同期発電機タービンのから回しなどなのであるが、このような施策を行えるのは大手電力のみであり、自由化で体力を奪われている彼らに期待するのは難しいだろう。このままでは晴れた日は出力抑制が続出するのに曇れば火力がフル稼働というあまりにも不健全な電力構成となってしまう。なお、送電線の強化は出力抑制問題と絡めて語られるが、この問題対策としてはあまりコスパが良くない。と言うのもJEPXスポット市場をご覧になればわかるが、例えば東京電力管内で晴れている時には隣の東北電力管内でも晴れている場合が多く、その場合にはどちらの場合でもインバータ電源の割合が高いため相互接続しても同期発電機の脱落に備えると言う観点からは(もちろん役立つこともあるが、)役立たないことも多く、この問題解決策として優先度は低い。ちなみに、この件に関しては日本風力開発傘下のエネルギー戦略研究所安田陽氏のコラムNo.275 慣性問題の基礎知識と最新動向 - 京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座)やこれ が参考になる。

コスト負担制度設計

 VREは確かに素晴らしい特性を持つが、裏腹にその主電源化には発電事業者ではなく電力系統大手電力会社の側で新たな投資必要となる。そのため、発電事業者から見たコスト(発電コスト)は「安い(≦10\/kWh)」のだが、電力系統全体で負担するコスト統合コスト)は「高い(~20\/kWh)」(ちなみにこれは電力卸市場VRE大規模導入をおこなっている国はどこでも直面している問題であり、Death Spiralなどの言葉検索していただくと良いと思う)。以前統合コストを論じたエントリ太陽光に火力のコストが含まれていることを批判するブコメが多くみられた(例えば、これ)が、この増田で納得いただけただろうか。筆者自身としてVREの導入は避けられないと思っているし、また賛成でもあるが、責任ある立場の人々からこれらの問題解決しようという風潮があまり見られないので非常に心配している。また、そもそもで言うならばこれらの問題の根源はVREではなく制度設計であり、限界費用の考え方のみで、VREの導入と電力市場の安定を両立させようとするのはどう考えても最初から無理だったと思う。(現在の最もあり得る)結果として安定供給担保されなくなることと燃料費高騰という二つのツケを消費者負担させるようでは現在の小売システムや脱炭素理解を得るのは難しくなるだろう。しか最も高い代償を払うのはエネルギー支出割合が大きくなり、家に太陽光パネルを設置できない低所得者層であるSDGsとは一体何だったのか(「10. 人や国の不平等をなくそう」ってあるんだが)。 再エネ議連の皆様には猛省をうながしたいところである

まとめ

2022-05-27

ある女のセクハラ体験談(追記)(更にいくつかの追記修正あり)

 現在ネット上で私に対する告訴をちらつかせている人物は、その人物の元・妻であると私が称したと主張している。しかし、文章修正の前も後も、私はそんなことは一言も書いていない。その点に関してだけは明確にしておく。

 2022/05/30告訴をちらつかせている人物がいるが、私はその人物の元・妻ではない。繰り返しになるが、最初から私はそのように称していない。本来ならば、セクシャルハラスメント被害者として、特定されたり好奇の目に晒されるような二次被害を防ぐために個人情報曖昧にして書いた。それなのに、告訴をちらつかせている人物からは「自分の元・妻ではないから、このセクシャルハラスメント被害の話は虚偽」と言われ、私は非常に苦痛を強いられている。痴漢冤罪ピックアップすることで痴漢被害者の声を掻き消そうとする人たちがいるが、それと同じことをセクシャルハラスメント被害者に対して行っていると、告訴をちらつかせている人物には自覚して欲しい。

 以下の話は、フィクションである実在人間団体事件には一切関わりは無い。

SLAPP訴訟を準備している人に対する注釈ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 最初に発表した時点では無かった「実在人間団体事件には一切関わりは無い。」という一文を、上のとおり書き加えることにした。後に続く部分でも同じ書き加えをした。この、たったの一文を挿入することが、私には耐え難い苦痛だった。私自身のハラスメント被害を無かったことと、皆の前で宣言しろと言われているような気持ちになったからだ。私は今、トイレに行って嘔吐してから、この部分を記している。結局、あの頃と同じく今の私も、保身のために自分の主張を引っ込めたことになる。

SLAPP訴訟を準備している人への注釈・終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 元・夫が、ある場所で「離婚したとはいえ、元・妻が傷つけられるのは許せない。何らかの対応検討する」と言っていることを知った。この元・妻というのは、何を隠そう私のことだ。はてな匿名ダイアリーに書いているのだから、隠すも正体を明かすもないが。

 「傷つけられる」と元・配偶者が言っているのは、かつて私がある人物から受けたセクハラについての情報が広まって、私が心無い言葉を浴びたり、中傷される状態を指しているようだ。

 しかし、である

 今になって「元・妻が傷つけられるのは許せない」と言い出すぐらいなら、何故あの頃、言ってくれなかったのか。そう思って、元・配偶者ながら、というか元・配偶者からこそ余計に、私はゲンナリしている。

 私にセクハラをした加害者は、元・夫の仕事上で付き合いがあり、仕事以外のプライベート時間や場でも私たち交流が有った、私たちよりも年長の男である

 加害者は、私にセクハラしただけでなく、そのことを仕事仲間などに自ら話したりもしていた。懺悔としてではない。愉快な話としてである。つまりセクハラをされた時にだけでなく、その後にも継続的に、私は傷つけられ続けている状態に置かれていた。

 セクハラされた時、私は「そういうことは止めて下さい」と加害者に対して言ったのだが、私の憤りや恐れや嫌悪感情をまるで理解しようともせず、軽い口調で「ゴメンゴメン」みたいな感じで誤魔化されただけだった。今でも「もっと強い口調で言えば良かったのでは?」「いっそ殴ったり蹴ったり物を投げつければ良かったのでは?」「何故あの時、もっと適切な反撃ができなかったのだろう」と、自分自身に対して不甲斐無さを覚えて、自己嫌悪に陥ることが度々ある。

 さらに私が苦しむ原因になったのは、その頃は婚姻関係にあった現在の元・夫が、私の側に立ってくれなかったことだ。

 加害者から私がセクハラを受けたこと、それに対して私は憤りや恐れや嫌悪を感じたこと、加害者へは私に対する謝罪をするように要求して欲しいことを、その頃は夫であった彼に訴えた。それに対する彼の反応は「あの人も悪気があった訳ではない」とか「あの人は昔気質の人だから」とか「あの人は冗談のつもりだったのだから、怒るのも大人げない」とか、概ねそういった言葉だった。漫画寄生獣』でパラサイトと会話する主人公・新一が、昆虫か何かと話している気分に陥る描写があったが、私も新一と同じような気分だった。つまり元・夫は、加害者の側の人間だった。だったという過去形ではなく、であるという現在形で言うべきだろうか。

 会社勤めとか役所勤めの仕事などであればその組織に訴え出て処分要望するとか、金銭知識を持っていれば弁護士などに相談するとか、何かしら対処の仕方があったかもしれないが、私は上手いやり方を思いついたり実行したりすることは出来ず、そうこうしているうちに私たちは、元・夫と元・妻という関係になった。

 あの頃、彼は「馬鹿馬鹿しい話だ」と言った。近頃の彼は「これまでは馬鹿馬鹿しい話だから取り合わず放置していたが、いい加減、噂を広められて元・妻が傷つけられるのは許せない」と言っているようだ。私にとっては、あの頃も現在も、少しも馬鹿馬鹿しい話ではなかったのに。

 私の元・夫が「馬鹿馬鹿しい話」として放置できなくなったのは、決して私が苦しんでいることが理由ではないことを、私は知っている。元・夫が黙っていられなくなったのは、加害者の男が批判されているかである。元・夫は、あの男のことが大好きなのだ

 最近では、何処の業界職場でも大なり小なり、セクハラは良くないことであり、するべきではないし、セクハラをする人がいれば止めたり批判するべきであるという意識が浸透し始めた。私にセクハラしたことを愉快な話として吹聴していた加害者の男と、私を救ってはくれなかった元・夫が関係している仕事世界にも、少しは変化があった様子で、私に対するセクハラの話を愉快な話とは受け止めてはもらえなくなったと聞いている。

 このため、加害者の男は「大袈裟に話して誤解を招いた」と言うようになったらしい。大袈裟?誤解?私にしたことを、そのまま本人が言い触らして回っていたのに、いったい何が大袈裟で何が誤解なのだろうか。

 元・夫は、誰に対して、どんな対応をするつもりなのだろうか。私がされたセクハラの話を誰よりも他人に広めたのは、ほかならぬ加害者本人なのに。元・夫は、加害者批判したり止めたりしてくれなかったのに。まさか加害者批判する人たちに対して「元・妻が傷つくから許せない。セクハラについて語るのを止めろ」と言うつもりなのだろうか。仮にそうだとしたら、それを何故あの頃、加害者に対して言わなかったのだろうか。元・妻である私を救おうとしなかったことが知れ渡ると、元・夫としては困るのだろうか。

 セクハラ被害者が、セクハラ加害者に対する批判を食い止めるために、よりによって元・配偶者から利用されるという救いの無い境遇を知ってもらうために、理解してもらうために、自分気持ちを吐き出すために、はてな匿名ダイアリーに書いた。

 以上の話はフィクションである実在人間団体事件には一切関わりは無い。最初に書いた時には、ここに「どっとはらい」という言葉を記したが、それは、めでたしめでたしという意味らしいので、この先の未来の私に少しでも幸いが有ればと願いを込めていたからだ。しかし今は、私は少しも救われなさそうだと理解したので、その言葉を消すことにする。

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追記修正2022/05/29

 このフィクション日記に書かれた人間関係が、具体的に誰のことを指すのかに関して、はてブで推察と特定が試みられている。それに対する答えのようなものを記しておく。

 以下もまた、フィクションである実在人間団体事件には一切関わりは無い。

 私は、人物特定に関する推察を肯定否定のいずれもするつもりは無い。答えは無い。それが答えである実在人物団体事件には一切関わりはない。

 そもそも特定可能ならば、匿名ダイアリーに書いたりする必要は無く、私も現実世界対処しているはずだからだ。

 一次的なセクハラが反復的に行われていれば、それを例えばボイスレコーダーで録音するなどして証拠を固めて私も反撃できただろうと思う。しかし、一次的なセクハラが突発的・単発的なものであった場合被害者は驚きやパニックなど心理的な硬直状態に陥って、証拠固めなど実行できずに終わることが多い。たとえ複数回継続的に行われるセクハラであっても、被害者が恐怖心で萎縮するなどして理性的思考するのが困難な状態に陥り、やはり証拠固めをできないことは珍しくない。

 私に対するセクハラを愉快な話として加害者が吹聴していたという、二次的な加害行為に関しては、その話を聞かされた人たちの記憶にも残っている。しかし、一次的な加害行為のものに関する証拠が残されていない状態では、加害者が今になって主張する「大袈裟に話していただけで、事実ではない」という言葉を覆すのは、極めて困難だ。

 二次的な加害行為だけに関して言えば、それ自体セクハラなので、その被害司法機関などに訴え出ることは理論的には可能かもしれない。しかし、それを仮に私が実行したとしても、やはり加害者は「大袈裟に話していただけで、事実ではない。しかし、たとえ事実ではなかったとしても、愉快な話として触れ回ったことは被害者を傷つけた。だから、そのこと(二次的な加害)については謝罪する」といった、一見すると謝罪に見えるが、肝心の一次的なセクハラ行為については否定する言葉を述べるという手法をとるだけであろう。

 私が、何よりも加害者に認めて謝罪して欲しいのは、一次的なセクハラ行為についてなのだ。それなのに、加害者にとっての都合が良い主張を、それを覆す手段も持たないままに聞かされて、挙句の果てには「一次的なセクハラ行為については、認定が困難である」と公的結論づけられるかもしれない。そう考えると私は、とても精神的に耐えられない。もっと悪い方向に想像を巡らせ、加害者が「むしろ自分の方こそ、セクハラしたと誤った情報を流されて苦しんだ被害者立場だ」と、SLAPP訴訟などで私を攻撃してくるかもしれないとも思って恐怖すら覚えた。元・配偶者ですら助けにならなかったという、孤立感も私を動けなくした。

 こうして私は、自分が受けた一次的なセクハラ被害を決して忘れたわけではないのに、無力感や恐怖感から口を閉ざすことを選ばざるを得なかった。私が口を閉ざしているから、どうせ何もできないと高を括って「大袈裟に話していただけ」と言い張ることで、加害者は乗り切ることにしたのだろう。元・配偶者からセクハラと思われるようなことは無かったよね?」と誘導され、無力感孤立から沈黙することを選んだので、加害者が私のことを何もできない人間と値踏みしたのも無理はない。

 加害者の男は、私に対するセクハラを無かったことだと言っている。つまり、私に対して行ったセクハラの話は、加害者の男にとってはフィクションというわけだ。私を登場人物にして作り上げた、馬鹿馬鹿しいフィクションだ。

 ならば、と私も考えた。

 私が私自身にとってのフィクションを作ったとしても、特に問題は無かろう。今度は私のターンなのだから、私の周囲の人物登場人物として、馬鹿馬鹿しいフィクションを書いたというだけのことだ。柳美里作品とは異なり、人物特定もできないように最低限の配慮もしてある。人物特定ができないということは、私の受けたセクハラ日本社会でありふれた話なのだ。それに、加害者とは異なり、私は私のフィクション現実の周囲の人たちに言い触らしたりなどしていないのだから、私の配慮に少しは感謝してもらってもいいぐらいだ。

 世の中のセクハラ加害者たちは、私たちのような被害者たちが沈黙しているからといって、セクハラした過去を全く無かったことにできるなどとは思わない方がいい。京極夏彦の『姑獲鳥の夏』の中で、法的に罪に問えない人物に対して京極堂呪いを掛ける描写があったが、このフィクション呪いとして書いたようなものだ。呪いが在るのか無いのか私には分からないが。

 以上もまた、フィクションである実在人間団体事件には一切関わりは無い。一つ目の追記を書いた時には、ここに「とっぴんぱらりのぷう」という言葉を記したが、それは、めでたしめでたしという意味らしいので、この先の未来の私に少しでも幸いが有ればと願いを込めていたからだ。しかし今は、私は少しも救われなさそうだと理解したので、その言葉を消すことにする。

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 2022/05/29さら修正して追記

 私は、自分が誰なのかも、文中に書いた登場人物が誰なのかも書いてはいない。私は誰それの元・妻ですとも書いてはいない。

 では何故、私はフィクションと銘打って、人物特定しない書き方をしたのか。それは、これが「普遍的物語」だからだ。被害者となる人間、なった人間は、私だけではなく誰でもあり得るし、加害者もまた同じく誰でもあり得る。被害者の側に立たないで、加害者の側に立つことを選択する第三者も、同じく誰でもあり得る。だからこそ、読み手に「これは自分のことを書いているのでは」と自問自答して欲しくて、自省を促すために、そういう書き方をしたのだ。そういう意味でならば、読み手に「自分のこと」という思いを抱かせる狙いが有った。想像力がある読み手ならば、性別を入れ替えたりセクハラパワハラに置き換えたりして、考えを深めてくれることだろうと淡い希望も抱いていた。

 しかし、それを「これは自分のことを書いているに違いない。だから自分に対する名誉毀損だ」と決めつけられて、法的な措置をちらつかせることで圧殺しようとする人間が出てくるとまでは思いもよらなかった。それはまるで『ホテル・ルワンダ』の公開に対して「これは関東大震災朝鮮人虐殺を描いていて、日本人を攻撃している。日本人に対する名誉毀損だ」と言うようなものではないか

 自分のことではないならば「この文章に書かれた人間同類にならないように、自分は気をつけよう」と省みれば済むことではないか

 私が「ある人物の妻ではない」ことによって、何故「私がセクハラを受けた話」まで無かったことにされねばならないのか。ルワンダ虐殺被害者でなければ、虐殺被害者ではないと言うつもりなのか。自分たち以外に、この社会構成している人間存在しないとでも思っているのか。

 仮に、ある痴漢事件冤罪により罪を問われている人間がいたとしても、それとは別の痴漢事件被害者に対してまで、被害を訴えたり加害者批判したとしていることを「これは冤罪で苦しんでいる自分のことを書いているに違いない」と決めつけて「痴漢冤罪を作るのは止めろ」と言うのは、いくらなんでもおかしいではないか

 セクハラを含めたハラスメント被害というものは、とても苦しい。それ自体が苦しい上に、顔や名前を出せば好奇の目に晒されて、さらに苦しむ。その一方で、その苦しみを誰か他人に分かってもらいたい、共感してもらいたいという思いも湧く。以前、はてな匿名ダイアリーでは「保育園落ちた、日本死ね!」という記事が書かれたということを知っていた。だから、ここでなら匿名を保ったままで、自分の辛い気持ちを吐き出して理解共感を得られると思ったのだ。

 それを今、私は「お前は自分の妻ではない。だから、お前のセクハラ被害の話は嘘に違いない。正体を暴く」と脅されている。理解共感を示してくれる人ばかりではないだろうとは予測してはいたが、まさかSLAPP訴訟によって口を塞ごうとする人が出てくるとは思わなかった。

 私は、私が救われるために、私自身の物語を書いた。私自身の人生尊厳を、無かったことにされたくなかったから。セクハラだけではなく、ハラスメント全体を減らしたい、無くしたい気持ちがあったから。たとえ過去自分は救われなかったとしても、未来の他の誰かが同じような苦しみを味わうことは防げるかもしれないと思ったから。

 「この文章自分のことを書いている。だから許せない」と言う人間は、私が私自身の話を書く行為について、許可や不許可を下す権限が有るのか。例えば「今、そんな文章を書かれると、自分が誤解を受けて困るから止めろ」とでも言うつもりなのか。では、私は、いつになれば声を上げることを許可されるのか。一年後か?五年後か?十年後か?その日は、やって来るのか?文章修正し始めて理解したが、そんな日が来ることはなさそうである

 この文章を書いた人間である私が、ある特定人間の妻ではないからという理由で、嘘つき呼ばわりされて、勝手に私の苦しみが無かったことにされるのは、極めて心外である

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 「実在人間団体事件には一切関わりは無い。」という一文を、苦渋の決断とはいえ書き加えたことで、私の文章から普遍性が失われた。私の文章を読んだ人間の誰もが皆、セクハラを含めたハラスメント問題自分自身のこととして受け止めて欲しいという思いから書き始めてアップしたはずの文章だったのに、今の私は、一部の人間をこの問い掛けの対象からは除外しようとしている。とんだ腰砕けだ。私は、セクハラを無くしたいと言いながら、土壇場になって、我が身かわいさの保身に走ったのだ。このクソみたいな自分自身のことを許せない。私にはセクハラハラスメントを無くすことはできそうにないと思い知った今、絶望しかない。

2022-05-26

フィクションでよく引用されてたりしてなんとなく見覚えがあるカッコいい訳詩のフレーズ

ロバート・ブラウニング

神は天にいまし すべて世はこともなし

もとは「ピッパの歌」という詩で、ピッパという少女が「朝露がきれい雲雀が飛んでいて蝸牛が這っていて天には神様がいる、なんて平和なんでしょう」と歌いながら街を歩くと、その純真さに感化された悪人たちが改心していく、という内容らしい。

ポール・ヴェルレーヌ

巷に雨の降るごとく わが心にも涙降る

かくも心に滲み入る この悲しみは何やらん

天才美少年詩人アルチュール・ランボー同性愛関係にあったヴェルレーヌが、痴話喧嘩からランボーの手をピストルで撃ってしまい、収監されたときに獄中からランボーに捧げた詩、ということだそうで、ひたすら悲しみをうたっている。

ナンシー・ウッド

今日死ぬはいい日だ

めっちゃ穏やかで幸せからいま死ぬのが最高だね」という内容の詩。ネイティブ・アメリカン交流していたウッドが、彼らの言葉を詩のかたちにしたものという。どこまでウッドの意図が混じっているのかわからないが。

于武陵

さよならけが人生

直訳すれば「人生別離は多い」だが、この井伏鱒二の訳が広まっている。元の詩は、友人との別れの席で酒を勧めながら、花が風雨に耐えて咲くように、人も多くの別れに耐えて生きるものだ、と慰めている内容のようだ。

パーシー・ビッシュ・シェリー

我が名はオジマンディアス 王の中の王

汝ら強き者どもよ 我が業を見よ そして絶望せよ

砂漠に崩れ落ちた石像があり、その台座にこの言葉が刻まれている。冷酷な王が自らの業績を誇る内容だが、その石像の周りにはもはや何もなく、遥か彼方まで砂漠が続いているだけだ。というような内容の詩だとか。諸行無常ですね。

ダンテ・アリギエーリ

この門をくぐる者は一切の望みを棄てよ

叙事詩神曲』で描かれる、地獄入り口にある門に掲げられた銘文。「この門をくぐれば悲しみと痛みと亡びがある。この門を造りしは神の力と智慧と愛である。この門は最初に造られ永遠に立っている。この門をくぐる者は一切の望みを棄てよ」といったようなことが書かれているらしい。

なんか他にある?

雑誌映画秘宝』の記憶臨時2022/05/26

 末尾に謝罪記事へのリンク表記しました。

 この文章は、セクハラ行為批判し、根絶するために記しています。2022/05/30表現を一部修正しました。

 昨今の日本実写映画業界では、監督プロデューサー男優たちによる性的加害行為物理暴力行為ハラスメント等が露見・報道されることが続いていますが、そんな中で新たな動きがありました。映画評論家である町山智浩が、自身の行なった『とされる』セクハラ行為について、Twitter上で『反省』または『謝罪』らしきものを表明したのです。

 態々『とされる』・『反省』・『謝罪』と二重カギ括弧で囲んで書いたのには、もちろん理由が有ります町山智浩は、件のセクハラ行為について「話を盛っていた。現実行為に及んだわけではない」と釈明しているからです。

 仮に百歩ゆずって現実に行なった行為ではない」という釈明内容が本当であったとしても、町山智浩が後輩男性の元・配偶者(現在は既に離婚成立済み)の肉体的な特徴を公然とあげつらったこと、しかも、自分(町山智浩)は彼女身体を触った経験があるという内容を、笑いながら面白おかしく語ったことは事実です。そして、その町山智浩の語った行為のものが、紛れもなくセクハラ行為です。

 一般企業地方自治体教育機関などの職場においてセクハラ防止・根絶の研修を受けた経験が有る人ならば、私の言うことを容易に理解できるでしょう。あなた会社上司が「経理の○○君の奥さんがいい身体をしていて、○○君が触っていい』と言うから、オレは触らせてもらった」などと笑いながら話している場面を想像してみて下さい。如何に気持ちいか実感できるでしょう。こんな言動は、言っている内容が想像上のことであったとしても、セクハラ行為以外の何ものでもありません。後輩の配偶者に対して性的欲望を向けていることを、堂々と公言する気持ち悪さは、筆舌に尽くしがたいものがあります

 ちなみに言っておきますが、問題町山智浩セクハラ自慢話のインタビューが行われたのは、2011年のことです。昭和の話、20世紀の話ではありません。町山智浩インタビューと同じ頃には既に「セクハラ行為は良くないことだ。止めるべき」という研修を受けていたという人も少なくなかったでしょう(私個人体験で言えば、そのような研修を受けていました)。

 セクハラ自慢話についての町山智浩言い訳を読んだ時、私は「小山田圭吾が『雑誌QuickJapan上でイジメについて面白おかしく語ったのは、盛っていた。あれは事実ではない』と言い訳したのと瓜二つだな」と強く思いました。小山田圭吾と彼のファン関係者も、東京五輪という機会によって国際社会イジメ自慢話が知れ渡りサブカル系業界人という威光が通用しない場で批判に曝されて初めて、謝罪を述べたのです。

 町山智浩も同じです。木下ほうか榊英雄園子温etc.ニュースの影響で、マニアック映画ファン信者ではない人々も、日本実写映画業界スキャンダル関連情報に注目するようになり、このため町山智浩セクハラ自慢話のインタビューも多くの一般人が知るところとなりました。そういった一般人にはサブカル系業界人としての威光も通用しないので、町山智浩は仕方なく形式的に『反省』や『謝罪』を述べたのに過ぎません。『映画秘宝』の読者やサブカルウォッチャー等にしか情報を知られていなかった状態が続いていたとしたら、これまでと同様に批判の声など無視していたであろうことは想像に難くありません。

 支持者集団の内部にいる時には、自分他人にした悪い行いを鼻高々に自慢していたのが、集団外部の一般社会にまで知れ渡ると、急に自慢を止めて「語ったことは事実ではない。誤解を招いた」と釈明して取り繕おうとする行動様式は、自民党維新の会などの政治家たちの専売特許かと思っていましたが、町山智浩サブカル系業界人たちも見倣っているようですね。

 それにしても、町山智浩Twitter上で述べた『反省謝罪』を読んで、ほとほと呆れたのは「『後輩男性』たちには謝罪しました」と書いていたことです。謝罪ならば、町山智浩が「性的欲望を向けた相手であるセクハラ被害者となった女性」が先に来るべきでしょう。この期に及んでも町山智浩は、ホモソーシャル的で男尊女卑的なサブカル系ムラ社会序列を優先して、セクハラ行為被害者を軽視するつもりなのでしょうか。救いようのない愚かさです。

 なお、園子温スキャンダルが表面化した途端に町山智浩は「自分(町山智浩)は、2006年以降、園子温とは会っていない」と、2006年以降も交流が有ったのにも関わらず、いけしゃあしゃあと嘘をつきました。そんな嘘つきの町山智浩が「セクハラ行為は実行していません」と言い訳したとしても、どれほどの人が信用するでしょうか。

 たぶん、次に町山智浩は「自分批判されるのは当然だが、話を持ち出されると被害者が傷つくので、これ以上、同じ話を持ち出すのは止めろ」と、加害者であるにも関わらず「自分(町山智浩)は被害者の心情に寄り添っている」とアピールする作戦をとるのではないでしょうか。

 今回は以上です。2022/05/30表現を一部修正しました。

 町山智浩の虚言インタビュー及びそれに基づいて誤った人物評価を記した箇所を含む、既に問題が有ると判明している記事については、はてな社に削除依頼申請していましたが、2022/05/31削除措置を済ませたとのご連絡をはてなからいただきました。はてな社にもご迷惑をお掛けして、誠に申し訳ありませんでした。

 anond:20220530192850で、後輩男性の元・妻の女性たち、後輩男性御本人に対する謝罪言葉を述べました。

2022-05-24

インターネットで知り合った人と実際に会うことの危険

自分は某テーマパークに頻繁に遊びに行っていた中学生の頃からブログ経由で知り合った異性含む大人や同年代と連絡先を交換したり、会って一緒に行動していたりしていた

テーマパークに通わなくなって、二次元オタクになってからツイッター経由で同じ趣味を持ついろんな年代の人と会ったり、今も交流を続けている

.

何かの事件が報じられ、2人はインターネットで知り合ったと聞くと、あ〜………と思ってしま

危険な目に遭わず、ここまで生活してこられたのは、たまたま自分の運が良かったのだと思う

その自覚をこれからも忘れないようにしていきたいので、自戒意味を込めて書きました

.

同じものが好きだと警戒心ゆるんじゃうな

.

マッチングアプリで知り合った人と実際に会ってみようという話が出たりするけど

気をつけよ

外国ロックダウン食らってる生活についてツイートしてる人をフォローしたらフォロー返しを貰ったが無論まったく交流はないのだが、流れてくる金カム情報イラストなどをガンガンRTしてたらその人が「金カムすごいおもしろい」とツイートしていたので噴いた。流れ矢を当ててしまたか

2022-05-23

から究極のサボり魔で、勉強仕事もどうやって手を抜こうかということしか考えてずに半世紀弱生きてきた。

怒られたくないし目立ちたくないし悪者にもなりたくないからやるべきことは一応やる。

一通りの仕事は覚えるけど、なんで覚えるかって手の抜き所を探すため。

それから基本定時で帰る。

どうしても残業しなきゃならない時はするけどそうじゃないなら一秒も長く職場に居たくないし働きたくもない。

仕事以外の交流を持つことは嫌いではないか飲み会かに誘われたら都合付けて行くけど(このご時世ではほぼお誘いもないけど)仕事がなんもないのに残っている意味が解らない。

効率的なことは大嫌いだしやる気も起きないのでやらなくても支障がないことは極力やらない。

ただし効率的になるなら努力は厭わない。

なるべく自分の手作業目視確認での『人に頼る』作業を減らして自動化システム化する為ならいくらでも調べてエクセルマクロ組むしword文書作る。

自分が引継ぎ時に苦労した経験から、私がいつ記憶をなくしても困らないよう、異動しても後任に使ってもらえるよう、自分作業マニュアル10年以上前から作り続けてきた。

すべて定時時間内に。

それが仕事ができることだとは一ミリも思っていなかった。

だってこの職場では手を掛けること,機械PC)に頼らず自分の目で手で確認することが正義だったから。

マニュアルだって作った当初は全然評価されず、一通り作って紙ベース説明データを置いておいても後任に使われず。

口頭or紙ベース管理されていた課内の情報を共有エクセル管理に変更してもへえ…っていう感じで本当に全く評価されなかった。

残業ばかりして書類完璧に丁寧に仕上げる先輩ばかりが評価され続けていた。

からそういうもんだと思ってた。

でもここ数年、業務効率化が叫ばれシステム化必須となり、私のやり方が効率化として認められるようになってきた。

今までやってきたことが間違いではなかったことが嬉しくあると同時に、私はそんなに大したことはしておらず自分いか自分の力を出さないかに尽力しているだけなのにそれを評価されると不安にもなってくる。

私ぜんぜん真面目な人間でないのに。買いかぶってないですか?

やる気を出させるための口先だけのヨイショなのかな(←失礼)とも思うけど、ヨイショで昇給はしないでしょう。去年昇給したばかりなのに。

と思うと、怖くなってくる。

私は昇級していただいた分会社に貢献できるのか。不安

2022-05-22

今更すぎるがアニメCLANNADを観た

実はCLANNADは、ゲームアニメもモロに増田の直撃世代

とはいえ自分は当時どちらもスルー

ゲーム版については、オタク男子エロゲに最も興味を示す学生時代自分Linux一辺倒で、就職後はWindowsを入手したものゲームを遊ぶ時間がなく…という流れによる。

(CLANNADエロゲじゃないのは知っててPCゲーに手を出すきっかけがなかったという意味)

アニメの方は、ストーリーのペースが当時の自分にはダルかったこともあり、1期の3話くらいで切ってしまっていた。

とはいえCLANNAD人生」というミームが長らく語られてきたこともあり、ずっと気になってはいたんだよね。

(今となってはインターネット老人会しか通じなくなりつつあるけど)

そこへ、今年になって某人気VTuberが同時視聴するというではないか

このVTuber陽キャしかもお育ち良さそうというか普通にいいとこのお嬢様っぽい上に、実家とのつながりを活用して役者の道を志していた模様。

(女性声優実家金持ちばっかりみたいな話)

それもあってか、アニメゲームシナリオに対する考察キャラ解釈における、頭の冴えが半端ない人だったりする。

まりアニメゲームを並走する相手としては適役すぎて申し分ないので、これは乗ってみるかということで、本放送から実に15年くらい経ってから、ようやくきちんとチェックできた。

というわけで、以下ネタバレ有りの感想

結論から言えば

「確かに紛れもなく名作で、面白さも感動ポイントもいっぱいあったけど、自分には合わないかな」

という感じ。

何が合わないと思ったかというと、やっぱりラストの展開。

ゲームプレイなうえにアニメのまとめ方が端折りすぎなきらいもあって、今でも正直なにがなにやらではあるんだけど、要するにこれって

主人公岡崎が周りの人物との交流を通じて善行を重ね、関わった人達人生好転させた結果、バッドエンドからタイムリープして救われる」

ってことでしょ?

まあ、シナリオとか作者の思想としては否定しないけど、正直個人的全然感動しなかったというか…。

なので、ここまでおよそ4クール50話近くもあって、しかも「トゥルーエンド」に入るのが2期14話からというのに「なげーよ!」と脱力したのも事実

途中メインの登場人物たちのエピソードで感動したときは「ここまでじっくり話を積み重ねてきたからこその感動なんだろうな」と思ってたけど。

一応、総集編のラストシーンのお陰で、なんとも余情あふれる幕切れになったので、終わりよければということで名作みたいな。

2期のOPEDが、最後まで見ると感動的な歌に化けるのも良かった。

あと、ゲームではアニメ比較してもっと主体的に動かざるをえないというか、プレイヤーとしてここに至るまで何度もいろんなキャラエンディングを迎えた後でのトゥルーエンドだろうから、感じ方は相当違うんだろうけど。

でもそのためだけに今から100時間以上かけてゲームフルコンプするかというと、ちょっと躊躇する。

ちなみに「途中メインの登場人物たちのエピソードで感動した」と書いたけど、一番のお気に入りことみ

最後は感動を通り越して美しさすら味わってしまったし、この美しさはおそらくアニメじゃないと表現できないと感じた次第。

キャラエピソードの中でも、とびきりに優れていたと思う。

あとは1期で、ただテニスを観戦しているだけなのに、智代・杏・椋が朋也を諦めるシーンも、わずか4分で各キャラの心情が、語らずして手にとるように分かるのがあまりにも凄すぎて痺れた。

そういうの含め、流石は在りし日の京アニ作品だけあって、全体的にシナリオも絵も安定していたのはgood。

そのうえで異常に作画が優れていた回がいくつかあって作監作画スタッフ確認したら、後年けいおん!で名を馳せた堀口悠紀子氏の名前があり、ちょっと感動してしまった。

あと、ロケハンもこの頃からしっかりしていたようで、主人公たちが通う学校の施設学校までのアプローチ公園と、印象的な場所がいくつも実在するのは流石。

ということで、京アニの復活を祈って筆を置くことにする。

2022-05-21

HとSの手記

15年くらい前

私とHは創作仲間

一緒に旅行したり本を作るくらいには仲良し

未来の夢を語り合う仲間だった

10年ほど前 

HがSさんと仲良くなる

Sさん嫉妬するからと誘っても会ってもらえなくなる

Sさんが別ジャンルで起こした騒動を信用してるRさんから聞き警戒する

5年ほど前 

Hが会いに来てSさんとの関係説明してくれる、SさんとHは同居しはじめた。

また会うようになる、Sさんを交えて出かけたり、ネーム感想を言い合ったり。

Sさんが私のネームを直したものを送ってくる。

Sさんから発表前のネームを見せ合うのは盗作問題で揉めるからやめたほうがいいと言われる。

HはSさんに心酔してるように見えた

HはSさんと組んで創作活動し始めた。

私はSさんフォロワー同士ではない

私はSさんを警戒しつつ見定めていた

から見てSさん特に才能ある人格者には見えなかった。

3〜4年前

SさんがHのアカウントから私の鍵アカを見てもいいかといわれOKする。

SさんはHのアシスタントをしているがHは育てるのに苦労していると聞く

私がアシスタントを探しているとHが条件にあいそうだとSさんを紹介してくる

Sさんアシスタント仕事をお願いする

HにSさんとのSkypeのやりとりを見ていていいかと言われ過保護だな…と思いつつOKする。

Sさんの予想以上のスキル社会性の無さにガッカリする。

『(顔の)デッサンを直したらいいですか?』と言われる。

SさんがHのところでその作業をしていたのは知っていたが、親しい仲ならいざ知らず初めての職場作家にそんな事を言うなんて…とショックを受ける。

私が10年勤めたアシスタント業を馬鹿にされたように感じてしまった。

モヤモヤしてきつい態度をとってしまう。

後日、Hが鍵アカツイートしてるのを見る

明らかなエアリプで私の態度に憤慨していた

私もエアリプに腹を立てたので無視した

私はこの件とは別の理由で鍵アカを消す

理由アシスタントへの愚痴が止まらなくなってしまい、鍵アカにいる元アシスタント業の友人達を傷つけるのが怖くなったからだ

私はこの時期仕事限界で友人への不義理が多く、返事をしてないものもあった。

1〜2年前

Hが新しい仕事用のアカウントを作る

Hがそこでアピールしたい趣味が偶然私のペンネームと同じだった

新しいアカウントフォローしたがバックしてもらえなかった。

Hの仕事ツイートなどはRTしていて交流は続けているつもりだった

ある日、HからRTがまったく無くなっている事に気づき私もRTをやめた。

モヤモヤと悩んでしま

Sさんを傷つけたのは申し訳なかったが、Sさんとは今後関わりたくない。でもHとは友達でいたい』

という内容の手紙を出す。返事はもらえず

現在

ふとHからフォローがはずれていることに気づく、私もフォローをはずした。

Sさんブロックした。

子猫のその後。

anond:20220520010919

 木曜日に、下の子がAちゃんからの子猫の様子を聞いてきた。子猫は沢山餌を食べたので沢山うんちをした、とのこと。

 住む家と育てる人が変わった事について、子猫ストレスを感じていなさそうでよかった。やはり、子猫にとってのママである籠とボロ布さえあれば、子猫はどこに行っても大丈夫なのだろう。

 餌を沢山食べてお腹一杯になると、子猫は籠の中に戻されても外へ出せとは騒がなかったものだ。そして子猫はボロ布をチュッチュと吸いながら眠りに落ちる。満腹になるのと心が満ち足りるのとは別の問題、という点では猫もヒトも変わらないのだなあ、と、ボロ布に吸い付く子猫に、うちの子供達が赤ん坊の頃に腹が一杯になっても長々と乳に吸い付いて離れなかった時の様子を重ねて見た。

 子猫好奇心旺盛な真っ盛りによそにやれてよかったと思う。うちは狭くて、子猫には探索のし甲斐がない。やっていいことより良くないことの方が多い環境は、子猫にとっては長居するには酷な環境だと思う。

 朝っぱらから子猫がよく食べよくうんちをした事が厄介事とは捉えられないお家に貰われたのは、本当によかった。けれども、私としてはAちゃん家と私的交流するのは正直面倒臭いなと思う。家と家との距離が学区の端と端くらいなので、敢えて付き合いする必要が無いのでよかったけれども。

「ご夫婦揃って猫にお詳しいんですね」

 とうらめし気な視線でじとっと見られたのが嫌な感じに心に残り続けている。飼えない猫を拾ったことで、ろくでなしと思われたのだろうか。

 子猫のことは早朝の路上で拾った。私道ではなく公道だ。あと三十分もすれば通勤ラッシュ抜け道として、住宅街にも関わらず沢山の自動車自転車があり得んスピードで通り抜けていく。ゴミ捨て場が近く、電柱にはカラスが停まって下を窺っている。そんな状況で、何も出来ない子猫を拾わないという選択肢は私にはなかった。

 けれど、世の中ではそんな事をする人間を現に見ると悪感情を懐く人が案外多いのかもしれない。ここ数年、何の巡り合わせか、登下校の最中怪我をしただのドブに落ちただので困っている子供に行き合って助けるしかない状況に何度か遭遇してしまったのだが、その度に気持ち悪いものを見るように噂をされ、人が離れていった。

 インターネット上でこうして書くぶんには偽善者と罵られることは少ない。だが、現実では化け物を見るように見られて終わる。誰もが認める人気者が同じ事をしてもそうはならない。まるで誰かを助けるにも資格がいるといわんばかりだ。

2022-05-20

anond:20220520185438

元増田のことを、前に「悪事をはたらく人間が悪いのではなく、悪事に駆り立てた状況が悪い」って感じの思想について語っていた増田と同一人物だとみなして、以下を記す。

私がこれらの増田から感じとったのは、元増田はおそらく"日常的に被害者意識を感じる環境にいる"ということ。

社畜なのか、家庭内不和なのか、恋人友人が居ないのか、同人活動による承認欲求を満足に満たせていないのか…具体的にどんな環境なのかは不明だが、所属している社会環境に不満があるんだろうなと感じた。

特に"自分思想が正当に評価されていない"という不満を強く感じる。

>> 見つけてほしくて書いてるわけじゃなくて <<

元増田はこう書いてるけど、"誰かに聞いてもらえないと消化できない感情"てのはあると思うから、それを発散したくて増田に書いているんじゃないかmessage in a bottleみたいな感覚で。

でもな、増田は小瓶の中の便箋じゃないんだよ。書いた文章は即座に全世界に晒されるだけじゃなく、自動的タグが挿入され他の増田に紐付けされる。

増田は"見つけてもらいやすい"ブログサービスなんだよ。元増田もご存知だろ?

>> 特定個人否定的なこというと火矢が飛んでくるって相当グロいよね <<

なぁ、元増田よ冷静になってくれ。

"否定的なことをいう"っていうのは、"火矢を飛ばす"のと何が違うんだ? どちらも同じ意味なんじゃないのか?

"火矢が飛んでくるグロさ"を元増田が知っているのなら、"否定的なことをいう" "否定的なことをいわれる"のも、どういうことなのか知っているんじゃないのか?

元増田は、自分発言は誰にも届いていないと認識しているのかもしれないが、インターネット上に載せる以上、誰かに見られていると思わないといけないんだ。

そして、元増田発言を見た人がどんなことを感じるのか、それを想像して言葉を選ばないといけないんだよ。

元増田同人作家らしいから、"見た人がどんなことを感じるのか想像すること"には慣れてるはずだろ?

絵が上手い人たちは、自分が描きたいもの表現するために練習を重ねているが、"描きたいもの"というのは"見た人が◯◯だと感じるもの"と究極的には同じだと思うんだ。

自分表現に対して、他人がどう感じるのか。これはトライアンドエラーで学んでいくしかないと思う。

元増田は「自分に悪意はない」と認識しているが、今回は元増田表現から悪意を感じる人が出てしまった。元増田はびっくりしたんじゃないか曲解されたと感じたんじゃないか

ここで"人によって感じ方は違う"と投げ出してはいけないんだよ。少なくとも、法治国家所属しているうちは、そのコミュニティーで通じる表現法則を身につけておく必要があるんだ。じゃないと誤解ばかりされて、誰もハッピーになれない。

とてもしんどいことだが、トライアンドエラーを重ねて、自分思想他人に正確に伝える力を身につけなきゃいけない。

そのためには、様々なバックグラウンドを持った人々と、なるべくたくさん交流した方がいい。

きっと小説マンガドラマ映画なども、参考になるだろう。

なぁ、元増田よ。どうか自暴自棄にならないでくれ。

悪気はなかったのに他人を傷つけてしまたことなんて、誰にだって経験はあるんだ。そのことに気付いていない人もいるだろうけどね。

ただ、悪気はなかったとしても、傷ついた人のその傷は消えてしまうことはないんだ。どうにかして癒す必要があるんだよ。悪気はなかったのならさ、傷ついた人にも寄り添えるんじゃないか

いや、悪意なく傷つけてしまった相手に寄り添おうとする姿勢こそが、悪意のなかったことを一番証明するのだと思う。

元増田は、きっと正義感が強く、弱い者に寄り添おうとする優しさも持っていて、それゆえに日常的に所属環境への理不尽さに疲弊していたんじゃないかと思う。だから、どうか自暴自棄にならず、理想自分になることを諦めないでくれ。

表現を磨くのはトライアンドエラーの繰り返しなんだ。きっと明日元増田は、今日元増田よりももっと表現力を身につけた元増田になれるはずだから

がんばれ!

https://anond.hatelabo.jp/20220520122614


     当院(飯沼病院)には、処方薬のクエチアピン、ベンザリンを取りに来る程度。とにかくないと全く寝られないし、服薬しなかった場合には翌日に全く頭が

       働かないと主訴する。黒羽刑務所体験他者不信から精神状態改善せず非常に悪いまま維持されており、当院院長や主治医の私に対しても

     大声を上げたことがある。そのことで一度警察がきたことがある。勉強熱心が評価され過去東京大学に入っていたが卒業前後から多くの者に裏切られ

      精神破綻し、平成24年に警察2ちゃんねるに書かされて罠にはめられ逮捕刑務所という非常に劣悪な施設で稼働した。

        精神状態は非常に悪く、現在社会人には性格の悪い者が多いと嘆き、他者との交流もなく、事物の理非善悪区別もつかなくなっている状態にあると判断する。

anond:20220520124901

これは学生時代から半グレ交流があったパトゥーン。


463人分の振込票と別に4630万円の振込票に公印押すとか、わざとでしょ。

田舎役所から表に出ないだけで

2022-05-19

他のみんなが勉強運動恋愛や人との交流を頑張ってる時に自分一人だけ売れ残りサンマ干物タンスの奥で出番のないバスタオル蜘蛛の巣に捕まった虫などに心を奪われてその結果残念な人生になってしまった

anond:20220519185543

成り替わり願望のある人(と仮定する)にロックオンされると厄介だよね

そいつがどうあがいても絶対無理ステージにさっさと上がることが一番早い解決法だと思う

あと大切な人との交流は水面下でやること

そいつへの反応を徐々に減らす策はGood、上手く気晴らししつつ頑張ってな

2022-05-18

同担拒否布教活動に振り回された話

同担拒否の友人がいる。

リア恋というのかもしれない。

とにかく彼女は、推し一人に向ける感情がでかくて重い。

その癖一途なのかといえばそうではなく、アイドル歌手ユーチューバーなど数年おきに代わる王子様を崇拝しては諍いを起こし、界隈をやや荒らして次の界隈へと引っ越していた。


彼女は「解釈違いの推し被りと一緒にいたくない」「界隈に友達がいない」など理由をつけては、私をライブイベントに同行させた。

そして現場の楽しさに魅せられた私が「素敵だね!ファンになりそう」などと言おうものなら、急に態度を変えてこの界隈がどれほど生きづらいかマナーのなってないオタクたちの中で自分がどれだけ推しの事を理解しているかを延々と語りだすのだ。


面倒くさいから近寄るな。こいつの好きなものを好きになるな(かと言って否定はするな)。

一切の興味を持たず、相手の語る推しの話に相槌だけ打っていれば良い。

これが同担拒否オタクと付き合う基本だ。


長年の付き合いで分かっていたはずなのに、ついうっかり、間違えてしまった。


先日、彼女ライブに行った。

私は全く別界隈のオタクだけど、友人は「今日推し変させるつもりだから!」と言っていた。


名前しか知らない彼女推しは、初めての大きな会場に目を輝かせ、時に涙を見せながら歌っていた。

他のメンバーもそれはそれは楽しそうで、本人達ファンも待ちに待ったライブだったんだな、と部外者の私ですら感動してしまった。

運よくファンサも貰えたりして、付き添いとはいえかなり楽しんだ。


から、油断してしまった。

つい、帰りの電車で「ファンクラブ入ろうかな」と言ってしまったのだ。


私みたいに付き添いで遊びに来たような奴がファンクラブにまで入ったら、本人たちも、友人も、喜んでくれると思っていた。

この時の私は、「推しいつまでも好きなことをできるように、大きなグループになってほしい」と語る彼女言葉を信じていた。


しかし私に降りかかったのは、「彼らのファンクラブは会費のわりにリターンが少なく、見返りのない投資をする覚悟でないと損をするぞ」という、大慌ての友人から繰り出されたネガキャンの数々だった。

とにかくお金無駄だという主張。ファンクラブ会員限定交流推しからコメ返を貰う為に、自分が何をしているかマウント。「あんたは別で推しがいるでしょ?」という牽制

最終的に「私の勧め方が良すぎちゃったよね!ごめんね!」と謎の謝罪までしてきて意味が分からなかった。

(この謝罪についてはマジで意味が分からない。『語るほど素敵な物じゃないのに、良いものみたいに紹介してごめん!』って事?推しの良さだけはボロッカスに言っちゃダメだろ。)


ライブの熱に浮かされてはいたが、一応彼女の気を損ねないように気を使っていたつもりだ。

彼女推しにはあまり目を向けないようにしたし、話題に挙げるのは別のメンバーだった。

ファンクラブ入ろうかな、だって彼女が「推し変しちゃいなよ!」としきりに言っていたのを確認してから言った。

なのに彼女は、地元へ帰る電車の中で不機嫌になってしまった。


彼女とはあれ以降踏み込んだ話をしていない。

彼女推し達の動画も、彼女を思い出して嫌な気持になるのであまり見ていない。


今日彼女ツイッターに「友達の界隈に入って来るなんてマナー違反」と投稿されていた。

フォロワーは私を含めわずか数人。間違いなく私へのエアリプだ。

いい歳してなんて陰湿なことをするのだろうかと溜息が出た。それに私が傷つくとでも思っているのだろうか。

というか「マナー」って何だろう。『リア恋に現場の付き添いを頼まれときはそれなりに楽しみつつ、終演後は「私はやっぱり自分推しが一番だな!」って明言しましょう』なんてマナーがどこかに明記されているのか?

残念ながら貴方推し達は魅力的なグループでした。私に見せなきゃよかったね。

次は自分推し以外に興味のない、つまらなそうな顔して突っ立っててくれる人を連れて行ってね。


余談だが私が「いいな」と言ったメンバーは、インスタライブなどで彼女をよく構っていたらしい。

たぶん、推し以上に彼女存在認知していたのだろう。

「私はこの小さな界隈で認知も貰ってるんだから、頭数を増やさないで」と素直に言ってくれれば良かったのに。

表面上は「認知なんていらない。その時その時を楽しめればいい。」と言っていた彼女のみっともない姿を見せられて、心底呆れてしまった。

同担拒否のくせに布教活動なんかするなよ。メリット1つも無いだろう。


素敵なライブだったのに本当に残念だ。

「楽しかたから払わせて!」と自ら申し出たチケット代、やっぱり払わなきゃよかった。


友人は今後「推しに売れてほしい」なんて口が裂けても言わないでほしい。

地下の小さな界隈でいつまでも幸せに。


(ってか認知まで貰ってるなら私1人増えるくらい別に良くない?余裕ないな。)

シンウルトラマン 面白かった

ピア人間を好きになったわけじゃなさそうに感じた。


神永の行動に興味を持って知的好奇心を満たす為に融合したものの、神永自体は死んでしまっているので直接理解する事は出来ない。

そこで禍特対のメンバーを通じて人とは何かを学び、神永を理解したんじゃなかろうか。

人間が好きと言うより神永という個体存在していた人間という集団が好きみたいな。

死体も事あるごとに見に行ってるし。

禍特対との交流がなさ過ぎて、チームメンバーとのコミュニケーションを通じて人間を好きになったとは見えづらかったからこっちかなと思った。

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