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はてなキーワード: 軽蔑とは

2019-09-21

テロ組織テロリストの育成に際し、過激思想形成を最も重視する。「正義であれば許される」との意識だ。歴史過激的な解釈によって、異国また異民族への軽蔑嫌悪感などが助長され、無意識に敵視してしまう。そうした嫌悪感に満ちた教育こそが、構造暴力と言える。

2019-09-18

anond:20190918123029

ホームレスに遭遇して臭い時はあってそれをtwitter写真貼ったりするヤツは軽蔑対象だが。かといって、そのホームレスコンタクトを取って役所の窓口なりなんなりに連れて行くなんて、なかなか出来ないしな。見てみぬふりが多い。

みんなが臭いのは判っているのに黙っていたら、子供が「臭い臭い」言い出した時は若干空気が和んだ。言われたホームレスはどう思ったか知らないが。

2019-09-17

軍人より文民の方が100倍偉いのは間違いない

だってさ、本当に世の中に平和をもたらしたいなら、科学文明の発展に貢献するほうが絶対いいわけじゃん。

軍隊で出来ることって、身内を守ることだけで、災害派遣の頻度ですら消防隊員とかと比べれば屁みたいなもの

基本的にはその時代時代政治家権威を示すためにピシっと気をつけして軍事パレードに並ぶのが仕事

こんなものを志す人間がまともなはずがないよ。

そこは絶対に誤魔化しちゃだめだ。

被災地で頑張る自衛隊員は凄いというけど、被災する前の街でその街に必要もの製造したり販売したりしていた人達の方がずっと凄いよ。

誰かが不幸になって、最も自分たち労働力が高く売りつけられるタイミングにやってきてそれを素晴らしいと言わせて、その後は長い平和の間ずっとずっと金をせびり続けるような輩が軍隊なんだよ。

間違いないことなんだよ。

軍人ってのは生態系ピラミッドでいえば最底辺にいるバクテリアのようなもんだよ。

寄生虫だよ。

それを自覚して、自分はそう呼ばれてもいいから、頑張って就活するのを諦めて安易な考えで下の上ぐらいの職を手にしたいんだって卑屈さをもった人間以外は軍人なっちゃ駄目だ。

自分自分を嫌いになり尽くした頃には、もう潰しが効かない年齢になっている。

そしてその鬱憤未来ある若者を虐めてはらすようなクズになる。

自分のそんな姿を、我が子に見透かされて、軽蔑されながら生き続けるのは本当に辛いぞ。

氷河期世代エンジニアには感謝しかない

俺のスペック

地方国立情報科学系の学卒で25歳

資格はなんも持ってない

年収850万

メガベンチャー自社サービス企業AI系の分野でITエンジニアやってる(深くは守秘義務上話せないからこれくらいにとどめるけど)

俺みたいなスペック人間でも、こんな超ホワイト環境で好きなことできて、チヤホヤされて、金も稼げてるのはぶっちゃけ氷河期世代エンジニアたちのお陰だと思う

何故なら、俺なんてほとんど上辺の業務レベルに落とし込めるくらいの知識しかないけど、それを積み重ねて研究して成果を地道に上げてたのってさ、ロスジェネ世代エンジニアたちなんだよね、学術系でIT勉強してる増田にはピンとくるかもしれないけど。

今のAI系の基礎になってるディープラーニングの初期とさらに以前、エキスパートシステム自然言語系の知見やノウハウ研究してたロスジェネエンジニアたちはどうなったのか、気になったのでわかる範囲で調べてみたらさ、彼らの残した論文OSSを見る限り、俺よりおそらく10倍ははるか理解が深くすごい奴らのはずなのに、年収は俺の三分の一、SES派遣で日銭を稼いで将来不安ワープア一般派遣ブラック現場いじめられながら、必死教授助手してる情報系のポスドクetcとかなんだよね。

ひどい奴は、全盛期の野〇YRP組み込み開発に投入されて、自殺したり精神障害を負って働けなくなったりした奴らもいるっつーね

方や、自慢じゃないが俺は彼らの研究していた技術のほんの1パーセントに満たない触りだけ覚えてりゃ、残業月0時間年収850万、余った時間ナンパすりゃ、アニメとかよくわかんねーけど売り出してるみたいな?ドル声優なんかの彼氏になれちゃったりしてさ、最先端のエッジの効いた分野だから将来いくら落ちぶれて一般派遣レベルになったって、時給3000円割る方が難しいレベルってくらい将来も安定してる。

我ながらかわいそうだよな、不平等だよなーと思うと同時に怖さも同時に感じるんだよね

もし俺がロスジェネ世代00年代IT業界入りしてたらさ、俺多分3か月も持ってないと思うし、ワープア一直線だったと思うのよ

氷河期世代エンジニアたちが、バタバタ死んでくれたおかげで、IT業界も随分とクリーンになってこうやって楽できるのには、マジで感謝しかない、ホント

だって俺だったらさ、よく聞く昔のIT業界理不尽話聞いてたら、逃げるか即労基いくべ?それしないで脳梗塞心臓発作おこるレベルまで労働に耐えたのって、ホント尊敬しますわ

人工知能系にスキルセットがあったとか勉強したのは、本当に偶然でテキトーたまたまいた単位簡単にくれる大学教授人工知能研究してて、そこの研究室がヌルいことで有名だったからとかのレベルで、こんだけ稼げるくらい道を舗装してくれたわけなんだから

逆にさ、この世代氷河期エンジニアたちが、業界クリーンにしようと活動してたら、俺は今ここまでの地位につけてないと思うのよ

から氷河期世代ロスジェネエンジニアにはっきりと言いたい。

何もせずに耐えて人生終了になっても怒りもせずに静かに消えてくれて、本当にありがとう!ってね

PS 軽蔑はしてるけど、技術の深さだけは尊敬してるよ、氷河期世代には

2019-09-15

シュミがない人間ゴミ

「えー? 女に興味ないなら何に金使ってんの?」

黙れ。性病死ね

仕事以外することある? 家で何してんの?」

黙れ。過労で死ね

 

2点ある。

まず趣味がねえやつは他人の噂話で盛り上がる。自分自身空っぽからだ。

打ち込むものがないから中身がない。だから他人の話しかできない。

「あの人じつは〇〇らしいよ〜」みたいな。バカがよ。

こういうやつが真偽もわからない情報をあることないこと拡散するんだ。まさに害悪。さっさと滅びろ。

 

そしてそういう連中は他者理解できないので人の生き方にいちいち疑問を抱き言及してくる。上から目線で。

そんなに早く退社して家で何すんの?w 彼女作らないの?w 暇じゃないの?w

こっちは貴様らと違って時間と金を費やしたい趣味が山ほどあるんだカラッポ野郎

やりたいこともなく「仕事が生きがいですw」「女が趣味ですw」なんて吐瀉物みたいな寝言ほざきながら

クソ寒い人生送ってるヤツが趣味に生きる人にからかい半分でふっかけてくるな。恥を知りやがれ。

言っておくが仕事はただの金を稼ぐ手段だし女なんてのはオナニーだ。趣味でも生きがいでもなんでもない。

お前みたいに熱く語れるものも夢中になれるものもない寂しい人生おくってる空っぽ人間他人生き様は一生理解できない。

 

貴様らを徹底的に軽蔑する。趣味がない人間ゴミだ。ゴミは話しかけてくるな。一生噂話してろ

2019-09-13

anond:20190512210330

まさにこの記事に俺が軽蔑する適当労働者のクソコメントが付きまくってて笑う。

一生匿名ブログ他人ケチ付ける人生楽しいか?

2019-09-12

マララ・ユスフザイの話をして友達を失った

別に知らないのはいいんだよ

ララって何?マラ(ペニス意味)の複数形ってか?wwwwwwマラ揺すりますwwwwww

ってリアクションされてマジのマジで軽蔑した。

いきなりそういう雰囲気でもないのにシモネタ振ってくるデリカシーのなさ、分からないもの安易シモネタにして笑いなのか何か知らんがリアクションを取ろうとする態度、ふざけた感じ、表情、声、全部が全部無理で軽蔑した。

まさかマララ・ユスフザイの話をして友達を一人失うなんて思わなかったよね……

2019-09-10

「ひととき」の続き

個人融資オプション債権者オヤジ関係を持ってたバカ女の第二段階の話

最後の返済のときに私は先方の提案を受け入れることにした。特に指定の日を決めるではなく日数だけ月に五日と定め、時間は昼前からだいたい夕方まで。彼が望んだときと私の都合が合致したときに限り泊まりもあり。ただし泊まりときは昼前ではなく夜からで、その際は二日間にカウントされ、外泊手当を別途。金額は当初の提示通りで、日割りでその都度手渡し。

その契約が今月から発効となった。

当初彼は全額月初に振り込みを提案してきたのだが、それは私が断った。理由は二つ。

通帳にこの男の名前を残したくないこと(もちろん向こうの通帳に私の名前も)と、毎回手渡しで受け取らないと、自分がやってることから我に返ることができなくなりそうだったから。まるで仲睦まじいパートナー同士のようにではなく、ビジネスライク気持ちのままでホテルに入りたいと思ったから。本職の風俗勤務の女性不特定一見客と契約相手の違いはあるだろうが)のような割り切った気持ちでいたかたから私は毎回手渡しを望んだ。

先週末に元夫と会わざるを得ない用事があって、約束場所に私は息子を連れて行かず独りで行った。久々に会った元夫はひげなどたくわえて、いささか若作りが過ぎるようなTシャツ姿だった、今の仕事を尋ねると目を泳がせながら「まあ、いろいろ」と答えたあたり、きっと今も実家であの両親に甘やかされながら無職なのだろうと私は確信した。

本来なら自分が全額返すべき借金一方的に、半分(しかも親に出させて)私に押し付けて逃げた男。能力に見合わない自尊心と壮大な夢を語るわりに努力を嫌い、言い訳ばかりで社会人としての能力ゼロウソばかりの弱々しい男。そして私は世間知らずにもこんな男と夫婦だった。要するに私も私で愚かだったのだ。そして子供と生きるために一線を踏み越えてしまい、さらに深みに足を踏み入れ始めた。現在進行形で愚かなことをしている。

事務的用事を済ませ私は元夫と別れ、その足でホテルへ向かった。一年余り私の債権者であり現在クライアントである50男との契約を履行するため、初めての泊まりに。元夫にもしなかったことをして、させなかったことをさせ、聞かせたこともない声をあげ、夜更けまで何度も搾り取り、少し眠って朝方目覚めに最後の一回。シャワーを浴びて報酬を受け取ると、その男と朝食すら共にすることなく別れて帰宅すると疲れがどっと出て、軽く横になったつもりが夕方まで眠ってしまった。

毎月の蓄えを少しでも増やすために私がこんなことまで始めたことを知ったら、元夫は(そんな資格はないくせに)さぞかし顔をしかめるだろう。そしてそんな能力もないくせに支援を申し出るかもしれない。もっと養育費すら出してないんだから当然口だけだ。あの男はそういう恰好だけの男だ。息子に知られるのだけが怖い。まだ何もわかっていない歳だが、いつどのタイミングで知られるのかわからいから細心の注意が必要だ。

でもいいんだ。誰に軽蔑されても私は息子を大人になるまで育て上げてやる。

父親キモい

先日、妹が母親が作った料理ケチつけていたので

姉の私が「妹は料理を作る人の手間隙を考えてない。ひどい」という話をしていたら父親がしゃしゃりでてきて「親なんてそんなもん」って言ってきたので、はあ?キモい…って思った。

料理を作った母親が言うのはわかるけど、一切料理をしてない食べるだけのお前が言うことじゃないよね。ていうか父親母親料理に平気で文句言う人間だったわと思うと心底父親軽蔑した。父親も妹と同じで他人自分のために動いてくれるのは当然のことだって認識人間だった。父親は私の大嫌いな人種だ。

2019-09-08

anond:20190903164939

初対面でフヒヒサーセンとか言う人は会う人みんなに軽蔑されて当然だと思います

2019-09-05

はてな民って超馬鹿だったんだな

個別ブクマカが変なこと書いてもなんとも思わないがEXIT兼近の件ではてな全体が馬鹿であることがわかった。

過去犯罪歴法治主義に従って刑罰を受ければ問題ないとかマジで言ってるの?じゃあ殺人とかレイプした人間会社はいってきても君達は平気なの?しかも兼近ってベビーシッターやってるみたいじゃん。少女売春斡旋してた人間自分の子供あずけられるの?赤ちゃんが成長して7年後小学生になって突然連絡がきてお小遣いあげるからおじさんとハグしてって斡旋するかもしれないのに?

法律で縛らない限り少女を売るようなクズはいっさい付き合いたくないのだが。倫理感のないやつは法律が許せばなんでもするよ?

世界コンセンサスとして未成年少女を売るなんて行為クズしかないんだけど。軽蔑されて当然のことなのに誰も倫理言及してないのが本当に面白いね。罪を償えば何をしてたとしてもいいとかまじやべえ集団じゃんはてなって。

過去犯罪歴でいえばさかきばらが絶歌出版した時、はてなではめちゃくちゃ叩かれてたよね。今回は叩いてないけどなんで?犯罪過去のものネタにしてるから?でもあの時も表に出てくるなってコメントがたくさんあったよね。絶歌出版犯罪心理学的には社会に貢献してると言えるんじゃないの?罪を償ったんだから印税をもらっても問題ないし。

実家貧乏でそういう環境にいたからとか同情してる馬鹿もいたけどじゃあ加藤智大歩行者をひき殺したのも「そういう状態にあったかしょうがない」とでも擁護するつもり?京アニ放火した青葉真司も小説を盗まれたとか妄想してたか放火したのはしょうがないとでもいうのか?本当に馬鹿なんじゃねーの?

あと同じ今日記事剣道指導中に鼓膜がやぶれて云々ってニュースがあったけどそれは叩いて少女売春斡旋は叩かないってどんなだよ。意味不明すぎる。どんな倫理観で物事判断してるんだ?剣道の件だってスポーツの上で起きたなら法治問題ないだろ。ボクシングで殴りころしてしまったみたいな話でしかないとも法治上はとれるだろ。

第三者視点しか物事を見ないブクマカ似非リベラルっぷりがよくわかるニュースだったよ。倫理実態も考えずにリベラル言動だけするおまえらってほんとに現実に生きてんの?全員ひきこもり

2019-09-02

運悪く土下座せざるを得なくなったときには

運悪く土下座経験豊富なっちゃったので、これから土下座させられる人に向けて、ダメージが少ない土下座方法を伝えます

土下座というのは一瞬で終わるものではありません。土下座させている人間の気の済むまでそのままの姿勢でいる場合ほとんどです。屋外の場合、靴を履いたままで土下座し続けると足首を傷めるので、勢い余って取れちゃった的な感じで脱いで、足の甲をぺたっと地面につけたほうがラクです。自分が靴を履いているのに相手は脱いでいる、ということで、土下座させている人間がいい気分になって土下座時間が少なくなるというメリットもあります

脚をぴったり合わせたまま背筋を曲げていると、だんだんつらくなってきますちょっと開いたほうがいい。上から見たら背中に隠れてわかんないから。途中で動かすと背中が揺れるので、最初から若干開き気味で土下座姿勢をとってください。途中で動くと相手が荒れる確率が上がります。手のひらは存外目立つので、特に途中で動かさないように気をつけてください。土下座する時点で、両手を頭の下に、枕のように配置すべし。上から見えない位置なら、指くらいは動かせます。長時間同じ姿勢でいるので、いかに痺れる箇所を少なくするかが重要

手を枕にしておくと、不意に頭を踏まれた際にもクッションの役割果たしてくれます。手の傷は軽ければすぐ治るし広範囲に骨がついていて丈夫だけれど、眼球に圧力がかかったらひとたまりもない。鼻骨も危険です。面積が小さいので、大きな重量がかかったら、簡単に折れてしまます。踏む位置によっては歯も危ない。前歯は薄いので、わりと簡単に折れたり欠けたりします。衝撃は手のひらをクッションにして受けよう!

目を閉じるのはおすすめしません。余計に恐怖感が増してしまます。それより、目を開けてすべてを見たまま(踏まれたら閉じる。とにかく眼球は死守してください)、屈辱とかそういう感情だけをどこかへ飛ばししまうのが最適な状態です。身を守るために必要情報が得られなくなるので、耳を塞ぐのも駄目です。

心の中で相手軽蔑するのは結構なことですが、顔に出してはいけません。むしろ怯えろ。うっすら泣け。大泣きすると相手の嗜虐心を刺激してしまうので、顔を見ればそれとわかる程度に。でも内心は別のことを考えてください。そういう状況で込み入ったことは考えられないので、手や足の感覚に集中してください。そのためにも指は相手に見えないところに配置しておいてください。右手親指、右手人差し指右手中指、といった感じで、感覚を集中させてください。パニックの防止や恐怖感の軽減に効果があります

では、運悪く土下座せざるを得なくなったみなさま、GOOD LUCK!

2019-09-01

青春の残り香

 私にはかつて、ある趣味があった。頭も身体も使う、青春を賭けた非常にマニアック趣味だった。趣味を通じて多くの知り合いも増え、ちょっとした小遣い稼ぎにもなっていた。私の承認欲求所属欲求競争心も満たしてくれ、アイデンティティでもあった。熱狂的なイベントがあり、仲間がいて挑戦すべき課題があった。あれは本当の「生きがい」であった。

 だが、結局あの趣味から遠ざかってしまった。言い訳としては就職きっかけにして、同好の士バラバラになってしまたこと。それから職場での不適応から鬱になってしまたこと。これはあくまでいい訳なんだ。バラバラになった人たちは、今でも熱心に趣味を続けてその道の第一人者となっている。私にはその熱意はなかった。ただ、自分を救ってくれるはずの趣味も捨ててふさぎ込んでしまたから、あの趣味は色あせていくばかりの青春の思い出になった。

 悲しいかな。今の私に趣味と言えるものはなく、楽しみはアニメを見て感想を書くことと、ボーナスのたびに風俗サイトを見てニヤニヤして計画を立てることくらいだ。あとは、晴れた軽い運動、たまにの外食喫茶店での黙想などという、ほんの薄っぺら幸せミルフィーユのように積み重ねた他愛のないものだ。いまは、こんな生き方もそれなりに悪くないと思っている。あえて言うなら、風俗通いはお金無駄なので辞めたい。もし10年前の私がこの姿を見たら、情熱を失った生き方軽蔑するだろうな。

 先日、数年ぶりに趣味イベントに行った。そこには私と同じように過去の思い出を求めてやってきた亡霊がいた。もう互いに語れる趣味はなく、かつての思い出を語るばかりで、互いの疾患(精神が多い)を心配しあうばかりだった。挙句の果てに、私はかつての仲間に名刺を配って、いい仕事あったら紹介してよって、無粋なことしかすることがなかった。

 久しぶりに仲間に会って楽しかったはずなのに、帰ってきた後ですごく悲しくなった。ああ、どうしたらいいのだろう。どうやって、過去を受け止めて、どうやって生きていったらいいんだろう。わからなくなった。

2019-08-29

友達がいのない友人

出会って10年近くなる友人に友達がいを感じない。学生時代からベッタリの三人組だったがアラサーになっても未だにしょっちゅうあっている。あってるとき楽しいけど、帰ってきたとき雑談電話を終えたときの徒労感がすごい。

うち一人は喪女仲間とはいえ明るくてさばけていていいやつだなと思う。はっきりいうけど、相手が傷つくことはこらえるし、困ってるときには力になってくれて頼もしい。

けどもうひとりとは今更になって恨む気持ちが沸いている。

大学生のころ、私が研究に打ち込んでいたのをいつも「社会人になったらもうあそべないんだよ」と責めて、「なんのために勉強するの?なんのために大学いってるの?教えてよ!」と苛立っていた。本人も大学に行っていたし(しか特待生だった!すごい)、それなりに興味のあることだったはずだがとにかく不安な様子だったか就活中だから仕方ないと受け流していた。

正直、もちろん学生研究なんて一銭にもならないし、今は関係ない事務職してるし、好きだからしてるんだよとしか言いようがなかった。というか行ってるなら自分で考えるか、意味がないと思うならやめるかしかないだろって思ったけど、そんなの突き放すみたいで言えなかった。こんなにナーバス状態なんだし、って思った。私は普通の借り入れ型の奨学金で行ってたけど、行って良かった。いまも返してる……

本当になんでこんなにこいつは私を責めるんだと疑問だった。

特に驚いたのが、社会人なりたてのときに二人で出掛けたとき。私の会社製造部門がある。結局事務職になったけど研修期間は製造に配属になったらそりゃ大変だから不安もあるってポロッとこぼしてしまった。すると、「製造なんて底辺だ」とか「私はそうならないように就活たから」と一緒にショッピングモールを歩いているときに言われた。

正気か?と愕然とした。友達不安を打ち明けたときに、そんなそこまでマウントとるようなこと言えるんだろうか、って本当に驚いた。もし、自分がこれからのこと悩んでる友達にそう言われたとして、そんなこと言えんのか?とかそもそも考えるのか?って思ったら、あまりの考え方の違いにゾッとした。これやってけんのか?って寒くなった。そのころすでに出会って5年目くらいだったから気づかないもんだなと思う。

それからもいろいろそうことがあって無理かなぁって思っている。私はオタク腐女子なので絵なんかも書いたりする。書いた絵はツイッターにのせて、すこしばかりハートをいただいて毎日の糧にしているが、それもお互いみせあっていた。私はかなりのマイナー嗜好で、友達二人と分かち合えないこともあつた。寂しいけど萌えがないとめんどい絵なんてかけないので諦めている。しか友達自分オタクなのにとにかく口出ししてきて「理解できないことはやめろ」とか「気持ち悪い」とか、そんなんばっかで私は耐えきれず絵を消した。実は布教もしたけど、そのこは全く受け入れてくれず暴言じみたこともいい、私はへとへとになってしまった。もう一人は読むだけ読んでくれた。これが普通だとおもう。理解できなくても友人が大好きなものなんだから見てみるか、見てあげようかって思うものだと思う。

自分の考える大事相手の扱い方とあまりにも異なるので、私のことが嫌いなのかと思うとそれもちがうっぽい。

はっきりいって、嫉妬とか妬みとかそういうことなんだと思う。私が優れてなくても、前向きにやってるとかかんばってるつていうのですらイラついてるみたいだ。それはさすがに性格なので勘弁してくれと思うけど気持ち制御できない様子だ。

でも頑張ってツイッターアカウント私たちと切り離した。めにつかないようにしようとしたらしい。でも結局見ていたみたいで、私が仕事に悩んでいるツイートをしたらかなり過剰に刺さってしまったらしくかなりきつく、じゃあもう誘わない今までも不快だったんだろう忙しいのにごめん、さよならみたいなことを言い出した。

なんとなく、私も文面そのものが言いたいわけでなく、負担になってしまったんだろうかとかやっぱり心配してくれたのが独特に翻訳されたんだろうとわかった。

でも、そりゃないだろって思った。私もそういわれて泣けたし、無理かもと思った。結局私のツイッターも見てるし。お互い気にしないようにしよう!見てもいいしてか見てると思ったよって話して落ち着いたけど、正直今はつまらないことでも私のこと知ってほしくない。顔も見たくない。軽蔑するようなこと言われたジャンルは降りてしまった。いまのジャンル彼女が見てると思うと身動きがとれず、せっかく交流が持てた人たちがいない鍵つきアカウントで呟いている。大したこと話してないからと言ってるが、正直本拠地になりそう。いずれつまんなくなるだろうとおもう。また、ジャンルから去ることになるかも。恨んでしまう。

上の件の仲直りの電話も、最初申し訳なさそうにしてたけど最後は私に対する嫉妬や妬みをストレートに言っていた。半分冗談で、自分はそういう人間だって卑下半分本気半分これからも付き合うなら覚悟してって内容だった。あとは最近雑談。私がもういいよっていったから、全部忘れたって感じだった。気が緩んで、笑って許したけど、そっちは言ってスッキリたかもしれないけど、電話のあと私はがっくりきた。

ちなみにもう一人の友達は私の鬱ツイートには反応せず、でも簡単でも心配してるよと声をかけてくれた。

無理かも、無理かもとダマシダマシやって来たけどまた無理かもと思ってしまった。頑張って少し離れようと思う。大事な友人にしておくためにも本気のつもり。

タグタすいません。少し気持ちがすっきりしてなんとか寝られそう……

2019-08-27

妹の将来が心配

今年21歳になったJDの妹は気が強くて性格が悪い。

寝てるとき以外は世の中の全てにイライラしているような感じに見える。

クレーマー気質というか。

この前俺の運転で一緒に近所のスーパーへ行ったとき駐車場が満車で入れないとわかるやいなや警備員おっさんに対して助手席から激怒説教をずーっとかましてた。

からのこの性格は変わらないんだなあと思った。

小学生の頃は塾の先生を何人も自主退職に追い込んでたし。

「私は目の前の敵を殲滅できる人だから」って決然としてたな。

身内の俺はそんな妹のことを狂人モンスターだなんて思ってなかった。アニメ漫画なんかでたまにいる激情型のヒロインになぞらえて、あくまで1つのキャラの形に過ぎないという認識でいた。

こういう性格でも同性の友達はやたら多いタイプ彼女たちと電話してるときだけは例外的にいつもの不機嫌は完全に鳴りを潜めていかにも女の子しかった。

顔も悪くない。歌手DAOKO似で結構男にモテる

仲間がいて、恋愛できていて、社会生活を順調に遅れているから、妹の性格も数ある個性一種として捉えていた。ずーっと。

だが、そういう楽観的認識は俺が就職したことを契機に完全に変わってしまった。妹の性格を深刻視するようになったのだ。

俺が配属された部署に妹と全く同じタイプ激情型の中年女性がいたのだ。彼女も常に怒りまくっていた。相手新人でも、上司でも、同性でも、取引先の社員でもお構いなし。男性社員彼女を疎み、女性社員はよく彼女からの異常な叱責で泣いていた。

まるで憎しみや怒りが服を着て歩いているかのような人だった。

毎日近くにいるのにもかかわらず、俺は彼女笑顔を見たことがない。

この中年女性結婚していて子供もいる。

年齢の割にスタイルも良く綺麗で「昔は美人だったんだろうなあ」と思わせるだけの見てくれではあった。それなのに彼女に対して俺が抱くイメージは『バケモノ』。

細身で足が長く色気が漂う美熟女で、課長代理にまで昇進していて、夫と子供がいて、ベイエリアに住んでいて……それでも『バケモノ』としか思えない。

なぜ妹は『個性的な女』で彼女は『バケモノ』なのか。

理由は年齢だ。

涼宮ハルヒ俺妹の桐乃があの性格攻撃性で40歳だったら一発アウトだろう。

まり性格が悪くても人間として受け入れてもらえるのは若さゆえの特権なんだと思う。

俺は職場中年女性に妹の未来を見た気がしてゾッとした。

妹はあの性格を治さないと確実にキチガイしか見なされなくなる。大学女友達歴代彼氏達のような、そんな妹のことも肯定して付き合ってくれた少なくない数の仲間は消え失せてしまうだろう。

会社中年女性の仲間はいない。もしも彼女が辞めたら職場のみんなは本気で感動するはず。

結婚セーフティネットにならない気がする。近所付き合い、父母会などなど家庭外の人間関係はどうしても発生する。そのとき激情型でクレーマー気質の妹が受け入れてもらえるとは思えない。

実際、俺がまだ子供だったころそういう性格同級生母は親たちのあいだで『変な人』として軽蔑され、距離を置かれていた。俺の母親も渋い顔をして、たまにその人の協調性のなさをやんわりと愚痴るのを耳にしたことがある。

旦那社会的信用のある人間だとか、本人がキャリアウーマン美人だとかは周りの人間に心を開かせる材料にはなりえない。

兄として妹の幸福を願っている。

そうなるために妹は変わるしかない。

あの性格のままだとあと何年で妹は孤独になるのだろう。あと何年で禍々しいヤバい人としか見なされなくなるのだろう。

もし幼少期からのあの性格を変えるとしたら一体どれくらいの歳月必要となるのだろう。

妹の将来がとにかく心配だ。

聲の形”を見て思うこと

私は小学校の時にいじめ主犯格になった事がある。

最初に"聲の形"を見た時に重なる部分が多くて具合が悪くなった。

昨日何度目かの視聴をした。

かなり醜い話と懺悔になるが思うことを書いていく。

なんというか、人間記憶主観的だし恣意的だ。見たいものを見たいようにしか見ていない。

ファクトはあるが、どう見えているかはみんなバラバラだし、昔の事ともなるとファクト自体あやふやになる。

少しぼかして書いていることもある。

***********

私は小学生の時に学級カーストトップグループにいた。

クラスの中でも小柄だったが、テストは毎回100点、頭が切れて口喧嘩が強い、悪ガキで面白い遊びを思いつく。

何やっても要領が良い、どうするのが正解か知っていても大人に媚びるのが大嫌い。

喧嘩っ早くて体格が上だろうと年上だろうと取っ組み合いしてぶっ飛ばされたり怪我しょっちゅうしていた。

自分小学校教員であれば面倒を見たくない存在だった。

私には2つ上の兄と3つ下の弟がいる。お陰で交友関係が広かった。

そうした背景もあってか小学校に入ってからずっと、誰に対しても物怖じせずにあれこれ言ってきた。先入観をあまり持たずに人と接してきた。

男の子女の子、年上、年下、昼休みにドッチボールをする人、本が好きで静かな人、お金持ちの家の人、幼稚園上がりの人、保育園上がりの人、勉強が苦手な人、ゲーム好きな人ゲームを買ってもらえない人、野球をやっている人、サッカーをやっている人、わがままな人、音読で閊える人、発達障害っぽい人、同学年の女の子全員からキモがられていた「小1の時に教室の真ん中で***を漏らした人」とも。

カーストのどのTierの人とも話せるのが私の強みだったし、(今思えばやりすぎているが)笑わせたり弄ったりできた。

小学校5年生の時だった、私のいた小学校では各学年に4クラスあって3年生と5年生でクラス替えが行われる。

5年生のクラスメンバーには1年生の時から友達も3年生から友達も多く、割と見知った顔に囲まれ結構安心した事を覚えている。

登校班や子供会なんかが同グループだった友達が多かったこともかなり幸運だった。

いつだったか時期は詳しく覚えていないが何度目かの席替えの後、私の隣の席にはクラスの冴えない女の子がいた(以降Yさんと呼称する)

私が教科書を忘れて「見せて」と言った際だったか消しゴムを忘れて「借して」と言った際だったか、あからさまな態度と嫌味をもって拒否された。

初めて同じクラスになった私とそのYさんの間が、構築前から突如として誰にも知られずぶち壊れて険悪になった。

とにかく”きっかけ”は存在した。それは本人の属性や変えようのない部分ではなく、本人の言動のものに起因することだった。本当に瑣末な事だったが。

当時の私は、今よりもさらに「自分の損」に興味がなく、あけっぴろげの人間だったので、恥知らずわがままこそ言えど、「消しゴムが無い」と言われれば、ちぎって半分あげたし「教科書忘れた」と言われれば、そのまま貸すような人間だった。

また、奔放なぶん蛮行を働いて教師たちの御用になる事や、真面目タイプ女の子のチクリポイント稼ぎの養分にされる事も多かった。

要するにやりたい放題のガキ大将キャラだった。

クラス替えをして、全然知らない、普段かにしている、何の毒もなさそうな見た目の、ほとんど話をしたことが無いような人間からいきなり剥き出しの100%の敵意を出された事は私にとって苛立ちよりもまずはショックだった。そんなつっけんどんに拒絶されるものか?と思った。

多分Yさんも人付き合いがうまくなかったんだと今ならば思うし、人間の合う合わないはどうしようもない上に精神の未発達段階で大人対応をできるわけがない。

しかしたらどこかで知らないうちに嫌われることをしていたのかもしれない。

幼かった私は、Yさんから向けられた敵意を「あーなんか嫌われてるけどまぁいっか」とか「まぁそんなもんか」で処理することができなかった。

後にいじめと呼ばれるものになることの始まりは、あくま個人間の諍いであった。

私はYさんの剥き出しの敵意に対して意地になって目に見える形で露骨に応答した。

給食時間に同じ食器の運搬係になれば一人で給食から食器を運んだし、Yさんが牛乳係の時には自分のぶんは自分牛乳を配膳した。

大人であれば「なんやこいつ関わらんとこ」で済むような人間に対して、同じように敵意をむき出しにして徹底抗戦した。

当然相手も同じような態度を取り続けた。収束までずっと仲裁が入ることはなく、私とYさんの終わる事の無い喧嘩が始まった。

1人でやっているつもりでも教室内のピリついた空気は伝染する。

周囲が異変に気付き始める。

「何かあったの?」などと問われたことはなかった。当時の私はそう聞かれても、最初きっかけをうまく言語化できなかったと思う。ただ「あいつはわけからないけどなんか自分のことを嫌っているかこちらも戦う」という態度だけは徹底して取り続けた。私はYさんのあだ名命名した。キャッチーあだ名で、「デブ」とかの悪口では無い。まだ私はこの後大事になると微塵も思っていなかった。

しばらくしてクラス人間が真似をし始めた。地獄の始まりである

子供は愚かだ。ストッパーが無ければ増長して行動はエスカレートする。みんながやっていると善悪判断がつかないまま真似をする。

「仕掛けたのはあっちだ」とか「自分は嫌いな奴と1人で戦っていただけだ」と思っていたが、周囲がのってくると、自分もまたそれにつられて調子にのった。

「一緒にいじめよう」など口にせずとも、教室というフィールドの中で生じた歪みは波及していき、クラスメイトは不穏な空気を汲み取り同調していく。

かくしてYさんはスケープコートへと転がり落ちた。

当時意識していなかったが、不幸な事に自分にはそれだけの影響力があった。カースト上位に属するとはそういうことだった。アホアホが影響力を持つコミュニティ破滅に向かう。場面場面でお調子キャラが目立とうとして度を超えてやりすぎる事があったが、私はそれを止めなかったし、時には一緒になって参加した。「結託して集団いじめをしよう」などと言い出さなかったことだけは言えるが、言わなかっただけである。見えない鎖が教室に張り巡らされていた。

「〇〇菌」

誰が考えるのか、日本各地でいじめはなぜかいつもこの形に収束する。こうして個人間の喧嘩は、いつの間にか一見(というかどう見ても)私が主導したクラス全体のいじめ様相と化した。

ランダムペアを組むワークではYさんはいつもあぶれ、男子はおろか女子露骨に嫌がったし「Yさんの隣」や「Yさんを含む班」は席替えの度にハズレの席となった。いじられキャラは押し飛ばされてYさんとぶつけられるし、休み時間は「Y菌」で鬼ごっこが始まった。その頃には私がつけたあだ名は学年中に広まっていた。

愚かな私は、みんなが私の味方になった気がしていた。

今日今日まで喧嘩の発端(前述)すら誰にも話した事がなかった。「弱者一方的に」というつもりもなかった。私の中ではYさんが突如宣戦布告した戦争だった。

しかし結果としてやられたからやり返した「報復」という形をとって、一人の地味な女の子が得られるかもしれなかったささやか小学校時代をぶち壊した。

わたしはその頃、一度受けた傷はオーバーキル相手を倒しきるまで忘れない性格をしていた。一人で始めた戦いであって、自ら徒党を組むことはなかったが、加勢されることは私の正当性の現れな気がして拒否しなかった。その一方でこれは「いじめだ」とも頭のどこかでは認知していた。

勿論「つもり」が許されるいじめなど存在しない。

私は私の始めた喧嘩に、意図せずともクラス全体が引きずられていっておかしくなっていく事を止められるほど精神が発達していなかった。

これは言い訳も虚しいほど完全にいじめだ。物理的な暴力や器物の損壊が伴わなかっただけだ。個人間の不仲から発展した空気ムードとなって場を支配し、カーストを動かし、もはや私の手で収束できる問題ではなくなってしまった。

6年生になる。いよいよ看過できないレベルにまでいじめが広がる。

高学年にもなると知恵をつけて、その方法もより精神をえぐるものになる。

他のクラスでは直接的に集団で殴る蹴る下着を脱がされるの暴行や、給食費を盗が盗まれる物が隠されるとかの、より凶悪問題顕在化しており、6年生になってからは同学年の4クラス中2クラス学級崩壊していた。私のクラスでは、目に見えてYさんの村八分が酷くなっていた。Yさんがどれほど身の狭い思いをして修学旅行を過ごしたのか、私は想像もできない。他人事のように書いてしまっているが私の責任である自分の手を汚さないやり方を望んでいたわけではない。私は私でYさんと相変わらず徹底抗戦していたのだ。

Yさんが給食係をやれば「あいつが配ったスプーンご飯を食べたくない」という言葉が囁かれた。誰がどう見ても個人間の喧嘩では無い。

ある時、昼休みだったか総合」の時間割だったか時間に私はクラス担任から事情聴取を受けた。

あなたいじめをしているでしょう」という直球だった。

私は「していない!」と訴えた。(それはいじめというのだよ、小学生の私よ)それでもそれ以上続く言葉出てこなかった。罪への意識は十分あった。

私がYさんにやられてる以上に痛めつけてしまっていたことも理解していた。

その日の放課後ホームルームで学級裁判が起きた。

まずは「このクラスいじめがあることを認識しているか」といった主旨の質問が全員に向けて発せられた。周知の事実だったが全員がすっとぼけた。

なぜこんなことになっているのか、原因がなんなのか誰もわかっていないにも関わらず、Yさんへのいじめを知らない人間は同学年に居ない。

全員の前で「先生は(私)さんが主犯格でやっているように見えている」と担任から名指しで名前が挙げられた。

「Yさんにきちんと謝りなさい」と言われた。体がロボットのように動いたがどうやって謝ったのか覚えていない。

いじめだと内心で思ってきた事をここまできてようやく裁かれた気がした。

「手から離れた問題雪だるま式で大きくなり敗戦処理の段階になって、私はトカゲのしっぽとなって切り離された」という事実をもって。

私は確かにYさんと冷戦をして、原因も話さず、周囲が巻き込まれていくことを止めもせず、1人の小学校時代を壊滅させた。始めたのは私だ。止めなかったのも私だ。わかりやす戦犯だ。私の後に「私も加担した」と続く者はいなかった。

かに無視しろ」と命令したとか、「あいつのこと避けよう」とか私は言っていない。でも嫌悪感を態度で表して周囲はそれを忖度した。

「誰がはじめたいじめなのか」とか、「あいはいじめに加担してない」とかはどこからを言うのだろうか。教室はお通夜になった。

「むしろお前らこそいじめてただろ」とも思った。普通に考えて悪いのは私だ。理解している。

醸成された空気に異を唱える小学生はいない。我関せずすらも難しい。せめて普通に無視してあげる事が関の山だ。小学生カーストで一度つけられた烙印はなかなか消えない。玉突き事故を起こしたら自分の居場所が保てなくなる。

本来であれば穏やかに過ごせるはずだったささやか生活台無しにした。どれだけ胃が痛かったろうと思う。遠足修学旅行も楽しくないものだったろうかと勝手に思う。向こうはなぜ私と交戦状態になっているかもわかっていなかったと思う。私も当時はうまく言語化できなかった。

学級裁判の後、Yさんのいじめの件はクラス黒歴史のように禁忌となり、「聲の形」の石田くんのような転落を味わうことなく、私は卒業した。Yさんもついぞ何がきっかけで始まったのか口に出さなかったが(というか引き金を認識していなかっただろうが)一人静かにけがえのない青春の一部を失った。それは取り戻すことはできない。

その後、地元公立中学校に進学した私はスクールカーストに属する事をやめた。

自分の意地や些細な喧嘩で人を壊すと思うと恐ろしくなった。中学では勉強マシーンになり、人と仲良くなりすぎる事も辞めた。

私の進んだ中学校は私の居たA小学校と、一回り規模の小さいB小学校から進学してくる生徒でほぼ100%になる。

大規模ないじめに発展する問題を起こした人間が言うのはあまりおかしな話だが、B小学校から上がってきた人間は本当に問題児ばかりであった。母数が少ないのでA小学校出身者に舐められまいとして毎年こうなるのだと後で知った。

私は同じ中学校に進学したYさんの小学校時代の話は何も言わなかったし、Yさんとは一度だけ同じクラスになった記憶があるが直接会話もしなかった。

それでも誰かが広めたのであろう、私のつけたあだ名過去はB小学校出身者にも簡単に広がった。何が起きたのか事実も発端も知らずに面白おかしく吹聴する輩がいる。

中学1年生の時、B小学校出身の友人から話があった。英語の授業で当てられたYさんは"How many friends do you have?"という英語教師の問いに"I have many frieds."と答えたそうだ。友人は笑っていたが私はとても笑えなかった。

それでもYさんにはB小学校から来た友達が少しだけできたように見えた。私にとってそれは少しだけ救いだった。

私は中学校生活の中で、2年生から入った塾関連で話しをする人は居たが新しい友達(と言える存在)は出来なかった。

入ったバスケットボール部でも当たり障りのない会話をする人は居たし、たまに一緒にふざける人たちもいたが、順番に繰り返される暴力金銭授受の絡むいじめを見てから人間関係がわからなくなった。

どうしても同じ時間を過ごさなければいけないタイミングでは、それまでのキャラで場当たり的に属したが、残りの時間勉強を頑張る人たちや、それまでの小学校から仲良くしていた人たちと細々とつるんだ。

兄の影響で2個上の先輩達から可愛がられたが、1個上の先輩からはその反感もあってかすこぶる嫌われた。はっきりいって居場所はなかった。あれこれ「自分資格がない」と思って罰だと思って受け入れたし、居場所を作る気もなかったので当たり前だが。

私がおとなしくしている間にも悲劇は拡大・再生産されていた。問題児ばかりのB小学校出身者は次々とA小学校出身者を再起不能にして登校拒否にさせた。そんな中Yさんは大きないじめにあっていなかったように思う。あまり関わっていなかったので”多分"だが。

A小学校の時に明るかった人間クラスカーストでも最下層でもなかった人間が次々と再起不能にされていく様を見ると何か色々と惨めな気分になった。自分の愚かさにもしょげた。

そこからは影に徹してひたすら勉強ばかりした。

私はミステリアスキャラになった。B小学校の人たちからちょっかいをかけられたり、体育祭の後の打ち上げで軽くハブられて悔しい思いをしたり、順番に巡るいじめ被害にあった人間に擦り寄られたりすることもあったが、そんなことはどうでもよかった。なんだかんだで助けてくれた人はいた。とにかく適当に過ごした。気持ち悪くてダサい人間関係から離れたかった。自分黒歴史を見るようだった。

小学校時代猿山大将として過ごし、学級裁判だんじりから見事に転げ落ちた私はとにかく静かに過ごしたかった。今更許される事でもないが悪いことはもうしたくなかった。被害者ぶる事は無かった。昼休みは一人で過ごす事が多かったし放課後に誰かと遊ぶことも極端に減った。自分の中身がそっくり入れ替わった気がした。

高校に入ってからしょうもないことを言う人はいなくなった。とても楽だった。楽しかったし友達も沢山できた。

自分が変われた、受け入れられた気がした。でもそんなことを感じて良いのだろうか?被害者は忘れることはない。

大学ではもう完全にみんな大人になった。大学はもうそのまま社会だ。

アホはいるが当たり前の常識をわきまえた人間が多い。彼らの中にも私と同じような後悔を抱えていたり、するのだろうか?と思うことがある。

過去の過ちは消えないし心に負った傷や失ったものはもう取り返せない。

私は27歳になった。

人をいじったりすることは相変わらず得意だが、全然違う性格になっている。

職場で多くの人を見てきて、人に好かれる人間と人が離れていく人間について考えた。自分の悪かったところと向き合って見直せるようになった。

人に言われたことは言ってくれたことだと思えるようになった。

でも今の私がいろんな人に優しくしたり、何かを与えることでYさんには何かあるのだろうか?と思う。

これは償いか?罪滅ぼしなのか?何を?誰のために?自分が楽になりたいだけか?と思う。(申し上げにくいが今でもYさんと仲良くできるとは思わないが)

二十歳を超えてから仲良くなった人たちと話しをしていて、いじめを受けたことがある人間が多く存在することを知った。そうした話しを聞くと胸が苦しくなって呼吸がおかしくなる。都合のいい人間だ。いじめられていた人間自分の話をするかどうかで済むが、いじめをしていた人間は誰かに言い出すことができない。懺悔しかならないからだ。

いじめをうけたことのある人間は私を軽蔑するだろうか。憎むだろうか。

私は自分の身近な人や、大切な人がいじめを受けて苦しんだことに対して義憤を感じる。あまり勝手すぎる。そんなことを感じることが許されない前科者だ。

Yさんは今、何をしているだろうか?高校生の頃に制服姿のYさんを見かけた事がある。そのあとは知らない。友達はできたか大学に進学したのか。就職したのか。どこに住んでいるのか。小学校の頃の事など何処吹く風でどこかで楽しく生きているだろうか。自分に自信を持てただろうか。自己破壊けが目的人生を送らないでほしいと身勝手に思う。わたしは許されることは無いし、やったことが無かったことにもならない。だから私のことは怨み倒して構わない。

でもYさんはどこかで自己肯定して救いがあったと思える人生を送って欲しい。私は一生この罪を背負って生きていかねばならないと思っている。

精神成熟していないコミュティ悲劇だ。教員のせいにすることもできない。

とんでもないくだらない理由いじめが生じる。生贄が生じる。あるものは一生消えない傷を、ある者は罪を感じて、大多数は何も覚えていない。

イニシエーションとして自分の大切な人がスケープゴートになったら?私は許せない。傷つけた人間をタダでは済まさない。

***********

今日小学校の頃からの仲で、Yさんに関する顛末を知っている友人に連絡をしてファクトに関する認識合わせをした。

その友人はやはり「私が主犯格に見えた」と言った。と同時に「でも流された Permalink | 記事への反応(7) | 00:41

2019-08-26

初めて風俗に行きました

 風俗店を利用する同級生あるいは同僚を、心の中で「俗物」と罵っていた。先輩社員の奢りでピンクサロンへと吸い込まれていく同期を、心の底から軽蔑していた。私は今日その男根への承認という勲章を求めて風俗店を利用する許されざる「俗物」となった。最もなりたくなかった存在へと身を落としてしまった。それだけではない。下らない自尊心と間違った配慮、そして醜い自意識によって、正常に風俗店を利用する彼らよりも程度の低い存在へと成り下がったのだ。そして、自分の汚れた心の言い訳にこのような俗物的な文章を書き残すことが、さら私自身を俗物へと貶めるのだ。

 私は鬱病だった。毎日のように精神的発作を起こし、衝動的な自傷行為――主に私が許し難いと感じている非道徳的な行為私自身が行うこと――に明け暮れ、一人孤独に単調な日々を過ごしていた。それでも、他者を私の精神的安定の材料として利用しない、という規範自分に課していた。それが今日、あろうことか破られたのだ。気づいたときには風俗街にいた。私は自身脳内で散々に罵倒していたあの「大学生」あるいは「社会人」達と同じ線の上に立っていた。ここ数ヶ月の見窄らしい自らの行いを、許されざる粗相の数々を精算するため、最も忌み嫌う場所へとこの脚が無意識に私の身体を運んだのだ。私は鞄から精神安定剤を取り出し、僅かに残っていた飲料水でそれを胃の中へと流し込んだ。

 何度も嘔吐しそうになりながら、それまで未来永劫に自分とは関係のない場所だと思っていた欲望の通りを歩いていく。私はこれから、今まで見下してきたあの俗物達と同じ存在となる。価値のない私にはそれくらいの地位が相応しい。しかし、ああ、なんということだろう! 真面目に労働として性交提供している女性が、そんな卑俗な目的のためにこれから私と交わるという悍ましき状況が発生しているのだ。なんと失礼なことだろう。なんと不誠実なことだろう。彼女らはその吐き気を催すような目的に協力するため労働時間とその身体提供することに同意するだろうか? ――するはずがない! もしそうでないのであれば、同意しないことを強く勧める! 性産業従事するということ自体が――その産業構造が現実的女性への搾取を含まざるを得ないという事情こそあれど――世間一般で言われているような尊厳を切り売りする行為だとは思わない。しかし、私のこの悪意に満ちた目的を拒絶せず性交に応じることは人間尊厳を切り売りする行為だと言っていいだろう。根源的な悪人である私は、黙ってその目的を達成しようとしているのだ。他者を利用してまで!

 最も店舗の密集する地帯に入ってから入店まではそう時間を要さなかった。雨が降っていたこともあってか、休日の夜にしては人通りがかなり少なかった。私は「これ以上ここを歩くのは耐えられない」と感じた地点で歩みを止め、二、三歩戻って完全に初めての領域へと足を踏み入れた。目に映った中で一番美しいと感じた風俗嬢を選び、直後にはその行為が行われる部屋へと導かれていた。他者の外見を値踏みするようなことをしてしまった自分がいやになった。自分は最低の人間であるという自覚が床板を踏みしめる毎に強くなっていった。

 部屋に入ると彼女は料金表を提示した。風俗を利用したことのない私には躊躇いの気持ちが生まれるような数字が並んでいた。しかし、高ストレス仕事には高額な給与が支払われるべきであるから、私はちょっとした電化製品を買うくらいの紙幣を財布から取り出して嬢に渡した。報酬をどこかへと持って行った後に戻ってきた彼女は「じゃあ、脱ごうか」と言った。私は大袈裟に恥じらうような態度を見せ、服をすべて脱ぎ、私の小柄で貧相な身体露出させた。嬢の身体は今までに見たこともないほど整った曲線を描いていた。乳房乳首も、腰のくびれも、肌の質感も、すべてがお手本のように綺麗だった。陰毛が除去されているのも相まって、その造形は芸術的ですらあった(後から考えると、このことも私の陰茎の勃起を妨げる一因だったのかもしれない)。

 彼女は私に寝転ぶよう促し、乳首を舐めた。あまり気持ち良いと感じなかったが、私は童貞のごとく過剰に喘ぎ声を捻り出した。ある程度ペニスの固さが保たれてきた頃に避妊具を装着し、口淫を施した。口淫にも少し物足りなさを感じたが、私は情けない声で喘ぎ続け、呼吸を速くした。嬢は私の童貞的な反応を楽しんでいるように見えた。不誠実な利用客である私ができるせめてもの償いは、彼女仕事に伴い感じるであろうストレスを少しでも減らすことだった。私が彼女リードしてもらう形で性交が行われた。仰向けになった私の九割ほどの固さになった陰茎の上に、彼女女性器が乗った。騎乗である性交が始まってしまったのだ。私はだんだんと罪悪感に侵食されていった。実際、何度も中折れし、心配する嬢に謝罪を繰り返した。「なんだか、とても悪いことをしているような気がしてくるのです」と私は言った。嬢は相変わらず整った顔で、ふふっと笑った。嬢に導かれるがままに体位を変え、騎乗位、正常位、後背位、そしてまた正常位で必死に腰を動かした。彼女の顔は何年も前に別れた元恋人に少し似ていた。正確には、元恋人の加工に加工を重ねたセルフィに似ていた。嬢はそれほど美しかった。しかし、中折れは何度も繰り返された。そうこうしているうちに制限時間は迫り、残り時間が少ないことを告げるベルが鳴った。嬢は残り少ない時間でもう一度挿入をして射精させようとしてくれたが、陰茎の固さを保つために実施された手淫の間に射精してしまった。私は「すみません」と謝った。嬢は数十分間ずっと私の童貞的な反応を楽しみ、時間内に射精できるよう最大限協力してくれた。とても申し訳ない気持ちになった。

 性交を終え、受付の中年女性との短い談笑を済ませ、来た道とは別の経路で自宅へと急ぎ気味に歩みを進めた。身体を人通りの多い道へと近づけながら、私は自分の心にあいた穴がまったく埋まっていないことに気がついた。自罰行為と、それに伴う射精は私の心の問題解決する方法ではなかったのだ。家に着いた頃には、嬢の顔も思い出せなくなるほど記憶曖昧になっていた。ここまで書いた文章以上のこと、すなわち映像的な記憶は綺麗に脳内から消し去られていた。ただ、彼女容姿が美しかたこと、私が情けない姿を他者に見せてしまたことだけが今日の出来事の象徴としてぼんやりと頭に浮かぶだけだった。私は本当に風俗店を利用したのだろうか? それすら疑問に思うほど、私の体験密度は急速に小さくなっていった。確かなのは、財布の中身が随分と減っているということと、私が以前より私自身を嫌っているということだけだ。

2019-08-20

anond:20190820014600

50巻前後美味しんぼなら究極の養殖ウナギの蒲焼たべて

栗「天然物より美味しいわ!

山「そう。完全に管理された養殖ウナギは臭みもなく脂の乗りも最高だ。でもシラスウナギは漁獲に頼らざるを得ないんだ」

荒川(女)「あら、卵から養殖できないんじゃやっぱりウナギ絶滅ちゃうんじゃないの?」

漁師「貴重な資源じゃからな、うなぎ食文化を続けるために漁獲量制限しているんじゃ」

富「これは養殖でも大切に食べないといけませんな」(シュン)

とかそんな感じだと思う

これたぶん富井は冒頭で養殖ウナギバカ食いして帝都新聞記者か誰かに軽蔑されてるわ

2019-08-15

叩くための創作実話

例えば、ミソジニスト女性にこんな不当なことをされたという創作を実話として書くこととか

フェミニスト差別的な扱で被害を受けたという創作を実話として書くこととか

嫌いな作品を鑑賞した結果ショックで健康を損なったという創作を実話として書くとか

相容れない思想を持った集団非常識な行動を創作を実話として書くこととか

これらが世の中にもたらすダメージって長期的に見たらかなり大きいと思うんで取り締まるのは無理でも、もっと軽蔑されてほしい。

今更だけどさー

慰安婦は二十万人もいないし南京殺害されたのは三十万人もいなかったわけよ

とはいえ実質現代アダルトビデオ女優メソッドもっとひどいバージョンで性産業従事しひどい待遇さらされた被害者

南京における戦闘で巻き込まれ殺害された市民なんて沢山沢山いたわけよ

それを二十万もいない、三十万もいないと言いたくなってしまうのは

かにあの住居に侵入して金目のものを盗みましたが地下室の金塊は盗んでいませんと必死で言いたくなる心理みたくある

まーでもそーいった心理を煽って実際にやったことを矮小化させる人間軽蔑対象だわ

2019-08-13

30過ぎて周りが次々としんどいおじさんになっていく

20代は一緒に怒られて、居酒屋で「ああはなりたくないな」って言ってた仲間や友達が、次々と「ああなりたくない大人」になっている。

昔は先生上司悪口で盛り上がってた同級生なのに、今はたまに集まれ

「若手のあそこが気に入らない」

あんなやり方で成績出しても認めない」

「俺の時にはあんものはなかった」

「昔はもっと苦労して仕事したもんだ」

あいつは礼儀がなってない」

とか、そんな話ばっかり。

若手が大きな仕事決まったって話だって、「運がいい」「気まぐれ」「なんか気に入らない」そんな話ばっかりしてる。

自分が若手だった時、大きな仕事決めた時にそんなこという大人をどう思ったか思い出して欲しい。

絶対に、それなりの苦労をして大きな仕事取ったはずだろ?

あいつは俺の努力なんてなにもわかっちゃいない」って怒ってたじゃん。居酒屋で。

それと同じことしてどうすんだよ。

後輩がデカ仕事取ったら、その影で努力してるところまで見つけて評価してやろうなって話したじゃん。

昔は同じ思いを共有して、こいつらといるときが何よりも楽しいなって思ってた集まりが今じゃつまらない。

尊敬してた友達も、今じゃ軽蔑するほど嫌いになりつつある。

なんでこういうのって繰り返しちゃんだろうな。

自分もいつか同じような人間になってしまうんだろうか。

だとしたら社会ゴミから若い子に嫌な思いさせる前に消えてなくなりたい。

2019-08-10

貞本義行氏の件のツイートのどこに悪意を感じるか

というツイートに対して、

https://t.co/3wqZGCqLzd"

所詮個人の(特定集団の、というべきか)感想だし何を言おうが勝手だが、胸の悪くなるような悪意でグジュグジュの言語感覚が本当に気持ち悪いので、人の目に触れるところに文字を書いちゃ駄目な人だな、と思った。

という罵倒ブコメを書いたところ(陰険でよくない習慣だ)、

特に胸糞悪くなる様な文章では無いと思うのだけれど、どのあたりがそうなのだろう。もちろん、胸糞悪いというのも、個人感想なら勝手だし、ブコメを書いちゃ駄目な人だとも思わなのだが。

という質問を頂いた(冷静でよい質問だ)。

私の書いたことを反復してやり返されてるあたりに煽りを感じなくもないけど、

上記ツイートを読んで胸が悪くならない人にとっては正当な疑問だと思うので、

説明を試みる。

 

1) 「キッタネ少女像

「キッタネー」なんて言うのは、論評の範囲を外れた軽蔑吐露しかないと思うが、

ここは文頭でもあるし、多少どぎつい表現で書き出して読み手を引っ掛けるのは、

穏当ではないにせよ、表現手法の一つと言っていいと思う。

ぎょっとするけど、まぁ何を言うのか読んでみるか、と思わされるところはある。

ただし問題は、後段で「キッタネー」と思う理由言語化を試みていないところにある。

あえて斟酌するなら、技術の不足や表現杜撰さによって不快を感じた、ということで、

イラストレーターの鋭敏な美的感覚からすればそういうこともあるだろうと思う。

別にイラストレーターじゃなくても言って良いんだけど)

「そんな重いもの表現するのに、そんな適当仕事でいいのか?」という方向で、

表現意図を(賛同しないにせよ)酌んだ上で、その実現における難点を、

実物に即したかたちで(つまり実際に観察した上で)言語化しているのであれば、

「キッタネー」と文頭で言うことぐらいは許されると思う。

でもそれをしないで「キッタネー」とだけ言ってるので、やはり論評とは言えない。

単に政治的文脈に対する不快感を、仮構した芸術的不備に転嫁しているように読める。

ただしこれだけなら「感想」の範囲ではあって、明確な悪意までは感じない。

単にぶっきらぼうで露悪的な言動を好む人なんだな、と思うだけ。

 

2)「かの国のプロパガンダ風習 まるパク!」

天皇写真を燃やし〜」という作品についての論評として書かれているのだが、

ここで「風習」という語を選択するところには、明確な悪意が込められている。

この文脈作品表現引用元を指摘する)で「プロパガンダ」と連結しうる語は、一般的には

手法」、次点で「技術」「様式」、あるいはちょっと意味を拡大して「文化」といったところである

しかしそれらの語を選ばず、あえて非標準的な「風習」という連結語を選ぶことの含意を分析すると、

プロパガンダ」に「風習」という語が含む土俗的、前近代的イメージを付着させ、

かつそれを、発言者揶揄対象としている(おそらく)東アジアの一民族が古来から持つ習俗

と考えていることが見て取れる。

言い換えるなら、特定民族に対して「未開人」「土人」などと呼称するのと同型の差別的認識を、

しっかり内面化し、かつ機会があれば表現するのをためらわないからこそ、

風習」という語が(「手法」や「文化」を押しのけて)ここで選択されているわけである

作品についての論評の一部(引用元の指摘は端的な論評と言える)ということで、

ギリギリ許容されうるのかもしれないが、婉曲的なヘイトスピーチである

婉曲的、は外してもいいかもしれない。

 

3)「低俗ウンザリしかない」

現代アートに求められる」もの(あまり一般的ではないようだけど)を列挙して、

それらが皆無である、という論評のあとに書かれた慨嘆である

これは個人感想であって、自由発言されるべきものだとは思う。

ウンザリしかない」で済むはずのところを、

より辛辣にすべく「低俗な」と付け足すところに、悪意の奔出が感じられるのだが、

低俗ウンザリしかない」と乱暴につなげてしまたことで、

発言者ウンザリすること」自体を「低俗下品で程度が低い)」だと言っている、

とも解釈しうるので、「(作品が)低俗なことにウンザリ」と補うべきだったと思う。

悪意が先走りすぎて言語が崩れている箇所、と言える。

揚げ足を取るみたいだけど、見てて気持ちのいいものではない。

「胸の悪くなる」とまで言ったのは、こういうところである

 

4)「育つのを期待していたんだがなぁ……」

言うまでもなく、展覧会の将来を勝手に先取りして否定して悲観してみせるのは、

現在行われている展覧会あるいは個別表現の評としては、意味のあるものではない。

気に入らないからって勝手に潰すな、ということ。

発言者としても「これは良くないな」と思ったからこそ、自己リプライ要望を書いて、

自分の望むようなものであれば応援したいのに、というポーズを見せているのだと思われる。

それはそれで独善的無礼な話だが。

あと、ドクメンタ瀬戸内芸術祭だって発言者不快に思うような

プロパガンダ解釈しうる展示がまったくないとは思えないけど(なにしろ大きいから)、

それはまた別の問題である。耳に入らなければOKなのかもしれないし。

ただし、勝手によその芸術祭権威を借りてきて論難の武器に使うようなのは

まり責任感のある言動とは言えない。虎の威を借るなんとやらに見える。

名前を出すなら、せめて一つくらいはモデルケースを挙げて論じて欲しいところである

(例えば前回のドクメンタ出展された、佐川一政を扱った

ドキュメンタリー作品……の話は余談に過ぎるのでやめよう)

 

ついでなので、上記ツイート自己リプライで書き足されている部分についても、

悪意を感じる箇所を指摘しておく(埋め込みは省略)。

 

5)「いかれた協賛メディア

別に協賛メディアが展示の内容を指示しているわけではないし、

いかれた」というのは不穏当な表現である

どのメディアを指していってるのか知らないけど。

 

6)「プロパガンダアートに仕込む行為も全く否定しないけど正直

アートとしての魅力は俺には全く響かなかった」

アートとして失敗してると思うなら、プロパガンダとしても効力は薄いと予測できるわけで、

ひっそり敵失を喜んでいればいいんじゃないでしょうか。

そういうわけにもいかないのかな。

 

以上のようなわけで、拙ブコメ

「悪意でグジュグジュの言語感覚が本当に気持ち悪い」

「人の目に触れるところに文字を書いちゃ駄目な人」

というのは不当で過剰な個人攻撃だったかも、という視点から検討してみたんだけど、

主に2)の理由によって、撤回するほどでもないな、という結論になりました。

もちろん露悪的な言い方であることは進んで認める。

今後ものを書くときには、ヘイト部分を矯めるよう気をつけたほうがいいと、

老婆心ながら心配申し上げるものである

ツイートは見ないけど作品は楽しみにしています

2019-08-09

軽蔑はするけど別に怒りはしない

お前らの正義感の強さには驚きだよ

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