はてなキーワード: シラスウナギとは
古代ローマ人にとって、ウナギは人気の高い食材でしたが、その生態については多くの謎に包まれていました。
ウナギの起源と生態に関する古代ローマ人の知識は限られていました。
彼らは、ウナギが川や湖に生息することは知っていましたが、その繁殖過程や幼魚の姿を見たことがなかったため、
例えば、「山芋が変じてウナギになる」という奇妙な説もありました。
古代ローマ人は、ウナギの謎めいた生態にもかかわらず、その美味しさを十分に認識していました。
彼らはウナギを様々な方法で調理し、特に蒲焼きのような調理法を好んでいたようです。
ウナギは背開きにして炭火で焼き、甘みのあるタレ(魚醤、蜂蜜、コショウなどで作られた)を塗りながら調理されました。
しかし、ウナギは高価な食材であり、一般庶民にとっては贅沢品でした。
そのため、後の帝政時代には、皇帝が民衆の人気を得るために競馬場でウナギを含む豪華な食事を振る舞うこともありました。
興味深いことに、古代の医師ヒポクラテスは既にウナギの過剰摂取による健康リスクを指摘しており、
「ウナギの食べ過ぎによる肥満は人間の体の最大の敵」と述べています。
【質問2】「食べられているウナギの半分以上は違法なウナギ」ってホント?
藪をかき分けて川に降りていく姿
結論からお伝えすると、本当です。その年によりますが、国内で養殖されているニホンウナギのうち、半分から7割程度のウナギが、不適切に漁獲・流通したシラスウナギから育てられています。前提から順番に説明していきますね。
まず、人間が食べて消費するスピードが、生物が子どもを産んで増えるスピードを超えてしまうと数は減少してしまいます。ニホンウナギが減少しているということは、消費のスピードが、ニホンウナギが増えるスピードを超えているということです。このため、食べる量を抑制するとともに、ニホンウナギが健全に成育できる環境を取り戻す必要があるのです。
ニホンウナギの完全養殖は研究所の実験で成功しているものの、莫大な費用がかかるため、商業的な利用にはまだ時間を要します。流通しているすべての養殖ウナギは、海洋の産卵場で孵化した卵から産まれた子どものウナギ(シラスウナギ)が沿岸域までたどり着いたところで捕獲され、養殖場で大きくなったものです。シラスウナギの捕獲は各都道府県で管理され、およそ20cm以下のウナギの捕獲は禁じられており、全長約6cmのシラスウナギはその規制対象に含まれています。
養殖のためのシラスウナギ捕獲には、都道府県知事の特別採捕許可を受ける必要があります。しかし現状では、無許可で行う密漁、許可を受けた漁業者の過少報告(無報告漁獲)などの違法行為により、半数程度が不適切に流通しています。さらに、国外で漁獲されたシラスウナギが輸入される際も、原産国から密輸されている可能性が高いと考えられています。
シラスウナギが高値で取引されるため、密漁や密輸・無報告漁獲が発生するわけですが、それによって現在では、シラスウナギの漁獲実態が掴めなくなっています。ニホンウナギの正確な数字が掴めなくなっているため、持続可能な消費限度を設定することが難しくなっているのです。https://sdgs.yahoo.co.jp/originals/63.html
“ウナギ密漁”の実態を追う――「まるでルパン三世の逃走劇」 (1/5) - ITmedia ビジネスオンライン
ウナギ稚魚密漁の疑い 暴力団会長を逮捕 高知 | NHKニュース
ニホンウナギ 稚魚の密輸や密漁が横行 国際機関が報告書 | NHKニュース
欧州ウナギ稚魚、2割超密輸 3600億円規模の闇ビジネスに | 共同通信
ウナギ稚魚、半数が違法取引か 24都府県、共同通信調査 - 共同通信
だから鰻の問題は絶滅云々じゃなくてヤクザのシノギになってることなんだよなぁ
あなたも食べてる「違法ウナギ」排除 イオン新商品の画期:日経ビジネス電子版
ウナギの養殖や販売を行っている企業や生活協同組合は、シラスウナギの採捕と流通に違法行為が関わっていることを、よく知っています。違法に流通した可能性が高いことを知りつつも、ウナギの販売を続けているのです。日本の誇るべき伝統であるウナギ食文化が、密漁と密売によって支えられ、反社会的勢力の資金源にもなっている現状は、早急に対策を考えるべき問題です。
・地方のどうしょうもない労働力不足を「外国人技能実習制度」によって救ってくれたところ。二面性のある偽善制度だけど、これで救われた経営者はまともに足を向けて眠れない。これがまず一番。
・株価を民主党政権から一気に倍にして、年金資産運用を安定化してくれたこと
・雇用を増やしてくれて、無職の若者を減らしてくれたこと。民主党時代に高校・大学を卒業した人は多分二度と野党に投票しないと思う。
・原発問題を収束させてくれたこと。事故の責任取らずに逃亡して打算的な反原発運動にかまけてる菅は許さん。
・民主党時代に行き詰まった日中関係を改善して、たくさんの観光客を日本に呼んでくれたこと。当時、尖閣問題で中国内の資産を焼き討ち・取り壊しにあって困窮した多くの日本の企業を救ってくれた。
・安定政権に安住せずに世界中に外遊して日本の存在感を高めてくれたこと。中央ヨーロッパから中央アジアにかけての日本の存在感は確実に高まった。(嘘だと思うならバルト三国とか中央アジアとかのマイナー国で大学訪問したりIngressとかのゲームイベント参加して若者と話すと分かるよ・・・)
・インドのインフラ支援をしてアジア大陸における中国の過剰な台頭の歯止めのきっかけを作ってくれたこと。
・長期政権になってもちっとも腐敗とかの雰囲気が顔に出ず、テレビ映りが良い(本当にやってないかはともかく)。石破さんには申し訳ないけど「人相」が首相・外相の器じゃない。あの顔が海外のテレビで日本の政治家として映るのは正直悪夢だ。
・とにかく、代わりになる人が思い浮かばないのでこのままずるずると長期政権が続いても仕方ないとしか言えない。アベ政治を許さないという人は誰政治ならいいのかとにかく示してくれ。
・すごい危機感あるのは、いざ首相を辞めざる得ない時の代わりに思い浮かぶ人が出てこない。今後は後継者の育成に専念してくれー!!!
・もちろん、今の政治にも人口・過疎化問題、農業・漁業問題(シラスウナギ問題は実は地方利権問題が根深い)、高齢者の医療費支出増大問題、それに伴う科研費の削減と日本の科学技術国としての地位低下、ブラック企業問題、色々不満あるんだけど、そういう一般国民に切実な問題は野党も全部頬かむりしてどうでもいい土地問題とかしか国会で取り上げないの超ムカつく。
・というか、自分の親も含め、今の野党を支持する高齢者の方が自分には信じられない。とはいえ、親と話して分かるのは高度経済成長期の成功体験が体に染み付いていると今の日本はもどかしく感じるのだろうということ。
・投票の秘密は誰でもあると思うが、政治を家族で議論するのはいいと思う。若者はぜひ親を説得して、支持政党を野党から鞍替えさせてくれ。一旦、野党を殲滅して、自民党を分裂させてまっとうな議論が国会でできる新しい日本を作ろう!
こんにちは。ウナギに村を焼かれた村人Aです。最近の報道を見て考えたことをつらつらと書いてみますね。
報道にあるように、シラスウナギ(ニホンウナギの稚魚)の漁獲高が今月は前年同時期の1%だそうです。つまり99%減ですってすごいですね。
ニュースなどでは、「大変な不漁。もしかするとウナギが極端に値上がりするかも」などど報道しています。
値上がりを煽って客を呼び寄せるなんてうまい商売ですよね。プレミアですよ! みなさんも値上がりに負けずにがんばって消費しましょうね。
実はニホンウナギは、絶滅危惧種として指定されているんです。知っていました?
でも、日常にウナギはありふれていますよね? スーパー行けば蒲焼きが一尾二千円以下で買えますし、牛丼屋さんで千円以下でうな丼を食べることができます。
「絶滅危惧種なんてそんなおおげさな!」 そう思う気持ちもわかります。
でも嘘じゃないんですよ。もうすぐウナギという種とウナギ料理という大衆食文化を過去のものとして消し去ることができるんです。
ほんとですよ。2014年にIUCN(国際自然保護連合)がレッドリスト、いわゆる絶滅危惧種に指定しています。
稚魚であるシラスウナギの漁獲高も、昭和40年代の約250万をピークに、昭和50年代後半には30トンを下回り、平成22年以降は10トン前後を行ったり来たりしています。
そしてとうとう、今年になってこのニュース!
前年同月比1%とかすごいですよね。去年までの乱獲でニホンウナギという種自体にかなりのダメージを与えることができたのではないでしょうか。
それもこれも、絶滅危惧種なんて警告に負けず、ウナギを市場に提供し続けた関係者のみなの努力のおかげです。ありがとう。
あ、もちろん、ウナギを頑張って消費してくれた一般の皆さんにも礼を言わなくてはなりませんね。感謝!
厳密に言うと、ウナギの養殖は不完全です。タマゴを採って孵化させて成魚まで育てるという完全養殖が、少なくとも商業ベースでは実現できていないのです。
実はウナギって謎生物なんです。成魚が太平洋のどこで卵を産み、その卵がどうやって孵化し、それがどうやって日本の河川まで回遊するか。まだまだ解明されていないのです。
今やっているのは、謎の部分はとりあえず置いておいて、河川や海岸線に罠を仕掛けて天然の稚魚(シラスウナギ)を捕まえ、池に入れて成魚まで育てて出荷という流れ。
うまい言葉遊びですよね。「これは天然じゃないから!養殖ウナギだから!」そう唱えてウナギを食べれば他の種を絶滅させる罪悪感なんて消し飛んでしまいます。
だからこの調子で天然のシラスウナギを取り尽くし、食べて、絶滅させてしまえば、ニホンウナギそのものをこの世から消し去ることができるのです。
水産庁もウナギを絶滅させるために結構がんばっているんですよ。つい数年前に、ウナギ養殖業者を登録制にして管理する池に稚魚をどれだけ入れたのか報告するよう義務付けたのです。
これ、うまいやり方ですよね。稚魚は高価なので密漁も多く取り締まるのが大変です。そこで努力してますよをアピールするために、養殖池を管理して池に入れることができる稚魚数を制限することにしたわけです。
もちろん厳しく制限すると養殖業者が大変ですから、ここ数年で漁獲高ピークだったときの8割くらいのガバガバ基準にしています。そもそもピーク時よりも大幅に漁獲が少ないのだから制限なんてないようなものです。少なくなっていても、今、採れるだけ採っちゃおうという戦略ですね。これには業者も関係者もにっこり。
つまり、官民一体となって、ウナギという種を滅ぼそうと努力しているわけですね。あなたもこの流れに乗りましょうよ。
不漁とはいえ、高価でしょうが今年もウナギは市場に出回るでしょう。
でも来年はさらに漁獲量が減るでしょうね。今の調子で採り続け、食べ続ければ、あと20年もしないうちにニホンウナギという種を絶滅させることができるにちがいありません。
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https://anond.hatelabo.jp/20180118142556
https://anond.hatelabo.jp/20180118145458
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これは、反社世界の知識が一定程度ある人であれば、「ヤクザの既存のシノギの1つが稼げなくなったので、直近にあるシラスウナギの密漁でシノギを補填する」ことに気付いていると思う。
最近稼げなくなったヤクザのシノギは、そう、「チケットキャンプ」(チケキャン)を中心としたチケット転売行為である。単純計算で、月に数億円単位のシノギが発生していたが、急にそれがダメになった。だからシラスウナギの密漁を増やして補填する。
もちろん、今報道されているシラスウナギの漁獲量には、こういうヤクザの密漁分は含まれない。限りある資源の中で、ヤクザが密漁する割合が大幅に増えて、真っ当な人達の取り分が極端に減っただけなのだ。
密漁されたシラスウナギも、そうでないシラスウナギも、最終的には同じように国産ウナギとして店頭に並ぶ。したがって、今年の土用の丑の日に供給されるシラスウナギの量は去年と同等くらいになるはずだ。値段は多少高くなるかもしれないが、それくらいだ。
今年も土用の丑の日が終わりました。ウナギおいしかったですか?私は食べました。最高に旨かったです。別にこの日にわざわざ食べなくても良いとは思いますが、いやーいつ食べてもウナギは良いものですねぇ。
さて、2014年にニホンウナギがIUCN(国際自然保護連合)レッドリストの絶滅危惧種(IB類)に指定されて以降、このままウナギを食べ続けると絶滅するのではないかという意見がインターネット上でよく見られるようになりました。年々その声は高まっていき、特に今年はTwitterのトレンドにも上がるなど、大きな関心を集めました。人々の間でこうした水産資源についての関心や資源保護への機運が高まることはとても良いことだと思います。その一方センセーショナルな話題ゆえか明らかに間違った言説やミスリードを誘う意見もTwitterを中心に数多く見られかなりげんなりしました。ウナギ資源保護のためなら嘘、間違った意見も許されるという空気すら感じ、違和感を覚えました。まぁ、かようにウナギという魚は日本国民のソウルフードであり、多くの人の関心や意見を集めるものなのだなあと感じた次第です。
以下に私がそりゃねーだろwwwwwwと感じたものを列挙します。あ、不快に感じた人はブラウザの戻るボタンでもクリックしといてくださいw
・バイオウナギ(う〇次郎くん)やウナギ味のナマズ(近〇ナマズ)はウナギと味変わらない!これはウナギの代用になる!というツイート。はっきり言って失笑モノですwどちらも食べましたけどね、結局のところすり身はすり身であり、ナマズはナマズですよ。代用になんかなるわけがありません。本当に味一緒と感じておられるのなら味覚障害なのでは?そんな味音痴に今まで食べられていたウナギがかわいそうです。つーか世の中こんなに味音痴が多いのかと驚いたわ!!まぁ何でもうまいと感じられるのはある意味幸せなのかもしれませんが・・・また、そもそもナマズに関して言えば、コイツがウナギの代用品として利用され始めたのってなんか見た目がにゅるっとしてて、泥っぽいとこが好きそうだし、どことなくイメージが似てるからっていうただそれだけの理由だと思うんですけど。両者は分類も大きく違えば(ウナギ目とナマズ目)身質から脂の付き方まで何から何まで違います。ウナギの脂の付き方は魚の中でも相当特殊で、だからこそ他に真似の出来ないあの味わいが生み出されるのですよ。ウナギの代用品なんて考えはありえません。
・クックパッドで見つけた鰻を絶滅の危機から救う天才的なメニュー(ウナギのタレだけご飯)。ハイ!偽善!キングオブ偽善!そもそも大概のウナギのタレにはウナギ抽出物が入ってるwwwwwwwwwwww乙!!!
・ウナギの旬はそもそも冬、わざわざ旬はずれのウナギを食べる土用の丑の日の習慣なんて廃れたほうが良い。・・・天然ウナギならその通りでしょうね(本当は10~11月くらいか?)。ただ市場の99%以上は養殖ウナギでちゃんと今の時期に美味くなるように調整してますからw 知ったかぶりでモノ言うと恥ずかしいっすよ?
・ウナギは絶滅危惧レベルがアフリカソウやオカピと同じなんですよ!そんな生き物を平然と食べる日本はおかしい!(うろ覚え)。・・・まぁ、IUCNのレーティングだけ見ればそうかもしれないけどさぁ、絶対的な個体数も生息環境も生態的地位も何から何まで違うでしょうが・・・そもそもそういった大型哺乳類と生態系中位に位置するニホンウナギを同列に語ること自体ナンセンスだとなんで思わないかなぁ?まぁこれは植物動物ひっくるめてすべての生き物を同じ基準で絶滅危惧リスクを評価するIUCNのやり方自体に問題があるとも言えるんだけれど。(これやhttps://www.facebook.com/jsfs.wakate/posts/701605086579950 これhttps://c-faculty.chuo-u.ac.jp/blog/eelunit/conference_intro/ が詳しい)。あとよく引き合いに出されてたのがリョコウバトね。確かにかつて鳥類最大の個体数をもっていたこの種が乱獲に次ぐ乱獲で絶滅してしまったことは人類の忘れてはならぬ教訓にしなくてはならないでしょう。ただそれってまっっっっったく生態の違うウナギと同列に扱っていい事例なのかね?そもそも私はウナギが絶滅するとは思っていません。ウナギ産業が成り立たなくなるくらいに資源が減少し、蒲焼き文化が廃れる可能性はあるとは思っていますが・・・まぁそう思う理由はいろいろとあるんですが、ここでは割愛します。まぁ簡単に説明すると海ウナギの資源の実態がまだよく分っていないこと(相当な量があると考えられる)、ウナギの成魚も稚魚(シラスウナギ)もそう簡単に獲れるものではないこと、私自身が川などで今でも腐るほどウナギを見ていることなんかが根拠です(最後のはちょっとアレですが)。
・・・ウナギは絶滅しないだろうとは書きましたが、水産庁の役人の無策、密漁、密輸を黙認する業界団体、ウナギの価格が安いか高いか以外に関心を示さないマスコミ、叩き売りして大量廃棄するスーパーには腹が立ちます(ただその正当性を自分でも納得のいく形で合理的に説明できない)。またニホンウナギの資源量が本来あった量とは比べ物にならないほど減っているのも事実でしょう。ただ絶滅を声高に主張する人たちにはもうちょっと冷静になってほしいと思います。絶滅危惧だからもうウナギ釣り行くのやめよう、なんてツイートも見ましたが、そうして本来身近な存在であるはずのウナギを遠ざけてしまうことで、結果的に彼らに対する関心が薄れてしまい、河川環境に無配慮な改修工事が行われ、個体数に悪影響を与えるなんてことも起こるかもしれません。生物多様性の保全の上で一番怖いのは、人々のその生き物に対する「無関心」です。ウナギ絶滅派(?)の人の呼びかけるウナギの不食運動や採集を控えることはそうした「無関心」に直結するものであると危惧しています。本当はウナギなんてどこにでもいる魚なんです。ただ夜行性なのと濁った場所が好きなのと、かくれんぼがちょっと上手いせいでその存在になかなか気付けないだけなんです。まだまだウナギはたくさん川にも沼にも海にもいます。うな重だけではなく、彼ら本来の活き活きとした姿を多くの人に知ってもらい、彼らと彼らの暮らす環境が守られることを願ってやみません。