「シラスウナギ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: シラスウナギとは

2024-07-28

ウナギはどこからやってくるのか?これは古代ローマの人々も不思議に思っていた。

古代ローマ人にとって、ウナギは人気の高い食材でしたが、その生態については多くの謎に包まれていました。

ウナギ起源と生態に関する古代ローマ人知識は限られていました。

彼らは、ウナギが川や湖に生息することは知っていましたが、その繁殖過程や幼魚の姿を見たことがなかったため、

ウナギ誕生に関して様々な俗説が存在しました。

例えば、「山芋が変じてウナギになる」という奇妙な説もありました。

実際には、ウナギは複雑な生活史を持つ魚です。

現代科学によって、以下のことが明らかになっています



古代ローマ人は、ウナギの謎めいた生態にもかかわらず、その美味しさを十分に認識していました。

彼らはウナギを様々な方法調理し、特に蒲焼きのような調理法を好んでいたようです。

ウナギは背開きにして炭火で焼き、甘みのあるタレ(魚醤蜂蜜コショウなどで作られた)を塗りながら調理されました。

しかし、ウナギは高価な食材であり、一般庶民にとっては贅沢品でした。

そのため、後の帝政時代には、皇帝民衆の人気を得るために競馬場ウナギを含む豪華な食事振る舞うこともありました。

興味深いことに、古代医師ヒポクラテスは既にウナギの過剰摂取による健康リスクを指摘しており、

ウナギの食べ過ぎによる肥満人間の体の最大の敵」と述べています

このように、古代ローマ人にとってウナギは魅力的でありながら謎めいた存在でした。

その生態の全容が解明されるまでには、さら2000年近い時間を要したのです。

2024-07-22

シラスウナギのエサに大豆イソフラボンを投与

9割がメスに成長

メスはオスよりも大きく成長する

巨大ウナギかば焼きが食べられる

最近ウナギ絶滅目前になってから色んな研究進みすぎだろ日本

https://x.com/yuruhuwa_kdenpa/status/1815025161349087743

人間も全部メス化してしまえば、大半の問題解決する

2022-07-23

anond:20220723171901

質問2】「食べられているウナギの半分以上は違法ウナギ」ってホント

藪をかき分けて川に降りていく姿

奄美大島での調査を行う海部さんら研究チーム

結論からお伝えすると、本当です。その年によりますが、国内養殖されているニホンウナギのうち、半分から7割程度のウナギが、不適切に漁獲・流通したシラスウナギから育てられています。前提から順番に説明していきますね。

まず、人間が食べて消費するスピードが、生物子どもを産んで増えるスピードを超えてしまうと数は減少してしまますニホンウナギが減少しているということは、消費のスピードが、ニホンウナギが増えるスピードを超えているということです。このため、食べる量を抑制するとともに、ニホンウナギ健全成育できる環境を取り戻す必要があるのです。

ニホンウナギの完全養殖研究所の実験成功しているものの、莫大な費用がかかるため、商業的な利用にはまだ時間を要します。流通しているすべての養殖ウナギは、海洋の産卵場で孵化した卵からまれ子どもウナギシラスウナギ)が沿岸域までたどり着いたところで捕獲され、養殖場で大きくなったものです。シラスウナギ捕獲は各都道府県管理され、およそ20cm以下のウナギ捕獲は禁じられており、全長約6cmのシラスウナギはその規制対象に含まれています

養殖のためのシラスウナギ捕獲には、都道府県知事の特別採捕許可を受ける必要がありますしかし現状では、無許可で行う密漁許可を受けた漁業者の過少報告(無報告漁獲)などの違法行為により、半数程度が不適切流通していますさらに、国外で漁獲されたシラスウナギが輸入される際も、原産国から密輸されている可能性が高いと考えられています

シラスウナギ高値取引されるため、密漁密輸・無報告漁獲が発生するわけですが、それによって現在では、シラスウナギの漁獲実態が掴めなくなっていますニホンウナギの正確な数字が掴めなくなっているため、持続可能な消費限度を設定することが難しくなっているのです。https://sdgs.yahoo.co.jp/originals/63.html

2021-05-07

anond:20210507141621

でもウナギを卵から孵す技術はまだ見つかってない

(シラスウナギを大きく育てる事しかできない)

2019-08-20

anond:20190820014600

50巻前後美味しんぼなら究極の養殖ウナギの蒲焼たべて

栗「天然物より美味しいわ!

山「そう。完全に管理された養殖ウナギは臭みもなく脂の乗りも最高だ。でもシラスウナギは漁獲に頼らざるを得ないんだ」

荒川(女)「あら、卵から養殖できないんじゃやっぱりウナギ絶滅ちゃうんじゃないの?」

漁師「貴重な資源じゃからな、うなぎ食文化を続けるために漁獲量制限しているんじゃ」

富「これは養殖でも大切に食べないといけませんな」(シュン)

とかそんな感じだと思う

これたぶん富井は冒頭で養殖ウナギバカ食いして帝都新聞記者か誰かに軽蔑されてるわ

2019-07-29

業界では「暴力団資金源」という悪いイメージ払拭するため、全国の仲買業者構成される「日本シラスウナギ取扱者協議会」が18年に発足した。

シラスウナギを漁獲した場所や時期などを「産地証明書」の形で記録して養殖業者に伝え、取引正常化を図るのが活動内容だが、業界関係者からは「第三者監査ではない上、仕入れの段階でウソをつかれれば、証明書正当性証明するのは難しい」と実効性に疑問の声

放射脳でベクレている生協うなぎにはだんまり

うなぎ

飼育したウナギほとんどはオスとなる上、飼育下では成熟しないため、1960年代よりメス化成熟・採卵させる技術を開発。

1990年代より卵からふ化した仔魚をシラスウナギまで育てる技術開発を本格的に開始。1990年代後半にはサメ卵を主原料とした飼料が開発され、ふ化仔魚の成長を確認

•2002 年に独立行政法人水産総合研究センターが卵からシラスウナギまでの人工飼育世界で初めて成功

2010年に人工親魚から得た卵をふ化させて「完全養殖」に成功

2016年には計画的な採卵と年間数千尾のシラスウナギ生産可能に。

年間数千尾までなら食べてもOK

2018-08-15

うなぎ未来を憂う皆様朗報です

来年度はシラスウナギの漁獲高が数%上昇し

メディアではほれみろと言わんばかりにうなぎ絶滅しないキャンペーンが行われ

例年以上のうなぎ市場は盛り上がることでしょう

絶滅までしっかりうなぎを食べつくすために頑張っていきましょう!

2018-07-20

anond:20180720011600

うなぎを食った女は殺ってよし。

そう決意したうなぎは、遂に人類への反抗を開始する。

彼らは人への憎悪を糧に血中に含まれ毒物を外敵に発射することができる、キラーイールへと進化を遂げる。

それでも稚魚であるシラスウナギの段階で捕獲されてしまえば繁殖の機会は失われる。

しかし、その中のわずかでも生き残ったキラーイールは、うなぎ漁をする漁師の目など粘膜部にめがけ発射することで、身を守りながら生き延びる。

更に失った同胞の無念を想い、進化を加速させ、遂に彼らは食べた人の子宮頸がんリスクを飛躍的に高めることに成功した。

これによって昔東洋のある国は滅ぶことになったと伝えられている。

2018-05-31

クジラも食い尽くそう!

うなぎは食い尽くした

マグロももうすぐ食い尽くせる

次はクジラも食い尽くして絶滅させよう!

昔は日本のことにごちゃごちゃ言って、と思ってたけど、うなぎマグロ見てたらもうあかん

シーシェパードシラスウナギ漁とマグロ妨害してほしい

2018-03-24

https://anond.hatelabo.jp/20180324010745

地方のどうしょうもない労働力不足を「外国人技能実習制度」によって救ってくれたところ。二面性のある偽善制度だけど、これで救われた経営者はまともに足を向けて眠れない。これがまず一番。

株価民主党政権から一気に倍にして、年金資産運用を安定化してくれたこ

雇用を増やしてくれて、無職若者を減らしてくれたこと。民主党時代高校大学卒業した人は多分二度と野党投票しないと思う。

原発問題収束させてくれたこと。事故責任取らずに逃亡して打算的な反原発運動にかまけてる菅は許さん。

民主党時代に行き詰まった日中関係改善して、たくさんの観光客日本に呼んでくれたこと。当時、尖閣問題中国内の資産を焼き討ち・取り壊しにあって困窮した多くの日本企業を救ってくれた。

・安定政権に安住せずに世界中外遊して日本存在感を高めてくれたこと。中央ヨーロッパから中央アジアにかけての日本存在感は確実に高まった。(嘘だと思うならバルト三国とか中央アジアとかのマイナー国で大学訪問したりIngressとかのゲームイベント参加して若者と話すと分かるよ・・・

インドインフラ支援をしてアジア大陸における中国の過剰な台頭の歯止めのきっかけを作ってくれたこと。

長期政権になってもちっとも腐敗とかの雰囲気が顔に出ず、テレビ映りが良い(本当にやってないかはともかく)。石破さんには申し訳ないけど「人相」が首相外相の器じゃない。あの顔が海外テレビ日本政治家として映るのは正直悪夢だ。

・とにかく、代わりになる人が思い浮かばないのでこのままずるずると長期政権が続いても仕方ないとしか言えない。アベ政治を許さないという人は誰政治ならいいのかとにかく示してくれ。

・すごい危機感あるのは、いざ首相を辞めざる得ない時の代わりに思い浮かぶ人が出てこない。今後は後継者の育成に専念してくれー!!!

・もちろん、今の政治にも人口過疎化問題農業漁業問題シラスウナギ問題は実は地方利権問題根深い)、高齢者医療費支出増大問題、それに伴う科研費の削減と日本科学技術国としての地位低下、ブラック企業問題、色々不満あるんだけど、そういう一般国民に切実な問題野党も全部頬かむりしてどうでもいい土地問題とかしか国会で取り上げないの超ムカつく。

・というか、自分の親も含め、今の野党を支持する高齢者の方が自分には信じられない。とはいえ、親と話して分かるのは高度経済成長期の成功体験が体に染み付いていると今の日本はもどかしく感じるのだろうということ。

投票秘密は誰でもあると思うが、政治家族議論するのはいいと思う。若者はぜひ親を説得して、支持政党野党から鞍替えさせてくれ。一旦、野党殲滅して、自民党を分裂させてまっとうな議論国会でできる新しい日本を作ろう!

2018-03-20

シラスウナギ漁獲量が例年の1%程度という話があったが

そのうちウナギの値段は100倍くらいになるのかな。

ウナギ屋さん、年に3, 4日働けば暮らせるいい商売になるな。

俺もうなぎ屋になればよかった。

2018-03-05

シラスウナギの大不漁は謎ではない

謎の大不漁のシラスウナギ稚魚 : 経済 : 読売新聞YOMIURI ONLINE

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.yomiuri.co.jp/economy/20180302-OYT1T50008.html

頭脳優秀な人が多いと名高いブクマカさんたちによれば謎でもなんでもないそうだ

もし日本新生児の数が突然10分の1になったとしても

少子化なので謎ではないのだろう

2018-01-23

anond:20180122170056

シラスウナギから産卵までのサイクルはまだ未達成なんだな

こりゃ滅びるわ

2018-01-22

anond:20180122154239

今は、

 現在は30万個取れる受精卵のほぼすべてがふ化できているが、ふ化して30日後までの生存率が7割程度。

受精からシラスウナギへの生育率は1%に満たない。

10%以上に引き上げれば商業化の見通しが立つため、新技術改善を進める。

なんだね。

anond:20180122134906

養殖されたウナギを放流したら産卵する能力はあるの?シラスウナギの減少の原因が捕獲による繁殖できる成魚の減少ならば、養殖されたウナギを放流することで個体数の回復可能だろう。サケの人工孵化・放流のようなものであるシラスウナギ保護して成魚にする技術確立されているのだから

2018-01-19

みなでウナギを食い尽くしましょう

こんにちはウナギに村を焼かれた村人Aです。最近報道を見て考えたことをつらつらと書いてみますね。

ウナギを食べるなら今です

報道にあるように、シラスウナギニホンウナギ稚魚)の漁獲高が今月は前年同時期の1%だそうです。つまり99%減ですってすごいですね。

ニュースなどでは、「大変な不漁。もしかするとウナギが極端に値上がりするかも」などど報道しています

値上がりを煽って客を呼び寄せるなんてうまい商売ですよね。プレミアですよ! みなさんも値上がりに負けずにがんばって消費しましょうね。

実はニホンウナギは、絶滅危惧種として指定されているんです。知っていました?

でも、日常ウナギはありふれていますよね? スーパー行けば蒲焼きが一尾二千円以下で買えますし、牛丼屋さんで千円以下でうな丼を食べることができます

絶滅危惧種なんてそんなおおげさな!」 そう思う気持ちもわかります

でも嘘じゃないんですよ。もうすぐウナギという種とウナギ料理という大衆食文化過去のものとして消し去ることができるんです。

絶滅なんて嘘じゃないの?

ほんとですよ。2014年IUCN国際自然保護連合)がレッドリスト、いわゆる絶滅危惧種指定しています

稚魚であるシラスウナギの漁獲高も、昭和40年代の約250万をピークに、昭和50年代後半には30トンを下回り、平成22年以降は10トン前後を行ったり来たりしています

そしてとうとう、今年になってこのニュース! 

前年同月比1%とかすごいですよね。去年までの乱獲でニホンウナギという種自体にかなりのダメージを与えることができたのではないでしょうか。

それもこれも、絶滅危惧種なんて警告に負けず、ウナギ市場提供し続けた関係者のみなの努力のおかげです。ありがとう

あ、もちろん、ウナギを頑張って消費してくれた一般の皆さんにも礼を言わなくてはなりませんね。感謝

養殖ウナギをたべているか関係ないでしょ?

厳密に言うと、ウナギ養殖は不完全です。タマゴを採って孵化させて成魚まで育てるという完全養殖が、少なくとも商業ベースでは実現できていないのです。

実はウナギって謎生物なんです。成魚が太平洋のどこで卵を産み、その卵がどうやって孵化し、それがどうやって日本河川まで回遊するか。まだまだ解明されていないのです。

今やっているのは、謎の部分はとりあえず置いておいて、河川海岸線に罠を仕掛けて天然の稚魚シラスウナギ)を捕まえ、池に入れて成魚まで育てて出荷という流れ。

現在はこれをウナギ養殖と呼んでいるのですね。

うまい言葉遊びですよね。「これは天然じゃないから!養殖ウナギから!」そう唱えてウナギを食べれば他の種を絶滅させる罪悪感なんて消し飛んでしまます

からこの調子で天然のシラスウナギを取り尽くし、食べて、絶滅させてしまえば、ニホンウナギのものをこの世から消し去ることができるのです。

このビックウェーブに乗りましょう

水産庁ウナギ絶滅させるために結構がんばっているんですよ。つい数年前に、ウナギ養殖業者を登録制にして管理する池に稚魚をどれだけ入れたのか報告するよう義務付けたのです。

これ、うまいやり方ですよね。稚魚は高価なので密漁も多く取り締まるのが大変です。そこで努力してますよをアピールするために、養殖池を管理して池に入れることができる稚魚数を制限することにしたわけです。

もちろん厳しく制限すると養殖業者が大変ですから、ここ数年で漁獲高ピークだったときの8割くらいのガバガバ基準にしていますそもそもピーク時よりも大幅に漁獲が少ないのだから制限なんてないようなものです。少なくなっていても、今、採れるだけ採っちゃおうという戦略ですね。これには業者関係者もにっこり。

まり、官民一体となって、ウナギという種を滅ぼそうと努力しているわけですね。あなたもこの流れに乗りましょうよ。

ウナギを食い尽くそ

不漁とはいえ、高価でしょうが今年もウナギ市場に出回るでしょう。

でも来年さら漁獲量が減るでしょうね。今の調子で採り続け、食べ続ければ、あと20年もしないうちにニホンウナギという種を絶滅させることができるにちがいありません。

ねぇ。あなたウナギを食い尽くし、ウナギ野郎絶滅させる協力をしてくれませんか?

将来自分の子供や孫に、今では存在しない種、伝説料理があったと自慢しましょうよ!

[]漁獲量昨年比0.6%のシラスウナギ絶滅して何が困るのか、実はよくわかってない

anond:20180118200944


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以下、前回頂いたトラバ感謝

https://anond.hatelabo.jp/20180118142556

https://anond.hatelabo.jp/20180118145458

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できればホッテントリでブチ上げてる方々からブクマで主張してほしいですね

2018-01-18

シラスウナギの記録的不漁は「チケットキャンプ閉鎖」の影響である

最近一部で報道されているシラスウナギの記録的不漁について。

これは、反社世界知識一定程度ある人であれば、「ヤクザ既存シノギの1つが稼げなくなったので、直近にあるシラスウナギ密漁シノギ補填する」ことに気付いていると思う。

最近稼げなくなったヤクザシノギは、そう、「チケットキャンプ」(チケキャン)を中心としたチケット転売行為である。単純計算で、月に数億円単位シノギが発生していたが、急にそれがダメになった。だからシラスウナギ密漁を増やして補填する。

もちろん、今報道されているシラスウナギ漁獲量には、こういうヤクザ密漁分は含まれない。限りある資源の中で、ヤクザ密漁する割合が大幅に増えて、真っ当な人達の取り分が極端に減っただけなのだ

密漁されたシラスウナギも、そうでないシラスウナギも、最終的には同じように国産ウナギとして店頭に並ぶ。したがって、今年の土用の丑の日供給されるシラスウナギの量は去年と同等くらいになるはずだ。値段は多少高くなるかもしれないが、それくらいだ。

[]漁獲量昨年比0.6%のシラスウナギ絶滅して何が困るのか、実はよくわかってない

2018-01-15

http://www.sankei.com/life/news/180113/lif1801130045-n1.html

絶滅危惧種ニホンウナギ稚魚シラスウナギが今期は極度の不漁で国内外での漁獲量が前期の同じころと比べて1%程度と低迷していることが13日、複数関係者の話で分かった。

「漁の始まりとして良くないのは確かだが、これから漁が本格化する。今後の推移を見ないと何とも言えない」(栽培養殖課)としている。

 

絶滅危惧種ニホンウナギ

今期は極度の不漁

これから漁が本格化する。

絶滅させたいんやなあ

2017-12-28

漁獲量昨年比0.6%のシラスウナギ絶滅して何が困るのか、実はよくわかってない

2017-07-26

土用の鰻狂想曲

今年も土用の丑の日が終わりました。ウナギおいしかったですか?私は食べました。最高に旨かったです。別にこの日にわざわざ食べなくても良いとは思いますが、いやーいつ食べてもウナギは良いものですねぇ。

さて、2014年ニホンウナギIUCN国際自然保護連合レッドリスト絶滅危惧種IB類)に指定されて以降、このままウナギを食べ続けると絶滅するのではないかという意見インターネット上でよく見られるようになりました。年々その声は高まっていき、特に今年はTwitterトレンドにも上がるなど、大きな関心を集めました。人々の間でこうした水産資源についての関心や資源保護への機運が高まることはとても良いことだと思います。その一方センセーショナル話題ゆえか明らかに間違った言説やミスリードを誘う意見Twitterを中心に数多く見られかなりげんなりしました。ウナギ資源保護のためなら嘘、間違った意見も許されるという空気すら感じ、違和感を覚えました。まぁ、かようにウナギという魚は日本国民ソウルフードであり、多くの人の関心や意見を集めるものなのだなあと感じた次第です。

以下に私がそりゃねーだろwwwwwwと感じたものを列挙します。あ、不快に感じた人はブラウザの戻るボタンでもクリックしといてくださいw

バイオウナギ(う〇次郎くん)やウナギ味のナマズ(近〇ナマズ)はウナギと味変わらない!これはウナギ代用になる!というツイート。はっきり言って失笑モノですwどちらも食べましたけどね、結局のところすり身はすり身であり、ナマズナマズですよ。代用になんかなるわけがありません。本当に味一緒と感じておられるのなら味覚障害なのでは?そんな味音痴に今まで食べられていたウナギがかわいそうです。つーか世の中こんなに味音痴が多いのかと驚いたわ!!まぁ何でもうまいと感じられるのはある意味幸せなのかもしれませんが・・・また、そもそもナマズに関して言えば、コイツウナギ代用品として利用され始めたのってなんか見た目がにゅるっとしてて、泥っぽいとこが好きそうだし、どことなイメージが似てるからっていうただそれだけの理由だと思うんですけど。両者は分類も大きく違えば(ウナギ目とナマズ目)身質から脂の付き方まで何から何まで違いますウナギの脂の付き方は魚の中でも相当特殊で、だからこそ他に真似の出来ないあの味わいが生み出されるのですよ。ウナギ代用品なんて考えはありえません。

クックパッドで見つけた鰻を絶滅危機から救う天才的なメニューウナギのタレだけご飯)。ハイ偽善キングオブ偽善そもそも大概のウナギのタレにはウナギ抽出物が入ってるwwwwwwwwwwww乙!!!

ウナギの旬はそもそも冬、わざわざ旬はずれのウナギを食べる土用の丑の日の習慣なんて廃れたほうが良い。・・・天然ウナギならその通りでしょうね(本当は1011月くらいか?)。ただ市場の99%以上は養殖ウナギでちゃんと今の時期に美味くなるように調整してますからw 知ったかぶりでモノ言うと恥ずかしいっすよ?

ウナギ絶滅危惧レベルアフリカソウやオカピと同じなんですよ!そんな生き物を平然と食べる日本おかしい!(うろ覚え)。・・・まぁ、IUCNレーティングだけ見ればそうかもしれないけどさぁ、絶対的個体数も生息環境も生態的地位も何から何まで違うでしょうが・・・そもそもそういった大型哺乳類生態系中位に位置するニホンウナギを同列に語ること自体ナンセンスだとなんで思わないかなぁ?まぁこれは植物動物ひっくるめてすべての生き物を同じ基準絶滅危惧リスク評価するIUCNのやり方自体問題があるとも言えるんだけれど。(これやhttps://www.facebook.com/jsfs.wakate/posts/701605086579950 これhttps://c-faculty.chuo-u.ac.jp/blog/eelunit/conference_intro/ が詳しい)。あとよく引き合いに出されてたのがリョコウバトね。確かにかつて鳥類最大の個体数をもっていたこの種が乱獲に次ぐ乱獲で絶滅してしまったことは人類の忘れてはならぬ教訓にしなくてはならないでしょう。ただそれってまっっっっったく生態の違うウナギと同列に扱っていい事例なのかね?そもそも私はウナギ絶滅するとは思っていません。ウナギ産業が成り立たなくなるくらいに資源が減少し、蒲焼き文化が廃れる可能性はあるとは思っています・・・まぁそう思う理由はいろいろとあるんですが、ここでは割愛します。まぁ簡単説明すると海ウナギ資源実態がまだよく分っていないこと(相当な量があると考えられる)、ウナギの成魚も稚魚シラスウナギ)もそう簡単に獲れるものではないこと、私自身が川などで今でも腐るほどウナギを見ていることなんかが根拠です(最後のはちょっとアレですが)。

・・・ウナギ絶滅しないだろうとは書きましたが、水産庁役人の無策、密漁密輸を黙認する業界団体ウナギ価格が安いかいか以外に関心を示さなマスコミ、叩き売りして大量廃棄するスーパーには腹が立ちます(ただその正当性自分でも納得のいく形で合理的説明できない)。またニホンウナギ資源量が本来あった量とは比べ物にならないほど減っているのも事実でしょう。ただ絶滅を声高に主張する人たちにはもうちょっと冷静になってほしいと思います絶滅危惧からもうウナギ釣り行くのやめよう、なんてツイートも見ましたが、そうして本来身近な存在であるはずのウナギを遠ざけてしまうことで、結果的に彼らに対する関心が薄れてしまい、河川環境に無配慮改修工事が行われ、個体数に悪影響を与えるなんてことも起こるかもしれません。生物多様性保全の上で一番怖いのは、人々のその生き物に対する「無関心」です。ウナギ絶滅派(?)の人の呼びかけるウナギ不食運動採集を控えることはそうした「無関心」に直結するものである危惧しています。本当はウナギなんてどこにでもいる魚なんです。ただ夜行性なのと濁った場所が好きなのと、かくれんぼちょっと上手いせいでその存在になかなか気付けないだけなんです。まだまだウナギはたくさん川にも沼にも海にもいますうな重だけではなく、彼ら本来の活き活きとした姿を多くの人に知ってもらい、彼らと彼らの暮らす環境が守られることを願ってやみません。

2017-07-22

https://anond.hatelabo.jp/20170722213239

養殖ウナギシラスウナギを漁獲して得られたのを育てた物だからわざわざ漁獲して減らした資源を放流してるから微塵も意味がない

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