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はてなキーワード: 登場人物とは

2021-09-06

読み手にとってはバッドエンドでも登場人物にとってはハッピーエンドだった場合物語自体ハッピーエンドいかバッドエンド扱いのどちらになるんだろうか

お仕事ドラマ「皆で残業頑張ってなんとか終わったぜ」

これが死ぬほど気持ち悪い。

そもそも「頑張る」ことは本質的解決になっていない。

仕事が期限までに終わらないとき本来すべきなのは納期を調整することであって、「頑張る」ことではない。

というか、これは仕事としては「失敗」であって、登場人物特に管理職)は達成感を味わっている場合ではない。

なんと言うか、こういうものが持て囃されているのが、日本人労働に対する意識の低さを物語っていると思う。

BLコレクション 2

https://anond.hatelabo.jp/20210905133926

つづき。

ショートケーキの苺にはさわらないで』(凪良ゆう)

 小説オタクアンドロイドを買い受けて世話する話。

 ごく普通大学生ライフから始まって、途中で日本他国戦争を始めてしまうという展開になるのだが、開戦のきっかけがまりにも生々しいので、読んでて胃が痛くなった。

 胃痛に耐えながら読み進めると、涙と鼻水でぐしゃぐしゃのずびずばになってしまった。戦争が背景にある話だけれども、実際の戦闘シーンや戦場凄惨描写はない。そういう当たり前に泣く場面ではなく、登場人物ちょっとした言動とかでめっちゃ涙を搾り取られる。

 辛すぎて二度は読めない。

『スケベの青春』(畠たかし

 主人公はドスケベなことで定評のある高校生(攻め)。おうちでも学校でも堂々とエロ本を読めるほどのエロマスターだ。そんな主人公だったが、ある日同級生の爽やか系イケメン(受け)が人前で全く服を脱がないことに気付き、それが気になって仕方なくなってしまう。

 全体的に90年代後半の雰囲気のある絵とストーリー。脇役の「お茶山くん」がいい味出しまくっている。お茶山くん最高。たまに読み返したくなる。

『百と卍』(紗久楽さわ)

 BL漫画の中でもかなり有名なタイトルなので詳細は何も言うまい。ていうか、前に増田レビュー書いたような気がするような気がするけどまあいいか。もはや芸術領域に入った春画である

『にいちゃん』(はらだ)

 あれっ、これももしかしたらレビュー書いたかな? わかんないや、まあ書こ。

 子ども性犯罪被害を描いた作品主人公は幼い頃に自らに性加害をしようとした「にいちゃん」のことが、高校生になっても忘れられないでいた。ある日、ついに「にいちゃん」に再会した主人公だが、「にいちゃん」は主人公のことを恨んでいた。主人公は「にいちゃんから脅迫され、「にいちゃん」の部屋に呼び出されては性的虐待を受ける日々を送ることになる。

 未成年を狙う性犯罪者×性犯罪者を慕う未成年被害者 という禁断の共依存ネタだが、数年前に話題になった『幸色のワンルーム』(現実に起きた未成年略取事件から着想を得て描かれたとされる)みたいな夢のような展開があるわけではない。主人公ガチで「にいちゃん」に逆恨みされて凄惨虐待を受ける。が、やがて「にいちゃん」もまた虐待サバイバーであることに主人公は気付き、「にいちゃん」を救済しようとする。

 性虐待シーンが凄まじすぎて誰得レベル。これで抜くのは絶対許さんと言わんばかり。

 いわゆるメリバというやつで、苦味のある終わり方をする。


『ぼくの可愛い妊夫さま』(七川琴)

 小説産婦人科医×特異体質の大工男性妊娠を扱ったストーリーだけれど、オメガバースではない。たしか後天的妊娠能力を獲得してしまうという特異体質の男性が稀にいるという設定だったかな。そんな特異体質の男が、ある日突然月経になってしまったのを何かの病気勘違いして、主人公産婦人科医の勤める総合病院に駆け込んでくる。

 わりと描写が生々しいが、妊娠はしても出産とその後のことはパーッと流されて終わった。男性妊娠ものは読みたいが子育てBLは嫌い、という人にはいいかもしれない。

 購入した時には、まだムーンライトノベルズ最初から最後まで無料で読めた(のに、わざわざお金払って買ってしまった。)んだけど、今は知らん。文体増田文学っぽい。

オールドファッションカップケーキ with カプチーノ』(佐岸左岸

 同作者の『オールドファッションカップケーキ』の続編。ノンカプチーノの方が綺麗なエンディングでまとまっているため、withカプチーノ蛇足ではないかという向きもある。けど私はこれも好き。

 なんだか名言量産機になってしまったという指摘もあるが、それは否めない。でもそれ言ったら、作者のデビュー作『春と夏となっちゃんと秋と冬と僕』もけっこうな名言量産型なので、これが作者の芸風だから諦めろ、とも言える。

 主人公野末さん(受け)の同期のお二方がいい味出していて好き。外川(攻め)が転職して野末さんの部下ではなくなってしまったのが、ちょっと寂しい。

『箱の中』(木原音瀬

 小説痴漢冤罪により逮捕された主人公(受け)は、容疑を否認し続けたために実刑判決を受けて刑務所収監されてしまう。そこで同室になった受刑者(攻め)に妙な懐かれ方をしてしまう。

 作者は、作風がとても重くて痛いことで知られている。だけど、話のへヴィーさよりも、痴漢冤罪問題をこんな風に扱ってしまう作者の倫理観に私はついていけなさを感じたので、この作者の作品を読むことはもう無いと思う。主に女性向けに書かれるBLというジャンルで、女を背後から撃つようなことを書いて、何が楽しいんだろう。

リビドーアンドデストロイ』(チッチー・チェーンソー

 何でも屋の黒枝さん×「なんでも屋のどぶ六」の社員のユキチくん。あックンからの依頼でハメ撮りをしてくれる人を探していた黒枝さんは、通りかかった「なんでも屋のどぶ六」に、可愛い店番がいるのを発見可愛い店番で「どぶ六」の社員のユキチくんは来るもの拒まずなので、黒枝の依頼を安請け合いしてしまう。

 クレイジーストーリーで、しかキャラクターの描き分けが微妙なので訳がわからず、五、六回読み返してしまった。パッと見で個体識別可能なユキチくんが可愛い個体識別余裕だからね。それに、ムチムチしとるし。

 なんか、すごくハチャメチャだったなー。

2021-09-05

何のオタクにもなれなかったハード陰キャですこんにちは

200x年代東京に居てわりとアニメも観てたんだけど、今や登場人物フルネームもあまり答えられないし

アイドル電車カメラも興味無いし

Vtuberはかなり観てる方だけど、みんな可愛いなーとかエッッッとかで終わるし

何なら2,3年くらい前から観てるはずなのにまだ名前覚えきれてない人もいるし

パソコンの大先生ではあるんだけど、知れば知るほど、上には上がいる事を悟るし

まあパソコンお金稼げてるからいかー。得意言語C#です!今UnityML-Agentsが熱い。Pythonチョットワカル

って増田に書いてみるテスト

これ書き込みできるの?

編集とかしてみる

おー出来たーなるほど

BLコレクション

 Kindleに溜め込んだ商業BLコレクションたち。最もお気に入り作品たちについては前に書いてしまったので、今回は書かない。今回は「しゅみじゃない」~「けっこう好き」までのレベルが入り乱れる。せっかくの増田だし、辛辣レビュー書いても消されたりしないので、素直に思ったことをぶちまけよう。

カッコウの夢』(ためこう)

 初めて買った商業BL上下巻ある。表紙が綺麗だけど、中身はというと、そこまで絵が上手という訳でも……。特別下手でもないが。綺麗めの少女漫画といった感じ。ストーリーは、白泉社匂いがする。と思ったら、作者は白泉社の、雑誌少女漫画家としてデビューした人だった。

 主人公(攻め)がドクズなので、受けの粘り勝ちなラストだけど、それでいいのかお前(受け)は? ともやもやした。あと、BL性格の悪い脇役の女を見せつけられるのは、あまり気分のいいものではない。少女漫画でも性格の悪い脇役の女の登場はあまりいい気分ではないけど、まあ、必要悪から仕方ないなと思う。

 男だらけの登場人物の中で紅一点の女キャラが性悪って……。と思ったけど、初読み商業BLだったので、まあそういうもんなのかなと思ったし、実際、BLワールドでは女が悪役はそんなに珍しいものではないと後に知る。(悪役で出てくるくらいなら女一切出て来なくてよし!勢もBL読みには多いようだと、更に後に知る)

ララ結婚』(ためこう)

 既刊三巻まで。一時期Rentaの広告でやたら出てきたので、興味本位で購入。もともと「メス堕ちBL」という企画のために作られた短編長編化したものらしい。メス堕ちBLて。商業BL、たまに男性向けエロも真っ青なえげつない企画があるよな……。

 そんな訳で、一巻は果てしなくセックスしてる(というか受けが攻めにレイプされている)感じなのだが、徐々にエロの頻度は減っていき、三巻では遂にエロはご褒美(巻末描き下ろしだけ)となる。

 物語タイトル通り嫁入り譚。だが主人公ララ双子の兄ラムダン(受け)で、彼が妹の代わりに政略結婚相手に嫁ぐというもの。どう見てもちんちんあるのに旦那(攻め)を騙し切れてるとけっこう長いこと信じている受け(濡れ場で紐パンぜったい脱がない)がすごい。んなわけあるかい

 パンツ脱がなければ大丈夫と思ってる受けとか、飛んでくる弓矢がどう見ても矢印とか、突っ込み処が色々ありつつ、ストーリー少女漫画を通り越して昼ドラの泥つき具合で進んでいく。途中から登場した攻めの第二夫人がすごくいい子で自分から身を引いて退場となる辺りは清々し少女漫画のよう。

 BL読んでる感がどんどんなくなってきたので、三巻でストーリーに一段落いたことだし、これ以降は読まなくてもいいかなと思った。いやまあ、少女漫画が好きではない人間には商業BLの7割くらいはノットフォーミーなんだけれども。

 ところで、登場人物の装束や村や街の風景がどう見てもチベットしかし、チベットって一夫多妻というより一妻多夫イメージがあったのだが? 幼い頃に許嫁が決まっていて、許嫁同士で遊んでいたとかい描写は、中国のどこだかの幼児婚的なものに見える。

アサリと俺』(藤咲もえ)

 アサリBLする。ミル貝もBLする。たしかアサリが攻めだったと思う(人間が受け)。ミル貝は立派なものをお持ちながら受けであるアサリに詳しくなれるかもしれない。西洋パロディが素敵。

 誤タップにより購入してしまい、購入した途端にページが開かれてしまったので、返品できなかった。悲しい。

 サンプル1ページ目を読んで合わないと思った作品はほんとうに合わないと思い知る。悪くはないと思うけど、私には合わない。

イトウさん』(冥花すゐ)

 作者のペンネーム中二病拗らせている感あるけど、作風中二病が炸裂し爆発している。サンプル1ページ目の主人公(受け)のビアズリー的な美に惹かれて購入したが、なかなか良かった。BL世間評価がどうであれ自分にはヒットした。

 内容的には殺伐裏社会ものでありつつ純愛もの

『艶漢』(尚月地

 あれ、これBL? BLでない? よくわからない。商業BLも読むんならこれ読んでみれと強くおすすめされた1冊。特に私の推しジャンル二次創作クラスタにはたいそうウケるらしい。が、私には全く面白さがわからなかった。ここまで何が面白いのかわからないという作品に当たったのはじめて。まあ、同クラスタの人ほど案外趣味合わないというのは、よくあることかな。『地獄楽』(これは少年漫画だが)とかも、正直わからんと思ったし。推しに似てると言われても……。

あなたを殺す旅』(浅井西)

 表紙の銃口を向けられている方が攻め。銃を向けている方が受け。仕事でヘマをして逃亡の身になったヤクザ(攻め)とその舎弟(受け)が海沿いの街を転々とするロードムービーオールドファッションヤクザスタイルだけど、時代現代平成前期くらいで時代に取り残されてしまったような懐かしい旅風景

 おすすめかというと微妙だけど、個人的にはかなり好き。最寄りのTSUTAYABL本棚では、イチオシ作品として飾られていたので、人気はあるのだろう。

 そういえば、同作者の非BL作品町田啓太主演でドラマになったかこれからドラマになるかだったような。

『いとおしき日々』(sono.N)

 50代×60代の人生の大半をかけたBL

 うん、思ってたんと違った!

VOID』(座裏屋蘭丸

 私が持ってる商業BL漫画のなかで唯一の、18禁作品。これ以外はどんなにエロがあっても18禁にはならないのだった。前述の『ララ結婚』など、そうとうエロいはずなんだけどなー。

 だがKindleにかかればVOIDも白抜き修正祭りさ! 18禁というレーティングで描かれた漫画であるので、同作者の他の作品とは違い、体位局部を見えなくする技を使わずに描かれているせいで、よりいっそう白抜き修正祭りになってしまっている。あと、ほかに何が18禁なのかというと、アブノーマルプレイがある。道具使用とか、プレイを超えた言葉身体的な暴力とか。受けをただ虐待するSMのようなやつ。

 エロがメインの作品なので、座裏屋先生らしくハイクオリティー映画的な画面構成だけど、ストーリー面白さとか辻褄とかは今一つ。受けが可哀想過ぎるし無理やりハピエンにまとめているのが却って理不尽に思えてしまうので、私はあまり好きではない。

 本物の18禁修正無し)だったらしい紙の方は受注販売だったために、現在は新品での入手は不可能中古本がとんでもないプレミア価格で売りに出されていることがある。

 

『旧繁華街袋小路』(ためこう)

 商業BL入門時代に、とりあえず一人の作家さんにしぼって単行本を集めてみるかと思って買った。そしてここで挫折した。(他にも初期短編集も買ったけど。)『カッコウの夢』『ララ結婚』ほどは少女漫画的ではない。あまり記憶に残らない作品だった。

ハッピーくそライフ』(はらだ)

 主人公二人が粕谷と葛谷という名前からしてろくでもなさそう(実在粕谷さんと葛谷さんにはすみませんが)な二人の織り成すリバーシブルギャグBL

 ひとしきり笑う。時々可哀想



続きはまた後で。

部長セクシー新卒に騙されて困っている(中編)

anond:20210904101034

登場人物

わい ・・・ 嫁とは5年セックスレス

オタク君 ・・・ 二次元しか興味なし。推し艦これ鹿島らしい

総務部長 ・・・ パワハラセクハラの常習者

セクシー ・・・ スカートもいつもピチピチしたのをはいている

部長、わかりました、ちょっと時間をください」

わいとオタク君は翌日、セクシー会議室に呼び出した。

もちろん部長がいない時間を狙ってである

わい「本番環境で開発したいってことなんだけど・・・

セクシー「何か変なんですか?」

オタク君「あなたは知らないかもしれないが、普通テスト用のコンテナで開発して、同じ環境を作ってから移行するんです」

セクシー「え、それって二度手間で非効率じゃないですか?」

わい「社内システムが止まったらまずいのはわかるよね?」

セクシー「それは私が信用されてないってことですか?」

わい「いや、そういうわけじゃないけど・・・

オタク君「じゃあ、勉強がてらコンテナから構築してみる?サーバーリソース貸すから

セクシー「え。なんで私がそんなことwwサーバーなんて下っ端の仕事じゃないですかw」

オタク君「・・・・(メガネクイッ)」

セクシー部長から業務フローを作るように頼まれてるんで。私の仕事は社内の業務改善コンサルなんで、そういう下働き系はそちらにお願いしていいですか?とりあえず管理者権限くれるだけでいいんで」

わい「(まずい、オタク君がキレる!)あーわかった!いったんこっちで考えるよありがとうオタク君いったんもどろうか!」

オタク君「・・・ピクピク(メガネクイクイッ)」

わいとオタク君は翌日相談し、「そこまでいうならやらせてみよう」となった。

そしてセクシー用に全体管理者ユーザーを作り、パスワードを渡した。

***

それから2週間ほど経った日のことである。朝7:00にとつぜんの電話がかかってきた。

朝早いシフト現場社員からだった。

社員A「社内システムが開かないよどうなってんの!」

社員B「サーバーが応答なしになってんだけど!」

わいはセクシーやらかしたと直感的に思った。

慌ててベルトと靴下ブリーフをはき忘れたまま出社すると、管理サーバー自体が応答がなく、メンテ接続もつながらない状態だった。

わいは自慢じゃないがWeb系がメインで、こっちはオタク君に任せていたためお手上げだった。

さら執行役員から電話が入ってくる。

役員ちょっと!!いま全社員給与明細が見えてるんだけど!!」

わい「ファッ?!」

ファイルサーバーアクセスすると権限がぶっこわれており、ルートアクセス権がEveryoneになっていた。経理部しかアクセスできないフォルダが全社員に見えていたのであるしかこちらの管理者権限も壊れていて、直すことができない!

まもなくオタク君も駆けつけてきた。

オタク君「やはりこうなりましたかやれやれ、お灸をすえるしかありませんね・・・スッ(片手で顔を抑えるポーズ)」

わい「(こ、これは・・・オタク君がこのポーズをするときは本気だ・・・殺意モードに入るか・・・ッ!)」

この後、1時間ほどわいは全現場役員からの激詰め電話に追われることになる。

復旧はオタク君の両腕にかかっていて、何が起きていたのかわからない。

遠くからみたとき、彼の腕は8本くらいに見えていた・・・まさに「ゾーン」に入っていて、誰にも近寄れない雰囲気だった。

「ッターン!!!タンのターン!!!

タメにタメたLv3セービングからウルコンを決めたかのようなキーボードの音が、サーバールームに鳴り響く。

オタク君「・・・・治りました(メガネクイッ)」

わい「ええっ!!治ったのか!!すごい!!!どうやったの!?www」

オタク君「それは、セクシーさんを呼んで皆さんがいるところで話しましょう(クイッ)」

復旧まで2時間ほどだったが、なんとか現場タイムカード遅延くらいで問題はおさまった。給与フォルダについては朝っぱらからファイルサーバー使ってたのは役員くらいだったので流出はなかった。

役員が出社すると、部長・わい・オタク君・セクシーが呼び出され、激詰めタイムが始まった。

(後編につづく)

2021-09-04

部長セクシー新卒に騙されて困っている(前編)

登場人物は以下のとおり。

わい ・・・ 社内システム担当Web担当

オタク君 ・・・ わいの部下、メガネクイクイ系

総務部長 ・・・ 4月から社内システムもみることになった(ド素人

セクシー ・・・ 部長の好みの新卒セクシー系)

という感じで4月から組織変更があったのだが、部長がどうやらオタク君のポジションセクシーに置き換えたいらしい。

しかし社内システムはわいとオタク君が2年かけて構築したので、突然変わられると業務が回らない。

部長としては運用が安定してきたので、新人セクシーにまかせたいらしい(わいらのおかげなんだけど・・・)。

セクシーは胸元がいつもチラチラしていて、完全に部長趣味採用したタイプである

いやどうみても営業とかのほうが向いてるだろ・・・

ある日の出来事である

部長「わい君、セクシー君の研修が終わったから、今月から業務システムの全体管理者権限を与えてくれたまえ」

わい「ファッ!?

部長「まずいのかね?」

わい「全体管理者って、なんでもできちゃうんですけど・・・

部長セクシー君には新しい業務フローを開発してもらおうと思ってる。大学ではプログラムの授業を取ってたらしいから」

オタク君「フローの追加には管理者権限必要ですが、本番環境で開発させるのですか?(メガネクイッ)」

わい「(ナイスフォローオタク君!)」

部長「本番環境というのがよくわからないのだが、実際の環境で開発するのは当然ではないのかね?」

オタク君「一般的には個別テスト環境で構築してから、本番を構築しますね」

わい「もし必要なら、テスト環境コンテナで作るところから始められては?」

部長しかセクシー君はそれはやったことがないといっている。本番環境なら社員情報最初からあるしすぐ開発できるのだが」

オタク君「新卒管理者権限を与えて本番環境で開発させるのは、ちょっとありえないと思います

部長セクシー君にテスト環境を作らせるというのか?!それはあまり負担だろう!」

わい「しかし弊社の業務システム理解する流れとしては必要かと思います、上物の業務フロー理解するためにはベースシステム理解・・・

部長「それはわかるが、しかセクシー君はプログラムスキルをすぐに発揮したいといっている。なんとかならないか?」

オタク君「・・・・(メガネクイッ)」

わい「ファーーーーwwww(心の声)」

と、こんな状況です。部長としてはセクシーを隣において業務したいらしく、わいらを徐々にハブりたいようである

わいらの成果である安定した運用自分の功績にし、セクシー秘書ポジションにして社内で王国を築こうとしているのだ。

新卒の色香に騙された部長をなんとか正常に戻したい。

誰か助けて下さい。

2021-09-03

ひみこちゃんこそクイーン・オブ・ツンデレ

「ねぇ、ぴよちゃん」という新聞朝刊に掲載されている4コマ漫画がある。

一部の地方紙しか掲載されていないだろうから、知る人ぞ知るだろう。

その中の登場人物の一人に、主人公女の子「ぴよちゃん」のことが大好きな「ひみこちゃん」という子がいるのだけど、これがもう王道を行く”ツンデレ”なんだよ。

例えば2021/9/3朝刊ではこんな感じ。

①ひみこ「あした習い事バレエがお休みになったの」 ぴよ「ふーん」

②ひみこ「ぴよちゃん明日予定ある?」 ぴよ「ある」

③ひみこ「あっそう 別にきいただけよ」 ぴよ「今入ったの ひみこちゃんと遊ぶ予定が」

④ひみこ「べっ、別に遊ぼうなんて言ってないじゃない///」 ぴよ「(ニコニコ)」

とまあ終始こんな感じ。

ぴよちゃんが天然タラシっぽい感じがするけど、それでもやっぱりひみこちゃんのツンデレっぷりは至高。

誰か、共感してくれる?

anond:20210815230512

そこで女のパンツが見える必要はあったのか?胸に手が触れる必要は?セッ○スするのは?大事なページ数を削ってまで『サービス』する意味は?それなら話を進めてくれないか

セッ○ス描写必要だろう。逆になぜ必要ないと思ったのか。

子どもはどこからまれてくる?

ガタカか?ミューツーか?

ただ、途中から主要登場人物子どもが加わる作品が数多ある中で、子が唐突に出現するか、せいぜい出産の場面のみを描く作品ほとんどであるのも事実

そのような中、以下の作品生命道理に対して誠実に向き合った。

ターミネーター

おおかみこどもの雨と雪

クレヨンしんちゃん

YAWARA!

・えの素

anond:20210815230512

わかる

エロコンテンツ以外はセックスとか恋愛・異性要素を削除して登場人物全部同性にして欲しいわ

抜く時以外は邪魔しかない

ルックバック」に修正強いたポリコレさんたちさあ…

単行本発売のニュースブコメの片隅でよくわからん虚空への釈明してる人がいた。

cinefuk 「犯人役」に異常に思い入れしてる人が怖すぎる。現実フィクションの境目が曖昧で、ドラマ俳優思い入れと違う言動したらバッシングに走るタイプの人かな

オタク Togetter 表現規制

2021/09/03

https://b.hatena.ne.jp/entry/4707784779630917826/comment/cinefuk

パッと見意味不明すぎたためスルーされて☆すらついてないんだけどせっかくだから相手したい。

 

まずこの発言者はいわゆるポリコレ派・表現規制派・はてサオタクヘイトの人で「ルックバック」の修正も支持する立場の人。

 

そのうえでこれ何を言ってるのかって言うと

ルックバック」の犯人像にアヤつけて修正を強いた勢力に対するネット上の反発について

犯人役に異常に思い入れていて、彼のキャラがブレたことについて彼のファンが怒っている!彼らは現実フィクションの境目があいまいなんだ!」

ってまとめようとしてるわけ。

 

これはもうとりあえず全然事実と違うというか、

言ってるcinefuk氏自身が違うのわかってて何とか言い張ろうとしてる以上は「ただのデマ歴史修正の試み」と言っていいよね。

 

ポリコレによる修正圧力

それに屈しての作品クオリティを下げる修正

作品が捻じ曲げられたことに対するファンからの怒りと反発、

という要素全部スルーして

犯人役の熱心なファンが彼のキャラのブレについて俳優オタみたいな感覚でブチギレているんだ、怖い」

だもん。

 

繰り返すけど、cinefuk氏自身がこれはまるっきり嘘の欺瞞歴史修正だとわかってて書いてるよね。

  

あ、こういうことする人なんだー。

フーンって感じ。

   

  

ていうかさ

ポリコレ勢の人がポリコレ価値観なのは別にいいよ。

その価値観に従って社会のいろんなものにアヤつけて「差別だぞ」というダンビラちらつかせながら修正を強いる、

それも広く言えば自由というか、あなた方の信じる理想正義がそうなんだっていうことで受け止めらんなくもない。

 

でもなんで実際に修正させた後でそういう見苦しい嘘・言い訳歴史修正を始めんの?

ポリコレ派の人が表現規制修正を掛けたあとでこういうこと言いだすの何度も見てるんだよね。 cinefuk氏に限らない。

 

圧力かけて修正飲ませたことはあなた達の思想戦果なんじゃないの?

cinefuk氏のようなダッサくてショッボい嘘や歴史修正の試みを見ると

なんかあとから後ろ暗さを感じて必死言い訳してるようにしか見えないんだよね。

 

 

要するにあんたらは修正規制についてその結果を受け止める準備や覚悟もなく

ただ「これは正義差別反対だ燃やしたれー」「オタクが嫌がってるからやったれー」って

その後についてなーんも考えずに火をつけてるだけなの?

  

  

ルックバック」は別に差別的なメッセージを発しようとしてる作品じゃないし

ムーブメントになるぐらいファンがたくさんついて語り合われてたし

潔癖なポリコレ基準で言っても「アウト」「差別」と断言出来るような表現はなくて

かなりグレーなところに突撃したもんね?(この人達しょっちゅうそういうのやるんだけど)

 

修正が通っちゃった後で

ポリコレ勢がぼんやりした論拠の圧力をかけて修正させた」って結果が残っちゃうのが嫌なんだね。

からせっかくの「戦果」を誇るどころか、無理のある嘘を捏ねてまで圧力をなかったことにしようとしてる。

 

要するに全然考えも覚悟もなく火をつけてて、燃えた結果に対して責任取る気もないってことじゃん。

ポリコレ表現規制を旗にすることより、そういう無考えで無責任卑怯で後からビビるようなところこそが心底だせえと思んだよ。

 

誰かひとりが心血注いで作り上げたもの

大勢大事に消費してるもの

そういうものにお前の正義で火をつけること自体はいいと思うんだよ。皮肉でなく。

でもその結果を考えて受け止める覚悟ぐらい固めとけよ。

 

から無様な言い逃れ歴史修正を図るな。

お前らがクソなとこはそこに尽きる。

自分正義に対してすら不誠実すぎる。

それじゃ単なる社会ゴミじゃん。 

捕まってないだけの青葉だよお前らは。

 

 

 

versatile いつまでやってんの。コミックスが出て、さら修正されてたよ

2021/09/03 リンク

その「コミックスが出て再修正されてましたよ」ってニュースブコメ欄でcinefuk氏がゴニョゴニョ言ってるブコメの話な。

URLクリックすらせずにコメントしてるのがよくわかる。

buriburiuntitti 妄想力こっわ 登場人物か?

2021/09/03

妄想でもなんでもない。

cinefuk先生はけっきょく当該togetterコメ欄にも躍り込んでオタク叩きとポリコレ修正正当化に大暴れだ。

 

振りを頂いたしせっかくだから見ていこうね。

 

 

修正の意義・影響の矮小化

https://togetter.com/li/1768768#c9560571

cinefuk 🌀 @cinefuk 6時間

軽い気持ちで別れた親友が、一生の別れになって「大学に行かせなければ良かった」と悔やむ話なので、親友が殺される"ギミック"に過剰に思い入れするのは主題から外れちゃうと思うのだよな。「異世界転生の主人公が冒頭で轢かれるトラック車種が、タイタンからエルフになった」事に執着しているように見える

ゴニョゴニョゴニョゴニョわかりにくい例えで長いけど、要は「あん修正したことじゃない!」という矮小化ね。はいはい

 

これもさあ、自分達の信じる正義で燃やして修正させたんだから、それを矮小化する必要などなくないか 

「影響が大きかろうが小さかろうが、修正によってクオリティが落ちようが、必要修正だったか修正させたんだ文句あっか!」って胸張ってほしいんだけど。

なんで自分たちの信念の成果に対してこんなダッサい言い訳するんだろ。

 

ついでに蛇足を言えば、

あの犯人像は重要ファクターの一つだと思うけどねえ。そこどうでもいいなんて言ってるファンほとんどいねえぞ。

斉藤環医師ですら「どうでもいいとこだから修正してちょ」なんて言い方はしなかった。 

 

百歩譲ってcinefukさんの主張とそれ以外の声を相対化するとしても、作者ですらないcinefuk氏が勝手作品の狙いを断言して自分以外のファン読書体験に対して否定かますのは正気ではない。

 

そういうのを物凄い読書好きとか大の漫画ファン藤本ファンとかが「俺の読解が一番正しい!」って意気込みでやってるならほほえましく見守るけど、

cinefukさんのは単に自分達で付けた修正の火の手とそれが招いた結果を矮小したいがために鼻水垂らして必死になってるだけなわけじゃん?

見苦しいとしか言いようがねえよ。

 

 

創作ファン僭称 

https://togetter.com/li/1768768#c9560694

cinefuk 🌀 @cinefuk

6時間

親友けが選択的に狙われた訳じゃない(たまたまその場に居ただけ)から、だから理不尽さと、後悔が際立つんだよな。『遠く離れた手が届かない場所で、親友が亡くなった事を、はじめて報道で知る』という仕掛けだから殺人事件じゃなくても、たとえば大学施設爆発事故でも、交通事故でも、物語の大筋に影響ないと思う。その場合に「主人公が、どう助けに行けるか」のIFを考えるのも、創作の楽しみ

何が「創作の楽しみ」か。

矮小な視座の言い掛かりによってケチつけて歪めた挙句あとから焼け跡にビビり倒しやがってさあ。

正義ごっこの楽しみ放火の楽しみに比べりゃ創作の楽しみになんかネズミのクソほどの興味もねえクセによ。

  

いかー、創作に敬意を持つ人間というのは、作品の隅々まで作者が神経張り巡らせて構成しているだろうと心得てるんだ。

から「ここは重要じゃないからいいよね」なんて勝手に変えたりカットしたりなんて絶対にしないし出来ない。

あんたが自己正当化のために口走った「修正箇所はたいしたところじゃない」という言い種がもうあんたの正体なんぞ明らかにしてんだよ。

創作に敬意のある人間修正要求してるなら「正義のためにあなたの指を1cm詰めさせてもらいます」というニュアンスの言い方になる。

今後も醜悪な成り済まし続けるつもりなら良く覚えとけ。

  

「俺に反対する奴は殺人鬼に異常な思い入れがある異常者!」 

https://togetter.com/li/1768768#c9560718

cinefuk 🌀 @cinefuk 6時間

殺人鬼に異常に思い入れがある君たちは、殺人鬼人生を描く二次創作スピンオフ)に一歩踏み込んでいると思うんだよね。作者に「おれの考えるモブキャラ人生解釈が違う」とクレームする厄介オタクって結構いるけどさ

これはもう突っ込むのも反論するのもばかばかしいけど

しろ「こういう強弁で封じ込めを図るほど自分らへ反論する人たちのことを恐れてるのは何故なのか」を考えて眺めると面白い醜態だよね。

 

 

「作者VSファン」に摩り替えを図る

https://togetter.com/li/1768768#c9560745

cinefuk 🌀 @cinefuk

6時間

なんつうか、「元に戻せ」と作者に迫る読者は、ミザリー

修正の件で文句言われてるのは作者の藤本タツキでしたか

文句言われてるのは修正圧力をかけたcinefukさんらいつものポリコレ放火勢の皆さんだよね。

 

これももうcinefukさん自身明らかに自分欺瞞を吐いてるのをわかってて、

それでも「なんとかすり替えが通って歴史修正されてくれ……!」って言う必死祈りみたいなものを感じるよね。

 

でもさあ、

なんでそこまで自分達が修正させたという戦果を無かったことにしたいの?

そんな滅茶苦茶なデマ散布を図ってまで逃げ回る必要どこにある?

胸張って「俺たちが修正させました!」って言えばいいだけじゃん。なぜ言えない?

あんた達が見苦しいのはその一点なんだよ。

  

  

 

修正がそんなにダメことなのか?」

https://togetter.com/li/1768768#c9561576

cinefuk 🌀 @cinefuk3時間

ちょうど今「殺人犯バ美肉アニメオタクでした」という報道がされているけど https://togetter.com/li/1768328必要情報付与する事によって差別レッテルを貼られる事に危惧するのって、ダメな事なのか?報道クレームしている @NPO_VR は「自由表現を阻害する表現規制者」か?

とうとう哀願調に本音が出てまいりました。

 

ゴニョゴニョゴニョゴニョいろんな方向で変なこと言ってたけど

要するに自分達が火をつけた表現修正正当化をしたいっていうのが目的のすべてだよね。

 

オタク差別的な報道」と「自分たちのポリコレ放火」とをバーター取引で見逃してちょおおお!!!

 

なんなのよこれは。

こいつもう明らかに差別に反対する人とかでもなければ、自分正義や信念に殉ずる狂戦士とかでもないよね。

軽く下劣気持ちでよう考えもせず火をつけたあと結果にビビりあがって、自分らでやったことの責任を問われるのが怖くて怖くて、そこを問うてくる奴は異常者だとか先回りでレッテル貼ってなんとか黙らせよう逃れようとの八面六臂の多動ぶり。

 

 

そんなに怖いならなんで火なんかつけたんや。

青葉も、あなた達も。

 

 

ほんとの蛇足

ていうか「大学に行かせなければよかった」なんて話じゃねーし、「軽い気持ちで別れたから~」という話でもねーし、自己保身のために必死にひん曲げてんだろうなってとこ以外でもなんかcinefukさんの読解って相当独特よね。そもそもルックバックに興味もって読んだことあるのかすら怪しい人の読解をどうこういってもしゃあないんだけどー。

2021-09-02

チェンクロのメインシナリオ

弱小ゲームなのでわかる人だけに伝えたいんだけど、

敵対する人間がことごとく話聞かないタイプなのイライラするんだよね。話をそれで引き伸ばしてる。

それなのにシナリオ終盤で相手ボコボコにすると、実は…とかペラペラ白状しだして、

なんだオイラたち、やり方は違うけど同じ平和世界を目指してるんじゃん!みたいなオチになる。話せば解決するんじゃん。ゲーム仕様上、解決方法暴力になる。

から途中のシナリオ全然いらない。あ、これは話きかないタイプの流れだな、と思ったらスキップ押してバトルに入る。

んでバトルが終わるとシナリオに戻るんだけど、ボコボコにしたはずの相手がピンピンしてて、主人公が「強い…!」とかなんとか言って敵が倒れてない。

またシナリオを引き伸ばす。さっきの戦闘なんだったのよ。ずっとこんな感じ。

3部以降は主人公が増えてシナリオが増え、敵対する登場人物が増えたせいかさらにその印象が強くなった。

それでも惰性で続けてるので今更ゲームやめたりしないし、キャラも好きだから時々課金したりもするけれど、

シナリオの出来がどんどん悪くなってる気がするので最近スキップしがち。キャラ名前イラストが違うだけでざっくりした大筋が似てる。

第4部はあっちこっち異世界行ってコスプレ大会。8年も継続するとネタ出しが難しいですよね。

なんとなく電ファミとかでチェンクロFGOにも影響を与えたシナリオゲー!みたいな取り扱いされてるのをみて、

初期の頃はそうだったのかもだけど最近は…と、ちょっと複雑な気持ちになったのでここにお気持ちを表明しました。

誰が悪かったのか

5年くらい前の話。

登場人物

・A課長…ぼくの上司 気が弱い

・Bさん…ぼくと同じ課の事務員 気が強い

・Cさん…別の事業所事務員

・ぼく…職場でのおやつルマンド

【勤務地】

・甲…A課長、Bさん、ぼくが働く事業所

・乙…Cさんが働く事業所 甲とは地下鉄で数駅の距離

・丙…本社 甲乙とは新幹線で数時間距離

①A課長飲み屋で飲んでいたところ、隣の席の客から数日後にある有名アーティストコンサートチケット(本物です)があるから買わないかと持ちかけられる。酔っ払っていたA課長はこれを購入。

②翌朝酔いが覚めてそのアーティストにまったく興味がないことに気づく。出社しチケットが欲しい人がいないか声をかける。

③乙事業所のCさんが確かそのアーティストファンだったよね、ということになり確認したところ譲って欲しいとの返事。業務終了後に甲事業所に来て、代金を払ってチケットを受け取りますと言う。

④A課長は、どうせいらないものからお代はいらないよと太っ腹。チケットも社内郵便※で送るよと返事。

※社内郵便事業所が全国各地にあるため、総務部に各地宛の郵便ボックスがある。他部署社員もそのボックスに入れておけば総務部がまとめて郵送してくれる。

⑤A課長封筒チケット入れ、乙事業所宛のボックスに入れておいてとBさんに頼む。

⑥翌日の郵便チケットが入っていないとCさんから連絡。

⑦更に翌日、丙本社からCさん宛の郵便が間違って届いていると連絡。Bさんが入れるボックスを間違えていたことが判明。この日がコンサートのため、Cさんはコンサートへ行けなかった。

【誰が悪かったのか?】

1.みんなやっていることとはいえ社内郵便を私用に使ったA課長

2.ボックスを間違えたのに謝りもしないBさん

2021-09-01

最近観たもの、読んだもの

『天官賜福』

 中国アニメ原作は『魔道祖師』の作者でもある、墨香銅臭。

 第1話を観たときは、すごい! 綺麗! と感動したけど、なんか6話か7話辺りから急速に崩れてきているような? しかも、なんか変だな? と思い始めた原因が作品クオリティではなく日本語版の尺? 毎話もっと長いのを日本アニメ標準的な尺内に納めるためにカットされてるのではないかと思うのだが、よくわからん

 しか砂漠舞台を移した途端に作画クオリティまで落ちるし、何故か冒頭に前回のあらすじを3分入れ、終わりに中国無形文化遺産の紹介を3分入れるようになってしまったので、本編は15分にも満たない短さになってしまった。

 かといってすごくつまらいかというと微妙というか。まぁ、ストーリーがなんかよくわからなくても、異文化さが目新しい感じがするし、BL的に美味しいシーンがあるから、それだけ見て面白いもん観たなっていう気がするのかな。

 Twitterには毎回絶賛のツイートが流れてくるけど、マジでそれで良いと思ってんのか謎だなって思う。

 原作を読んだら面白いかもしれない。日本語版原作小説、早く出版されないかな。

魔道祖師 完結編 第1話

 中国アニメ。この夏までアマプラ放送されてたやつの続き。中国語で英語字幕あり。だけど、中国語の情報量の凄まじさに、英語字幕が瞬く間に消え去るので全然追えない。原作小説履修済みでなかったらきつかった。日本アニメとは違って、本編が長い。40分くらいある。

 きっと来年辺りにはアマプラ日本語版が来るんだろうけど、これまた天官賜福みたいに圧縮されてちんぷんかんぷんアニメに変貌するんだろうな的……。

 ところで、この本国魔道祖師YouTubeで観たんだけど、そのチャンネル公式配信チャンネルなのか偽物なのか、よくわからん。去年の暮れに二期まで配信していたチャンネルと違うような?

 それはともかく、ずっとお堅い無表情で通していた藍忘機が、魏無羨が余所見をしている隙に微笑みを浮かべるようになっていて良い、ような気もするし、原作ではそこまで表情緩んでる感はなかったな……と、すっかり原作厨と化したいけない感想を覚えたりした。シュエ・ヤンキャラ造形が思ってた以上に可愛くて驚きだ。

おっさんずラブ香港版)』

 なんか見たことのない動画配信サイトで3話まで無料期間限定かな?)だったので、第1話だけ観た。

 舞台香港役者中国人。シナリオ日本版とほとんど一緒。ちょっと設定変更もある。日本語版だと春田母親と同居していたけど、香港版では独り暮らしで、結婚して実家を出た姉が田(ティン……春田にあたるキャラクター)の面倒を見ている、ということになっている。

 役者美男美女ぞろい。黒澤部長にあたるKK役の俳優さんめっちゃダンディー

 登場人物の動きやしゃべり方、表情までもが日本語版の完コピですごかった。田と牧のじゃれ合いは日本語版よりも可愛いかもしれない。イルミネーション芸もちゃんと派手になされている。

 香港舞台とはいえ中国からなぁー、BL表現はないのかなぁー、と思ったらKKは普通に田に告白したし、2話での牧のお風呂突入事件もあるみたい? 意外とまだ自由香港なのだろうか。

 時々、異文化を感じて面白い。例えば牧が自己紹介するとき「阿牧です」って言ったりとか。へー、自分から名前に「阿」を着けるもんなんだね。お箸の持ち方も日本とは違う。でも外飲みでへべれけになるまで酔っ払うって、香港でもありなのか? そんなことができるのは日本だって、前に何かで読んだけれども。

春田、好きだー!」

 が、

「田田(ティン・ティン)、アイラブユーー!」

 になるの、くそ笑った。

スリピングデッド』(朝田ねむい)

 BL漫画1話シーモア期間限定無料で読み、3話以降は雑誌で読んでいたのだが、ただ第2話読みたさのためだけに、電子版の発売も待たずに本屋に走って買ってしまった。BLとは思えないシックな表紙で、堂々とレジの人に表紙を見せられるやつ。だが、帯の裏ページ側に、

「キミの精子ゾンビになってるか見てやろう」

 と書いてあって、親切心で裏表紙を向けてレジの人に差し出すと、とんだセクハラになってしまう…………自動レジ、使ったよ!

 読み逃していた第2話に、けっこう重要そうな伏線のようなものがあった。私、いままでこれ知らずに読んでいたって、ヤバいな……。

 帯と裏表紙ちゃんと書いてあることなので言っちゃうと、このお話は、欠点ひとつもないイケメン国語教師佐田事件に巻き込まれて不慮の死を遂げるも、マッドサイエンティスト間宮のせいでゾンビ化して一命をとりとめる、というストーリー。非日常的な日常系といった感じ。

 BLだけどエロはあまりない。せいぜい佐田下半身がよく見えるくらい。悲愴なあらすじだけど、鈍い佐田ツンデレ間宮が、噛み合わない会話をしたりお互いに諦めたり譲歩したりなどして距離を縮めていくようないかないような話で、案外萌えがある。

 恋愛漫画としての萌えというよりは、二次創作的な萌えだ。何気ない仕草一言萌えの最大瞬間風速を叩きつける感じの。キャラクターがしっかりしていないと、そういう類いの萌えは立たないから、1からキャラを構築していく商業BLではできない芸当なのだけれども、朝田ねむい先生はそれがすごく上手い。キャラ世界観を簡潔に分かり易く表現することに長けてる作家さん。

[] 処女作 - 柚

うわつまんね…

登場人物無意味無能

主人公本郷沙織は今まで5作の小説を出したらしい。まだ26で5作も出版させてもらえたのはすごいことだ。自室らしき場所も大きなソファのある広い部屋で(実家が太いか副業で儲けてるのでなければ)印税収入の多さを伺わせる。不満轟々の濡れ場シーン込みでこれだけ売れるなら他のところに大きな強みがあるはずだ。

それなのに本郷とその小説がちっともすごく見えない。小説はすごいかすごくないか以前にどんなものか全くわからない。純文学エンタメか、現代もの歴史ものファンタジーSFか、客層はどこか、推理もの職業ものか……そしてなによりその強みが1mmも出てこない。本郷自身編集同窓生たちも揃いも揃って不出来な恋愛描写についてしか語らないからだ。

本郷恋愛描写以外のシーン、読者から評価を受けてるシーンへの情熱をひとかけらも見せない。

同窓生は面白い部分への感想も言わずにいきなり「でもさ、初々しいよね」をぶち込むなかなか無礼な人。

そして肝心の編集編集最初の読者として作家客観的評価し強みを生かし弱みをカバーするのが仕事なのに、こいつは本郷の真面目な相談に「処女乙とか書かれてたんでしょ」「無理っすよ」と素人でも言えるような煽りから入る無能本郷先生の強みはこれこれだから恋愛小説よりもそれを生かせるようなジャンルしましょうとか、濡れ場描写に得意分野を組み合わせて独自性を出しましょうとか、そういうことを言うのが仕事だろう。仕事だろう。

仕事だよ。何もったいぶって無駄に溜めて溜めて、本郷が追い詰められてからようやく青筋立てて叫んでるんだよ。それぞれの作家に合った提案をするのは編集の基本業務だろ。最初から普通にやれ。

無能がついにちょっと仕事をしただけのシーンで何を感動すればいいんだ?

普通」への妙に素朴な憧れと強引な悪役化

この物語は「普通という王冠」からの脱却を描いているようだが、作家ともあろうものナイーブ普通を目指すのか。小説家は個性的ものだと思われてるけど実は私には普通生活への憧れがあって云々、とかそういうセリフも挟まれていない。

それでも本郷がそういう人間なのはまあわかる。現実にもそこそこいるかも。しか編集さあ…「普通恋愛小説は書けない」って恋愛小説舐めすぎ。世の中で百花繚乱に咲き誇る恋愛小説たちを雑に普通で括るなよアホか。

つか今時恋愛しないorできない主人公なんて少なくないのに今更そこが革新的な売りになると思ってるとかアンテナ低すぎ。

2021-08-31

乳首アニメヴァルキリードライヴ マーメイド」はコロナを予見していた

のではないだろうか

登場人物はAウィルス感染者だった

あの人工島ウィルス感染者を閉じ込めるためのものだった

Aはアームドでモデルナアームを想起させる

フィットボクシング腐女子向けのキャラゲーになってしまったのが残念

リングフィットとよく比較されてるフィットボクシングだけど、

腐女子向けのキャラゲーみたいになってしまって残念。

アプリ連動とかアニメ化とか、大ヒットして発展していくのはうれしいが、

乙女ゲー登場人物みたいなキャラおっさんにはちょっときつい。

 

豪華な声優陣がウリのゲームでもあったから、こうなるのは自然な流れだったのかもしれない。

でもなんか違うんだよな。

ポリコレアフロを読んだけど

https://www.tyoshiki.com/entry/2021/08/25/221310

https://togetter.com/li/1709770

ネットの巷で有名なポリコレアフロが出てくる「ミステリと言う勿れ」を4巻まで読んだ。ネットで有名なのは子供バカじゃないです」と「父親教室体験学習テスト」のくだりだろう(子供バカじゃないですのくだりは3巻P37、テストのくだりは3巻P133に出てくるが、ぶっちゃけ3巻だけ買って読んでも前後の話は大体つかめる)。

ざっくりいうと「アフロ偏屈大学生がうんちく垂れながら事件解決していく漫画なのだけれど、ネット受けしやすい部分が変に切り取られて無駄拡散しちゃってるだけな気がする。

脳内インデックスから似た作品を探してみて、「ちひろさん」と「クロエ流儀」が出てきたけど、「ちひろさん」はショムニの作者の主義主張を元風俗嬢に喋らせてスカッコンテンツに仕立てたいわば海辺ショムニで、「クロエ流儀」は「ちひろさん」をものすごく邪悪にした作品だけど、ポリコレアフロは「ツッコミ役のいるちひろさん」かなって最初は思ってた。

でもポリコレアフロ育児家事母親任せの昔ながらのザ、父親が大嫌いで「男も主体的育児をやろう」的な言動ものすごく目立つだけで、別にポリコレ部分はない。というか真偽不明なうんちくがクソほど多くてそっちに飽きてくる。

というか、アフロの話をスルーしたり首根っこ掴んで遮ったりして登場人物にすら飽きられている。

しかもそんなうんちくやら女尊男卑気味な言説を初対面の人間にもれなく高説垂れるもんだからほとんどの人間にはウザがられているし、なんならキレられてる。

テスト説教のくだりにしても「ネットでちらっとみた記事で詳細はわからない」と前置きしているし、しか説教相手容疑者父親容疑者の子供を預かっていただけで、名前不明な実質モブだ(ちなみにこのオッサンはその後本編に出ない)。

距離感バグって「FFから失礼するゾ〜」を地で行く人物で、正直友達には欲しくないし職場新卒でこんなのいたら「あ〜またアイツなんか言ってるよ」で終わるやつなんだよね実際。

でも相手を貶めようって悪意だとか自分絶対正しいって独善性のようなもの全然感じられなくて、ネットや本で見た知識をひけらかしたい一種アッパー系コミュ障のようにも感じた。

まあ1巻の後書きで作者が「閉鎖空間主人公がひたすら喋るだけの漫画」と書いてるくらいだから、そういうのがハマる人にはハマるんだろうけど、自分は例のテストのくだりが出るまで我慢してKindleで買って読み進めていたけど肝心のミステリー部分はなんの驚きもなく内容を覚えてもいない有様だった。

うんちくも量が多くてうんざり気味だし、ミステリー部分も読んでてめんどくさいので4巻の広島八つ墓村から先を読もうかどうか迷っている。

余談

ところで、自分がこの作品を読んで仮面ライダー龍騎の北岡弁護士名言(?)「英雄ってのはさ、英雄になろうとした瞬間に失格なのよ。お前、いきなりアウトってわけ」を真っ先に思い出した。

(それはそうと公式百科事典的なコンテンツ写真付きで提供してくれるのは本当にありがたい)

https://www.kamen-rider-official.com/zukan/character/1723

言ってること自体は正しいようにも見えるし実際言葉だけ切り取られて変に論争されているのも観測したけど、本編を見たらわかるようにアレは相手撹乱させるための出まかせ(そもそも北岡弁護士悪徳弁護士である)で、相手によっては「英雄になろうとする意思が強いやつだけが英雄になれる」とか真逆のことを言いそうでもある。

コンテンツを雑に切り取られて変に拡散して本編を見てもない人らで不毛な言い争いが続いているのはなかなかしんどいものがあるっていうところは、ミカンの人に同意する。

でも難しいよ。そういう隠れたエッセンスを1600円と数時間支払って確認しにいくのは。

2021-08-30

なろう小説最初の30話だな

大体最初の30話は「書きたい」が凝縮されててすごくいい

こなれた人は、そこも上手く書くんだろうが

新人さんの24話くらいで第一章完結みたいな話の第一章は見せたいものがハッキリしてるので読んでて面白い

問題はそこからなんだよな

第二章で迷走始まると、タイトルが変わる

結構指摘されるみたいねタイトルと違う」って

それを受けて過去話が変わっていたりすると、次に読んだ話が「現実改変」されてる時があったりして

これも味と言えば味

さりげなく過去投稿の冒頭に「〇〇と整合性が取れないので変えました」とか書かれていたりな

50話超えて話がまとまっていながらコンスタント更新かかってると

結構ちゃんと考えて書き始めたんだなぁと嬉しくなる

鬼門は20話を超えたあたりよね

読者の反応がもらえ始め登場人物人格も定まり始め…




とか妄想してみるワナビ

100話書くの大変よね

R18

いくらでも叩いてもいいと認識させられたコンテンツキャラが嫌い。その根源をなんとかできるわけでもなく、叩いてる人をどうにかできるわけでもないから。私にできることはそれをモデルにした登場人物を無様エロさせることだけだ。変態改造して、自分の無様に改造された体を動画サイト広告で定期的に晒させるんだ。視聴者は気まずくなるんだ。

ジャンル離れ理由日記

できれば長くジャンルにいたいがなんやかんやジャンル移動してしまうので傾向と対策のために過去を振り返る

漫画

○基本原作者が一人なので一貫性がある

○好きなときに好きなシーンを読み返しやす

○紙・電子で揃えても経済的負担が大きくない(※例外あり)

○週間連載だったので供給頻度は高かった

●サブキャラにハマると出番にムラがある(長編にありがち)

視点の切り替えが多く主人公すら出番にムラがある(登場人物多いとありがち)

●結局女と結婚する、会話もしてない女キャラ結婚した(WJにありがち)

●完結した(特に死んだりすると妄想余地がない)

●巻数が多すぎて原作完全履修できなかった

アニメ版重要な会話シーンが全カットされた

アニメ版覇権CP推しすぎ(全カット覇権オタクの顔色伺いか邪推

●番外編が増えて本誌が追いきれなくなった

アニメ

オリジナルアニメならアニメ化したとき失望が少ない

リアルタイムで追えば雑誌インタビューなどもあり供給頻度は少なくない

出張旅行と被るとリアルタイムで視聴できない(脱落可能性上昇)

●視聴するのに環境が限られる(家でしか見れない)

放送終了した

●てかテレビ捨てたかアニメ自体もう見れないや

ソシャゲ

供給頻度が高い

イラストが綺麗

時間場所わずプレイできる

●メインクエストが難しくて先が読めない(ストーリーが良くてもゲームシステムが合わないとここで脱落)

運営への不信感(大体どこもそう)

ランキング制度疲れた

ライターが一人ではないとブレやす

ストーリーは読み返しづらい(書籍化してほしい)

ストーリーよりキャラ重視のファンも多い

声優解釈違い(部分ボイス入れただけで公式面でストーリー語られても…)

コンシューマー

ストーリーが一貫している

複数ルートがある場合好きな軸で二次創作できる、メタネタ可能

キャラの出てくるストーリー全回収した(≒完結)

●実生活多忙スマホゲームより開きにくい)

●一緒にプレイしていた友人と進学で離れてしまった

媒体

2.5次元化&ストーリーが本編にも絡む(2.5次元を見ないといけない)

pixivに1件もない

●完結したし死んだ

日常パートがないか二次創作する隙がない

媒体関係なく

●薦めてきた友人以外のジャンル仲間がいなかった、他者二次創作検索しなかった(完結後、プレイ終了後も刺激を受ける機会が少なかった)

●巨大ジャンルだけど友人が少なかった

●最高の同人誌を出してしまった

●最高の同人誌を描く人がいたので自分の描くことがない

公式が最大手

●最大勢力の相手違いCPだったので雑食の最大勢オタクおやつ感覚で寄ってくる

布教の難しさを知り心が折れる

●界隈のJKノリが肌に合わなかった

フォロワーと寝てこじれた

今後の対策

もう上に挙げたこ関係ねえ。

・すぐ二次創作検索するより原作見返して落書きでもツイートでもアウトプットすること(同人こじれでジャンル移行するのを減らす)

公式ミュートしてもいい、元気なときに見ろ(元気ないときに気に入らないこと見るとどんどん嫌になる無限ループ

WJは全員異性つがい方式からもう近寄らない

2021-08-29

anond:20210829162950

ザビエルって日本だけじゃなく世界的に相当に重要人物だけど、日本だと日本史の登場人物としてしか触れないかローカルスターなのかと思ってしまうよね

言ってみればザビエルジーコみたいなスターなのに、日本人の多くは彼をバースみたいなもん(Big in Japan)だと思ってる

anond:20210829165010

俺はキャプテン翼。すげえキャプ翼好きだったからさ登場人物ホモやってる漫画読んでからしばらく喋らなくなったの覚えてる。同人とかよくわからないアホの子だったから作者の人は隠れてこんなの描いてるんだってなんか吐きそうになったの覚えてる。

2021-08-28

アイアンリーガーに騙された -1-

注 この文章は『疾風!アイアンリーガー』を第十三話まで鑑賞した人間が書いています

撒き餌に釣られた者の末路

 とんだ詐欺もあったものである

アイアンリーガー』というアニメを知る人ならば、この「初見人」の慟哭意図を察してくれるに違いない。

 これを呟いたのが、学生生活記憶もとうに色褪せ、メディアを賑わせる人々が自分よりはるか若いことに日々愕然とするようになった齢の人間であり、かつ令和の時代に『アイアンリーガー』というアニメを初めて目の当たりにし、そして今こんな文章を書くに至っているという事実を踏まえれば、なおさら

 何が詐欺か。何もかもである

 多少の表現の違いこそあれ、アイアンリーガーというアニメは「ロボットスポーツをする子ども向け熱血(スポ魂)アニメ」というような説明をされる。

 おそらく、それは間違いではない。間違いではないが――世に溢れる詭弁の数々が皆そうであるようにーー嘘を言っていないことと、それが真実であることは必ずしも一致しない。

 はじめに断っておくが、僕は別にアイアンリーガーというアニメについて「実はこういう真のテーマが隠されている」などと声高に主張する気は全くない。

現実世界に『テーマ』などないように、映画はそこに、ある物語にそった映像を映し出しているだけです。」と、かの伊藤計劃氏も述べているし(伊藤計劃:第弐位相「自腹は神様ではない」https://projectitoh.hatenadiary.org/entry/20060211/p1)、それはアニメも同じであろう※。僕がここに書き散らしているのは、アイアンリーガーというアニメ勝手情緒を乱された人間のお門違いの怨念に過ぎない。諸賢におかれては、どうか哀れみの心で受け止めて(あるいはスルーして)いただければ幸いである。

 話が逸れた。『アイアンリーガー』についてである

ロボットスポーツをする」。何ら間違ってはいない。この物語主人公ロボットであり、「アイアンリーガー」とはロボットスポーツ選手のことである。彼らはスタジアム(他の場所のこともあるが)でスポーツ試合をし、勝利を目指しながら、物語は進んでいく。

 だが、少なくとも十三話までを観て、それはこの作品本質ではないと僕は思っている。(ちなみに、なぜ十三話という中途半端な時点でこんなものを書いているのかと言うと、YouTubeでの無料配信十三話で終わったかである。)

心を持つ工業製品

 作中のロボットたちは、確かにロボットである。彼らはバッテリーで動き、金属身体にはギアが埋め込まれコードが張り巡らされている。外側は一応人間の姿形をベースデザインされているが、人間そっくりアンドロイドではなく、ひと目見て「ロボット」と分かる。大きさも、人間比較すると(その可愛らしい見た目とのギャップ唖然とするほど)かなり、でかい

 それでありながら、彼らには意思感情がある。人間と同じように傷ついたり喜んだりし、迷い、成長し、心を通わせる。彼らの持つ「心」は、ほとんど人間と変わりがない。フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』で、限りなく人間に近い意思を持つアンドロイド人間の、それでも厳然と残っている(とされている)「共感力の有無」という差異も、『アイアンリーガー』では存在しない。

 そんなロボットたちが存在する世界の側も、彼らをほとんど人間と変わりのないモノとして扱っている。アイアンリーガーロボットでありながら、チームと「契約関係にあり、チームの所有物ではない。チームから脱退することも(少なくとも建前上は)、第一話でマッハウインディたちがそうしたように、契約が許す限りにおいては可能なのだアイアンリーガー金も稼ぐし、転職もするし、山にも帰る。

 そうしたロボットロボットを取り巻く世界の在り方は、作品内で自明の理とされている。それについて何ら特別説明をされることもないまま、当然のごとく物語は進む。ロボットたちはガショガショと金属音を立てて歩き、「オイルを飲んだり燃料を食ったり」しながら、人間と全く同一のレイヤーで生き、スポーツをする。

 そして、人間人間関係性の中で生まれる、いわゆる「人間ドラマ」を繰り広げている。

 そのあまりギャップ作品に可笑しみをもたらし、人間とそれ以外のモノがボーダーレス意思疎通しながら共存する世界観は、絵本おとぎ話のような「子ども向け」の空気を感じさせる。

 僕はいわゆる「ロボットアニメ」をこれまでほとんど観たことがないので、そうした世界観が『アイアンリーガー特有のものなのか、この手のロボットアニメではよくあることなのかは分からない。

 だがいずれにしても、この奇妙なまでの人間ロボットボーダーレス世界観こそが、『アイアンリーガー』という作品の(はまる場所、という意味での)「深み」である

アイアンリーガー』における人間ロボット関係性は、もはや「共生」というレベルを超えている。人間ロボットの違いはもはや生命の有る無し「程度」にしかなく、作中でも殊更に「人間ロボットの」違い(と共通点)や、その関係性に焦点を当てることは(少なくとも十三話の時点では)ない。

 もちろん、『アイアンリーガー』の世界には人間もいるので、人間ロボット交流も描かれる。第八話のキアイリュウケンオーナーの話などは、それがメインテーマだ。

 だが、そこで描かれているのは「人間ロボットの」交流ではない。あくまで「同じように意思(心)を持つもの同士」としての、オーナーとキアイリュウケン交流、つまり個人個人交流だ。

 人間ならではの心、ロボットならではの心、という概念は『アイアンリーガー』にはない。『アイアンリーガー』は、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のように、アンドロイドロボットと似た存在と考えてよかろう)と人間の間で登場人物が苦悩する物語ではない。あるいは『ターミネーター2』のように、本来自分意思感情のない「はずの」ロボットが、人間との交流の中でそれらを獲得していく、という物語でもない。『アイアンリーガー』では、人間ロボット交流も、ロボット同士の交流も、人間同士の交流も、全く同じものであり、それが世界の前提なのである

 しかし一方で、人間と全く同じ「心」を持つロボットは、人間に「発注」され「納品」され――そして恐らく「売買」される存在であるということが、ブルアーマーの過去が明らかになる第三話、そして(よりにもよって)キアイリュウケンオーナーの絆を描いた第八話で明言されている。

 第三話では、なぜブルアーマーのバグを直さなかったのかという問いに対し「バグを直すよりも新しいリーガーを入れた方が早い」とエドモンドが答える。第八話では、キアイリュウケンが「空手リーガー」であり、本来サッカー野球「用」には作られていない、ということが明らかにされる。作中では明言されていないが、恐らく間違って納品された先がシルバーキャッスルでなければ、彼は工場に「返品」されていたはずである

 ロボットたちは、人間と同じ意思感情を持ちながら、同時に「工業製品」「商品であるという事実が、スポーツ試合の影で徐々に明らかになっていくのである

 彼らが工業製品であり、商品である以上、逃れられない宿命がある。ロボットは、人間役割を与えられ、それに相応しいように設計プログラムされて生み出される。

 その現実が、第九話から急激に深刻になっていく。トップジョイ、そしてS-XXXの登場である。彼らの存在が、今まで「人間ロボットボーダーレスに生き、スポーツをしている」という、どこか楽しげで夢のあるアイアンリーガー世界観を大きく覆す。

なぜか途中で切れてしまうので 2(https://anond.hatelabo.jp/20210828220400)につづく

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