はてなキーワード: 柴田とは
ドラマとか見ない自分ではあったが、推理小説が好きなのもあって推理サスペンスドラマは見てた
その中の一つ「ケイゾク」。風呂に入らずに髪はボサボサ、でもめちゃくちゃ頭が良くて「私、わかっちゃったんですけど」というのがカッコよかった
その主役が中谷美紀演じる柴田純。OPも中谷美紀が歌う「クロニックラブ」、この時は何となく好き程度だった
その中の一つ「エウレカセブン」数年前に劇場アニメ化されて、劇場に行くほどじゃないけど配信は心待ちにして見てた
2作目の「アネモネ」、とあるシーンの劇伴が「どっかで聞いたことあるなあ……」ってモヤモヤしながら数日たった
ふと気づいた!「クロニックラブ」だよ「ケイゾク」のOPだよ!
と思って調べたらクロニックラブの作曲は坂本龍一で、もともとは「バレエ・メカニック」という曲をアレンジしたものらしい
もうわかったと思うけど、エウレカセブン48話のタイトルは「バレエ・メカニック」
そのアネモネを主役にした劇場版がアネモネで、劇伴に48話タイトルの元になった「バレエ・メカニック」を使ったって事らしいんだわ
そりゃ坂本龍一のバレエ・メカニックを知ってた人なら当時からわかってたと思うけど、自分自身はここでケイゾクとエウレカセブンがまさかの坂本龍一で繋がったんだ
合計特殊出生率は、20年で30%以上低下してるが、夫婦の完結出生児数は、1割程度しか低下してないんだよ。
下がっていると行っても全然程度が違う。
では、合計特殊出生率と連動するように下がっている統計というと、婚姻率になる。これが概ね20ポイント以上低下している。
これと夫婦の完結出生次数が掛け算すると、ほぼ合計特殊出生率になる訳だ。
問題の解決に必要なコストは、100%に近づければ近づけるほど、指数関数的に増大する事が知られている。なので、パレート図というものを用いて、特に理想から乖離している差が大きいところ、影響が大きいところから重点的に対応する事が、よりよい問題解決に繋がるとされる。
今のところ、分析として影響が大きいのは
と言う風に分析出来るが、これが何故か逆転して主張されることが多くていつまでたっても効果的な対策ができないんだよ。
その理由は、子育てをするようになると行政サービスを使うようになるから、より政治に興味を持つようになって声がでかくなるからだと思う。効果よりもどれだけ声がでかいかで制度が決まってしまう民主主義の誤作動だな。
異次元の少子化対策とか言うなら、やれる事は全部やればいいのだが、現実には全部どころか効果の低い方ばかりに傾倒している。
これは量的な概念がないから。増田も、「上がっているか下がっているか」という0か1かではなくて、量的な概念を理解して考えてくれ。
ブックマークが集まっていたので、少し真面目に参考文献を上げておく。信頼できない資料を基にしていては話がおかしくなるので。
大量にアドレスを貼るとエラーになるので、一部 https を抜いてある。適宜補ってくれ。
#それからISBN記法が死んでるのなんなの。誰に言えば治るんだこれ
こういうガチの奴を上げても読みづらい人には、読み物として気楽に読める以下のものもおすすめする。
https://twitter.com/erishibata/status/1629820295182966786?s=20
柴田英里
@erishibata
Colaboと仁藤夢乃さんを支える会のオンラインイベントを見たけど、仁藤夢乃さんは出演しないし、角田由紀子弁護士は困難女性支援法じゃなくて買春禁止やAV新法、アウシュビッツ強制収容所のユダヤ人虐殺の話ばかりしているし、当初の予定より30分程度早く終わるし、なんじゃこら?だった。
がっかりの声多すぎ。
@echonewsjp
https://twitter.com/airu_7272/status/1629870746825801728?s=20
北原みのりさん、いなかったわね!
言われて気づいたわ?
https://koshian.hateblo.jp/entry/2022/12/25/154540
まずこの記事冒頭で引用されている柴田英里氏の投稿なのですが、そこではこの様にあります
「宇崎ちゃん」「温泉むすめ」「戸定梨香」「月曜日のたわわ」「ラブライブ!」個別事例とっても女性ファンと女性クリエイターが仕事している領域です。絵に描いた女性と実在女性を混同する認知がグラグラ勢力を社会一般の基準にしないでください。
ですが、「宇崎ちゃん」の作者である丈氏と「月曜日のたわわ」の作者である比村奇石氏は男性です
https://mangaseek.net/person/19529.html
https://www.pixiv.net/users/1119201
にも関わらず「個別事例とっても女性ファンと女性クリエイターが仕事している領域」の括りで紹介されているので頭が混乱しました
また記事ではこの主張を皮切りに
ヒステリックな彼ら彼女らが責め立てるような「性表現」というのは、実は女性の手による表現で、そのファンも女性中心ということが非常に多いのである。
例えば日本のポルノコミックの作者は男性向けでさえ少なくとも半数程度は女性だと言われている。未成年の少女が陵辱されるようなポルノコミックの作者にもファンにも多くの女性が存在してることもあまり知られてないし、想像だにされてないようだ。
とされていますが、前述の通り作者が男性である作品もある中で、更にソース無しで「実は女性の手による表現で、そのファンも女性中心という事が非常に多い」「男性向けポルノコミックの作者の半数程度は女性」と記述されているのでまた頭が混乱しました
この方は一体何を根拠にこれらの主張をしているのでしょうか?
その後記事では筆者自身が取材した浅草ロック座のストリップ劇場の話題に移り
そこでは踊りや演技を見た女性客からの感想が書き込まれたノートが登場します
感想の内容はショーや演者を絶賛する物で、筆者はそれを素に自らの主張の根拠としている様な記述が続きます
ただこの感想はショーを見に行った観客の物であり、またそのショーは外部から閉鎖された空間で行われた物です
そのためこのストリップ劇場の話と、見る者を選ばず更に多くの人目に触れざるを得ない広告関連に端を発した「ヒステリックな彼ら彼女らが責め立てるような「性表現」」の話はあまりにも内容に違いがある様に思えます
そもそも「女性も楽しんでいるから許されるべき」とも言う様な主張はそれこそが男性の意見を軽視する性差別に思えます
全体的に違和感や何を根拠に?と思える部分が多くて頭が混乱するのですが
この様な主張を「そうだよね。分かる分かる。」と違和感なく受け入れる界隈も存在するのでしょうか?
それともこの筆者の方がこうしたキャラであるだけなのでしょうか?
男であるとか女であるとか、そんなことは関係なく、美しいものは美しく、かわいいものはかわいいのだ。そんなことを思い出させてくれる取材体験だった。
久保史緒里、伊藤理々杏、中村麗乃、賀喜遥香、林瑠奈、柴田柚菜
広瀬香美 『ロマンスの神様』(井上和) 『ゲレンデがとけるほど恋したい』(5期生+中村麗乃) 『promise』(賀喜遥香)
工藤静香 『Blue Velvet』(井上和) 『慟哭』(菅原咲月) 『MUGO・ん…色っぽい』(柴田柚菜)
後藤真希 『Mr. Moonlight 〜愛のビッグバンド〜』(小川彩、奥田いろは) 『BABY! 恋にKNOCK OUT!』(岡本姫奈、菅原咲月) 『恋愛レボリューション21』(4期生) 『ザ☆ピ〜ス!』(4期生)
森高千里 『ロックンロール県庁所在地』(5期生+金川紗耶、和田まあや、久保史緒里) 『私がオバさんになっても』(矢久保美緒) 『渡良瀬橋』(金川紗耶) 『17才』(金川紗耶) 『ジン ジン ジングルベル』(金川紗耶、田村真佑)
PUFFY 『これが私の生きる道』(一ノ瀬美空、川﨑桜) 『愛のしるし』(与田祐希、筒井あやめ) 『渚にまつわるエトセトラ』(田村真佑、筒井あやめ)
松田聖子 『赤いスイートピー』(川﨑桜) 『風立ちぬ』(小川彩) 『渚のバルコニー』(遠藤さくら) 『青い珊瑚礁』(柴田柚菜) 『夏の扉』(清宮レイ) 『大切なあなた』(柴田柚菜)
中森明菜 『飾りじゃないのよ涙は』(井上和) 『DESIRE-情熱-』(賀喜遥香) 『少女A』(林瑠奈)
松任谷由実 『やさしさに包まれたなら』(奥田いろは) 『ルージュの伝言』(池田瑛紗) 『ひこうき雲』(五百城茉央) 『サーフ天国、スキー天国』(一ノ瀬美空、川﨑桜) 『守ってあげたい』(北川悠理) 『恋人がサンタクロース』(山下美月) 『赤いスイートピー』(川﨑桜) 『渚のバルコニー』(遠藤さくら)
中島みゆき 『糸』(五百城茉央) 『空と君のあいだに』(矢久保美緒) 『MUGO・ん…色っぽい』(柴田柚菜) 『慟哭』(菅原咲月)
竹内まりや 『純愛ラプソディ』(奥田いろは) 『元気を出して』(冨里奈央) 『すてきなホリデイ』(井上和、川﨑桜) 『MajiでKoiする5秒前』(筒井あやめ)
MISIA 『Everything』(久保史緒里)
宇多田ヒカル 『First Love』(中西アルノ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%84%E3%82%89%E3%81%AF%E3%81%9F
やらはたとは、日本社会における性的観念のひとつ。「童貞や処女でいてもいい年齢」の表現で、「やらずにハタチ」(性行為の経験が一度もないまま二十歳になった)の略である。
20歳までに童貞喪失や処女喪失をしなければならない理由付けとしては、増田豊が説いたホルモン説(ホルモン分泌が最も盛んなのは17歳から18歳の思春期で、20代に入ると分泌量は少しずつ減少し、ちょっとしたきっかけで不能に陥る危険があるとするもの)をもとにするもの[3]、社会的慣例として大学入学や成人式と同じ通過儀礼として勧めるもの[4]、柴田出の性体験をすることによって人間的に成長するというもの、童貞や処女をコンプレックスとみなすもの[5] などがあった。いずれも根拠は薄弱で、結論ありき的な理由付けであったが、こうした煽動に多くの人が焦燥感を募らせたり、諦めの境地に陥ったりした[6]。
色んな意見が飛び交っていて、基本的にひろゆき中心に語られることが多い。もちろん事の発端だからそうなんだけど。
俺的には10/7放送のAbema Primeを見る限り、柴田阿弥さんが答えを出したと思う。
答えと言っても彼女の意見そのものではなく、彼女の番組内でのムーブである。
普段のアベプラでの柴田さんを見ている人なら分かると思うんだけど、割とどんな問題にも割り込んで意見出すタイプなのね。
それがこのテーマでは一切ダンマリで、司会の平石アナに振られてようやく意見を出す。しかしその発言内容には、
「私の勝手なイメージですよ」「他県出身の私が軽々しく言える問題ではないんだけど」「個人的には考えました」
などをはじめとした予防線とも言えるべき言葉の数々、そして全体としては事実上何も言ってないようなお利口さんの発言。
まさに「忖度」ってやつじゃないですかね?
おそらく彼女にも腹の底では考えていることがあるだろが、それを言ってはいけないから無難なこと言うみたいな。
こういう、是々非々ではなく100%の賛成でなければ許さないような窮屈な雰囲気が、特に左翼界隈では多いと思う。
○ご飯
朝:バナナ。昼:かいわれ大根、ピーマン、焼きそば。ベーコンエッグ。トマトとチーズ。夜:キャベツとウインナーのスープ。パン。
○調子
クリア。
20年以上前のゲームなのに、オシャレで格好いいイケてる雰囲気が凄かった。
私立探偵の小次郎パートと、エージェントのまりなパートで全く異なる二つの事件を捜査する。
捜査の過程で街を探索するのだが、情報屋とのやりとりや、聞き込みなどのシーンが洒落ててたり、ゲラゲラ笑えたりと個性豊かで楽しい。
絵で表現しきれない箇所はバッサリ黒塗り背景に文章だけで表現するのも潔いし、何よりそのテキストが面白いのだから一切問題なし。
ホテルのバーや海沿いの倉庫など、登場する場すら格好よく感じてくる。
軽妙なやり取りもあれば衒学的な部分もありで、兎に角事件捜査を楽しめる。
二人主人公制は最初のうちは時折登場人物が重なる程度なんだけど、徐々にそれらが一本に繋がっていくところが快感。
特に二人の主人公が互いを知らずにコンピュータ回線越しに事件捜査のために協力するシーンはただCIのコンソールに文字が出るだけも演出なのに、熱く燃える今作屈指の名シーンだろう。
この互いが互いをあまり知らずに事件捜査のために協力するという関係性も、格好いい。
普段はだらしないけどやる時はやるタイプの主人公が拳銃片手に非合法組織と戦いながら夜の街を駆ける、そんな創作物テンプレート自体が根本的に格好いい…… と言ってしまえばそれだけなのかもだけど、もうこれは冴羽獠をDNAに植え付けられた僕たちの宿命なのかもしれないなあ。
そんな感じで、事件を捜査する過程については百点満点文句なしの出来。
だけど、物語の終盤はかなり駆け足気味かつ、しっくりこない終わり方だった。
突然現れる現実を超越した科学技術に、二人の主人公は蚊帳の外で自体が進行し、犯人が突然恋愛をはじめる展開、そして自白で幕をおろす。
最終章までの丁寧な展開、格好いい展開はどこへやらで、正直肩透かし。
犯人の自白と、とあるキーパーソンの独白だけで最終盤は進むため、二人の主人公がそれらにどう感じたのかどんな行動を取ったのかが一ミリもわからないのは流石にガッカリ。
何より「犯人の自白」とは書いたが、とあるSFガジェットにより厳密には正しい言い回しではなく、真の意味での犯人はおそらく作中でセリフが全く無いという構造も、流石にちょっと終わった感じがしなかった。
とはいえ、謎解きのロジックや、あっと驚くサプライズなトリックを楽しむ作品ではなく、事件捜査の過程の格好良さを楽しみ作品だと割り切れば文句なし。
なお、柴田茜というルポライターの女性が「僕っ子」なのは、流石に当時でもコテコテでやりすぎなのでは? と思っていたが、かないみか氏の演技力のおかげですぐ違和感がなくなった、声優ってすごい。
原作がアダルトゲームなこともあり、明らかに情事を意図するシーンや、明らかに元はエッチなことされたけど違うことに置き換えたシーンなどが多くあり、元もプレイしたくなった。
また、銃を突きつけた状態で自由を奪うために服を脱がすというシーンが3回ほどあって性癖を感じたが、たしかにその惨めさはエッチだなあと思った。
参院選石川選挙区の野党統一候補・柴田未来氏が所属するカルト宗教団体「浄土真宗親鸞会」について、共産党機関紙「しんぶん『赤旗』」が過去に「カルト」と報じていたことがわかりました。共産党は柴田氏推薦を決めた際、親鸞会について「反社会的団体ではない」と語り、5月25日には志位和夫委員長が直々に金沢で「柴田未来さんを必ず勝たせていただきたい」などと有権者を煽っています。
全国宗教人・日本共産党を支持する会(全国宗教人の会)は19日夕、公示まで2カ月となった参院選での日本共産党の躍進に向け、東京・JR池袋駅前で街頭宣伝しました。山添拓参院東京選挙区予定候補も駆けつけ、ウクライナ支援募金を呼びかけながら、ともに訴えました。
真言宗智山派僧侶の小嶋弘遵(こうじゅん)さん、日本長老教会西武柳沢キリスト教会牧師の星出卓也さん、浅川金刀比羅神社宮司の奥田靖二さん、日本同盟基督教団横浜上野町教会牧師の柴田智悦さん、浄土真宗本願寺派僧侶の小山弘泉さんが宣伝カー上からマイクを握りました。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-04-20/2022042004_01_0.html
なぜ、正露丸は効くのですか。
(前ページより) 木クレオソートの安全性と有効性を明確にしない限り、日本でも正露丸は消えゆく薬になってしまいます。そこで、当時社長であった父に作用メカニズムを明確にすることを提案し、私の研究仲間でもあった緒方規男先生に大幸薬品の顧問になっていただいて、木クレオソートの作用メカニズム解明のプロジェクトを立ち上げていただきました。
柴田:薬理効果としては、身体の中の塩を外に出さないというものがあります。コレラや赤痢にかかって下痢の原因となる物質や病原体が身体の中に入ると、過剰反応が起こり、身体から塩が出て、脱水になって死に至ります。木クレオソートには、その排出のバルブを閉める作用があります。下痢に効くというのは、腸の中の水分をよく吸収するからです。それで、便が硬くなる。
こういったことを示すデータを提出できていなかったので、日本薬局方でも化学物質扱いされて、誤解されていました。それは海外での販売の大きな障壁にもなっていたので、医薬品医療機器総合機構(PDMA)に出向いて、これは天然の木から採った生薬に近いものだとお話をして、書類を提出して、2年前の2014年に正式に生薬となりました。
なぜ効くのかを説明できない製品は消えていく (2ページ目):日経ビジネス電子版
https://business.nikkei.com/atcl/interview/15/269473/111000057/?P=2
※この話はフィクションです
橋下徹さんといえば、とりあえず「学者は現実を知らない」「私に文句を言うやつは現場を知らない」と言っておけばなんでも自分が正しいことになるとでも思っているのではないかというくらいとにかく学者叩きが大好きな人です。論理的に思考ができる人は彼のことを馬鹿だとしか思わないでしょうが、政治家を辞めた後TVとかネット中心で生きていく戦略としてはあながち間違いではないと思います。なぜなら、私の身近でも「学歴」コンプレックスをこじらせて学者嫌いになった人が大阪維新を支持するようになってしまったからです。
私の知り合いにものすごい学歴コンプレックスの強い人がいます。自称Fラン大の経済学部卒を名乗っており、今でも自分は本来なら慶応大学に合格してたはずなんだとずっと言ってます。本当は慶応大学に行って親に認めてもらいたかったんでしょうね。でも現実はそうなってないせいか、早慶大に対してものすごいルサンチマンを抱えています。何か不祥事があればとりあえず早慶を叩かないと気が済まないみたいで、彼が一生懸命早慶を叩いているのを見るたびに学歴社会が一人の人間をここまで傷つけてしまったのかという現実の残酷さを知らされます。学歴コンプレックスなんてだいたい社会人になってから数年経てば癒されるものなんですが不幸にも彼は就職活動に失敗しブラック企業で病んでしまい、10年近く就職どころかバイトで働くことすらしてないのでいまでも学歴コンプレックスが温存されてしまってるんですね。そんな彼は、インテリが大嫌い。なぜなら彼の学歴コンプレックスを最大限に刺激する存在だからです。彼は学者の言ってることを理解することができないのです。学者が、いろんな可能性を考慮しながら慎重に意見を述べるのですがそういう紆余曲折の部分を理解することができません。学歴コンプレックスが強い彼は、自分がわかるように説明してくれない学者を憎いと感じてしまうのですね。
わかりやすい説明をすると「結論を理解する労力」が「その結論を導き出した労力」と誤解されるときがある|柴田史郎|note
最初は中田大学あたりを見てて危ないなと思っていたんですが、案の定そこからさらに信頼度の低い政治系YouTuberに流れていきました。ご存じの通りYouTuberは一本道の理論でわかりやすく結論を断言してくれるので、彼のような人間でも言ってることが理解できます。ただYouTuberは「わかりやすさ」の代償として必要な情報までそぎ落としまくった非常に危険な情報提供をする人も多いんですけどね……。そして彼はまんまとそういう系統にハマってしまいました。彼がハマった政治系YouTuberは大阪維新の会の支持者でした。(なぜこの人が大阪維新支持だったのかはわかりません。憶測ですが「学者」の意見に反する言動をとることが多いからかもしれません。ニュースでは専門家の意見がベースになりますが、それだとYouTuberはおまんまおくいあげ。そこで政治系YouTuberは大阪維新の人たちの意見を隠れ蓑にしながら、学者の語ることを否定し、独自色を打ち出そうとするのかもしれません。知事自体がイソジンとか言ってるような政党ですからね。とにかく他の人とは違ったことをして目立ちたいのでしょう。)
とにかく、彼は大阪維新にのめりこむようになってしまいました。学者を叩き、他の人とは違ったことをしてる政党を応援してる自分が好きなのでしょう。YouTubeで政治を学ぼうとするような彼のような単細胞人間にはこちらの方がウケがよいのでしょう。YouTubeが主な情報源である彼のTwitterを見ていると、半可通な政治語りが多数を占めているのですがかれは大真面目に学者より自分の方が現実を正しくとらえていると思っているのですね。彼は「自分が理解できたものが真実」だと思ってしまうようで、彼にとってはYouTuberの語る内容こそが真実なのです。
今の彼は大阪維新の会を支持することで幸せそうにしています。学者を叩くような発言を喜んでRTしたりしています。多分、なぜ自分が大阪維新を支持しているのか彼自身もよくわかってないでしょう。情報源が政治系YouTubeだから、それ以外の情報がない以上、他の政党のことはわからんというのが事実じゃないでしょうか。それでも、彼は大阪維新を支持することで救われているのです。彼のように学歴コンプレックスを抱えた人間を癒してくれるのは大阪維新しかなかったのです。最近の彼は部分的に陰謀論を支持するようなことも口にするようになってきました。もうちょっとであっちの世界に旅立ってしまうのかもしれません。さよならだよ……
偶数月の末日頃発売。電子版は基本的に翌月の10日前後に発売なのだが、今回は4日発売と、いつもより早かった。今回も私の推し作家・座裏屋蘭丸先生はお休みだ。ひぃん。しかし『Daria』で連載中の『コヨーテ』が佳境なので仕方ない……。再来月まで待てがんばる……。
そして今回は前号で最終回を迎えた、『 鴆(ジェン) 天狼の目』(文善やよひ)の記念特集が紙本版にはドドンと入っているはずなのだが、電子版には文善やよひ先生のコメントまでひっくるめて一切掲載されていない。悲しい。なんでそんなに電子派を冷遇するの……。Canna公式Twitterによれば、特集記事のほかに各鴆シリーズの第1話も一挙再掲載されているらしい。
鴆シリーズは獣人(鳥人)ものという、BLの中でも特殊なジャンルではあるけれども、とても漫画の上手な作家さんの描いた漫画で読みやすいので、BL初心者とジャンル不問で漫画好きの人におすすめ。個人的に好きかと問われると、微妙なのだが……(単純な好みの問題)。
ということで、 鴆特集は電子派の私には読めないので、それ以外の掲載作の感想をば。
新連載きた! バンドマンBL。主人公が性的なトラウマ持ちでしかも感性が周囲とズレていて浮きまくる系の人。ゆえにすっかりメンヘラに成長しており、おそらく攻めであろうバンド仲間(ベース担当)に面倒を見られてなんとか生きてる感じ。
1話目なのでなんとも言えないが、バンドマンBLというと『ギヴン』という超人気作品の存在がよぎるので、チャレンジャーだなと。
去年の暮れ辺りに完結した『ヤクヨメ♂』のスピンオフ作品。ヤクヨメ♂の攻め・いわおの子分的な人のツレが主人公。タイトルは主人公の職業が漫画家であるためにバクマンみたいになったようだが、かといって主人公がちゃんと漫画家稼業に励んでいる描写があるわけではない。カップリングが替わってもなお、作者の例のあの性癖をてんこ盛りに盛った内容である。まあ幸せそうでなにより♂♂♂
読み切り。パン屋×米屋の幼なじみBL。エロはない。ピュアラブ系。絵柄が『この世界の片隅に』のこうの史代先生的なふんわり系で、ストーリーにも尖ったところはない。最初から最後まで可愛くほわほわしていた。たぶん、二次創作でしかBLを知らない人の漠然と思う「BLってこんな感じ」に近いんじゃないかと。なごむ。
逃げる相手を追うのが好きな男×逃げ癖のある男。あ、攻め受けこれで合ってるかな?
前編から間が空いてしまったので、どんな話だったっけな……。出来れば短い話は毎回掲載されるといいんだけど、BL読みにおいては短気は損気だ。
絵柄がリアル寄りでがっつりと大人の男同士のゲイものって感じ。
フラッととんずらをこく方もこく方もだが、昔とった杵柄とコネで相手の居場所を特定してくる奴もだいぶヤベェ。もはや犯罪だし。でも追う方からはターゲットはびびりながらもちょっと嬉しそうに見えたらしい。うん、それって幻覚じゃないかな。
今となっては一般ジャンルでも大人気小説家でBL小説家でもある凪良ゆう先生の人気作品のコミカライズ版。世間知らずの坊っちゃん医者×詐欺師。
毎度思うけど、凪良ゆう先生の小説は大部分が心理描写に費やされているし、分かりやすくてノリのいい文体が魅力なので、それを絵で見せられてもなぁ……という感じ。いくら上手い絵でも。凪良ゆう先生の小説が好きだが『積み木の恋』は未読の私としては、ただ原作を読みたくなるだけ。凪良ゆう先生を全く知らない人が読んだらどう思うだろうな? 一読してスルーかな。
まあ、コミカライズ担当の漫画家が悪いんじゃなくて、いくら出版不況で小説が売れないからってこんな企画立てちゃう編集部がよくないんだ。
『 鴆(ジェン)』特集は冒頭に書いた通り電子版には載っていないので、省く。
ゲイカップル・いまぢとほづつみの家に猫に擬態した宇宙人のサンが転がり込んできて、地球侵略の為の情報を得るためにいまぢとほづつみの暮らしを観察しているという話。
痴話喧嘩回。今回はサンの出番が多くてよかった。自転車をこぐいまぢの後頭部に貼り付いているサンの後ろ足がとってもキュート。サンは中身が宇宙人なだけあって人の心を解さないかと思いきや、人間の夜の営みをガン見で観察した結果、恋愛アドバイスができるまでに成長してしまった。すごい猫だ。釈迦に説法感のあるアドバイスだったけれど。
ラストの引きが強い。これは続きが気になるぞ……。
旅人×猫耳獣人。旅人のオルは癖の強い城塞都市国に入国するなり引ったくりに遭い、無一文身元不明人になってしまう。なり行きで働くことになった、猫耳獣人ばかり売っている娼館で、美しい娼夫アコニと出逢う。
ハーレクインのような美麗な絵とストーリー。しかしBLである意味がもはやなくないか? というほどに娼夫達の見た目が女性的。
今回はあまりストーリーに進展がなかったな……。オルが重大な決断をしただけで(それが「進展」というやつなのでは?)
サイボーグ×人間。酸素濃度のやたら高い星に来た元軍用サイボーグが、植物の調査研究をしている人間の護衛だかお守りだかを担当する話。
もはやハードボイルドの可能性はすっかり消し飛んでしまった……。人の心を薄くしか持っていないサイボーグが、ワンコキャラな人間に恋してしまい、誰が見てもほわほわと浮わついているという話。これは温かく見守るしかない……。正直、もっと渋いのを期待してたのだが。山なしオチなし意味なし略して「やおい」まさにこれ。
オメガバース作品。政略結婚と人身売買の中間みたいなカップルなんだけど、買った方の攻めは受けの事を好きなわりに受けの愛を信頼してはおらず、買われた受けの方は実は真っ直ぐ攻めを愛している。猜疑心故に素直になれない攻めと、惚れた弱みで腹を割って話すことが出来ずに攻めの顔色をびくびく窺い続ける受けの、ディスコミュニケーションぶりが、読んでて非常に辛い。
現代的な人権意識と家庭内の前時代的な価値観による閉塞感のギャップがえげつない。ていうかこれ完全にDVじゃん。受けの人全力で逃げて!
……と思うんだけど、逃げねんだよなぁー。それでも攻めを愛してるからってよー。
そんな古風なストーリーなんだけど、今回は実在の最新型避妊薬「インプラノン」が登場する。えっこれもう認可されてたっけ? と思わずググってしまった。マッチ棒くらいの長さの筒の中にホルモン薬の仕込まれた避妊薬で、二の腕の皮下に埋める。三年くらい避妊効果が続く。飲み忘れリスクがないので、99%くらいの確率の避妊効果があるそうだ。
そんな文明の利器を受けの人は良かれと思って攻めの人と相談せずに独断で使用してしまう。そしてそれが新たな修羅場を生む。
あのさぁ、そんだけの行動力があるなら事前に攻めの人とよく話し合おうよ。とも思うけど、攻めは攻めで支配欲と嫉妬の塊で受けとの約束をあっさり覆してくるやつなので、話し合ったところで受けにとって良いような流れには、ならないんだなあ。
今時こういうストーリーはただ只管に辛いばかりなのだが、このギチギチに古風なDVカップルがどのように軟着陸するのか(Cannaだからバドエンではない、と信じたい)、興味はある。
『嘘つきな愛を買う』のDVカップルでがっつりテンションを落とされた後で、今度は陽気に? サバサバしたディスコミュニケーションカップルのやつですよ。ゾンビの佐田×マッドサイエンティスト間宮の日常BL。
前回、一泊温泉旅行(+一泊)にて、恋バナで盛り上がった佐田と間宮。佐田の独特な恋愛観……実は世間一般でいう所の恋愛というもののべたべたしているところが苦手で、それよりセックスの出来る友達くらいの距離感で人と付き合えるといいなと思ってる(間宮と付き合いたいとはミリも言っていない)……を聴いた間宮は、じゃあセックスしよう(もう友達だから)と提案(という名の強制)をしてきて、佐田大ピンチ。
『スリーピングデッド』上巻のレビューには「受けの間宮がだいぶ無理。これで萌えろと言われても」的なことが書かれていがちなのだが、主人公の佐田にとっても間宮はかなり無理だったというのには笑った。正直に「たぶん無理……」と言ってしまうBLの攻め様ってどうなのw
そんな佐田に好かれようと一生懸命な間宮がとても可愛かった。まだ3月なのに可愛い受けオブ・ザ・イヤーが来てしまったぞ大変だ。思いがけない佐田の行動にびびった時の間宮が、死ぬほど驚き怯えた時のハムスターみたいに両手を胸の前で縮こめて目を見開く姿が可愛くて可愛くて可愛くて可愛い。
一方、佐田はといえば間宮がツンツンしまくりながら無茶な要求・暴言・暴挙をぶつけてくるのに案外律儀に応える体でいて、最終的には首尾よく間宮を丸め込んでちゃっかり自分の身を守り切るところが、学校の先生って感じだった。お前そういうとこやぞ……。
もはやゾンビ物とは? って感じのストーリーで今回は特に息抜き回色が強かったが、次回からはどう話が転がって行くのだろうか。ずっと間宮の純愛ネタばかり描かれる訳じゃないだろうし。もうすでに単行本1冊ぶんくらいの分量は書かれたわけだし。既刊が「1巻」ではなく「上巻」なので、あと1、2話で完結して下巻が出るか、1回くらい休載して中巻が出るかかな。
男同士でがっつりド派手に致しているところが見たい人には物足りないんだろうけど、大人の恋愛漫画としてとても面白いので私は好きだな。
耽美SF少年愛BL小説家・長野まゆみ先生が十代の頃に心ふるわせた珠玉の小説、随筆、詩歌のなかから、耽美入門に相応しい全26作を精選。全作品に長野先生のコメント付き。巻末に解説もあり。
目次を見渡すと錚々たる顔ぶれに眩暈がするけど、幻想文学好きは必ず履修する作家ばかりだ。
が、私は現代の幻想小説はわりと好きなんだけど(長野まゆみ先生のほか、川上弘美先生や金子薫先生や今村夏子先生とか)、明治~昭和前期の幻想小説はあまり得意ではないんだよなあ。三島由紀夫は『潮騒』しか読んだ覚えがなかったし、泉鏡花は戯曲『海神別荘』しか読んでいないという体たらく。なお内田百閒は開始十行で寝落ちした。
そんな私が、いくら長野先生のファンだからって、本作品集を買っても最後まで読み切れるのか、甚だ疑問だ……。
では、頑張って読めたぶんだけ。
遊園地で二十七羽ものインド孔雀が殺される事件があって、その重要参考人・富岡の家に刑事が訪れる。富岡はただ前日に公園で孔雀達を長時間眺めていたというだけで犯人ではなさそう。だが富岡家の応接間の異様さと、壁にかけられた美少年の写真のことが、気になってしまう刑事だった。
冒頭を数行読んで、長野まゆみ先生と文体がよく似ていることに驚いた。もしも著者名を伏せられたまま読んでいたら、長野先生が書いたものかと容易く信じそう。文体が似るほど三島由紀夫に影響を受けていたとは。『潮騒』を読んだ時は、似てるとは思わなかったけどなぁ。
かつては美少年だったことを誰にも信じて貰えないほどに老いた男が、孔雀の羽の輝きに魅せられる。(孔雀の羽の色は色素で染まったものではなく、羽の構造が光を反射したものなので、永久に劣化しないのだ。)何者かの起こした事件により、孔雀の美を完成させるには死が不可欠だと気づいた男は、自分こそが事件の犯人ではないのかと妄想をし始める。
ラストシーンは男の美への執念が具現化したみたいでぞくりとした。
雑誌『象徴』の編集長・磯貝が出勤すると、先ほどまた蕗谷から電話があったという。蕗谷というのは筆書きの原稿を持ち込んだ美少年だ。日頃からどんな無名の作家の書いた作品でも必ず目を通すことにしている磯貝は、さっそく蕗谷の小説『蔵の中』を読み始めた。
冒頭は蕗谷の自伝風で、亡き姉との思い出を書き綴ったものであった。だが、姉の死後に蔵の中に独り引きこもるようになった主人公がとある楽しみを見出だした場面から、物語は思わぬ展開に……。
『偏愛耽美作品集』のどこら辺が「偏愛」なのかといえば、美少年が登場するものばかりをピックアップしているところで。さすが長野先生なだけあって。
無名作家の小説『蔵の中』と現実の出来事が交錯し、やがて殺人事件の真相を描いてゆく、と見せかけて……。という現実と虚構が入れ子状になっていてしかもその境界が曖昧な感じ。長野まゆみ先生の『左近の桜』に受け継がれているよなぁ。
蕗谷が女装にハマって鏡の前で表情を作るシーンがとくに印象に残った。
山の手に生まれ育った令嬢のとく子は、眼病の治療のために下町の病院へと入院する。その病院の近所には時春という下町っ子でぽっちゃりめの美少年が住んでいて、しばしばとく子を遊びに連れ出すのだった。
縁日の夕にも時春はとく子を呼び出し、つれ回した。あまりの美しさにどこへ行ってもモテモテで人気者の時春がわざわざとく子を連れ回す理由は見栄のためと、とく子は見抜いていた。とく子の令嬢然とした着物姿を見せびらかすために時春は彼女の手を引くのだと。そこに本心からの労りや思い遣りはない。
時春はとく子を火事現場の跡地に連れ込んだ。「君にほんとうのことを聴いて貰う」と時春は言うが……。
顔が美しいのが唯一の美点の少年。美しい顔はそのままで素顔ではなく見栄の一部となってしまい、その口から出てくる言葉の全てが人の気を惹くための嘘っぽくなる。美しい顔というのは実は醜い顔と同じく異形の一つなのだ。
時春の見栄っ張りを女の子の目敏さで見抜いてしまうとく子だが、時春の美貌の下に隠れた本当の孤独の寂しさには触れようとしない。そんな憐れな話。
ラストシーンで、時春の本心をちゃんととく子が見抜いていたというのが明かされるのが切ない。なんかこれじゃ、時春死んじゃってよかったみたいじゃん……。
はぁ、まだあと23作品もある……。これを私はあと何百年後に読み終わるんだろうか。しかも岡本かの子の次は泉鏡花だし。開始数行でうっ、苦手かも……と思い、もう数日放置している。
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ジャズのコード進行を解説したブログが2位になった。はてブでこんなページを目にできようとはとブクマカが驚愕。
COURRIERの「そこまで努力しないで生活をちょっと改善する100の方法」はペイウォールの向こうに行ったが原文は読める。 https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2022/jan/01/marginal-gains-100-ways-to-improve-your-life-without-really-trying
「大返し」というのは「他の連中が20日かけて戻るところを秀吉は10日で戻った」くらいの話であって、
「他の連中が戻れなかったのに秀吉だけ戻った」という話ではない。
今週の不毛な議論を聞いてて、山ちゃんのワードセンスの高さってのを改めて思うのと同時に銀シャリの鰻の狂気と、橋本の軽快かつ上手い物言いが楽しかったわ。
で、今日仕事しながらマヂラブコント議論についてふんわり考えていたんだが、考えてみたら南キャンの漫才もどちらかというとコント漫才よな。
俺がマジラブを漫才と認めたくない要因として、変なことをしているだけってところだったんだが、そもそも南キャンのM1の漫才も間違いなく変なんだよ。
だって、お医者さんやりたいって言っているのに相方は火を怖がるサイをやるし、これはクリリンの分!って言いながら殴り掛かってくるし。
間違いなく、ただ変なだけだし、ジャンルもコント漫才に近いのよ。
それを笑いへ昇華できるのは山ちゃんのツッコミが一貫して普通の人としてのスタンスで真綿で締め付けるような一見優しいツッコミであの異常空間をコントロールできているか
これに近いのがアンタッチャブルのM1のネタも、ザキヤマがただ暴れているだけで同じように柴田が一般人の感性で突っ込みしてコントロールできている。
どちらも、コントよりの漫才でマジラブよりも絶対に面白いと自信をもっていえる。
さらに、変なことをしているだけかつ、キャラクターよりかつコントの漫才で言えば中川家なんかがあげられるが、あれは細かすぎて伝わらないものまねと似たようなベクトル。
あるあるネタなので変人が登場しても比較的受け入れやすいネタといえる。
M1取れてはいないが今の千鳥のネタなんかも大体大吾が暴れ倒してノブが激しいながらも突っ込む。
M1優勝者で言うならノンスタイルなどは変人が入れ替わる形式をとっている。
井上がいつものあの気持ち悪い感じを出すと、見ている人たちを代弁するかのように石田が突っ込む。
スリムクラブは雰囲気が独特だが、ネタの構成も概ね近い形ではある。
ダブルボケというシステムだが、ボケ方が独特すぎて世界観に入るのが難しい。
この二人もただただ二人が暴れ倒しているだけで見ている人たちを世界観に引き込むほどではないと感じる。
野田がただただ暴れ倒してて、村上がそれを見守る形式で突っ込みの視点がない、いやツッコミはしているだろうが野田の暴れっぷりに負けてしまっている。
バランスが取れておらず、ただただ置いてけぼりになる。
冷静に見れば見るほどつまらないんだなと改めて思う。
じゃあなぜM1とれたのかというと、芸人さんの話を聞いていると
「強力な個性にあこがれる」癖があるのかなとは思う。
強力な個性にあこがれ、それを面白いと捉える癖と言い換えてもいい。
実際M12020の結果は圧勝ではない、接戦でマジラブがたまたまた勝っただけ。
実際M1 2020において、巨人師匠、塙が見取り図に、松本、上沼がおいでやすこがに、富沢、志らく、中川礼二がマジラブに入れている。
志らくに関してはM1審査員としての力量に疑問を感じている人は少なくない、中川礼二はそもそもネタの性質上、一見個性大爆発に見えるあの手のネタにあこがれを抱いているように見える、富沢に関してはそもそもセンス型に近い人なのでキャラクター寄りのネタが大好物だ。
もし志らくが別の審査員だったら、もう少しロジック寄りのネタ作りをするタイプ、例えばノンスタ石田だったらどうなっていたかと思いを馳せるところではある。
そんなことはない、マヂラブは面白いという人たちはもう一度冷静にマヂラブのネタを見て、さらには有吉の壁に出ているときなどの彼らを冷静に見てほしい。