https://koshian.hateblo.jp/entry/2022/12/25/154540
まずこの記事冒頭で引用されている柴田英里氏の投稿なのですが、そこではこの様にあります
「宇崎ちゃん」「温泉むすめ」「戸定梨香」「月曜日のたわわ」「ラブライブ!」個別事例とっても女性ファンと女性クリエイターが仕事している領域です。絵に描いた女性と実在女性を混同する認知がグラグラ勢力を社会一般の基準にしないでください。
ですが、「宇崎ちゃん」の作者である丈氏と「月曜日のたわわ」の作者である比村奇石氏は男性です
https://mangaseek.net/person/19529.html
https://www.pixiv.net/users/1119201
にも関わらず「個別事例とっても女性ファンと女性クリエイターが仕事している領域」の括りで紹介されているので頭が混乱しました
また記事ではこの主張を皮切りに
ヒステリックな彼ら彼女らが責め立てるような「性表現」というのは、実は女性の手による表現で、そのファンも女性中心ということが非常に多いのである。
例えば日本のポルノコミックの作者は男性向けでさえ少なくとも半数程度は女性だと言われている。未成年の少女が陵辱されるようなポルノコミックの作者にもファンにも多くの女性が存在してることもあまり知られてないし、想像だにされてないようだ。
とされていますが、前述の通り作者が男性である作品もある中で、更にソース無しで「実は女性の手による表現で、そのファンも女性中心という事が非常に多い」「男性向けポルノコミックの作者の半数程度は女性」と記述されているのでまた頭が混乱しました
この方は一体何を根拠にこれらの主張をしているのでしょうか?
その後記事では筆者自身が取材した浅草ロック座のストリップ劇場の話題に移り
そこでは踊りや演技を見た女性客からの感想が書き込まれたノートが登場します
感想の内容はショーや演者を絶賛する物で、筆者はそれを素に自らの主張の根拠としている様な記述が続きます
ただこの感想はショーを見に行った観客の物であり、またそのショーは外部から閉鎖された空間で行われた物です
そのためこのストリップ劇場の話と、見る者を選ばず更に多くの人目に触れざるを得ない広告関連に端を発した「ヒステリックな彼ら彼女らが責め立てるような「性表現」」の話はあまりにも内容に違いがある様に思えます
そもそも「女性も楽しんでいるから許されるべき」とも言う様な主張はそれこそが男性の意見を軽視する性差別に思えます
全体的に違和感や何を根拠に?と思える部分が多くて頭が混乱するのですが
この様な主張を「そうだよね。分かる分かる。」と違和感なく受け入れる界隈も存在するのでしょうか?
それともこの筆者の方がこうしたキャラであるだけなのでしょうか?
男であるとか女であるとか、そんなことは関係なく、美しいものは美しく、かわいいものはかわいいのだ。そんなことを思い出させてくれる取材体験だった。