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はてなキーワード: グローバル企業とは

2019-01-07

消費税は上げるしかない

だってグローバル企業法人税払わないもん。

租税回避どんどんやっちまうから消費税の形で取るしかない。

これは、形を変えた関税だけど、外国から文句言われずらい。

から消費税を上げるしかないの。

でも問題は使い道ね。

これで、再分配すればよかったんだけど、ぜんぜん再分配しはりませんねん。

借金返済なんかに使っちゃだめだし、社会保障費もダメだよ。

全部、ベーシックインカム還元すんだよ。

そして20%、30%でも引き上げらられただうぇ。あ。あははっはあ。

2018-12-30

消費税0パーセントで景気が上向くという人がいるけど…

景気が上向けば自然と税収も上がる

こういう理屈だと思うんだけど、この税収ってつまり所得税による税収が現状の税収上回るって理解でいいんだろうか?

グローバル企業進出しまくってる現状でそんなにうまくいくかね?

2018-12-05

へえ、北米トヨタの工員は時給3500円からなんだね。

グローバル企業労働者を舐め腐ってるな。

2018-11-13

メトロレジデンスを利用してみた。外資の風が強すぎ.

2017年楽天から出資を受けたと少しばかり民泊業界ニュースになったMetroResidencesという会社

どうやら楽天からもらったお金日本にも進出していた。(本社シンガポール


彼らのビジネスモデルビジネスマンに特化した民泊というもの

空き家もってるオーナーが、メトロレジデンスに家を貸付。それをメトロレジデンスが客付けをする形。

メトロレジデンスはグローバル企業関係を構築していてグローバル企業従業員出張するときメトロレジデンスを使うんだとか。

基本は企業向けらしいが、どうやら個人でも使えるらしい。


会社概要ホームページ記載がなかったが調べた感じではこんな感じ。

会社名:MetroResidences Japan株式会社

設立2017年3月

資本金:2,500万円

所在地東京都港区赤坂9-6-30乃木坂プレース201

代表:Lester Kang

従業員数:8名

2018年11月現在


レビューを書いてるサイトがないか探したが、Google Mapクチコミ以外では見つからなかった。

Gooogle Mapレビューも5と1と両極端で悩まれる…

従業員による評判なども探したが見つからず。そりゃ8人でやってる会社だもんな。

ただ、常に求人採用を行っているようでこれもまた悩まれポイント。①拡大のために人を雇っている ②ブラックで人が常に辞めている のどちらか。


スタートアップなんてこんなもんかと思いながら試しに問い合わせをしてみた。

ちょうど東京で1ヶ月ほど仕事が入ったのでレオパレスアパホテルと迷ってメトロレジデンスにもメールをしてみた。


が、日経っても返信なし…

さすが外資だぜ…グローバル企業勤めじゃない人間には用はないってことか…


とは言え出張の日は近づいてきているので、電話をかけてみた。

営業担当の人がいないらしく、スーパーバイザーと名乗る男性が出た。

そこで一言


「俺は営業部署に移動してきたばかりだから知らない」


さすが外資日本サービスを展開しようとも外資姿勢を崩さない。



その後メールで2週間ほどかけて予約完了

メール日本語文面から従業員の方はおそらくネイティブジャパニーズではなさそう。

努力して日本メールを書いてくれた営業の方には感謝しかない。


金額の内訳はこれ。

賃料:22万

敷金11

週次清掃:2万/回×4回=8万

――――――――――――――

合計:41万


敷金はチェックアウト後に返ってくるとはいえ、なかなかの金額



そしてチェックイン

チェックインまではフロントデスクチームという人たちから丁寧な案内メールが来る。

いざ部屋に入ってみると、まぁ普通…。

悪くはないがマンスリーマンションと違うところがない。

1回2万円のお掃除サービスをつけたが、帰宅してみると私物がなくなってる(果物とかお菓子とか軽いもの)。

まぁホテルでもたまにそういうことはあるから仕方ないか。お皿と床は綺麗にしてくれてた。シーツも変えてもらってスッキリ



ここで事件

僕はとあるマンションの一室をサービスアパートメントとしてメトロレジデンスに案内されたのだが、

同じマンションの人とエレベーターで一緒になると「民泊で泊まってる人ですよね…?中央区民泊禁止なんですよ…」とこっそり言われる。

え、違法…?

しかしたら違法片棒を担いでしまたかもしれないと非常に不安に駆られる。

というかマンション住民からの白い目を背に帰宅しなければならないなんてチキン日本人にはきつい。


針のむしろのようなマンション生活も終わりが近づき、チェックアウトをしようとすると

フロントデスクチームの人から「鍵はポストに入れておいてください」というメールが届く。

鍵はポストに…?そういえばチェックインの時も宅配ボックスから取れと言われたな。ビジネス向けとは言え民泊から仕方ない。

ただポストに入れておいてその後誰かに鍵を取られてしまったらどうするんだろうか。僕に請求が来るのだろうか…。

とにかく、こうやってメトロレジデンスの人とは一度も顔をあわせることのないまま宿泊は終わった。

デポジット全額返ってきてよかったよかった。(チェックイン・チェックアウトどちらも立会いがなかったが、もし部屋がめちゃくちゃ汚れててもお金取らないのかな。)


総評すると、悪くはないけど色んな不安が常につきまといすぎてリラックスできなかった。レオパレスに比べたら高いけどもそこまで値段に見合ってるとも思えなかった。

あとはなによりレスポンスが遅い…!日本語が下手なのか、あまり丁寧ではない言葉を使われるので驚きもする。

旅行趣味から一度体験たかったけどこれならAirbnbでよかったな

2018-10-18

消費税増税って仕方ないんだよね

グロベル経済で、どんどん租税回避されちゃうわけ。

法人税を下げて、消費税グローバル企業から取って、分配するしかないわけよ。

でも問題は、増収分を借金返済に充ててしまってること。

こうなると、もう景気を冷やす効果しかない。

本当は、ベーシックインカムみたいなもので、消費税分は国内で分配するくらいが理想的なんだよな。

消費税30%にしたら、80兆円くらいの見込みがあって、それを分配すると、年間だいたい70万円くらいなる。

年間240万くらいお金使う人だと、消費税で取られる分とトントンになる。

これで、過剰にグローバル企業に吸い取られるのを抑制して、国内お金を循環させられるわけ。

消費税は間接的な関税からね。

いまのグローバル経済では上げるしかないんだよ。

まあ、安倍ちゃん分配しないけどww

2018-10-14

[] 【7】2018秋、ベトナムホーチミン

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anond:20181014195141





Good night, and good luck.


夕食のアテならある。

ホーチミンでそこかしこに見かける飲食店Pho 24 だ。

店の多さといい、お一人様歓迎のライト雰囲気といい、日本で言うところの丸亀製麺の様な店だろう。

折角異国に来てチェーン店かよという人も居るだろうが、自分は食感のヌメッとしたもの以外であれば、大体において「美味い美味い」と言って食う人間であり、メンタル不安があるこのひとり旅では、店の気軽さこそが重要だった。

Pho 24 を目指し通りを歩くと、やがてフォーならぬ、丸亀製麺ホーチミン店が見えて来た。

見知った店とはいえ、流石にここでは食わない。

しかし、日本企業のベトナムローカルメニューというのは気になるもので、店外の大判メニューを見てみる。

トンコツうどんと、坦々味噌うどんがあった。

物の本で知ったのだが、中国進出したラーメン店で、当初醤油ラーメンが全く売れなかったらしい。

どうも中国感覚では、トンコツに比べて醤油スープは手抜きに感じるらしい。

おそらくは似た事情だろう、アジアにおいて日本麺の象徴トンコツスープなのだ


Google map を見ると、Pho 24 の目と鼻の先に統一教会があったので、まず向かう事にした。

行きすがらにテニスコートがあり、お父さんがテニスを楽しんでいる。

ちょっと動画を撮ったが、もちろんセンターではない。


コートから5分も歩かないで辿り着いた統一教会は、シンとしていた。

当然といえばそうだろうが、ライトアップもない。

まあ宗教施設に夜のライトアップは似つかわしくないわな。

夜の教会を撮ったものか逡巡したが、スマホ写真に収めて、一礼した。


さて夕食だ。

Pho 24カウンターメニューを見ると、なんと練乳で作るベトナムプリンバインフランがあるではないか

コレを食べるのも旅行目的の一つだった。

かくして夕食は牛肉フォープリンという珍妙な組み合わせとなった。

実のところ、フォーの本場は北部から中部であり、南部のここホーチミン象徴するのはフーティウらしいのだが、この際、何を言われてもいい。

直ぐに運ばれて来たフォーは、腰もへったくれも無かったが、不調を抱え不安定な食欲には丁度いい食感だった。

一緒についてくる青菜をどんどん入れる。バジル香りが心地いい。トウガラシは一切れでエライ辛さだった。

食べ終わって少し休んでバインフランを頂く。

エッジがピンと立つしっかりした固さだったが、甘さは優しかった。

それより、流石にあんまりだと思って追加注文したライム茶の方が甘い。

南国の料理を常食すると糖尿病にでもなりそうだ。


ホテルに戻る前に立ち寄りたい所がまだあって、それはスターバックスだ。

グローバル企業ローカルメニューはぜひ見たい。

スターバックスに向かって歩いていると、ホーチミンに来て初めて欧米人に声をかけられた。

長い金髪を後ろでくくった髭の男。

「Are you speaking english ?」

「A little.」

嘘だ。

しかし、言わんとする事は大体わかった。

男はエストニアからやって来て、この通りで財布を落とし無一文だという。

幾らでも良いからくれと。

絶対嘘だ。

だけど笑ってしまったので、少し渡す事にした。

200,000ドン

男は手元に折りたたんで持っていた札束にそれを加えた。

持ってんじゃんか。

「Are you came from ?」

Japan.」

そうさ、これが世界に冠たるお人好しの日本人だ。

男と握手して別れた。

Thanks.」

Good night, and good luck.」


辿り着いたスターバックスではグリーンホワイトティーなるモノを頼んだ。

何が出てくるかと思ったけど、ちょっとリッチ抹茶ラテの様なモノだった。

2階席の端に陣取り、男とのやりとりを女友達Lineしていると、不意に声を掛けられた。

顔を上げると、白いシャツ少女

カードを見せられる。

どうもフェアトレードか何かで革製のアクセサリーを売っているらしい。

手を振ってもその仕草だけマイルド無視されて引き下がってくれないし、手元のドンも多分あと1日半で使い切れないほどある。

1つ買い求める事にした。

「Thank you.」

Good night, and good luck.」

少女が去ったあと、アクセサリーを眺める。

ハートが2つ絡まり合っている。

眺めてまた逡巡した。

50,000ドン位は痛くも痒くも無いが、これが安全だという保証は?

アクセサリーチップを仕込んで跡をつける事だって出来るかもしれない。

荒唐無稽と思えるだろうが、ここ数日で見たホーチミンの発展ぶりならあり得ないという保証もない。

明日の夜は半野外のタンソンニャット国際空港で明かすのだ、危険の仄かな香りさえ纏いたくない。

人が信じられない嫌なヤツだと思いながら、アクセサリースマホ写真にだけ収めて、スタバに置いていく事にした。

こんな手段想像できるなんて、自分には犯罪者の才能があるかも知れない。

いや無理だな。

見え見えの嘘を前に「笑ったから」という理由で金を払ったお人好しに詐欺など務まる訳がない。

少し頭をよぎったのは、俺は彼女に振り回されたのか、振り回したのかという事だった。


ホテルに戻ると、夜もすっかり暮れているというのに、白い制服女学生が車止めの前でたむろしている。

よく学生を見かける旅だな。

通り過ぎてエレベーターに乗り込むと、2組の制服エレベーターのドアにマイルドに挟まれながら飛び込んで来た。

ヤバイよね、私達」

「おいおい、大丈夫か?」

女学生は一瞬戸惑って尋ねて来た。

日本人ですか?」

「そうだよ。」

「えー、なんだか嬉しい!」

「俺もだよ。」

Ground floor から1階までの僅かな会話。

Good luck.」

それだけ声を掛けて、女学生と別れた。

あ、そうだ、彼女達をセンターに収めて一枚撮る手もあった。

まあ良いか

やりたい事は大体やった。

部屋に戻ってシャワーを浴びよう。


ホテルに戻ってシャワー浴び、今日顛末旅行記に書いた後で、例の曲のMVDLした。

ホテルwifiで決済情報のやり取りをすべきでないので、一応レンタルwifi繋ぎ直す。

よくよく考えれば通信業者はZTEで、これが信用できるかといえば怪しいと言えなくもないが、さすがの中国企業も共産党指導個人の決済情報を抜いて金をチョロまかす様な、大胆にセコイ真似はしないだろう。

DLが始まると、レンタルwifi使用量がみるみる増えていく。

DL終了だ。

アップテンポの曲だが、今日エンディングテーマには相応しいだろう。

画面の中に、まだ訪れていない風景や、見覚えのある建物が映る。

そうだ、曲の中に「夕立もきっと来る」というフレーズがあったが、まだ来てないぞ。

4,000年に一度の美少女神通力も、事、天気に関してだけは通じないみたいだ。

残り1日半。

夕立で俺を振り回す事は出来るかな?


【8】2018秋、ベトナム、ホーチミン Day 4-5|4日目・5日目 Cảm ơn bạn! I had a great days. LOVE, Ho chi ming City. へ >>

2018-07-28

お客様視点かいうの日本が強いんじゃなかったのか

いま世界ブイブイいわせているグローバル企業はだいたいエンドユーザから考えようという姿勢だ。でもこれって日本が強かったんじゃないの?お客様神様って言葉があるじゃない。経営者たち本当に何してんだろう。

2018-06-23

日本人お金を使わない問題について

http://www.byosoku100.com/entry/2018/06/21/125251

今日本で一番お金を持っているのは高齢者である、ということになっている。高齢者だけではなく多国籍にまたがるグローバル企業お金を持っているはず。

この両者にお金を使ってもらわないと、日本少子高齢化経済の縮小によって、更に小さくなっていく。

移民も嫌だ、増税も嫌だ、となればお金のを持っている人間組織お金を使っていくしかない。

とは言っても、欲しいものが無い状況において、お金を使いたいという人間はいないだろう。

経済の流れは縮小しているのに、日本人が持っているお金けが増えている状況を打開するにはどうするか。

戦争しかないんだよね。

今の日本は、第一次世界大戦大戦景気が終わって不景気になり、関東大震災が大消費地東京を直撃して市場自体崩壊しかかっている時と似ている。

日本被害が及ばない程度に、日本の近くで大規模な戦争長期間続けば、日本同盟国を支援するために財政出動せざるを得なくなる。

無人兵器人工知能兵器であるとか、戦後復興を支えるイノベーションも起こるだろう。

俺たちは近い将来、「戦前世代」と呼ばれるようになるのかな。

2018-06-22

Yahooの件が炎上してるけどさ

今回の件で一番叩いてるのって自分女性からじゃなくて能力が高いか活躍しているっていう自負がある女性エンジニアだよね。エンジニア女性が増えないのはこの人達が一番の原因な気がする。

女性を増やそうとなると採用をある程度能力に対して不平等にしなくちゃいけなくなる。

余談だけど受験でもそうだよね。筑波大学附属高校なんかは男性女性で倍率も最低点も結構違う。九州大学とかは女性枠とか作ってるよね。何故か叩かれていないが。

 

話を戻すと、女性を増やすためにはある程度不平等にしなくちゃいけないんだよ。

そこで、自分はそうじゃなくてもYahooに入れる活躍しているという自負のある人が、能力の劣る人が入ってきて、しか若いからということで能力のある自分よりチヤホヤされるのが気に食わない(この若くてかわいいからチヤホヤされるは絶対どこでも起きる。どんなグローバル企業でも)。

から採用によって女性を増やそうという試みは断固否定する。

 

社会だと嘆いている女性エンジニア自身女性が増えない原因を作ってる気がする。

2018-05-26

GDPRに関するお知らせが届いていた

このレギュレーションサイバー空間万里の長城を築いた中国と同様に、EUサイバー空間にもベルリンの壁が構築される。

と、解釈していたのだけど全く違うようだ。

GDPRは最終的にはグローバルな規制基準になるということ。

そして、この流れのあとに個人情報を非公開に保つか、公共のために共有するかを制御するツールが配布される。

(DECORD project)

サイバー空間国家を凌ぐユーザー数を獲得したグローバル企業

そこに国家連合(欧州委員会)が待ったをかけた構図である

これは、後に反シリコンバレーというカウンターカルチャーに発展するだろう。

二次 ITバブル崩壊は近い...

2018-05-20

anond:20180520175525

まあ3流以下のガジェヲタしか名前知らないようなメーカーには混入してるかもしらんが

上位企業はもうグローバル企業だしそんな不誠実なことは出来ないよ、中華バッテリーは爆発するとかと同レベルの難癖ですわ

中華スマホ界隈の技術フォーラムとか見てもいないんでしょどうせ

2018-04-16

グローバル企業で働くことを目指す全ての人へ

日本企業は概して働きにくいのは事実だと思う

8年前に新卒で、誰もが知っている日本銀行入社してから転職米国まれ多国籍企業に移りました。

主語デカイ感はあるけど、二社間の傾向は見て貰えると思います

就職先はよく考えた方が良い、これは紛れもない事実です。自分人生、何に重点を置いて生きていくか?という選択です。

これは重要選択ですが、何も新卒から就職という一時点でだけ決定しなくとも良い訳です。

最初仕事で合わなくても、力を蓄えて職を変えても良いですし。

強調したいのは、合うか合わないか入社してから考えてみても遅くも無いということです。

それから仕事と上でのスキルプロとして勝負していこう!と考えているのであれば、他人に言われようが言われまいが、自己研鑽を止めたらオシマイです。

他人から言われて勉強するのは、楽しいものでも無いですが・・・

新卒

日本銀行では、「仕事のために生きているフリをするのは大事だな」ということです。

これは、はっきり言えば入社から分かっていました。だって面接がそういう受け答えを求めてくるじゃない?

「XX銀行を志望した理由は何ですか?」そんなん、他のメガだって殆ど業務に差は御座いませんよ、と思いながら、「フリ」で色々答える。

業務時間も長いので、朝6時に出社して、会社を出るのは午前1時近くの時期もありました。

(そこまで酷くない時期もあったが、巡航速度の仕事で8時出社、20時退社くらい。)

飲み会は、部署によりけりでしたが、ある程度付き合いは必要だったかも。

万が一にも、「趣味の傍らに仕事をしよう」という生き方なのであれば、それは当然合わない場所から、やめた方がいいと思う。

あと、現場意識として、守りを固めることが第一になっているので(些細なワンミスがあからさまに出世に響くから当然。)、やはり前向きな業務が進むには途方も無い時間がかかりますね。

若いうちは、切ない気分になると思います

あと、女性がやっぱり虐げられていますね。

転職

3年前に転職しました。

基本的に、仕事に対して人を採用するので、その仕事に関するスキルセットは自前で用意してくることになります

なので、勉強資格必要なら自分で取ることになります上司からアレコレ言われません。成果を出せれば文句言われない。

誘われての飲み会等も無い(業務後は、自分自己研鑽やらリフレッシュに使う時間という意識が染み付いているので。)。

その他に書き出してみます

残業代はない:銀行時代残業代は実時間ではありませんでしたが、裁量労働です。ですので、やることやって、サッサと帰れます

※その反面、自分が速やかに仕事を終わらせる為の仕組みづくりに執心する人間も出てきます他人仕事押し付けるとか、アウトソースするとか。

良し悪しですが、業務効率化がこういう点から動機付けられることもあります

仕事は細かい指図は受けない/作業評価されない:個別作業は一切評価されないので(e.g.エクセル管理表を埋めた、作った、とか)、結果、アウトプットに集中できます

※反面、過程がおそろかにされてしまうという欠陥はある。

他人尊重しあう:お互いに、ある程度能力を認め合えるので、結果的に無理に飲み会に誘ったり、時間を奪ったり、そういうことが減っていると思います

クソ面倒くさい奴も居る:人間が、他人評価することが大前提ですので、必然的な欠陥として、評価を受けることに長けている人間も紛れ込みます所謂口だけ人間

給料上がった:銀行の同期の1.5倍以上になりました。銀行員の第一選抜組みの40代後半になっても、まだ貰えない給与だと思います

飲み会であまり払わない:飲み会は滅多にありませんが、開かれるのは誰かの歓迎会だったりとお祝い事。上司が全部払うので、無駄金(?)が出て行かない。嬉しい。

自分時間が持てる:彼女誕生日休みます、親の誕生日ですから休みます、出先から仕事します、全てOK

2018-01-08

anond:20180108105007

グローバル企業国家権力並みのパワーを持つってのはあり得る話

まず、人が完全に支配される

その国その土地で働くより税金逃れしてるグローバル企業から仕事を貰ったほうが圧倒的に金が得られる

そして、買う物もグローバル企業で買ったほうが安い

国内産業太刀打ちできなくなって壊滅する

実際自分場合もう食料品日用品家電八割以上がグローバルに展開してる海外企業のものだし

2017-12-15

anond:20171215124111

そんなにグローバル企業一人勝ちさせたいならそれでいいんじゃね?

俺は法人税以外を大増税って言ってんだから、どこらへんが維新だって

それに俺は低賃金労働者を救う話しかしてない

低賃金労働者にとって健全っての、給料であり労働時間であり、安全しかない

最初から最後までお前は低賃金労働者を殺すことしか考えないやつだったわ

ビットコインがどういう現象なのか全然分かってないだろ

http://orangestar.hatenadiary.jp/entry/2017/12/14/000000

ここ十年で世界に一番インパクトを起こしたアプリケーションビットコインだった。

ビットコイン通貨を再発明したが、実際はそれ以上のことをした。

ビットコイン電子クズか?

ビットコイン電子クズだ。

ただしコピーすることが出来ないし記録を改ざんすることも出来ない電子クズだ。

重要なことは電子クズ価値がついて通貨が再発明されたということだ。

人間に初めて法定通貨以外の通貨選択肢が出来た。

ビットコインには価値がない?

受け取る人が価値が無いと思えば価値がない。

受け取る人が価値があると思えば価値がある。

からあなたにとっては価値が無いのだろう。

言葉遊びをもう少し続けさせてもらう。

金山採掘される金には価値があるらしい。

じゃあ砂漠の真ん中で喉が渇いて死にそうな人に金塊(1kg)といろはすどっちがほしいかと聞いたらどうだろう。

そりゃいろはすが選ばれるよね?

じゃあ、いろはす一本は金塊よりも価値がある?

言わずもがなのことだけど。

価値はどこまで行っても相対的もので、それは受け取り手まり市場」が決めるのだ。

法定通貨には価値がある?

日本人にとっては日本円価値があるかもしれない。

ベネズエラ人にとっては自国通貨価値暴落しているかもしれない。

価値」ってなんなのかよく考えてみてほしい。

googleamazonマイクロソフトが自前の通貨の発行を始める?

あのさあ、巨大グローバル企業資本を集めて資本主義最適化しているところに、企業でも国でも銀行でもないP2Pビットコインが生まれたのが一番面白いところなんだよ。

分かってないよ……。

ちゃごちゃしてきたからまとめてしまうけど、

明らかにビットコイン資本主義の仕組みの一部を作り変えられることを示した。

そのひとつ通貨発行権中央銀行の独占から奪うという誰も想像出来なかったことをやってのけたこと。

もうひとつは、それを企業体という形ではなくP2Pでやってのけたこと。

明らかに国家規模の事業を、個々人の欲望プロトコルコードによって制御することで成し遂げられることを示した。

これが「株式会社」以来の発明でなくてなんだ?

そしてそれが国家によって容易に潰せないことも示し続けている。

バブルバブルじゃないかとかどうでも良い。

バブルかもしれないし今後バグハッキングによってビットコイン電子クズになっても大きな問題じゃない。

もう既にビットコインが出来ると示したことは偉大だ。

いつも資本主義を斜に構えて風刺するあなたなら、もうちょっとで分かるはず。

2017-05-13

http://anond.hatelabo.jp/20170513113429

君が知りもしない国内IT企業からグローバル企業転職してる人なんていっぱいいるんだけどね

十分キャリアと見なされるよ

2017-05-09

森ゆうこ自由党希望の会森ゆうこでございます

     まず すいません順番変えまして獣医学部新設について通告していた内容について

     質問させていただきます 

     2016年8月23日 

     昨年でございますけれども 山本農水大臣は 加計学園理事長加計孝太郎氏と面談をされたと

     ゆうふうに 委員会で答弁がありました

     その面談の内容はどのようなものだったのでしょうか

山本有三:昨年8月23日でございます

     私が農林水産大臣就任したためにご挨拶したいという趣旨で来られまして 大臣室で

     お会いさせていただきました その際に 大臣就任お喜びの言葉を頂戴した次第でございます

     陳情格別の陳情は承っておりません

森ゆうこ4月25日衆議院地方創生特別委員会では 

     民進党宮崎岳志議員への答弁の中で農水省のほうから獣医学部新設のお話があったと

     ゆうふうに報告されております

     まあ 確かに大臣就任のお祝いであったというふうに思うんですけれども

     加計孝太郎理事長 そして問題の 豊田三郎氏も ご一緒にお会いになったと

     獣医学部新設について話したということを農水省が 

     衆議院地方創生特別委員会で認めておりますけれども 獣医学部新設においてどのような

     お話があったんでしょうか

山本有三:短時間でございます また 就任のご挨拶等いただいてただその 陳情という正式ものでは

     ありませんでしたので 私のほうといたしましては今 定かではございません

森ゆうこ役所がその話が 獣医学部新設についての話があったのか なかったのか それだけ まず 

     言ってください

山本有三:そのときに その話があったかどうかについての記憶は 定かではありません

森ゆうこ:ないんですか  役所のほうからそういう話があったと きちんと

     4月25日衆議院特別地方創生委員会で答弁あったんですよ  忘れちゃったんですか 

     あったんでしょ

山本有三:あったかもしれませんが 森ゆうこ:駄目駄目そんな答弁 :私としては農林水産省の所管の 

     局長を 同席させて 陳情を頂いたと いう記憶はございません 森ゆうこ:そんなこと聞いてないよ

森ゆうこ:まあつまり獣医学部新設についての話はあった ということでよろしいですね  

山本有三:くどいようでございますが 8月23日 その話の 陳情書類を頂いた訳でもありませんし 

     会話の中で あったかもしれませんが  記憶にございません

森ゆうこ:困りましたねえ 安倍内閣大臣はみんな記憶喪失

     まああったんですね

     まあなかったんですか じゃあ

山本有三8月23日メモを取っているわけでもありませんし記録をしているメモがある訳でもありませんし

     私どもといたしましては 会話の内容を今 再現するということはかなり困難でございまして

     あったのかもしれませんが 記憶にございません

森ゆうこ:なかったんですか

     なかったらなかってはっきり言ってください なかったんですか あったんですかどっちですか

山本有三:会話の記憶が 森ゆうこ:そんなこと聞いてないでしょ 

    :脳裏に鮮明に焼きついているわけではございませんので

     陳情が あったかもしれませんが 定かではございません

                 

                 ただいま速記を中止しておりますので、

                 音声は放送しておりません

山本有三:当時の その  8月23日以降に 私がどういう話があったかと言う話を 局の方に 四国における

     獣医学部の新設における話も会話も出たと言うように言っている訳でございますので 

     確実に 四国における 獣医学部の新設についての話があったと言うことでございました

森ゆうこちょっと時間巻き戻してもらっていいですか

     じゃあ文科省にお聞きします 松野文科大臣と昨年の9月6日に 同じく加計孝太郎理事長同じく豊田三郎

     面会しておりますけれども えー 獣医学部新設についての話は あったんでしょうか

松尾泰樹文部科学大臣担当審議官:えー そのとき大臣就任挨拶のみでありまして 獣医学部新設についての話は

                あがっていないと言うふうに聞いております

森ゆうこ農水省ではその話があったのになんで文科省ではなかったんですか 

     誰から聞いてきたんですかそれ ほんとなんですかそれ

松尾泰樹:はい 大臣本人から伺いました

     就任挨拶のみであり獣医学部新設の話はあがっていないと 言うことでございました

森ゆうこおかしいですねえ なんで農水大臣にだけそういう話をして 肝心の文科大臣にしないんですか

     まあとにかくあの お会いになった 加計学園理事長そして 

     豊田三郎さん というのは文教教会専務理事

     ございますけれども文教協会6月30日をもって解散の予定と 言うことです

     それで えー内閣府副大臣 去年の11月9日の案文原案そしてその合意に至る経緯等 

     これ出せないと 言う返事をわざわざ しに来たんですけれどもそれ出してください 

     案文 そしてその合意に至る経緯 どうですか

松本洋平:えー以前から答弁をさせて頂いてるとおりで 大変恐縮ではございますけれども 

     検討途中のものでありまして お出しをすることは差し控えさせて頂きたいと 思います

森ゆうこ:もう終わった話なので桜井委員からお話がありますけれども 当然あるべき資料なんで出さないんですか

     森友学園問題と一緒じゃないですか 今 意思決定がどう行われたかずっと問題になっているんだから

     そこを全部開示しなきゃ疑い晴れないでしょ 

     それでこないだあの コントのような答弁があったんですけれども

     もう一回聞きますが 去年国家戦略特区諮問会議の内容について 

     事前に安倍総理にいつ だれがどのように説明をしたんでしょうか 

     しかるべきときとかこのあいだみたいにふざけた答弁はやめてください

     具体的にお答え頂きたいと思います

松本洋平:昨年11月9日特区諮問会議におきまして事前に特区ワーキンググループ 内閣府 文部科学省 

     農林水産省との間で事務的な調整を11月2日に終えた訳でありますけれども 

     山本大臣が最終的にとりまとめをした特区諮問会議の当日

     11月9日段取り説明とともに事務方から説明を行ったと言うふうに聞いております

森ゆうこ事務方から総理に対して答弁をしたと言うことですね

松本洋平:先ほどお答えさせて頂きましたけれども特区諮問会議当日 

     段取り説明とともに事務方から説明をおこなった と言うふうに聞いております

森ゆうこ:まああの答弁を控える内容でもないのに その何回も私のその 貴重な 

     質問時間を取らないで頂きたいと思います

     農業競争力強化推進条約 各条文の具体的な意味について お聞きをしたいところはたくさんあって 

     えーそしてそのように 通告をしておった訳でございます えーまず第4条 農業関連事業者 

     他にも出てくるんですけれども ここはあの 国籍は問わないと えーグローバル企業そして

     全ての企業対象であると言うふうに確認をさせて頂きたいと思います大臣

山本有三:これは国籍資本のありよう関係なく行ってるものが含まれます

森ゆうこ:第4条ではわが国の農業が将来にわたって持続的に発展することが

     農業関連生産事業の発展につながることを踏まえ 等々書いておりますけれども

     まあそういうことを志しているグローバル企業であるとどのように判断するんでしょうか

     グローバル企業ってのは利益を得ることの まあ会社ってのはそういうもんですけどね だけど

     でもわが国の企業であればそういことも考える いろいろやり取りするなかで

     分かるかもしれませんけれども そのグローバル企業が参入したいと言うとき

     わが国の農業を発展することを目的としてると どうやって 判断するんでしょうか 

     具体的に大臣お答えください

     

                       続きはweb

2017-02-10

日本車メーカー反論だと「本社アメリカ移転しろ」と返される

アメリカで売ってる日本車ほとんどはアメリカ生産してる」という返しは良くない。

グローバル企業の建て前に国境はないのかもしらんが、出身国があるのは常識

そんなことトランプは知ってるし、アメリカ活動する大企業反論が出そろった段階で、

「じゃあアメリカ本社機能移転してください。優遇しますけど移転できない理由は何ですか。」と言うに決まってる。

その後どう言い訳するんですかね。

2017-02-03

宗教は熱心な信者必要としている

グローバル企業の作り出す製品サービス批判するよりも積極的に受け入れていきなさい。

学校マスコミ批判するよりも、そこで活躍する側になりなさい。

経済活動による環境破壊を嘆くよりも、一層経済活動にまい進しなさい。

そうしないと、地獄に落ちる(お金をなくして惨めに生きる)ことになりますよ。

2017-01-28

優秀な外国人技術者使い捨てSIer

むかついているがどうにもできない。そのことにさらにむかついている。

背景

俺は新卒で入ったSIerに勤めて数年になる。

うちの会社社員数も売上高も数千の中規模SIだ。いつからかわからないが中国にも支社があり、現地の技術者採用したりもしている。(こうした実績からグローバル企業を謳ったりもしている…)

新卒でも中国人採用していて俺の同期には5人いた。

同期の中国人技術者の優秀さ

この会社に入って最初の合同研修期間で彼らと接することになったのだがまずスペックの高さに驚いた。

まず3ヶ国語を扱える。中国語はもちろんネイティブ英語ビジネスレベル習得しており、個人差はあるもののみんな日本語での日常会話に支障はない。外国人に難しいとされる日本語の読み書きも、漢字をある程度知っているだけあってアルファベット圏の人々より習得が早いらしい。

全員バリバリコンピュータサイエンス出身

俺は文系学部出身だが在学時からプログラミングを始めてWebサイトをいくつか趣味で立ち上げたりしていて、同期の間ではコードが書ける方だろうなどと思ったりもした。半数を超える文系学生と真面目に勉強してこなかった理系学部生・院生の中ではその自己評価はあまり間違っていなかったが、彼らには到底かなわなかった。コンピュータのことを深く理解していて、俺がにわか知識や付け焼き刃で語っている内容に「それはどうやって動いているの?」「既存のあの技術との違いは?」と鋭い突っ込みを何度もくれた。

彼らとの会話は刺激的だったし、一緒に行ったプログラミング研修は楽しかった。研修後の配属先はバラバラになるが「いつかまた一緒に開発しよう」と話していた。

しかし、それから数年が経ち、彼らはみな会社を去ってしまった。

彼らが辞めた理由

俺が地方に飛んでいた数年の間に彼らと会話ができたのは数えるほどだった。社内報退職情報欄に彼らの名前が載る度に「何があったんだろう」と思ってはいたが、開いた距離積極的に埋めることはしなかった。

ところが最近、辞めた中国人同期のうち2人が俺の住んでいる地方に来るというので久しぶりに会おうという話になった。数年ぶりに再会した彼らの日本語さらに上達していて、日本人とは遜色ないぐらいで驚いたのを覚えている。

だがそれよりも驚いたのは、彼らが在籍時に会社が彼らをいかに扱ったか、という話だった。

SIerでの業務いかなるものであるかは世に多くの体験談があるので詳細に書くことはしない。が、一言。うちの会社も例に漏れExcel仕様書を使い、一時代時代も遅れた技術を使い、技術者よりも管理者大事にする会社だとは言っておく。

日本新卒よりも遥かに優れた技術者である彼らが業務においてコードを書いたのは数えるほどだったという。

ある一人は会社代理店契約を結んでいるMicrosoft製品サポートをひたすらやらされ、英語ができない他の社員の代わりにサポートデスクメールをしていた。Microsoft日本サポートも充実しているらしいがなぜそういうやり取りが発生するようになったのか誰もわかっていなかったというし、理解しきれない製品を売っていることも不可解だった。

またある一人は1年目から3年目まで巨大プロジェクトテストをひたすら任され、それが終わった後には小さな開発案件サブリーダーとして派遣社員への指示やガントチャート管理をするようになった。技術者としてプログラムを書いたり研究に没頭したいという主張をしたが受け入れられなかったらしい。この会社にとってプログラマ外注で十分だし、その頃の彼は「テスト歴2年の若手」としか映らず、活かす道はそのまま凡庸な「SE」ぐらいしかないと思われたのかもしれない。

そして最もひどい扱いを受けた一人。彼は1年も俟たずに辞めたがその理由もさもありなん。

彼は同期の中国人の中で最も日本語ができなかった。とはい日本人の平均的な会話スピードであればリスニングはできるし、スピーキングも落ち着いていれば悪くない。少なくともグローバルカンパニー標榜するうちの社員悲惨英語力に比べれば圧倒的にマシだった。

しかし、その時点で配属先の部署は彼を役立たず扱いした。「カタコトの日本語では客先に連れていくことはできない」「派遣請負の方と話すときも伝達の齟齬仕様ミスを生むかもしれないから必ず上長を介して」などといって、所属しているはずのプロジェクトでも何も仕事を与えられなかった。代わりに経費で購入された日本語学習本を読むことを一日数時間強要された。彼は一日でも早くその状況から抜け出そうと努力し、1ヶ月でJLPT N2日本語能力試験の上から2番目)を取得するにいたった。そしてプロジェクトに溶け込もうとしたが、こねくりまわされて複雑怪奇になったドメイン知識やそれを体現するExcel仕様書JLPT N1より遥かに難しかったという。

彼らの後悔

「"君たち優秀なグローバル人材技術力が欲しい"と言われたか移住してまで入社することを決めたのに、中国語英語技術力も何の意味もなかった」

日本企業で働かなければ純粋日本を好きなままでいられた」

中国同期生は僕がSIerで役に立たない技術カスタマーサポートExcel仕様書のために時間を費やしている間にキャリアを積み上げている。面子大事にする中国に戻れば"出戻り負け組"として侮蔑的な態度を取られることもある」

彼らの言葉から後悔の念を読み取るのは難しくなかった。

告発

そんな話を聞いて俺はむかついている。

総合職採用業務内容は適正に応じて決められる」

業務において能力の不足がある場合会社から補助する」

会社は嘘をついていないし、やっていることに違法性はないらしい。過度なパワハラと訴えることが精々だろうか。その程度では人生の一部を無駄にしてしまった彼らの無念と後悔は晴らせないかもしれない。

優秀な外国人技術者使い捨てSIer実態。「すべてのSIerがそうじゃない」「主語がでかい」と誰かが必ず言うだろう。俺もそう思う。きっと彼らが行くべき会社は他にあったのかもしれない。

でもどうか知ってほしい、こういう会社があることを。

そして止めて欲しい、こうした不幸な選択をする人が身近にいたら。

直に、俺も会社を去る。

2016-12-31

それでも年は明ける

我が家のお正月が縮小している。

実家で作られるおせち料理は、年々少なくなっている。少なくなるのが分かるたびに、この家で成長してきた年月と、経過した時間の長きこと、そしてそれらに反比例するかのように、この家族構成でいられる残り時間の少ないことを思い知ることとなり、いささか悲しいのも事実ではある。やんぬる哉。

もう戻らない時間記憶に思いを馳せるよりも、これからやってくる時間に対して思案を巡らせばいい、という人もいるにはいるが…僕にとってこれは、簡単なことではない。なぜなら、私は、確実に、未来永劫これだけは信じることが出来るという存在を持っていないからだ。こんな人は、多くはないけども、少なくもないと思う。

3.11以降、僕は、直感以外の信仰を失った。人様は皆僕に良くしてくれるという、他人に対する信仰。これからやってくる明るい未来に対する信仰原子力発電所安全安価エネルギーだという信仰日本は発展していくという信仰、そして、自分自身可能性への信仰

世間知らずの高校生が、勉強もせずに怠けているばかりで生きていけるほど、進学校は甘くはない。それまで抱いていた自分に対する多能感は完膚なきまでに打ち砕かれ、悩み苦しむそのさなかに、かの巨大地震が起こった。

日本テレビの中継で、水素爆発を起こしたフクイチの建屋が映る。親父は呟く。「これは、やべえな」と。日本はここで一度、死ぬのかもしれない。ただし当時のトレンドは、「日本死ね」ではなく「枝野寝ろ」だったり、「ポポポポーン」だったりした。

室町時代僧侶一休宗純は、元旦にはドクロを先端に付けた錫杖を手に、「御用心、御用心」と言いながら京の町を歩いたという。祝賀ムードに水を差すような行いではあるが、生と死、破壊再生は表裏一体と考えると、わずかに彼の行いの意味理解できるレベルに落ちて来よう(枝野のくだりなどはこれの逆バージョンだったのだろうか)。

大学へ進学しても無気力は変わらなかった。テストレポートを何とか切り抜け、仕送りのみで生きる生活。友人は少ない。

ひとつだけ、かねてからの夢があった。それはとにかく、海外へ行くこと。最終学年のこの年、一念発起して英語圏英語留学へ赴いた。今思い出せば、見るものすべてが面白かった。

留学へ行ったものの、日本人とも多く話していた。しかしながら、現地の日本人で、「日本は今後も変わらず発展していく」といった楽観的意見を表明した者は、誰一人としていなかった。来たるべく破壊念頭に置いて、生存もしくは自己表現の為に英語を学ぶ者も少なくなかった。友人の何人かは現地のグローバル企業インターンに参加していた。

不確実な今の世の中で信じられることは、「生き物は、いずれ死ぬ」といったことだ。このことでさえ、神隠しや行方不明、あるいは死後神になるといった思想や、高尚で極めて分かりにくい哲学的議論により、疑問符が付きうるのだ。世間がどれほど不確実なものか。

冒頭で、「これだけは確実だと信じられるものが何もない」と書いたが、「生きているうちに日本死ぬ」ということは、怪しいがあながち信じられないものでもないと思う。3.11のような巨大災害などを契機とした日本社会全体の急速な崩壊が起こる確率は、社会階層が流動せず格差けが拡大し、労働時間の増加が止まらず、社会保障費の増大によって巨大な負債が残ることで静かに日本社会が死んでいく確率よりも低いとは思うのだが、いずれにせよ、「これは、やべえな」という不安を感じざるを得ないような、今年はそんな一年だった。もちろん、フクイチのように顕在した不安を感じる現象はなく、漠然とはしているのだが。

おせち料理だって、今後もっと少なくなり、絶えてしまうか、別の料理に変わってしまうかもしれない。変わらないことは、最も安全だが、生きても死んでもいないともいえる。絶望的なまでに怠け者の自己に対して変化を望んでいる。いわんや、世の中の変化をや。

御用心、御用心。

2016-10-20

http://anond.hatelabo.jp/20161020154511

法律作って罰則化しても、今度は法の及ばない海外企業との競争力で差が出てしまうのを嫌うグローバル企業経営者に受け入れて貰うのは難しいだろうな。

2016-08-07

シン・ゴジラ見た。

 テンポはとてもいいんだけど、細かいところが気になっちゃって、今一つ嵌れなかった。

 

 まあそうはいっても、正直なところ「原子力(微)生物」ってどんな描写にしたらいいのか想像つかない…。

 自分で考えようとすると、「原子力」抜きでエメリッヒ版みたいな「ありそう路線」になってしまう。











↓こんな感じ

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グリーンランドバイキング居住地遺跡。逆叉の骨が大量に散らばる中に、奇妙な足跡発見される。

氷河期の巨獣たちが生き残っていたのか? バイキングは何のために逆叉を、危険を冒してまで捕っていたのか?

…訝る学者達。

(生き物としての逆叉の凄さが語られる)


そのころのカナダ

逆叉の「聖地」で、鯨類の研究……特に、逆叉の「会話」を傍受・研究してきた海洋学者が、パニックを起こしていた。


「とにかく、様子が尋常じゃないんだ!」

…と、報道記者やDFO、さらにNOAA必死アピールするが、禄にとりあってもらえない。


「減ってるって言うけど、ここから移動したのかもしれないでしょ」

「オルカに迫る危機…って線なら良いと思いますが、”人類への脅威”みたいな言い方は疑問ですね。恐れながら、入れ込みすぎでは?」

「オルカと人類を同一視しておられる様に見えますよ。」


しかし、すぐに。「北大西洋では、逆叉の個体数は急速に減少している」との見解を、別の科学者も示す。

明らかに何らかの異変が起きている。学会NGOなどに緊張が走るなか、さらに身近なところで事件が起きる。海洋娯楽施設マリナワールド」のスターである逆叉達が。一匹、また一匹と、痕跡も残さずに飼育プールから「消えて」いってるというではないか


通報を受け、マリナワールドに張り込むTV局や警察の目前で。10m以上に及ぶ“何か“が「突入」してきて、最後の逆叉が瞬時に両断される。その様子や、警察ライトに驚いて?凄まじいスピードで逃げる「何か」の不明瞭な映像が放映された。

こいつは一体何だ? いったいどうやって海水導入溝の多段鉄柵を越えているのか? 全世界の注目を集め、前後まっぷたつにされた逆叉や現場の遺留物から、様々な「正体予想」が氾濫する状況に。

そして、報道学者環境保護団体「シー・リカオン」などが州軍とともに詰めかけるのをあざ笑うかのように、100km以上南にある別のマリナワールドが襲撃される。今度は一夜にして12尾の逆叉を全滅させ…たのみならず、施設の大規模な損壊火災行方不明者を出す事態


キラー・ホエールキラー州軍迎撃陣の裏をかく!」

「KWK、ヒトの味を覚えたか?」

 騒動が大きくなって、最初海洋学者に再びスポットがあたるが…。

「頭おかしくなっていたんだ、きっとそうだ…だって、ありえないんだ!」

「どういうことです、あなたは何を見たんです?」

「うぁあっ…勘弁してくれ!」


幸いというのか、北米犠牲はそこまでであった。

今度は、西南アフリカ…。とあるマグロ密漁船が、環境保護団体シー・リカオンのIUU監視阻止船「MYキャニー・ロデルから逃走中に突然、沈み始めたのである。余りに速く沈んでいき、誰も浮かび上がってこない。

マリナワールドからは余りに遠く、KWKと結びつける材料もなかったので、現地国家「G国」海軍に対鑑武装を疑われるMYキャニー・ロデルの乗組員たち。調査で乗り込んできた軍人たちの目前で、軍艦のほうが襲われる。船尾の舵が壊されたのち、水中から飛び出して甲板に跳び乗ってきた”それ”は、あの特徴的な背鰭と禍々しい皮膚を備えていた。

「あれは?…あの、KWKじゃないのか?……しかも、脚があるぞ!」


軍人達は銃撃を浴びせるが殆ど利いてない。シー・リカオン側の船長は、とっさにMYキャニー・ロデル封印装備…「爆発電気銛」を使い、KWKを追い払う。そうこの船は、嘗てノルウェー捕鯨船だったのだ。シー・リカオンとして決して使ってはならない装備を……苦悩する船長


そのころ、マリナワールド遺留品調査していた学者達は驚くべき事実を突き止めていた。DNA解析によれば、KWKに最も近縁な生き物は、鯨類だというのである

(昔は鯨にも脚や頸があった、現世の鯨類から万年前に分岐した…などの蘊蓄が語られる)


「KWKの正体は鯨類と判明。即ち、キラー・ホエールキラー・ホエール!」

ゴンドウ・クジラ類にもっとも近いとされたこから、米NOAAは”ゴジラ”と命名。」

「遺留物の分析からゴジラの表皮や背鰭には鯨類が放つ声…音波を吸収ないし散乱させる性質があると判明した。つまり、逆叉はゴジラ待ち伏せを探知することができない。おそらくはソナーも…」

ゴジラ待ち伏せ型の捕食者であり、ゼロダッシュの加速は凄まじいものがある。」

「頭部の唾液腺のような器官からは、着火性のある炭化水素類を噴出できると思われる…!」


一気に情報が溢れるなか、口をつぐんでいた海洋学者までが、

「あのとき私が見たのは、陸へ打ち上げられるオルカ…を追って、このゴジラも上がってきて。オルカをあの後脚で押さえつけて、前足から飛び出したナイフで……おおぉお!」


さて当のG国では、EEZ内でも出没するゴジラ正規漁船が入漁を見合わせるなど損失が拡大、洒落にならなくなってきた。他国組織からの介入を強く牽制するが、ゴジラ対応できる改装を行うこともままならない。

一方、シー・リカオンに対しては、G海軍密漁対策連携していた経緯から、またKWKが野生動物と判明したことから、G国政府さらなる協力を求めてくる。

しかし、結果的にせよ”鯨類”に銛を向けてしまったMYキャニー・ロデルは、船長も乗組員も動揺が激しく、身動きがとれない状態であった。


一方。

極東の「鯨類研究所」は、ゴジラを”害鯨”と認定、「調査捕鯨に乗り出す」と公表インド洋上の目視採集船「シンユウマル」が、喜望峰を回って大西洋に入る。衛星の合成開口レーダーで同船の動きを追うシー・リカオン。シンユウマルは、かつて南氷洋調査母船シンニチマルとともに、MYキャニー・ロデル挟み撃ちにして、癒えない傷を追わせた仇敵である

しかし。G国が箝口令を強いているため、シンユウマルは、ゴジラがどうやって軍艦航行不能に陥れているか知らない。


そんな中でG国は、シー・リカオン新造IUU阻止高速船「オーシャン・ハチェット」の派遣正式要請した。

ゴジラはヒトを”密漁”しているのです。それで十分ではないでしょうか? それに、貴団体新造鑑には色々”特殊な装備”があると伺います殺処分なら時間をかければ私達でも、あるいはシンユウマルでもできるかもしれませんが…」


実は、G国は。ゴジラ公海などへ追い出してシンユウマルにしとめられるよりも、EEZ内で”確保”するのが望ましいと考えていた。

CBD名古屋議定書に基づき、ゴジラを”遺伝資源”として研究収益化をもくろむであろうグローバル企業達を呼び寄せ「公正かつ衡平な利益配分」を受けられる、「ゴジラ遺伝資源ライセンサー」としての地位を確固たるものにするのだ。米国などで確保した断片程度の”遺伝資源”よりも、生きているほうが価値が高い。そのためにもシー・リカオンは利用できる、と。


そんなG国の本音を知らないまま。G国沖EEZへと急ぐオーシャン・ハチェットは、ゴジラ捕獲」の任務を果たせるのか?





その少し後。

G国沖、公海上に停泊するシンユウマルを後目に、海軍ヘリに先導され、EEZへ入ることを許されたオーシャン・ハチェットであったが……そのあとを巨大な影が追ってきた。シー・リカオン側がそれに気づいたのは、G国の港湾に入った後であった。

もう、ゴジラに追われていた?…身構える乗組員。既に接岸していた同船が、回頭できなくなるほど近くまで、巨体が寄ってきている。

しかし、「ピヨオウアッ!」…という鳴き声で甲板の緊張が解け、興奮へと変わった。


「オルカだよ!本当に大きい…すごい…」

それは20mにもなるかという巨大な逆叉。シー・リカオン等では、通常の逆叉が子供サイズに見える望遠写真で有名な個体だ。頭頂部にも、目の後ろのアイパッチと似た白い紋様があるため、「三ツ目」というコードが与えられている。


「三ツ目が、一頭だけ?」

「南から、シンユウマルを追ってか?あいつら、オルカの群に何かしたのか?」


から来たオーシャン・ハチェットについてきた筈はないから、ある意味当然の発想であったが。レーダー履歴は、シンユウマルが脇目もふらずにやって来たことを示していた。


「ウオイヨ、ニアァーウイウッ、プペラポポ~」

「やたらとアピールするな…」

「野生のオルカが一頭で港へ来て、こういうのって…とっても珍しいですよね」

「やっぱり、ゴジラのことじゃないですか?」


最後質問をしたのは、同船に同乗していた記者である。既にG国のモバイル通信網を経由して、映像送信を開始していた。

そのわずか5分後。記者スマホに着信があった。例の海洋学からである


『三ツ目が来てますよね?』

「もうキャッチですか…!」あきれる記者

『これ、見せられますか?』


海洋学者は、G国検閲済みゴジラ画像プリントを抱えている。甲板に大型ディスプレイが引き出され、大写しにして、色を少しずつ調整していくと…


「パアアアアアアア!!!」と、すごい大声。


「ほんとかよ。」

「ほら、そうでしょう?」

発音や解析の環境も一式用意していますので、画像を併用すればある程度通じるかと』

「え、ここでやるの?」

『ここまで積極的ですから成功率高いと思います


港へ出てきたG国政府の面々も、この状況に驚いたものの。三ツ目がゴジラ接触したがっていることを、すぐ納得した。


「何で、勝手に探さないんだ?」

一言入れてから、ということなんじゃ?」

『”わたしが囮をやる”と言ってますね…戦闘態勢に入ったオルカには手出ししてこないから、と。』

「何だ、古馴染みなのか?」

『大昔からのつきあいで、協定のようなものがあるそうです。それを破ったのだと。』

「あれだけ狼藉働けば、そうだろう…というか異種間のコミュニケーション、初めてじゃないんだ?」

『北のオルカはエコロケーションに頼りすぎ、だそうです。』

「あの。そういうの、貴方自身見解ではないでしょうね?」


こんな感じで。ディスプレイの中から、図版を沢山抱えた海洋学者が色々言うのに、誰もが半信半疑になりつつ。ともかく大逆叉の意向にそって「作戦」を組み立てることになった。


翌日。MYキャニー・ロデルが舷側に大布を吊し、そこに仮病の三ツ目を「収納」して、囮の役割を担う。かなり距離をとって、「ゴジラ対策」を施したオーシャン・ハチェットと海軍巡視艇2隻が追っていく。誘いを掛けるために、三ツ目は自らの血液までも提供した。


ゴジラ巡視艇の後方から現れた。急拵えの「枠」に阻まれて舵を壊せなかったものの、舷側に前脚を掛けて甲板に飛び乗ってきて、自重でロールを抑える。もう一隻のほうの甲板に軍人達が現れ、速度を落として併走しながら銃撃を加え始める。ゴジラは音もなく跳躍するが、足場になった側の船は強烈にロールしてひっくり返った。

ゴジラは、もう一隻の舳先に「着地」したかと思うと、そのまま海へ走り抜ける。その反動で急激な回頭が生じ、底を見せた一隻目に激突。軍人達も海に落ち、海軍は脱落を余儀なくされた。


「あれ、助けなくていいのですか?」と記者

ある意味、予想通りだろう。後方から救助が来るので、こちらは海岸に沿って遠ざかった方がいい。」

『もう外してくれ、だそうです。』

三ツ目の鼻先、海上すれすれにあるディスプレイの中で海洋学者が「通訳」した。一旦リリースすれば、意志疎通は難しくなるだろう。


「き、来たぞ…?…来たぞォオ!!」

保護布を巻き上げつつ、全速で離脱!」

三ツ目の巨体が音もなく沈み、MYキャニー・ロデルの起こした波だけが広がっていく。


「どうなりましたか?」

「あれ…?」


三ツ目の役割は疲れさせるだけ、の筈だが。水中で決着がついてしまったのか?…と全員が思い始めたときもつれあった巨大な塊が海面から飛び出したのは…


あんな後ろで!」

ハチェット、無視されてるぞ…」

「というか、さっきの軍のほうに向かってる?」

大口叩いてたけど、馬乗りされてなかったか?三ツ目。」


オーシャン・ハチェットは、搭載の無人デバイス類を離鑑させていたが、標的に「無視」されてしまったので回頭を始めていた。


「三ツ目に戻ってくるよう伝えられないか?」

「もう無理だろう」

「こっちに誘導してくれないと、まずいぞ?」


実際、流され続ける巡視艇公海に近づいていた。ゴジラはその「障害物」を巧みに利用して、三ツ目と渡り合っている様子である巡視艇の乗員は救命具でひとかたまりになって、二体の闘争から距離をとっていた。

そして、それを観測しているのはシー・リカオンだけではない。「調査」と書かれたブルーグレーの船体に白いブリッヂ……軍艦じみた奇妙な船の操舵室でも、どよめきが広がっていた。


「わざわざ足場を作ってあげてるとは…」

「何とやりあってるんだ、ゴジラさんは?」

「あれ、鯱じゃないか?」

あんなおおきい鯱がいるかよ!」

「上を飛んでいるのは何だ?どうぶつ団の連中のか?」


既に公海上であり、シンユウマルが接近していた。乗員達があわただしく動き、捕鯨砲の準備を行っている。

その鑑影を見て、シー・リカオン側に殺気が走った。


キャッチャーボート接近。シン……ユウ……マル……あれは"シンユウマル"だ!」

「こっちくんな、ポーチャー。」

「雷落としてやれ!」

冗談でも止めろ。裁判いくら掛かったかと…」


オーシャン・ハチェットから操られる飛行ドローンフリゲートバード」は上空で落雷装置を吊り下げたまま、ゴジラの疲れを待っている。同じく潜水ドローンバスケットスター」も特殊装備「ハイロメデューサ」を解放するチャンスを伺っていたが、目まぐるしく移り変わる二体の戦いに手を出す隙がない。

そこへ、速度を上げたシンユウマルが突進してきた。


「ああ、下がってくれ!」

「無理だ!手を出すなぁ!」

…と、若干芝居がかった嘆き声が響きわたるMYキャニー・ロデル船内。公海に出たので、例の記者がTV中継を開始したためだ。シンユウマルへの罵声は(なるべく)控えている。


「いやぁ、下がりませんとも。」

情報戦だなあ。うちも南アに寄って記者でも乗せればよかったかな?」

「よしましょうよ。」

…と、余裕を見せるシンユウマル側では、少し前に”クーデター”が起きていた。

 共倒れを狙い待機する方針を打ち出した砲手長が、大逆叉に畏敬の念を抱いていることを、若手の乗員達に見抜かれたのだ。

 鯨研の「情報戦」に晒されて育った世代にとって、鯨類へ「食品」や「天然資源」以上の評価を与えようとするのは許し難い裏切りであった。

 そして「鯱」はある意味、シー・リカオン象徴であった。この状況は、シー・リカオンが逆叉を操っているようにも、逆叉がシー・リカオンを操っているようにも見える。

 ゴジラと大逆叉。どちらに銛が刺さっても別に問題はなかろう?…この方針に反対する「年寄り」達は、船底の一室に軟禁されることとなった。


 迷いの無くなったシンユウマルが急速に二体へ接近する。三ツ目は深度をとっているのか、ゴジラはひっくり返った巡視艇の側で小休止している。

 絶好のチャンスに食らいつこうとするシンユウマルは、ゴジラ挑発しようと高度を下げていたフリゲートバード直下に入ってしまい、軽く「落雷」を食らってしまう。落ちた先がライトニング・ロッドではなかったため、諸々のシステムが停止し行動不能になったところをゴジラに襲われ、舵を破壊されてしまうシンユウマル


邪魔をするから!」

「いや、チャンスだ……シンユウマルの向こう側へ”手”を掛けようとする筈。急げ!」

バスケットスターハイロメデューサをパージします!」


 これまでのゴジラ船舶襲撃パターンから、先を読んだ指示が乱れ飛ぶ。水中ドローンから無数の「浮き袋」が密集状態で放たれた。膨らみながら急速に浮上していく。ゴジラ側の選択肢制限し、空中ドローンの「雷」を当てやすくするのだ。しかし…この状況では、またシンユウマルの側へ落ちるかもしれない。


 しかも、ゴジラは先程の「落雷」をちゃんと見ていた。舷側から上がろうとせず、上方を警戒して、すぐ潜行しようとする。そこにハイロメデューサが、相互に繋がった無数の「浮き袋」が浮き上がってきた。このまま押し上げられるとまずい…そう判断したのか、ゴジラはシンユウマルを蹴って距離をとろうとした。


「今だ。」「落雷機、投下ァ!!」


 フリゲートバードは、ゴジラの進行方向をふさぐように落雷機を落下させる。着水間際に相当なショックが走る筈…しかしその所要時間を見切り、逆に加速するゴジラ


「全速かけろ!ハチェット!」

嗚呼これは…間に合わない…」

「光った!落ちたのか?」

ゴジラ、頭を出したぞ!」

畜生…」


 MYキャニー・ロデルに広がる落胆の呻き声は、途中から歓喜の驚きに変わる。


「あそこ、三ツ目が!」

ゴジラ、様子がおかしいぞ?」

「痺れてるな…うまく泳げてない」

クリックアタック、食らわせたのか!」

「ぶちあてろ…ハチェット!!」


 三ツ目が発射した「超クリック音」を

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