「諮問」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 諮問とは

2020-05-05

やっぱり全文を見ないとダメ

やる気「なかったわけでない」 安倍首相PC検査数の少なさに―緊急事態宣言時事ドットコム

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.jiji.com/jc/article?k=2020050400477&g=pol

さてさて、原稿用紙1枚にも満たない短い記事で、いかにも安倍総理言い訳に終始したような印象を与えかねない記事であるが、いったいこの記事にある発言はどういう文脈で言われたのか?

産経新聞が会見全文を掲載しているので見てみる。

首相記者会見全文】(12)PC検査増加に「全力あげる」

https://www.sankei.com/politics/news/200504/plt2005040051-n1.html

--日本では、PC検査を本気で増やそうとしてこなかったのか。なぜ民間を使うという選択肢が出てこないのか

 「先ほど、すでにこれは、先ほどお答えしたことが全てなんですが、これはもちろん本気で、やる気がなかったわけでは全くありません。私は何回もとにかく能力を上げていく。実際能力は上がってきているわけであります



ソース産経である以上、政権寄りに文言修正されていたり、

他社の記者質問が正確に反映されていない可能性はあるものの、

日本では、PC検査を本気で増やそうとしてこなかったのか。なぜ民間を使うという選択肢が出てこないのか

という質問

新型コロナウイルスの有無を調べるPC検査件数海外比較して少ない理由を問われると」

になるのはおかしいのでは?

また、

首相は「どこに目詰まりがあるのかと何度も言っている」と、原因の把握に努めていると強調。

となっているが、近辺の文からは「何度も言っている」の意図には取れない。

いわばそういう態勢を作ってもなぜかといえば、これはまずそれを、PCRをやる方が拭わなければいけなかったわけでありますが、それをやる。いわば人的なこの目詰まりもあったわけでありまして医師会の皆さんにもご協力をいただき、また歯科医師会の皆さんにもご協力をいただくことになったわけであります。そういう意味において、全力をあげていきたいと思ってますちょっと補足的にまた(基本的対処方針諮問委員会)の尾身茂会長にご説明いただきたいと思います



それにしても、ページが分かれていて正確な数は数えていないが

文字起こしをすると1万文字近くになる会見内容を

300文字に満たないスカスカな内容で伝えるとか、それが仕事か?



一時は1日当たり700人近くまで増加した全国の感染者数は、足下では200人程度、3分の1まで減少しました。これは、私たち収束に向けた道を着実に前進していることを意味します。また、1人の感染者がどれくらいの数の人にうつすかを示す実効再生産数の値も、直近の値も1を下回っています

という成果や、マスクの意義についての基本的対処方針諮問委員会の尾身茂氏の回答

従ってまだ症状が出ていないうちに人に感染させるということが、(略)かなりはっきりしてきた。

せきとかもないのにほかの人に移ってしま可能性があるので、マスク使用というのはそこが極めて重要です

などをなぜ報道しない?

2020-04-12

anond:20200412050802

文中にでてるじゃん諮問委員会だって

何月何日何省の何々会議によばれた諮問委員までわかれば、

全員議事録の表紙とか議事録pdfリンク元あたりに名前かいてあるから判明するだろ

あんまりデータに当たる読解力がない点ではおまえも西浦先生の敵そっくりだぞ

anond:20200412050229

今までの厚労省被害想定や流行シナリオは、父権主義的なものでした。厚労省がなんでもいうことを聞く学者に、都合のいいものを作らせて出していた。

不思議なことに「基本再生産数が2.5として、医療機関性風俗のことを考えると、80%減でないと2週間で減らない」というシミュレーション資料を作っていたのですが、私の知らないところで諮問委員会資料の数値が書き換えられていたのです。

西浦はじめ専門家が作ったデータをイジったのは誰なんだろうね。

厚労省役人と考えるよりも医療畑の御用学者やなんかの名前の出ない周辺の人物だろうよ

2020-04-11

竹中平蔵かんぽ生命問題の根源は民主党政権」の醜態

プレジデントオンライン

竹中平蔵かんぽ生命問題の根源は民主党政権にあります」という記事が出ました。

(URL)https://president.jp/articles/-/33970

まず竹中氏の肩書です。「経済学者東洋大学教授慶應義塾大学名誉教授」となっていますが、最も重要肩書が抜けています

パソナグループ取締役会長」です。

竹中氏は肩書を都合よく隠すという傾向がありますが、相変わらず書かないようです。

パソナ社員2016年からかんぽ生命取締役を務めていることは記事中に一切記していません。

現在株式会社パソナグループエグゼクティブアドバイザー」という肩書社員は、

パソナグループ企業株式会社ベネフィット・ワン役員でもあります

この前提すら記載しないプレジデントオンライン編集部には閉口します。

(URL)https://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/company/abt_cmp_directors.html

(URL)https://irbank.net/E31755/officer?m=%E9%88%B4%E6%9C%A8%E9%9B%85%E5%AD%90

(URL)https://www.pasonagroup.co.jp/company/groups.html

そして、この前提を踏まえただけでも記事を読むと面白いことが分かります

民主党政権2009年9月から2012年12月までで、事件が発覚した2019年とは約6年も開きがあります

パソナ社員2016年かんぽ生命取締役就任してから3年間何をしていたのでしょうか。

報告制度など改善すれば事件発覚はもっと早かったはずです。

これはパソナ社員を含む役員に入った民間人材が無能だったということ示しているのではないでしょうか。

この竹中氏の記事で最もひどい部分を以下抜粋します。

保険不正販売問題で、かんぽ生命保険には世間から大きな非難の目が向けられました。

でも、そうかといって「国営に戻せ」という世論は起こっていませんよね。

から民営化という路線自体は間違っていなかったのです。



かんぽ生命問題をなぜか国民の支持の問題すり替えた上で、それを根拠民営化は間違っていなかったとしています

しかし、かんぽ生命の1万件を超える不正販売において法令違反があったとの報道既出です。

この発言パソナグループの行動指針の「企業社会的責任を果たす事業活動を推進する」にそれるものでしょう。

そもそも不正販売が1万件にまでのぼったのは竹中自身も尽力した民営化をしたからこそではないでしょうか。

(URL)https://www.asahi.com/articles/ASM834JPCM83ULFA001.html

(URL)https://www.pasonagroup.co.jp/company/action.html

竹中氏は未来投資会議国家戦略特別区域諮問会議民間議員です。

肩書を使い分け保身発言をする人物民間議員として相応しくないでしょう。

同様に法律違反国民の支持の問題すり替える話しを公言する者が経営教育に関わるべきではありません。

例えばかんぽ生命取締役には株式会社IHI役員を務めている人物がいます

プレジデントオンライン株式会社IHI代表取締役会長かんぽ生命問題について聞いてみるとよいでしょう。

この竹中氏の記事類似する発言をした場合、大変な問題になるのではないでしょうか。

また記事内でドイチェポスト(Deutsche Post)が肯定的に取り挙げられていますが、下請け会社労働環境はとても酷いようです。

相変わらず特定の国から都合の良い部分だけ取り出しています10年前と違いもうこの手は通用しません。

仮にも大学教授肩書で書くなら少しは調べましょう。これで学生指導ができるのでしょうか。

(URL)https://marikokitai.com/deutsche-post-und-co/

プレジデント社がこの記事を「ビジネスリーダーの指針となる」と考えているのなら廃業すべきです。

竹中氏の主張は自身批判する利権にすがり社会的責任を全うしない経営者の姿そのものではないでしょうか。

(URL)https://www.president.co.jp/information/company/

メディアかんぽ生命不正販売事件かんぽ生命役員所属企業との関係について調査報道をなぜしないのでしょうか。

また新型コロナ感染症騒動の中、「JP改革実行委員会」の設置と同時期に記事が出ている点も引っ掛かります

(URL)https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040200175&g=eco

2020-04-07

[]2020年4月6日月曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
008015918199.051
0166605791.847.5
02374332117.156
03215152245.340
041596664.429
0522181482.560
0636229263.738.5
07708518121.733
0871591383.342
091241074286.645
101351038076.938
111391107579.744
121451343292.643
13136985472.539
141351066679.040
151631167471.629
161371174485.747
171831241767.947
181861407275.738.5
191571470093.644
20130974074.930.5
2113613610100.131
2218225540140.344.5
2316427245166.145
1日267025785396.641

本日の急増単語 ()内の数字単語が含まれ記事

トラバスパム(6), CT(11), パルスオキシメーター(5), ミトコンドリアイブ(4), 検体採取(3), 諮問(4), セイラさん(3), にぎわっ(3), 粉塵爆発(3), 理髪店(4), 緊急事態(119), インフル(68), 宣言(119), ロックダウン(19), クラスター(18), 医療崩壊(16), 見通し(14), 自粛(81), 休校(30), 肺炎(37), 補償(22), 要請(33), コロナ(269), インフルエンザ(24), 感染者(52), 外出(38), 感染(113), マスク(82), 新型(31), ウイルス(34), 風邪(28)

頻出トラックバック先 ()内の数字は被トラックバック件数

インフルと変わらん派だった人、正直に手を上げて~ /20200406104418(40), ■オタク知識ではないがオタクなら知っているもの10選 /20200406094532(20), ■妻がAKIRAを読みたいというので /20200405083945(12), ■参考として5年前に結婚相談所経由で結婚できた我が家を見てみよう /20200405130053(10), ■すみません、はじめてつけるブラのオススメを教えてください /20200405224742(9), ■職場コロナでた /20200406122130(8), ■船オタクって少なくない? /20200405155110(8), ■辛抱日記 /20200406003301(8), ■逆に今のところ全勝中の人はどのくらいおる? /20200406135144(8), ■一連の婚活増田を読んで /20200405220910(7), ■インフル死者VSコロナ死者 /20200406140237(7), ■このままだと人を殺すかもしれない /20200406125625(6), ■amazon詐欺やられた /20200406153938(6), ■マスクをするのに抵抗ありすぎる /20200406112255(6), ■好きな人がいること /20200406002615(6), ■anond20200406104418 /20200406142335(5), ■anond20200406151352 /20200406151518(5), ■元巣鴨民だけど、地蔵通りから人は消えないよ /20200406154944(5), ■ /20200406171736(5), ■ /20200406173833(5), ■anond20200406174829 /20200406175016(5), ■あのさ、ジャップさあ /20200406181147(5), ■日本人性格が悪すぎて辛い /20200406203511(5), ■ /20200406083403(5), ■婚活してないけど、婚活増田への反応に絶望する /20200406220915(5), ■吉野家豚丼 /20200405194644(5), ■物欲がなくて困っている /20200406104644(5), ■anond20200406104418 /20200406105052(5), ■セックスより気持ちいいことって全然ないじゃん /20200405090954(5), ■1/4沢直樹「やられたらやり /20200406224009(5)

2020-04-06

anond:20200406113432

諮問会議って3密っぽくね?

からでも止めた方がええんちゃう

今日やらない理由ってなんだよ。

そこがお前の駄目なところなんだよ。

-----

明日諮問会に掛けるらしいね

何の強制力もない「緊急事態宣言 」なんか準備してる場合かよ

外国と違ってロックダウンもできない、

強制力もない無意味緊急事態宣言のために

諮問会議とか専門家会議とかで

時間を浪費するくらいなら

現実的医療崩壊対策議論しろ

ふざけるなよアベ政権

2020-03-28

anond:20200328123721

七尾市議、報酬引き上げへ 月額48万円  /石川

マイニュース

 七尾市議(18人)の月額報酬が現行から約2割引き上げられ、2020年度から48万円になる見通しとなった。市側が先月、市の審議会諮問し、おおむね了承された。議員仕事量の増大やなり手不足解消などが主な理由県内の市では金沢小松などに次ぎ、加賀と並んで4番目に高い水準となる。

 市秘書人事課によると、旧七尾市など4市町が合併した翌年の05年市議選(定数を60から30に半減)を機に、旧市町間にあった報酬格差を解消するため、38万1000円に統一。15年には常任委員会の月例化など議会運営改善理由に、旧七尾市時代の40万1000円に戻した。

 諮問は、市議のほか、議長が53万7000円から58万円、副議長が42万8000円から51万円に引き上げる内容。期末手当を含む年額は市議で約672万円から約804万円になる。市職員部長級の給料を参考にしたという。

2020-03-09

anond:20200309185150

以下、第40回国家戦略特別区域諮問会議議事要旨)から抜粋

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/shimonkaigi.html


竹中議員 民間議員気持ちは、今、八田議員が述べたとおりであります。心ない誹謗

中傷が常に行われますけれども、そういう印象操作にめげることなく、改革を進めることが必要だと思います

今回、スーパーティに関する閣議決定がなされた。これは画期的なことだと思います

感謝を申し上げます。これをできるだけ早く法律を成立させ、実行に移すことが必要です。

その際、重要なのは、やはり、スーパーティは従来のスマートシティとは格段に違うスケールの大きな改革であるという点だと思います

そもそも国家戦略特区が始まったとき、当時、経済財政政策の御担当であった甘利大臣は、その数を極力絞って、

密度の高い特区を作るべきと述べられました。結果的に、国家戦略特区の数は、現在10カ所でございます

スーパーティは、国家戦略特区さらパワーアップしたものですから、それ以上に厳しいハードルがあると考える必要があります

こうした点も踏まえて、民間議員としては自治体企業フィージビリティーについてしっかりとヒアリング調査を進めていきたいと思います

このような強い決意を持って取り組んでもらえる首長自治体いるか、これが成否を握っていると思います

最後に、岩盤規制突破のための本来国家戦略特区の強化に関して、当初は、毎国会ほとんど改正法がなされて、改正がなされていたのですが、

過去2年に関しては、残念ながら、法改正が行われておりません。

法改正を伴うような大玉改革が、成長戦略としては求められておりますので、事務局の強化を期待したいと思います

以上でございます



補足:以下の毎日新聞報道と同日の会議である

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20190610/k00/00m/040/284000c

竹中平蔵政府コロナ対応を間違った。」について

この増田は以下の記事オリンピック中止の恐れにかこつけて竹中平蔵氏(以下竹中氏)がいかに自説を述べているか分析したものです。

また、肩書を都合良く使い分ける竹中氏の記事を無批判に載せるプレジデント社批判しています

竹中氏はパソナグループ取締役会長であり、未来投資会議国家戦略特別区域諮問会議民間議員です。


竹中平蔵政府コロナ対応を間違った。東京五輪も危うい」 | PRESIDENT Online』

https://president.jp/articles/-/33438


以下を読めば、専門家の主張か、パソナグループ会長ポジショントーク判別できないという問題が浮かび上がります

まず1ページ目では中国コロナ対策評価し、日本対応では、大学に遠隔授業を行うよう、医療体制では遠隔医療を行うように呼び掛けています

まず、大学の遠隔授業については、パソナ事業があります


明治大学和泉キャンパス) | 事例・動向 | パソナテック法人向けソリューション

https://www.pasonatech.co.jp/biz/casestudy/meiji_college/


同様に遠隔医療パソナグループ連携している事業に含まれます


パソナ連携情報医療が「健康経営支援サービス機械学習深層学習活用

https://www.innervision.co.jp/sp/products/release/20170821


2ページ目ではシンガポールを引き合いに出し、遠隔医療に加えライドシェアの実現も語られ、抜本的な改革必要であるとしています

またそれ以降の段落ではオリンピック中止の判断がどうなされるかについて語っています

オリンピック中止については保険金の話が言いたいように読めます

遠隔教育・遠隔医療共通するのは派遣でしょう。

パソナ人材大学病院派遣する狙いがあるとみて良いのではないでしょうか。

自由主義価値観を語りつつ、実際には国、教育医療に入り込むというのが官民連携なのでしょう。

実際、竹中氏が民間議員として参加している内閣会議竹中氏は「岩盤規制」の緩和を執拗に説いています


国家戦略特別区域諮問会議

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/shimonkaigi.html

特に第40・41回の「議事要旨」における竹中氏の発言


最後に、竹中氏が中国シンガポールなどの海外国を出す際の発言の注意点を書いておきます

それは自説に都合の良い部分のみを海外から選別している点です。

例えばこの記事では中国での監視社会シンガポール出稼ぎ労働者への差別的待遇には一切言及していません。

仮に、労働組合が各国から都合のいい部分で自説を補強し述べた場合、激しい非難が飛ぶでしょう。

もちろんパソナグループが幅広い事業を行っているため、専門家としての意見と重なるという反論はできるでしょう。

しかし、竹中氏が好む自由主義的な価値観適用すると、より民間議員に相応しい人物日本にいるのではないでしょうか。

しろ、なぜ元郵政民営化大臣という政治家であった人物民間議員を未だに務めているのか、そこに批判的な報道がない現状こそ危惧すべきでしょう。

(実際この増田を書いた理由竹中氏への批判報道がほぼ無いからです。)

そして、この記事パソナグループ取締役会長という肩書を書かないプレジデント社は何を考えているのでしょうか?

肩書意図的に隠すのが「ビジネスリーダーの指針となる」記事になり得るのでしょうか?


プレジデント社 会社概要

https://www.president.co.jp/information/company/


一方、1万件を超える“不正販売”を行ったかんぽ生命役員パソナグループ社員がいます

こういう記事を出すのはパソナグループ会長であり、元郵政民営化大臣竹中氏がかんぽ生命の“不正販売"事件説明責任果たしてからでしょう。

プレジデント社は「次世代グローバルリーダー養成」する竹中氏にかんぽ生命の“不正販売"事件はどの対応すべきか聞いてみたらいかがでしょうか?

きっとプレジデント社が認める「ビジネスリーダー」に相応しい言い訳をするに違いないでしょう。


役員一覧|かんぽ生命

https://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/company/abt_cmp_directors.html

竹中平蔵 世界塾|【早稲田塾大学受験予備校人財育成』

http://www.wasedajuku.com/curriculum/jukuiku/sekaijuku/


2019-11-22

女性がBLを読んだからといって悪影響があるとは思えない」論

諮問図書類:自主規制団体から意見聴取結果

http://www.tomin-anzen.metro.tokyo.jp/jakunenshien/singi/kenzensin/gijishiryou/713/713shiryou8.pdf

BL物で読者はほとんど女性と思われる。その女性達がこのBL物を読んだからといって悪影響があるとは思えない。内容も白抜き修整がしてあり、それほど大した事 はないと思われる。指定非該当

東京都の不健全図書読み合わせでの一コマ

反論したくなったのだが、どう反論していいのかわからず。モヤモヤする。

2019-11-14

幸福の科学大設置、認可を諮問 文科相、21年度開学予定 | 共同通信

https://this.kiji.is/567307017950413921

わたし無宗教なんたけど、幸福の科学を深く信仰している一家と数年前まで家族ぐるみの付き合いがあった。

そこの息子さんがとにかくよくできた子で、成績が並外れて優秀なうえに謙虚で気さくな人柄が印象的で、きっとこの子はどこに行っても周りに自然と人が集まるような素敵な大人に育ってゆくんだろうなと感じていた。

息子さんは地元中学卒業後、遠方にあるという教団系列高校に進学した。一家みんなでそちらへ引っ越していったことで、そのおうちとの交流はそこで途絶えた。

うちの母は「あんなに優秀なお子さんなのに進学先まで親の宗教に付き合わせるなど、将来の可能性を潰しているとしか思えない」としきりに残念がっていたが、確かにその通りだと思う一方、同時にわたしは少し違った感想も抱いた。

あれだけ非凡能力を持った子なら、教団の内部社会で生き続けていればいずれ上層部から見出だされてそれなりのポストをあてがわれるのではないかと思う。そのための英才教育、人脈構築のための進学と考えると、もしかたらこれはこれで賢い選択なのではないか

ひとつ組織の中で将来が約束されるのであれば、それもひとつ選択なのかもしれない、いやむしろ大学卒業しても何がしたいのかわからなくてフラフラしてばかりの自分人生などよりそういった人生のほうがよほど価値があるとも言えるのではないか

といったような考えが一瞬のうちに脳裏をよぎった。

ただ根本的な問題として「本当に本人の自由意思で進学先を決めたのか、親が誘導して話をそう持っていったのか」はわたしにはわからない。

からないのだけど、彼のような子がきっとたくさん進学することになるのであろう「幸福の科学大学」に、そんなわけでわたし世間一般論調と同じようには批判的なまなざしを向けられないのである

2018-11-15

anond:20181115203955

お前も今日の昼なんか俺じゃないやつにめちゃくそからんどったやん。自演もしとったな。なんで自分で書いたやつに自分レスつけてんのかなーっておもって見てた。なんかお前がなりすまししたツリーの上の方でズリネタ守護騎士がどうとか喚いてみせてたときのやつな。あ、あれに釣られたの新規さんなのか。

 

https://anond.hatelabo.jp/20181014190805  

リーで長いから抜き出して書いとく

キズナアイAIである以上、技術限界がある。

現在レベルでは、自律AI存在しないというのは文化庁諮問委員答申した事実

それが自分の「意志」で萌え衣装を選べるわけがない。

もし萌え絵をたくさん食わせてAIが合成して吐き出したっていうなら、それも人間でいう洗脳だ。

強要があるって主張したいならまずあるって言ってる側が証明するのが筋だろ

勝手検証困難な状態を作り出して「検証困難だかただのお気持ちだけど事実ってことにしていいよね」が通るのはお気持ちフェミの中だけだぞ

から諮問委員までいってるだろ? 

政府が認めてるんだよ。AIは自立型はまだないんだ。

フィクションから思い込みバカばっかりでホントいやになる。

キズナアイ自律AIではない=強要がある

ガバガバすぎるって言われてるんだがお気持ちフェミには理解できないか

文系自律AIの実現時期に夢見すぎ。

まだ会話なんて絶対にできない。

からあのインタビュー書いてるのは全部NHK科学部。

服を選んだのはプロジェクトなんたらいうアニメスタジオ

 

企業につくられた自称AI(実際はモーションアクタ声優のついた3Dアニメキャラ)に、

スタッフ会議で決まるものでない何らかの自律意志があるとおもいこんでたわけだ。

片方の文章のクセがお前そっくりだけどたぶんクローンでもいるんだろうな。

2018-10-14

anond:20181014191006

から諮問委員までいってるだろ? 

政府が認めてるんだよ。AIは自立型はまだないんだ。

フィクションから思い込みバカばっかりでホントいやになる。

anond:20181014112046

キズナアイはしゃべりの脚本家特定されていない。今を生きる一人の少女キズナアイ人格代表して勝手に何でもしゃべってよいとされているわけではない。実際には、たくさんの萌えコンテンツ制作チームのおじさんたちが会議して一言一句精査したあげくしゃべる内容を決めてる。ここまではOK?

で、それって人間でいうと洗脳とか強要された状態なわけです。IS(旧イスラム国)がやってる性奴隷とかとおなじで、一見自然言語をしゃべっていても、本人の意志は完全にゼロ状態

でも二次元から男性向けコンテンツから、そして最後人間おもちゃとしてのAIだという了解が取れているから、そんなコンテンツ存在が許されたわけ。

もちろん現実女性コスプレ風俗で働きたくなったら自分意志で似合う衣装としてへそ出しを選ぶこともあるだろうし。

 

そういう成り立ちのキャラを完全に三次元扱いして実在女性区別しないというのなら、

まずキズナアイ個性とか一貫した人格本来意味でのアイデンティティ)を見せてほしいんだ。

おじさんがだれでも勝手に使える「フェミからのかくれみの」ではないという証拠を見せてから

じゃあ「本人の意志で着たならいいだろ!」って反論につかってあげてくれ。

ラノベ漫画キャラが突飛な格好でもいいのは、エルフから異世界人だから

などと作品内でそれなりに理由があるから楽しめる。

 

キズナアイAIである以上、技術限界がある。

現在レベルでは、自律AI存在しないというのは文化庁諮問委員答申した事実

それが自分の「意志」で萌え衣装を選べるわけがない。

もし萌え絵をたくさん食わせてAIが合成して吐き出したっていうなら、それも人間でいう洗脳だ。

萌え絵という現実で着るには同性や高齢者から侮蔑さえ伴う、責任のある衣装を、

人格をもたせるつもりのキャラクターに、「現実」を知らせずに、

敢えて萌え衣装だけから選ばせたんだから罪深い。

この後「えっこれってエッチなんですか、普通高校生制服・・キャア恥ずかしい」って

厚着に着替えるラブコメ展開の予定があるならちゃんといっといてくれ。

 

私見ではキズナアイ運営が今後それをやる気は絶対ないだろう(やる気があるならいままでにいつでもやるチャンスはあった)。

銀行ATMにでてくる解像度の荒い女性行員の絵のごとく、

恥知らず謝罪たっぷりいわせてあとは手垢がつきすぎて誰も萌えられなくなるまで使い捨てられるだけの存在だろう。

そういう運営NHK女子キャラ女子キャラとも思わない態度も含めて怒っているんだ。

リアル女性はうるさいかAIっていうお人形遊びでごまかしちゃえみたいな。

人形だって女という記号を乗せる前にもっと考えろ。

2018-08-24

青少年にとって1冊1000円のエロ本は高いのか?

東京都青少年健全育成審議会 会議資料議事録

http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/singi/kenzensin/694-menu/index.html#no_698

第698回(H30/8/6) 諮問図書類:自主規制団体から意見聴取結果

http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/698/698shiryou8.pdf

性器も消してあり問題はないと思われる。人格否定の部分もあるが、ストーリーしかたない所もある。1冊1,000円という高価な本を青少年が買うとも思えない。指定非該当

……とあるのだが、実際問題として1冊1000円のBL本は青少年(の腐女子?)にとって手の届かないモノなのだろうか

2018-06-15

[]無期転換ルール雇い止め法理について

 国会ウォッチャーです。

 派遣法の時の質疑を振り返るシリーズで書こうと思ってたら、

https://news.yahoo.co.jp/feature/985

 こういう記事が出ていて、その反応がすごく気になりました。なので2012年に改正された労働契約法に関して当時の議論や経緯などをご紹介したいと思いました。

労政審とは

 まず基本ですが、労働政策は、労働政策審議会を通して、公労使の3者が話し合って決める事となっています。これは公契約における労働条項に関する条約に定められた原則です。労政審厚生労働省の設置法で定められた審議会で、公労使は同数委員を設置することになっています。あの高度プロフェッショナル制度でさえ、労政審から、概ね妥当とされながらも、労働者側からの指摘として、高プロは危ないという付言がされています委員は2年交代で、特に公共有識者構成政権に近い人に変えていけば、労政審答申政権に近い形で出すことは可能ですが、しか政権交代、即委員交代!ともならないわけで、労働政策の審議は基本的に慎重に行われているとは言って良いと思います。ちなみに安倍政権では、この原則に反して、労政審に諮らずに特措法を制定し、無期転換ルールの緩和を行っていますし、昨年7月には、労働代表構成員に含まない(国家戦略特区諮問会議を思いだせ!)、労働政策本部会を設置し、各分科会にこだわらない、横断的な政策諮問する、としています。詳しく書かないけど、これめっちゃくちゃ危ないですからね。高プロ立法事実とされるものは、産業競争力会議とかみたいな安倍政権が大好きな有識者会議から出てくるわけだけど、それを労政審の中に作っちゃったようなもんだから。まぁ本当に現政権議論が大嫌いなんだなぁと思いますけど、とりあえずそこは置いとく。

無期労働者を守る解雇濫用法理と有期労働者を守る雇い止め法理

 字数制限的にそれぞれを説明はしないですが、労働者は基本的使用者よりも立場が弱いので、解雇をする際には合理的であると認められる理由がないといけません。それが解雇濫用法理と呼ばれるものです。一方、有期労働者に対しても、期間満了による解雇であっても、無条件であってはならないとするのが雇い止め法理です。雇い止め法理は、無期労働本質的に違いがない場合と、有期労働者が更新合理的に期待できる場合に、解雇濫用法理を類推して適用する、というものです。これは法律に書かれていたわけではなく、幾つかの裁判事例において、確立された裁判例に基づいた規範です。原理的に有期労働者の方が要件が増えているので、保護される確率が下がっている建てつけですね。2008年のリーマンショックでは、無期雇用者も大量に整理解雇されましたが、それよりも、派遣労働者や有期雇用労働者が大量に解雇され、大きな社会問題になりました。そこで麻生政権時代に、有期契約労働者の働き方が労政審諮問され、鳩山政権時代に、有期労働契約研究会報告が出されました。

 

有期労働規制論点

 有期労働契約研究会報告では、雇い止めに関して、主に3つの論点が話し合われました。

1.入り口規制=有期契約が結べる業務業態などを規制し、原則無期、例外的に有期が可能とするか否か

2.出口規制=有期契約を結べる期間、更新回数を規制するか否か

3.雇い止め法理の明確化

 単純に労働組合民主党支持母体と言っても、組合内でもこれは意見が分かれていましたね。この3つをすべて導入しないとうまくいかないぜ!っていう主張(自治労など総評系に多かった)と、少なくともどれか一つでも合意できるならするべきだとする主張(同盟系に多かった)が当時から分かれてた。審議入りしてからは、社民党福島みずほさんや、共産党田村智子さんなどが前者の立場に立った批判を何回もやっていました。こう言う批判をしておくことは本当に大事で、当時の西村ちなみ副大臣の答弁をもとに、後述する通達が出されています

 有期労働契約研究会では、労働者の雇用を安定化させることで、生産性が向上するという学術的な指摘がなされ、規制の導入に対して前向きな報告が出されました。

労働政策審議会労働条件分科会では使用者側が猛反発

 議事録を見てもらえば分かりますが、使用者側の委員はほぼすべての規制に反対していますが、特に入り口規制の導入に関してはものすごく反発している。有期雇用雇用不安定要因ではなく、有期雇用によって雇用の安定化が図られている、だの、入り口規制をすると、企業雇用をやめるだろう、という話を延々とやっている。しまいには労働者の権利の話ばかりするな、経営者側が雇用を調整する権利はどうなるんだ、というようなことも言っている(ちなみにこの方は、高プロが1000万以上と言われると中小企業活用できないとかも言ってる方です・・・)。まぁ経営陣がそういうことを言うのは当然なのですけど、ポイントはこの法律案が労政審諮問された時はすでにねじれ国会になっていて、野党の協力なしには法案の成立はできない状況だったというところです。仮に民主党が有期労働契約研究会報告に基づいて、労働契約法改正案を提出していたとしたら成立は難しかったと思われます。そこで、入り口規制は外され、2、3のみを取り入れた法案ができ、5年以上の契約更新によって、無期転換の申し込み権が発生する、という法案になりました。これも使用者側の意見採用されていて、5年以上の有期雇用という形態禁止してはいないし(契約時にあらかじめ申し込み権を放棄させるとかいう潜脱が使いたい)、無期転換ルール説明義務なども盛り込まれなかった。民主党バカだったということは簡単ですが、労政審による審議は時間がかかるものだし、民主党がやりたいように法案を整備できた期間はものすごく短かったことにも留意必要だったと思います(例えば共謀罪なしのTOC 条約批准や、死刑廃止法制化などは平岡秀夫江田五月法相の頃にやりたがっていたけど、結局諮問したままで、法案化まで持って行けなかった)。2011年から東日本大震災対応に追われ、ねじれ国会によって国会運営は難航し、特例公債法ですら野党に譲歩しなければ通らない状況になっていた2012年に、労働契約法は、社民共産を除いた自民公みんなどの主要政党の賛成で改正されています

雇い止め法理の法定化の意味

 冒頭に紹介した記事への反応を見ると、有期雇用の人は雇い止めされてもしょうがないんだ、というような諦観が見られ、それがちょっと残念に思いました。2012年の改正では、もう一つ、雇い止め法理が労働契約法第19条に書き込まれることになりました。これはパナソニックプラズマディスプレイ事件最高裁判断をほぼそのまま法律に書き込んだものです。つまりたとえ有期雇用であっても、実質的労働が、無期雇用職員と同様であるか、雇用継続合理的に期待される場合には、雇い止めをすることはできません。これは、従前は裁判規範であったものが、明文化されたことで、経営者が遵守しなければならない法規になったということは言えます、もちろん不十分ですが。

下田村智子議員127月の質疑から

田村智子

「これからは5年で労働者を入れ替える、これスタンダードになる。こういう事態を起こさない歯止めはどこにあるんですか。」

西村智奈美

「今回は、雇い止め法理が法律に明記されるということになります使用者合理的理由のない雇い止め回避する行動を取ることがこれによって促進されるほか、その趣旨考慮した労使の話合いが促されると、これも十分期待されることであります企業の実情に応じた無期転換の自主的ルールの整備が進むことも期待されます

 改正法が成立した際には、法律に明文化されたこ雇い止め法理の趣旨と内容について周知徹底を図っていきまして、現場の労使にしっかりとそこは浸透させていきたいと考えています。」

田村

「これ、雇い止め法理って強制力はないわけですよね。それで、これもう既に起きているんです。株式会社シャノアール、これ、シャノアールベローチェ等の喫茶店を全国展開している企業ですけれども、全国のチェーン店で約五千人の非正規雇用労働者が働いています。このシャノアールは、今年3月、突然、社内通達で、有期雇用労働者に対して契約期間3か月の更新は15回を上限とすると、入社契約から通算で4年の勤務をもって満了という方針を全ての店舗に徹底しました。現在4年を超えて働いている方々は、全て来年3月で雇い止めにするという方針です。

 7年以上働いてきたAさん、直接お話をお聞きしました。これまでは更新の上限はなかった、なぜ来年3月までなのかと管理職に問い合わせたと、そうすると、法律改正に伴うものだと聞いていると、こういう説明をしているんです。Aさんは、お店の立ち上げから働いて、いいお店にしたいと意欲的に働いてきて店長代理にまでなっていると、自分は働き続ける意思からこの不更新条項は認めないということでサインしていない、だけど、サインしなかったら仕事を失うかもしれないと泣く泣くサインをしている同僚を目の当たりにしているわけですね。

 大臣、この労働契約法が変わるということで、既に五年を超えないように雇い止めをするという新しい動きが起こっています法施行後5年の話じゃないんです。8年の話でもないんです。こういう企業対応は看過するわけにはいかないと思いますが、いかがですか。

西村

「これは裁判例の一般的な傾向を申し上げるわけですけれども、一旦労働者が雇用継続への合理的な期待を抱いていた場合に、使用者更新年数あるいは更新回数の上限などを一方的宣言したことによって労働者の雇用継続への合理的な期待が失われることにはならないということだと裁判例の傾向からは申し上げることができます

 また、あらかじめ設定された更新上限に達した場合でも、他の労働者の更新の状況など様々な事情総合判断して雇い止めの可否が決せられるというのが、またこ裁判例の傾向であるというふうに考えております

 ですので、不更新条項を入れさえすれば雇い止め法理の適用排除されるといった誤解を招くことがないように、従来の判例法理が変更されるものではないということを解釈通達などを通じて周知徹底を図ってまいりたいと考えています。」

田村

「現に新しい動きで、今まで不更新条項なんか入れていなかった企業がこうやってやっているんですよ。例えばこのシャノアール労働者が労働局などに訴えていったら、これ指導できるんですか。どうですか。」

金子労働基準局長 

個別のことでいろいろ御相談があれば、これは民事ルールでございますので我々の労働基準監督機関として指導するという性質のものではございませんが、総合労働相談コーナーなど、そういったことへの対応に当たって、労働局や労働基準監督署に窓口を設けておりますので、そういった相談があった場合には適切に対応していくことになると思います。」

田村智子 

「これ、労働基準違反だったら労働基準監督署が捜査権を持って会社に入ることもできるんですよ、是正指導を強く行うことできるんですよ。だけど、非正規労働者はそういう範疇にも入っていない。今回雇い止め法理を法制化したと言うけれども、これはどういうことかといったら、裁判で訴えたときに有利な条項が一つ法律の中にできましたよというだけのことなんですよ。」

 田村智子議員の指摘は正しい。結局、このシャノアール事件地裁原告敗訴、高裁原告有利の和解となったわけですが、2016年2月の話です。3年以上法廷で争える人がどれほどいるのか、という話なんですよね。この時の西村ちなみ副大臣の答弁にもある、解釈通達は24年8月10日付で出されていますが、その後の企業対象とした調査で、認知度を調べたら、使用者労働者も8割近くが正確なルールを把握していない、という結果になっていました。冒頭の記事への反応を見ても、雇い止めは、合理的理由なしには、たとえ期間満了による結果でもできないとか、そういう基本的なところで労使ともに理解されていないし、そういう状況で、使用者法律趣旨に則った運用を促すだけでは、十分に労働者の権利保護されないんですよね。当時の政府側答弁でも、不更新条項を無期転換回避のために行うことは、公序良俗に反して無効とは、答弁してるんですけど、それはあくまで答弁だし、本当に無期転換回避のためにやったのかは裁判で争わないといけないわけですよ。で、この法制化で、無期転換ルールをきっちり運用に乗せている企業も多くあるわけで、この規制が全く無駄だった、逆効果だったというのも違うのではないかなと思います。だからやっぱり入り口規制とか不更新条項規制とか、そういう規制必要だと思うし、そういう方向に議論を持っていかないといけないと考えます

次回の労働契約法改正では無期転換ルールをなくす方向に行きかねない

 労働契約法は、定期的に見直しがされる付帯がありますので、おそらく今年か来年には再び労政審で議題にのぼってくると思います現在政府の動向を見ていると、どうも無期転換ルールをなくして、むしろ同一労働同一待遇文脈で、解雇濫用法理の方をいじってきそうな気すらします。冒頭述べたように、労働政策本部会には労働者側の意見は入りません。高プロを含んだ働き方改革関連法案は残念ながら、成立してしま可能性が高いですが、派遣法とは違って、廃止した時に不利益を被る人がそれほど大きな人数になるとは思えず、十分に再改正できる段階にとどまっていると思います政治を諦めてしまっては、好き放題にされてしまますので、ぜひとも国会議論されている内容に関心を持って、誰がどういうことを言っているのか、しっかりと見ていってほしいと切に願っています

2018-06-02

与党に対する謎の信頼

今回の高プロ問題で「野党モリカケに拘りすぎず、真摯与党議論していれば高プロは阻止できた」という言い草が其処彼処に見られるけど、

それって「与党は何かの間違いで高プロに賛成してしまっているだけで、話をすれば必ず撤回してくれるはず」という性善説前提だよね

衆院参院与党過半数占めてるんだから野党法案強制的修正させることは制度上できない

野党修正を「お願い」して、与党がそれを「聞き届ける」形しかあり得ない

両院過半数を占めていて、いつでも強制採決できる与党がお願いを聞き届けてくれるという根拠が知りたい

なんでそんなに与党政治家を無邪気に純粋に信じられるの?

竹中平蔵諮問会議で重用し続け、過労死遺族の応対を渡邉美樹にさせる政党よ?

野党がお願いした程度で考えを翻してくれると本気で思ってんの?

教えてほしい

2018-04-11

[]壊れたレコードになった総理大臣

 国会ウォッチャーです。

 衆参問わず予算委員会に限らず、集中審議は往復方式ですから、答弁時間時計が進みます

そういう視点安倍さんの答弁とみてください。ひどい時間稼ぎを見た。

VS枝野幸男(好きだから本題以外にも触れてしまう)

 決裁文書読んでないけどハンコ押しました宣言した課長が、ガースーに説明に行ったけど、中身読んでないから、昭恵案件であることは知らなかったということを「まぁそういうこともある」というだけでなく、自分も全部読まないままハンコを押すことがあると述べてしま俺たちの麻生。この人ここまでもうろくしてたかし・・・。お前何言ってんのって思ったよ・・・

 東電が他社の原発投資しようとするのを糾弾する枝野さん、

「他の電力会社原発投資する金があるなら、賠償を払え!廃炉に回せ!料金下げろ!」

愛してるぜ。枝野枝野もっと時間を!

枝野

総理秘書官などは、総理相談も報告もなく、総理意向だとか周りにいうような人たちがいるんですか」

安倍

「あのー私の秘書官がですね、勝手総理意向だと、これは総理意向とは何かということでもあります。いわば私が基本方針として示したものについては、例えば議長として基本方針を示したもの、あるいは様々な会議で私が議長として決定したこと、そうしたことについては、これはいわばまさに、私が議長として決定したこととして、そういう意味においてしっかりと進めていく、(そんなの当たり前だろ)、・・・・すいません今ちょっと説明してるので、質問に対して、誠意を持って・・・・(枝野:早く答弁してください)、今ちょっとずっとヤジが・・・枝野自民党もヤジってますよ、たくさん、そっちに言ってください。)・・・・(枝野自民党もヤジってますよ。自分の時だけヤジを責めるのやめてください)・・・野党理事総理に答弁させてください)(河村:ご静粛に、今答弁してますから・・・枝野さんいいですか、はい。あのお答えをいたしますが、つまり基本的方針総理大臣として決定をするわけでございます。そういった会議で決定をした事項に関してはまさに総理判断として、リーダーシップをとって進めていくのは、政府一丸となって進めていくのは当然のことで、あろうと、思います。私が意図していないこと、あるいは私的なことについて総理意向だと、私の秘書官が振り回すというのはありえないとこのように考えております。」

枝野

「前段の8割の話は当たり前の話で、そんなこと聞いてません。最後のところだけ答えてくれればいいんです。総理意向かどうかわからないことを勝手秘書官がいうということはない。それでは、愛媛県、の文書は、どっかの誰かが嘘をついたということですか。」

安倍

「あの、いわば、愛媛県、の文書についてはですね(答弁書を読み始める)私としては、えー県の文書についてコメントする立場にはないわけで、ございますが、(議場:はぁー?)えー(ここからコピペ。)私は部下を信頼して仕事をやっているわけでありまして、えー総理秘書官在任中もそうでありましたが、柳瀬元秘書官発言は、私は元上司として信頼をしております。その上で、愛媛県作成した文書について国としてコメントする立場にはございません。えー昨年もですね獣医学部の新設をめぐる、これは省庁間、県と国ということではなくて、省庁間に置いて、やり取りが言った言わないと水掛け論に陥り、まぁこれが国民的な、議論を招く、大きな要因となったわけでございまして、そのため本年3月に特区基本方針を変更し、第三者の加わらない、省庁間の調整プロセスについても、当事者合意した議事録、の作成など、運用改善を行ったところであります。えー県の文書管理についてコメントする立場にはございませんが、政府としては今後とも国民疑念を招くことがないよう、正確性を確保するための努力をしてまいりたいと考えております。」

枝野

「ご自身で言っていただきましたから、昨年は、えー文部科学省文書の中に、官邸の最高レベルが言ってること、と今回も登場する内閣府藤原豊氏の発言がありました。官房長官最初怪文書のようなものと言いましたね。怪文書のようなものだったんですか」

「当初、私最初に見たときには手元も何もなかったものですから。そのように私は発言しました」(答えてないねー)

枝野

「だから結論怪文書のようなものだったんですか。文部科学省ちゃんとして文書だったんじゃないですか」

「いや、だって、示されたものについて出所を書いてないんですよ?どこが書いたか、書いてない文書でありましたから、私はそのように申し上げたんです。で、結果として、文科省の中にあったということです。」

枝野

文部省おっさんだね、愛しい)の中に、官邸の最高レベルが言っていること、という発言が記録されていたんですよ。それだけでも、藤原さんが勝手に言ったのか文部科学省勝手に書いたのか。二つに一つなわけです。今回は、愛媛県文書の中に、柳瀬、当時の秘書官が、本件は首相案件と言ったと、する文書がある。内閣府藤原審議官公式ヒアリングを受ける形で進めていただきたい、という記述もある。別の機関文書に、それぞれに、総理、あるいはその周辺がこの期間にコミットしていたことを示す、文書が残っていたんですよ。これ、じゃあ、愛媛県担当者が、聞いてもないこと書いてるんじゃないですか。じゃなければ柳瀬さんが嘘ついてるか。どっちかしかないんですよ、違いますか、総理

安倍

「あのー先ほど申し上げましたようにですね、愛媛県作成した文書について、国としてコメントする立場にないわけでございます。そしてその前に、内閣府文科省についての文書で、言った言わないがあったわけです。そこでですね、かっこづきで発言引用する場合には、本人に確かめてですね、その上で残しておく、これがまさに議事録というもの、でございます。つまり、いわば、当事者合意した議事録作成など、運用改善を行っているところであります。改めて、県の文書管理についてコメントする立場にはございませんが、政府としては今後とも、国民疑念を招くことのないように、文書の正確性を確保するための努力を行っている考えであります。」(国と会議する機会のあるみなさーん、音声データ消したらまずいことになる可能性がありますよー)

枝野

「聞いたことに答えていただいておりません。論理的に、柳瀬さんが嘘をついているか愛媛県担当者が聞いてもいないことを書いたか、二つに一つじゃないですかと聞いてるんです」

安倍

「これは、今お答えをしたようにですね、愛媛県の、えー、が作成した(紙を読む)文書評価について、国としてコメントすることは、(議場騒然、野党理事委員長席へ)できないわけでございまして、他方ですね、(河村枝野さんが、枝野さんが)私は部下を信頼しているわけでございまして、えー総理秘書官在任中もそうでありmしたガー、柳瀬秘書官発言を私は信頼をしているところでございます。昨年もですね獣医学部の新設をめぐる、これは省庁間、県と国ということではなくて、省庁間に置いて、やり取りが言った言わないと水掛け論に陥り、まぁこれが国民的な、議論を招く、大きな要因となったわけでございまして、そのため本年3月に特区基本方針を変更し、第三者の加わらない、省庁間の調整プロセスについても、当事者合意した議事録、の作成など、運用改善を行ったところであります。えー県の文書管理についてコメントする立場にはございませんが、政府としては今後とも国民疑念を招くことがないよう、正確性を確保するための努力をしてまいりたいと考えております。(野党理事が抗議する中、同じ答弁書を読み上げる根性ちょっとすごい)」

野党理事野党激怒速記止まる)

河村

枝野くん、枝野くん、質疑を続けてください。質疑者は質疑を続けてください。総理は質疑をしまたから。噛み合ってないかは外の人がいうことじゃありません、質疑者がやってください(委員長職務放棄

枝野

委員長、あるいは国民のみなさん、(略)官邸で柳瀬秘書官にあったという愛媛県と、あってないという柳瀬さんのどっちかが嘘ついてるに決まってるでしょ。どっちか一つに決まってるでしょ、委員長どう思うんですか。答えてください」

河村

「私が答弁することではありません。安倍(」

安倍

「4月2日の件についてはですね、昨年7月閉会中審査においてすでに、柳瀬秘書官から答弁があった通り、でございます。昨日の報道についても、柳瀬秘書官自身が、そうした発言をすることはありえないとコメントを出している通りでございますそもそもそもそもこれまでもなんども、繰り返し述べてきた通り、国家戦略特区プロセスは、ワーキンググループ特区諮問会議といった(枝野:余計なこと言わない!)、民間有識者特区諮問会議を経て、決定されたもの、であります。えーその上で、今回の改革プロセスを主導した、八田座長含め、民間有識者の方々は、口を揃えて、一点の曇りもないと、繰り返し、述べており、関与はなかったことは、明らか、であります。当時の山本大臣もですね、特区担当自分が、陣頭指揮をとって、全て判断しており、官邸関係ないと答弁をしている通りであります松野文部科学大臣も、官邸に対して、国家戦略特区に関して、なんら指示がなかったと明確に答弁をしているところ、であります(読み上げ終わり)。今までのプロセスとの関係において、申し上げている通り、でありまして、その点から、私は部下である、柳瀬ーえー当時の秘書官について、信頼をしているということで、ございます。」(野党理事はずっと時計を止める要求をしている)

枝野

おかしいでしょ、委員長、今事実上、柳瀬さんは本当のことをいっていると、愛媛県は嘘の文書を作ったと言ってるわけですよ。委員長国民の皆さんも、これほとんどの皆さんが、すでに総理が嘘つきだとわかってらっしゃると思いますが、愛媛県が嘘ついてるのか、柳瀬さんが嘘ついてるのか、柳瀬さんはこれまで参考人ですから証人として、柳瀬さんを証人として呼び、そして愛媛県担当者証人として呼び、二人並べてここで話聞くしかないじゃないですか委員長。」

河村

「本件につきましては理事会で協議をさせていただきます

枝野

委員長あなた認識を聞いてるんですよ、委員長あなたどう思うんですか、今の裁きおかしいですよ。聞いてもないことを長々と答えさせて、聞いたこと答えさせないで、時計も止めないで、あなたはどういう認識なんですか」

河村

「私の、私が答弁することじゃありません。理事会で協議します」(職権で開けちゃうし、参考人委員長職権で呼べちゃうって昨年決めちゃいましたからねー。)

VS玉木雄一郎

玉木

安倍総理大臣が、加計学園獣医学部の創設について初めて知ったのは、昨年の1月20日ですか。」

安倍

そもそもですね、繰り返し申し上げておりますが、国家戦略特区プロセスは、ワーキンググループ特区諮問会議といった、民間有識者が主導する特区諮問会議を経て、決定されたもの、であります。えーその上で、今回の改革プロセスを主導した、八田座長含め、民間有識者の方々は、口を揃えて、一点の曇りもないと、繰り返し、述べており、関与はなかったことは、明らか、であります。また当時の山本大臣もですね、特区担当自分が、陣頭指揮をとって、全て判断しており、官邸関係ないと答弁をしている通りでありまして、前川事務次官も含めて、私の指示があったという人は一人もいないわけでございまして、私が関与していないことは明らかでありまして、私がいつ知ったかということは、今までに答弁した通りであります。」

玉木

「いつですか」

安倍

「えーこれはですね、繰り返し、答弁をしてきた通りでありまして、国家戦略特区制度誕生をし、平成27年11月から私が議長を務める国家戦略特区諮問会議において、今治市特区指定に向けた議論が進むなかで、まず私は今治市獣医学部を新設する要望があることをしったわけであります。最終的には昨年1月に公募を行い、事業者から公募があったわけで、その後、分科会でのオープン議論を経て、その後、1月20日に諮問会議が開かれ、その際私は加計学園計画について承認したわけでございます。」

玉木

「答えてない」

安倍

「明確に答弁してますよ。後ろのヤジがうるさいから聞こえなかったんじゃないかと思いますよ。丁寧に(さっきの繰り返し)承認したわけでごじゃます

野党

承認は違うだろ」

安倍

すみません承知をいたしました。」

ごめん、もう疲れたから要約するけど、玉木さんは、構造改革特区の時には知ってたんじゃないかと聞いてるんですよね。計画について知った、と答弁してるんですけど、獣医学部の新設の意思を知ったのはいつかと聞かれて、前はそれも17年1月だと言ってたんだけど、今回は何回聞いても答えないから訝しんでるわけ。

そんで、ゴーストライター佐伯耕三秘書官と思しき人が、「シンプルに言ってんだろ」みたいな感じのヤジを飛ばして、玉木が怒るわけだけど、安倍の「ヤジではない」とかいう時の情けない顔よ。ゴーストライターの書いたコピペ以外はしゃべるなというお達しが出てるんだと思うけどね。ゴーストライター退場させられたら困るよねー。質問とズレてようが、ひたすら5つくらいの答弁書の中から一番マシそうなのを選んで読み上げるだけ。

 本当にペッパーくんでも務まりそうですね。。。。

2018-04-10

[]安倍加計学園獣医学部新設したいというのを知ったのは17年1月」

 国会ウォッチャーです。

 いやー。森さんの言ってたやつ。直球でしたね。

 誰も表題は信じてないと思うけど、みーんなが「どーせ嘘だろ」と思ってるの、すごいことだと思います

2017年6月5日の主張

平山佐知子

「(略)質問だけにお答えいただけると有り難いと思います時間が限られておりますので。今、大親友だというふうにお答えいただきましたけれども、そうすると、大親友である加計さんがずっとこの獣医学部を新設したいという思いであったということは当然ながら御存じでいらっしゃいましたよね。

安倍晋三

「これは、安倍政権になりましてから国家戦略特区に、その申請今治市とともに出された段階で承知をしたわけでございます。それ以前から、それ以前から例えばこれは福田内閣とき申請が出され、これは対応不可とされたわけでございますが、その前年、構造改革戦略特区はあったわけでありますが、その一年前は安倍政権でありますが、そのときには出されていないわけでございます。(略)」

2016年6月4日申請時点のことと思われるけれども、この時はまだ最初申請時に加計学園の名前が入っていてはいけないことを知らない模様。日付も聞いておくべきだったねー平山さん。相手は嘘つきなんだからさ。

2017年6月16日の主張。

福島みずほ

総理加計学園の加計孝太郎さんが今治市獣医学部をつくりたいというのは、いつから知っていましたか。」

安倍

 「これは、安倍政権においてこの申請について受け付けてはおりません、安倍政権においてはですね。安倍政権の後、福田政権において申請を受け付け、しか対応不可となったというふうに承知をしておりますが、安倍政権においては、第一安倍政権においては受付も受けていないわけでございます。そのことは明確にしておきたいと思いますが、その後にこうした形で、当時も自民党政権でおりましたから、この特区については安倍政権としても取り組んでまいりましたので、当時は国家戦略特区ではなくて構造改革特区であったわけでありますが、そこで申請されたということについては私は承知をしていたところでございますが、その後に当然、私は議長を務めておりますから国家戦略特区申請をすれば私の知り得るところになるということでございます。」

2017年7月24日の主張

安倍

「(略)構造改革特区について加計理事長申請をしていたわけでございます安倍政権においても四回申請をされ、民主党政権最後申請され、そしてその判断をしたのは、安倍政権であったものを入れると五回でございますが、五回とも我々は事実上認めていないわけでございます。そこで、この構造改革特区については説明がございますが、いわば事実上、十数通の申請がございますが、認めていないものでございますので、私はそのとき説明は受けていないものでございます

 ですから、この加計学園の申請正式に認められた国家戦略特区諮問会議において、私が知るところに至ったわけでございます。」

大串博志

 「正確にお答えください。いつですか。」

安倍

 「これは、一月二十日に加計学園の申請正式に決定したわけでございます。」

大串

 「もう一度お尋ねします。加計学園が申請しているということを、ことしの一月に、認められたときに初めて知ったということですか。」

安倍

 「先ほども申し上げましたように、私は知り得る立場にはあったわけでございますが、しかし、そのことについての具体的な説明は私にはなかったわけでございまして、知った時期については今申し上げたとおりでございます。」

大串

 「総理、本当に、加計理事長獣医学部新設を申請していたということ自体を知ったのが一月の末だとおっしゃるんですか。私、ちょっとにわかには信じられないんですよ。といいますのは、去年の秋以降、国家戦略特別諮問会議二十三回、二十四回、二十五回、これは総理が出席している会議ですよ。総理が出席している。その間にワーキンググループも開かれて、そこで各関係からヒアリングもしているんですね。その結果も含めて、諮問会議で、総理も出たところで議論をされているんです。にわかに信じがたい。もう一度お答えください。いつ総理は、加計学園の理事長申請しているかということを総理の頭の中で認知されたんですか。

安倍

 「先ほど答弁をさせていただいたところでございますが、いわば今回の申請今治市ということでの議論になって、国家戦略特区はその議論でございまして、そこで、事業者はその段階で決まっていないわけでございます。その観点から、いわば先ほど申し上げましたとおりでございます

2015年4月2日 柳瀬唯夫首相秘書官(当時)

「本件は、首相案件となっており、内閣府藤原次長公式ヒアリングを受けるという形で進めていただきたい。」

国家戦略特区でいくか、構造改革特区でいくかはテクニカル問題であり、要望が実現するのであればどちらでもいいと思う。」

同日 藤原豊内閣府地方創生推進室次長(当時)

要請の内容は総理官邸から聞いている」

「これまでの事務的構造改革特区とは異なり、国家戦略特区手法を使って突破口を開きたい」

ちなみに出席者は、朝日記事で巧妙に隠してある、報告・伺の方に書いてあると思われるけれども、

愛媛県政策課長以下3名、今治市職員の他に、加計学園の事務局長のWさん、学部長予定者だったY教授加計学園相談役Tさんがいるはずなので、残念だけど、加計学園は公募前だから、知らないから、っていうのはさらに厳しくなる書類だと思われますけどねー。

総理が知らないことを首相秘書官勝手暴走して、勝手内閣府段取りつけたけど、当然総理には報告していないですね。安倍総理に報告するなんてとんでもないことですよ。個別案件については関知するわけがないじゃないですか

そもそも出所もわからない紙に政府はいちいちコメントしないし、怪文書のようなものではないでしょうか(棒)

いやー明日予算委員会集中審議ではどんな説明がされるんでしょうか。おらわくわくすっぞ。



そろそろ総理大臣自身証人喚問必要なんじゃないでせうか。

2018-04-05

[]今こそ振り返る野村不動産への「特別指導問題

 こんにちは

 もう財務省改竄問題をぼやけさせるために、不祥事連発してるのかってレベルにこの国のガバナンスはぶっ壊れているような感じな今日この頃いかがお過ごしでしょうか。

 その中で野村不動産の「特別指導問題は、わかりやすさに欠けるためか、ちょっと注目されていないので、明日厚生労働委員会集中審議に先立ち、野村不動産への「特別指導問題をまとめておこうと思いましたまる

事実関係政府の「公式見解

時系列

2016年 9月 野村不動産企画業務裁量労働制違法適用されていた社員自殺

2017年 9月 労政審政府諮問した働き方改革関連法案に関し概ね妥当答申

2017年 11月17日 実施時期(黒塗りのため詳細不明)を含めて、加藤勝信厚生労働大臣に、勝田智明東京労働局局長社長適正化指導し、公表することを報告

2017年 11月22日 野村不動産企画業務裁量労働制実態について、東京労働局長が加藤大臣に報告

2017年 12月1日 東京労働局長が定例記者会見で、12月26日にプレゼントがあるから是非来て欲しいとアナウンス

2017年 12月22日 東京労働局長による特別指導の内容、12月26日の定例会見で公表することを加藤大臣に報告

2017年 12月25日 野村不動産東京労働局から特別指導」、東京本社関西支社など全国4拠点是正勧告

2017年 12月26日 東京労働局勝田局長記者会見で、野村不動産特別指導したこと公表是正勧告したことについても野村不動産公表していることから、認める発言 

      同日夕刊から翌日朝刊にかけて、各紙が、特別指導、「是正勧告」について報道

      安倍総理大臣特別指導を行ったことを報告したとされる(資料が出ていないため詳細は不明

2018年 1月29日 大西健介議員から野村不動産裁量労働制違法適用をしていたこから、新しく拡大する課題解決型開発提案業務に対する裁量労働制にも違法適用が起こるのではないかとの質問に対し、加藤大臣が、「野村不動産においては企画業務裁量労働制対象とされた労働者の大半において同制度対象業務に該当しないということで」特別指導を行ったと答弁。安倍総理も、野村不動産は、法の趣旨を逸脱していたが、それに対しては特別指導を行った、と答弁

2018年 3月4日 朝日新聞が、野村不動産過労死自殺があり、前年12月26日に労災認定されていたことを報道

2018年 3月5日 石橋通宏議員からの、過労死について、安倍総理加藤大臣が把握していたかという質問に対し、二人とも知らなかったと答弁

2018年 3月30日 東京労働局局長が、特別指導をした理由、経緯について説明を求めるマスコミに対し、回答を拒否し続けた上、「なんならみなんさんのところ行って是正勧告してあげてもいいんだけど」と発言

2018年 4月3日 野党ヒアリングに対し、特別指導法的根拠はないと回答。勝田局長は、野村不動産への是正勧告したことをは公表していないと、野党議員に対して説明

2018年 4月4日 集中審議の中で、加藤厚生労働大臣が、重ねて「記者会見の中で是正勧告労働局として認めた発言はなかったと認識している」と答弁

      同日夕刻、記者会見音源文字起こし新聞社も所持)が厚生労働委員会理事会に提出。是正勧告について、12月26日に、「野村不動産が26日にホームページ公表しているのだから、25日までにはとは言える」との趣旨発言確認される。3月30日にも、マスコミから確認され、認める発言

政府公式見解

個別過労死について、大臣に報告が上がることはないため、加藤厚生労働大臣安倍晋三総理、ともに、過労死自殺については知らなかった。

特別指導法的根拠厚生労働省の設置法第4条第1項41号「労働契約賃金の支払、最低賃金労働時間、休息、災害補償その他の労働条件に関すること」

野村不動産への特別指導を行った理由は、同社の裁量労働制運用が、法の趣旨を逸脱し、社会全体の遵法状況にとって問題があるため

特別指導を決定したのは勝田局長であって、決定時期は実施の一週間前。

・12月26日のプレゼントは、ボクシングデーにちなんで。特に特別指導のことを言っているわけではない。

蛇足:26日記者会見より

記者プレゼントの中身は

局長プレゼント、もう行く?やります?じゃやろっか。

記者:みなさん待ってます

局長:じゃあやりましょう、プレゼントっていうほどいい話じゃないんですけど、資料今お配りしますけど。野村不動産株式会社に対して特別指導を行いました。)

朝日記事に詳しい

https://www.asahi.com/articles/ASL4502FBL44ULFA033.html

特別指導」という法的用語があるわけではない

 是正勧告公表する基準平成28年1月の通達で、労基関係法令違反について、送検された事例、または3か所以上の営業所について是正勧告を繰り返し受ける、あるいは過労死引き起こした事案、と定められています特別指導の何が特別だったかというと、過労死なり複数是正勧告なりの根拠正式に認めていないのに、労働局公表した、ということです。労働行政自らが自分たちの定めたルールを逸脱してでも公表するべき重大事案だと考えたため、公表した、としているのですが、野村不動産側としては、著しく社会的信用を失墜される行為ですから、なぜうちだけ?という気持ちが残るのは当然でしょう。外形的ルールを明示し、それに則って初めて行政処分公平性担保されるのですから、今回の特別指導自体問題だと言えます。これを局長独断でやった、というのは一見、良いことのように思われますが、行政処分執行者が、恣意的処分を行う、行わないことを決定すること自体問題です。野村不動産を、企画裁量労働制適用違反ということで公表するのであれば、同様の事例は全て公表すべきです。

東京労働局長、厚生労働省厚生労働大臣はなぜ嘘をつかなければならないのか

 上の時系列を見ていただければ後半の支離滅裂、すぐバレる嘘をなんで国会で答弁するのか、と思われると思いますが、その理由上記した法的根拠のない特別指導自体、行ってはいけなかったことを全員が知っていたからだと思います。また是正勧告を行ったことを、公表するのはまずいということはみんなわかってた。だから是正勧告をしたと公式には認めていない、といわざるをえないわけです。それでも、この特別指導したことアッピールしたい人がいたんだね、しょうがいね

 まず政治の関与を全てなかったとしてしまえば、今回の事案は別に複雑なものでありません。

1.野村不動産過労死自殺が発生し、遺族が労災申請労働局がそれを調査した結果、違法労働条件適用が行われていたことが発覚

2.所轄の労働基準監督署が野村不動産の各場所に対して是正勧告を行う

3.労働局長が、基発0120第1号に基づき、過労死引き起こし企業経営トップに対して、直接指導し、その事実公表

という流れであれば、全く正当な行政手続きです。

 労働局絶対過労死事実を知っています。なぜなら是正勧告だけではなく労災認定もしているからです。ではなぜ過労死を知っていた、という事実大臣に隠して、特別指導をして公表することを報告したのでしょう。なんででしょうねーさっぱりわからないですねー(棒

 たまたま東京労働局長がたまたま今まで一回もやったことがない、過労死などをともなわない労働条件違反の事例に対する特別指導をやろうと計画して、たまたま大臣過労死事案であることは隠して報告し、たまたま政府裁量労働制の条件拡大をしようとしてて、たまたま質問されたから、たまたま知っていた特別指導をやった事例があるからちゃん監督できるよってアッピールしてたら、朝日がすっぱ抜いちゃったけど、当然労働局長が独断でやったことであって、過労死事案であることを知っていながら大臣への報告を怠っていたから、当然加藤大臣と安倍総理無罪ですよねーそうですよねー(棒

 勝田局長は多分更迭されるけど、その理由は多分舌禍が理由とされるところで、民間人になられたか国会招致はできない、にするんじゃないですかね。明日呼ばれなければ。

 まぁ邪推すれば、野村不動産に、過労死のことは隠しておいてやるけど、公表はするからね、ぐらいのことを言っていたことがのちに出てきても驚かない。

 まー特別指導から公表をやるって報告してきた段階で、記者ですら疑問に思う法的根拠について思いが至らなかった時点でもう終わってるわけですけどね。

政治家を免責するためにガバナンスがぶっ壊れてることにしている政府

 日報隠蔽財務省公文書改竄、今回紹介した特別指導の話、共通しているのは、政治家は報告を受けていない、官僚勝手にやったっていうストーリーになっているというところ。

 この特別指導問題に関する対応正当化するためには一応概ね2つの方策があって

1)過労死については、政府は把握していたから、通達に基づいた手続きである社名公表について報告を了承したが、過労死については個人情報保護的な意味で(棒)伏せた。

2)過労死については、政府は把握しておらず、通達に従っているか是正勧告したこと公表はしていないし、特別指導は、東京労働局長が裁量労働制違法適用によってのみ行ったもので、労働局長はその恣意的権限特別指導を行うことができる。

普通感覚をしていたら1だと思いますけど、1だとすると、裁量労働制違法な拡大を過労死が起きるまで把握できていなかったことになるのにも関わらず、過労死であることを表に出さず、適正な労働監督が行われていたことを示す事例として使っていた卑劣行為であることが明らかになってしまうので、誰がどう考えてもありえないシナリオで、地方労働局長がその独断で、何の法的根拠もなく、社名を公表する指導する権限を持っていることにしたんですねぇ。前者は政治家が人格的にクズなだけですが。後者の方が政府の在り方としてはまずい。しかも記録が残ってる発言矛盾しまくりハマグリ

 もう政治家が関与しててもガバナンスがぶっ壊れてても、どっちに進んでも地獄なんですけど、せめて政治家の関与だったら、挿げ替えたら解決するんでまだ話が早いわけですが、政治家は絶対関わってないわけだから、やっぱり安倍政権官僚コントロールが全くできていないし、官僚が嘘ついても全く見抜けない無能であるということにしたいみたいだから、どっちの地獄を選んでもらってもいいから早く辞めてもらって、第三者による調査を実行していただきたいものですわね、オホホホ。

今は懐かしい1月29日の勇姿

大西

略)野村不動産の例は、まさに今回問題になる企画業務裁量労働制なんです。それで、この野村不動産は、中堅社員であれば、裁量を持たせて企画提案型の事業を推進できると判断したと説明していて、課長代理級以上に昇進した約六百人に裁量労働制適用していた。まさに、現状においても濫用されているんですよ。そして、ここでも弁護士の方がこういうコメントを寄せていますけれども、裁量労働制は、一度導入されると濫用が表面化しにくい制度だ、特に企画業務型は対象業務定義が難しく、専門業務型よりもわかりにくい、本人同意必要といっても、真意によるものなのかどうなのか疑問なケースもあると述べています。今回、政府は、この企画業務型の対象を拡大して、まさにここで野村不動産違法適用しているように、一部営業職に拡大しようとしているんですよ。そんなことをすれば、現状でも濫用があるのに、定額働かせ放題を許すことになるのは私は火を見るより明らかだというふうに思いますけれども、総理、そのようにお思いになりませんか。

加藤

 まず、今の野村不動産の件は東京労働局特別指導を行ったところでありまして、また、実際、野村不動産においては、この企画業務裁量労働制対象とされた労働者の大半においては同制度対象業務に該当しないということで、それにのっとって対応を行ったところであります。(略

自分から言い出しているところがポインツ

大西

 略)もっと言えば、裁量労働制適用違法無効だということがわかっても、わかったらどうなるかというと、本来支払うべきであった残業代を払えばそれで済んじゃうんです。だからブラック企業は、やろうと思ったら、見つかったら、ああ見つかっちゃったといって残業代を払えばいいんです。だから、それはもう届出して、協定書を届けたら、そこはチェックはすり抜けちゃうわけですから。実際には対象業務じゃない営業やらせたって、これは外から見たらわからないんです。だから、私は、やはりこれは、一旦導入されると濫用に対する歯どめというのがなくて、しかもそれが表面化しがたい、しにくい、そういう制度だというふうに思いますけれども、最後、厚労大臣じゃなくて総理、そう思いませんか。働かせ放題になると思いませんか。

安倍

 略)対象業務法律上明確にしたことにより、営業全般に拡大されるといった懸念払拭されるものと考えています。万が一、本来対象にならない業務にこの制度適用していた場合には、労働基準監督署において厳正に対処していく考えであります。なお、野村不動産においては、本来制度対象にならない個別営業活動等を担当している方までも裁量労働制対象として扱っていました。法の趣旨を大きく逸脱していたこから、昨年十二月東京労働局長が特別指導を行い、公表を行ったところであります政府としては、制度が適正に運用されるよう、今後とも指導を徹底してまいります

 (どう考えても過労死が出てから初めて取り締まった、つまり手遅れだった野村不動産のことを好事例として扱っている・・・つおい

続きはトラバ

2018-01-10

anond:20180110132751

時効?もし法律論の話をするなら、2015年合意で少なくとも政府間では最終的かつ不可逆に解決されていることに議論余地はありません。そのあと、韓国政府検証委員会を立ち上げ、諮問を受けたとしても、その諮問対応した行動はとれないのだから文字通りの意味無意味です。両国感情への悪影響は確実にありますが。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん