はてなキーワード: 好きな人がいることとは
タイトル通り。
ソシャゲやってると「特定のハッシュタグがついたツイートをRTやいいねでポイントゲット!ためたポイントをゲーム内アイテムと交換しよう!」っていうキャンペーンあるじゃん?あれ。
私はあのキャンペーンが本当に嫌いだし、心の底から嫌っているのでちょっと話を聞いてほしい。
あ、もちろんそういうキャンペーンを好きな人がいることは否定しないし、嫌いになれとは言わない。私が嫌いな理由を列挙しているだけ。
キャンペーンの具体的な参考例) https://www.rooot.biz/post/fan_marketing_ugc
まず、「やらない人が損をする」キャンペーンであることが許せない。
公式アカウントのキャンペーンって、他には「この投稿を拡散してooRT/xxいいねでアイテムゲット!」とかがあると思う。あれは許せる。
なぜならSNSをやっていてもいなくても、「全てのユーザーが恩恵を受ける」から。全員が得をし、誰も損しない。
(SNSをやっていないユーザーがフリーライダーであるというデメリットはあるけれど、SNSをやっているユーザーがことさら得をしているわけではないので個人的には許容)
でも、この「RTやいいねでポイントゲット」キャンペーンだと、「やってない人間が損をする」仕組みになっている。SNSをやっている人間が、毎日コツコツポイント積んで、ポイント貯めて、交換までして、やっと得をする。
そもそもとして、該当のソシャゲをしてるユーザーが全員SNSをやっている前提でキャンペーンを組むな。
そして、SNSをやっていたとしても、話題に出さずにプレイングするようなアカウント運用をしている人間だったら?
そんなユーザーが、急に今まで話題にしなかったゲームのよくわからないハッシュタグがついた投稿にめちゃくちゃ反応するようになったら、その人のフォロワーは迷惑じゃないか?
ゲーム用アカウントのない私は、興味ないゲームの話題でフォロワーに迷惑をかけるのが毎回本当に忍びなくてつらい。
あからさまにゲームっぽいプロフィールでもない私が、「やらないと損をする」から、期間中毎日そのゲーム以外で、普段全く交流のない知らない人の投稿に反応する作業を数日分日課としてこなすの、キツい。
期間中がどのくらいかというと、たとえばさっきあげたリンク先のサンプルでは16日だったし、前自分が参加した(せざるを得なかった)キャンペーンも2週間近くだった。
(ちなみにそのキャンペーンに対して、攻略サイトのコメント欄でそこそこの否定的なコメントがつき、2回めは5日間に短縮された)
で、さらに、キャンペーン対象のソシャゲしかやってないならまだしも、ソシャゲをかけもちしてるユーザーはデイリーミッションが増えることになるわけで。
でも、ユーザーに「SNSアカウントを準備して」「毎日コツコツポイント積んで、ポイント貯めて、交換させる」、ゲーム以外に余計な手間を増やすキャンペーンを心の底から嫌っている。
(ごめん中身は読んでない。またいつものメンバーが争ってるんだろうし)
人間の本能的な営みだしなんていうか根本的に人類にとってはポジティブ?なものと言えると思う。
死、恐怖、病、怪我、血飛沫…こうしたものは生物にとってネガティブなことのはず。
ホラー自体が怖くて嫌だしホラーというネガティブなものを好きな人がいることも正直怖い。
ホラー好きを公言する人は多いけど本来はムチで叩かれて喜ぶような隠すべき変態特殊性癖なんじゃないだろうか。
そりゃ一番ショッキングな場面やグロテスクな表現は見せないようにしてると思うけど映画館でもテレビでも普通にホラー映画の予告があるし(目を閉じて終わるのを待つ)ポスターもどこでも目に入る。
ビクッとするし嫌な気分になる。
街中にあふれかえる黒、オレンジ、紫の毒々しい色とガイコツやお化けやお墓のイラスト。
可愛らしくデフォルメされても死や恐怖のネガティブなイメージは付きまとうしリアル寄りのディスプレイが目に入ってビビったりする。
TwitterもといXでも流血メイクやら頭に刺さった釘やら血糊のついた包丁やらのコスプレ写真が流れてくるのがきつい。
ハロウィンは定着してほしくなかった……。
理解はできないけど消えろと言ってるわけじゃないです。
いや本音を言うと消えてほしいということになるんだろうけど、やっぱり表現の自由って大事だと思うし人の好きなものを尊重しないなら自分の好きなものも尊重してもらえないよねって打算的な意味もある。
お互いちょっとずつ許してもらってるって思えたらいいよね。
祝!今年のハロウィン終了!🥳🎉
数か月前までシェアハウスに住んでいた。男女混合約10人で生活していた。恋愛体質ではない私も閉鎖空間で気が狂ったのか、同じ家に暮らす一つ下の男性を好きになった。
彼とは意図せずとも顔を合わせることが多かった。同じ部屋で一緒に時間を過ごしたり、ほんの少し言葉を交わしたりしているうちに、単純接触効果か何かで惹かれたのだろう。いや、出会って数日で好きになっていたから本当は一目惚れの類いだったのかもしれない。
それはともかく、彼はゲイかもしれなかった。
詳細は割愛するが、セクシャリティ的に恋愛対象にならないかもしれないと知ったときのショックは大きかった。気持ちが報われる可能性はほぼゼロに等しいにもかかわらず、私はどんどん彼を好きになっていった。
もういろいろ考えるしかなかった。恋愛に奥手な私は、彼がノンケだったとしても自分から気持ちを伝えることはない。だったら彼が誰を好きになろうと結果は同じだ。というか「奥手」なんて言葉は誤魔化しにしかすぎず、本当は傷付くのを恐れて自分の気持ちに責任を持てないだけだ。
私と彼との間には言葉の壁もあって、伝えたいことを伝えることもままならなかった。いや、私は自分の内気な性格のせいにして、何かを伝えようとする努力すらしていなかった。これではもし彼の恋愛対象に入ってたとしても、私が選ばれることはなかっただろう。
同時に、彼が今までどんな恋愛をしてきたのか気になった。それこそ今の私みたいな、「好きになった相手の恋愛対象になれない」みたいな経験をたくさんしてきたのかもしれないと思って胸が苦しくなった。
しかし、何をどう考えても、この気持ちにどう向き合うべきかわからなかった。彼に触れたい気持ちと、この気持ちを言葉にしたら全てが壊れてしまいそうな恐怖が常に隣り合わせで何もできなかった。この恐怖心を彼のセクシャリティのせいにしていたが、こんなのはどの恋愛でも起こりうることで、本当はただただ自分が傷付くのを恐れていただけなのかもしれない。
ただ、彼は彼で自分を保つのに必死だった。ときどきどこかへいなくなってしまってものすごく心配した。自分が受け入れてもらえる場所を探しているような、常にそんな空気感で、私は彼を見て不安になることも多かった。
彼はいつも周りを見て、言葉を丁寧に紡いで、相手に安心感を与えるような人だった。でも彼自身はどこか不安げだった。私だけではなく皆、彼をどう助けていいのかわからなかった。だからこそ好きだと伝えられれば、全てを受け入れる覚悟ができている人間が側にいると伝えられればよかった。
結局、私は彼のことが好きなままシェアハウスを出た。お別れのバグをして、「出会えてよかった」とありきたりな言葉を交わした。またどこかで会えるかもと期待してしまうが、そんな偶然がないこともわかっている。会えなくなって約一か月、今もなんとなく彼のことが気になってしまって、まだ好きなんだろうなあと思う。
そういえば数年前にも一度、人を好きになったことがあった。会っていない期間が2年以上あったにもかかわらず、「偶然」を期待して3年も好きだった。偶然会えるわけでもなければ、自分からはアプローチしないと心の中で決めておきながら、それなのにずっと好きだったなんて自分でも到底理解できない。
前回も今回も、私は好きな人がいることを誰にも話していない。私が人を好きになるなんて、そんなことがあっていいのか、気持ち悪がられるんじゃないかとか笑われるんじゃないかとか、とにかく自分の気持ちが蔑ろにされる気がして誰にも言えなかった。
どうしてここまで傷付くのが怖いのか、なぜこうやって自分の気持ちばかりを守ろうとしてしまうのか、どうやったら一歩踏み出せるのか、そろそろ20代半ばに差し掛かるというのにそんなこともわからずに生きている。彼への気持ちをいつ成仏させられるのかはわからないが、おそらく今後また人を好きになったとしても、平然を装って日々を過ごしつつ、心の中で葛藤し続けるんだと思う。変わろうとしない自分が嫌いで、だからといって何をするわけでもない。こうやって甘えながら人生を終えるのかと思うとため息が出る。
彼の透き通った瞳が好きだった。結った髪が少し崩れているのを見てはドキドキした。脆くて複雑で儚くて、今にも目の前から消えてしまいそうな彼に触れたい気持ちでいっぱいだった。人種も国籍も関係なく、いつも私を私として見てくれている気がして嬉しかった。
まだ好きだと言いつつ、私は私の新しい日常を過ごすのに必死で、彼への気持ちを毎日毎日思い出しているわけではない。ぼんやりとした気持ちに実感がなく、「もしかしたら本当にシェアハウスで気がおかしくなっていただけかもしれないな」なんて思うときもある。でもなんとなく踏ん切りがつかなくて、やっぱり好きだなあと思いながらどうすることもできない。
はあ、好きだと一言伝えられたらよかったなあ。
近年、俺が良く遊んだ、面白かったゲームを並べてみると見事にMade In Japanがない。
俺はストラテジーゲーム、シミュレーション好きなので、現在の他のジャンルの事は良く分からない。
それでもAPEXだとか、Ghost of Tsushimaだとか、 最近でも面白いと聞くゲームには海外ゲームが多い。任天堂のタイトルを除くと。
だけど、日本製のゲームにストラテジーゲームには、PC、PS4他のコンシューマ機を問わず、心惹かれたタイトルは全くない。ただ、日本のゲームを遊んでない訳でも買ってない訳でもない。
信長の野望や三国志の最新版は買ったし、スパロボも、ファイアーエムブレムも、かつて好きだったシリーズなら、新しいのが出ればやってみているし、買ってるからこそ不満がある。
しかし、かつては違ったと思う。
子供頃は、FFT、サカつく、ダービースタリオン、カルチョビット、ファイアーエムブレム、スパロボなんかは楽しめていたし、好きなゲームジャンルを決めたくらいには好きだった。
古いゲームも遅れて遊んだけれど、遥かに昔の作品ですらタクティクスオウガ、フロントミッション、風来のシレンとか、今でもいいゲームだったなぁと思える作品も沢山あった。
でも、今はどうだろう。面白かったはずのシリーズも、面白くなくなってるんじゃないかと思う。
スパロボなんか、今でもシステムには全く進化もないし、戦闘難易度はかつてのシリーズ作品と比べてすら話にならない程簡単になった。
かつてであれば、1ミスで全てが台無しになって絶望していた風来のシレンも、シリーズを重ねて風来のシレン5にもなると、やりなおし草なんて糞アイテムのおかげでノーリスクでリセット出来る始末。
かつて好きだった日本の作品が、シリーズを重ねるごとに簡単になり、面白くなくなってるって例は他にもある。というか、自分が好きだったほぼ全シリーズがそうなっている。
ゲーム好きの印象としても、日本のゲームは全体的に、難易度が大きく下がってしまっているのではないかと思うがどうだろう?
それが、日本のゲームがつまらない理由なのではないかと思うんだわ。
それって結局は、ゲームでも苦労して頭を使う事を嫌うようになったからなんだろうか?
いや、高難易度で知られたゲームは、今でも一部の日本人には根強い人気がある。RimWorldの5chの攻略スレッドは、発売後何年も経った今も盛況だ。
日本のゲーム会社が開発力を失って、システムのアップデートを怠ってるんだろうか?
いや、ダークソウルシリーズなど、今でも世界的にも人気のある高難易度のゲームは出ている。その気になればいくらだって作れるはずだ。
供給する力もある、需要もある、そのはずなのに日本の戦略ゲームの代表格と言えば、鬼の様につまらないし、低難易度だし、
システムに全く進化がない信長の野望や三国志、スパロボで、今や、高難易度で緻密なシステムを持った戦略ゲームを作るのは海外の開発会社だ。
まぁ、その高難易度ゲームを求める国内需要が小さくて、初めから海外をメインにということが考えられないってのが答えなのだとは思う。難しいゲームを作っても売れないのでは作るはずもない。
それってつまり、多くの日本人はゲームですら苦労するのは嫌だ、ヌルく生きたいって思ってるって事なのかもな。
なろう系小説が良く売れてるのも同根な気がするよ。
なろうで育ってきた様な人が、今後もゲームを作る訳だから、日本のゲームはどんどん面白くなくなるんだろうか?ヌルくて萌え要素満載のゲーム(ウマ娘みたいな)が喜ばれる様になるんだろうか?
だけど、一方では海外のストラテジーゲームは高難易度で面白いが、XCOMなんかはストーリーは驚くほど薄っぺらくて、感動の欠片もない。
だから、俺個人は今でもタクティクスオウガの様な世界観とストーリー、個性的で魅力的なキャラクターを持った、高難易度のゲームを期待してるし
アニメや漫画を見ても日本からは素晴らしい作品が出てくる土壌はあるはずと信じてもいるんだけどね
(追記)
ブコメ見ても、読んでコメントしてるとは思えないブコメも散見されるし、こんなところにも頭使うのを嫌う日本人が増えてる傾向が見えるように感じた。
(追記2)
susuharai そんなことよりGWにはOxygen Not IncludedかEndzoneやろうぜ、きっと気に入るよ。自分はRimWorldの最高難易度ランディをクリアが目標!
バニラのカサンドラの最高難易度を、コミットメントモードで、一人も死者を出さずに宇宙船飛ばせるけど、プレイは最適化の極致になるのでAIの行動パターンとか挙動を見極めて
各種の襲撃や生産活動込みで拠点を動線含めて完全に最適化しつくすくらい考えて行けばいけると思う。降下やトンネルをどうやってキルゾーンで受ける確率を上げるかとか
過剰な食料生産をしない様に在庫と資産管理を徹底するとか。Oxyはそのうちやりたいと思ってた。
(追記3)
主語がでかいだの、SLGは~なんていうが、アクションゲームでも同じだよ。
今よりもゲームへの慣れも早くて操作も上手かったはずの、もっと若いころにやった三国無双は、味方もバタバタ死ぬし呂布やら張遼やらに苦労してステージクリアしてたが
最近の三国無双なんて、呂布ですら弱くて微塵も苦労する要素なかったよ。バイオも最近のよりも2の方が大変だったし、シリーズものは全体的に易化してると思うわ。
JRPGなんて、そもそもかつても今も戦うコマンド連打で終わる脳死ゲーだろ。
ペルソナ4とか、古いファイナルファンタジーシリーズが、ストーリーとして良いとかBGMが素晴らしいとか、それは同意するし、ゲーム性以外の要素を好きな人がいることは分かる。
ペルソナやらクロノトリガーのサントラは、今でもよく聞いてる位好きだしな。
ただし、子供向けに子供が満足するレベルのトリックをふんだんに入れてるゼルダは別ってか、そもそも住んでる世界が違う。任天堂のゲームは、大人が遊んでも面白いが、大人の為には作られてない。
だがソシャゲなんかは極端な例だけど、課金する大人の為に作られているが、完全な脳死ゲーだ。日本人があれを有難がるのは、脳みそ死んでる証拠の一つだろ。
※まずお願いがあります。この増田はブクマしないでください。ホッテントリ入りしてしまうと関係者の目に触れてしまうからです。コメントはトラバでもらえると嬉しいです。
半年前から好きな人がいる。はてブの婚活関係のブコメ経由で知り合った、同年代のエンジニア男性だ。
私の親友は同い年の女性起業家。Twitterで知り合った7年前からの友達だ。
私はITベンチャーでの営業職……だったけど、コロナでの業績悪化のため試用期間で契約終了に。ただの無職だ。
親友と好きな人、このふたりが知り合うきっかけとなったのは、私の親が暮らすタワマンの大会議室で開いた少人数でのパーティーだ(コロナ対策済み)。
パーティーから2週間後。私は好きな人とデートした際、話の流れで告白してしまった。どうやら親友が、煮えきらない私たち二人の関係をじれったく思い、好きな人に関係進展をせっついたようなのだ。
「なんか、親友さんがやたらと増田さんとの進展を推すんだけど、僕はこのままの関係が楽しいと思ってる」「私は、あなたが好きなんです」という具合に告白してしまった。
好きな人からは「しばらく考えさせてほしい」と言われた。理由としては、私が無職であることが大きいとのことだ。彼自身も実家も割と裕福なはずだけど、だからこそシビアに判断しているのかもしれない。
その日の夜、「本当はこのタイミングで言うつもりはなかったので、今夜の告白は聞かなかったことにしてほしい」と私から伝えた。
やがて親友にも、好きな人に告白した旨を伝えると、親友から意外なことを伝えられた。
私の好きな人から、「僕、親友さんとは付き合ってみたいと思ってるんだよね」と冗談っぽく言われていたらしい。そのやりとりも見せてもらった。彼が親友に興味を持った理由としては、起業家としてしっかり仕事を楽しんでいるところが好みなんだそうだ。
親友は別に好きな人がいることもあり、私の好きな人とはそもそも付き合う気はないらしい。
マジか……ショックだった。彼が親友を好きなのもだけど、「親友に負けた」事実がショックだった。
こう言ってしまうのはアレだけど、そもそも親友よりも私のほうが顔は良いほうだし、私のほうが胸も大きいし、私のほうがモテてきたと思っていた。私のことを好きな男性が私の親友に相談に来ることは何度かあったけど、その逆はなかった。
あと、私も好きな人もお互い実家の家柄が似ていて裕福だし、共通の趣味も多く、脈もあると思っていた。そもそも親友と彼はまだ二人で出掛けたことはない関係だし、この二人はあまり共通する趣味もないと思う。
私は、彼とのデートでは毎回奢ってもらっていた。はてブで炎上した際もかばってくれた。タワマンでのパーティーの際も、片付けを最後まで手伝ってくれた。イケると思っていた。
……でも、よく考えたらおかしくはないのかもしれない。彼はスリムな人が好きだということをブコメにも書いてたので、巨乳の私より、痩せてる親友を気に入っても不思議ではない。
彼と私が知り合ったタイミングは、私の仕事がうまくいってない時期だ。もしかしたら彼の目からは、私は「親にマイペースに甘えてばかりのお嬢様」に見えていたのかもしれない。全額奢られていたのもワガママに思われていたのかも……。
そして、これまで恋愛より仕事を頑張っていた彼にとっては、起業家の親友のほうが親近感があるのかもしれない。恋愛経験少ないエンジニア男性は落としやすい、なんて思っていた自分がバカみたいだ。
……でも、それらが分かったら改善策が見えてきた。
コロナを言い訳にせず、少しは痩せよう。自分では大きい胸は好きだから、胸は残して痩せたいな。
ショックで食欲が落ちてるのを上手い具合に使い、適切に食事量や間食を減らそう。
そして私も、昔からの夢だった店を出すために頑張ることにする。無職になったのも、新しいことに挑戦できるチャンスだと思えばいい。それでも親にお金を借りることにはなりそうだから、好きな人からは「甘えてる」って思われちゃうかもしれないけど、さっさと返済して経済回しちゃうくらい、大きな組織にしていくぞ。
仕事の努力が恋にも直結する可能性が高い、というのは、捉え方によっては良いことだ。「自分より稼ぐ女は嫌」とか「妻には家にいてほしい」というタイプの男性を狙うよりもいいはずだ。
そうだ、私も彼も、もともとの趣味も家柄も近い。夜の公園で終電ギリギリまでおしゃべりを楽しむくらいには話も合うのだし、「増田さんと一緒にいると、見聞が広がって楽しい」とは何度も言ってもらえてる。私も収入以外のスペックが決して悪いわけじゃない。そこで、今よりスタイル良く、仕事もできる私になったら最強じゃない? あぁ、なんだか人生楽しくなってきたぞ。
連絡が徐々に途絶えて2年、未練はあったものの時間のおかげか辛い気持ちは薄れていった。
しかし向こうから連絡が来て、会ってしまったが最後、まだ好きだなって気持ちが湧いてしまった。
彼に好きな人がいることを知ってた、一年近く好きだったことも、告白する日も本人から聞いた。その告白をするまでの期間に沢山会ってしまった、ドライブも行ったし一緒にくっついて寝たりもした。まだ未練があると伝えたが、彼は私のことを友達としてしか見れない、諦めて欲しいと申し訳なさそうにいった。それでも私と会うと安心する、楽しいと思ってくれただけで私は幸せで、それに浸ってしまった。
告白の日、私の方がすごく緊張して何も食べられなかった。うまくいって欲しい気持ちと、うまくいかないでくれという気持ち。
彼の口から、好きな人にいいよって言ってもらえたと報告を聞いた時の気持ちはもうめちゃくちゃでした。聞かなきゃいいくせに聞きたいって矛盾した気持ちがよくなかった。
何が悲しいというと、多分私しかいないって勝手に独占欲を抱いていたこととか、彼の好きな人が可愛くて、話を聞いてたらすごく気立てが良くいい子で、私は何もかもその子に劣っていると感じてしまい、もう私といなくても楽しいって、ドキドキする気持ちは私じゃ絶対無理なんだろうなとか、彼女って立場の特別感が物凄く羨ましいのです。
文章がめちゃくちゃで申し訳ない、これは私が勝手に都合のいい異性が私の手元から離れてしまったとか、どうしようもなく、見るに耐えない執着心なだけです。
誰にも相談ができず、ただただ誰かに少しだけでも共感してほしくて、そうでなくてもどこかに吐き出したかっただけです。こうして私以外の、好きな人と楽しくこれからのイベントに胸を躍らせたり、少しのスキンシップでドキドキしてたり、楽しく連絡してるのかなとか、ずっとふとした時考えてしまい、辛い。ただ辛くて寂しくて、虚しいです。強欲なことですが、慰めのお言葉があると、救われる気持ちです。
連絡が徐々に途絶えて2年、未練はあったものの時間のおかげか辛い気持ちは薄れていった。
しかし向こうから連絡が来て、会ってしまったが最後、まだ好きだなって気持ちが湧いてしまった。
彼に好きな人がいることを知ってた、一年近く好きだったことも、告白する日も本人から聞いた。その告白をするまでの期間に沢山会ってしまった、ドライブも行ったし一緒にくっついて寝たりもした。まだ未練があると伝えたが、彼は私のことを友達としてしか見れない、諦めて欲しいと申し訳なさそうにいった。それでも私と会うと安心する、楽しいと思ってくれただけで私は幸せで、それに浸ってしまった。
告白の日、私の方がすごく緊張して何も食べられなかった。うまくいって欲しい気持ちと、うまくいかないでくれという気持ち。
彼の口から、好きな人にいいよって言ってもらえたと報告を聞いた時の気持ちはもうめちゃくちゃでした。聞かなきゃいいくせに聞きたいって矛盾した気持ちがよくなかった。
何が悲しいというと、多分私しかいないって勝手に独占欲を抱いていたこととか、彼の好きな人が可愛くて、話を聞いてたらすごく気立てが良くいい子で、私は何もかもその子に劣っていると感じてしまい、もう私といなくても楽しいって、ドキドキする気持ちは私じゃ絶対無理なんだろうなとか、彼女って立場の特別感が物凄く羨ましいのです。
文章がめちゃくちゃで申し訳ない、これは私が勝手に都合のいい異性が私の手元から離れてしまったとか、どうしようもなく、見るに耐えない執着心なだけです。
誰にも相談ができず、ただただ誰かに少しだけでも共感してほしくて、そうでなくてもどこかに吐き出したかっただけです。こうして私以外の、好きな人と楽しくこれからのイベントに胸を躍らせたり、少しのスキンシップでドキドキしてたり、楽しく連絡してるのかなとか、ずっとふとした時考えてしまい、辛い。ただ辛くて寂しくて、虚しいです。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 80 | 15918 | 199.0 | 51 |
01 | 66 | 6057 | 91.8 | 47.5 |
02 | 37 | 4332 | 117.1 | 56 |
03 | 21 | 5152 | 245.3 | 40 |
04 | 15 | 966 | 64.4 | 29 |
05 | 22 | 1814 | 82.5 | 60 |
06 | 36 | 2292 | 63.7 | 38.5 |
07 | 70 | 8518 | 121.7 | 33 |
08 | 71 | 5913 | 83.3 | 42 |
09 | 124 | 10742 | 86.6 | 45 |
10 | 135 | 10380 | 76.9 | 38 |
11 | 139 | 11075 | 79.7 | 44 |
12 | 145 | 13432 | 92.6 | 43 |
13 | 136 | 9854 | 72.5 | 39 |
14 | 135 | 10666 | 79.0 | 40 |
15 | 163 | 11674 | 71.6 | 29 |
16 | 137 | 11744 | 85.7 | 47 |
17 | 183 | 12417 | 67.9 | 47 |
18 | 186 | 14072 | 75.7 | 38.5 |
19 | 157 | 14700 | 93.6 | 44 |
20 | 130 | 9740 | 74.9 | 30.5 |
21 | 136 | 13610 | 100.1 | 31 |
22 | 182 | 25540 | 140.3 | 44.5 |
23 | 164 | 27245 | 166.1 | 45 |
1日 | 2670 | 257853 | 96.6 | 41 |
トラバスパム(6), CT(11), パルスオキシメーター(5), ミトコンドリア・イブ(4), 検体採取(3), 諮問(4), セイラさん(3), にぎわっ(3), 粉塵爆発(3), 理髪店(4), 緊急事態(119), インフル(68), 宣言(119), ロックダウン(19), クラスター(18), 医療崩壊(16), 見通し(14), 自粛(81), 休校(30), 肺炎(37), 補償(22), 要請(33), コロナ(269), インフルエンザ(24), 感染者(52), 外出(38), 感染(113), マスク(82), 新型(31), ウイルス(34), 風邪(28)
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そんな僕には好きな人がいる。同じクラスで入学当初から気になっていて5月には既に好きになっていた。
なんなら入学前からTwitterを知っていて顔も見たことがないのにツイートの内容がユーモアに溢れていて面白く、性別も分からなかったのに友達になりたいと思っていたほどだ。
彼女とは入学後すぐに仲良くなった。趣味もある程度合うと思う。当時これはワンチャンあるのではと心のどこかで思ってしまっていた。
彼女は音楽をやっていた。彼女の聴く音楽はすぐに好きになった。
僕の大学では一年生が主体になるお祭りがあり、そこでは有志で集まった一年生による劇が行われる。彼女はその劇のいわば主人公に抜擢された。
その劇の監督も相当彼女のことが気になっていたらしく、二人は仲を深めていき僕の入る隙間は無かった。
本気ならもっとアタックしろと言われるかもしれない。しかし当時の僕に彼と競り合って彼女を奪い取れる自身はどこにも無かった。
特に何の凄みもない、顔も全然カッコよくない僕は一浪して当時は1bitほどのコンプレックスを抱きながらなんとか大学に入った。
対照的に彼は僕と比べ物にならないほど頭が良く、雰囲気もいい、顔もいい、音楽にも堪能。
かくして二人は付き合った。
唯一の救いは周りの誰にも好意がバレていなかったので、二人とも仲良く友達としてやれたことだ。
毎週のように二人を含めた仲の良い友達で集まってご飯を食べて夜な夜な喋ったり、みんなで写真を取りに行ったり一緒に授業を受けた。
前で二人にイチャつかれるのは気持ちの良いものでは無かったが、幸せそうな彼女を見れて僕も幸せだった。
そんなこんなで僕も良い加減諦めて次のステップに行こうと決心し、秋〜年末ごろにはバイト先の女の子を好きになりかけた。
でも好きになれなかった。確かに可愛いし優しそうで愛嬌がある人なのだが、僕は彼女のことを諦めきれなかった。
年が明けると男の方が音楽に熱中するからか何なのか分からないが彼女とあまり連絡を取らなくなったそうだ。
僕は意味がわからなかった。あんなに仲良くしていたのに。お似合いなカップルだと思っていたのに。
二人ともあんなに幸せそうだったのに。こんなに呆気なく終わる恋愛もあるもんなんだな。
彼には非常に強い憤りを覚えて取り乱したこともあったが、後々冷静に考えて僕が憤るのはおかしいと思った。
この時僕は彼女にアタックしようと決めた。彼女の横顔、彼女の声、彼女の言動全てが愛おしく思えた。
3回目のデートで告白するというのが通例と言われる。僕もそう考えていた。
しかし、この一年でお互いのことはよく知っているし、これ以上先延ばしにしても意味がないと思った。
こたえは「考えさせてほしい」だった。
正直7割くらいいけるんじゃないかと思いあがっていた僕がバカだった。でも彼女は僕の思っていた何倍も真剣に考えてくれていた。
僕はもうこれは振られても良いやと思ったくらい嬉しかった。
・実はまだ彼とキッパリ別れられていないこと
・まだ彼氏として僕はみれないということ
正直に言ってくれて僕は嬉しかった。
その後も僕は誘い続け、彼女は二つ返事で応えてくれた。
僕のバイト先の飲食店に行った。すっごいサービスされて恥ずかしかった。
街にも繰り出した(まだコロナが耐えていた頃)。帰るのは日付が変わる頃になっていた。
真夜中にも通話しながらあつ森をした。
本当に楽しかった。彼女と一緒にいられるだけでこの上なく幸せだ。間違いなく世界一可愛い。
写真が大好きな僕は彼女の写真も沢山撮らせてもらった。僕より彼女を可愛く美しく撮れる人は居ないと思った。
でも本当に彼女が好きなんだ。
食べ物の好き嫌いは僕の歴代の友達トップだし、めっちゃ昼夜逆転しがちだし、すぐ引きこもってろくなもの食べなくなるし、そんなに真面目でもないし、たまに何考えているのか分からない。
でもそんな全てを引っ括めても彼女が大好きだ。
まだこたえはもらっていない。
僕から一方的な感じが否めない。彼女からLINEが来ることは殆どないし、何かに誘われることもない。
でもそんな感じがする。僕はどうすれば良いのだろう。
僕はそういうことは付き合ってからするものだと思っていた。けど男らしさがない僕は少しくらいそういうことをしても良いのかもしれないか。
恋愛って難しいな。。。こうやって手探りで見えない霧の中を進むのも悪くないかもしれないけど。
LINEの既読が付くだけでドキドキするし、返信が来ると飛び上がるほど嬉しい。
彼女と会う予定ができたらその為なら何でも頑張れると思える。
彼女は本当に何でこんなに可愛いのってくらい可愛いし、そこら辺の男が寄ってきそうで不安でしかない。
サークルの飲み会に行かれるだけでも嫉妬しちゃうし、とっても心配になってしまう。
【スペック】
まあまあ仲良い方だと思うけど、よく喧嘩する。
夫が短気で、よく怒る。私が思う夫の唯一の嫌なところ。私が怒ることはあんまりない。
【目標】
【はじめに】
色々と行動を変えてみて、効果がないならやめればいいし、
ジョングレイの本やルールズ、サレンダードワイフ、既婚メス力(神埼メリ)、溺愛理論など、新旧の男女関係にまつわる名著を徹底的に読み込んだ。
正直なところ、その手の本は男女平等やポリコレに反すると思う。
でも、正しいか正しくないかなんて個人的な私の生活には関係ない。幸せになるかどうか、夫婦の関係が良いものであるかの方がよほど重要なのだ。
①他人は変えられないということを肝に銘じる。変わってほしいと期待しない。他人を変えようとすると嫌われる。
→他人は変えられないということが魂レベルで自意識に落とし込めたので、「嫌われたらどうしよう😥」と思うことがなくなった。嫌われたら、愛されなくなったら、それまでだ。仕方がない。私が夫の感情を変えることはできない。やれるだけのことをやったら、あとは待つしかないのだ。→そう思うようになってから、変に縋ったりご機嫌取りをしないようになったので、逆に仲良くなった。
②怒りに影響されない。
その方が相手の怒りが収まるのが早い、というのが驚きだった。
売られた喧嘩は絶対に買わない。その方が長期的に見て得をする。
③感謝する、立てる。
これは、かなり力を入れたところ。
心の中で、『それぐらいやってくれて当たり前だろうが。死ねボケカス。』って思ってても、「夫ちゃん、ありがとう❤ほんと助かる❤」と言ってみる。人間には内心の自由がある。良くも悪くも、言わなければ心の中は他人には分からないのだ。
→実際もちろん、夫の機嫌が良くなるとか、優しくなるとか、色々と手伝ってくれるとかいう効果はかなりあった。しかし、それは予想の範囲内。私が驚いたのが、想定外の自分への影響だった。
夫に感謝をして些細なことでも褒めるように心がけていると、相手の良い面を探すことになる。それを続けていくうちに、本当に相手が良い人のように感じられるようになった。まさに、嘘から出た真ってやつだ。な、何を言ってるか自分でもよくわからねぇが…嘘でもいいから感謝しよう、ってやってるうちに、本当に感謝するようになってしまった。目からウロコ。パラダイムシフト。
④倫理的に悪いことかもしれないが…夫以外に好きな人を作った。
レベル感は人によると思う。
二次元の推しに恋してみてもいいし、アイドルやスポーツ選手のファンになるのも良い。
バーで出会った素敵な男性と、恋愛ごっこしても良いし、息子のサッカークラブのコーチと居酒屋デートに興じても良い。
趣味のサークルで出会った男性と肉体関係を伴う継続的な関係に発展しても良い。
とにかく、他に好きな人がいることで、喧嘩しても、「まぁ、あの人が私のこと愛してくれてるし❤」と思って、夫に優しくなれるようになった。やっぱり、「一生夫しか愛せない。夫に愛されなくなったら終わり」というプレッシャーがあると、その不安から対応をミスってしまったりするし、うまく行かない気がする。人間、余裕が大切だ。
見くびられるもなにも、メイド好きな人がいること自体にちょっと感動しちゃいましたよ。
この4冊は入手済みなので、ほかのを早速買いたいと思います。
https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ229688.html
10月18日。1年以上好きだった人を諦めた。諦めると言えば大そうに聞こえるが、1ミリの希望もない恋だった。
好きでいることをやめる。この1年と4か月、どれだけ冷たい態度をとられても、数少ない友人たちに口をそろえて諭されても、検討すらしなかった選択肢を今日、自分で選んだ。
好きな人がいた。顔を見た瞬間一目ぼれだった。誰が見てもわかるくらいに整っていた。バンドが好きないまどきの若者だった。
特別可愛いわけでもスタイルがいいわけでもない私は、ものの数日で目も当てられないくらい夢中になってあっという間にフラれた。好意もプライドもズタボロになって、しばらくは抜け殻みたいだった。一人でいたくなくて、マッチングアプリで知り合った男の子と頻繁に会っていた。彼は、その中の一人だった。
好きだった人と同じ髪型だったからLIKEして、マッチして、しょうもないやりとりをして、初めて会ったとき「ああハズレだな」と思った。タイプじゃなかった。背丈は私と同じくらいで、髪は写真よりもずっと短かった。
「どこか行きますか?」と聞いてもめんどくさそうな声で「どうしましょうね」と返ってきた。待ち合わせ場所でしばらくグズグズしていたけれど、ようやく入ったファミレスで彼はずっと携帯を触っていた。気を遣って話しかけるとようやく液晶から顔を上げる。眠そうな目がこちらを向くのも少し怖かった。
私が「ハズレ」だと思ったように、彼も私を「ハズレ」だと判断したのだろう、と自分を納得させた。ドリンクバーとデザートのみの会計は彼が払ってくれたけれど、それくらい自分で払いたかった。
いざ帰るとなったとき、彼は駅のホームまで送ってくれた。自分が乗る反対方面の電車が行ってしまっても、私が乗る電車が来るまで隣で待っていた。乗り込んだ電車が発車するまで見送り、すぐに「気を付けておかえり、また会おうね」とLINEをくれた。
これは「ハズレ」だとは思われていない?しばらく様子を伺いながら連絡を続けたけれど、彼のLINEは会う前と変わらず好意的で、なんなら会う前よりも少しくだけたように思えた。
「変わった人だなあ」が第一印象だった。
その後は以前よりも親しげに、日常的なこともLINEで話すようになった。なんとなくレスしていただけだったけれど、次に会うのが少し楽しみになった。
2回目に会ったときにはもう夏も間近で、2人でかき氷を食べた。くすりとも笑わずに、淡々と話をする彼は、言葉選びから仕草、視線の移し方に至るまで私のこれまで知る男の子とは違っていて面白かった。彼は、一通り二股にはげむ友人のクズエピソードを話し終えたあと、最後に残った餡子に向かって「もう1つくらい白玉入ってると思ったのに…」と小さく悪態をついていた。
それからは急速に仲良くなっていったように思う。そう思いたい私の記憶違いかもしれないが、7月に入るころには、無愛想な受け答えやつまらなそうな振る舞いに悪気はなく、それが彼の癖のようなものだとわかるようになっていた。「今日はどうしようか」と聞けば相変わらず「どうしようね、決めて」とめんどくさそうな返事が戻って来たけれど、「いつも私が決めるんだけど?」と軽口を返すことができた。彼に興味があった。見ていて飽きなかった。別れ際はいつももう少し一緒にいたかった。でもその感情は好奇心とよく似ていて、私はまだ自分の恋心が動きつつあることに気づかなかった。
「ホテルで映画見ようよ」と誘ったのは私だった。彼は一度断ったけれど、不機嫌な私の態度を見てか、「いいよ、行こう」と言い直した。何度も「たぶん俺すぐ寝るよ」と言っていたのに無視をした。私が選んだ映画を再生して、眠そうな彼を何度か起こして、エンドロールが流れるころには深夜2時を回っていた。彼は髪を撫でたり、頬を触ることはあってもそれ以上のことはしなかった。「ここまできてキスしないんだね」とけしかけたのも私だった。彼は「そういうこと言わなくていいから」と言った。私たちは付き合う前にセックスをした。
それ以降、泊まりが増えた。元々向こうのバイト終わりに会うことが多かったから、時間を気にしなくていいのは嬉しかった。お金に多少ルーズな彼と会うために、ホテル代は私が多めに出すことが多かった。
このころには、「彼のことを好きになれそうだ」と思い始めていた。まだ失恋を引きずっていたし、次に依存できる恋愛を見つけたかっただけかもしれない。
それでも男女の関係にありながら、普通に「この間会った男の子がね、」なんて彼に話していたし、彼はそれを興味なさそうに聞いていた。
彼はたまに、らしくない、思わせぶりなことを言った。「他の男の人の話されるの好きじゃない」と言ってみたり、「俺のあとに他の人に会いに行くって俺は気分良くないよ」と言ってみたり。失恋で自尊心を損なった私にはそれがとても気持ち良かった。ある土曜日、私は他の男の子との約束をやめて彼とホテルに泊まった。彼と会う前に少し嫌なことがあって、本当に本当に馬鹿だと思うけれど、抗不安薬をオーバードーズした。視界がぐらぐら揺れて、手足がしびれるような感覚がしていた。彼は私の腰を抱いて「馬鹿じゃないの」と叱ってくれた。嬉しかった。どうしようもない女だと思う。そこから記憶は途切れて、次のシーンはホテルのベッド。「他の男のところに行かせなくてよかった」そう言われて抱きしめられて、私はいとも簡単に恋に落ちた。あるいは、いとも簡単に落ちていた恋に気づいてしまった。
そこからはまた、一瞬だった。失恋を忘れたい、新たな恋愛に依存したいという気持ちが、このしょうもない恋愛にアクセルをかけた。踏み込んだら思った以上に加速した。告白をしたらもう止まれなかった。
「フるわけじゃないけど、今は付き合えない」
保留にされて、少し冷静になって、「あれ、ブレーキのかけ方知らないや」って気が付いたときにはもう遅かった。7月中旬には、彼を好きでいることが私のアイデンティティになっていた。どうして付き合ってくれないの?「もう好きに寄ってるよ」って言ってくれたのは嘘だったの?告白を保留にされていた期間は不安で心臓が千切れそうだった。幼稚な私はそれをそのまま彼に伝えて、彼は「わかるよ」とだけ言って肝心なことはいつもはぐらかした。それでも、どれだけ不安でも寂しくても辛くても悲しくても、このころが人生で一番幸せだった。
告白からひと月がすぎ、彼の返信は少しずつ遅くなっていった。「会いたい」といえば「忙しい」と言われた。
「好きでいることは迷惑ですか?」と聞いたことがある。彼は「これまたクズって言われると思うんだけど」と前置きをして、「好きでいてほしい」と言った。
8月14日。お盆休みの4日目。ようやく彼と約束を取り付けた。朝10時から連絡を取って、会えたのは18時。喫茶店で他愛もない話をしながらお茶をして20時には彼は駅のホームまで私を送って行った。「まだ一緒にいたい」というと「もう充分でしょ」と笑い、「充分に見える?」というと「俺はもう充分だから帰るよ」と返された。
「ホテル行こうよ」と誘ったのは私だった。彼は初めて誘ったあのときよりもずっとめんどくさそうな顔をして嫌だと言った。「これが最後だから」と腕を引っ張ると、「だったらお茶してまた会えた方がいいんだけど」と小さく言っていたけれど、すぐ「ホテル代タダならいいよ」と言い直した。ホテルを出た帰り道、彼は駅の階段の前で「じゃあ元気で」と言い、私の顔を見ると「また泣くじゃん、泣く前に帰ってね」と冷たく言い放って手を振った。ひとりホームまで歩いて電車に乗り、方面を間違えたことに気づいたら我慢できずに泣けてきた。
それでもこの頃の私は、この恋がこれまでしてきた恋と何一つ変わらないと思っていたし、こんな気持ちもまたひと月すれば忘れられると思っていた。
すぐに彼氏ができた。すごく優しい人だった。私に好きな人がいることも知ったうえで、「僕のことを好きにさせます」と言ってくれた。一緒にいれば楽しかったし、だんだん惹かれ
ていったのは確かだった。
でもデートをして、車で送ってもらい、別れ際にキスをして部屋に戻ると見るのは好きな人のSNSで、ただでさえ不安定気味な私の情緒はさらに揺れて、そう長くは続かなかった。
「好きだけどもう疲れた」と言われたとき、「やっぱり私には好きな人しかいないんだ」なんて馬鹿げたことを思った。
そこからまたひと月、ふた月と過ぎて、気持ちは一向に変わらず。最後だと言っておきながら彼に連絡をしては、無視をされたり冷たい言葉で返されるような日々が続いた。毎日毎日彼のことだけを考えた。いつしか私の生活は会うこともできない一人の男の子のためにあると思うようになった。SNSを盗み見るのが習慣になり、彼の友人に彼の写真をもらったり、彼の好きなものを調べては行きそうな場所で待ち伏せをした。
彼が手に入るなら何もいらなかったし、彼が手に入らないのなら生きている意味がなかった。それでも私が明日を生きるのは、明日返信が来るかもしれないから。数年先の未来には、彼の隣で私が笑っているかもしれないから。
彼は最後の日から今日にいたるまで、2回だけ、気まぐれに私に会ってくれた。
2月17日、たった1時間ちょっとの時間だったけれど、本当にこれまで頑張って生きていてよかったと思った。渡したバレンタインのチョコにお返しはなかったけれど、おいしいと言ってくれただけで嬉しかった。
2回目は、そこからまた4ヶ月。1年前、まだ仲が良かったころにも遊んだ6月17日。二人でウィンドウショッピングをした。人がごった返す渋谷駅で、私には彼だけが輝いて見えていた。彼は優しかった。面倒なセフレに対する態度ではなく、親しくない友人にするように。どんどん距離は離れて、それでも私は何も変わらず彼が好きだった。
10月16日。彼のSNSのひとつに鍵がついた。もうひとつのSNSでは落ち込んでいるような旨の投稿をしていた。彼の友人から、私との出会いのきっかけでもあるマッチングアプリを消したときいた。「真面目に生きる」のだそうだ。彼女ができたのだと思った。ついに恐れていた日が来てしまったと思った。
息がすえなくて抗不安薬をたくさん飲んだ。「もう薬たくさん飲んだりしちゃだめだよ」ってあの日優しく言ってくれた彼がちらついてあるだけ飲んだ。気絶するみたいに眠りについて、気がついたら15時間が経っていた。彼女かあ。彼女いいなあ。可愛い子なんだろうな。こんな惨めな女がいることなんて知りもせず、当たり前のように彼と手を繋ぎ、キスをして、セックスをするんだろうな。
悲しくて悲しくて、だけど好きな気持ちは変わらなかった。好きで好きで好きで好きで、笑った顔を思い出しては、彼がその彼女と楽しそうに過ごしているといいと思ったり、すぐに別れてほしいと思ったり、どうか幸せになってほしいと思ったり、殺してやると思ったりしていた。
これから私は彼女持ちの男に不毛な恋をしていくんだなあ、とぼんやり思っていた。
ただそんなことを考えながら泣いているだけで、丸1日が経った。
彼のSNSには相変わらず鍵がついていたけれど、祝福のコメントのひとつでも読んでやろうと彼あてのメッセージを検索した。涙も枯れて、何を見ようとこれ以上悲しいことなんてないと思った。でもこれが、彼を諦めるきっかけになった。
「両想いだと思っていた女性から連絡が来ず、傷心している」といった内容のことを彼の友人が茶化して書いていた。投稿に添付された写真には、大好きな彼が写っていた。やっぱり世界中の誰よりもかっこいいと思った。でも私の知らない横顔だった。私の好きな彼じゃなかった。
喉の奥がきゅっと詰まるような感覚がした。虚しくて、寂しくて、吐き気がして何度もえずいて、信じられないような気持ちで見返しても写真は変わらず切なげな表情の私の知らない好きな人だった。
好きな人が、私を好きにならないことにはとっくに諦めがついていた。でも私以外の誰かを好きになる好きな人は見たくなかった。私がどうやっても手に入らない彼の好意が、無下にされていることも虚しかった。私は誰かを好きだと思う彼を知らない。彼の事を知らない。これまで散々私と恋愛をする彼の妄想も私に愛をささやく彼の夢も見てきたけれど、現実の「恋をする彼」は、あまりに遠くて、遠くて、遠くて。もう潮時だと思った。大好きだけどもう好きでいてはいけないのだとようやく気が付いた。
SNSももう見ないと決めて、一番そばにいてくれた友人と姉に「諦める」と連絡をした。
私の人生で一番大きな恋が終わった。はたから見れば遊ばれたメンヘラ女の、惨めで愚かなよくある話だと思う。
今はどうしたらいいのかわからない。たった1年と数か月でも、もう彼は私の生活だった。彼に出会う前に何を思い何を考えて生きていたのかわからない。死にたくはない。
やめた方がいいのだとたくさんの人に言われたし、諦めたと言えば「頑張ったね」「よかったね」と大切な人が喜んでくれた。これは進歩なのだと思う。本当にできるのかもわからないけれど、彼を忘れることは喜ばしいことなのだ。私が彼を好きでいることは誰にとっても悪いことのようだったから。でも今はまだそれが悲しい。こうして、何度も思い返すうちにすりきれてしまったような曖昧な昔の記憶を引っ張り出しては誰にも言えない心情とともに匿名の日記にするくらいには悲しい。
本当に本当のことを言えば、これは備忘録だ。忘れることを強いられた私の最後の逃げ道だ。たとえ叶わなくても、私は君にずっと好きでいさせてほしかった。毎日がすごく苦しくて悲しくて幸せだった。君は迷惑だったかな。好きになってごめんなさい。ずっと好きでいてごめんなさい。気まぐれに言っただけの「好きでいてほしい」を一年以上も信じてごめんね。君は優しくてかっこよくて面白くて愛おしい、最高の男の子だから、絶対絶対絶対、幸せになってね。
今自分は恋をしている。
恋をしていると言っても完全な一方通行で、いつもその人を見かけては勝手にドキドキしたり運よく話せると1日嬉しくなったり、30を越えているというのにまるで中学生のような片思いをしている。
テレビや漫画では恋は良いもので素敵で、その気持ちは大切にしていいと大抵話している。でも自分の場合は絶対に違う。なぜなら、自分は既婚者で夫と子供がいるからである。
詳しい定義はわからないけれど、きっとこの状況は不倫とは呼ばないけれど浮気ではあるんだろう。家庭に不満はなく夫のことも息子のことも大好きだけど、それはほぼ家族愛に近くなってしまったのかもしれない。特に不倫という行為自体に興味があるというわけでもない。だけど何故だか、理屈抜きでとてつもなく好きな人が出来てしまった。
好きになってからやや一年ほどたつけれど、このことは当たり前に誰にも話せていない。
家族に申し訳がなさすぎて自己嫌悪が酷く、嫌いになろうと相手の嫌なところを沢山探したがうまくいかなかった。
それならば好きになってはいけないという背徳感に酔っているだけなのでは?と思い逆に気持ちを肯定して好きな人がいる生活を楽しもうともしてみたが、そんな空元気も長くは続かなかった。
それからはずっと、好きな人を見るとバカみたいに元気になるくせにいつもぼんやりと罪悪感をもっているまま生活するようになった。
世の中では恋愛は理屈ではないという意見が多くを占めている。理論で説明できないのが恋で、頭で考えてパートナーを選ぶのは打算的だという風潮ですらある。恋で検索すると、苦しいけれど辛いときもあるけれどそれはとても素敵なことという意見が沢山出てくる。
ただし、それに「既婚」とつけると当たり前だが世間の反応は180度変わってくる。
文春が猛威をふるっているのを見ても、一般的に不倫はかなり許されない悪とされているのだろうなと感じる。こんなことを書いている自分も、もしも夫が他の人と恋愛をしていたら悲しいし辛い。なのに自分には好きな人がいるのだ。
誰にも相談できないことが辛く、以前匿名チャットで一度だけ見知らぬ人に対して恋をしていることを打ち明けたことがあった。すてきだね、応援するよ、どんな人なの?と沢山質問されたが、こちらが「実は私は既婚者なんです」と話すと「不倫は応援できません」という一言を残してチャットは切断された。
不倫はしていないしそんなことになることはほぼ100%ありえないと思っているが、万が一相手が好意に答えてくれたとして、それをはねのけられるのか?と考えてみると自信がなかった。だからもうこれは不倫しているようなものなのかもしれない、と思っている。
先日友人の結婚式に出席した際に、永遠の愛を誓い合う2人を見て永遠の愛とはなんだろうか?と考えてしまった。一生同じ相手を好きでいられるなんて確約どこにあるのだろうか?私だって本当は、同じ相手を一生好きでいたかった。
こんな日記を書いてしまったけど、私は不倫を肯定するわけでも結婚を否定するわけでもない。ただ、大好きな人がいることをどこかで言いたかっただけなのもしれない。
早くこの恋が終わりますように。
彼氏と遠くに出かけることや、長時間一緒にいられることが年に数回しかないので、本当に夢みたいな時間だった。
毎回、一緒にいられるときは夢を見ているみたいで現実感がない。隣に大好きな人がいることを、その大切さを噛み締めている。
彼氏と一緒にいると、人に優しくなれる。人の優しさに気付けるようになる。
普段は、満員電車でイライラしたり、仕事で泣きたくなることもたくさんあるけど、彼氏といるだけでそういうのが減る。不思議。
自然に囲まれて、自分達だけの秘密基地みたいな空間で自由に過ごす。何者も私達の邪魔をしない。
初めて行った時、なんて楽しいんだろうと思った。
子供の時にこういう経験ができなかったことを、残念にも思った。
もし、願いが叶うのならいつか家族になってまたキャンプに行きたいと思う。
彼氏と2人だけでも、こんなに楽しいんだ。子供ができたら3人とか、4人とか…家族でキャンプしたいと思った。
それは、私が一番よく知っている。
それでも、結婚したいと、この人の子供が欲しいと思えることは嬉しいことだと思っている。
叶わない可能性が高いことを願い続けるのは正直つらい。だけど、こうやって願い続けられる願いがあることは幸せなことだと思う。
最初のシーンから水瀬いのり。読書をしている聡明で無邪気な水瀬いのりだ。無邪気とは言え、よりもいのキマリとのキャラの使い分けができている。放送開始当初、私はこれが水瀬いのりだとは気づかなかった。当然ながら私の落ち度であり、水瀬いのりが完璧であった証左である。これが水瀬いのり1である。
飼い猫(にゃんこビッグ)がいなくなったと心配を募らせる水瀬いのり。諸君もそうだろう、OP曲を挟んだこの場面で今回は水瀬いのり回であるとの確信を得た。心配のあまり泣きそうでムッとしている水瀬いのり。俺も家出をして心配してもらおうかとさえ思った。これが水瀬いのり2だ。
山下先輩に恋に落ちる水瀬いのり。これが水瀬いのり3。開始から5分程度で3つの形態を巧みに使い分ける水瀬いのりには脱帽する。様々なキャラクターが登場する今作だがもう水瀬いのりしか見えない。
探偵に扮する水瀬いのり。言うまでもなくこれが水瀬いのり4である。山下先輩に抱きとめられて恋がエスカレートする水瀬いのり。これが水瀬いのり5。水瀬いのりの形態変化もエスカレートしている。しかし、水瀬いのりの恋はエスカレーターとは行かない。
にゃんこビッグの手掛かりを得て嬉々とする水瀬いのり6。そして、にゃんこビッグを見つけて喜び且つ心配そうに見つめる水瀬いのり7。再び探偵の血が騒ぐ水瀬いのり8。屋根から落ちてきたにゃんこビッグを受け止めて胸を撫で下ろす水瀬いのり9。そして、失恋して寂しそうな水瀬いのり10。ここは目まぐるしく水瀬いのりが変容する。水瀬いのり回最大の見所だ。まるで回転寿司のように目まぐるしい。見つめるためにまばたきする暇もない。
泣きじゃくる水瀬いのり。これが水瀬いのり11。ついに水瀬いのり一人でサッカーチームを作れる域に達してしまった。なぜ日本代表に選出されていないのかが疑問でならない。
好きな人に好きな人がいることを本人から聞かされて落ち込む水瀬いのり12。サッカーで言うところの監督のポジションだろうか。そして、テレサの胸で慟哭する水瀬いのり。これが水瀬いのり13であることは論を待たない。もはやトランプができるし、麻雀もできるし、暗殺もできる。チェンソーで人を切り刻むこともできるかもしれない。すごすぎるぞ水瀬いのり。
ラストシーン。健気に窓辺にひまわりを飾る水瀬いのり14。君はひまわりのようだよ水瀬いのり。
今季アニメは水瀬いのり出過ぎじゃね?問題が収束したかと思いきや、過日のキリンレモン、そして今回の水瀬いのり回が突如として降臨した。水瀬いのりは常に機会を伺っている。いつ水瀬いのり15が出没してもおかしくはない。エージェント諸君は決して油断してはならない。
今日、とある男性芸能人二人が腐女子について批判した文章を出していた雑誌がツイッター上で話題になっていた。
腐女子が嫌いな一般人の気持ちも、頭ごなしに批判されてムカつく腐女子の気持ちも、まあ両方わかる。
自分がそういう感情抱いていないキャラがBLにされてたら嫌だと思うのもわかるし、オタクや腐女子じゃない側の人から見たら変な趣味と言われても仕方がないかもしれない。
でも所詮はただの一個人の趣味なんだから、そこまで言わなくてもいいじゃんとは思う。個人の勝手な解釈のBL妄想で公式とかに迷惑かける腐女子は、さすがに腐女子の中でも煙たがられる。純粋な気持ちで見てる人からしたら迷惑ってのは重々承知の上での趣味なんだから、検索避けや棲み分けをきちんとして迷惑かけたくないってわたしは思っている。
……このあたり忘れてる人、最近多くない?って思う。
もともとはBLが好きな人同士がひっそり楽しむものであったはずなのに、大っぴらに公開してBLが苦手な人、もしくはナマモノジャンルであればご本人様やその関係者にも知られる/見られるようなことが増えてる…気がする。体感で。
ここについてはその男性芸能人の言っていた「ネーミングをつけてそこに落ち着く」のが影響してるんじゃあないかなあって個人的には思う。わかりやすいジャンルがあって、ある程度自分の嗜好と同じ人がいると「私は正しい」とか思い始める人が多くなったのでは?典型的な「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」心理的な。
けれどやっぱりあの言い方には嫌悪感を覚える。まだ腐女子気持ち悪いからひっそりしてて欲しい、もっと過激に言うならばいなくなってほしい、までぐらいなら、まあ嫌いな人もいるしで理解できる。
けれど何故そこに現実の結婚や恋愛や彼氏の有無が関わってくる?いいじゃんか。別に結婚しようがしまいが、恋愛しようがあなたには関わりのないことだし、それは自分で決めるものでしょう。恋愛して結婚して出産が当たり前、みたいな恋愛に対する「当たり前」があるって風潮、ひと昔前の「お見合い結婚反対!自由恋愛尊重!」とかとさして変わりないぞ?全然議論の内容が進歩していない。
なんで他人の恋愛事情にまで首突っ込まれなきゃいけないんだよ。うるせえわ。
(ここで「女は結婚して子供産むのが役目」とかいう類のコメントするのは何百回と見てきていい加減うんざりなので無視です)
散々言ったけど、わたし自身も最近の腐向けジャンルにおける無法地帯化は良く思ってない。前述の通り棲み分けができなくて公式等に迷惑をかけるのはもちろんのこと、こう、力関係的なものが出来上がってきてしまっているような気がしてる。あまり上手く言語化できないけど、すごくやりづらい。
いわゆる「過激派」な人たちが増えてきている気がする。
嫌いなものがあるのは仕方ないけど、もうちょっと落ち着こう?と思う。あれも嫌い!これも嫌い!とか自分の親しい人が言っていると、「わたしがこれ好きって言ったら過激に反対されるのでは」とか「あの人が嫌いって言ってたから言うの避けないと…」とか思ってしまって、すごくやりづらい。嫌いなものがあるのは仕方ないしけれど、あなたが嫌い嫌いって言っているものにも好きな人がいることを忘れないでほしい。
好きなものの話だけしていたいし、嫌いなものを嫌いって言って悪く言っている時間があるなら好きなものを見ていたいです。
甘いって言われそうだけど、そうした方が気分が楽なので。
だらだら喋っちゃったけど特に「何々はこうあるべき!」とは思ってません。ただ、もう少し自分と違うことを受け入れる人が増えてくれたらなあと思いました。
結局その日の飲み会にAくんは来なかった。まあそりゃそうだ。自分のセフレ2人が一堂に会しているのだから。平気な顔して現れたらむしろ怖い。
その夜帰宅し、私はいったん動揺が収まるのを待ち改めて(できるかぎり)冷静にこの状況について考えた。
私とAくんの関係は、言葉に出したことはないものの「セフレ」であることは間違いなく、お互い付き合いたいような素振りは見せていない。
そしてYは自分に好きな人がいることをAくんに伝えており、Aくんもそれを承知で関係を持っている。
つまり(職場内で2人と関係を持ったことについての是非はさておき)Aくんは私に対してもYに対しても厳密には罪を犯してはいないわけだ。
それなら別に私が怒ったり傷つく必要はない、というよりその権利はないのでは…?
AくんとYの関係を知った時に自分がひどく動揺したことで初めて気付いたが、私はいつのまにかAくんのことを好きになり始めていたのだ。
彼の家に行く時も、後から思えば、セックスよりもAくんと2人で過ごす時間そのものを楽しみにしている自分がいた。
付き合いたいとまでは思っていなかったが、相手が自分のことを好きになってくれることをどこかで期待していた。
そんな自分の気持ちを見て見ぬ振りして、「私たちは割り切った関係だから」と自分に言い聞かせていた。
なんて馬鹿だったんだろう。
本音を言えば、Aくんをぶん殴ってやるか、Yに真実を伝えて2人でAくんを糾弾したいところであったが、そんなことをすれば私がAくんに惚れていたのを認めているようなものだし、Yは私と違ってAくんに気持ちはないはずだからこの状況を知ったところで引きこそすれ怒りはしないだろう。
このまま何もせず何も言わずフェードアウトするのが大人の対応なんだろう。
しかし、AくんはYと私が比較的仲がいいことも知った上で私たち2人と関係を持っている。
彼の性格から推察するに「2人を手玉にとってやった」と思っているというよりは、単に見通しが甘く「バレなきゃいい」と思っているに違いない。
そしてきっとこれからも職場やそれ以外の場所で同じようなことを繰り返すだろう。
そんな彼の行動を優しく見逃してやってしまっていいのだろうか?少しくらい痛い目を見させてやってもいいのではないか?
私はそう思い、行動に出た。
Yと先輩との飲み会の後、職場で私はいたっていつもどおりAくんやYに接した(Yには私がAくんとYの関係に気付いたことをAくんに伝えないよう頼んでおいた)。
数日後、Aくんが家に来ないかと声をかけてきた。
私は誘いに応じてAくんの家に行った。前回までと同じように、Aくんが作ってくれた料理を2人で食べた。使い終わったお皿を台所で洗っていると、Aくんが後ろから私に抱きつき、耳元にキスしてきた。
「はやく増田ちゃんとしたいな」
「…したいの?どうして?」
私はわざと甘えた声で聞いた。
「増田ちゃんの体最高だもん。待ちきれない」
「そう?」
「うん。ホント俺たち体の相性いいと思うよ」
「ふーん。Yちゃんとどっちの方が相性いい?」
Aくんはバッと私の体を離した。
「えっ…Yちゃん?な、なんで?」
彼の顔がみるみるうちに真っ青になっていく。状況を把握しようと必死に頭をフル回転させているのが見て取れた。
「Yちゃんに聞いたよー。Yちゃんともしてるんでしょ?なかなかやるよねAくんも」
「えっ…えっ…あの、それは、あの…」
「まあでも職場内でいろんな子に手出しちゃうのはあんまりオススメしないなあ。特にYちゃんみたいなタイプはね。あの子口軽いからさ。私以外の職場の人にももうしゃべっちゃってるかもね」
「………」
「えっ、かっ、帰るの?」
「うん。明日朝早いし。あっそうそう、私もうAくん家来るのやめるね。Aくんセックス上手だし悪くなかったけど、もう飽きちゃった。でも楽しかったよありがとね」
そう言って、私は呆然とするAくんを置いて彼の部屋を出た。
駅へと向かう帰り道で、私は大きくガッツポーズした。
やった!!!やったぞ!!!!復讐してやったーーー!!!!!!!
そして心地よい夜風に髪をなびかせつつ、駅までの道を颯爽と歩いた。
というのは妄想で、実際には何の復讐もしてません。ただ素知らぬ振りを貫き通してます。
※前編は事実です