はてなキーワード: 俺たちの麻生とは
始まりは麻生政権だったと思う、「俺たちの麻生」あたりでオタク=右翼みたいな謎の等号ができてしまった
それは福田内閣(2007)の頃
あの時はアメリカと中国どちらと仲良くするべきかという時に、そんな中「媚中」と言われる法案がいくつか立ち上がって
割と大きな反対デモが起きた。2000年移行ではあの頃が一番デモが大きかったと思う
なお世論全体としてはそんなことはなかったと思う、興味なかったというか
その後福田が辞め、対中対米でフラットな麻生になったもんだから、インターネット全体で喜び一色だった
ただ、第一次安倍内閣からずっと続いていたメディアの「とりあえず政権叩いとけ」の流れが続いたのと、リーマンショックが起きたのと
インターネット全体の右傾化が大きくなったあたりで「ネトウヨ」がバズり、主に2chで「反ネトウヨ」が台頭した
あそこらへんの順序は結局今でも謎だが
たぶんかなり対立煽りが最初は多かったらしい(ν速、ニュー速+)
諸々憶測の域を出ないんだろうが、まとめブログが流行ったのもあって、対立煽りをするモチベーションはあったんだろうと思う
やがて麻生内閣の支持率が堕ちるところまで落ち、「麻生内閣を叩かないやつはネトウヨ」となり、「反中嫌韓はネトウヨ」となり、最終的には「自民支持者はネトウヨ」となっていった
一応言うと、世間一般における支持率低下と、インターネット上における反ネトウヨの対等はあまり関係がなかった
(ところで、あの反自民が謎に増えて行った頃ですら、鳩山由紀夫が総理大臣になると知った時のネラーは絶句していて笑った、そこに左右は関係なかった。皆小沢だと思ってたよね?)
政権交代後、2chにおいては反ネトウヨが多数派を占めていた(Twitterやブログなどは全然右傾化していたが)
これは日和見菌のような、多数派に乗るだけの奴らが多かったんだと思う
まともな会話は不可能になった、「ネトウヨを煽る」だけの存在になったニュース系の板だが、2011年だったかに嫌儲に移住し、その後ステマ騒動なんかがあり
その後、まとめブログの影響か、反ネトウヨはインターネット全体に広がっていった
つまり、2008年までは「韓国人を馬鹿にする」という記事で儲け、2011年頃は「ネトウヨを馬鹿にする」という記事で儲けてるブログが多かったんだ
一番わかり易いのはニコニコ動画かな、2013年くらいでおそらく半々だったと思う、今はよくわからんけど
ただちょっと面白いのは、2013年ころからテレビが今度は右傾化してきたことだ、日本バンザイてきなやつ
それもあって「反大衆メディア」としてのネチズンたちもこぞって「反ネトウヨ化」していった
右傾なことを言うのは情弱の証みたいになっていたし、反自民がかっこいいという風潮があった(その後2020年まで続く)
まあそういうのは結局ブームなんだ
戦争世代が右翼で、団塊の世代が左翼で、インターネット第一世代が右翼で、その下が左翼みたいに
それでも最近は(若い層では)落ち着いてきて、右でも左でもないみたいな感じになってきた
今や「ネトウヨ」なんて死語を使ってる事自体が遅れている情弱の証拠といっていい、日刊ゲンダイですら最近はあまり使ってない
そんな中で見かけた「選挙ウォッチャーちだい」がネトウヨ連呼していてなんか懐かしくなった
そういえば、2020年くらいまではまだはてなでも言ってる人が居たと思う
どちらかというと自民支持者だった私には居づらかった、常に他の場所を探してた
しかし何故か安倍内閣が終わると憑き物が落ちたように大人しくなったので、まあいいやとここにいる
何が言いたいかと言えば
小学生が「バカ!うんこ!」というように「ネトウヨ!ネトウヨ!」というのはコミュニケーションが取れないので非常にうんこだし
今もある日本万歳系Youtubeや、嫌韓Youtubeや、その逆みたいなメディア、全部金のためにやってると考えるとうんこだって話
あと、2005〜2007年くらいの2chのニュース系の板は一番議論が活発にできて本当に良かった、非常に知識を持った人がわんさかいた、あれはもうできないだろうな
表自界隈、山田太郎が買春してる程度の話が出ても別に気にしないだろうと思ったけど、意外とそうでもない。落胆したり非難したり突き放したり。今までにない温度感の醒め方を感じる。
山田太郎がパパ活おぢだと分かった途端に、二次元表自界隈の人達には「自分たちとは別の、得体の知れない不気味な生き物」に見え始めたのかもしれない。
言うても、麻布高校→慶応大学→アンダーセンコンサルティング→外資系企業渡り歩き→製造業マネジメントのエキスパート経験→連続起業(1社は上場)→政治家、という冗談みたいなキャリアの人物に「自分たちの気持ちをわかってくれる」「俺たちの代表」と思ってたことが逆に不思議だけども。
まあ、それは「俺たちの麻生」も同じか。
元増田の主張は全体的にふんわりしているせいで日本のオタク文化に潜むネトウヨ要素に付いて全否定までする輩が湧いてんな
もう少し具体例を挙げて主張をするべきだわ
例えば「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」という作品は、明らかに作者のネトウヨ的な思想がトレースされた作品だったし
同様に「真剣で私に恋しなさい!」も作者が所謂「俺たちの麻生・ローゼン閣下」の影響を受けた事が明らかなシーンが存在する
これら作品はその評価は兎も角どちらもアニメ化までされてるし、メインストリームと言える程ビッグな存在になることは無かったけどそれなりに受け入れられてた
あと昔大人気サイトだったニコニコ動画に過激なレイシズムを含んだネトウヨ動画が大量に投稿されて受けてた事は当時のサイトを知っている人間からすれば既知だし
もっと言えば当時最盛期を誇ったまとめサイトでも同様の傾向があったから
少なくとも日本のオタク文化が現代のレベルまで成熟される過程の一部においてネトウヨ文化の影響はそれなりにあった事と、そこでネトウヨになった人間が居た事は事実なんよ
それを踏まえて、元増田が言うように本当に「日本のアニメオタクはネトウヨ化しやすい」とまで言えるかについては議論があるだろうな
内容は何十年前のアイデアだよ、と思う様なオタク対弾圧側という、今の俺たちの麻生マインドで自民党大好きオタクが増えた惨状からするとリアリティもオリジナリティも無い題材
キャラクターの造形は女キャラは安いコスプレにしか見えず、男キャラは全員汚らしくて清涼感の欠片もなく、敵に至ってはAAの(´・ω・`)を顔面に貼り付けただけの手抜き
物語の流れはチープを通り越して独り善がりに気取ってるだけの視聴者置き去り展開の連発と、一流クリエイターを気取りたい厨房の作ったオナニーみたいな電波っぽい何かの寄せ集め
因みにソシャゲもあるけどそっちの出来もアニメと同じくらい滑ってて超手抜き感満載の電子ゴミ
ネットで匿名で右翼的発言を主張する人たちを表す名称としてネトウヨという言葉がしばらく使われていた。
WCの日韓共同開催で嫌韓から日本への愛国心に目覚めたネット世代の人たちが発端と思っていた。
自分も、WCのときは韓国に対する意識がかなり悪化したので、気持ちは分かると思っていた。
その後俺たちの麻生を経て安倍晋三のネット応援団となった様子を見ていて、面白くて強そうなのに乗っかるポピュリズムだなあぁと思っていた。
モリカケサクラで公文書廃棄や改竄疑いすらも擁護する論調に、ネトウヨにとっての愛国って何なんだ?と疑問が沸いてきた。
DAPPIのように商売でも、統一教会信者のように洗脳済みでもないなら、なぜ彼らは擁護するのか?
自分が信じてきたもの(安倍晋三)の正当性と矛盾する事柄を認めることが出来ないのかと思っている。
それは、統一教会の洗脳結果でもある、信じさえすれば悩まなくていい、自分の頭で考えなくていい状態とほぼ同じ。
そんな彼らに言いたい。そこに愛はあるんかい!
■そりゃ当時の文化は大嫌いだったけどね。
それへのカウンターが嫌韓や女叩きってさ、結局は「俺たちの麻生」みたいな政治に利用されただけじゃなかったかね。
マスメディアの代わりに2chとSNSでの中傷と侮蔑がえげつなく使われただけじゃなかったかね。
パソナや電通は憎むのに、それを重用する政策を批判しきれないのはどうしてかね。
陰謀論化の果てに、現在、韓国人の建物に放火するような、またはフェミ叩きに耽溺するモンスターたちを生み出しただけじゃないかね。
長い衰退と腐敗を固定化させるのに一役かっただけじゃないかね。
俺たちがやってやった感を出しているけど、あんたらろくなもの作れなかったじゃないかね。
この人はマスメディアを憎んでるけど、私はこういう人らの方をおぞましく思う。
内部では色んな意見があるとはいえ、過去に与党がオタクの表現規制に関する法案を出してきたときに野党がそれを阻止する為に動いてきたのは事実ではある。
そんな中で、オタクが野党側に何をしてきたのか、恩をどうやって返してきたのかといえば、何もしてこなかった。やってきたことといえば、"俺たちの麻生"と与党の表現規制派の議員を持ち上げたくらい。
おそらく野党側の議員たちはオタクの表現の自由を守る活動しても応援してくれるのはこれくらいなのかなと思ったことだろう。私もオタクは本質的に政治に興味がないから動かないんだろうなぁとか思ってた。
それが表現の自由以外の政策も多くのオタクと一致する山田太郎議員が出てきたら一変。表現の自由を守る議員の代表のように扱い、それまでのオタク側の政治に興味がない雰囲気も一変。山田太郎議員の為に活動するオタクたち。
思えば、与党が法案を出したときには与党にも野党にも表現規制賛成派はいるといいつつ、左派やリベラルの誰かが表現規制っぽいことを呟いたらこれだから左翼はとひとまとめにして語られるのは以前から続いてたこと。
野党側がどれだけオタクの表現の自由の為に頑張っても恩を仇で返され、与党側は一歩間違えたら規制に繋がる法案を出しても与党にも野党にも表現規制賛成派はいると言われて何も責められることはない。んでもって、これまで野党側がしてきたことは無視され、保守的な思想を持つ表現の自由を表明する議員が今までに見たことがないほどに持ち上げられている。
野党の議員さんだって馬鹿じゃないから気付いてしまったんだろう。オタクは表現の自由だけが大事な訳ではなく、保守的な思想が前提の上で表現の自由を守ると言ってる人しか応援しないと。
野党だって票を稼がないといけないから、それだったらどれだけ表現の自由を訴えても票を入れてくれないオタクの為に活動するより、票を入れてくれるかもしれないオタクの表現を規制した方がいいんじゃないか、問題もあるんじゃないかと考えてくれる人の為に動いた方が票につながる。どうせオタクの為に活動したって、票には繋がらないんだから。
奇しくも赤松健さんが昔にオタクが票に繋がることを示さないといけないみたいなことを言ってた記憶があるけど、そこにどれだけ大票田があったとしても、自分たちに入れないと思ったら逆を向くのは当然の話。
それでもリベラルはオタクの表現の自由を守るべきというのであれば、オタクはリベラルに甘えすぎだと思う。議員なのだから票を入れてくれそうな人の方に向くのは当たり前。最近の変化は野党にオタクはどう転んでも野党に票をいれないとバレちゃっただけの話。
逆にいえば、これまでオタクの表現を規制すべきと考える人の方向いてたのに、票田になるとわかれば一気に逆転させる自民党の手腕が鮮やかともいえる。
まとめると、野党側が反オタクになったのは、表現の自由の為に頑張った野党にオタクが恩を仇で返すことしかせず、表現の自由以前に保守側の議員にしか票を入れないとバレちゃったからだと思う。
こう書くとオタクの中にもリベラルや左派はいると返されそうだけど、それは少数派の一部だよね。他の大多数のオタクたちはどれだけ野党が表現の自由の為に頑張っても、野党に投票しよう応援しようとは動かないよね。与党側はちょっとオタクに甘い動きを見せれば(むしろ見せなくても)流石と言われるのに。ここで書いてるのはそういうことです。
「失言の裏には差別的な思想が潜んでる!政治家にふさわしくない!議員辞職すべき!」
なのに、枝野の今回のツイートは脱法的な行為でちょっとした失言以上に国会議員にふさわしくない行為なんだけど、呆れたとか失望したとかはあっても議員辞職すべきって声は左派からは上がってない。
結局右派も左派も自陣営には甘いんだからパーフェクトな野党を求める与党支持者vsパーフェクトな与党を求める野党支持者で批判しあっていくしかない。
なのに右派も左派も与党野党の政治家よりもその支持者を叩くのに熱心な層が多すぎる。
特に野党支持者に声を大にして言いたいんだけど、与党支持者を叩いても野党の支持は拡大しねーから!
ぶっちゃけ今の情勢だとどんだけ与党を批判しても大勢に影響はない。
野党の政治家はこの問題にはこんな声を上げているとか、この政治家はどんな分野のスペシャリストだとか。