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2022-10-04

マッチングアプリ4週間目

前の

anond:20220927213211

進捗

・2つ目のアプリを始めた。

・一瞬3つ目のアプリ(婚活特化)を入れたが、ろくでもなかったので一瞬で消した。

アプリ①(4週目)

 ・いいね数400数十。

 ・1人会った。実際に会うのは大事

 ・合計2人会ってクローズ。会話が続いている人なし。

アプリ②(1週目)

 ・いいね数150ちょっと

 ・会話が続いている人が1人。様子見2人。

気づき

・人より顔を気にしない方だと思っていたが、いわゆる「イケメン」とされる顔が嫌いなだけで、顔の好みはあることに気づいた。

・極端に歯並びが悪いのを許容できないことに気づいた。身長よりも重視するかもしれない。色素沈着は許容できる。

学歴は重視していなかったが、相手自分と同じかそれ以上でない場合相手が気にすることが多く面倒。

向上心がない人はつらい。アプリで話す人に限らずよく「ストイック」と言われるが、当然のことを当然にしているだけなのでそこを殊更に取り上げられると疲れる。

友達遊んだことを話すと「(友達がいて、外出していて)よかった」と言われる。お前の価値観評価するなと思うが、ただ単純に社交性がゼロ人間彼女にしたくないというだけのことかもしれない。

高学歴ほど合理的に話せる可能性が高く、育ちが良い可能性が高く、向上心が高い可能性が高いのではないか。もちろん高学歴でもそうでない場合もあるし、高学歴でなくてもそうである場合もある。しかし一つの指標として考慮した方が効率がいい。

・同様のことが年収にも言えるが、今のところ年収は気にしていない。

シンプルに年下が好きだったことを思い出した。年下の方が若くて可愛い若い女ばかりモテるのも当然のことだと思った。

・進めれば進めるほど条件が増えていくが、自分の好みがわかって面白い妥協する気はなく、合致する人がいなければ交際結婚はしなくていいので問題ない。

2022-09-27

マッチングアプリ3週間目

前の

anond:20220920135737

進捗

いいね数370くらい。

・別のことで忙しく、今週アプリほとんど動かしていない。

・新たに会話が続いている人はいない。

・1通話の人と会う予定。

所感

・「使い方わかってません」「すぐやめます」などとプロフィールに書く心理がわからない。

自分は興味のあるものに対してかなりストイック努力しているらしい。

・「もうすでにすごいから頑張らなくていい」というようなことを肯定的文脈で言われても、「私を堕落させる気なのか?」とムカついてしまう。

別に頑張ることを否定しているわけではないのだろうが、向上心のずれがあると将来的に辛そうな気がしている。

自分エンジニア系だが、エンジニア系の人は避けたい。仕事の話をしたくない。

2022-09-11

ニート4年目の者が語る!ニートの原因はやはり「甘え」だった!

ニート4年目。ニート現役生だけど語らせてもらいますね。

あのね、ニートの原因は「甘え」です。

そう、「甘え」なんです。甘えですよ、甘え。

ニートは「甘い」んです。将来のことを考えれば我慢して働いた方が間違いなくいいでしょう。

こんなのは小学生でもわかります。働けないほどの精神疾患を抱えている人ならまだしも、

それ以外の人はニートにならず働いた方がいいです。当たり前ですね。お金はあるにこしたことはないですから

それでは、なぜニートは働けないのか?それはニート労働に致命的なほど向いていないからです。

労働というのは、楽しい部分もありますが、それ以外の部分もたくさんありますよね。

苦しいところもたくさんありますし、投げ出したくなることもあります

たとえ仕事の内容が自分に合っていたとしても、職場人間関係が悪ければ

即座に労働行為は耐えがたい地獄へと変貌します。

労働はひどく苦しい行為なのです。でもそうであるのなら、なぜニート以外の人達労働

なすことができているのでしょうか?

一般人労働をこなせる原因として考えられるものの一つは、高い楽観視能力です。

一般人は辛い現実に直面しても楽観視する能力に長けています

しかニートとなる人はその能力が著しく欠如しています

もっといえば、ニート自分自身に向ける「甘さ」の総量が足りないのです。

人間を最も効率的に動かすことのできる心理学メソッドを知っていますか?

そう、皆さんご存知の「アメとムチ」です。一般人自分自身に対してアメとムチを

使いこなす能力に長けているのです。しかニートは違います

ニート自分自身に向ける態度は「アメとムチ」ではなく「ムチとムチ」です。

仕事一定量の成果を達成できた際に、一般人自分へのご褒美という名の

「アメ」を用意することができます。「今日も一日仕事を頑張ったのでお酒でも飲もう」だとか、

「今月は頑張ったか好きな物を一つだけ買おう」といった行動のことですね。

しかニートはそのようなことができません。

仕事一定量の成果をできた際に、ニートは「もっとやらなくてはダメ」と考える傾向にあります

これでは「アメとムチ」ではなく「ムチとムチ」ですよね。

「ムチとムチ」の姿勢で辛い労働をこなすことができるのでしょうか?

言う間でもないですよね。最初は続きますが、中長期的にはほぼほぼ失敗に終わります

「ムチとムチ」で生きていけるほど人間ストイックな生き物ではないのです。

それでは、どうしてニート自分自身に向けて「アメとムチ」を使いこなすことが不得意なのでしょうか?

それはニートが今まで受け取ってきた「甘さ」の総量が絶対的に足りないからです。

(無論、受け取ってきた「甘さ」が少なくてもニートにならずに済んだ人は除きます)

「甘さ」を愛と言い換えてもかまいません。ニート人生において受け取ってきた愛の総量が絶対的に不足しているのです。

から愛情を注がれなかったり、愛情を感じられないような育てられてきた人は愛の総量が不足しがちです。

また、たとえ親から愛情を注がれたとしても社会から受ける愛の量が圧倒的に少なければ、やはり愛の総量が足りないという状況に陥ってしまます

要するに、ニートには「甘さ」が足りないのです。

から労働に耐えられないのです。

自分を愛せないもの他人を愛せるわけがない、これはよく聞く言葉ですよね。

ニートにもそれが当てはまりますニート労働という名の苦行をこなすことができず、

ニートという名の「甘え」を良しとしてしまうのは、親や社会から優しくされなかったからです。

ニートニートたらしめたものの根源は、「社会」であったり「生育環境」です。

まりニートとなってしまったのは親や社会のせいなのです。

ガチャ社会適合性ガチャで悪い結果を引いてしまったせいで、ニートニートになってしまうのです。

せめてどちらか一方のガチャで多少の良い結果を引いていれば、元来ニート気質の人でもニートにはなりません。

そう、つまりニートの原因は「甘え」だったのです。

2022-09-02

anond:20220901164119

いわんとすることはわかるが

NPC褒め称える人って「美味しい企画あったらぜひ呼んでください」って意味だと思うよ

人間褒めると、参加者全員、それも今後全ての卓に平等な賛辞を吐き出さないといけなくなるのだるい

尺とるし、褒めようのない人で詰まるし

考慮することが多すぎて、公平に人間を褒めるなんて無理だよねになるんだよ

NPCシナリオの一部だから「いやーいいゲームTRPGのもの)だった」っていう

今日はこんなに素敵な場に呼んでくれてありがとう」という超無難かつ定番挨拶になるし

GMに対して媚も売れるし一石二鳥なんだよ

あと向いてないって言われるとムッとするあたり

増田って「苦言」と「褒め」の後者しか欲してないでしょ?忌憚ない意見自分向けのポジティブに限る が欲しいの透けてるんだよ

から余計に褒められないんじゃない?


というわけで

多分増田ストイックに楽しみたいんだわとみせかけて

もっと俺を褒めてよ~!と思ってるだけなので

それを自覚し、プライドを捨てて、シンプル本音を伝えたほうが可愛がられるしのぞみは叶うと思うよ

お前ら意識低いんだよみたいな高慢な態度は結構簡単にバレるよ

2022-08-30

俺のTLでは二次創作してるやつは画像生成AI好意的で、

しろ誇りと信念を持って売れない一次創作やってるやつが吹き上がってるんだよな

気持ちはわかる

時代流行りに迎合せず、自己表現するためにストイック努力してきたのに、

凡百のエロ絵書きと同じパラメタとしてAIに吸収されてしまった辛さは分かる

でも、状況を理解できていないガバガバ法律論で延々とAIを叩いているのはちょっと、いやかなり引く

フォロー解除してえ……

2022-08-17

ダンベルを買うか否か

過去に部屋のオブジェと化したことがあるので慎重に考えよう。(前回は弟の部屋に捨ててくることで事なきを得た)

 

やはり今の時代に家庭に置くダンベルを買うならアジャスタブルダンベルだよな。

あの、カチカチッってやると簡単に重さが変わるやつ。

 

そもそも別にガチガチガチンコトレーニーではないので、ダンベルが必要かどうかというところから考えたい。

既にパワーラックバーベルはあるのだ。

基本的にはBIG3やってそれで終わりで満足しているが、やはり腕の追い込みに物足りなさを感じる。あるいは肩の追い込み。

バーベルベンチプレスでは入らない刺激をダンベベンチプレス!!!」と言うほどストイックではないので、でかい筋肉バーベルで鍛えれば満足なのである

から腕や肩を追加で追い込めればいいので、せいぜい10kgあれば満足かもしれないし、ペアじゃなくて1つのダンベルで充分かもしれない。

そう、きっとそうだ。

 

から俺は最大20kgになれるアジャスタブルダンベルを1つ買うよ。

スタイリッシュダンベルとして有名なフレックスベルというダンベルが、1個25,000円ぐらいで売っているのさ。

 

という言い訳も済んだので発注しようと思う。

でもいつも1種目やるだけで疲れきっちゃうんだよね。

「腕が物足りね~~ もっと鍛えたい!!」なんて思えるのは盆休みの間だけなんだよね。

2022-07-27

スポーツ本質見世物

個人健康のために行う運動は除く

いわゆるテレビ放映されたりスポンサーがつくようなやつね

偉そうなこと言っても所詮見世物なのよ

どんなに本人がストイック努力しようが、需要があれば金になるし需要がなければ金にならない

感動がどうとか言うけど感動する人が多ければ金になるってだけの話

何にも偉くない

MtFメダルを総なめにしたら興醒めで金にならなくなるからMtF排除

女子野球はつまんなくて金にならないから盛り上がらない

2022-07-23

参政党の支持者って意識高いんだな…

https://www.youtube.com/watch?v=UbX1wG3jukA&feature=youtu.be


参政党が「オーガニック右翼」「オーガニック保守」と言われているのは知っていたが、この動画を見て納得した。

しか自分は到底この動画のように、トランス脂肪酸を完全に排した食生活をするなんて無理だわ

ケーキ駄目、食べたいものを食べちゃ駄目、食欲は律するべきという厳しい事を言われた時点で

あっ無理です…って気分になった。

しかし世の中、この意見賛同できる人達が案外多いんだな

コメントを欄見ても厳しく食欲を律する意識の高い人達が溢れていてすげえ…

参政党の支持者になれるのは、意識が高くてストイックな人だけなんだな…と思った

自分のような食欲に溢れた怠惰人間はこの動画を見ても全く参政党を支持する気にはなれなかった

そう考えると参政党が支持率伸ばしてるのって、案外日本人の健康意識も捨てたものじゃないって事なのかもね

2022-07-20

中学生日記

部活卓球部だった。

そこそこ緩い運動部からか人数が結構いた。各学年25人くらい。

そこそこ緩い運動部からみんな練習もテキトーだった。顧問は強面だけどあんまり練習見に来ないし。

少年団あがりの子もいたけど運動神経が良かっただけの素人自分レギュラーになれるくらいにはダラダラした部活だった。

二年の夏、三年生が引退して世代交代の時期が来た。

部長顧問指名制だった。

野球バスケバレーといったチームスポーツなら話は別だろうが、卓球個人競技だ。強いやつが偉い。というかそもそも部長練習メニューの先頭に立つので実力がある人しかまらない。

勉強ができないので打ち込むことが部活しかなかった自分は既に三年生に勝率9割越えだった。同学年や後輩には勝率10割だった。

当然私以外の誰が部長をやるんだくらいの気持ちでいた。周りにもそういわれて普通に天狗になっていた。人望は知らないが、普通にみんなとも仲良くやっていたつもりだった。

でも顧問指名したのは私じゃなかった。なんかプライド的なもの勝手に崩された気分になった自分へ追い打ちをかけるように、顧問は「お前には佐藤のようになってほしいんだ」と言った。

佐藤というのはひと学年上のエースで、私の勝率を削ってくる唯一の人だった。

この人は圧倒的に一番強かったけどクラブチーム所属しているため部活に常に参加できるわけではなく、それで部長を辞退し副部長になった人だった。

佐藤先輩は自分にも他人にも厳しくて、部長ちょっとぽやぽやした人だったこともあって、後輩を怒る嫌な役回りは全部その人がやっている状態だった。

当然後輩には蛇蝎のごとく嫌われていて、私も口うるさいし全然勝てない佐藤先輩にめちゃくちゃムカついていたが、高校生になってから振り返るとめちゃくちゃ周りのことを見ている良い人だったなと思った。

顧問は私に「佐藤のようになってほしい」と言った。

もし時間が巻き戻せるならこの時の顧問に「私は佐藤先輩じゃないんですけど」と言ってやりたいが、当時の高かった鼻が折られた直後の元天狗自分では何も考えられずに「ハア…」という生返事しか返せなかった。

私は全然自分に厳しくないし、他人にも厳しくない。だれかを怒るほどのエネルギーを持っていないし、自分練習したいだけだ。

今羅列していて思うがこの性格でよく自分部長にふさわしいなどと思い上がれたのかも不思議である。まあ一つ上の部長のんびりしていて一度たりとも怒ったことがない穏やかな人だったから、それを見ていたら自分でもどうにかなるとでも思ったのかもしれない。

何度でも顧問に言ってやりたいが、「私は佐藤先輩じゃない」。

部の引き締め役を私に期待していたんだとしたら無茶苦茶見る目がないというか生徒を見る気がなさすぎるし、実際私は特に情熱をもって後輩を指導するわけでもストイック自分を追い詰めた練習をするでもなく普通に中学部活生活を終えた。

まあ当の顧問部長指名するだけ指名してその翌年の春に異動していったんだけど。私が三年になって新しく来た顧問卓球ルールさえしらない上に新卒教師だったんだけど。

卓球あるあるといえば、大会では一日に何十試合と同時にやるので、同じ部内の応援が非常にだるい。面倒くさいじゃなくてだるい

大会最後の方まで残るのは佐藤先輩ぐらいのもので、他は大体2,3回戦くらいで負けてるので、佐藤先輩の試合応援するためだけに一日中会場に残らされるわけである

中学生の残酷集中力の無さといえば、早く帰りたいから先輩早く負けてくれないかなーとか大笑いしながら言う始末である

当然厳格な性格佐藤先輩がそれを見過ごすはずもなく、「まともに応援する気ないなら帰りなさい」と怒りだし、けどそれで「じゃあかえりまーす」と言えるほどの度胸は卓球部員にはないのでしぶしぶ適当にナイッサーとか言っておくのである。私はこれがだるくて自分最後まで試合に残れば応援しなくていいんだ!と思って強くなったクチである。しょうもねえ理由

自分応援されると逆にやりにくいので自分試合中に観覧席の後輩たちが遊んでようが特に気にしなかったけど、負けることを期待されるならそりゃ先帰ってくれよ、とは常々思っていた。一応部活教育なのでそんなこと顧問が許すはずもないけど。

これもまた卓球あるあるなんだけど、試合で負けたら次の試合審判をするまでがセット。だから部員たちは応援仕事が終わっても、審判をする先輩及び私を待たなくちゃいけないわけである。こういう時に限ってフルセットそもそもトーナメント戦なら後半になるにつれ実力が拮抗するから試合が長引くのは仕方ないんだけど。

大会とか佐藤先輩がいたころはまだ良かったけど、先輩が引退してから試合前のウォーミングアップする相手がいなくて困った。試合に出もしねえ部員を引っ張ってくるわけにもいかないし、そもそもウォーミングアップなのに変な癖つきまくり部員と打ち合ったら逆に疲れるし。新顧問ラケット握ったことすらないし。

仕方なく顔見知りの学校のウォーミングアップに混ぜてもらうわけ。これ奇数のとこがねらい目なのマメな。大所帯の学校にはもれなく嫌な顔されるし、できれば自分が空台とってから交渉した方が吉。「ここ使わせてあげるから練習混ぜて」って。大きい大会ならウォーミングアップ用の台も学校ごとに指定されてたりするんだけどね。学校ごとに指定されても相手いねーんだが?!これはもう自分で補えということですよ。

あーよく覚えてるなあ。競技としては好きだったんだろうな、卓球。けど二度とラケット握りたくねえな。

いつだよ、いい思い出って振り返れるようになる日は。

2022-07-17

anond:20220717092719

仮に復讐目的トレーニングなりストイック生活自分意思

送っていたとしたらなおさら40代経済的にも精神的にも余裕の

ない生活を克服した上で、というところにコレじゃない感がある。

2022-07-12

anond:20220712192259

筋書きはちょっと違うけど柳沢きみおディーノを思い出す

復讐のために丹念な計画を立てて、ストイックに体を鍛え、準備を整え、ミッションを進める

2022-07-11

左派の方が「死」に対してストイックな考え方持つのなんでだろうね

仲間の死に直面しても悲みつつ冷静にその意味論理で考える

情緒一辺倒にはならない

理性が支配するとそう振る舞えるのかな

2022-07-10

一水会代表による反統一教会論文昭和六十年 朝日ジャーナル

「そしてその時ではもう遅いのだ。」 http://www.asyura2.com/sora/bd11/msg/691.html

阿修羅よりコピペ


勝共連合民族主義運動の敵だ

――――文鮮明王朝建設に利用される日本若者

右翼民族派の人たちが統一教会原理研国際勝共連合のことをどう思っ

いるか書いて下さい」と『朝日ジャーナル』の記者に言われた時には正直い

って気が進まなかった。

しか右翼の連中の中には「反共の同氏だ」と思っている人はいる。また、

原理はウサン臭くて嫌いだが勝共は仲間だ」と公言する人も多い。警察の公

安や公安調査庁人間だって反共なんだから仲間だし、日本共産革命が起き

ときには一緒に決起してくれると信じている<純朴>な人も多いこの業界

から原理運動をそう思ってもても仕方はない。

しかし、少なくともわれわれ民族派、また新右翼といわれる若い人間にはそん

混同を起こす人間はいない。だから、『朝日ジャーナル』の記者の話を聞い

て、何を今さらと思ったのである。それに、右翼全体なんてどうでもいいとい

う気もあった。多くの右翼原理勝共反共の味方だとおもっているのなら、

それでもいい。何もおせっかいをして、原理勝共実態はこうなんですよと

<告げ口>することもあるまいと思っていた。

ところが、筑紫哲也氏の「原理不可解な右翼沈黙」(本誌一二月十四日号)

を読んで少し考えが変わった。その種の挑発にはやはり乗るべきだと思った。

それに、『世界日報事件追放された副島嘉和、井上博明両氏が『文藝春秋

に書いた内部告発を読んだ時の衝撃も忘れられない。原理とは大学時代から

長い付き合いだが、最近の<豹変>ぶりも見てきた。

原理運動が初めて日本に入って来たのは二十五年ほど前だというが、本格的に

やり始め、世間の耳目を集め出したのは、それからしばらくしてだと思う。原

運動のことを直接にしったのは、僕が昭和三十八年、早稲田に入ってから

(その前から漠然とは知っていたが)。

それから二,三年して早稲田で全学ストライキがあり、それが全国の学園紛争

火をつけて全共闘時代の幕開けとなった。それに刺激され対峙する形で民族派

学生運動も出てきたし、一時は全国30大学自治会を握り、「民族派全学連

を結成しようというところまでいった。その学生運動の嵐が起こる前から、原

理研駅前で黒板を出して演説したり、個人オルグをしていたが、大学に入

りこみ、サークルをつくったりして組織的全国的に活発にやりだしたのはこ

早大ストのころからだと思う。

全共闘民族派原理。この三つの違った運動があの早稲田の一点から、ほぼ

同時期に生まれ、全国に広がり燃えさかっていった。換言すれば、全共闘に刺

激され、全共闘反面教師としながら民族派原理も、己の組織化を急ぎ、全

国的な広がりをつくっていったのである。われわれもそうだったが、原理研

今やっている大学でのサークル学内新聞づくり、自治会奪権闘争……などは

完全に全共闘から学んだものである。逆接めくが、今の原理運動民族派の運

動もある意味では「全共闘遺産」なのである全共闘との付き合いについて

はこれまでも書いたことがある。今回はもう一つの原理について書く。

はじめに、「何を今さら」といったが、われわれ、戦後体制打倒をめざす「一

水会」の機関紙レコンキスタ』(スペイン語で”失地回復”の意味)でも何

度か原理についての批判をしてきたし、原理運動研究家第一人者である茶本

繁正氏を招いて一水会事務所勉強会したこともある。その時のテーマは「

勝共連合愛国者なのか」であったし、彼らは民族派の味方ではないこともわ

れわれは明らかにした。

また、われわれの仲間には何人か原理オルグられたり、「合宿」に誘われて

行ったことのある人間もいる。二年前、そんな一人に「私はこうして”原理研

が治った」という体験談を話してもらい『レコンキスタ』に載せた。当時は「

こうして新左翼が治った」「べ平連が治った」「アナキストが治った」といっ

体験シリーズをやっており、それら左翼運動と同次元原理も考えていた。

さらには、われわれ一水会連帯している統一戦線義勇軍機関紙義勇軍報』

でも原理勝共との戦いを呼びかけており、事実一水会義勇軍は他の民族

派と共闘して彼らとの闘いを展開していた。

小さいながらもこうした反原理・反勝共の闘いをやってきたが、これは右翼

からは不評で、「思いつきでやってる」とか「勝共は仲間なのに」「敵を利

する」などと批判された。しかし、大学時代からわれわれは彼らを一度も味方

だと思ったことはないし、民族運動の同志だと思ったこともない。学生の時、

早大で知ってた彼らは決して右翼ではなかったし、反共でもなかった。「天皇

なんて関係ない。文鮮明師がすべてだ」「憲法なんてどうでもいいし、興味は

ない」と、正直にいっていた。われわれとは立場は違うが、宗教団体としては

それも当然だろうと思っていた。ところが最近、急激に「右傾化」した。「天

皇制を守り、憲法改正、スパイ防止法の制定を」と言っている。

統一教会原理研勝共連合は別だと言う言い訳は通じない。やっている人間

は同じなのだ。なぜ、急に右旋回し、豹変したのか。その右旋回は本物なのか

どうか。すっと疑問に思ってきた。最近の派手な言動に幻惑されて、即「味方

だ」と思ってる右翼同調できない理由もそこのある。そんな疑問に答えてく

れたのが副島、井上両氏の『文春』のレポート「これが『統一教会』の秘部だ」

だった。そして、『原理講論』をはじめて通読し、両氏の告発が嘘でも誇張で

もないことを知った。

反共方便、実際は共産主義

イエスが再臨する「東方の国」は韓国であり、韓国語が祖国語となって世界

一つになるという。なぜ、「東方の国」が韓国かというと、中国共産化した

からサタン側の国であり、日本は「代々、天照大神を崇拝してきた国として、

さらに、全体主義国家として、…・

韓国キリスト教迫害した国」だから、これも「サタン側の国家」だという。

また、「第二次世界大戦は、民主主義によって結託した米、英、仏の天の側国

家と、全体主義によって結託した独、日、伊のサタン国家との対戦であった」

という。

これは、『原理講論』にかいてある通りである。そして、韓民族いかに「サ

タン」の日本によって、侵略され、迫害され てきたかがこれでもか、これでも

かと書かれている。『文春』の告発レポートでは、さらに驚くべき事実が書か

れている。韓民族選民であり、他民族優越しており、再臨主とは、すなわ

文鮮明氏のことであり、文氏によって世界統一され、必然的韓国世界

の中心となり、韓国語が世界共通語となる。こう説かれているという。

また、われわれ民族派としては見逃せないこととして「敬礼式」についても『

文春』に書いている。これは文鮮明氏をメシア、王の王とみなす象徴的な儀式

だそうで、本文から引くと…・・。

統一教会が四代名節と呼ぶ記念日には、早朝五時から敬礼式があり、そこ

では聖壇に座った『文氏』とその家族に対し、統一教会の主要幹部が三拝の拝

礼を行う。場所はだいたい『文氏』の私邸であるアメリカニューヨーク州

イーストガーデンである。その際、天皇陛下をはじめ、レーガン大統領、全斗

大統領ほか主要国の元首の身代わりを、それぞれの国の教会幹部担当し、

文教一族に拝跪して全世界主権者文教祖に拝礼したという儀式を行うの

である日本天皇陛下の身代わりを演ずるのは、日本統一教会会長久保

氏なのである。何とも奇妙で、そして国民象徴として天皇を上にいただく日

本国民としては見逃せない情景ではないか

全くもってひどい話である文鮮明氏の精神は、信仰王国ではなく、現世の

王国を夢み、その独裁者たらんとする。これはまるで弓削道鏡だ。「彼らは反

共だから味方ではないか」と言っていた右翼の人々も、これを読んだら、とて

もそんなことはいえないはずだ。実際、「許せない」「こんな反日集団は敵だ」

と激高していた人が多くいた。僕としても前から、その性格漠然とは知って

いたが、これだけ証拠をつきつけられては改めて愕然とする思いだった。

これを見ても分かるように、原理勝共は決して右翼民族派ではない。では、

一体何なのか。

まず第一に、これは裏返しの共産主義である。「原理研が治った」青年も言っ

ていたが、反共を唱えてはいるが、内部の生活はむしろ共産主義だという。人

生について考えている青年や悩んでいる青年オルグってきては「合宿」につ

れ出し、何日もロクに眠らせずに「洗脳」をする。はじめは「そんな馬鹿な…

・・」と心の中で抵抗していても、しまいには疲れ果てててしまい、批判し抵

抗することも面倒になって全面的に受け入れてしまうという。「思想強姦

である。また、洗脳の途中で頭の回路が外れて気が狂ったりした人間も多いと

いう。さら自由を許されない共同生活、文氏の決める人と結婚する集団結婚

式。本場の共産主義国家ソ連中国でも、ここまでは共産主義化していない。

自分たちの内部生活共産主義で、外部に向かっては反共を唱えている。その

反共本心かどうかは分からないが、本心だとしても、日本民族主義とは一

切無縁のものである。さきほど見たように、これはソウルを中心とした反共

ンターナショナリズムである。初期の共産主義がモスクワを中心としたインタ

ナショナリズムだったのと同じ構造である共産主義と同様に、この原理

勝共もまた、最も反日的、反民族運動である

第二に、その「反共」すらもが本当かどうか怪しい。「統一教会勝共連合

宗教活動愛国運動は『文鮮明氏』の野望を実現することを目的とした方便

である」と、副島氏も告発している。

世界の王になるためには、ます韓国の王(大統領)にならなくてはならない。

韓国反共バリバリの国である。文氏は日本の人と金を湯水のように使って、

世界的規模での反共活動の「実績づくり」をしている。そのための反共であ

り、韓国世界の王に向けての手段である反共運動の全部が全部、仮面とは

言えないにしても、原理運動世界の王になることが第一目標であり、反共

運動二の次、三の次ぎであろう。

また、反共活動をいっしょにしている自民党体制文化人にたいしては、勝

連合に入るように勧めるが、統一教会原理研には入れようとはしない(な

かには一部の例外もあるが)。原理運動をしている人間想像を絶するストイ

ックな生活をしている。物欲でこり固まった自民党体制派の人間をストイッ

クに改造はできない。反共という衣をつけて、ハナから利用するためだけに近

寄っているのだ。あるいは、そうした金と物欲に目がくらんだ自民党サイドの

人間に対し、「いつか必ず自分たちの前に拝跪させてやる」と復讐の念を燃や

しているかもしれないが。

虐殺兵と似た目つきの原理研

第三に、これは全体主義である。茶本氏は「ファシズムへの道」だというが、

その通りだ。文氏は、いわはヒットラーであり、『原理講論』は、さしずめ『

マインカンプである。『マインカンプ』の中には徹底した日本人軽視、黄

禍論があったが、日本語板ではそれを削除し、ヒットラーの力の前に幻惑され

日本は手を結んだ。それと同じように韓民族選民であり、世界の中心だと

いうことは、日本語板の『原理講論』では意図的に削除されてきた(最近は居

直って日本語板にも出しているが)。これと同じ過ちを日本体制側、そして

一部の右翼は再び犯そうとしている。

第四に、この狭量なストイシズム宗教としては光輝いて見えるが、世俗的権

力の奪取、文王朝建設を目指すという政治世界には入るや、必ず悪い結果

になるということだ。ロベスピエール、カルヴィン、松平定信…・・と、その

先例は歴史上にいくらでもある。

ツヴァイクの『権力とたたか良心』によると、宗教改革に成功したカルヴァ

ンは、他人のどんな小さな過ちも許せない狭量、厳格な人間で、徹底した恐怖

政治を敷き、「罪ある者が神の裁きをまぬがれるくらいなら、むしろ罪のない

者が処罰される方がいい」と公然告白したという。また、カルヴィンやロベ

ピエールはそのいい例だが、「禁欲と苦行のひとというのは、いちばん危険

専制君主典型である」と、ツヴァイクは言う。

それをもっと推し進めればカンボジアのポル・ポトになる。古い体制、古い倫理

観の人間は殺して、殺し尽くした。人口の半分も殺したというが、国民の半分

を殺して達成しなければならない革命とは一体何なのか。地獄カンボジア

実際に見てきたある新聞記者はこんなことを言っていた。古い体制人間を殺

尖兵は、少年たちだったという。その少年兵たちの目は、人間の生死はもと

より、もう何事にも感動を示さないし、 いわば<ゾンビ人間>の目だったとい

う。そして、その目はしょうど原理研の人たちの目に似ていたという。未来

暗示するようで、何かゾッとする話だ。

贖罪意識」につけ込む文鮮明

第五に、彼らもまた、<狼>だ。これだけでは何のことか分からないだろう。

僕は十年近く前、三一書房から腹腹時計と<狼>』という本を出したが、そ

爆弾事件の<狼>とあまりに似ていると思うのである個人的なまじめさに

おいて、また、日本戦争に対する贖罪意識の余りの強さにおいて・…。両者に

とっては先の戦争はまさしく原罪である日本韓国中国侵略し、残虐の

限りを尽くしたひどい国だ、と教えられ、一途に信じ込む。だから、再び、そ

うした国に経済侵略してゆく企業には爆弾を投げるという<狼>。彼らの中に

は「自分祖父や父は兵隊になって侵略たか自分はその贖罪のために新左

運動に入った」と公言するメンバーもいた。

それに対し、侵略した「サタン側の国」(日本からは、いくら金をしぼり取

り、人間消耗品のようにつかってもいい、という原理勝共朝鮮人参、印

鑑、大理石のツボ、花売り、街頭カンパ等、ありとあらゆる方法日本から

をかき集める。詐欺まがいの商法で、ピンク産業以外は何でもやっているとい

う(もっと統一教会としては、上からの指令はしていないと逃げているが)。

末端の会員ですら月に100万円のノルマを課せられ、日本全国からは月に2

0億円、年に240億円もの金がアメリカ文鮮明氏の元に送金されていると

いう。合法非合法を問わない強引なやり方で「サタンの国」からは徹底的に

金をしぼりとり、文王朝のために日本人は手足として使い、使い捨てにすれば

いいという考えだ。

会員もそれに甘んじている。これは日本戦争に対する韓国側の復讐なのかも

しれないが、日本人会員にとってはそうすることによって「侵略戦争」の贖罪

ができると思っている。<狼>クループ同様、屈辱的な贖罪史観、敗戦コンプ

レックスを色濃く引きずっている。

第六に、文王朝建設のために日本人の<献身美徳>が最大限に利用されてい

る、ということだ。いつの時代にも、他人のため、世界のために体をかけて働

いてみたいと願う正義感の強い青年たちはいる。方向性は違っても、戦前の青

将校、在野の右翼運動日本赤軍…・・。そして多分、原理運動に飛び込ん

だ人たちも大部分はそうした純粋動機からだろう。

今の日本のように皆が皆、自分さえよければいい、金がすべでだ、マイホーム

だ、酒だ女だとPermalink | 記事への反応(7) | 19:56

2022-06-24

ウメハラダイゴってすごくない?

もう40過ぎてるのにいつまでもストイック

練習は基本公開

ゲームプレイヤーすべてにリスペクトを持っていて、練習相手に有名無名を問わない

練習パートナー最前線選手ではなく、ちょっと実力が不足してる次世代プレイヤー

対戦相手無線であろうと文句の一つ言わない

金なら腐るほどあるだろうに1円の投げ銭にすら名前を読み上げて丁寧にお礼

かといって贅沢するわけでもない

新規層獲得のために講演依頼は積極的に受け、常に模索している

 

こいつ欠点ある?

2022-06-18

コンサル会社事件について

コンサル会社が同業の競合他社へ情報漏洩事件やらかした件について、個人的感想を書いてみたい。

コンサルタントの仕事について

あなた自動車メーカーで働きたい若者モチベーション想像することができるだろうか?この問いに答えるのは比較的優しそうである子供のころから車が好きで、自分で憧れのあの車を作りたいとかそういう「夢」があるからだとか、具体的なイメージが沸きやすいのではないだろうか。増田の友人にも、イニシャルDの影響でランエボが好きになって三菱自動車で働くんだと言って入社していったやつがいる。

それに比べるとコンサルタントって、よくわからない業種だったりする。関係ない人から見ればなんか経営アドバイスをするとかそんなふわっとしたイメージしかない。なので始めにコンサルタントとは何ぞやというところから書いてみたい。

たとえ話になるが、あるところにジンバブエとの貿易20年間やってきた商社マンがいるとする。である時急にジンバブエ投資ブームになって、支店工場を作りたい企業がたくさん出てきたとする。だけど日本から見ればマイナーな国なので現地の商習慣や法体系要人へのコネクションを持ってる人がほとんどいない。そういうときにこの商社マン独立して有料でジンバブエビジネスに関するアドバイスを始めたらすごくありがたがられないだろうか?コンサルタントの仕事というのはもともとこういう需要からまれたのである個人もしくは少人数で専門性のある人が何かの必要に迫られているひとに知恵を貸すというような、そんな業態だったのだ。

それが時代を経るにつれて経営戦略立案を手伝う需要が生まれ、様々な専門性を持つコンサルタントが多数在籍する規模の大きな「コンサルティングファーム」が台頭してくる。まあ規模が大きくなったとはいえ、最も知名度の高い戦略系のコンサル会社ですら、東大生京大生を年に数人採用するとかそのくらいの規模感だったと聞いている。難易度の高い課題を迅速に解決する仕事のため、実務に精通したエキスパートがクソ地頭のいい若者をこき使って仕事をぶん回す少数精鋭の仕事であった。スポーツでいえばオリンピック代表のようなエリートアスリート世界増田個人的に付き合いの長いベテランコンサルタントは当時の話として、同僚に優秀な人しかいないのと、20代の若いうちから役員がするような難易度の高い仕事ができることがとてつもなく魅力的であったとよく言っていた。

現代コンサルタントについて

で、現代コンサルタントの守備範囲は前述の例のような専門知識を要する分野や経営戦略にとどまらず、人事、IT戦略といった広い分野に及んでいる。かつて企業正規の平社員仕事、例えば事務員工場作業員プログラマー派遣請負で置き換えていったように、気づいたら幹部社員仕事外注先として重宝されるようになっていった。誤解を覚悟性質を表すと、「幹部社員の高級派遣業」とでもいう感じだろうか。

そうした総合コンサル各社は規模も大きくなり、中途や新卒もたくさん採るようになった。とはいえ業務難易度は相変わらず高いため、採用基準は依然として厳しいものだった。6,7年前の状況で旧帝大クラス学生を年に十数人~数十人とかそんなものだったと思う。待遇に不満のある霞が関官僚コンサル業界転職するのが流行りだしたのもこのころだった気がする。この時期のコンサル業界は、スポーツでいえば国体出場選手レベルエリートアスリート集団といったところだろうか。

その状況が変わったのがここ3年ほど。折からデータサイエンスやDXブームに加えてコロナウィルスの影響でITコンサルティングの需要が急増した。それに対応するために総合コンサル各社も一気に規模の拡大に走った。拡大スピードは驚異的で、今回やらかした某社でいえば人員を5年で2.5倍に拡大する計画をぶち上げていたくらいだ。

https://diamond.jp/articles/-/300065

そして今回の事件

さて、これまで少数精鋭で回してきたコンサル会社が規模を拡大するとどうなるか。答えはシンプルで、社員の質の低下が起きる。採用基準でいえば、かつては有名どころのコンサル会社は旧帝クラスが目安だったのに、今ではMARCHクラス学生もどかどか採用するようになっている。単に学歴が(相対的に)低い人材が増えたというだけでなく、新入社員メンタリティも変わって来ている。なんというか、ストイックで求道的なエリートアスリート集団の中に、「プロ野球選手って稼げるんでしょ?」的な不純な動機のやつが混じりだしたという感じだ。彼らは仕事内容に魅力を感じているのではなく、コンサル業界ではたらくイケてる俺らみたいなステータスを重視しているように見える。話は少々脱線するが、最近Twitterタイムライン自称コンサルタントによる「JTC」という発言をよく目にするようになった。「Japanese Traditional Company」の略で、古臭いイケてない日系企業揶揄する一種ネットスラングのようなものだが、こういう言葉流行ること自体自分に酔ってるイきりコンサルの増加を裏付けているような気がしてならない。コンサルティングの仕事顧客あってのものなので、ベテランコンサルは得てして謙虚(に振るまえる)だし、炎上リスクのある迂闊な発言オープンな場でしないのが常識からだ。

少々話が脱線したので本題に戻りたい。もともと少数精鋭で回していたコンサル会社が急に人を増やしました。仕事を取って来れて人事権を握っているベテラン社員はみんな優秀です。抱えてる案件が増えて、相対的能力の劣るメンバーも増えたときに、そんな上層部の人たちが昔から感覚で同じ規模の案件に同じくらいの人数と納期で人を割り当てました。さあ、どうなるか。答えは言わずもがな炎上プロジェクトの多発である

炎上プロジェクトが1つや2つのうちはまだ問題にならない。最悪上層部のドチャクソ優秀なベテランが巻き取って火消しをするからだ。だが会社が拡大路線を続ける限り、新たな火の手はどんどん上がってくる。そして、上層部の目が炎上プロジェクトに向いている間に、モラルの低いコンサルタントが納期に間に合わせるために競合他社の資料を使いまわすという禁じ手を使ってしまった…そんな情景が目に浮かぶのは私だけだろうか。ここ2、3年のコンサルブームが落ち着かない限り、第二、第三の類似事件は必ず起きる。そんな気がしてならないのだ。

2022-06-11

苦しみ萌え、というジャンルについて

最近苦しみ萌え、というジャンルがあることに気づいた。

SMとはちょっと違う。

典型的なのは漫画の「超人ロック」とか。

かなり古いので若い人は読んだことないかもしれないけど、不死の体を持った超能力者ロックが、ありとあらゆる苦痛さらされ、

自らの宿命に苦悩しながら時空を超えて孤独に生き続けるという話。

X-MENヒュー・ジャックマンとか、24ジャックなんかもこれに当てはまる。

惚れ惚れするようなイケメンが、精神的にも肉体的にもひたすら痛めつけられて苦痛に顔を歪ませる。

日本版24唐沢寿明じゃなくて西島秀俊が主役だったら、もっと視聴率取れたのに。

拷問を受けて顔を苦痛に歪ませる西島秀俊、愛するものを奪われて苦悩する西島秀俊

唐沢寿明は苦しみ萌えじゃない。

阿部寛とか竹内豊も違う。木村拓哉も違う。

ディーンフジオカとか苦しみ萌えだよな。

世の中のクリエイターディーンフジオカの使い方をわかってなくてつくづく残念だ。

もっともっと痛めつけて苦しませてこそ、常人離れした整った顔立ちが映えるのに。

腐女子気持ちはよくわからないけど、

彼女たちが同人誌推しキャラにありとあらゆる辱めを与えて喜ぶのもこれなんじゃないのか。

フィギュアスケート羽生結弦もこれに近い。

ストイック練習を重ね、いざ本番の日を迎えて一人孤独リング上で戦いを続ける羽生

四回転ジャンプに失敗して打ちひしがれる様子にモヤモヤした萌えを感じるんだよ。

2022-06-06

最近読んで面白かった・つまらなかった漫画

面白かった

あやかしトライアングル

https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496856861013

ジャンプエロコメは昔から苦手でToLOVEるを一切スルーしていたんだ。

ついでにTS物も苦手で二重苦のこの作品もnotforme確定だろうなと無視していたんだけど…

めっちゃ面白かった。

第一印象は絵がうめぇ!!!!!

ToLOVEるなんかずっとやってたよね…そりゃ歴戦の作家だよねってぐらい絵が上手だし、大人気になるのが頷けるぐらい女の子が可愛かった。

んでもってストーリーがおもしれぇ!

「祓忍」って設定から広がるアイテムや技のギミックがワクワクするし見ていて面白い。

俺がエロやラブをメインに捕らえず読んでもあやかしっていうメインストリーラインがあるからそこを主眼に読んで行ける。

ハレンチ副菜。でもOK。って優し味を感じる。そういえばBLACK CATも書いてましたね…と懐かしくなった。

主人公の祭里が一貫して祓忍としてがんばってる。ここも大事で、俺がラブコメに堪えられるかの分水嶺である

祭里くんがそういう応援できる主人公から安心感がある。

そんな純情な主人公に対してヒロインのすずがハレンチ担当としてぐいぐい行くんだけど…

いやここまで性的に肉食なヒロイン一般紙では初めて見ましたわ…。恋愛積極的レベルを跳躍していて笑えるぐらい肉食。新鮮。

で、ここでTSなのが逆によくてですね。

これが仮に祭里が男のままならぐいぐい行ったあげくの絡みの絵が個人的NGになりそうだなと思った。

百合じゃないし男女の絡みでもないしのギリギリラインからあんなにガツガツエロく書かれていても受け入れらる土壌が己の中にあるんだろうなと分析してみるよ。

次にシロガネ。こいつが「俺がToLOVEるが嫌いな俺の代弁者」みたいになってクッションになってる。一応ハレンチ抑制するブレーキ係を演じている。

から読者の体裁として露骨エロが嫌いだから「シロガネがんばえー」から「あちゃーダメだったか~うん!エロい!」みたいなしゃーない感をかもし出せる。姉が居るから少女マンガを読んでる言い訳が立つ小学生理論である

ToLOVEるにもハレンチ指摘係の委員長が居たはずだがあっちも結局ハレンチ係なので非人間のシロガネがその役を買ってる今作は安心感がある。

あとはれおちゃんとかカゲメイとかも居るんだけど割愛してですね。

言いたいことは二ノ曲宗牙先輩が大好きだということです。

相思相愛の二人の間に居てこれほど応援したくなった男性キャラ過去に居ただろうか!(反語

しかTSした主人公とあわよくば付き合う程度はどしどし推したいと思えるキャラが!

ハレンチは嫌いですが祭里くんはどんどん先輩を誘惑していけと思っておりますはい

最初はすずに敵意→惚れるからの祭里にドギマギな書くだけだとブレブレキャラなのに嫌味もなんにもわかないすっきりとしたイケメンウブキャラなんだよ先輩!

こんなキャラをすいとお出しできる矢吹は本当にすごいと思いました。

移籍で(個人的)悪いほうに転がって欲しくないなぁ。でも露骨エロは増えるんだろうなぁ。

ガチクタ

https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496757736611

名前敬遠してましたシリーズ

あー絵がすきー

大きめグローブ萌え~

はい

Dr.STONEみたいな質感の絵が特徴的な作品。あと片岡人生を少し感じる。

書き込みがすごいってだけでOKなちょろい人間なので。それ見て。

バトルも一応2話のカサの武器の扱い方でよしっ見てやるか!と入れ込むことができた。

さらによくある固有能力ものなんだけど、初期に無能力者のモブっぽいサポート人員スポットを当てたのも好感度急上昇。いいよね…無個性だけど頑張るの…いいよね…腐らず鍛えた肉体だけで貢献するの…。「そういうのいいよなー超クール

ただねーキャラストーリーには今んところ全然引き込まれなくて、絵だけで食ってる。

漫画の絵のセンスがあってダークな雰囲気だけどのめりこめなくて読まなくなっちゃう。というのはアカメが斬る経験があるので、たぶんその経緯をなぞると思われる。

から摂取できるカロリーは高いので常食はしないが目に入ったら読む系か。惜しむらくはweb時代雑誌ザッピングは起こらないということ。

読まなくなるけど面白作品もあるよという変な感想です。

ラーメン赤猫

https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496804659304

絶対読み返さないし絶対毒にならない漫画

わりとよくあるけど探さないとあまりない有象無象漫画ひとつ

絵も話も目を見張るものではないけれどネコである点で加点がすごい。

ネコラーメン屋」で上手くお話を転がしてるし各キャラも尖ってて面白い。

クリシュナちゃんのあざとさもいいけど僕はハナちゃん職業的ネコ被りや佐々木さんの上手く回してるスタッフ感が好きです。

ポスターの話も社ちゃんクリシュナちゃんスキルが活かされてよかたった~と非常にほっこりする話で好きなのです。

ただ「ネコラーメン屋」で目を惹かれたからには飽きも早くて、作中にも居そうなものめずらしいから一度だけ来店して堪能して二度目はない客。のような存在自分がなる。

癒しやかわいさで突き抜けるほどのパンチ力がないので最新話まで一気読みしたら連載は追わないタイプ漫画ですね。

面白いんだよ…でも応援したいほどの面白さじゃないんだよ…。

ぶっちゃけて言えばネコからギリギリ許されてるけど人間とかの画風が可愛い系じゃないよね…。昔の絵が上手い新都社漫画レベルに感じてつらみ。

ANGELIC LAYER

令和の時代!?唐突に読み始めてまだ10話も行ってない。

CLAMPのこってこてな関西弁いいよね…。

ちょっとボーイッシュな快活女の子いいよね…。

でもやっぱり黒髪ストレートも…え?5歳!?うーん…あり!

コメディたっちで崩し絵・SD、へちょい絵が多めで服が可愛くて現代舞台で…

と。熱心なCLAMPファンじゃないけれど好きだった「さくら-ちょびっツ-初期xxxHOLiC」の間を埋めるような位置作品でやっぱりハマりそう。

異様なハイテンポトントン進んでいくのでスルスル読めるのもグッド。

スターシステムでチラ見してたときもっと人形に没入するかヒカル意志を持って喋るかしそうと思ったのだが、結構ストイックにホビーな話になりそうでちょっとびっくり。

改めて考えてみると、CLAMP作品に引き込まれるのは世界システムが気になるからかなぁ。

×××HOLiC因果システムちょびっツの人型PCが普及した世界みたいに店で買えてエンジェルカードがあってトレーニングセンターがあって大会があってと「それがもうある世界」ができてることがすっと入ってくる。現代舞台だとたまにそこにつっかかってノりきれずなんでやねんで読まない漫画もあるんだよ。その点導入がすごくうまくいってる。

今後どういう流れになっていくかはわからないけど全5巻とちょうどいい長さで終わることがわかってるし楽しみに読んでる。

惜しむらくは自分レオタードフェチがないことかしら?

あともし最後まで楽しく読めたらガンダムガンプラアニメに手が出そう。

あげくの果てのカノン

https://www.cmoa.jp/title/114653/

https://spi.tameshiyo.me/AGEKU01SPI

なんだっけ、毎日かあさん?の娘が話題になってなんかその流れで「往生際の意味を知れ」がブコメで上がっていて、じゃあ読むかってなったときに前作があるじゃんとこっちから読みました。

表紙の第一印象は法条遥のリライトシリーズみたいだ。今見返すと誰だこの女!?てなる。

どうでもいいけど結構途中までタイトルカナンだと思ってました。

ジャンルは…うん…たぶんラブストーリー。なんだけど、SFな要素も強い。

まず始めに引き込まれたのは、女の子主人公カノンがかっわいー!

絵がすきーすきすきー。

と思ったらガチストーカーコイツキモイ!でも基本は陰キャストーカーから恋する乙女処女かわいいんだよなぁ。病みメンヘラ女だったら絶対ダメだったけど一途でちょっとしたことで舞い上がって赤面するカノン氏が可愛いすぎてはまっちまった。

で、最初は「雨と廃墟」「地上市民と地下市民」みたいなアンニュイ身分ものかなと思わせておいて、1話終盤からガラッとなんじゃこりゃとSFチックになってくる。もうビックリしてどうなるんだ!?ってなった。ここ最近では一番引き込まれ1話だった。

そのSF要素の「ゼリー」が軸にはあるんだけれど、話を悪~く一言で言うと「不倫モノ」のお話なんだよね。

女性向け漫画でありがちが話を比較女性向けではない画風と「ゼリー」含めた世界観の引き付け力でぐいぐい読ませてくるの。

んで不倫モノだからヒーローの男には妻が既にいて…これがまたむちゃんこ可愛いんだよね~。

第一印象は蹴落とされるための気位が高い当て馬身分婚女かぁ?とか思っちゃったんだけどもう…はぁ…努力家…すきぃ…。

話のテーマは「変節・心変わり」といったところで、男の境さんの心情とは!?本心とは!?…かな?いや全然核心をつけてない。読んでくれ!

普通女性向け漫画だったらこういうストーリーの話の転がしかたってすれ違いや誤解が多くて、「お前らもっとはっきり言えよ!」とか「お前らもっと話し合え!」ってイライラするんよ。

でもあげくの果てのカノンは「治療による副作用で心が変質してしまう」ということがメインで境さん自体も悩んでるんだよね。

このイライラしがちな「ふらふらする男」の原因を「治療による副作用」に他責することが成功してるからお話として気になる読めるものになってる。

そしてその原因の「ゼリー」が3人の関係に深く絡みついていて、あるいは「ゼリー」の解決が3人の結末にもからむかも!?3人の(というかそれに影響された妻の)行動しだいでゼリーがある世界にすごい影響があるかも!?という点で個人的な話かつ世界的・大規模的な話にもなっていて、いわゆるセカイ系な要素をはらんでいる。

こいつらどうなるんだ!?とずっとハラハラ、そしてずっとカノンかわいいなーで読み進められた。ダメ女とも思うけどね。本当に。

不倫モノだけどずっと恋する高校生カノン目線のせいでそんなにドロドロ感じない不思議作品だった。

終盤は流石に俺でもダメージを受けるんだけど、まああれもこれも必要だった。

ラストに関しては「お前が良いならそれもよし!」でした。ニヤニヤ笑顔でぼかぁ嫌いだな~と言えるようなオチね。

あと弟くんが微熱空間してるのでオヌヌメ

往生際の意味を知れを読むのが楽しみ~

アラガネの子

https://shonenjumpplus.com/episode/13933686331748208168

3話途中。

絵が書き込まれますね。OKです。(ちょろい)

非転生・純ファンタジーで昨今貴重すぎる作品

私、デカくてなよっとしてるキャラに弱い部分があります。ついでに白抜き長髪だとか。

いなりこんこんいろはのうか様とか江戸前エルフとかですね。

まさかキャラでその文脈にヒットするとは意外でしたが。

ハガレンのような始まりにビクビクしつつも生意気みつあみおさげショタがでてらんまじゃん!とか思ったり。

振り返ればみつあみおさげが好きなようです。先のANGELIC LAYERおさげあげくの果てのカノンの妻もみつあみ編みこみ。うん、らんまが悪い。

宝石の特色を活かすという点では宝石の国どうなったかな…まだ休載か…とがっくりしたり、とにかく他作品がよぎってしま作品。すまん。

(というかオーバーヒートリバウンドを思い出させたり足が悪いだったりキメラがでたりとなるとレッドダイヤ賢者の石か?と今読み返すとなんかハガレン不安でしたが)

1話時点でストーリーにはあまり惹かれないけれど、キャラ世界観は良い感じです。(同じ感想を抱いたレッドフードは爆散しましたがこちらは30話オーバー)

ファンタジー世界で導くものと導かれるもののような関係の二人の話、といえばいくつか思いつきます

魔法使いの嫁

IT'S MY LIFE

ソマリと森の神様

グレンデル

どれもなんかとっつきにくいなあと感じてましたが、男二人組みでオリエントとなると手を出しやすかったです。

おさげ君がうだうだ暗く行くと不安でしたが意外とコロコロとした感情豊かで素直な面が多いので、犯人を捜してやっつけるよりはとにかく治療法を探す方面で進んで欲しいですね。

メインがまだ好きになってないけど周辺要素が好きの塊だから好きそうだ、みたいな作品です。

綺麗にしてもらえますか。

https://magazine.jp.square-enix.com/yg/introduction/kireini/

とりあえず1巻。

名前敬遠してましたシリーズ

彼女、お借りしま

みたいな語感のせいで避けてました。だってヤングガンガンだよ?

けど面白い!

絵が書き込まれてる!(くどちょろい)

隔月雑誌の月1連載枠らしいです。

ちょっと露骨健康的なかわいいエロちっくさが鼻につくけれど、全然OK範疇です。

絵は最近若木民喜とか荒井啓とかよりかな?

クリーニング屋という本業がありつつもメインは地元民との交流というハートフル物語です。

ARIAふらいんぐうぃっちが好きなら好きになる…はずっ。

とにかく絵が、背景が、描かれてるんで!めちゃくちゃ漫画摂取してる気分になれる。

目にも心にも滋養たっぷり作品イチオシ

あと読み始めたのはちょっと前だけど好きな作品名だけ

ジャイアントお嬢様

https://www.sunday-webry.com/episode/3269754496551508303

煩悩西遊記

https://www.sunday-webry.com/episode/3269754496551508634

レッドブルー

ttps://www.sunday-webry.com/episode/3269754496660551554

勇気あるものより散れ

ttps://www.younganimal.com/title/?id=11

忍者極道

ttps://comic-days.com/episode/10834108156722664318

あと、「鍵がない」もよかったよね。

まらなかった

ToLOVEる

双子登場回まで。

あやトラを読んで避けてたのはもったいなかったなと読み出したけど、ギブアップ

昔の、ジャンプ特有というわけではないけどなんでモテるのかよくわからない主人公ラブコメダメだった…

いちご100%やぱすてるやニセコイラブひなみたいな…

話もやや面白いし女の子可愛いけどやっぱ主人公が好きになれないと連鎖的にヒロインたちの心情にも乗れなくてどうあがいてもラブコメダメだなと再認識

もっと妖を狩って平和を守ってるとか貧乏から勉強バイトを頑張ってるとかギャルゲーを極めてるとか芯を持った主人公でおなしゃす…

それと主人公スタートから好きなヒロインが他と比較して可愛いと思えなくて辛いという現象ニセコイでも経験しました。

イヴじゃなくてヤミちゃんはとても可愛かったです。ヒロインはヤミと蜜柑だけでもよい。

地味にキョウコちゃんが出てたのもうれしかった。

勇者ミーリは58歳

anond:20220603170344

元増田先入観があったことは否めない。

読めるけど。面白いといってもよかったかもしれないけどたしかに不相応な反響あいだなと感じた。

その「面白い」も漫画をよく読むから見出せる典型的(陳腐な)面白さ、あるいは全然読まないなら素直に感じるであろう面白さであって、引いて見るとダメな類のもの

多少の不自然さを書きたいことのパッションで帳消しにする漫画って確かにあるけれど、この内容でネーム大賞といわれると「えー」っと言いたい気分にもなる。

まあ元増田以上に言える事はないです。

スペシャル

これは先に断っておくが自分が悪いし読み方も最悪。

「成程」を堪能し連載初期に追っててなんかちゃうなと離脱

最終回がひどいと話にのぼり最後の数話を読む。

というキセルっぷりだけど…絵も話もどうしてこうなったしか言いようがない。

個人的ジェネリック位置原光Zな人だったんだけど位置原光Zがほぼ読み味そのままで居てくれているだけにこの方はもういいかな…と。絵の魅力もなくなってるのが辛い。

炎炎ノ消防隊

完結記念に読もうとしましたが。

ソウルイーターを途中リタイアした人間には結局合いませんでした。

2巻でさっそく闇落ちを誘ってくるキャラが出てきてまたか…となりリタイア

絵もキャラも嫌いじゃないんだけどとにかく話が面倒くさいんだよね…。

デッドマウント・デスプレイ

群像劇作家っぽくて避けてた作者の作品を読んでみたら群像劇になりそうだったのやめた。

ひでー言い草…。

ファンタジーな雰囲気で読めそうな流れから現代に行っちゃって人が増えそうな雰囲気が流れ出して…

よし、女の子が死んだ!この子が死んだままなら読み進めよう!と思ったらやっぱり復活したのでやめておくことにした。

次の作品にも言えるけど主人公が極端に悪人だと辛い。

はめ Permalink | 記事への反応(6) | 12:24

2022-06-04

anond:20220604165433

個人的に『とっとこハム太郎』は構成力と演出力に優れ、キャラクター心理描写に優れた傑作であると断言できる。

というわけで、批評させていただこう。

とっとこハム太郎』はどこが素晴らしいのかを。

1 書きたい内容(テーマキャラクター)が絞られている

 これがまず難しい。

 キャラクターテーマというのは暴れ馬である

 テーマキャラクター合致していない作品というのは枚挙にいとまがない。

 その中で、テーマキャラクター合致している。必要不可分の関係である

 そして、テーマキャラクター不要な要素をすべて排除している。

 これは、なかなかできることではない

 創作すると、ついつい不要キャラクターを出してしまうし、不要キャラクターを出した後、キャラクター視点が一貫せずにぼろぼろになってしまうケースはたくさんある。

 ハム太郎とこうしくんに焦点を絞り、ハム太郎視点でほぼすべてを描ききっている。これは難易度が相当高い。

 「キャラクターをいっぱい出してしまう」とか「視点が定まらないでドリフトする」という新人の弱点が一切見られない。

 描きたいものをきちんと絞り、きちんと描ききっている。これはもう、見事である

 最後のシーンでの印象を計算し、最後のシーンにすべての物語が集約している。

 構成力の勝利である


2 ストーリーと設定描写無駄がない

 これも大勢創作者の欠点である

 作品は主に4つの要素でできている。

 キャラクターストーリーテーマ世界観(設定)である

 が、この作品世界観比重をそこまでおいていない。短編では世界観を描きすぎると、キャラクターが圧迫されてしまうことを知っているからだ。

 必要最低限の設定以外は、ほぼ全てカットして掘り下げず、その分、キャラクター心理描写キャラクターを立てる演出使用している。

 ストーリーストイックに「キャラクター最後ハムハム」に不要なシーンは全てカットしている。

 そのぶん、派手さを控えた巧みな演出により、キャラクターに対して存分に読者の意識を掴むことに成功している。

 このハンドリング力は並大抵のことではない。

3 キャラクターの心の変化を矛盾なく緻密に描いている。

 これが、この作品の最大の魅力であろうと思っている。

 まず、キャラクターの行動と感情の動きに、整合性のない部分が一切ない。

 すべて「疑問符がつかない」と言うことだ。これは相当上手い。

 キャラクターが、困惑し、驚き、ドキドキし、照れて、決意し、恋をして、目的を持ち、走って、泣いて、絶望し、再度歩き出し、長い時間を掛けて、最後の抱擁のシーンまでたどり着く。

 「なんでこのキャラこんなことしてんの?」という違和感を持たせず、その流れの感情の変化に無駄ものがなく、全て矛盾なく一直線である

 とんでもない離れ業をやってのけている。

 本当に一切の矛盾がない。

 ストレスなく、キャラクター感情と変化が描かれていて、キャラクターが立った状態で読める。

 無理やり顔を崩して大声で叫ばせたり、派手な集中線は使ってない控えめな演出であるが、この演出の巧みさは非凡である

 細かな感情の変化も、連続したコマ、同じ角度から僅かな驚きを挿入したりする演出カメラワークの角度も無駄がなく、手の動き、目の大きさ、背景効果でミーリの感情を描ききっている。全てにおいて矛盾がない。

 時間の経過による心の変化すらも、描ききっているのだ。

 しかも嫌味ではなく、読む時間すら支配して、読者に負荷をかけず、違和感なくサラリと読める。

 目立たずに高難易度なことをやっている。しかも、嫌味ではない。

 見事としか言いようがない。

4 総評 

 自分個人的感想を言うのならば、

 上手い。

 巧すぎて悔しい。

 旨すぎて、腹が立つ。

 これは間違いなくネーム大賞にふさわしいと思う。

 最も難しいと言われるマンガ短編において、キャラクター心理描写の変化を描ききっている。

 紛れもなくプロ仕事計画的犯行である

 というか、この続きが読みたいとも思うし。

 この話はこれで完結しているから何もいらないとも思う。

 技術的な面だけを書いたが、キャラクター孤独に焦点を当てた「読者にどう思ってもらいたいか」を計算しただけの作品ではないことは、読めばわかると思う。

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