はてなキーワード: 計画的犯行とは
今から数年前、アメリカでホットウィール(以下Hotwheels)収集に情熱を注いでいた。Hotwheelsというのはアメリカのミニカーブランドで、日本で言うトミカみたいなものだ。詳しくはWEBで。当時は血眼になって探しまわっていたので、足繁く店を訪ねたり情報を集めたりして、それなりに買い集めることができるようになった。
残念ながら今となってはアメリカに行く機会はほとんどなくなってしまった上に、当時ほどの情熱がなくなってしまったので、苦労して獲得した得たノウハウは使われることもなくこのまま記憶と共に薄れていく運命にある。ただその一方で、苦労して得たノウハウがこのまま自然消滅してしまうのがもったいないという思いもあった。そんな折、増田の存在を知り、思い出代わりに記録を残すのも悪くないなと思ったので、ここに書き連ねることにした。
この投稿を読む人はきっと日本に住んでいる人だろうから、あまりニーズはないとは知りつつも、それ故に読んだ人同士が競合する心配も少ないと考える。日本語でのここまでの情報は希少なはずなので、アメリカへ旅行、出張、赴任、移住するなど現地で買い物をする機会のあるコレクターにはちょっとは役立つだろう。当時は2年半で2000台以上購入し、良い時でスーパートレジャーハント(以下$TH)を1年間で12台見つけることができたので、その程度のノウハウだと捉えてほしい。話が右往左往して乱文になってしまい申し訳ないが、この情報で少しでもハンティングを楽しんでいただけると幸いだ。
文字数の関係で前編後編に分けた。コンテンツは下記のとおり。後編がより実践的な情報。
それではここから前編。後編はこちら→https://anond.hatelabo.jp/20220816012401
発売日など決まった予定はない。アソートの順番をある程度守りながらそれなりの時期にバラバラと入荷される。同じWalmartであっても店舗が違えば違う日に入荷することもある。どの店員に聞いてもいつ入荷するか知らない。急に古いアソートが入荷されることもある。入荷がランダムなので開店待ちする人は少ない。メインラインの実売価格は一番安くて約$1。それ以外は$1.25とか$1.5とか$2とかが多い。うらやましい。サイドラインは$1だったり$2だったりアソートによって異なるが理由はよく分からない。プレミアムは$6ぐらい、Team Transportは$14ぐらい、Mystery Modelsは$1。
非公式であるが、数年前まではBrickSeekというWEBサイトでWalmartの店舗ごとの在庫数が検索できた。残念ながら現在は在庫数ではなく在庫の「有無」だけの表示となり実質役に立たない情報になってしまった。WalmartでHotwheelsの在庫がなくなることはほぼあり得ないからだ。一応、メインラインの在庫はSKUコード「34253677」で検索できる。たしか店舗の値札にUPCコードが書いてあるので、それさえ分かればメインライン以外も検索できた。ただし私がプレミアムラインやサイドラインをウォッチしていた限りだと、メインライン以外の情報は実態と合ってなさそう。
今は使えないサイトだが、ここから得た情報がある程度参考になると思う。私がこのサイトの存在を知ってから数ヶ月間ほぼ毎日複数店舗のWalmartの在庫をウォッチした。その結果、ある程度Hotwheelsの流通量が見えてきた。集計したデータによると2~3週間ごとに数箱の入荷が近隣店舗でほぼ一斉にあり、在庫の多い店舗ではたまにDump Binと思われる500台以上の大量入荷があるような周期だった。それ以外にもランダムで1、2箱の入荷もあった。そしてThanks Givingが終わって間もない12月初旬には、クリスマス商戦に向けて数多くの店舗で大量入荷がある、といった感じだった。だが、BrickSeekの在庫増加と実店舗の陳列増加は残念ながら一致しないことも多くハンティングが空振りになることもしばしばだった。感覚的には打率5割強といったところかも。誤情報なのか陳列までの時間差なのかは判別できなかった。さらに、店に着いた時にはすでに開封済みだったということもよくあった。結局このBrickSeekの情報をもってしても$THの戦果は1ヶ月あたり1台ぐらいに留まった。
ここからは余談だが、これだけの頻度で入荷しているにも関わらず次の入荷までにはしっかりと在庫が減っている。入荷される箱には、一部の人気車種以外にも人気薄の実車や架空車などが多く同梱されている。要するに抱き合わせ販売だ。人気車種はもちろんすぐ売れてしまうのだが、在庫がちゃんと減っているということは、不人気の架空車もちゃんと売れているということになる。日本だと架空車といえば不良在庫という印象で、個人的にはなぜこんなに謎めいたミニカーをたくさん作っているのだろうと疑問を持っていたが、このデータによるとHotwheels発祥のアメリカではちゃんと架空車も市場に受け入れられているようだ。
アメリカはHotwheels本場だけあってコレクターが多いので基本的にはライバルだらけだ。いくら入荷がランダムだからと言っても、たまたま立ち寄った店に$THがぶら下がっているなんてことはほぼ期待できない。$THを手に入れようと思うと箱の開封直後か、何なら開封前に立ち会わないといけない。競争率には地域差があるようだが、Mattel社の地元ロサンゼルスはさらにコレクターが多いらしく、競争も激しいようだ。噂で聞いただけだが、定年後で時間を持て余しているベテランコレクターが店の裏でトラックが来るのをのんびり待ち構えているらしい。もし本当なら陳列どころか、店に入る前に狩られてしまうので勝ち目がない。大量の在庫を見つけても人気の1車種だけはどこに行っても見つからないということも少なくない。
まだ先述のBrickSeekが機能していた頃は入荷がある程度把握できたが、残念ながらガチのコレクターは当然のようにその情報を知っているから、これだけではライバルには勝てない。入荷日に店舗に行くとおもちゃ売り場からジッと倉庫の方を凝視しているおっさんがいたこともある。きっと私と同じように入荷情報を掴んで待ち構えているコレクターなんだと思う。強面で大柄なおっさんだったから、仲良く待つなんてことは考えずその店はあきらめて立ち去った。
ライバルについて非常に悔しい思いをしたことがある。今までで最大のチャンスに遭遇し、それを目の前でかっさらわれてしまった決して忘れられない記憶だ。いつものようにBrickSeekをチェックしているとWalmartのある店舗で2500台を超える大量の在庫増加があった。エラーじゃないのと思いつつ今晩その店舗行ってみることにしたが、その日は仕事がなかなか片付かず狙っている時間よりも遅くなってしまった。ようやく仕事を終え半信半疑でおもちゃ売り場に向かうと、なんとHotwheelsの箱がタワーのように積み上げられているではないか。入荷数はエラーじゃなく本当だったんだと興奮した次の瞬間、その場で写真を撮っている人物を見つけて敗北を悟った。彼の手にはすでに6個の$THがあった。聞いてみると30分前に来たらしい。惜しい!負けを噛みしめつつ箱を数えると72個入りが36箱だった。$THは6箱に1個の割合という計算になる。その勝者が教えてくれたのだが、72台入りの箱の上下2段のうち$THは常に上段に入っているらしい。もしもライバルと鉢合わせてスピード勝負になった場合には役立つ情報だ。ちなみにその彼は子供の頃からのコレクターで毎週のように$THをゲットしているらしい。しかも手に入れた$THは売らないとのこと。きっと膨大な数の$THを持っているんだろう。うらやましい。
実は、BrickSeekが機能しなくなった今でも、Instagramを見ると毎週のように$THを手に入れているコレクターがいる。きっとBrickSeek以外にもノウハウがあるんだろう。別のコレクターに聞いた話だが、そのInstagramのコレクターは常にそこらじゅうの店に行っているらしい。足で稼ぐというのも大事な要素のようだ。だが私も毎晩のように複数の店舗をパトロールしていたのでそれなりに足は使っていたつもりだ。にも関わらず$THを手に入れられたのは月に1個ペースだ。なので他に理由が考えられるとするならば、店の人間と仲良くなって情報をもらう、自分が行くまで陳列を待ってもらう、ぐらいだと推測する。実は私も一番良く行くWalmartの店員やセールスマネージャーと顔見知りになった。だが残念ながらセールスマネージャーさえ入荷を事前には知らず、彼らの恩恵にあずかれることはないままその店舗にはもう行かなくなってしまった。生活様式や英語も含め、ここまでがにわかコレクターである自分の限界だったんだろう。Instagramの彼ほどになるにはさらに何歩も先を行かなければならないようだ。いやー、本当にどうやって見つけてるんだろう。秘訣を教えてほしい。
一応アメリカにも買い占めや転売屋に対する批判はある。だが日本ほどではない。勝者が独り占めするということが受け止められやすい文化だと推測する。一方で、Walmartで出会ったコレクターは「次の人のために残す」と言って一部は買わずに置いて行った。層が厚いのでいろいろなコレクターがいるのだろう。あるいは、日本と違って一斉に発売しないから買い占められて終わりということが起きにくいのかもしれない。
ミニカーに限らずアメリカの小売店、特にチェーン店は返品に対して寛容だ。新品でレシートがあれば基本的に何でも返品できる。理由を聞かれることもあるが「要らないから」と中身のない答えでも受理される。Walmart同士なら買った店舗とは別の店舗でも返品することが可能だ。ここからはお勧めしない方法なのだが、とりあえず多めに買っておいて買い過ぎたと思ったら返品できちゃう。また、例えばA店で買った商品がB店でより安く売られていたとする。たとえA店で買った商品がすでに開封して新品じゃなくなってたとしても、B店で同じ商品を安く買ってA店で返品できてしまう。つまり事実上B店で安く買ったのと同じことになる。あくまでも理論上できるというだけで実際にやって良いかは分からない。もちろん不良品なら新品でなくてもほぼ返品できるだろう。ただし返品できるカスタマーサービスは24時間営業のWalmartでも昼間しか開いていない上に長い列ができていることが多いから、旅行中など時間に余裕がない時には不向きだ。
返品しやすいということは、裏を返せば中古品も新品のように売られているということだが、それだけではない。悪意のある人間が商品を購入し中身をすり替えて返品することもある。Walmartの店員はせいぜいバーコードを読んでレシートと照らし合わせるぐらいで、Hotwheelsのパッケージと中身が同じかなんて区別できる訳もない。よっぽど不自然な修復でもない限りすり替えは検知できないだろう。さらに残念なのはこれがそれなりの知識を持ったコレクターの仕業であるということだ。最小限の加工でパッケージを開け、用意しておいた安価な替え玉へとすり替え、目立たないようにパッケージを修復する、というのは知識と技術を持つコレクターにしかできない。ミニカーなんて高くても数ドルだろうし、自分の好きな趣味であるはずのミニカーのためにこれだけの計画的犯行に及ぶ気持ちが到底理解できない。私自身も実際に何度かすり替えられた商品を見たことはあるし、残念ながら買ってしまったこともある。マルチパック限定の特定のモデルが欲しくて、中身を見て買ったから結果オーライだったのだが、すり替えに気付いた時はすごく気持ち悪かった。たとえWalmartやTargetなどの正規販売店であっても中身には常に注意を払う必要がある。
アメリカでは有志(たぶん)によりコンベンションと言われるHotwheelsのイベントが年2回開催されている。こちらがMattel社やデザインセンターのあるロサンゼルスで毎年10月頃に開催される方だ。もう一方は後述。有志とは言えほぼ公式のイベントの様相で、コンベンション限定モデルが発売されたり、これから発売されるリーク情報がプレゼンされたり、いろいろなコンテンツが催される。残念ながら私がコンベンションの存在を知った時にはとっくにチケットは売り切れていたし、次のチャンスに買おうとしたがすぐ売り切れてしまい結局コンベンションに参加することは叶わなかった。そもそも日本からだと遠い。なので申し訳ないがコンベンションのコンテンツ自体はあまり知らない。
だが、チケットがなくても実は行く価値はそれなりにある。アメリカ中や外国からも集まったコレクターが会場となるホテルに宿泊するのだが、その客室でフリーマーケットのように大量のHotwheelsが売られるのだ。最新のモデル、古いモデル、$TH、RLC、カスタムカーなど非常に幅広いモデルが売られており、ここまでの種類と量が一度に買える場所はおそらく他にはないだろう。しかも値段も良心的な物が多い。人によってはメインラインが$1だったり$THが$10で売ってたりもする。もちろん業者が売っていたり、プレ値も普通にあるが相場以下で買えることも多かったように思う。私が直接買えなかったコンベンションカーもその場で転売されていて$50ぐらいだった。定価よりももちろん高いが日本で買うよりずっと安い。また、売っている人がコレクターだからと思うが子供にはとっても優しい。割引してくれたり無料でくれたりする。コンベンションが開催される数日間の間、ホテル内を歩くとあちこちのドアが開いていたり、張り紙がしてあるので、客室に入る敷居は高くない。ただし、コンベンションに参加するコレクターの客室なので、イベント中やそれぞれの用事がある時には閉まっている。つまり、全フロア1周しても、次回る時には別の部屋が空いてたりする。それぞれの部屋でたくさん売っているので、とても1日では見切れないぐらいのボリュームだ。これだけでも楽しい。私はチケットは買えなかったが、旅行のついでに会場のホテルに泊まり、たくさんのモデルを買い漁ることができた。コンベンションの公式サイトには一切こういうことは書かれていないので、もしコンベンションへの参加を検討するなら買い物を楽しめることも含めて考えてみると良いと思う。
先述のコンベンションのもう一方で、こちらは年ごとに開催地が変わりアメリカ各地で4月頃に開催される。コンテンツはおそらくロサンゼルスの方と同様と思われるが、こちらも私はチケットが買えなかったので、申し訳ないがよく分からない。ただ、少なくとも客室でたくさんHotwheelsが売られているのは同様で、私はこちらでも買い物を楽しんだ。
日本と同様だと思うが、地元のコレクターが集まりちょっとしたイベントやミニカーの販売をする。アメリカ内の各地で開催されているようだ。価格も良心的で相場より安い印象がある。
HotwheelsにはRed Line Clubという有料の会員制度がある。詳細はWebで。その会員だけが購入できるRLC限定モデルがあり、Hotwheelsのコレクションにある程度のめり込むと買いたくなる人もいると思う。私も最初はミニカーに$20も出せないとスルーしていたが今ではほぼ毎回買ってしまっている。高いがそれなりに良い物だと思う。日本からの購入方法はこの投稿の主旨から外れるので割愛する。私が知っているのは過去5年ほどだが、発売はいつも火曜日のカリフォルニア時間の午前9時だ。当然多くのアメリカ人は勤務時間内はずだが、よっぽどの不人気モデルでない限り数分で売り切れるのが常だ。日本のサラリーマンならとてもそんな時間にネットショッピングなどできないのが普通だが、すぐ売り切れるということはフレキシブルな働き方をしているアメリカ人が多いということなんだろう。こういうところでも文化の差が感じられて面白い。
おぎのが信仰してる宗教を告白したのを見たことないわけだけど、勝手に認定しまくってる人、安倍殺害の供述読めないのかな?
関わりがあっただけで宗教認定してきた君たちが、犯人を勘違いさせて殺害を煽った真の共犯者だよね???
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/ogino_otaku/status/1545443504364859395
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220709/k10013709001000.html
安倍が信仰してると発言してもいない特定の宗教と深い繋がりがあると繰り返し煽ってきたのは誰だったっけ???
自供した内容のように勘違いさせたのは、どう考えても特定宗教と関わりが深いとデマ撒き続けてきた人たちでそれが犯行に直結する原因だよね。
id:cha9 統一教会系youtuberのくせに煽ってるのかずいぶん余裕だな。小物とはいえヘイト貯めてる宗教団体の片棒担いでるのに呑気なもんだ
お前みたいなのだよ
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc6344e53d7b9c70179807b5eadc666e209482c5
捜査関係者への取材で、山上容疑者が自作の銃を作る前に「もともと爆弾を作って殺すつもりだった」という趣旨の話をしていることが新たに分かりました。
また、「実験してみたら自作の爆弾では殺せないことが分かった。それで銃を作り始めた」とも話しているということです。
8日の安倍元総理の銃撃には、自作の銃のようなものが使われたとみられ、捜査関係者によりますと、山上容疑者はこれについて、「銃1丁に3本の筒がついている。1本の筒に6発の弾丸が入っている」という趣旨の話をしているということです。
自作の凶器は一丁だけではなく複数作っていて、「今年の春ごろにはできていた」とも話しているということです。
個人的に『とっとこハム太郎』は構成力と演出力に優れ、キャラクター心理描写に優れた傑作であると断言できる。
というわけで、批評させていただこう。
『とっとこハム太郎』はどこが素晴らしいのかを。
これがまず難しい。
テーマとキャラクターが合致していない作品というのは枚挙にいとまがない。
その中で、テーマとキャラクターが合致している。必要不可分の関係性である。
そして、テーマとキャラクターに不要な要素をすべて排除している。
これは、なかなかできることではない
創作すると、ついつい不要なキャラクターを出してしまうし、不要なキャラクターを出した後、キャラクターの視点が一貫せずにぼろぼろになってしまうケースはたくさんある。
ハム太郎とこうしくんに焦点を絞り、ハム太郎の視点でほぼすべてを描ききっている。これは難易度が相当高い。
「キャラクターをいっぱい出してしまう」とか「視点が定まらないでドリフトする」という新人の弱点が一切見られない。
描きたいものをきちんと絞り、きちんと描ききっている。これはもう、見事である。
最後のシーンでの印象を計算し、最後のシーンにすべての物語が集約している。
が、この作品、世界観に比重をそこまでおいていない。短編では世界観を描きすぎると、キャラクターが圧迫されてしまうことを知っているからだ。
必要最低限の設定以外は、ほぼ全てカットして掘り下げず、その分、キャラクターの心理描写とキャラクターを立てる演出に使用している。
ストーリーもストイックに「キャラクターの最後のハムハム」に不要なシーンは全てカットしている。
そのぶん、派手さを控えた巧みな演出により、キャラクターに対して存分に読者の意識を掴むことに成功している。
このハンドリング力は並大抵のことではない。
これが、この作品の最大の魅力であろうと思っている。
まず、キャラクターの行動と感情の動きに、整合性のない部分が一切ない。
すべて「疑問符がつかない」と言うことだ。これは相当上手い。
キャラクターが、困惑し、驚き、ドキドキし、照れて、決意し、恋をして、目的を持ち、走って、泣いて、絶望し、再度歩き出し、長い時間を掛けて、最後の抱擁のシーンまでたどり着く。
「なんでこのキャラこんなことしてんの?」という違和感を持たせず、その流れの感情の変化に無駄なものがなく、全て矛盾なく一直線である。
とんでもない離れ業をやってのけている。
本当に一切の矛盾がない。
ストレスなく、キャラクターの感情と変化が描かれていて、キャラクターが立った状態で読める。
無理やり顔を崩して大声で叫ばせたり、派手な集中線は使ってない控えめな演出であるが、この演出の巧みさは非凡である。
細かな感情の変化も、連続したコマ、同じ角度から僅かな驚きを挿入したりする演出、カメラワークの角度も無駄がなく、手の動き、目の大きさ、背景効果でミーリの感情を描ききっている。全てにおいて矛盾がない。
時間の経過による心の変化すらも、描ききっているのだ。
しかも嫌味ではなく、読む時間すら支配して、読者に負荷をかけず、違和感なくサラリと読める。
目立たずに高難易度なことをやっている。しかも、嫌味ではない。
見事としか言いようがない。
4 総評
上手い。
巧すぎて悔しい。
旨すぎて、腹が立つ。
これは間違いなくネーム大賞にふさわしいと思う。
最も難しいと言われるマンガの短編において、キャラクターの心理描写の変化を描ききっている。
というか、この続きが読みたいとも思うし。
この話はこれで完結しているから何もいらないとも思う。
技術的な面だけを書いたが、キャラクターの孤独に焦点を当てた「読者にどう思ってもらいたいか」を計算しただけの作品ではないことは、読めばわかると思う。
というわけで、批評させていただこう。
これがまず難しい。
テーマとキャラクターが合致していない作品というのは枚挙にいとまがない。
その中で、テーマとキャラクターが合致している。必要不可分の関係性である。
そして、テーマとキャラクターに不要な要素をすべて排除している。
これは、なかなかできることではない
創作すると、ついつい不要なキャラクターを出してしまうし、不要なキャラクターを出した後、キャラクターの視点が一貫せずにぼろぼろになってしまうケースはたくさんある。
勇者ミーリと魔王二人に焦点を絞り、勇者ミーリの視点でほぼすべてを描ききっている。これは難易度が相当高い。
「キャラクターをいっぱい出してしまう」とか「視点が定まらないでドリフトする」という新人の弱点が一切見られない。
描きたいものをきちんと絞り、きちんと描ききっている。これはもう、見事である。
最後のシーンでの印象を計算し、最後のシーンにすべての物語が集約している。
が、この作品、世界観に比重をそこまでおいていない。短編では世界観を描きすぎると、キャラクターが圧迫されてしまうことを知っているからだ。
必要最低限の設定以外は、ほぼ全てカットして掘り下げず、その分、キャラクターの心理描写とキャラクターを立てる演出に使用している。
ストーリーもストイックに「キャラクターの最後の抱擁」に不要なシーンは全てカットしている。
そのぶん、派手さを控えた巧みな演出により、キャラクターに対して存分に読者の意識を掴むことに成功している。
このハンドリング力は並大抵のことではない。
これが、この作品の最大の魅力であろうと思っている。
まず、キャラクターの行動と感情の動きに、整合性のない部分が一切ない。
すべて「疑問符がつかない」と言うことだ。これは相当上手い。
キャラクターが、困惑し、驚き、ドキドキし、照れて、決意し、恋をして、目的を持ち、走って、泣いて、絶望し、再度歩き出し、長い時間を掛けて、最後の抱擁のシーンまでたどり着く。
「なんでこのキャラこんなことしてんの?」という違和感を持たせず、その流れの感情の変化に無駄なものがなく、全て矛盾なく一直線である。
とんでもない離れ業をやってのけている。
本当に一切の矛盾がない。
ストレスなく、キャラクターの感情と変化が描かれていて、キャラクターが立った状態で読める。
無理やり顔を崩して大声で叫ばせたり、派手な集中線は使ってない控えめな演出であるが、この演出の巧みさは非凡である。
細かな感情の変化も、連続したコマ、同じ角度から僅かな驚きを挿入したりする演出、カメラワークの角度も無駄がなく、手の動き、目の大きさ、背景効果でミーリの感情を描ききっている。全てにおいて矛盾がない。
時間の経過による心の変化すらも、描ききっているのだ。
しかも嫌味ではなく、読む時間すら支配して、読者に負荷をかけず、違和感なくサラリと読める。
目立たずに高難易度なことをやっている。しかも、嫌味ではない。
見事としか言いようがない。
上手い。
巧すぎて悔しい。
旨すぎて、腹が立つ。
これは間違いなくネーム大賞にふさわしいと思う。
最も難しいと言われるマンガの短編において、キャラクターの心理描写の変化を描ききっている。
というか、この続きが読みたいとも思うし。
この話はこれで完結しているから何もいらないとも思う。
技術的な面だけを書いたが、キャラクターの孤独に焦点を当てた「読者にどう思ってもらいたいか」を計算しただけの作品ではないことは、読めばわかると思う。
性奴隷願望どんだけ強いんだ
伊藤仁士は何者?
大阪市内で行方不明になった赤坂彩葉さんを栃木県内で監禁していたとして
栃木県警は本日、成年者誘拐の疑いで、栃木県小山市の職業不詳伊藤仁士容疑者(35)を逮捕した。
伊藤仁士容疑者と赤坂彩葉さんは以前からSNSを通じて交流があったとされ
職業に関しては“不詳”と報じられており、定職には就いていなかった可能性が高い。
在住は栃木県小山市という事なので、大阪在住の赤坂彩葉さんとの接点が見えてこないが
恐らくはSNSを通じて誘拐・監禁する事を視野に入れていたと思われる。
詳しい経歴や顔写真については今後、徐々に明らかになるとは思われるが
現状は赤坂彩葉さんとはSNSで繋がっていたという事だけが明らかになっている。
犯行の動機などに関しても詳しい事は今後の捜査で明らかになると思われる。
赤坂彩葉さんが11月17日に行方不明になる以前から両者の間では
具体的なやり取りや関係は不明だが、そもそもの原因は赤坂彩葉さんにあるのではないかと考えている。
赤坂彩葉さんは以前から“学校も家も嫌”と周囲に漏らしていた事が明かになっており
突如失踪したそもそもの理由は赤坂彩葉さん自身の“家出”だったのではないかと思われる。
家出した後に、行く当ても無かったのでSNSで交流のあった伊藤仁士容疑者を頼り栃木に同行。
伊藤仁士容疑者自身は当初は“誘拐”のつもりは無かったのかもしれないが
結果的に小6女児を自宅に連れ込み数日間外に出さなかったことから
と、言えば“実は伊藤仁士容疑者は悪くない”と受け取れるかもしれないが
実際には伊藤仁士容疑者は赤坂彩葉さん以外にもう1人、監禁していたのだ。
となると、赤坂彩葉さんを栃木に連れて行き数日間監禁したのは計画的犯行の可能性が高い。
詳細は次ページ
まず、これから書くことはすべて「嘘松」であり、「フィクション」だ
だからぜひ怖がらず、「下らない三文小説」だと思って笑いながら読んで欲しい
______________________________________
スポーツは下手だし、数学も英語も物理も化学も歴史も偏差値75しかない。
すこし努力しただけの、あまりにも「凡庸」な、あまりにも「無能」な人間だ。
私は「無能」なので、宮廷大学を卒業し、大学院を卒業した。「と妄想している」
そして「無能」であることを理解しているので、渡米することもなく、某有名「無名」企業に就職し、独立しないことを神に誓っている。
大学時代に独立したり、有能なyoutuberとして成功していった同期たちと違って、私は「無能」だからだ。
毎日社長と優秀な社員に「食べさせてもらっている」ことに感謝しながら生きている。
30すぎのおじさんなのに恋人は一人しかできたことがないし、結婚も一度しか経験がない。年収は8桁しかないし、ここから飛躍的に上がる可能性は限りなくゼロだ。
まだ子供はいない。私のような「無能」に子供をつくる資格があるとは思えないからだ。「もちろん、すべて妄想だ。統合失調症なのかもしれない。違うかもしれない。どうでもいい」
家族や数少ない友人や家内と喧嘩する度胸もないので「優しい人」と評価されている。
要するに、モテたことがないのだ。ホストとしても、経営者としても「無能」なのだ。
ただ、1つだけ。
私にはたった1つだけ99.99%の人間が持っていない特別な「才能」がある。
私は、犯罪者に「共感」することで、犯罪者の心理を読み解くことができるのだ。「と勘違いしている」
犯罪者がなぜ犯罪などと言う「非合理的でデメリットしかない行動」をとるのかを研究している。「ような気がしていた中二病だった」
その知見を私の「友人」であるKSATSUさんに伝え
①犯罪を未然に防ぐ
③立てこもった凶悪犯罪者の心に寄り添い、「唯一無二の親友」になることで人質を解放させる
といった「成果」をあげた「妄想」をすることで、私のような「無能」な人間はなんとか生きながらえさせていただくことができているのだ。
トレーディングカードゲーム業界を揺るがすツイートが行われた。
https://matomedane.jp/potato/page/63603
ある配信者兼TCG投資家「CA(※1)」が業界からの引退と自身への殺害予告を書き込んだ
一般に殺害予告はたとえ冗談であっても警察によって即逮捕されることが知られている
(※1)キャビンアテンダントに由来する女性配信者。似たような名前があっても人違いだ。
なぜ、「彼女」はこのようなツイートをしてしまったのだろうか。理由は簡単だ。
空き巣に入られ、現金や金品・骨董品・コレクションを「すべて」(※2)盗まれてしまったのだ。
(※2)実際には「すべて」は盗まれていないことが写真から証明されている。まだケースや多くのコレクションが残っている。
自身を〇〇することでニュースになり、犯人が一生後悔することを望んでいるらしい。
これは「有効」な戦略かもしれない。「意味のない」戦略かもしれない。私には興味がない。
ここから友人との「泣ける感動ストーリー」が展開される。まことに「心苦しい」が本題とは関係ないので省略させてもらう。
以下、本ツイートの「無断転載」を見た者たちの「名誉棄損」ツイートだ。
①MTG投資家の自宅付近複数個所に生命体を配置し、ツイートで自宅場所や帰宅時間に確証を得て、時価一億円以上の物品を窃盗し、メルコレ(※2)で900万でその盗品の蓋然性があるものが出品されているような
②コレクターの親友に問い合わせた。メルコレに出品されている画像のカードあわせると一億円ほどの価値があるそうだ。買った瞬間に9000万円の利益がでる美味しい話だが、同時に強盗団との取引が完了されることとなり、盗品等有償譲受罪に該当する。ビットコイン流出事件を思い出す
③犯人はTCGが億近い価値があると知っていて、彼女にとってはその数倍の価値があると知っていて、彼女に嫉妬していて、TCG界に強い恨みを持っていて、いまも彼女のツイートを監視して笑っている。あなたのツイートは誰に監視されている?こっわwww
④ガイブに大切なものをつくるからこういう目にあるんだよ。大切なものは自分の中にだけに作ってろガ〇ジ。
⑤こんなソーシャルハックがあったのか。感動した。これは素人ではないな。外国人も絶対にかかわってる。自分もやってみよう
⑥こんなの、良く、ある話。ありきたり、な、犯行。承認欲求が、高すぎて、自宅近くの、写真、載せまくってるほうが、悪い
⑦ストーカーたちという漫画で学んだ手口!写真出してるこいつの自業自得!!むやみやたらに目の前の情報を載せるからこうなるんだ!!!
⑧これは、、、一度この人とカードの取引をしたことがあって、、、それで住所と本名を特定したんだろうな。。。。
⑨ツイッターTCG界隈空き巣頻発。クワガタ玄関前おいて自宅帰宅時間特定(※3)
(※3動きが遅い生命体を置くことで、写真に写った位置と影の方向と日の光から時間を推定することができる)
①身内による犯行?
彼女はたくさん配信をしているので、外部に親友が何千人もいます。もちろん、彼女はそんなことを知りません。
何時にツイッターをみて、何時にどこにいき、なにをどうすれば彼女のコンプレックスを刺激できて、承認欲求を満たすためにツイートするかよく理解しているのです。
誰といつ喧嘩したかも大体わかっているのでしょう。もちろんすべて「妄想」でしょうが。
その可能性はありますが、「deepL翻訳」を使った外国人による犯行の可能性もあります。
その可能性もありますが、組織的犯行なら窃盗班、輸送班、売却班、カードロンダリング班、広報班、監視班、分析班、生命体配置班は分けるでしょう。
https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/ma/J0114.html
そして、それらはすべて末端の者にやらせ、真犯人は何もしていないでしょう。「暗号」をツイートしただけでしょうね。
末端を逮捕しても何の解決にもなりません。なにせ1億円相当を盗んだのですから、
そして輸送班、売却班、広報班、監視班、分析班、生命体配置班はその行為自体に罪はありませんから、窃盗班かカードロンダリング班との関係性を特定できなければ、彼らを犯人と断定することは名誉棄損に当たります。
実際、彼らは顧客から指示されたことを指示されたとおりに実行したにすぎません。大金で殴られれば深くは追及しないでしょう。悪意すらないかもしれません。無知なだけかもしれません。
訴訟を起こせば大金が手に入るでしょう。もちろん、これは脅しにしか使えず、実際にお金を取られることはありません。嘘です。弁護士に相談してみましょう。
いいえ、この計画的犯行には少なくとも11人の人間がかかわっている必要があります。でなければすぐに足がつき、真犯人は逮捕されます。
こんな手のかかる割にリターンの少ない犯行をお金目的でやるわけがありません。完全に支援です。
一般に、「しんこー〇ーきょーリベラリスト」は自らの手で天国にいくことを「救済」と呼ぶそうです。彼女は救済されました。
私は、そういった手口で「他人を統合失調症に見せかけて世間から孤立させ、絶望の淵に救済させる」団体を4つ知っています。
嘘です。一つも知りませんし、そんな団体はありません。妄想です。
>先生のありがたい御指導により、濁悪の此の世に生かされております。
>より多くの人々に救済を。不信心者には天誅を。学会員の皆様が日々勝利されることを切に願っております。
TCG界では「にちゃーんねーる」というSNSが人気です。彼女も定期的にこのSNSに登場し、人気を集めていました。
彼女のファンは、彼女のことが大好きなので、彼女を救済したのでしょう。これは恐ろしい話でしょうか。感動ストーリーでしょうか。
・主人公の悪行に絞る
・細かいクズムーブは拾ってない(第六話の最後のコマのセリフとか)ので君の眼で確かめてほしい
・得た金はだいたいパチンコの種銭に。
1〜2話:特になし(妻がパチンコで借金をつくったあげく男と駆け落ち)
3話:友人のパチプロにつられて妻捜索そっちのけでパチンコにはまる。
5話:闇落ち。
8〜9話:借金取りとしての才能が開花。債務者の子どもの学校で「親が借金まみれ」と暴露することで子どもをつまはじきものに仕立て、子どもから親へ返済のプレッシャーをかける手法を確立。
10話:紛失した学校の金をパチンコで埋め合わせようとする。父親が口を世話した学校を突然辞職。
11話:息子を三百万で売る。
13話:強姦した担任が妊娠したので婚約者として転がり込んだ担任の実家でやりたいほうだい。
14話:特になし(真面目に働く)
16話:教え子にたかる
19話:特になし(逃げられた妻のところへ転がり込む)
20話:妻のパート先で勝手に給料前借り。妻のお産費用をむりやりせびる。
21話:妻の出産祝いをむしる。働き口を口利きされている状態なのに「働きたくない」という理由で生活保護申請。
22〜23話:バイト先の弁当屋の社長をたらしこんでパチンコ仲間にした上で闇金で金を借りさせ、最終的に店を取り上げる(すべて計画的犯行)
24話:借金取り立てのバイト先にあったガラクタの壺が500万の価値を持つことを知り、債務者にも金貸しにも黙って壺を持ち出す。
26話:隣接区画のマンション建設反対運動のリーダーとなって建設会社から金をむしろうとする。
29話:大企業による不当解雇に加担しかけるが、心変わりして企業から金だけむしる。
34〜39話:特になし(塾講師として教育者の矜持を取り戻し再婚もして真人間に戻りかける。だが元妻が再びパチンコ中毒となり蒸発。再婚先の親もクズだと発覚)
40話:パチクズに戻る。
41話:パチンコ台を触った手で団子生地をこねて食中毒を発生させる。
42話:息子を残して自殺未遂
43話:パチクズに戻る。
山梨に帰省して、コロナウイルスの検査結果が陽性なのに帰京した女性のことがニュースになっている。
当たり前だ。
緊急事態宣言が出ているのに山梨に帰省し、BBQという密な状態を形成し、検査結果を待たずに夜のバスで帰京
と思ったらそれは嘘で実は検査結果がわかってから朝のバスで帰っていた。
やっちゃいけないことを連発して、よくもまあここまでやるもんだとちょっと感心するくらいだ。
こういうニュースを見ると、その人物がアホであればあるほど自分を投影してしまってつらくなる。
なぜなら自分もかなりのアホで、この人生はやらかしにやらかしを重ねてきており、ほぼ毎日が後悔の連続だからである。
一人暮らしでそのようにできているのも、所属組織から「来るなよ?さもなくば」的な半ば脅しのメールがきたり、
身近な人々がちゃんと自粛しようというムードなので「おっそうだな」となっているおかげで達成できている気がする。
もし周りの人々が、例えば河川敷でBBQするような人ばっかりだったら、影響されて自分もやっていたかもしれないと思えてしまう。
山梨で検査に行ってしまうという計画性のなさ(ここで帰京後に検査していればまた違っていただろう。バスで強制的に帰ることができるほどの元気もあるし。あるいは家族に検査しろと押し切られたのか?)、
陽性発覚後に帰京してしまうという衝動性(ここで、のちのことをきちんと考えることができていれば、感染者は行動履歴を明かす必要があることから、このとき帰る行為が致命的であると判断できたであろう)、
保健所に嘘をつくアホさ(どう考えたってバレるし、嘘をつくことで2倍の手間を増やしているし、多分友人からの信頼も失っただろう)。
(イッヌを置いて行くことは自分はしないと思うが…)
保健所に嘘の申告をした後の彼女の心境を想像すると死にたくなり、昨日はカーテンを締め切った部屋でずっとベッドで布団に包まっていた。
映画「ヘレディタリー/継承」で、主人公が深夜パーティの帰りにある致命的なやらかしをし、朝まで「どうしようどうしよう」と汗ダラダラで座り込むことしかできないあの感じだ。
きっとタイムマシンがあれば戻りたいと思っただろう。
山梨に帰省する前?バスに乗る前?保健所に嘘つく前?どれでもいいから戻りたい。
小さい頃からやらかしてきた人間はよく怒られてきていて、嘘(アホなのでバレバレ)をつくのが習慣になるのでよくわかってしまう。
そのくせ、罪悪感だけは一丁前にあるから…
この間ニュースでやっていた、土方仕事がなくなってスーパーに盗みに入った奴の事件もつらかった。キャベツ好きだし…
つまり、自分が上記の奴らのようなことをやらかしたり、家を失っていないのは単に現在の状況のおかげであり、
建造物侵入、殺人、銃砲刀剣類所持等取締法違反(事件番号 平成30年(わ)1145号)第4回公判
9時20分
本日の傍聴定員25名、超過すれば抽選、以下であれば定時までに整理券配布に並んだ者がそのまま傍聴できるのだが、整理券配布締切直前に1名超過となる。しかし1名辞退者が出たため抽選なし。
9時50分
905法廷。傍聴席に座席指定はなく、最前列に記者席、向かって右手側に関係者席、その他を自由選択できる。
両脇に被告人入廷。紺色スーツ、ネイビーのネクタイ、黒っぽいセルフレームの眼鏡、ただし足元はサンダル。逮捕直後に報道された姿より体重が落ち、坊主頭がそのまま伸びたような短髪。姿勢が良く、痩せているというより締まっているため、休日にジムでトレーニングしているエンジニア、と言われても違和感がない。
そして目立たなかったが手錠と腰縄、それらを外した後、裁判官と裁判員入場。右手側に検察、左手側に弁護人と被告という配置。
10時
「低能先生と言われるネット上のモンスター」「死んで償ってほしい」
被害者妹の証言。証言席は衝立で囲まれ、被告人からは見えない状態。
終始涙声、「誠意などまるでない」
検察官。
鑑定人に自閉スペクトラムと鑑定されているが、自閉スペクトラムは攻撃性を特徴とせず
被害者参加人。
我が国初の事件であり、ネット上の表現活動に影響を与えることになる
極刑を。
弁護人。
自閉スペクトラムが影響している
汲むべき情状で量刑判断してほしい。私利私欲や快楽目的ではない。再犯可能性なし。真摯に反省している。今後家族の支援監督あり。
被告人。
すべての方々にお詫びしたい、すいませんでした
人生を前に進めてほしい
父に連帯責任は問わないで
以上。筆記メモ難しい。
元増田じゃないけど、元増田の言いたいことはなんとなくわかる気がする。
計画的かと言われれば計画性に乏しいと言わざるを得ないが、しかし同僚殺しは地下鉄の殺しと違って玄関チャイムが鳴った時点でハサミをポケットに入れている。
誰が来たと思ったんだかわからんが(刑事が来たと考えたのか?)迎え撃つ気があったということだ。
殺傷するつもりがあったという点で、意図的、故意の犯行ではあるんだよな。
とは言え、個人的には「計画的犯行」つったらそれこそヒースジョーカーのあのファンタジーじみてさえいる鮮やかさを指したいところだ。
アーサーには計画性はないと言わざるを得ない。計画性があったら小人症の同僚を逃がしはしない。
彼には今夜のマーレイのショーに出るんだなんて喋っちまっているんだから、通報されたら出演者控え室に警察が先回りするに決まってる。
でもアーサーはそういう後先よりも「自分に親切にしてくれたから殺さない」という個人的な筋を通す方を優先してしまう。
筋を通すなら通すで、何とかターゲットだけを部屋に残して殺すとかして犯行自体他人に見せないとか、幸運にも舞い込んできた同僚殺しのチャンスが今夜のショーに極力響かないようなプランを考えるべきなんだ。それが計画性ってものだ。