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はてなキーワード: はじめましてとは

2020-02-28

むかしっからそうだった

みずしらずのひとが

ゆうじんのしうかいかいうのもなしに

はなしかけてぎろんしようとして

おれはふこうになってきた

こんにちは はじめまして

大学なんてそんなもんでいいのにな

2020-02-25

タツショー相談室!

はじめまして

僕は恐らくタツショーなので、仕事でどのタイミング質問すればいいのか全く分かりません。

自分が何を分かってないのかが把握できません。

投薬などで改善できますか?助けて!

2020-02-21

職場にいる男、何故気持ち悪いのか

職場にいる男が気持ち悪い。

俺の斜め前に座るそいつは、俺とは部署が違う。故にはじめましてとすら会話を交わした事がない。関わる用事がない。

座席表がなければ名前すら知らなかっただろうし、知ったところでその名を利用するタイミングはない。

だがそいつ気持ち悪い。生理的に受け付けない。全く知らない人なのにうわっ今日気持ち悪い!と俺の頭の中にそいつが居てしまう。

物を食べるときモチャ……モチャ……と唇をもこもこさせて食べる姿と音、

笑ったときのフスンwフスンwという息の音、

鼻をかむ時AVセックスのように何度も激しくリズミカルに打ち付けるのは一体なんなのか。

全く我慢ならない。

このように何か言動のあらゆる部分が生理的に受け付けない人はたまにいるが、それは一体何故なのだろう。何故彼らは気持ち悪いのだろう。

当然自分も人から見てこうである可能だってある。自分が彼に直接気持ち悪いと言うことがないように、それは顕在化しない。となれば尚更それが何故かを考える必要があった。

そこで一つの仮説に至る。

気持ち悪い人はまず、呼吸が下手だ。特に鼻呼吸だ。

これが原因で笑ったときの呼吸が気持ち悪い。

そしてもうひとつは筋力がない。筋力がないかモチモチャするし、動きが全体的にデンとする。

これが気持ち悪さの正体ではないのか。

とりあえず俺は運動をしようって思った。リングフィットアドベンチャーがほしい。

2020-02-19

何回もはじめましてと言う人

同人活動してるんだけど、覚えてるだけで同じ人に5回フォローされてる。

フォローされて、気づいたら外れてて、フォローされて、の繰り返し。

私は知り合い以外のフォローは返してないけど、共通フォロワーが何人かいおすすめユーザーに表示されるから、外れていることに気付く。

したり外したりは全然かまわない。

ただ、その人フォローの度に「はじめまして!」ってリプライしてくる。

はじめまして!絵が大好きでフォローしました!」

はじめまして同人誌がとっても素敵だったのでフォローしました!」

3回目はアカウントを変えて「はじめまして!」

4回目はアカウント名前も変えて「はじめまして!」

その人も絵を描くから、絵柄ですぐわかった。

気付いたらそのアカウントは消えてて、今日また新しいアカウントフォローしてきた。

また「はじめまして!」だって

なんなのこの人。

もう全然意味がわからなくて怖い。

2020-01-26

の子元彼

はじめまして。こうしてあなたコンタクトを取るのはあなた彼女をひどく傷つけたあの時以来になります。あの時のことをあなたに謝るべきなのかどうか、時間が経った今も私にはわかりません。きっと謝るべきなのだろうと思いますあなたが今どうしているかわかりませんが、あの出来事あなたという人間を損なうに十分な出来事であったと思っていますしかし同時に、あなたが全く損なわれていなければいいなと思いますあなたのためでなく、あなたにとって彼女がその程度の存在であったならという願望ですが。

本当のことを言うと、私はずっとあなたと話したかったです。同じ女を愛している男同士、親近感すらありました。彼女の心はあなたにあって、彼女の体は私にありました。私にはそれがとても辛いことでしたが、真実を知った時あなたもとても辛かったでしょうね。

あなたと私には共通酒のツマミもあります彼女には私の前にもただの友人ではない男友達がいました。体の関係があったのかなかったのかも彼女は教えてくれませんでしたが、部屋に頻繁に行っていたようですから多分あったのでしょう。あなたもご存知の通り、彼女から自分が言いたくない話を引き出すことは困難ですし、彼女はいとも簡単自分自身の記憶を書き換えてしまうから推測すら成り立ちません。ソフレだった可能性もありますが、彼女の性欲でそれが続く気もしませんね。

彼女は今ひどく苦しんでいます。私のことを深く恨み、あなたと元に戻りたいと願っています

これは事実ですが、これを聞いてあなた彼女がどういう日々を送っていると思うでしょうか。きっと自分磨きをしたり泣いたり友達に慰められたりしていると想像するのではないでしょうか。

それは間違ってはいません。そのどれも彼女生活の一部です。一方で彼女らしく、あれからも俺に連絡を取ってくることもありますし、何度も体の関係を持ちました。あなたにとってこれは彼女らしさではないかもしれませんが、私にとってこれは如何にも彼女らしい行動です。こうして我々はお互いに一人の女を愛していながら、別々の側面を見てきました。

もっとも、それももうすぐ終わりそうです。私に限界が来てしまいました。私は今でも彼女を愛していますが、どうやらもう耐えられそうにありません。今はうまく友達になれればいいなと思っていますもっとも、彼女ほど友達として不適切女性もいないでしょうが

というわけで、あなたと同じように私もこの泥沼から望むと望まざるに関わらず抜け出します。心残りはあなたと話せなかったことです。いつかどこかの飲み屋で偶然にも居合わせることができたら語り合いましょう。さようなら

2020-01-18

初めてヌード撮影した話

投稿

女性とまともに話せない、目を合わせれないアラサー童貞デブ男の僕がこの度勇気を出してヌード個撮できるお店を使用してみました。

いわゆる風俗店女性えっちなことをするお店)を使う勇気は無く、だけどこのムラムラをどうしようと考えに考えた結果なんですけどこっちの方がチャレンジャーだった感 is ありまつね…

そのお店は素人女性からAV女優さんまで色々な方がモデルをやってくれるお店なのですが、人気のあるAV女優さんは予約がすぐに埋まってしまっていて突撃できず…ってことで素人女の子を選ぶことに。

予約フォーム名前とか生年月日とかを入力していざ予約。この時点ではなんか実感もなんもなく、あっさりと終わりました。

予約した日まで3日ほどあったので毎日予約した娘の顔写真を見つつ「どんな人なのだろう」とか「ちゃんと撮れるかな」とか考えてました。この時点ですっげえ童貞臭いっすね…

そして迎えた当日。

カメラをいつもより気持ち念入りに整備してバッテリーも交換用を持ちメモリーカードも入れたことを確認して(たまに入れ忘れて買ったりしてるので)出陣。

雑居ビルの1フロアを丸々使っているお店なのですがとにかくわかりにくかったので危うく遅刻しかけました。

受付で事前にもらっていた会員番号を確認して注意事項のレクチャーをされいざ部屋へ

1時間ほどの枠なのでそこまでまったりはできないなと思いつつ女の子が来るまでカメラ出したり照明いじったりして暇を潰すわけなんですけど、この時点で発汗量がエグい。夏か?ってくらい汗が出る。ミートテックのせいだ。

かと言って僕がヌードになるわけにもいかないので汗を拭いつつ我慢…してたらノックされるドア。

はじめまして~」と明るい声で挨拶してきてくれたのは予想してたよりも可愛らしく小柄なお嬢さんでした。テンションはこの時から上がりっぱなしなのですが体温も上がる汗はまだ出る

お互いに挨拶を交わして、スタッフ時間制限を伝え終わったら二人っきりの世界へ。心臓がバックバクしてるし変な震え出てきたけど平気な顔をしていざ撮影開始。

いきなり「脱いでください」なんて言う度胸は残念ながら僕には実装されていないのでとりあえず着衣のままいくつかポーズをお願いしつつ撮影

なんも言ってないのにスカートたくし上げておパンツ見せてくれたりするので吃りそうになりながらも時間は過ぎていく

15分ほど雑談混じり(ほとんど女の子が気を使ってくれてた)で撮影してた僕ですが「今日ヌードを撮りにきたんだ」と使命を思い出したので一言

「あ、あの…上半身から徐々に脱いでいってもらってもいいですか…」

残念!声が小さすぎて聞き返された!!!

言い直したらちゃんブラウスはだけてブラ外して~と脱衣してくれている女の子を僕は無心で撮影。こんなん初めてだからどんな反応が正解なのかもわからない。

無心で撮影してたら目の前には全裸女の子が。モザイク同人でお馴染みの黒い線も謎の光も湯気もなくて、生まれたままの姿の異性が目の前に立っていました。すげぇ…

その場で回ってもらったりして撮影してるんですけど目の前で弾む胸とか初めて見たしどこをどう撮ればいいんだろうと思考しながらひたすらシャッターを切る僕。

ぶっちゃけ脱いでもらったあたりから終わりの方まで記憶が薄い。なんかライブ後みてぇだな…

でもメモリーカードの中には確かに全裸女の子写真が16GB分入っているし(RAWで撮ってるので容量デカい)、時間は過ぎてた。夢じゃないんだ。

時間が来たことをスタッフがドアノックで教えてくれたのをきっかけに撮影は終了。お互い挨拶とお礼を済ませたら女の子撤収、僕はお片付け。

カメラをバッグにしまいつつふと気付いたことがあった。

「僕、写真撮ってる間別におっきくなってない…」

雄として欠陥なのではという疑念を抱きつつ、初めてのヌード撮影を終えた夢心地で退店しタバコを一本。死ぬほど美味く感じたけど喉がカラッカラだったので辛かった…

何が言いたいかからない文才ない童貞記事を読んでくれた人はありがとうございます

なんかクセになったっぽいので予定見てまた予約入れたいと思うのでもしかしたらリベンジ記事を書くかも。

ありがとうございました。

2020-01-14

マッチングアプリって攻略ゲーだよな

清潔感のある他人撮影したなんとなく楽しそうな雰囲気で撮った写真

フェス会場とかで撮ったちょっと趣味性をアピールできそうな写真

・なんとなく人生楽しんでそうな集合写真

まずはこれを用意して、嫌味のない文章を書く。

嫌いなものを列挙するのではなく、自分が好きなものを書く。

けどとっつきにくいものダメで、カフェ巡りとか古着が好きとか当たり障りないことが大事

入るコミュニティも厳選して、真剣パートナー探してます的な堅いやつを選ぶ。

ちょっと遊び心を見せて、邦ロック聴きますみたいなのもいいよね。

あとはひたすらイイネをしてってマッチングした中からメッセする人を厳選。

やり取りもスマートに、相手の話を聞くに徹する。

会話はもちろん、途切れないように適度に質問とかを入れておけば◎

で、はじめましてカジュアルだけどちょっと落ち着け雰囲気の店で食事

サラダとかちょっと健康に気を使ってますみたいなものを頼んで、食事のペースも合わせる。

会話も相手のことを聞くのがメインで、その中で特に相手が好きなものを探る。

そこを突いて盛り上げて、自分から次回の約束を取り付ける。

まぁなんかそんな感じのやり方でやってると、正直相手に興味があってやってるっていうか、もうゲームだよね。

告白されても「そりゃそうでしょ」って思っちゃう

好きなものだけ紹介しあって、正解だけを積んでいくんだから効率的恋愛ができるわ。

けど、付き合いが長くなって一度だって不正解が出るともうそこで終了。

「そんな人だと思わなかった」「やっぱり私達は合わない」そんなことを言われて終わり。お前はカラオケ精密採点か。

相性100%なんてないんだからさ、ちょっとのすれ違いぐらい一緒にすり合わせていこうよ。

というか、ちょっとくらい不正解でもいいじゃん。

疲れるんだよ。全部合わせて相手理想自分を演じるの。

それなのに、一つ間違うとそこでゲームオーバーになってしまう。

やっぱりマッチングアプリは攻略ゲーだな。しか難易度MAXの。

2020-01-05

女装オフパコレポ

「いつも日記画像拝見してますもしかして〇〇に住んでるんですか?」

ことの発端は、僕の住みを言い当てた、某SNSに届いたDMだった。彼女はA菜という年の近い女装男子だ。

はいそうです。もしかしてA菜さんもそうなんですか?」

「やっぱり! 私も〇〇なんですよー。今度女装同士で会ってみません? 私タチ女装ですけど」

すぐに返信すると、相手からも即返信。近場に同行の士が見つかってうれしい。

「いいですね。でも宅女装なんで外出できないんで、会うとしたら個室ですかね。ラブホでいいですか?」

「ぜひ! いつがいいですか?」

「今度の土曜日夜勤明けなんで、土曜の夕方からかな?」

「私も土日休みなんで都合よかった。じゃあお願いします。受付ないラブホ知ってるんでそこでいいですか? 車出しますんで」

「お願いしますね。撮影もいいですか?」

びっくりするほどとんとん拍子に決まる。夜勤から帰ってシャワー浴びて即寝。

夕方ごろ目覚めて再び風呂で髭や脇や腿の毛を処理して、衣装アイロンがけ。それでもまだ約束時間までかなりある。楽しみを待っている時間は長いなあ。と思いながら腹ごしらえ。

日も暮れかけたころ、集合場所の駅へ。ロータリーに伝えられていた番号の車を見つけ、ノックすると、パワーウィンドウを開け男が顔を出す。

髪を短めに整え、もみあげや口周りに剃り残しのない、一見すると「清潔感のある草食男子」といった風貌。それは、女装男子特有ムダ毛を残さな意思を感じられる顔だった。

すみません、A菜さんでよろしいですか」

はいはじめましてA菜です。どうぞ」

男性にA菜という女性名を尋ねるのは我ながら奇妙であったが、女装男子同士の初対面ではよくあることであった。車に乗り込むと、これまた女装男子特有の大きめキャリーバックが置かれていた。

「夕飯どうします?」

「食べてきました」

「じゃあ目的地に直で向かいますか。途中コンビニだけよりますね」

なんのことはない、よくある会話。事情を知らない人からすれば目的地でこれからオフパコするなんて思いもよらないだろう。

必要ものとかありますかね」

ゴムとかは備え付けでありますし、予備も持ってきてます。ローションは現地にもありますけど、別料金だから用意してきました」

「詳しいですね。よく行くんですか?」

デリヘルで。受け付けないから『ここ男同士でもいけるな』ってとこ選びました」

しかし所々で卑猥単語が混ざる。

コンビニでの買い物を済ませ、現地に着く。駐車場から直接個室に入るような作りで、ホテルスタッフと顔を合わせる必要がない。なるほど、ラブホってこうなってるんだな。

お互い大荷物を置いて、大きめベットに腰を下ろす。

「すぐメイクってしますか?」

「僕はちょっと夕飯食べるんで、先にシャワーと一緒にどうぞ」

ナチュラルに先に女装させるA菜さん。男女のカップルと違って一緒に入浴するのにやや抵抗がある人が多いところだが、夕飯という口実で先にシャワーを浴びさせるのはうまい手管だ。

「じゃあ、お先に失礼します」

はいっても夜勤明け、昼寝明けですでに今日二回も入浴していた自分は、ほぼ行水に近い短時間で済ませ、水気だけふき取ってバスタオルだけ巻いて大荷物をもって鏡台の前へ。

ウィッグファンデアイシャドウチーク口紅メイクで見慣れた顔が女性になっていくのはいつ見ても楽しいオフパコ前はなおさらだ。「この鏡の中にいる子が今からエッチするんだ」と客観的に興奮できる。

今日下着は白とピンクの横縞。胸はないが、細くてくびれのあるお腹。つかみ心地がよさそうだ。そして股間はすでに七分ほどのふくらみ。

「お待たせしました」

その姿でA菜さんの前に姿を見せる。

「おお。いいですね。僕も夕飯終わったんでお風呂行ってきます

そういって荷物片手に風呂場へ消えたA菜さん。残された自分自撮り。うむ、ラブホ雰囲気エロくていい感じ。特にお腹エロい。

でも下着からプレイを始めるのは早急な気もするからなんか着よう。……せっかくアイロンかけたしこの初音ミクがいいかな。緑のツインテウィッグはないけど、黒髪ミクもありやね。

しばらく自撮りしてたけど、なかなか出てこないA菜さん。手持無沙汰にテレビをつけると、アダルトビデオ複数チャンネル。これでもみて気分を高めるか。

(このフェラしてる子かわいいな……楽しそうにしゃぶってる)

気分が高まっていく。自分のものが大きくなっていく。パンツ越しに触れていると、お待たせ、と声が届いた。

風呂から出てきたのは、バスローブを着た女性茶色がかった肩につく程度の長さのウィッグと、ややブラウンが濃いファンデに明るめの目元と頬、ややギャルっぽい風貌で、先刻の草食男子とのギャップも相まって映える。

「AV見てたの? あたしも一緒に見よ」」

一人称があたしに変わり、口調もやや間延びした感じになっている。女はメイクで顔を変えられるから怖い、とはいうが、メイクで受ける変身の幅は断然、男のほうが広い。

さっきまで液晶の向こうのAV女優に食い入るように眺めていた自分が、今は隣にいるA菜さんに釘付けになっている。僕の視線に気づいたA菜さんも、身体だけテレビへ向けて目はこちらを向いている。

すると、A菜さんはベッドの下に手を伸ばしたと思うと、何かを取り出して

「えいっ」

と、僕の股間に何かを当ててきた。球体に持ち手を付けたような形状で振動している。デンマだった。

「んっ……」

「あは、いい声出すじゃん」

つい声をあげてしまった僕を茶化すA菜さん。負けじと僕も彼女股間に手を伸ばすと、触りなれたモノの感触があった。

しばらくお互いの股間をいじりながらAVを横目に見ていると

フェラって気持ちいいよね。コスローちゃんにしてもらいたいな」

彼女からの申し出。そこで自分ビデオカメラを持ってきていたことを思い出す。

「ねえ、撮ってもらっていいですか?」

「え、なにを?」

「僕がA菜さんのをしゃぶってるとこ」

撮影して、ってこと?」

はい自分で後でおかずにしたいんで」

「いいよー」

快諾してくれたA菜さんにビデオカメラを渡す。体勢は、今見ているAVと同じようにしゃぶられる側が仰向けになって足を広げ、しゃぶる側が股の間に顔を埋める形だ。

「じゃあ撮るよー」

その合図に合わせ、A菜さんのバスローブをはだけさせ、下着を露にさせる。上下とも黒で、バスローブの白とのコントラストになっていて奇麗だ。何度かパンツ越しに上下させた後、ずらす。

男性のモノが目の前で露になる瞬間は、磯溜まり生物を見つけた時のような悪戯な楽しさがある。イソギンチャクとかヒトデとか形も似てるし。

まずは唇でキス。鈴口と口を合わせる。そのあと舌先でちょんちょんと何回か触れたあと、かぷっ、と咥える。口の中で、舌の前面で撫でる。

「楽しそうだねーこっち向いて」

そう言われて、いったん口を離してA菜さんに向かって笑顔を向ける。

(後でビデオで見て確認したら、この時の自分笑顔人生の中で最高の笑顔だと思う)

その後も飴を舐めるような愛撫から麺をすするような勢いをつけていく。これは初めてフェラした相手が教えてくれた技で、今でも心掛けている。

「おいしい?」

そう尋ねるA菜さん。実際おいしいわけではないが、硬さが変わっていったり、ビクンと跳ねたり、生命を感じる動きが楽しい。ただうなづいて愛撫を続けるが、急に撮られていることが恥ずかしくなっていったん止めてもらう。

「え、やめちゃうの?」

「ごめんちょっと恥ずかしくなっちゃった

一旦体を離して、テレビ目線を移すと、フェラシーンから本番シーンになっていた。

「じゃああたしたちも本番しようか。こっちがいれるほうでいいよね」

「……はい

「好きな恰好ってある?」

「……後ろからが好きです」

うつげて、僕はうつ伏せで肘を立てて上半身をやや受かせた姿勢になって彼女に背を向ける。枕もとの鏡には、緊張と興奮が入り混じった自分の顔が映る。メスの顔だ。

「じゃあ失礼して」

オスの顔をしたA菜さんが僕のスカートをめくり、尻肉をいじったり、穴に指を入れて広げたりしてくる。声をあげたり、歯を食いしばったりする鏡の中の自分に列状を催す。

「そろそろいいかな」

僕の腰を両手でがっしりと固定し、股間のモノを差し込んできた。思いのほかすんなり入り、不意に声をあげてしまう。ゲームダメージボイスみたいだった。

「ごめんね、痛かった?」

大丈夫、です。動いてください」

お願いすると、腰をゆっくり前後に動かしてきた。そしてA菜さんも上半身をやや倒し、上着をはだけさせて両手で僕の乳首をつまんだり、二の腕から肩甲骨のあたりを撫でたりする。

背面を撫でられて、はめられているのになぜか安らぐ。背中を預けられるような相手を見つけられたからだろうか。背中どころか後ろの穴まで預けてるが。

「あ、そろそろいきそう。ゴムしてるから中でそのまま出していい?」

言葉は尋ねているが、身体では有無を言わせないように体重を勢いをかけてくる。そして、ゴム越しでも後ろの穴から全身に伝わる脈動と射精

「ごめんね、溜まってたから出しちゃった。早かったかな?」

「……うん、早かった」

不満ではなく、自分の中でいってくれたことに対する感謝を込めて告げた。彼女が出したゴムを処理している間、僕は恍惚と横たわっていたが、すぐに今度は自分もイキタイという欲望が噴出してきた。

ベットの端に腰掛けるA菜さんの手をつかんで、自分のモノに導くと、意を得たように握ってくれた。

「ごめん、あたしタチでフェラとか本番とかできないけど、手でいい?」

「うん、できることだけでいいよ」

彼女は勢いをつけて僕のモノを上下してくる。他人に手でしてもらうのは自分でするときと力加減が違ってもどかしいが心地いい。

「出そうになったら言ってくださいね

そう頼まれときには、もう出そうだった。

「ごめん、もう出そう」

「え、ちょっと待って」

A菜さんは右手で握ったまま左手ティッシュを抜き取り、僕のモノにかぶせてきた。発射するのはほぼ同時だった。

「すごい量、でてますね」

「やっぱり前立腺突かれた後だとたくさん出るみたいですね」

などと会話を交わして出てしまったものを処理する。二人とも射精したばかりでしばらく呆然と流したままのAVを眺めていた。そして、メイクを落とす時間考慮して早めに身支度を始める。

共にどこにでもいそうな男性に戻る。魔法が解けたようだ。

「さて、そろそろ行きますか」

はいありがとうございました」

「いえこちらこそ」

忘れ物ないですか? 靴下とかよくなくなるんですよね」

「そうですね。まあ百円均一のだからなくしても買いなおすだけですけどね」

部屋を一周確認してから、精算機に料金を入れて部屋を辞す。

駅まで送ってくれたA菜さんに礼と「おやすみなさい」と告げてわかれる。

寝床につき、先ほどの行為を思い浮かべながら、うつ伏せになった自分の尻をもんだりしながら、眠りについたのだった。

2019-12-30

処女卒業レポ

男性処女卒業する体験記は思いのほか需要が高いようだ。そこで自分もその体験を記し衆目にさらしてみたい。

かなり昔のことを思い出してしたためるので、脚色や記憶違いがあるかもしれないが悪しからず。

反社会的ゲームばかりしていると反社会的欲望を持つようになる」

男の娘ジャンルエロ作品にあふれた現在において、女装に興味を持ってしまった人間が実際に女装に走るのは自明の理である

普段は昼食を手作りおにぎり水筒の水で済ますようなケチ自分が、ウィッグ衣装化粧品合わせて数万も使ってしまったのだから女装したいという欲望は相当なものだったのだろう。

当時、女装子とチェイサーのためのSNSがあることを知り、

コスローというハンドルネームを名乗り自撮り画像をあげては反応が来るという環境に「女装エロ同人みたいなことって現実だったんだな」といい気になりながらもどこか物足りない気持ちになっていた。

「よし、処女を捨てよう」

その物足りなさを埋めるために、この結論が出るのはすぐだった。

ネット出会った知らない人と一対一で会うことには恐怖心があった自分は、定期的にパーティーを開催しレポートも出している主催者のA子という女装さんにDMを送ることにした。

すると、「ちょうど新宿で近日に空いてる回があるけど参加する?」とお誘い。二つ返事で参加表明する。

うわの空でその日までを過ごし、当日。早番をパパっと済ませて自宅で荷物とって電車へ。車窓から湯河原の海を眺め、小田原で夕食をとる。

広い駅舎に大提灯、複数路線が止まるターミナルは都会に来た気分になるが、駅を出てすぐの北条早雲像や小田原城などの史跡歴史を感じさせる、過去未来が奇妙に混在する町という印象があった。

そこから小田急線へ、携帯ゲームで遊ぶもどこか心が浮つく。あ、見逃し三振した。

そんなこんなで新宿へ到着。そこにあったのは迷宮だった。

数十ある出口。

延々と続く地下道

気づけばデパート家電量販店の中にいる。

いつまでたっても外に出られない。

そんな環境にあって勝手知ったるようにすたすたと歩いていく人、人、人……。

やっとのことで外に出たらビルを覆わんほどの巨大な電飾パネル

ロボットアニメ主人公機を彷彿とさせる都庁

突如現れるモノリスめいたビル……

小田原程度で都会を感じていた自分にとって、新宿という町は未来だった。さしずめ、小田急線タイムマシンといったところか。

それでも間隔的に置いてくれてある地図付き看板現在位置確認しながら目的場所へ向かう。高層ビルも鳴りを潜め、民家が目立ち始める。

そして指定された住所と特徴の建物にたどり着いた。気づけば十時になろうかという時刻だ。

(ここが会場……)

一呼吸おいてチャイムを鳴らすと、男性が扉を開く。短く刈った頭とやや吊り上がった目、ランニングシャツから除く二の腕はたくましく、スポーツをやっていたことをうかがわせるアラサー男性だった。

「えっと、某SNSでお願いしたコスローです」

「ああ、聞いてます。どうぞ」

そう言って招き入れてくれた中は、客間のようにソファーテーブルが置かれており、酒やつまみが置かれていて二人の女性と二人の男性がAVを見ながら歓談していた。最も女性二人とも男性なのだろうが。

奥にも一室あり、引き戸は明け広げられているが、電気がついていないせいで遠くからでは様子がわからない。近づいてみると、深夜通販で見るようなアウトドア用のベッドの大きいサイズが置かれていた。

そして、その上では。

主催のA子さんが、抱かれていた。

彼女SNSにあげる画像から、A子さんに抱いていた印象は、「昭和末期の美女」といったものだった。

ややウェーブがかかったセミロングの髪、長身スリムな体格、切れ長の目に青基調の暗めのアイシャドウビビドレッド口紅。網タイツで覆われた脚。

古本の山からふと見つけてしまったポルノ雑誌モデルのような、目を離さなくてはならないと思いながらも見続けていたい、そんな魅力のある方だった。

いま身にまとっている黒のネグリジェもA子さんの魅力を引き立てる。

そんなA子さんが、エロ同人から飛び出てきたような太ったおじさんに正常位で疲れ、嬌声をあげていた。

邪魔をしては悪いと思いそそくさとその場を立ち去り、手前の部屋へ。戸惑いを紛らわすために用意してくれていた飲み物を口にする。

コスローさんでしたね、女装子さんなんですよね」

出迎えてくれた男性に尋ねられ、うなづく。

メイクルームはそこでシャワーはあっちね」

かに設備説明を受け、礼を告げてシャワーへ向かう。長距離を移動してきて汗もかいていたので、温かくなるまで時間がかかるシャワーは心地よかった。

身体の水気を拭き、どうせすぐ女装するからと思って下着だけ身に着けてメイクルームへ向かう。

下着女装のもの、百円均一で買った黒のスポーツブラと白いショーツ、黒のニーハイソックスに変え、ショートウィッグをつける。

衣装は黒のチャイナドレス。肩から胸にかけてのボタンとサイドにファスナーとがあるので頭からすっぽり着れて、腰からストンと脱げるので重宝している。

この時点で、心は女性になる……といっても男性にとって都合のいい、性欲を喜んで受け入れてくれるような現実にはまずいない女性だが。

顔にファンデを塗り、頬にチークをさし、アイシャドウで目を作り、唇を口紅で完成。

やはり、見慣れた自分の顔が男性から女性のものへと変化していく様を眺めるのは楽しい

これで客間に出ていき、もう一度全身が移る姿見で確認する……と、後ろから出迎えてくれたアラサー男性が近づいてきて、

「かわいくなったね」

と両肩に手を置いてきた。いきなり触れられたことに不快感はなく、むしろ女性としての価値を認められたことに喜びを感じていた。

「こういう会ってよく来るの?」

「いえ、初めてです」

「じゃあ処女なんだ」

「……はい

今日卒業したい?」

「……お願いします」

出迎えてくれた男性は、僕が着ているチャイナドレスの襟から手を入れて直接肩や乳首を触ったり、裾のスリットからしりを揉んだりしながら尋ねてくる。

「横になれると行こうか」

しばらく僕の身体を堪能したアラサー男性は、手を引いて奥の部屋へ招き入れた。まだA子さんとおじさんはまぐわったままでいる。

アラサー男性はベッドの端に腰かけはいていたジーパンを脱いでから、僕をひざまずかせた。

まずはパンツ越しに触ってほしいのかな、と忖度した僕。そうしてみると、ぶるぶると弾力のある、半立ちのモノの感触があった。

自分ので触りなれているはずなのに、こうして初めて他人のものに触れてみると、なかなか奇妙な感触だ。これは何に近い触り心地なんだろう。

理科実験で作ったスライム……よりは芯があるかな

釣りルアー……より不規則な動きかな?

ぶつけられてもいたくない子供用のゴムボール……より中身が詰まってるかな? うん、海綿体が詰まってるね。

「楽しそうだね」

そんなことを考えていたら上から声をかけられた。

「そろそろ舐めてよ」

そう言って彼はモノをあらわにする。なかなかに立派なモノだ。

真正からモノを見るのは初めてだな、自分のは上から見るし、エロ動画だと下から見るし、奇麗に剥けていて丸々と張りのあるカリは木に茂った梅の実を思わせる。

などと心の中でイチモツ評を下しながら舌先や唇で触れてみる、結構弾力があって跳ね返してくる。しばらくそ感触を楽しんでいると、唇で押しても沈んでいかないほど固くなって、カリを上に向かせようという力が働いてきた。

フクロの部分も舌を這わせてみると確かにタマがあることがわかる。当たり前か、とペロペロしながらおかしく思った。

「初めてでそんなに舐められるんだ、どこで覚えたの?」

「独学です」

「もうすごくうまいけど、飴をなめるような感じじゃなくて、麺をすするようにしてみてくれる? 歯には当たらないようにね」

したことのない難しい注文だが、なぜか何となく勝手はわかった。ずるずると竿をすする。自分がこんな下品な音を立てている事実に興奮した。

「いい感じいい感じ。今度は交互にやってみて」

まるでフェラチオ教室インストラクターのような指示に従ってしばらく楽しんでいると

「混ざっていい?」

と背後からの声。振り返ると客間にいた別のアラフィフぐらいの男性がしゃがんで僕の顔を眺めていた。

いわゆるこれは前から後ろからの3Pというやつか。あこがれてはいたが初体験でこれは過激すぎじゃないのか、しかしこの機会を逃したらいつできるかわからない、いや一生できないかもしれない……

などと迷っていると、アラフィフ男性がぼくの腰を両手でつかんできた。そしてそのまま膝立ちでお尻を突き出し姿勢にされる僕の上半身アラサー男性下半身体重を預ける格好だ。

そのまま後ろの男性チャイナドレスの裾をめくりあげて僕の尻肉をわしづかみにした。

そのままパンツもずらして後ろの穴がさらけ出されてしまう。そして、何か冷たいゲルのものが注ぎ込まれた。続いて今度はぬるくて硬いもの

これは指だ、と理解したのは何周もぐりぐりかき回す動きを感じた時だった。

体内での遠慮ない動きに思わず声を上げてしまう。同時に、自分の後ろの穴が、入ってきた指をくわえこむかのように締まる動き。

「おお、いい締まりじゃん」

後ろの男性が期待を込めた声をかけてくる。

「そろそろ本番準備しようか」

二人の男性は僕をベッドにうつぶせになるよう促した。

「初めてでトラウマなっちゃうと悪いから、言いたいことがあったら言ってね」

「……じゃあ汚したくないかチャイナドレス脱いでいいですか」

「あ、気づかなくてごめんね」

行為への持っていき方はやや強引だったが、細かい点に気の回る紳士方だったようだ。ますます心がメスになってしまう。そのままストンチャイナを脱ぎ下着姿になる。

かわいい下着だね」

着ていた下着は百円均一のもので、なんとなく誉め言葉をもったいなく感じた。

そしてベッドの上でうつぶせになると腰を浮かすように枕が差しまれる。

ちょうど、相変わらずはめられ続けているA子さんの顔が真横に見える位置だった。

「こんばんは、コスローさん、でしたっけ?」

息を弾ませながら尋ねてくるA子さん。そういえば挨拶もまだだった。

はじめまして、こんなタイミングなっちゃって、すみません

これから処女卒業しようとしているタイミングで初対面の挨拶を交わす。まさに「こんなタイミング」だろう。

「いえいえ、主催なのに自分で楽しんでてごめんね。いきなりエッチしてて驚いた?」

「ええ、実際に見るのも初めてなんでさすがにちょっと驚きました」

「でも、楽しんでもらえてるようでよかった」

はい、やっぱり、女として扱われるのって、なんだかうれしいですね」

ガールズトークを始める僕とA子さん。方や本番真っ最中で、方や本番前にほぐしているところだ。……あっ、指が二本になったけど、僕の後ろの穴、すんなり受け入れてる。でも三本だと痛い。

そして男性がいったん離れて何かに強く息を吹きかけたような仕草をした後(後で知ったことだがゴムが破けないようにしているらしい。ここらへんも手馴れている)ついに、穴にあたる気配が指ではなくモノに変わる。穴を穿とうとするが、何度か尻肉の谷間を滑る

ちょっと枕ごと潰す感じて浮かせない姿勢になってくれる?」

まれた通りにすると、床オナのように自分のモノに自重がかかってしまう。完全にたっているので、暴発しないか心配になる。

ちょっとくっつくよ」

そう言って、背中男性の体温と体重を感じ、一寸おいて自分の後ろの穴が男性のモノを飲み込んだ感覚。ついに処女卒業してしまった。あれ、どっちの男性がさせてくれたんだろう。まあどっちでもいいか

「あは、コスローちゃん処女卒おめでとー」

隣でA子さんが祝福をしてくれた。こちらに向かって伸ばされた手を握る。正常位ではめられてるA子さんと、バックで掘られている僕が、がっちりとシェイクハンド

自分の中で男のモノがうごめいている。出そうとしていないのに喘ぎ声がでてしまう。声帯ごと侵されているような感覚だった。

しばらくそのまま続けた後、ふいに引き抜かれていく感触、あれ、もうおしまいなの? と思っていると

「正常位でやろっか」

と腰に手を回しされ半回転するよう促され、仰向けになる。そこで初めて、相手が途中から入ってきたアラフィフ男性だということに気づいた。そのまま腿を支えられて腰を浮かされる姿勢になって、再び中に入ってくる。

「顔もかわいいね」

頬を撫でられたり、胸部の肉を集めるように両掌でわしづかみにされたり、腰骨をがっつりつかまれたまま前後されたりプレイは激しさを増していく。正常位になるまえに一旦離したA子さんの手も、知らず知らずのうちに握りなおしてしまっていた。

最後自分の手でやってみ」

そういうと男性は、僕のA子さんとつないでいないほうの手を、僕のモノのところに導いた。いわれるとおりに数回しごくと、すぐにせりあがってくる射精欲。

はめられながらも完全に立っていた僕のモノ。そのままイクと、自分ぶっかけることになってしまうが、もはや手を止めることはできなかった。

僕に向けられた鈴口から勢いよく精液が飛び出し、腹に、胸に、口に飛び散っていく。ああ、ブラにもかかちゃったかな、まあいいか、百円だし、気持ちよかったし。

後ろの穴は、男性のモノをくわえたままキュウキュウと何度も開いて閉じてを繰り返す。

「やっぱり女装はイクときの締まりがいいんだよな」

アラフィフ男性は満足そうに、僕を見下ろしながら言うのだった。

続くかな?

このレポを読んでの二次創作は歓迎しま

僕をモデルにしたエロ同人読んでみたい

小1の息子をもつ増田です、困ってます

はじめまして

小1の息子が鬼滅の刃にハマってまして、うちは何の呼吸の家系かと聞かれました

 

うちは代々とある神社神主をやっているのですが、そういった呼吸法はありません

神楽もやってますが、日の呼吸なんてものは本当にないんです

 

どうやら学校で「お前んちは神主やってるから、何かの呼吸をやってみろ」とけしかけられたようでして、特訓したいそうです

 

私も幼い頃、JOJOを読んでいて父に「波紋ってできる?」と聞いたことがありました

あれと同じことを息子が言い出したのかと思うと、血は争えないなと思います

 

他の神主さんも同じ思いをしてる方はいらっしゃいませんか?

 

参拝はぜひ当神社へお越しくださいませ

2019-12-24

メイドさん特別感情を抱いてしまった

彼女を知ったのは何年か前の春先。研修期間を終えお披露目となった彼女を紹介するメイドカフェ公式アカウントからツイートかなにかがリツイートで回ってきたのがはじまりだった。

小ぶりな丸い顔とその愛らしい笑顔に心を打たれ、彼女Twitterアカウントフォローした。

当時わたしは海を超えた地元生活をしており、遠く離れた秋葉原の小さな店舗のひとりのメイドさん存在というものは、二次元ではないにしろ遠いものだった。

会えない、もし会ってあわよくば…なんてことを考えすらしない。メイドカフェといえど結局は飲食店。客に興味は沸かないし、メイドカフェに通うオタクなんて嫌悪感しか抱かないと思っている。

彼女存在というものは他にフォローしているアイドルなんかと同じ。目の保養とだと考えた。


彼女投稿する写真はどれも可愛かった。毎日いろんな髪型メイド服、たまには私服もあったり。

それをほとんど全て保存してお気に入りにしていた、携帯ストレージが埋まれば今度はクラウドストレージ彼女名前フォルダを作りそこに保存した。

今これを書きながら見直しているけれど、千枚は簡単に超えている。傍から見れば気持ちの悪い話だ。

しか彼女わたしのことを知らない。だからそんなことは関係のない話だったのだ。


彼女を知ってから1年後の春にわたし転職した。契約期間満了がその理由だった。

特に苦労もなく入社した新しい会社はいわゆるIT派遣で、中途採用わたし入社2週間後には東京の地を踏んでいた。


派遣先は東京付近彼女がいる秋葉原まではたったの2駅。しかし当時のわたし彼女との距離をそれほど意識してはいなかった。

あくま彼女はまだTwitterの中での存在だった。それでもTwitterフォローしているアカウントの中では彼女が一番だったことは間違いない。


新しい会社社員同士の仲がよく、チャット雑談をしたりしていたのだが、わたしと仲のいい同期がとあるチャンネルを作った。

目的は『アイドル女優など、推し女の子を紹介する』というものだ。

自分でも自覚はしているけれど、わたしの好みのタイプは万人受けするものではない。

タイムライン乃木坂46齋藤飛鳥武田玲奈画像が貼られているところに、彼女画像を貼った時の反応はよくなかった。

『お前が好きそう』『メンヘラっぽい』なんて言われたりしたけれど、ことあるごとに彼女画像を貼った。

誰かが眼鏡をかけた女の子を紹介すれば、わたし眼鏡をかけた彼女画像を貼る。

ポニテ女子が上がれば、彼女ポニテ画像で対抗する。

千枚以上の写真があるんだ。どのシチュエーションにも対抗できる。我ながら気持ち悪いやつだ。

そうしていたらそのチャンネルのなかでわたし彼女ガチ恋オタクだと言われるようになっていた。


そして、彼女に会いに行くことになったのだった。


まりにも彼女のことを語るわたしを見て、上司が『それじゃあ会いに行こうよ』とわたしの手を引いた。

実際に行くにもわたしはずっと『会ったらガチ恋してしまう』なんて言っていたけれど、内心はすこしドキドキしていたと思う。

秋葉原から少し離れた通り、そこに彼女が在籍するメイドカフェはあった。それまでに秋葉原は何度も足を運んでいたけれど、この通りまでは来たことがなかった。

メイドカフェ黎明期にできたというそカフェのドアを開く、席に案内される途中横目で彼女を探す。いた。そりゃそうだ。事前に出勤する日をTwiterで確認したんだから

今まで画像しかたことがなかった彼女だったけれど、やっぱり女の子は動いている方が可愛い

彼女の声や動き、静止画ではわからない彼女の魅力を知ることができた。

ところで、わたし好きな人にはそっけない態度を取ってしまう癖がある。最近知った言葉だけれど『好き避け』というらしい。

思い返せばこの時オーダーを取ってくれた彼女の姿をあまり覚えていない。美化したような表現にはなるけれど、わたしの好き避け癖は既にしっかり機能していたのかもしれない。

いわゆるテーブルにしっかりメイドさんが着いてくれるお店ではなく閉店時間も迫っていたので、会話もそこそこにわたしたちは退店することになった。

翌日他の同僚なんかにどうだった?と尋ねられたりもしたけれど、生の彼女を拝んだくらいで恋してしまう程わたし恋愛経験がないわけではなかったので、いつもどおり彼女の魅力を語っていた。


その数週間後に今度は同僚と二人でそのメイドカフェになんとなく行ったりもした。

その時に手に入れた彼女ラミカは今でもパスケースに入っている。


そこからは何ヶ月かに一度彼女に会いに行った。毎回はじめまして対応だ。

わたしの働くオフィスが変わったのもあるけれど、やっぱり自分のなかでアイドル現場メイドカフェというものは頻繁に足を運ぶものではないものだと強く思っていた。

その間に彼女コンテストに応募したり、新しいことに挑戦したりしていた。それに対して少しばかり応援したり、たまにリプライを返してそれをいいねされてドキッとなったり、

相変わらずTwitter彼女がアップする写真ハートを投げる。そんな日々を送っていた。


だけれど、それは続きはしないかもしれない。


彼女就職することになった。

メイドカフェ副業として続けるらしい。が、わたしは知っている。今までそう云ってきたアイドルメイドさんは、少しの期間をおいてその人生に幕を下ろす。

からわたしはそのツイートを見た瞬間にまだ決まってもいない卒業の日を想像してしまい、胸が締め付けられるような苦しさを感じた。と同時に彼女に会いに行かないとと思った。

彼女の姿を一目見て、『新しいお仕事頑張ってください』と一言かけよう。そう決意して翌日彼女に会いに行った。


久しぶりに拝む、とは言ってもTwitterではほぼ毎日見ているので特に驚くこともなかったが、やっぱりビジュアルもそうだけれど彼女の話し方や仕草も合わせると更に素敵だ。

金曜日の夜、店内はそこここに混雑していた。窓際に座るわたし彼女はオーダーを取りにきてくれたけれども、わたしはとっさに目を見て話せない。好き避けはまだ治っていなかった。

結局この日は言いたいことも言えずただカクテルを一杯飲んで店を後にした。

帰り道、彼女のことをツイートするとリプライが来る。わたし彼女認知されていた。『また遊びに来てください』の言葉わたしは胸が踊った。変な声をあげながら喜んだ。

そしてその次の日に会いに行くなんて、わたしは本当に単純だなと思う。彼女もまたわたしの姿を見て『来てくれたんですね』と声をかけてくれる。

それでもわたし彼女の目を見て話せない。彼女の表情は覚えていないけれど、冷たく思われないようにできる限り丁寧な返答をするように心がけたのは覚えている。


認知される』ということは、少なくともわたしの中で特別なことに思えた。

それは今までアイドル現場や他のメイドカフェに行ったことがなく、単純に初めての経験だったから。

たったこれだけの事で優越感や幸福を感じるなんて、あまりにもチョロさがすぎるとは自分でもわかっているんだけどね。


そこからわたし彼女の出勤する日はできる限り来店している。

メイドカフェへ足繁く通うようになって、彼女以外の他のメイドさんにも認知された。

まぁ、彼女がいる日にだけ行くというのもなんかアレなので、いない日にも行くようにしている。結果的にそのメイドカフェ自体が好きになってしまった。

彼女の他に推しと呼べたり、落ち着いて気軽に話せるメイドさんもいる。

だけれどわたしの中で彼女へ向ける感情は、他のメイドさんへ向けるそれとは違うものだと自覚している。


店内の数人でやったトランプゲーム中に彼女の肩が一瞬触れたり。

誘いに付き合ってくれた先輩が気を利かせ、彼女に声をかけて少しの間やりとりをしたり。

また別の先輩は、あまりにも好き避けが激しいわたしを見かねてツーショットチェキを撮るように促してくれたり。

更に翌日自分チェキをオーダーすると、『やっと自分からオーダーしたなー?』とからかうように言われたり。

まだ短い期間だけれども、全部が綺麗でキラキラした大事な思い出になりつつある。

メイドさんが選んだクリスマスプレゼントランダムで手に入るクジ。彼女プレゼントを目の前で他の旦那様が引いてしまったのだけは悔しかった。

その旦那様も彼女推しとしているらしいのが更にモヤモヤした気分にさせた。ジャニーズアイドルなんかで『同担拒否』するファンの気分はこれのことなんだろうか。


もっと彼女を知りたい。

何を見て聞いて食べて、喜んだり悲しんだり悩んだりするんだろう。

メイドカフェメイドさんとしてではない彼女を知りたい、メイドカフェ旦那様としてではないわたしを知ってほしい。

そしてこのわがままな願いが叶うこともない現実を知る苦しさ。

この気持ち名前をつけて認めてしまったらわたし旦那様としていられなくなってしまう。


厄介オタクの身勝手自己愛や歪んだ理想像だと言われるかもしれない。自分でもかなり感傷的になっていることもわかっている。

そもそも卒業が決まったわけでもないのに、勝手想像して辛くなって泣きそうになってるなんて面白すぎる。

でもいつか卒業する瞬間が来て。卒業して何ヶ月かしたら彼女の中のわたしは消える。何年かすればわたし彼女のことが思い出せなくなってしまう。

それがどうしてか哀しくて苦しくて今この日記を書いている。ちょっと読み返してみたけどイタさ丸出しで笑う。

何が『この気持ち名前をつけて認めてしまったら』だ。どこからどう見ても厄介ガチ恋オタクだよ。

ついでに、ありきたりな『こんな辛い思いをするくらいなら最初から出会わなければよかった』とかい台詞が思い浮かんだけど、わたしはそうは思わない。

あの日運良くツイートが目に留まって、転職して東京に行き、ツイート彼女リプライをくれた。今までの選択なくなることはない。こういうところだけは現実見てるんだなあ。


さて、わたしメイドさんとしての彼女人生を3年以上応援してきたけど、彼女からしたらついこの間顔と名前が一致した人。

ストーカー予備軍かよ。そんな奴からこんな身勝手感情を抱かれているなんて知られたら相当寒気がするはずだ。

もしこれを目にしてしまったら、次わたしが来た時にいちごパフェでも勧めてください。それ以降お邪魔しません。


この書きなぐりを見つけたおじさん方、どうか知らないフリをしてください。詮索もダメゼッタイ

だったら最初から書くなという指摘もわかります。でも書かないとおかしくなりそうだったんです。

物語主人公、なんだよなぁ……

日頃ドラマチックな創作物に親しむと人は物語とはその様に起伏に富んだ道を辿るものであると思い込んでいる節がある。あるということにしよう。

から僕は物語主人公ではない、と。

でも主人公なんだよなぁ。

そしてどうもはじめまして。僕、高卒ニート24歳があなた物語ヒロインです。諸々優しくしてね。

2019-12-20

私信

お久しぶりです。はじめましてと言うべきかもしれませんね。こうしてちゃんとした言葉あなたに語りかけるのは、あなたを酷く傷つけたあの時以来、二度目になります

あの件であなたはどのくらい傷ついたでしょうか。申し訳ないことをしたと、そう思っていますしかし一方で、あの件であなたが酷く傷付き、取り返しのつかないくらい損なわれてしまっていればいいなと思っています。もちろんあなたは悪くありません。100人に聞けば100人あなたは悪くないと言うでしょう。しかし私はあなたが許せなかった。私にとってあなた純粋さは愚鈍さでした。あなたの人の良さは私にとって悪夢でした。あなた彼女を苦しめていると、そう考えるしかありませんでした。

今でも時折、あなたもっともっと傷つけるべきだったと思います。私の人生を賭けてあなたという人間の全てを否定するべきでした。あなたの生まれも、育ちも、親兄弟も、友人も、仕事も、生き方も。そんなことをしたところで、私が負けることはわかっています。私のような屑とは違う人生あなたは歩んできたのでしょう。だからきっと私がいくら頑張ったとしてもあなたには勝てません。そんなことはわかっています

でも、それでも私はあの時自分の全てを賭けてあなた否定するべきでした。私が私であるために彼女のためどころか、彼女を手に入れるためですらなく、私自身のために、あなた否定するべきでした。

あなたはきっと、人からこんなに憎まれたことはないのでしょうね。でも私はあなたを許しません。あなたが何もしてなくても、あなたが何も悪くなくても、私はあなたを憎みます理不尽だと思うでしょうね。でも私は、あなたが生きていることが許せないのです。ただただ感情として、あなた存在が許せないのです。どうか、どうかお願いだから消えて下さい。死ぬ事すらせず、ただこの世から消えて下さい。そのためなら私は何だって支払います

2019-11-25

精巣捻転症になった話

※深夜に思いつきで書きなぐったものなので誤字脱字などがあったりごちゃごちゃして読みづらいかもしれませんがよろしくお願いしま

はじめまして

僕が15歳2018年3月4月に精巣捻転症になりました。そのことを忘れないように書き留めておきたいなーと思いつつできていなかったし周りの学校友達などには言えずモヤモヤしていたのでここに残しておきたいと思いました。

まずそもそも睾丸捻転症とはどのような病気かといいますと精巣内の血管がねじれて精巣に血液が行かなくなり精巣が壊死するというものです(間違ってたらすみません

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E5%B7%A3%E6%8D%BB%E8%BB%A2%E7%97%87 (詳しくはwiki

もしこの病気にかかったら六時間以内に病院に行って手術をしないとそれ以降は成功率が格段に落ちます24時間をすぎるともう無理と言われています

僕がこの病気になったのが3月中旬くらいの卒業式が終わったあたりから左の方の睾丸がいつもより腫れていておかしいな~と思いつつ親に言う恥ずかしさもあり少したてば症状も収まるだろうと思い放置してしまいました

その後一週間後くらいに中学生から高校生という間もあり春休み期間が長かったため祖父母の家に帰省することになりました。新幹線で行くことになり新幹線に乗りましたが車内で流石に痛みに耐えきれずに親に連絡して祖父母の家についてから近くの泌尿器科に行くことになりました。その時は発症してから時間が立っていたこから精巣上体炎なのでは?と言われ次の日に総合病院の方に行くことになりました。この時気づいたのですが熱は37.5くらいで普段より高い状態でした(手術するまでこの体温のまま続きました)そして次の日病院に行ったとき詳しく調べてもらい精巣捻転か精巣上体炎のどちらかと言われました。症状の重さやもう精巣捻転なら精巣がだめになっているのでとりあえず薬を飲んでみて落ち着くかどうか見てみようということになりました。そして薬を飲んで一週間後にまた行くことになりました。薬を飲み腫れは少し治まったので僕としても精巣を取らなくて済むと安心し始めていました。一週間後また病院に行き収まったことを言うとまだ完全に治ってないから家に帰ってからまたそこでまた病院に早めに行ったほうがいいといわれたので行くことになりました。前に家族の中で入院した人があった大きな病院仙台赤十字病院に行きました。行って診察でエコーを受けて診断されたときこれは「睾丸捻転だねもうこれを残してもしょうがないので切除してもう片方も捻転しないように固定する手術を明日しよう、ここまで耐えてられたのは捻転が一回転したのではなく途中で半回転くらいだったからじゃないかな」と言われてその日のうちに入院することになりました。その診断を受けたときは一気に具合が悪くなりめまいが激しく起こったりしました。その後血液検査などを受けて病院入院しお風呂などなどを済まました。その日の病院食はくっそ不味かった覚えがあります。その夜は全然寝ることができず何回も嘔吐をして体調は最悪でした。そして次の日も熱を測ると38.0くらいまで上がっていて体が手術を拒んでいました。手術室の前まで行きましたがお医者さんに無理して今日手術するのはやめようということになって一週間後に手術することになりました。そして家に帰ってからは横になりながらダラダラ過ごしてリラックスすることができました。(家で過ごすと本当に落ち着きます)そして一週間後また病院に行き入院しました。相変わらず病院食は口に合わずコンビニ弁当を買ってきてもらって食べたのを覚えています。その日の夜は嘔吐などもせずにそのまま眠ることができました。そして手術の日浣腸などをして準備をしっかり整えて手術室に向かいました。手術室に入ってから全身麻酔をすることろからだったので麻酔からまり記憶が薄れて気がついたら手術終わった後でしたこの手術前から後までが本当に一瞬だったのでびっくりしました。

それからベッドに戻り麻酔が切れてきてからが辛くなりました。体の一部を切ったので動かなくてもすごく痛かったです。特にトイレをする時立つことすら痛くて出来ず最初尿瓶にしていました。おむつのようなものをつけていましたがそれをずらすのだけですごく痛く大変でした。そして一日一回先生が来て菌などが入らないように絆創膏?みたいなのを取り替えてくれるのですが取り替えるときがとても痛くて耐えるのが辛かったです。二日目からは前日から動いていないのでそれを徐々に慣らすのも兼ねてトイレまで歩いて行くようになりました。体の向きを変えること体を置きあげること立つこと歩くこと全て日常的にやっていることが大変ですごい苦労しました。それを次の日も続け手術から四日目で無事退院することができました。担任してからも数日間は辛いのが続きましたが徐々に慣れていき普通生活に戻ることができました。

僕はこの病気にかかったとき医学進歩している今でも睾丸を片方切除しないといけないというほどの病気があるのかって最初に思いました。この病気が起こる原因ははっきりとしていなく起こる原因もわからないことが多いそうです。このような病気自分でかかってしまったショックがすごく大きかったです。まあ片方の睾丸があれば大丈夫と言われているやおこた病気が外見で見えるところじゃなくてよかったと自分に言い聞かせて今は過ごしています。これからこの事でたびたび問題が起こると思うのですが頑張って乗り越えていきたいと思います。この病気自体4000人に一人と言われていて男性10から20代の人なら起こる可能性が誰でもあるのでもしこの記事を読んでくれた若い男性がいるなら頭の片隅にこのことを覚えてくれたら嬉しいです。

後この病気に関わらずですが体に何かあったらすぐ周りの人に恥ずかしがらずに言ってすぐ病院に行くべきだと思いました。

ここまで読んでいただきありがとうございました

2019-11-19

同人誌即売会に気まぐれで参加した。

2019年11月17日10時15分頃、僕は池袋にいた。

東京都に住むようになって15年近く経とうとしているし、何度も来たことのある街だ。

思えば初めて経験したアルバイトでの初めてのお給料を全て落として、電車代もないから家に帰ることもできず途方にくれたのもこの池袋だった。

5回くらいだけ通って嫌になって辞めたボーカルレッスンの教室があったのも池袋だった。

人生で初めて浮気をした相手ラブホテルに入ったのも池袋だった。

きちんと思いだそうとすれば、きっとまだまだあると思う。

今回はお金を落として途方に暮れているわけでもなく、身になっている気がしないボーカルレッスンに来たのでもなく、浮気をしに来たのでもない。そもそも僕にはしばらく恋人がいない。なぜだ。

ともかく、今日はいわゆる「位置ゲーであるスマホアプリ駅メモ!」の同人誌即売会、「フットバーしま~す!!9」(以下、フットバ9)に、サークル参加するためにこの池袋にやってきたのだ。

なお、ここから先の内容については、僕個人特定されないために所々にフェイクが…というかもうほとんど創作の域に達するレベルフェイクが織り込まれておりますレポートとは思わないでいただきたい。フットバ9に参加してないくせに参加した体で書かれた妄想日記と思っていただきたい。やばいである

フェイクのための設定が、偶然当日参加していた方にマッチングしてしまった場合はご容赦ください。できるだけそうはならないようにしてはいますが、リアル雰囲気も欲しいため、当日会場で耳にした・目にしたことや、ツイッターで見かけたことなどを参考にして構成しております

さらにそれを結構失礼な感じでいじっていたりするので、不快気持ちになりたくない方はご覧にならないほう賢明です。

また、「駅メモ」や同人イベントはをご存じでない方にもできるだけわかりやすく書こうとは思いますが、キャラクター名前などいちいち説明しているといくらなんでも大変なので、その辺はご容赦ください。

もちろん、フェイクがあるのは「ここから先の内容については」なので、僕にしばらく恋人がいないことは紛れもなく事実である。なぜだ。

キャリーケースを引きながら、サンシャイン通りを歩く。

朝家を出る前に、お釣りを用意するのを忘れていることに気が付いていた僕は、本来ダメなことではあるのだが、池袋から会場となるサンシャインシティの展示ホールまでの道中にあるゲームセンターで、両替をさせてもらおうと考えていた。どうもすみません

立ち寄ったゲームセンター開店直後ということもあってか、お客さんの数はごく僅かで、否が応でもキャリーケースを引きながら入店した僕は少し目立ってしまう。

同人イベントがよく開催されている池袋において、この時間帯にキャリーケースを引いて入店してくる人間は釣銭用の両替目的ですと自己アピールしているようなものだ。

僕は必死に取り繕おうと、UFOキャッチャーの景品のリラックマに顔をほころばせたり、エナジードリンクが景品になっているゲームの前で小銭入れを取り出して100円玉が入っていないことに気づいた振りをした。完璧な演技である

もっとも、5000円札を入れ100円玉20枚と1000円札3枚に両替したのを誰かに目撃されていたら、

エナジードリンクを手に入れるために2000円の投入を想定している男」

と思われてしまたかもしれない。同様の人を見かけた場合は、そっと優しくコンビニに行けば200円ちょっとで買えることを教えてあげて欲しい。

ともあれ両替を済ませ、退店する。本当にすみませんでした、ア〇〇ーズサ〇シャ〇〇店さん。

でも、一応何もせずに店を出るのは悪いと思い、エナジードリンクを狙ってみるかと2回ほどプレイしたのですが、1ミリたりとも惜しいと思える瞬間がありませんでした。この恨みは死ぬまで忘れませんよ、アドアーズサンシャイン店さん。

ゲームセンターを出て少し歩くと、サンシャインシティ入り口が見える。会場となるホールへはここからもう少し歩くので、初めて会場に向かう僕は迷わないか少し不安だった。が、僕の横を迷いのない様子で颯爽と通り過ぎて行ったキャリーケースを引く女性を見て、彼女についていけば安心だと確信した。オタク系のイベントに限らず、目的地までの道順に不安がある場合は明らかに同じ目的であろう人達についていけばいいだけなのである同人イベント場合サークル参加者は高確率キャリーケースを引いているのでなおさらわかりやすい。あと気持ち早足。

10時40分頃には無事に会場に到着。サークル入場証を2枚もらった。

本当であれば売り子をお願いしていた友人と一緒に来る予定だったのだが、友人の勤め先で集団食中毒が発生し、多くの社員が急な休みを取ったらしい。原因はどうも某社員の家で開催された飲み会が原因だったようなのだが、飲み会に誘われなかったため食中毒回避した友人は、急遽フォローのために出勤することになってしまったのだ。飲み会には誘われないわ休日出勤することにはなるわで、可哀そうな友人である

というわけでサークル入場証は1枚でよかったのだが、事前に引き換え用紙に必要数2枚と書いてしまっていたので、コミュ障な僕は何も言わず2枚受け取ってしまった。受付の人に「何コイツ。貰えるもんは貰っとくタイプの人?あさましい!」と思われてしまたかもしれない。

会場は思っていた以上に広かった。

同時開催であったボーカロイドオンリーイベントスプラトゥーンオンリーイベントは、比較サークル参加者も一般参加者も多い人気イベントの様で、3つのイベントの中で駅メモイベントスペースは一番小規模だった。

しかし僕が入った時間はすでにサークル入場時間から1時間近く経っていたわけで、既に多くのサークルさんが到着しており、賑わいはボカロにもスプラトゥーンにも負けていませんでした。

(´-`).。o0(ボカロスプラトゥーンと比べると年齢層が高くリア充度が低く見えるな)

おっと、すみませんなんでもないです忘れてください。

自分サークルスペースに到着。俗に言う「島中」である。両隣のサークルさんはすでに到着していて設営もほぼ完了していた。

今日よろしくお願いします、と軽く挨拶を済ませ、早速テーブルの下に届いていた段ボール箱に手をかける。今回僕が作った本が、印刷会社から会場に直接届いているのだ。

カッターを持って来ていないことに気づいた。段ボール開封したり、不要となった段ボール解体するためにも必要アイテムだろう。今後機会があったら参考にしよう。

ひとまず、某倉庫アルバイトしていた時に培ったボールペン段ボール開封するテクニックを駆使して開封。我ながら見である。多分、今後機会があってもカッター必要ない。

本はとてもきれい印刷されていた。自分で描いた絵なのだから嫌になるほど眺めたはずなのに、きちんと本になっているとなぜだかちょっとだけ割増しでいい感じに見えた。

設営作業に入る。俗に言うサークル布を敷き、本を並べる。見本誌も用意する。そして、こちらも頒布するために用意した、駅メモキャラクターモチーフにしたバッジストラップキーホルダーシールを、ワイヤーネットを使って陳列する。ちなみにこれら、全部僕のハンドメイドである可愛い小物を夜な夜な生産するおっさん。絵的にはかなりきついものがあると思う。

いかんせんこういったレイアウトを考えるセンスがないので、自分でもだっさいなあと思いながらも、なんとか設営を完了した。

時刻は11時15分頃。ようやく少しだけ余裕ができたので、改めて会場を見回してみる。やはり、思っていたよりも広い。もう何年も前に某アニメオンリーイベントに参加したことがあったが、その時の会場よりも全然広いような気がする。

と、ふとあるエリアで目が留まった。

同人イベント界隈に、「壁サークル」という言葉がある。

サークルのスペースには、俗にいう「島中」「誕生日席」「壁」という種類がある。詳しい説明は省略するが、「島中」<「誕生日席」<「壁」の順で、サークルの人気度や知名度などがある程度現れている。

もちろんこれは絶対ではない。僕の主観も入っているし、あくまでも「そういう傾向がある場合がある」程度に思っていただきたい。

その中で「壁」に配置されるサークルを「壁サークル」と言ったりする。人気度や知名度が高いサークルで、そうなると当然作品クオリティも高い場合が多い。

この「壁サークル」は、「島中」に配置されたサークルと違って、背後にある壁にポスターなんかを掲示することができたりするというメリットがあったりするし、「壁」に配置されることは大変名誉なことなである

が、しかし。

フットバ9の壁サークルエリアは、島中や誕生日席が集まるエリアから若干離れているのだ。さらに、壁サークルの半分くらいはそこからさらに離れた場所存在していた。

一般参加者がまだ来場していない時間いくら知名度や実力のあるサークルとはいえサークルスペースの前に人が集まることはない。閑散としている。壁に貼ったポスターすらどこか悲壮感が漂っている。なんだったらヤマト運輸の受付と勘違いされかねない。

案の定ツイッターでこのエリアに配置されたサークルさんがもの申しててそりゃそうだよなって思った。

さて、いよいよ一般参加者の入場時間5分前、つまりイベント開始5分前だ。

この時、一人の男性が僕のスペース前にやってきた。

はじめまして自分、○○です」

ツイッター相互フォローになっている方だった。

この方も僕と同じく一人でサークル参加されているようで、いざイベントが始まるとなかなかスペースから離れられないので開場前に購入しても良いか、と聞かれた。実際のマナー的なものはどうなのかわからないが、僕はとりあえず本が売れる喜びでOKした。ついでにキーホルダーも買ってくれた。

宣伝見て、絶対買おうって思ってたんで開場前に来ちゃいました」

って言葉が、社交辞令だったとしても嬉しかった。

そしてすぐに一般開場。イベント開始のアナウンスがあり、サークル参加者たちが一斉に拍手する。僕もドキドキしながら拍手する。

やはりボカロスプラトゥーンエリア目的の人たちが多いようではあるが、駅メモエリアにも早速人が押し寄せる。人気サークル新刊や新作は、開始早々売切れる可能性もあるのだ。一般参加者はあらかじめカタログイベント公式サイトで目当てのものを探しておいて、開場後一番にそのサークルスペースに向かう。「走らないでください!」とアナウンスもあるほど、この開幕時の争いはそれなりに熾烈なのである

僕がその昔、初めてとあるオンリーイベント一般参加したときは、カタログをチェックするとかそういうことすら知らずに、ただなんとなく好きなアニメ同人誌が売ってる、くらいの感じで来場してしまった。そのため、開幕後のダッシュを目の当たりにして何が何だかからず「とりあえずみんな急いでるんだからついていかないと!」って思ってついて言ったら全然興味ない作品サークルに行きついた苦い経験がある。爆笑間違いなし。抱腹絶倒エピソードである。今これを読んでいる方たちもスマホPCの向こうで腹を抱えて笑っているに違いない。

さて、開幕して駅メモエリアにも一般参加者が流れてきているが、僕はというと過去のことを思わず思い返してしまうほど、ただ静かに座っていた。

開場して10分、15分が経過するが、僕のスペースには未だ誰も訪れない。

しかし、僕も過去オンリーイベントではないが同人誌即売会自体には何度かサークル参加したことがあるから、さほど焦ってはいなかった。

開始直後に人が訪れるのは、大手サークルや人気サークル、もしくは同ジャンルイベントに何度も参加していて、参加者同士で交流が多い人たちである

今回駅メモオンリーイベント特に何の繋がりも盛ってない状態で参加した僕のサークルには、大手サークル目的の買い物をあらかた終えた人が「さて、ブラブラと見て回りましょうかね」となるのを待たなければいけないのだ。

「今は大手タイム…今は大手タイム…」と心の中で繰り返していたが、少し口に出てしまっていたようで、心なしか両隣のサークルの方との距離が開いた気がした。

しばらくすると、予想通りチラホラと僕のサークルにも訪れてくれる人が現れ始めた。本やグッズがちょこちょこと売れていく。ものすごく嬉しい。

本を買っていってくれる人は2つのタイプに別れる。やってきてすぐ、見本誌も特に手に取ることなく「新刊1部ください」などと言って購入してくれる人と、見本誌を見た上で買ってくれる人だ。

前者はさらに4パターンに分けられるように思えた。以下の通りだ。

最初から買うことを決めている人

カタログ宣伝などを目にしていて、最初からうつもりでいてくれた可能性はある。

まず売切れたりする可能性のある大手や人気サークルを回った後に、僕のサークルにきてくれた、というわけだ。

② 僕の本のメインキャラ「うらら」が好きな人

うららが好きだから、とりあえずうららが描かれているから買う、というのは大いにあり得る話だ。内容はどうだっていい。そこにうららがいるから買うんだ。

(´-`).。o0(ちょっとやべー奴じゃん)

おっと失礼、なんでもありません。

③ もうとりあえず本なら買うって人

会場では色んなサークルが様々な駅メモに関するもの頒布している。

漫画小説イラストなどの本や、キーホルダー缶バッジや色紙、タオルなんかも売ってたりする。

そんな中でもうとりあえず本ならすべて買ってるっぽい人がいた。もちろん稀なタイプではあるが、一人ではないと思う。

(´-`).。o0(ちょっとやべー金持ちじゃん)

おっとこりゃまた失敬、なんでもありません。

④ とりあえず全部買う人

(´-`)<間違いなくやべー奴じゃん

いや、流石に全部ではないと思う、誇大表現をしてしまった。

しかし、僕のサークルスペースがある島で、おそらく端から端まですべてのサークルでなにかしらを購入していた。両手を本やグッズでいっぱいにしながら。

世の中にはやべー金持ちがいるものである

と、まあふざけてはしまったが、買ってくれる以上僕にとっては大歓迎な、感謝すべき人たちである

そして、後者の、見本誌を見た上で購入してくれる人。

この場合は、中身を見た上で購入を決断してくれているわけだから、ある程度の評価をもらえたのだと思うと、ノールックで買っていってくれた場合とはまた違う嬉しさがある。

もちろん、最初からうつもりではいたけれども、一応流れとして見本誌をチェックしている人もいるだろう。中身が漫画なのかイラスト本なのかを確認しただけ、という人もいるだろう。

それでも、中身を見た上で買ってくれるというのは、なんだかちょっと嬉しいものなのである

また、当然だが中身を見た上で買わずに去っていく人も多い。もちろん買ってくれるのが一番嬉しいが、意外と買ってもらえなくても、見てもらえただけで嬉しかったりもする。手に取って見ようと思える何かがあったのかな、と思う。

今回の本は、イラストを数ページ載せた後に4コマ漫画が数ページ、という構成であった。ペラペラとめくってくれている人の顔をこっそりうかがっていると、イラストのページを終えて4コマ漫画に至った後、少ししてふっ、と笑顔になってくれたりするときがあった。

勘違い可能性もあるけど、4コマ漫画を読んで顔をほころばせてくれたのだろう。本の内容にリアクションをとってくれる人がいる、その事実が嬉しいのだ。

しかし僕は、見本誌を見てもらうことに、ちょっとした悩みがある。

僕のつたない画力が露呈してしまうということももちろんだが、個人的にはそんなの比べ物にならないくらいに、悩んでいる。

それは、「見本誌を見てもらっている間僕はどうしていればいいんだろう問題である

気まずい。とにかく気まずい。そしてやっぱり自分漫画を目の前で見られていることが少し恥ずかしい。しかもつたない画力だし。

しかけるコミュ力は持ち合わせていないし、そもそも見本誌をチェックしているのに話しかけられたら邪魔だ。かといって、何事もないようにスマホをいじっていたり何か作業をしているというのも感じが悪いように思えるし、あからさまにリアクションをうかがうようにじろじろ見ているのもなんだかプレッシャーを与えてしまうような気がする。

結果、僕はというと、「スッ…」である

「スッ…」と静かに座っているのみである

みんな、あの時間どうやって過ごしているのだろう。今度機会があったら気を付けて見てみようと思う。

そんなこんなで本もちょこちょこと売れていく。

僕程度の本でも買っていってもらえるのは、やはりオンリーイベント恩恵だなと感じた。

そして、本よりも好調に売れていったのはグッズ類だった。

開始前にフォロワーさんが買ってくれたキーホルダーに続いて、本と一緒に買ってくれたり、グッズを単品で買ってくれたりで、初参加のサークルの割にはまあまあなペースで売れていたと思う。

ストラップってここにある分だけですか?」と尋ねてきた方がいた。

「そうなんです、手作りで用意したので、数が少なくてすみません」と伝えると、ツイッターで見てリトのストラップが欲しい!って思ってきたんですけど…残念だ!と悔しがって、本だけ買っていってくれた。欲しがってくれたことがなんとも嬉しかった。

その後も、本もグッズも少しずつではあるが売れていった。

当日のイベント時間中もツイッター写真を上げ宣伝をしていたので、おそらくそれを見て買いに来てくれているのか、まっすぐ僕のサークルスペースにやってきて、ノータイムで「○○ください」みたいな感じで言ってくれる人が多かった。

また、うららのバッジを買ってくれた人は本も一緒に買ってくれたのだけど、スペース前に来てまず「うららメインの本ですか?」と聞いてきた。「はい、うららメインです」と言うと、「じゃあ1部と、あとうららのバッジもください」とのこと。

わず「うらら推しですか?」と聞くと、力強く「はい!うらら推しです!」と答えてくれた。中学野球部かよ、と言いたくなるような、ピュアな力強さだった。

さて、会場には駅メモキャラクターであるでんこ」のコスプレをした人が、 Permalink | 記事への反応(7) | 17:38

2019-11-14

初めて風俗に行って、その子の自宅で犯された話

最近じゃなくて、かなり昔の話。田舎

20歳。当時童貞バイト代を貯めて、免許を取って、お金が余った。

性欲はもともと強くて、ある日「今日女の子エッチなことしてみよう」と思い立ち、地元風俗街をぶらついた。

客引きに声をかけられ「30分、1万円ポッキリ」と言われ、ふらふらとお店の中に入っていった。ピンサロだった。

(いま思えば、ピンサロで1万は高い。いろいろ知らなかった)

案内されたのは赤いちょっと高級感のある、でもやや手狭なシート。

2,3分ほど経って来てくれたのは、30前後の少し化粧の濃い、でも綺麗なお姉さん。

「こんばんわー。はじめまして。何歳?」

「ハタチです。」

若いねー!こういうところは初めて?」

はい、緊張してます...」

彼女はは少し喜んでたように思う。

「優しくしてあげるね...」

柔らかくキスをしてくれた。唇が柔らかく、いい匂いがした。勃った。

服の上から股間をまさぐられ、

「もう固くなってるね、嬉しい」

彼女は言った。ズボンを脱がされる。

固く反ったソレが温かい口腔に包まれる。今までにない心地よさ。

「いっぱい出してね...」

色っぽく言われ、私は3分と待たずに射精した。初めてのときのような痺れる快感。脳がチカチカする。

ありがとう。またね」

名刺を渡され、店を出た。何気なく名刺の裏面を見てみると、携帯番号らしきもの手書きで書かれていた。

風俗店では当たり前のことなんだろうか(今考えると全然当たり前ではない)、とぼんやり考えながらその日は家に帰った。

翌日の昼、名刺に書かれた電話番号電話した。「はい」あの声だ。

「昨日のお客さん?」

はい迷惑でしたか?」

「ううん、嬉しいよ。今日はお店に来てくれるの?」

今日ちょっとお金なくて。すみません

「じゃあさ、私の家、来ない?」

「え、いいんですか」

「じゃあ18時くらいに、○○町のセブンまで来てね」

正直、淡い期待を抱いた。

18時前、セブン女性を待つ。ひょっとしたら怖い人がくるんじゃないかとか、ドキドキしていたのを覚えている。

私服姿の彼女はあっさり来てくれた。化粧が少し薄いせいか、昨日ほど綺麗じゃない。けどなんか興奮した。

「じゃ、いこっか」

私は彼女の後をついていく。オートロックはないけどマンションだった。

少し散らかってはいたけど、女性の部屋って感じだった。冬だったからか、加湿器が蒸気を吐いていた。

とりとめのない話をする。「学生?」「バイトは何してるの?」「趣味は?」「彼女は?」などなど。

「ひょっとして童貞?」

ドキッとした。私は頷いた。多分、彼女目的は「それ」だったんだと思う。

彼女は少し黙ったあと、私の腕を引っ張って、ベッドに押し倒した。

いかぶさって唇を重ねられる。舌を入れられた。ちょっとアルコール臭いがした。勃起する。

彼女に促され、服を脱いだ。脱がせて、と言われたので脱がそうとしたが、ブラの外し方がわからなかった。

彼女自分でブラを脱いだ。少し垂れ下がり気味の乳房リアルさに興奮した。

私の上に跨られる。

「いいよね?」

彼女は私の返事を待たず、唾液でアソコを湿らせて、ずぶり、と腰を下ろして私のアレを包み込んだ。童貞卒業

ゴムはつけていない。

締め付けは強くなかった。(そもそも女性の締め付けがどのくらいが平均なのか当時はわからなかったが)

でも、熱く湿ってヌラヌラしたものに包まれて、腰が抜けそうだった。気持ちいい...

彼女が腰を振り始める。

「イクときはイクって言ってね」

頭がクラクラした。いま私はセックスをしている。

ただ、射精感はなかなか訪れる気配はなかった。少し焦る。彼女の腰振りもちょっと疲れた感じになってきた。

「そろそろイッちゃえよ...」

彼女は腰をズンと下ろし、腰を前後に揺らしながら私の乳首をレロレロと舐めた。あっという間に射精感がこみ上がってくる。

「イキそうです...!」

寸前で彼女は腰を上げ、手コキに切り替える。ドクドクと精液が溢れ出る。今までに経験したことがない量だった。

気持ちよかった?」と聞かれ

「すごかったです...」と答えた。

シャワーは浴びなかった。少し彼女麻雀(2人でやった)に付き合ったあと、もう一度した。

それから数回、彼女の家に遊びに行ったり、カラオケに行ったりした。家に行ったときは必ずした。

童貞じゃない私に興味がなくなったのか、ある日を境に彼女からの連絡はぱったり途切れた。

私が喋るのが下手で、一緒にいてあまり楽しくなかっただろうことも原因だと思う。

私が進学で上京してしばらくして、彼女から一度だけ電話がきたことがある。

東京にいることを伝えたらすぐ電話は切れてしまった。

多分彼女はもう40くらい。いま何してるんだろうな。

相変わらず童貞食いしてるんだろうか。

2019-11-13

底辺で生きていく腐り文字書きの呟き

はじめまして底辺で生きていく腐っている文字書きです。

今回、これを書くにあたりどうしようもない幼稚な自分の心と抱えきれないほどの所謂作家様への羨望と、裏腹に抱える嫉妬心限界を超えてしまたから整理の意味も込めて書きます

読みにくいかとは思いますが、ただの心の整理なのでゆるく読んでください。

私は彼此十年ほど二次創作文字書きをしていますしかし、元々は絵を描くのが好きでした。小学生の頃の夢はイラストレーター小学生の頃に書いた、地域新聞に載る私の夢の欄に「みんなが笑顔になれるようなイラストレーターになりたいです」と書いた記憶がこびりついて、離れません。

今では全く異なる、医療職の方についています

私の根本には人の役に立てる人になりたいという願いがありました。絵を描くのが好きなのも、今小説を書いているのもその発端がありました。勿論キャラクターが好きだからというのもあります

小さい頃は絵を描くとみんなが褒めてくれた。笑顔になった。だから夢はイラストレーターだった。けれど、年齢を重ねるにつれて、金銭面だったり現実的なことを考えてしまます

私は夢を諦め、次に人に役に立てる職業といえば非常に短絡的ですが医療職だと思い勉強を始めました。

しかし、それも諦めの気持ち仕事をしています。激務の中で小心者の私は、上手く立ち回れず空回りばかりをして結果的に失敗ばかり。

夢を追えばよかったのか今ではわかりません。あったかもしれない未来に想いを馳せながら、後悔ばかりを抱えて眠れない夜を過ごしてまたビクビクしながら職場に向かいます

人の役に立ちたかったのに、人の目ばかり気になるのです。

さて、ここで冒頭に挙げていた話に戻るのですが。私の根本が人の役に立てる人間だということは書きました。

それを言い換えると、人の評価/目が気になってしま人間なのです。

作品を作っている方はよくわかるかとは思いますが、作品を作っているとよくも悪くも評価というものが付きますサイトでもそうpixivでもそうですし、Twitterでもそうだと思います。数の評価です。

才能のある人の作品はとても素晴らしいです。小説であれど、漫画であれど、なんにせよ人に影響を及ぼすことのできる人間というのは極一部だと思います

作家様の作品を見ると、勿論うっとりとしますし感動に胸が締め付けられ、抱きしめてキスをして沢山の愛を伝えたくなってしまます

しかし、ふと、自分の足元を見たときに圧倒的な数の評価の差に愕然としてあんなに好きだった作品が見たくなくなってしまうのです。凄く、きついです。好きなのに。

また、神作家様と言われる中であまり自分の好みと合わない作風もやはりあります申し訳ないのですが。頑張って読んでみても、やはりその良さがわからない時がどうしてもあります。何故、こんなもの評価されているのだろう。何故、私のものがこんなに評価されないんだろう。

なぜ、私はこんなに他人評価が気になってしまうのだろう。

紙に落ちてしまったインクは取れません。滲んで、広がって消すことはできません。上から違うものを塗ったり、かぶせたりすることはできても翳せばやはり、透けて見えてしまます

Twitterではありがたいごとに、こんな私の作品を好きだと言って繋がってくださっていたりする方が多くいます。けれど、その数はとても多いというわけではありません。

その相互さんであったり、一方的フォローしている方だったりでリプライが見えたりした瞬間、また嫉妬が芽を出すのです。

本当は繋がりたかった方と繋がれなかった自分フォロワーさんが、その繋がりたかった方と仲よさそうにしていたり、表紙を担当されていたり。ああ、羨ましいな。と思います。同時にもっと自分に才能があったらな、とも思いますし、当然のことながらじゃあ話しかけたらいいじゃんとも思います相手の方から迷惑がられたら、不躾なことをしてしまったら、と考えると手が震えます

自分作品ブクマ数をみてはため息をつきます。他の人にマシュマロが来ているのに、自分には何ヶ月も来ていないのをみて胸が締め付けられます。本を出して感想が来ました、という方がいれば私には一つも来ていない、と思ってしまます。全部全部、劣等感を持ちながら嫉妬をしながら、でも、それはいけないことだとわかっています。いけない感情なことは十分にわかます自分自分でなくなってしまいそうになってしまます

誰か私を認めて欲しい。

こんなことを言って、私の小説が好きだと言ってくださってる方に失礼なことは承知です。

人と比べても、自分努力しないと、どうしようもないことはわかっているのに。自分が、自分のことを認めてあげられないのです。

上手く人とも話せない。仕事もうまくできない。絵も上手くかけない。人に幸せを感じさせれるような小説も書けない。

相手の人が迷惑だったらどうしよう、だとかそういうことばかりが先行して結局身動きができなくなる。連ねれば連ねるほど叫びが出ます

情けないですが、これを書きながらずっと泣いてしまってしょうがありません。

冒頭の話とはそれてしまって申し訳ありません。

私はこれからも、小説を書いていきたいです。ただ、ふと、時々筆を折ることを考えます

しかし、筆を折るとそれこそ無価値人間になってしまうのではないか、と思ってしまい怖くなります。勿論、そんなことはないことはわかっていますが。

午前三時。ふと、思い立って書いてみたもので乱文にもほどがあるものですが、もし最後まで目にしてくださっている方がいらっしゃいましたら、ありがとうございます

先日締め切りギリギリ脱稿したのに、これは数十分で書いてしまっていつも小説もこれぐらいでかければいいのにと思いつつ、終わりたいと思います

2019-11-10

[] #80-4「人は簡単に変われる」

≪ 前

そうして数日後、セミナーがまた開かれる時がきた。

「前は話をマトモに聞いていなかったから、今日ちゃんと聞いてみようと思う」

もはや弟は本を返品するかどうかという段階ではなく、なんならサインでも書いてもらおうって勢いだ。

「それにしても、兄貴までセミナーに来るとは思わなかったよ。あんまり良く思ってなかったのに」

「まあ、目につく部分だけで決め打ちするのもどうかと思ってな。実際にちゃん咀嚼してから批判することにした」

批判前提かよ」

そうは言ってみたものの、自分がどう立ち回るかは決めかねたままだった。

弟が何を拠り所にして物事を考え、生きていけばいいのかなんて俺が決められることじゃない。

そう頭では理解しつつも、今の弟に対する不安感は漠然と胸に残り続けていた。

しかし、この感覚を公正に言語化できない内は、俺が弟に忠告できることはないに等しい。

この場に来ていない両親も口には出さないが、たぶん似た感じだろう。

弟に何かを言おうとして、結局は何も言わないという仕草を数回ほど見たことがある。

自分の子供が、たまたま遭遇した自己啓発にのめり込んでいるんだ。

心配なのは当然だ。

それでも理性と親心狭間で揺れ動き、自分の子供に下手な忠告が言えない、といったところか。

セミナー確認しに来なかったのも、場合によっては耐えられる自信がなかったからかもしれない。


会場に来てから10分ほど経ったとき、壇上に一人の男が現れた。

「みなさん、こんにちははじめましての方は、はじめまして。セイコウです」

あれがあの本の筆者か。

俺のクラスメートにはタイナイっていう意識の高い奴がいるが、それの進化系みたいな物腰だ。

格好は無地の服を着ているだけでシンプルだが、色合いが強くて、しか上下を揃えているから逆に目立つ。

「今回も様々な話をしていきたいと思いますが、その前にまず思考クリアにするため、みんなで頭の体操しましょう」

「あ、『誰でも出来る自己改革』に書いてあるやつだ!」

書いている奴が同じだから当たり前だろうに、なぜか弟はそのことが嬉しそうだ。

「目を瞑って、呼吸を整えましょう。リラックスして、精神統一

弟含め、会場にいる人間たちは言われたとおりに実行した。

俺は気乗りしなかったが、一人だけ目を開けたままじゃ目立ってしまう。

仕方なく細目にして、こっそり周りを観察することにした。

「さあ、自分自身をイメージして、喋らせてみましょう。そして耳を傾けて」

男の言ってることは、意味が分かるようで、イマイチからない。

だが周りの反応を見る限り、そう思っているのは俺だけらしい。

自分を変えるために必要なのは、まず今の自分を知ることです。そして今の自分が何を求め、何が不満なのか洗い出していきましょう」

自問自答しろって言いたいのだろうか。

理屈は分からなくもないが、何だか変な感じだ。

「それが自分にとってどれほど負担であるかを、ひとつひとつ数値化してみましょう。それで高いと思ったのならば、それはあなた方にとって必要のないものです」

そんな調子で、男はゆったりとした口調で色々と語っていく。

お腹が空けば食べ物必要ですよね。その食べ物は、できれば美味しいもののほうがいいでしょう? そして美味しいものとは、あなたにとって好物でもあるはず」

だが、その内実はシンプルだ。

この男は、とどのつまり自分」としか言っていないのである

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