はてなキーワード: はじめましてとは
彼女を知ったのは何年か前の春先。研修期間を終えお披露目となった彼女を紹介するメイドカフェ公式アカウントからのツイートかなにかがリツイートで回ってきたのがはじまりだった。
小ぶりな丸い顔とその愛らしい笑顔に心を打たれ、彼女のTwitterアカウントをフォローした。
当時わたしは海を超えた地元で生活をしており、遠く離れた秋葉原の小さな店舗のひとりのメイドさんの存在というものは、二次元ではないにしろ遠いものだった。
会えない、もし会ってあわよくば…なんてことを考えすらしない。メイドカフェといえど結局は飲食店。客に興味は沸かないし、メイドカフェに通うオタクなんて嫌悪感しか抱かないと思っている。
彼女の存在というものは他にフォローしているアイドルなんかと同じ。目の保養とだと考えた。
彼女が投稿する写真はどれも可愛かった。毎日いろんな髪型やメイド服、たまには私服もあったり。
それをほとんど全て保存してお気に入りにしていた、携帯のストレージが埋まれば今度はクラウドストレージに彼女の名前のフォルダを作りそこに保存した。
今これを書きながら見直しているけれど、千枚は簡単に超えている。傍から見れば気持ちの悪い話だ。
しかし彼女はわたしのことを知らない。だからそんなことは関係のない話だったのだ。
彼女を知ってから1年後の春にわたしは転職した。契約期間満了がその理由だった。
特に苦労もなく入社した新しい会社はいわゆるIT派遣で、中途採用のわたしは入社2週間後には東京の地を踏んでいた。
派遣先は東京駅付近。彼女がいる秋葉原まではたったの2駅。しかし当時のわたしは彼女との距離をそれほど意識してはいなかった。
あくまで彼女はまだTwitterの中での存在だった。それでもTwitterでフォローしているアカウントの中では彼女が一番だったことは間違いない。
新しい会社は社員同士の仲がよく、チャットで雑談をしたりしていたのだが、わたしと仲のいい同期がとあるチャンネルを作った。
目的は『アイドルや女優など、推しの女の子を紹介する』というものだ。
自分でも自覚はしているけれど、わたしの好みのタイプは万人受けするものではない。
タイムラインに乃木坂46の齋藤飛鳥や武田玲奈の画像が貼られているところに、彼女の画像を貼った時の反応はよくなかった。
『お前が好きそう』『メンヘラっぽい』なんて言われたりしたけれど、ことあるごとに彼女の画像を貼った。
誰かが眼鏡をかけた女の子を紹介すれば、わたしも眼鏡をかけた彼女の画像を貼る。
千枚以上の写真があるんだ。どのシチュエーションにも対抗できる。我ながら気持ち悪いやつだ。
そうしていたらそのチャンネルのなかでわたしは彼女のガチ恋オタクだと言われるようになっていた。
そして、彼女に会いに行くことになったのだった。
あまりにも彼女のことを語るわたしを見て、上司が『それじゃあ会いに行こうよ』とわたしの手を引いた。
実際に行くにもわたしはずっと『会ったらガチ恋してしまう』なんて言っていたけれど、内心はすこしドキドキしていたと思う。
秋葉原駅から少し離れた通り、そこに彼女が在籍するメイドカフェはあった。それまでに秋葉原は何度も足を運んでいたけれど、この通りまでは来たことがなかった。
メイドカフェ黎明期にできたというそのカフェのドアを開く、席に案内される途中横目で彼女を探す。いた。そりゃそうだ。事前に出勤する日をTwiterで確認したんだから。
今まで画像でしか見たことがなかった彼女だったけれど、やっぱり女の子は動いている方が可愛い。
彼女の声や動き、静止画ではわからない彼女の魅力を知ることができた。
ところで、わたしは好きな人にはそっけない態度を取ってしまう癖がある。最近知った言葉だけれど『好き避け』というらしい。
思い返せばこの時オーダーを取ってくれた彼女の姿をあまり覚えていない。美化したような表現にはなるけれど、わたしの好き避け癖は既にしっかり機能していたのかもしれない。
いわゆるテーブルにしっかりメイドさんが着いてくれるお店ではなく閉店時間も迫っていたので、会話もそこそこにわたしたちは退店することになった。
翌日他の同僚なんかにどうだった?と尋ねられたりもしたけれど、生の彼女を拝んだくらいで恋してしまう程わたしは恋愛経験がないわけではなかったので、いつもどおり彼女の魅力を語っていた。
その数週間後に今度は同僚と二人でそのメイドカフェになんとなく行ったりもした。
その時に手に入れた彼女のラミカは今でもパスケースに入っている。
そこからは何ヶ月かに一度彼女に会いに行った。毎回はじめましての対応だ。
わたしの働くオフィスが変わったのもあるけれど、やっぱり自分のなかでアイドルの現場やメイドカフェというものは頻繁に足を運ぶものではないものだと強く思っていた。
その間に彼女はコンテストに応募したり、新しいことに挑戦したりしていた。それに対して少しばかり応援したり、たまにリプライを返してそれをいいねされてドキッとなったり、
相変わらずTwitterで彼女がアップする写真にハートを投げる。そんな日々を送っていた。
だけれど、それは続きはしないかもしれない。
メイドカフェは副業として続けるらしい。が、わたしは知っている。今までそう云ってきたアイドルやメイドさんは、少しの期間をおいてその人生に幕を下ろす。
だから、わたしはそのツイートを見た瞬間にまだ決まってもいない卒業の日を想像してしまい、胸が締め付けられるような苦しさを感じた。と同時に彼女に会いに行かないとと思った。
彼女の姿を一目見て、『新しいお仕事頑張ってください』と一言かけよう。そう決意して翌日彼女に会いに行った。
久しぶりに拝む、とは言ってもTwitterではほぼ毎日見ているので特に驚くこともなかったが、やっぱりビジュアルもそうだけれど彼女の話し方や仕草も合わせると更に素敵だ。
金曜日の夜、店内はそこここに混雑していた。窓際に座るわたしに彼女はオーダーを取りにきてくれたけれども、わたしはとっさに目を見て話せない。好き避けはまだ治っていなかった。
結局この日は言いたいことも言えずただカクテルを一杯飲んで店を後にした。
帰り道、彼女のことをツイートするとリプライが来る。わたしは彼女に認知されていた。『また遊びに来てください』の言葉にわたしは胸が踊った。変な声をあげながら喜んだ。
そしてその次の日に会いに行くなんて、わたしは本当に単純だなと思う。彼女もまたわたしの姿を見て『来てくれたんですね』と声をかけてくれる。
それでもわたしは彼女の目を見て話せない。彼女の表情は覚えていないけれど、冷たく思われないようにできる限り丁寧な返答をするように心がけたのは覚えている。
『認知される』ということは、少なくともわたしの中で特別なことに思えた。
それは今までアイドルの現場や他のメイドカフェに行ったことがなく、単純に初めての経験だったから。
たったこれだけの事で優越感や幸福を感じるなんて、あまりにもチョロさがすぎるとは自分でもわかっているんだけどね。
メイドカフェへ足繁く通うようになって、彼女以外の他のメイドさんにも認知された。
まぁ、彼女がいる日にだけ行くというのもなんかアレなので、いない日にも行くようにしている。結果的にそのメイドカフェ自体が好きになってしまった。
彼女の他に推しと呼べたり、落ち着いて気軽に話せるメイドさんもいる。
だけれどわたしの中で彼女へ向ける感情は、他のメイドさんへ向けるそれとは違うものだと自覚している。
店内の数人でやったトランプゲーム中に彼女の肩が一瞬触れたり。
誘いに付き合ってくれた先輩が気を利かせ、彼女に声をかけて少しの間やりとりをしたり。
また別の先輩は、あまりにも好き避けが激しいわたしを見かねてツーショットチェキを撮るように促してくれたり。
更に翌日自分でチェキをオーダーすると、『やっと自分からオーダーしたなー?』とからかうように言われたり。
まだ短い期間だけれども、全部が綺麗でキラキラした大事な思い出になりつつある。
メイドさんが選んだクリスマスプレゼントがランダムで手に入るクジ。彼女のプレゼントを目の前で他の旦那様が引いてしまったのだけは悔しかった。
その旦那様も彼女を推しとしているらしいのが更にモヤモヤした気分にさせた。ジャニーズのアイドルなんかで『同担拒否』するファンの気分はこれのことなんだろうか。
何を見て聞いて食べて、喜んだり悲しんだり悩んだりするんだろう。
メイドカフェのメイドさんとしてではない彼女を知りたい、メイドカフェの旦那様としてではないわたしを知ってほしい。
この気持ちに名前をつけて認めてしまったらわたしは旦那様としていられなくなってしまう。
厄介オタクの身勝手な自己愛や歪んだ理想像だと言われるかもしれない。自分でもかなり感傷的になっていることもわかっている。
そもそも卒業が決まったわけでもないのに、勝手に想像して辛くなって泣きそうになってるなんて面白すぎる。
でもいつか卒業する瞬間が来て。卒業して何ヶ月かしたら彼女の中のわたしは消える。何年かすればわたしも彼女のことが思い出せなくなってしまう。
それがどうしてか哀しくて苦しくて今この日記を書いている。ちょっと読み返してみたけどイタさ丸出しで笑う。
何が『この気持ちに名前をつけて認めてしまったら』だ。どこからどう見ても厄介ガチ恋オタクだよ。
ついでに、ありきたりな『こんな辛い思いをするくらいなら最初から出会わなければよかった』とかいう台詞が思い浮かんだけど、わたしはそうは思わない。
あの日運良くツイートが目に留まって、転職して東京に行き、ツイートに彼女がリプライをくれた。今までの選択なくなることはない。こういうところだけは現実見てるんだなあ。
さて、わたしはメイドさんとしての彼女の人生を3年以上応援してきたけど、彼女からしたらついこの間顔と名前が一致した人。
ストーカー予備軍かよ。そんな奴からこんな身勝手な感情を抱かれているなんて知られたら相当寒気がするはずだ。
もしこれを目にしてしまったら、次わたしが来た時にいちごパフェでも勧めてください。それ以降お邪魔しません。
お久しぶりです。はじめましてと言うべきかもしれませんね。こうしてちゃんとした言葉であなたに語りかけるのは、あなたを酷く傷つけたあの時以来、二度目になります。
あの件であなたはどのくらい傷ついたでしょうか。申し訳ないことをしたと、そう思っています。しかし一方で、あの件であなたが酷く傷付き、取り返しのつかないくらい損なわれてしまっていればいいなと思っています。もちろんあなたは悪くありません。100人に聞けば100人があなたは悪くないと言うでしょう。しかし私はあなたが許せなかった。私にとってあなたの純粋さは愚鈍さでした。あなたの人の良さは私にとって悪夢でした。あなたが彼女を苦しめていると、そう考えるしかありませんでした。
今でも時折、あなたをもっともっと傷つけるべきだったと思います。私の人生を賭けてあなたという人間の全てを否定するべきでした。あなたの生まれも、育ちも、親兄弟も、友人も、仕事も、生き方も。そんなことをしたところで、私が負けることはわかっています。私のような屑とは違う人生をあなたは歩んできたのでしょう。だからきっと私がいくら頑張ったとしてもあなたには勝てません。そんなことはわかっています。
でも、それでも私はあの時自分の全てを賭けてあなたを否定するべきでした。私が私であるために、彼女のためどころか、彼女を手に入れるためですらなく、私自身のために、あなたを否定するべきでした。
あなたはきっと、人からこんなに憎まれたことはないのでしょうね。でも私はあなたを許しません。あなたが何もしてなくても、あなたが何も悪くなくても、私はあなたを憎みます。理不尽だと思うでしょうね。でも私は、あなたが生きていることが許せないのです。ただただ感情として、あなたの存在が許せないのです。どうか、どうかお願いだから消えて下さい。死ぬ事すらせず、ただこの世から消えて下さい。そのためなら私は何だって支払います。
※深夜に思いつきで書きなぐったものなので誤字脱字などがあったりごちゃごちゃして読みづらいかもしれませんがよろしくお願いします
僕が15歳2018年年3月〜4月に精巣捻転症になりました。そのことを忘れないように書き留めておきたいなーと思いつつできていなかったし周りの学校の友達などには言えずモヤモヤしていたのでここに残しておきたいと思いました。
まずそもそも睾丸捻転症とはどのような病気かといいますと精巣内の血管がねじれて精巣に血液が行かなくなり精巣が壊死するというものです(間違ってたらすみません)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E5%B7%A3%E6%8D%BB%E8%BB%A2%E7%97%87 (詳しくはwiki)
もしこの病気にかかったら六時間以内に病院に行って手術をしないとそれ以降は成功率が格段に落ちます24時間をすぎるともう無理と言われています
僕がこの病気になったのが3月の中旬くらいの卒業式が終わったあたりから左の方の睾丸がいつもより腫れていておかしいな~と思いつつ親に言う恥ずかしさもあり少したてば症状も収まるだろうと思い放置してしまいました
その後一週間後くらいに中学生から高校生という間もあり春休み期間が長かったため祖父母の家に帰省することになりました。新幹線で行くことになり新幹線に乗りましたが車内で流石に痛みに耐えきれずに親に連絡して祖父母の家についてから近くの泌尿器科に行くことになりました。その時は発症してから時間が立っていたことから精巣上体炎なのでは?と言われ次の日に総合病院の方に行くことになりました。この時気づいたのですが熱は37.5くらいで普段より高い状態でした(手術するまでこの体温のまま続きました)そして次の日病院に行ったとき詳しく調べてもらい精巣捻転か精巣上体炎のどちらかと言われました。症状の重さやもう精巣捻転なら精巣がだめになっているのでとりあえず薬を飲んでみて落ち着くかどうか見てみようということになりました。そして薬を飲んで一週間後にまた行くことになりました。薬を飲み腫れは少し治まったので僕としても精巣を取らなくて済むと安心し始めていました。一週間後また病院に行き収まったことを言うとまだ完全に治ってないから家に帰ってからまたそこでまた病院に早めに行ったほうがいいといわれたので行くことになりました。前に家族の中で入院した人があった大きな病院の仙台赤十字病院に行きました。行って診察でエコーを受けて診断されたときこれは「睾丸捻転だねもうこれを残してもしょうがないので切除してもう片方も捻転しないように固定する手術を明日しよう、ここまで耐えてられたのは捻転が一回転したのではなく途中で半回転くらいだったからじゃないかな」と言われてその日のうちに入院することになりました。その診断を受けたときは一気に具合が悪くなりめまいが激しく起こったりしました。その後血液の検査などを受けて病院に入院しお風呂などなどを済まました。その日の病院食はくっそ不味かった覚えがあります。その夜は全然寝ることができず何回も嘔吐をして体調は最悪でした。そして次の日も熱を測ると38.0くらいまで上がっていて体が手術を拒んでいました。手術室の前まで行きましたがお医者さんに無理して今日手術するのはやめようということになって一週間後に手術することになりました。そして家に帰ってからは横になりながらダラダラ過ごしてリラックスすることができました。(家で過ごすと本当に落ち着きます)そして一週間後また病院に行き入院しました。相変わらず病院食は口に合わずコンビニで弁当を買ってきてもらって食べたのを覚えています。その日の夜は嘔吐などもせずにそのまま眠ることができました。そして手術の日浣腸などをして準備をしっかり整えて手術室に向かいました。手術室に入ってからは全身麻酔をすることろからだったので麻酔から始まり記憶が薄れて気がついたら手術終わった後でしたこの手術前から後までが本当に一瞬だったのでびっくりしました。
それからベッドに戻り麻酔が切れてきてからが辛くなりました。体の一部を切ったので動かなくてもすごく痛かったです。特にトイレをする時立つことすら痛くて出来ず最初は尿瓶にしていました。おむつのようなものをつけていましたがそれをずらすのだけですごく痛く大変でした。そして一日一回先生が来て菌などが入らないように絆創膏?みたいなのを取り替えてくれるのですが取り替えるときがとても痛くて耐えるのが辛かったです。二日目からは前日から動いていないのでそれを徐々に慣らすのも兼ねてトイレまで歩いて行くようになりました。体の向きを変えること体を置きあげること立つこと歩くこと全て日常的にやっていることが大変ですごい苦労しました。それを次の日も続け手術から四日目で無事退院することができました。担任してからも数日間は辛いのが続きましたが徐々に慣れていき普通の生活に戻ることができました。
僕はこの病気にかかったとき医学が進歩している今でも睾丸を片方切除しないといけないというほどの病気があるのかって最初に思いました。この病気が起こる原因ははっきりとしていなく起こる原因もわからないことが多いそうです。このような病気に自分でかかってしまったショックがすごく大きかったです。まあ片方の睾丸があれば大丈夫と言われているやおこた病気が外見で見えるところじゃなくてよかったと自分に言い聞かせて今は過ごしています。これからこの事でたびたび問題が起こると思うのですが頑張って乗り越えていきたいと思います。この病気自体4000人に一人と言われていて男性の10代から20代の人なら起こる可能性が誰でもあるのでもしこの記事を読んでくれた若い男性がいるなら頭の片隅にこのことを覚えてくれたら嬉しいです。
東京都に住むようになって15年近く経とうとしているし、何度も来たことのある街だ。
思えば初めて経験したアルバイトでの初めてのお給料を全て落として、電車代もないから家に帰ることもできず途方にくれたのもこの池袋だった。
5回くらいだけ通って嫌になって辞めたボーカルレッスンの教室があったのも池袋だった。
人生で初めて浮気をした相手とラブホテルに入ったのも池袋だった。
きちんと思いだそうとすれば、きっとまだまだあると思う。
今回はお金を落として途方に暮れているわけでもなく、身になっている気がしないボーカルレッスンに来たのでもなく、浮気をしに来たのでもない。そもそも僕にはしばらく恋人がいない。なぜだ。
ともかく、今日はいわゆる「位置ゲー」であるスマホアプリ「駅メモ!」の同人誌即売会、「フットバーしま~す!!9」(以下、フットバ9)に、サークル参加するためにこの池袋にやってきたのだ。
なお、ここから先の内容については、僕個人を特定されないために所々にフェイクが…というかもうほとんど創作の域に達するレベルでフェイクが織り込まれております。レポートとは思わないでいただきたい。フットバ9に参加してないくせに参加した体で書かれた妄想日記と思っていただきたい。やばい奴である。
フェイクのための設定が、偶然当日参加していた方にマッチングしてしまった場合はご容赦ください。できるだけそうはならないようにしてはいますが、リアルな雰囲気も欲しいため、当日会場で耳にした・目にしたことや、ツイッターで見かけたことなどを参考にして構成しております。
さらにそれを結構失礼な感じでいじっていたりするので、不快な気持ちになりたくない方はご覧にならないほう賢明です。
また、「駅メモ」や同人イベントはをご存じでない方にもできるだけわかりやすく書こうとは思いますが、キャラクターの名前などいちいち説明しているといくらなんでも大変なので、その辺はご容赦ください。
もちろん、フェイクがあるのは「ここから先の内容については」なので、僕にしばらく恋人がいないことは紛れもなく事実である。なぜだ。
朝家を出る前に、お釣りを用意するのを忘れていることに気が付いていた僕は、本来はダメなことではあるのだが、池袋駅から会場となるサンシャインシティの展示ホールまでの道中にあるゲームセンターで、両替をさせてもらおうと考えていた。どうもすみません。
立ち寄ったゲームセンターは開店直後ということもあってか、お客さんの数はごく僅かで、否が応でもキャリーケースを引きながら入店した僕は少し目立ってしまう。
同人イベントがよく開催されている池袋において、この時間帯にキャリーケースを引いて入店してくる人間は釣銭用の両替目的ですと自己アピールしているようなものだ。
僕は必死に取り繕おうと、UFOキャッチャーの景品のリラックマに顔をほころばせたり、エナジードリンクが景品になっているゲームの前で小銭入れを取り出して100円玉が入っていないことに気づいた振りをした。完璧な演技である。
もっとも、5000円札を入れ100円玉20枚と1000円札3枚に両替したのを誰かに目撃されていたら、
「エナジードリンクを手に入れるために2000円の投入を想定している男」
と思われてしまったかもしれない。同様の人を見かけた場合は、そっと優しくコンビニに行けば200円ちょっとで買えることを教えてあげて欲しい。
ともあれ両替を済ませ、退店する。本当にすみませんでした、ア〇〇ーズサ〇シャ〇〇店さん。
でも、一応何もせずに店を出るのは悪いと思い、エナジードリンクを狙ってみるかと2回ほどプレイしたのですが、1ミリたりとも惜しいと思える瞬間がありませんでした。この恨みは死ぬまで忘れませんよ、アドアーズサンシャイン店さん。
ゲームセンターを出て少し歩くと、サンシャインシティの入り口が見える。会場となるホールへはここからもう少し歩くので、初めて会場に向かう僕は迷わないか少し不安だった。が、僕の横を迷いのない様子で颯爽と通り過ぎて行ったキャリーケースを引く女性を見て、彼女についていけば安心だと確信した。オタク系のイベントに限らず、目的地までの道順に不安がある場合は明らかに同じ目的であろう人達についていけばいいだけなのである。同人イベントの場合、サークル参加者は高確率でキャリーケースを引いているのでなおさらわかりやすい。あと気持ち早足。
10時40分頃には無事に会場に到着。サークル入場証を2枚もらった。
本当であれば売り子をお願いしていた友人と一緒に来る予定だったのだが、友人の勤め先で集団食中毒が発生し、多くの社員が急な休みを取ったらしい。原因はどうも某社員の家で開催された飲み会が原因だったようなのだが、飲み会に誘われなかったため食中毒を回避した友人は、急遽フォローのために出勤することになってしまったのだ。飲み会には誘われないわ休日出勤することにはなるわで、可哀そうな友人である。
というわけでサークル入場証は1枚でよかったのだが、事前に引き換え用紙に必要数2枚と書いてしまっていたので、コミュ障な僕は何も言わず2枚受け取ってしまった。受付の人に「何コイツ。貰えるもんは貰っとくタイプの人?あさましい!」と思われてしまったかもしれない。
会場は思っていた以上に広かった。
同時開催であったボーカロイドのオンリーイベントとスプラトゥーンのオンリーイベントは、比較的サークル参加者も一般参加者も多い人気イベントの様で、3つのイベントの中で駅メモのイベントスペースは一番小規模だった。
しかし僕が入った時間はすでにサークル入場時間から1時間近く経っていたわけで、既に多くのサークルさんが到着しており、賑わいはボカロにもスプラトゥーンにも負けていませんでした。
(´-`).。o0(ボカロとスプラトゥーンと比べると年齢層が高くリア充度が低く見えるな)
おっと、すみませんなんでもないです忘れてください。
自分のサークルスペースに到着。俗に言う「島中」である。両隣のサークルさんはすでに到着していて設営もほぼ完了していた。
今日はよろしくお願いします、と軽く挨拶を済ませ、早速テーブルの下に届いていた段ボール箱に手をかける。今回僕が作った本が、印刷会社から会場に直接届いているのだ。
カッターを持って来ていないことに気づいた。段ボールを開封したり、不要となった段ボールを解体するためにも必要なアイテムだろう。今後機会があったら参考にしよう。
ひとまず、某倉庫でアルバイトしていた時に培ったボールペンで段ボールを開封するテクニックを駆使して開封。我ながら見事である。多分、今後機会があってもカッターは必要ない。
本はとてもきれいに印刷されていた。自分で描いた絵なのだから嫌になるほど眺めたはずなのに、きちんと本になっているとなぜだかちょっとだけ割増しでいい感じに見えた。
設営作業に入る。俗に言うサークル布を敷き、本を並べる。見本誌も用意する。そして、こちらも頒布するために用意した、駅メモのキャラクターをモチーフにしたバッジやストラップ、キーホルダーやシールを、ワイヤーネットを使って陳列する。ちなみにこれら、全部僕のハンドメイド品である。可愛い小物を夜な夜な生産するおっさん。絵的にはかなりきついものがあると思う。
いかんせんこういったレイアウトを考えるセンスがないので、自分でもだっさいなあと思いながらも、なんとか設営を完了した。
時刻は11時15分頃。ようやく少しだけ余裕ができたので、改めて会場を見回してみる。やはり、思っていたよりも広い。もう何年も前に某アニメのオンリーイベントに参加したことがあったが、その時の会場よりも全然広いような気がする。
サークルのスペースには、俗にいう「島中」「誕生日席」「壁」という種類がある。詳しい説明は省略するが、「島中」<「誕生日席」<「壁」の順で、サークルの人気度や知名度などがある程度現れている。
もちろんこれは絶対ではない。僕の主観も入っているし、あくまでも「そういう傾向がある場合がある」程度に思っていただきたい。
その中で「壁」に配置されるサークルを「壁サークル」と言ったりする。人気度や知名度が高いサークルで、そうなると当然作品のクオリティも高い場合が多い。
この「壁サークル」は、「島中」に配置されたサークルと違って、背後にある壁にポスターなんかを掲示することができたりするというメリットがあったりするし、「壁」に配置されることは大変名誉なことなのである。
が、しかし。
フットバ9の壁サークルのエリアは、島中や誕生日席が集まるエリアから若干離れているのだ。さらに、壁サークルの半分くらいはそこからさらに離れた場所に存在していた。
一般参加者がまだ来場していない時間、いくら知名度や実力のあるサークルとはいえ、サークルスペースの前に人が集まることはない。閑散としている。壁に貼ったポスターすらどこか悲壮感が漂っている。なんだったらヤマト運輸の受付と勘違いされかねない。
案の定ツイッターでこのエリアに配置されたサークルさんがもの申しててそりゃそうだよなって思った。
さて、いよいよ一般参加者の入場時間5分前、つまりイベント開始5分前だ。
この時、一人の男性が僕のスペース前にやってきた。
この方も僕と同じく一人でサークル参加されているようで、いざイベントが始まるとなかなかスペースから離れられないので開場前に購入しても良いか、と聞かれた。実際のマナー的なものはどうなのかわからないが、僕はとりあえず本が売れる喜びでOKした。ついでにキーホルダーも買ってくれた。
「宣伝見て、絶対買おうって思ってたんで開場前に来ちゃいました」
そしてすぐに一般開場。イベント開始のアナウンスがあり、サークル参加者たちが一斉に拍手する。僕もドキドキしながら拍手する。
やはりボカロ・スプラトゥーンエリアが目的の人たちが多いようではあるが、駅メモエリアにも早速人が押し寄せる。人気サークルの新刊や新作は、開始早々売切れる可能性もあるのだ。一般参加者はあらかじめカタログやイベントの公式サイトで目当てのものを探しておいて、開場後一番にそのサークルスペースに向かう。「走らないでください!」とアナウンスもあるほど、この開幕時の争いはそれなりに熾烈なのである。
僕がその昔、初めてとあるオンリーイベントに一般参加したときは、カタログをチェックするとかそういうことすら知らずに、ただなんとなく好きなアニメの同人誌が売ってる、くらいの感じで来場してしまった。そのため、開幕後のダッシュを目の当たりにして何が何だかわからず「とりあえずみんな急いでるんだからついていかないと!」って思ってついて言ったら全然興味ない作品のサークルに行きついた苦い経験がある。爆笑間違いなし。抱腹絶倒のエピソードである。今これを読んでいる方たちもスマホやPCの向こうで腹を抱えて笑っているに違いない。
さて、開幕して駅メモエリアにも一般参加者が流れてきているが、僕はというと過去のことを思わず思い返してしまうほど、ただ静かに座っていた。
開場して10分、15分が経過するが、僕のスペースには未だ誰も訪れない。
しかし、僕も過去にオンリーイベントではないが同人誌即売会自体には何度かサークル参加したことがあるから、さほど焦ってはいなかった。
開始直後に人が訪れるのは、大手サークルや人気サークル、もしくは同ジャンルのイベントに何度も参加していて、参加者同士で交流が多い人たちである。
今回駅メモのオンリーイベントに特に何の繋がりも盛ってない状態で参加した僕のサークルには、大手サークルで目的の買い物をあらかた終えた人が「さて、ブラブラと見て回りましょうかね」となるのを待たなければいけないのだ。
「今は大手タイム…今は大手タイム…」と心の中で繰り返していたが、少し口に出てしまっていたようで、心なしか両隣のサークルの方との距離が開いた気がした。
しばらくすると、予想通りチラホラと僕のサークルにも訪れてくれる人が現れ始めた。本やグッズがちょこちょこと売れていく。ものすごく嬉しい。
本を買っていってくれる人は2つのタイプに別れる。やってきてすぐ、見本誌も特に手に取ることなく「新刊1部ください」などと言って購入してくれる人と、見本誌を見た上で買ってくれる人だ。
前者はさらに4パターンに分けられるように思えた。以下の通りだ。
カタログや宣伝などを目にしていて、最初から買うつもりでいてくれた可能性はある。
まず売切れたりする可能性のある大手や人気サークルを回った後に、僕のサークルにきてくれた、というわけだ。
うららが好きだから、とりあえずうららが描かれているから買う、というのは大いにあり得る話だ。内容はどうだっていい。そこにうららがいるから買うんだ。
(´-`).。o0(ちょっとやべー奴じゃん)
おっと失礼、なんでもありません。
③ もうとりあえず本なら買うって人
会場では色んなサークルが様々な駅メモに関するものを頒布している。
漫画や小説、イラストなどの本や、キーホルダーや缶バッジや色紙、タオルなんかも売ってたりする。
そんな中でもうとりあえず本ならすべて買ってるっぽい人がいた。もちろん稀なタイプではあるが、一人ではないと思う。
おっとこりゃまた失敬、なんでもありません。
④ とりあえず全部買う人
(´-`)<間違いなくやべー奴じゃん
しかし、僕のサークルスペースがある島で、おそらく端から端まですべてのサークルでなにかしらを購入していた。両手を本やグッズでいっぱいにしながら。
と、まあふざけてはしまったが、買ってくれる以上僕にとっては大歓迎な、感謝すべき人たちである。
そして、後者の、見本誌を見た上で購入してくれる人。
この場合は、中身を見た上で購入を決断してくれているわけだから、ある程度の評価をもらえたのだと思うと、ノールックで買っていってくれた場合とはまた違う嬉しさがある。
もちろん、最初から買うつもりではいたけれども、一応流れとして見本誌をチェックしている人もいるだろう。中身が漫画なのかイラスト本なのかを確認しただけ、という人もいるだろう。
それでも、中身を見た上で買ってくれるというのは、なんだかちょっと嬉しいものなのである。
また、当然だが中身を見た上で買わずに去っていく人も多い。もちろん買ってくれるのが一番嬉しいが、意外と買ってもらえなくても、見てもらえただけで嬉しかったりもする。手に取って見ようと思える何かがあったのかな、と思う。
今回の本は、イラストを数ページ載せた後に4コマ漫画が数ページ、という構成であった。ペラペラとめくってくれている人の顔をこっそりうかがっていると、イラストのページを終えて4コマ漫画に至った後、少ししてふっ、と笑顔になってくれたりするときがあった。
勘違いの可能性もあるけど、4コマ漫画を読んで顔をほころばせてくれたのだろう。本の内容にリアクションをとってくれる人がいる、その事実が嬉しいのだ。
しかし僕は、見本誌を見てもらうことに、ちょっとした悩みがある。
僕のつたない画力が露呈してしまうということももちろんだが、個人的にはそんなの比べ物にならないくらいに、悩んでいる。
それは、「見本誌を見てもらっている間僕はどうしていればいいんだろう問題」である。
気まずい。とにかく気まずい。そしてやっぱり自分の漫画を目の前で見られていることが少し恥ずかしい。しかもつたない画力だし。
話しかけるコミュ力は持ち合わせていないし、そもそも見本誌をチェックしているのに話しかけられたら邪魔だ。かといって、何事もないようにスマホをいじっていたり何か作業をしているというのも感じが悪いように思えるし、あからさまにリアクションをうかがうようにじろじろ見ているのもなんだかプレッシャーを与えてしまうような気がする。
結果、僕はというと、「スッ…」である。
みんな、あの時間どうやって過ごしているのだろう。今度機会があったら気を付けて見てみようと思う。
そんなこんなで本もちょこちょこと売れていく。
僕程度の本でも買っていってもらえるのは、やはりオンリーイベントの恩恵だなと感じた。
そして、本よりも好調に売れていったのはグッズ類だった。
開始前にフォロワーさんが買ってくれたキーホルダーに続いて、本と一緒に買ってくれたり、グッズを単品で買ってくれたりで、初参加のサークルの割にはまあまあなペースで売れていたと思う。
「ストラップってここにある分だけですか?」と尋ねてきた方がいた。
「そうなんです、手作りで用意したので、数が少なくてすみません」と伝えると、ツイッターで見てリトのストラップが欲しい!って思ってきたんですけど…残念だ!と悔しがって、本だけ買っていってくれた。欲しがってくれたことがなんとも嬉しかった。
その後も、本もグッズも少しずつではあるが売れていった。
当日のイベント時間中もツイッターに写真を上げ宣伝をしていたので、おそらくそれを見て買いに来てくれているのか、まっすぐ僕のサークルスペースにやってきて、ノータイムで「○○ください」みたいな感じで言ってくれる人が多かった。
また、うららのバッジを買ってくれた人は本も一緒に買ってくれたのだけど、スペース前に来てまず「うららメインの本ですか?」と聞いてきた。「はい、うららメインです」と言うと、「じゃあ1部と、あとうららのバッジもください」とのこと。
思わず「うらら推しですか?」と聞くと、力強く「はい!うらら推しです!」と答えてくれた。中学の野球部かよ、と言いたくなるような、ピュアな力強さだった。
さて、会場には駅メモのキャラクターである「でんこ」のコスプレをした人が、 Permalink | 記事への反応(7) | 17:38
20歳。当時童貞。バイト代を貯めて、免許を取って、お金が余った。
性欲はもともと強くて、ある日「今日は女の子とエッチなことしてみよう」と思い立ち、地元の風俗街をぶらついた。
客引きに声をかけられ「30分、1万円ポッキリ」と言われ、ふらふらとお店の中に入っていった。ピンサロだった。
(いま思えば、ピンサロで1万は高い。いろいろ知らなかった)
案内されたのは赤いちょっと高級感のある、でもやや手狭なシート。
2,3分ほど経って来てくれたのは、30前後の少し化粧の濃い、でも綺麗なお姉さん。
「こんばんわー。はじめまして。何歳?」
「ハタチです。」
「若いねー!こういうところは初めて?」
彼女はは少し喜んでたように思う。
「優しくしてあげるね...」
柔らかくキスをしてくれた。唇が柔らかく、いい匂いがした。勃った。
「もう固くなってるね、嬉しい」
固く反ったソレが温かい口腔に包まれる。今までにない心地よさ。
「いっぱい出してね...」
色っぽく言われ、私は3分と待たずに射精した。初めてのときのような痺れる快感。脳がチカチカする。
「ありがとう。またね」
名刺を渡され、店を出た。何気なく名刺の裏面を見てみると、携帯番号らしきものが手書きで書かれていた。
風俗店では当たり前のことなんだろうか(今考えると全然当たり前ではない)、とぼんやり考えながらその日は家に帰った。
翌日の昼、名刺に書かれた電話番号に電話した。「はい」あの声だ。
「昨日のお客さん?」
「ううん、嬉しいよ。今日はお店に来てくれるの?」
「じゃあさ、私の家、来ない?」
「え、いいんですか」
「じゃあ18時くらいに、○○町のセブンまで来てね」
正直、淡い期待を抱いた。
18時前、セブンで女性を待つ。ひょっとしたら怖い人がくるんじゃないかとか、ドキドキしていたのを覚えている。
私服姿の彼女はあっさり来てくれた。化粧が少し薄いせいか、昨日ほど綺麗じゃない。けどなんか興奮した。
「じゃ、いこっか」
私は彼女の後をついていく。オートロックはないけどマンションだった。
少し散らかってはいたけど、女性の部屋って感じだった。冬だったからか、加湿器が蒸気を吐いていた。
とりとめのない話をする。「学生?」「バイトは何してるの?」「趣味は?」「彼女は?」などなど。
「ひょっとして童貞?」
ドキッとした。私は頷いた。多分、彼女の目的は「それ」だったんだと思う。
彼女は少し黙ったあと、私の腕を引っ張って、ベッドに押し倒した。
覆いかぶさって唇を重ねられる。舌を入れられた。ちょっとアルコールの臭いがした。勃起する。
彼女に促され、服を脱いだ。脱がせて、と言われたので脱がそうとしたが、ブラの外し方がわからなかった。
彼女は自分でブラを脱いだ。少し垂れ下がり気味の乳房。リアルさに興奮した。
私の上に跨られる。
「いいよね?」
彼女は私の返事を待たず、唾液でアソコを湿らせて、ずぶり、と腰を下ろして私のアレを包み込んだ。童貞卒業。
ゴムはつけていない。
締め付けは強くなかった。(そもそも女性の締め付けがどのくらいが平均なのか当時はわからなかったが)
でも、熱く湿ってヌラヌラしたものに包まれて、腰が抜けそうだった。気持ちいい...
彼女が腰を振り始める。
ただ、射精感はなかなか訪れる気配はなかった。少し焦る。彼女の腰振りもちょっと疲れた感じになってきた。
「そろそろイッちゃえよ...」
彼女は腰をズンと下ろし、腰を前後に揺らしながら私の乳首をレロレロと舐めた。あっという間に射精感がこみ上がってくる。
「イキそうです...!」
寸前で彼女は腰を上げ、手コキに切り替える。ドクドクと精液が溢れ出る。今までに経験したことがない量だった。
「気持ちよかった?」と聞かれ
「すごかったです...」と答えた。
シャワーは浴びなかった。少し彼女の麻雀(2人でやった)に付き合ったあと、もう一度した。
それから数回、彼女の家に遊びに行ったり、カラオケに行ったりした。家に行ったときは必ずした。
童貞じゃない私に興味がなくなったのか、ある日を境に彼女からの連絡はぱったり途切れた。
私が喋るのが下手で、一緒にいてあまり楽しくなかっただろうことも原因だと思う。
私が進学で上京してしばらくして、彼女から一度だけ電話がきたことがある。
多分彼女はもう40くらい。いま何してるんだろうな。
相変わらず童貞食いしてるんだろうか。
今回、これを書くにあたりどうしようもない幼稚な自分の心と抱えきれないほどの所謂神作家様への羨望と、裏腹に抱える嫉妬心が限界を超えてしまったから整理の意味も込めて書きます。
読みにくいかとは思いますが、ただの心の整理なのでゆるく読んでください。
私は彼此十年ほど二次創作で文字書きをしています。しかし、元々は絵を描くのが好きでした。小学生の頃の夢はイラストレーター。小学生の頃に書いた、地域の新聞に載る私の夢の欄に「みんなが笑顔になれるようなイラストレーターになりたいです」と書いた記憶がこびりついて、離れません。
私の根本には人の役に立てる人になりたいという願いがありました。絵を描くのが好きなのも、今小説を書いているのもその発端がありました。勿論キャラクターが好きだからというのもあります。
小さい頃は絵を描くとみんなが褒めてくれた。笑顔になった。だから夢はイラストレーターだった。けれど、年齢を重ねるにつれて、金銭面だったり現実的なことを考えてしまいます。
私は夢を諦め、次に人に役に立てる職業といえば非常に短絡的ですが医療職だと思い勉強を始めました。
しかし、それも諦めの気持ちで仕事をしています。激務の中で小心者の私は、上手く立ち回れず空回りばかりをして結果的に失敗ばかり。
夢を追えばよかったのか今ではわかりません。あったかもしれない未来に想いを馳せながら、後悔ばかりを抱えて眠れない夜を過ごしてまたビクビクしながら職場に向かいます。
人の役に立ちたかったのに、人の目ばかり気になるのです。
さて、ここで冒頭に挙げていた話に戻るのですが。私の根本が人の役に立てる人間だということは書きました。
それを言い換えると、人の評価/目が気になってしまう人間なのです。
作品を作っている方はよくわかるかとは思いますが、作品を作っているとよくも悪くも評価というものが付きます。サイトでもそうpixivでもそうですし、Twitterでもそうだと思います。数の評価です。
才能のある人の作品はとても素晴らしいです。小説であれど、漫画であれど、なんにせよ人に影響を及ぼすことのできる人間というのは極一部だと思います。
神作家様の作品を見ると、勿論うっとりとしますし感動に胸が締め付けられ、抱きしめてキスをして沢山の愛を伝えたくなってしまいます。
しかし、ふと、自分の足元を見たときに圧倒的な数の評価の差に愕然としてあんなに好きだった作品が見たくなくなってしまうのです。凄く、きついです。好きなのに。
また、神作家様と言われる中であまり自分の好みと合わない作風もやはりあります。申し訳ないのですが。頑張って読んでみても、やはりその良さがわからない時がどうしてもあります。何故、こんなものが評価されているのだろう。何故、私のものがこんなに評価されないんだろう。
紙に落ちてしまったインクは取れません。滲んで、広がって消すことはできません。上から違うものを塗ったり、かぶせたりすることはできても翳せばやはり、透けて見えてしまいます。
Twitterではありがたいごとに、こんな私の作品を好きだと言って繋がってくださっていたりする方が多くいます。けれど、その数はとても多いというわけではありません。
その相互さんであったり、一方的にフォローしている方だったりでリプライが見えたりした瞬間、また嫉妬が芽を出すのです。
本当は繋がりたかった方と繋がれなかった自分。フォロワーさんが、その繋がりたかった方と仲よさそうにしていたり、表紙を担当されていたり。ああ、羨ましいな。と思います。同時にもっと自分に才能があったらな、とも思いますし、当然のことながらじゃあ話しかけたらいいじゃんとも思いますが相手の方から迷惑がられたら、不躾なことをしてしまったら、と考えると手が震えます。
自分の作品のブクマ数をみてはため息をつきます。他の人にマシュマロが来ているのに、自分には何ヶ月も来ていないのをみて胸が締め付けられます。本を出して感想が来ました、という方がいれば私には一つも来ていない、と思ってしまいます。全部全部、劣等感を持ちながら嫉妬をしながら、でも、それはいけないことだとわかっています。いけない感情なことは十分にわかります。自分が自分でなくなってしまいそうになってしまいます。
誰か私を認めて欲しい。
こんなことを言って、私の小説が好きだと言ってくださってる方に失礼なことは承知です。
人と比べても、自分で努力しないと、どうしようもないことはわかっているのに。自分が、自分のことを認めてあげられないのです。
上手く人とも話せない。仕事もうまくできない。絵も上手くかけない。人に幸せを感じさせれるような小説も書けない。
相手の人が迷惑だったらどうしよう、だとかそういうことばかりが先行して結局身動きができなくなる。連ねれば連ねるほど叫びが出ます。
情けないですが、これを書きながらずっと泣いてしまってしょうがありません。
私はこれからも、小説を書いていきたいです。ただ、ふと、時々筆を折ることを考えます。
しかし、筆を折るとそれこそ無価値な人間になってしまうのではないか、と思ってしまい怖くなります。勿論、そんなことはないことはわかっていますが。
午前三時。ふと、思い立って書いてみたもので乱文にもほどがあるものですが、もし最後まで目にしてくださっている方がいらっしゃいましたら、ありがとうございます。
先日締め切りギリギリに脱稿したのに、これは数十分で書いてしまっていつも小説もこれぐらいでかければいいのにと思いつつ、終わりたいと思います。
そうして数日後、セミナーがまた開かれる時がきた。
「前は話をマトモに聞いていなかったから、今日はちゃんと聞いてみようと思う」
もはや弟は本を返品するかどうかという段階ではなく、なんならサインでも書いてもらおうって勢いだ。
「それにしても、兄貴までセミナーに来るとは思わなかったよ。あんまり良く思ってなかったのに」
「まあ、目につく部分だけで決め打ちするのもどうかと思ってな。実際にちゃんと咀嚼してから批判することにした」
「批判前提かよ」
そうは言ってみたものの、自分がどう立ち回るかは決めかねたままだった。
弟が何を拠り所にして物事を考え、生きていけばいいのかなんて俺が決められることじゃない。
そう頭では理解しつつも、今の弟に対する不安感は漠然と胸に残り続けていた。
しかし、この感覚を公正に言語化できない内は、俺が弟に忠告できることはないに等しい。
この場に来ていない両親も口には出さないが、たぶん似た感じだろう。
弟に何かを言おうとして、結局は何も言わないという仕草を数回ほど見たことがある。
自分の子供が、たまたま遭遇した自己啓発にのめり込んでいるんだ。
それでも理性と親心の狭間で揺れ動き、自分の子供に下手な忠告が言えない、といったところか。
セミナーを確認しに来なかったのも、場合によっては耐えられる自信がなかったからかもしれない。
会場に来てから10分ほど経ったとき、壇上に一人の男が現れた。
「みなさん、こんにちは。はじめましての方は、はじめまして。セイコウです」
あれがあの本の筆者か。
俺のクラスメートにはタイナイっていう意識の高い奴がいるが、それの進化系みたいな物腰だ。
格好は無地の服を着ているだけでシンプルだが、色合いが強くて、しかも上下を揃えているから逆に目立つ。
「今回も様々な話をしていきたいと思いますが、その前にまず思考をクリアにするため、みんなで頭の体操をしましょう」
書いている奴が同じだから当たり前だろうに、なぜか弟はそのことが嬉しそうだ。
「目を瞑って、呼吸を整えましょう。リラックスして、精神統一」
弟含め、会場にいる人間たちは言われたとおりに実行した。
俺は気乗りしなかったが、一人だけ目を開けたままじゃ目立ってしまう。
仕方なく細目にして、こっそり周りを観察することにした。
「さあ、自分自身をイメージして、喋らせてみましょう。そして耳を傾けて」
男の言ってることは、意味が分かるようで、イマイチ分からない。
だが周りの反応を見る限り、そう思っているのは俺だけらしい。
「自分を変えるために必要なのは、まず今の自分を知ることです。そして今の自分が何を求め、何が不満なのか洗い出していきましょう」
自問自答しろって言いたいのだろうか。
「それが自分にとってどれほど負担であるかを、ひとつひとつ数値化してみましょう。それで高いと思ったのならば、それはあなた方にとって必要のないものです」
そんな調子で、男はゆったりとした口調で色々と語っていく。
「お腹が空けば食べ物が必要ですよね。その食べ物は、できれば美味しいもののほうがいいでしょう? そして美味しいものとは、あなたにとって好物でもあるはず」
だが、その内実はシンプルだ。
八ッ場ダムは、試験湛水中(未完成)で、台風前からわざわざ水を貯めている状況なので、今回の利根川の状況と無関係。あっても、治水機能が極めて小さいことは、国土交通省のデータから明らか。なのに、熱狂する人たちがいることに驚く。客観的な事実とデータを直視しましょう。— 田中 信一郎 (@TanakaShinsyu) October 13, 2019
はじめまして。
ダムが好きすぎて国土交通省用のダム映像作成の仕事をしていたご縁で八ッ場ダム資料館立ち上げのお手伝いをさせて頂きました。多くの方の犠牲と後世の未来の為に英断した野田政権には今でも感謝しています。自民党政権がしたことはあのダムを長年放置し住人ごと棄てていただけです。— のこり (@norikoroll) October 13, 2019
氏名 | 総コメント数 | 記事数 | 平均コメント数 | ランク |
遠藤さくら | 12035 | 10 | 1204 | 2 |
賀喜遥香 | 12915 | 11 | 1174 | 3 |
掛橋沙耶香 | 21243 | 11 | 1931 | 1 |
金川紗耶 | 10534 | 10 | 1053 | 4 |
北川悠理 | 6277 | 11 | 571 | 11 |
柴田柚菜 | 8923 | 11 | 811 | 6 |
清宮レイ | 7992 | 11 | 727 | 7 |
田村真佑 | 7183 | 10 | 718 | 9 |
筒井あやめ | 10151 | 14 | 725 | 8 |
早川聖来 | 9369 | 11 | 852 | 5 |
矢久保美緒 | 6421 | 11 | 584 | 10 |
※記事いくつかスカしてるっぽい
元データ
日付 | タイトル | コメント数 |
2019/5/7 | はじめまして。遠藤さくら | 1689 |
2019/5/8 | こんにちは 賀喜遥香 | 1326 |
2019/5/9 | ばあ☺︎ 掛橋沙耶香 | 1705 |
2019/5/10 | 初めまして!金川紗耶 | 1121 |
2019/5/11 | はじめました! 北川悠理 | 853 |
2019/5/12 | はじまり。柴田柚菜 | 1059 |
2019/5/13 | 太陽みたいな存在になりたい 清宮レイ | 1132 |
2019/5/14 | こんにちは!こんばんは!田村真佑です☺︎ | 1235 |
2019/5/15 | どーも(´ ˘ `∗) 筒井あやめ | 1082 |
2019/5/16 | 伝えたい。 早川聖来 | 1024 |
2019/5/17 | らしさ 矢久保美緒 | 834 |
2019/5/18 | こんにちは~ 遠藤さくら | 1446 |
2019/5/19 | シュッシュッシュ〜 賀喜 遥香 | 1228 |
2019/5/20 | ぽれぽれ 掛橋沙耶香 | 2654 |
2019/5/21 | ルンルン♪♪金川紗耶 | 967 |
2019/5/22 | さぼてん 北川悠理 | 612 |
2019/5/23 | あさって!柴田柚菜 | 894 |
2019/5/24 | 私は嫉妬しています☺︎ 清宮レイ | 707 |
2019/5/25 | なんの日でしょう(*´◒`*)?田村真佑 | 987 |
2019/5/26 | 幸せな時間´`* 筒井あやめ | 973 |
2019/5/27 | ワクワク 早川聖来 | 819 |
2019/5/28 | 感謝 矢久保美緒 | 772 |
2019/5/29 | 発売日です( ¨̮ ) 遠藤さくら | 1036 |
2019/5/30 | ピヨピヨ 賀喜 遥香 | 1035 |
2019/5/31 | 出会うために選択してきた 掛橋沙耶香 | 1813 |
2019/6/1 | 6月さんこんにちは〜!!金川紗耶 | 1003 |
2019/6/2 | 、そんな気持ち 北川悠理 | 553 |
2019/6/3 | ありがとう。柴田柚菜 | 856 |
2019/6/4 | レイだよ〜〜 清宮レイ | 638 |
2019/6/5 | HAPPY DAY☺︎ 田村真佑 | 722 |
2019/6/6 | いろいろ 筒井あやめ | 1036 |
2019/6/7 | ぴたっ 早川聖来 | 639 |
2019/6/8 | 3 矢久保美緒 | 601 |
2019/6/9 | こんにちは~ 遠藤さくら | 1030 |
2019/6/10 | 雨やなぁ 賀喜遥香 | 1017 |
2019/6/11 | 名探偵ピカチュウ可愛かった〜〜 掛橋沙耶香 | 2078 |
2019/6/12 | のんびり〜( *ˊᵕˋ)❅॰ॱ金川紗耶 | 954 |
2019/6/13 | 丘の向こうに足あとを見つけたら。 北川悠理 | 442 |
2019/6/14 | にこにこ☺︎ 柴田柚菜 | 662 |
2019/6/15 | みんなに会いたいよ〜〜 清宮レイ | 572 |
2019/6/16 | 最近ではよく紫陽花をみかけます✳︎*田村真佑 | 599 |
2019/6/17 | 笑う門には福来る 筒井あやめ | 696 |
2019/6/18 | 幸せの形 早川聖来 | 628 |
2019/6/19 | タコチャンッ 矢久保美緒 | 597 |
2019/6/20 | ねむいなぁ 遠藤さくら | 915 |
2019/6/21 | 人の温かさ 賀喜 遥香 | 1097 |
2019/6/22 | ボルジャンジャ 掛橋沙耶香 | 2154 |
2019/6/23 | 初梅雨です( ˊᵕˋ ;)金川紗耶 | 1232 |
2019/6/24 | みみずくとふくろう、レタスとキャベツ。 北川悠理 | 455 |
2019/6/25 | 晴れた! 柴田柚菜 | 778 |
2019/6/26 | 今日も1日がんばレイ☀︎ 清宮レイ | 579 |
2019/6/27 | 新しい私☺︎ 田村真佑 | 776 |
2019/6/28 | 今日という日は今日しかない 筒井あやめ | 632 |
2019/6/29 | 東京シティーガール 早川聖来 | 826 |
2019/6/30 | たのしかった〜 矢久保美緒 | 547 |
2019/7/1 | 7月ですね~ 遠藤さくら | 927 |
2019/7/2 | いよいよ明日から! 賀喜遥香 | 1121 |
2019/7/3 | 夏の始まり 掛橋沙耶香 | 1815 |
2019/7/4 | シュワァーーーーー金川紗耶 | 1170 |
2019/7/5 | 北川悠理です。 | 924 |
2019/7/6 | ねむむむ 柴田柚菜 | 703 |
2019/7/7 | すいと〜〜〜〜よ 清宮レイ | 711 |
2019/7/8 | 猫に似てるらしいです田村真佑 | 672 |
2019/7/9 | 盛りだくさんです♪ 筒井あやめ | 802 |
2019/7/10 | 言葉探し中... 早川聖来 | 856 |
2019/7/11 | わいわい 矢久保美緒 | 531 |
2019/7/12 | レイに会いたいな。遠藤さくら | 1265 |
2019/7/13 | かきくけこ 賀喜 遥香 | 1386 |
2019/7/14 | べなぁなぁの靴下 掛橋沙耶香 | 1876 |
2019/7/15 | 秋といえばなんですか? 筒井あやめ | 383 |
2019/7/16 | 北川悠理です。 | 663 |
2019/7/17 | 虫になったゆなちゃん 柴田柚菜 | 746 |
2019/7/18 | さくら大好きだよ。 清宮レイ | 694 |
2019/7/19 | 愛と美貌の戦士 田村真佑 | 615 |
2019/7/20 | 思うこと 筒井あやめ | 1014 |
2019/7/21 | ぴもぴも 早川聖来 | 825 |
2019/7/22 | お〜〜〜 矢久保美緒 | 556 |
2019/7/23 | こんにちは 遠藤さくら | 1474 |
2019/7/24 | 克己心 賀喜 遥香 | 1278 |
2019/7/25 | 訛りが戻ったかもしれん 掛橋沙耶香 | 1700 |
2019/7/26 | 暑いねぇ〜〜〜( ¨̮ )金川紗耶 | 922 |
2019/7/27 | 題名、タイトル 北川悠理 | 488 |
2019/7/28 | ふぁ 柴田柚菜 | 778 |
2019/7/29 | 16歳になります。 清宮レイ | 803 |
2019/7/30 | 嬉しい事がたくさん 田村真佑 | 604 |
2019/7/31 | 夏来たね 筒井あやめ | 670 |
2019/8/1 | パジャマしか服が無かったら毎日楽ちんやな 早川聖来 | 796 |
2019/8/2 | はちがつになったね 矢久保美緒 | 456 |
2019/8/3 | 夏だ~ 遠藤さくら | 986 |
2019/8/4 | サマ〜❁ 賀喜 遥香 | 1254 |
2019/8/5 | 私の怪談怖かったやろ?? 掛橋沙耶香 | 1817 |
2019/8/6 | 皆さんミシュランマン怖いですか?金川紗耶 | 921 |
2019/8/7 | 暑さと仲良くなりたいな 北川悠理 | 573 |
2019/8/8 | かき氷を食べたよ。 柴田柚菜 | 776 |
2019/8/9 | 食べちゃうぞおお 清宮レイ | 714 |
2019/8/10 | 答え合わせ 田村真佑 | 433 |
2019/8/11 | 名古屋帰ってきたよ~ 筒井あやめ | 687 |
2019/8/12 | はじめての聖誕祭 たくさん甘やかしてくれてありがとう(๑˃̵ᴗ˂̵) 早川聖来 | 843 |
2019/8/13 | ポジティブキャンペーン中 矢久保美緒 | 639 |
2019/8/14 | 秋といえばなんですか? 筒井あやめ | 383 |
2019/8/15 | 名古屋 行くで〜 ( ∩'-'⊂ )三 賀喜遥香 | 1150 |
2019/8/16 | 夏休みの宿題が終わらないので褒めてください 掛橋沙耶香 | 1911 |
2019/8/17 | 天才だなと!!金川紗耶 | 1187 |
2019/8/18 | しゃぼんだまとはなび。 北川悠理 | 387 |
2019/8/19 | ずっと桃を食べていたいなぁ 柴田柚菜 | 839 |
2019/8/20 | もし出会いが偶然なら 清宮レイ | 702 |
2019/8/21 | 実は大好きなんです。 田村真佑 | 540 |
2019/8/22 | 遅くなりました! 筒井あやめ | 710 |
2019/8/23 | ちょっとだけ目標達成?! 早川聖来 | 1042 |
2019/8/24 | たこやき! 矢久保美緒 | 420 |
2019/8/25 | ヘミングウェイ 読んだことありますか? 遠藤さくら | 1267 |
2019/8/26 | おもち食べたい 賀喜 遥香 | 1023 |
2019/8/27 | ワガママ放題は「大好き」の裏返し 掛橋沙耶香 | 1720 |
2019/8/28 | 10月まであと少し( •⌄• )金川紗耶 | 1057 |
2019/8/29 | 夏といえば浮かぶもの。 北川悠理 | 327 |
2019/8/30 | 神宮で待ってるね! 柴田柚菜 | 832 |
2019/8/31 | テンション上げてこう!!! 清宮レイ | 740 |
2019/9/1 | 秋といえばなんですか? 筒井あやめ | 383 |
2019/9/2 | 夏の思い出 筒井あやめ | 700 |
2019/9/3 | ペットになっちゃう 早川聖来 | 1071 |
2019/9/4 | 夏〜 (終) 矢久保美緒 | 468 |
初めにですが、これは「この舞台のお話本当に合わなかったな―――!!」というやつの愚痴です。
ですので、楽しく拝見された方は見ない方が良いです。
正直とてもうらやましいです。
あらすじとか一切説明しない不親切さで感情だけ吐き出させていただきます。
私は刀剣男子みんな好きなんですが、私たちのこれからのために戦ってくれる神様が好きなんですが。
超然と個性豊かな彼らが好きなんですが。
なんか、なんか、それがこう、中学生日記?みたいなレベルに落とされた不快感です。
なんで当事者不在の学級会みたいな、そんな話なの?
私は審神者歴も短いにわかなんですが、それにしたってあれはないなって思うレベルです。
さらに言うと私の推しは、別にすごいキャラクターを捻じ曲げられたとかなかったんですが、でもこんなところに置いておきたくないと思ってしまいます。モンペなので。
本当に、あんな幼稚な書き方されたくなかった。
前半の、長谷部さんが当事者不在の学級会を開催してひっかきまわすところ。
お話の起を作りたいのは分かりますが、だとしたら大広間で長義さんが「偽者君」っていうところからでいいのでは?
ここ必要でした?
布ばさあしたところ。
同田貫さんとか、長谷部さんの勢いについ呑まれたって感じなのは分かります。
でもちょっと、いくらなんでも初対面の相手の服をまくるのって、どうなんですか。
私は初めての赴任先で、初対面の相手にこんなことやられたらもう帰りますけど。失礼過ぎてドン引きでした。
面白かったとツイッターでやたら流れてくるのも意味が分からないです。
山姥切国広さんの方はまだ分かりますよ、もう長く一緒にいる同僚ですもんね。気心知れた相手ですし。
でもちょっと、はじめましての相手にこんなことする?あり得なくないです?
それを面白いものとして提示し、笑えという感覚が信じられません。
長谷部さんとか、手合わせのところは良かったです。
彼らしい、一歩引いた主のための視点ですよね。
同田貫さんの、最後まんばさんが修行に出た後に長義さんを手合わせに誘うところとか。
「俺たちは武器なんだから」っていう、あの特有のさっぱりして合理的でともすれば少し無機質な感じ。
でもなんか、だからこそその前の「らしくなさ」が酷い。
散々騒いだのに、何一つ決着してないのに、手合わせをしたからそれで終わり、というのも単純すぎてどうなんですか。
いや、単純なのはいいですよ。
でもこう、どうやって問題を解決したか、消化したか、解釈したか?って、一番大事な部分なんじゃないですか。
それぞれについて、どうやってそれを飲み込んだかが全然提示されないから、置いてきぼり感が酷い。
あとなんだこれって思ったのは、まんばさんがドングリを持って三日月さんについて思いを馳せる場面。
なんでまんばさんだけ、あんなに粘着質に三日月さんの事を考えているんでしょうか。
みんな仲間だったんだから、他も同じように思いがあるのでは?
それが書かれないから、どんな関係だったんだよ…ってなってしまう。
まんばさんだけ引きずってるの?
彼は傑作だから、コンプレックスを抱えててもそんな依存するほど弱くないと思うんですけど。
それともあの本丸の刀剣は、まんばさん以外はすっごく薄情なの?
なんかこういう、三日月さんに依存するまんばさんって二次創作で見たことある。
でもこの場で、こんな安っぽい愁嘆場をやってほしくなかった
こう、脚本を書かれた方が、誰かをいじめるみたいな構図が好きな方だと聞いたんですが。
楽しめた方が本当にうらやましいです。
今はキャストさんのツイを見るのもしんどい。キャストさんは悪くないのにね。
あっちは楽しかった!
一九八五年、10月16日。
観衆は独りでに、まるで定められていたかのように英雄を見繕っては胴上げを開始した。
歓喜の産声は「掛布!掛布!」「岡田!岡田!」と何処からともなく沸き上がり、彼らは次に愛すべき我らが主砲。
優勝の立役者たる名手バースに感謝の念を捧ぐため胴上げを提案をするも、外人たる彼へ見立てられるような男はなかなか見当たらない。
「おい、あれ見ろや!」
一団のひとり、男が見つけ何気なく指さした先にはケンタッキー・フライド・チキン道頓堀店。
「あれや!あれ!」
彼らによってさっそく担ぎ出されると、サンダース人形は次に宙を舞っていた。
といった、鳴り止まぬ歓声のような掛け声とともに。
暴徒の様に化した彼らの進軍をもはや誰も止めることなどできず。
午後23時23分。この行為が引きこ起こす悲劇のことなどつゆ知らず。
一九八七年、10月16日。
ぼくは大阪に出来た彼女へ会いに行くと、久しぶりの再会にもかかわらず彼女はぷりぷりしていて「だってー、阪神最下位なんやもん」と独特のイントネーションから始まる言葉で告げるので苦笑いするほかになかった。
尤も、ぼくはそれほど野球に興味はなく、あったところで関東生まれなので、おそらくファンになっているとしたらジャイアンツだろう。
しかしそんなことを口にすれば彼女が怒るなんていうのは明らかで、だからぼくは口を塞ぎ彼女の愚痴をただ聞き入っていた。
本心としては今晩、ちょっと奮発したレストランを予約していたので、彼女に気に入ってもらえるか、そこでちゃんと堂々と振舞えるかこそぼくは気にしていたのだけど、どちらにしろそうした事柄に気を取られていたので周りがよく見えていなかった。
もしくはわざと。
ドンっ、と通りすがりの人と肩をぶつけてしまい「あっ、すいません」と口に出して謝る前にはもう鉄拳が飛んできていた。
ぼくは気づくと吹っ飛んでいてその瞬間には何が起こったのかわからず、きゃああという悲鳴を聞いてはっと我に返り、彼女がかがんでぼくの傍に来ていた。
ぼくは無意識にも気づくと鼻を押さえており、その手はどくどくとしたぬくもりを感じ続けていて「兄ちゃん!これ、どう落とし前つけてくれるんじゃ!」と紫のスーツを着た若い男がぼくの前に立ちはだかり、ぼくの人相を変えようとこぶしを振り上げようとしていた。
ぼくはとっさに立つ上がると彼女の手を取って走り出した。
えっ?と一瞬躊躇する様子を彼女は見せたが、ぼくがうなづくと察したように、あとは彼女も自ら走りだしてくれて、あとは振り返らずただ必死に走り続けた。
夜の帳の中を駆け回り、息も切れ切れとなってようやく足を止めると二人したがっくり項垂れるように膝へ手を落とし、はあはあぜえぜえと呼吸を繰り返した。
「……まいたかな?」
「……たぶ」
ん。そこまで言わず彼女は目を見開き、その視線を追うようにして振り返る。
男が立っていた。紫色のスーツ。鶏みたいに逆立った髪型に金髪。
「兄ちゃん、よう探したで」
男の冷静な、冷ややかな口調はかえって凶暴さを際立たせ、ぼくはまた逃げようと、彼女の手を
「おっと、そうはさせんで」
男はぼくと彼女の間にさっと割り込むとぼくの前に立ちふさがり、振り返って好色に満ちた目をちらりと彼女に向けた。
「ほう」
男はにやついた表情でぼくを見据えると、その瞬間、僕は体当たりをかました。
精一杯の勇気はしかし、同時に無謀というレッテルに書き換えられ、男はがっちりとした体躯でたじろぐことなくぼくを受け止めた。
「うわぁ?」
次にぼくは浮遊感を味わい、男はぼくの体へ手を回すと持ち上げボディスラムをかまそうと構えた。
「ちょうどええやんけ」
男のかすかなつぶやきは真下から聞こえ、ぼくは顔を必死で上げて前を見ると
……え?
そこには道頓堀川があった。
次の瞬間、気づくと僕はびしょぬれになっていることもなく、ただ見慣れぬ大地の傍らに倒れていた。
「おっ、やっと起きたかね」
「……ここは?」
少女は顔に似合わず「ほっほっほ」と翁のような笑い声をあげると次にぼくを一瞥。
「きみも、あそこから来たのだろう」
あそこ?
キョトンとしていると手を差し出され、受け取って体を起こすと少女と対面した。
奇麗な子だ。とても。
「……あのう、ここは何処なんですか?そしてあなたは?」
「質問は一つずつにしてほしいが、まあよい。ここはきみからすれば”異世界”といったところ」
「異世界?」
少女はコクリとうなづく。
「そして私だが……たぶん、はじめましてではあるまい」
「えっ?」
こほん、と少女は一つ咳を切ると、今度は握手のための手を伸ばしてこう言った。
「わたしはカーネル・サンダース。元人形じゃよ。そして、道頓堀に投げ込まれてこの世界にきた、いわゆる異世界転送人じゃ」
え?えええええ!?
この物語は、彼女のためにも元カーネル人形をもとの世界に戻す物語であり、数多の阪神ファンのためにサンダース人形へと許しを請う話であり、そして自分、ぼくのための物語である。
なんたってそれは―
って、こうした話を書こうかな、と思うんだけどどうかな?
「おおー久しぶりだな」と二人。
「Sの彼女か?」
AとSは子供のいる既婚者だ。
電車に乗ると二人は近況報告をしていた。
私は手持ち無沙汰だったがスマホ見たりもできなかったので
乗り換えの時にSに買ってもらったココアで暖を取っていた。
席が空いたので二人は私を座らせた。
そして二人の会話を聞いていた。
Aはずっと彼女ほしいと言っていた。
Sは同調するかのような返事をしていた。
Aは満たされない思いがあることを理由として述べていた気がしたが、
車内のザワザワにかき消されよく聞こえなかった。
私は寝たふりをしてやりすごしていた。
AもSも40代半ば。
婚外の関係って法にも触れるし私はターゲットになりたくないが、
ほしいという意欲で何かを頑張れるなら悪いことでもないのかな、と思った。