はてなキーワード: 見立てとは
https://note.com/poly_soft/n/n4cc7598d1b33
今回の身代金の件に関してKADOKAWA経営陣の方たちは「最悪の意思決定をして最悪の結果を発生させてしまった」ということになるのではないかと思います
何の結果にも繋がらなかった身代金の支払いを取締役会を経ずに決定して会社に4億7千万円の巨額の損失を発生させたのはKADOKAWA首脳陣なので、この責任は厳しく問われることになるでしょう。
「悪質な犯罪集団への利益供与」を取締役会の承認を経ずに実行したということは「取締役会が機能していない」ということなので、ガバナンスが崩壊していると言われても仕方がないでしょう。
KADOKAWAは例の五輪汚職事件で元会長や専務が逮捕あるいは起訴されたことを契機にコーポレイトガバナンスを強化したはずでしたが、今回の一件で実際にはそれが意味を成していないことが明らかになってしまいました。
極秘メールの内容がリークされているということは「栗田さんは複数の経営幹部とCCやBCC等で情報を共有&相談しながらやりとりをしていた」と考えるのが自然でしょう。
その相談相手の中に最高意思決定者である夏野さんが含まれていなかったとは考えにくいので、少なくとも「取締役会を通さずにハッカー集団に4億7千万円を送金する」という判断に夏野さんは同意していた可能性が高いと思います。
恐らく経営幹部さんの中には身代金を支払うことに反対の方たちが複数いて、栗田さんや夏野さんの「暴走」による会社のお金の丁半博打による消失を防ぐために、NewsPicksさんへのリークという手段をご選択されたのではないかなというのが私の見立てです。
今回のNewsPicksさんの記事に対して「攻撃者側を利する内容であり不適切だ」という意見もかなり多いようです。
こういった記事により犯人や攻撃者側が新しく情報を得て有利になってしまう可能性があるというのはその通りですが、それは全ての犯罪報道に言えることなので「メリットとデメリットを考慮してケースバイケースで判断すべきである」というのが私の見解です。
例えば特殊詐欺の手口を解説する報道によって彼らのやり方が周知されることにより、その手口によって騙される人が減る可能性は高いのでこの点はメリットと言えます。
しかしその報道によって情報を得た犯罪者側は「この手口は知られてしまったので別のやり方を考えよう」という風に新たな手口を考案します。つまりその報道は犯人側に手口をより洗練させるための情報を与えてしまうというデメリットもあるわけです。
あるいは、そういった報道により「こういったやり方で人を騙せて金を儲けられるのか。自分もやってみよう」という模倣犯が出てくる可能性もあります。
つまり犯罪に関する報道には大抵の場合メリットとデメリットが両方あるわけなので、NewsPicksさんの記事に関してもそういった視点で評価する必要があると思います。
デメリットがあるとすると「なるほどランサムウェアによる脅迫はこういう手順でやるのか」という情報を模倣犯予備軍に提供してしまう点かなと思いますが、前述のようにこれはどういう犯罪報道も同様なので仕方ないことかなと思います。
そういった点を考慮すると、今回の記事に関しては「攻撃者を大きく利するような点は見当たらない」のに対して、KADOKAWAさん社内のガバナンス不全や上層部のコンプライアンス遵守意識の低さを周知することによる「投資家利益」や「他の企業のセキュリティやガバナンス意識の向上」や「犯罪組織へのこれ以上の資金流入の防止」に繋がるというメリットがあると思います。
そういったメリット・デメリットを総合的に判断すると、ハッカー側による攻撃の最中であったとしても(むしろその最中だからこそ)この記事を公開することは十分に社会的意義があるのではないかなというのが私の見解になります。
ちなみにKADOKAWA上層部は6/14のYouTube動画においては「個人情報の漏洩は確認できていない」と発表していましたが、NewsPicksの記事が事実であれば既に6/8の時点で個人情報が流出している可能性を認識していたものと思われます。
つまり6/14の発表に意図的に虚偽を含めて「ハッカーとの交渉がうまくいった場合は実際には発生していた個人情報の漏洩を隠し通すつもりだったのでは」という疑惑が発生することになります。これもまた今後の非常に重要な論点になりそうです。
ジジイババアなのに精神年齢が幼稚だから私という他人をお人形に見立てて説教したかったんだろ??
お前らが好きなくだらねー低脳向けのドラマみたいにスカッとしたかったんだろ〜?
お前らバカだからまともな連中からバカ扱いされ続けて悔しくて説教したかったんだよなあ?
でもそれこっちに関係ないだろ?
(男子)
1.やるべきことをしっかりやろうとする。本人はやればできると自分の力に気づき始めた。
4.わるい、██NO.3. ADHD的な面もあり(診断なし)、善悪の判断ができない、別紙あり
5.注意。不潔(鼻をほじるなど)な面あり、周り(特に女子)から避けられる傾向。 だらしなく、提出物は悪い。 母親は 方的に話をしてくるタイプで話が通じない。
6.難聴で右耳ほぼ聞こえない。 席等の配慮は担任と相談だが、 基本どこでも大丈夫。学校では好かれてい ある。プログラミング◯、ボカロ好き。 提出物△。興味持つことには積極的。 ただ、母親が耳のことでいじめられないか心配している。 過去に姉が中学校で引継ぎを失敗され、いじめを受けたことがあり、引継ぎ、 情 報共有をしっかりやってほしいとの強い要望。 本人のことを理解している人を同じクラスに入れてほしいとの要望あり。
7.特になし。
8.父親██勤務。小2のとき、学校に父が乗り込んできたこともある。本人は特に問題なし。
9.人にいじわるをすると言われている。裏ではちょろかも。 小6になってちゃんと仕事もこなすようになり成長した。
10.いい子で真面目過ぎる。 やることをちゃんとこなす。リーダー格の他の生徒についていこうという意識はあるが、本人のリーダー性はあまりない。 ただ、引っ張っていこうとはする。
13.幼い。 言動乱暴。素直でもある。 人にちょっかい出す。 軽度の斜視。思ったこと口に出す。
14.先生に嫌われるタイプ。余計な一言がとにかく多い。ただ、スパッと教員から指導されるとすぐ折れる。3組██とつるむと甘ったれる可能性あり
15.運動会で応援団長を務める。下級生への気遣いが良くできる。頑張り屋。
(女子)
18.結構もっている。 本人はいじめられたりちょっかいかけられても、本人はいじめられている自覚がない。周りがいじめられているかもと密告して判明することが多い。 小6時には同クラスの男子から「菌」と呼ばれ たり、椅子に画びょうをおかれるいじめ有。 学力低い。 行動幼い。 話し方に遅れがある (先生のことをしぇんしぇーなど) 行動も幼い。 口にものがはいったまま話すなど。 人をイラっとさせる発言をする。 通級に通っ ており、早退あり。 親は子供のことを理解しているようだが、周りの接し方が悪いということがあり、本当に 理解しているのか不明。████いる。
19.██。準備を含め、行事に参加する傾向。 ただ、母親が必ず一緒。 他の授業は不参加。
20.神経系の病気で肢体不自由。 徐々に歩けなくなる病気。 学力低い。 算数が病気の影響もあり、なかなか ついていけない。「困ったことは自分から誰かにお願いするように」と母親から言われているが、自分で助けてとはまだ言えない。移動教室時は特注の車いす(廊下に置いている) 階段は手すりを使用し、荷物は 友人に持ってもらう、 旅行的行事は保護者参加。 トイレは給食後1回だけ。 小学校時は学びのサポーターが一緒にトイレまで行って介助(教員は用具等どうやっているか知らない)。 母親は協力的のようだが、抜けていることもあり、 「聞いていない」など言う。 だが、攻撃的というほどでもない。
21.静か。 姉と夜更かししているそう。 近くのことはしゃべる程度で友達が多い方ではない。 移動教室も1人ないしは3人くらいで。 欠席多い。
22.やりたくないことをやろうとしない傾向。 自分勝手なところがあり、行動する。 男子っぽい喧嘩あり。
23.すごく頭が良い。 良すぎて何を考えているか分からないことも。 学校では不満があっても口にしないが家では愚痴っているらしく、時折親から(匿名で) クレーム電話が来る。
25.いい子
26.ポケモンカード大会にたくさん出るので、欠席がある。 精神的に波があり、良いときと悪いときの差が大きい。叱られるとごまかす。
27.コミュ力低い。無口。家ではもっとしゃべって違うキャラらしい。頑張りやさん。水泳〇。
28.●母いない(小2のとき他界) 生活リズム△●親の管理もだらしない
29.ずるいところあり、仕事はあまりせず。 当番はするし、周りへ呼びかけができる。
30.マンガ・絵が好き
32.クレーマー気質。頑張り屋、大人を試すような行動をすることも、
33.6年3学期に転入。函館育ちで口調がきついが素直ないい子
(男子)
35.野球少年団所属 エースで4番 中学はクラブチーム ムードメーカー 調子に乗る気質あり 素直さはあるが、ずる賢く、人を見て態度を変える
36.母親も子どもと同じようなタイプ トラブルメーカーでM傾向のNo2、アスペ、ADHD傾向。空気めない。 衝動性強い。 共感性弱い。周りもよく思っていない。 ██(もめている)、██と離す。
37.自分はモテると思っている。 天性的に明るく、派手。よくしゃべる。 モテると分かっていて、女子を使って仕事をさせることも中学年くらいまであった。
38.診断は出ていないが、多動。物の整理× 集団行動× 列から離れてしまう。落書き多い、父親協力的。
39.低学力、テストの文章を理解できない、一対一で話すと理解できるが一斉授業になると理解できない、別紙あり
40.だらしない。 不登校。夜ゲーム。親も独特で、冬休みの宿題をやってあげていた。 低学力。 友達はいる。親は朝しか連絡がつかない。 ██がいると登校するかも
41.とても頑張り屋
43.いい子。寡黙。やることやる人。
44.目立ちたがりだが能力は高くない。 アンケートにたびたび██が嫌いだと書いてくる。離した方が良い。
45.弱い。クラスで一番幼い。 読み書きができない、特に敬語で話すことができない。 愛されキャラ的な面あり。
46.クロームブックを使うのが得意で、イベント時に上手に使って盛り上げることができた。 うるさいこともある。
47.勉強そこそこ、みんなと上手くかかわる
48.面白い子。いい子。
49.机に死ねと書かれ、1日学校を休んだ。誰が書いたかは分からないが、 ██?という担任の見立て。筋道あると物事の理解はあるが、学力はとても低い。 授業中のトイレ多い。██████。
(女子)
52.対人関係不安。██に対し██が攻撃するから██を守るために離す。 ██と離すのは██がつぶれるから。不安定な状況下にいるとフリーズする。面倒くさいタイプ。
53.トゥレット症候群、ADHD.、服薬治療中。本人のプレッシャーを軽くすると安定する。 水泳、スキーはやらせない(保護者が)※引き継ぎシートあり
54.社会性に欠ける。 コミュニケーション力低く、他人に優しくできない(興味がない感じ)。 授業中に寝る。母親がフォローしている。
55.おとなしい, しっかり者。
56.人にズバッと意見を言える。リーダー格についていき、引っ張っていこうとする様子が見られる。 始業式ピアノ。
57.怪我多い。 体育ですぐケガする。 サバサバ女子。友人多め、
60.ピアノ弾けるらしいが未確認。(周囲の子が弾けるといっていた)
61.保護者は先生と話したいタイプ、クレームとかはない、本人はいい子
62.いい子
63.父母韓国人。 いい感じに仕事をサボる、手を抜く。誰とでも仲良くなれる。 技術的センス◎
64.特になし
65.賢い、静か、しっかりしてる
66.非を認めることができない。 わがまま。周りから信頼なく、嫌われている。
67.██████████へ、バスケをやっている██の女子と合わず男子といることが多かった。 からかわれても強い。██████████丁寧。
(男子)
68.挨拶運動・応援団などに参加するなど何事にも意欲的。周りからも信頼されている。
69.真面目でいい子。思考が大人、やることはやるが、前は出てこない。
70.教育一家。髪長い、金のメッシュ。親は教育家(祖父が小学校の教員のよう)。学校に行きたくないと言った時があ り、その際に家庭で揉め、 母親を木刀で殴った。 母親はその場しのぎの指導しかできない様子。早退対応で保護者が迎えに来る際はが姉くるときもある。 ██と助け合える仲。
71.ちょろすけ。人へちょっかいかけつづける。 周りが邪険扱いするほど。邪険扱いされても関係ないというスタンスではいるが、実は気にしてそう。 人の気持ちを考えるのが苦手。学力はそれなりなので頭は働き、口がうまい。 先生への指導に言い返すこともたくさんある。そのくせメンタル弱めで成績低くて休んだりする。保護者に見せる顔と親に見せるが違う。親過保護。
72.6年3学期から学校へ登校できないことへクレーム。低学力 (小3レベル)、 人目を気にする、かかわり方が分からない、ほぼ全欠、母の話すことと、本人が話 すことにずれがあることも、父注意、別紙あり
73.発達障害を持っている。人の気持ちがわからない面あり。 他人の物を勝手にいじりトラブルも。親は気にしていない。
74.5年生の最初不登校になり、担任のせいにしたことで母親からクレームがあった(のちに納まる)。環境の変化で不安定になりがち。ピアノが上手だが恥ずかしがって実力が出せなかった。
75.責任感なし。提出物△。中耳炎になり手術した影響で、耳の聞こえ、しゃべり方がよくない。基本ファルセッ トの声で話すことが多いが、「周りがびっくりするので低い声を出そう」という担任の指導で低い声で話すことも可能。 基本的には低い声で話そうとしてくれる██と助け合える仲。欠席多く心配だが、担任いわくサポリと言っていた。
77.●母うるさい●本人にはフランクに接してよい
78.色々なことに前向きに挑戦する傾向。流されがちな面もある。サッカークラブチーム。
79.めっちゃ元気でポジティブ。 自己肯定感が強いが能力はそれほど高くない。やりたいこととできることに ギャップがある。 友達思いでひとりの子に声を掛けられる。
79.アトピー。旅行的行事で配慮必要。字汚い。 2組██と親同士×
81.低学力。意欲あるができない、読み書きができない、やさしい
82.優しくすごく良い子。 自分は何でも頑張るが積極的に前に出てくるタイプではない。ピアノは弾けるがオーディションに出てくることはなかった。
(女子)
83.学年で1番面倒な人。人を見て態度を変える。褒めることが大事。 めっちゃ気が強い。
84.●脊髄の手術をしている●体育座り× ●小学校では体育見学多い●ぶつからないように注意必要●コルセット着用●本人は特別扱いを好まない●練習すればピアノ◯
85.████。本人に自閉傾向があるかも、。普段はぼやっとしている。絵を書くのが好き。クラスではマスコット的存在で可愛がられ、周りから嫌われることはないが、自分から友達に話しかけに行くことはなく、ずっと担任と話している。 ██から小1のとき性的ないたずら(内容は不明)があり必ず中学では離す。████に起こった████████で父を殺害された。 SCが入り相談を受けているが、本人はどう思っているか読めない。 このクラスの生徒には担任から父が亡くなったこと、噂等はしないことを伝えている。クラス での関係が難しい、もしくは話す人がおらず、困っているようであれば、SCを通して小学校とつなぐよう、本人にも伝え、小学校と連携をとりながらサポートをしていきたいとのこと。
86.人によって態度がちょっと変わる。学力高い。先を見て行動できる。自然といいことをしようと動く。
87.スーパーいい子。██と保育園から一緒で上手に扱えるけど、今年頑張ってくれたから、中学校では一緒じゃない方がいい。 表には出てこなかった。
88.西1で二番目にいい子。勉強できる、意欲もある
89.5年の時████ともめていた。 中学でも分けた方がいい。まじめ。一生懸命すぎる。孤立するかも、本人は気にしない。
90.████がいる。保護者いい人だが、だらしない人。おとなしい感じだが、先生に話しかける。注目浴びるのNG。
91.まじめじゃないといけない、そうしないといけないというプレッシャーを感じる。 少しクセあり。██の世話をしてくれていた。
92.大人しく、思うことがあっても全体の前では意見を言わない。少人数なら言える。たまに、やるべきことをサボる面もある。
93.姉特学。クラブでバスケ。男子と遊ぶことが多い。 サバサバしてる。
94.バスケ。気持ちの弱い面があり、体調を崩し過去休みがちに。今はない。年下の面倒をみる。
95.明るい、夏ころホルモンバランスの影響?で体質がきつくなりトラブルになりかけたこともあったがすぐ収まった
97.●人として、とても良い!!●小6のお手本●面倒見が良い●勉強は心配
見立てでは3年後には超A&G+がなくなって、その後は文化放送がにっちもさっちもいかなくなってから他のアニラジも死ぬ。
予算あるアニメとかではYoutubeで細々と公開されるが、アニラジ関係のサイトが死んだあとはもうその予算は割かれなくなる。
そうしたら新人声優の稼ぎどころがなくなるのでわざわざ声優になる奴もいなくなり声優業界の高齢化が進んで10年後には一般的な声優が終わる。
私にとって何が魅力的か冷静に検討してみたが、要は「バズってる」とか、昔風に言うと「祭になっている」賑わいそのものが誘引力であって、今後漫画として発展することなくワンパターンになることが予想されたので、前回の話で切った。
元々2話まで読んだ後、次の話で見限るかどうか決めるつもりだった。結果、カレーに見立てるというネタが無理のありすぎる漫画的嘘で(それで空腹が紛れるわけがないし、本当に空腹な状態ではこういうジョークは受け入れられない)致命的に醒めてしまった。
つけくわえると健康診断の後にチェーン店のカレーをかきこむという展開も魅力的でなかった。私にはカレーチェーンにいく習慣がないからである。
前回の時点でよくわからないと思った表現が爆盛り焼きそばを2つ一度に食べるというもので、これは美味しさを増す工夫でなく単純に量を増殖させるという話であり、しかもそもそも爆盛り焼きそばが多すぎて食べられる気がしない私には魅力のないものだった。
そもそも高血糖スパイクや「至る」とかいう状態自体があまりピンとこない。確かに私も満腹になると眠くなるが、私はその欲望が悪いことだと思ったことがない。食べてすぐ寝るなんて割とよくあるが、それで太ったこともない。それと高血糖スパイクが同じものか違うものかも判然としない。
日ペンの漫画家も指摘していたが「至る」は明らかにサ道の「ととのう」を念頭に置いた表現であるものの、「ととのう」がサウナの使い方を提案・レクチャーしたものであるのに対し「至る」には特に解説はない。「ととのう」と違って、まったく体験してみたいと思わない。好きなものを食べて眠る幸せはドカ食いでなくても得られる。
サ道は同じことをやってみたいと思わせる作品だったがもちづきさんは同じことをやりたくなるわけではなく、悪くいうと可哀想な人をひたすら嘲笑うタイプの漫画だ。読者を危険にいざなわないので分別があるということもできるが、ドカ食いする若い女の子を嗤う構造自体褒められたものではない。勿論この手の「困ってるかわいそかわいい女子を眺めて楽しむ」話は鉄板であちこちでやってるので今さらではあるが、醜悪さの脱臭が十分でないと個人的には感じる。
見た目にドギツイ高カロリーファンタジー手料理を楽しむ作品ではなく食欲に追われて限界メシに追いやられているさまを見せられ面白いと思いこませられてしまうというのは様々な意味で貧しい。誤った栄養に誘い込まれるところであった。冷静に踏みとどまらなければならない。
気になったので mrs green apple columbus videoでXを検索してみた。
さっさと燃え悪意がなかったと表明した後だからか、差別されているのが白人ではないからか、そこまで燃えてはいない。
海外では無名だからかワンピースや炎炎の消防隊がもらい事故してる。
Japanese music band Mrs. GREEN APPLE who did the opening, Inferno for Fire Force, has pulled their latest music video, "Columbus", after huge outrage for depicting themselves as explorers and the native people as monkeys.
The band has issued an apology stating that their intension was to depict these Historical figures having a "fun house party".
https://x.com/AniNewsAndFacts/status/1801564317902639251?t=6FJCAn3rIhYNSe8VS7oulg&s=19
オープニング曲『炎炎ノ消防隊』を担当した日本の音楽バンド、Mrs. GREEN APPLEは、自分たちを探検家、原住民を猿に見立てて描いたことに大きな怒りがあったため、最新ミュージックビデオ「コロンバス」を取り下げた。
Jpop band Mrs. Green Apple’s latest MV “Columbus” has been pulled just 1 day after release. The highly problematic video features the 3 band members dressed as Christopher Columbus colonizing apes
Can’t believe people thought this was a good idea…
https://x.com/Johnny_suputama/status/1801237032993218978?t=KYIHDLHAz0FTTvHLK050Bg&s=19
even as someone who cannot stand mrs green apple, making the music video for a song called "columbus" like this is astonishingly bad. this was aimed at a GLOBAL AUDIENCE. at least the MV is being wiped from history but why did no one question civilised explorers finding monkeys?!
https://x.com/poppinapathetic/status/1801159185180094966?t=N-qlc1B9Uf2_3JXPqapHrw&s=19
People saying conservatives were even shocked 🥴 this is one of the reasons why the Japanese market is so insular—they can get away with racist shit all the time and there’s no outside reaction bc of copyrights creating barriers for their artists content.
https://x.com/JIMINistrending/status/1801652146728817000?t=wlfWdmBdD6Ybz46fzikn4w&s=19
猿として描写されたと感じる人は怒っている様子
Japanese people depicting us as monkeys is crazy lol. Now if a Native band wanted to talk about them in the aftermath of Nagasaki and Hiroshima....nevermind. My people would never sink so low. 👎🏼
https://x.com/sneakinmohican/status/1801750066190823611?t=p8wvbwDTranEy786jywQog&s=19
「日本人のバンドが人種差別的なことをしているのを見たので、広島と長崎を持ち出して日本人全体に人種差別的になるつもりだ」
Watch bunch of fucking Twitter and TikTok morons use this as a Gotcha moment, to be racist towards the Japanese. Fully ignoring the fact that they were forced to apologize for the shit they did by the Japanese themselves.
"I seen a Japanese band do something Racist so I'm gonna bring up Hiroshima and Nagasaki, and be racist to the entirety of Japan"
~ Random Twitter/TikTok morons probably ~
https://x.com/JustsomeSpaceG1/status/1801755322752606350?t=QPFcnfErhISVE5bW4l4STg&s=19
見た感じMrs. GREEN APPLEの独断でああなって、コカコーラは完全な被害者っぽいけど、広告全部廃棄になってコーラを買ってライブに招待みたいな企画も中止で、生じた莫大な損害はMrs. GREEN APPLEが払うってこと?
・類人猿
・楽しげなMV
類人猿が登場することに関しては、差別的な表現に見えてしまう恐れがあるという懸念を当初から感じておりましたが、類人猿を人に見立てたなどの意図は全く無く、ただただ年代の異なる生命がホームパーティーをするというイメージをしておりました。
しかしながら、意図とは異なる伝わり方もするかもしれないと思い、スタッフと確認し合い、事前に特殊メイクのニュアンス、衣装、演じ方のフォロー、監修をしていたつもりではおりましたが、そもそもの大きな題材として不快な思いをされた方に深くお詫び申し上げます。
https://mrsgreenapple.com/news/detail/20374
「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていたため、公開を停止することといたしました。当社における公開前の確認が不十分であり、皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」
「コカ・コーラ社はいかなる差別も容認しておりません。今回の事態を遺憾に受け止めております。本楽曲を使用したすべての広告素材の放映を停止させていただきました。また、弊社ではミュージックビデオの内容に関しましては、事前に把握をしておりません」
人間がいない猿の島に辿り着いて交流したって話に過ぎないじゃん
進撃の巨人だって過去の日本の軍人をモチーフにしたキャラいるけどさ
叩いてるひとたちは、単純に分別が出来ないんだなって思った
ヒトラーをコメディとして扱った映画なんかにはなんの文句もいわないのに、これだけデフォルメしてるMVに文句付けるっておかしいだろ
大森は同MVを制作するにあたり「年代別の歴史上の人物」「類人猿」「ホームパーティー」「楽しげなMV」という主なキーワードを、
初期構想として提案したと説明。「類人猿が登場することに関しては、
ただただ年代の異なる生命がホームパーティーをするというイメージをしておりました」とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/77b36eb5eaabbce3b50f730af1fcfda465b077fe
Mrs. GREEN APPLE「コロンブス」Official Music Video
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.youtube.com/watch?v=XsIQmqXylZU
このPVのコメント、ブクマカたちの映像の読解力がなさすぎてめまいがした
マジで言っているのか?
ピアノやテレビが置かれた家に猿たちがいて、そこにコロンブスが訪れる
コロンブスよりもはるかにいい暮らしをしている猿に出会うって描写だぞ
明確な描写はないけれど、コロンブスたちはタイム・スリップしてきたってことだろう
500万年前の猿がコロンブスたちよりもはるかに進歩的で、それに驚いているって映像なんだよ
コロンブスが猿にピアノを教えているんじゃなくて、猿にピアノを習っているんだよ
お前らの解釈はまったく逆なんだよ
このレベルの読解力で他人に説教できると思っているところにゾッとする
お前ら、国語の点数、低かっただろ?
映像に猿が出てきたときは、まず猿だと解釈するのが真っ当な見方だ
はっきり言ってこれに文句言っているやつは自身に差別心があることを吐露しているだけだよ
お前らが先住民を猿だと思っているから、猿が出てきたときに先住民だと誤認するんだよ
終わってるよ、お前ら
第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」がこの土日で終わります。私も見に行って、なかなか面白く思いました。ところが友人によると、SNSでは批判の声が多いそうですね。あまりそういうものは見ないようにしているのですが、友人がその場で例を見せてくれたので、ついいくつか読んでしまいました。そのときの感想は、ひとことで言うと「批判者の言うことにもわかる点はある。でもキュレーターはそれなりによくやっていたと思うし、今回が最悪だとか、他の回に比べてどんどん悪くなっているとか、そんな気はしない」ということでした。そこで友人といろいろのことを話し合ったのですが、今はそれを思い出しながらこの文を書いています。
今回の展覧会には魯迅の『野草』という短編集が深く関わっていますが、魯迅は「おおむね、折にふれてのささやかな感想を述べたに過ぎない」と述懐しています(岩波文庫、竹内好訳『野草』の解説)。魯迅の感想が短編集『野草』を生み、『野草』がこの展覧会を生み、この展覧会が人々の感想を生み、そしてその感想がこの感想を生みました。もしこの感想を読む人がまた新たな感想をもつならば、それで満足です。
人は物事に触れて感想を持つものだと思います。SNSの批判の中にも、「これは感想にすぎない」というような留保をつけるものがありました。感想は自由にあるべきと思います。そして、感想を読んだ感想というものも自由にあるべきでしょう。今はくだんの批判を読み直さず、またあまり調べものもせずに書いていますが、不十分なところはどうぞ悪しからずご理解ください。これは「論」ではなく、「感想」のつもりです。
今回の展覧会の特徴は、「作品」と「意味」のバランスを探る点にありました。多くの作品は、ただ「見て楽しむ」ものではなく、「意味を考える」ことが求められるものでした。そのバランスがキュレーターの側でうまく作れているか、そして鑑賞者がそれをどのように読み解くかがカギになっていたと思います。
今回のテーマは「野草」というのですが、その裏には魯迅の『野草』という著作が密接しています。これは展覧会中にも幾度となく示されており、魯迅の『野草』の本も展示してありました。この本は「二十四篇の短文から成る」ものですが、「スタイルはまちまちであって、詩あり、散文あり、また即物的なもの、追憶的なもの、観念的なもの、象徴的なもの、風刺的なものなどが入り混り、内容形式ともに多傾向」なものとなっています(岩波文庫、竹内好訳『野草』の解説)。この本は意味があるようで意味がない、意味がないようで意味がある、詩のような文のような、芸術のような政治のような、一種独特の雰囲気をもった作品集です。
これを読んでから展覧会を見渡すと、「キュレーターたちは横浜美術館を一冊の現代版『野草』にしようとしていたのではないか」ということに思い至ります。
そう考えると少し納得できる点もあります。それは「文」への偏重です。友人は次のように話していました。「私は今まで、展覧会は作品を見ればよいと思っていた。作品を見ずに解説ばかり読む人があれば、本末転倒だと考えていた。つまり、言葉を軽視していたのだ。ところが、今回の展覧会では作品の多くに意味があり、その意味もキュレーターの解説を読んで初めてわかるようなものが多かった。入口にはタブレットの文章が並べられ、その左側の階段の上には本を並べた一角もあった。さらには猟師へのインタビューがあったり、詩が作品として出ていたりと、言葉への重視が目立った。」
しかし、これは考えてみればさほど奇妙なことではありません。ふつう、広く「芸術」 (art) と言うときには「文学」を含みますし、「美術」 (fine art) というときでも「詩」を含むことがあります。「芸術」は「造形芸術」に限られたものではありません。もちろん、ただの書籍や文章が「芸術」と言えるのかどうかは議論の余地がありえますが、言葉と芸術の距離がそう遠いものでないことは確かです。
さらにテーマの「野草」が魯迅の『野草』に由来するものであることを考えると、今回の展覧会の裏地には文学がぴったりと張り付いているような気がしてきます。キュレーターが中国の出身であるということから、なんとなく心のなかに「文の国」という言葉が浮かんできました。三千年の歴史をもち、科挙の試験にも詩が課され、書という芸術をいだき、詩文や文字が芸術でないなどと疑ったことのない文化の国のイメージとともに。
いっぽう、日本で一般に「芸術」というとき、それは詩文を容れえないほど偏狭なものなのでしょうか? 批判の中には「文」への偏重に対する疑問もあったように思います。そのような人々にとっては、あたかも展覧会から「あなたの思う芸術とは何ですか?」という問いが投げかけられたような恰好になっているわけです。
では、「芸術(アート)」とは何でしょう。批判する人たちの中には、自分にとって「美しくない」「面白くない」から「芸術(アート)ではない」と断じたい人もいるようです。でも、現代アートは「美」への問いかけを含むものではないでしょうか。デュシャンの「泉」などはまさにその代表だと思います。また、「芸術」における「言葉」といえば、シュルレアリスムと詩の関係だとか、20世紀初頭の芸術家たちがしちくどい宣言を次々と打ち出したりだとか、いろいろと思い当たることはあるはずです。そういうところに「美しいものが芸術なのか?」とか「言語表現は芸術と無関係か?」といった問題はゴロゴロと転がっているわけで、簡単に「これは芸術だ」「これは芸術じゃない」と判断できるはずはありません。その人たちの考える「芸術」は、どのくらいの狭さなのでしょうか。
鑑賞者は芸術に触れるとき、常に戸惑い、「作品の受容」ができない事態に直面する可能性をもっています。そのような時こそ、自分の中にある固定観念を見直す機会かもしれません。今回、批判したくなった人が多かったということは、それだけ作品からの「問い」を受けた人が多かったということでもあります。そうなると鑑賞者は、やっかいなことですが、自分の回答を練らなければならなくなります。批判もひとつの回答ですし、その回答に満足せず、さらに新たな回答を考えてもよいわけです。陳腐な言い方ですが、「作品との対話」が必要な展覧会であったと言えるのでしょう。
友人はまたこうも言っていました。「かつては『現代芸術は抽象的すぎて何が描いてあるかわからない』という時代があり、その後に『現代芸術は難しくない、何も考えずに作品を面白がろう』という時代が来て、それはひとむかし前まであった。でも、それが終焉すべきときに来たということかもしれない。今は言葉の時代なのでしょう。考えずして何が現代の芸術か、ということになっている。地味でつまらなかったといった批判もあるようだが、休日にちょっと芸術に触れてみよう、子どもを芸術に触れさせてみよう、デートで美術館に行ってみよう、特に『何も考えずにただ作品を面白がろう』と期待した人にはつまらなかったかもしれない。」
たしかに、昔からの(または昔ふうの考えをもった)現代芸術の鑑賞者の中には、「芸術とは面白がるもの」という考えから抜け出せず、新しい潮流に戸惑う人がいるかもしれません。「金を払って楽しみに来た」という手合いには、気の毒だったと言えるでしょう。しかも来訪者への間口は大きく広げられていたので、そのようなミスマッチを生むしかけは念入りに準備されていたともいえます。今回は横浜美術館の改装後の久々の展覧会であり、規模も大きく、宣伝もあって、多くの人を誘い込む要素がありました。そのような場で横浜美術館は「人を面白がらせる」展示をすることもできたはずです。しかし、実際には「人を戸惑わせる」展示を行いました。だからがっかりした人も多かったのでしょう。
私も「キラキラ」な楽しい芸術が好きです。だからそういうものが多いと嬉しいし、その逆ならばがっかりします。しかし、美術館の目的には「レクリエーション」もありますが、決して「レクリエーション」だけを目的とした施設ではありません。今回、美術館はこのような大規模の展覧会で、作品との「出会い」と作品からの「問いかけ」を提供し、人々を「戸惑わせ」てくれました。その意味で、美術館はよくやったと思うのです。「キラキラ」な楽しい回があってもよいし、「地味」な考える回があってもよい。美術展はそういうものだと思います。
ここで、ちょっと過去のトリエンナーレを振り返りたいと思います。
私が初めてヨコハマトリエンナーレに訪れたのは2011年の第4回「OUR MAGIC HOUR ――世界はどこまで知ることができるか?――」でした。この年は東日本大震災の年で、印象としてはとにかくキラキラと輝くような回であったということです。震災後の混乱をアートがどう扱うか、芸術家の間でもまだ折り合いがつかずに、ただ思いつく限りのことをやってみたといった印象で、宝箱の中の宝石をぶちまけて転がしてあるような、たいへん魅力のある回でした。私にとってこの回は「よい」の標準になっています。
2014年の第5回「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」もたいへん期待したのですが、この回は言ってみれば「地味」な印象で、まだ青かった私は「ハズレ」だと感じました。しかし、友人はこの回も面白かったと言っています。この回は「忘却」がテーマで、戦争中に作家や芸術家がいかに体制側に立ってはたらき、戦後その責任もとらず、反省もせずに「忘却」したかということを、当時かれらが執筆した文章を並べて示していました。このころには震災後の政権交代や脱原発などの流れの中で、世の中を動かすのは「政治」であるという意識が出てきていたためかもしれません。
2017年の第6回「島と星座とガラパゴス」は、博物館の表に救命ボートがびっしりと張り付けられていました。「ネトウヨ」に関する展示もひとつふたつあったことを覚えていますが、これもきわめて「政治的」でした。長期化する安倍政権のさなかにあって、政治の右傾化が懸念されていたことも影響していたのでしょうか。(「政治性」の話は、後で少し触れたいと思います。)
2020年の第7回「AFTERGLOW――光の破片をつかまえる」は久々の「当たり年」でした。2011年に次ぐキラキラの再来です。入口から光り輝くカラスよけのCDのような装飾、メビウスの輪のような形をした光り輝く金属の骨組み、巨大な腸を模した造形、赤いカーペットをひいたでこぼこの「道」、映像作品「遅れてきた弟子」、そのほかここでは言い尽くせないもろもろの楽しい展示の連続。
きっと第7回が初めてのヨコトリ体験であった方々は、2011年の私が次回に期待したように、第8回にも「キラキラ」を期待したかもしれません。しかし、べつに横浜トリエンナーレは「キラキラ展」ではないので、地味な回もあるのです。その意味で言えば今回はやや地味だったかもしれません。しかし「地味」には「地味」なりの「味」があるものです。今回はその意味で「ふつう」と「よい」の間くらいと感じました。決して「悪い」ではなかったと思います。
今回の展覧会が悪かったという人の中には、展示が「政治的」だという人もいたようです。もちろん、芸術が政治的であることの何が問題なのかとか、政治が生活と密接なものである以上は程度の差こそあれ政治的でないものなどありうるのかといった疑問も出てきますが、今回の展覧会を見て私が感じたのは、むしろいわゆる「政治性」の薄い部分があることでした。キュレーターが中国出身の方ということなので、もしや特に日本のために配慮(手加減)したのではないかという疑いさえ感じました。
たしかに、今回の展覧会ではヨーロッパの戦争に関連する展示や国粋主義者の移民反対デモの映像が展示されていました。それがひとっところに固めてあるのではなく散らばしてあったのは、この会場をひとつの世界に見立てて、このような出来事が遍在していることを忘れてはいけないと示したようにも見えます。
そのデモの映像のひとつを見ているときでしたが、後ろを通りかかった人が「ヨーロッパ、壊れてんな」とつぶやきました。まことに然り! だがそれを言えば日本だって「壊れて」いるのです。日本でも人種差別のデモが行われています。ヘイトクライムの危険もあります。「人種差別」がわたくしたちの身近にあることは、ネットを少し覗いてみればすぐわかることです。
思い返せば2014年や2017年はかなり「政治的」な展示があったと思います。しかし今回、キュレーターは日本の問題をひとつも指摘しませんでした。日本で美術展が国粋主義的主張をもった人々の抗議で中止に追い込まれた事件もそう遠い昔のことではありません。日本は美術の表現が自由にできない国です。キュレーターたちは日本に気をつかってくれたのでしょうか? それとも日本で波風を立てて攻撃されることを恐れたのでしょうか? それとも今の世界を広く見たときにもっとも新しくもっとも重い問題にしぼってとりあげようと考えたのでしょうか? それは知るよしもありません。もっとも自由な表現への危機は(またすこし違った形で)キュレーターたちの出身地である中国にもあることでしょう。展覧会中に示されたように、ヨーロッパも安全ではありません。世界じゅうで似た現状があります。
しかし、日本が名指しで批判されなかったからと言って、日本が許されたわけではもちろんなく、これらの作品のなかに普遍性を見出し、これを「鏡」として日本の現状を見ることが求められているのだと思います。それらの作品が見るに堪えない現状を示しているとき、それに怒っても意味がないでしょう。それは鏡をヒョイと覗き込んでみて、「ああ醜い! 私の美学に反する。美はいったいどこにある?」と怒るようなものです。
ところで、批判者の中には展覧会のこのような政治的な「傾倒」や「変質」がここ10年や20年の変化だと振り返る人もいますが、私には展覧会のなかにその説明があったように思われます。今回の展覧会は、これも魯迅の『野草』をテーマとしているためかもしれませんが、歴史を強調するものが多くあり、あるところでは史料紹介の様相すら呈していました。木版画をめぐる日中交流史の展示では、魯迅が木版画という簡易で複製可能な芸術を通じて、民衆に文化を届けようとしていたことが紹介されていました。これは「芸術」が一部の特権階級のものではなく、民衆のためのものであるべきではないのかという問題を、当時から現代に向けて投げかけなおした一面もあると言えるでしょう。また、皇国史観へのアンチテーゼとしての縄文土器や、学生紛争を撮影した写真が展示されていたのは、芸術と政治の問題が降って湧いたものではなく、日本でも半世紀以上にわたって連綿と続いている問題であることを示していたと思います。
(後編へ続きます。)
https://anond.hatelabo.jp/20240608093350
結婚支援と育児支援のどちらも実施すべきという結論は元増田と同じ、という点について指摘を受けているが目的が異なれば当然実施する内容や施策を評価する指標も変わってくる。
元増田の主張では育児支援は少子化対策にはならず経済対策として実施すべきという主張なので、当然直接的な経済を刺激しやすい施策を中心として実施され、経済指標が評価対象となるのが自然。
一方、少子化対策としての育児支援は労働環境の改善のような経済面では寧ろマイナスとなり得る施策も含まれる(理想子供数を持たない理由には育児、労働環境も大きな割合を占めるし、元増田が引用している記事の中にもその重要性について触れている物がある)し、当然評価指数としては夫婦当たりの子供数を維持ないし20年前の水準に改善していくことが含まれる。
夫婦の平均子供数は大きく減少しておらず、非婚化が少子化の主因であるというのは特定の統計だけを見れば間違いではない[1]。一方で非婚化によって結婚しなくなった、あるいはできなくなった層はどのような人たちなのか、また非婚化にも関わらず結婚しているのは誰なのかという点について考察しないのは片手落ちである。
男性は未婚率と学歴、収入の高さや雇用形態に強い逆相関の関係があり(女性の場合、学歴や収入が高いと逆に未婚率が上昇するが男性ほど顕著ではない)[2]、つまり結婚できていない男女とは多くの場合経済的に困窮している男性や経済的に裕福な男性と番えなかった女性である言える。日本では子供をもうけない理由に経済的な理由を上げる夫婦が多く[3]、また世帯年収が高いほど3人以上の子供を持つ割合が高いことも明らかになっている[4]。よって弱者男女を結婚させて婚姻率を改善させたとしても経済的な理由から子供を持つことを敬遠する可能性が非常に高いと考えられる。
ここまで考察すると、そもそも『夫婦の平均子供数の推移が大きく減少していない』というデータがどのような意味を持っているのか疑問に思えてくる。育児支援≠少子化対策の文脈では『婚姻率が解消すれば少子化も解消する』という主張の根拠に用いられることが多い。一方で結婚できる男女は昔に比べて経済的に裕福なカップルに絞られているのだから夫婦あたりの平均子供数は増加しても良いように思えるが実際には微減であり、『経済的に恵まれた余裕のあるカップルが結婚する世の中になったにもかかわらず平均子供数が微減している危機的状況』と捉えることもできる。
結論を述べると、少子化の原因は確かに非婚化だが非婚化の原因は雇用形態や学歴等による経済格差の拡大であって、単に官製マッチングアプリで出会いを作って婚姻率が向上しても結局子供は増えない。というより、低収入の弱者男性はマッチングしたところで結婚できないだろう。
(日本では)男女の結婚と経済的な余裕の両輪がなければ子供は産まれないと理解すべきである。また結婚できない理由の多くは経済的な理由なのだから、育児支援先進国並みの補助を出して「結婚して子供さえ産んでしまえば生活はなんとかなる」という状態に持っていくことで婚姻率についても解消する可能性がある。
なお育児支援先進国のフランスやスウェーデンでは理想子供数まで子供をもうけない理由として多数派なのは健康面や年齢などであり、日本でも同様の支援を行うことで経済的な理由による産み控えを防止することができる可能性がある[3]。
最近流行りの『育児支援は少子化対策ではない』という主張はデータの上っ面だけをみた浅い分析でしかないし、マッチング促進による婚姻率の解消で少子化が解決するという見込みは甘い見立てと言わざるを得ない。多角的なデータをしっかりとみれば育児世帯への経済支援は今後も少子化対策の主軸の一つであり続けるべきだろう。
[1] https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=75505?pno=1&site=nli
悪質な炎上屋と組んで気に食わないやつに難癖をつけて炎上させて回っている浅田カズラ, VRChatの代理人とかVRChatのフィクサーを名乗り始めました. メタカル最前線デスク就任に反対する.
https://x.com/SakamotoVRChat/status/1775077902155170258
「僕みたいな人が「言語化の代理人」を請け負うべきなのかなぁ」」
https://x.com/SakamotoVRChat/status/1793510115951444191
https://togetter.com/li/2299383
VR国勢調査という調査プロジェクトが国内最大規模のXR/メタバース専門メディアMogura VRのライターと自称炎上対策専門家によって炎上させられ、名称変更を余儀なくされた事件についてまとめてみる。
自分はVRや社会調査が専門ではないがPh.D.持ちの職業研究者で、VRChat歴は長くないが学術イベントに出入りしている。
自分はこの調査を先進的で意義のある内容だと考えている。膨大な労力がかかっているのに無償公開されており参照しやすい。VR国勢調査という名称はメタバースをリアルな国と対等な世界と見立てた良い名称だと思っていたので非常に残念だ。今現在世界最大の調査であり、自分はこの名前で全く違和感は無かった。
■登場人物
・浅田カズラ氏:Mogura VR編集部に参加しているフリーライター・編集者。ただし社員ではないらしい。
・おおつねまさふみ氏:株式会社MiTERU代表取締役。炎上対策専門家を名乗りながらいつも炎上の火種を撒いている。2017年頃からたびたびフォロワーをけしかけて炎上事件を起こしており、これに関してはヨッピー氏のブログが詳しい。以前はテレビにも出ていたようだが、悪評が広まってネットウォッチ界隈では相手にされなくなったのか、昨年からブームに便乗してメタバース炎上対策専門家を名乗ってVRChat界隈に出没するようになった。こういう輩がいるのは世の常だが、今回は権威のあるMoguraのライターと結託しているのでたちが悪い。
ttps://yoppymodel.hatenablog.com/entry/2019/12/20/182214
んで批判される方だってそうですよ。「炎上」って簡単には言うけれども、程度によってはその人の人生が破壊されかねないんですよ。殴る方も殴られる方も痛いのが炎上じゃないですか。そういう、リスクと責任を背負って当事者は炎上と向き合ってるのに、横からなんのリスクも責任も負わずに、「もっとやれ~!」って煽ってる人達は嫌いです。僕は自分からぶん殴りに行くことはあっても、煽ったりする事はそんなに無いです。たぶん。自分が刺される勇気も無いくせに、安全圏から石だけ投げて、あまつさえそれを自分のTwitterなりブログなりのネタにして銭コロをチャリンチャリン稼ぐっていう手法を快く思っていません。何が炎上対策専門家だよ。バ~~~~~カ!
・内輪に甘いから嫌い
まずこの人。古参有名サイト「ネタフル」管理人のコグレさん。2017年の時はまあ本筋と関係ないしって我慢してたんですけど、今回腹が立ったんで「あんたの所、他所からパクッてきただけの記事が大量にあるよね?それどうなん?」って直接ぶつけてみました。
ちなみにここでコグレさんが認めている通り、「ネタフル」にはどう見ても引用の範囲内とは思えない、どっかから引っ張ってきた写真や文章を使いつつネタ元を明記してない、つまりは「法律に定められた引用の要件を満たしてない」パクリ記事が大量にあります。あと「梅宮辰夫死去」みたいな記事もあって腰抜かすかと思ったわ。PV目当てオンリーのカス記事やん。広告もゴチャゴチャしてて読みづらいし何が「読者のため」だよ。ただの銭ゲバだろ。今必死こいて記事消してんのかな。知らんけど。
・ttps://note.com/nemchan_nel/n/ne0ebf797984c
・ttps://note.com/nemchan_nel/n/n167e77d78711
・2021年から行われている、VTuber/作家のバーチャル美少女ねむ氏とスイス・ジュネーブ大学の人類学者のリュドミラ・ブレディキナ氏が共同で実施している大規模アンケート調査プロジェクト。
・ソーシャルVRユーザーのライフスタイルについて広範な内容を詳しく調査しており、サンプル数も2000件と統計学上有意な数が揃っている。
・スピアマンの順位相関係数により各項目の相関関係を分析し、結果を可視化している。
・現実的にメタバースの現状を外部に説明するときにまともに使えるほぼ唯一の資料で、多数の論文にデータが引用されている。
・今回の炎上事件に便乗して項目が性的な内容に偏っているという指摘があったが、社会調査で性的な内容も聞くのは当たり前だ。人類文化の研究なので、参加者同士のつながりの強さを測る指標として恋愛やVR空間での性的な活動の頻度や経験数が入ることに違和感はない。ねむ氏は調査項目を公募しているし、そもそも私的調査なのだから、文句を言うなら別で調査をすればいいだけの話だ。
ttps://x.com/nemchan_nel/status/1721768324437340338
■名称について
・VR国勢調査という名称にした理由についてレポートで以下の通り説明されていた。
「※世界中の人が集まるソーシャルVR/メタバースは「国境のないひとつの国」になっていってほしい、という願いから日本語版については「VR国勢調査」と名付けました。日本政府によるものではなく、私共の私的調査になります。「国勢調査」という言葉を使っても統計法上特に問題ない旨、統計局に確認済みです。」
・浅田カズラ氏が参加しているMoguraでも普通に何度も引用されており、自分の知る限り今回の騒動が起こるまで名称が問題視されたことはなかった。
ttps://www.moguravr.com/babiniku-paper/
「ミラ氏は日本のVTuberやバ美肉などが人間のアイデンティティやコミュニケーションに与える可能性について着目し、これまでに様々な研究レポートを発表しています。また、VTuberのバーチャル美少女ねむ氏とともに「ソーシャルVR国勢調査2021」を実施しており、自身もアバターを介して活動の幅を広げています。」
・浅田カズラ氏も2021年からアンケート回答に協力しており国勢調査という名前を使って応援していた。
ttps://x.com/asada_kadura_vb/status/1429660864727056384
・国勢調査を名乗っている調査プロジェクトは先行事例が多数存在する。運営でない有志によるものも全数調査でないものも多数含まれており問題とされた事例は見当たらなかった。
ガンダム国勢調査 ttp://amazon.jp/dp/4063648125
テニプリ国勢調査 ttps://jumpsq.shueisha.co.jp/contents/sp_tennisnooujisama/
ゲーマー国勢調査 ttps://fpsjp.net/archives/416142
サイクリスト国勢調査 ttps://www.tour-de-nippon.jp/series/topics/5444/
ドラゴンクエストIX国勢調査 ttps://www.4gamer.net/games/072/G007233/20100219010/
■2023年11月6日、バーチャル美少女ねむ氏、リュドミラ・ブレディキナ氏がソーシャルVR国勢調査2023を発表。
・ttps://x.com/nemchan_nel/status/1721359591550918826
・ttps://x.com/BredikhinaL/status/1721442597074305315
■2023年11月7日、浅田カズラ氏がVR国勢調査の名称を問題視するブログを公開。誠実でない、大仰だ、n数が足りないとXで主張しはじめる。
・ttps://v-v-report.hatenablog.com/entry/social-vr-lifestyle-survey-2023-revue
・「「Lifestyle Survey(ライフスタイル調査)」という英題はまだ妥当だけど、これに「国勢調査(National Census)」という日本語をあてるのは、ちょっと乱暴かな~とも思った。法的な話ではなく、ことばの持つ意味と力の話。」
・ttps://x.com/asada_kadura_vb/status/1721886864171573724
・「誠実でない」
・「いまの5倍のn数はあってやっと背負える」
■2023年11月7日、おおつねまさふみ氏が「大袈裟」「釣り」とXでフォロワーを扇動しはじめる。浅田カズラ氏がこれを次々とリポスト。擁護する意見は引用ポストで封じ込める。
・ttps://twitter.com/otsune/status/1721767903366967371
・「「大袈裟なタイトルで偏った主張しないで」と思った人は、自説を負けずにアピールする事で対抗したり他者の言論の指摘をするのが正しい行動と言えます。」
・ttps://twitter.com/otsune/status/1722155567249342925
・「騒動の論点は「英語版ではLifestyle surveyと穏便に書いてるのに日本語版で"国勢調査"って大袈裟に書くのはどうなの」というタイトル釣り部分なので、その釣り要素が改められない限り批判は止まらないと思います。」
■2023年11月9日、浅田カズラ氏とおおつねまさふみ氏がお互いに引用ポストしながら、有名税だ、開き直るな、スパム業者や迷惑系配信者とおなじだ、とXで主張。調査と関係ないねむ氏への誹謗中傷も多数投稿され、完全に炎上状態となる。
・ttps://x.com/asada_kadura_vb/status/1722305944485576938
・「いわゆる有名税ですな。」
・ttps://x.com/otsune/status/1722421141208481897
・「「(メタバース世界について)代表してない」を主張するのなら「じゃあ国勢調査という大袈裟な表現はやめて」となるだけ。
都合の良い時だけ「そんなこと言ってない」と開き直らないで、となる話だと思った。」
・ttps://x.com/otsune/status/1722430965354733600
・「スパム業者や迷惑系配信者とおなじ手口のタイトル釣りをしたのに「みずからそうとは名乗ってないのでそういう言い方をしないで」と言い張っても通用しないのと同じ。」
■2023年11月9日、バーチャル美少女ねむ氏が名称変更についてお詫びをXで発表。
・ttps://x.com/nemchan_nel/status/1722554946338668635
【お詫び】「ソーシャルVR国勢調査2023」の名称変更について
2023年11月6日に私共が公開したレポート「ソーシャルVR国勢調査2023」(ハッシュタグ : #VR国勢調査 )の日本語名称について、SNSや読後アンケートで以下のような意見を複数頂いています。
・私的な調査プロジェクトであるにも関わらず、政府の「国勢調査」を用いるのは不適切ではないか
・公開アンケート方式にも関わらず、全数調査である「国勢調査」を用いるのは紛らわしいのではないか
名称については、以下の理由により現在のものを採用しておりました。
・2年前に実施した「ソーシャルVR国勢調査2021」でも、配布サイト上でネーミングの理由を説明し一部から好評を頂いており、読後アンケートでも指摘がなかったこと
・「●●国勢調査」というネーミングで既にMMOやソーシャルゲーム等で多数使われていたこと
・「国勢調査」という言葉を使っても統計法上問題ない旨、統計局に確認していたこと
しかしながら、皆さんのご意見と、レポートの注目度が我々の当初の想定を大きく超えてしまったこと等から、現在では不適当と判断し、名称を変更致します。
新名称については、既存の他調査と被らないこと、語感・わかりやすさ・覚えやすさなどを考慮し
「ソーシャルVRライフスタイル調査2023」(ハッシュタグ : #VRライフスタイル調査 )
とさせて頂きます。
(英語名称については「Social VR Lifestyle Survey 2023」のままとさせて頂きます)
たくさんの方に回答・拡散協力頂いたプロジェクトにも関わらず、誤解を招くような表現を使ってしまったこと、不快感・ご心配をおかけしてしまったこと、大変申し訳ありませんでした。
■2023年11月13日、浅田カズラ氏がVRChatで撮ったおおつねまさふみ氏の写真をXに投稿。VRChatでふたりでねむ氏を燃やしてやったと大爆笑していた。自分も掲示板に書き込みをしていた人から直接聞いたが胸糞悪い内容だった。
・ttps://x.com/asada_kadura_vb/status/1724052464561701021
・「おっきいほうおおつねさん」
・ttps://suki-kira.com/people/result/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AB%E7%BE%8E%E5%B0%91%E5%A5%B3%E3%81%AD%E3%82%80
・「フレンドに聞いたけど、VRChatでふたりでねむ燃やしてやったって大爆笑してたらしい。マジで胸糞悪い。身勝手な正義で周りを陥れるライターと炎上対策界隈から消えて欲しい」
・「俺もこれ聞いてました。本当に胸糞悪い連中です」
■今後について
・VR国勢調査という名称には法的にも倫理的にも問題はなかった。意義のある調査プロジェクトの名称に難癖を付け、炎上させて名前を変えさせたのは悪質な言葉狩りである。
・公的な影響力のあるメディアのライターが炎上屋と結託して騒ぎを起こしている現状は大きな問題であり、こんな連中がいる限りVR界隈の未来は暗い。
・非難を避ける為に軽々に名称を変更したねむ氏にも苦言を呈したい。炎上で一方的な意見がまかり通るというお墨付きをこの連中に与えてしまった。
・この連中は他にもVR界隈で炎上事件を起こしているので今後それらについてもまとめていく。
・このブログの著作権は放棄するのでどんどん転載してこのことを少しでも広めてほしい。