「腰掛け」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 腰掛けとは

2023-09-04

anond:20230904012013

論争起きたら逃げますじゃあ

文化に携わるプロじゃないわな。

実際プロじゃないんだろう。

司書とかでも、まともな待遇じゃないかお嬢ちゃん腰掛け職に成り下がってるし

2023-08-27

おばさんとかい地雷

会社におけるおばさんは地雷

基本的腰掛け意識仕事をしているので無能デフォ

やる気がないのでできるだけ仕事しなくて済むように立ち回る頭が痛い存在

出世はしないので権力はないが、

しか生活に困らないので退職と引き換えに相手に大ダメージを与える自爆攻撃が使える

しかも仲間を呼び集団で襲いかかってくる

おばさんは怖い

味方につけると役に立たないしご機嫌取りがめんどくさいのに

敵に回すと怖い、やっかいすぎる

女性社会進出は断固反対する

2023-08-19

anond:20230819211122

昭和やきう選手「…銭湯腰掛けに座ってるときに桶から湯を溢したら隣の蛇口の前に腰掛けてた王貞治が『アチッ!』と声をあげてた、どうやら先っぽが床に接地してたので被害を受けたらしい」

ドンダケナガイネンナー

2023-08-14

婚活って何話すの?

今日あったいいことを枕に

角換わり腰掛け銀の歴史2時間コース解説していいならやるが。

眠くなりそう。多分ループしてもわかんないでしょ。

anond:20230813200011

でも腰掛け入社してあっさり金持ちイケメン結婚する美人を見て私の人生なんだったんだろうって嘆き悲しむんですよね

2023-08-12

軽やかで柔らかいクラシック教えてほしい

追記

ブコメ、千回聞こうが自分の中では初心者。結局CD4枚しか持ってないし、クラシックって演奏者と指揮者が違って、これ!という演奏になかなか出会えない。

てかクラシック聴いてないのか。聴いてると思ったんだが。なんか教えてくれ。伸びる増田と伸びない益田の差が激しい。

クラシック初心者のまま中年差し掛かった者ですが、重厚すぎてガンガン来るクラシックは苦手なんだけど、

高校ときたまたま出会った、軽やかで柔らかい数枚のクラシック音楽のCDが好きで好きで、千回ぐらいは聴いている。

けどさすがにもう少し対象を広げたくなったので、そのCDを挙げるから、そこからオススメを教えてほしい。

ここで「軽やかで柔らかい」ってのは、専門知識が無いので完全なイメージなんだけど、

休日の午前中にリラックスしたいときに聴いたら心と体がほぐれる感じ

・品の良いパーティーや気の置けない仲間たちと喋ってるときに話を邪魔しない感じ

いわゆるヒーリングミュージックというのでもなくて、寝ながら聴いてますよりは、ちょっと椅子に深く腰掛けて聴きたい感じ。

説明が難しいけど、CD説明文とかを見る限り、ただ癒やされるだけでなく、一定の華麗さ・典雅さが欲しいのかも。

素人でもどこにフォーカスして聴けば良いかわかりやすいからどちらかと言えば交響曲よりは協奏曲の方が好き。

あとや室内楽クラシックギターやバイオリン独奏とかでも好きみたいです。


百聞は一見に如かずで、自分が千回以上聴いてるのはこれ:


モーツァルト:ディヴェルティメント集(トン・コープマン指揮、アムステルダム・バロック管弦楽団

https://www.amazon.co.jp/dp/B00005OOI0/

https://www.youtube.com/watch?v=MeQeHNFdvLo

これでクラシックの魅力を知った。ディヴェルティメントというのは他にも何枚も聴いたけど、結局これより好きなものはなかった。

疲れているときでも聴けて、クラシック解像度の低い自分のような人間でも、千回以上は聴いてるけど飽きることなく、

「ここの旋律美しいなー」とか「ここ息が合っててプロって凄いなー」とか「上品規律って最高だな」とか毎回のように思える。

それになんか元気になるっていうか。聴いたあと、さて誰かと軽く喋りたいなとか、○○は元気かなとか、美味しいランチを軽く食べるかってなる。

一度で良いから生で聴いてみたかった。


バッハ:ブランデンブルク協奏曲

https://www.amazon.co.jp/dp/B002SDO1AM/

これもモーツァルトのディヴェルティメントほどじゃないけど千回ぐらい聴いてるかも。演奏自体も柔らかい感じがする。

その意味では、曲だけでなく、室内楽だと演奏者、交響曲協奏曲だと楽団指揮者も知りたいかなー。

他にも2枚かあるけど、とりあえずこの2枚で・・・

ぜひオススメクラシック音楽を教えてほしい。

2023-08-07

会社社会に甘える女たち

女性も外で働きたい!!!

キャリアを重ねたい!!!

子供産んでも社会と繋がっていたいのぉぉぉ!!!!!!!!


などと主張する女性は多いが、そういった「働く女性達」「(自称)キャリアウーマン」を色々見てきたが

正直な所、仕事家事育児を両立出来ていない女ほど、会社キャリアにしがみつこうとしている。

自分会社必要とされていると勘違いしているが、実際は家庭ある男達や独身女達、若手の男達や異常独身中年男性達が

彼女らの負担を一部もしくは大部分をサポートする事によって成り立っているのが現状だ。

突発的な休み時短弊害アファーマティブ・アクションのしわ寄せ、産休育休、働くママへの配慮に振り回される現場……

それら全てのツケは男達や独身女達が担い、尊い労働力犠牲の上に「いきいきママ」は成り立っている。


仕事なんて結婚までの腰掛けよ♪と気楽にお茶汲みしてた昔のOL生き方の方が、正直清々しいと思える時がある。

いつまでも社会パパに甘えたままで幼稚な意識の癖に、「負担も苦労もお互い様♪」みたいな自意識に対し

こっちばっか負担だよってイライラしている。

2023-07-29

犯罪を犯す人というのはやっぱり切れやすいんかね。

先日、某所でソファー腰掛け電話で話をしている人の近くに居た。

「おお、今保釈中で出てきとるんや。」

別にドスを効かせた虚勢ばった声とかではなくて、やや嗄れているけれど普通トーンでそう言っていた。

ちょっとやっぱりそういう会話は気になるからちょっと耳をそばだててしまった。

でも、ああいう人らってやっぱりキレやすいんかね。

ただ単にそれならどこかに飯に行こう、という誘いを断るだけで10回くらいキレてたよ。

「おう、いやアカンのや、……、いや!あかん言うとるやろ!!!

って突如としてキレだしたかと思うともう止まらない

立ち上がって壁を蹴り出したかと思うと意味が聞き取れない言葉で怒鳴り散らした。

かと思うと

「いや今保釈なんや

とこれだけは妙に落ち着いたトーンで話す。

かと思うとまたキレ散らかす。

ほんとなんか理解不能でした。

2023-07-23

anond:20230719100704

木曜日に5回目を、きのう土曜日に6回目を観てきたやで。終映までに、たぶんあと1回か2回は観るかな…?

20日木曜日は、完売してた劇場販売グッズ「かえでの日記帳」再販があった。これを買うだけなら別に観る必要はなかったんだけど、せっかく劇場に行くのなら…と。

また完売したら大変だ…!ということで朝イチに劇場に行ったんだが、その時点では未入荷だった……えーっ!

仕方なく予約してたその日の初回上映を観て、再び売店に。が、それでもまだ入荷してない…。一体いつ入荷するんだろ……夕方ぐらいまでならなんとか待てるけど……と不安になりつつ売店前のベンチに腰掛けること約1時間半。

売店のお姉さんがなにやらガサガサしているのを視界に捉えて駆け寄ると、遂に入荷してた!

「5冊ください!」「え、ご、5冊ですか…?」と若干引かれてしまった。転売ヤーだと思われてしまったのかもしれない……そんな事しないよ!

1冊1400円。知らない人からすると、なんの変哲もないB5・100枚のノートがこの値段というのは「なんでそんなに高いの…?」という感覚だと思うが、劇中のデザインと全く同じだし、これこそが「顧客が本当に必要だったもの」だという満足感がある。…まあ高いのは高いけどね…。

きのう土曜日劇場に行くと、次作「ランドセルガール」のチラシがもう配布されてた。17日(月)に公開日が 12/1 だと発表されたばかりなのに、早いな…!?

公開がもっと先になるなら、原作小説を「ランドセルガール」以降の巻まで読み進めてしまおうか…とも考えていたが、あと4ヶ月で今回の続きが観られるならガマンすることにしよう。

メインは「小さい麻衣さん」の話のようだが、今回の花楓のストーリーの続きも描かれるみたいなので、すごく楽しみ。

 

2023-07-04

メラ『ガイアー』の解決レポート

アラフォーになっても、とりとめもない会話ができる友人がいる。

それってけっこう幸せなんじゃないだろうか。

俺も友人も未婚で恋人もおらず、独身。どっちも男、同郷。上京して東京にしがみついて、仕事を得ている。

から金曜日の夜なんかは、安い居酒屋で飲んだ帰りにぶらぶら歩いて、お互い興味の一致することについてああだこうだ言う。

そんな生活が何年も続いている。

 

アラフォー地方出身オタクというのは、「高校まで、ネット機能してないギリギリ世代」だ。

わずか数年でだいぶ変わるが、今年40なら高校携帯電話はなく、37ならあるぐらい。

携帯があろうかなかろうが、高校卒業式は今生の別れを確信して泣き、大学に入ったらmixiが出てきてmixiであっさり再会みたいな世代だ。

小学中学時代は、話題ゲームが出ればクラス中それでしばらく持ちきり、という世代

FFなら7か8までは必修科目であり、ドラクエも7まではなんだかんだみんなやった。

 

そんな俺たちの鉄板話題に、「メラガイアー」「イオグランデ」の是非論争がある。

 

なんだそれはというニュービーに説明すると、それらはドラクエ呪文だ。

 

・単体炎魔法

メラ → メラミ → メラゾーマ

 

・全体爆発魔法

イオ → イオラ → イオナズ

 

というのが元々あった。8まではこの3段階でお馴染みだった。

近年リメイクアニメ版をやりきったドラクエ漫画ダイの大冒険』でも、メラゾーマイオナズンは最上級魔法としてお馴染みだ。

ダイ大は「~はイオナズン級の破壊力」という威力解説がけっこう多い。

大魔王バーンの「それはメラゾーマではない。メラだ」も非常に有名なやりとりだろう。

まあつまりドラクエ界の常識だった。それはイコールで我々世代男子常識だった。

 

ところが、ドラクエ9で「4段階目」が追加される。

 

火炎:メラ → メラミ → メラゾーマ → 『メラガイアー』new!!

 

爆発:イオ → イオラ → イオナズン → 『イオグランデ』new!!

 

氷:ヒャド → ヒャダルコ →(ヒャダイン)→ マヒャド → 『マヒャデドス』new!!

 

風;バギ → バギマ → バギクロス → 『バギムーチョ』new!!

 

閃光:ギラ → ベギラマ → ベギラゴン → 『ギラグレイド』new!!

 

え……あ……?

マヒャデドス……? 

京都人けが使えるのか……? 死ねどす的な絶対零度……?

あまあまあ。 マヒャデドスはけっこういい。

バギムーチョ、ギラグレイドは100歩譲れば許せる。

問題は「メラガイアー」と「イオグランデ」だ。

セ、センスのかけらも、感じない……!!!!!

 

どういうことかと言うと、ドラクエ呪文は「擬音」ベースなのだ

FFが ファイア→ファイラ→ファイガ

女神転生が アギ→アギラオ→アギダイ

ドラクエは メラ→メラミメラゾーマ

シリーズ大好きだが、魔法の名付けについてはドラクエは一歩上を言っていたと思わずはいられない。

英語はわかりやすすぎるし、女神転生は何か深い意味があるのかもしれないが直感的ではない。

浸透戦略という意味では、ドラクエ呪文の覚えやすさとワンダーの両立は、恐ろしい次元に達している。

あの鳥山明氏がモンスターデザインするファンシー世界を、この文字列が強烈にバックアップしたことは間違いないだろう。

魔法グラフィックドラクエ5で初めて付くわけだが、つまり4まではただの文字列視覚効果は無い。

それでも様々なドラクエ攻略本ドラクエ漫画や、公式4コマ漫画劇場でそれらは描かれ、5でゲーム画面に逆輸入されたそれは納得感の塊であった。

「なんとなくわかる」と「微妙にわからない」が絶妙なのだ

メラゾーマ大魔王ゾーマの力を借りているかメラゾーマなんだとかどうとか、真偽不明憶測も飛び交うわけである

後発だが『スレイヤーズ』の呪文「魔竜烈火咆(ガーヴ・フレア)」は公式的に魔竜王ガーヴの力を借りているため、そんなこんなでメラゾーマはきっと……?

いや、「イオナズン、マヒャドベギラゴン」みたいに感覚的な言葉だよ、ゾーマはきっと関係ないよ、バギクロスお前はややこしくなるからちょっとあっち行ってろ…

そんな風に話題に花を咲かせてきたわけである

 

 

メラガイアー……

 

ガイア見参

 

ガッ ガイアッッッ な…なんで……!?

 

無論、ガイアギリシア神話の大地の神、最強クラスの神であることなど百も承知である

我々、ネットがなかった頃からオタクしてきた者たちを侮ってはいけない。

ゲームにハマった人間は、「不思議世界」への飽くなき探究心を満たすために、サブカル本、タロットカード解説本ぐらいは皆買って読み込んでいたのだ。

第一ドラクエ5や6と同年代ゲームには「ガイアのへそ」に行かされる『聖剣伝説Ⅱ』があり、ガイアのしもべとなって世界遺跡巡りをする『ガイア幻想紀』もあった。

よく知っている。よく知っているからこそ

「なぜいきなり、ギリシア神話……?」

なのだ

 

え なに じゃあ イオウラヌス? イオアポロン? やめろよ、マジでやめてくれよ…

 

イ オ グ ラ ン デ

 

 

ス タ ー バ ッ ク ス 見 参

 

 

スッ スタバッッッ なんで!?!?!?

 

 

無論、グランデがどこかの国の言葉で「すっげえ」ぐらいの意味だとはわかる。

しかドラクエ9が出た頃には、もう我々のイメージで「グランデ=つっよい」を代表するのはスターバックスの特大容器だった。ご立派。ありゃ強い。

だがなぜドラクエに来た? ドラクエ採用した?

いっそのことイオイオラも消してしまって、

イオ イオトール イオグランデ なら1000歩譲ってわからないでもない。

もしくはスタバが ラテ ラテラ ラテナズン に変えるかだ。

どう? 昨日まで「ラテグランデで」…とお洒落に言ってたのに、今日からラテナズン1つ」とか言うの。

 

素晴しきドラクエの擬音呪文ワンダーに、「別世界の、意味のある文字列」が追加されたのだ。

バギクロス(外見イメージナイトウイスプ)が登場の機会をうかがっているがまだ無視する。へらへら笑ってんじゃねー

もちろん、ドラクエにも他社ゲーに比べれば少数とはいえ、他の神話からの出典となりそうな武器・防具はあった。

ドラクエ3なんかは「ガイアつるぎ」という、火山に投込まないといけない重要アイテムがある。

(ただドラクエ3は、勇者ロトが我々の世界を作った的なメタ遊びの作品なので、後のギリシア神話すらロト発祥なんだよぐらいの遊び心な気がする)

 

 

でもなあ……アイテムはまだ許せても、擬音魔法ワールドしかもそれの伝統を超える新最上級に「ガイアー」は……「グランデ」は……

なんか……持ち味だったすげー完成度の世界ちょっと……萎縮したような……

 

あっ バギクロスが飛び込んできた!!

こらっ!!

 

 

バギクロス「俺は昔からクロス』ついてますけど~? ウケケケケ」キャッキャ

 

 

そんな浅い粗探しで俺たちが倒せるとでも思ってんのか。

おまえはクロスって名前についてるけど、初出5やらそれ以降のグラでちっともクロスしてない

ただでかい竜巻がうねってるだけだ

からお前の「クロス」っていうのは英語の「交差」ではなくて、ただの擬音なんだよ!

雰囲気言葉だ! 見事な雰囲気ことば!

てめえの新上司バギムーチョも同じ!!!

ムーチョはスペイン語で「たくさん、とても」らしいがそんなの知らん!

ムーチョってのは「日本語で」ひょうきんなオジサン雰囲気言葉だ!

楽屋裏に引っ込んでろ!!!!!マジでややこしくなるから!!!

 

 

ジゴスパーク「俺も地獄の雷を呼び寄せる魔法らしいんすけど」

 

 

センスないと思うよ!(直球)

初出の6が出たとき小学生のガキだったけど、最強格の呪文にその意図でその文字列つけちゃうのダサイと思ってたもん!

ギガスラッシュはまだいい! でもジゴスパークちょっと恥ずかしかった!

アルテマソードもまあ、うん、でも「ジゴ」で地獄よりはいいと思うよ!

ジゴスパークって技があるんだよ」ってクラス最初に言い出した子、誰も信じてなかったもん! その名前的に!

 

そんなわけで我々二人の間では「メラガイアー」と「イオグランデ」は、

公式が)「魔が差しやらかし、思い出を汚してしまった」…

あのエーミールが出てくる、ちょうちょ握りつぶす話みたいになってしまっていた。

“そのとき初めてぼくは、一度起きたことは、二度と償いのできないものだということを悟った”……

 

でもあの話で「元ぼく」が窓辺に腰掛けて語ることで乗り越えようとした?ように、

俺たちは、だからこそ、何年もかけて、何度も話し合った。

 

 

「どういう名前だったら、よかったのだろう?」

 

 

と。

 

メラ メラミ メラゾーマ…… メラザーク? 「ゾーマ」が綺麗すぎるんだよなぁ……

イオ イオラ イオナズン…… イオジャドン? 「ナズン」が綺麗すぎるんだよなぁ……

 

そして、いつも答えが出せないまま終わっていた。

「他の言語にはない、なんか強そうな、納得感のある擬音」を「作らなければならない」のだ。

ガイアとかグランデとかムーチョとか安直な方向に流れずに。

 

年に一度か二度ぐらいで話題にしておきながら、我々は何も進められずにいた。

結局、いい答えなんてないのかも……

俺たちは、何も決められないのかも……

そういう、気だるいが心地よい諦めが、受け入れざるを得ない現実として、アラフォーとなった俺たちを包むようになっていた。

しかし、それでも年中行事のようにダラダラと追い続けた成果か――

神が……いや、精霊ルビスが、天啓を遣わした。

それは夜道に、ボーッと白く輝いていた。サントリーの自販機の形をして。

  

缶コーヒーBOSS ワールドジャーニーシリーズ

グアテマラ ブレンド

 

「おー、また商品切り替えの時期かー」

グアテマラ、行ったことある? 珈琲おいしいの?」

「ない。知らん。南米? グアテマラってなんか強そうなマラだな」

「たしかに。でもお前のはただのマラだろ(嘲笑)

  

悲しいかな、金曜夜飲酒アラフォー独身男性の会話なんてこんなもん――

こんなもん――――?

  

「 「 えっ 」 」

  

俺たちは一瞬で通じ合った。

  

グアテって……

なんか(日本人にとっては)意味を感じない文字列で……擬音っぽくて……

でも強そうで……

納得感ない?

  

「マラ……」

「デ、デカマラ…?」

「うん! グアテマラ!」

  

マラ……デカマラ……グアテマラ

マラ! デカマラ! グアテマラ

マラ! デカマラ!! グアテマラ!!!

 

「はああああ…………(溜め)」

「…………グアテマラ!!!

ズドオオオンッ!!

 

「まて、デカマラはどうなんだ? デカはいいのか?

ドマラの方が正当性がないか?」

「でもドマラにするなら、グアテマラよりもドグラマクラの方がよくないか?」

「ドグラマクラと言えば黒魔術の最高峰!」

まさか……派生した!?

 

アジア南米に伝わったのが

マラ → デカマラ →グアテマラ

西欧に伝わったのが

マラ → ドマラ →ドグラマクラ

微妙進化形が違う?」

 

「むしろ魔法よりも、

ポケモンに売り込んで

ナエトル → タットル → ボッキング

マラ → デカマラ → グアテマラ

は片パ限定にしてもらうとか」 

 

「それなら、南米モデルの伝ポケでグアテマラエッチピアなのでは?」

 

グアテマラエッチピアか、大人のお姉さんに選べって言われたら?」

 

やばいグアテマラの隣ってメチャシコ(メキシコ)だ――!」

 

 

たった一つの、小さな一箇所の、ブレイクスルー

「グアテ」。

それだけで俺たちは何年もの停滞を超えて、燻らせていた前のめりなエネルギーを爆発させられる。

全然メラともイオともひっつかないんだけど、何かここに突破口がありそうな気がする。

MRならもう飛んでる。次のページで、南米に。

 

可能性が見えた。

あとは、突き進むだけ――

何年かかっても、俺たちの代で答えが見つからなくても――

 

 

頑張ろう、ニッポン

2023-07-03

サウナ痛風

サウナについて

みなさんサウナは好きですか?

私は好きです。

まず我慢限界までサウナに入り、命の危機を感じた頃に水風呂に入り、屋外(にあればなお良い)の椅子腰掛けて放心状態になる、というやつです。

この一連の動作を3回くらい繰り返すと全身の細胞に電撃が走ったかのような感覚に陥り、究極の境地に辿り着くことができます

このあとにビールがあればさらにgoodです。

「ととのう」もすっかりお馴染みワードになりました。

痛風について

話は変わり、医療関係仕事をしていて最近気づいたことがあります

それは痛風患者が数年前に比べて増えている(気がする)ことです。

もう少し正確にいうと、「今まで見なかったタイプ患者が増えている」です。

もちろん今でも飲み会大好きなビール腹の中年男性患者の大半を占めていますが、最近は酒もあまり飲まず太ってもいない30代前後の人々がよく発作を起こします。

こうした人々の多くは日常的に飲酒はせず、ジムに通い、日々の通勤自転車、という具合に至って健康的な生活を送っています

しかし新たに高尿酸血症痛風発作を訴えて病院を訪れる患者のうち、このように一見健康な若年者の割合が徐々に増えています

一般的痛風になるのは焼き鳥ホルモンビールを沢山飲んでいるおじさんなのに、何故なのでしょうか。

このような人たちに普段生活習慣を聞きいていくと、多くのケースで共通していることがあります

サウナです。

サウナ痛風を増やす理屈

もちろん中には大酒飲みや不摂生万歳という人もいるかもしれませんが、ここで最も考えうる原因は脱水(血液の濃縮)です。

小学校理科実験食塩水を使って塩の結晶を作ったことがあると思います

食塩の量は変わらないのに水だけが減っていくと次第に溶けていられる食塩の量が減り、余った分が結晶になる、というやつです。

サウナに入って汗が噴き出している瞬間、これと同じことが血管の中で起きています

痛風尿酸という物質が血中に増えていき、ある時結晶化した尿酸が関節に蓄積して炎症を起こすことによって激痛が引き起こされます

まり食塩水と同じように血液の水分が減ることで本来溶けているはずだった尿酸が溶けていられなくなり、仕方なく結晶になってしまったということです。

塩の結晶は水を足せばすぐに溶けるので良いのですが、尿酸結晶ではそうはいきません。

一度発作が起きてしまったらどれだけ水を飲んでも劇的に解消することはなく、1-2週間はまともに靴下も履けない生活を送ることになります

血液が濃縮するということ

血液中には尿酸だけでなく、さまざまな血球や細胞が流れています

今回は痛風の話ですが、全く同じ原理もっと深刻な病気脳梗塞です。

脳梗塞の原因はいくつかありますが、脳の血管が詰まるので半身不随になったり言葉を発することができなくなることもありますし、最悪死にます

最近まで元気だった人が突然脳梗塞で倒れた、のようなケースも血液が濃縮していることがよくあります

このように血液を濃縮させて良いことは何一つありません。

とにかく水を飲め

よく1日2Lは水を飲みましょう、などと聞くと思います個人的には全然足りないと思います

日常的にもっと水を飲むべきです。

特にサウナ有酸素運動など大量に汗をかくような場合は(血液が濃縮する前に)飲めるだけ飲むべきです。

トイレに起きるのが嫌だからとあまり水を飲まない人もいるかもしれませんが、夜中に起きても最悪漏らしてもいいので水を優先してほしいと思います

朝まとめて飲んで夕方まで飲まない、のような飲み溜めは意味がありません。少しでも常に水を飲んでいる状態にあるのが理想です。

あと間違っても酒を水分と認識しないでほしいと思います夕方ビールのために朝から水を我慢するおじさんに待ち受けている未来脳梗塞ただ一つです。

痛風かも?と思ったら

恥ずかしさを感じるかもしれませんが、すぐに病院に行ってください。

あとサウナはせいぜい月1回か2回くらいにしておくのが良いです。

週に何度も通っていると、だんだん有り難みも薄れてくるというものです。

2023-06-28

社会を豊かにすることで飯を食いたかった

いやマジでな。

学生時代勉強不足から妥協して腰掛け仕事についてもう何年だろう。

まあ氷河期があったのは事実だ。

でもそこから這い上がって意味のある仕事をしている同年代は多い。

俺はずっとこんなこと無意味だと言いながら今の仕事に張り付いている。

仕事なんて言われたとおりにやるだけだろが口癖のジイさんや、知ったかぶりの激しい若者とばかり働いている。

向上心がない。

プライドに受けるダメージを最小限に抑えながらみんな働こうとしてばかりいる。

それは逆に言えば、そうやって各自受け身を取らなければこの仕事を通じてプライドゴミクズのようになってしまうからだろう。

少しでも自尊心が傷つかないようにすることばかりに皆が注力している。

そうしなければいけないからだ。

この職場にいることが辛いと感じながらも、そこから抜け出す道を見いだせない集団の一人として働いていることが辛い。

だが一番辛いのは、時折よぎる意味を信じられる仕事への憧れだ。

俺は、もっと豊かな時代に生まれたかったと常々思ってる。

人が人として育ち暮らすことぐらいならなんの苦労も無い世界を夢見ている。

病や飢餓はなく、それに怯えなくて良くなったことで望まない労働存在しなくなった世界

勉強はアンキパンで済ませ、アルツハイマーアスペルガー注射一回で一生かからないなら、望まず狂ってしまった人間の数はずっと少なくなるだろうし、それを警戒したギスギスとした空気も減るはずだ。

最低限の知性が大幅に底上げされれば、権威主義マナー講師は滅んで世界はずっとマシに生きやすくなる。

そんな時代がいつか来ることを時折夢に見ながら、自分がいましている仕事がそこに全く人類を近づけることがない現実を思い出す。

社会を豊かにたかった。

豊かな世界で産まれたかったと願うなら、自分の手で少しは世界を豊かにしなきゃ嘘だろう。

自分の分の食い扶持だけを確保するだけ、単に椅子を奪いあうだけでどうするつもりなんだろう。

虚しい。

氷河期けが原因じゃない。

漠然怠惰人生を積み上げてきた俺自身

2023-06-27

スピルバーグって天才だよね

このデビュー脚本天才性がわかる

トラベリングセールスマンであるイヴィッド・マンデニスウィーバー)は商談のため車でカリフォルニアへ向かう途中、荒野ハイウェイで低速走行する1台の大型トレーラータンクローリーを追い越す。しかし追い越した直後より、今度はトレーラーマンの車を追いかけ回してくるようになる。

幾度となく振り切ったように見せかけては突如姿を現し、トレーラー列車が通過中の踏切マンの車を押し込もうとしたり、警察通報するマン電話ボックスごと跳ね飛ばそうとするなど、次第に殺意をあらわにしながら執拗に後を追ってくる。マン大型車の不利な峠道へと逃げ込むが、出がけに立ち寄ったガソリンスタンドラジエータホース劣化を指摘されており、車は峠道の上り坂でオーバーヒートを起こしスピードダウンしてしまう。なんとか峠の上にたどり着いたマンだったが、運転を誤り車を岩場に衝突させてしまう。車はしばらく動かなくなってしまうが、上り坂で再びエンジンを掛けて走る。

逃げ切ることが難しいと悟ったマントレーラーとの決闘を決意し、峠の途中の崖へと続く丘にトレーラーを誘い込む。車をUターンさせてトレーラーに向かって走り、正面衝突する直前に飛び降りるが、衝突の炎と煙で視界を奪われたトレーラー運転手はマンが車ごと突っ込んできたもの思い込み、そのまま崖に向かって走り続ける。崖に気づき、慌てて急ブレーキを掛けるものの、クラクションを鳴らしながら、マンの車もろとも崖下へと転落。辺りには2台の車が落下しながら捻じれ軋む音が咆哮のように響く。マンは崖から2台の残骸を見つめながら決闘から生還した事を1人喜ぶも、その表情はすぐに晴れやかさを失い呆然と佇む。

マンは力なく崖の縁に腰掛け、時折石を投げながら、ただ2台の車の残骸を見つめていた。

2023-06-21

芸術系に進学する女を見下している

芸術系に進む女って、それで食っていこうという信念とか意志があるやつほとんどいないと思ってる。大半が自分が好きで学びたいから〜って理由でなんとなく選んで進学してるんじゃないか

芸術系学校の生徒の8割近くは女。プロ世界になるとぐっと男の割合が増えるのに、生徒の割合だと女が圧倒的だ。

これって、芸術で食えないと死ぬ、みたいな環境に陥る女が明確に少なくて、結局スキル教養職歴もなくても、結婚すればなんとかなるってセーフティネットが用意されてるからなんだよな。だから腰掛け程度にしか進学先を考えてないんだろうな。

2023-06-20

氷河期なんていわれた世代だよ

山一證券内定が決まってた同級生がいた世代。なので、記憶ちょっと曖昧なところもあるかもしれないが許してほしい。

山一廃業ニュースが流れた日、内定をもらっていたその人は大学に姿を見せなかった。翌日青白い顔をして現れ就職相談課へ向かったが、状況はどうにもならないようだった。

10人に内定を出していた企業は、2月になって1人を除いて内定取り消しを知らせてきた。そんなことがあちこちで起こった。

内定を取り消された者への補償など、誰も何も言わなかった。だってそれは仕方がないことだから不況からね。山一が倒れるくらいだから他の企業も潰れてもおかしくないだろう? そういうリスクがあるのはわかってるんだから、なんで公務員試験を受けなかった? そんな空気だった。もっと公務員試験教員採用試験も受けたところで採用される確率はとても低く、強いコネでもないと決まらない時代でもあった。

当時の空気感は今と全く違うし、知らない世代には通じないものがあると思う。そんな話をしていきたい。

まず、当時はインターネットがそんなに普及してなかった。地方に行くほどその傾向は高く、他所で何が起きているかを把握するまでに少し時間がかかった。一番早くてテレビそれから翌日届く朝刊。口コミの伝播も遅かった。東京流行っているファッションアイテム地方に届くまでにも、半年くらいかかっていた。

就職のための情報収集もとにかくアナログで、ホームページのある企業はまだ少なかったし、あっても用を成さなものと見做されていた。だからリクルートがくれる分厚いカタログについてくるハガキ資料請求

そんなことをしてると部屋中企業案内のカタログだらけ…になると思うだろ? 企業ハガキにある大学名を見て送ってこなかったりもしたから、そんなに増えないのだ。そして応募しても当たり前のように落ちるし、酷いところは結果も知らされない。絶対電話で結果は連絡しますといっても、かけてこない企業の方が圧倒的に多かった。電話代もいちいちかけるには高いもんな。当然封書での不採用通知ほとんどくることはなかった。履歴書も戻ってくることはほとんどなかった。

パソコンよりワープロのほうが普及していたけど、増田のいたゼミ卒論手書きで出してた割合の方が高かった。そして履歴書は当然手書き。当時はそんなソフトもない。(頑張れば履歴書も作れたかもしれないが、当時の手書き文化の前で認められることはなかっただろう)そんな手書き履歴書を何十、何百枚と書いて各企業に郵送していた。当然、コピーなど許されなかった。ペンだこができるまでボールペンを握り続けた。ちなみにボールペンも昔はたいして種類がなくてソフトグリップなんてものはまだ多くなかった。だから履歴書も手を真っ黒にして書き続けるしかなく、その多くが徒労に終わった。

ちなみにあの頃ケータイは高すぎて、学生は皆ピッチ(PHS)かポケベルを持ってた。田舎住まいだと実家に帰ると電波が入らなくて、履歴書にも家電の番号を書いていた。

しかしながら増田の周りの女子大生特に短大生の内定率は高かった。まだ腰掛けが当然の時代で、30歳前、早ければ25歳くらいで女性社員結婚理由にどんどん退社していく。つまり常に会社には若い女性が入れる隙間があった。そして企業がそんな若い女性に求めるのは、「将来的にいいお嫁さんとして最適な時代に辞めていくこと」でしかなく、学生側もそれを良しとしていた。総合職を目指す女子大生は求められていなかったのだ。そこは厳選された男子学生の席だった。

男女雇用均等法はまだ、あってないようなものだった。インターネットが普及していないかたから、今のように誰でも気軽に告発するようなこともできなかった。そういったことは共産党相談するしかなく、それはとても高いハードルだった。

氷河期世代理由に今も不遇をかこっているのがおじさんばかりなのもそこに理由がある。あの当時、女子大生短大生はサクッと内定を獲得し、数年働き、そのほとんどが結婚を機に職場を去っている。そして家を建て、車を買い子供を産んだ。

もちろん、そうはいかなかった女もいる。これを書いている増田だ。中学生の頃から母がフルタイムで働いていて、自分でもそうするのが当たり前だと思っていた。だから分不相応にも就職活動ではキャリアを目指したいなどと言ってしまった。

結果、どこにも決まらなかった。そんなものはまだ必要とされていない時代だったのだ。

内定先を見つけられないまま卒業式を迎えた。求人誌で見つけた大手企業アルバイトに応募したら案外あっさりと決まった。社員登用もありなんて書かれると人は弱い。そんなことは結局起きなかったが。

アルバイトながら4月1日に勤務開始。仕事は主に伝票計算。社保も厚生年金も入れず自分で払うと最低時給の給料は吹き飛んだ。そしてその職場には、同じく就職できなかった女子がいた。卒業した大学増田よりはるかに上のランクだった。こんな人でも決まらなかったのか。彼女はやはり25歳になる前にお見合いをして職場を去った。

増田も30前にしてやっと手に職をつけることができた。アルバイト先を辞めて実家を出て、なんとか就職できた。

数年働いた後、昔のバイト先が消滅したとバイト仲間から知らせを受けた。紙と手でチェックしていた伝票計算仕事が無事にすべてIT化され、施設自体が閉鎖、アルバイトも全員解雇されたのだ。

だが昔の仲間を労っている暇はなかった。キャリアも何もないアラサーの女は多少のことで辞めはしないだろうという激務につぐ激務で、体を壊した。

転職しようと就職支援会社に行くと「年齢とキャリアミスマッチですね」と言われ、紹介できる会社はないと遠回しに言われた。ずっとこの言葉はついて回るのかと思いながら、別の会社を経由して無事に転職した。このときにはもう、履歴書手書きで出す必要はないと言われた。いつのまにか時代は変わっていた。ネットに落ちているExcel履歴書ダウンロードして入力して、プリントアウトして提出した。あっさりしたものだった。

無事に転職した直後に、リーマンショックがきた。暮れのテレビでは派遣村ニュースをやっていて、自分もいつそこへ行ってもおかしくないと痛感した。当時付き合っていた人は不況煽りを受けて職場倒産し、その後変な山師みたいなおっさんについてベトナムに行くと言って連絡が取れなくなった。風の噂で今は日本にいると聞いたが、どうしているのかまでは知らない。

それから震災やら大コケするビッグプロジェクトやら家族との別れなど、色々なことに遭遇しながら、今も一人で生きている。会社は辞めたが、仕事はしている。久しぶりに自分健康保険国民年金を払ったら、思った以上に高くなっていた。この先もずっとこんな感じで生きていくと思う。職をつけてよかった。

増田には今、大学同級生たちとのつながりがほとんどない。世の中にSNSが普及したころ、彼女たちは子育ての真っ最中でそれどころではなかったのだ。Facebookで卒大のグループを見てもそれらしいアカウントは見つからなかった。かろうじて繋がっている数少ない友人たちもLINEをやるくらいで、SNS積極的に発信することはない。特に言うべきこともないからだ。

2023-06-19

昼過ぎプールに行った。

腰かけたかったが、プールサイドにある水中に沈める台の腰掛けスペースはすでにジジイが座ってた。

水中に沈める台がプールサイトに立てかけてあったので座れるように動かして座ったら、

勝手に触らないでください」と監視員バイトちゃんに言われた。

「座りたいんですけど」と言うと、同じことを繰り返し言われた。

「どこに座ればいいですか」とか言ってたら、男の上位監視員が来たので、

「いいんですよね?」と聞いたら「いいですよ」みたいな事を言うので、姉ちゃんバイトを見たら、姉ちゃんなんにも言わない。

気分悪いわ。

帰りに事故りかけるし、家に帰ったら確定申告ミスってて国保の値段上がってるし。

厄日だった。

2023-06-16

サウナの思い出

何年か前、横浜に住んでいた頃、駅近くのジムに通っていた。

大浴場にサウナと水風呂もついていて、仕事が遅くなった日はお風呂だけ利用することも多かった。

あるときいつも通り入浴後にサウナに入ると、いつもよりやけに人が多かった。

サウナ内のテレビ野球中継が流れており、日本シリーズソフトバンクベイスターズ試合だった。

場所横浜なので、皆ベイスターズ応援していたのだろう。サウナにいる人たちはテレビ画面に釘付けでワイワイしていた。

自分福岡出身だったので、心の中でソフトバンク頑張れ〜と応援しながらサウナに出たり入ったりしていた。

何度目かの出入りの際、最前列にいたおばちゃんは「暑い〜もう限界」と言って出ていこうとした。その瞬間、バタッと倒れた。

サウナ×倒れる=心臓ヤバい と思い慌てて立ち上がると、周りの人達も同じように思ったようで皆一斉に立ち上がり、おばちゃんのところに集まったりドアをあけたりしていた。

おばちゃん立ちくらみだか脱水症状だったようで、大浴場の椅子腰掛けて誰かが持ってきた水を飲んで、「ごめんなさいね〜皆さんありがとう。つい野球が気になっちゃって」と申し訳なさそうに笑っていた。

その後おばちゃん病院に行ったりしたかどうかは知らないんだけど、そのときにやっぱりサウナって健康に良いってもんじゃないよな〜と改めて思ったよ。

でもサウナはで汗をかくのは気持ち良いし、サウナ後の身体がツルスベになるからやめられないんだけどね。ほどほどに。

2023-06-06

50歳95㎏のボンレスハムなワイ氏、60代半ばじっじにベッドに誘われる

表題の通りである

胸、腹、尻のボンレスハムなワイ氏は50歳95㎏である

あと5㎏で100㎏の壁を突破するがなかなか太れないでいる。

 

とある広い公園で、年配の女性ナンパしてるスポーツ新聞片手じっじがワイ氏の後ろをついてくることに気が付いた。

なんか話しかけてくるがスルーした。

ちらっと、ベンチに腰掛け隣に座れとジェスチャーしてるのが見えた。

ワイ氏は非常に麗しいツラをしている。

ハンターでいうところの優しい顔のミルキがボンレスハムと思ってくれればいい。

そして巨乳だ。同じぐらい腹も尻もデカい。

これが15-20歳ぐらい年上の一部の男性性癖にずっきゅん刺さるらしい。

職場で、電車で、街角で、初対面であるというのに初手「ホテル行こう」という直球を投げてくる輩がいる。

道を歩いてても、いきなりジュースを買ってくれたり、小遣いを上げようと財布を出すおじさんもいる。

すぐスケベ話をしてくるので、そういう目的だ。

昭和生まれの男に、女のデブデブ脂肪が好きな層が一定数いるようだ。

もしくはデブ女はすぐヤれる、という成功体験をもっているのかもしれない。

平成、令和ときて、もろアウトなセクハラではあるが、ワイ氏はちょっと興味を持った。

スルーしていたが、戻って、ベンチの隣に座った。

じっじに比べれば若い女だ。

大喜びである

会話は、競馬競艇、どこに住んでるのか、独身か、男はいるか、などと個人情報を探ってくる。

じっじの一方的な会話と質問に、ワイ氏は嘘を並べて、真実は何ひとつ語らない。

嘘だらけのワイ氏の個人情報を聞き出して、じっじから結論であるところの「ヤりたい(意訳)」という言葉が出てきた。

 

先に、ワイ氏は興味を持った、と書いた。

興味は満たされた。

 

ワイ氏は少女時代からホワイトカラーからブルーカラーからもお誘いを受けてきたが、

言葉セクハラはあれどお触りはいっさいないのだ。

今回の60代半ばじっじも、隣に座れと席をべしべし叩いてみせたが、ワイ氏には指一本も触れないことが確認できた。

彼らは前時代の性規範で生きているが、痴漢行為と受け取られるような行為はしない。

これは失敗から学んだ学習成果か、それとも一応道徳心ある紳士であろうとしているのか。

判別がつきづらい。

『なぜ触らないのか』

と尋ねようものなら、触れ!、と受け取られそうである

誤解を恐れて尋ねることはできない。

 

結婚したけど別れた。寂しい。女が欲しい」

人間男と女だ。男欲しいだろ?」

「いいえ。いりません」

 

結婚に失敗するのは、夫婦どちらかの人間性に問題がある。

道を行く年配女性ナンパし、初対面のワイ氏をベッドに誘うようなじっじの人間性には間違いなく問題がある。

野良猫交尾でもあるまいし、良識ある人間名前も知らない異性と寝ようとは思わないのだ。

 

見ず知らずの人間相手に、事件事故が怖くないのか。

本能全開でまるで動物のようなじっじだと思った。

しかし触ってこない理性があるのでぎりぎり良識がある方か。

 

恋人でも結婚相手でもない男と金銭のやり取りもなくセックスする女はまずいない。

いくら提示してくるかちょっと期待した。

じっじの提案は「ガストで飯を奢る」という他愛ないものだった。

お互いに安いですねえ、とワイ氏は一人でちょっと笑った。

 

夕方には雨が降ると天気予報が言っていた。

空の雲行きも怪しいし、帰ると告げて席を立ったら、また付いてくる、まだ話しかけてくる。

暗がりのある公園なので、ちょっとまずいかな。

  

警告のちに面倒くさいけど警察コールかと思ったら、ヘルパーさんとそのお世話になる品の良いおばあ様が車椅子でやってきた。

ワイ氏はぱああああっと顔が明るくなる。

いいところに来てくれた。

 

じっじの目の前でその二人に話しかけた。

第三者がいると犯罪は起こりにくくなるのだ。

じっじはそそくさと公園から出て行った。

付きまとい終了。

 

何度か付きまとわれてるが警察が来る前に逃げてしまパターンほとんどだ。

一応、逃げてしまった場合でも警察通報していいことになっている。

地域の防犯メール等で呼びかけ拡散がされる。

 

今回はワイ氏が付きまといに応じてしまったのがアカン要素で、本来ならば厳しく拒絶が望ましい案件である

警察通報した場合も、ワイ氏はたぶん怒られるか注意を受ける。

人間食べ残しの味を覚えたクマが人里に降りてくるようなもので、

性欲と孤独に負けたじっじが再び年配女性や勢い余って未成年に近づいて警察通報され、性犯罪者となり、逮捕される事態を招きかねないからだ。

 

以上の事柄を、ワイ氏は時間が経過すると忘れてしまうだろう。

一日の終わりに書き記して覚えられたら覚えていようと思う。

2023-06-03

犬が亡くなった日の日記

家族として暮らしていた柴犬が死んだ。

17歳と8ヶ月の犬生は大往生と言えると思う。

一昨日に体調を崩して、昨日は少し持ち直した。

今朝、母に抱かれて外の空気を吸い、多分そのまま旅立ったのだと思う。

家に戻ってきて様子を見たらもう呼吸も心臓も止まっていたらしい。

私は実家から1時間弱の場所暮らしていて、弟から死んじゃったみたい、と連絡を受けた。

本当は昨晩実家に帰るつもりだった。大雨で帰るのは今日に延期した。

犬と最後にふれあったのはゴールデンウィークが明ける前の土曜日だった。

犬は1年前くらいから歩くのが下手になり、半年はひとりで立ち上がることもできない状態だった。

でも噛む力だけは衰えず、老衰で力加減を忘れた分、若いときよりずっと危険だと家族と笑いあった。

いつだかシルバーバングルに不意に噛み付いて、傷を付けていた。

外につれていくと歩こうと前脚を動かすので、四足歩行体制になるように支えて歩かせた。

人間の方がよほど疲れると母と笑いあった。

犬は数年前に腫瘍が見つかっていて、視覚嗅覚は衰えていた。

それでも老犬なりに動けないなりに、それなりに元気な老後だったと思う。

とにかく牛乳が好きな犬だった。

犬に牛乳はあまりよくないというのを知った頃には牛乳が大好きな犬になっていた。

老いからは犬用の粉ミルクに切り替えていたけれど、それまで我が家冷蔵庫牛乳を消費しているのはほぼ犬だった。

煮干しの頭が嫌いだった。

頭だけ器用に残して食べていたので、一時期我が家リビングには煮干しの頭が転がっていた。

鮎を貰って大喜びしていた。

近所のおじさんに冷凍した小さな鮎をよく貰って、人間より良いものを食べているなと笑った。

さつま芋が好きだった。

人間食べ物にあまり興味を示さなかったが、焼き芋干し芋だけは盛んにアピールをして食べていた。

抱っこが嫌いだった。

抱き上げると器用に身をよじり、脱出する様子はうなぎのようだった。

個人主義者だった、と思う。

我が家人間はそれぞれ好きなことを自分のスペースでやるタイプで、犬もそんな感じだった。

好きにしていて、人間が集まったタイミングで犬も参加してきた。

甘噛が直らなかった。

さなかった。塩対応の犬だったが、人間帰宅した時は甘噛で出迎えた。それがうれしかった。

お手とおかわりと両手タッチと待てはできた。伏せはおぼえなかった。

テレビの前の机の下が定位置だった。

老いからはよく母の後をついてまわっていた。

目がよく見えなくなったとき家中の隙間や椅子に挟まって助けを呼んでいた。

風呂場や台所玄関で寝こけていた。

夏の暑い日は、縁側の下に潜り込んで寝ていた。

雷や花火の音に怯えて家中をウロウロしていた。

シャンプー大嫌いで普段はあまり鳴かないのに大鳴きしていた。

よく額の毛に指を突っ込まれて穴模様を作られていた。

ブラッシングも嫌いで特に後ろ脚はよく怒っていた。

換毛期に顔に謎の模様が浮き上がることがあった。

はっきり模様が出たときは、近所の住民にこどものイタズラでペンで書いたものだと思われていたらしい。

キツネみたいな顔だった。

たまに顔がまんまるになっていた。

濃茶色の毛並みなのに、背中は焦げたみたいに毛の先端が黒かった。

しっぽの先端も黒かった。

額と耳の、濃茶色の短い毛がいちばんやわらかくてふわふわの毛並みだった。

から腹は白い長めの毛で、綿花みたいだった。

散歩に行くとたまに雑草をかじっていた。

犬に会うと尻の匂いを嗅ぎに行くのに嗅がれるのは嫌がって飛び退いていた。

犬よりも人間のほうが好きみたいだった。

亀に恐る恐るちょっかいを出し、猫には負けていたがよく猫を探していた。

そういえば散歩中、我が家の犬と同名の犬に会ったのを思い出した。

黒と茶色マーブルの同じくらいの体格の犬。まだ元気かな。

歩くのが下手になってからはよく側溝に落ちかけていた。

散歩で遠くまで歩けなくなっても、家の周りのパトロールは入念に行っていた。

近所の仲の良かった犬たちの中では最も長生きをした。

しばらく前に亡くなったボクサー犬の飼い主が、お供えと言っておやつを持ってきてくれた。

祖父祖母も顔を見に来てくれていた。

今日は犬の思い出を探して、家族みんな写真グループラインで共有していた。

古いカメラ携帯を引っ張り出してデータサルベージしては、思い出を語り合った。

家族は、午前のうちに気持ちを整理したようだった。さっぱりと涙を流して、

写真を見て笑い合って、腐敗を遅らせるために保冷剤を添えた犬に声を掛け、やっぱりたまに泣いた。

今、リビングに安置されている犬のそばにいるのではなく、日記を書いているのは、

犬がまだこの家にいるうちに自分記憶を書き出さないと駄目な気がしたからだ。

犬は明日には灰なって、もうこの家には帰ってこない。

冷たい犬の額を撫でるたび、その事実が脳に布を掛けるような涙になる。

私は犬のいる家が好きだった。

母と父がリビングで寛いでいて、二人の弟はそれぞれの部屋で遊んでいて、たまに降りてきて会話を交わす。

そして犬は定位置か母の近くで寝ていて、起きたときには、チャカチャカとフローリングを爪ではじく軽快な音を響かせる。

この光景永遠になれと願った。この家族の揃った家が私の永遠だった。

もう犬の魂はこの家を離れて、明日には身体も無くなってしまう。

今朝、犬は母に連れられて雨上がりの空気を吸い、少し地面に触れて、再び母に抱えられた。

そうして自分の足が動くことに気が付いて、母の腕を離れ、軽快に力いっぱい走って、虹の橋を渡っていったのだと夢想する。

自由に走ることができて大喜びだっただろう。遊びに誘うような笑顔で振り向いてくれただろうか。

犬の友達は向こうにいるし、もとよりひとりでいても困らない性格から心配はいらない。

不自由な肉体から解放された犬を明るい顔で見送る家族

私も、この別れは限りなく良いかたちだと思っている。

それでも私は、もっとこの家にいてほしかった。ずっといてほしかった。

家族はもう気持ちを整理できたようだった。水をさしたくないので、

この日記を書きながらひとり部屋で泣いている。私の永遠が終わってしまった。

ずっといてほしかった。ずっと5人と1匹の家族でいたかった。

別れたくないのに引き留められる場所にはもういない。いたって私には手段がない。

納得しているのに受け入れがたい。

去らないでほしい。ずっとリビングにいて、家族みんなに呼びかけられていてほしい。

犬が夜鳴きして、私ひとりが起きてきた夜のことを思い出す。

ずっと記憶にある思い出。

玄関腰掛けふたりで月を見た夜。

あの月を見たときは、犬と会話ができていたような気がしている。

意思の疎通ではなくて、おもいをひとつにするとか、そういう感じの。

もういない。

2023-05-28

anond:20230528232410

鬱で休んでる頃、ヤバい夜を迎えたとき

近所の川(と呼んでいいかからないぐらい小さい運河)まで行って

階段のところに腰掛けて、無為に過ごしてた

柔らかい街灯の光がなんか自分を許してくれてるようで、ちょっとそれに救われてなんとか乗り越えてた

まぁマンション住みなので飛び降りそうになるのが怖かったのもあるけど

2023-05-23

anond:20230416175200

でたらめにもほどがある。

まず基本的な考え方がおかしい。

創作物である以上、本当に「必要な戦い」は認めるしかない。この点が憲法9条非武装主義を掲げる日本リベラルとは相性が悪い

闘争否定しないとネトウヨならば(ルフィのやってることは戦争ではない)、「三里塚闘争」「辺野古基地闘争」をしている人たちはネトウヨなのだろうか。

暴力反戦と反闘争混同するあたりでまったく見当違い。

それにワンピースガンダムも「国家」や「権力」を全く信用のできないものとして描いているんだが、なぜそこに触れないのか。

ガンダムニュータイプ表現なんて当時の欧米インテリリベラル層に流行したスピリチュアル思想の改変だろ。

あとワンピースは反権力反政府なのに反感を抱く左派がいるが、彼らはインテリの嫌う「任侠的な空気」に反発しているのであって、

リベラル」がインテリ好みの世界観でない=右翼的と決めつける癖がある(そうして庶民を振り落とす)証拠しかない。

エヴァ流行った90年代にもオタク層は反権力リベラルの方にややシンパシーを感じる者が多かった。

宮崎事件オタク叩きが激しかたから、一般社会怨念を持つものが多くいた。権力による表現規制も含めて。

このあたりの流れが00年代以降に反政府ではなく反マスコミに回収されたことのほうが反「リベラル」の風潮には直接的に影響しているのでは。

宮崎駿が「戦前日本は酷いけど日本の文化は素晴らしいよ」「侵略は悪だけど必要な戦いもあるよね」的な作品を作った。

そもそもラピュタ」「トトロ」「魔女の宅急便」のどこに日本ホルホルにつながるものがあるのか。

ガチ左翼網野史学を取り入れ、リベラル読書層が持ち上げた「もののけ姫」以前には日本称揚につながるような話はほぼない。

トトロ農村コミュニティへの懐古(それもインテリが「腰掛ける」対象としての)くらいではないか

これだって火垂るの墓」と併映で、セットでのキャッチコピーも「忘れ物を届けに来ました」で現代日本批判だったことを忘れてはいけないし。

加えて、90年代には「日本軍が米軍をかっこよくやっつける」話も流行したが、アニメオタク層とはズレたところでブームになってる。

沈黙の艦隊」も「紺碧艦隊」もオタク層の外側での流行日本ホルホルの流れは宮崎よりは荒巻の方がずっと直接的で影響が強い。

荒巻が受け入れられたのも、今からは考えられないくら日本経済的に強くて全能感に社会全体があふれていて

なのに湾岸戦争で1兆ドル分捕られたとかで「反米感情が高まっていたことが背景。中国韓国問題にもならない雑魚だったから。

90年代世界的な反米ブームが忘れられているんだな。アメリカメディア自分たちの嫌われっぷりにショックを受けて特集を何度も組むレベルだったのに。

現状の「反中反韓」をベースにした流れは教科書問題日韓ワールドカップとどちらもアニメ無関係

そうした流れが一般メディア黙殺に反発する形でネットコミュニティ、とりわけ2ちゃんねるに流れ込んで、

同じくネットコミュニティ拠点としたアニオタ層と一部クロスオーバーするようになったって流れではないのか。

それがアニメオタクに受け入れられた(とするなら)その理由はまた別に考える必要はあるし。

やり直し。

2023-05-22

統失職歴ボロボロ無職32歳女(80kg)が8年ほど経った今

時々こういうの言いたくなることあるんだ。

名前出してはとても言えない内容だから増田に書くんだけどさ。

私はそこそこ貧乏な家に生まれて、両親は私が高校卒業したら腰掛け就職して適当なところにお嫁に行って欲しいと思ってたみたいなのよ。

でも、フェミニストじゃないけど両親が用意したそのレールが嫌でさ、手に職をつけたいこれからプログラミングだと思って、バイトしながら自腹で通える理系情報処理を学べる大学に進学した。

だけどそこで精神病になったのね。最終的な診断名は統合失調症結構酷かったよ。四六時中首を切れっていう何者かの考えが頭の中を支配して、講義に集中できないどころか走ってくる車に気が付かなくて事故に遭いかけるくらいメンタルが削られて。

そんな中で留年しながらもなんとかバイト卒研をこなして卒業にまで漕ぎ着けたんだけど、その頃には手に職をつけたい独り立ちする人生を送りたいって気持ちはとっくに擦り切れてて、新卒カードも使えず実家引きこもりをするようになったのね。

それから数年は定期的に精神病院に行ってお薬を飲んで寝る以外のことはしない生活を送ってた。その間にぶくぶく太っていったけど、ダイエットしたりとかの対策は取らないでいた。というか、そういうことを頑張れる状態じゃなかった。

んで、社会復帰目指してパート仕事から始めて徐々に仕事量を増やそうとしたんだけどうまくいかずに1年前後退職するのを繰り返して、気がつけば統失職歴ボロボロ無職32歳女(80kg)が出来上がってしまったわけだ。当時は今でいう子供部屋おばさんだったわけで、もちろん当人としても親が死んだら詰みだろうというくらいの事は見通していた。

それが今から約8年前のこと。

ここから先はどう説明してもあらゆる方面に反感を買うと思うので、嫌な予感がした人はここで読むのをやめるのをお勧めする。

まず、そんな状態だったけど結婚できた。

この8年前はそこそこどん底だったと思うのだけど、そこで大学時代の先輩と再会して人生相談。それでなんやかんやあって再会から1年も経たないうちに結婚することになったのだ。

結婚だけで全てが解決するわけじゃなくてメンタルの厳しさはまだ残っていたのだけれど、それも夫の元で専業主婦をさせてもらいながら年単位で療養してたら少しずつ解決していって、今はあんなに聞こえていた何者かの呪い言葉は滅多に聞こえなくなった。

それから大学時代に覚えたプログラミング。これを活かす仕事に就いたことはなかったけれど、運よく見習いの扱いで雇ってくれるところが見つかった。この職場には、本当に感謝している。

なので、詰んだと思っていた現実が思いっき好転したんですな。しか結婚きっかけで。

なんでこんな話を書いてるんだか、自分でもよくわからない。

再現性が低すぎて誰かの役に立つ話じゃないし、端的に言って自慢話だし。でも、時々心の棚卸しをしたくなるのかも。

事実だけど非常に釣りであるタイトル申し訳ない。これが私なりの承認欲求の発揮の仕方っぽいです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

ちなみに、環境は劇的に改善しましたが体重だけは変わりません。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん