2023-06-28

社会を豊かにすることで飯を食いたかった

いやマジでな。

学生時代勉強不足から妥協して腰掛け仕事についてもう何年だろう。

まあ氷河期があったのは事実だ。

でもそこから這い上がって意味のある仕事をしている同年代は多い。

俺はずっとこんなこと無意味だと言いながら今の仕事に張り付いている。

仕事なんて言われたとおりにやるだけだろが口癖のジイさんや、知ったかぶりの激しい若者とばかり働いている。

向上心がない。

プライドに受けるダメージを最小限に抑えながらみんな働こうとしてばかりいる。

それは逆に言えば、そうやって各自受け身を取らなければこの仕事を通じてプライドゴミクズのようになってしまうからだろう。

少しでも自尊心が傷つかないようにすることばかりに皆が注力している。

そうしなければいけないからだ。

この職場にいることが辛いと感じながらも、そこから抜け出す道を見いだせない集団の一人として働いていることが辛い。

だが一番辛いのは、時折よぎる意味を信じられる仕事への憧れだ。

俺は、もっと豊かな時代に生まれたかったと常々思ってる。

人が人として育ち暮らすことぐらいならなんの苦労も無い世界を夢見ている。

病や飢餓はなく、それに怯えなくて良くなったことで望まない労働存在しなくなった世界

勉強はアンキパンで済ませ、アルツハイマーアスペルガー注射一回で一生かからないなら、望まず狂ってしまった人間の数はずっと少なくなるだろうし、それを警戒したギスギスとした空気も減るはずだ。

最低限の知性が大幅に底上げされれば、権威主義マナー講師は滅んで世界はずっとマシに生きやすくなる。

そんな時代がいつか来ることを時折夢に見ながら、自分がいましている仕事がそこに全く人類を近づけることがない現実を思い出す。

社会を豊かにたかった。

豊かな世界で産まれたかったと願うなら、自分の手で少しは世界を豊かにしなきゃ嘘だろう。

自分の分の食い扶持だけを確保するだけ、単に椅子を奪いあうだけでどうするつもりなんだろう。

虚しい。

氷河期けが原因じゃない。

漠然怠惰人生を積み上げてきた俺自身

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