はてなキーワード: 伊藤塾とは
「〇〇の見分け方」の記事がハラスメントにより消えた後で以下のような記事を投稿して、アカウント一時停止の通知が3時間後に来た。
インフォメーションチームからは利用規約に反しなければ公開してもいいといわれたので、書いた文章を晒してみようと思う。なお、一部分は当該属性の人を傷つける可能性があるので引用の部分以外は伏字にしてあります。
このたび、XXXX年XX月XX日までにFINAL FANTASY XIV, The lodestoneで確認されたお客様の行為が、以下の禁止事項に該当すると判断いたしました。
停止期間:翌0時より3日間
ファイナルファンタジーXIVに関連する利用規約については、以下のURLをご参照ください。
そのため、該当箇所を削除し、お客様のファイナルファンタジーXIVの利用を一時停止いたしました。
「〇〇の見抜き方」という記事は運営の禁止事項によると「その他、他者に深く精神的苦痛を与えると一般的に見なされている行為」に該当するようだ。
環境型ハラスメントでは就労環境と書いてあるが、これはゲームに置き換えても成立し、ゲーム自体を阻害するものとなる。これにはチラシや記事も含まれ、当該記事によって〇〇に対するアプローチも当然増えることになる。
労働者の意に反する性的な言動により労働者の就業環境が不快なものとなったため、能力の発揮に重大な悪影響が生じるなどその労働者が就業する上で看過できない程度の支障が生じることです。
一般的には意に反する身体的接触によって強い精神的苦痛を被る場合には、一回でも就業環境を害することとなり得ます。
継続性または繰り返しが要件となるものであっても、「明確に抗議しているにもかかわらず放置された状態」または「心身に重大な影響を受けていることが明らかな場合」には、就業環境が害されていると判断し得るものです。
また、男女の認識の違いにより生じている面があることを考慮すると、被害を受けた労働者が女性である場合には「平均的な女性労働者の感じ方」を基準とし、被害を受けた労働者が男性である場合には「平均的な男性労働者の感じ方」を基準とすることが適当です。
https://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/danjokintou/dl/120120_05.pdf
〇〇は一般的に弱者××によるアプローチ――話しかけたり、デートに誘うことを非常に嫌う。例えば社会的地位の低いものやコミュニケーション能力や運動能力が低いもの、年収の低いもの、容姿が優れていないものの行動は容易にセクハラと判断しやすく、そうでないもの――スパダリという――はセクハラと判断しにくくなる。もちろん、スパダリであっても、アウトなラインはあるがデートに誘ったり、話しかけたりするだけではアウトと判断されることはない。
そして人間は客観的に自己の判断や感覚を内省出来ない。具体的には「ある行為がセクシャルハラスメントか否か?は行為自体ではなく相手の属性に大きくバインドされる」という事を認識出来ないのだ。
実証的な研究を幾つかあげると、2009年にニュージャージー州において女子大学生128人が、架空の男性プロフィールを説明されオンラインデート上でメッセージのやり取りをしたところ、「オンラインハラスメント」に対する女性の耐性の最も強力な予測因子は、架空男性の魅力と社会的地位であったという。
勿論オンラインだけでなく現実空間においても、このような「女性が男性の言動にハラスメントを感じるか否かの最も強力な予測因子は男性の属性である」傾向は示唆されている。アメリカにおいて平均年齢28.11歳の女性1277人に対して「見知らぬ人からの望まない性的注意を受けた事があるか?」「見知らぬ人からキャットコールや凝視された経験はあるか?」とのアンケートに加え、それが起きた時の相手の肉体的魅力・人種・年齢、場所、時刻等の17のコンテキストを提示した。そのうえで女性がこうした経験を心的外傷を伴うハラスメントとするか、楽しい体験とするか判断する主な要因は「肉体的魅力」「年齢」「人種」である事が判明した。
また別の研究では女性は医学生やロックスター等の職業的地位の高い男性による嫌がらせを想像したときの動揺が最も少なく、清掃員や建設労働者等といった職業的地位の低い男性による嫌がらせを想像した時に最も動揺する事が示唆されている。(David Buss & Jennifer Semmelroth 1994)
所謂「非モテ男性」が彼女を作る方法又はセックスを獲得する方法はあらかた答えが出揃ってしまった。それは雑にまとめれば
・とにかく試行回数を稼げ
の3原則が基本となっているだろう。
弱者××に対し、積極的なアプローチを推奨する記事が出てしまった以上、これらのアプローチをする人は弱者××と判断されやすくなり、アプローチすること自体がセクハラなってしまった。
以上のことにより「〇〇の見分け方」という記事を読んだ弱者××がff14の〇〇と思われるプレイヤーにセクハラをすることは容易に想像でき、コミュニティチーム目線だとセクハラを誘発しかねないので、当該記事を書いたプレイヤーを処罰したものと思われる。
なお、このルール自体が望ましいかは別問題で、現実でも労働法にセクハラ防止義務を定めたり、男女雇用機会均等法でセクハラ防止の義務を労働者と経営者に設けたりしているが、平等性や法適用の平等の観点からして異論があるのは事実である。
興味がある人は「国家試験のためのよくわかる憲法」「国家試験のための行政法」「Vマジック 司法書士 憲法」など解説書があるので、一読するのをお勧めする。
ネットでも「憲法の無料テキスト|行政書士」など無料の記事があったりする。
最高裁も要件事実や民事執行を行うために手引きを 民事裁判教官室、刑事裁判教官室、民事弁護教官室で、公開していたりする。しかも、これがなんとタダである。
https://www.courts.go.jp/saikosai/sihokensyujo/sihosyusyu/syusyugaiyou/minsaikyoukan/index.html
この記事を書いた当初は、どこのハラスメント講習でも同じようなことを言われるんで細かく解説することは問題ないと思っていた。
(ある女性の講師が「立ち位置を考えないからセクハラになるのです」といっていたのは有名である)
だが、処分されたということは何かしらよくない点があるのではないかと思い始め、あるサイトで質問をしたところ、以下のような答えが返ってきた。
4.「〇〇の見分け方」でBANされた奴が出た後でそのような解説をする奴がいるか。空気を読め。
確かにどれもありそうな答えではあるし…
「〇〇の見分け方」という記事が通報したきっかけもこのような感じだったと聞く。
やはり、俺はコミュニティチームや大多数のff14プレイヤーからすると異常者側の人間なんだろうか…?
確かに、
――GMサポート業務について、いわゆる“監獄案件”で印象に残っていることなどがあれば差し支えない範囲でお聞かせいただけますか?
モルボル氏 印象に残っている案件にはいろいろなものがあります。個別の案件についてのお話は控えさせていただきますが、いわゆる“監獄案件”と呼ばれる、GMが関わるような懲戒処理の大半は人間関係のもつれによるものです。これまで長いこと『FF14』でゲーム内サポートを行ってきましたが、GMから注意を受けたときに改善しようとする人としない人が明確に分かれてくるなあ、と感じております。
現在は「あなたの活動は周りの方を何らかの意味で不快に陥れているので、言動を顧みてほしい」ということで指導を行うことが多いのですが、多くの場合は改善していただける一方で、それを受けて改善しようとしない人は「(GM側のポリシーがどうであろうと)どこまでならOKなのか?」と探るようなリアクションをする傾向があります。「どうしたら周りに迷惑をかけないか?」ではなく「どうすればペナルティを受けないか?」という点にフォーカスしてしまっているので、そういう方は再び同じようなトラブルを起こしやすいです。
また、「言ってくれなきゃわからない」「自分の発言のどこが暴言なんだ」というような発言をする方もいらっしゃいますが、その一連の発言の中に暴言が含まれているパターンもあったりします。
みたいな傾向はあり、法律を扱う仕事――弁護士、司法書士、裁判官、行政書士、土地家屋調査士、検察官、警察官などはラインを探ったり、GMみたいな仕事をしていたりして、プレザンス事件みたいなことをやる人もいる
スタートはそれダメでもトライしてじゃあこういう形でやってみますだったらまだ分かりますけれど、あなたの場合いきなりその学校法人の貸付だっていう前提で話してるように聞こえるのね。
はなからあなたは社長騙しにかかっていったということになるんだけど、そんなことする普通。
いや、そうじゃありませんか。
しないね。
普通でなんでそんなことしたの。
プレザンス事件の場合、伊藤塾の刑事訴訟法の古いテキストには被疑者には受忍義務があり、多少の威圧的な言葉も取り調べには必要なのでと書いており、被疑者ノートの存在やある検事が郵便関係の事件で証拠を捏造したりして、アウトなラインが時と場合によっては変わるので、ラインを探らないと検察官として必要な仕事はできない。
行政書士だと入管の審査基準を読めばある程度はわかるが、それでもわからない場合は調べたりしなければならず、調べて分からない場合は入管にメールなどで聞いたりするので…。
どうしてもラインを探る癖がついてしまうことがある。そして、ガチのトラブルを起こすことがある。たとえば、プレザンス事件だと引用のようなことをしたせいで国家賠償事件に発展し、証拠を捏造した検事も何かしらの罰を受けた。司法書士や弁護士もセクハラとパワハラで同僚を自殺させたり、横領する人もたまにいるし、行政書士も入管法違反の虚偽申請で捕まることがある。あと、高橋雄一郎先生や福永克也先生みたいに名誉棄損の判例を熟知し、同定可能性の要件を満たしつつ名誉感情の侵害を繰り返している弁護士もちらほらいたりする。
俺も◯◯書士の仕事をしており、仕事上はトラブルを起こしたことはないが、職業病のせいもあってかついついラインを探ってしまう。
やはり、俺はコミュニティチームのトップであるモルボルが言うように異常者のようだ。
コミュニティチームの処分理由と文章内容が一致してないので、念のため再調査を求めたが、覆らなかった。
運営はラインを探るような行いを嫌う傾向にあり、ラインを探る=異常者と考えている。
特にセクハラがらみだと禁止規定にも凶悪犯罪と同じ扱いをすると解釈できるようなことが書いてあり、
「ハラスメント行為」は、他者に深く精神的苦痛を与える言動を指します。基本的に「サービスアカウントの一時利用停止」以上のペナルティが科される、非常に重い禁止行為です。
これは、チャット(クイックチャット、マクロ、エモートなども含みます)、マーカー、コメント、名称など、すべての表現できる箇所において禁止されています。キャラクター名に関しては、姓名にまたがってハラスメントに該当するフレーズが形成されていたり、反対から読むと意味が成立するようになっていたりする場合などもハラスメント行為とみなされます。また、集団における行為の場合、関与した全員がペナルティの対象となります。
ファイナルファンタジーXIVで、ハラスメント行為と判断するガイドラインは以下のとおりです。
・人種/国籍/思想/性別/性的指向・性自認に基づく差別的表現
・過去の事件や犯罪に関する内容を用いて精神的苦痛を与える行為
・現実世界の出会いなどを目的として自らの連絡先等を公開・開示等する行為
・その他、他者に深く精神的苦痛を与えると一般的に見なされている行為
https://support.jp.square-enix.com/faqarticle.php?kid=68216&id=5381&la=0&ret=rule
間接証拠(ハラスメントをしているであろうとうかがわせる証拠)でも処罰し、逆にフラッシュ暗算やVCなどほとんどのツールに関しては間接証拠では処罰しない傾向にある。
そして、コミュニティチームのトップであるモルボルは空気が読めない人間、常識がわからない人間が大嫌いである。
空気を読みましょう。
「◯◯の見分け方」が消された後に「「◯◯の見分け方」がセクハラな理由」を投稿したら、空気が読めないやつという理由で即消される。
http://blog.livedoor.jp/umadori0726/archives/61760322.html
今ちょうど捏造されたスクショで裁判所が開示命令出しちゃった件がニュースになってるし
開示だけならSNSにアカウント持ってるだけで別に悪いことしてなくても誰でもされる可能性があるくらい緩い傾向になってきてるね
本当に相手を傷つける目的で書き込みを繰り返してたらなら自業自得だけど
そうじゃなくても裁判に巻き込まれてしまったら開示だけでビビッて相手の言いなりになって高い示談金払ったり裁判で不利になるような行動をしないように落ち着いて対応するリテラシーが必要な時代になったと思う
リテラシーを身につけたかったら、最低限、ここら辺は読んでおいたほうがいい。
プロの弁護士も最初はこの手の本を読んでから司法試験に挑んでた.
司法試験の勉強は金がかかるイメージがあるけど、それは伊藤塾やロースクールに通うから高いだけであって、本だけならそんなかからん。
■最低限読むもの
■できたら読んだほうがいいもの
もし、ここら辺を読んで物足りないと思うなら、スタディングで行政書士と司法書士、予備試験、司法試験の順番で講座をとるといい
行政書士は6万円(合格道場だと1万円、国家試験の〇〇シリーズの民法・行政法・憲法・会社法で1.2万円ですむ)
合わせて66万円で、弁護士や検事・裁判官になる資格が得られるけど、予備試験と司法書士試験は合格率が低いんでよく考えたほうがいい
司法書士試験は択一で8割必須で、記述は問題文の読み方さえ覚えてひな形を覚えれば普通に書けるけど、
予備試験と司法試験の論文は、受かる人は受かるけど、そうでない人は受からない試験になってる
逆に行政書士は6割取れれば受かるんで、毎日、勉強できて、固定を休まない人なら普通にとれる
※ロースクール経由なら受かる可能性はあるけど、受からない人を途中でふるい落とす仕組みになってるし、学費が結構高い。奨学金独特の縛りもある
とりあえず増田は『○○を卒業したらXXを保証しろ』とかいう救い難い妄想を捨てるべきだ
『○○を持ってるとXX!』でないと理屈ではなくどうにも感情的に耐えられない性分なら、
高卒のYouTuber弁護士は2008年に弁護士登録なので旧司法試験だが
元ヤクザの高卒(大学中退)弁護士が弁護士登録したの2015年やで
そもそもまだ大学1年生なので学士ですらない慶應ボーイが18歳3ヶ月で昨年(2021年)に司法試験に合格したばかりやが?
▼【司法試験】伊藤塾長が2021年合格者に聞く!大槻 凜さん
あと、下記は工業高校卒後、電気管理技術士として働きながら2018年に司法試験に合格して
2020年以降は企業内弁護士として活躍してる、竹内 和生 弁護士
▼純粋な高校卒技術者の私も合格。予備試験合格は学歴ではなく、自分を信じて諦めないこと(2017年)
https://www.itojuku.co.jp/shiken/shihou/voice/yobi/2017/pg46820.html
▼2018年度 司法試験合格者インタビュー<社会人 竹内さん>(自営業・電気管理技術士)
https://www.youtube.com/watch?v=wf9TBffOC-Y
▼【伊藤塾出身】電気管理技術者から弁護士へ-前編-~仕事に役立つ法律知識の学び方・合格するための勉強法
https://www.youtube.com/watch?v=diGgjCcFVRw
▼【伊藤塾出身】電気管理技術者から弁護士へ -後編-~仕事経験を活かした、企業内弁護士という選択
流石に独学で合格は現実的ではないが、医者なんかよりもはるかに金掛からんし、高卒でもなれるし増田も暇なら目指せばええやん
50代や60代で弁護士になった方もいるで
独学
・伊藤塾の基本7科目、選択科目、刑事民事の実務の入門書を中古で買って読む。
・読み終えたらアガルートの重要問題習得講座を中古で買って読む。
・重要問題習得講座の答案を前置、問題提起、論証、当てはめ、結論に分解して450問分を音読して丸暗記。
・論文式の過去問買って答案構成できるようになってたらあとは規範と判例音読しまくる。
・短答は過去問と完全整理択一六法買って、過去問解いて不正解だったり苦手意識あるジャンル(俺の場合は根抵当や手形など)は択一六法の該当部分丸暗記
こんな感じ。受験勉強も予備も司法も国総も基本問題と解説と解答の丸暗記しながら過去問解くって感じでやった。他の試験にも応用できると思うよ。
辞めた
働いた
一生懸命働いた
楽しかった
でももう惰性になった
楽しくなくなった
偉そうにするようになった
とりあえず復職を希望したら、君が望むキャリアを用意してあげられないからと転職を勧められた
私の居場所はないと思った
転職をしてみた
色々やって私すごく頑張ってきたんだなと思った
ちょっと自信が復活した
そしたらやりたいことをやりたいと思うようになった
昼夜の区別がなかったとあった
今の私もそう
今日も4時から2時間だっこからベッドに置いて泣いての繰り返しで全然だった
でも真理子が私を安全基地だと思ってくれるように、私も真理子がいるから頑張れるんじゃないかなって思う(これからだけど)
伊藤塾の再受講割引が40%もあってこれなら行けるのでは、と思った
電話して聞いてみたら「おかえりなさい」と言ってもらえてうれしかった
「昔は優秀な人しか受からなかったけど、今は頑張れば普通の人も受かりますよ」と言ってもらえた
私は優秀じゃない、まったく優秀じゃない
頑張りたいなと思った
行きたい
行きたい
行きたい!
800点は必要みたい
真理子と一緒にがんばるよ!
行きたいの、変わりたいの、輝きたいの
自分の生きる道は前に進むことだけなの
もう止まっていたくないの
柔らかな穏やかな日差しの中で真理子との時間を慈しみながらも、私は真理子の未来をよくしたい、真理子を守れるように強くなりたい
夢を諦めなくても、いいの?
私は中学生の私に「お待たせ」って言ってあげられる日が来る?
真理子というかけがえのない存在と一緒に夢をかなえることができるだろうか
不安は尽きない
でも、でも!!!
おめ!伊藤塾か?志望は?
無限ループかよ
高卒のYouTuber弁護士は2008年に弁護士登録なので旧司法試験だが
元ヤクザの高卒(大学中退)弁護士が弁護士登録したの2015年やで
そもそもまだ大学1年生なので学士ですらない慶應ボーイが18歳3ヶ月で昨年(2021年)に司法試験に合格したばかりやが?
▼司法試験】伊藤塾長が2021年合格者に聞く!大槻 凜さん
あと、下記は工業高校卒後、電気管理技術士として働きながら2018年に司法試験に合格して
2020年以降は企業内弁護士として活躍してる、竹内 和生 弁護士
▼純粋な高校卒技術者の私も合格。予備試験合格は学歴ではなく、自分を信じて諦めないこと(2017年)
https://www.itojuku.co.jp/shiken/shihou/voice/yobi/2017/pg46820.html
▼2018年度 司法試験合格者インタビュー<社会人 竹内さん>(自営業・電気管理技術士)
https://www.youtube.com/watch?v=wf9TBffOC-Y
▼伊藤塾出身】電気管理技術者から弁護士へ-前編-~仕事に役立つ法律知識の学び方・合格するための勉強法
https://www.youtube.com/watch?v=diGgjCcFVRw
▼伊藤塾出身】電気管理技術者から弁護士へ -後編-~仕事経験を活かした、企業内弁護士という選択
流石に独学で合格は現実的ではないが医者なんかよりもはるかに金掛からんし高卒でもなれるし増田も暇なら目指せばええやん
50代や60代で弁護士になった方もいるで
無理じゃないが?
高卒のYouTuber弁護士は2008年に弁護士登録なので旧司法試験だが
元ヤクザの高卒(大学中退)弁護士が弁護士登録したの2015年やで
そもそもまだ大学1年生なので学士ですらない慶應ボーイが18歳3ヶ月で昨年(2021年)に司法試験に合格したばかりやが?
▼司法試験】伊藤塾長が2021年合格者に聞く!大槻 凜さん
あと、下記は工業高校卒後、電気管理技術士として働きながら2018年に司法試験に合格して
2020年以降は企業内弁護士として活躍してる、竹内 和生 弁護士
▼純粋な高校卒技術者の私も合格。予備試験合格は学歴ではなく、自分を信じて諦めないこと(2017年)
https://www.itojuku.co.jp/shiken/shihou/voice/yobi/2017/pg46820.html
▼2018年度 司法試験合格者インタビュー<社会人 竹内さん>(自営業・電気管理技術士)
https://www.youtube.com/watch?v=wf9TBffOC-Y
▼伊藤塾出身】電気管理技術者から弁護士へ-前編-~仕事に役立つ法律知識の学び方・合格するための勉強法
https://www.youtube.com/watch?v=diGgjCcFVRw
▼伊藤塾出身】電気管理技術者から弁護士へ -後編-~仕事経験を活かした、企業内弁護士という選択
流石に独学で合格は現実的ではないが医者なんかよりもはるかに金掛からんし高卒でもなれるし増田も暇なら目指せばええやん
50代や60代で弁護士になった方もいるで
たまたま匿名ダイアリーを知り、早朝に寝ぼけ眼で書いてみたが誤字・脱字がひどかったため改めて投稿。
中学は最高だった。成績は常にトップ。部活では部長。生徒会本部役員。モテてたし彼女もいた。高校は厳しいぞと親や中学の担任から言われたが、結局中学と立ち位置は変わらなかった。現役で東大文一に受かり、「ノルウェイの森」の永沢という男を気取っていた。ただここまでが人生のピーク。下らない理想モデルで失敗した。僕の理想モデルは「司法試験在学中合格→国1トップ→外務省→事務次官→駐米大使→定年後に国際関係論の権威として駒場の教授」だった。
単純な話だが司法試験で失敗した。高校卒業した春休みから伊藤塾に通い詰め、3回連続受けたものの論文が通らなかったのだ。普通なら2年生、3年生と2連続不合格なら諦めて国1に専念する。しかし僕は往生際が悪く、国1と司法試験を並行した。4年になる4月頃にはメンタルが崩壊。そのまま国1と短答を迎えるが前日も彼女や友人と遊び歩いていた。東大には本番の朝まで駒場で麻雀やって司法試験に受かる基地外がいるが僕は凡人だった。結局国1は受かったものの外務省含め希望省庁からオファーは来なかった。司法試験はやはり論文落ち。万一のために「官僚にはなりません」と嘘をついて内定をもらっていた会社に入社することとなった。
僕は今、霞ヶ関の官僚になれずにコンプレックスを抱えながら丸の内三菱村の社内官僚として生きている。仕事が終わるとたまに行幸通りを通って日比谷公園を歩き霞ヶ関を散歩する。そして「外交官として働いているもう1人の自分」を妄想して帰宅する。
普通に起きて普通に電車に乗って普通に会場まで行く。流石に最寄り駅の路線では受験生っぽい面々がチラチラいたけど、そこまで混雑してもいなかった。
受験会場最寄り駅では受験生に向けて伊藤塾や辰巳のスタッフがパンフレットとか配りまくってるんだけど、今年は伊藤も辰巳も帰りのタイミングですらいなくて、法科大学院のパンフレットを配ってるグループしかいなかった。
会場は某大学だったんだけど、大学の敷地に入るタイミングで受験票の提示を求められた。大学内で売店的なのは当然やっていないので何か食べ物飲み物を購入するときは敷地外のコンビニに行かされるんだけど、敷地を出入りするときは受験票の提示を都度求められた。試験が終わって毎回、大学敷地の外に出るときは受験票を持たないと戻れませんという旨を試験監督員が説明してた。セキュリティ対策なんだろうけど、おそらく去年の司法試験ナンパ事件の影響だろう。
試験開始15分前には毎回試験に当たっての注意事項を説明するのだけれど、相変わらずちょっと高圧的な物言いで同じことを何回も繰り返すので、なんか怒られてるみたいで聞いててちょっとしんどい。
アドリブを交えて気の利いたことを言ってくれてもいいのになって思うんだけど、慣れない人が下手にアドリブ入れると本来の説明がわけわかんなくなるので、そこら辺は致し方ないのだろう。それにしたってもうちょっと柔らかい言い方で説明してくれたらいいのにって思うんだけどね。聞いた話によると彼らは別に公務員でもなんでもなくどこかの派遣会社から臨時で雇われた人たちらしいけど、実際は知らない。試験監督員って書いてる名札を首から下げているので試験監督員かどうかは一応識別できるけど、これ試験監督員がなりすましだったらどうするんだろう。全く同じ説明を都合4回も繰り返すだけだったら、髪色明るめ肌色黒めネイルマシマシの綺麗なお姉ちゃんに注意事項を説明してもらえる方がいいな。
去年と同じように、受験生はフェイスガードと手袋をつけることが許されているんだけど、誰もフェイスガードも手袋もしてなかった。机上にハンカチ、ウェットティッシュ、消毒液を置くのは許されているけどカバンを地面に置かないといけないのが嫌なので新聞紙やシートを持参した方がいいだろう。ゴミ袋もあった方がいいと思う。
去年は1、2割ほど欠席してたけど、今年は2、3割ほど欠席してるイメージで、去年より欠席者数が多い気がした。あと心なしか若い人が少ない気がした。そりゃ緊急事態宣言中なので、大学生で記念に受験したい人とかはちょっと遠慮しちゃうかもね。
席については、大学の講義室で数メートル5人がけの講義受けるあのテーブルで2人座る列と1人だけ座る列が交互だった。一応1メートルちょっとくらいなら距離は保ててたと思う。休んでる人も少なくなかったから、ある程度距離はあった。
特にないです。盛大に声を出してあくびをするオッサンが同じ部屋にいてイラッとしたけど、最後の方は流石に試験監督員に注意されたのかあくびの声がちょっと省エネになってた。
過去にやらかした人がいるからだろう、カンニング対策で試験室内での電子機器の使用が禁止されてる。なので試験室の中ではスマホの電源を常時オフにしないといけない。
でもこれ去年もなんだけど、試験が終わって部屋を退出するときはコロナ対策で部屋ごと別々に退出するんだけど、全部の試験が終わって答案用紙も回収されてあとは部屋を退出するだけ、っていうタイミングですら携帯電話を使わせてもらえないのよ。だからこの待ち時間がすごい虚無なんだよね。我々は今この時間何をして待てばいいのか?ちょっと困惑しながら今後のことを考えていた。今回は割とすんなり部屋から出れたけど、まあまあの人数が行列をなして密集してたから結局三密対策できてなかったし。
宇都宮さんはオリパラ中止を訴えるよりも予備試験司法試験延期を訴えた方が効果的だったんじゃないかなって思うんだけど、試験関係についてはなんのコメントもなかったので、つまりそういうことなんだろうなって思った。
そもそも予備試験とは、法科大学院を卒業しなくても司法試験を受ける資格を得られる試験である。
毎年5月に行われるけどコロナで8月に延期になって、感染者数は増えてるし愛知県じゃ独自に緊急事態宣言が出てるのに、テストは予定通り8/16に実施された。
できれば行きたくなかったけど勉強の成果は残しておきたいので、渋々行くことにした。今回で2度目。
自分の試験地は東京流通センター。文フリとかM3とかをやってるところである。東京では全部で4つの試験地があって、ほかは全部大学キャンパスらしい。
開場時刻は8:45で、8:30くらいには到着したけど、それまでにはまあまあの人数が並んでおり、行列もそんなに間隔はあいてなかった。さすがにコロナがやばいからなのか、わりかしみんな無言だった。
前回は会場に伊藤塾やら辰巳やらの人がパンフレットやらお菓子やらを配りまくってたんだけど、今回はスタディプラス?のひとが法科大学院の宣伝パンフレットを配っているだけだった。ちょっとさみしい。他の試験地はどうか分からない。
いちおう検温はやってたけど、カメラ越しで一瞬ですごくスムーズだった。
開場は第一展示場と第二展示場に分かれているけど、もとがイベント会場だけあってまあまあ広い。自分は第一展示場だったけど、部屋を4つに分けてて、一部屋あたり350人くらいだったとおもう。大学のでかい講義室よりはさらに広かった。
窓はないが、冷房がガンガン効いてて途中でお腹を壊した。たぶん換気もされてるんじゃなかろうか。
席は2メートルくらいの長机に二人がけで、前後の間隔は1メートルちょい、左右の間隔は2メートルは開けられていたと思う。
コロナを受けてか欠席している人もいて、ぱっと見数十人くらいは休んでたと思う。自分の隣の人も来てなかった。ふたりがけのテーブルにどっちも来てないところもあった。
トイレは男女関係なくすごい行列だった。係員のひとが駐車場のほうや他の階のトイレも使えますよってアナウンスしてたけど、あんま話聞いてないっぽかった。
いちおう受験者にもコロナ特例でフェイスガードと手袋を使って良いことになっていたが、みんなマスクはしていたけどフェイスガードや手袋をしているひとは誰もいなかった。
さいわい(?)なことに自席の近くでゲホゲホしているひとはいなかったけど、遠くの方や他の部屋は知らない。単純計算で、合計2000-3000人くらいはきてたとおもう。
科目は全部で4科目で、毎回テスト開始前に係員が注意事項を読み上げるのだけれど、係員のおばちゃんの喋り方が微妙に高圧的でところどころでワードに圧をかけてしゃべってくるんだけど、あんなの学校の先生でたまにいたなあとか思いながら説明を聞いてた。
テスト終了は17:30だけど、途中退出不可なので17:30まで待った。途中退出不可なのはおそらく不正防止なんだろう。これも不正対策なんだろうけど、試験室では休憩時間でも携帯電話電子機器が電源オフにしないといけない。
最後の科目が終わったら、コロナと混雑対策で時間差で受験生は退出するようになっていたんだけど、退出待ちのときでも携帯使えないから本当に無の時間だった。おばちゃんは最後の最後まで繰り返し「私がいいというまで携帯電話電子機器の電源は切ってください」と言っていた。
混雑がめんどくさそうなので近くを散策してやりすごしてゆっくり電車に乗って帰った。
総じていうと、いちおうソーシャルディスタンス対策を取ってるけど、ところどころに不満を感じる試験だった。
https://anond.hatelabo.jp/20200130105418
この文章の続きだ。
時間がなかったので、このあたりは本当に真剣に勉強してた。超直前期に関しては、何日か会社を休んで取り組んだ。行政法に関しては、pdfテキストを何周もしていくうちに、相変わらず全然意味がわからない箇所が出てきたりするので、ようやくネットで調べたりもした。これはけっこう良くて、行政書士試験レベルの行政法知識に関しては、ネット上にすごくうまく説明してくれている人がたくさんいる。とても役に立った。
最後の二週間くらいから、条文素読の時間が長くなっていった。具体的には前述の通り、憲法(1条から8条まで。それから統治は全部。これだけ)と、あとは行政法だと、行政手続法・行政代執行法・行政不服審査法・行政事件訴訟法・国家賠償法。とりわけ行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法。
試験前日(11月9日)は、行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法を全部一度通読した。
ちなみに、最終的にpdfテキストは、憲法4周、民法5周、商法2周、行政法10周、基礎法学は不明、一般知識7周だけやった。これは試験勉強期間を通じた累計回数ね。
上智大学が試験会場だった。俺は昔から、試験当日はほとんど勉強しない。フレッシュな頭で試験にのぞみたいからだ。とはいえ、試験2時間くらい前に四ツ谷駅についたので、いちおう条文でも読もうかと思い、駅のところのBECKS(だっけ)で条文を少しだけ読んだ。気になる箇所だけね。
それから試験一時間くらい前に試験会場に到着して、席の場所を把握して、あとは会場建物前の階段のところでずっとストレッチをしてた。これも昔からの試験前の作法だ。長い試験中の身体のストレスを軽減するために、念入りにストレッチをする。
目の前では、行政書士試験界ではおそらく有名人なんだろうと推察される男性と女性が、なにやら撮影をしていて、ときどき通りがかった受験生に握手を求められている。
そうそう、試験会場は時計がないとのことだったので、この日のために100円ショップで腕時計を買ったんだぜ。
スタートから良い感じで順調に解いていった。過去二回の模試とは比べものにならないほど、確信を持って進めることができた。一般知識を含め、3問から5問くらい、伊藤塾の全2回の模試で出た知識が役立った。模試は完全に受けて正解だった。
15:15に途中退席して試験会場を出たけど、たぶん合格してるだろうなと思った。
合格発表日がいつかについては、スケジュールに入れていたので覚えていたものの、当日は普通に会社で仕事をしてミーティングをこなしたりしているうちにすっかり忘れていて、15:00くらいに、「あっ、そういえば合格発表確認しないと」と思ってサイトを見たら合格してた。合格してるだろうとは思っていたけど、やはり安ど感はあったね。来年また同じことをするのはちょっと嫌だったし。
その他、雑感など
・試験の難化傾向について
行政書士試験は難化が進んでると聞いていたけど、これはたぶん本当だ。20年くらい前に合格した人たちから、楽勝の試験だと聞いていたけど、想像よりはずっと勉強しないとダメだった。だいたい、昔はテキストもすげー薄いやつしか存在しなかった気がする。
上のほうにも書いたけど、模試は受けるべき。その時点での自分の状況を知ることができるから、勉強の方針を調整していけるし、何より、予想問題としての価値が思ったよりあって驚いた。
・条文を読むべきか否か
行政書士試験の勉強ブログなんかを見てると、「条文は読むべきか否か」みたいな議論があるのがわかる。こんな議論がある時点で、司法試験とは比べものにならないレベルの試験でしかないなとは思うんだけどさ。行政書士試験については、これまた上に書いたけど、憲法(1条から8条まで。それから統治は全部。これだけ)と、あとは行政法だと、行政手続法・行政代執行法・行政不服審査法・行政事件訴訟法・国家賠償法。とりわけ行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法は読むべきだ。
だってさ、これらの法律に関しては、行政書士試験の問題って条文知識そのまんまのものばっかりなんだもん。それってつまり、事前に正解が記入された解答用紙を読んで良いって言われてるようなもんじゃん。読まないでどうするの? って思う。
何も特別な対策はしてない。行政書士試験の記述式問題なんて、ふつうに行政書士試験の勉強をしていれば解ける程度のものでしかないもん。逆に、全然解けないんだったら、それは単に勉強が足りてないだけだ。お前は元々法律の勉強をしていたからだろだって? ちがうね。今回はじめて勉強した行政法についても記述式対策なんて全然してなくても問題なかったぜ。過去問を見ていると、ほんのごくまれに行政書士試験にしては難しすぎるだろってのが混ざってたりするけど、単にその年の受験生が不運だってだけの話であって、対策してどうにかなるもんじゃない。
旧司法試験を受験していたころ、早々に合格した連中が口をそろえて、「手広く勉強すべきじゃない。コアの部分をゆるぎないレベルにしておけば問題ない」みたいなことを言ってた。でも、俺は当時その意味がどうしてもうまく理解できなくて、けっこう手広く色んな本やらテキストに手を出しちゃってた。それが今回、だいぶ長い時を経て、行政書士試験を受けてやっとなんとなくその感覚を理解できた。
行政書士試験に関する色々な勉強ブログを読んでいると、公務員試験のテキストに手を出している人とか、行政法の基本書に手を出してる人とかたくさんいる。でも、声を大にして言いたいけど、そんなに色々やる必要はない。総合テキストと過去問と模試問題。これを基本として、わからないところはネットで調べればじゅうぶんだ。
そんなわけで、ここまでダラダラと書いたけど、何かみんなの役に立つ内容を含んでいたとしたらうれしいよ。じゃあね。
採点結果が戻ってきた 1月31日
208点だったよ。
この文章は、20年ちかく前に、旧司法試験の択一だけは3年連続合格した、今は40過ぎの俺が、4か月ほど勉強して令和元年の行政書士試験に合格するまでの軌跡を書いたものだ。
こういう、『ある程度法律知識があるから初学者とは違うんだけど、かといってベテラン行政書士受験生でもない』微妙な位置づけの人も、世の中にはたくさんいるんではなかろうかと思ったんだ。それで、そういう人たちのお役に立てればと思って書いた次第。
最初に――俺はサラリーマンなんだけど――なんで急に行政書士試験を受けることになったのかについて書いておく。俺は副業で色々なコンサル業務をやってるわけ。んで、だんだん行政書士の独占業務の範疇にある仕事に足を踏み入れる可能性が出てきたので、いちおう今時点で合格だけはしておきたかったんだ。そういう理由。
20年ちかく前にもう少し勉強を続けていれば旧司法試験に合格したかも? とか思う日がないでもないけど、あの頃はけっこう気持ちが行き詰ってた。だって、毎晩、大学を卒業できない夢ばかり見てたんだぜ? 実際は大学なんて普通に卒業できてたのにだよ? この夢が意味することって明らかだし、やっぱりまともな状況とはいえないよね。それにその数年前からロースクールが始まって、旧司法試験の合格枠が激減するというアナウンスも出始めてたんだ。
だから、試験に人生をかけていくのはちょっとリスクとして耐えらないと思い始めた。そんな矢先、けっこう良い職場からお声がかかったから、司法試験の勉強はすっぱりやめた。司法試験の勉強をすっぱりやめたといっても、俺のサラリーマンとしての業務は法務に軸足を置いているので、完全に20年も法律から離れてたわけじゃない。でも、もっぱら仕事で使用するのは知財法ばかりなんだけどね。
そして、知らない人のために書いておくと、俺が受験していた当時の旧司法試験の科目は以下の通り。
憲法・行政法・民法・商法・基礎法学・行政書士の業務に関する一般知識等
つまりは、憲法・民法・商法・基礎法学が旧司法試験と重なってるわけ。『基礎法学』は科目としては旧司法試験に存在しないけど、重なっているどころか、旧司法試験を勉強していた奴にとっては、行政書士試験プロパーよりはるかに楽勝だ。行政書士試験プロパーだと、基礎法学は時々まるで意味不明だろうし、対策範囲もわけわからないと思う。でも、旧司法試験を受けた人間にしてみれば、全然わけがわからない問題はまずないと思うよ。ほら、急に模試で「弁論主義」とか「処分権主義」とか言われても、「はいはい、訴訟法でやったねー」ってなるでしょ。
準備する 6月24日
というわけで、俺が行政書士試験の勉強を始めたのは、手元のメモによると、2019年6月24日だ。試験日が2019年11月10日だから、150日間くらい勉強できる日はあったんだけど、途中、2週間ほど海外旅行に行ってたから、実際は126日間勉強可能だったと言える。毎日勉強してたわけじゃないけど、まあそんな感じで勉強を開始した。
行政書士のテキストはたくさん出ているけど、どの会社もその根幹にあるのは「総合テキスト」と「過去問を中心とした問題集」だ。主要な会社はどこも似たような本を出してる。俺は旧司法試験時代に伊藤塾の印象がまあまあ良かったので、伊藤塾のものにした。当時のイメージは、授業もテキストも、「WセミナーやLECは玉石混交」「伊藤塾はベストもないけどひどいものもない、どれもそこそこ良い」だったっけな。あくまで主観だけど。
次に、その足でフェデックス キンコーズに行って、二冊とも断裁して、翌日に会社のプリンターで全部pdf化した。分厚いテキストを持ち歩くのはいやだったし、pdf化してしまえば仕事中にもデスクトップで勉強できるからね。
それから、総合テキストと、それに対応する問題集の問題を順番に並べていった。例えば、テキストの「国会」部分のあとに、問題集の「国会」部分を挿入するといった感じ。あと、なんとなく直感的に問題量が少ない気がしたので、以下の伊藤塾のページから問題を全部ダウンロードして、該当箇所に挿入した。無料だし。
https://www.itojuku.co.jp/shiken/gyosei/feature/ukarugyouseisp.html
https://www.itojuku.co.jp/shiken/gyosei/feature/mgmondai.html
次に、テキストや過去問をぺらぺら眺めながら科目別に方針を考えた。以下のような感じ。
・憲法
旧司法試験の択一試験の憲法は、本番も模試もだいたいいつも16点から18点(20点満点ね)くらいだったから、まあ自信はあった。でも、さすがに20年勉強してないと色々なことを忘れてる。特に択一試験にしか出ないような部分はさっぱりだ。統治の条文知識とか。ほら、内閣はこれをして、内閣総理大臣はそれをして、天皇はあれをするとかそういうの。でも、行政書士試験のテキストと過去問を見る限り、憲法はけっこう楽そうだなあとは思った。テキストを数回読んで記憶を喚起して、あとは条文を数回読めばいけそうだな、あとは判例をどこまで確認するかだな、とまずは考えた。
・行政法
行政書士試験の点数配分を見ると、行政法が圧倒的に重要だとわかった。なにしろ行政書士試験300点満点中、行政法は112点満点だから、全体の三分の一を占めてるわけだ。にもかかわらず、行政法はまるっきり勉強したことがない。大学でも独学でも。ということは、合格には行政法の勉強がキモになるのはわかりきっていたんだけど、どういう法律なのかすら知らないので、とにかく勉強時間の半分以上を行政法に割こうと思った。
・民法
旧司法試験の択一試験の民法は、本番も模試もだいたいいつも17点から20点(20点満点ね)くらいだったから、まあ自信はあった。憲法と同じで、改めて勉強しないと色々と忘れていることは多かったけど。これもテキトーにテキストと問題集を何周かまわしたら大丈夫だろうと踏んだ。
・商法
旧司法試験の論文では、商法はさほど得意ではなかった。それに、俺が勉強をやめたあとに会社法は大改正があって、まったく知らない概念がたくさん登場していることもわかった。だって、俺が勉強してた頃には「合同会社」すら存在しなかったからね。会社法はとりわけ機関のあたりに知らないことが増えてた。会計参与とか。誰だそれ。一方で、行政書士試験における商法の占める割合は超低い。商法に本気で取り掛かるくらいなら、その時間を行政法にまわしたほうが良さそうだけど、どうなんだろうと迷った。そんなわけで、初期の段階では商法にどれだけ付き合うかは決めあぐね、とりあえず保留にした。
・基礎法学
内容もテキストの量も薄くてほっとするわー。まあ大丈夫だろう、という感想。
行政書士試験は一般知識単独での足切りがある。40%以上正解しないと、他の科目が満点でも落ちる。ということで、俺の中では行政法の次に一般知識を要注意科目と認定した。
まずは、総合テキストと問題集が混然一体となったテキスト(要するに俺がpdfで並べたやつね。以降は単に「pdfテキスト」と書く)を頭から読んだり解いたりして行った。当時のメモを読むと、2019年6月26日から勉強を開始して、2019年8月6日に1周目が終わっている。よくわからないところで立ち止まらずにどんどん進むのがコツだと思ってる。
さて、この時点での各科目の感想は以下の通り。
・憲法
とにかく懐かしい。すべてがセピア色だ。マクリーン事件! 三菱樹脂事件! いやあ、あの頃は本当に勉強がつらかったなあ。
・行政法
難しくはないんだけど、とにかくつまらん科目だなあ。pdfテキストを繰り返しやって、最後は条文素読かな。
・民法
懐かしいなあ。久しぶりに民法をやると、得意だった箇所・不得意だった箇所があらわになるなー。今でも法定地上権とか全く問題なくわかるし、連帯債務・連帯保証のあたりが大得意だったのを思い出したわ。逆に、意外なくらい意思表示のあたりがあやふやになってる。テキストだと初めのほうだし、当時は得意だって気がしてたんだけどなあ。
・商法
機関を除けば、株式会社についてはだいたいわかる。でも、ほんと機関が意味不明だ。あと、会社法はクソほど条文が多いわけだけど、行政書士試験のテキストが薄いぜ。こんなんで大丈夫なのか。でも、商法を極めるほどの時間も意味もなさそうだぞ。
・基礎法学
いや、ほんとホッとする。コーヒーブレイク扱い。
ほう。こりゃあ、どうしたもんかな。とにかく「文章理解」を間違う可能性は極めて低そうだ。あとは、「情報通信」と「個人情報保護法」はある程度やる必要があるのかな、どうなんだろう。「政治」はそんなに他の受験生に劣るとは思えない。「経済」は個人的にもともとけっこうわかる。「社会」はどうだろう。んー。
対策方法がわからないので、色々とネットで調べた結果、以下の2冊を買って、夏休みの海外旅行中の飛行機の中で読むことにした。
「改訂第3版 センター試験 現代社会の点数が面白いほどとれる本」
8月の中ごろに2週間ばかり海外旅行に行っていた。旅行中は機内で「改訂第3版 センター試験 現代社会の点数が面白いほどとれる本」と「日経キーワード 2020-2021」を1度ずつ通読した。日本にいる間は、行政法を中心にpdfテキストを回していた。
手元のメモによると、9月13日までに、行政法は4周してる。憲法は3周。一般知識2周。あとの科目はこの期間は何もやっていない。
9月14日に伊藤塾の「行政書士 公開模擬試験 中間模試」を受けてみた。試験時間は3時間。俺は2時間で終えて途中退席して結果は188点。本番の合格点は180点だから、合格点はクリアした。一般知識も足切りされない程度には点数が取れていた。
この時点の進捗に関する感覚は、圧倒的に完成からはほど遠かった。それなのにあっさりと合格点が出てしまって、少し切迫感がうせたしホッとした。あとから気づくわけだけど、このときの模試はけっこう難易度が低かったと思う。そんなこととはつゆ知らず、「この調子で勉強を進めていけば全く問題なく合格する。行政法の完成度が今時点で30%って気がするから、ここを上げていけば大丈夫そう」とこのときの俺は考えた。
でも、この見通しはけっこう甘かったと後で気づく。
そうそう、このときの模試も全てpdf化して、pdfテキストの該当箇所に差し込んだ。
ひたすらpdfテキストをまわす日々 9月14日~10月18日
手元のメモによると、この期間はほとんどpdfテキストの行政法だけをやっていた。具体的には2周。つまり、この時点で行政法に関しては計6周やったことになる。
10月19日に伊藤塾の「行政書士 公開模擬試験 最終模試」を受けた。俺は2時間15分で終えて途中退席して点数は180点。喫茶ルノアールで自己採点をしながら、俺は状況のまずさにおののいた。1回目の模試よりも行政法の勉強はだいぶ進んだにもかかわらず、その行政法の点数が伸びるわけでもなく、全体としては合格点ジャストの180点しか取れなかった。
このときようやく気付いたのだけど、1回目の模試のときは、まだぜんぜん勉強が進んでいなかったので、元々持っている自分のリーガルマインドに頼って直感で勝負していたようだ。ところが2回目の模試では、勉強が多少進んだため、直感ではなく、新たに手に入れたあやふやな行政書士試験知識で解いた結果、勉強は進んだのに中途半端すぎてかえって間違いを増やした気がする。
それでまあ、各科目について以下のことを考えた。
・憲法
憲法ごときに時間を多くは使えない。pdfテキストを無理のない範囲でやり、条文素読(1条から8条まで。それから統治は全部。他はいまさら読まない)をしておけば、試験日までには状態は整うと考えた。
・行政法
行政法についてはずっと勉強し続けているわけだから、引き続きpdfテキストを繰り返しやって、最後はこちらも条文素読だな。素読対象は、行政手続法・行政代執行法・行政不服審査法・行政事件訴訟法・国家賠償法だ。地方自治法は素読は要らん! というか地方自治法に条文レベルで付き合っていられるほど時間的余裕がない!
・民法
pdfテキストをちゃんともう数回まわそう。そうすれば行政書士試験レベルの問題で間違うことはそうそうないはず。
・商法
いまさら真面目に突き詰めるほど時間を割けないので、pdfテキストを流しながら、あとは俺が全然わかってない機関だけやっておこう。
・基礎法学
「文章理解」は過去問・模試問題含め、一切やらない。どうせ解けるから。
「政治」「経済」「社会」「情報通信」はpdfテキストをまわすだけ。
「個人情報保護法」は条文は読まないことにした。問題レベルを考えると、条文を読むことは非効率的だと考えた。あと、伊藤塾の総合テキストは、主要科目はけっこう良くできている気がしたけど、行政法中の「地方自治法」とか「個人情報保護法」あたりはかなりいいかげんだ。条文の中身をただダラダラとコピーペーストしただけのテキストをなんて読む価値ないだろ。それで、「個人情報保護法」については、個人情報保護委員会が出してる、以下の「個人情報保護法ハンドブック」を何度か読んだ。
https://www.ppc.go.jp/files/pdf/kojinjouhou_handbook.pdf
続く。
来年3月に東大法学部を卒業する俺から、「もっとこうすれば良かった」という話をメインで集めて、教訓を書いたので新入生に贈る。どうせこんなところに書いても誰も見ないだろうが、一人でも見てくれたら…という思いを込めて。対象は文科一類またはその他各類から法学部に進学する予定の東京大学の1年生または受験生。それ以外の人は一切対象にしていない。
まず最初に知っておくべきことは、東大法学部ではお勉強ができる順番が全てということ。成績と資格がすべて。それ以外の諸条件(コミュ力とか課外活動とか部活等)は基本的に考慮する必要が無い。勉強ができれば自分の志望する進路に行くことができるし、勉強ができなければその道は閉ざされる。経済学部等の他の文系学部とはこの点で一切異なることを肝に銘じておいてもらいたい。その上で大切なのは、できるだけ早く進路志望を確定すること。法曹なのか、公務員なのか、民間なのか。大まかに言ってこの3つは勉強のできる順番と考えてもらって構わない。勉強ができる人から順に選択肢が多い。法律の勉強がまったくできない人は民間に行くしかない。ここで言いたいのは法曹が偉くて民間が偉くないということではなく、自分の志望する進路に行くには勉強ができることが大前提だということ。
上記で強調したように、早く進路志望を設定できればそれに向けて動き出すことができる。駒場ではサークルも盛んなのでそれなりに学生生活を楽しみつつ、他の法学部進学者を出し抜くために専門科目が2年次で始まるよりも早く法律の勉強を始めることを強く勧める。そうすれば自分が法律に向いているかどうかも早めに判断できるし、3類(政治コース)を選択するとか、場合によっては進振りで法学部以外に進学することを考慮することも可能になる。どうやって勉強するか、であるが、ダブルスクールか自学自習ということになる。自学自習の場合は各予備校が出している参考書と学者の書いた教科書を、民法・憲法・刑法を中心に勉強すればよい。自律できない人はダブルスクールしかないだろう。
本郷に進学した後は勉強に集中するべき。遊びは駒場で終わりにして(その分駒場でサークルを含めて遊びたいだけ遊んでおくと良い。内向きにならず。)、本郷ではひたすら勉強の日々を過ごすことになる。
法曹志望者は、一刻も早く予備試験に合格して司法試験に合格することを目指す。早ければ早いほど良い。可能ならば東大に入学する前後の春から伊藤塾等のダブルスクールを始めることが望ましい。この場合、法科大学院進学を視野に入れつつ予備試験を受けていく、ということになるだろう。3年までに予備試験に合格すれば法科大学院に行くまでもなく卒業してそのまま司法修習に入ることができる。金銭的にも時間的にもキャリア的にもこのメリットは非常に大きい。このパターンが一番の勝ち組だと考えておけば大丈夫。駒場にいる1年次から準備を始めることが何より大事というのはとにかく知っておいてほしい。
国家公務員総合職の志望者に関して。国家公務員総合職試験は、東大に合格する学力があれば2ヶ月もまともに勉強したら合格自体はさほど難しくない。問題になるのは合格順位。教養区分や経済区分で受ける人もいるかもしれないがここでは最もオーソドックスと思われる法律区分について記す。法律区分で一桁、もしくは低くても50番よりも上の順位で合格していれば、よほどのコミュ障でなければ「どこの省庁にも行けない…」という状況にはならないはず。もしも5大省庁に入りたいとか、省に入ってから出世コースに漏れた状態で社会人生活をスタートしたくない、というのであれば一桁合格を目指すべき。そして一桁合格を目指すならば、司法試験を目指す方針で学生生活を送ることを勧める。滑り止めとして法科大学院を受験するつもり、もしくは3年次の予備試験までに合格するつもりで法律の勉強を進めていれば、かなり有利な状況で公務員試験を受けることができるはずだし、官庁訪問で失敗しても法曹に行けばいい。
法学部進学者が最初から民間志望と言い切ってしまうことはおすすめしない。民間に行くならばわざわざ法学部に進んで大変な試験を大量に乗り越える必要があまりないため、進振りで経済学部等に進めばよい。上にも書いたように、お勉強ができる人が偉いのが法学部の鉄則であり、勉強ができる人から順に進路の選択肢を得る。法律の勉強をした上で、何か民間でやりたいことがあるのであればそちらを志望すればよい。いろいろ意見はあるだろうが、結局のところ、給与や安定性等を考慮すると法曹と公務員を除くすべての民間企業は滑り止めとしての扱いでも構わないのではないかな、と個人的には考える。
もしも予備試験に3年までに合格して4年で司法試験に合格できるほど勉強がよくできる場合は、引く手あまたで就活には困らないだろうからここでは割愛する。まず公務員志望の場合、民間企業を多くて5社程度滑り止め&面接練習のために受けてから官庁訪問するべきであり、可能ならばこれに加えて法科大学院の受験もすべき(適性試験の受験が必要になるので遅くとも2年の時から調べて準備を始めること)。毎年のように滑り止めなしで公務員試験に突入し、官庁訪問に失敗して留年する者が続出している。民間志望の場合、法学部の中だけで過ごしているとロクなところに引っかからず、メガバンに就職する羽目に…というような例が案外よくある。経済学部の経友会に所属するとか、1年または2年の時から有名企業や外資企業のインターン説明会に参加したりOB訪問(東大は就職活動サポートは実質的に何もしてくれないが、OB名簿は本郷のキャリアサポートセンターに行けば学年に関係なく誰でも見られる)するなどの活動を積極的に行うべきではないかと思う。勉強ができる人が評価されるというのが大前提ではあるが、3類進学などでそのコースでは戦わない場合、別の戦い方が求められる。個人的にもよくわからない部分が多いのでここでは詳述しないが、民間就活に関してはネットや書籍でも情報が溢れているし、そちらを参照のこと。
まことしやかに囁かれる、法学部では3割の人が留年するというウワサだが、確かに留年者は多い。しかし、単位が取れなくて留年する者はほとんど皆無であり、進路がなくて留年する者がほぼ全員を占めることは知っておいてほしい。留年は官庁訪問の失敗か、法科大学院不合格かのどちらかだ。東大の法科大学院を既習で受験する場合、舐めていたら東大の学部生でも普通に落ちる。公務員志望の場合に滑り止めを受けるべきことは既に述べた通り。
これも本当。何もしなければ友達は増えない。だからこそ、所属コミュニティを積極的に増やす姿勢が非常に大切。まず、シケタイには必ず入ること、試験対策というのは正直者がバカを見る世界で、情報強者が勝つ。法律相談所なんかもできれば所属すべきで、入って失うものは何もないが得られるものは大きいはず。駒場のサークルで忙しいなどと言って入らないのは愚の骨頂。駒場のコミュニティと本郷のコミュニティは異なるし、進路を決める上で決定的に大切なのは本郷の方。他に緑会の懇親会や三類懇親会などには必ず顔を出すこと、法曹や公務員志望ならば自主ゼミを積極的に作ること、時間との兼ね合いではあるがゼミを2つ以上履修することなどは、心がけとしてあってもいいかなと思う。
読み返すとなんだか仰々しい感じになってしまったが、のんびりしていてもなんとかなる人もいるし、人それぞれのやり方があると思う。他にも何かまた思い出したことなどあれば加筆する予定。
司法修習生が憲法(試験問題)について語っているから、へーと読んでいた。
2chでもよく晒されていたようだ。
100無責任な名無しさんsage2011/12/13(火) 20:20:30.58ID:jdSOMSQE(1)
【ここまでのまとめ】
・DQNな外見
・奨学金で苦学してると思いきや、ロー在学中に韓国・サイパン旅行
・国1合格で内閣府内定なのに、やむを得ず「公務員」に転身するとの印象操作
・給費制維持はJとPのみでいい、弁は就職先が払えとの公務員万歳発言
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20111211/CK2011121102000081.html
http://www.itojuku.co.jp/voice/2011/komuin/taikenki/20111129_02/index.html
何とも香ばしい。
そんな風に考えてる法学部生って結構いるんじゃないかなーと思う。
少なくとも俺はそう考えていた。それで実際そうした。
入ったらなんとかなるかなーみたいな。
純粋未習ですら受かる余地あるんだしなんとかなるんじゃねーみたいな。
甘かった。
本当に考えが甘かった。
お陰で今は怠惰に過ごした四年間のツケを払い続ける毎日である。
俺と同じようなことを考えている法学部生に、
理想とは程遠いが実行可能な範囲で最悪の事態を回避できる方法を
ここに書いておこうと思う。
■予備校は行かなくて良い。
一番最初に書いたようなことを考えてる奴は俺と同じく
甘ちゃんで根性なしの糞野郎なので、予備校入ってもどーせ行かなくなる。
俺の周りの、結構勉強とか真面目にする奴でもそうだった。
だから行かなくて良い。実際、ロー入ってみれば分かるけど
大学受験とかと比べて予備校の重要性は、実はそんなに高くない。
勿論、全く必要ないわけじゃないけど必要になるタイミングとかが
違うので、すっごいやる気があるとかじゃなければ学部時代に行く必要はない。
■授業の復習。
まずはこれが一番大事。ほんっとーに。基本だけどマジで。
少なくとも司法試験においては嘘だと思って良い。
大学の授業すっげー役立つ。まじで。現に今俺が実感してる。
四年間やらなかった俺が言うのも説得力ないけど
本当に授業の復習は授業受ける度に毎回やったほうがいい。
あとは定義、条文の趣旨や規範(判例に書いてある「~~とすべきである」
「~~とするのが相当である」とかそんな感じの、理由とか書いてあるとこ)。
これを30分で出来る範囲でいいからやっておこう。
■辰巳の肢別。
でも普段はやらなくていいよ。どーせやる気ないだろうし、飲み会とか
サークル活動とかで忙しいでしょ? だから授業あるときは復習だけでいい。
やるのは長期休暇。長期休暇で、しかも予定がなくて家で一日ごろごろしてる日。
それだけでいいから、辰巳の肢別をやる。それで、解説に書いてあることを理解する。
理解できなかったら教科書(授業で買わされた奴で良い)を読んで理解する。
欲を言えば、そこで挙がってた判例が判例百選に掲載されてる奴だったら、それも読む。
■残りの時間は遊び倒す。
授業の復習、肢別、判例百選。
それだけで確実に必要な基礎知識がついてる。
ほんとーにこれだけでいいんだよ。これでも多いって思うかもしれないけど、
ローに入ってからする勉強量と比べたらこれを学部時代にやってるだけで
難易度が天と地ほど違う。
これをサボらず出来たら、未習コースでモラトリアム延長しつつ
だから、「なんとなくローに行こうかなって考えてる法学部生」よ。
遊んで良いから、授業の復習だけちゃんとやろう。
それだけ。
■書き忘れ
最初に「理想とは程遠いけど~」って言ってるのに最後には「理想のコース狙える」
なんて言ってて矛盾してるんじゃねえのかって思うかもしれないけど、
それは「毎授業復習することが実際すっごいめんどくさいからどうせちゃんとはやらない」
ということも含めて「理想とは程遠いけど~」という表現にした。