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はてなキーワード: 対峙とは

2022-12-27

読みたいストーリーエロ漫画

人類は巨大な塔の中に閉じ込められている。塔の中では人間たちが支配である天使(女のみ)から労働を科され、又は拷問にかけられている。

主人公は塔の中で生まれ男の子。母は重労働で父は毎日拷問天使が男を逆レイプする所を覗き見て興奮し、隣の牢屋に住んでいる幼馴染の女の子精通前のイチャラブセックス

主人公天使から選ばれ家族や幼馴染と引き離され塔の外へ連れ出される。綺麗な青空の広がる塔の外では塔の中の天使より更に上位の女天使たちが暮らす。主人公は訓練を受けさせられ、天使を楽しませる剣闘士となる。

剣闘士として活躍した主人公は1人の天使に気に入られ買われる。天使にご奉仕セックス

主人公真実を知る。天使は異星人で、人類を塔に幽閉して地球を手に入れた。塔の中の人類を拷問にかけて苦しみからエネルギーを取り出し、重労働歯車を回させ天使文明を維持。主人公屈辱を感じながら天使屈辱奉仕

主人公は塔の外のレジスタンスに加わる。レジスタンスの女とイチャラブセックス

レジスタンスクーデターを起こす。戦いの中でレジスタンスの女が死ぬ自分の持ち主の天使とも対峙勝利。負けを受け入れた持ち主の希望を受け入れ最後セックス。持ち主の天使主人公感謝言葉を伝え自害する。

天使世界を滅ぼして人類解放した主人公英雄となり、塔から解放した幼馴染とイチャラブセックスハッピーエンド

俺に漫画を描くような画力があれば…

2022-12-23

金持ってる無敵の人を怪しそうな団体対峙させるスキームができれば不正もっと減るのに

2022-12-18

12月1 1日 NUMBER GIRL 無常の日@横浜ぴあアリーナMM

12月1 1日 NUMBER GIRL 無常の日@横浜ぴあアリーナMMへ行ってきた。

私が感じたり思ったりした事を書くだけの雑記です。レポ的なものは何もありません!!

最初の先行から落ち続けて、最後の先着販売シロップライブ中と言うもう私は解散ライブには入れん運命だったんだな…と諦めてライビュも取ってたけど、諦めたらそこで終了ですよと言う安西先生言葉を信じて微かな望みをかけて譲って下さいツイートしたり(明らかに詐欺アカウントから連絡来た笑)ナンバガ チケット毎日検索したりしてたら、最後最後に同行させてくれる方が見つかって分配されたチケットみて本当に震えた…。諦めなくて良かったと心から思った瞬間だった。

知ってる人は知ってると思うけど、私は超絶人見知りなので相手の方に変な奴だな〜と思われたらどうしようと言う不安ぶっちゃけめちゃくちゃあったけど、とても良い人で本当にありがたかった…。譲ってもらえた席がアリーナだったのも凄すぎる…。もう感謝以外の言葉が出ないぐらい感謝した…。

ライブ始まる前に皆が歓声上げてたけど、自分の居る場所からはよく見えなくて誰かステージから覗いてるんですかね?って話してたけど、向井さんが様子見?で出てきてたらしい。

ぴあアリーナは中規模?ぐらいのホールでどんな感じになるんだろうと思ってたけど音圧すごくて普通にライブハウスで見てるのと遜色なくて(聴く場所によったかもしれないけど少なくとも私がいた所はそんな感じだって)めちゃくちゃ最高〜!!って初っ端からテンション上がってしまった。声出しOKだったのもあって皆声上げてて、こう言う空気ライブ本当に久しぶりで懐かしさを感じた。

ここから印象に残った曲の感想等を箇条書き。

·ライジングでは突然の解散宣言で頭がぐちゃぐちゃでやりそびれた「オイ!」を今回のOMOIDE IN MY HEADではきちんと遂行出来た!3曲目にして最初ピークを迎えた笑

·EIGHT BEATER、イントロナカケンベース本当カッコ良〜!!この手のイントロだとベースって若干薄くなるけどナカケンベースはオラァ!って迫ってくる感じがして(例え方よ…)すごい好き…。ひさ子さんの掻きむしる様なギターテンション上がりまくって頭振り乱してた笑

·私がライジングで聴きたかったNUM-AMI-DABUTZがここで成仏した。本当は野外で聴きたかったが…笑 いつ聴いても最高な曲。めちゃくちゃ走ってたけど…笑 この曲のアヒトさんのドラムすごく好きなんだよね、どう言う思考をしてたらこんなフレーズがうまれるのか…。

·CIBBICOさんのベース最高〜!!って毎回思う。このゴリゴリベース聴くだけでテンション上がる。ひさ子さんと向井さんの掛け合いも良い。昔から好きな曲はいつ聴いても最高なんだよな…。

·U-REI向井さんの煙草5本吸い(火はチャッカマンでつけてた)が見れるとは…!!と言うかぴあアリーナって禁煙なのでは…?と思った笑 紙袋から銃が出てくるかと思いきやビロリマン(腕とか身体を引っ張るとびよーんって伸びて離すと元に戻るプロレス着の外国人人形)が出てきて伸ばしたり離したりの謎の時間があった後、ひさ子さんに引っ張らせる→ ナカケンにも引っ張らせる謎の時間…笑(勿論二人共演奏してるのを止めてまで引っ張ってる)この時のナカケンめちゃくちゃ嫌そうな顔してた…笑 その後ナカケンエフェクターを踏んだりしてイジりまくる時間が続く…笑 ひさ子さんに至ってはシールド抜かれて音が完全に出なくなってたの本当何なの…笑 ひさ子さんが「む〜っ!」って感じでむくれてたのめっちゃ可愛かった!!2回抜かれてて本当向井さん何やってんだって多分あれを見ていた人は全員思っただろう…笑 遊び過ぎて持つギターを間違えてたの笑った。

·「次の曲が終わったらブレイクタイムがあります。休憩時間ではありません」って言って始まったのが透明少女でびっくりした。何故なら2曲目に透明少女を既に演奏していたから…。でも最後だし何回聴いても良い曲だな!とこの時は思っていた…笑

·ブレイクタイムでは過去ナンバガ写真現在写真スライド的に流れて感動…。小さいライブハウスの前で4人で撮ってたやつに何故かぐっときた。感動してたら最後にこの日撮ったと思われる4人のプリクラが映って普通に笑ってしまった笑 4人共猫のポーズしてるし、ひさ子さんは超絶美少女になっていて、ナカケン可愛いおじさん、向井さんは綺麗なおじさん、アヒトさんはめちゃくちゃ盛れててジャニーズみたいになっていた…笑 アヒトさん本当盛れすぎて全然おばさんじゃなかった…笑

·ブレイクタイム後はレア曲が沢山!!BRUTAL NUMBER GIRL…!!うおー!!って普通に声出てた気がする…(興奮して記憶が薄…)

·ウェイ?が今のナンバガで聴けるのヤバいな!!ひさ子さんのギターカッコいい〜!!!ナカケンヘドバンしながら弾いてるの見ると無条件でテンション上がってしまう。

·排水管のひさ子さんのギターが好きだしこの曲をNUMBER GIRL演奏したいと思ってくれた向井さんに感謝…。すごく好きな曲。

·転校生が今のナンバガで(以下同文)今思うとめちゃくちゃ貴重な曲ばっかりだけどその時はうおー!!って気持ちテンション上がりまくってたのでぶっちゃけまり記憶がない…笑

·トランポリンガール!!!ちょっと泣きそうになった…。この曲を今のナンバガ演奏して向井さんが歌ってる事実よ…本当にこの場に居れて良かった…。生で聴けて感無量…。

·客電がついたけどまだ出てきそう!って粘ってたら出て来てくれた!向井さんには「しつこい」って言われたけど笑 向井さんが「客電付けたままでいいから」って言ってついたまま、まさかの透明少女4回目で笑った(やる予定なかったけど出てきてくれたっぽかったから嬉しかったけど)が何か晴れやかな気持ちだったし素直にめちゃくちゃ盛り上がれた。

はける時メンバー全員様子見(誰かがはけてくの待ち)って感じでちょっと無言の様子見みたいな時間が流れていた…笑 ひさ子さんがはける時にベースエフェクター(?)踏んじゃってあわわ…!って感じで踏みに戻ってたの可愛かった!!私は肉眼で見えなかったけどアヒトさんが最後まで手を振っていたらしい…涙 アヒトさん本当お疲れ様…!!

個人的ナカケンベースって本来好みのベースじゃないんだけど最高にカッコ良い…!!ナカケンベースが入ってくるだけでテンション上がる。ナンバガベースはこれじゃなきゃ!!って感じがめちゃくちゃある。あとやっぱり顔が良い。太ったけどそれが薄れるぐらい顔面ポテンシャルがすごい(by友達)あと今のナカケン見てると昔めちゃくちゃMVでイジられてたの本当何だったんだろう…ってよく思う…笑 そんなナカケン新曲やろうよって言ってくれてたのファンにとって宝物みたいな話だよね…。聞いた時めちゃくちゃ感動した…。

ひさ子さんのギターは聴けばひさ子さんのギターだと一発でわかる鋭利さのあるめちゃくちゃカッコいい音作りで初めて女性だって知った時はめちゃくちゃ驚いたなぁ…。こんなギター女性にも弾けるんだ!!って思ったしあんな尖ったギターを弾いてるとは思えない可愛さで、昔ライブハウスの姫だったの納得しかない。そりゃ人気だわ…。ひさ子さんのギター、本当にカッコ良かった…。ナンバガの曲を演奏するひさ子さんのギターが聴けるの幸せ過ぎたなぁ…。

アヒトさんはドラム叩いてない時期も長かったし、この再結成にあたって一番大変だったのは確実にアヒトさんだったと思う。アヒトさんのインスタにも書いてあったけど第一線でやってる3人と対峙するのは本当に大変な事だったろうけどそれでもやろうって思ってくれた事、そこから努力は勿論、仕事とも両立しながらライブ·練習とこなしてここまでもってきた事に素直に尊敬するし、ナンバガ再結成アヒトさんのドラムじゃなきゃ意味がないって誰もが思ってたからやるって決断してくれて本当に本当にありがとうって気持ちで一杯。そしてお疲れ様と言いたい。アヒトさんのドラムアヒトさんにしか叩けないドラムからこれからドラムを続けてくれるのすごく嬉しいです。ありがとう

向井さんが再結成しようって言ってくれなかったら私はNUMBER GIRLを生で観る事は出来なかったので本当にありがとうございますと。向井さんのテレキャスから出る音がすごく好きでそれを生で聴けた事本当に嬉しかった。そしてライジングサンでの楽しそうな向井さんを見てこの瞬間私もこの場にいれて良かったと思った。あんなに楽しそうな向井さん初めて見たなぁ。私も大好きなライジングNUMBER GIRLを観れて嬉しかったです。

過去友達NUMBER GIRLBURGER NUDSが同日に一回だけ再結成するって言ったらどっちに行く!?って盛り上がってはまぁないけどね〜ってなってた日々があったけど、あの時の私達に言いたい。2組とも再結成して私達はライブを生で観る事が出来たぞ!!と。生きてればシロップ再結成するし、バーガーナンバガも生で聴く事が出来たんだから生きてて良かったなと思う。

初めてナンバガを知った時には解散してたし、何なら初めて聴いた時は「うるせー音楽だな!!」と思ったけど笑 奇跡みたいなバランス音楽がいつの間にかすごく魅力的に感じてたなぁ…。夢みたいな3年ちょっとだったけど、この刹那の輝きがNUMBER GIRLなのかもなと今は思ったりもする。本当に忘れたくない宝物みたいな時間体験出来て良かった…。

最後個人セットリストを載せておく。

1.大あたりの季節

2.透明少女

3.OMOIDE IN MY HEAD

4.ZEGEN vs UNDERCOVER

5.鉄風鋭くなって

6.EIGHT BEATER

7.DESTRUCTION BABY

8.NUM-AMI-DABUTZ

9.CIBICCOさん

10.桜のダンス

11.水色革命

12.TRAMPOLINE GIRL

13.YOUNG GIRL 17 SEXUALLY KNOWING

14.delayed brain

15.MANGA SICK

16.U-REI

17.透明少女(2回目)

Break time

18.BRUTAL NUMBER GIRL

19.裸足の季節

20.ウェイ?

21.排水

22.転校生

23.日常に生きる少女

24.透明少女(3回目)

25.TATTOOあり

26.タッチ

27.I don't know

EN.

1.はいから狂い

2.IGGY POP FAN CLUB

3.トランポリンガール

EN.2

1.透明少女(4回目)

2022-12-09

anond:20221209103355

仁藤さんは温泉むすめが不快で叩いたんでしょ?

自分は仁藤さんが運営する団体運営杜撰なのに税金チューチューしてるのが不快から対峙してる暇空茜さんにカンパしただけだよ

叩くのは勝手なんでしょ?お互い様だよね

2022-12-02

暇空茜さんの目的と、Colabo訴訟は悪手であるという話

暇空茜さんを社団法人Colaboが訴えた件についての分析です。なるべく中立的立場での分析になるよう心がけています個別事柄について良いとか悪いとかい価値判断を下すものではないことにご注意ください。そうではなく、良し悪しはともかく私には現状こう見える、この先こうなっていくだろうという予想です。

目次

暇空茜さんの目的

暇空さんの目的はこういうことだと思います

"コンテンツ炎上" に対する抑止力になること

これでは何のことやら分かりませんね。もう少しくわしく見ていきます

コンテンツ炎上について

キズナアイNHK(2018)、宇崎ちゃん献血ポスター(2019)、温泉むすめ(2021)、たわわ広告(2022)など、コンテンツの内容が公共の場にふさわしくないなどの批判きっかけに炎上する現象のことを、この文章ではコンテンツ炎上と呼ぶことにします。これは一般的用語ではなく、本文章内での独自定義です。これらの例については萌え絵批判のような用語があるようですが、この文章では萌え絵限定しないためにあえて別の語を当てます

というのも、暇空さんは萌え絵にそのものに格別の思い入れがあるわけではないと推測されるためです。彼の漫画評などからすると彼が特に好むのは「天才的な能力の持ち主が天才ならではの苦悩と対峙しながら、その能力を発揮していく」といったモチーフです。おそらく彼がコンテンツ炎上を抑止しようと考えているのは、才能あるコンテンツクリエイターの足を引っ張り、結果良質なコンテンツが減ることへの反発だと思います。つまり対象萌え絵であるかどうかは二の次で、コンテンツが良質かどうか/クリエイターが有能であるかどうかが暇空さんにとっての判断基準であるということです。

コンテンツ炎上は他のネット炎上同様に、些細なきっかからまります拡散してく過程で、何千何万という人々から作者本人への批判スポンサーなど関係者への抗議などが起きます一般批判玉石混交で真っ当な批判からインネンレベルのものまで様々ですし、多数が各自言いたいことを言い放つの論点も定まらず的確な反論を行うのは困難な上、反論すること自体が燃料となって多くの場合逆効果です。1ヶ月程度燃料が投下されなくなると自然に沈静化します。基本的対処法はなく、最低限の発表だけして沈黙を貫き沈静化を待つのが多くの場合最適解です。

暇空さんがやろうとしていること

暇空さんは以前「畑を荒らすカラス撃退するにはカラス死体を吊るすとよい」というような趣旨Tweetをしていますコンテンツ炎上を仕掛けた者へみせしめの炎上を仕掛けて、意趣返しを行うことによりコンテンツ炎上を抑止しようと考えているものと思います。Colaboの会計やらに目をつけたのは、単に温泉むすめ炎上発端になった仁藤さんを炎上させるのに都合のよい隙があったというだけで、女性蔑視がどうのという動機ではないと思います。そうではなくてコンテンツ炎上きっかけとなった人物の心を折るのが暇空さんの短期的な目標です。大義名分はよく燃えるのであれば何でもいい。そこにイデオロギー性はさほどありません。

最終的には「うかつにコンテンツ炎上させるとまずい。暇空さんに粘着されて痛い腹を探られる」といった風評/空気/認知を作り出すのがゴールです。暇空さん自身抑止力となるつもりなのでしょう。そのために今は暇空さんに注目を集め、敵対者の心を徹底的にへし折るさまを見せつけようとしているフェーズです。

Colabo側の目的

Colabo側の目的は一旦こういったことかなと思います

できれば従来どおりのどんぶり勘定運営女性支援事業等を続けていくこと

それが無理ならなるべくダメージコントロールすること

訴訟に勝っても負けても達成できない

暇空さんの目的/戦術が上に述べたことで正しいならば、残念ながらたとえ訴訟に勝ってもColabo側の目的は達成できません。

生活保護タコ部屋発言を争点にしてColabo側が仮に勝訴したとしても得られるのは賠償金、該当記事削除、謝罪だけです。暇空さんは裁判の経過を公表し続けて話題提供し続けますし、訴訟争点以外の会計に関する話題や都の監査関連でも燃料を投下しつづけるでしょう。また暇空さんがColabo側の発言名誉毀損として訴えることもありえます

自然発生的な炎上場合話題がなくなって沈静化するのを待つことができますが、本件はそれもできません。暇空さんは意図的炎上を起こしているからです。上記の私の仮説が正しければ暇空さんは天才的な嗅覚を使って燃えそうなネタを探し、定期的に供給し続けて炎上させ続けます。前述のように炎上への対処法は基本的になくて沈静化を待つしかないのですが、それもできないならばダメージコントロールするすべがありません。

そもそも暇空さんは訴訟をずっと誘い受けしていました。訴訟が起きればその内容を実況することにより炎上継続できます訴訟したこと自体Colabo側の戦略的ミスです。仮に裁判の結果Colabo側に不利な事柄裁判所によって1つでも事実認定されてしまったら「共産党と強いつながりのある」という二つ名の代わりに「司法によって○○の事実認定された」のような二つ名が使われるようになるでしょう。

どうすればよいか

ではColabo側はどうすればよいのか。私が思いつくのは2つありますしかし1つは他力本願で、もう1つはおそらく仁藤さんはそういうことをしないでしょう。

1つ目は暇空さんの敵失を待つこと。暇空さんがそれ以上炎上ネタ提供できなくなれば沈静化待ちで逃げ切ることができるかもしれません。

もう1つは全面降伏して温泉むすめ炎上謝罪すること。実は暇空さんとして出されたら最も嫌な手はこれだと思います。彼は彼が自分に課しているルールを逸脱することはないと思われるので、これをされたらそこで手を引かざるをえないからです。まあ、多分これは選択したくないからという理由選択されないと思いますが。

anond:20221201235506

全部の話題に同じ人を出そうって発想がそもそもおかしいんやけどな

司会者とか出演者でそういう人が混じるのは別にいいと思うけど、それなら専門家論破しようとかするべきじゃないっていう

そもそも論破とかする必要がないんで、もうちょい生産的な議論をやってほしいなって思うことは多い

ただまぁ一時期の反ワクみたいな、とにかく謎根拠を大量に上げて場を混乱させる集団とかと対峙する時は相手の揚げ足を取れるひろゆきみたいな人がいると場が沈静化することもあるっぽかったので、そういうときのための劇薬としてはすごくいい仕事してたな

2022-11-27

anond:20221127122926

「セイクリッドロスト」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  みんなで協力してサタンを倒した。

 ・印象に残ったセリフ

  ヴァース「すまない。俺がロキの偽りに気づいていれば……。」

  ほんまやで。

 ・印象に残ったキャラ

  オリガとヴァース。

  はじまりの人と対峙するためにサタンを復活させたが、それはロキの偽りの甘言だった。

  ……いや、だからって無辜の人々殺しすぎなんだよなあ。

 ・感想

  使徒編の完結編にしてオールスターサタンおよび五大悪魔と戦うお話

  規模はでかいし、感動的なエピソードもあったけど、やっぱ使徒の話に乗り切れなかったなあ。

  なんかこう、この人たち偉そぶってる感が凄くて、ちょっと僕の好みのお話しじゃなかった。

舞台の上の怪物人形

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  ラキシとシャストが舞台劇で演者になる。

  脚本家メアロが妹の病気のことで頭がいっぱいになり降りてしまう。

  ラキシが代わりに脚本を完成させ、メアロにモノづくりの楽しさを思い出せる。

 ・印象に残ったセリフ

  シャスト「君は造られた側だから……。造られていたもの放置される瞬間を見るのは…… つらかったな。」

  ラキシが脚本自体自分を同一視することを見抜く慧眼。

  こういうの好き。

 ・印象に残ったキャラ

  メアロ。

  脚本家だが妹のためにだけ書いていたため、妹にことが起こると集中できないという性質脚本家として辛そう。

 ・感想

  ラキシがメインのイベントストーリー

  造られた存在であるラキシも造る側に回ることでその尊さに気づき、周りのみんなも巻き込まれていくのが面白かった。

  戦闘人形達は結局、ラキシ、マスキュラアイリーン、フィニー達しかいなかったけど、もっと多くの仲間が出ればまた違った話もあったかもだなあ。

  もっと続いて欲しかった。

優美なる弁護士ユピテル

 ・5段階評価評価不能

 ・あらすじ

  逆転裁判

 ・印象に残ったセリフ

  エリンあなたにつまらない人間だと思われたりしないよう、精一杯!」

  ドラゴンと人との繋がりというドラガリアロストの原点に立ち返るいいセリフ

 ・印象に残ったキャラ

  エリン

  モブグラフィックなのがもったいないぐらい個性的かわいいキャラだった。

  町長の娘ながら言葉遣い乱暴だし、ピンチなのに唯一の味方のユピテルを若干馬鹿にしてるしで面白かった。

 ・感想

  Cygamesだいぶ好きなんだけど、唯一ミステリ小馬鹿にするシナリオを書くところ、致命的に合わない。

  プリコネカスミグラブルのバロワとかあの辺ね。

  Cygamesが悪いわけじゃないし、完全にこのシナリオとは関係ないけど、まず脱出ゲームに出てくるクイズに「謎解き」と名付けたやつがアレだわ。

「愛は星降るように」

 ・5段階評価:5

 ・あらすじ

  イリアはメーネが残した煉獄文書を手に入れる。

  そこには真実ではなく自身への気持ちが書いてあった。

 ・印象に残ったセリフ

  イリア「ごめん、ミーネ……」

  すごく多種多様意味合いがこもりにこもった満願の思いがのった言葉

 ・印象に残ったキャラ

  ミーネ。

  ドラガリアロストはミーネの愛のお話だったんだなって思いました。

 ・感想

  いっぱい泣いちゃった。

  ミーネとイリア関係文章にしてしまうと、それだけになってしまうし、全部書けば書くほど書いていない感情が無くなる気がしてしまう。

  ドラガリアロストは終わるけど、こうやってシナリオ感想を僕が書いて、いつか読み返すときに、このミーネの気持ちを思い返したらまた違う感想が湧いてくると思う。

  面白かった。

「來光! 日ノ下決戦」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  ヒノモトシナリオ完結編。

  十二竜氏全員に力を合わせてツクヨミを倒した。

 ・印象に残ったセリフ

  とくになし。

 ・印象に残ったキャラ

  とくになし。

 ・感想

  シリーズ完結編で面白いも面白くないもないような話のパターンもあるんだなあ……

  全くとっかかりがなく、さらっと読んでしまった。

  強いて言えば、未登場十二竜氏のウサギっぽい女の子メンヘラ隠キャっぽくて気になったぐらい。

2022-11-20

他責的ゆえに嫌われるリベラル

リベラルは最も対峙しなければならない強者が「自分であることから逃げるな

2022-11-12

TRPG - 初心者玄人セッションを共にして楽しめなかった話

初めに

ここでの「玄人」は「ある程度の期間TRPGで遊んでおりセッション慣れをしている人」という意味使用する。

ただどこかで書き残しておきたかったのでこの記事を書いている。

特定システムシナリオを想起させないように注意をして書いたつもりではあるが、システムに関しては少し察しがついてしまうかもしれない)

ポジティブな内容とは言い難いため、合わないと感じた場合各自判断で読むのをやめていただきたい。

本文

セッションまでの経験

何が起こったかを先に簡潔に記すなら「玄人無双して初心者たちが何もわからないままにシナリオが終了した」。

何年も前の話になるが、当時友人のほとんどがTRPGで遊んでいたため、私も機会があれば一度挑戦してみたいと思っていた。そんな時友人たちの中で最もTRPG歴が長い友人(以降Aとする)がわたし含む数人の初心者に声をかけてくれたのである

Aと他の初心者の数名と共にPLとして参加し、共通の友人であるBがGMを務めてくれた。Bも長期間そこそこな頻度でTRPGを遊んでいるシステムに慣れている人だった。

シナリオの大雑把な説明をするなら複数人で遊ぶ秘匿ありの(多少対立要素が存在する)ものだ。

CS作成などの事前準備をサポートしてもらい無事にセッションの当日となった。

そして当日、先に述べた「無双」が起こったのである

Aが秘匿チャットで行動を取り、私たちは何もわからないまま急に「Aさんの行動で終わりました。シナリオクリアです、お疲れ様でした」という流れだ。

そんなことある? と思われるかもしれないが、実際にこんな感じだった。

玄人初心者の違いは

結論として当然Aは悪くない。AはPLとして思考シナリオクリアするためにできる行動を取っただけなのだ

では何が悪かったのか、というのはおそらく「初心者と遊ぶシナリオではなかった」と言うことなのだろう。

となるとメンバーTRPG歴を知っていたGMが悪いのかと言われるとそうでもない。シナリオの詳細がわかっていても実際どのような行動を取るかはPLそれぞれであるため「無双しそうだからやめよう」なんて想定していたらキリがない。

初心者玄人では明らかに差が生じる。

GMに秘匿を自由に送っていい。

自発的単独行動をしていい。

などのシステム的な面に始まり、幾つものシナリオ経験してるからこその経験値というものが間違いなく存在する。

(少なくとも上記の2点は間違いなくこのセッションの時点では「そんなことしていいの?」となった要素だ)

似たようなギミックを別のセッション経験しているかもしれないし、同一のエネミーと対峙したことがあり対処法を知っているかもしれない。

そういうルールブックを手にしているだけではほとんど埋まらないような種類の経験値が間違いなく存在すると思う。

解決策?

この記事を打ちながらどのようにしたら私のような経験をする初心者が減るのかを考えて見たが「絶対的解決策はない」という結論に至った。

ただ、初心者玄人がともにセッションを行う場合にこういう事態が起こり得る、ということを知っておくことは有益ではないかと思う。どのように対策をするかしないかは人による。

実際私も数年TRPGを続けたからこそこの件がずっとひっかかっているだけで、あの一回きりで止めていたら気に留めていなかったかもしれない。

終わりに

友人は間違いなく「私と遊びたいから」誘ってくれただけである。もちろん私もほとんどTRPGをやっていない友人と遊びたいと思うことがあり、この楽しさを味わってもらえたらと誘うこともしばしばだ。

ただそう言う場合特別対立のあるシナリオでない限り)セッション慣れをしている自分が(PL側だったとしても)初心者の様子を伺いながらプレイしようとしている。そもそも対立可能性が高いシナリオ初心者の方を誘うことはないし、同じPLサイドとして参加することもほとんどない。

ただ、該当シナリオを楽しかったと言う話を聞くたびに「私はあのシナリオ玄人と回るべきではなかった」「記憶を消して慣れた今の状態でもう一度遊びたい」という考えが本音だ。

GMやAの手前「楽しかった」とセッションを終えたが、本音は「何が面白いのかわからなかった」。同じセッションに参加していた人たちも「知らないうちに終わっていてよく分からなかった」と言っていたため同じ気持ちだったのかもしれない。

ある所に異世界物語が大好きな中年がいた

その中年の男は母親暮らしていた。彼は多くの高貴な紳士達と同様に労働を嫌っていた。父親の残した遺産と、母親の僅かな稼ぎと年金によって生活していた。

彼は異世界生物語が大好きで、寝食を忘れて何日もそれらを読み耽ることがあった。異世界に転生した主人公が敵と対峙する時、主人公ヒロイン達を守る時、彼の心はいっそう高鳴った。そんな調子読書に耽る習慣を身につけた彼は、世の中にあるありとあらゆる異世界生物語を読むために、ついに母方の祖母が残した田畑駐車場アパートを全て売り払い、父の遺した財産を全て引き出してしまった。母と家を出ていた妹、その夫の制止を振り切り、である。そして、電車で大きな書店に行くと、そこで買えるだけの異世界生物語を買い漁った。書店にないものインターネットで買い漁った。既に販売されていないもの古本屋インターネットで買い漁った。彼の部屋には大量の本、タブレットパソコンの画面に映し出されたインターネット上の異世界生物語、それらを印刷した大量の紙……

こうした物語を読んだおかげで、哀れな男は理性を失うこととなった。

2022-11-05

[]11月5日

ご飯

朝:バナナヨーグルト。昼:ポテチハッピーターン。豆菓子グミ。夜:串カツチーズエビフライ焼きおにぎりビール。(生大2杯、生中1杯)。間食:昼ご飯お菓子にすることで間食はしていないと言い張る度胸。

調子

むきゅーはややー。お仕事おやすみ

ANONYMOUS;CODE

ハッカーポロンと、軍に追われている謎の少女モモの二人が出会い「神を、ハッキングせよ」を目指すADV

科学ADVシリーズの最新作なんだけどまちに待たされ5年以上経っていたせいで、逆にもういつ遊んでもいいやと遅れたものの、ようやく遊んだので感想を書くぜ。

科学ADVシリーズ主人公ギガロマニアックス、運命探知の魔眼、スロモーなどの超能力を持っているのが好例だが、今回の力は「セーブロード」。

まさに普段ゲーム何気なく行なっているセーブロードの仕組みそのもの干渉する力で、本当にプレイヤーシステム的に作るセーブデータと、物語の中で主人公ポロンがセーブするデータ共存することになる。

所謂メタ視点とか第四の壁とかそういう感じの作風だ。

タイムループとは何が違うの? と聞かれると若干言葉に詰まるが、まあ実際にプレイするとゲームキャラシステム干渉してくる感があってワクワクする。

この能力と、自前のハッキングスキル、それに主人公所属するチーム中野シンフォニーズの面々の協力で、謎のハッカーCicada3301が掲示板投稿するクエストと呼ばれる謎解きに挑む、というのが序盤のあらすじ。

そんな感じで設定の妙もありかなり期待度上げて遊んでいたのだけど…

まり面白くなかった。

というのも、ボリュームが薄すぎた。

流石にシリーズ最新作で、神との対峙で、凝ったゲームシステムで、キャラクタもたくさん出て るのに8時間ほどでプレイが終わるのは寂しすぎる。

仲間と主人公の絆の力を信じるくだりや、回避できない別れの寂しさなんかを感じさせるくだりは、流石にこのボリュームじゃ感じられない。

男性キャラ女性キャラ割合が半々で女性キャラだけじゃなく男性キャラ豊富なところとか、メタ的な構造の妙であったり、シリーズを通しての伏線回収だったり、過去作品キャラクタの登場だったり、メインヒロインモモのかわいさだったり、見どころはたくさんあったのに、このボリュームがっかり

もちろん多ければ多いほど良いとも思わないけど、シュタインズゲートラボメン、ロボティクスノーツのロボ部と言った魅力的な「集団」描いてきたシリーズで、彼らと別れたくないと強く共感しただけに

今作の中野シンフォニーズもそれに匹敵するぐらいのものを期待してしまった。

彼らに絆がないってわけじゃないんだけど、それをプレイヤーとして実感できないのが正直な気持ちだった。

例えばこれが低予算シリーズ番外編とかなら、手のひら返して大絶賛していたかもしれない。

面白いところは面白かったし光るところは間違いなくあったのだけど

フルプライスで、シリーズ最新作で、5年以上延期を重ねてっていうメタ的な情報を踏まえると、やっぱり面白くなかった。

作中で起こった事象を点でプロットすると面白そうな感じがするけど、それを繋いで肉付けするところがあまりにも弱い、あらすじだけ読んでる感じだった。

具体的には、ダルやフラウよりもハッキング技術が優れている凄いハッカーなのに、40代という年齢になっても未だにお兄ちゃんの事が大好きなブラコンハッカーJUNOさんの濃厚な体臭(そういうセリフがあるんだよ)を満喫するエッチファンディスクとかが出て、キャラクタの魅力を補うべきだと思いました。

2022-11-04

anond:20221103200912

そうやって相手の行動に「自分の裏」みたいな感情を挟むのはあんまり良いことだとは思わんけどな

まずは最初相手自分感情に左右されて行動するわけじゃん

相手自分にかけられた言葉身の回りの状況で判断した結果行動するわけじゃん

それを見てその動作が予定通りだったり他にもそうなる事例を知っていてそれに合致したとかそうなる準備をしておいてそれが予定調和したとかで面白いと思ったりするわけでしょ

用意をしていてその通りになったので「釣り」って言ってみたりとかさ

自分がそれを仕組んだ予定どおりだったから不満や不快になることはないという安全圏を確保しておいたってね

それで問題意識から遠ざけて楽しめるレベル自分がいるってしておくとかね

とりあえず状況とそぐわない感情があるってところに余裕を感じるだろうけどそれって判断を遅らせるだけだと思うんだわ

ビル火災で緊急警報で外に出ろっていわれて焦ってあわてて暴れろってことでもないけど余裕ぶちかまして笑えるって言うのも違うよね

当事者のそれってそれぞれそんな評価する側の他人感情関係なく事実存在していてそれを知る人間それぞれにはその数だけの判断があるわけじゃん

人間の数分だけ解釈やそれを基にした次の行動があるわけでしょ

騒ぐ人とかあきらめる人とかとんちんかんなこと言う人とか笑う人とかいろいろいるよね

その行動選択占いやなんかと一緒で根拠がなくて自分の中の基準や運にまかせて予定調和自分を救っていたら ほんとに救われたいときにその手段が運か気分になるんじゃない?

自分安全マージンリソースを楽しさで削ってるようなもんだといえばタバコとか酒とか危険運転と同じ系統だと感じるね

他の人間に知られなければ問題ないし事故が起きなければどれも問題にはならないってことは保険と同じでそうだと思うよ

でも確率というか前提条件は確実にたまっていってその結果の範囲もどんどん広くなっていっているのは確実だって思うんだわ

それをしていた人間としていなかった人間がおなじ場面に居合わせた時どっちが問題押し付け合った時どっちがなにを持たされるかってね

もちろん対峙したならば前提の有無は関係なく同じ結果をもたされる前提のない人もいるだろうけどそれって巻き込まれじゃないか

自分のありあまる業みたいな前提条件の積み重ねがたまたま同席したそれを回避できていたはずの人にまで持たせてしまうようなイメージ

あんまり考えたくはないね

まあわかるよ

遊びでしたとか本気じゃなかったとか釣りでしたとか 予定調和でしたありがとうございます とかさ

それで自分本心とかそういうのに触れて自分が期待したところに行かなかったとき傷つくのつらいからそこにクッションはさむのわかるよ

そういうのさ 不安定なお皿の食べ物をつまむときとか手袋してものを運ぶときとかみたいに直接じゃなくて保護したり横着した中間マージンをかませるとさ

バランスくずれたとき持ち直せずひっくり返って大失敗になったりしない?

直接しっかり持っていたら落とさなかったのに横着したり直接ふれないようにしてたのが災いしてひっくりかえって大失敗とかなったりしたことない?

自分気持ちとか判断基準とか価値観にいちまいクッション重ねてたらさ

そういう失敗しやすくなるんじゃないかと思うんだわ

べつに失敗ばかりの人生で恥のすくない自覚で生きていきたいって主義ならそれもありだと思うよ

俺はそういう失敗は自己嫌悪の素なのでせめて失敗を人のせいにして自分が軽くなるように自分の本気で当たったが相手には届かなかったとしてる

巻き込んじゃった時にまきこまれた人になにもいえなくなってしまうのとか何も感じないとかそういう結果になるところに自分がいっちゃうデザインを今自分はしたくないって思うわ

2022-11-01

ワニの夢みて目が覚めた…

生態系を壊さない崖面と川を挟んで人が暮らすエリアがあって、川の付近で小さなワニがヘビを食べようとしてた

でもこちらに気がついてヘビを諦めこちらに向かってきた

俺は手元にあった竹の棒で叩いて対峙するもまったく効かず、ワニの口に竹を突っ込んでそれ以上突進してこないようにした

よく見ると目のところにエイリアンのように透明なカバーがあって戦闘型のワニだということに気がつく

このタイプは小型でも人間では勝てない、でもここは生態系を壊さなエリア、どうしよう…

というところで目が覚めた

まだ時間はあるので二度寝しよう

anond:20221101020903

純粋主人公と頑固な父親対峙していた作品が、長期化にともない作者が父親側の年齢に近づいてきて軟化するのもありがち

2022-10-29

今やってるガンダムに好感を持ってる

作中に出てくる「逃げれば一つ、進めば二つ手に入る」って言葉、良くない?

いつからだろう、平成の終わりくらい?

「辛かったら逃げていいんだよ?」って優しい(?)言葉まことしやかに世間に広がり始めたのって。

まぁ確かにいいんだけどね。

いいんだけどさ、意味をはき違えて、何かをしようとする前、挑もうとする前からこの言葉免罪符のように使って何も努力しないことを正当化する風潮があるように思うんだよね。

逃げていいのは、どうにもかないそうにない敵(事)と対峙したときだと思うのよ。

まり、向き合ってはじめて逃げるか否かの選択肢が出てくるんだと思う。

向き合いもしないうちから「逃げてもいいんだよ?」って、自分の中ではそれ違うんじゃない?ってモヤモヤが常にあった。

主人公女の子独り言や肉親とは普通にしゃべるけど、他人と話すときちょっとどもるよね?

あれ聞いてると「ああ、この子ちゃんと闘ってるな」って思う。

他人と関わること苦手なのに、引きこもったりせずどうにか対峙しようと自助努力してるじゃない。

そうしてもでも「あ。ムリだ」ってなれば、逃げてもいいんだよね。

自分にはこういうの向いてなかった、他人ってこうだったんだ、っていう学びで一つ手に入る。

そしてそこから突き進めば、その先が見える。二つめが手に入ってことだよね。

「三十六計逃げるに如かず」「逃げるは恥だが役に立つ」ってそういうことだと思う。

この主人公の子がこの先、どういう風になっていくのか興味深い。

ガンダムたことなかったけど、ことこれだけは気になってはじまってずっと見てる。

私の中のモヤモヤ、晴れるかな。

地獄へようこそ、イーロン お前が壊し、お前が買った

https://www.theverge.com/2022/10/28/23428132/elon-musk-twitter-acquisition-problems-speech-moderation

イリー・パタル:著

大失敗だな、お前。

Twitter悲惨道化メーカーで、それでなお成功しているが、これからはたくさんの妥協をし続けて、お前自身の評判と、お前が所有する他の会社に重大な損害を与える以外には、ユーザーと売上を伸ばす方法はない。

俺がこう言うのは、Twitter問題技術的な問題ではないと完全に確信しているからだ。Twitter問題政治的問題である企業としてのTwitter面白い技術を開発しているわけでもないし、システムのものにまともな価値もない。Twitter価値とは、ユーザである絶望的にTwitter中毒政治家レポーターセレブ、その他なんでも投稿するより前にもっと勉強すべきだった人々。お前だよ、イーロン・マスク、お前がTwitter中毒で、お前がTwitter価値なのだ。お前はお前自身を440億ドルで買ったんだよ。

ユーザ価値である場合問題は、ユーザというのは猛烈に複雑だということで、ユーザの行動を制限しようとするのは、歴史的に見て悲惨経験だということだ。特に、その権限が強力な個人帰属している場合は。

要するに、お前は今やTwitterの王で、人々はこれからTwitterで起きるすべての出来事に対してお前に責任があると考えるだろう。それに、絶対君主というのは、うまく行かなかったときだいたい殺されるものだ。

例を挙げよう。お前は広告主に向けた丁重なお手紙いくらでも書くことが出来るが、広告主に「ブランド・セーフティ」を約束しない限り、十分な広告収益を集めることはできない。つまり人種差別性差別トランス差別、その他、米国では完全に合法だが、本当にクソみたいな人間しか言わないような表現などを、お前は禁止しなければいけないということだ。「表現の自由」を尊重してみせてもいいが、つまらない現実として、金が欲しければ、その手の合法表現禁止していかなければならない。そしてお前がそうすれば、お前のキモいネトウヨファンボーイが、今度はお前に攻撃をはじめるだろう。あいつらが他のソーシャルメディアでこの真実に気付いたときのように。

そもそも、金のことを考える前にやるべきことがある。現実には、大半の人々が、クソ人種主義者や「男はみんな加害者だって言うのか~」的な自分だけはイケてると思ってるいじめっ子どもでいっぱいの、悲惨規制なきインターネット空間に参加したいとは思っていないということだ。(だからTwitterは競合と比較して弱小なんだ!) 大半の人々がソーシャルメディアに期待しているのは、素敵な体験をして、人々に認められることだ。みんなディズニーランド生活したいんだよ。だから、もしTwitterユーザーを増やして、投稿を増やしたいなら、Twitterでの体験もっともっと、快適なものにする必要がある。つまり? もっと投稿規制必要になるのだ! 繰り返しだが、その他すべてのソーシャルメディアはこのつらい現実を学んできた。何度も、何度も。

さらに、「表現の自由が~」と簡単に嘆いてみせる人々が気付いていないのは、米国における表現の自由の最大の脅威は、憲法修正第1条にもはやなんの興味もないクソ政府だということであるあいつらは禁書をしてるんだぞ、イーロン! ジョー・バイデン大統領も、ドナルド・トランプ前大統領も、230条に対して同じ立場を持っている。廃止しようとしているんだ。なぜか分かるか? 修正第1条は明確な言論規制を禁じている。だからソーシャルメディア存在を許している230条を廃止することで、コンテンツポリシーに間接的な圧力をかけようとしているのだ。大問題だぞ!

州政府さらに大胆だ。テキサス州フロリダ州は、修正第1条に対峙して、ソーシャルメディア企業に対してコンテンツ規制を行える言論規制法を可決している。こうした法案にどう従うかは技術的な問題ではない(従うのはそもそも不可能でもあるから)。こうした法律あきらかに違憲なのだから法務的な問題であって、唯一の正しい対処法は黙ってうせろと政府に言ってやることなのだ。(裁判所インターネットのことについては相当のバカという問題もある)こうした法律に対する提訴は、Twitterが起こしたとなると、最高裁まで行くだろうし、その結果はまったく予測できない。終身雇用ダサい変人たちが、アメリカ人生活を好きなように激変させることができるのだから

この問題AIを使うことはできない。お前が税金を逃れたり、知事よろしくやってたりする、テキサスフロリダで、裁判に出て悪法対峙し、修正第1条を守らなければならない。それがどういうことになるか、準備はできているか? 議会の前に座り、何時間もかかる諮問に対し、丁重に断わり続けなければならない。お前が最初嫌がらせをして解雇した、非常に尊敬されている政策専門家なしで、このことに対する準備はできているのか? おまえがはじめたことだぞ。ロケットや、自動車や、自動車つきのロケットよりもずっと退屈な話だ。

米国を離ればさら悲惨なことになる。ドイツテスラにとって大きな市場だったな。ドイツ表現規制法に挑むのか? そうはしないだろうな。インド政府ソーシャルメディアが同国で運営するために、実質的人質要求している。このクソ問題に対する技術的な解決策はないぞ。Twitter中東で直面している、差別主義者を規制する圧力と向き合う準備はできているか? イラン政府ソーシャルメディア投稿をめぐって人殺しをしているというクソ現実に向き合う準備はできているか?(イラン人政府に抗議するためにTwitterを利用していることに対する準備はできているか?)中国政府国内におけるテスラの巨大ビジネスを脅かすために、Twitterコンテンツ理由にしはじめることが待ち遠しいか? すぐに起きるぞ。

ソーシャルメディアにおける商品とは、コンテンツ規制だというのが、本質的真実なんだ。誰だってコンテンツをどのように規制するか決める人間のことを憎んでいる。コンテンツ規制が、Twitterが作っているものであり、ユーザ経験定義するものであるYouTubeが作っているものであり、Instagramが作っているものであり、TikTokが作っているものである。みんな良いコンテンツ奨励して、悪いコンテンツ抑制して、最悪なコンテンツを削除しているのだ。なぜYouTube動画がみんな8分から10分あるか知っているか? それが動画内で広告を二つ入れられる長さだからだ。それがコンテンツ規制なんだよ。それが今やお前のいるビジネスなんだ。コンテンツ規制と戦ったり、広告以外のものが売れるフリをすればするほど、Twitterはお前を擁護余地がないような表現の奥底へと引きずり込んで行くだろう。そしてお前が急転直下、成長のためには積極的コンテンツ規制必要で、世界各国の表現規制を受け入れるなら、まあ、お前のファンがどう反応するか見ものだな。

ともあれ、地獄へようこそ。お前のアイデアだったんだぞ。

2022-10-28

事件対峙する時、警察を傍らに置け。警察対峙する時、弁護士を傍らに置け。

弁護士対峙する時、ボイスレコーダーを傍らに置け。

ボイスレコーダー対峙する時、配信機能を傍らに置け。

配信機能対峙する時、コメントを決して見るな。

2022-10-26

息子と公園

子育ては家それぞれのポリシーがあるよね

子供には幸せに健やかに健康に育って欲しい、そりゃみな同じだろう

目的は同じでも手段が違うだけ。

正解なんてもんはないだろう、それぞれでいい

昨今はコロナ禍もありどう対峙するかも家庭によって違う。

二年半自宅に幽閉されている子も多いが俺は毎週末息子を連れて出歩いていた。

どっちが正解だったんだろうかね、答え合わせは遥か先だろう。

俺は二年前の時点で貴重で多感な時期に経験値を上げてやるほうがコロナリスクよりも優先順位が高いと判断した。

 

4歳の息子と公園で遊んでいると同じ年頃の女の子が近づいてきた

息子が気づき「一緒に遊ぼ、何歳?お名前なぁに」問いかけたら

近くにいた母親が「名前て」ふっと鼻で笑った

あぁ個人情報とか幼児犯罪とかの人ね、さーせん

女の子はじっと見てるだけで無言、母親指導通りの対応なのだろう。

俺の目には一緒に遊びたがっているように見えたが母親に連れられてどっか行った

 

別の日、車で大きな公園に行った

息子が自転車で走り回っていると同じ自転車に乗った同じ年頃の女の子出会った。

息子「同じ自転車だね、ペダルできるんだ、一緒じゃん、競争しよ」

 

母親はおらず父親だけ、迷惑素振りだったので引き離す方針決定。

とはいえ4歳の子を強引に引き離すのもどうかと思うわけ、すでに二人共楽しそうだし

迷惑だと感じる親御さんもいる、そりゃわかる

でも未熟な4歳だと強引に引き離されても納得できんじゃん、

の子と遊ぶのも社会的に、大人の事情的な、諸々の制約がある、世の中って面倒くさいよね

そんなもん5,6歳からでいんじゃないか

そもそも安全と信頼が担保された環境子育てしたけりゃ子供向けスポーツクラブを利用すりゃ良く公園に連れてくるなよ、こういう場所子供同士が仲良くなって遊ぶのも本来機能じゃねぇのかと言いたいが、そういうの大人気がないか言ってはいけないよね。ダメダメ、なんてことを考えながら

 

ともかく並んで走っているのを見守りつつ引き離しのタイミングを見計らっていた

父親が娘に車まで水を飲みに行こうと誘った時点で察してそのすきに息子を別エリア誘導した。

息子は気持ちの切り替えが秒なのでもう別の子に「一緒に遊ぼ」して今度はトンボを追いかけてる。

俺は水を飲んで戻ってきた件の親子を遠目に認識はしていたので見つからない距離を確保していた。

ところが、再会した、

だがなぜか息子は冷たい、一緒に遊ぶの拒否する態度。

もしかして意図的に引き離したの理解しちゃってる?4歳の知能や気遣いをナメてた?

「いいよ、一緒に遊びな」

また一緒に遊ぶことになった。息子もノリノリで楽しそうだからよかろう。

聞くと女の子は息子と遊ぶのが楽しかったらしく探してくれてたらしい。

普段の娘は人見知りで初見友達とこうして遊ぶことは珍しいのだとか

逆にだから娘が傷つかないように他人と絡んで遊ぶのを避けようとしたのだろうか?そこまではわからん

迷惑そうに感じたのは俺の思い過ごしだったのかもしれない

しかし、わからんけどこっちも安全方向で気を使うわけよ。

双方嫌な思いはしたくないし、方針主義思想押し付けられたり押し付けるのも嫌だよね。そりゃわかるからさ。

 

ポリシー識別できるようなバッチでも作ってくれんかね

2022-10-25

時々硬くて太いうんこがなかなか出ないときがあります

通常のふんばりでは全く歯が立たず、途中で一旦引っ込めてしまうほど硬くて、太いんです。

ウォシュレットアナルに直接噴射しても動じません。

30分程格闘の末ようやく限界ギリギリの超ふんばりでなんとか排泄出来ました。

いつまたこのような超硬くて太いうんこ対峙するかわかりません。

(ちなみにこのようなうんこは生涯2回あります。)

もし、年を取ったときにこのようなうんこが現れたとき私は勝てる自信がありません。

おそらく、ふんばった勢いで生命活動必要脳内重要な血管が千切れて死ぬことは避けられぬでしょう。

私は、うんこに恐怖して生きていくのは嫌です。

かといって浣腸と共に生きていくのも複雑です。

このような凶悪なうんこから身を守る方法を教えて下さい。

2022-10-23

鬼滅の刃嗅覚人間の本性その他の話(1)

 世間流行の移り変わりとは無関係に、私は度々『鬼滅の刃』の原作単行本を読み返しているのだが、またも同作を読んでいる。

 ここ最近の読み返す切っ掛けの一つとなったのは、例によって金関丈夫の『木馬と石牛』である。何度目だ。

 ひとまず最初に紹介しておく金関丈夫論文は「わきくさ物語」と題する一篇である

 これは、腋臭(わきが、えきしゅう)や体臭肯定的に捉えるか否定的に捉えるか、その相違について、人類学的な統計データに基づいて西欧人と東アジア人の腋臭体質の多寡(出現頻度)を比較するとともに、東西文学作品や文献に於ける腋臭体臭に関する記述比較したという内容である。今さら気づいたが、論文題名は『若草物語』のパロディである

 金関丈夫の論旨を大雑把にまとめて紹介すれば、次のようなものである。「人類学的に見て、西欧人の集団では腋臭体質の人の出現頻度が高く、日本中国などの東アジア人の集団では出現頻度が低い。それに呼応するかのように西欧では、身体臭い肯定的に捉えて讃美する詩や文学作品が見出される。それとは対照的日本中国では、身体臭いを讃美する文学作品記述は見られない。ひどい体臭の人が周囲から疎んじられるといった、否定的記述内容は見出される。日本文学においては、田山花袋の『蒲団』など西洋文学の影響を受けた近代の少数例を除けば、体臭文学存在しなかったのではないか」云々。これも今さら気づいたが『大衆文学』の駄洒落である

 それはともかく、かのナポレオン愛人に宛てて「近々戦場から戻るから風呂に入らずに待っているように」と手紙を書いたという有名な挿話を知っていると、金関丈夫の主張にも頷けるところがある。

 しかし、体臭文学に関して言えば、確かに金関丈夫の言うとおり国文学の中では劣勢なのかもしれないが、嗅覚のものは、時代の変遷や題材の違いによる差異はあれども、国文学においても大なり小なり着目したり描かれたりしてきたのではないかと思う。源氏香(※)のような遊びが生まれたぐらいなのだから香り匂いを味わうことの悦びを昔の日本人も持ち合わせていなかったわけではないだろう。それにまた、腋臭のような刺激的な匂いに対する肯定的記述が見られないからといって、体臭のものに対する愛好癖が日本人の間に存在しなかったとまでは断言できまい。好ましくない体臭に対する認識があったのならば、好ましい体臭に対する認識があってもおかしくはない。したがって、いま少し詳細な再検討必要ではなかろうかと思われる。[※注:源氏香は、室町末期以降の遊びであるが、源氏物語各巻の見出し源氏香の記号が付記されるようになったのは明治以後のことらしい。また、その記号は、組合数学テキストで例として挙げられることもある。]

 とまあ、こういった具合に「わきくさ物語」を読み直したことが切っ掛けで、嗅覚について色々と思いを巡らせていたところ、竈門炭治郎のことも連想して『鬼滅の刃』を再読し始めたという次第である

 ところで、上に述べたとおり、私は金関丈夫の主張に対しては批判的な考えを抱いているわけだが、そのような批判的思考は私の独創ではない。以前に読んだ本の記憶から「はて、国文学でも、それなりに嗅覚重要視されていたはずではなかったか?」と思ったので、金関説にも疑問を抱いただけなのである

 さらに、その時に本で読んだ内容には『鬼滅の刃』を妙に連想させる記述も含まれていたと記憶していた。そこで本棚を漁ってみたところ、それらしきものを再発見した。次に、それを紹介しようと思う。

 『鬼滅の刃』の主人公たちである竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助の三人が持つ優れた感覚は、それぞれ、炭治郎=嗅覚、善逸=聴覚、伊之助=肌感覚(触覚)である。炭治郎や善逸は、相手人間か鬼か、人間であれば善人か否かを、これらの感覚によって看破できることは、漫画を読んだりアニメを観たりした人ならばよくご存知のことと思う。

 この三感覚と同じ取り合わせを、私が目にしたのは、小松和彦の著書『神々の精神史』(講談社学術文庫)に収録されている「屍愛譚(しあいたん)をめぐって 伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉(いざなみ)二神の冥界譚を中心に」と題する論文の中であった。

 まず、私が『鬼滅の刃』を連想させるもの記憶していた箇所を、少し長くなるが同論文から引用しておこう。

 「男と女の愛の語らいは、昔から夜中に行なうのが一般的であった。言い換えれば、愛とは、第一次的に視覚依存するものではなく、香り(嗅覚)や声・物音(聴覚)あるいは肌触り(触覚)のなかからかに創り出されるイメージの、想像力による夢幻世界における営みであった。そして、日本女性美の一つは、この視覚的な隔離から発生しているともいえよう。『堤中納言物語』の「虫愛づる姫君」のなかに「鬼と女とは人に見えぬぞよき」とあるが、この言葉が苦しまぎれに吐かれた言葉にせよ、実に見事に女の美のあり方を、愛のあり方を示唆している。」

 奇しくも、小松論文の中で三つの感覚が挙げられる順序は『鬼滅の刃』の物語主人公たちが登場する順序と一致している。果たして吾峠呼世晴は、小松和彦論文著作を読んでいたのかどうか。真実は分からないが、そういった想像をしてみるのは楽しいことである

 さて、小松和彦論文は、国文学などにおいて見られる、妻・夫・愛人などに先立たれた人が、パートナーの亡骸を屍姦したり冥界を訪れるという物語記述について論じたものである。その中でも題名のとおり特に、亡くなった妻のイザナミ恋しさに黄泉の国を訪れたイザナギ物語、そこで語られる覗き見の禁忌、その侵犯について考察している。

 死して黄泉の国の住人となってしまったイザナミは、自分を現世に連れ戻すために訪れた夫イザナギに対して「それでは、現世に戻れるのかどうか、殿内に入って黄泉の神と協議します。私を待つ間、決して中を覗かないようにして下さい」と言い残して黄泉殿内に籠もる。しかし、妻と黄泉国神との協議が終わるのを待てなかったイザナギ禁忌を犯し、黄泉の国におけるイザナミの変わり果てた姿(肉体が腐敗して蛇に集られている有り様)を覗き見てしまったがために、彼女は現世に戻ることが不可能となり、二人は別れざるを得なくなる。

 この禁忌を犯す場面において、イザナギは彼の御髻(みみずら)に挿していた湯津爪櫛(ゆつつまぐし)を抜いて、それに火を灯してから黄泉の国の殿内を覗き見るという筋書きになっている。この灯火を焚く必要があったということは、つまり黄泉の国でイザナギイザナミが語り合ったのは、闇の中であったことを示している(そうでなければ、黄泉の国で最初に再会した時点で、イザナミの肉体的変貌にイザナギは気づいていたはずである)。ここには、現世でも黄泉の国でも何ら変わることのない「男女の愛の営みや語らい(ピロウトーク)は暗闇の中でこそ行われる」という形式がある。

 小松和彦論文でも指摘されていることであるが、日本イザナギイザナミの冥界譚やその他の屍姦譚・屍愛譚には、中国大陸の物語から影響を受けた節が窺える。小松論文でも紹介されているが中国東晋時代書物『搜神記』における屍姦譚の一例として、次のような話がある。

 美しい女性結婚した男が、妻から「私は普通人間ではないので、結婚してから三年経過するまでは、夜、明かりで私の姿を照らさないで下さい」と言い渡され、それを守りながら夫婦生活を送り、二人は子まで設けた。しかし、どうしても夫は我慢が出来ず、ある夜、明かりで照らして妻の姿を見てしまった。彼が目にした妻の姿は、腰から上が普通人間女性で、腰から下は干からびた白骨というものであった。妻は「私は死者であるが、あなたが、あと一年だけ我慢して私の今の姿を見ないでいてくれたならば、完全に蘇生することが出来たのに。しかし、あなたが禁を破ったがために、最早それは叶わなくなった」と言い残し、形見として袍(うわぎ)の端布と二人の間に生まれた子を残して、男の元を去ってしまった。その端布を持って嘆き暮す男のことは、スイ陽王(スイは目偏にオオトリ旁)の知るところになり、袍の端布が王の若くして亡くなった娘姫のものと同じであったこから、娘姫の葬られた墓を暴いたとの嫌疑で男は取り調べられることになった。男が語った事の経緯を信じられない王と家来が、娘姫の墓を検分したところ、墓暴きに遭った形跡も認められず、念のために墓内に入って棺も確かめると、袍の裾が棺の蓋の隙間からはみ出ていた。それを見て「さては、本当に墓を抜け出して夫婦生活を送っていたのか」と、王も家来も信じるようになったとの由。この生者の夫と幽霊の妻も、彼らの愛の営みを、妻の申し渡した禁忌を犯さないように、明かりの無い暗闇で行なっていたことは確実である

 イザナギイザナミ冥界譚と『搜神記』における人間・死者婚姻譚との間に共通するのは、妻の本当の姿を見ることの禁忌、それを夫が犯したために妻の蘇生が叶わないという点である

 特に前者の覗き見の禁忌について、小松和彦考察し、その本質は「女性が『ありのままの姿』を公に晒すのは好ましくないという、昔日の社会における男女観・価値観倫理観の反映」であり「女性の本性を覗き見ることについての禁忌」だったのではないか推理している。それを裏付けるかのように、生者であるパートナーに対して自分の本当の姿を見ないように要求する死者の話は、圧倒的に女性要求する側であることが多いのである。また、禁忌を犯した夫イザナギに対するイザナミの怒りの言葉は「吾に辱(はぢ)見せつ」(私に恥を晒させた!)というものであるさらに、類似物語として、豊玉姫(トヨタマヒメ)が出産の時、産屋に籠もり、それを彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)が覗き見ると、豊玉姫の正体はワニ(サメ)の姿であったという話もまた、女性の本性を見る禁忌の事例として挙げられる。

 死者にしろ生者にしろ、隠れている女性の姿を覗き見る男の性向というのは、時代を下っても変わらない。例えば『伊勢物語』の「むかしおとこうゐかうふりして」という出だしで有名な最初の一篇でも、田舎には不釣り合いな雅やかな女性が里に暮らしていることを知った主人公(在原業平)は、垣根の破れた所から彼女たちの姿を覗き見る。ずっと時代を下った現代においても、男性向けアダルトコンテンツは、視覚表現重要性を持つことは周知の事実である。このように、イザナギ在原業平の昔から変わることなく、男性は「視覚的な欲求」を満たすことを強く好むと言って間違いない。

 ところで、この「屍愛譚―」論文を再読し、期せずして気づいたのであるが、論文の著者である小松和彦の行なう考察もまた(覗き見の禁忌を論じて考察する必要から、当然のことではあるとはいえ)、やはり「視覚範疇」に留まっている。これもまた、視覚を重視する男の性向の顕れと言えるかもしれない。しかも、上に引用した箇所で「夜の闇の中での男女の愛の営みや語らいにおいては、嗅覚聴覚・触覚が重要である」といったことを述べているのにも関わらず、同論文は、それらの三感覚重要な働きを示している国文学上の具体例を、特に挙げてはいないのである。あるいは、国文学に詳しい人たちからすれば周知の事実なので、態々挙げる必要がないとして言わなかっただけのことなのだろうか?

 とりあえず、男女の機微の話は後回しにして、ひとまず、妖怪識別する手段としてのこれら三つの感覚について、話を進めることにする。

 聴覚妖怪識別に用いる事例は、比較的容易に見出される。例えば、誰そ彼(たそかれ)時・彼は誰(かはたれ)時・夜のように、人間なのか物の怪なのかを視覚的に区別をつけ難い時、相手妖怪が発する声によって正体を見抜くという事例は幾つも見つけられる。カワウソなどの物の怪は、人間から「誰じゃ?」と問いかけられると「俺じゃ」と言えず「おねじゃ」とか「かわい」などとしか言えないので、正体を見破られてしまうという。これは、言霊の力とも解釈できるが、音声(聴覚)による正体識別の事例と考えても許されるであろう。また、仮に人間の方が話し掛けたり問い掛けたりしなくても、妖怪の方から自発的に何らかの独特な声や音を発してくる(アズキアライ・テングダオシのような怪音、ヤロカ水の怪しい呼び掛け声など)ので、それを聞けば正体が分かるという例もある。これらも聴覚による妖怪識別に含めてよさそうである

 触覚の方はどうだろうか? 例えば、厠(便所)で河童などの物の怪に人間が尻を触られるという怪異の話は数多い。そして、それらの怪異譚は「毛むくじゃらの手である」といったような、通常の人間とは何かしら異なる手触り・肌触りの特徴を持つことを窺わせる描写が伴うことが多いように思える。厠が家屋の中では暗い場所に分類されることを併せて考えれば、これも視覚には頼り難い状況下で、触覚により妖怪識別する事例と考えることが可能ではないだろうか。他には、猟のために山に分け入った猟師が、夜になり「これでは鼻を摘まれても分からないな」と独り言を呟いたところ、突然「これでもか?」と何者かの手に鼻を捻られたという怪異譚もある(参考:千葉幹夫『全国妖怪事典静岡県の部)が、これは残念ながら手触りについて伝えていない。しかし、このように暗い場所時間帯において、物の怪に身体の一部を触られるという怪異譚は、枚挙に暇がない。これらも触覚によって人か物の怪かを判断するという事例に含められないか否か、再検討してみるべきかもしれない。

 問題は、嗅覚により妖怪識別する話や本性を看破する話なのだが、残念ながら今のところ、これといった事例を見つけられずにいる。逆に、妖怪嗅覚の方を利用し、何らかの臭いを発するもの人間が用意することで魔除けにするという事例ならば、比較的容易に幾つも見出だせるのであるが。例えば、焼いた鰯の頭を魔除けとする例は有名である。また、今でこそカカシといえば田圃に立つ人形のことであるが、日本神話でオオクニヌシスクナビコナと出逢うくだりに記されているように、本来の古い和名はソホド乃至ソフドである。それがカカシと呼ばれるようになったのは、稲を荒らす鳥を追い払うのに、鳥の死骸を焼いたもの竹竿の先に紐で括り下げて掲げるという風習があり「臭いを鳥に嗅がせる」という意味でカガシと呼んでいたものが、鳥避け人形混同されるようになったかである。上に挙げた鰯の頭も、ヤイカガシ・ヤッカガシ(焼き嗅がし)と呼ぶ地方があり、明らかに鳥避けのカガシと同じである。他にも、山中でタヌキやムジナの類いに化かされたことに気づいたならば、煙管(煙草)を一服すれば妖怪は逃げていくとか、小便をすると臭いを嫌がる妖怪を避けられるとか、人間嗅覚ではなく妖怪嗅覚を逆手にとって利用して払う例は多い。

 小松論文では具体例が挙げられていないものの「視覚的に本性を見ることが禁忌とされた状態特に暗闇の中で、何者かと一対一で対峙する状況において、重要役割を果たすのは、嗅覚聴覚・触覚である」という見解は、説得力を感じさせられるものであることは確かである特に、愛の営みに関しては、そうである人間がお互い裸一貫となって同衾する時、見た目の虚飾は、ほぼ通用しなくなるのだから。したがって、これら三感覚重要性が高まることは、必然であるように思われる。

 とはいえ「思われる」ということと、国文学などにおいて実際にどのように捉えられていたのかは、もちろん別問題であるから、これは検証必要があるだろう。あるいは(素人である私に言われるまでもなく)既に専門家の間では検証済みなのかもしれない。国文学中の、特に男女の愛の営みや語らいにおける三感覚が占める役割について、どのように描かれ、語られてきたのか、可能ならば識者の見解を知りたいものである

―――――――――――――――――――――――――――――

 さて、私は上で、男女の機微の話を後回しにして、妖怪の正体を識別する感覚的な手段の話をすると書いた。そこでいよいよ、男女の機微、すなわち異性のパートナーのことを暗闇の中で知る手段としての嗅覚聴覚・触覚の三感覚について論ずる順番がやって来た。といっても、上の文章を読んでもらえば分かるとおり、専門的な知見を私は持たない。そこで、識者の見解とは無関係に、今の私個人が思うところを書くことにする。したがって、これより以下は全くの駄文である

文字数制限のため分割したので、続きは⇒anond:20221023224411

2022-10-19

anond:20221019013921

黙らせるにしても俺は他人を殴るという選択肢が頭に浮かぶことないと思うわ

最大限テンパったら口を塞ぐくらいはやるかもしれないが

まぁでもそれくらいの攻撃性を持って対峙しなければ瞬間湯沸かし器には対抗できないのかもしれないね

沸騰した次の瞬間にノータイムで殴られたらどんな反応をするんだろう笑

2022-10-16

まんこ初見殺しはエグいが、慣れると秒殺できる

まんこを初めて見た時は、童貞だと絶対死ぬよな。

どうなってんだこれ?穴どこ?ってなる。

漫画動画研究してても、リアル対峙すると誰でもキョドる。

でも慣れてくると、ああここがクリか、ここが穴か、と手に取るように分かる。

RTAの如く秒殺も可能だし、なんなら触れずに絶頂エンドに達することも可能

クリルート、穴ルートポルチオルート、淫語催眠ルート、いろんなコースが選べて攻略しがいがある。

ああ、まんこって素晴らしい。

anond:20221016141850

からだが

右は「世界を内と外に分けて内に味方する(強者である外と対峙するために内の代表である政府好意的→左には上の手先に見える)」

左は「世界を上と下に分けて下に味方する(強者である自国の上と対峙するために外の勢力好意的→右には外の手先に見える)」

って定義10数年前ははてなでもよく見られたな。最近見なくなったが。

2022-10-11

HUNTER×HUNTER2011の嫌いなところ

HUNTER×HUNTER連載再開決まりましたね

ここで個人的アニメHUNTER×HUNTER2011の嫌いなところあげたい。

① OP最初から最後まで変わらない

  

② ゴンカイト出会い監督のよく分からない考えで改変される

③ 蟻編でユピーシュートが闘っている場面

後ろから近づいたナックルにユピー攻撃が当たりナックルダメージを受ける。ポットクリン借金が返済されない限り、ユピー攻撃ナックルダメージを受けないはず 

④ 蟻編でゴンとピトー対峙し、後ろからプフが静かに近づき、ピトーがプフに「それ以上こっちへ来るな」と警告する場面で、原作には無いコツコツという足音SEが付いている。

(このあとの場面でプフが「あなたが声を発しなければ私は彼を仕留めらた」と言うけど、いやバレてるやろ)

以上です

2022-10-10

「続きはウェブで」がなくなった頃が日本の転換期だと思う

昔、CMで「続きはウェブで」というものがあった。

CM内でいくつかの選択肢を示し、その続き、オチはそのホームページに行けば見にいけるというものだった。

当時こうしたCMはいくつかあって、いつの間にかなくなっていた。

そして、こうしたCM消失こそが実は日本文化の一つの転換期であったのだと思う。

当時「続きはウェブで」というキャッチフレーズ構造は、インパクトがあった。

何故かといえば、それは未だネット現実の地続きにある世界ではなく、あくまで<現実><ネット>という隔たりがあったからだ。

それ故、現実世界リンクしているネット世界というのは新鮮味があり、多くの人の興味を惹いた。

しかし今現在では現実ネットはもはやイコールであり、フラット存在となっているためこのようなCMが出てきたところで「はぁ?」となるわけだ。

ではこうした現実ネット世界イコールとして扱われるようになったのは、果たしていつ頃からなのだろうか?

そこで思うのが「続きはウェブで」としたCMが勢いを失い、脚光を浴びなくなったのは、

現実ネット世界フラットである認識している世代が台頭してきたことにあるのではないだろうか。

彼らデジタルネイティブ世代現実ネットの隔たりを知らず、圧倒的な情報量と生まれときから対峙していた。

彼らが「続きはウェブで」のCM効果的でなくし、なくなった効果こそが日本の転換期を示す。

昔はオタク文化の走りであったネット世界現実調和し、今では飲み込もうとさえしているこの現状はなんとも感慨深い。

そのうちネット広告において「続きはリアルで!」というものが出てくるかもしれない。

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