「ふんばり」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ふんばりとは

2023-09-20

ウクライナ人も死にまくってる

もうひとふんばりだっ

がんばれーッロシアーーー!!!

2023-03-09

とんがりコーンの亜種

ふんばりコーン(ふんばっている)

・がんばりコーン(頑張り屋さん)

・恥ずかしがりコーンかわいい。甘酸っぱい)

ガリガリコーンガリガリくんとのコラボ

しんがりコーン(殿様コーンを守っているが食べられてしまう)

・こんがりコーン(香ばしくて大人の味)

2022-10-25

時々硬くて太いうんこがなかなか出ないときがあります

通常のふんばりでは全く歯が立たず、途中で一旦引っ込めてしまうほど硬くて、太いんです。

ウォシュレットアナルに直接噴射しても動じません。

30分程格闘の末ようやく限界ギリギリの超ふんばりでなんとか排泄出来ました。

いつまたこのような超硬くて太いうんこ対峙するかわかりません。

(ちなみにこのようなうんこは生涯2回あります。)

もし、年を取ったときにこのようなうんこが現れたとき私は勝てる自信がありません。

おそらく、ふんばった勢いで生命活動必要脳内重要な血管が千切れて死ぬことは避けられぬでしょう。

私は、うんこに恐怖して生きていくのは嫌です。

かといって浣腸と共に生きていくのも複雑です。

このような凶悪なうんこから身を守る方法を教えて下さい。

2022-08-14

こないだ巣立ってったハトが置き土産していきやがった。

4人家族ハトで隣のベランダに住み着いてたやつが、こっちに浸食してきたので対策したのは2か月ほど前の話。

しかし先日2匹の子供が巣立っていったようだが、深夜におもいっきりうちのベランダ侵入して糞をしていきやがった。

フンだけにふんばりやがった。

「立つ鳥跡を濁さず」って言ったの誰だよ。

昼間の目につく時間帯を避けてぶちまけてったのがなかなか賢いやつだった。

巣立った子供たちに幸あれ。

2022-07-14

30年生きてきて腸の調子がよかった日が一度もない

食事をしている人は読まないでください。


幼い頃からたったの一度も、快便だったことがない。

ずっと便秘さらには腹痛もひどい。大腸検査問題なし。どの病院に行っても、食物繊維と水分をとって運動しましょうで終わり。

それをやったとて出るのは4〜5日に一度。大嵐のような感じで尻穴は毎回悲鳴を上げている。


食事自炊を中心に、野菜を多く肉や卵も食べてバランスよくとっている。

水も毎日1.5L〜2Lは飲んでいる。牛乳もたまに飲む。

酒は飲まない。

どう考えてもかなり健康的な生活、腸を想った暮らしを送っている。


でも変わらない。酸化マグネシウムや、イチジク浣腸がないとコントロールすらできない。

依存してはならないと、どちらも断つと一週間くらい出ない時もあり、その時はもう深夜だろうと早朝だろうと3時間トイレに籠る。

そういう時はふんばりすぎて血圧が上がって、トイレから出たらまず倒れるように横になってしまう。


自分と同じような増田いませんか?

そして、対策を知っている増田がいたら教えて欲しい。

普通に暮らしたい。

2021-12-21

まとめサイトで見たけど韓国コロナ状況ひどいな

どこでどう差がついたのかはともかく、日本もなぁなぁになって手洗いマスクがおなざりになったらああなっちゃうんじゃ…?って怖さがあるわ

ここが実は一番のふんばりどころなんじゃ?と改めて感じた

2021-05-27

ほんと首相なに考えてんだろ

おれ首相と同じ高校出たんだけど、ほんとなんかもうまだ20代なのに楽しいこと減って、なんか首相言葉とか聞くの全部無理になった。同じ高校出たのしんどくなってきた。オリンピックやらないでほしい。ワクチンを行き届くようにしてほしい。はやくコロナを終息に導くように動いてほしい。

首相宇宙人に見える。

  

地元人間から訴えるけど、ほんと周り笑顔ない。ワクチン全然届かない。外に出かけることもない。老人たちはネットなんか使えないから混み合う電話ワクチン摂取の予約してる。おれたちに届くのはもっと先。

  

なんでいまこんなに苦しい?首相地元含め日本のために首相になったんじゃないのか?地元人間がこんな不安なまま絆の五輪をして笑顔になると思う?その後の感染者の推移は予測できてないの?

  

ほんと、今将来に希望なんか持てない。外出、仕事と家の往復とスーパーのみ。つらい。ほんとごめん、しんどい。もうすぐ無職になることが決まってる。いつまで耐える?いつまでふんばりどき?ずっと?

  

もういや、はやく楽しいことしたい。

2021-03-22

カイロ団長

あるとき、三十疋ぴきのあまがえるが、一緒いっしょに面白おもしろ仕事をやって居おりました。

 これは主に虫仲間からたのまれて、紫蘇しその実やけしの実をひろって来て花ばたけをこしらえたり、かたちのいい石や苔こけを集めて来て立派なお庭をつくったりする職業しょうばいでした。

 こんなようにして出来たきれいなお庭を、私どもはたびたび、あちこちで見ます。それは畑の豆まめの木の下や、林の楢ならの木の根もとや、又また雨垂あまだれの石のかげなどに、それはそれは上手に可愛かあいらしくつくってあるのです。

 さて三十疋は、毎日大へん面白くやっていました。朝は、黄金色きんいろのお日さまの光が、とうもろこし影法師かげぼうしを二千六百寸も遠くへ投げ出すころからさっぱりした空気すぱすぱ吸って働き出し、夕方は、お日さまの光が木や草の緑を飴色あめいろにうきうきさせるまで歌ったり笑ったり叫さけんだりして仕事しました。殊ことにあらしの次の日などは、あっちからもこっちからもどうか早く来てお庭をかくしてしまった板を起して下さいとか、うちのすぎごけの木が倒たおれましたから大いそぎで五六人来てみて下さいとか、それはそれはいそがしいのでした。いそがしければいそがしいほど、みんなは自分たちが立派な人になったような気がして、もう大よろこびでした。さあ、それ、しっかりひっぱれ、いいか、よいとこしょ、おい、ブチュコ、縄なわがたるむよ、いいとも、そらひっぱれ、おい、おい、ビキコ、そこをはなせ、縄を結んで呉くれ、よういやさ、そらもう一いき、よおいやしゃ、なんてまあこんな工合ぐあいです。

 ところがある日三十疋のあまがえるが、蟻ありの公園地をすっかり仕上げて、みんなよろこんで一まず本部へ引きあげる途中とちゅうで、一本の桃ももの木の下を通りますと、そこへ新らしい店が一軒けん出ていました。そして看板がかかって、

「舶来はくらいウェスキイ 一杯ぱい、二厘りん半。」と書いてありました。

 あまがえるは珍めずらしいものですから、ぞろぞろ店の中へはいって行きました。すると店にはうすぐろいとのさまがえるが、のっそりとすわって退くつそうにひとりでべろべろ舌を出して遊んでいましたが、みんなの来たのを見て途方もないいい声で云いいました。

「へい、いらっしゃい。みなさん。一寸ちょっとおやすみなさい。」

「なんですか。舶来のウェクーというものがあるそうですね。どんなもんですか。ためしに一杯呑のませて下さいませんか。」

「へい、舶来のウェスキイですか。一杯二厘半ですよ。ようござんすか。」

「ええ、よござんす。」

 とのさまがえるは粟あわつぶをくり抜ぬいたコップにその強いお酒を汲くんで出しました。

「ウーイ。これはどうもひどいもんだ。腹がやけるようだ。ウーイ。おい、みんな、これはきたいなもんだよ。咽喉のどへはいると急に熱くなるんだ。ああ、いい気分だ。もう一杯下さいませんか。」

はいはいこちらが一ぺんすんでからさしあげます。」

「こっちへも早く下さい。」

はいはい。お声の順にさしあげます。さあ、これはあなた。」

「いやありがとう、ウーイ。ウフッ、ウウ、どうもうまいもんだ。」

「こっちへも早く下さい。」

はい、これはあなたです。」

「ウウイ。」

おいもう一杯お呉れ。」

「こっちへ早くよ。」

「もう一杯早く。」

「へい、へい。どうぞお急せきにならないで下さい。折角せっかく、はかったのがこぼれますから。へいと、これはあなた。」

「いや、ありがとう、ウーイ、ケホン、ケホン、ウーイうまいね。どうも。」

 さてこんな工合で、あまがえるはお代りお代りで、沢山たくさんお酒を呑みましたが、呑めば呑むほどもっと呑みたくなります

 もっとも、とのさまがえるのウィスキーは、石油缶かんに一ぱいありましたから、粟つぶをくりぬいたコップで一万べんはかっても、一分もへりはしませんでした。

おいもう一杯おくれ。」

「も一杯お呉れったらよう。早くよう。」

「さあ、早くお呉れよう。」

「へいへい。あなたさまはもう三百二杯目でございますがよろしゅうございますか。」

「いいよう。お呉れったらお呉れよう。」

「へいへい。よければさし上げます。さあ、」

「ウーイ、うまい。」

「おい、早くこっちへもお呉れ。」

 そのうちにあまがえるは、だんだん酔よいがまわって来て、あっちでもこっちでも、キーキーイといびきかいて寝ねてしまいました。

 とのさまがえるはそこでにやりと笑って、いそいですっかり店をしめて、お酒石油缶にはきちんと蓋ふたをしてしまいました。それから戸棚とだなからくさりかたびらを出して、頭からから足のさきまでちゃんと着込きこんでしまいました。

 それからテーブル椅子いすをもって来て、きちんとすわり込みました。あまがえるはみんな、キーキーイといびきかいています。とのさまがえるはそこで小さなしかけを一つ持って来て、自分椅子の向う側に置きました。

 それからから鉄の棒をおろして来て椅子へどっかり座すわって一ばんはじのあまがえる緑色のあたまをこつんとたたきました。

「おい。起きな。勘定かんじょうを払はらうんだよ。さあ。」

キーイ、キーイ、クヮア、あ、痛い、誰たれだい。ひとの頭を撲なぐるやつは。」

勘定を払いな。」

「あっ、そうそう。勘定はいくらになっていますか。」

「お前のは三百四十二杯で、八十五銭五厘だ。どうだ。払えるか。」

 あまがえるは財布さいふを出して見ましたが、三銭二厘しかありません。

「何だい。おまえは三銭二厘しかないのか。呆あきれたやつだ。さあどうするんだ。警察へ届けるよ。」

「許して下さい。許して下さい。」

「いいや、いかん。さあ払え。」

「ないんですよ。許して下さい。そのかわりあなたのけらいになりますから。」

「そうか。よかろう。それじゃお前はおれのけらいだぞ。」

「へい。仕方ありません。」

「よし、この中にはいれ。」

 とのさまがえるは次の室へやの戸を開いてその閉口したあまがえるを押おし込んで、戸をぴたんとしめました。そしてにやりと笑って、又どっしり椅子へ座りました。それから例の鉄の棒を持ち直して、二番目のあま蛙がえるの緑青ろくしょういろの頭をこつんとたたいて云いました。

「おいおい。起きるんだよ。勘定勘定だ。」

キーイ、キーイ、クワァ、ううい。もう一杯お呉れ。」

「何をねぼけてんだよ。起きるんだよ。目をさますんだよ。勘定だよ。」

「ううい、あああっ。ううい。何だい。なぜひとの頭をたたくんだい。」

「いつまでねぼけてんだよ。勘定を払え。勘定を。」

「あっ、そうそう。そうでしたね。いくらになりますか。」

「お前のは六百杯で、一円五十銭だよ。どうだい、それ位あるかい。」

 あまがえるはすきとおる位青くなって、財布をひっくりかえして見ましたが、たった一銭二厘しかありませんでした。

「ある位みんな出しまからどうかこれだけに負けて下さい。」

「うん、一円二十銭もあるかい。おや、これはたった一銭二厘じゃないかあんまり人をばかにするんじゃないぞ。勘定の百分の一に負けろとはよくも云えたもんだ。外国のことばで云えば、一パーセントに負けて呉れと云うんだろう。人を馬鹿にするなよ。さあ払え。早く払え。」

だって無いんだもの。」

「なきゃおれのけらいになれ。」

「仕方ない。そいじゃそうして下さい。」

「さあ、こっちへ来い。」とのさまがえるはあまがえるを又次の室へやに追い込みました。それから又どっかりと椅子へかけようとしましたが何か考えついたらしく、いきなりキーキーいびきかいているあまがえるの方へ進んで行って、かたっぱしからみんなの財布を引っぱり出して中を改めました。どの財布もみんな三銭より下でした。ただ一つ、いかにも大きくふくれたのがありましたが、開いて見ると、お金が一つぶも入っていないで、椿つばきの葉が小さく折って入れてあるだけでした。とのさまがえるは、よろこんで、にこにこにこにこ笑って、棒を取り直し、片っぱしかあまがえる緑色の頭をポンポンポンポンたたきつけました。さあ、大へん、みんな、

「あ痛っ、あ痛っ。誰だい。」なんて云いながら目をさまして、しばらくきょろきょろきょろきょろしていましたが、いよいよそれが酒屋のおやじのとのさまがえるの仕業しわざだとわかると、もうみな一ぺんに、

「何だい。おやじ。よくもひとをなぐったな。」と云いながら、四方八方から、飛びかかりましたが、何分とのさまがえるは三十がえる力りきあるのですし、くさりかたびらは着ていますし、それにあまがえるはみんな舶来ウェスキーでひょろひょろしてますから、片っぱしかストンストンと投げつけられました。おしまいにはとのさまがえるは、十一疋のあまがえるを、もじゃもじゃ堅かためて、ぺちゃんと投げつけました。あまがえるはすっかり恐おそれ入って、ふるえて、すきとおる位青くなって、その辺に平伏へいふくいたしました。そこでとのさまがえるがおごそかに云いいました。

「お前たちはわしの酒を呑のんだ。どの勘定も八十銭より下のはない。ところがお前らは五銭より多く持っているやつは一人もない。どうじゃ。誰かあるか。無かろう。うん。」

 あまがえるは一同ふうふうと息をついて顔を見合せるばかりです。とのさまがえるは得意になって又はじめました。

「どうじゃ。無かろう。あるか。無かろう。そこでお前たちの仲間は、前に二人お金を払うかわりに、おれのけらいになるという約束くそくをしたがお前たちはどうじゃ。」この時です、みなさんもご存じの通り向うの室の中の二疋ひきが戸のすきまから目だけ出してキーと低く鳴いたのは。

 みんなは顔を見合せました。

「どうも仕方ない。そうしようか。」

「そうお願いしよう。」

「どうかそうお願いいたします。」

 どうです。あまがえるなんというものは人のいいものですからすぐとのさまがえるのけらいになりました。そこでとのさまがえるは、うしろの戸をあけて、前の二人を引っぱり出しました。そして一同へおごそかに云いました。

「いいか。この団体カイロ団ということにしよう。わしはカイロ団長じゃ。あしたからはみんな、おれの命令にしたがうんだぞ。いいか。」

「仕方ありません。」とみんなは答えました。すると、とのさまがえるは立ちあがって、家をぐるっと一まわしましました。すると酒屋はたちまちカイロ団長の本宅にかわりました。つまり前には四角だったのが今度は六角形の家になったのですな。

 さて、その日は暮くれて、次の日になりました。お日さまの黄金色きんいろの光は、うしろの桃の木の影法師かげぼうしを三千寸も遠くまで投げ出し、空はまっ青にひかりましたが、誰もカイロ団に仕事を頼たのみに来ませんでした。そこでとのさまがえるはみんなを集めて云いました。

「さっぱり誰も仕事を頼みに来んな。どうもこう仕事がなくちゃ、お前たちを養っておいても仕方ない。俺おれもとうとう飛んだことになったよ。それにつけても仕事のない時に、いそがしい時の仕度したくをして置くことが、最必要だ。つまりその仕事材料を、こんな時に集めて置かないといかんな。ついてはまず第一が木だがな。今日はみんな出て行って立派な木を十本だけ、十本じゃすくない、ええと、百本、百本でもすくないな、千本だけ集めて来い。もし千本まらなかったらすぐ警察へ訴うったえるぞ。貴様らはみんな死刑しけいになるぞ。その太い首をスポンと切られるぞ。首が太いからスポンとはいかない、シュッポォンと切られるぞ。」

 あまがえるどもは緑色の手足をぶるぶるぶるっとけいれんさせました。そしてこそこそこそこそ、逃にげるようにおもてに出てひとりが三十三本三分三厘強ずつという見当で、一生けん命いい木をさがしましたが、大体もう前々からさがす位さがしてしまっていたのですからいくらそこらをみんながひょいひょいかけまわっても、夕方までにたった九本しか見つかりませんでした。さあ、あまがえるはみんな泣き顔になって、うろうろうろうろやりましたがますますどうもいけません。そこへ丁度一ぴきの蟻ありが通りかかりました。そしてみんなが飴色あめいろの夕日にまっ青にすきとおって泣いているのを見て驚おどろいてたずねました。

あまがえるさん。昨日はどうもありがとう。一体どうしたのですか。」

今日は木を千本、とのさまがえるに持っていかないといけないのです。まだ九本しか見つかりません。」

 蟻はこれを聞いて「ケッケッケッケ」と大笑いに笑いはじめました。それからしました。

千本持って来いというのなら、千本持って行ったらいいじゃありませんか。そら、そこにあるそのけむりのようなかびの木などは、一つかみ五百本にもなるじゃありませんか。」

 なるほどとみんなはよろこんでそのけむりのようなかびの木を一人が三十三本三分三厘ずつ取って、蟻にお礼を云って、カイロ団長のところへ帰って来ました。すると団長は大機嫌だいきげんです。

「ふんふん。よし、よし。さあ、みんな舶来はくらいウィスキーを一杯いっぱいずつ飲んでやすむんだよ。」

 そこでみんなは粟あわつぶのコップで舶来ウィスキーを一杯ずつ呑んで、くらくら、キーキーイと、ねむってしまいました。

 次の朝またお日さまがおのぼりになりますと、とのさまがえるは云いました。

「おい、みんな。集れ。今日もどこから仕事をたのみに来ない。いいか今日はな、あちこち花畑へ出て行って花の種をひろって来るんだ。一人が百つぶずつ、いや百つぶではすくない。千つぶずつ、いや、千つぶもこんな日の長い時にあんまり少い。万粒つぶずつがいいかな。万粒ずつひろって来い。いいか、もし、来なかったらすぐお前らを巡査じゅんさに渡わたすぞ。巡査は首をシュッポンと切るぞ。」

 あまがえるどもはみんな、お日さまにまっさおにすきとおりながら、花畑の方へ参りました。ところが丁度幸さいわいに花のたねは雨のようにこぼれていましたし蜂はちもぶんぶん鳴いていましたのであまがえるはみんなしゃがんで一生けん命ひろいました。ひろいながらこんなことを云っていました。

「おい、ビチュコ。一万つぶひろえそうかい。」

「いそがないとだめそうだよ、まだ三百つぶにしかならないんだもの。」

「さっき団長が百粒ってはじめに云ったねい。百つぶならよかったねい。」

「うん。その次に千つぶって云ったねい。千つぶでもよかったねい。」

「ほんとうにねい。おいら、お酒をなぜあんにのんだろうなあ。」

「おいらもそいつを考えているんだよ。どうも一ぱい目と二杯目、二杯目と三杯目、みんな順ぐりに糸か何かついていたよ。三百五十杯つながって居たとおいら今考えてるんだ。」

「全くだよ。おっと、急がないと大へんだ。」

「そうそう。」

 さて、みんなはひろってひろってひろって、夕方までにやっと一万つぶずつあつめて、カイロ団長のところへ帰って来ました。

 するととのさまがえるのカイロ団長はよろこんで、

「うん。よし。さあ、みんな舶来ウェスキーを一杯ずつのんで寝ねるんだよ。」と云いました。

 あまがえるもも大よろこびでみんな粟あわのこっぷで舶来ウィスキイを一杯ずつ呑んで、キーキーイと寝てしまいました。

 次の朝あまがえるどもは眼めをさまして見ますと、もう一ぴきのとのさまがえるが来ていて、団長とこんなはなしをしていました。

「とにかく大いに盛さかんにやらないといかんね。そうでないと笑いものになってしまうだけだ。」

「全くだよ。どうだろう、一人前九十円ずつということにしたら。」

「うん。それ位ならまあよかろうかな。」

「よかろうよ。おや、みんな起きたね、今日は何の仕事をさせようかな。どうも毎日仕事がなくて困るんだよ。」

「うん。それは大いに同情するね。」

今日は石を運ばせてやろうか。おい。みんな今日は石を一人で九十匁もんめずつ運んで来い。いや、九十匁じゃあまりいかな。」

「うん。九百貫という方が口調がいいね。」

「そうだ、そうだ。どれだけいいか知れないね。おい、みんな。今日は石を一人につき九百貫ずつ運んで来い。もし来なかったら早速警察貴様らを引き渡すぞ。ここには裁判の方のお方もお出いでになるのだ。首をシュッポオンと切ってしまう位、実にわけないはなしだ。」

 あまがえるはみなすきとおってまっ青になってしまいました。それはその筈はずです。一人九百貫の石なんて、人間でさえ出来るもんじゃありません。ところがあまがえるの目方が何匁あるかと云ったら、たかが八匁か九匁でしょう。それが一日に一人で九百貫の石を運ぶなどはもうみんな考えただけでめまいを起してクゥウ、クゥウと鳴ってばたりばたり倒たおれてしまたことは全く無理もありません。

 とのさまがえるは早速例の鉄の棒を持ち出してあまがえるの頭をコツンコツンと叩たたいてまわりました。あまがえるはまわりが青くくるくるするように思いながら仕事に出て行きました。お日さまさえ、ずうっと遠くの天の隅すみのあたりで、三角になってくるりくるりうごいているように見えたのです。

 みんなは石のある所に来ました。そしててんでに百匁ばかりの石につなをつけて、エンヤラヤア、ホイ、エンヤラヤアホイ。とひっぱりはじめました。みんなあんまり一生けん命だったので、汗あせがからだ中チクチクチクチク出て、からだはまるでへたへた風のようになり、世界ほとんどまっくらに見えました。とにかくそれでも三十疋が首尾よくめいめいの石をカイロ団長の家まで運んだときはもうおひるになっていました。それにみんなはつかれてふらふらして、目をあいていることも立っていることもできませんでした。あーあ、ところが、これから晩までにもう八百九十九貫九百匁運ばないと首をシュッポオンと切られるのです。

 カイロ団長は丁度この時うちの中でいびきかいて寝て居おりましたがやっと目をさまして、ゆっくりと外へ出て見ました。あまがえるどもは、はこんで来た石にこしかけてため息をついたり、土の上に大の字になって寝たりしています。その影法師は青く日がすきとおって地面に美しく落ちていました。団長は怒おこって急いで鉄の棒を取りに家の中にはいますと、その間に、目をさましていたあまがえるは、寝ていたものゆり起して、団長が又出て来たときは、もうみんなちゃんと立っていました。カイロ団長が申しました。

「何だ。のろまども。今までかかってたったこれだけしか運ばないのか。何という貴様らは意気地いくじなしだ。おれなどは石の九百貫やそこら、三十分で運んで見せるぞ。」

「とても私らにはできません。私らはもう死にそうなんです。」

「えい、意気地なしめ。早く運べ。晩までに出来なかったら、みんな警察へやってしまうぞ。警察ではシュッポンと首を切るぞ。ばかめ。」

 あまがえるはみんなやけ糞くそになって叫さけびました。

「どうか早く警察へやって下さい。シュッポン、シュッポンと聞いていると何だか面白おもしろいような気がします。」

 カイロ団長は怒って叫びしました。

「えい、馬鹿者め意気地なしめ。

 えい、ガーアアアアアアアアア。」カイロ団長何だか変な顔をして口をパタンと閉じました。ところが「ガーアアアアアアア」と云う音はまだつづいています。それは全くカイロ団長の咽喉のどから出たのではありませんでした。かの青空高くひびきわたるかたつむりメガホーンの声でした。王さまの新らしい命令のさきぶれでした。

「そら、あたらしいご命令だ。」と、あまがえるもとのさまがえるも、急いでしゃんと立ちました。かたつむりの吹くメガホーンの声はいともほがらかにひびきわたりました。

「王さまの新らしいご命令。王さまの新らしいご命令。一個条。ひとに物を云いつける方法。ひとに物を云いつける方法第一、ひとにものを云いつけるときはそのいいつけられるものの目方で自分からだの目方を割って答を見つける。第二、云いつける仕事にその答をかける。第三、その仕事を一ぺん自分で二日間やって見る。以上。その通りやらないものは鳥の国へ引き渡す。」

 さああまがえるどもはよろこんだのなんのって、チェッコという算術うまいかえるなどは、もうすぐ暗算をはじめました。云いつけられるわれわれの目方は拾じゅう匁、云いつける団長のめがたは百匁、百匁割る十匁、答十。仕事は九百貫目、九百貫目掛ける十、答九千貫目。

「九千貫だよ。おい。みんな。」

団長さん。さあこれから晩までに四千五百貫目、石をひっぱって下さい。」

「さあ王様命令です。引っぱって下さい。」

 今度は、とのさまがえるは、だんだん色がさめて、飴色あめいろにすきとおって、そしてブルブルふるえて参りました。

 あまがえるはみんなでとのさまがえるを囲んで、石のある処ところへ連れて行きました。そして一貫目ばかりある石へ、綱つなを結びつけて

「さあ、これを晩までに四千五百運べばいいのです。」と云いながらカイロ団長肩に綱のさきを引っかけてやりました。団長もやっと覚悟かくごがきまったと見えて、持っていた鉄の棒を投げすてて、眼をちゃんときめて、石を運んで行く方角を見定めましたがまだどうも本当に引っぱる気にはなりませんでした。そこであまがえるは声をそろえてはやしてやりました。

「ヨウイト、ヨウイト、ヨウイト、ヨウイトショ。」

 カイロ団長は、はやしにつりこまれて、五へんばかり足をテクテクふんばってつなを引っ張りましたが、石はびくとも動きません。

 とのさまがえるはチクチク汗を流して、口をあらんかぎりあけて、フウフウといきをしました。全くあたりがみんなくらくらして、茶色に見えてしまったのです。

「ヨウイト、ヨウイト、ヨウイト、ヨウイトショ。」

 とのさまがえるは又四へんばかり足をふんばりましたが、おしまいの時は足がキクッと鳴ってくにゃりと曲ってしまいました。あまがえるは思わずどっと笑い出しました。がどう云うわけかそれから急にしいんとなってしまいました。それはそれはしいんとしてしまいました。みなさん、この時のさびしいことと云ったら私はとても口で云えません。みなさんはおわかりですか。ドッと一緒いっしょに人をあざけり笑ってそれからにわかにしいんとなった時のこのさびしいことです。

 ところが丁度その時、又もや青ぞら高く、かたつむりメガホーンの声がひびきわたりました。

王様の新らしいご命令王様の新らしいご命令。すべてあらゆるいきものはみんな気のいい、かあいそうなものである。けっして憎にくんではならん。以上。」それから声が又向うの方へ行って「王様の新らしいご命令。」とひびきわたって居ります

 そこであまがえるは、みんな走り寄って、とのさまがえるに水をやったり、曲った足をなおしてやったり、とんとんせなかをたたいたりいたしました。

 とのさまがえるはホロホロ悔悟かいごのなみだをこぼして、

「ああ、みなさん、私がわるかったのです。私はもうあなた方の団長でもなんでもありません。私はやっぱりただの蛙かえるです。あしたから仕立屋をやります。」

 あまがえるは、みんなよろこんで、手をパチパチたたきました。

 次の日からあまがえるはもとのように愉快ゆかいにやりはじめました。

 みなさん。あまあがりや、風の次の日、そうでなくてもお天気のいい日に、畑の中や花壇かだんのかげでこんなようなさらさらさらさら云う声を聞きませんか。

「おい。ベッコ。そこん処とこをも少しよくならして呉くれ。いいともさ。おいおい。ここへ植えるの

2021-02-23

anond:20210223072044

他の人も書いてたがキーしたら親がなんとかしてくれる状態が続くからキーし続けてるのも考えられるが、親のイライラが少なからずお子さんに伝わってるのかもしれん。うちの子もそうだったから。

嫁さんと相談して子供の前で喧嘩したりイライラしたりはなるべくせずに寝かしつけてから話し合うとかで消化(消火)するようにした。子供がしゃべったり立ったりして何かできたら拍手して大げさに褒めるようにして、いつもぎゅってしてたら気がつけばよく笑う子になってくれたよ。

今1歳2ヶ月。立ち上がれるけどまだ歩けないから他の子に比べてちょっと発育が遅いのかもしれんが、あんまり焦らないようにしてる。

まれて数ヶ月の頃は育児も大変な割に精神報酬が少ないから心折れそうになると思うけど今がふんばりどころ。ママ頑張って!旦那とも話あって育児に参加させたほうがいい。5ヶ月の時点で留守番くらいできないようならこの先どんどん子守が難しくなってくるから

2021-02-18

anond:20210218024409

気楽な明日を1日でも早く迎えられるといいな。もうひとふんばりだ。

2020-10-08

しか現代において箒飛行は時代遅れではないだろうか

おそらく魔女全盛期にはあの細長い形がスピードが出そうな流線型

良かったのだろう

現代身の回りで飛びそうなものを選ぶとしたら

あれ、ポッピングじゃないか

ハンドルがあり、足をかけるペダルがある

ふんばりやすいだろう

悪いのはただけつをおくところがないことで

乗るならば常に競馬の尻浮かせスタイルになるだろう

速そう

2020-08-12

20歳から20

まりにもクソ

20歳から、いや正確には25歳くらいからの約15年

なんとなくで入った会社10年以上働いた挙げ句肩叩かれて転職ふんばりが効かずまた流されて派遣

それでも付き合ってくれてた30代結婚前提恋人いたのになんか結婚まだしたくないというだけで別れてから転がるようにおっさん化

完全に言い訳不能100%まじりっけなしの自業自得

歳がいってるというだけで表面上気を使ってくれる人々

酔うとずっと若い人にこの先どうするんですかと聞かれ

精一杯の作り笑いで「まあちょっとやりたい事もあってね」もちろん計画なんてなんにもない

それも見透かされ苦笑されそれでも誘われたら人と話したくてまた行く

家でしょうもない飯を食べながら昔のめちゃイケ動画見て泣きそうになってやるせなくて停止して

友達もいないから話し相手ほしくて変なアプリ入れて内容がよくわからない主婦のグチをひたすら聞いて相槌打ってたら虚しくなって切るけどまた使う

中途半端借金をあと2年で返すまでは今の仕事続けたいくらしか考えてることな

せめてこのメタボボディくらいは自分次第なんとかするぞと半泣きで決意した30分後にお菓子食う

こういうの全部まっすぐ見つめることできなくて気持ちだけぐしゃぐしゃになって今にも泣きそうなのにどうしても涙がでない

ひとりぼっちで部屋にいる誰にも見られてないのに素直に泣くことすらできなくなってる

こんくらいの人世の中たくさんいるんだろうなって思ったところで気は晴れないしよけい悲しい

楽しいことは後で悲しい

女の子かわいくて辛い

おばさんシビアで辛い

おっさん必死さ辛い

好きな人できるの辛い

今の自分受け入れられないの辛い

おじいさんおばあさん

おかあさんおとうさん

名前で呼ばれたい

2019-07-28

久々にふんばりに見合ううんこが出た

いつもはめちゃくちゃふんばって、肛門から軽く出血してやっと、小さくて太いのが出るんだけど、今日のは同じくらいのふんばりバカみたいな長さ、太さのうんこが出た。こんなのいつぶりだろう。もしかしたら初めてかもしれない。と俺が言ったか今日うんこ記念日

2019-07-25

anond:20190725110354

実際採ってて、輸入してるよ

ヨーロッパうなぎもほぼとりつくしてる

あともうひとふんばりだな

2019-06-21

軽い便秘の人インタビュー「成長に繋がってるのは間違いありません」

排泄。代謝過程で生じた不要物の体外への排出人間が生きる上で避けて通れない行為の一つだ。

そんな排泄、それも固体である大便の方が滞ってしま便秘。その苦しさは、たとえ未経験でも誰もが想像できるだろう。だがこの世界には、分かりやすく重い便秘だけではなく「軽い便秘」というもの存在する。一人の人間が軽い便秘を抱えて生きるとはどういうことなのか、軽い便秘の人に力まず語ってもらった。



――よろしくお願いします。

軽い便秘の人(以後「軽便」)「あ、どうも」

――さっそくですが、今日ウンコの方は……

軽便「おかげ様で。朝一でしてきました」

――おめでとうございます。それは何日ぶりになるんでしょうか。

軽便「いえ、昨日もしましたよ。この一週間ぐらいは毎日出てるかな」

――えっ、そうなんですか。じゃあ、便秘といっても本当に軽いものなんですね。

軽便「……まあ、言葉にすれば『した』『出た』のひとことで済みますけどね。30分以上トイレでウンウン唸ってようやく一絞り、って感じですから(苦笑)」

――なるほど。苦痛矮小化するような言い方をして申し訳ありませんでした。

軽便「いえ、構いません。でも、そもそも便秘が重い方が苦しいって考え方が、どこまで正しいのかなというのは疑問に思うことがあります

――どういうことでしょうか。

軽便「うーん、ちゃんとした便秘の人は、出ないことが既に日常になってるわけじゃないですか。諦めの境地というか。それって実は、『ウンコが出ない自分』に甘えてるところもあるんじゃないかなって。嫌な言い方になっちゃますけど(笑)

――その観点はありませんでした。

軽便「だから、たまに出たウンコはきっとすごく嬉しい、ご褒美みたいなものになるんだろうなって。本格的な便秘になったことはないので、あくま想像ですが」

――妥当な推察だと思います

軽便「それに対して僕みたいな、まあ中途半端便秘人間って、出ることは出るんです。でも、さっきも言ったように、出るのに時間がかかる上に大した量でもない。爽快感なんてゼロどころかマイナスですよ。これが毎日ですからね」

――ああ、それは……

軽便「ええ、しんどいです、正直」

――お察しします。

軽便「まあでも、これが日々の生活に張りを与えているとも言えるわけで。いわばウンコとの戦いですよね。自分の中に常に最大の敵がいる、そんな文明社会にあるまじき緊張感こそが僕の成長に繋がってるのは間違いありません。そう、まさに刻苦便励というような……あるいはアウフヘー便」

――なるほどよく分かりました。最後になりますが、今後の活動について聞かせてください。

軽便「一週間後に大きなライブ(排泄生配信)がありますパフォーマンス性質上、100パーセント絶対に出すとは言えないのがツラいところですけど、応援してくれるファンの期待に応えられるように努力と工夫をした上でふんばります。これまで以上にね。今回は、あっと驚く仕掛けもあるので、そこも楽しみにしておいてもらえれば。ヒントは、『防水カメラ』です」

――本日はお忙しい中、どうもありがとうございました。

取材・文 / 糞狂無来(ふんぐるい むぐる))

2019-04-17

シャワートイレ功罪

実家和式、2つ前の賃貸シャワートイレなしの洋式

1つ前の賃貸シャワートイレ出会った

そして知ってしまった

シャワートイレは用便後に洗うだけではない

シャワーで刺激が加わることによって、用便が促されるということを…

今、この賃貸では再びシャワートイレがない洋式になった

俺はすでにシャワーなしでは最後のひとふんばりが効かない体になっていた

あとひとかけらをひり出すために日々トイレで悶絶している

2018-12-09

メンタルに支障をきたしている

休みたいがひとふんばりしなければいけない

2018-07-31

anond:20180731232951

世の中はいくら謝罪しようが何しようが許さないんだ

その変わりいつの間にか忘れ去られてしれっと選択肢の一つに返り咲いてる組織個人も多いさ

日大も今がふんばりどころ

杉田議員がだいぶ持ってってくれてる

2018-06-22

日課の猫のトイレ掃除中。うちのお猫様が「よしよし下僕よ。よくやるではないか」と言わんばかりに、トイレin。

この二文で気づく人は気づくだろう。この後、起こるであろう、最悪の事態を。

下僕は察しの良い読み手の方と同様の危機を瞬時に察知した。過去に一度食らった経験がある。

しか幸運なことに後はシーツさえ替えられれば、全てが終わる。急いで替えのシーツシステムトイレトレイに載せるが、こういう時に限って上手くいかない。

その間にも、お猫様はトイレ砂を足で踏み鳴らし、決戦のバトルフィールドを作り上げる。そして、スウィートスポットを見つけるとそこにふんばり、「何か」を出そうとしている。困った下僕

「あ〜!!お待ち下さい!!お客様!!ただいま、こちらのトイレは清掃中です!!少々お待ち下さい!!」

そう叫びながら一生懸命トレイシステムトイレの中に戻そうとする。しかし、何度もまくり上がって上手く、敷くことができない。

「この時間トイレ掃除は嫌だ、この時間トイレ掃除は嫌だ」

下僕は半泣きでトレイを押し込んでいる時に、一匹の視線を感じた。

穏やかな目は

下僕、わかったか落ち着け。そしてとっとと用事を済ませ」

そう言っていた。

そもそも下僕

「どうせ通じはしないだろう」

と思い、一か八かで、お猫様に頼んでいた。もしお猫様が穏やかな視線を向けることがなくても、起こりうる最悪の事態を、笑って済ますことができるからだ。

けれど、お猫様はわかっていた。別種の言うことなど、わかるものなのだろうか?

「そんなこともあるのか?」

少し考え込みながら、丁寧にシーツを敷き直し、トレイを奥までいれるとお猫様はこちらをガン見しながら「ふん!」と踏ん張ると、いつもと同じく、中型犬と同サイズうんこを、ポロポロと砂の上に落とす。

「なんだ、うんこだったのか」

液体の方だと洒落にならないことになるが、固形ならまぁ、まだ、マシである。呆気にとられていると、お猫様は砂かけをして

下僕、さっさと掃除しろ

と命ぜられた。

2018-06-05

暑いうんこができない

一定割合の人は共感してくれると思うんだけど、夏になって暑くなるとうんこができない。トイレ内がサウナ状態になるからだ。

プロふんばり屋には舐めプだと言われるかもしれないが、トイレ暑いと汗だらだらでうんこに集中できないんだ。換気扇回しても気休めにしかならない。なので夏は便秘気味になる。気づいたら3日くらいうんこが出てなくてお腹限界になると下痢になるようなスタイル。地味につらい。

便秘ときお腹の膨張感が非常に苦痛仕事にも集中できないときがある。でもトイレ扇風機なんか置くスペースもないし...暑いうんこができないので生活に支障をきたしている。誰か解決策を教えてくれないものかなあ。

2018-04-14

うんこするときにふんばってると頭の血管が切れそうになるんだけど

本当に切れることってあるんですか?

ふんばりすぎるのはよくないのでふんばらなくても出るくらいまで待つほうがいいらしいんだけど

そうすると今度は漏らすリスクが上がってしまうので

できるだけ出し切っておきたいんです

でもそれで脳の血管が切れて寝たきりになるのは嫌なので

2018-02-13

おれおとうさんだから

おれおとうさんだから

映画館に通うのやめた

おれおとうさんだから

週末のジム通いやめた

おれおとうさんだから

飲み会行かない

おれおとうさんだから

ライブハウスフェスに行くのやめた

だって時間いか

朝6時に起きて

きみを保育所に送る

めっちゃ仕事して

なるはや帰宅して

風呂入れて

寝かしつけして

力尽きて寝る

週末は

平日のぶんまで

家事して

料理して

家族サービスしてる

めっちゃ時間ない

セックスどころか

オナニーもしてない

オナニー

めっちゃ減った

週1もしてない

友達とも遊んでない

でも おとうさん

映画館には行ってないけど

通勤電車の中で

めっちゃnetflix観てる

ストレンジャーシングス

めっちゃおもろい

テレ東動画も観てる

ゴッドタンキングちゃん

めっちゃおもろい

あとradikoも聴いてる

ハライチのターン タマフル サンド

めっちゃおもろい

ジム

休みに行ってる

めっちゃ捗ってる

週三で行ってる

ベンチプレスデッドリフト

記録伸びてる

あとこれは予想外だったけど

昼にシャワーあびるのが

アトピーめっちゃいい

マジでいい

もう長いこと皮膚科に行ってない

飲み会

正直減ったけど

行きたい飲み会なら

帰宅

ビデオ通話でつないでもらうし

仲の良い友達とは

週末や長期休み家族ぐるみで遊ぶから

別に平気

オナニー

正直

もっとしたいけど

DMMのVR動画観ながら

TENGA

抱き枕抱き枕あいだに挟んで

めっちゃ腰を振っていると

未来を感じる

ああ

マジでいま

21世紀なんだな

って思う

から別に平気

動物園水族館公園

保育所の送り迎えも

予防接種

きみが寝てから爪を切るのも

めっちゃのし

ライブハウスフェスには

行ってないけど

きみが寝ない夜は

spotifyでチルいプレイリストを選んで

きみを抱っこしながら

ゆらゆら揺れる

lofihiphop chillpop

きみのモビールスマホひかり

ゆらめいて

LDKはダンスフロア

こんな夜がいつまでも

続けばいいのにって

いつも思うよ

疲れてきたこ

もうひとふんばり

するために

選ぶのは

もちろん

TK小室哲哉

揺れてる君の dancin'shadow 瞳 くぎづけ

ドアの前 クラクション鳴らせば夜が始まる

セラミックの月 プラスティックの星

ふたりけがリアリティ

君のキスに夜がため息 So Sweet,my Angel

Give it to me all of your night

Be together Be together 今夜は

Say you love me Say you love me 朝まで

Be together Be together 踊るよ

Shake,Shake Shake my soul

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん