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はてなキーワード: あの世とは

2017-03-19

「お前が盛り上がってる話題心底興味ないし、こんなつまらない話題で盛り上がってるお前は蟹」って意思表示をするボタンが欲しい

いちいち「よくわからないけど」みたいな断りを入れてこんなセンシティブ話題コメントをしている人はなんなのか。別にブックマーク義務じゃないんだし、よくわかんないなら黙っとけばいいだろ。知能が猿以下。

ばかかこいつ。

よくわかんないわけじゃなくてわかりたくないし関わりたくないしつまんねー話題ホッテントリにあげんなって気持ちだし、こういう「俺はこの話題をわかってます」というだけでなんか偉そうにしてるこういうゴミコメントする人には事故にあってあの世へいって欲しいという気持ち

なんでいちいちこんなゴミみたいな話題理解しなきゃいけねえんだよ。 

どっちもどっちだよ。

等しくどうでもいいという意味において。

つまんねえ話してるくせに自分が盛り上がってる話題がすごく大事価値があると思い込んでんじゃねえよ



誤字で弄ばれた。

2017-03-17

http://anond.hatelabo.jp/20170317182521

幸せあの世へは持ち越せない

その前提が間違っているとしたら、どうします?

2017-03-16

地球温暖化とかで何百年後がどうこうとか言ってる連中の考えが分からんのよな

6.70年後とかならまあ医学が発達すればワンチャン自分も生きてるかもねえとは思うんだけどさ、100年より先のことまで考えてる人を見るとどうにもね。

今の科学医療の発達を考えれば流石に100年後は生きてないでしょう自分ら。

自分らが死んだ後に地球が滅び始めるからなんだってんですか。

わざわざ自分から滅ぼすような真似をしたり今すぐ地球が駄目になるような事をするのはそりゃアホのすることだとあっしも思いますがね、200年後の子どもたちに綺麗な地球を残しましょうみたいなのになっちゃうと付いていけませんわ。

死んでるんですよ自分ら。

人間は死んだら無になるもんです。

あの世には何も持ってけねえ。

地球を綺麗にしておきましたって思い出も消えちまうんだ。

それなら今自分が生きてる時間を楽しむのが正しいってもんでしょ。

世の中の爺さん婆さんを見なさいよ。

孫の世代ことなんて知ったこっちゃないと言わんばかりに好き放題やってる。

まああそこまで行くとどうにも生き汚くて見てられねえって気持ちもムクムク湧いてきますがね、それでもやれ云百年先になっても今と同じように暮らせるようにしましょうなんて頓珍漢な事言ってる連中と比べりゃまだ心根が澄んでるってもんだ。

云百年先の世界じゃその世界なりの生き方ってのがあるでしょうに、それが自分らの生きてきた時代と同じでないと困るだろうなんて押し付けですよ。

あいう連中が人工知能仕事を奪われたら人間は生きていけなくなって野垂れ死ぬみたいなピントをどこに合わせてんのかも分からん与太を口にするんでしょうかねえ。

地球温暖化なんてずっと昔から起きてるものですよ。

地球が温まる事が全く無かったら氷河期が来たまま今でも世界中シベリアになってらあ。

資源環境大事にするのが間違ってるとは言いませんよ。

でもね、とりあえず自分らの世代が生き残ることが出来る程度で十分って具合に考えりゃあいいじゃないですか。

どうせ次の世代に切り替わればその次の世代が尻に火を付けて頑張ってくれるでしょう。

まだまだ余裕のある世代が格好つけて頭捻っても見てくれだけのトンチキなエンバイロメンタリズムが飛び出してくるだけだ。

そんなのはどうせ政治家愛人貢ぐ金を取ってくるだけの隠れ蓑しかなりませんよ。

結果的にはお偉いさん以外は誰も得しない。

必要になる人間が本気に考えてこそ意味のある環境保護が生まれるもんでしょう。

オオカミ少年だかノストラダムスの大予言だか分からんような大言壮語を触れ回って募金を募ったりあれこれ規制するような真似はやめましょうや。

2017-03-09

バブル冷戦、そしてネコ

バブル芸人

 バブル芸人とやらが人気である。80年生まれの私は、当時のことを懐かしむ思いを感じつつも、微妙な気分で眺めている。何故?バブル経済は悪だったかである。続く「失われた20年」生み出した元凶。(ちなみに「失われた20年」は英語で”lost two decade”であり、「負けた」という意味もある。)彼女なんかはあの時代を茶化してやってるんだろうからいい。でも、ここのところ、なんか素晴らしい時代だったかのような受け取られ方をされてる雰囲気を感じてしまって、イヤなのだ

 そんな雰囲気を感じてるんだろう、金融関連ではバブル史本の出版ラッシュである。どうせ当時の銀行員か何かが自己正当化文言を並べてて、こんなことが今後あってはならない、みたいなまとめられ方をしてるんだろう。読んでないから分からないけど。

 バブル経済後遺症が長引いた原因は、バブル崩壊当時、窮地に立たされた銀行を国が救ってしまったことにある。バブル期に後先考えず融資した金が焦げ付き、国全体の金の流れを止めた。いわゆる不良債権問題である。あの時、銀行をじゃんじゃん潰してしまって、焼け野原からスタートした方が良かった。20年を失ってしまったあとでは、そう思える。ちなみに私が大学卒業したのが2003年就職率がワーストを記録した年であるバブル崩壊から10年以上過ぎた当時ですら、不良債権問題はくすぶっていた。

冷戦キッズ

 今となってはバブル期という一面的な捉え方しかされないが、私が幼少の頃を過ごした80年代は、冷戦時代でもあった。幼心に最初に覚えている政治家は、中曽根レーガン、そしてゴルバチョフだ。まだ、ロシアソ連と呼ばれていた時代スポーツ国際大会なんかでは「西ドイツ代表が良く出てたのを思い出す。なんてったって核兵器の量がハンパじゃない。その当時は40何億人くらいだったと思うけど、全人類を殺しても余るくらいの核兵器があった。いわゆるオーバーキルというやつ。

 その頃、こういった状況を反映して、人類滅亡後の世界を描くようなマンガ映画が作られていた。私がいちばん思い出すのは、「北斗の拳」と「ターミネーター」だ。「ターミネーター」の方は、スカイネットというコンピューター暴走して世界を壊滅させてしまうって設定だったと思うが、今、キューバ危機なんかのことも合わせて考えてると、もの凄くリアルだ。ちょっとしたボタンの掛け違いで、全面核戦争突入してしま危険性があったのだ。

 「北斗の拳」の方は表面的には、格闘技マンガで、私もそのように楽しんでいた部分もある。しかし設定が怖かった。なんといっても「199X年」である現実に起こりうる未来世界が滅亡してしまうかもしれない未来。今となっては笑いものではあるが、こんな設定が、時代の中でリアリティーを持ったのである。そして幼い私は、そんな小さな恐怖を受け取ってしまったのである

90年代に起こったこと

 80年代から90年代にかけて、バブル経済崩壊、またソ連崩壊して冷戦終結した。この2つの重大な出来事が同時期に起きてしまったことが、日本人にとっては不幸なことだったと思う。冷戦が終わり全面核戦争危機は去ったにも関わらず、経済的な壊滅状態がやってきてしまい、安心を感じれなかった。「世界は滅亡しない」という安心を。

 そんな不安感の中、オウム真理教が登場し、信者を集め、凶行に走った。彼らが持ってた終末思想は麻原個人によるものも大きいが、多くの日本人が心のどこかで持っていた疑念共振していた。世界は何か別の形で滅亡してしまうんじゃないだろうか?と。阪神大震災ダメ押しになったのも無理はない。95年だ。

 ちょっと違うかもしれないけど、90年代末に登場したエヴァンゲリオンにも触れておきたい。エヴァンゲリオンのメインのテーマは親子関係であるとか、成長であるとか、そういったことになるのかも知れない。しかし、設定として「サードインパクト」なる壊滅的な何かが起こった後の世界舞台となっている。ここでも世界が滅ばない訳では無いのである。いずれにせよ、私達に「世界は滅ばない」と安心させてくれるものではなかった。

新たな終わりの予感、そして福音

 そして、21世紀現在、新たな「終わり」を予感させる出来事が次々と起こっている。それはやはり、2016年イギリスEU離脱、そしてトランプ大統領誕生である世界が大きく動いている。何かこれまでとは違ったことが、起きているし、これからも起きるだろう。もしかしてこれは、「終わりの始まり」なのか・・・書店に行った。「たとえ世界が終わっても」という新書が並んでいた。

 そんな中、話題の「けものフレンズ」を見た。なんでも、「疲れたオッサンを癒やしてくれる」らしい。私も36のいいオッサンで、程よく疲れている。癒やされるか。そして見てみたところ、なかなか楽しくはあるが、いまいちピンと来ない。「すごーい」や「たのしーい」で微笑ませてくれるんじゃないのか。それとも自分には合わないだけなのか。

 でも、ふとした時に気がついた。あの世界、「ジャパリパーク」は冷戦終結と、バブルの崩壊の2つを同時に表現していると。バブル期日本では、アミューズメントパークが雨後の筍の如く建設され、そしてバブル崩壊と同時に多くが破綻し、そして廃墟化していった。「ジャパリパーク」はそんな廃墟化したアミューズメントパークそのものだ。人間が出てこないし、話題になっているように人類滅亡後の世界に思えなくもないが、アミューズメントパークが倒産しただけだ。冷戦は終わった。世界は終わらない。そう思うと涙が出てきた。

 確かにオッサンを癒やす作品だ。でも、私の場合はそのほのぼのとした雰囲気にそのまま癒やされるのでは無かった。自分が幼い頃から育んできてしまった小さな恐怖、心に刺さってしまっていた小さなトゲを、取り去ってくれるという形で、癒やされた。すごーい!

youtube違法動画上げるやつキチガイすぎててわろた

他人著作物著作権者許可を得ずに勝手に上げる。これを一回する時点でやってるやつ全員キチガイなのに中には何個も違法動画上げたり、広告つけて広告収入得たりするような頭おかしすぎるやつもいるもんだね。

2chweb収入板だかの違法動画上げてるやつとかただのアホなガイジじゃん。

ネット上に違法動画上げてるやつは万引きとかもバレなければいくらでもやってもいいみたいな感じで考えてそう。そのぐらい頭おかしなっちゃってんだよなあのガイジ共は。

てか、ああいガイジって草だの()だのやったぜだのキモい用語とか使ってるよね。

ガイジ共はキモい用語使うの好きなのかな?

キモい用語使ってるせいで余計にキモくなってるんですけどw

ガイジ共は死ぬまで頭のおかし状態で生きるのかな?

それともあの世地獄)に行ってもガイジのまんまかな笑

ガイジ共はさっさと死ね

2017-03-06

未だに死んだ友達の歳を数えている。

先に言っておくが、これはポエムだ。

ハッピーバースデー友達

15歳で死んだ君は今日30歳になるはずだった。

15歳だった俺は来週30歳になる。

15年経った。

15年も経ったのか。

君が死んだとき

15歳だった俺は、

毎日途方に暮れ、

挙句

信じてもいないあの世があると仮定して、

死んだらあの世に行くと仮定して、

あの世には君がいると仮定して、

あの世で君はきっと元気に楽しく暮らしているはずだから

あの世で君と久しぶりに再会し、

最近面白いことなかった?」といつものように訊かれたとき

すぐに答えられるよう、

「実はさあ」といつものようにこたえられるよう、

毎日を楽しく生きることにした。

それから15年経った。

早い。

色々あったよ15年。

新しい友達ができて、

新しい家族も増えて、

行ったことのない場所に行って、

食べたことのないものを食べて、

好きな人ができて、

好きな人のことがそんなに好きじゃなくなって、

君に話したいことがたくさんあったけど、

ずいぶん忘れてしまった。

とりあえず今話したいことは、

なんだろう。

子どもかわいいこと。

仕事がつまらないこと。

家を買ったこと。

君が死んでから

「一番の親友だ」と思えた女性

結婚したこと。

毎日死にたくなるけど、けっこう楽しいこと。

俺はまだ少年ジャンプを買っていて、

ワンピースの連載は続いている。

ハイロウズ解散して、

ヒロトマーシークロマニヨンズを結成して、

また10年経ったから、

そろそろまた解散すると思う。

来年の今頃には、

君が生きていた人生よりも

君が死んでから人生のほうが長くなると思うと

信じられないけど、

住宅ローンはまだ34年も残っている。

2017-03-04

この世界の片隅に」主演声優解説

もう上映も終わりかけてるらしいし映画賞も一通りとったのでネタバレするぞ。

主人公のすずさんが終盤にかけて色んな大切なものを失うシーン。

すずさんからある大事存在と共に、特別で大切な拠り所みたいなものが消えていく。

あのシーンが本当につらくて、その後もエンドロールも含めて、彼女は失った代わりに何を手に入れたのだろうと考えた。

最後の『ある子供』はそうだろう。でも、かけがえのないひとつを失ってまで手に入れるものだろうか。交換ではなく、新たなものであり、失った事実は消えない。

戦争は全て無にする。それが答えなのだろうか?と。

いやもっとドロドロした感情も残していくんじゃないか?と。

でも主人公はじめ、生きているみんなはそれでも生きていく。

でもすずさんはこれから、どこに寄り添って生きていくことが出来るんだろう?

で、最近見た記事

すずさんは、もともと絵を描くことで自分の持てあましている感情を吐き出していたけれど、あるときから自分でも認識していなかったような感情を、言葉や表情で表現するようになるんです。

女優のん「“演じる”という、不確かで自由もの

http://news.yahoo.co.jp/feature/525

この解説が、この疑問の答えだと思った。

主演声優が言うのだから、というよりも、そういえば声が変わっていたのだ。のん評価される部分はだんだん変化してくすずさんの感情表現できているからだろう。

すずさんの感性映画全体の雰囲気と、発する言葉を変えていく。

彼女のことだからそのうちまた絵を描くようになるかもしれないし、感性は失われない。少しの変化はあるかもしれないが、戦争を持ってしても変えられなかった部分がそこにある。戦争はすべてを奪えなかった。

この映画を見た感想は二分している。

「悲しすぎてもう見れない」

希望がある気がした」

個人としては後者感想だ。しかしその希望は考えれば考えるほど分からなくなった。

映画本編終了後、あの世界では確実に大勢死ぬのだ。主要人物だけではなく、あの日すぐに救援に向かった近所の人たちも。

時限爆弾のように、いろんなことが彼女の周りの悲劇になっていく。

しか記事を読んだとき、もしかしたら、すずさんがすずさんであり続けてくれたことが希望なのかもしれない…という考えになった。

終わる前にもう一度見て来ようと思う。

それで円盤を…いつになるのかなぁ?遅いのかなぁ?困ったねぇ。

2017-03-03

http://anond.hatelabo.jp/20170303113736

人種という概念だけでいじめられることはありません(繰り返し)

基礎スペックキモいから人種理由いじめられるのです(繰り返し)

日本で生まれ日本で育つと悪口レパートリーから人種要素が減って別のアトピーゾンビ野郎とかがプラスされるだけです

結局そいつアメリカでも日本でも地球でも火星でもあの世でもネットでも夢の中でも、16次元でもいじめられ続けます

なぜならキモいからです、キモい国境無し

2017-02-11

けものフレンズIQ溶けるとか言った奴誰だよ

ただのかわいいNHKアニメかと思ったら全然違うじゃねーか。

あの世界観じゃおちおちIQ溶かしてらんないよ。

エンディング廃墟ばっかり映ってるしこえーよ。

何年かぶりアニメちゃんと見たわ。なんかCG雑だけど。

2017-02-09

印象。考察なし

http://anond.hatelabo.jp/20170208235429

寝落ちしそうだし消えると悲しいか更新かさねる

率直に書く。総合的な感想考察は落ち着いたら書くつもりだけど、壁打ち悲しいから書かないかも。(というか他作品観劇したらもう書けなくなるだろうから、勢いつかないと現実的に厳しそう)

トゥルーエンドではないけどグッドエンドはもう前回観れたから、推理の旅を終えていいようにも思っている。あとやはり証人が足りない。私の観たルートより先の話が展開されないと推理が苦しいし淋しい。

初見と印象が違いすぎる。

何が変わった? 私が変わった?

私のライフは零である。救いがまったくない。ほんとつらい。

今回はまったくもやもやしなかった。ただあるがまま受け止めてほんと苦しい。

今作はもうずっと『諸戸と簑浦』の話しかしていない。だからうつらい。世界に二人しか居ない。つらい。

嗚呼明日原作既読の友人にいろいろ質問しよう……

時系列順に。

ちなみに『私』と『箕浦』と《わたし》と《みのうら》と簑浦が出てきます

冒頭。諸戸屋敷にいる『私』。これめっちゃ幽霊に見えた。

手記の内容は、すべて完全に諸戸についての内容。つらすぎ。

『私』は諸戸を「哀れ」と評す。まじかよ。

奥さんがお茶を入れてくれてそれを飲んだはずなのに、誰かいませんか?的なことを言う。え、やっぱこの『私』お亡くなりになってない?

そして諸戸登場。語り部の『私』と会話する。おかしくない?

登場キャラクターが天の声に話しかけたりしなくない?

から最初は『私』も諸戸も亡くなってて、死後の世界に見えてならなかった。

てゆか、今日見た諸戸がこわくてこわくて、ずっとすごいこわくて。諸戸の亡霊みがやばかった。成仏してない霊感

初見は王子様のような諸戸だったのに、何が変わった? 私が変わった?

『私』と諸戸は二人で一緒に過去を振り返る。

諸戸との最初の決別、夜の告白の時、聞いてる時の『私』はものすごく悲しそうな切なく美しい顔をする。嫌悪の色ではない。

『私』は諸戸に「性愛には応えられないけれど一緒に遊んだりした友情には感謝しているし君もそれを喜んでいるように見えた」的なことを言うのだけど、これ少なくとも2回目撃している。隠喩だったかそのままだったか…どこだっけ思い出せない丈五郎と道雄だっけ…? すごいつらい。

あのね『私』と『箕浦』が互いに演じた《わたし》と《みのうら》、《わたし》は未来をすべて知っているようで(諸戸の死を含む)、《みのうら》は生きてるからすごく生命力のある反応をする。『私』が《みのうら》になって井戸出たときなんて、それまでとのギャップちょっとびっくりした。

ここで振り返ったのは過去から未来ではないけれど、どうにも諸戸から時間を感じない。(ミスリーみあるけど)

似てきたなと私が感じたのは、この冒頭の『私』と諸戸、諸戸親子、諸戸と吉ちゃん。親子はアフタートークでも言われていたけど…というかあの世界は「諸戸と簑浦に関すること以外すべてカット」されているので、全部が諸戸であり簑浦であってくるしくて無理。常にライフ削ってくる。

大人になってから。『箕浦』は「ここからは僕が」と言って登場する。おかしい。どうして語り部の語る内容にキャラクターが介入できる?

から私は、ああこれは『演劇なのだな、と気付く。原作では簑浦が口頭でこの物語を語ってくれるのだっけ?それとも小説? ここではその語り口が『演劇なのだと。

箕浦』は『私』が初代に渡そうとした指輪意気揚々と奪ってくる。《みのうら》演じている『箕浦』は本当に生命力に溢れてる。

嗚呼だめだ寝落ちたらもう思い出せない…『箕浦』だけは「諸戸と簑浦に関すること」が何もない存在だったようにも思えてくるけど、もう私の記憶証人として使えなくなってしまった。

『私』は決して初代を「美しい」と言わなかった。まわりくどく魅力を説明する。その形容自体違和感は無いが、乱歩が連載初期から意図的言語を使っていたのなら、初代を「美しい」と表現しないのは変だ。簑浦にとっての初代の価値が軽すぎる。

箕浦』は何についても「美しい」と言わなかった。やはり簑浦は矛盾や歪さを抱えていないか? それを『私』と『箕浦』で同時成立させていないか。『私』と『箕浦』は別々の役割をもった役者

初代は証言する。正面を向いて淡々と切々と語る。あれは諸戸のことではなかったかしら。初代だけに存在する追加情報の時だけ『箕浦』を見て『箕浦』に話しかけてやいなかったか

『私』のかんばせが本当に何の欠点も無いようなほど美しく、そしてとても表情豊かで観客をガンガン見てくる。目が合うとかじゃなくて、観客の目を見てくる。後方でも目を見てくる。つまり語りかけ度がぱない。あいつはメッセージを発している。

対して『箕浦からはそんな様子を受けない。《わたし》を演じる時間が短いからかもしれないし、セリフが少ないせいかもしれないし、ずっと座っているから私の座席位置がかすらずそう見えなかっただけかもしれない。

いや、ほかの『役者』もそうだった。わざわざ観客の目を見てきたりしない。あれは『私』だけだ。

箕浦』はハッキリと「ぼくは幸せだよ」と胸を張って言う。

(正確な表現を思い出せない…2時間以上の空間を丸暗記してそれを体験した自分心理思考記憶して寝落ちリセット回避はこのセリフ量だと流石に無理ゲー過ぎ…でも記録に残すならちゃんとしたい…)

初代が亡くなった時に現場での出来事にしっかり対応していたのは『私』。泣き崩れてずっと耐えているのが『箕浦』。

深山木を訪ねてからは、未来を知っている《わたし》役の『私』は度々悔しそう・つらそう・悲しそうな表情をする。

『私』には彼を救えないから? ねぇ、これ『私』にもそういった感情がちゃんとある描写だよ。

初代と深山木さんを亡くしてから場面転換の際にオープニング曲しか聞こえない音楽が入る。唸りをあげて悶絶する『箕浦』。あ、ここ襲いかかる諸戸の唸りと重なる。

諸戸に関係ないところでも、疑心暗鬼セリフはすべて『私』が言っていたように思ったけど…いやこれは断言して大丈夫では。

しかし確実に《みのうら》の口から「諸戸を疑っている」主旨の言葉が出たときは『箕浦』が発言するし、

諸戸から「君は疑っているんじゃないのかい」といった疑心暗鬼を抱いている主旨の言葉が出たときに対面しているのは『私』と、徹底していた。

諸戸と『箕浦』が家で初めて会話している時、諸戸を見つめる『私』がくそやばい。愛憎ぶちこんだ流し目破壊力軽蔑目線でもあっただろうか?嗚呼ほんと駄目だ脳がリセットされて正確に思い出せない!

ああ、でもここで諸戸を見つめる『私』は、『私』を見つめる諸戸に似ている。それは性愛を込めた時じゃなくて島で秀ちゃんに夢中になってる『私』を見ている時のそれ。

子ども残酷」って諸戸が説明したとき、めちゃくちゃ学生時代の簑浦思い出した。

しかし諸戸の話題が《みのうら》への愛についてから事件推理パートに移ってからはクソつまんなそうに家ん中ブラブラして諸戸の推理聞き流してる風に壺にしなだれかかってる『私』だるえろかわい過ぎだった。「ねぇ~まだぁ~?」してる子猫ちゃんかよ。たぶん唯一私が萌えれて心を緩められたシーン。

ずっと『私』は推理パートつまんなそうにしていたのかなと思いきや、だるえろかわいいのあそこだけで、曲技団に刑事と行った時とか身を乗り出して聞いていた。

いや、あれは『箕浦』の代わりに演じていたのか?

あそこ本当に諸戸が『箕浦』のことを狙っていた。すごくこわい。じわじわ距離詰めてくる。こわい。あれなんであそこにそんな描写入れたんだろう。あの時の話題は何だっけ…おとっつぁんについて?

深山木からの荷物を受け取るのはこの後だったかしら。

秀ちゃんの手記。まじつらい。ぜんぶ諸戸と簑浦の話でつらい。

ぜんぶ諸戸と簑浦の話であるから、『手記の秀ちゃん』に母親が居ないから、この舞台での諸戸にも母親が居なかった。(正確に言うと丈五郎母親の話をするが、諸戸は母親の話を一切しない)

原作未読であるので自分確認できないのだが、諸戸が母親について告白する場面はそんなにカット必要位置にあるのだろうか?

諸戸が母親から性的虐待を受け、それによって女性嫌悪感を持ち女性は愛せなくなったこと。親から愛情が与えられず性行為でだけ情を向けられたから、諸戸が簑浦へ向ける愛情性愛以外の多様さをみせられないこと。これらは諸戸の歪な愛を単なる超自我とイドのせめぎあいにさせず、諸戸が『かたわ』と比喩できる大きな理由となっていると思う。

それがカットされたというのはものすごく重大なのではないか

ここにある諸戸は性的虐待を受けていない世界線の諸戸?

手記の後に諸戸がどちらと会話をしていたか覚えていない…記憶の砂が零れ落ちていくの恐ろしい…

おそらく『箕浦』と話している? 系図帳から暗号見つけるのはここか?

島へ行く途中の列車?船?の中、諸戸が「疑っている?」と問いただすのは『私』で、その話題が終わるとすぐに『箕浦』に入れ替わる。

だめだここですべきは事実の羅列ではなく印象という目撃証言を残すことだ。

島に着いた夜。寝ていた『私』と『箕浦』。『私』だけが起き上がり、秀ちゃんと出会う。

そこに現れる諸戸。

私はここにめっちゃ違和感感じて、それまでの流れでやっぱり諸戸も登場人物なのかな…って思ってた気持ちが吹っ飛んだ。なんでここに諸戸が居るの?って思った。『私』と同じ次元存在から

で、原作既読の友人に確認してもらったら、原作ではここに諸戸は居ないししばらく諸戸と合流しないって……

それから呑気に毬遊びをする『私』と『箕浦』を見て、ここでも彼らは『役者』として並列であるめっちゃ感じた。対話をすることはあっても、物理的に直接交流するシーンはここが…あ、いや初代の指輪を奪ったね。そことここだけのはず。二人存在しないとできない行為から

まだ全然考察とか感想にまで至れていないけど、直感だけの変な話しだけど、

諸戸と『私』が同列であることと、『私』と『箕浦』が並列であることは、次元が違っているのですよ。だから諸戸と『箕浦』は同列ではない。

あ、それが《わたし》と『私』か。

わたし》と諸戸は同列。『私』と『箕浦』は並列に役者

五郎に帰れと言われてから、諸戸を助ける決心をして、諸戸からメッセージを受け取っているところも、井戸の中も、『箕浦』はずーっと冒険譚の主人公だった。キラキラクワク輝いていた。秀ちゃんへの恋とか初代の復讐とか諸戸への心配とかじゃなくて、冒険に夢中だった。

諸戸からメッセージを読むのは『私』で、あいつまた俺に変な気を起こしそうでいやだわ~的な愚痴をこぼし、『箕浦』もそれに乗っかる。「同性愛理解できない」ってまた言う。「頭では理解してるけど全然わかんねー」って言うのはどこだっけ。いやほんとに『箕浦』には友情以外まったく無い。微塵もない。清々しいほどに無い。脈ナシにも程がある。

前述した「諸戸も登場人物なのかな…って」考えに変化しかけたのは、同じく前述の事情聴取のシーンで《みのうら》を演じる『箕浦』をそれこそ蛇のような視線で諸戸が見つめていたから。スポットライトの当たらないところで。その時『私』はスポットライトの中で刑事事情聴取を聞き入っている。(時系列ぐちゃってごめん。でも記憶が蘇ったものをとにかく書いて残す)

ひえええあんな完全無欠の究極ノンケみたいな『箕浦』に言い寄っても絶対無理だよ諸戸なんで気付かないんだよ異常だろ…ってぐらい怖かった。対してワンチャンありそうに見えるのは『私』。否定してるんだけどなんか匂ってならない。なんか否定だけを信じられない。

あれか? 「『好き』の反対は『嫌い』じゃなくて『無関心』」ってやつか?

(初見感想で書いた「《みのうら》も実は諸戸を愛していたのではないか?という容疑が浮かんでならない」のは、完全に『私』のせい。これは初見からそう。私はこれを初見で「諸戸カンチガイ乙‼」みたいに感じていたから、こいつは諸戸の疑心暗鬼が見せる簑浦だなと思っていた。)

諸戸は『私』を探しさまようラブファントムなのかと思っていたけど、全然《みのうら》演じてる『箕浦』も狙ってくる。

『私』と『箕浦』はだいたい一緒に舞台上に居るんだけど、諸戸が《みのうら》よりも『私』を優先して見つめたのは、

  • 箕浦』演じる《みのうら》が諸戸の手を握り返さなかった時
  • 箕浦』が寝ているところを抜け出して『私』が秀ちゃんと出会った時
  • 井戸の中で『私』に「嫉妬している?」と問いかけられた時

諸戸は簑浦を探しさまようラブファントムという印象に落ち着く。

水責めから『私』はもがき出す。水喰らって噎せるし《みのうら》と諸戸に水ぶっかける。

序章でも鬼との出会いを思い出してる時に喉を掻くから原作にも白髪化がいつか描写されてないそうだし諸戸生理的拒否られてない可能ワンチャン…!?って一瞬思った。違った。

箕浦』ずっと脅えていて本当にかわいそう。諸戸に抱き締められてもノンケ過ぎて嫌悪感すら無い様でだだ死の恐怖に脅えている。…って、そうだ。『箕浦』は諸戸の性愛嫌悪感すら返していないわ。性愛なんてもの存在しないようにしか見えない。

ホモフォビア過ぎて逆に男性とキャッキャする現象」が何か科学的に存在しているのですか?(そんな感想を見かけた。)気になるので詳しい方に教えていただきたい。

そーいや江戸川乱歩同性愛を「研究」していたんだよねえ…

それまで『箕浦』を抱きしめて必死告白していた諸戸(この時の諸戸何故か記憶してない。零れ落ちた感覚もない)が、『私』に「嫉妬している?」と問いかけられた瞬間、逆鱗に触れられたように(地雷ぶち抜かれたみたいに)目を見開いて、そのまま『箕浦から手を離し、表情も目線も変えず亡霊というか亡者みたいにゆらぁりと『私』の方に移動していき、「ああ、嫉妬している」と答える。

これほんとめっちゃこわい。ラブファントムこわい。ホラーフィクションでよくある悪霊に追いかけられていたのが御札を持った瞬間にこちらが相手から見えなくなってあっさり追いかけられなくなる・あるいは逆に結界崩壊してそれまで見向きもしなかった悪魔が突然こちらに向かってくる、あれ。完全にあれでこわい。ほんとこわい。

諸戸を否定して死んでたまるかと逃げ出す『私』。諸戸は唸り雄叫びを上げてから『私』を追いかけたっけ?

確かここ最前列目の前に諸戸が来たのに私は目をそらしてしまった。それまでずっと三人の内をを覗きこんでいたけど、目の合うところに居る諸戸の瞳を覗きこむことはできなかった。

そして遂に『私』を捕まえた諸戸。手を掴み上げ触る。

なんというかね、性的意図をもって犯そうとする時って、例えば、頬を触る(唇を奪おうとする脅迫)、腿を撫で上げる(局部に侵入しようとする脅迫)、みたいな仕草がイメージやすいんだけど。諸戸は手なんだよね。いや、手を撫でられるのも十分性的な接触になりえるし、手を撫でてくる痴漢とかクソ質悪いと思うんだけど(あれって痴漢に該当するの?冤罪増えそうだから流石に法的には該当しなさそうだよね?まじきもい腹立つ)、もっと分かりやすセクシャル表現にしても良かっただろうに、なぜしなかったのか。手なのか。

同じ手でも手を舐めるとか頬擦りするとか自分身体に触れさせるとか、方法はいろいろあるのに。

あ、そうだ。秀ちゃんは吉ちゃんの手を取って自分の胸に触れさせていた。超嫌がってたけどあれは同じ手の使用でも犯されている感がわかりやすい。

あえて手であることがわかりやすいのなら、それは何か。

井戸の中での死についてのくだりも、秀ちゃんの手記で隠喩されたまんまでほんとつらい。もう死んでしまいたいという諸戸の叫び

そうだここ『箕浦』も死んでしまいたいと絶望して挫折して復唱していたのに、『私』が水を挿したんだよね…亡霊を呼び起こしてしまった。

諸戸が嫉妬していることを認めたのが、《みのうら》と秀ちゃんが結ばれてしまうかもしれないことについてなのか。(そう明言してた気もするけど)

それとも「本当はかたわものではなく、簡単な手術で醜い自分を切り離すことができること」なのか。

醜い自分を殺したいけど、殺したらきっと自分も死んでしまうと思ってる諸戸…まじ…

助六さんに「生きたくなかったの?」って聞かれた時に、「世間に顔向けできない」と言った諸戸まじ魂抜けてた。心ここに在らず。ライフが0。助六さんに心の内を回答する必要いか大正解しかしイドの超自我破壊自我乗っ取りを止められなかったことは、この時の諸戸の回答もあながち嘘じゃないなと。

あれ?と言うか水嵩が増さなくなったって表現、昨日あったっけ?

私は水嵩が増さなくなったことを知ってるから、初見ではセリフがあったはず。

『私』と襲いかかる諸戸の図を見ている『箕浦』の表情は、「死者を冒涜せぬよう省略」と『箕浦』が言った場面しか見えなかった。

と言うかこのセリフ初見では聞き逃してたかテラびっくりしたんだけど!

【今】はいつだよ!?って疑問が再浮上した。

初見のとき、序章で『私』が「なお、現在では差別用語となる言葉が登場するが、当時のなんちゃらを変えないためそのまま使用します」云々言ってて、「えっ!?『現在』っていつ!?『当時』っていつ!? 『私』が執筆したとき? 乱歩執筆した時? 私が観劇している今? ねえあなたは『いつの人』なの!?」って、超混乱した。

やっぱ諸戸亡霊なのかあああ??????って。

まだ決めていない。

少なくとも、丈五郎を目にした諸戸や、井戸を出た時の諸戸は、『登場人物の諸戸』だったから。

それにしても《みのうら》になった『私』の生命力

佐藤さんの『私』は表情がくるくる変わるしよく動くし観客の目をガン見してきて語りかけ度がぱないけど、アクティブなのにどうにも《わたし》の時は幽霊っぽかったの間違いじゃなかったんだな。ってめちゃ思うぐらい「生きてるかどうか」がなんか明確に違うんだけど。演技力?すごない?やばない?

わたし》になった『箕浦』と、《みのうら》になった『私』も言葉を交わす。「語り忘れたことあるかな?」

ラストは『箕浦』が読んで、『私』が諸戸の訃報を初めて知ったような顔をしている。井戸で《わたし》役になってからの『箕浦』は、諸戸が鬼籍であることを既に知っていた。

箕浦』はあまり『私』も諸戸も見ない。助六さんと井戸脱出しようとした時から、『箕浦』は正面向いてどっしり座って痛ましそうな顔をしている。あれ…顔背けてるのかな…

座ってラストを読んだあと、やって来て『私』に手を伸ばす諸戸の手を宥めるように下ろさせる。

ああそうだ、『箕浦』に向き直った諸戸の表情は見えなかった。

そしてこの物語の語り部は諸戸を憐れにも思っていると序章で明言している。

諸戸の訃報を握り潰すところ。あれね《みのうら》の憎悪というよりも、醜い半身へのやりきれない憎しみに見えた。悔し泣きみたいに表情を潰すところは正直感情が読めなかったよ。ある意味復讐燃えていた『箕浦』の様子にも近かった。

今回は推理するために三人をずっとガン見するつもりでいたけど最前列譲っていただけたのでピクセルに余裕できて他の演者さんもかなりしっかり拝見できた。

深手を負わない技術

深手を負ったことの無い人間は、どこから危険なのかを知らない。

深手を負ったことの有る人間は、とっくにあの世逝き。

限界の見えないチキンレース

2017-02-07

けものフレンズ

栄養補給としての食事はどうしてるんだろう、と思った。

紅茶飲んでたので嗜好品としての食事はあるようだが。

ラッキービースト類似存在によって定期的に配給がされている。

スバカゲロウ成虫方式で、フレンズ基本的栄養補給をせずサンドスターから最初提供されたエネルギーを使い果たしたフレンズはその後死亡する。

実は夜な夜なサーバルちゃんは他のフレンズを捕食してきている。

これが一番面白くないが、あの世界の法則として、そもそも食べないと死ぬという概念が欠如している。

2017-02-03

けものフレンズになりたい

冒頭でなんだこのクソアニメはと思いつつ、2話3話と重ねていくうちに気がつけば虜となってた。

多分人生でここまで「二次元に行きたい」と思ったのはこれが初めてだと思う。よく見たら三次元だけど。

もうこっちの世界はどこまでいっても息苦しいだけなので、割と本気であの世界に行きたい。俺もフレンズになりたい。サーバルちゃんの「平気平気、フレンズによって得意なこと違うから」とかOPの「けものはいても除け者はいない」の部分だけで泣きそうになる。

あの優しい世界に俺も行きたい。サーバルちゃんなら俺みたいなコミュ障でも気遣い抜きの笑顔を向けてくれそう。サーバルちゃんと永遠に辿り着かない図書館への旅に出たい。延々と一緒に滑り台を滑り続けたい。別に恋愛とかそういうのは求めてないからひたすら子供みたいに無邪気に遊び続けたい。頭空っぽフレンズたちに囲まれながら頭空っぽに生きていきたい。疲れた泣きたい。

なんで俺はフレンズになれないんだ。

2017-02-02

http://anond.hatelabo.jp/20170201214736

けものフレンズは、一見

子供向けの可愛いキャラクタがでてくるだけのほのぼのアニメのようにみえて、

実際は、記憶を失った少女自分の正体を知るために旅をする冒険物語

・・・みえて、実はシュールSFがその世界観を徐々に明らかにしてゆく謎解き物語なんだよね。

視聴者は、毎週、キャラクタ同士の会話に散りばめられたヒントからあの世界の成り立ちを推理せざるを得ないのだけど、

最新の4話までは巧妙に演出されていると言える。

ここから先、どう展開するか楽しみだ。

2017-01-30

http://anond.hatelabo.jp/20170130182022

そうなんだけど、理解が進んでる社会ってことで。


まあ、持ってたのが頭ってことで、周りの人は気にしなかったんじゃないかな。

現実でも腕のない人に街で出会っても、普通気にしないけど、腕だけ持って歩いてる人がいれば大騒ぎになると思う。

多分あの世界でも頭ではなく体だけ連れていると不審に思われるんじゃないかな。ひかりの妹のように。

天国地獄あの世、この世

仮に天国があるのだとしたら、あの世があるとしたらこの世は何なのか?

 

もし天国があるとしたら天国があるにも関わらずこの世が必要論理的理屈とは何なのだろうか?

仮に天国があり、この世はジェットコースターのような感覚自由に遊びにきているのだとしたら、

この世はテーマパークのようなものであり、尊厳が失われるかと思うが、どうか?

 

そうではなく天国に至るための前段階としての試験場とこの世を捉えたらどうか?

天国に至る資格のある人間を選定するための環境として捉えてみてはどうか?

では人間尊厳とはどこにあるのか?

何物から、何者から、超越存在から間引かれるような立場で、まるで作物の林檎の選定のような扱いを受ける人類尊厳とは、どうか?

 

そもそも論、そもそも天国あの世も無いとしたらどうか?

私たち宇宙が、目で見える範囲で、目に見えない範囲しかなく、

虫や鳥や、牛や動物たち、木、細菌無機物有機物、分け隔てなく帰る世界なく、

この宇宙内包されるのみの存在であり、そこに理由はなく、原因もなく、ただ在るばかりの答えしかなく、

つまるは空であり、空に変える、般若心経の教えそのものだとしたらどうか?

では無駄ということで、どうか?

 

この地球けがこういう状態というのは既にそれでよし。

神が用意したとして、それも良し。

はたまた偶然が用意したとしても、それも良し。

では地球を永延に消してしまうと、どうか?

この宇宙から生命を消してしまうとどうか?

地球生命の住めない星に永劫に変えてしまうとどうか?

いや、人為的要因がなくともいずれ地球は住めない惑星となるが、結論とはどうか?

遺伝子とはDNAとはどうか?

生命とはどうか?

期間限定という意味に答えはどうか?

 

のものが欲しい。

真理が欲しいわけでなく。

ただ、他のものが欲しい。

これはもう、いい。

これはもう欲しくない。

これと違うものが欲しい。

これじゃないものが欲しい。

違うものが欲しい。

もうこれはウンザリだ。

ウンザリだと叫んだ。

これしかない。

真理などいらない。

これじゃないものが欲しい。

2017-01-26

自殺者の考え、または思考停止

「こんな世の中、もうウンザリだ!」

 

これマジで分からんのですよ。

あ、小生、自殺したくなったこと過去数えきれないほどあるでござるよ?

から自殺したいと思ってしまうことがあることは小生、理解できるでござる。

でもその理由代表的だと言われてるこれに関しては全く同意できないでござるよ。

 

ツッコミどころ

「こんな世の中」

これって何と比較して「こんな」なの?

こんな世の中嫌だって言うけど、評価する以上は何か対等なもの比較してるってことだよね?

酸素が嫌だから臭素を吸って生きる」とか言い出すやつがいないように、オンリーワン体験しかしてないはずなのに、

何が「こんな世の中」なの?

ちょっと創作物の異世界モノとかラノベの転生モノとかに影響されすぎじゃないの?

死んだら転生できるとか、

死んだらあの世があるかもとか、

死んだら無になれるとか、

死んだら天国or地獄とか、

全く確証保障実証予測もされていない要素なのに、

その幻想の君の心にしかない理想郷とこの世を比べて「こんな世の中」?

この時点で同情できないし同意できないし共感できないでござるよ。

小生はね。

この世しか観測できないでござるよ。

この世以外の代替物が全く見つからないでござるし、

世界を信じれるだけのメルヘンでもないでござるよ。

からこれには全く賛同できないでござるよ。

もし、死んだ結果ここよりもクソな世界に放り込まれたらどうするんでござるか?

少しは考えて欲しいでござるよ。

 

死ねば助かるなんておこがましいでござるよ。

死んでもこの世界の肉塊になって原子分子クォーツ素粒子もろもろ、残されるでござるよ。

ちゃんと魂が解放される確証もないのに、自殺なんてできないでござるよ。

拙者こそ異世界に行きたかったでござるよ。

でも何度もいうように何の確証もないでござるよ。

それを理解してるからこそ、まだ生きてるんでござ。

2017-01-24

デジタルネイティブの終末

末期がんになって3ヶ月

私はひたすら懐かしのビデオを見続けた

子供だった頃流行っていたドラマお笑い映画バラエティ番組歌番組

今見ても面白い

この時代テレビが一番おもしろかった時代だと思う

しかし色鮮やかに映し出されたこれらの映像に、存命の者は居ない

観客席に居る彼らもほとんど死んだだろう

不思議な気分だった

画面の中では皆が生き生きと、笑い、泣き、演技し

その度にポップなテロップが出る

しかし皆死んでいるのだ

ワイプの中で笑うタレントが、一瞬遺影のように見える

もはやこの中の世界存在しない

でも、外の日常よりは、まだ現実感がある

今の時代には違和感があった

私も年を取りすぎたのだろう、デジタルネイティブからと言ってずっと時代に付いていけるわけではない

唐突に目頭が熱くなった

画面はお笑い番組を映し出していた

陽気な音楽も、彼らの歌も、センスも、もうこの世にはない

これではまるであの世を覗く鏡だ

この画面が、もう死んだ時代と、まだ生きている時代境界線になっている

私はどちら側の人間なのだろう

どちらに存在していたいのだろう

考えるまでもなかった

私は医者の元へと向かうため、ようやく重い腰を上げた

2017-01-20

2017冬アニメ 1~2話

【好き】
このすば2

安心感すら覚える。アクア様の鳴き声たまらん。

ガヴリールドロップアウト

あんはぴ枠。サターニャちゃんが不憫かわいい。ヴィーネちゃんも苦労性かわいい

亜人ちゃんは語りたい

ゆったりテンポで落ち着く。

【様子見】
小林さんちのメイドラゴン

メイド談義が濃い。

剣山2

1話目は変わりすぎてて驚いたけど2話目の女将さんのおかげで1期のノリが戻ってきた感じ。

セイレン

上級者向けっぽい。郁夫ルートに期待。

アイドル事変

国会議員設定をどこまで本気でやるのか、いちおう気にして見てみたい。(あまり期待はしてない)

政宗くんのリベンジ

委員長ちゃんかわいい。いわゆる「委員長テンプレとは違った造形が良い。

けものフレンズ

あの世界の秘密の解明次第で評価が分かれる気がする。解説のおにいさんおねえさんにも期待。

南鎌倉高校女子自転車部

背景の動かし方がおもしろそう。

幼女戦記

様子見。

スクールガールストライカーズ

様子見。

クズの本懐

ドロドロした心理劇を楽しめばいいのかクズクズっぷりを楽しめばいいのか、見るときテンションの調節が難しそう

AKIBA'S TRIP

特筆するほど良いところがあるわけでもなさそうだけど、嫌いじゃない。

One Room

短い。たわわと同じジャンルだと思えばいいのかな。

絶狼<ZERO

実写。よく知らないけどおもしろそう。第1話うさぎがぴょんぴょんしてた。

【ごめんなさい】
ハンドシェイカー

おもしろくなるのかもしれないけど目が疲れて画面を見ているのがつらい

【まだ見てない】


他の増田の評

2017-01-18

口開けばずっと愚痴ばっかりの親を捨てたい。

実家ママンがやってる趣味が、セミプロでもお金はかせげていなくて、やっぱり趣味なんだけど、世間体はずっといいけど、家族からみると同人よりずっと迷惑なんだ。数百本の無農薬バラにかこまれていないと生きていけないなんて、バラ農家に嫁ぐしかなかったのに、どうしてサラリーマン結婚したの。家族にとっては、家をド辺鄙でクソサムなところに構えさせられて、いくら広くても馬糞とトゲと害虫だらけの庭で、キャーッて逃げ出してもおかしく無いと思う(成人するなり全員逃げた)。そして父は図書館読書趣味で家も指定のところに立ててやって金銭的には母をめっちゃ甘やかしてるのに全く母は気づいていない。そこが一番つらい。着るもんもブランドにこだわりあって「いいもの」を買うため年行ってからネットオークションにハマったりしてる。もう感覚が違う。たぶん昭和あの世代は全員ブルボン王朝の出のお姫様なのだと思う。こんなことで凹んでもうしわけないけどこの年になっても親がつらい。自分で好きで背負ったことに自分愚痴いってくる家族つらいです。

仕事しながら「好きでやってる同人だ」ってだれにも愚痴わずがんばってる若い人のほうが尊敬できると思うのは年齢バイアスなのかね。いや、若い人も散々愚痴いう人はいるんだけど、親のよりあんまり不愉快に感じないの。いっぱい背負いこみすぎんなよっていったらちゃんと通じたり、情熱があるからかなあ。距離感かも。遠慮しぃしぃおっしゃるし。

どでかい趣味を背負い込んでそれを第一人生大事なところを決めておいて、プロにはならないのなら、家族にはもうちょっと遠慮して。支えてくれた人が倒れそうなら感謝しながら支えようよ。なんか感覚がほんとおかしい。ガッシャガッシャン割り続ける陶芸家かよ。陶芸家には失礼なたとえだけどさ・・どんなにわがまま陶芸家でも「大きな窯がついている老人ホームなんか存在しないから端から引っ越す気がない、病院いくのも大変、弱ったお父さんにあいたければ子どもたちがこっちに会いに来なさいよチラッチラッ」とか言わないと思う。父はそれで人生を納得しているのか無口すぎてもうわからん(母のことを、ボケ前兆として人格が変わってきたのだとおもってる節がある)。かなり諦めてるとは思う。あと、何かを察知したのか、遺産は片親が死んだらもう片親に全部行くって直筆遺書かかせたんだって。父が先に死にそうだから遺産全部母に行く。

これどうしたらいいの。虐待じゃないのか。

2017-01-12

http://anond.hatelabo.jp/20170112125921

ブリスカイリム、FOやGTA。

自由」っって評判良いけど、あれ飽きるのも早いんだよな。

同じ人が同じ反応を返す。

世界線に干渉しようと思っても、不死属性になっててキーマンは殺せない。


あの世界が楽しいのは、MODという神の手によって世界を作り変えることが出来るからで、「バニラ」の箱庭がFFDQ凌駕してるってわけじゃないんだよなぁ。

中にいる人に生活感もないしさ。


ただ、未知の発見を楽しむっていう最初の一手が楽しいのは判る。

山をガンガン登って行ったら、荘厳な祠があったとかワクワクするものな。

(例え中身がテクスチャ使いまわしのハクスラダンジョンだとしても)

2016-12-29

西野カナドンキホーテインターネット


ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー

深夜2時。田舎ドンキホーテで俺は微分積分公式をぶつぶつと唱えながら、カラコン売り場周辺を歩く。

バカみたいにでかい自然な色合いのカラーコンタクト。派手な見た目の金髪ギャルカラコン一瞥し、バッコンバッコンとカラコンをほおりこんでいく。

ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー、とあの音楽が流れる。

安そうなぺらぺらのハロウィン衣装が半額になっている。

てらてらとした化学繊維いかにも安っぽい。

クリスマス向けのコスプレ衣装も売っている。

安っぽい。また、少ししたら半額になるんだろうな、と思った。


ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー

深夜2時の田舎ドンキホーテ微分積分公式を唱えると観客がバタバタ悲鳴をあげながら死んでいく。

そんな妄想を昔なんとなく思いついて、小難しい公式を覚えてるだけ口にしながら歩いていた。


インターネットを見る。スマホを開く。

情報強者の俺は、simロックをこじ開けたMVNO携帯を使いながら、スマートニュースでサッと今夜のニュースを巡る。巡る。

情報の上を指がなぞる。あるいは、情報によって指が動かされている。どっちでもいい。同じことだ。

ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー

バカそうな見た目のヤンキーオナガのように襟足を伸ばしている。

「金がねーわw!」とやたらとバカかい声でクリスマスコーナーの衣装を物色しながら、時折iphoneをいじる。

金が無いなら、そんなモン買わなきゃいいのに。

金が無いなら、MVNOにすればいいのに。

そんな意地の悪いことを、なんとなく、思う。

効率が悪い。コスパが悪いやつらだ。

バカヤンキー一瞥し、またスマホに目を落とす。最新のニュースに思いをめぐらせる。

電通社長が辞任か。あの事件のせいか

日本会社は一体どうなってるんだ。解消される日はあるのか。

欧米に比べて日本仕事に対する異常さが蔓延している。病的だと思う。

サッと検索をかけ、事件の背景や詳細を知るためにデータを集める。考察する。

ふーん、なるほど。面白い。後でツイッターにつぶやいておこう、と予約投稿しておく。

ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー


ヘアカラー剤売り場では、やたらとブリーチ剤だけが売れている。

なんなんだコイツらは、カラスの脱色でもしてんのか?それともスーパーサイヤ人か。

30歳くらいのピアス穴を開けたヤンキーブリーチ剤を3つカゴにほおりこんだ。

確信する。こいつはカラス脱色業者だ。間違いない。

粗悪な品。割高な電化製品インスタントな、チープな商品が立ち並ぶ。

価格コムで買ったほうが安い。

知らない、という事は不幸なことだ。

この世には、もっと上質な物も、安くてよい者も、効率のいい方法があふれている。


知れば。知ろうとする態度があれば、コスパを考えれば、色んな方法があるのを彼らは知ってるのだろうか。

酒やタバコだけじゃない。もっと、難解であるからこそ知的好奇心をゆさぶられる者がたくさんあるというのに。



ドンキホーテドン、キホーテ。希望

俺は自分の事に思いをめぐらす。

来年から就職だ。もう少ししたら、地元ともおさらば。

東京の有名な年収の高い企業内定が決まっている。


田舎の、低学歴な、貧困な家庭から世界からやっと完全に脱出できる。

結果が出るまで長かった。長かった。


訪れることもあるだろうけど、別の世界にいけるのだ。待ち遠しい。



ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー




知るという事は、大切なことだ。

スマホ登録された自分のto doリストを見直す。

今日のやるべきことに漏れがないか、もう一度確認する。

ニュースの通知が入る。SMAP解散についてだ。どうでもいい。興味ない。

サッとスワイプしてニュースを振り払う。誰かの書いた情報がこの店内に舞っていく妄想をした。

いんたぁ、ねっと。

古くからネット世界に入り浸ってた。本当にお世話になった。

こいつがいなければ。知らなければ、俺はあの世界にいたままだっただろう。

「知る。」

この一点だけだ。この一点が、情報の操り方が、人生の舵取りを大きく左右するのだ。

コンパス無しではわたるには、人生は不確定すぎる。


会いたくて、会いたくて震える~

懐かしい曲が。ふと耳に入る。西野カナだ。あの震えるやつ。

「あ、西野カナじゃん~wまだあいつ震えてんのかなw」

最近見ないよねー、何やってんだろ。」

「ってかあたし結構西野カナ好きなんだけど」

「えー、マジ?」

カラコン売り場で見たギャルが、ツレの女と歩きながらレジまで向かう。


ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー。

ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー。



頭の中でドンキリズムリフレインさせる。



ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー。

ドンキ西野カナ好き、ってなんかめちゃめちゃわかりやすいな。」と、思った。

ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー。

ドン、のリズムに合わせて歩みを進める。

ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー

西野カナって、ああいう人たちにとっては、難解な比喩とかより、ストレートに歌われたほうがわかり易いんだろうな。」そんな事を考える。

そう思うと、メディアで「西野カナバッシング」がおきるようになったのは、情報化が進んだ側面だな、と発見する。

おそらくスマホメディアの普及がなければTVでそんな事は言われなかっただろうな。小さな考察。小さな発見

あのギャルはそう思うとどんな人生を歩んできたんだろう。

20代っぽいけど派手だし、お水系かな。

収入とか大丈夫なのかな。どんな人生を歩んでいくんだろう。

やっぱ、そういう世界で生きてきたのかな。

ギャルたちの会話に耳を傾け続ける。

「また今度絶対ステージ見に来てよね~!」

「うん、ぜったいいくねー!」

話を聞くと、彼女ダンサー志望のキャバ嬢のようだった。

ダンサーキャバ嬢か。夢を追ってるんだな。偉いな。

かわいいっぽいし、失敗しても結婚すればいいから、いいよなぁ。



ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー。


俺は、そういえば何を目指してたんだっけ。


レジを待っているときに、思い出そうとした。

あの例のペンギンと目があう。

ピッ、ピッ、レジの音が何かの鼓動のように響いている。

ペンギン。あ、思い出した。


ペンギンだ。ペンギン飼育員になりたかったんだ。そういえば。

ペンギン大好きだったんだよな。小学生ときペンギン飼育員さんになろうと思ってたんだった。

ペンギン好きだったな。そういえば。

「○○円っす、に、なりまっーす 、あざーっす

金髪店員レジの声が近づいてくる。ちゃんと発音しろ、と思った。

そーいえば、そうだった。中学は確か公務員とか、だったっけ。

ネット出会ってのも、中1の時だったかな。懐かしい。

公務員、って、かわいくねーな。中学生ってそんなもんか。

ピッ。ピッ。レジの音が近づいてくる。これ、ペンギンの鳴き声にしたらかわいいかも。と思った。

俺、公務員にも、ペンギン飼育員にもならなかったなぁ。

もう就職か。普通にリーマンだもんな。

でも、公務員よりいいかな。年収だって、かなり貰えるし。モテるかな。

ブーッ、ブーッ

携帯振動する。Face bookの通知だった。友達シェアした事についての通知。どうでもいい。通知が多すぎる。

今度設定変えて切らなきゃな。

俺、これでよかったのかな。

ペンギン飼育員。ならなかった。趣味でやってた音楽。やめちゃったな。

書きかけた漫画。作りかけの絵。to doリストに入れる必要の無いことたち。

ギャル自動ドアを開く姿が見えた。寒気が入る。さむい。


もう、会わないんだろうな。当たり前か。

の子はどこで踊ってるんだろう。成功するんだろうか。

会わないし、関係いか

俺は俺、彼女彼女。だ。

けれど、

いつから、いつから自分自身の話をすることが減ったのだろう。

いつからコスパを重視するようになったのだろう。


ブーッ、ブーッ。

また携帯振動する。

またface bookの通知だ。しつこい。


たくさん、たくさん色んな世界を知った。コスパ。要領のいい、ベターを選び続けた。

安定した世界が見えている。安定した世界が。

知ることで。コスパを選ぶことで、本当に大事な何かが消えてしまった気がする。

知ることで、考えることで、自分の夢や希望を自ら打ち砕いてしまった気がする。

ニュースも、face bookの通知も、俺には関係ないのに。

どんなカラコンを買おうが、どんな安っぽいコスプレをしようが。

関係ないのに。関係ないのに。そういえば、コスプレとか、そういう仮装。したこと無いな。俺。

「いらっしゃす、っす、っす。円になりっすー、」

俺の番だった。ちゃんと発音してくれ。


ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー。

ジャストボックスから1円玉を何枚か取り出し、支払う。

何十年後とかも、ドンキホーテ来るのかな。

たぶん来るだろう。大金もちになれるわけでもあるまいし、金持ちだってドンキ使うだろうし。

自分未来を予想した。小金のある、安定した家庭を夢想する。

たぶん大丈夫。これで、これでよかったんだ。

店内から出て、また頭の中にあの音を再生する。

ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー。


何かから振り切るように、何かから逃げるように、倍速で再生し、歩みを速めた。



ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー。



俺の毎日は、まだまだ。これからも、続いていく。

2016-12-16

話題スケートアニメ個人的に思った事

思った事を書いただけ。

誤字脱字があると思います


前提として明記しておきますと、書いてる人はまだ本編を九話までしか見ておりません、しかさらっと流し見です。

書いてる人は腐女子です。

後、スケートと言う競技についてど素人です、くるくる回ったらなんか点数が貰えるのだろう、と言う事しか分かりません。


まず、本格フィギュアスケートアニメと言う点については、ど素人である私が判断付くはずもなく、なんだかくるくる回ってるなと思いました。

スゴイ!と言ってる人もいれば、駄目!と言ってる人もいる、素人には取り敢えずくるくる回ってるとしか思えない。

取り敢えずフリップやらサルコウと言うジャンプの種類は私には分からない。

ついでにスピンステップも分からない。

イナバウアーは辛うじて分かる、何か足の形がアレなんですよね、重要なのは足なんですよね?背中を逸らす事じゃなくて。

その程度なので、スケートシーンについて何か思う事はない、って言うか思えない。

んで、作中内の愛について

腐女子と言うか個人で視聴した感じですと、主人公とそのコーチはデキてるとは思いますが、あの世界では別に珍しい事では無い、苦難もないし、ただただ当たり前の事っぽい、と思いました。

そう言えば、これはBLじゃないと叫んでる腐女子が居ますね。

腐女子って結構な人が、同性愛は高尚と言うか、気持ち悪くないものであり、我々が娯楽として消費している物語(BL)は低俗ものである、と内(腐女子)外(腐女子では無いどっかの誰か)から擦り込まれてることが多いです。

GBT云々言ってる人は置いといて、BLじゃない!と主張してる人達はこの主人公コーチ恋愛同性愛認識したため、BLじゃない!と言っているのではないだろうか、と個人的に、個人的にですよ?思ってます


後十話EDであったらしいポールダンス?についての諸々なのですが。

まぁ、やっちゃいけない事はやっちゃ駄目ですよね、アウトです。

2016-12-12

最後にしたセックスを覚えていない

昨日は丸一日布団から出ることができず、今日はまったく作業に手がつかなかった。感情の整理のために文章に起こす。

最後セックスをしたのは三年半前、大学二年生だった頃のことだ。その年の頭にできた二つ上の彼女とした。

サークルで知り合った彼女はお世辞にも美人とは言えないが、いわゆる可愛い系の女の子で、特に付き合ってからはこちらのほうが歳上なのではと錯覚するほどだった。とても可愛かった。付き合っていた時期は私が大学一年から二年ということもあり、性欲に身を任せて彼女とひたすらセックスをしていた。徐々に彼女下宿に入り浸ることになり、付き合って半年弱の別れる寸前にもなると週四日ほど泊まることもあった。半同棲生活だった。

彼女就活ストレスを発散するためなのか、年度が変わったあたりから彼女から身体を求められることが多くなった。その頃には彼女とのセックスにも慣れてきて、お互いが満足するまで何度もセックスをした。所詮サル大学生ということもあり、単にセックスができることが嬉しかったし、何より彼女に求められてそれに応えることができることが嬉しかった。付き合い始めはセックスをするために付き合っていたところもあったが、その頃にはきちんと彼女と一緒にいることに幸せ見出していた。セックスのあとによく結婚しようねと幼稚園児のような幼稚な約束を交わして、そこからまたセックスすることもあった。本当に幸せだった。

彼女就活もあと面接を数回残す段階になった頃、私は彼女と別れた。

はいものように彼女下宿合鍵で入り、あまり自炊をしない彼女キッチンで夕食を作りながら面接終わりの彼女を待っていた。米を炊き始めたところで彼女が帰ってきた。しばらくして夕食ができあがり、食事をしながら面接感触が良かったとか、次の面接はいついつでおそらくそれで終わりとかそういった会話をした。

その後、彼女のあとにシャワーを浴びてごろごろとしているとムラっとしたので、いつも通りセックスをしようと彼女に抱きついてセックスを迫った。いつも通り彼女は受け入れ、その日も好きなだけセックスができると思っていた。しかし、その日は違った。抱きついた腕が優しくほどかれた。

「ごめん、今日は疲れてるの。先に寝るけど、今日はナシでね。ごめんね」

疲れていてもなんだかんだでいつもするじゃないか文句を言いながら彼女が入ったベッドに潜り込み、胸を揉み、服を脱がそうとした。ここでいつもの彼女と違うことにやっと気づいた。

「本当にごめん。今日だけは休ませて、ね?」

やすように頭を撫でてくれた。このとき今までに覚えたことのない感情に襲われた。彼女セックスを拒絶されたことが引き金となったのか、彼女もっと支配したいという気持ちが強くなった。

正気に戻ったときには彼女が泣きながら怯えるように震えていた。汗と涙で彼女身体は湿っていて、彼女の膣からは精液が溢れ出ていた。彼女が何度も小さな声でごめんなさいと許しを求めていた。混乱した。目の前の光景が何を意味しているのかわからなかった。そして、私は逃げるようにゆっくりとその場を離れ、自宅に戻った。自室についても何がなんだかわからなかった。

私は彼女レイプしたのだ。そう気づいてからはもちろん彼女下宿先に行くことはなくなり、会うことはおろか連絡すら取らなかった。私も、そしておそらく彼女の方もお互い気持ちの整理ができなかったのだろう。

彼女に連絡をしたのはあの日から二週間ほど過ぎた頃だった。一度きちんと話をしたいと短いメッセージを送った。返信がなくても仕方がないと思っていたが、五分もしないうちに彼女から返信が来た。彼女の方も話したいので一度彼女下宿先に来てほしいとのことだった。

下宿先に着きインターホンを押すと彼女がそっとドアを開けた。久しぶりだね、と優しく微笑んでくれた。

机を挟んでから少しの沈黙の後に話を切り出した。つらいかもしれないが、あの日のことを話してほしいと聞いた。彼女はうっすらと笑みを浮かべ、ごめんねと前置きをしてからその時のことを話した。

端的にまとめれば、別人のように豹変し、首を絞められ、レイプされて、とても怖かったとのことだった。

あの日見た状況からすぐに考えられたことだったが、本人から言われると息ができなくなるほどつらかった。彼女はあの時もこの話をしてくれたときも恐怖にさらされていたのだろう。そう考えると、目の前にいる彼女の浮かべる笑みがどれだけ彼女を追い詰めているのかを訴えているように見えた。私は本心から彼女に謝ったが、どんなに謝っても私自身その謝罪形式的ものしか思えなかった。

それからほどなく、彼女との関係を断つ話がまとまった。彼女からはまだ頑張れると交際継続することも提案されたが、無理をし弱った声で発された提案には賛同できるはずもなかった。こちらから別れを申し出ると、少し目を潤ませながら少し安堵が混じった声で、そっか、ごめんねと彼女は言った。

合鍵を返し、玄関彼女と別れの挨拶を済ませて、彼女と別れた悲しみや彼女を恐怖にさらした自分の不甲斐なさに対する怒りもそこそこに、私の母親への憎しみが心に染み付いた。

彼女と連絡を取れなかった期間、あの日から数日もしたら DVレイプについて調べる様になっていた。どうやら DV をしやす人間は両親との中が悪かったり自身DV虐待を受けていたりすることが多いらしい。調べていると段々と自己嫌悪に満たされていくとともに、幼少期母親から受けた行為について鮮明に思い出すようになった。

私が小学二年生の秋、母方の祖母の死をきっかけに両親の仲が悪くなり、頻繁に母がヒステリックを起こし父と激しい喧嘩をするようになった。私や姉が止めに入ると母は、この子達を泣かせているのはあなたのせいだと父に激しく怒鳴り、喧嘩はより激しくなっていった。それから子どもたちはあなたに近づけさせないと母は宣言し、同じ家に住みながらもほぼ別居状態になった。

家庭内で完全に父との交流が絶たれて一年ほどが経ったとき、台所で夕食の手伝いをしていた時だった。母に、そろそろ父と仲直りをしてもいいのではないか子供らしく思ったことを率直に言った。

母は、なんでそんなことを言うのと小さな声で囁き、私を蹴り飛ばし包丁を突きつけた。目の前の光景に身動きが取れず、全身が恐怖に包まれた。

あなたのためなのがどうしてわからないの」

母の叫びとともに顎に包丁があたり、血が流れた。直後、母親正気を取り戻したのか包丁を引き、涙を流しながら謝ってきた。それからは、ここまで苦しんでいる母はえらいに違いないと思い込み、母の言うことに従い続けた。母の要求に応えられたときには喜びさえ感じた。

しかし、高校二年のときにそれがある意味での洗脳であることに気づき、母に悟られないように家庭内で少しずつ母との距離を置いていった。自分で考えて自分気持ち自分で行動する、オトナになるためにはそれが必要だと思った。多少の反抗心も芽生えたが、また母をヒステリックにするのはこちらが無駄被害を受けるだけだと押し殺していった。

母による支配からは脱していたと思っていた。特に大学に進学してから自分意志で好きなだけ勉強できたのもあり、完全に自由の身だと錯覚していた。だが、現実はそこまで甘くなかったのだ。母による支配は私に後遺症のようにしてこびりついていたのだった。未だに母から支配を振りほどけていない自分に呆れ、怒り、苦しんだ。そして、よくも好きだった人を傷つけさせたなと、母に対する激しい憤りを感じた。

彼女妊娠することもなく無事就職し、きちんと生活をしていることを彼女の友人経由で聞いた。それを聞いて安心し、悔しいけれど彼女固執することなく生きていこうと心に誓った。そうは言うものの別れてから最初一年は未練が残りどうか復縁できないか方法を考えることもあったが、大学四年に進級するころにはもうすっかり諦めていた。彼女彼女らしく生きてほしい、そう思えるようになっていた。

それはさておき、ここ半年ほどでとある女性に興味を持ち始めている。大学の友人の高校の頃の友人で、Twitter 上でしか縁のない人だ。顔も名前も知らない人に恋をする、なんともまあ現代っ子である

彼女のいわゆる裏垢は私の他数人のみがフォローを許されている。そのアカウントでは彼女の家庭の事情が語られることが多い。彼女はしがらみに負けずに自分らしく強く生きようとしていた。そこに憧れて、おそらく惚れている。

地理的には遠距離となるのでなかなか踏み切ることができていないが、一度会って話してみて、できれば交際したいと考えている。しかし、その段階になるとまた改めて恐怖を感じる。また付き合って、愛している人に暴力を奮ってしまわないか、そう思うとより積極性が削がれていく。

付き合ってみなければわからない、そう思ってはいものの、以前付き合っていた彼女の事例と同様あるいはそれ以上に悲惨事態に陥る可能性があると考えるとどうしても前へ進めない。自分自分制御すればいいのだけれど、それができる保証がどこにもないという事実が行く手を阻む。結局、母による支配後遺症に悩まされ続けている、あるいは、未だに支配から脱却できずに苦しんでいるのだ。今もどこかで、人を支配するには恐怖を与えるしかない、そう思っている自分が潜んでると思うと、とても付き合える気がしない。付き合いたいけど、付き合うのが怖い。感情が入り乱れ、よく混乱する。

付き合っていた彼女と別れてからは、きちんと好きな人を愛したい、そういった気持ちを強く持つようになった。死ぬときにはせめて、最後にしたセックスはどのようなものだったかをきちんと覚えてあの世に送られたい。

シュレディンガーBLアニメ

もうしばらく前からこの話を誰かにしたくてしょうがなかったんだけど、表で大声でこういう物言いをして五体満足でいられるかどうかにやや不安が残るから匿名でする。

例のアニメBLBLじゃないかっていうか、そもそも、絶対どっちかであるとは言い切れないようになってるんじゃないの。

(※以下例のアニメ見ているかネタバレ気にしない人向け)

(※作品タイトルキャラ名も伏せてネタバレってなんだよとは自分でも思ったけどあらすじを一から全部説明するのもダルいので省略も兼ねて伏せます。察して)

メインふたりコミュニケーションはわりとしょっちゅうラブコメとか少女漫画とか月9とかみたいに演出されているけど、「ふたりは互いに恋愛感情を持っている」と明言されたことは一度もないし、どころか「恋人としての役割は求めていない」「わかりやすい恋や愛とは違うかもしれない」というような趣旨発言さえある。(四話五話)

でもそれも一方からの偏った認識に過ぎないし、作中時間ではかなり前の方の話になるから、最新話では変わっている可能性もある。(最新話はこれまでの視点役(ふたりの一方)の内心が伏せられている)(更に、その一話から視点役が「どれほど信用できない語り手か」ということも明かされた)

BL」か「BLじゃないか

どっちの方が「よりありえるか」っていう話じゃない。

どっちも「同じぐらいありえるように」丁寧に情報を調整されている。

大変な祭りになった例の「キスなのかハグなのかはっきりさせてくれないと夜も眠れない」なシーン(七話)だって、「特集番組」で、「公式関係者」に(作中で描かれた情報と完全にイコールにするつもりはないけれど考慮する価値は十分にあると思う)「こちらからどっちかだと『解答』を出すつもりはないから各々で決めてね」と言われてしまった。

あのシーンだけで見ても、キスなのかハグなのかはどう頑張っても「主観で決め付ける」しかない(口元が隠れて見えない)し、どっちかだとはっきりさせたところで、果たして「どういう感情でその行為に移ったか」はめちゃくちゃ解釈がわかれるだろうし、だからこそお祭り状態にもなった。

多分、公式はこれからも全力でBLっぽい演出をやってくるだろうけど、それを「疑いようもなくBLです」と断言するつもりもなければ、「BLじゃないですよ」と言い訳をするつもりもない。(※個人の印象です)

「例のアニメBLうんぬんかんぬん」なありとあらゆる言及は「個人の感想」にしかなり得ないし、どっちかはっきりさせなきゃ気が済まない人はめちゃくちゃ苦しむことになるし、このことについて発言すればするほど、我々(大きな主語)は自分のもの見方自覚なく大衆に見せびらかすことになってしまうのだ。どうとでも見れるようになっているがために。

そういうちょっと恐ろしいところもある作品なんだと思う。し、これを書く私も現在進行形で恥を晒しているのかもしれない。

でも他の人の意見も見たいからどうしても大声で言いふらしたかった。

(※以下は蛇足です)

そして、例のアニメの「BLかどうかは絶対ふわふわさせとくぜ」の極め付きは最新話(十話)の「指輪プレゼントからの、「誤解での結婚祝福」からの、「勝ったら結婚するよ宣言

そんなやり方ある~~~~???

正直、あのアニメではっきり差別のない世界描写をするならどっかでそういうキャラクターを出す(でももうその尺がなさそう)か、最終回でメインふたり結婚するぐらいしかないし、まさかそれはやらないだろうと思っていた。結婚すると「BLです!!!!」と完全に言い切ることになるから

でも結婚しなかったらしなかったで、「結局BLとしては描ききらないんだな……(しょんもり)」になるかもしれない。

一体どうするつもりなのかなとキリキリ不安に思ってはいた。

それが擬似結婚からの、誤解でも全力の結婚の祝福。作中世界で同性カップルは完っ全に肯定された。もうメインふたりをきちんと正式結婚させる必要はないし、同時にこの先無理に「BLじゃないです」と言い訳する必要も消えた。だってあの世界ではふたり関係はなんであれ正当に祝福されることなんだから。それがこれ以上ないくらいはっきりと示された。

なめてた。本当になめてた。

しかも、結婚は勝ったらという条件つき。この先の結婚は「勝ったから」という意味も持つことになって、擬似結婚指輪プレゼント)時点での感情動機永遠に伏せられた。

あそこまでやっておいてまだ、余白に夢をみることもできる。

すっごくないですか???

あざとい賢しいめちゃくちゃ上手いし怖い。

マジで最終回までこのスタンスでやり遂げるつもりだよ怖い。もう結婚をしなくてもいい(メタ的な必要性)、となるとこの先どうなるか全く分からない、それはそれで怖い。十話にもなってあんな乱暴な叙述トリックぶちこんでくる公式なんて絶対信用できない。安心したら最後不意をつかれるに決まってる。本当に怖い。

こわい。

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