http://anond.hatelabo.jp/20170207171941
8日ソワレ。情報量が多いので走り書きのみ。感想なし。考察なし。
A列上手での観劇。(初見はH列下手での観劇)
なお、私は2回目の観劇を謎解きとして挑んだことを大変後悔している。
よほど命知らずの探偵さんでない限り、以下の内容に目を通すことはおすすめしない。
- これは『演劇』である
- 幕が開いた時点で諸戸は既に亡くなっている
- それを《わたし》は知っている
- 亡くなった諸戸が《?》のもとを訪ねてくる
- 《?》と諸戸は二人についての話をする
- 『私』と『箕浦』は別の役者である
- 『私』は諸戸から簑浦への性愛、疑心暗鬼、白髪になってからの生きている《みのうら》(それまでの《わたし》)を演じる
- 『箕浦』は「孤島の鬼」のミステリー&冒険譚、ノンケでまったく諸戸の性愛が理解できない・感知すらできない、白髪になるまでの《みのうら》(それ以降の《わたし》)を演じる
- オープニングは諸戸の家に押し掛ける前に入る。悶絶する『箕浦』。
- 『私』の一人称は【わたし】
- 『簑浦』の一人称は【ぼく】
- 原作要確認:秀ちゃんとの逢瀬を夜中に諸戸に見咎められているのか
- この『演劇』は諸戸と《?》についての話であるので、二人の隠喩および冒険譚要素以外はすべてカット
- 探偵コンビ結成(意訳)の時の握手、はじめ『箕浦』は手を握らない。ぎょっとして『私』を凝視する諸戸。(情報量が多く忘れてしまったが、『私』が某かの反応を返してから)ようやく諸戸の手を握る『箕浦』。
- 水責め時点から苦しみ出す『私』。冒頭で『私』が鬼を思い出した時と同じように喉を掻く。
- 井戸の中「嫉妬している?」と『私』が声をかけた瞬間から、諸戸の目には『箕浦』が見えていない。ひたすらに『私』を求める。「ああ、嫉妬している」と答える
- 『箕浦』も『私』に襲いかかる諸戸のことを化物のようと言っている(セリフ正確に覚えておらずすみません。確実に恐ろしいと否定をしている)。そして『箕浦』は「死者を冒涜することになるから詳しくは言えない」と襲われるシーンを省略
- 原作要確認:そう、『私』も『箕浦』も「省略」する。これは原作にもあるセリフなのか?
- 井戸出たときの諸戸の泣き笑いはなんとも表現し難い。変動するものでもありそう。なんというか、この時点で既に諸戸のライフ零になっているので、追い討ち受けたようなさま。限界越えた時みたいな表情。
- 『箕浦』から受け取った手紙とは別に妻から諸戸の訃報を受けとる。ずっと語り部は『箕浦』。『私』は手紙を握り潰し憎そうな表情に見えた。なんか明らかに嫌悪してそうだったんだけど。諸戸が『私』へ伸ばした手を『箕浦』が宥めるように下ろさせる。成仏させるように『箕浦』が諸戸を連れ立ってゆく。
- 白い毬を置いたのはスタッフさん?
- 毬は風の動きを表しているけど、家の中に誰も居ない表現であると同時に(アフタートークの内容関係なく思ったのだけど)諸戸の亡霊が現れた表現なのか?
- 君は美しいと言う人
- 諸戸→『私』
- 『私』→(記憶なくてごめんたぶん言ったよね)諸戸、秀ちゃん
- 『箕浦』言わない
- 深山木→『箕浦』、諸戸
- 手記の中の秀ちゃん吉ちゃん→(記憶なくてごめんたぶん)秀ちゃん (原作要確認:手記の外では二人は声を発さないのは原作どおりか?)
- 丈五郎→失恋した相手
- 『私』と『箕浦』は別人。また、《わたし》である時は未来を知っており、《みのうら》であるときは未来を知らない。
- 『箕浦』も仕事内容は『私』と同じ。
- 『手記の秀ちゃん』と『島で会った秀ちゃん』は別の存在。『島で会った秀ちゃんと吉ちゃん』は声を発さない。
- 白い毬
- 諸戸の衣装の汚れ見えた。すごく緑色に見えた。照明の影響すごく受けるから何色なのかわからない。『私』には黒いススのような汚れしかないのが気になった。諸戸と半々ではないのかしらん?
- 『私』が明らかに《みのうら》に見えるのは井戸出たとき。『箕浦』が明らかに《わたし》になっているのは諸戸に襲われている時。上手からではここの『箕浦』の表情が見えなかったことが悔い。
- 初回は焦点が集中し過ぎて見えていなかったけど《わたし》になっても『箕浦』ずっといた。
- 『私』が演じる《わたし》は諸戸に向けて感情を込めた視線をすごく送るけど、『箕浦』をそのように見つめない。『箕浦』が演じる《わたし》は『私』にも感情の籠った目線を向けることがあるが、基本ずっと座って正面を向いて険しい顔をしている。
- 恐怖とは襲いかかってくる諸戸で固定されている印象も受ける。ただ、それ以上にやはり『私』と『箕浦』の差異が重要そう
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