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2016-12-29

西野カナドンキホーテインターネット


ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー

深夜2時。田舎ドンキホーテで俺は微分積分公式をぶつぶつと唱えながら、カラコン売り場周辺を歩く。

バカみたいにでかい自然な色合いのカラーコンタクト。派手な見た目の金髪ギャルカラコン一瞥し、バッコンバッコンとカラコンをほおりこんでいく。

ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー、とあの音楽が流れる。

安そうなぺらぺらのハロウィン衣装が半額になっている。

てらてらとした化学繊維いかにも安っぽい。

クリスマス向けのコスプレ衣装も売っている。

安っぽい。また、少ししたら半額になるんだろうな、と思った。


ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー

深夜2時の田舎ドンキホーテ微分積分公式を唱えると観客がバタバタ悲鳴をあげながら死んでいく。

そんな妄想を昔なんとなく思いついて、小難しい公式を覚えてるだけ口にしながら歩いていた。


インターネットを見る。スマホを開く。

情報強者の俺は、simロックをこじ開けたMVNO携帯を使いながら、スマートニュースでサッと今夜のニュースを巡る。巡る。

情報の上を指がなぞる。あるいは、情報によって指が動かされている。どっちでもいい。同じことだ。

ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー

バカそうな見た目のヤンキーオナガのように襟足を伸ばしている。

「金がねーわw!」とやたらとバカかい声でクリスマスコーナーの衣装を物色しながら、時折iphoneをいじる。

金が無いなら、そんなモン買わなきゃいいのに。

金が無いなら、MVNOにすればいいのに。

そんな意地の悪いことを、なんとなく、思う。

効率が悪い。コスパが悪いやつらだ。

バカヤンキー一瞥し、またスマホに目を落とす。最新のニュースに思いをめぐらせる。

電通社長が辞任か。あの事件のせいか

日本会社は一体どうなってるんだ。解消される日はあるのか。

欧米に比べて日本仕事に対する異常さが蔓延している。病的だと思う。

サッと検索をかけ、事件の背景や詳細を知るためにデータを集める。考察する。

ふーん、なるほど。面白い。後でツイッターにつぶやいておこう、と予約投稿しておく。

ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー


ヘアカラー剤売り場では、やたらとブリーチ剤だけが売れている。

なんなんだコイツらは、カラスの脱色でもしてんのか?それともスーパーサイヤ人か。

30歳くらいのピアス穴を開けたヤンキーブリーチ剤を3つカゴにほおりこんだ。

確信する。こいつはカラス脱色業者だ。間違いない。

粗悪な品。割高な電化製品インスタントな、チープな商品が立ち並ぶ。

価格コムで買ったほうが安い。

知らない、という事は不幸なことだ。

この世には、もっと上質な物も、安くてよい者も、効率のいい方法があふれている。


知れば。知ろうとする態度があれば、コスパを考えれば、色んな方法があるのを彼らは知ってるのだろうか。

酒やタバコだけじゃない。もっと、難解であるからこそ知的好奇心をゆさぶられる者がたくさんあるというのに。



ドンキホーテドン、キホーテ。希望

俺は自分の事に思いをめぐらす。

来年から就職だ。もう少ししたら、地元ともおさらば。

東京の有名な年収の高い企業内定が決まっている。


田舎の、低学歴な、貧困な家庭から世界からやっと完全に脱出できる。

結果が出るまで長かった。長かった。


訪れることもあるだろうけど、別の世界にいけるのだ。待ち遠しい。



ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー




知るという事は、大切なことだ。

スマホ登録された自分のto doリストを見直す。

今日のやるべきことに漏れがないか、もう一度確認する。

ニュースの通知が入る。SMAP解散についてだ。どうでもいい。興味ない。

サッとスワイプしてニュースを振り払う。誰かの書いた情報がこの店内に舞っていく妄想をした。

いんたぁ、ねっと。

古くからネット世界に入り浸ってた。本当にお世話になった。

こいつがいなければ。知らなければ、俺はあの世界にいたままだっただろう。

「知る。」

この一点だけだ。この一点が、情報の操り方が、人生の舵取りを大きく左右するのだ。

コンパス無しではわたるには、人生は不確定すぎる。


会いたくて、会いたくて震える~

懐かしい曲が。ふと耳に入る。西野カナだ。あの震えるやつ。

「あ、西野カナじゃん~wまだあいつ震えてんのかなw」

最近見ないよねー、何やってんだろ。」

「ってかあたし結構西野カナ好きなんだけど」

「えー、マジ?」

カラコン売り場で見たギャルが、ツレの女と歩きながらレジまで向かう。


ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー。

ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー。



頭の中でドンキリズムリフレインさせる。



ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー。

ドンキ西野カナ好き、ってなんかめちゃめちゃわかりやすいな。」と、思った。

ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー。

ドン、のリズムに合わせて歩みを進める。

ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー

西野カナって、ああいう人たちにとっては、難解な比喩とかより、ストレートに歌われたほうがわかり易いんだろうな。」そんな事を考える。

そう思うと、メディアで「西野カナバッシング」がおきるようになったのは、情報化が進んだ側面だな、と発見する。

おそらくスマホメディアの普及がなければTVでそんな事は言われなかっただろうな。小さな考察。小さな発見

あのギャルはそう思うとどんな人生を歩んできたんだろう。

20代っぽいけど派手だし、お水系かな。

収入とか大丈夫なのかな。どんな人生を歩んでいくんだろう。

やっぱ、そういう世界で生きてきたのかな。

ギャルたちの会話に耳を傾け続ける。

「また今度絶対ステージ見に来てよね~!」

「うん、ぜったいいくねー!」

話を聞くと、彼女ダンサー志望のキャバ嬢のようだった。

ダンサーキャバ嬢か。夢を追ってるんだな。偉いな。

かわいいっぽいし、失敗しても結婚すればいいから、いいよなぁ。



ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー。


俺は、そういえば何を目指してたんだっけ。


レジを待っているときに、思い出そうとした。

あの例のペンギンと目があう。

ピッ、ピッ、レジの音が何かの鼓動のように響いている。

ペンギン。あ、思い出した。


ペンギンだ。ペンギン飼育員になりたかったんだ。そういえば。

ペンギン大好きだったんだよな。小学生ときペンギン飼育員さんになろうと思ってたんだった。

ペンギン好きだったな。そういえば。

「○○円っす、に、なりまっーす 、あざーっす

金髪店員レジの声が近づいてくる。ちゃんと発音しろ、と思った。

そーいえば、そうだった。中学は確か公務員とか、だったっけ。

ネット出会ってのも、中1の時だったかな。懐かしい。

公務員、って、かわいくねーな。中学生ってそんなもんか。

ピッ。ピッ。レジの音が近づいてくる。これ、ペンギンの鳴き声にしたらかわいいかも。と思った。

俺、公務員にも、ペンギン飼育員にもならなかったなぁ。

もう就職か。普通にリーマンだもんな。

でも、公務員よりいいかな。年収だって、かなり貰えるし。モテるかな。

ブーッ、ブーッ

携帯振動する。Face bookの通知だった。友達シェアした事についての通知。どうでもいい。通知が多すぎる。

今度設定変えて切らなきゃな。

俺、これでよかったのかな。

ペンギン飼育員。ならなかった。趣味でやってた音楽。やめちゃったな。

書きかけた漫画。作りかけの絵。to doリストに入れる必要の無いことたち。

ギャル自動ドアを開く姿が見えた。寒気が入る。さむい。


もう、会わないんだろうな。当たり前か。

の子はどこで踊ってるんだろう。成功するんだろうか。

会わないし、関係いか

俺は俺、彼女彼女。だ。

けれど、

いつから、いつから自分自身の話をすることが減ったのだろう。

いつからコスパを重視するようになったのだろう。


ブーッ、ブーッ。

また携帯振動する。

またface bookの通知だ。しつこい。


たくさん、たくさん色んな世界を知った。コスパ。要領のいい、ベターを選び続けた。

安定した世界が見えている。安定した世界が。

知ることで。コスパを選ぶことで、本当に大事な何かが消えてしまった気がする。

知ることで、考えることで、自分の夢や希望を自ら打ち砕いてしまった気がする。

ニュースも、face bookの通知も、俺には関係ないのに。

どんなカラコンを買おうが、どんな安っぽいコスプレをしようが。

関係ないのに。関係ないのに。そういえば、コスプレとか、そういう仮装。したこと無いな。俺。

「いらっしゃす、っす、っす。円になりっすー、」

俺の番だった。ちゃんと発音してくれ。


ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー。

ジャストボックスから1円玉を何枚か取り出し、支払う。

何十年後とかも、ドンキホーテ来るのかな。

たぶん来るだろう。大金もちになれるわけでもあるまいし、金持ちだってドンキ使うだろうし。

自分未来を予想した。小金のある、安定した家庭を夢想する。

たぶん大丈夫。これで、これでよかったんだ。

店内から出て、また頭の中にあの音を再生する。

ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー。


何かから振り切るように、何かから逃げるように、倍速で再生し、歩みを速めた。



ドンドンドンドンキドンキ、ホーテー。



俺の毎日は、まだまだ。これからも、続いていく。

2016-11-20

[]

 掛川花鳥園に行ってきましたわ。鳥最高でしたわ〜!

 こちらではフクロウケープペンギンインコなどの鳥と熱帯の植物、魚が

触れ合える距離で展示されています

猛禽のフクロウミミズクとふれあうには限定の枠に入らないと

いけないのですけど、他の鳥さんは普通に触れる場合が多いです。

常連さんなのか、インコ止まり木と化している方を何人もみました。

 でも、わたくしには高貴なオーラのせいで、なかなか鳥さんが寄ってきてくれませんの。およよ。

掛川花鳥園アイドルオニオオハシさんに近づいてもらうのに有料の餌のブドウ1/4粒、

手に乗ってもらうのに残りの1/4粒を使って、やっと止まってもらったのですけど、

餌を食べたら用済みとばかりに、瞬時に飛び立たれてしまいました・・・・・・

 そんな傷心のわたくしを慰めてくれたのがハイイロエボシドリさんです。

近づいて写真を撮っていたら、いきなり肩に飛び乗り、

背中側の死角に回り込んでわたくしを乗り物にしてくださいました。

 そこから左腕に移動して、また右腕、背中とわたくしの上を2周半ですわ。

見た目はやや地味な鳥ですけど、なつかれない中こんなことをされたら

贔屓になってしまますわ。メロメロでしたわ。

 まぁ、餌をもった他のお客様が近づくとハイイロエボシドリさんは

そちらに移動してしまったのですが、

ベンチに座っている間、ずっと肩に留まってくださいましたので満足でした。

 その後はコガネメキシコインコさんにも留まっていただきました。

垂直の金網に留まって体勢が厳しそうなところに腕を出したことが、

功をそうしたようです。

腕ではなく指に来たので、ちょっと痛かったですけど、

認められた気がして痛みも喜びになってしまますわ。

マズローの三段階ですわ。

危ない施設ですわ。

 簡単には触れないフクロウの仲間では、ベンガルワシミミズクルチカさんを魅力的に感じました。

ゴルゴ13のごとき鋭い視線からあくびの連発まで表情ゆたかですっかりファンになりました。

 フクロウ類は瞳が大きく前を向いているため「表情」を読みとった気になりやすいのですわ。

でも、ユーラシアワシミミズクさんの展示室の壁に空いていた弾痕みたいな

くぼみのことは忘れない方がよさそうです。

 また、オナガフクロウの首のスムーズで素早い回転は戦車の砲塔を連想させました。

これだけ首が回るなら経営安心ですわ。

あと、三羽同室のフクロウが手前の止まり木に2羽、奥の止まり木に1羽の形で留まっていて、

フィリピンのエアボ兄弟のevery bodyの配置と完全に一致していたことが

面白かったですの。

 フクロウやホークの部屋が狭いことや足に鎖がついていることに痛々しいものは感じましたが、

職員説明からはそれぞれの個体への深い愛も感じられました。

夜行性ですし、飛び回れる調教やショーがストレス発散になっているのかもしれません。

 ペリカンフラミンゴの餌にお魚はありましたけど、鯖はなかったと思います

ホッと鰭で胸をなで下ろしました。

2016-04-26

増田に書けばフィクションって事で済まされるよね! 29

さっき凄い言い訳を聞いた。



御婆様「すいません御朱印下さい」

神主様「御朱印帳はお持ちでしょうか」

御婆様「旅の途中なので持ってないので、紙に書いたのございますか」




朱印帳は旅に持参して参拝した寺社朱印を受けるためのものだが、旅の邪魔になるので旅には持って来ない。という。

持 っ て こ い や あ 。

“紙に書いたの”もそりゃあるけど、アレは基本、御朱印帳をうっかり忘れた人の為のものから

ペラ紙の半紙貰って、御朱印いただきましたーほっくほく、みたいな顔すんなと。ちゃんと帳面持ってこいや



このへんはむしろ外国人参拝者の方がキッチリしている。

ちゃんと朱印帳持ってくるし

「ゴシュイン オナガア シマス」とか頼み方も丁寧だし、(かわいい

朱印料○○○円になります」「すいません一万円しかないんですが」みたいな無茶ぶりもしてこないし、

集団で興味深そうにガン見してくるし、

So beautiful!とか騒ぐし、

…まあそんなリップサービス別にいらないんだけど、とにかく態度がよい。

最近の御朱印ブームだかなんだかで増えた御朱印拝受者層は、実際あまり態度良くない。ここは観光地じゃねえんだ。あくまでも参拝者であって参拝客ではない事を思い出せ貴様ら。

あとこういうのが特に多い。



「あっ、御朱印帳バス(数十メートル先)に忘れちゃってー」



取 っ て こ い や 。

特にここ数年激増している「集団定年退職して金とヒマ持て余してる団塊の世代バスツアー」みたいな連中。お前らの事だよ。

2008-02-12

うつと社会的地位

スーザン・グリーンフィールド『脳の探求』より

セロトニンうつ状態のつながりに熱狂するあまり、それを社会的地位の説明にまで拡大する科学者もいる。オナガザルの研究で、社会的階層の底辺にいるサルセロトニンの濃度が低く,頂点にいるサルは高いということがあきらかにされている。地位が上がると、セロトニンの濃度も高くなる。同じように、人間社会でも、地位の低い人(貧困者や女性)はセロトニンの濃度が低くなる傾向にあり、実際、うつ病は比較的このグループに多い。うつ病は、社会のより優位なグループメンバーに対して、地位を表明する手段として進化したという説もある。内向的でひかえめな行動は、将来ライバルとなるおそれがないことを示し、地位の高い者を安心させるというわけだ。(pp.188-190)

グリーンフィールド自身がこの説に賛同しているわけではないが、個人的には強く興味をひかれた。

 
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