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はてなキーワード: スクールカーストとは

2022-04-15

最近読んだBLではない本と、関連BL本・関連するがBLではない本。(ネタバレあり)

 けっこういい感じに分厚かったけど、半日没頭して読んでしまった。

流浪の月』(凪良ゆう)

 来月辺りに広瀬すず松坂桃李の主演の映画が公開されるし、TSUTAYAに行けば売れ筋ナンバーワンとしていっぱい平積みされているので、わざわざ私が紹介しなくてもいい気がするが……。

 著者の凪良ゆう先生BL小説家としてデビューした人気作家。数年前からBLレーベル外の小説も書くようになった。『美しい彼』『わたしの美しい庭』『滅びの前のシャングリラ』など著書多数。

あらすじ

 主人公の更紗(さらさ)は、風変わりな両親に愛され、自由奔放で健やかに育っていた。だが、平和な日々は突然瓦解してしまう。天涯孤独となった更紗は伯母の家に預けられたものの、普通の家庭に馴染むことが出来ない。居場所のない彼女放課後、独りきりで公園に行き、ベンチに腰掛け読書をして時間を潰すようになる。

 公園には更紗以外にもう一人、ベンチの常連がいた。更紗の学校の友人達からは「ロリコン」と呼ばれる、痩身の若い男。彼は毎日、暗い目で女児達の姿を追っていた。

 更紗が伯母の家での暮らし限界を感じた夕方、これまで更紗に対して無関心を貫いていた「ロリコン」が彼女に近づいてきて……。


増田感想ネタバレあり)

 ざっくりと言えば、かつてTwitterとかでフルボッコにされた伝説の『幸色のワンルーム』(はくり)みたいなストーリー。傍目には、猥褻目的誘拐犯に性犯罪被害者が懐いてしまストックホルム症候群しか見えないけれど、実は訳ありのお兄さんが虐待を受けている女の子を救い、それをきっかけに強い絆で結ばれ、唯一無二の関係性を築いた二人の物語

 なんか物議を醸しそうな筋書きだけど、今のところ『幸色のワンルーム』のようなボコられ方はされていなさそうだし、これからもそうはならないかもしれない。

 ただ、レビューを見てみると、猫も杓子も作者が読んで欲しいように読んでいるというか、「事実真実とは違うということがわかりました。わたし無理解から他人を傷つけないように気をつけてようと思いました」と多くの人々が判を押したように書いていて、道徳時間小学生じみていて、うすら怖い。一体どうした、みんな真面目か。

 まあそれは置いといて。『幸色―』よりは好意的に受け入れられているっぽいのはたぶん、そもそも挿し絵無しの小説なので、女児可愛い言動性犯罪被害を描いてもそれを「性的消費」目的で書かれたとは思われ難いというのがあるのかなと思う。それに、物語全体のうち、被害者女児誘拐犯の暮らしが書かれた部分はそんなに多くない。それより、更紗が事件以来、15年の歳月をどのように生きてきて、現在はどんな風に暮らしているのかに多くのページが割かれている。そして、更紗が性的虐待を受けている場面や、彼女にとってはしんどいだけの性行為の場面は、心情はリアルに書かれても行為のものは生々しく描写されはしないので、虐待描写オカズ化は防がれている。そういう意味では安心

 未成年略取という犯罪に夢見すぎという批判はあると思う。だがそれも罪を犯した文(ふみ)の内心が吐露される章で緩和されるのかな、たぶん。

 現実にも起こりうる、子供被害に遭う犯罪とその冤罪当事者しか真実は知らないはずなのに憶測が飛び交い、被害者加害者ともにオーバーキルとなるほど晒し者にされ平穏日常生活を奪われ追い詰められること。そういうことを物語ネタとして取り上げることの良し悪し。それについて私自身がどう思うのかといえば、良しとも悪しとも言えないなぁという歯切れの悪いことを言うしかない。

 個人的好き嫌いのことをいえば、センシティブネタほど「逃げの一手」を打たない方が好き。例えば近親相姦もので実は血が繋がっていなかったのでセーフでしたとか、小児性愛者が未成年略取の罪を犯したと思ったら実はそいつ小児性愛者ではなかったのでセーフでしたとかいうのは、何がセーフじゃ甘えんな! もっと業に正面から向き合えと思う。

 『流浪の月』はどうだったかといえば、文は実は小児性愛者ではなかったので、そういうとこは私のあまりきじゃないものの類なんだけれど。だってたぶん多くの読者が「更紗と文にはこれからは静かなところで幸せ暮らして欲しい」とレビューに書いているのって、文が「安全な人」だとわかったからで、もしもまじもんの小児性愛者だったら同じ感想が出るか? っていう。なんていうのか、結局は罪を軽減して世間並に受け入れられるレベルまで物語引き下ろした感が出てしまうというか。それで事実真実は違うよねーと言われてもなって感じがする。

 だが、文がなぜ自らを偽ってまで小児性愛者のふりをしてきたのか、その事情と心情があまりにも切々と書かれていて胸を打たれたので、私の個人的好き嫌いとかどうでもいいかもう、と思い直した。

 事実真実は違う。人それぞれに抱えているものがあって、それを他人が何も知らない癖に常識だのなんだのを笠に着て叩くことが許されようか? 本作のテーマはそんな感じだが、幼い頃の更紗を育んだ家庭や、大人になった更紗に関わる人々などを、更紗が許容するもの・拒絶するものに、そうは言ってもな……とちょっと疑問が残るようになっているところが良いと思った。

 たとえば、母親が無理をせずに幸せであることは大切だとして、更紗は彼女自身母親や、同僚の子持ち女性自由奔放ぶりを許容する。ところが更紗の母親と同僚女性は娘の物分りのよさに甘え、自分恋愛にかまけて娘を放置するという全く同じ行動をする。だが、その結果は大きく異なる。更紗は母親に遺棄されたせいで理不尽辛酸なめることになったが、同僚女性の娘は放置されたものの完全には棄てられず、それが切っ掛けで更紗と文という年の離れた友人に出会い精神的に救われることとなる。同僚女性は更紗と文という協力者を得たお陰で、娘を遺棄せずに自分人生も大切にできたとも言えるかもしれない。同じ事が起きても結果は違う。これを人それぞれと言うか、そんなんただの運だから最初からちゃんとしているに越した事はないと思うか。現実としては、周囲から親にかけられるプレッシャーのお陰で子供が守られているという事も、往々にしてあるが……? などと、ちょっと考え込んでしま余地が読者には与えられている。

 一方で、更紗はDV気質のある恋人の亮のことは、交り合うところが一つもないと拒絶し切り捨ててしまう。亮がなぜDVを止められなくなってしまったのか、その理由を知っていながら、理解共感彼女拒否するのだ。母親が我が子を遺棄することには同情すら示すというのに、DV男はどんな事情があれどもダメであるというアンバランスDV男は許してはならない、そんな奴からは早急に逃げるべきだというのは正しい。ここを違えたら今時の読者には受入れられないのは想像に難くないが、世間へのご機嫌取りとも思えない、あえての偏った描写なのだろうか。と、ここにも悶々と考えさせられる余地がある。

 また、他人無理解によって苦しめられてきた更紗もまた無謬の人という訳でもなく、無邪気な思い込みで発した一言で文を深く傷つけたのに長い間気づかず、文の真実を知らないままであった。それは、読者が安易に更紗と自己を同一視して気分を良くするだけにとどまるのを阻んでいる。更紗が文の真実を知った時、それまで更紗と一緒に被害者意識を持って、解っていない人々を糾弾出来る立場にいたはずの我々は、自分達が解っていない人々と同じ穴の狢であることに気付かされ、ショックを受けるのだ。

 後半、読者目線では余裕で予想できる破滅的な結末に向けて、更紗と文が善意ちょっとした人としての良識を発揮したせいで転がり落ちてゆくところは、はらはらしてつい目が離せなかった。それはダメだ、善意でもやったらいけないやつだと、更紗達を批判することを、圧巻の心理描写妨害してくる。簡単に教訓を得ていい気分になって読み終えることを許してはくれない。それがこの小説のすごい所なのかなと思う。

 にも関わらず、レビュー者が判を押したように教訓を得た事ばかりを書くのは、この小説安易共感を読者に許さない、熟考を強いてくるからなのかもと私は思った。そう易々とは自分意見を書くことが出来ないから、かえってテンプレみたいな感想を書いてお茶を濁すことになるのだ。


さて、以下は凪良ゆう先生BL作品の紹介と、『流浪の月』とテーマが似ていると思う作品とかの紹介。

『美しい彼』(凪良ゆう)※BL小説

 主人公平良吃音を持っているせいで上手く喋ることができず、学校生活の中ではスクールカースト底辺に追いやられていた。両親に心配をかけることを畏れた平良は、イジメターゲットにならないように極力目立たぬよう、息をひそめて暮らしている。

 そんな平良は、高校二年の新学期、同じクラスになった清居(きよい)に一目惚れをしてしまう。清居はスクールカーストの頂点に君臨し、陽キャの面々に一目置かれながらも孤高にマイペースを貫く、まさに王者である。そんな清居とそのしもべ達から奴隷のようにこき遣われる平良だったが、清居が気まぐれに差し伸べる暴力的な救いの手や、逆境ものともしない凛とした姿勢に心酔する。やがて平良は、清居の一兵卒から立派なストーカーへと進化していくのだった……。

 凪良ゆう先生BL小説のなかでたぶん最も人気のあるシリーズであるイジメ被害者加害者カップリング主人公平良と、平良に惚れられた清居、それぞれの視点によって相手人間性共通体験についての見方ががらりと変わる。事実真実は違うとはまさにこのこと。

『にいちゃん』(はらだ)※BL漫画

 幼い頃、近所に住む「にいちゃん」に遊んでもらっていた、ゆい。彼はにいちゃんのことが大好きだった。ところがある日、にいちゃんが奇妙な遊びに誘ってきた。怖くなったゆいは、にいちゃんの部屋から逃げ出した。そこへゆいの母親鉢合わせたことにより、にいちゃん逮捕されてしまう。

 数年後。高校生になっても、ゆいはにいちゃんのことが忘れられず、親には内緒でにいちゃん行方を探していた。そして遂ににいちゃんと再会を果たしたゆいだったが、にいちゃんはゆいを怨んでいた。にいちゃんはゆいを拘束して動画を取り、それを脅迫材料として、ゆいを呼び出し、苛烈性的虐待を加えるのだった。


 ほんもの小児性愛者でしか性犯罪者の大人と、ストックホルム症候群高校生のカップリング虐待描写があまりにも凄惨で心を折ってくるので、性描写ゴリゴリにあるが抜けないエロ本みたいなことになっている。ヤバい奴に雁字搦めにされてしまった状況での愛は偽りなのかもしれないが、渦中にある本人にとっては本物に見える。その様を綺麗事なしに描写した怪作である


『私の男』桜庭一樹

 腐野花(くさりの はな)は、恋人との結婚をもって養父の腐野淳吾の手を離れることになった。花は幼いうちからまだ年若い養父性的関係を持ち、そしてもう一つ、誰にも言えない秘密を淳吾と共有していた。

 そんな花と淳吾の暮らしを、時の流れとは逆順に、章ごとに語り手を変えつつ描いた物語最後には花と淳吾の真の関係性が明かされる。

 はたからみれば養父から性的虐待を受ける女児物語だが、やはりこれも事実真実は違う系。ところが真実事実よりもどろどろとしていて、なのに純心であり耽美でもあるが、物凄い業の深さでもある。

 第1章が花と淳吾の別れの話で、それから章ごとに時を遡っていき、最終章家族を亡くして孤児になった花が淳吾と出会い養子になるところで終わる。

 私は初読の時に、まるでハッピーエンドのように終わるなぁと思ったのだが、再読したら別にハッピーエンドには思えなかったのは何故なんだ。もう一度読めってことかな、ハハッ。

 映画にもなっているのだが、映画版はまるで小さな悪女・花に淳吾が狂わされ搾り滓にされたみたいなラストだったから、あまりきじゃないな。


『つみびと』(山田詠美

 酷暑真夏若い母親は幼い子供達を部屋に置き去りにし、餓死させた。懲役30年の実刑判決を受けた母親を、世間の人々は好き勝手糾弾する。一体、母親は何故、愛していたはずの子供達を死に追いやってしまったのか? 母親自身の生い立ち、彼女祖母の代から続く凄絶な負の連鎖とは……。

 小説しか描けない現実があるとして、実際に起こった事件モチーフに書かれたフィクション小説である

 児童虐待と、世間の人々が助けたいとは思わないタイプ社会的弱者物語。著者の山田詠美先生自由女性恋愛小説を書く一方で、昔から社会の最下層にひっそりと生きる人々の事も書いてきた。中でもこれはすごい作品

 山田先生作品にしては珍しく、リベラル無責任で冷酷な一面が批判的に描写されている。

2022-03-29

顔が良くないとアメリカ大統領になれないよな

 アメリカ大統領若い頃の写真を一通り見てみたけど、漏れなくイケメンだ。強いて言うならトルーマンアイゼンハワークリントンが童顔で正統派イケメンではないくらいだ。アメリカ大統領には容姿フィルターがかかってるよな。顔が全てでは無いが、容姿人生社会に与える影響がいかに凄まじいかを思い知った。以下はそれぞれの大統領に対する感想ブサイクのくせに人の容姿上から目線評価していきます

ユリシーズ・グラント

 絵なのか写真なのか分からないけど男前。でも、年取ってからの方がカッコいい

ラザフォード・ヘイズ

 生え際ヤバいけど超ハンサム

アンドリュー・ガーフィールド

 恰幅の良いイケメン。正直画質が悪くてよく見えない。

チェスターアラン・アーサー

 おひげの立派な男前いかにも貴族って感じ

グローバークリーブラント

 男前

ベンジャミン・ハリソン 

 イケメン。おひげが立派

ウィリアム・マッキンリー

 イケメン。いくつか写真があるが個人的にひげを生やした写真が超絶格好良い。

セオドア・ルーズベルト

 イケメン。おひげが立派

ウィリアム・タフト

 同上

ウッドロウ・ウィルソン

 イケメン。上述の例に漏れずひげ生やすとかっこよさが格段に増す

ウォレンハーディング

 いかにも英国紳士という感じのおひげが立派なハンサム。レットーバトラーを思い出す

カルビン・クーリッジ

 生え際ヤバいけど超絶美男子ドラコ・マルフォイに似てるかも

ハーバート・フーヴァー

 イケメンテンガロンハットがよく似合う

フランクリン・ルーズベルト

 面長のイケメン。引き締まった顔つきの他の大統領と比べると穏やかな顔つきで坊ちゃん的な印象

ハリー・トルーマン

 丸顔。格好良いと言うよりは愛嬌のある顔。ハリーだけにハリー・ポッターに似ている

・ドワイト・アイゼンハウアー

 童顔。これも格好良いと言うよりは愛嬌のある顔

ジョン・F・ケネディ

 想像通りの童顔イケメン

リンドン・ジョンソン

 男前

リチャード・ニクソン

 下ぶくれ気味だがイケメン

ジェラルドフォード

 いかにもアメリカスクールカースト上位って感じのイケメンSF映画陰キャ主人公を虐める役として出てきそう

ジェームズカーター 

 唇厚いのが玉に瑕だけどイケメン

ロナルド・レーガン

 超イケメン。元俳優から当たり前

ジョージ・W・H・ブッシュ

 イケメン

ウィリアムクリントン

 童顔。格好良いと言うより愛嬌のある顔。優しげな印象を与える。

ジョージ・W・ブッシュ

 笑えるぐらい父親そっくり雰囲気三枚目

バラク・オバマ

 想像通りのイケメン

ドナルド・トランプ

 イケメン

ジョー・バイデン

 優しげなイケメン

2022-03-27

匿名ダイアリーの人はしつこい

弱者男性話題は家を買うというエントリでとりあえず落ち着いたみたい。

この話題が嫌いだからちゃん観測してないけど、弱者男性ってキーワードがここで流行ったのは数ヶ月前に1回目と今回の2回目だと思う。

なんで嫌いかというと同じ話題で何度もしつこいから。

弱者男性という定義議論の取っ掛かりはすでに提示されてるのに、無視してネタにして消費し続けるのがうっとおしい。

多分「俺たちは不謹慎を楽しんでる」とか擁護するつもりなんだろうけど楽しいのはお前らだけだろという話。

不謹慎を楽しんでるというなら、他の参加者を楽しませるクオリティでやれと思う。

「お題!弱者男性!」とか。お前ら大喜利好きだろ。それをやれ。

マウント合戦被害者しぐさ。無知のフリをした煽りとかスクールカースト底辺みたいな小物の考えたイジメみたいなのばかりだ。

不謹慎ネタネットのどこでも発生するけどどういう仕掛けか分からんがほどほどのところで治まる。

ここはそれが壊れてると思う。

それは多分ここの人には不謹慎差別的とかブラックユーモア話題を展開する知性がないんだと思う。

から止めたほうがいい。

2022-03-04

anond:20220304231204

勉強ができるDQNを省きたいって話ではないの?

元増が気に入った子はスクールカースト論でいうスーパーリーダーってやつだと思う

anond:20220304181829

ロシア感じ悪ーい」って示し合わせてスクールカーストに追いやるだけやろ

2022-02-28

沖縄やんちゃ少年たちは沖縄独立を望んでない

沖縄やんちゃ少年たちの一般社会への再接続サポートをする仕事をしているのだけれど、沖縄若者文化というか何と言うか、端的に言えば不良少年たちは沖縄独立を望んでいない場合が大半だ。
現在沖縄若者米軍基地が非常に身近なためかファッションから音楽までアメリカ由来のHIPHOPスタイルを非常に好み、沖縄米軍関係者を親に持つアメリカ少年たちとコミュニケーションを取って生活をしている(ここで言うコミュニケーションは血を伴うものも含む)。
まりアメリカバッドボーイズ/バッドガールズスタイル日本の不良スタイルへと集合させた本土とはちょっと違う不良スタイルへと昇華させている。

アメリカスクールカーストが稀に話題となるけれども、バッド少年たちはスクールカーストへ組み込まれていない例外層であり、何故かと言えばバッド少年層と喧嘩になれば拳銃が出てきたりして子供同士の喧嘩とはまったく言えなくなってしまうからである
から最上であるジョッグやクイーンであってもバッド少年層とは距離を起く。ジョッグやクイーンが最終的に求め憧れるパワーとはヒーローのパワーであり、バッド少年が求める文字通り何にも縛られない自由になるためのパワーなので求めるパワーの質が違うのだ。
そうアメリカ籍の少年から聞いた。

はてな話題になる沖縄の話と言えば、米軍基地沖縄独立を絡めたものであるが、はてなで取り上げられスターが付くブコメにはかなりの偏りがあるし、おそらく・・・というよりはほぼ確信的に沖縄の大部分の若者から支持が得られないものだったりする。
少なくとも沖縄若者からすると米軍基地へ直接雇用されれば安定職だし、出入り業者就職してもそこそこ良い待遇を得られることが確定する。
それ以外の就職口の大半が沖縄は3次産業ばかりが発展してしまった土地柄なので観光のための施設店舗を作り整備する土建業か、観光飲食のものを扱うサービス業なので低賃金なのだ
まり沖縄若者からすると割の良い就職である米軍関係沖縄の外へ出すなんてのは害悪以外なにものでもなく、口々にその手の話にはほぼ間違いなく一笑に付してしまう。
はてな一部の人には微妙感情を持つことになるだろうが現代沖縄で「少年から大人になる≒就職口として米軍関係検討する」ということを意味する。

それでも米軍関係者による暴力事件がという考えが巡ってしまう人も居るだろうけど忘れないで欲しい。沖縄やんちゃ少年たちの存在を。
さら沖縄在住の人に説明するまでもないことだが、知らない人へ説明するならば「不良というものへどういうイメージを持っているか?」をまず考えて頂きたい。
私は不良のイメージの一部に「不良は大人迷惑を掛けるもの」というのがあるし、多くの人もそうだろう。そして「沖縄では迷惑を掛ける大人対象米軍関係者すら含まれている」としたら察しはじめる人も出てくるのではないか
沖縄発の犯罪事件報道には偏りがあるのはご存知だと思うし、米軍関係者による無意識アジアへの差別思想ももちろんあるだろうが、あれだけ成人式で騒ぐ沖縄やんちゃ少年たちがなぜ普段から報道されず、警察により行き過ぎた取り締まりなどセンセーショナルなことがないと取り上げられないのは不自然だと思わないだろうか?そう偏っているのである

一部の沖縄県警や一部の米軍関係者沖縄若者へ当たりが強いのは、そういったやんちゃ少年たちの存在が少なから関係していると言って良いし、米軍関係者暴力事件を起こしたとき何故か喧嘩相手の詳細がわからないのはその喧嘩相手は実はそういうことなのだ(少年法の絡みや報道慣習・自主規制もあるだろうけど)。
かに米軍治外法権の絡みから、何らかの事件沖縄内で米軍関係者が起こしたとき捜査権は事実上早い者勝ちなっちゃってるというのもある。
本土の人からすると意味がわからないだろうが、米軍関係車両交通事故を起こしたとき捜査するのは先に事故現場へ到着した警察もしくは米軍関係者がするという運用事実上されているのだ。
まぁだからこそ責任割合で1:9みたいな感じで米軍関係車両が悪いとなってしまっても米軍関係者が先に事故現場へ到着してしまうと責任割合概念が吹き飛んでしまい損してしまった経験のある沖縄県民が少なからず居るのだ。
パターンももちろんあるわけで米軍関係者からすると治外法権はなんとしてでも手放すわけにはいかないってのが現状だろう。

そんな様な状態であっても沖縄若者特にやんちゃ少年たちにとって米軍基地大事存在だ。
やんちゃ少年たちの沖縄HIPHOP文化根拠米軍基地にあるわけで彼らの青春のものだし、何よりも大人になると大事パートナーとなるからである

そして、その文脈と同じ様に沖縄独立沖縄若者やんちゃ少年たちにとってありえないのだ。
HIPHOPと言えばやはり立身出世ストーリーだ。地元の多くの人たちからそのスタイル独自のものと認められ評価され人気になって行き、都会で全世界成功者として大金を稼ぐ。
沖縄やんちゃ若者にとってのニューヨークとは本土東京であり、決して那覇市ではない。

本土沖縄芸能人過去に人気となったことがあるけれども、沖縄若者からすると沖縄芸能人シイジャア(先輩)である
その当時のスタイルHIPHOPではなかったけれども、沖縄若者特にやんちゃ少年たちはシイジャアに憧れて東京を目指している。自分リリック・フロウが世の中を席巻することを夢見ている。
それをすることが難しくなる沖縄独立沖縄若者が支持するか?と言えば支持するわけがない。
なので沖縄若者は「沖縄独立老害の世迷いごと」「アイツら中国から金貰ってる」「共産主義ダサい」と口々に言って意見がほぼ一致している。
ちなみに沖縄の多くの若者学術的に沖縄独立共産主義理解していないがスタイルとして沖縄独立共産主義ダサいと言っている。

生活へ密着する文化アメリカ志向大人になっての就職アメリカ志向なのが今の沖縄若者であり、そんな沖縄若者事情無視して今の大人たちの思想信条や都合によって沖縄独立論を語ると、今の大人引退した数十年後は逆に取り返しの付かないことになっているだろうと私は予測している。

補足情報として今の日本音楽シーンでは徐々にHIPHOP興隆しているけれども、本場アメリカの影響を強く受けた沖縄HIPHOP東京進出志向もあると思っている。
それがどういうことかと言えばHIPHOP派生系「TRAPスタイル」の流入東京で起きているということを意味している。
TRAPスタイルについては「TRAP 歴史」などでググって貰えればわかるだろうけど、ググるのが面倒な人へ端的にイメージだけ伝えると「違法薬物がかなり強く影響しているHIPHOP」だ。
このように端的なイメージだけ伝えると悪い印象しか与えないだろうが実際に悪い。どれくらい悪いかと言えばトランスサイケデリックなどと肩を並べられる、もしかしたらそれよりも悪いほど悪い。

このような音楽聴くなと言っているわけではないが、その文化へ濃密に自身の子供たちが浸かっているような気配があれば親は警戒したほうが良いとは思う。
違法薬物がなくともトランスサイケデリックスタイルは踏めるようにトラップもまた踏めるはずなのでトラップドリルに傾倒する若い子たちは今すぐに違法薬物が伴っているコミュニティと縁を切るように強く言おう。

キミのスタイルは魂の選りすぐりのスタイル キミの魂よりクスリ クスリスタイル 騙しのスタイル クスリより魂 楽しいスタイル キミのスタイル 騙しのクスリより楽しい選りすぐりの魂のスタイル

2022-02-05

スクールカースト下位の蛆虫どもを足蹴にしてきたトップアスリート様にとってウイグル問題など心底どうでもいいので屈託のない笑顔開会式に顔を出せるのも当然

2022-02-03

anond:20220203210935

頭がいいと若い時にスクールカーストトップにはなれないけど

30代過ぎてから社会ヒラエルキーで上位に立てるから楽しいぞって話だから

社会不適応者の話はしていないと思うんだが…

2022-02-02

今の中高生が羨ましい

バイト先の高校生の子たちと話してるとしょっちゅう休校とか一斉下校になってるらしい。まじで羨ましい。

自分中高生の頃なんか冗談抜きで毎日部活があって、周りの目もあって、休んで好きなことしたいと思ってもできなくて家に帰ってから勉強そっちのけで趣味(読書)してたか国語以外はめちゃくちゃ成績低くて親とか先生に怒られまくってた。

ここまで読んでそんなにしんどいならやめれば?って思った人もいるかもしれないけど中学生の頃は部活辞めるなんてもってのほかだったし一応文化部だったか運動部みたいに怪我して転部みたいなこともできなかった。

高校では強烈なスクールカーストみたいなのがあって、コミュ障オタクでブスでスクールカースト底辺だった私は友達が本当に少なくて部活以外に友達がいなかったか部活やめたら友達もやめられちゃうかもしれないと思ってそれがすごく怖かった。

1人でいるとクスクス笑われるような環境だった。

同じクラスにも一応お弁当を一緒に食べてくれる子はいたけど、誰が可愛い、誰がブスとかそういう話ばっかりで高校3年間彼氏がいない、可愛くない女は価値がないんだという歪んだ価値観を持ち続けてものすごく悲観的な性格になってしまった。

大学受験だけはちょっと頑張って、私の高校からはあまり進学する人がいないそれなりに有名な大学に入ることができた。

大学生になった今も彼氏はいないしそんなに欲しいとも思わなくなったけど、同性も異性もたくさん友達ができてとても楽しい。頭が良くて真面目な人が多いからか、異性の見た目をジャッジするような人は少なくとも私の周りにはいない。1人でいても後ろ指さされることもないし、そもそも広い大学内なんて単独行動してる人の方が多い。

大学友達と話してても恋愛の話もあまり出ないから、彼氏いない歴=年齢のカミングアウトもしなくていいしもうちょっと頑張りなよー!とも言われないしとても気楽に過ごしている。

今、中高生でブスで友達がいなくて異性から相手にされなくて悩んでる子がいても、人生を悲観しないでほしい。中学高校人間関係けが人生の全てじゃないし、頑張って勉強すれば人間的にすごいと思う人と関わる機会が得られる可能性が高くなるし、ルッキズムはびこる人間関係からも飛び出すことができる。と思っている。運が良かっただけかもしれないけど。

それにお金があれば留学とかで外国に行くこともできる。人生選択肢が増える。中高生の頃は勉強する意味なんてわからなかったけど、今なら人生選択肢を増やすためだとわかる。

それにしても今の中高生はいいなあ。勉強はもちろんだけど、本読みまくってもいいし、アマプラとかネトフリで映画見まくってもいいし、高校生ならコロナに気をつければバイトして金を貯めたっていいし、学校以外のところで課外活動してもいいし。授業時間以外で勉強しないなら、本当に自分のやりたいこと、好きなこと、そのために必要なことを目一杯するべきだと思う。その方が将来やりたいことも見つかりやすいだろう。

学校とその中の人関係が大好きな人たちもいるだろうけど、これはその輪に入れなかった人に向けて書いている。

2022-01-28

オタクに優しいギャルという気持ち悪い言葉

 前提としてオタク陰キャギャル陽キャだ。おれがこの言葉気持ち悪いと思う理由は二つ。

 まず一つ目は卑屈さだ。オタクスクールカーストで下っ端に位置し、それでよくない思いをしてきたはず。それなのに陽キャであることを是とし、ギャルにあこがれる。自分差別されてきたのにその差別構造肯定し、従う。その卑屈さが嫌いだ。白人差別されてるのに白人コンプこじらせて外人と付き合いたがるポカポンタスみたいで気持ち悪い。

 二つ目怠惰だ。陽キャに憧れてるなら陽キャになる努力をすればいい。それなのにオタク自分陰キャのままで陽キャに愛されたいと願っている。そんなの働きたくない、宝くじも買いたくない、投資ギャンブルもしたく無い、でも、金持ちになりたいと言っているのと同じだ。

 差別されている側でありながら、その差別構造と戦う努力上流階級?に回る努力もせず、かといって現実を受け入れることもせず、まるで幼稚園児のように受け身上流階級から愛してくれることを望む。なんて気持ち悪いのだろうか。ポカポンタスはまだ英語を学んだり自分からアプローチしたりと努力(?)してるだけまだ立派かもしれない。

 もちろん、この言葉ネタとして利用する分には問題ない。オタク陰キャとして恋愛するなと言いたいわけでもない。好きになったやつがたまたまギャル陰キャ陽キャ関係なしにその人となりが好きになりましたとかならわかる。自分陰キャである自覚があるのに最初から陽キャしか恋愛したくないよ~」とほざくのがキモいんだ。そういう作品を読んでるやつもどうせそんな気持ち悪い精神構造してるんだろう。

2022-01-23

少女漫画がバトルと知性を追放して20年ぐらいか

脳の溶けた恋愛漫画、作り込みの甘いスクールカースト女性向けToLOVEるとでも言うべきBL漫画、そして安易タイアップ、そういった作品ばかりに少女漫画雑誌が溢れてしまった。

いまや在りし日の少女漫画多様性青年漫画少年漫画の間に滑り込む形でだけ生き延びている。

成人女性向けの雑誌さえもグルメマウント浮気ショタコン趣味を取り扱うばかりで根幹における価値観の多様さを欠いている。

情けないことだ。

今ではまんがタイムきらら系列作品のほうがまだ個性豊かな程ではないか

平成中期までの少女漫画にはなんでもあった。

政治さえ取り扱っていたし、アクションミステリーホラーなどの基本的ジャンルであれば何かしらがそれぞれの雑誌に載っていた。

今やページをめくれば同じような作品ばかりが並んでいる。

どこかでみたようなおざなりな展開の羅列。

終わることのないモノマネ練習みたいだ。

本当に描きたい作品は他にあると言わんばかりではないか

なぜこうなってしまったのか。

2021-12-07

今時の若い人は知らんけど昔のオタクってスクールカースト下位の吹き溜まりみたいなもんだったけど、その吹き溜まりジョックス的な価値観ではしゃいでるの手に入らなかった青春みたいな感じなのかね

2021-11-26

関係性の勾配がいじめをつくる

昔の話。

もう20年以上前の話。まだ、いじめ問題社会問題ではなく、学校内で解決しないといけない課題、みたいな扱いだった時代の話。

当時は、中学校場合によっては高校も)どこのクラスにも1人や2人、リーダー存在っていたのよ。学級委員とか生徒会とかとは別に運動部エースとか、まあ、これは僕らの世代地域からかもしれないけど、ヤンキートップからも一目置かれてるみたいなやつで、そいつ提案したものは、割とクラスの中でも無条件で通ってしまうみたいな人物。チープな言い方をすれば学年やクラスカリスマみたいなやつ。今はそういうやつ、いるのかなあ。

スクールカーストの頂点というと、実はちょっと違っていて、カーストは無くて、そいつとほか数人が中心人物みたいな感じで。

ちなみに言えば、家が金持ちとかなわけでもない。

 

で、うちの学校ももちろんそういうやつがいました。文化祭テーマとかも、なぜか実行委員長そいつらに個別に「これでどうだろ?」とかお伺い立てるみたいなやつで。

そいつ(以下、カリスマ)は、まあ、友達も多くて、面白いやつなんだけど、ちょっと調子にのりすぎるきらいがあったんだよね。それがめちゃくちゃ悪い方向に出たって話。

 

ある時、文化祭の準備がありました。文化祭で、カリスマクラス演劇をすることになっていました。オリジナル脚本の劇で、クラス秀才シナリオを書いていました。で、カリスマが主演兼演出みたいな感じ。

その劇のわき役をやる男子(以下、Aくん)がいました。かれは普段は目立たないタイプで、クラスの中でもおとなしく、部活も入っておらず、成績は中の中、運動神経もまあ普通、みたいなタイプでした。

実は彼にはめちゃくちゃに芝居の才能があった。脇役でセリフの数も少ないんだけど、ものすごく的確な芝居をした。本番の後、大人が口をそろえて「Aくん、すごく上手いね劇団とか入ってないのかしら」と言っちゃうくらい。

 

しかし、運悪く、彼が立った舞台クラス演劇。まあ、仕方ない話だが、カリスマも含めて演技は良く言えばナチュラル、悪く言えば棒読みみたいな大根役者たちだったんですね。つまり、Aくんの演技はめちゃくちゃ浮いた。それこそ、一人だけ劇場の床が5メートルくらい上なんじゃないかってくらいに浮いた。

 

その結果、どうなったかといえば、彼の演技は「こっけいでくさい演技」みたいな評価なっちゃったんですね。カリスマもAくんの演技を鼻で笑う。それだけならよかったのだけど、カリスマは彼の演技をさらに誇張して、モノマネみたいにしはじめたんですね。演技のけいこの場じゃなくて、普通の授業の休み時間かに取り巻きの友人たちといっしょに。そして、取り巻きの友人はゲラゲラ笑うわけです。

Aくんは笑われてるのに気づきつつ、多少困惑もしつつ、まあ、勝手に言ってろ、俺は俺の芝居をするんだくらいに思ってたみたいです(って、本人に聞いてるわけではないので、本当のところはわからないのですが)

カリスマはAくんの演技を誇張していじる、取り巻きは笑う。

この構造が続いた結果、どうなったかわかります

 

カリスマ取り巻きが、徐々にダイレクトにAくんをいじりだしたんですよね。

それは、文化祭が終わった後、さらに顕著になりました。なんせ、文化祭が終わったら、Aくんの華々しい演技はもう終わりで、彼はもう地味で目立たない中学生なのですから

カリスマはもう、彼の演技の真似なんかしていません。だって文化祭は終わったのですから。でも、取り巻きはAくんをいじり続ける。

べつに演技なんか関係なく、かれの一挙手一投足をいじる。だって、前にカリスマはいじってたんですから、AはいじってもOKお墨付きがあるんですから取り巻きにとって。

それが徐々に波及するとどうなるかというと、文化祭が終わって数か月もすると、彼はすっかり、いじって良いキャラなっちゃったんですね。本人の意思とは全く関係なしに。

そして、彼に施されるいたずらの数々。取り巻き(すでにそのころには、取り巻きだけではなくなってましたが)たちは、彼のリアクションが見たいわけです。

いたずらが続いて、2,3か月、Aくんは学校に来なくなりました。まあ、端的に言えば、いじめが原因の不登校です。

 

ところが、学校いじめがあったかを把握するアンケートをやってみたら、誰も彼がいじめられていたなんて認識してないわけです。

いたずらしていた取り巻き「Aくんとは仲良く遊んでいた。あいつは面白いやつだった。」

カリスマ「なんで、彼が不登校になったのか全く分からない。あいつは文化祭を経て、一目置かれるようになって友達とりまきのこと)もできたみたいだし。」

それ以外の生徒「なんか、Aくん、文化祭が終わったら、何人かと遊ぶようになったみたいで、笑ってるところをみるようになったし、なんで学校に来なくなったかからない」

 

学校も困ってしまい、結局、親御さんには「いじめらしい、いじめがみつからなかった。本人が気にしすぎてそうなったのかもしれない」なんて無神経な返し方をしてしまうわけです。

結局、学校も信頼できなくなったAくんの家は、市の教育委員会相談をして、新学年で転校させてもらうことにしました。

カリスマ取り巻きやそのほかの生徒たちは「あいつ、なんで学校に来なくなって、新学年で転校しちゃったんだろ」と首をひねるのでした。

 

こういう、関係性の勾配が結果として、いじめにつながる話、当時はいたるところにあったのですよ。

というのを、愛知中学生の刺殺事件を見て思い出しました。

被害者の子は、マスコミ情報レベルだとここでいうカリスマみたいなタイプの子だったんだろうなと思います。彼がもし、一時期、加害者からかったことがあったなら、それは加害者の彼にとって一つのターニングポイントなっちゃったんじゃないかなと思うのです。現状、情報ほとんどないので、この辺りは推測でしかなく、もしかしたら、加害者は単なる逆恨みかもしれず、もしかしたら本当に被害者加害者を陰で大人の見えないところでいじめていたのかもしれませんが。

 

そして、僕はこの件にどうしても福岡IT講師殺害事件と同じ構図を思わずはいられないのです。犯人(有名な仮称はここでは使いません)にとって、Hagex氏はここでいうカリスマであり、我々は取り巻きだったのではないかなと。事件の後「Hagex氏が彼を取り上げる前にすでに問題は大きくなっていた」という論調をいくつも見たのですが、犯人はあの記事が表に出たとき、「日向さらされた」と思ったのではないでしょうか。そして、犯人をあの仮称で読んでいた我々(ブクマカたち)は、彼からHagex取り巻きみたいにみられたんじゃないかと。

 

まり、僕らは加害者の彼を単純に同情することも非難することもできない立場なんじゃないかと思うのです。それは、福岡犯人に対しても。

2021-11-22

最近観たBL

ドラマ『美しい彼』

 凪良ゆう先生小説『美しい彼』シリーズ原作


あらすじ

 主人公平良一成(ひら かずなり)は吃音があるせいで思うように喋れず、人間関係で躓きがち。そのため、子供の頃からボッチで、スクールカーストの最底辺を、自らの存在感を消して目立たぬように生きてきた。

 ところが高三の春、新学期初日ホームルームにて、自己紹介最中吃音が出てしまい、悪目立ちしてしまう。だがその時、クラスメートの清居奏(きよい そう)が遅れて教室に入って来たことにより、クラスの面々の注目が清居に移り、平良は難を逃れた。同時に、平良は清居の美しさに目が釘付けになる。

 新学期初日に悪目立ちしたせいで、スクカー上位からパシリにされるようになった平良。だが、厄介事に見舞われる度に清居の気紛れに救われる。清居の気高さと圧倒的強さに平良ますます心酔し、のめり込んでいく。



増田感想

 小説原作映像作品は、大体原作には敵わないと私は思うんだけれども、やっぱりこれもそんな感じ。かといって特別まらない訳じゃないし、駄作とも思わないけど。

 平良役の萩原利久、清居役の八木勇征、どちらも演技が上手いと思った。リアル平良と清居だなぁー。

 ダンススタジオまでストーキングしてバレるシーン後の、神社で話す場面が好き。レッスンで汗をかいた清居のために、好物のジンジャーエールの他にポカリまで買って来て、若干ドヤり気味の平良平良なのにキョドってない!? 原作平良はねっとりとした陰気キャラだったけど、ドラマ版の平良は純朴系な感じだ。軽くだれおま感あるけど、まぁこれはこれで……萩原利久かわいいからいかなぁー。

 平良に「きもっ」と言い放つ清居のタイミングがパーフェクト。

 清居の暴君ぶりが実にリアルスクカーキングの不良ムーブが板につきすぎていて怖いくらいだ。臨場感溢れる胸倉掴みには、震え上がってしまう。

 なんだかんだ、ドラマ平良は余りきもくない路線で行くのかなーと思いきや、エンディングテーマが流れ始めたところで、急に予想外のきもさを発揮しだすとか! え、きもいって、そういう意味での!? ままま、清居の写真でオナり始めるとかやめて! 深夜枠だけど一応テレビだぞwwwwwww

 ところで、オープニングテーマエンディングテーマキャラソンとしてとても良く出来ていて嬉しい。エンディング歌詞がだいぶどぎつい事書いてあるんだけれども、清居って本当にそういうキャラ。だが、超絶俺様気質に見えて平良に振り回されまくりなのが、清居の可愛いところ。

 


原作を知らない人向けの補足。

アヒル隊長とは。

 平良の心の師匠アヒル隊長笑顔でドブ川の流れを悠々と流れて行く様を見た平良は、以来、いつも心を平らかにし、アヒル隊長のようであれ、と念じて生きている。

 

平良フラスコに小銭を貯める理由

 決してただの吝嗇ではない。清居から貰ったもの大事にしているだけの行動。清居から貰ったお金を入れるに相応しい素敵な容器として、フラスコ型のオサレな容れ物を、平良は物置きからわざわざ探しだしてきた。

 原作では、清居がくれた500円玉平良は遣わず後生大事に取っておいている(つまり、清居の飲食代は平良が自腹で払っている)。500円玉貯金ドラマ版では小銭貯金に変更されたのはおそらく、500円玉フラスコに入らなかったとかい理由なんじゃないかなと思う。

2021-11-04

天然パーマアラサー男の苦悩

小学生時代

俺は小さい頃はとても明るいムードメーカータイプだった。クラスの中心でリーダーシップを発揮して引っ張っていくタイプではなかったものの、お茶らけて人前で話すのが苦にならないタイプだった。

当時髪はさらさらだったが、濡れると林家ぺーみたいな天パになった。当時は髪質なんて全く気にしていなくて、夢にあふれ明るい子供だった。

小学生の高学年ごろ、自分が周りの生徒と比べれて剛毛なことに気づいた。大人になれば綺麗な髪質になる、きっとトリートメントとかリンスとかすればなんとかなる。そんな認識だった。

中学生時代

中学にあがるといっきに髪質が変化していった。剛毛の太い縮れ毛生えてきて、うねりだし、髪が爆発しだした。

卒業までの間についたあだ名は「ちん毛」「陰毛」「チリ毛」「アフロ」「堅焼そば」「スチールウール」散々だった。

学生時代人間関係という名のスクールカーストにおいて、こういう負のステータスである重度の天パはカーストの最底辺で生きる羽目になる。中1の頃は、持ち前の明るさでお道化ていたが、「ちん毛の癖に調子のるな」と蔑まれ、いつもニコニコヘラヘラしていた俺はフラストレーションが溜まる思春期同級生たちの捌け口となり、「何を言ってもいい」「何をしてもいい」相手になった。文房具を投げられ、男子トイレで首を絞められた。

運動勉強もできない俺は、このあたりで心の底から人生がどうでもよくなってしまった。頑張ったところでどうせちん毛だし、どこに行ってもこれから先こういう目に合う事も凡そ想像がつくようになった。

学校に行くのが酷く嫌だったが、親に学校での扱いを素直に言うのはもっと惨めな気持ちになって辛くなって俺が立ち直れなくなりそうだったので、その事は黙りつつも学校休みがちになった。

俺は学生時代同級生の事は恨んではいないけど、もしも目の前で中学の頃の同級生が死にかけていて、俺が今すぐ救急車呼ばないと死んでしまうなら、俺は素通りすると思う。

出席日数はと学力は学年でドベだったので、近所の偏差値30の高校に通うことになった。

続きはあとでかく

2021-10-06

アメリカ空気読まなくていい!←単にアジア人から仲間に入れてもらってないだけだった

他の日本人は知らんけど自分はそう。まあでもわりと普遍性のある話なんじゃあないかな。でなきゃアメリカ学校「みんなと違う」という理由イジメとかおこらんし、強烈なはたき落としスクールカーストなんて存在し得ない

2021-10-04

anond:20211003123633

もしかして巧妙にフェミ元増田共倒れ狙ってないか?

異論はあるかもだが、元増田にとって最も悪影響の少ない対応パワハラ訴訟と救済申し立ての平行だろう

それ以上、ましてや無能な働き者のフェミをバックに動けというのは見えてる崖にアクセルベタ踏みで突っ込めと言ってるようにしか見えん

それともなにか?冴えないくせに泣き入れた元増田と女の敵と化したフェミをまとめて始末しようとしてるクイーンビー(スクールカースト女性最上位)か?

2021-10-02

私の人生ってもう終わったらしい

追記:損保ジャパンカス!うちの親もちょっとカス!(人生終わったって言ったことに対しては謝ってくれました)

今も複雑性PTSDで苦しんでいて、眠れなかったり突然死にたくなるから正社員として働くのは無理そう。

障害年金を月5万弱と、短時間パート給料生活しながら今現在精神科カウンセリングに通ってるよ。

雑魚メンタルで悲しいね

若手はみんなメンタル病む会社だと思う、病まないのはサイコパスだけ

給料はめちゃくちゃ良いし割と休みも多いので、メンタルが誰よりも強い自信がある人はおすすめ

周りよりまあまあ強いぐらいなら絶対やめとけ

なんか自分って学生までは受験成功して部活も成績残して集団の中でもうまく立ち回れる方だったと思ってたんだけどこんなになっちゃった…たはは…(ちいかわ)

追記おわり





新卒で入った会社をたったの3ヶ月で辞めるときに「人生終わったね」と母に言われた。

2018年の春、誰もが知る大企業総合職として入社した。

就活生に人気の企業ランキングでも毎年10位以内に入るような企業だった。

学生時代はスクールカーストてっぺんに居たであろう、容姿が優れて賢く気の強い人達が同期だった。

彼らはなぜか飲み会が好きで、平日でも毎日お酒を飲んでいた。

吐くまで飲まされた。美人な同期も吐いてた。

新入社員研修の休憩時間マウントの取り合いだった。

皆が一様に彼氏にもらったデパコスを見せ合い、直すところのない完璧メイクを休憩時間のたびに直していた。

お昼ご飯の休憩中に「大学ときハロウィン何のコスプレした?」という話題になった。

ナース」「バニーガール」「ポリス」などと盛り上がっていて楽しそうだった。

私はそんなかわいいコスプレなんてしたこといから、ちょっとついていけなかった。

ある日、よくそんなボサボサの髪で来れるよね(笑)と同期に言われた。

自分なりにアイロン毎日かけて、身だしなみには気をつけていたつもりだった。

このあたりから、同期の中でも「私だけはカーストが下」という空気ができてきた。挨拶ときどき無視されるようになった。

ある日、休憩時間スマホを触っていたら、隣の席の同期にスマホを盗られて、勝手操作された。

勝手に触らないでよ」と言ったら、

「え、触ってもいいって言ったよね!?」と大きな声を出された。

周りの人は誰も私の味方をしてくれなかった。

約1ヶ月の新入社員研修を経てひどく疲れてしまったが、この同期達は各支社に分かれるので研修が終わった時には開放感でいっぱいだった。

そして本配属。

支社で歓迎会をしてもらった。

若手の男性社員に「あんまり可愛くないね」と裏で言われた。

翌日、全員の席を回ってお礼を言わなかったことで指導係の社員からひどく叱責された。

この指導係の社員と非常に折り合いが悪かった。

本配属初日の朝から怒鳴りつけられた。

理由は「俺の顔色を伺っているから」。

支社長にも相談したが、「顔色を伺う方が悪い。」の一点張りだった。

指導係の社員は私の質問を一つも回答してくれなかった。

何をしても怒鳴られ、他の社員は見て見ぬふり。

「全くやる気が見られないか指導したくない。」と全社員に送るメールに書いてあった。

毎日怒鳴られ、毎日泣きながら会社に行った。

ある日、指導係の社員からコイツほんと日本語通じない、こんなやつなんで採用したんだ」と言われたとき、社内で号泣してしまった。

辞めることを決意した。

母に伝えたところ、「あんたの人生終わったね」と言われた。

味方して欲しかった。

大企業で働く見栄えの良い娘じゃないと許せないんだなと思った。

精神科でもうつ病って言われたんだよ。」と伝えても、「そんな病気無い。気の持ちよう」と言われた。

もう死んでしまたかった。

でも自殺するのがすごく難しかった。

ロープクローゼットの服を掛ける部分に結びつけ、脚立で登り、輪の中に頭を入れ、脚立を蹴っ飛ばした。

ウィーン耳鳴りがする。

心臓の音が聞こえる。

なぜか小さい頃に観たしまじろうの映像が頭の中に流れた(走馬灯的なものだったのかな?)

気づいたらロープを外して床にへたり込んでいた。首には大きな内出血の跡とかさぶたができた。

人生を本当に終わらせるにはどうしたら良いですか。

2021-10-01

ただ一人許せないアイツのこと、あるいは自分三回忌に宛てた散文

ほとんどの感覚はもう零れてしまっている。

あるのはどす黒く染まった虚無感。そしてそこに沈んだ6年間。



晴れて大学合格し、キャンパスライフに夢を咲かせた8年前の春。大学生活を過ごすこととなるサークル選びの時間だ。

高校時代演劇を少しやっていたこともあり、大学でも演劇を続けていきたいと思っていた。

舞台に上る前の高揚感、あの感覚は一度味わったら忘れられない。

自分大学の中でも一番大きな演劇サークル新歓公演では、大学演劇とは思えない規模の舞台に圧倒された。

そしてそこに、アイツは、あの魔物は居た。

サークルの先輩で女ボスといったところか。

取り巻きには優しいが、その支配スタイル仮想敵を作ることで取り巻きを結束させるタイプのヤツだ。

今まで男子校でのうのうと暮らしていた自分にその危険さを察知する能力はなかった。

また、そこで引いた演目よろしくない。

役者で男は一人だけ。役柄としてもおそらく30過ぎで、男子校上がりの18歳童貞が生半可な気持ちインストールできるものではない。

率直に言って下手だったと自分でも思っている。

一方アイツは役者経験豊富で指折りに優秀だった。

癪ではあるが能力は認めざるを得ない。

うまく歯車が合えば多くのものを盗めただろう。しかしそうはいかなかった。

最初のすれ違いがどこで起こったかは分からない。自分記憶はもうターゲットにされたこしか残そうとしていない。

7割の時間嘲笑され、のこりの3割で怒鳴られた。

他の役者取り巻きで話せない。今思うと1人は引いた視点で見ていたが、そのことは3年ほど経つまで気がつけなかった。

同じ学年と話す機会も少ない。そうして、どんどん自分だけで抱えていくことになった。

舞台上で自分の役がアイツの役に怒るシーンがある。公演の中で1つ、アイツへの思いを全力で乗せて怒鳴った。

その回のあと、アイツはそのシーンを良かったよと一言言った。それだけだった。

生身のアイツへの気持ちを載せたモノですら躱された。ああ、コイツはなにもわかってない。本物の魔物だ。

自分は結局、大学生活を通じてサークル役者に戻ることはなかった。



そしてこれが遭難の始まりだった。

何があったのかわからないまま精神をズタボロにされた自分は、何が起こったのかを結局解決できないままに大学5年間を過ごすことになった。

鬱というのは初動が大事だ。

それが一人暮らしを始めたばかりの18歳に降り掛かったときに、いったい何ができようか。

大学にも行けず、一日家で布団にくるまって泣くしかできない日々。

その日々を嘆いてますます気持ちはふさぎ込む。

完全に負のスパイラルだ。

外に出ようとしても身体から力が抜けて、文字通り崩れ落ちてしまう。それが「日常」だった。

その日常が異常であることに、大学を出るまでついぞ気がつけなかった。

自暴自棄になって他人にもたくさん迷惑をかけた。

助けてほしいというだけのことに自分自身でも気がつけないまま、他人から理解されることを拒んでいた。八方塞がりだ。



アイツと出会わなかったら自分人生がどんなだったかと、気分の重いこんな日には考えてしまう。

かに自分の自堕落さに依るところもあったろう。すべての原因をアイツ一人に帰せるわけはない。

地獄の中で嫌というほど記憶を反芻するたびに悪魔化されていっただろうことは否定しない。

それでも、その最初奈落を作ったアイツは、自分視点の中ではすべての咎を着せられるべき存在なのだ

それほど深い絶望がそこにはあった。

信号を待つとき道路からできるだけ離れて待つようにしていた。

ふとした拍子に飛び込まないという確証がなかった。

郊外ショッピングセンターにあるような吹き抜けの通路でも吹き抜け側は避けるようにしていた。

飛び降りないという自信がなかった。

日常のすべての瞬間に「死」の感覚が忍び込んでいた。

一番死に近かったのは3年前の夏。

当時共同制作していた作品が全く進まず、締め切りまで残り1週間となってもほとんど出せる状態になかった。

おまけに制作の外側でも人間関係をこじらせており本当に限界だった。

延長コードを切断し銅線を剥き出しにする。感情もないままただ機械的に胴体に貼り付ける。

コードコンセント差し

端子ごとにオンオフを切り替えられるタイプコードなのであとはスイッチを入れたら電流流れる

心臓を狙って電極を貼っていたので実行していたらほとんど助からなかっただろう。

最後に好きだった曲を聴いて終わらせるつもりだった。

「芥の部屋は錆色に沈む」、テーマも曲の途切れ方もピッタリだ。

でも涙が止まらない。スイッチは押せないままだった。

もう2,3曲試したところでようやく正気に戻った。

一呼吸入れたあとに実家電話を掛ける。そうしてしばらく一人暮らしを離れることとなった。

実家に連れ戻されたとき、父と二人で近所のファミレスに行った。

これからのことを父が話していたように思う。

やがて注文した料理が運ばれてきた。おいしそうなハンバーグだったか

しかし箸を手にして食べようとしても、気持ち食事をするのを頑なに拒んだ。

自分にはこれを食べる資格はない。何度も掴んでは離し。うつむいたまま食事を転がすのみ。

いつしか目には涙が浮かんでいた。



そんな状態から抜け出せたのは幸運があったという以外にない。

家族理解、そして当時の恋人の支えがとても大きかった。いくら感謝しても足りないほどだ。

こうして自分大学を去り、少しの休養の後社会に出ることができた。

大学1年目で一生分の不運を使い切ったのかとすら思えてくる。逆にこの幸運がなければ、今頃どうなっていただろうか。

自分はあの時にもう死んだと思っている。

からこそ、今ここに三回忌として、一つの区切りとして、こんな取り留めもない文を認めているのだ。

今書かないと死んだ自分が浮かばれない。

6年間の悪夢に、形だけでも終止符を。



ここからは今まで一度も書いたことがない、テメエへの黒い感情だ。

テメエがこの文章自分ごととして受け止められるような人間でないことは知っている。

自分のこととも気づかず酷いヤツだと怒るか、こんな場所しか書けない臆病なヤツだと嘲笑うかだろう。

からこちらも遠慮なく書かせてもらう。

大学院を卒業して高校教師になったそうじゃないか。その指導で何人の信者を作り、何人の屍を生んだか。

杞憂だったらよいが、あいにく自分はテメエのことをそんな綺麗ぶれる人間だとは素粒子一つほども思っちゃいない。

これまでそうして生きてきたように、テメエは幾重もの屍の上に仮初の楽園を作っていくんだろうな。

結婚して子どもを生んだとも聞いた。

テメエの名前を聞いただけでヘドが出るのに、やたらと一部にはウケがいいから嫌でも風の噂で流れてくるんだ。

なにせテメエの子だ。大層リッパな、スクールカースト最上位の陽キャに育つことだろうな。

テメエ自体への憎しみは消えないが、テメエにも家族ができたんだろ。

流石に恨みのない人間を悲しませることはしたくない。逃げ切れてよかったな。

何度痛い目を見せてやろうと思ったことか。

聞けば人間にとって一番苦痛を与える死に方は焼死だそうだ。

ガソリンをぶちまけて喚くテメエを見ながら高笑いしたいと何度望んだことか。

あの場所ごと焼けてしまえばいいと何度願ったことか。

しかしそれを選択することはなかった。

これ以上自分人生をめちゃくちゃにされてたまるか。

最早失ったものはテメエの命程度で償えるものじゃない。

やっと呪縛から逃れてマトモな世界に戻ってこられたんだ。

からせめて、金輪際自分の前に現れないでくれ。

次に会ってしまったら、どうなってしまうか怖いんだ。


なあ。


頼むよ。



これだけ願ったところで、アイツの記憶は消えない。

眠れぬ夜にふとやって来ては、今でも隅っこに叫ぶことしかできない自分を一生嗤い続けるのだろう。

2021-09-09

anond:20210909210614

女子校に行くと変わったヤツになる、っていうよりは変わったヤツでも排除されないのが女子校だよ(女子校出身)

趣味勉強が楽しくてオシャレや恋愛の話に一切興味がなかった中学生時代男子スクールカースト上位女子から馬鹿にされてた

それが嫌で地元中学から入学する人はほとんどいない女子高を選んだけどすごく快適だったな

社会人になってから出会って話してて楽だなーと思う男性男子校(工業高校高専含む)出身者が多かったし…男女別学が合うってタイプ一定層いるんだよね

2021-07-27

雑誌映画秘宝』の記憶(59)

 健康がすぐれないので、この投稿は短めです。

 小山田圭吾障害者虐待に関して執筆されたQuick Japan(QJ)やRockin' On(RO)の記事、そして北尾修一によって発表された村上清と小山田圭吾擁護するブログ記事を読んで、改めて感じたのは「自分たち(=サブカル業界人)の欲求愉悦のためには、他者尊厳を踏み躙ること、他者負担を負わせることを何とも思わない」と云う、昔も今も変わらないサブカル業界人自己中心的な体質です。そして、この体質は、町山智浩旧体制映画秘宝』と瓜二つです。

 件のQJ連載記事いじめ紀行』の中で村上清は「イジメエンターテイメントだ!」と明言しました。それが本当ならば、村上清は何故、彼自身イジメ加害者取材しなかったのでしょうか?何故、村上清は、彼自身イジメ加害者を探し出し、彼(ら)を取材して、村上イジメた時に加害者(ら)が覚えたであろう興奮や愉悦、或いは村上自身が舐めた辛酸屈辱感について、詳細にレポートしなかったのでしょうか?何故、村上清は加害者(ら)と「アレはヤバかったよね(笑)」と、いじめトークで盛り上がらなかったのでしょうか?村上清が言う「救いが無いことも含めて、イジメエンターテイメントだ!」と云う主張が本物ならば、村上にはそれが出来たはずです。

 もちろん、村上清がそれをしなかった/出来なかった理由は分かりきっています。本当は「村上清にとってイジメは、決してエンターテイメントではなかった」からです。記事執筆した当時の村上清は、彼自身イジメ加害者に対して、依然として恐怖感や忌避感を抱いていたのです。

 本当は村上清は、彼自身イジメ加害者リベンジたかったが、それは村上には出来なかったのです。本当の加害者へのリベンジが出来ないことは、村上清にとって大いなる屈辱であり、劣等感の源でした。その代償行為として『いじめ紀行』を執筆し、それを通じて仮想的に加害者となることで、被害者としての屈辱感を解消しようとしたのです。

 この村上清の行動は、見れば見るほど町山智浩旧体制映画秘宝』と瓜二つです。

 小山田圭吾に対する世間批判が高まった後、町山智浩Twitterで「悪趣味鬼畜カルチャー原動力は、電通ホイチョイフジテレビ的なカルチャーへの対抗心だった」と云う主旨の発言を行いました。また町山智浩だけでなく、旧体制映画秘宝』全体が、ジョックス(米国スクールカーストで上位である体育会系)に対する怒りと憎悪を撒き散らしていたことは周知の事実です。

 では町山智浩らは、その電通ホイチョイフジテレビジョックスに対して復讐したでしょうか?していません。町山智浩らの怒りや憎悪を向ける本来相手である電通ホイチョイフジテレビジョックスには町山らの力では敵わないから、その鬱憤を晴らす代償行為として、女性同性愛者やアニメ愛好者を攻撃して、憂さ晴らしをしていたのです。或いは『映画秘宝』内部のカースト下位の人間(ギンティ小林等)に対してパワハライジメをして、いじめ加害者としての立場を楽しんでいたのです。

 そして、町山智浩による筋違い鬱憤晴らしは、今なお止むこと無く続いています現在町山智浩は、女性差別蔑視発言同性愛差別蔑視発言を繰り返しています

 このように比較することで、悪趣味鬼畜系であろうがなかろうが、また90年代から変わることな現在も、サブカル業界人たちは、恨み(?)を晴らすべき本来相手に敵わないが故に、その鬱憤を晴らすために「弱そう/反撃してこなさそうな相手」を選んで攻撃している卑怯者たちであることが理解できると思います

 この投稿は、以上です。

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