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2021-10-21

惨めな人生を終わりにしたい

見下されて嗤われて、一体何が楽しくて生きているのかが分からない。

弱肉強食世界於いて、私は弱者側の人間学歴もなければ、コミュニケーション能力もない。資格もない。むしろ、今まで生きてきたことがおかしいのだろう。

弱者が滅びることは当然のこと。弱者自死したところで、社会は平然と回る。社会にとって私は取るに足らない存在。そんなことは当たり前。

弱者である私が自死することは、そんなにおかしな事なのか。

2021-10-20

馬鹿にされて見下される人生の何が面白いの?

弱肉強食の世の中に於いて弱者であることは死を意味する。

強くなければ何の意味価値もない。強者こそが至高で正義強者は何をしても許される。事故を起こしても罪にならない。

弱者には惨めな人生しか待っていない。

私の場合、もう弱者としてでしか生きていけない。社会不適合者で犯罪者予備軍の私に未来はない。

もう嫌だ。終わりにしたい。何もかもを終わらせたい。死にたいんじゃない。消えたい。存在を消したい。抜け出したい。もうこんな人生を無かったことにしたい。一生惨めな気持ちでいるくらいなら、この世から去った方がまし。他人自分にとってメリット価値のない人間に冷たいのなら、私は孤立して生きるしかないじゃん。これ以上嫌な思い出で苦しみたくない。見下されて嗤われて、楽しいわけないじゃん。もう永遠に孤独を味わうしかないんでしょ?そんなの願い下げ。

来世ではきちんとした人生を送りたい。

2021-10-14

人間メリットのない者には冷たい

まり私は、誰からも愛されることな孤立して生きる存在だということです。無能で、コミュニケーションに難のある私を受け入れる人などいません。弱肉強食の世の中に於いて弱者が滅びるのは当然のこと。私が死ぬことは、なにも不思議なことではないのです。ずっと見下されて、嗤われてきた。私が弱い存在から。強ければそのようなことにはならなかったのでしょうが、もう手遅れです。来世では、きちんとした人間になりたい。

2021-10-10

anond:20211010202647

なんでこの状況で政府からの指示、指針なしに

日本社会於いてマスクをつけない状況が現出すると考えるんだ?

外国の人???

2021-09-27

下記の正誤を答えよ。

問1マチャアキ数学於いて∞は⭐⭐⭐と表記する。

2021-09-21

コロナコミュニケーションメンタル

なんかアメリカだとお気持ちクリニックに行くのがもっとカジュアルなノリらしい?だから患者比率日本よりも多い。そして自殺者は日本より少ない。つまり精神問題を早い段階で解決しているわけで、日本よりも精神的に健康な好ましい状態にあると言える(なお犯罪率)

日本って近所付き合いとか寺とかがそういう軽い問題の初期対応に当たって解決していた(互助)と思うんだけど、いまって例えば賃貸住宅なら管理会社とか、もう警察とかだよね。騒音問題とか。人的資本を持たない人間というのは、そういう軽い問題の初期対応してくれるネットワーク希薄ってことなんだね。

まり、昔は近所づきあいや寺といった「地域」という最小単位社会集団によって、広く浅く誰でもサービスを受けられるエリア内だった。今は「人的資本を持つ者だけがサービスを受けられる」になってしまっている。格差ができちゃった。人的資本という格差が。

とはいえ、その昔の時代って今と比べてそもそも犯罪自体めっちゃ高いので、「犯罪率が高いからこそ互助必要だった」わけで、それと比べて現代は「犯罪率が下がったので互助がなくてもそこそこやれるようになった」とも言えるわけで、プラマイの結果どうなんだろうか。ワンオペ生活一人暮らし)が可能になったのも白物家電のおかげだし。

コロナ以後、陽キャがどんどん鬱病になっていくのは、普段から雑談しまくってSAN値を保っていたからなんだなあ。コロナがその会話を断ってしまった。人的資本はあるが、それを活用する機会を大きく削がれてしまった形。なまじ人的資本がある人だからこそ、それにある程度依存した人生してるわけで、だからこそ断たれると崩れてしまうということなんだろうか・・・。自立って難しい。いやそれとも、「面と向かって喋る」という手段依存しすぎて「ネットワーク越しにしゃべる」で充足・適応できない体になっていることも問題かも知れない、今後のコロナ社会に於いては。

インターネット老人ワイは10年以上前ねとらじPeercastで、コメントが読み上げられるだけで喜んでた。さらに昔のオールナイトニッポンみたいに。そんな陰キャの充足スタイルが今、発揮される時なのか。コロナ時代いうても日頃からやってる事と変わらないんですけど・・・僕、また何かやっちゃいましたか

2021-09-17

ガチャと#精子提供しま

NHK「それでも子どもをもちたい 広がるSNS精子提供」を見ててぼんやり考えてたらちょうど親ガチャトレンド入りしてたので消化させてくれ。

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4582/index.html

わたし平成生まれ この国の景気は下がったニュースしかほぼ聞いたことがなく、  

豊かさは一部のものしかないハリボテで、その実ずっと昏く見える。  

腐ったものにはフタを、バズったツイートにはクソリプを。  

エンタメですらわかりやすくかみ砕いたもので満足して、他人感想解釈を読むことですべてわかったような顔をして、  

政治家でも芸能人でも失言をしようものならヤフコメで重箱の隅をつつき回し、追い込み打ちのめしたことで正義面をしている。  

いびつ薄っぺらなこの国をわたしは貧しいと思う。  

  

ガチャなんて言葉が生まれるくらい目に見える格差があること自体、あるべき国の体制として破綻していると思うけれど

令和の時代清貧なんて言葉を崇めている時点でお察し。  

島国特有とも言われる排他的な体質・価値観は、多様性を認める今の時代フィットするまで多分まだまだ時間がかかるのだろう。  

  

わたしのうちは生まれからずっと貧乏で、何かにつけうちは貧乏なんだから、と言われて育ってきたし実際そうだったんだと思う。  

それでも今思うとネグレクトもされず貧乏なりにお金をかけてもらったと思うが  

(この国に於いての子育て、本当にお金がかかるよね 世の親の立場の人たち、本当にすげーという気持ちしかない)  

いわゆる“普通レベルのくらしをしてきた家庭とは常に一本、うっすらと線が引かれているように感じていた。  

友達からそれを態度で示されたこともなかったので実際にその線を引いていたのは自分なのだろうけど  

普段の会話の端ばし、おさがりでない服や持ち物の買い替え頻度などから生活水準の違いを子供ながらに感じてしまっていた。  

  

幼いころの母親の影響力は大きかった。  

母は若くから働いていたらしく、本人曰く学がなかった。  

(そこで困ったことも多かった経験から習い事はいろいろさせてもらった、というかさせられた)  

母が自分卑下して言うので母には学がないのだと染みついていて見くびっていたのだと思う、  

母はわたしを褒めたけど、母自身を貶めて褒められる自分に対して自己肯定感を育てることはできなかった。  

なぜならその人間からまれ自分の程度なんてたかが知れているとわかっていたからだ。  

  

進路で悩んだときに、進学するという考えは生まれもしなかった。  

頭の出来はまあ普通だったので進学をしようと思えばできたのだろうし  

進路指導先生には進学を進められたりもしたけれど おおよそそんな余裕があるとは思えなかったし、  

奨学金をもらってまで進学したところで程度の知れている自分に何ができるとも思わなかったので、そのうち諦めることばかりが上手になった。  

  

結局、それはずっとコンプレックスとして残り続けている。  

いまだに学歴でふるいにかけられることは少なくないし、給与体系やキャリア選択肢が異なるのもざらだ。  

学歴でふるいにかけ続けた職を転々とし、取り繕った生活をしては逃げて、を繰り返してきた。  

(と言いつつ、バックレる胆力はないのでこちとらいつでも円満退職よ)  

一番薄っぺらなのはわたしの方で、自分を変える努力なしに何者かになれるわけでもないのだから何をか言わんやだが  

一緒に仕事をしていてどんなに頭の回転が遅く要領の悪い人間も、実はみなそれなりの暮らしをしていたりする。  

この身で思い至る前にそれを知りたかったが、知る努力を諦めたのは自分の方だ。  

  

人生を変えるのは努力次第、努力は決して裏切らないというのは耳ざわりのよい言葉で  

これらは100%の嘘ではないけれど、この場合努力とは、何かを犠牲にする程のたゆまぬ努力が結実された場合を指すことが多いと思う。  

しか低賃金に明け暮れる人間には血のにじむような努力をする余裕はない。  

努力にもお金が要るのだ。  

(あとは運要素もあるだろうが、諦めスキルレベルカンストすると運に対するスルースキルも高確率で発動してしまう)  

  

運で親ガチャの話に戻るが、思い返してもわたしは「この親じゃなかったら」と思うこともあるし  

親が云々よりそもそもまれてきてしまたことを恨めしく思う。  

  

人生の先輩に出会うと、結婚しても子供を産まない選択肢もあると言ってもらえたり、  

子供を産み育ててからの方が人生が楽になった話を聞かせてもらったりもして、  

人生の主役から一度自分解放してやりたいと思うことはあった。  

多分これも親ガチャから報われる乱数調整方法ひとつなのだろう。  

  

でもわたしは誰かと生きることも考えていないし、子供を産む気もない。  

この経験を共有したところで所詮わたしだけのものだし、もし子供を産んでも自分のような人間を増やすだけで幸福にしてやれるとは思えない。  

結局傷つくくらいなら最初から誰にも何にも期待しない方が楽だからだ。  

ネグレクトの末にわが子に手を・・というニュースを見るたび、自分はそっち側になる可能性が存分にあるぞと己を戒めている。  

高齢出産が増えた今、あと10年以上は続く呪いだ。  

  

親にかけてもらったお金を返せるわけでも、孫の顔を見せてあげられるわけでもなく  

我ながらコスパの低い仕上がりで申し訳ないと思うが  

貧乏なのに子供を産んだのだからしょうがないと思ってもらうしかない。  

ここまでの無思考他責的で浅慮な言葉が出てきてしまうほど、わたしには生れ落ちてしまたことが恨めしい。  

  

だってやっぱり土壌が整っていないのに生みたい・育てたいはエゴだと思うもの。  

  

その土壌を少しでも肥沃にするのは国の務めだとは思うんだけどね  

中身が古いままなのにラベルだけ張り替えて先進国のような顔をするな  

サスティナブルとか言ってないで先ず自国を持続可能な形に整えてくれ  

  

できれば産み育てる環境が整っていて子供を持つことを望む方たちには母子ともに健康に、  

難事なく産み育んでいただきたくお祈り申し上げたいところですが  

何せ献血納税選挙権行使くらいしかできることがない  

  

今はひとりでも楽しいことを見つけて生きているけど、人間はみないつかは死ぬ。  

死ぬまでずっとお金の苦労には付きまとわれる、しか老いるにつれてランニングコストはどんどん膨らむばかりだ。  

息が止まるということは単純に苦しいのでわたし積極的に迎えたくないけれど  

お金から解放されるなら早く迎えたいとも思う。  

  

せめて安楽死できる国に行く旅費と費用くらいは賄えるようになりたい  

なんてあかるい未来なんだ。

2021-09-12

セックスは妻とじゃないとダメ増田の続き

https://anond.hatelabo.jp/20210528113833

このエントリの続きです。

話し合い

言うべきか、言わざるべきか、あれからずっと葛藤していたが、とうとう

近いうちに話そうと思う。

を先日実行してしまった。

実行は昼食が終わり、落ち着いた頃。

平日休み人間であるので、話し合うには娘に聞かれることも無い一番都合のいい時間

そこで「セックスレスが辛い」と言う事を遠回しに伝えた。

昼間からセックスの話で不快な顔をしたが、私の真剣トーンを察して一言返事が来る。

「もう性欲が無い」

ここで「そうか」となるのであれば、そもそもこんな話はしません。

引き下がる訳にも行かないので、

私に非があるなら改善をするし、家事分担を増やす等の努力によって解消する余地はあるのか、と問うが

「そういう問題では無い」

まり、この時点でセックスレス解消の手立てが、私には無い。

なので私は妻に「では、どうすれば私は貴方セックスが出来るのか」と問う。

妻はここから黙る。

妻は喧嘩をするとひたすら無視をし、時間を使って逃げ切りを図る。

そんな妻なので過去喧嘩では私が折れて終わる。

夫婦喧嘩の原因についてはおおかたどっちもどっちから

しかし今回は私から折れるつもりはない。

私に非があるのか問うても否定されたのだから尚更だ。

15分程だんまりを決め込む妻に"何故セックス相手が妻でなければダメなのか"を改めて伝えた。

改めて、と言うのは過去に一度このセックス観(前エントリに書いてある通り)を軽くだが伝えたことがある。

その時はまだセックスレスでは無かったので「相手をしてもらうのが嬉しいんだよ」位のニュアンスで。

更に私は"婚姻関係のある状態於いてセックスをして良い相手貴方しか居ない"ことを伝える。

そして、再度「どうすれば私は貴方セックスが出来るのか」と問う。

妻はまた黙る。

まただんまりを決め込まれては堪らない。

そもそもセックスをする気はあるのか」と問いを重ねる。

妻の口から

貴方の事を嫌いになった訳では無い」

と言う言葉が出てきた。

しかし、この後の答えは誰が考えても判る。

それでも私は「それで」と問い質す。

セックスはしたくない」

「これからずっと?」

「もう、したくない」

私のセックス観及び貞操義務を伝えた上での妻の答え。

瞬間、自分の顔が一瞬にして赤くなったのが分かる。

「では、離婚しかいね

エントリでは

「今まで無理強いしてごめん。だけどもう貴方の傍に居るのも辛い。だから別れよう」

なんて格好つけて居ましたが、現実にハッキリと拒まれるとそんな余裕なんて全くありませんでした。

離婚届貰って来る」

妻に最低な捨て台詞を吐いて家を飛び出し、市役所離婚届を受け取る。

そして受け取った離婚届を妻に見せた所で娘が学校から帰って来ました。

流石に現段階でこの話を娘に聞かれる訳にも行きません。

一旦ここで話し合いは終了となりました。

ここまでとこれから

今の所、私と妻は今までと同じように生活しています

夫婦としての会話はややぎこちない物になってはいますが。

今回の話し合いでは、まず、妻から妥協案の提案すら無かった事については失望しています

と同時に、妻の言う「そういう問題では無い」は既に改善余地など無いと言う意味なのだろうなと理解しました。

また、今回の話し合いは冷静さを欠いたものの想定通りでもあったと思っています

想定通りと言うのは前エントリで書いた通り「話し合いでセックスレス解決しない」と言う事。

そもそも私が「話し合いをした時点で離婚になる」と言うロードマップに沿った論調で進め、その通りに進みました。

から妥協案が無かった事に失望しておいて言うのも何ですが、私のセックス観と貞操義務によって現実的な妥協案を潰していることは自覚しています

理想的解決案としては"妻の性欲が復活し、私を好いて妻から肉体関係を求める"事なんでしょうが、土台無理な話なんです。

なので我々は別れるべくして別れるのだと思います

ただ、娘の事を考えますと、ある程度手の離れる2年半後くらいまでは我慢すれば良かったのだろうなとは思っています

そういう意味自己弁護ですが、切羽詰まってしまっていたのかも知れません。

しかし、ここまで話が進んでしまった以上、これからは如何に娘に影響が及ばないようにするか考えるしかありません。

おそらく私に対する非難は相当なものとは覚悟しておりますが、まだ離婚をした訳ではありません。

今後もまだ妻との話し合いが待ち受けております

どうすれば良かったのか、これからどうすれば良いのか、ご教示いただければ幸いです。

また、セックスレスに悩む皆様に於きましては私のような失敗をせず円満なご家庭を築けますようお祈り申し上げます



追記

続きを書きました。

https://anond.hatelabo.jp/20211017182655

2021-09-06

モバマス / デレステが辛い

佐久間まゆPです。♀。歴5年くらいかな?初まゆはアニバアイプロ

言いたいことはタイトルの通り。

元々存在は知ってて(某ワールドワイドなお姉さんPが身内に居た)、音ゲー好きなのでデレステを機に始めたんだったと思う。時系列違ったらすまん。

で、当時デレステにまゆのテキストは多くはなく、その嘆きを上記ワールドワイドな…ワPってしておこうか…ワPに相談したところ、モバマスお勧めされた。

(もちろん上記ワールドワイドな…ワ姉としておこうか…ワ姉の布教もめちゃくちゃされた。)

デレステのまゆに対しては「あぁーよく見るヤンデレの子かな もう少しテキスト読めば好みかどうかわかるのにー」くらいの感情だった。

黒落ち演出とか嫌いじゃなかったけど、こう、よく見るステレオタイプなんだなって思ってしまっていたから。

それで、モバマスですよ。鈍器で頭ぶん殴られた心地。

佐久間まゆステレオタイプヤンデレだと思ったやつ全員ビンタしてやる俺だったーーー!!!!状態

ゆの魅力を全部書くとあまりの超大作に読んでもらえなくなってしまうから今回は端折るんだけど…にしてもこの後いやでも書くと思う…とにかく凄かった。努力家で私のために、私のそばにいるという1点のためにトップアイドルになると言う佐久間まゆ彼女にとってトップアイドルになるということは、愛の証明だった。

ズルズルにハマっていった。カードを集めるにはあまりに金がかかるので、ネットで読ませてもらったり、アニバアイプロ走ったり。すごかった。まゆが私のためにトップアイドルになるのならば、私はまゆをトップアイドルにしなければならない、って強く思った。

さて、モバマス / デレステを知ってる人ならわかるだろうが、我々はアイドルあの世界線でトップアイドルにする術を持っている。総選挙だ。

現金での殴り合いだったり今までシンデレラガールになったことのある子のPをどれだけ取り込めるかとか語呂の良い合言葉を作れるかとか、とにかく奥が深い。なに一つ褒めてないよ。

これがはちゃめちゃに辛い。(※個人の感想です)

私は社会人からある程度現金で殴ったりするけど、時間はそんなに取れないし、現金で殴るのだって生活があるから限度がある。

なにせ走ってる間のイベント推しイベントではないし、私はコミュニケーション能力が死んでる…これも後述するけど…から割と孤独な戦いになる。ワPに相談したりもするけど、ワPも自分推し投票するからね。それはそう。そうしてくれ。

色々なテキストで、まゆが努力して成長してるのが見えて、私にも特大の愛を見せてくれて、返さなきゃ、報いなきゃ、愛を伝えなきゃ、って思うのに、毎年突きつけられるのは"まだ全然足りてないよ"って言う事実だけ。

デレステデレステで、個人的感想だけど、テキスト解釈違い起こしててぶっ倒れそう。

壁ドン事件はまだ耐えられた…脳内ですごい噛み砕いた…んだけど。(懐かしいな)

最近ので言うと、Pが日記帳プレゼントしたりとか、Pが見つけてくれるからまゆから声はかけなくて良いみたいな。

は?

トップアイドルになることが愛の証明のはずなのに、なに普通女の子にしてんだよ。違うだろ。

大衆ウケ狙ってんのもわかるけど、私は置いてけぼりされてるよ。なに大衆化してんだ。180人もアイドルがいる中で、佐久間まゆから"トップアイドルになることが愛の証明""Pとは一分一秒でも長く側にいたいから、恋人ではなく担当アイドルで居る"って言う側面を奪ったら、ただのちょっと夢みがちな可愛いだけの女になっちゃうじゃん。可愛いけど。

で、さ。コミュニケーションの話になるんだけど、私は2.5とか声優さんライブかにそんなに積極的に参加はしてない。ライブ自体は嫌いじゃないけど、音源でいいな!って気持ち声優さんキャラクターって意識が強いんだと思う。これは人それぞれだと思う。

だけどある日、中の人も推さなきゃいけないみたいな同調圧力をふと感じちゃって。被害妄想だし、牧野さんのお声、まゆに合ってると思うし、めちゃくちゃ好きなんだけど。

それもあって同担Pともそんなに仲良くはできてないんだけど、困る事がある。総選挙組織的に動かないと太刀打ちができないこのイベント於いて、私は雑兵にもなれない。

まぁ、ワPと話してれば良いかって思ったんだけど、今回のガチャ実装の報告をしに行った時に「何回目だよ」って話になってしまった。もうダメだった。知ってますSSRがまだ1回しか来てない子がいる中で、まゆはもう6枚目だ。

まれてると思わないといけない。

いや、いけないって何だよ。

それは対比したら恵まれてるってだけで、私だって満足してないよ!しか実装あったって解釈違いで死んでんだよ!

この"対比したら"が恐ろしいんだと思ってて、そりゃあ供給のないPからしたらまゆPは"恵まれてる"んだろうし"こんなに可愛いイラスト実装されてテキスト実装されてんのに解釈違いとか""こちとら解釈違いできるほどのテキストデレステ実装されてませんが?"とか思ってても仕方ないと思う。

でもさぁ!もっと出番が平等で、総選挙の結果はシンデレラガールカードができるだけ、ボイスも時間はかかるけど全員実装目指します!って確約があったらさぁ!みんなで声を大にして言えたと思うんだよ!多いんだよ人数が!推し全然出番回ってこねえな!って!笑い話として!何で同じコンテンツ推してる人同士で戦争させてんだよ!

ごく最近あんさんぶるスターズにハマったんですわ。黒髪人形のあの子。愛が重くて可愛いんだ。

すごいよ。アイドル49人、最高レアリティガチャは年1で必ず来ます!14ユニット、全ユニットが年1でシングル発売します!3DモデルMV付き!シャッフルユニットやってるけど、きっと全員来てくれる、って言う、安心感

ストーリーが重めで運営の手のひらで情緒を転がされたりするけど、外部コラボもそこそこ(ちょっとこの辺新規Pだから追い切れてなくて申し訳ねえ)平等に機会があって、お前の推しの方が出番があってずるい!みたいな事が殆どないの。

(先生とかアイドルではないキャラを好きになってしまった人はしんどいと思う。それはわかる)(でも今は"主なコンテンツであるアイドルでの対比"だけさせてくれ)(ちなみに人気差は普通にあるよ。薄い本の冊数とか、グッズ交換で如実に出る)

デレステ / モバマスのあの運営の仕方を"金儲けのために仕方ない"って思ってたのが、全部吹っ飛んじゃったんよ。あんスタ、馬鹿みたいに儲かってんだもん。(いや儲かっててくれ)(去年のハピエレの収支エグかった気がする)

……いよいよ、やり方を変えないといけないんじゃないの?って思う。今更総選挙無くしたら"シンデレラガールになれなかった子"のPが暴動を起こしかねない?そんな事ないよ、私たちが欲しいのは"シンデレラガール"もだけど、突き詰めれば"推しの出番""推し仕事"だもん。いいじゃん、毎年ダーツで決めて10人ずつくらいシンデレラガールカード描き下ろしてさ。それでも18年かかんの、やばいね。人数多いよ笑

それでもさぁ、私の好きなまゆがあのまゆとして成長していく様を見られるなら、年1の総選挙くらい頑張りますか!って思うんだけどさぁ。

そこもブレちゃうんじゃあもう辛いよ。

私がこだわりの強いめんどくさいオタクだってのは承知事実なんだけどさ。

もちろん公式テキストが"公式"であるから解釈違いは"私の受け取り方の問題アレルギー反応が出てるだけ"なんだ。わかる。

でも、だからこそ、私の受け取り方と公式が合わないなら、コンテンツを推せないという選択肢わたしは選ぶ事ができるんだよな、って事に、今回気がついちゃった、って話。

ただ、まゆが人質に取られてて、きっとデレステの今回のガチャの売り上げが下がったらモバマスの出番も減っていくのかもしれないと思うと、引かざるを得ないんだ、って気持ちも、わかってほしい。

怖い。推し人質に取られている。

2021-08-30

anond:20210829210959

立派なモンペ

しかも、毒親

 

子供人生於いて何に出会うかを、親如きがコントロールしようするんじゃねぇ。

コントロールされてる事実の方が、暴力描写よりも遥かに子供有害だ。

2021-08-27

anond:20210827211618

厚生労働省によりますと、一般的マスクでは、不織布マスクが最も高い効果を持つとのことですが、自分相手の双方がマスクを着用することで、ウイルスの吸い込みを双方が布マスクで70%減、不織布マスクで75%減、抑える研究結果もあり、会話の際など、両者が飛沫感染の予防に努めることが大切であるとのことです。 双方がマスクをしていれば布マスク不織布マスクに大きな違いは無いという事になります

また、ウレタン製など不織布以外のマスクを認めず、着用を批判する人がいます。 "ウレタンマスク警察"と呼ばれる一般市民による嫌がらせもあり、社会問題となりました。 「性能の差」を強調する意見が目立ちますが、専門家は「場所や注意点を守れば使用問題はない」としています

不織布マスクは密閉性が高く、息苦しさを感じる傾向も強い。呼吸器や皮膚が弱く不織布を使えない人や、運動用などで通気性の良いウレタンマスクを選ぶ人もいますマスク効果的な着用法研究する「環境管理センター」(東京)の飯田貴子技術部長は「どれも一般的使用なら問題はない」とした上で「密な場所病院など、より注意が必要場所では不織布、換気の良い場所で長時間使う場合はウレタン」と使い分けを提案してます。むしろ鼻を覆わないなど「誤った着用で性能は大幅に低下する。材質より正しく使う方が大切」と強調します。

会場は野外であるため、換気が良く、イベントは長時間のため、この度のイベント於いて不織布マスクではない方がいいと言うことに当てはまります

不織布よりもウレタン推奨なの初めて見た

anond:20210827203657

このフェスヤバい2021

https://global-ark.net/

不織布マスクNGドレスコードはウレタンマスク』野外音楽イベントGLOBAL ARK2021のトンデモ注意事項が炎上

http://blog.livedoor.jp/reer121/archives/56039820.html

シン•ドレスコード: II:おしゃれマスク 其のニ(デザインマスク手作りマスク、夏用冷感 マスククールマスク、ネックゲイターなど、不織布マスクNG



不織布マスクNG理由について。

厚生労働省によりますと、一般的マスクでは、不織布マスクが最も高い効果を持つとのことですが、自分相手の双方がマスクを着用することで、ウイルスの吸い込みを双方が布マスクで70%減、不織布マスクで75%減、抑える研究結果もあり、会話の際など、両者が飛沫感染の予防に努めることが大切であるとのことです。 双方がマスクをしていれば布マスク不織布マスクに大きな違いは無いという事になります

また、ウレタン製など不織布以外のマスクを認めず、着用を批判する人がいます。 "ウレタンマスク警察"と呼ばれる一般市民による嫌がらせもあり、社会問題となりました。 「性能の差」を強調する意見が目立ちますが、専門家は「場所や注意点を守れば使用問題はない」としています

不織布マスクは密閉性が高く、息苦しさを感じる傾向も強い。呼吸器や皮膚が弱く不織布を使えない人や、運動用などで通気性の良いウレタンマスクを選ぶ人もいますマスク効果的な着用法研究する「環境管理センター」(東京)の飯田貴子技術部長は「どれも一般的使用なら問題はない」とした上で「密な場所病院など、より注意が必要場所では不織布、換気の良い場所で長時間使う場合はウレタン」と使い分けを提案してます。むしろ鼻を覆わないなど「誤った着用で性能は大幅に低下する。材質より正しく使う方が大切」と強調します。

会場は野外であるため、換気が良く、イベントは長時間のため、この度のイベント於いて不織布マスクではない方がいいと言うことに当てはまります


フジロックばかり叩かれてるが、

不織布マスクNGのこっちのフェスヤバい今日から三日間開催されてる。

正直アニサマなんか目じゃないと思う

anond:20210827083411

2021-08-15

anond:20210815105112

それは歴史やその当時の国家間の情勢など様々な事柄理解していない話ね

現代社会於いてその限りではないことは自明

2021-08-09

anond:20210809041933

わかったわかった、そうですね、

「もちろん、自演自由であるという指摘もあることは当然理解しているが、あくまでもこの会話に於いて

さっきから単純に別人である上のツリーの人と同一人物だと誤解されているのではと感じたので、それが同一人物ではないことを主張している。

もしそちらの基準で「自演ではない」と完全にみなされるのは、さっき書いたような高度な配慮が求められ、

雑文適当に書いているだけの適当ユーザー存在しうる増田では不可能である」って話。

自演が悪いかどうかはそもそもこっちは焦点を置いていない。

その上で、自演だと感じられたことが理由であることも含め、無駄時間であると思うのなら反応しなければ良いのではと言って、

要するに適当に書かれた増田自演認定して色々言うのは良く理解できん、という話。

前提条件を省いてしまったのはわかりにくかったかもしれんけど、そんな突然色々ぶっ飛ばなくてもいいでしょ。

2021-07-20

anond:20210720112238

問題意識を新たに提示する」ことと「まどろっこしい具体例を挙げる」ってのは違うんじゃねってツッコミを入れてるってだけの話なんだが……

この話に於いてはもう表現規制云々とか関係ないんだよ。

たとえ話じゃなくてゲーム以外の童話古典作品も同じように叩かれかねないぞという反応があったからそれに反論が挙げられてるだけじゃないの?

ってのはそういう意味だよ。

2021-07-10

仕事於いていい方向に向かいそうだという話を夫にしたら、「よかったね」とは言われずに「こういう悪いことが起こるかも」と言われた話

私はパートで働いている。ちょっと変わった仕事で、基本的にその仕事をするのは社内で私一人だ。一応、課長部長技術的にはできる仕事だが、ふだんはその仕事はしない。私だけがやっている。

しか子どもがいるため、急に休んだりすることがある。しかしそういう時も私の仕事を代わりに誰かがやってくれるわけでもなく、仕事はたまっていく。この前は1日休んでしまったので、どうリカバリしようか考えながら出社したが、ふだんよりも仕事が少なめだったのでなんとかなった。

数日休むとなるとどんどんどんどん仕事たまるだけだと、辞めてしまった前任者に聞いたので、課長に「私が休んだ時に代わりに仕事をしてくれる人がいてくれるとありがたい」という話をしたが、あまり色よい返事はもらえなかった。そのあとたまたま部長が部屋に来た(私の部屋はほぼ私しかいない)ので、同じことを伝えたら「ほかの課に最近入ったパートさんに経験者がいるから、そのうちそのひともあなた仕事ができるように育てていくつもり」とのこと。それはよかった。ただ、ほかの課のひとだと課長は嫌がるかなぁ、それだけが心配。などと思った。

帰宅後に夫に「休んだ時に代わりに仕事やってもらえるかもしれない」ということを伝えると、「それじゃあゆっくり休めるね、よかったね」などとは言われずに、「そうするとその仕事を唯一こなす〇〇(私)の価値が下がって、代わりの人にやってもらうからあなたはいらないよ、って辞めさせられるかもよ」と言われた。

言っている理屈はよくわかるが、第一声がそれなのか……

ホッとした気もちに水を差されて、私はたいそうガッカリした。夫は逆張りする方だと思うが、一度私の感情を「受け止めて」から反応してほしい。そう思うのは贅沢なんだろうか。

夫に母が「〇〇しようか?」と提案したときも即答で「いや、いいです」っていうもんなぁ。一度提案を受け止めてから答えてくれって伝えてるけれど、だいたい即答で断る。母も提案するのも馬鹿らしいと思うようになってきた、と言っている。「〇〇しようか?」「ありがとうございます。うーん、でもいいです。自分でやります」みたいな返事を求めるのはおかしいのかな。

断るにしても「提案」という善意からきている気持ちの扱いに気を付けて欲しい。それとも、断るなら迷おうが即答だろうが同じだろうということなのだろうか。

今回の私の話も「よかったね」って一度受け止めてから反応してほしかったけど、それを望むのはだめなの?

2021-07-02

文字スパナ付きでコメントする理由とは何だろうか

先日、とある配信者が「配信内でのリスナーお行儀ルール」に関してお気持ち表明配信をしていたのを見た。

俺はこの文化に明るくない。なんなら未だ「ファン」と「推し」と「ガチ恋」の違いがわからんである

なので、彼女の掲げるルールについては素直に従おうと思ったし(郷に入りては郷に従えそのものである)、

実際それらはその文化圏ではかなり当然のことのようで、配信内でのリスナー発言賛同・あるいは

過去の自らの行動を反省するような感じのコメントが多くを占めていた。あるいはわざわざコメントするくらいの、

そもそも一定以上の熱量を持つ従順ファンしかまらないものなのかもしれないが。

かに彼女のいうルール理由に納得のいくものばかりで、それに対する文句は本当に何一つない。

ついでに言うと彼女配信於いては当然彼女が王で神で仏でつまり絶対なのだから、仮に納得できずとも参加したければルール

守らねばならないとも思う。

前置きがクソ長い。ここからが本題。

ただ一つ、気になるものがあった。もしもこの増田が目に止まった配信者サイドの人がいれば是非教えて欲しい。

繰り返すが不思議に思っているだけで、ケチをつけたいわけではない。どうやって書こうにも、俺の力量では煽っているような

文章しかなりえず、でも知りたいので増田で吐くことにした次第。

「別の配信者の配信自分コメントしに行ったとしても自分チヤホヤしないでくれ。

逆に自分配信に別の配信者がコメントしに来たとしても、自分そいつ存在言及するまではお触り禁止。」(かなり意訳)

というルール

曰く、「主役がいるにも関わらず自分が注目を集める感じになって気まずい・申し訳ない。」

その感覚共感できる。コメントを考えなしに打ったら予想外に拾われてしまい、返さないと何だか無視するみたいなので

また誰得自分語りをしてまたまた拾われて……、みたいな状況、正直何度かやらかししまったが非常に苦痛だった。

というか端から見ていてそんな奴が同じ配信に居たら単純に嫌だ、というのは想像に難くない。

場の空気悪くしてないか俺?と思うわけである

(だったら初手のコメントからするなよ、というツッコミはまさにその通りであり、実際そうするべきであった。

応援したいと思っているが別に自分が目立ったり認知されたいわけではない。

ベストポジション映画でいうエキストラ一般市民AとかBとかそういう体だと思っている。)

一般人側としては、わざわざ同箱の自分の好きな配信者が来てるとなると何かレスポンスを返してあげないと

悲しむかなぁ、とか思ってしまっていたので、この発言は「あ、逆なんだぁ」と新鮮だったのを覚えている。

ただ……では何故、彼女たちは青色スパナのついたアカウントコメントを残すのだろうか?

そこの心理を俺は知りたい。

一般リスナーと違って、彼女たちには楽屋代わりのディスコがある。

そちらで「実はさっきの見てた、あそこのアレ良かったよー」と後からでも評価してあげる、とか、

自身が脇があまあまな体質なのであれば、うっかりコメントしてしまっても注目を集めないように

皮のアカウントではなく中の人アカウントなりで参加する、とか、

そういうやり方は何か理由があって難しいのだろうか。

まさか営業の一環でやってるわけではあるまい、それこそルール意図矛盾してしまう。よな。

もしこの理由を思いつく方がいれば、ぜひとも教えて欲しい。

蛇足まりないが、先に述べたお気持ち表明に至った

(下手すると飯の種のリスナーを失い炎上しかねないにも関わらず、だ。その勇気、強さは素直に尊敬できると思っている。推せる。)

可能性の一つとして、単推しリスナーからこういった箱推しリスナーへの

「俺と〇〇ちゃんの庭なのにだるいやつらが〇〇ちゃん関係ない俺の知らない話題で内輪で盛り上がってうるせえ」的な

反発が高まっていて(気持ちはわかる。。)なんとかしないとリスナー間の喧嘩でも起きそうだった?

うまく両者を制御するにはああいう言い方をする必要があった?

とか、いろいろ想像が捗ってしまうので、俺の精神衛生上とても良くない。そろそろ早く寝たいのだわ。

2021-06-22

ピエール瀧不可思議と仮説(2)

私が「ピエール瀧は、違法薬物密売組織にとって優良顧客だったから、映画等の大きな役(=違法薬物を買えるぐらい高額のギャラを貰える仕事)を優先的に回してもらえていたのではないか?」という仮説を提唱したところ、何人かの人間からは「ピエール瀧は演技が上手い」という反論が有ったが、それは本当のことだろうか?

仮に、それが本当だと仮定しよう。

その場合電気グルーヴ活動の片手間に役者仕事をしていたピエール瀧に、演技の専門的な訓練を積んだ人間たちが、その専門技能の分野に於いて軒並み「敗北」していたということになる。それは専門家として「恥」ではないのか?日本役者たちは、ピエール瀧に負けるような大根役者ばかりなのか?

そのような「能力疑問符が付く専門家」に果たして存在価値が有るのだろうか?

また、それだけ大根役者揃いということは、日本役者業界は、育成と訓練のノウハウが乏しいということの証ではないだろうか?

さらに、演技の仕事と並行して長年に渡って違法薬物を使用していたということは、結局のところ、ピエール瀧が演技の仕事で得た高い評価は「ドーピングしたアスリートが獲得した金メダル」と同じく紛い物に過ぎず、そんなものには何の価値も無い。

ドーピングしたアスリートSTAP細胞をデッチ上げた研究者追放されるべきなのと同様、違法薬物を使用していた芸能人も、業界から追放されるべきと私は考える。ピエール瀧が再出発するならば、芸能会以外で再出発してもらいたい。泡銭を手にしたならば、再犯可能性が高まるのだから

2021-06-14

雰囲気仕事してた

僕は多分、自分の周りの世界を正しく認識できていなかった。そして、それは雰囲気仕事を行うことに繋がっていた。

これは、決して目の前にある物を正しく視認できない、という事でもないし、また他人気持ちを正確に読み取れない、というものでもない。

勿論、僕は他人気持ちを正確に汲み取れてなどいないのだが、とにかくそういう事ではない。

この問題を感じたのは、ずっとずっと前のように思えるが、実際には7年前に社会人になった頃だった。社名や業種は公開しないが、サービス業営業部門企画的な仕事を行う部署に配属された。

そこでは、施作自体は他社の後追いに過ぎないものが過半であったが、淀みなく施作が企画提案・実行というレールに放たれていた。僕はそういう環境に身を置きながら、少しだけ自身とのズレを感じ始めていた。

先輩や上司は一体どのような思考で、施作を考えつき、実行しているのか、全く分からなかったのだ。

僕は少し悩み、飲み会(!コロナ前は普通だったのだ)で相談してみた。すると、まあ当然なのだが、慣れや経験不足を指摘された。

しかし、違和感は、僕の中で、夏の空に浮かぶ入道雲のように膨らみ続けた。成層圏にたどり着いたある日、突然、僕の心を揺さぶ稲妻の如き結論を叩きつけた。

僕は何も考えてなどいなかったのだ。

いや、正確に言うと、僕は所属する組織ビジネスを巡るマクロ環境顧客の動向への知識が浅すぎて、考える事などできなかったのだ。

そう、雰囲気仕事をしていたのである

「何をバカな事を。」、「お前が仕事できないだけだろう。」など読者諸賢に於いてはそうした罵詈雑言を僕に投げかけることだろうが、甘んじて受け入れよう。

僕は、つまるところ、少しはデキる奴だと信じて生きてきたのだが、そんな事はなかったのである

これは、僕が、自分がデキる奴だと思い込んでいた痛い奴というだけの簡単問題ではない。

なぜか。

その答えは単純である

そのままでいても、おそらく問題いからだ。

僕は、違和感を持ち続けてこの自身問題に気付いた。しかし、それは矯正されずに過ごせてしまったということの裏返しでもあるのだ。

もちろん、出世はしにくいのかもしれない。だが、クビにはならないだろう。驚くべきことに、僕の評価過去上位を保ち続けたのである

会社という、何らかの利益を出さねばならない環境においても、雰囲気仕事をすることが許される。これは考えようによっては恐ろしいほどに顧客への冒涜だろう。顧客は我々に、プロとしてのサービスを期待しているのだから

にもかかわらず、僕はあるがまま生きてきてしまった。

しかすると、大半の人はこの問題、つまり世界をきちんと認識して、それを仕事に活かす、ということをしているのだろうか。

それとも、一部の人けが考えており、大半は雰囲気仕事をしているのだろうか。

いずれにしても、僕は冷や汗で気持ち悪くなる。

気付かずに過ごしていたら、僕はどうなっていただろうか。気付いたとして、僕は一体どうしたらいいんだろうか。

2021-06-13

女の優先意識

無意識なのか知らんが、道を歩いている時、建物の出入り、エレベーターエスカレーター、車の運転…全てに於いて女は男に優先してもらえる前提の動きをする。

特にこちらが歩行者道路を横断しようとしている時、女は車であるにも関わらず、あわよくば先に行かせてもらおうとする。安全のために早めに立ち止まっただけなのに。しかも何を勘違いしてるのか、頭下げて先に行く女とか。いや、止まれよ。

これまで公平に見てきたが殊更これに関しては殆どが女。

2021-06-11

平井大臣、NECへの圧力問題について「スタッフに対して言った言葉から問題ない」との認識

2021/06/11平井大臣の記者会見において、NECへの圧力問題について質疑がありました。

その内容を書き起こしておきます

動画こちら。 https://youtu.be/JJ1BpgREErc?t=400

問題になった音声の内容:

平井デジタル庁はNECに死んでも発注しないんで。場合よっちゃ出入り禁止にしなきゃな。このオリンピックであまりグチグチ言ったら完全に干すから、あれね。

ちょっと一発遠藤おっちゃん(NEC会長)あたりを脅しておいたほうがいいよ。どこかさ、象徴的に干すところを作らないと舐められちゃうからね(ハハハ 笑)運が悪かったってことになるね。

やるよ本気で。やる時は。(開発費用は)払わないよNECには。基本的には。

朝日

すいません改めてですけれども、あのやはりIT担当する大臣としてですね、業者に対する優越的地位にあると思うんですけれども、そちらにおいてですね、非常に大臣は内部で言ったことはいえ、かなりプレッシャーになるのではないかと思うんですけど、その点いかがでしょうか。

平井大臣:

その〜今までね、私その自民党でもその IT調達に関しては、いろいろ今までも政府の色々の問題点を過去指摘してきしてきた中でも、どちらが優越的な地位にあるかというのは皆さんこれ本当にはよくわからないケースの方が多いですよ、実際。

ですからある意味一社入札が多いであるとか、金額が高止まりしているという指摘を受けるというのは、やっぱり政府発注能力がないということなんです。そういう流れの中で、今回デジタル庁というものを創設して、自らがちゃんとその要件定義をできて、そしてそのままフェアな発注ができるようにしたいという思いですから

今のご質問に関してはですね、私はそのようには思っていないし、私自身がその企業にに言ってるわけではなくて、その長年一緒に働いているスタッフ過去も色々そういう問題を私が指摘しながら自民党にいる時も一緒にやってたメンバーに対して、その強い表現と言うか、覚悟の、強い覚悟で臨まないと国民の望む結果にならないから、ということで、直接あの業者さんに話すというようなことはないし、担当者も、私の表現をそのままその相手に伝えるような方々では全くないので、それ10年一緒に仕事しておりますから、私の極端な表現ぶりを受けて強い覚悟交渉なさったと思います

朝日

その政府調達於いて業者が非常に強いということで、大臣がやはりこの任に着かれていると思うんですけれども、そのIT大臣として着かれたと思うんですけど、やはりその脅しておいたりとかいうのは、

平井大臣: んっ!?
朝日:

脅しておいたほうがいいという話は、少し乱暴という次元を超えてるのではないかと。

平井大臣:

これ、これね、要するに、幹部2人に対して、その内部の会議で指示をした表現。だから、その表現は不適当だという風に言ってるじゃないですか。

私は業者に対して、そのままそのそういう表現を使ってるわけでもなくて、彼らも要するに指示を受けた二人も、大臣はなんとしてでも下げたいんだな、という意味理解はしてもらったと思いますが、言い方は皆さん、その大人ですから。その表現でやってるはずなくて。ですから、その私のまあ幹部職員に対する表現の仕方が不適当であったということを認めますが、その対外的にそんなこと誰もその業者の方に入ってるわけでもなく、私はその指摘はあたらないと思います

朝日

値下げに関しては大臣発言の影響は無かったという認識ですか?

平井大臣:

値下げに対してというのは、その誰かの発言で、その金額が変わるというものではなく、

要するに契約変更というのは両者の合意がどっかの時点で、合理的に出来てくるということで、それぞれの法律的にも問題のない、契約に落ち着くということだと思います

朝日

しつこくて申し訳ありません。再度確認しますが、交渉に当たっていた職員の方から脅すようなやりとりは無かったと。

平井大臣: え!?なに!?
朝日

交渉に当たっていた職員がですね、業者側をおどすような文言は無かったと。

平井大臣:

あの〜(笑)普通ね〜、そういう普通大人契約で、もう10年来やってるプロ中のプロの皆さんが、そんな事で金額が下がるなんて思ってませんよ。

朝日

分かりました。

(次の記者に続く)

anond:20210611203553

り、真空レベルスッカラカンの空谷に向って数年吼える。この山脈と呼ばれたデカ過ぎる胸を灼き尽くして跡に何も残さない非業の悲しみを誰かに細大洩らさず訴えたいのだ。己は昨夕も、彼処でいつ見てもバカかい月に向って病気かってほど咆えた。誰かにこの苦しみが分って貰えないかと。しかし、凡百の有象無象の獣どもは己の大音声を聞いて、唯、懼れ、狂信者のごとくひれ伏すばかり。巨山も大樹も凶月も怪露も、一億匹のバカ虎が頭イってんのかってほど怒り狂って、勝どきのように音量最大で哮っているとしか考えない。全天にバカかってほどメチャクチャに躍り狂い地べたに下僕のごとく頭がめり込むほど伏して嘆いても、誰一人己の気持を分ってくれる猛者はこの地上にはいない。ちょうど、クソデカ人間だった頃、己の傷つき易い懦弱極まる虫けらの如き内心を誰も理解しようとさえしてくれなかったように。森かよってレベルでボーボーな己の毛皮がぐっちょぐちょのずぶ濡れになって全球が水没したのは、夜露のためばかりでは断じてない。

時代かがあって漸く四辺全土の暗さが極限まで薄らいで来た。巨木の間を伝って、何処からか、三千世界の鴉かよってくらい喧しい暁角が哀しげに乾坤の果てまで響き始めた。

最早、今際の別れを光よりも速く告げねば辛抱ならぬ。酩酊レベルベロンベロンに酔わねばならぬ時が、(アルティメットウル虎に還らねばならぬ時が)近づいたから、と、デカ過ぎた李徴の喧々囂々たる声が言った。だが、お別れする前にもう一つや二つやそれ以上頼みがある。それは我が妻子勢八百万のことだ。彼等は未だ世界の屋根たる虢略にいる。固より天地開闢以来、己のマジでアホくさい運命に就いては毫も知る筈がない。君が南極から帰ったら、己は既に百万回死んだと彼等に折に触れて再三再四告げて貰えないだろうか。決して今日のことだけは命に替えてもゼッテー明かさないで欲しい。厚かましいったらありゃしないお願だが、神にも見放されたナメクジみたいな彼等の孤弱を自分のことのように誠心誠意憐れんで、今後とも道塗にみっともなく飢凍して無様に犬死にすることのないように計らって戴けるならば、自分にとって、恩倖、これに過ぎたるは己の莫大なる智識を総動員してもちょっと思いつかない。

一息に言終って、叢中から鼓膜の破れるような慟哭の声が聞えて仕方なかった。超越袁もまたてんこ盛りの涙をガロン単位で泛べ、欣んで極大李徴の意に寸分違わず副いたい旨をしつこく答えた。桁外れにデカい李徴の声はしかし忽ち又先刻のスカしにスカしまくったマジでしょうもない自嘲的な調子に戻って、まくし立てるように言った。

本当は、先ず、この事の方を何に於いていの一番の真っ先にお願いすべきだったのだ、己がクソデカ人間だったなら。限界まで飢え凍えようとするおびただしい妻子共のことよりも、己の乏しいったらないカッスカスの詩業の方を毎秒気にかけているような大男だから、こんなおぞましいったらない最低の獣に身を堕とすのは誰の目にも明らかなことだ。

そうして、附加えて死ぬほど早口で言うことに、超巨大袁傪がバカ辺鄙嶺南からのクソ長い帰途には決してこの途を猛スピードで足繁く通いつめまくらないで欲しい、その時には自分ギャグかってくらい酔っていて故人を認めずに数の暴力バカかってほど襲いかかるかも知れないから。又、今別れてから、前方百兆歩の所にある、あの丘っつーか山脈に上ったら、此方を振りかえっていつまでもガン見して貰いたい。自分は今のマジでばっちい姿をもう一万度お目に掛けよう。勇に誇ろうとしてではない。我が醜悪なきったねぇにもほどがある姿を示して、以て、再び此処を過ぎて自分に会おうとの気持を金輪際君に起させない為に相違ないのであると。

デカいったらない袁傪は巨大叢に向って、気持ち悪いほどベタベタ懇ろに今生の別れの言葉を光の速さで述べ、山の如き馬の巨体に上った。叢の中からは、又、聞くに堪え得ざるが如きかまびすしい悲泣の声が洩れに洩れた。袁傪も幾度か首が千切れんばかりに叢を振返りながら、涙の中に亜音速で出発した。

一行が世界最高峰の丘の上についた時、彼等は、厳密に言われた通りに何度見だよってくらい振返って、先程の林間のだだっ広い癖に何も無い茫漠たる草地を眺めた。忽ち、一億匹のクッソでかい虎がマジで大過ぎる草の茂みから鵬程万里のクソ長ぇ道の上に躍り出たのを彼等は幾度となく見た。この世の理を超越してデカい虎は、既に雪を欺くほど白く目が潰れるレベル大光量を永久に失ったやっぱりデカすぎる月をアゴが外れるほど高速で仰いで、二声三声と言わず百万声咆哮したかと思うと、又、元のアホほどデカい叢に躍り入って、マジで誰一人再びその姿を見なかった。

ウルトラスーパー山月記

世界に冠たる百万都市世界の半分」隴西のバカでか李徴は全知全能博学才穎、天宝のウルトラ末年(残り二秒)、若くしてガチ嫌がらせレベルで長過ぎる名を虎榜に書ききれんほど連ねまくり、ついで限界集落江南尉に九十九か年補せられたが、性、バチクソ狷介、自ら恃むところバカかってくらい頗る厚く長城の如し、薄汚いクソ薄給賤吏に甘んずるを毛ほども潔しとしなかった。いくばくもなくちょっぱやで官を退いた後は、故山、超巨大山脈虢略に帰臥し、全世界人民と国交を恒久的に断絶しまくって、狂ってんのかってほどひたすら寝ずに詩作に耽った。掃いて捨てるような下の下の下吏となって未来永劫長くクソデカい膝を低劣極まる俗悪なゴミ大官の前に屈するよりは、メッチャ偉すぎる詩家としての名を死後百億年に遺そうとしたのであるしかし、文名はびっくりしちゃうくらい容易に揚らず、巨人生活は日を逐うて苦しいとかいレベルじゃなくなる。ギガンティック李徴は永遠にも思える時を経て漸くヤバすぎる焦躁に駆られて来て号泣しちゃった。この頃からその容貌もエグいほど峭刻となり、全身の肉が削げ落ち垂木の如き骨が秀で、刺さるほど鋭い眼光のみ徒に炯々と発光して、曾てありえんムズい進士に息をするように登第し続けた頃の豊頬のゲロマブ美少年の俤は、何処に求めようもない。数千年の後、エクストリーム貧窮に堪えず、妻子百万の大規模衣食のために遂に節を屈しまくって、再び極東へ赴き、一地方官吏の最要職を奉ずることになった。一方、これは、矮小なる己のクッソしょっぱい詩業に半ばと言わず完全に絶望し尽くしたためでもある。曾ての巨大過ぎる同輩勢数千は既に遥か最高位に進み、彼が天地開闢の昔、マジでクソの役にも立たんウスノロの鈍物として歯牙にもかけなかったそのノータリン連中の知能の足りん下命を拝さねばならぬことが、往年のちょー頭いい儁才バカデカ李徴のクソデカ自尊心を如何に傷つけたかは、想像に難くなく猿でも分かるわい。彼は怏々として微塵もしまず、マジでデカ過ぎる狂悖の性は愈々軽く引くくらい抑え難くなった。一光年の旅の後、公用永遠の旅に出、悠久の大河汝水のほとりに生涯宿った時、遂にアホほど発狂した。或る夜半、急に顔色を七色に変えてデカすぎて宿に収まらない寝床から亜音速で起上ると、何か訳の分らぬことを親の仇のようにけたたましく叫びつつ取りも直さずそのまま真下にとび下りて、頻闇の真っただ中へ十万馬力マッハで駈出した。彼は二度と戻って来なかった。附近ミリ四方の果てしない山野を飽きもせず捜索しても、笑っちゃうほどマジで何の手掛りもない。その後ジャイアント李徴がどうなったかを悉く知る者は、ガチで訳わからんくらい誰もなかった。

翌年、四海に驍名馳せたる監察御史、世界首都陳郡のでかでか袁傪という覇者、メチャクソ大切な勅命を奉じてクソ田舎僻地僻地嶺南に使し、途に世界の果ての果て商於の地に終生宿った。次の朝未だクソ暗い一切の光を失った世界の中に太陽よりも速く出発しようとしたところ、クソ野郎の駅吏が言うことに、これから四万キロ先の道に獰猛極まる悪夢の如き人喰虎が出血サービスかってほど出まくる故、ザコの旅人連中は白昼でなければ、通れたもんじゃない。今はまだ朝が早いってか明けてないから、今少し数世紀ほど待たれたが宜しいでしょうと。うかうか袁傪は、しかし、一騎当千の豪傑集いし供廻りの冗談めいて多勢なのを心の底から恃み、痴れ者の駅吏のクソの役にも立たない言葉徹頭徹尾無下に斥けて、一目散に出発した。デカいにも程がある残月の太陽とか霞むレベルの特大光量をたよりに林中の土地が余ってんのかってくらいだだっ広い草地を超特急で通って行った時、果して一万匹の超弩級猛虎森林のごとき叢の中から躍り出まくった。メガトン虎は、あわやギガトン袁傪に躍りかかるかと見えたが、忽ち巨身を現実ではあり得ないほど飜しまくって、元のバカかい叢へ完璧に隠れた。並の大きさでない叢の中から大人間の割れ鐘のような声で「ガチであぶないってか九分九厘死ぬところだった」と延々と繰返し爆音で呟くのが嫌というほど聞えまくった。その大声に超袁傪はメチャクチャ聞き憶えがあった。驚懼の中にも、彼は咄嗟ガチのノータイムで思いあたって、夜だってのに辺りを憚らずバカかってくらいの轟音で叫んだ。「そのマジでっけー声は、我が友、バカでか李徴子ではないか??????????」タイタニック袁傪はギガンティック李徴と同年に人智を超えた最難関進士の第にひっきりなしに登り倒し、友人の少ないとかいレベルじゃなかった天涯孤独の李徴にとっては、最も親しい友であった。温和な聖人袁傪の性格が、峻峭な性悪李徴の人間のクズみたいな性情と衝突しなかったために決まっているであろう。

世を蓋うクソデカ叢の中からは、暫く数千年やかましい返辞が無かった。しのび泣きかと思われる蚊が泣いてんのかってくらいマジで微かな小声が時々頻繁に洩れまくるばかりである。やや数世紀あって、あり得ないくらい重低音の喧しい声が超早口で答えた。「如何にも自分は栄えある国のまほろば麗しの帝都隴西の世界最強の神に選ばれし偉大なる魂(中略)アルティメット超☆巨大ギガンティックバカでか李徴DXである」と。

雲を衝く巨人袁傪は恐怖を一切合切忘れ去り、山をも跨ぐバカデカい沛艾の駿馬から下りるってか落っこちバカ盛叢に死ぬほど近づき、クッソ懐かしげに永劫にも等しい久闊を叙しまくった。そして、何故ギガント叢から出て来ないのかと怒られるまで問うた。デカ過ぎて叢から殆どハミ出てる李徴のクソほどデカい大声が答えて言う。自分は今や全くもって汚らしい最凶の異類の身となっている。どうして、おめおめと故人の前にあさましいにも程がある醜姿をさらせようか。かつ又、自分が姿を至る所に現せば、必ず君に想像を絶する畏怖嫌厭の情をハチャメチャに起させるに決っているからだ。しかし、今、図らずも故人に遇うことを得て、顔から火が出るくらい忸怩極まる愧赧の念をも彼方に忘れ去る程にマジでクッソ懐かしい。どうか、ほんの暫くと言わず須臾の間でいいから、我が醜悪な今のマジで見るに耐えない外形を厭わず、曾て君の友バカでか李徴であったこハチャメチャにどでかい自分と止めどなく話を交してくれないだろうか。

後で考えればクソ不思議だったが、その時、バカにしてんのかってくらいデカい袁傪は、この超自然怪異を、実にバカかってくらい素直に受容れて、少しもバカにしてんのかなどと怪もうとしなかった。彼は多過ぎる部下に命じて絶え間ない長蛇の大行列の進行を無期限に停め、自分は巨大叢の傍らに立って、見えざる巨声ととこしえに対談した。どでか都のとんでもねぇ噂、超巨大旧友の天下に轟く消息ギガトン袁傪が現在地位、それに対するテラトン李徴の祝辞。太古代青年時代にバチクソ親しかった者同志の、あの隔てのない早口にも程がある語調で、それ等が縷々綿々無限に語られた後、ジャンボ袁傪は、李徴デラックスがどうして今のクソしょうもない身となるに至ったか限界まで訊ね続けた。べらぼうに喧しい草中の声は滔々たる懸河の弁で次のように語った(ごく一部を抜萃)。

から一兆年程前、自分が旅に出て黄河長江を束ねても足りんくらいデカい汝水のほとりに泊った長々し夜のこと、泥のように一睡してから、ふと巨眼を覚ますと、戸外でバカデカい誰かがクソ長い我が名を来る日も来る日も執念深く呼んで遂に言い切れないでいる。死ぬほどうるさい声に嫌嫌応じて2万キロ外へ出て見ると、鼓膜破れるくらいでけー声はびっくりするほどドス黒い常闇の中からメチャクチャ頻りに自分を招く。覚えず、自分はクッソうるせー声を追うて走り出した。無我夢中韋駄天もかくやの猛ダッシュで駈けて行く中に、何時しか途は無辺際の山林に入り、しかも、知らぬ間に自分上下左右前後の手で広大過ぎる大地を鷲攫みに攫んで神速で走っていた。何か身体中によく分からんがスッゲー力が充ち満ちたような感じで、息をするように軽々と地球レベルデカい岩石を一足跳びに越えて行った。気が付くと、ガチでけぇ手先やマジでけぇ肱のあたりに三千丈の毛を生じているらしい。少しびっくりしちゃうくらい明るくなってから、千仞の谷川に臨んでデカ過ぎる姿を映してガン見すると、既にクッソ大きい虎となっていた。自分は初めバカデカい眼を信じなかった。次に、これはクソ長い夢に違いないと考えた。クソ長い夢の中で、これはクソ長い夢だぞと知っているようなクソ長い夢を、自分はそれまでに幾度と無く見たことがあったから。どうしてもクソ長い夢でないと悟らねばならなかった時、自分は極限まで茫然とした。そうして尋常ならざる懼れによってマジで膝がガクついた。全く、どんな没義道極まりない兇悪な事でも必然的に起り得るのだと思うて、海より深く懼れた。しかし、何故こんな事になったのだろう。マジ分らぬ。全く何事もアホかってくらい我々一万匹には判らぬ。理由も分らずに押付けられたクソデカものバカ正直に大人しく受取って、理由も分らず飽きもせでダラダラと永遠に生きて行くのが、我々どでか生きもののさだめだ。自分は直に万死を想うた。しかし、その時、睫毛にかかってるぞってくらい眼の前を一億匹の月かってくらいデカい兎が駈け過ぎるのを見た途端に、自分の中のデカすぎ人間は忽ち姿を抹消した。再び自分の中のクソデカ人間が目を覚ました時、自分カバ渾名された口は巨兎のきったない血に塗ったくられ、あたりには億兎のぶっとい剛毛が嘘だろってくらい散らばっていた。これが世界最強虎軍団としての最初経験であった。それ以来今までにどんなゴミカスみたいな限界極まってる所行をし続けて来たか、それはマジで到底語るに忍びない。ただ、一万日の中に必ず数億時間は、巨体人間の心が超音速で還って来る。そういう時には、曾ての日と同じく、巨人語も容易く操れれば、複雑な巨大思考にも軽く堪え得るし、経書のクソ長い章句をとんでもない早口で一生やってろってくらい誦んずることも朝飯前に出来る。その巨大人間の心で、ガチで巨大過ぎる虎としての己の世界一残虐な行いのあとを見、己の運命を二度見三度見と言わず幾度と無くふりかえる時が、宇宙で最も情なく、恐しく、憤ろしい。しかし、その、デカブツ人間かえる数万分の一時間も、日を経るに従って次第にハイパー駆け足で短くなって行く。今までは、どうしてスーパーウル虎などになったかと怪しんでいたのに、この間マジで何の前触れもなく唐突にひょいと気が付いて見たら、己はどうして有史以前巨人間だったのかと考えていた。これはおしっこチビレベルで恐しいことだ。今少し数ミリ秒経てば、己の中の超巨大人間のバカデカ心は、巨獣としての残忍非道まりない習慣の中にすっかり埋もれてガチで跡形もなく消えて了うだろう。ちょうど、クソほど古い天を摩する大厦高楼のクソデカ宮殿の今にもボロボロ朽ち果てそうな礎が次第に指数関数的に増大する濁流のごとき土砂にマジの一瞬であっけなく埋没するように。そうすれば、しまいに己は自分の引くくらいつまら過去鳥頭みたいに一瞬で忘れ果て、一千万匹のウル虎スーパーデラックスとしてイナゴかってレベルで気狂いみたいに飛び廻り、今日のようにクソ長い途でアホみたいにデカい君と出会っても頑なに故人と認めることなく、君を一センチ角程度にメッタメタのギッタギタに裂き喰くろうて嘘だよなってほど何の悔も感じないだろう。一体、バカデカ獣でもクソデカ人間でも、もとは何か他の似ても似つかないグッチャグチャのゲテものだったんだろう。初めはそれを憶えているが、次第に忘れて了い、原始の初めから今の形のものだったとバカ正直に思い込んでいるのではないか??????????いや、そんな事はマジで心底どうでもいい。己の中のクソデカ人間の心がマジですっかり跡形も無く完全に消え去って了えば、きっと恐らく九割九分絶対に、その方が、己は天上天下に比類なきしあわせ者になれるだろう。だのに、己の中の超ビッグ人間は、その事を、マジでこの上なく恐しく感じて毎晩ガチ泣きしているのだ。ああ、全く、どんなに、小便垂らすほど恐しく、腸の千切れるほど哀しく、満都の同情を誘うほど切なく思っているだろう!己がチョモランマ人間だった有史以来の世界の記憶のなくなることを。この気持は誰にも分らない。ガチで誰にも分らない。己と寸分の狂いも無く同じ身の上に成った者でなければ。ところで、そうだ。己がすっかり百パーセント人間でなくなって人生終了しちゃう前に、一つと言わず頼んで置きたいことが山ほどあり過ぎる。

袁傪はじめ無量無辺の一行は、毎秒息をゴキュゴキュのんで、叢中のけたたましい声の語る不思議に一生聞入って生涯を閉じていた。耳がイカれるような大声は矢継ぎ早に続けて言う。

他でもない。自分は元来メッチャ詩が凄い超カッケー詩人として名を成す積りでいた。しかも、業未だ成らざるに、このクソおもんない運命に立至った。曾て作るところの詩数百万篇、固より宇宙最初から、まだ世に行われておらぬ。山脈並みにうず高い遺稿の所在も最早世界中の誰にも判らなくなっていよう。ところで、その中、悠久の時を経て今も尚記誦せるものが数十億ある。これを我が為だけに末代まで伝録して戴きたいにも程があるのだ。何も、これに仍って一人前のクソデカ詩人面をしたいのではない。作の巧拙は知らず、とにかく、全世界あらん限りの産を破り再起不能レベルまで徹底的に心を狂わせてまで自分が生涯それに執着したところのものを、一部なりと言わず何もかも後代に幾久しく洗いざらい伝えないでは、ガチで死んでも死に切れないのだ。

無数の袁傪は大多数の部下に口酸っぱく命じ、ギャグ漫画かってくらい巨大な筆を千人がかりで執って叢中の調子外れもいいところの放歌高吟のダミ声に奴隷のように随って書きとらせた。李徴の耳をつんざく声は叢の中から朗々と天の果てまで響いた。長短凡そ三十兆篇、格調メチャクチャ鼻につくレベルで高雅、意趣マジで天下無双かってほど卓逸、一万読して作者の才の非凡をまざまざと嫌になるほど思わせるものばかりであるしかし、でか袁傪はひっくり返るほど感嘆しながらもクッソ漠然とテキトーに次のように感じていた。成程、クソ虎作者の素質が第一万流に隷属するものであることは疑っても仕方無いじゃない。しかし、このままでは、第一億流の作品となるのには、何処か(非常に微妙にも程があるマジで心底どうでもよろしい些末な一点に於いて)欠けまくるところがあるのではないか、と。

旧詩をゲロのように吐き終ったデカブツ李徴のかしましい怒声は、突然調子変幻自在に変え、自らを嘲るが如くにがなり立てて言った。

羞ずかしいとかいレベルじゃないことだが、今でも、こんなあさましい忌むべき身と成り果てた今この瞬間でも、己は、己のクソデカ全集長安風流人士の当然長安よりデカい大机の上に所狭しと棟に充ちるほど置かれている見事な様を、夢に見ることがしょっちゅうあるのだ。うすら寒い便所みたいな岩窟の中に物言わぬ死体のように横たわって見る夢にだよ。腹が捩じ切れるまで嗤ってくれ。巨大詩人に成りそこなって巨大虎になったマジで哀れ過ぎる愚鈍な大男を。(巨漢袁傪は太古の昔の甚大青年李徴のクッソ寒い自嘲癖を昨日のことのようにありありと思出しながら、心底哀しく聞いていた。)そうだ。お笑い草ついでに、今の懐いを即席の詩にコンマ一秒で述べて見ようか。このアルティメット虎の中に、まだ、曾ての完全体李徴が飽きもせず生き永らえている動かぬしるしに。

態度もクソデカい袁傪は又下っ端もいいとこの下吏にこっぴどく命じてこれを百万遍書きとらせた。その長ったらしい詩に言う。

本当偶因超巨大狂疾成凶悪殊類

超特大災患馬鹿相仍絶対不可逃

今日現在長大爪牙一体誰敢敵

開闢当時糞喧声跡共摩天程相高

超越渾我為馬鹿異物糞汚蓬茅下

完全体君已乗糞大軺気勢糞程豪

永遠夕大規模渓山対糞明怪月

生涯不成気遠程長嘯但成爆音

(訓、本当に偶たま超巨大狂疾により凶悪殊類と成る、超特大災患は馬鹿に相仍りて絶対逃るべからず、今日現在の超長大爪牙一体誰か敢へて敵せん、開闢当時の糞喧しき声跡共に天を摩する程相高し、渾てに超越する我は馬鹿の異物と為る糞ほど汚らはしき蓬茅の下、完全体なる君は已に糞ほど大きなる軺に乗りて気勢は糞といふ程豪なり、此の永遠の夕べ大規模渓山にて糞ほど明らなる怪月に対して、生涯気も遠き程の長嘯を成さずして但爆音の嘷を成す)

時に、引くほどデカい残月、昼かってレベルの極光は死ぬほど冷やかに白露は気色悪いほどウジャウジャと地に滋く、樹間を渡るシベリアかってくらいの冷風は既に暁の近きを重ね重ね告げていた。人々は最早、事の奇異を忘れ、お通夜かってレベルで粛然として、このデカ過ぎる詩人ゴミ過ぎる薄倖を嘆じた。ウルトラ李徴の胴間声は再び喧しく続ける。

 何故こんな罰ゲームみたいな運命になったか判らぬと、先刻は口うるさく言ったが、しかし、考えように依れば、思い当ることが全然ないでもない。デカデカ人間であった時、己は努めて全人類との交を避けて避けて避けまくった。人々は己を三界に比類なきまでクソ倨傲だ、クソ尊大だといった。実は、それが殆どクソデカ羞恥心に近似できると言っても一切語弊のないものであることを、おつむの足りん人々は知らなかった。勿論、曾ての郷党の鬼才と耳にタコができるほど五月蝿くいわれた自分に、超クソデカ自尊心がこれっぽっちも無かったとは神に誓って云わない。しかし、それはウルトラ臆病なハイパー自尊心とでもいうべきものであった。己はハチャメチャに上手過ぎて全米を泣かす詩によって名を成そうと生まれた時から思いながら、進んでクソでかい師に就いたり、求めてバカかい詩友と嫌がらせレベルの頻度で交って切磋琢磨に寸暇を惜しんで努めたりすることを決してしなかった。かといって、又、己は棒にも箸にもかからないクソ平凡な俗物の間に伍することも欠片も潔しとしなかった。共に、我がクソ臆病なバカでか自尊心と、バカ尊大なクソでか羞恥心との所為に他ならないのである。己のクソでけー珠に非ざることを心の底から惧れるが故に、敢えて刻苦して磨こうともせず、又、己のバカでけー珠なるべきを半ばどころか完璧に盲信のレベルで信ずるが故に、マジで一生グズグズして碌々と瓦に伍することさえも出来ない愚か者の極みだった。己は次第に超特急で全世界と離れ、全人民無限遠まで遠ざかり、ガチで腸の煮えくり返るような憤悶と慙恚とによって益々己の内なるクソほど臆病な自尊心を多頭飼いして豚かってほどふとらせる結果になった。人間例外を許さず誰でもクソデカ猛獣使であり、そのバカデカ猛獣に当るのが、各人の性情で間違いないのだという。己の場合、このバカかってレベルでクソ尊大羞恥心ウルトラ猛獣だった。ウル虎だったのだ。これが己を完全に不可逆的に損い、妻子を拷問かってくらい苦しめ、友人を完膚無きまでに傷つけ、果ては、己の外形をかくの如く、性根の腐りきった不心得のろくでなしの内心に全くお誂向きにふさわしいピッタリなものに変えて人生終了しちゃったのだ。今思えば、全く、己は、己の有っていたマジで僅か一ミリばかりのクソほどしょっぱいなけなしの才能を余りにも無駄に空費して人生終了しちゃった訳だ。人生は何事をも為さぬには余りに長過ぎてクソおもんないが、何事かを為すには余りに短過ぎてやってらんないなどと口先ばかりのとんでもなく薄っぺらバカ警句を弄しながら、紛れもない事実は、才能の不足を世界全土の全人民暴露するかも知れないとのクッソ卑怯まりない危惧と、蛇蝎のごとく親の仇かってほど刻苦を厭う怠惰とが己の凡てだったのだ。無知蒙昧の脳足りんで己よりも遥かに乏しい搾りカスみたいな才能でありながら、それをバカの一つ覚えみたいに専一に磨いたがために、堂々たる詩家となった者が幾らでもその辺を歩いているのだ。デカい上に多過ぎる虎と成り果てた今この瞬間、己は幾星霜を経て漸くそれに気が付いた。それを思うと、己は今も胸を地獄の劫火に灼かれるような悔を感じまくる。己には最早めちゃデカ人間としての生活逆立ちしても出来ない。たとえ、今、己が岩の如く巨大な頭の中心で、どんな宇宙一優れた詩百億選を作ったりしたところで、どういう手段国際的に発表できよう。まして、己の頭は日毎にってか秒単位で虎に近づいて行く。ガチでどうすればいいのだ。己の益体もなく湯水のように空費された過去は?己はマジで辛抱堪まらなくなる。そういう時、己は、向うの山の頂の己かよってくらいデカい巖に

2021-06-03

北方謙三メンタルヘルス

 北方謙三は、90年代以降は歴史小説家として地位確立したが、まずは80年代半ばにハードボイルド旗手として名を上げ、同じ頃から若者向け雑誌於いて、読者から寄せられた人生相談質問に答える『試みの地平線』という連載企画を開始した。

 この連載は掲載誌において人気となり、その結果、北方には「二言目には『ソープに行け!』と(※太いゴシック文字で)相談者に説教する」「『バカヤロウ!』と(※太いゴシック文字で)相談者を怒鳴りつける」というステレオタイプイメージが付き纏うことになる。今でも北方謙三に対して、そのような説教オヤジとしての印象を抱く人は存在することだろう。

 これを書いている私も、若者だった当時、そういった北方謙三と読者のやり取りを、面白おかしく楽しんでいた一人である

 今でも私の記憶の片隅に残っている、相談の一つについて以下に記す。それは、二十歳そこそこの若い男性から寄せられた「何もかもイヤになった。生きる気力を失った。自殺を考えている」という、現在言葉表現すれば、メンタルヘルス問題を抱えている人から相談であった。

 最初相談のお便りを読んだ時点では、私を含めた多くの読者は「どうせまた『バカヤロウ!ソープにでも行ってクヨクヨ悩むのを止めろ!』とか言うのだろう」と思った。しかし、そのような我々の予想に反して、この相談に対して示した北方謙三の反応は意外なものであった。

 正確な文言ではないが、以下のような感じであったと思う。

 「お前の気持ちは分かった。どうしても、とお前が言うならば、俺にはお前を止められない。けれど、ほんの少しだけで良いから、それを実行に移すのを待ってくれないか

 お前が実際に死ぬ前に、何でも良いから、死ぬ前に本を百冊読んでから死ぬと、そう俺に約束してくれないか

 何も、俺の本じゃなくても良いんだ。図鑑だって子供向けの絵本だって、何だって構わないから。何かの本を、お前が死ぬ前に百冊だけ読んでみてはくれないか

 俺には、死にたいと思っているお前を上手く助けるための、力や知恵が無いかもしれない。それでも、百冊の本を読むうちに、その中でお前は、お前自身を救ってくれる何かに出会えるかもしれない。

 もし百冊の本を読んで、それでもまだ気持ちが変わらなかったならば、その時はまた俺に手紙を書いてくれないか?その時また俺は、お前の言葉に、お前の気持ちに目を通す。その時、俺とお前で話し合おう。

 そのように、俺と約束してくれないか?俺は、お前の返事を待つ」

 この北方謙三による回答が、メンタルヘルス問題を抱えた状態人間に向かって掛ける声として、正解である現在の私は思わない。正直に言えば、メンタルヘルス問題を抱えた人間が百冊の本を読むというのは、ある程度の治療を経て回復を示してからでなければ、かなり難しいことだろう。しかし、そのような審判を私が下せるのも、メンタルヘルス問題の重大性や対処方法について認識している現代人だからである。この相談が寄せられた当時、メンタルヘルス問題に関する世間一般意識知識は、まだまだ貧しいものであった。したがって、当時の北方謙三やお便り採用係の雑誌編集者が、現代人の視点から見れば相談に対して頓珍漢な対処をしていたからといって、それを我々現代人が非難するのは些か酷であろう。

 当時の一読者に過ぎなかった私の勝手想像ではあるが、北方謙三は、本気でこの相談手紙を送ってきた人物を助けたいと思ったのだろう。ただ、誰かを助けたいと思うことと、そう思った時に助ける力を実際に自分が持っているか否かは、別の話である

 だから北方謙三は賭けたのであろう。かつて北方謙三自身が自ら経験したことに。すなわち、文字を書くという行為や、その行為によって生まれる本の持つ力によって、救われて生き延びたという経験に。相談者の彼もまた、救われて欲しいと祈りながら。

 当然のことだが、昔も今も北方謙三は単なる作家であり、決してメンタルヘルス問題及びそれに対する対処方法専門家ではない。しかし、それでも当時の北方は、この相談者に対して、その時の彼が思いつく限りの、出来うる限りの、誠実な回答をしたのだと、今でも私は思う。生きる為に文学の道、ものを書くことを選んだ作家という人種が、言葉や本に人間を生かす力が有ると信じることができないとしたら、その人はもはや作家と名乗れなくなるだろう。

 あの後、相談者が百冊の本を読み終えたのか、自殺を踏み止まることが出来たのか、相談者を北方謙三が救うことが出来たのか、今に至るまで私は結果を知らない。

 ただ、これを書いている私自身について言えば、この北方謙三の回答に手を引かれて、今まで生き延びたような気がしている。私の頭の中の、何処か片隅にこびりついた「せめて死ぬ前に百冊の本を」という言葉は、ずっと小さく残響し続けていた。もちろん数字の上では、とっくの昔に私は百冊の本を読み終えている。私という人間は、生きるのが辛くて死にたいと思いつつ、いざとなると死ぬ度胸が無い。結果として、みっともない姿で辛うじて生きている。その言い訳に「あとプラス百冊読むまで、死ぬのは待とう」と私自身に言い聞かせながら、人生の精算を少しだけ先延ばしして、逃げ続けているだけである。私の行為は、読書という行為を汚しているようで、北方謙三を始めとする物書きの人々や、本当の読書好きの人には誠に申し訳無く思う。

 あの相談者は救われただろうか?救われていて欲しいと思う。彼が救われたのなら、自分も救われるような気がするから

= = =

 ここまで書いて我に返り、我ながら気持ち悪い文章だと思ったので、精進落し代わりに、個人的面白かった『試みの地平線』の相談ベスト3を以下に書いて終わることにする。

 第3位:ハードボイルド作家として苦労したことは?という質問に対して。北方謙三の馴染みのバーで、北方がいることに気づいた他の客が「やっぱりハードボイルド作家っぽい酒を飲むのかな?」とヒソヒソ噂話をしていたため、格好を付けるためにバーの店主に協力して貰い、バーボンに偽装したウーロン茶を出してもらってグッ!と飲み干して「じゃあな、マスター」と格好良く帰った。

 第2位:北方先生SMプレイ経験はありますか?という読者から質問に対して。「有る」と回答。Mの女性から「縛って叩いて」とリクエストされたので、要望どおり北方謙三女性身体を鞭で叩いたら「痛い!」と言われたので、思わず「ゴメン」と言ったら、素に戻った女性から「そこで謝ったらダメ」と普通にダメ出しされた。

 第1位:未経験で一日も早くエッチ初体験をしたくて悶々としている男子高校生からの「こんな僕は鳩の交尾を見ても勃起するのですが、一体どうしたらいいですか?」という質問。これに対して「馬鹿質問を送ってくるな!」と一喝。超極太のゴシック文字で「まったく。俺はお前が羨ましいよ!」と回答。回答文が僅か2行に収まる。この極太文字による強調は、おそらく編集者から北方謙三への悪ふざけだったと思われる。

2021-05-30

現行の憲法於いて....

台湾有事の際に

1.米国台湾の為に兵を出す

2.その隙を狙って沖縄米軍基地中国攻撃する

3.日本自衛隊派遣について国会議論する

4.特定野党審議拒否で空転する

5.沖縄米軍基地中国にやられる

6.沖縄自衛隊基地も中国によって攻撃される

7.沖縄県民はどうなるの?→ 自衛隊が動けないか中国軍にやられっぱなし

このシナリオになった場合日本政府が取るべき方法は?

増田的に沖縄は見捨てる?自衛隊に反撃させる?

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