はてなキーワード: ちょっぱやとは
同性婚反対の議論を見てると、必死にできない理由だけを探している人ばかりでうんざりする。
そもそも論として、同性婚に賛成したい人は「お気持ち」で賛成してるし、反対している人は「お気持ち」で反対してる。
どっちが経済的に得とか損とか、治安が良くなるとか悪くなるとかそういうのは全部後付けのお話で、そのお互いの「お気持ち」という骨組みを肉付けする程度のものでしかない。
その「お気持ち」がここ近年になってやっと賛成側優勢になってきたわけで、あとはどこで現実的に調整するかという段階だといえる。
そこでできない理由、やらない理由、やったら悪くなることを羅列しておいて、いざ実行をしてそのどれかで都合の悪いことが起こったら「それ見たことか」と言い出す準備をしている。
この話で思い出すのはバイアグラの解禁の時の驚くほどのスピード感だ。
今はまさにピル解禁の話が活発になってきているが、その遅々として進まない様子に比べてバイアグラはまさに「ちょっぱや」でGoサインが出た。
その後怪しげなパチモンを飲んだり、勝手に大量処方して病院送りになった人もいたのにそれで「やっぱりだめだったやめよう」ということには全然なってない。
要するに権力者側が本気を出せばバイアグラくらいちょっぱやで決まるのだ。
決まらないのはやりたくないと権力者とそれに近い属性を持っている人間と、あとは自分の差別意識を改善しようと思ったこともない人ができない理由だけを探しているからだ。