私が「ピエール瀧は、違法薬物密売組織にとって優良顧客だったから、映画等の大きな役(=違法薬物を買えるぐらい高額のギャラを貰える仕事)を優先的に回してもらえていたのではないか?」という仮説を提唱したところ、何人かの人間からは「ピエール瀧は演技が上手い」という反論が有ったが、それは本当のことだろうか?
仮に、それが本当だと仮定しよう。
その場合、電気グルーヴの活動の片手間に役者の仕事をしていたピエール瀧に、演技の専門的な訓練を積んだ人間たちが、その専門技能の分野に於いて軒並み「敗北」していたということになる。それは専門家として「恥」ではないのか?日本の役者たちは、ピエール瀧に負けるような大根役者ばかりなのか?
そのような「能力に疑問符が付く専門家」に果たして存在価値が有るのだろうか?
また、それだけ大根役者揃いということは、日本の役者業界は、育成と訓練のノウハウが乏しいということの証ではないだろうか?
さらに、演技の仕事と並行して長年に渡って違法薬物を使用していたということは、結局のところ、ピエール瀧が演技の仕事で得た高い評価は「ドーピングしたアスリートが獲得した金メダル」と同じく紛い物に過ぎず、そんなものには何の価値も無い。
ドーピングしたアスリートやSTAP細胞をデッチ上げた研究者が追放されるべきなのと同様、違法薬物を使用していた芸能人も、業界から追放されるべきと私は考える。ピエール瀧が再出発するならば、芸能会以外で再出発してもらいたい。泡銭を手にしたならば、再犯の可能性が高まるのだから。