はてなキーワード: マジック・ザ・ギャザリングとは
今、ポケモンカードが全国的にブームになっている。ポケモンセンターやカードショップなんかを覗くとポケモンカードをしている人を見ないことがない。数年前までは考えられなかった現象だ。
自分は2、3年前までは長く本格的にポケモンカードをやっていた。それこそ世界大会出場の権利をとるために大型大会の時期になれば必ず遠征もしたし、世界大会にも行った。そのころは販売ペースは今みたいな月1ペースではなく3か月に1度かそれぐらいのペースだったし、シングルに関してもレアリティにこだわらなければデッキは1万円ぐらいで環境に合ったデッキがすぐ組めてお釣りも返ってきた。心に引っかかるものがなく楽しかったかもしれない。今となっては本当に楽しかったかわからないけれど。
自分がやっていたころにも転売厨はいたけれどそこまで気にはならなかったし、なんなら自分も小遣い稼ぎ感覚で時々やっていたこともある。けれど、今は度が過ぎていると思う。自分がやっていたことを他人がやっているだけと言われればそれまでだが、とりわけ傍から見てもひどいと思う。メルカリがサービスを開始してからは昔にはなかったオリパ(オリジナルパックの略。お祭りやブッ○オフとかでカードを数枚の束にして売ってるアレ)を個人で販売する輩が現れる始末だ。
ポケモンカードは「ポケモン」というキャラクター、世界観が元のカードゲームである。デュエルマスターズやマジック・ザ・ギャザリング、遊戯王とは違いカードゲームあっての世界観ではない。その性質上小さな子供やその親、今では昔アニメを見ていたりゲームをやっていた層もメインターゲットである。そういった層は今までカードゲームを触ったことがない人も少なくなく、ヤフオクやメルカリに蔓延る転売厨のいいカモでしかない。
最近話題になった「リーリエ」のSRが相場1万円超も彼らの影響が大きい。カードショップの買取価格はネットの相場を参考につけている為、転売屋が値段を吊り上げればカードショップもそれに応じざるを得なくなる。リーリエは効果もそこそこ強い上にイラストも人気である。それが故起きてしまった事象である。リーリエだけではない。ほかのカードも軒並値段が上がっている。
それを語るうえで「Youtuber」の存在が無視できない。これを見ている人の中にもYoutuberがきっかけで始めた人がいるかもしれない。自分が記憶している限りでは「はじめしゃちょー」が始めた辺りから爆発的にユーザーが増えたと認識している。そのころに「GXスタートデッキ」が発売され始める敷居が大きく下がった。が、一つ誤算があった。それは公式がここまでユーザーが増えると想定しておらずスタートデッキだけでなく各種パックまでもが品薄になり、とうとうポケモンセンターにも商品が無い状態になってしまった。その為、どうしてもすぐ遊びたい人はどうにかこうにかしてカードを買い揃える。そして手放さない。そして市場にカードが出回らず普段ではそこまで値段のつかないカードにも高額な値段がつく。これが今起きていることである。まるで株のようだ。そしてこのバブル状態はそう長く続かない。もう時期に人気だったパックの再販が始まる。そうすれば終わりを告げるだろう。売るなら今のうちだ。売って売って売りまくれ。
自分はもう疲れた。正直最近始めた人の声が大きすぎる。尊師の言葉を借りるなら、
「君たちはステージが低い。君たちと話をしていると君たちのカルマが私の中に入って来て私が苦しくなる」
まさにこの状態だ。半年ROMるという言葉が流行ったのはいつのことか。今はカードをするよりカードを一緒に遊んでいた人たちとお酒を飲んでいるほうがよっぽど楽しく感じる。
たまにぶらぶら見に行くんだけど、店員がめっちゃ低い声で「いらっしゃいませー」と言ってくる。まあそれだけならいい。お客様が来たのだからお出迎えするのは普通。よくできた店員さんである。しかし問題はそのあと。同じ店員が何度も近くに寄ってきて「いらっしゃいませー」と低い声で言ってくる。あんたさっき挨拶したでしょと。「いらっしゃいませー」(故・郷里大輔さんのような低い声)は1分に1回は言っている。2メートルくらい離れたところからこちらの様子を監視していて、地鳴りのような「いらっしゃいませー」で脅迫してくる。
万引き対策なんだと思う。中高生の客が多いのだろうし、万引き被害も実際に多いんだろう。サーチは禁止されているし、万引きは犯罪です、少額でも警察に通報しますという張り紙もあった気がする。でもこっちは明らかに社会人の格好をしている。見れば10代でないことはわかるだろう。ブースターパックやアニメキャラのラバーストラップを盗むメリットなんてこっちには何もない。というか何度も店に行ってそれなりに高額の買い物もしているというのに、それでもこっちが万引きするんじゃないかと思って監視してるのは不快。
というわけで最近は3ヶ月くらい行ってない。Amazonかヨドバシ.comで注文すればいい。イエローサブマリンが店員にああいう教育をしているなら売上には逆効果なんじゃないか。それとも万引き被害がそんなにひどいものなのか。子供の頃からマジック・ザ・ギャザリングでお世話になってたこともあって大人になっても利用してあげてたのにな。ちょっと我慢の限界を超えてしまった。疑われるというのは気分がよくない。
アプリゲームのガチャを見ていて、これまで日本が生んだ悪しき文明だと思っていたけど、ゲームの中身をよく見ると課金のロジックはマジック・ザ・ギャザリングと同じなんですよね。
どこが同じかというと、
このようなゲーム性だと、ゲームにはまる人は自分のデッキをできる限り理想に近くするために、ランダム要素のあるカードパックにお金をつぎ込むし、かつ、自分の頭を使う要素もあるので、飽きることなくゲームを続けられる。(自分の頭で最強のデッキを考えたら、その考えを実現するために、自ら進んで課金するといういい方もできる)
しかも、お金をつぎ込んでもゲームの際に出るカードにランダム性を入れることで、弱いデッキが強いデッキに買ったり、運に大きく左右されるデッキを組んだりできるので、勝者が固定され切らないので、新規参入も継続的に期待できる。
また新しいカードを入れたりすることで、ゲームバランスを変えると既存ユーザもカードをさらに買う必要が出てくる。
こういうゲーム性は、日本だけに限らない普遍的なものだったという発見は、日本だけが悪いわけではないという点では救いだけど、そういったオリジナルなシステムを作れておらず、結局は成功例を真似して、データ分析で射幸心を最大化して課金をしやすくしただけでしかないという絶望的な面もあり、なかなか割り切れない。
増田で珍しくカードゲームの話題が人気になってるので、何がどうなってるのか知りたい人向けにまとめとくよ。
「子供が妙にハマってるけど、コレどういうのなの?」という親御さん
「彼氏が凄く大事にしてるカードってどんな価値が?」というパートナー
ざっくり「池上彰の週間こどもニュースで聞きたいなぁ」と思ってる人向けね。
ものすごーくざっくり言えば、「ランダムに入ってる将棋の駒を揃えて、将棋をする」という感じ。
え?飛車角ばっかりにしたら強いじゃん!
そう、そういうこと。
トランプ(詳しい人はプレイング・カードとも呼ぶ)は、52枚+ジョーカーがセット。
トランプのエースの上に、スーパーエースとか作っても別に買わないよね?
でも、商売として継続的にカードを買ってもらいたい会社は、どんどんカードを作る。
とういことは、前よりも強いとか、前と違うとか、前よりも面白そうなカードが出るわけだ。
どうなるか。
飛車じゃなくて、竜王だの、自在天王(どこにでも行ける駒)だのが出るわけだ。
良くあるのが、同じカードは4枚までよ、とか。
あと「商売なんだからカードはどんどん強くなる」って言ったけど半分は嘘で、やり方もある。
最初期はカードを作る方も慣れてないので、トンデモなく強いカードがシレッと出てたりする。
(マジック・ザ・ギャザリングやってる人にBlack Lotusについて聞いて後悔してみよう!)
そういう時、公式大会では強すぎるカードは禁止ね、とか言われる。
仲間内でワイワイ遊ぶ分には良いんだけど、対戦ゲームとしてやるならバランスとるよ!
この「対戦ゲーム」と「商売」をバランスさせるのは、とってもムズカシイ。
どんどん新しいカードを追加しても、単純に強いだけじゃ飽きが来る。
そこで、新しいルール用のカードを追加して、古いカードに新しい役割を!みたいなのもある。
ただ、そういうルールの追加は、フクザツにムズカシクなり、ワケガワカラナイことになってしまう。
そこで、長く続いているトレーディングカードゲームには「リセット」がつきものになる。
例えば、マジック・ザ・ギャザリングというカードゲームは、
一番最近出た基本セットと、
物語性の強い(カードの解説文を読むと物語が想像できる)拡張セット2つで、
自分のデッキ(自分用の山札)を作るのが、「スタンダード」というルールになってる。
毎年基本セットが出るけど、拡張セットとは発売時期がズレてるので、
おおよそ2年毎に、使ってるカードの総入れ替えが起こるって言われると、伝わるだろうか。
これを指して「リセット」と呼ばれることもある。
使うカード総入れ替えだしね。
まあ、後ろ暗くは無いけど、世の中やっぱカネだよね、という。
「今後強くなりそうなカード」とか「いま人気のカード」は高くなる。
リアル株取引だってそうだけど、欲しい人が多ければ高くなり、要らないとなれば安くなる。
(もはや美術品として投資の対象になってるBlack Lotusみたいなカードもあるけど)
すると、だよ。
対戦相手の超強いデッキは、もしかしたらリアルマネーで10万円を軽く超えて揃えたカードたちかも。
相手のそのカードたち、いきなり使えないってなったら、どんな気持ちかな。
……やっと遊戯王の話になるんだけれども、
「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」は、漫画やアニメの人気もあって発展してきた経緯がある。
炎上には、大きく3つ原因がある
公式から「次からこうするよー」と発表があったわけではなくて、リークっぽい情報が出ているだけ。
「今後なんかあるかも」
「次は大きく変えようと思ってる」
みたいな、いわば「遊んでるユーザーさんの意見を取り入れつつ、変えていくよ」みたいな感じじゃない。
「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」は、あんまりユーザーの話聞かない(と感じる)出来事が多かった。
なんだよイッパイお金も使ってるし遊んでるのに急に商売の都合で変更しなくても。
実は「人気カードが使えなくなる」には「人気の戦法が使えなくなる」も含まれる。
カードゲームの醍醐味は、組み合わせの妙で勝敗を決するところにあるんだけれども、
遊戯王は、様々な「モンスター」を「召喚」して、戦わせるという形を取っている。
この「召喚」方法、アニメタイアップの意味もあって、主人公たちがよく使う。
「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」では、
自分のデッキ(山札)以外に、エクストラデッキ(拡張山札)も使う。
たいていは、拡張山札に、モンスターを山盛りにして準備しておく。
アニメの主人公たちは、この「エクストラデッキ(拡張山札)」から、モンスターをモリモリ召喚して勝つ。
今話題になっている原因は、このアニメの主人公たちが使ってきたモリモリ召喚の手段である部分を
「エクストラデッキから召喚できるモンスターを1枠にしよう(追加できるけど手間がかかる)」
と、大きくルール変更するもの(になりそう)だってところにある。
アニメの主人公たちは、新ルールでは、勝てないことになってしまう。
対戦ゲームとして大会に参加するために、ある程度強いカードを揃える必要がある。
ランダムパックを大量に買うのでも、一本釣りでお店でカードを買ったり売ったりするのでも、カネがかかる。
そうやってお金と労力をかけて揃えた自分のカードたちは、ルール変更や新カード追加で、弱くなったりする。
ある程度仕方がない部分もある。(エクシーズ召喚が人気になって、シンクロ召喚が下火、とか)
でも、「アニメや漫画の華である、大量のモンスターを一気に召喚して勝つ」
という部分を変更するルールに見えるけど、それほんとにやるの?マジで?
たかがカードゲームじゃないと思っていま粗雑に扱おうとしてる子供や彼氏のカードな、
わらしべ長者的に苦労に苦労を重ねて揃えた時価10万円超のお宝だったりするから、
ポンと100万円出せる富豪以外は、相手の価値観に合わせて尊重しといた方が良いと思うよ。
Magic: The Gatheringといまだに比較してDisられるの不遇よね
10年ぐらい前まだ自分が子供だったころ学校ではやっていたモンコレというカードゲームがあった
遊戯王とマジック・ザ・ギャザリングの中間みたいな感じで
モンコレのカードにはキャラの能力説明の下に、小説の一部を切り取ったような文章が入ってることがあって
それが、そのモンスターのバックエピソードになっていて、愛着が湧くようになってた
ホーリィの手記、シルクの手記、ミルクの手記というタイトルの小説なんだが
なんというか少年の心を思い出すんだな
その全体をまとめた小説は未完で発売されていない
シルクとミルクはホーリィの娘で、二人が敵味方に別れて旅をしながら
流行も随分前だし、ホーリィの手記が完結したのも10年以上経ってる
数ヶ月ほど前に32歳童貞(当時)の彼と付き合い始めたのだが、そのときのことについて書く。
彼とは知り合ってから既に数年経っていた。
知り合ってしばらくは特に思うところもなかったのだが、何度か会って関わる中でだんだんと気になり始め、やがて頻繁にメッセージのやり取りをする仲になり、1度デートらしきこともした。
相手も私に好意を持ってくれてる感じだったし、ああ、これはこのまま付き合う感じかなと思っていた。
マジック・ザ・ギャザリングというカードゲームらしい。
気持悪いイラストが書かれていた。彼はこのカードはいくらのカードで
と嬉しそうに語っていた。カード一枚何千円もする事にも驚いたし、
子どもがやるようなものに夢中になっている彼の姿が心底気持悪かった。
それからこれは強く伝えたのだが、こちとらあなたが女性と付き合ったことがないこともコミュ障なことも、顔があまりかっこよくないことも知っている。それをわかってて好きになったんだから、お願いだからカードゲームは辞めて欲しい。