はてなキーワード: 可謬主義とは
チャールズ・サンダース・パースっちゅうんが、プラグマティズムの生みの親やねん。パースのプラグマティズムは、ただの実用主義やのうて、もっと奥深い哲学的な意味があんねん。
まず、概念をはっきりさせるんや。パースは、なんかモノの概念をはっきりさせるには、そのモノがどんな影響与えるかもしれんかを考えるんが大事やって言うてんねん。
次に、行動と考えがつながっとんねん。プラグマティズムでは、人間の考えちゅうんは、頭ん中だけのもんやのうて、行動とくっついとるもんやねん。
最後に、探究のプロセスや。パースは、考えるプロセスを「疑問」から「信じること」に変わっていくもんやと捉えて、これを「探究」って呼んどんねん。
パースは、プラグマティズムの核心を表す格率をこんな風に言うてんねん:
「なんかモノの概念をはっきりさせたいんやったら、そのモノがどんな影響与えるか、しかも行動に関係あるかもしれんような影響を与えるかもしれんって考えられるか、ちゅうんをようく考えてみいや。そしたら、そういう影響についての概念が、そのモノについての概念と一緒になんねん。」
この格率は、概念の意味を、その概念が生み出すかもしれん実際の影響や結果で理解しようとするもんやねん。
パースのプラグマティズムは、ただ概念の意味をはっきりさせる方法やのうて、真理と実在に関する理論でもあんねん。
まず、客観的で一般的な結果や。パースは、概念の意味を、全ての理性的で実験好きな探究者が最終的に意見が一致するような客観的で一般的な結果に求めたんや。
次に、真理と実在や。パースは、全ての理性的で実験好きな探究者たちの最終的な意見の一致で見つかるもんが真理であり実在やって考えたんや。
パースのプラグマティズムは、科学的な探究の方法論としても大事やねん:
まず、実験的な省察や。プラグマティズムは、実験の仮説を作り出して検証するんを改良するのに役立つ方法を提供しとんねん。
次に、可謬主義や。パースは、どの段階の結論にも間違いがある可能性があることを認めつつ、同じ方法を何回も使うことで間違いを減らせるって考えたんや。
最後に、連続性と進化や。パースの哲学には、空間、時間、法則の連続性や、宇宙の進化に関する考えも含まれとんねん。
パースのプラグマティズムは、概念をはっきりさせることから真理を探究することまで、幅広い哲学的・科学的な考え方に影響を与えた重要な思想体系やねん。
5ちゃんねるや増田の死刑存廃論をみたけどやはり死刑賛成派とは対話できないのかなと思った。
前提を共有していないからどうしよもない。
「あらゆる信念や主張は間違えうる」
制度設計は間違えることを前提とした可謬主義に基づいて行われなければならない。
だから司法制度においても冤罪は必ず発生するものとして制度設計をしなければならない。
死刑を執行してしまったら本人に対する賠償可能性がないからね。
死刑制度に賛成してる人は国家の無謬性を崇拝してるか、冤罪を許容しているか、単に考えが及んでいないかの三択だな。
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←刑罰論から考えて、そもそも遺族感情のために刑罰は存在するわけではない
←統計的に立証されてない
←エビデンスがない。むしろ、死刑はコストがかかるとして存廃が議論されてる国もある。
https://www.afpbb.com/articles/-/2572851
←冤罪ではないと国家が断定できると考えてる時点で国家の無謬性を崇拝してる。全体主義者の考えである。
反論は受け付ける。