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はてなキーワード: 邁進するとは

2023-12-23

anond:20231223072550

でもカネにあかせてMLBの戦力均衡ルールぶっ潰して

自分名誉のためだけに邁進するクズゴミチート野郎大谷のことは

オオタニくーん、すごいよぉ〜、ペロペロ、って靴舐めるんだよな

それがマジでわからん

2023-10-21

惰性で生きてる

やりたいことも夢も何もない。四十半ばだけど昔から一切無かった。


中二病みたいで増田しか書けないんだけど、人間はやがて死ぬんだから何をしようと無意味、って考えが十代の頃から今に至るまでずっとある


大金を稼ごうが社会的ステイタスを得ようが優秀な子どもを育てようが、自分が死んだら全部ゼロ無意味だ、って思ったら勉強就活も全くやる気が出ず、かといって自死を選ぶモチベーションもないので適度にのらりくらりとこなして気づけば平均寿命の折り返し地点を過ぎていた。


生きた意味を残す系の考えは俺には受け入れられない。だってこの世界は俺の目を通してしか観測できないわけで。俺が死んで観測者がいなくなれば、それは無いのと同じじゃんか。こうなっててほしい〜って夢の世界と変わらない。無意味だ。


惰性で生きてるけど毎日死ぬほどつまらないわけじゃない。漫画読むのは楽しい増田眺めてるのも楽しい。ただガツガツ邁進するほどのパワーがないだけで、日々の中でささやかな楽しみはある。

ももし、突然解雇されるとかでこの惰性生活破壊されたら、生き汚く抗うモチベーションは俺には無いと思う。

増田ブコメを眺めていると皆、自分人生価値見出してるようですごいなと思う。俺みたいなやつはあまりいないのだろうか。

2023-09-29

anond:20230929154930

国家としての理想を描いて、そこに向けて邁進する体感や誇りを選ぶのが良いのか

ビジョンを持たず現実との折り合いを運用的にこなして何らかの住み良さを目指すのか

ただどちらにしても完全に振り切ることはできず、民主主義多様性というブレの中で錐揉み状に加速してゆく

2023-09-24

anond:20230924130348

おれもそう思った。富裕層上級国民貧乏人や下層国民ことなんか考えずに自分利益のために邁進するべきなんだよ。俺みたいにね。

2023-09-01

anond:20230901053138

それな

果てが無い趣味を持って邁進するか一生何かしらの仕事するか

どっちかじゃないと狂ってクレーマー爺化したり悪質ネトウヨ化したりロクなことにならん

2023-08-24

anond:20230824165217

将来に向けて邁進するAさんを突然襲った星島は、事件を起こすまで、給料が入るとデリヘル風俗に通っていたというが、女性との交際経験はなかった。

風俗には通ってる

2023-08-21

anond:20230820233013

有害男性性に背を向ける、というのはそういうことじゃない。全然違う。

自分を「男性」とカテゴライズして、自分の思う「男性性」から得られる特権を当たり前のものとして享受することを止めようということだ。さらに言えば、目の前の人を「男性」や「女性」とカテゴライズするという発想から、まず自由になろうということだよ。

から

暴力でいろいろ解決する発想から放たれる」はまあ、いい。有害男性性の典型からな。ただし、専守防衛を旨とし自衛のための最低限の戦力を保持することは、国際法観点からこれを違法とまではされないらしいから(※)、自衛のための最低限の戦力は保持して、殴りかかってきた相手を怯ませるくらいの力の行使は許されるとして、あとは逃げるための脚力くらいは鍛えておけ。暴力的なこの社会暴力から身を守るには、いろいろと努力必要だ。

性的に消費」は、内容によるけど、表現の自由範囲内のことな自分が疚しくない範囲で好きにしたらいい。ただその場合も、対象が「女性から」興奮する、とか考えてはいけない。興奮する対象であるかないかけが重要で、対象男性女性かなど些末なことにこだわっていはいけない。それはフェミニズムではない。Ok?(※※)

女性モテたいという願い」は、いけない。とりわけ「女性に」というところがよくない。冷静に考えてほしいが、あなた生物学的・社会的に女性であればどんな人にでもモテたいのか。生まれつきそう願っていたのか。あなただって小学生のころは「●●ちゃんに好かれたい」とか、あるいは中学校くらいでは「アイドルの〇〇ちゃんサイコー」とか、そういう対象個人に絞った願望をもっていたのではないか。それが「相手を人として扱う」ことの第一歩だったのだ。その基本を踏み外してはいけない。いつからか、現実対象絶望したあなたは「女性」という仮想カテゴリー全般に仮託して自分の願望を語るようになってしまった。それはよろしくない。従って、「女性」というカテゴライズを行った上で、これに「モテよう」という目標は、差別的醜悪ものとなってしまう。だが、目の前にいる「誰か」に好かれたいと願って努力することは、極めて真っ当であり、なんならその姿は美しい。たとえば尊敬する先輩の期待に応えようとしている後輩、偉人言葉に突き動かされて地球の裏側までボランティアのために邁進する人、そんな人の姿は誰もが応援したくなるはずだ。

女性女性として扱う以前に、人間扱い」という心構えも、よくない。「女性を」と始まっている時点でもういけない。あなたが心がけるべきなのは相手を「男性/女性」とカテゴライズしてしまうその発想自体だし、何なら自分自身のことも「男性/女性」とカテゴライズするのをやめたらいい。それは、「中性的に振舞え」ということではなくあなたの自認が何であろうが、それを、あなたが何かをし何かを考え装い行動する際の足かせにしない、と考えるということだ。あなたの行動が、結果として、この社会一般的とされる男性的な行動であるとしても女性的とされる行動であるとしても、そんなことはどうでもいいことだ。そして。あなた自由であるように、他の人も自由である、そう考えるということだ。

「目の前のあなた女性であるが、私はあなた女性ではなくて人間と考えますよ」とか、そういうややこしい操作を頭の中でするのは止めてくれ。そんなことを考えているうちはあなたは全く自由ではない。それよりも、ただ「目の前のあなた」それ自体を、一人の人として見つめよう。その結果、その「目の前のあなた」がたとえば最高だと思ったら、ただ「あなた最高ですね」と言えばいい。「ねーちゃんおっぱい大きいな」とか「エロい」とか「美人だね」とか「好きです」とか、そういうジェンダーロール的に学習したようなセリフを吐くのは一端止めよう。「男」として振舞うのは、止めよう。そういうことだ。

どうだろう。少しは理解いただけただろうか。

なお、最後まで読んでくれたあなたに参考までに質問したい。

 (1) このエントリはマジか、ネタか。あなたはどちらだと感じたか

 (2) 書き手の私の性別は何だとあなたは感じたか


※念のために言っておくが、この一文はジョークだ。「個人生き方には国際法常識適用されないのでは…」みたいなクソレスがつく前に言っておくけど、そんなことは100%分かった上でジョークを言ってるんだからな?

※※言うまでもないが、フェミニズム同性愛を推奨しているという意味ではない。断じてない。

2023-07-21

anond:20230721190226

お前の来世はその程度か……

俺の来世は星間帝国の大魔道士により宇宙霊と邪神の因子を組み込んだホムンクルスとして生を享け、

実験に使われる幼少期を過ごすも勝手に強大化していく幼生体の俺に恐れをなして廃棄しようとする魔道士をサクッと返り討ち

こんな怪物が野に放たれたと知らない暢気な宇宙人どもの世間彷徨い歩き、降りかかる火の粉を払ってるうちにいつしかバウンティハンターとして二つ名付きとなり、宇宙辺境人間と馴れ合わないクェーサードラゴンと妙に気が合って、宇宙の果てを極める研究邁進するドラゴン学者の手伝いする適当な日々を数千年過ごすんだ。

お前はせいぜい東大でも行って美人の嫁さんと仲良く100年ばかり地球暮らしてな。もしタイミングよくお前が生きてる期間に気が向いたら、地球を見に行ってやるよ。まあ、お前が俺に気付くことは無いだろうがな。

2023-06-09

anond:20230609161747

逆に無職キャリア生活レベルもなんも無いところから始める方が気楽だろうな。

失うものがないので、余計なことを考えず子育てだけを目標にして邁進することができる。

他のレスにあるような私立中学だのピアノレッスンだのなんて最初から手が届くと思わないから悩む必要もなくなる。

2023-05-27

田舎中流家庭にいる高齢こどおじニートへの救いについて

単なる憶測にすぎないが、田舎でそれなりに立場のある親の子どもは、ガキのころに天狗になりやすい。

しか都市部大学に出たとき自分の実力を思い知る。今まで見えていたものは単なる幻想で、自分など大したことはなかったと。ここで非常な挫折経験する。

「私がいちばん馬鹿」のようなポジションになってしまうとその中でもより挫折やすい。これは都市部私立高校でも発生する。

昨今では、地方東京の断絶が進み、学歴差も大きくなっている。田舎しかたことがない子どもは、東京の強大さを全く知らないのに「自分ナンバーワン。少なくともだいぶ優れている」と思っている。自分田舎を100倍したもの日本のすべてだと感じるのだろう。だから位置的にもそのようになるのだと感じるのは自然なことだ。「日本」と「アメリカ」の関係もあるが似たようなものだ。

こうした子ども首都圏に行くと自分味噌っかすであることを全身全霊・魂レベル経験することになる。そこらへんのどこにでもいる凡愚とされる。準備などしていなかった衝撃である。年々、この落差がどんどん激しくなっているように思う。

彼らは「地元の名士」の子どもでもなかったりする。地元の名士は何かと東京と繋がっているものからそういう情報が入ってきやすいが、彼らはそういう情報がなく、表面的な文化の部分でのみ都会を理解しているのである。これはしか原理上どうしようもないことになっている。

彼らのほとんどは挫折によって苦しみながらも自分立場をなんとか確保して成長していく。とくに、若いころから苦い経験を飲み込んで努力を積み重ねてきた人間は、問題を抱えつつも人格的にも能力的にも徐々に成長していく。こうした人間適応し、確固たる居場所を獲得する。そういう人々が家臣団として東京周辺にザッと住んでいるのだ。城下町のように、家来として東京の中心地を囲んでいる。そして主君のお望みの通りに馳せ参じるのである。また、各々の人生を歩む。よく成功しようとしたい者は海外に出る。海外というのは「アメリカイギリスEU」などのことだ。ここ最近主君アメリカとみなしているのである。長いものには巻かれろということだ。

しかし、大した努力や積み重ねもなく、今まで1番を獲得し続けてきた子や、親から1番になること、1番でなくともある程度優位な立場を得ることを強いられ続けてきた子、強制的にレール上を歩かされてきた子は、ここで強烈に挫折を味わい、脱落していく。「挫折」と表現されたくすらないかもしれない。ちっぽけなプライドゆえに「挫折」と捉えられない。「挫折した」のではなく、「今も挫折し続けている」のだ。立ち直る術を知らない。

「本気を出してないだけ」「時代が悪かった」「環境が悪かった」と、なんとかして知性化という合理化を図り、自分の心が折れていることを観測できない。もう耐えきれない。心を捻じ曲げようとする。「お前ぐらい勉強ができるもの無限にいるぞ」と受け入れられない。そのような「田舎」など、全国で見ればほとんど無限にあるのだ。足軽にもなれないような実力なのに、身分家老ぐらいあると感じている。穢多非人程度の扱いをされるのは、到底受け入れられない。

自分を知らないし、他人のことも知らない。ただただ軽視されることに耐えられないのである第一、もはや身分が違うからといって人を軽んじていい世の中ではない。ますます生きにくくなる一方だ。ポリティカルコレクトネスとはそういう流れだろう。

生きている意味とは何かわからない。親もまた、その挫折真剣に受け止められない。立場が違いすぎるがゆえに、わかってあげることができないのだ。わかってくれるような親ならば、初めから違った教育をしている。

彼らは、性格も歪んでいるために、友人関係を結べない。「バカ無能で愚図でおまけに性格も悪く、カッコよくも可愛くもなく、一人で生きる力も無いし、人のために何かすることができず、依存性が高く、他の周りの人たちよりも恵まれ環境なのに文句ばかり言う割に、他人の助言を聞き入れもしない」という、どうしようもない子どものできあがりである。何者かになろうとしていると表現されている。アイデンティティ崩壊がある。すぐそこに救いはあるのに、自らが軽んじている相手に頭を下げて敬意を払うことができない。この私が。屈辱だ。なぜ私がこんな目に。私は軽蔑などされるべき対象ではなく、人を一方的軽蔑しても良いはずなのに、なぜ人は私を軽蔑してくるのだろうか。なぜ人は精神を蝕んでくるのか。

わかっている人でも、これを鋭く指摘してはくれない。下手に関わって逆恨みされたくはない。全く無関係の嫌な奴の精神の奥深くを抉ってもメリットなどないのだ。すぐに離れていくことだろう。そもそもまり距離が遠すぎて、そういう人に出会うことがない。ただ運のみである。そういう運命の人たまたま自分の近くに来ることは少ない。理解のある彼くん、私の王子様、ぼくの女神さま、オタクに優しいギャルなど。

大抵、こうした子の親は両親とも毒親であり、子どもアダルトチルドレンである

そして親にそこそこの金があれば、脱落しても引きこもりをすることができる。

自分ゴミクズであることを受け入れて、セルフネグレクト邁進する日常選択できる。幸福だ。絶望という名前はついているが、幸福で穏やかな毎日を送ることができる。

何をやっても無駄なのだという学習性無力感精神麻痺。突然湧き上がってくる希死念慮。荒廃した生活死ぬという選択が取れない優柔不断さ。他責的・他罰的な発言努力をしようと「学問」に活路を見出すも、それをどう活かせるのかは未知数であり、どうすれば生きることができるのかはわからないのだ。学問は決して救わない。機械的人間大量生産する教育システムのもの時代遅れなのである経済の硬直化と後進性と長老支配学問民主化により、昭和初期の三流エリートぐらいの知識があるだけでは、生存には足りないのだ。自分の力での生き方はわからないのに、生存自体はし続けることができるという矛盾。欲が無い。欲を持つことができない。

そして、そうした努力も長くは続かない。学校勉強ぐらいしか知らないのだ。狭い価値観ゆえにそれしか道がないと勝手に思い込んでいる。やがて意味がないと気付くのであろう。容易にやめてしまう。簡単にたどり着けるところまでやったあとはすぐにやめてしまう。見下していた賤業には就きたくないという都落ち拒否する愚かなプライド山月記で何を学んだのだろうか。そしてある日、その「賤業」にすら就けなくなる。精神子どもなのに、体だけはしっかり老化していく。虎にすらなれないのだ。

親に中途半端に金があるのが厄介である。親は、償おうとする。子もときには努力しようとする。それでもうまくいかないし、近所は理解しない。何か精神的に異常なのであろうという、全く異なる価値観によって蔑まれる。それが村社会というものだ。

親に金がなければ、生きていくために自力仕事につく他ない。首都圏で揉まれ続ければ、やがては苦しみながらも自分の生きる場所を確保できるだろう。

しかし、ただ親元で小さな世界で何年も何年も閉じた生活を送っていると、そうした道も閉ざされる。貴族的な生活放蕩放縦嫌悪している相手依存しているという忌避感。

年齢の数値は淡々と増えていく。やがて手遅れそうなことに気付くのであろう。

なんなのだこの人生は。なんなのだこの世の中は。許しがたい。テロリストたちへの深い共感

人は言う。「自分が招いたことだ」「自己責任だ」と言う。この世には悪しかいないように見える。悪辣社会の中で自分けが虐げられている。他人に「自己責任だ」と言う者もまたコンプレックスを抱えている。「お前が悪いのだろう」と言いたいのだ。「お前の自己責任だ」という言葉は、「俺が悪いとでも言いたいのか?」の裏返しだ。

他人は楽しんでいるではないか。どうして私が苦しまなければならないのか。

異世界かもしれない。異世界に行けば、愚かな民たちを嘲笑い、自分が正しく認められる世界に行けるのではないかと、光を見出す。

更に狩られているだけなのだ。その精神看破しているぞ。ただの餌だ。空想世界へようこそ。現実直視できない。現実はどうしてこう苦しいのか。

しかし、現実は「そんなどうしようもないものではない」ということをまだ知らない、という点が彼らにとっての最大の不幸である価値観のものがどうしようもなく古いのである

自分がどうしようもないダメ人間だという真実をすべて受容して、それを打ち払おうと一歩一歩踏み出すことでしか道は開かれない。外に出て、本を読むなど世界を広げれば良い。また、生活パターンを変える。思考を広げる。それが本来学問というものだ。

人材は不足している。別に自分はそういう人物なのだから仕方がないのだ。でもそれを、自分で変えようと進み続けることで自分人生が拓かれる。ニートのままでも別にいい。全然変わらなくてもそれはそれで仕方がない。

本来絶望する必要はないはずなのに、どうしても絶望したいのだ。能動的に幸福になるために受動的に絶望選択している。

絶望することで、「ハンデを負っているのにここまでできる自分はすごいのだ」と思いたいのだ。セルフ・ハンディキャッピングという。

そうではない。より強い絶望を選ぶべきなのだ能動的に絶望を選ぶことで、受動的に幸福になれるのだ。自ら絶望しなければならない。今より苦しめば、今より苦しまなくなる。

苦しみからずっと逃れようとして「楽な苦しみ」を選び続けているだけなのだ世間はそれを看破して「楽でいいね」と言っている。世間側のイラつきもある。

もしくは、やはり目を閉ざして、元の穏やかで苦しいメルヘンワールドに戻るかだ。知らぬが仏という。こんな偏見にまみれた文章などくそったれだ。せいぜい凡人たちは、社畜を頑張れば良いさ。

教育ママも、また、気をつけなければならない。教育ママコンプレックスは、子ども愛玩動物のように扱おうとすることで子どもに伝染し、子どもを生涯苦しめることになる。愛と呼ばれるものではない。

頑張ってほしい。

2023-05-26

サッカーできるだけじゃ人生ダメなんだな 2/3


3. 就職活動のこと

 大学四年になる頃、就職活動が本格化した。当時は就職氷河期で厳しい状況だった。講義レポートもあるし、当然サッカーだってやらないといけない。居酒屋(どんがま、というお店一本になっていた。今はもうない)でのアルバイトは週二に減らした。

 当時は、三年の秋から企業説明会が始まって、四年の春以降に面接スタートというのが一般的だった。俺が行きたいと思っていたのは総合商社だった。説明会に行ってみて、とある商社に惹かれたのだ。ほかの総合商社に比べて「オレがやってやるぞ!!」みたいな社員の人が多かった。

 三菱商事は、政府の高官みたいなキャラの人が多くて、三井物産スマートイケメンキャラが多かった。伊藤忠商事は、頭を鈍器で殴られても生きていそうな人が多かった(生命力があるという意味)。そんな記憶がある。

 その春までには、俺とキャプテン君はmixi上でマイミクになっていた。お互いの日記コメントをした繋がりがあって、サッカー友達ということで俺から申請をしたっけ。いや、もう正直覚えてないけど。とにかく、俺とキャプテン君はmixi友達になった。

 キャプテン君のmixi日記はすごかった。俺も、彼もサッカーのことを綴った日記が多かったが、彼の場合はなんというか、思考レベルが違った。普通に大学サッカーをやってるヤツが、一生懸命サッカーのことを考えているのだとしたら、彼の場合もっとずっと、『上の視点からサッカーのものを見詰めていた。

 例えば、同志社大学サッカー部は、今でも大学単位ブログ更新し続けている。各選手自分生活サッカーに関する考えを書き綴っていく。

アメブロ catch the world

https://ameblo.jp/duscblog/

 ここにある後輩達の日記は、読む価値がある。若いながらも自分なりに考えて学生生活を過ごしている。

 当時のキャプテン君のmixi日記は、この内容をはるかに上回っていた。日記のものは、すでにこの世にデータはないが、当時の俺個人日記に断片的なメモがある。

 当時、キャプテン君はこんなことを日記に書いていた。ほぼサッカーのことだ。本当は繋がりのある文章なのだが、断片化しているので意図がわかりにくいかもしれない。



集団というものは常に問題に直面してる。人が寄っている以上は必ず争いが生まれる。価値観の違いとか、追求する目標の度合いとか、相手への要求基準とか、争いの種は無数にある。それでも同じ集団として、組織として「仲間」を自称して日々共に暮らしている。

自分らは、全員で一丸となって目標邁進するために集まったはず。でも、いつからか、別の方向を向いている人たちをひとつ目標に進ませることに奔走してる。組織とは難しい。

組織には、絶対に衝突や背信生まれる。リーダーには、それをまとめる人間としての自覚がいる。自分がやらなければならないという責任感が。自分には実力が足りないといって何もしないのは卑怯だ。逃げだ。後輩には、早くこのことに気付いてほしい。

理想を語って、現実に不平不満をこぼし続けるのは簡単問題を黙って見過ごすのも楽だけど、人間が腐っていく。

・オレは現状を変えたいと思った。現状を変えるにはかなりの労力がいる。俺はあの時、みんなに不快なことを言ったけど、妥協してほしくないからあえて言った。

・言いたいことを言い合えない集団未来はないんやで。お互いに機嫌を伺って本音を出せないとしたら、自分らの関係は友人ですらない。本当の仲間って、暑苦しくて、うっとうしくて、そして清々しい。

・ぶつかっても、嫌われてもかまわない。まだ間にあう。オレ達はここから勝負だ。残された時間を考えると、今は悩みながらでも正しいと信じることを貫くしかないよな!

ぶつかっても、嫌われてもかまわない。何年か経った時に俺の伝えたかった真意理解してくれれば、それはそれで素晴らしい。

・愚直にやることは本当に重要やで。ひたむきにやらない人間に付いていく気にはなれん。

・結果を出すことは、集団をまとめるための必要条件であっても、十分条件にはならん。サッカー試合に出れない人の方が多いんやし、俺達のチーム!!って愛情をみんなが持てるチーム作りをしないと。勝って喜んでいるのはレギュラーだけってことにもなりかねない。今の俺には難しい。

・好む好まざるに関わらず、人には立場が与えられ、それに見合った働きが要求される。自分には難しい、できないかもしれないと言ってるヒマがあるなら必死勉強しなきゃいけないし、責任を負える人間にならんとな。

・今のチームには、勝ちたいという執念を見せるヤツや、自分を演じてでもチームのために尽くそうとする人間が少なすぎる。たしか個人個人は頑張ってるけど、みんなそこ止まりなんよな。他人に対して意見を言おうとせん。勝ちたいなら叫ばなきゃいけない場面もあるのに。だから俺は三年に怒ったんや。なに自分のことだけ頑張ってんねんと。自分らの代やったらそれ相応に振る舞えと。

他人言及することは、自分へのハードルも上げることにもなる。言ったからには自分もやらなきゃいけない。そんな風に、自分を追い込んで成長していかんと。

・時には集団のために自分を演じる必要がある。嫌われ役でも買ってでよう。自分大事にしすぎるあまり、みんな守りに入ってもうてる気がする。

自分のことだけに集中して動くのは本当に楽。でも、それなら今の場所にいる意味はないからね。引退までに、俺らの4年間を後輩に叩き込もうと思う。そうやってチームの魂は引き継がれていくものなんやで。



 上の日記は、なんJ民が書いたものではない。日記を書いたのは、当時21歳の大学生だ。一般的学生とはレベルが違う。社会人の域に達している。キャプテン君が反則で退場処分になったサッカー試合を見た時は只者じゃないと思ったが、ここまでとは思わなかった。

 実際、彼はいい奴だった。対面で話したことは数回しかないけど、でも確実にいい奴だった。熱い闘志が漲っていて、爽やかな笑顔が眩しい。それでいて面白いことも言える。ずるい。

 就職活動に話を戻す。必死エントリーシートを磨いて、SPI勉強をして、面接対策をして、総合商社の一次試験突破した。二次試験グループ面接も通って、いよいよ三次になった。

 会場は、晴海トリトンスクエアという海が綺麗な高層ビルだった。会場には、当たり前のようにキャプテン君がいた。緊張している様子だったから、声はかけなかった。かと思えば、ほかの志望者と一緒に雑談をしていて、さすがだなと感じた。

 面接試験の部屋の前で待っていると、自分の前に終わった人が出てきて、「頑張ってください」って言われた。「ありがとうございます」と返して部屋の前に立った。

 肝心の面接試験は、一応やりきることができた。子どもの頃からやっていたサッカーアピールもできたし、面接二名サッカーをしていたことがあったらしい。「インカレスタメンで出ました」と言ったら、「おー、うまいんだね!!」と言われた。

 面接全体だと、簡単質問もあったし難しい質問もあった。覚えてる限りだと、

□なぜ総合商社を志望するのか、その中でもなぜ住友商事を?

集団の中でどのような役割を果たすか

卒業までをどう過ごしたい

総合商社で叶えたいことは何か

□今後の人生目標

あなたにとって「仕事」とは何?

□弊社の弱点を教えて

仕事ができない人や嫌いな人が職場にいた時にどうする?

 こんなところか。ゆっくり落ち着いて答えていった。こういう時、サッカーをやっていてよかった。緊張はするけど、それが心地いい。失敗してもいい、飛び込んでもいいやって思えた。よい意味で、周りが見えなくなる。

 時間というものの退屈さを感じない。これは採用試験なのだという不安も忘れて、不採用がありうるという事実すら忘れてしまって、どんな恐れすらも感じなくなる。面接、という世界に全身全霊で移り棲んでしまたからだ。

 面接が終わった後は、さっきの自分と同じく、面接試験の部屋の前で待っている人がいた。俺は、ちょっと迷ったけど、「頑張ってください」って言った。その人は、「ありがとう。行ってきます」と返して面接室の前に移動した。

 それから普通に社屋を出て、ちょっとその辺でご飯を食べて、夜行バスが来るまで街を歩き回って、バスが来る頃にはすっかり疲れ果てていた。

 続き

 https://anond.hatelabo.jp/20230526212236

2023-05-09

裁判所は、一審は主張の1割程度を認めるが訴えの利益がないと言って棄却し、高裁は2割位は認めるが証拠不十分で棄却する

こうして行政機関裁判所と金業界日本円流通をほぼ支配し、企業は利子と税金を吸い取られて円を拝むこともできず国外投資もできない

雇用不安定になり自殺率は上昇するが生活保護頼り

不景気の原因は原因者以外は誰も理解していない

  

そして彼らは上場を外れる恐怖で粉飾決算をし株価操作邁進するのだった

2023-05-04

anond:20230504132649

働き蟻みたいに群れの子扶養する専用の女性もいたりするのかも。

独身保育士業に邁進するような直接扶養のほかに、JTCでむっちゃ税金納めて子ども手当てに回してもらったり。

2023-03-09

anond:20230309024452

根が抗争ヤンキーなんじゃね

まともじゃねえと思ってるやつらに親でも殺された、いやガンつけられた、いやそんなことですらなく、鼻を明かさせされたことを根にもってるんだよ

要するにエンジョイしてる奴らに自慢げにされた、エンジョイしてない事でもってつまらん奴だと嘲笑された、くらいのことで敵認定して異常者のレッテルを貼るほど憎んでしま獰猛な狼()なんだよ

一般人のフリしててもこういう抗争ヤンキー精神抱えてる人結構いるんだよな、反骨こじらせて袈裟を憎むことに邁進するタイプ

から匿名ヘイトをばら撒くようになるわけよ

2023-01-31

産休育休下支えするの疲れた

本人たちは悪くない。でも、ここ数年毎年のように産休・育休・時短復帰が続いて疲れた

 

ある部署管理職なんだけど、半分くらいがこの制度使ってるの。

中には、権利を主張し過ぎたり、大手の福利福利厚生を持ち出して周囲と衝突して異動してきたのもいる。

うちの部署では、うまくなだめすかしたりするので、管理職が大変な目に遭ってるのは知ってるけど、まあまあ、うまくやっているように見えるらしい。

まあ、自分希望100%叶えられないと泣くのはどうにかして欲しいけどな。

旦那さんが忙しいから、それを加味して大目に見てくれって無理だよ。気持ちはわかるけど程度があるよ。そういうのは旦那さんと相談して、余りまくっている有休看護休暇を使ってどうにかしてよ。泣きたいのはこっちだよ。

 

本来管理職としてやらなきゃいけない業務もあるんだけど、全然手が回らない。

完全に業務過多に陥ってるけど、それを理解しようとしない会社功労者から、ことあるごとに「業務進行が悪い。責任感がない」と嫌味を言われ、その度に言い合いになる。

だってスケジュール修正するの嫌だよ。前の部署にいた時は、そんな事をしなくても予定通り仕事終わってたんだから

 

自分プレイヤーとしても100%に近い仕事量があるし、管理職として部下の相談仕事のチェックバックもする。

人事上の問題会社側と協議して文書作成している事もあるし、スタッフの申し出を100%叶えられない時は、相手が納得するまで説明する(最高で4時間かかった事がある)。

から、ここ数年は早朝から仕事している事が多い。

時短スタッフ時間の限りがあるので、彼女らが出勤する頃に作業に入れるよう、成果物のチェックをして指示書作成する。だからプレイヤーとしての自分仕事は後回しで、やっと業務に入れると思ったら、19時回ってるのもザラ。

 

なんかさー管理職つかれちゃったよ。

 

そもそも管理職になりたくなかったけど、業務管理職役職非管理職状態が続いてた。

2回ほど昇格拒否したんだけど、業務は変わらないから、役職定年の事も考えてしぶしぶ管理職になった。

そしたらさー産休・育休・時短をいっぱいぶち込まれた。

 

必要以上に権利を主張するような難しいのが固まっているから、人事も気にしてるみたいなんだけど、「産休・育休取得率100%」って全部うちの配下やん。

 

時短どころか、ヒラ社員は全員残業0なのに、なんで私だけ毎回60時間超えてるのさw

 

から、この年末も少し多く休みが欲しかった。有給も消化できてなかったし。

でも、部長から言われたさ。

「年明けだから管理職決済が必要になると思う。あなたの代わりに決済できる人を立てて。そしたら有給使っていいよ」

 

いねえよ。

私の代わりに決済できる同役職者、部署内にいねーのオメエが一番知ってるだろうが!

決済者は最低2必要なのに、私か部長欠けたら、そこで決済止まるもんな。そんな制度にしてる会社問題じゃないか(怒)

ヒラ社員なら理由なく有給取れるのに、管理職ダメなんだってさ(苦笑)

 

自分はさー就職氷河期世代で、結婚していないし子供もいないんだ。

結婚子供を得る事にも、強い希望がなかったので良かったと思っているが、もし、そういう願望強かったらすげえ悲劇だなって思ってる。

20〜30代前半、2回くらい結婚しそうな気配はあったけど、仕事忙しくてそれどころじゃなかった。

いつクビになるか分からいから、自分の頭上に屋根を置いておくには、死ぬほど仕事邁進するしかなかった。

まあ、一番大きいのは、結婚への勢いが足りなかっただけなんだろうけどさ。

 

世の中的には、子供を産み育てなかった事でお荷物のように言われるようになるんだろうけど、産休・育休・時短の下支えして、子育て支援に使われる税金も納めてるのに、ひどい言われ方されるなあって思っている。

 

数年前に病気で手術もしたんだけど、入院前日は深夜まで仕事していたし、大きな手術じゃなかったけど、術後2日目に仕事復帰せざるを得なかった。仕事めちゃくちゃ溜まっていたよw

妊婦大事にされるけど、病気で手術はまったく大事にされないなと思ったよ。

まあ、代わりはいくらでもいるからだろうな。

 

管理職って叩かれる事多いけどさ、いつも部下が被害者とは限らない。

今はコンプライアンス遵守で回っている会社が多いから、部下からパワハラとも取れる失礼な物言いされても我慢しなきゃならない。

からは「気持ちはわかるが、管理職から耐えてくれ」って言われる。耐える事を強要するなら、その分の見舞金が欲しいわ。

 

自分20〜30代の頃って、パワハラセクハラが横行していて、振り落とされた方が悪いみたいな風潮だったけど、変われば変わるもんだなって思う。

で、変わった結果、若い頃は上からやられて、中年になったら下からやられるので、ソンな役回りだと思うよ。

 

あー。本当に疲れた

2022-12-03

フェミニストにはなれません

私はフェミニズムに疎外されていると感じる。

元々は女だからという理由大学の進学費も用意されおらず、それに怒りを感じながらバイト代奨学金国立大卒業した。

でも、堂々としたフェミニストになれない。

なぜなら、大学在学中からメンタルを壊し、なんとか卒業はしたもの就職はできず、その後もろくに働けず貧しい生活を送っていたのを、大学で知り合った男性相談したら交際結婚まで話が進み、今は夫の庇護のもと専業主婦をやっているからだ。

バリバリキャリアを積んで女権拡大運動に邁進するフェミニストからすると、私みたいな人間フェミニズムは似合わないと思うだろう。

私なんかからすると、フェミニズムエリート女性マッチョイズムではないかと感じる。

でも、私は今更そんなマッチョ女性になれない。

からフェミニストにはなれません。

2022-11-24

美容整形してSNSマッチングアプリで女(全員熟女)漁ってヤリまくってた過去がある

俺もう思春期から25歳の今に至るまで頭おかしくなるくらい熟女好きなのよ(今冷静に考えてみると陰キャ非モテってティーンエイジャーの頃から筋金入りの熟女大好きの奴めっちゃ多い気がする)。

おまけにNTRモノ大好きという典型的こじらせ非モテから、そりゃ整形成功したらめちゃくちゃSEX邁進するよね。

でも当然、NTRこじらせているから、

「(イケてるからモテてきた感が出まくり熟女」とか「(イケてる男が舌なめずりするような)良い女」なんて最初からターゲッティングしない。

美魔女とか元CA感あるような熟女ね。

そういうのは本当に欲求対象じゃなかった。

から俺は、たとえば若い男が

「無理無理無理無理!!!!おばさんじゃん!!!金貰ってもヤレない!!!!!無理!!!!!」

みたいに異性として見ないであろういわゆる普通のオバさんばかり狙ってた。

もうどっぷり家庭に入っちゃってるようなそこらへんの40~50歳くらいのオバさんね。

近所で「やだもう~w」みたいに口に手を当てて井戸端会議してそうなオバさん。

そういう人がチャットアプリのやり取りの時点で性交を了承して、

リアルに会って数分で本当にそのままホテルに入って行ってくれるのが俺のNTR脳にドカンときて最高に興奮した。

全然そういうことしなさそうなのに!!!!」って。

彼女らは俺がターゲッティングした類の熟女だけあって、

いざホテルでヤルって段になっても妖艶な感じに化けたり、ムード作ったりなんてことは全くなく、

パンツの上からケタケタ笑って勃起チンコさすりながら

「なんでもう勃ってるの~~~~?w」

とか

ニッタニタ笑いながら

「ん~~~。食べちゃう♪」

みたいに亀頭を口にくわえたり。

なんかもう一挙一動がババくさくて、女より家庭人って感じがして物凄く興奮した。




……なんだけど、今までで一番興奮したのはあるおばさんとしてるときのやり取り。

生で突きながら、

「ねえ、旦那さん以外と結構してるの?」

と問いかけたら

「してるわけないじゃ~ん!!」

「じゃあどうして俺としてくれたの?」

「〇〇君カッコいいからいいかな~って(笑)

イケメンからなの?w」

イケメンきじゃない女なんていな~い♪若くてイケメンじゃないとイヤよ~♡」

これが今までで一番興奮した。




「(仮に俺が整形してなかったら絶対セックスしてくれなかったんだこのオバサ!!!

「『私ただのおばさんだよ~?』とか言いながらも既婚なのにすんなり生SEXさせてくれてるのは整形後の俺がイケメンからなんだ!!!

「この人は若いイケメン大好きなんだ!!!!(≒若いブサイクなぞ歯牙にもかけない)」



そう思ってNTR嗜好にビンビンと訴えかけてきてもう最高に興奮した。

この興奮を理解してもらえるだろうか?

ていうか自分最初から全部読み返してみて我ながら普通にフル勃起するくらい興奮してるんだけど、このエントリーでシコれる?

2022-10-02

どうやったら、この状況からロシアは勝てるのだろうか?

つの定義をどうすればいいのかもよくわからないが。

併合エリアロシア管理する形で停戦状態を結ぶことを勝利とするべきか?

 

となると現行のウクライナ政権が存続する限り、

そのような停戦は難しいかもしれない。

戦争がこのまま数年間続いてウクライナが疲れ果て 

なおかつロシア併合地域軍事的に維持できていれば

可能性はあるが。

しかし、果たしてロシア戦争続けることができるのだろうか?

 

かといって核を使えばそのまま勝利へと邁進するわけでもないだろう。

おそらくは比較被害が甚大にならない地域に示威的に一発打ち込んで

これ以上やる気なら本気でやるぞ、と脅迫するものだと思われるが、

それであっさりとウクライナ政権心が折れるかだうかだ。

 

となると首都への攻撃かになるが、

そうなるともうカオスだ。

 

実際問題、核を使った場合米国はどのような対応を取るのかの明言を避けている。

いったいどうする気なんだろう。

まさか本当にやらないだろう、

ということを尽くやっているのが今のプーチンから

核はありえないとは言えないはずなんだが。

2022-08-16

anond:20220816014148

え~アニメ二次同人誌つくりとかもほぼ研究とおなじことやるんだよ。他人の本よんで流行とか解釈を全部学んだうえでオレはこう思うをちゃん理解できる形にして出すことが研究からね。

まりは好きなことを表現お金にかえて邁進する技術が「研究」なんだよ。

そんでざっくり好きな広いジャンルのなかで、他に誰もやってないけどあまり拾われてない分野から課題をみつける、これが大学教授のやってる研究であり、勝ち筋。

まらん、大学生は他にやりたいことがたくさんある、っつってもたいしたことじゃないだろ。オフパコとか。そんなん、あまった時間でいいだろ。

同人誌即売会イベント学会

ダウンロード同人誌論文

大手論文読んでない奴とっぴょうしもなさすぎてよほど上手く表現しないと設定そのものから理解されない。

で、卒業論文すら書く気のない現時点のおまえはこいつにも劣ってるてわけ。https://note.com/disonazy/n/nf97b688587b8

2022-08-13

anond:20220813124722

娘を持つ父親ってなんか「子煩悩過保護で娘ちゃんが可愛くて仕方ない俺」を演じたがるのよく見る

そりゃ現代ではそれが最も「正しい」スタイルとされているからなあ。

そういうタイプ昭和に生きてたら「家族なんか顧みず仕事邁進する俺」をアピールしてたと思う。

2022-07-10

安倍晋三の死去に伴って英語圏Twitterで流布されるヘイトスピーチたち

安倍晋三という人は、右派ナショナリスト傾向のある政治家で、慰安婦問題などで歴史修正主義的な見解を述べることも多々あったというのは結構知られた事実ではある。

そのため、アメリカなどの社会正義の実現に邁進する人たちから安倍晋三トランプに次ぐ悪の政治家と見做されていたらしい。

そのため、今回の暗殺を受けて、この手の人々が英語で有る事無い事書いて暗殺を歓迎するかような発言たちが結構バズっていて、ダイバーシティとか気にして日頃うるさいGAFA社員とかも嬉々としてRTしたりfavしている。

たとえばこんな感じ。

他にも、『慰安婦問題に取り組んだ偉大な首相日本は失いました。身の回り女性を"慰めて"あげましょう』みたいな下劣tweetも多々あった。

まんまヘイトスピーチなんだよね。

アジアンヘイトへの批判とかどこに行ったのだろうか。

安倍晋三という政治家毀誉褒貶が激しいところではあるのは事実だし、その功績は公人として功罪ともに正当に評価されるべきだ。それは間違いない。

けれども、他国の、公正な選挙の末に選出された政治家暗殺を、死去の直後からオモチャにして揶揄するなんて一切モラルがなくてあんまりだ。

2022-06-26

私たち根本的には闘争する存在である

それは何故かと言えば生命歴史の中で直接的な意味でも間接的な意味でも闘争によって自然淘汰の圧から生き延びてきたのが地球上に存在する全生命デフォルトからだ。

根本的に闘争をする存在でなければならないしその闘争に生き残らなければ現世まで続く生命種としてありえないかである

生命としての活動をするの次ぐらいに生命定義として闘争することは前提条件となっていることなである

そういった前提条件は深く我々の中に本能として影響を及ぼしている。

すなわち敵を見つけることとその敵を滅ぼすことを業として背負っているのが我々である

しかし、ここで異常状態が発生する。

我々人類頭脳を発達させるというチートによって人類発生からしばらくすると「敵」をほぼ制圧してしまったのだ。

その結果、我々は闘争必要性というものを失ってしまった。

だが必要性がなくなったからといってすぐに闘争本能が消えるわけではない。

我々は依然として豊富闘争本能を消費するべく直接的な意味でも比喩的意味でも闘争を求めるあまり存在するわけもない敵を創造しその敵をぶち殺すべく今日邁進するである

そういう状況であるからコミニティの敵のようなものが出現したときには嬉々として闘争へと馳せ参じるわけである

これは昨今の国際情勢を見てもらえば容易に納得できることだと思う。

そして海外に目を向けなくても我々自身、いや私自身が常に人生における直接的あるいは間接的もしくは比喩的闘争を求め続けているのは言うまでもない。

からこそ。

闘うことは止めなければならない。

居もしない敵をつくりあげて闘争することはやめなければならない。

そしてチンチンを舐めてと言ったらすぐに舐めれる人間になって欲しい。

フェラはしない、とかそういう意識高いのは人が闘争を求めるがゆえの本能なのです。

わかってください。そして世界平和を…。

2022-06-06

松本杏奈別に炎上してなくね?

なんつっても本人ちょっと前までは未成年だった奴だぞ。

批判するにしても相当言葉を選んでいる。

炎上しているとしたらそこら辺の「~だから心配だ」とか「~だから学業邁進するべき」とか

そういう穏便なコメント炎上カウントしてるんじゃないか

まり本人サイドはあえて「炎上している」「誹謗中傷を受けている」というポジションを求めているわけで、

まだマーケティング続行中ということだよね。

2022-06-04

anond:20220604111629

Hayano そして、人口減少が進み、内需ではビジネスが成り立たなくなり、外国企業との熾烈な戦いに身を投じる羽目となる。モンスターとか思っているお前にも影響は生じるのだ。愚かなダニよ。

こういう感じの経済的理由を語るなら、子供を何人か産んで子育てはテキトーにやって手間を掛けず仕事邁進するのが正しいという結論になる。

子供一人に手をかけまくるなんてのは国の経済的にはどう考えても無駄しかない。

2022-05-02

アニメーションを作る仕事をしていた【前編】

プリキュア」「ワンピース」など、東映アニメーション4作品の通常放送再開が発表 「お待たせをして申し訳ございません」

https://animeanime.jp/article/2022/04/06/68680.html

約十年前、曇りだったあの日新卒で入った会社人材営業をする日々に疲弊していた頃、新宿駅構内で、あるエンタメ企業求人ポスターを見かけた。

アニメを作る仕事したことはなかったが、興味を感じて応募したところ、あれよあれよという間に内定をいただいた。役員面接パスだった。

それからの私は、『アニメを作る仕事』に邁進する日々を過ごすことになる。長い時間だった。毎日が修業だった。

数年前、無理がたたって病院送りになった。心も体も限界だったのだ。大したレベルではないが後遺症も残った。退院後も結局、心身の調子回復しなかった。

それで、退職を申し出て、東京から遠く離れた田舎に帰った(のんのんびより聖地が近くにある)。今はお堅い仕事に就いている。

十分な時間が過ぎた。そろそろ、当時を振り返ってもよいのではないかあの日々への整理を付けられるはずだ。今からエンタメ企業アニメ部門で○年の時を過ごした男の話をする。

この記事で述べたいのは、シンプルに2点(5/4 以前はシンプリーでした。ブクマでご指摘いただきありがとうございます)。エンターテイメント業界で働いて面白かったことと、つまらなかったことだ。直情的に言うと、『心と体の奥底から感動できたこと』と、『エンタメ業界のほの暗いところ(要するに、こいつらマジでクソだなと思ったこと)』だ。どちらもけっこうな数がある。

それでは、さっそく説明していく。



― 心と体の奥底から感動できたこと ―

子どもの頃はアニメが好きだった。一番ハマったのは、『魔法陣グルグル』だった気がする。衛星放送では『白鯨伝説』やCLAMP作品を見ていた。

だが、小学校生活の終わり頃から学習塾に通うようになり、夕方以降にやっているアニメを見れなくなった。中学勉強漬けの日々を過ごしていた私は、いつの間にやらアニメのことを一切忘れてしまった。

中学時代も、高校時代も、大学時代もそうだった。変わらない。

いや、違う。大学の時は、深夜にやっているアニメをたまに見ていた。「コードギアス」「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」「蟲師」「夏目友人帳」あたりは確実に見ていた。

人材営業会社で働くようになってからは、金曜日の深夜に自宅に帰った時、疲れ切った頭でテレビを点けて「こんなアニメあったっけ」と、ボンヤリした気分で視聴することがあった。

私はたぶん、アニメが好きだったんだろう。なぜ見なくなったのかと言えば、十分楽しめるだけの精神的余裕がなかったからだ。ならばいっそ、見ない方がいい。中途半端に楽しむのは嫌だ。中学生になった時も、そんな動機アニメを一切見なくなったのだ。きっと。

そんな私が、アニメーション作品などを作る会社(以下「弊社」という。)に入社した後は、これまたどっぷりと『世界』に浸かることになった。入社から退職まで人事異動はなく、ずっとアニメ製作部門だった。

最初の頃は、アニメ雑誌のインタビュー記事に出るようなプロデューサーその他の足もとで働いた。雑用はもちろんのこと、小さい企画を考案したり、経理その他の事務や、各関係者とのスケジュール調整などを担っていた。ホワイトカラーに毛が生えたような業務内容だ。

ところで、人生で一番最初に携わったアニメは、某少女コミックでそこそこ人気を博した作品だった。タイトルは言わないが、雰囲気は『隣の怪物くん』に似ている。私が入社する半年から企画が始まっており、当初の担当者から引継ぎを受けた。携わったといっても、スタッフロール名前が載るわけでもない端役としてだが。実際、大したことはしなかった。やはりホワイトカラーの枠内に納まる仕事だ。

しかし、これは実際に私の世界を拡げてくれた。方々の兵が集まる企画会議に、必要とあらば関係各所を訪問して説得交渉にあたり、お金の雲行きが怪しくなればどうにかやり繰りをする(ダメなら追加出資企画削減)。ごく稀に、スタジオ等の収録現場では声優の本気と、半面その悲哀を目の当たりにし(ここらへんは後述)、成功した作品打ち上げ会では、自分達が作った数字を眺めて溜飲を下げる。

長い月日が経って、エンタメ業界に慣れてきた頃だと、新作の立ち上げに、利害関係者間の調整(交渉)に、プロジェクト全体の損益見通しの皮算用に、イベント企画運営に、ホームページ管理に……とにかく、アニメを見ない日はなかった。

面白かったのは、いろんな業界の人に会えることだ。クリエイターには当然会えるし、経営者にも会えるし、事務屋とも話をするし、現場労働で身を焦がす人も間近で観られる。特に印象に残っているのは、漫画家声優だ。アニメーターとは、あまり交流の機会がなかった……。

とあるアニメ原作者が一番印象に残っている。つまり作品の神だ。例の人と呼ばせていただく。

例の人は、ほかの漫画家とは一線を画していた。私がいっぱしに携わったと公言できるアニメは計20本近くになるのだが、その半数は漫画原作である。私達は、最低でも一度は彼ら彼女ら(作品の神)の姿を拝むことになる。機会は少ないが。

原作シナリオを変える時には事前に伺いを立てるし(ex.某鬼狩りアニメ敵役台詞である「禍福は糾える縄の如しだろ~」は改変が検討されたらしい。彼が難しい言葉を知っている境遇ではないため)、重要放送回だと制作現場に来てもらうし、打ち上げその他のパーティーがあれば楽しんでもらえるように最大限配慮する。

自作アニメ化されるレベル漫画家小説家というのは、揃いも揃って個性派だ。めちゃくちゃに大騒ぎをする人もいれば、ひたすら黙って沈思黙考の人もいれば、なんかもう色々とはっちゃける人もいれば、欲望丸出しで悪い意味子どもみたいな人もいれば、一般企業でも通用しそうな思考や行動の持ち主もいる。

例の人は、漫画家として優れているだけでなく、人格も見識も申し分なかった。落ち着いた性格で、人柄がよくて、教養もあった。話のやり取りすべてが学びに繋がり、励みになった。初めて会った時の吾峠呼世晴さんは、とにかく、これまで出会った数多の創造者の中で抜きん出ていた。

普通ラスボス人格根底太平洋戦争末期の日本の政治指導者所謂ファシスト)に置くなど、誰が考えつくだろうか。私は、鬼舞辻無惨の例の粛清の場面を読んだ時、丸山真男の「現代政治思想と行動」が真っ先に頭に浮かんだ。あの時、脳に痺れを感じたのを覚えている。

この類の書物を読んで、無惨様のキャラクターを作ったのは間違いないのだ。自らを善とするためであれば、どんな言辞をも取り入れ、どんな諫言も亡きものにする。

例として、あの粛清の時に魘夢が助かったのは、「無惨様を肯定たから」だ。「下弦の鬼を解体する」というトップが決めた戦略方針が、たったの一言撤回された――常なる無謬性がファシズムの基本である

あの時、「無惨様のキャラ付け旧日本軍意識したのですか」と聞いておけばよかった。残りの人生で聞くことができる機会は二度とない。無念だ。

 しかも彼等はみな、何物か見えざる力に駆り立てられ、失敗の恐しさにわななきながら目をつぶって突き進んだのである。彼等は戦争を欲したかといえば然りであり、彼等は戦争を避けようとしたかといえばこれまた然りということになる。戦争を欲したにも拘らず戦争を避けようとし、戦争を避けようとしたにも拘らず戦争の道を敢て選んだのが事の実相であった。政治権力のあらゆる非計画性と非組織性にも拘らずそれはまぎれもなく戦争へと方向づけられていた。

新装版〕現代政治思想と行動 (2006)丸山真男 P.91~P.92



エンタメ業界のほの暗いところ ―

この業界で働いていて、「この感じ、苦手だな」「マジでクソだな」と感じたことは当然ある。字数関係もあるが、何点かに分けて述べていく。声優の悲哀とか、人間嫉妬やねたみの話になる。

TVアニメCUE!」 [Amazon prime video]

https://www.amazon.co.jp/dp/B09PNVWC8S

声優アニメ。一応付言するが、私が携わった作品ではない。

まだ新人だった頃、先輩(兼上司)に連れられて現場を見ることがあった。現場というのは、アニメ制作会社とか、編集スタジオとか、音声の収録現場などだ。

そのためだけに現場に行くのではなく、何かの機会のついでに現場作業見学を申し出るのだ。それで、不思議に思って聞いたことがある。

「(私達は)技術的なことはわからないのに、どうして現場に行くんですか?」

と。それに対して、彼はこう言っていたはずだ。

「確かにからない。仮に、目の前で手抜きをされたとしても見抜けないだろう。でも、企画である俺達が現場に行くことで、『あなた仕事を見ている』というメッセージを伝えることができる。俺達はこの作品に熱をもっていて、いいコンテンツを作れる未来を目指してる。そういう想いを行動で伝えるんだ」

みたいな回答だった。

これは今の私が大事にしていることでもある。要は、発注側が受注側の実仕事をどこまで見るべきかという話だ。今現在の私は、受注側の失敗が社会的に許されない類の仕事をしている。転職後に大きな失敗をしでかさなかったのは、あの先輩のお陰だ。

さて。私が二十代後半の頃だ。例の先輩と一緒に、声優がいる収録現場に初めて音連れたのは。スタジオに入ってしばらく進むと、小ホールみたいな広い空間座椅子が並んでいる待合スペース。十数人はいた。ほぼ声優マネージャー)に出た。その奥に、マイクが並んでいる部屋が映った。木目調で温もりを感じる、しっとりとした空間なのだが、当時の私に予想できるはずもなく。カラオケみたいだなー、とテキトー想念していた。

私と先輩が小ホールに入るなり、セミフォーマル恰好の何人かが寄ってきて、隣にいる先輩に挨拶していた。私も混ぜてもらい、名刺を交換した。

雑談が終わって斜め後ろを振り向くと、女の子と淑女が1人ずつ、あとは男の子が1人、まごつくように並んで私を見ていた――人生で初めて見た声優だった。後で知ったが、攻めのある挨拶活動で知られる声優事務所だった。

ひとりずつ私達の前に出てきて、「~~と申します。(簡単自己紹介よろしくお願いいたします!」と、ハキハキした声でアピールをやってのけた。そのうちの淑女は、私の着ていた衣服お気に入りのやつ)と指輪を褒めるとともに、香水をつけていることを見抜いた(やるな……と感じた)。男の子は謎の一発ギャグを仕掛けてきたのを覚えている。

※かなり昔のことだが、内容は一応伏せる。当日記では、声優個人名前を出すことはない。

私も「よろしくお願いします」と返したものの、微妙な気分になった。たとえ私がどれだけ昇進しようと、彼女たちのキャスティングに関わる可能性は皆無だからだ。まったくゼロではないが……。

例えば、アナウンサーになりたい女子大生は、いろんなイベントコンパニオンとして参加することで武者修行をするわけだろう。それらのイベントでは、今後関わり合いになる人だろうと、これっきりの人だろうと、あの子達は全力で挨拶活動をしていた。熱意は感じるのだが、やはり私には引っかかるものがある。

こんなことを思っている時点で、私はそういう職業には縁がないのかもしれない。今、私は『効率』という観点で物を考えた。あの声優の子が私に挨拶をしても報われる可能性はないのに、と考えた。夢中になっている人間効率のことは考えない。やれることをすべてやる。それだけだ。

かに心をとらえられ、たちまち熱中してしまうのは、謎にみちた不思議なことだが、それは子どももおとなと変わらない。そういう情熱のとりこになってしまった者にはどうしてなのか説明することができないし、そういう経験したことのない者には理解することができない。山の頂を征服することに命を賭ける者がいるが、なぜそんなことをするのか、だれ一人、その当人さえもほんとうに説明することはできないものだ。

はてしない物語(1982) 上田 真而子 (翻訳), 佐藤 真理子 (翻訳), Michael Ende (原著) P.17



の子達は本気だった。報われようが報われまいが、声優として活躍すると決めたからには、生き残るために何でもやる。上でURLを貼ったアマゾンのレビューにもあるが、声優は堅気の仕事ではない。勝った負けたで全部決まる。精一杯頑張っても生き残れる保証はない。選ばれた者だけが生き残る――余談だが、あの時の淑女と男の子は今でも活躍している。女の子はだめだった。

さて。淑女と男の子は、実力があるうえに、礼儀正しく、サービス精神豊富だった。それが生き残った理由だ。しかし、声優全般が行う営業活動には後ろ暗いものも当然ある。5ちゃんねるとかで、たまにアニメ業界出身者がスレッドを立てて降臨することがあるだろう。

それで、やり取りの中で、誰かが「枕営業ってあるの?」と質問をする。スレ主は「そんなのないよ」「聞いたことない」と応えるのが定番だ。

これは、私個人日記だ。この際だからはっきり言う。枕営業をしている声優はいるし、やらさせている声優もいる。重要フォローをさせてもらうが、芸能界の表舞台――ひとつ契約で何百万もの金が動く――に比べれば圧倒的に数は少ない。声優関係のギャラというのは、例えば女性タレントが出るCM撮影や、青年誌グラビアや、全国各所での公演活動と比べても相当に廉価だ。1回の収録につき数万円以内で呼べてしまう。表舞台に比べると利権は少ない。

それでも、そういうことはある。パターン簡単に分けて2つ。いっぱしの声優になりたい、もしくは声優であり続けたい者が、キャスティング権がありそうな人に近づいて配役を得ようとする。

スタジオでの雑談や、小さい贈り物や、二人きりでの食事くらいで留めておけばいいものを、一線を超えてしま場合もある。私が30才を過ぎた頃、例の収録現場で、声優に「よかったらご飯行きましょう」などと声をかけられたことがある(最終的な内訳:男性が2人、女性が5人)。

その際、はっきりと「ごめんね。私にキャスティング権はないんだ」と答えた場合、彼ら彼女らを傷つけてしま可能性が高い。いや、はっきりいって『侮辱である。なので断り方が難しかった。「帰って社内会議があるので」みたいな返答をしていた。

これはまだいい。声優個人or事務所の意思問題だ。「あの役がほしい」とどうしても思っていて、そのためなら何でもやるという覚悟責任さえあれば、枕営業は罪ではないと私個人は感じる。「この業界は堅気じゃない」とはそういうことだ。

追記)正直に言うと、私の妻が声優だった頃に食事に行ったことがある。私から誘ったので上の内訳には入れていない。



以上、「この感じ、苦手だな」と思ったことを述べた。以下に語るのは「マジでクソだな」と思ったことになる。すなわち、個人が望んでいる保証のない枕営業のことだ。アニメ業界に限ったことではなく、エンタメ業界には先日話題になった映画監督のような『畜生』が何人もいる。結果を出している人間の一部がやりたい放題やっているのだ。

まだエンタメ業界にいた頃、そんな人間に捕まったと思われる(主に女性声優の話を聞くたびに胸が痛くなった。このような話題が、どうして私などの塵芥の耳に届いているのか……? そう考えると、さらに心が抉られる思いがした。

おそらくは、やった本人または関係者面白がって吹聴している。私のところまで噂が届くということは、そういうことだ。いろんな声優の姿が脳裏をよぎった。「あの子大丈夫だろうか」といらぬ心配をしてしまうほど、当時の私には『噂』がグッサリと刺さった。

さて。エンタメ業界に恩があるのも事実だ。下種な話題はこれくらいに留めておこう。気が付けば字数がない。前後に分けることにする。

【後編】

https://anond.hatelabo.jp/20220502223252

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