はてなキーワード: 思い当たるとは
炎上PJに火消し隊長として消火→鎮火を繰り返し、ようやく安定稼働し始めたところだった。
自分に何か手落ちがあったか、と振り返っても、思い当たる節もなく。。。
どういうことだ?とモヤモヤしてたら
ボス「1年経ってるのに、何もできていない」
ボス「お前、栗好きだったよな?今回は火中の栗だ」
ボス「あとは、わかるな?」
俺「それ、給料あが」
ボス「わかるな?」
俺「」
コミュ障、横から口だけ、主観でしかモノ言わない、決めない、責任のなすりつけ。
WBSもなけりゃ機能要件も未決。よくわからない議論に終始し、何を決めているのか不明。
そりゃ責任転嫁転嫁転嫁。更にやっかいなのは関わるメンバーが皆、地頭が良いこと。
だからこそ、俺みたいなバカが火消しとして投入されたのかもしれん。
よーくメンバーを見てると、やったら議論をふっかけてきて、決めないわりにドヤ顔してるおっさんがいる。
そうか。こいつが元PMか。そういうことか。こいつ、なんでPM解任されたのか解ってねーな。
と思っても口にだせず「こんどPMになりましたぁーおねがいしますぅー」みたいな。
見える。
屍だらけの開発現場。
みんなの、哀れみの視線が痛い。
の元増田です。
『思い当たるフシ』というやつをリストアップして持っていこうと思います。
既に検査が明日に迫っているものの、「増田に上げる」という目的意識でも持たないといつまでも先延ばしにしそうなので……。
【現在の状況】
■普段の生活で困っていること
■あまり困っているわけではないがADHDの特性に当てはまりそうだと思うこと
こんなところでしょうか。書き連ねてみるとひっどいものですね……。
かかっている医者に自分が昔ADHDを疑われたことがあることをようやく伝えられた。
「今話してる分にはそうは見えないけどねー」とか言われつつ、
「一応検査してみる?」と聞かれたのでお願いしますと言ってみたところ、
近々何かしらの検査(臨床心理士さん相手にIQテストみたいなやつをやるっぽい)を受けられることになった。
なんか検査は、3時間ぐらいかかる上に一回で終わらないかもしれないらしい。ガッツリ系。
変に何をするか予想したり予習したりしてしまうと、検査の正確性が揺らぐかなと思ってなるべく考えないようにしているけど、
こういうスタンスで合ってるんだろうか。
初対面の人や付き合いの浅い人からは、年齢の割に落ち着いている、とみられることが多い。
余計なことを言わないように基本的に必要なとき以外黙っておくだとか、
変な挙動をして不信感を与えないようになるべくじっとしているだとか、
自分としては、「普通に見えるように」の目標として「仮想のしっかりしている人」みたいなのを想定して、
これまで10年以上訓練してきた成果だと思っている。
「しっかりした人」風の振る舞いも、かなり緊張した状態なので持続が難しかったり、
ふとしたことに全く対応できなかったりして何かと困ることがあるのだけれど、
その部分をもって「制御できてるし違うよ」とか言われてしまったらどうしよう、というのがちょっと不安。
というか、診断結果によっては、「単なる努力不足」「性格の範囲内」って判定されてしまうことになるので、
今以上に頑張って「普通」になって当然だと言われてしまったら、これ以上何をどう頑張れっていうんだ……と絶望してしまいそうでとても怖い。
最近は、年齢がかさんできた分「しっかりしている人」に求められるハードルが高くなってきて、自分のシミュレーション能力を超え始めた感じがする。
一応検査の前に診察があるらしいので、
「よくあるとされる症状のうち思い当たる節」と「実際に生活の中で困っている点」が山ほどあるので、
ズラーっと書いてプリントアウトして持って行ってみようかと思うけど、
週末、暇だなーとか思いながらごろついてる時間はあったはずなのに結局着手していない。
クギを刺すように、今治療中のパニック障害とは関係ないからねって言われたけど、
これは単にとりあえずパニック障害の治療は現状通り続けますよ、っていう意味なのかな。
もし発達障害傾向があるんだったら、二次障害的にパニック障害を発症した可能性ってそんな早々に否定できるものじゃないような気がするのだけれど。
とりあえず、大きめに一歩前進したことは間違いないと思うので、
ギョロっとした目の人が怖くて、顔がまともに見れないし話してもすぐビクってしてしまう。
相手は別に怒ってないのに、どうしても怒ってるように見えるというか、攻撃・批難されてるみたいに感じているようで、
話しているときに相手が腕を動かしたり身じろぎしたりするとビビッて反射的に飛び退ってしまったりする。何回か椅子から転げ落ちた。
会話するときは萎縮して目線が泳ぎまくるか、硬直して頭が真っ白になって息が詰まるか、変に攻撃的になったりしてしまう。
職場にダメな人が何人かいて、おそらくこちらが苦手意識を持ってることには相手も気づいていて不快な思いややり辛さを感じさせてしまっていると思う。
少し前まで直属の上司がギョロ目の人だったので面談が本当につらかった。
こういうのってどうやったら克服できるんだろう。
返信は「日記を書く」で、記事のどこかにトラックバックURLを入れておけばできるよ。
ああ、それ彼女はあなたの事べつに好きじゃなかった、もしくは好きじゃなくなったってやつじゃないかな。
あなたが自分から告白して付き合い始めたなら、最初から好きじゃなかったし、相手から告白してきて付き合い始めたなら、付き合っている間に彼女はあなたの事を好きじゃなくなった。
お互いが両思いで付き合い始めるのはレアケースなので、付き合った最初はたいていどちらかが片思い状態。
付き合いが始まった所から、思われている方もだんだん相手の事が好きになれればいいんだけど、あなた達の場合そうなれなかったのでは?
それなのに、あなたが「両思い」前提で相手に接したから、相手が重い、と感じたのかも。
そうだとすると、この経験が次に生かせるとしたら、「付き合い始めたからといって(相手も自分を好きなんだ、甘えてもいいんだ)という感覚は持たずに、(好きになってもらう努力をしている途中)という感覚をなくさない事」じゃないかな?
夜中、ふと目が覚めた。隣には親父が寝ている。
私「!?」
私(もう歳だったからな……)
御年68歳。
きっと親父は一人息子である私に最期のお別れを言いに来たのだ。
おい、何か言ってくれ。せっかく来たんだろ?
黙して語らない親父は不自然であった。
だが、親父にも増して私が不自然であった。
頭はぼんやりしているが、夢を見ているわけではない。覚醒した状態なのだ。
起きる→親父を見る→寝る→起きるを5ループくらい繰り返していた。
眠いのを我慢して無理やり起きている状態を維持し、耐え切れずに寝る。この繰り返しだ。
私(ラリっとるだけちゃうか?)
私は自分がベンゾジアゼピン系睡眠薬の濫用者である事実に思い当たる。
その夜も"適量"を服用していた。
睡魔との戦いは濫用者へ課せられた試練である。寝てしまっては酔い心地を味わえない。
親父を見ている時に襲ってくる眠気は眠剤のそれに酷似していた。
親父は幻覚だろう。
ベンゾジアゼピン系睡眠薬の忌むべき副作用に"幻覚"があるのだ。
本当はハルシオンのようなウルトラショートが眠剤遊びには向いているのだが、諸事あってロングしか手元になかったのだ。
効き目の長い眠剤ゆえ、私は5回も親父に会うことになった。
この話にオチはない。
転職サイトとは
ビズリーチ
などを指しています。
転職サイトは採用側のコストが高く、採用する側の負担となり、年収抑えられたり、○○経由は手数料高いから、だったら同じくらいの能力のAさん欲しいよねという会話は採用側でよくされます。
とくに本命企業はそもそも転職サイト経由で応募しないにしましょう。
履歴書など登録が必須な割には個人情報の扱いが雑な企業が多いです。
情報は最低限に留め、メアドも捨て垢にし、眺めるだけ。要件終わり次第退会するのが吉です。
どうしても履歴書書くのが大変なため、リクルートキャリアなどは利用してコンサルタントにチェックしてもらってもいいかもしれません。
ただしfind-job,wantedlyは良心的な料金体系のため、この2社に求人票あれば応募については、おすすめではあります。
本気で入りたい企業については採用ページから履歴書、職務経歴書を使いまわしせず、その会社用の物を作り応募がいいでしょう。
※以下追記
多くのブクマされてたので驚いた。適当にコメントされていた内容のレス。
find-job, wantedlyのステマと書かれていた
採用コストを抑えられるという点にはとても素晴らしいサービスである。
ただこのサービスについてもついでにチクチク言いたい。
この2社の共通項は多くの写真をあげられることだ。
使ったことあるかたなら何を今更感といったところだろうが下のような写真に思い当たるフシはないだろうか。
こういった写真のほうが応募者が増えるという事実もあるのだが、実態とは違った写真群が大量にあげられている場合非常に多い。
採用コストを抑えられるという利点を悪用したプロモーション目的のところも多々見受けられるのが残念である。
同じ求人を長く出している企業が結構な数いることに心当たりはないだろうか。
そこで手を降る多くの社員がすでに退職済みか宣材目的で採用された映える社員だろう。
採用側のモラルだが、多くの場合採用担当は採用予算と年間の採用人数という数字をもたされる。
採用コストが青天井と思ってる脳天気な人もいたりするが決してそんなことない。
いい人がいたらどんどん採用したいと言っても全体の人件費、採用コストがある。数多くのサイトの中ではマシな方。ただそれだけ。
彼らは紛れも無く営業である。
その上には上司がいる。
多くの場合月末締めが多いだろう
上司に数字を追われ、そのため強引に転職させようとしてくることも多い。
登録者の事などその上司からしたらエクセルで管理されるデータにすぎない。
飛び抜けたスペックがある人は別だが、並クラスの人では大きく変わってくる。
100万円の案件をとってきたAさん(転職サイト経由 年収1000万 転職サイトに支払う手数料400万)
100万円の案件をとってきたBさん (直接応募経由 年収1000万 手数料0円)
紹介ではいったAさん、直接応募してきたBさんをどう評価するだろうか。入社後もどこ経由で決まったかが往々にして給与が変わってきます。
転職を考えている人は転職サイトやヘッドハンターなど他人任せにせず
本気で入りたい企業について、履歴書、職務経歴書をその企業用のものを書き、(以前応募したものを使い回しは禁止)その企業の企業情報やネットで検索し面接時の話が膨らむようなネタを持って行き、真剣に立ち向かう。ほんとこれだけ。
中間搾取されず、多くの優秀な、はてなユーザに然るべき給与が与えられるよう切に願います。
※3/17追記
568という大量のブックマークありがとうございます。
ブックマークのコメントやtwitter,トラックバック、そこからのリンク先も含めて時間の許す限り目を通しました。
掲載ベースの求人広告商品ってほぼ効果ないし、それこそ費用対効果悪すぎ。
付き合いあるところで安くさせてもらってるのはやってる。
ほぼ社内環境アピールのためのプロモーション目的に事実上なってる。
まだ紹介だったら高い金払っただけのペイできる可能性は0ではない。
求人広告の商品のところまで突っ込んでは話が発散しすぎてそれはそれで別ネタ投下できるかな。
あらゆる立場にあった汎用的なやり方はないでしょう。
はてなを多く見ていると思われる意識の高い優秀なweb系の人で少しでも転職の成功確率あげたいのであれば、
直接採用ページから応募するか、現場の知り合いベースの紹介で応募するほうが間違いなく選考は進みやすいよ。
捨て垢で十分なので求人サービスやwebググって情報収集してその場限りでもいいので演技しきって面接に望んでほしい。
そのくらいの準備はしたほうがいい。
全く興味ないけど、エージェントに紹介されてきたっていう人多いんだよ。
全部とは言わない。
それで人によってはぶっちゃける人もいる。
などなど
そういう外面だけで整えた会社ってここ5年以内創業くらいのweb企業はすごい多い気がします。
そういうところが増えたのも社内環境をアピールする記事広告、web媒体が増えてるっていうところなんだろう。
情報収集してそういうのにだまされるなよ。
ハイ見てます。以上。で終わりなんだけど、逆に見てないところの方が心配だわ。
会社に入った後の評価とかもその人の給与とアウトプットのバランスだよね。
うちも全ては定量的な評価ではないが不公平にならないようアウトプットと給与などの調整は勧めてる。
そうじゃないところって上司の裁量で全てが決まるようなところで、それこそ悪い独裁組織長の場合終わりだよな。
飲み会でののりがいい順、声の大きい順、美人順、スタイル良い順とかで良い案件回ってきてパフォーマンスが決まるみたいな。
目的、期限もろもろ自分の頭使って考えぬいてやったほうがいいですね。
とにかく他人任せにするな。
ただ複数平行して受けるのは現在無職の人はいいが、隠して働きながら転職活動している人には反対ですね。
立つ鳥跡を濁さずですよ。
他の方の返答コメにも書きましたが、
たぶん無意識に自分の中で「セックスする>付き合う/結婚する」という優先順位が付いていて、
恐らく「重い」というのも、体目的な空気をビシビシ感じていたからでしょうね。
思い返すと、ああ思い当たる節がたくさんあります。ホント恥ずかしいですね><
そういうオーラが(偶然?)少なかったことが数少ない3回目のデートにまで繋がったのかもしれませんが、
>人間関係(男女問わず)や、自分が他人をどう見ているか、どう接しているか、自分にとっての他人とはなにか、
ホントにそうですね。恋愛以前にまず自分を見つめ直す時間が必要かもしれません。
まだどんな風に考えたら良いのか全然見当もつきませんが、
5個入りのお菓子があってその場に5人いれば、普通は「自分にデフォルトで許された取り分は1つで、それ以上食べたければ場にいる人との交渉が必要になる」という意識が働く。
大皿に盛られたおかずがあってその場に2人以上いれば、普通は「その場にいる人全員が一定量を食べられるよう見計らいながら食べる。独り占めをしてはいけない」という意識が働く。
どうやら世の中にはこの単純明快な機能を身につけていない人が相当数いるようである。
この手の話で最も有名なエピソードとして挙げられるのは「震災のおにぎりの話」であろう。
被災した4人家族の一家に、ひとり1個ずつ合計4個のおにぎりが配給された。ところが一家の父親は4個のうち3個を妻子の前であっという間に平らげてしまった。困惑した妻が「私たちの分は……?」と尋ねると、ようやく残り1つを「食べる?」と差し出したという話で、真偽は不明だが「震災離婚の原因の一例」としてネット上では広く流布されている。
同種の話はネット上には枚挙に暇がなく『大量に作り置いた好物の唐揚げを、突然訪問して来た彼氏に有無を言わさず大半喰い尽くされたので別れた』『食事に行くと、割勘なのに出て来る料理の大半を彼氏が食べ尽くしてしまう』『大皿でおかずを出すと、夫が他の家族の分を考えずおかずの9割を食べる』『夫が戸棚に隠していた子供のおやつや誕生日ケーキを勝手に食べて子供を泣かせた』等、様々なシチュエーションでこの手の被害が報告されている。
先天的にそのような気質の持ち主なのか、躾や教育の関係でそのように育ってしまったのかは判然としないが、この病に罹患しているのはどういう訳か圧倒的多数が男性のようだ。
「男児は『好きなだけ食べなさい』と甘やかされやすいのでは」「逆に兄弟の多い家庭で食べ物を取り合って育ったので食物に執着しやすいのでは」等、理由については色々と推察されているが、性差以外ではハッキリ断言できるほど大きな共通点は挙げられていない。
強く非を指摘されることで行動を改める場合と全く改まらない場合、親しい人間に対しては症状を顕すが公的な場では通常通り振る舞える場合等、予後や症状の出方についても様々である。
前述のような被害報告が話題に上る度「自分の身近にもこういう輩がいる」というコメントは相次ぐが、この病を持った当人の意見はあまり聞かれることがない。稀に見られるコメントとしては「無意識についやってしまう。よく家族に怒られるし悪いとは思うが改められない」というもので、本人にはあまり病識がないのかも知れない。
何故彼らがこのようなことをしてしまうのかについての思い当たる原因、どうすれば症状が改善されるかについての予想や体験談等、ご存知の方はご意見をお聞かせ頂けると幸いである。
男の人が手を繋いでくれなくなった。
手をつなごう、と言うとたいがい繋いでもらえてた気がする。
痛い。
わたしのことが嫌い、以外の理由があれば知りたい。
わたしの職場に、自他ともに認めるクラシック・マニアがいる。近・現代の作曲家は一通り聴いているというが、中でもお気に入りはスクリャービンで、携帯の着信音とアラームには「神秘和音」が設定してあるくらいだ。
その彼が、最近、急にジャズに興味を持つようになった。なんでも娘さんが部活でサックスを始めたのがきっかけらしい。彼の机には娘さんの小さいころの写真が立てかけてあるが、父親と血がつながっているとは思えないかわいらしさだ。パパだってジャズくらい分かるんだぞ、ということにしたいのかもしれない。
彼はわたしがジャズ・ギターを弾くことを知っている。音楽に関して(だけ)は寛容なので、各種イヴェントの際には有給を消化しても嫌な顔ひとつしない。
「ちょっと私用なんだが」と彼は言った。「こんどの休みは空いてるか? お前の好きなジャズのCDを10枚くらい持ってきてくれ。うちのオーディオで聴こう」
「CDならお貸ししますよ」とわたしは答えた。特に予定はないが、できれば休日はゆっくり寝ていたい。
「まあそう言うなよ」と彼はつづけた。「プレゼンの訓練だと思えばいい。ジャズの聴きどころを存分に語ってくれ。昼はうなぎを食わせてやるぞ。それとも――」
「それとも?」
「もう有給は当分いらないということか?」
こうして、わたしは休日をつぶして彼の家を訪ねることになった。どのCDを持っていくかはなかなか決められなかったが、一日でジャズの百年の歴史を追いかけるのは無理だと割り切って、わたし自身がジャズを聴き始めた高校生のころ――もう15年も前の話だ――に感銘を受けたものを選ぶことにした。マイルス・デイヴィス『カインド・オブ・ブルー』、ビル・エヴァンス『ワルツ・フォー・デビー』、ジョン・コルトレーン『ジャイアント・ステップス』はもうコレクション済みだということだったので、それら以外で。
手土産の菓子と20枚ほどのCDを抱えて最寄駅に着くと――結局10枚には絞り込めなかった――彼の車が目に留まった。
「きょうは夕方まで家に誰もいないからな。気兼ねしなくていい」
「そうでしたか」
「いるのは猫だけだ」
「猫? 以前お邪魔したときには見かけませんでしたが」
「公園で拾ってきたんだ」
「娘さんが?」
「いや俺が。子供のころに飼っていた猫とよく似ていたものだから」
ノラ猫を拾う人間と、ショスタコーヴィチの交響曲全集を部下に聴かせて感想を求める人間が、ひとりの男の中に同居している。この世界は分からないことだらけだ。
「ちーちゃん、お客様にご挨拶だ」と彼は居間の扉を開けながら言った。ちーちゃんと呼ばれた白い猫は、こちらを一瞬だけ見るとソファのかげに隠れてしまった。そそくさと。
「ご機嫌ななめだな。まあいい。そっちに掛けてくれ。座ったままでディスクを交換できるから。いまコーヒーを淹れてくる」
――これ以降は対話形式で進めていきます。
( ・3・) さっそく始めよう。
――マイルスについてはご存じだと思いますが、次々に作風を変化させながらジャズを牽引していった、アメリカの文化的ヒーローです。デューク・エリントンはマイルスについて「ジャズのピカソだ」と述べました。
――はい。その作品の後に注目したいんですが、60年代の半ばに、ウェイン・ショーターというサックス奏者がマイルスのバンドに加わります。この時期の録音はひときわ優れた内容で、ジャズのリスナーやプレイヤーからはヒマラヤ山脈のように見なされています。
Prince of Darkness (1967) http://youtu.be/-wckZlb-KYY
( ・3・) ヒマラヤ山脈か。空気が薄いというか、調性の感覚が希薄だな。テーマの部分だけでも不思議なところに臨時記号のフラットがついている。
――主音を軸にして、ひとつのフレーズごとに旋法を変えています。コードが「進行」するというよりは、コードが「変化」するといったほうが近いかもしれません。
( ・3・) ピアノがコードを弾かないから、なおさら調性が見えにくいのかもしれないな。
――はい。余計な音をそぎ落とした、ストイックな演奏です。
( ・3・) 体脂肪率ゼロ。
――マイルスのバンドには一流のプレイヤーでなければ居られませんから、各々が緊張の張りつめた演奏をしています。
Nefertiti (1967) http://youtu.be/JtQLolwNByw
――これはとても有名な曲。ウェイン・ショーターの作曲です。
( ・3・) テーマで12音をぜんぶ使ってるな。
――覚めそうで覚めない夢のような旋律です。このテーマがずっと反復される。
――ボレロではスネア・ドラムが単一のリズムを繰り返しますが、こちらはもっと自由奔放ですよ。ドラムが主役に躍り出ます。
( ・3・) おお、加速していく。
――テンポ自体は速くなるわけではありません。ドラムは元のテンポを体で保ったまま、「そこだけ時間の流れ方がちがう」ような叩き方をしています。
( ・3・) ドラムが暴れている間も管楽器は淡々としたものだな。
――はい。超然とした態度で、高度なことを難なくやってみせるのが、このクインテットの魅力ではないかと思います。
Emphasis (1961) http://youtu.be/QRyNUxMJ18s
( ・3・) また調性があるような無いような曲を持って来よって。
――はい。この曲は基本的にはブルースだと思うのですが、テーマでは12音が使われています。ジミー・ジューフリーというクラリネット奏者のバンドです。アメリカのルーツ音楽と、クラシックとの両方が背景にあって、実際に演奏するのはジャズという一風変わった人です。
――ドラム抜きの三人のアンサンブルというアイディアは、ドビュッシーの「フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」に由来するそうです。
( ・3・) いいのかそれで。ジャズといえば「スウィングしなけりゃ意味がない」んじゃなかったのか?
――スウィングしたくない人だっているんですよ。といっても、ベースはフォー・ビートで弾いていますが。
( ・3・) これが録音されたのは……ええと、1961年か。ジャズもずいぶん進んでいたんだな。
――いえ、この人たちが異常なだけで、当時の主流というわけではありません。さっぱり売れませんでした。表現自体は抑制・洗練されていて、いかにも前衛というわけではないのに。同じ年のライヴ録音も聴いてみましょうか。
Stretching Out (1961) http://youtu.be/2bZy3amAZkE
( ・3・) おい、ピアノの中に手を突っ込んでるぞ。(3分16秒にて)
――まあ、それくらいはするでしょう。
( ・3・) おい、トーン・クラスターが出てきたぞ。(4分16秒にて)
――それでも全体としては熱くならない、ひんやりした演奏です。
――さて、次はエリック・ドルフィー。作曲の才能だったり、バンドを統率する才能だったり、音楽の才能にもいろいろありますが、この人はひとりの即興プレイヤーとして群を抜いていました。同じコード進行を与えられても、ほかのプレイヤーとは出てくる音の幅がちがう。さらに楽器の持ち替えもできるという万能ぶり。順番に聴いていきましょう。まずアルト・サックスから。
Miss Ann (1960) http://youtu.be/7adgnSKgZ7Q
( ・3・) なんだか迷子になりそうな曲だな。
――14小節で1コーラスだと思います。きちんとしたフォームはあるのですが、ドルフィーはフォームに収まらないようなフレーズの区切り方でソロをとっています。1小節ずつ意識して数えながらソロを追ってみてください。ああ、いま一巡してコーラスの最初に戻ったな、とついていけたら、耳の良さを誇ってもいいと思いますよ。
Left Alone (1960) http://youtu.be/S1JIcn5W_9o
――次はフルート。
( ・3・) ソロに入ると、コード進行に対して付かず離れず、絶妙なラインを狙っていくな。鳥の鳴き声というか、メシアンの「クロウタドリ」に似ている。
――鳥の歌に合わせて練習していたといいますから、まさにメシアンです。あるいはアッシジのフランチェスコか。ほかにもヴァレーズの「密度21.5」を演奏したり、イタリアのフルートの名手であるガッゼローニの名前を自作曲のタイトルにしたり、意外なところで現代音楽とのつながりがあります。
参考 Le Merle Noir (Messiaen, 1952) https://youtu.be/IhEHsGrRfyY
It’s Magic (1960) http://youtu.be/QxKVa8kTYPI
――最後にバスクラ。吹奏楽でバスクラ担当だったけど、主旋律で活躍する場面がなくて泣いてばかりいた方々に朗報です。
――いえ、当時、長いソロを吹いた人はあまりいませんでした。
( ・3・) バスクラ自体がめずらしいという点を措いても、独特な音色だな。
――村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』にこんなくだりがあります。「死の床にあるダライ・ラマに向かって、エリック・ドルフィーがバス・クラリネットの音色の変化によって、自動車のエンジン・オイルの選択の重要性を説いている……」
( ・3・) どういう意味?
――楽器の音が肉声のようにきこえる。でも何をしゃべっているのかはよく分からないという意味だと思います。あと、ミニマリズムの作曲家のスティーヴ・ライヒはバスクラを効果的に使いますが……
( ・3・) 「18人の音楽家のための音楽」とか、「ニューヨーク・カウンターポイント」とか。
――はい。彼はドルフィーの演奏を聴いてバスクラに開眼したと語っています。 [1]
――真打登場です。サックス奏者のオーネット・コールマン。50年代の末に現れて、前衛ジャズの象徴的な存在になった人です。といっても、難しい音楽ではありません。子供が笑いだすような音楽です。ちょっと変化球で、70年代の録音から聴いてみましょう。
Theme from Captain Black (1978) http://youtu.be/0P39dklV76o
――ギターのリフで始まります。
( ・3・) あれ、ベースがおかしなことやってるな。キーがずれていくぞ。
――はい、各パートが同時に異なるキーで演奏してもいいというアイディアです。イントロのギターが床に立っている状態だとすると、ベースは重力を無視して、ふらふらと壁や天井を歩きだす。
( ・3・) 複調を即興でやるのか?
――どのていど即興なのかはわかりません。コンサートに行ったことがあるのですが、譜面を立てて演奏していましたよ。でも、別にダリウス・ミヨーに作曲を教わったというわけではなくて、アイディアを得たきっかけは些細なことだったんじゃないでしょうか。たとえばサックスが移調楽器であることを知らなかったとか。「なんかずれてるな、でもまあいいか」みたいな。
( ・3・) それはいくらなんでも。もし本当だったら天才だな。
Peace (1959) http://youtu.be/bJULMOw69EI
――これは初期の歴史的名盤から。当時、レナード・バーンスタインがオーネットを絶賛して、自分がいちばんでなければ気のすまないマイルス・デイヴィスがたいそう機嫌を損ねました。
( ・3・) さっきのに比べると普通にきこえるが……
――1分40秒あたりからサックスのソロが始まります。集中してください。
( ・3・) (4分12秒にて)ん? いま、俺の辞書には載っていないことが起きた気がするな。
――ここはいつ聴いても笑ってしまいます。そのタイミングで転調するのか、脈絡なさすぎだろうって。ソロをとりながら、いつでも自分の好きな調に転調していいというアイディアです。
( ・3・) 言うは易しだが、真似できそうにはないな。
――どの調に跳んだら気持ちよく響くか、という個人的な経験則はあるはずです。突飛な転調でも、「これでいいのだ」といわれれば、たしかにその通り、すばらしい歌ですと認めざるを得ません。
――お昼はうなぎだと聞いておりましたが。
( ・3・) そのつもりだったんだが、いつの間にか値段が高騰していてな。「梅」のうなぎよりも、うまい天ぷら蕎麦のほうがいいじゃないか。
――この人も、オーネット・コールマンと同じくらい重要なミュージシャンです。テキサス出身のオーネットに対して、セシル・テイラーはニューヨーク出身。都市と芸術の世界の住人です。ピアノを弾くだけではなくて、舞踊や詩の朗読もします。これは1973年に来日したときの録音。
Cecil Taylor Solo (1973) http://youtu.be/X7evuMwqjQQ
( ・3・) バルトークとシュトックハウゼンの楽譜を細かく切って、よくかき混ぜて、コンタルスキーが弾きましたという感じだな。70年代にはずいぶん手ごわいジャズも出てきたんだ。
――いえ、テイラーは50年代から活動しています。チャック・ベリーやリトル・リチャードと同じ世代。この人が異常なだけで、当時の主流ではありませんが。さっきも似たようなことを言いましたね。
( ・3・) このスタイルでよく続けてこられたな。
――継続は力なり。2013年には京都賞を受賞して、東京でもコンサートがありました。
( ・3・) どうだった?
――会場で野菜を売っていたので、買って切って食った。
――文字通りの意味なのですが、それについては別の機会にしましょう。演奏の話に戻ると、混沌と一定の秩序とがせめぎあって、台風のさなかに家を建てている大工のような趣があります。「壊す人」というよりは「組み立てる人」です。また、あるフレーズを弾いて、復唱するようにもういちど同じフレーズを弾く箇所が多いのも特徴です。
( ・3・) いちどしか起こらないことは偶然に過ぎないが、もういちど起こるなら、そこには何らかの構造が見えてくるということか。
参考 Klavierstücke (Stockhausen, rec. 1965) http://youtu.be/mmimSOOry7s
――きょう紹介するのは北米の人ばかりなのですが、デレク・ベイリーは唯一の例外で、イギリス人です。さっそく聴いてみましょう。これも日本に来たときの録音。
New Sights, Old Sounds (1978) http://youtu.be/nQEGQT5VPFE
( ・3・) とりつくしまがない……。
――そうですか? クラシック好きな方には思い当たる文脈があるはずですが。
( ・3・) 無調で点描的なところはヴェーベルン。でも対位法的に作曲されたものではないみたいだ。あと、初期の電子音楽。ミルトン・バビットとか……。
――模範解答です。
( ・3・) でも即興でヴェーベルンをやるというのは正気の沙汰とは思えんな。
――即興の12音技法ではありません。それは千年後の人類に任せましょう。ベイリーがやっているのは、調性的な旋律や和音を避けながら演奏することです。最初に聴いたマイルス・デイヴィスも緊張の張りつめた音楽でしたが、こちらも負けず劣らずです。文法に則った言葉を発してはいけないわけですから。
( ・3・) 「どてどてとてたてててたてた/たてとて/てれてれたとことこと/ららんぴぴぴぴ ぴ/とつてんととのぷ/ん/んんんん ん」
――ちょっと意味が分かりませんが。
( ・3・) 尾形亀之助の詩だ。お前も少しは本を読んだらどうだ。それはともかく、こういう人が観念的な作曲に向かわずに、即興の道に進んだのは不思議な気がするな。
――いちプレイヤーとして生涯を全うしたというのは重要で、ベイリーの音楽はベイリーの体から切り離せないと思います。彼の遺作は、病気で手が動かなくなってからのリハビリを記録したものでした。
( ・3・) プレイヤーとしての凄みが音楽の凄みに直結しているということか?
――はい。技術的にも高い水準のギタリストでした。無駄な動きのない、きれいなフォームで弾いています。気が向いたら動画を探してみてください。
( ・3・) まあ、ギター弾きのお前がそう言うなら上手いんだろうな。
――楽器の経験の有無で受け止め方は変わってくるかもしれません。ジャズ一般について言えることですが、鑑賞者としてではなく、その演奏に参加するような気持ちで聴くと楽しみも増すと思いますよ。
ベイリーの即興演奏(動画) http://youtu.be/H5EMuO5P174
参考 Ensembles for Synthesizer (Babbitt, 1964) http://youtu.be/W5n1pZn4izI
――セロニアス・モンクは、存在自体が貴重なピアニストです。生まれてきてくれてありがとう、とお母さんみたいなことを言いたくなる。
( ・3・) 初めて聴く者にとっては何のこっちゃの説明だな。
――とてもユニークなスタイルで、代わりになる人が思いつかない、くらいの意味です。まあ聴いてみましょう。
Everything Happens to Me (Monk, 1959) http://youtu.be/YW4gTg3MrrQ
( ・3・) これは彼の代表曲?
――いえ、そういうわけではありません。モンクの場合、どの演奏にも見逃しようのない「モンクの署名」が刻まれているようなものなので、わたしの好きな曲を選びました。有名なスタンダードです。最初に歌ったのは若いころのフランク・シナトラ。
Everything Happens to Me (Sinatra, 1941) http://youtu.be/ZWw-b6peFAU
――1941年の録音ですが、信じがたい音質の良さ。さすがスター。さすが大資本。これがヒットして、多くのジャズ・ミュージシャンのレパートリーになりました。ちなみに曲名は「僕には悪いことばかり降りかかる」というニュアンスです。恋人に手紙を送ったらさよならの返事が返ってきた。しかも郵便料金はこちらもちで、みたいな。もうひとつだけ聴いてみましょう。
Everything Happens to Me (Baker, 1955) http://youtu.be/UI61fb4C9Sw
( ・3・) このいけすかないイケメンは?
――チェット・ベイカー。50年代の西海岸を代表するジャンキーです。シナトラに比べると、ショウビズっぽさがなくなって、一気に退廃の世界に引きずりこまれる。で、モンクの話に戻りますが――
( ・3・) ショウビズではないし、退廃でもない。
――もっと抽象的な次元で音楽を考えている人だと思います。
( ・3・) 素材はポピュラー・チューンなのに、ずいぶん鋭い和音が出てくるな。
――調性の枠内で本来なら聴こえないはずの音が聴こえてくると、デレク・ベイリーのような無重力の音楽とはまた別種の怖さがあります。幻聴の怖さとでもいうべきか。さいごにぽつんと置かれる減5度の音には、「聴いてはいけないものを聴いてしまった」という感じがよく出ています。
( ・3・) 減5度はジャズでは珍しくないんじゃないのか?
――はい。でも、その音をどう響かせるか、その音にどういう意味を持たせるかというのは全く別の問題です。そういう音の配置に関してモンクは天才的でした。
( ・3・) カキーン、コキーンと石に楔を打ちこむようなタッチで、ピアノの先生が卒倒しそうだが。
――意図的に選択されたスタイルだと思います。プライヴェートではショパンを弾いたりもしていたそうですよ。 [2]
( ・3・) 見かけによらないものだな。
――小さいころから必死に練習すれば、いつかはマウリツィオ・ポリーニの水準に達するかもしれません。しかし、ピアニストとしてモンクを超えるというのは、端的に不可能です。それがどういう事態を意味するのか想像できませんから。
( ・3・) 四角い三角形を想像できないように、か。
――アンドリュー・ヒルは作曲・編曲に秀でたピアニストです。『ポイント・オブ・ディパーチャー』というアルバムが有名ですが、録音から半世紀を経たいまでも新鮮にきこえます。ペンギンブックスのジャズ・ガイド(なぜか翻訳されない)では、初版からずっと王冠の印が与えられていました。
( ・3・) 英語圏では別格扱いということか。
――ヒルは若いころ、ヒンデミットの下で学んだという話もあるのですが……
――誇張も混ざっているかもしれません。ヒルの経歴は、生年や出身地も事実とは異なる情報が流れていたので。
Refuge (1964) http://youtu.be/zquk2Tb-D6I
( ・3・) 何かひっかかるような弾き方のピアノだな。
――ヒルには吃音がありました。 [3] 言いたいことの手前でつっかえて、解決を先延ばしにするような演奏は、しばしばそのことに結びつけられます。
――ヒテーシンガク?
( ・3・) ほら、メルヴィルの『モービー・ディック』で、神秘的な白鯨の本質については語れないから、迂回してクジラにまつわる雑学的な記述が延々とつづくだろ?
――どうでしょう。アナロジーとしては分からなくもないですが。
( ・3・) 形而下の世界に戻るか。あれ、このサックス奏者、さっきも出てきたんじゃないか? (2分58秒にて)
――エリック・ドルフィー。共演者の共演者を辿っていくと、きょう紹介する人たちはみんなつながっています。
( ・3・) デレク・ベイリーも?
――はい。セシル・テイラーと共演していますし、この次に紹介する人ともアルバムを出しています。
( ・3・) なんだかドルフィーに耳を持っていかれてしまうな。
――圧倒的です。ねずみ花火のような軌道と瞬発力。数か月後に死ぬ人間の演奏とは思えません。
( ・3・) すぐ死んでしまうん?
――はい。ドラッグでもアルコールでもなく、ハチミツのオーバードーズで。正式な診断ではありませんが、糖尿病だったといいます。 [4][5]
( ・3・) ハチミツって、くまのプーさんみたいなやつだな。――ん? いまミスしなかったか? (6分36秒にて)
( ・3・) やり直しになるんじゃないの?
――ジャズは減点方式ではなく加点方式ですから。ミスがあっても、総合的にはこのテイクが最良という判断だと思います。
そもそも元記事が女性に対する偏見と「女性に相手にされない自分」という被害妄想に彩られていて、
受け身で居ることが許されず、口説いた相手に拒否されるリスクを男性だけが一方的に負わされているのが、「男性性役割」であり、「男性差別」の一つなのだと思う。
という「差別」という言葉の拡大解釈から始まっているのでどうしようもないんだけど、この記事に対して自分が
id:Red-Cometとid:fuyu77は普通に差別主義なんですが。選択的"差別主義者の詭弁"に優しいはてなーの知的レベル
というidコールを受けた。
ところが自分には、自分が差別主義者呼ばわりされる理由が全く分からなかった。
例えば一人の女性が居る。そしてAとBという二人の男がいる。問題を単純化するために、男たちはどちらも顔は並レベル、収入も同年代の平均的なランクであるとしよう。そして二人とも、彼女に対して恋心を抱いている。ひとつ違うのは、Aは彼女を口説くのだけど、Bは遠くから見つめているだけで何もしない、ということだ。
この場合に彼女がAを選ばずにBを選ぶということがありうるだろうか。
物理的にありえない。言われなければ好意を持たれているかどうかすら分からない。そんな男をエスパーのように感じ取って愛せというのだろうか。
それを「差別」だと彼は言う。
だけどよく考えてみると、Bに近い男性はそう思うのだろうと分かった。
振られるリスクを背負うことができるAと、リスクを背負うことが出来ないB。言ってみればBは社会的な不具であって、障害者手当的なものを受給すべき存在である、という主張なのだとわたしは理解した。
車いすの方が入りやすいように出入口にスロープを設けるように、非モテに対しても恋愛のバリアフリー化しなければならない、そういうことを言いたいんじゃないだろうかと想像した。
ぼくたちは好きな女性ができたならば、彼女のために何ができるかを考え、喜んでもらうことを行い、そうして彼女からの承認を受けるわけだけど、それは例えばある種の鳥がダンスを踊ってメスを誘うような本能的な行動であって、特に何の特殊技能も必要なく行えることだと思い込んでいる(そうでなければこれほど多くの人が恋愛を成就させているだろうか)。
だから、生まれつきそのような能力が欠如している人が存在することなど思いもよらず、「本人の努力不足だ」とか「勇気がない」などと切り捨ててきたわけだ。確かにこれは「差別」である。体の不具ならば目で見えるけれど、心の不具は目に見えないばかりにさらに根が深い問題なのだと気付かされた。
というブコメに対する、id:nt46からの回答がよく分からなかった。
id:Red-Comet それを選択しなければならないことが、それが差別かどうかだということが、おかしいとわかりませんか?
「それ」を「選択しなければならない」とはどういうことだろうか。誰に選択を強制されているのだろう。社会に?
そもそも女性には選ぶ権利があって、より好ましいと思う男性に惹かれるべきであろう。それが自由意志というものであって、女性に対する差別主義者ではないわたしはそれを尊重したいと思う。
だけどその自由意志を「それは社会に強制されて、そのような判断を行うようになったものだ。本来なら非コミュを愛さなければならない」と主張するのは過激すぎてゾッとしてしまう。「ここにイケメンとブサメンがいる、イケメンを選ぶのはブサメン差別だ!」というわけだ。ちょっとそれは、非モテをこじらせすぎているんじゃないだろうか。女性というものを、奴隷のように好まぬ主人に仕える存在だと思っているのだろうか。
ちなみに『異性をモノのように捉える理由について』と『優劣談義と集団への屈従を好む男性の性質について』については論ずる価値がないので触れないつもりでいたのだが、もしかしたら「恋愛不具の男性だから」女性をモノとして見てしまうのかなあとは思った。
ただこれはこちらの誤解かもしれない。ブコメでは短文過ぎて、わたしの読解力では真意を読み取ることができなかったので、id:nt46は増田で補足して欲しい。
あと、id:inukororiのブコメにはちょっと笑った。
合理的な選択が差別でないかのような主張はいただけないなあ。//たとえば、ろくでもない奴が混じってる可能性が高い部落出身者を排除するのは企業の採用担当にとって合理的だよね。
人を差別主義者だと断じる奴が一番の差別主義者であるという好例。いまのところid:nt46もその仲間のように思えているけど、本当のところはどうなのかな?
この場合は、行く時間も病院との調整次第で自由ですし、検査結果の証書もきちんと発行してくれるようですが、2万円程度のお金がかかるようです。名前を明かして検査を受けに行くも少し気が引けます。
いままでは、この手の検査を受ける気持ちはまったくなかったのですが、最初は面倒だと思ったものの、新しいことへのチャレンジも面白そうだな、と思って受けることにしました。
自治体の保健所が、月に一回程度、検査を受け付けていることがあります。
そのかわり、検査結果の証書のようなものは出ません。口頭で検査結果を聞くだけです。検査結果を聞くために、もう一度赴く必要があります。
検査する対象は「エイズ・HIV」が主軸であることがほとんどです。
加えて、一般的な性病検査をオプションで行ってくれるところもあります。半数以下ぐらいでしょうか。
また、性病検査は特定の日だけだったり、年に2回程度しか受け付けていなかったりします。
ですので、お住まいの地域の近くで、どのような自治体が検査をいつ提供していて、かつ望む性病の検査も受けられる日はいつで、加えて結果を再度聞きに行く時間の都合もつけられるか。ある程度ちゃんと調べる必要があります。
受けられる人数には限りがあるので、思い立ったら早めに予約したほうがいいですね。
比較的行きやすい、渋谷区保健所のエイズ相談・HIV抗体検査を受けることにしました。
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/fukushi/health/health/hiv_kensa.html
毎月第3木曜日の9:00~10:30に検査を受け付けているようです。
これを調べたのは昨年年末だったので、つまり2015年1月15日(木)に検査し、翌週1月23日(金)に結果を聞ける、ということかな? と思い、実際そのとおりでした。
正月休みはさすがに役所もやっていないので、1/5の月曜朝8時すぎに電話してみたら、スムーズにつながり、予約も無事できました。応対もていねいで、基本的な確認項目の応答のあと、伺うべき時間が決まり、通し番号のようなものを教えられました。順番通りに採番されているとしたら、7番目かな? と思われるものでした。
さて、当日の朝、指定された時間に渋谷区総合庁舎の2階の保健所受付に行きます。
「思い当たるコトから60日経っているかどうか」がポイントのようです。HIVの潜伏期に検査しても仕方ないということなのでしょうね。
加えて、「梅毒・クラミジア・B型肝炎」も検査を希望するかどうか、チェックします。HIV検査自体は毎回定員30人程度のようですが、性感染症検査のほうは月に20人程度とのことです。
そのあと、HIVについての説明を受けます。こちらも丁寧で親切にレクチャーしてくださいます。
止血バンドを巻いて、しばし待っている間、もう一枚だけアンケートに記入。
さて、結果がわかるのは来週です。
この手のものに感染している気はまったくしませんが、とはいえ、ある程度開いた性的活動をしている人であれば、可能性はゼロではありませんよね。万が一のとき、パートナー、セフレ、いろいろ、切ないことを増やさないため、受けてみるのもいいと思います。
※身ばれや訴訟リスク回避のため、この投稿では核心に言及しません。
協力していただける方や、具体的な行動を起こす場合にすべてお伝えします。
内科診療を行なうクリニックだが、その医師の著書によると「私を直感的に信じることでどんな病気でも治る」とのこと。
領収書の名目はトンデモ医師への献金や、医師の家族が代表を務める法人への寄付等。
またあろうことか、死亡時に全財産をトンデモ医師に遺贈する旨の遺言まで出てきた(きちんと公証役場で作ったもの)。
これらの支払いの理由について身内本人と話し合ったところ「私は先生に生かされている」「前世のお詫びをした」とのこと。会話は終始噛み合ず、金銭のことよりも正常な思考能力を失っていること、「心」を持っていかれていることに心底驚いた。
ここで初めて、トンデモ医師によるマインドコントロールの実態に気が付いた。このクリニックは医療を笠に着たカルト集団であると。
身内本人との話し合いでは解決が見えず、行政機関や宗教問題に詳しい法律事務所などに相談。
しかし双方合意で支払われている以上、司法に基づく対処は行なえず、金銭被害の回復には本人の「お目覚め」が必要不可欠とのこと。
騙されるアホに騙すアホである。よく聞く話。
しかし患者の健康不安を逆手に取り、常識から逸脱した影響力を与え、多額の金銭を奪い取る所業、許すまじ。泣き寝入りしてたまるか。
メールは「先日の地震は◯◯(患者の個人名)の意識が悪いから起こりました」「神がいるとしたら私が作ったのです」等、一般的には毒電波と呼ぶに過ぎないような内容。
そのほかに「明日がない」「再発が回る」「寿命が切れる」等の怪文書は多数送りつけられているものの、「お金を払わないと死ぬだろう」「助かりたいなら◯◯円払え」といった直接的な言い回しは無い。
脅迫行為に際して刑法に触れる証拠を残さぬよう、意図的にはぐらかしている様子がうかがえる。
その支援の方法は「日本を良くするためには誰々の当選が不可欠です」とか「誰々に投票しましょう!」といった健康的な内容ではなく、
といった実に直接的で大胆な内容。
平成23年度の政治資金収支報告書(興味のある方は調べてみてください)
ちなみにその年の他の議員の例を挙げると、
1億6,000万円という数字がいかに異常であるか理解していただけるだろうか。
さらに前述した400名程度の患者の氏名と、大物政治家の収支報告書の個人献金名簿を照合してみたところ、患者の多くが献金名簿に記載されていることが判明。確認できただけで
となった。
付け加えると、私は収支報告書と長時間格闘したので感覚で分かる。
情報を拡散してください。問題解決について一緒に考えてくれませんか。id:NATROMさんにはぜひお伝えしたい。→コメントありがとうございます。実はなとろむさんの「トンデモさんリスト」http://d.hatena.ne.jp/NATROM/00000109に当該医師と関係のある名前があり、なにかご存知かと思いご連絡しました。医師の主張はオカルト寄りなので、今のところなとろむさんのお知恵をお借りする段階ではなさそうです。
また被害について思い当たる当事者の方がいたら連絡をください。
問題点を追及していただけるメディア関係の方がいたらご一報お願いします。カルト問題、政治とカネ、ニセ医学、詐欺と多方面の検証が必要と思っています。
政治家については恨みもなにもございません。というより知ったこっちゃないです。財布に入っているお金がどこから来たかくらい誰だって知ってるはずでしょ。悪事に加担していないならちゃんと説明してください。
騙される方にも非はある。でも騙す方が圧倒的に悪い。
とりあえず適当に、敵対してた野郎が下校しようとしてるところにすっとんでって、いきながり殴りまくった。
「俺じゃねえ、俺じゃねえってば・・・いてえやめろよ・・・もうやめて」
「てめえじゃねえなら真犯人つれてこいや。そいつが白状したら許す。俺は今日から、お前と、思い当たるやつを順番に殴り続ける」
なんていってたら先生がきて取り押さえられた。
翌日あたりに、なんか仲のいい友達がゴミ捨て場あたりでボロボロに捨てられた俺の靴を発見してもってきてくれた。
ゴミ箱に捨てて新しい靴を買った。
大人になったいまとなっては、いっけん仲のよさそうなやつが実は根に持ってやってた可能性もあったかとも思う。
それ以降、靴がなくなるようなことはなかった。
[追追追追記]
当たり前のことしか書いてないのにどうしてこんなに伸びるかね。精々いって3ブクマくらいだと思ってた。はてブユーザーはスルースキルがないのか馬鹿ばかりなのかは知らないけども。2chにくることを勧めるよ。スルースキル検定常時開催中だよ
勢い任せの雑文ですみませんね。元エントリーからそれた話だから別エントリーとして追加投稿するぜ。全然推敲してない、めんごめんご
こっからは今までの話といくつか論点が変わってる気がするから適当に読み流してね、ゆるひてね。
さてはてなんで反論してる奴はどいつもこいつも都合のいい自分の中でしか通用しない論理武装して堂々としてんだ?
別にさぁ・・・まとめ絶対見るなとかそんな下らないことは言わねぇよ。どうせ見るし。どうやっても権利を侵害してしまうことはあるし、人だからつい良からぬもの手をだすこともあるわ。ただなぁ、もう少し慎ましくしろよ。酒常飲を自慢する高校生じゃないんだからさ。やっぱりな基本的には道理から外れてる時は黙っとこうぜ、当事者で無いのなら。はてブ自体を否定しそうな論だけれども。どこまでを当事者とみるかってことだけど「実際に被害が受けた」、もしくは「これからなんらかの解決へのアクションを起こす」かどうかなのかなぁ。で、お前らは部外者のくせに理想にもなってないような理想論ばっかネットに書き散らして迷惑かけるんだよ。そりゃある程度の部外者の力ってのは必要だろうけどそれは知識があってなんなら当事者の保護にまわるくらいの人間くらいでいいんじゃねぇの。去年のバカッター騒ぎも結局は当事者間で解決すればいいものを無駄に騒ぎ立てて結局は私刑しただけじゃねぇか。BUZZNEWSの件もそうだ、お前らはうだうだと愚痴ってるだけでさ、結局世界を変えたのは「当事者であり」「実際に行動に起こした」よっぴーであって、文句たれてるだけのお前らじゃないんだよ。
だからさ俺はさ、ねらー な はてなユーザー な 当事者である 俺は、最近の酷い有り様を見て 行動を起こしてる わけだよ。無茶な理想論を言うわけでもなくだ、ただとりあえずとりあえずとりあえずとりあえず大手まとめをブックマークすんのやめーやと言い出したわけだで。
ーーーー
悪しきものには触ったり声かけたりそんな刺激は与えない方がいいし、もし自分が悪しきものならじっとしてろ黙ってろってことなのさ。わかりやすいだろこの説明。もちろんそれで問題が起きたらその時しかるべき人物が行動起こせばいいのさ。不必要に悪しきものを刺激する奴は結局は悪しき者なのさ、だから「ブクマすんな」つってんだ
まぁなんだかんだ言って俺も屑だし馬鹿だし今回のエントリーもほぼ同属嫌悪。色々述べたけどほんとの処はだ、ただ現状にイライラしてたからテキストでブックマーカー共をぶん殴ってスッキリしよう、ついでに持論ぶちまけとこうってだけなんだよね。そんな目的だから煽りまくったわけだし。それにしても釣れすぎてワロタが
http://acomagu.hatenablog.com/entry/2014/11/02/123809
よくある捉え方として2chまとめは2chというコンテンツに付加価値をつけ、さらにいろんな人が見ることができる、、、、みたいなのあるじゃん。何言ってんだこいつは、と。そもそもねらーはコンテンツを作ってるわけではなくて雑談してるだけだろ。まとめがやってんのはそれを盗聴して盗撮して編集して勝手に公認っぽいパッケージングして売り出してるのと同義でしょ。え、違う?(そういえばバイラルもなんか似たようなこと言ってた気がするね)
今回の論旨とずれるからあまり書くつもりなかったんだけどさ、コミュニティに属さない人間がそのコミュニティの盗撮DVDを見てあたかも自分もその一員のような気分でいてケラケラ笑うのって異常じゃない?もし自然とそうなってるならそんな自分を気持ち悪いと思わないの?
ーー
一応言っとくけど、今回は件のbuzznewsの直後で、つい最近2ch.netで転載禁止の動きがあったから論拠を転載禁止にフォーカスしたけどそれ抜きにも2chまとめは糞だぞ、一応言っとくけど。
ーー
んじゃそれらも追加で。すまんね、現まとめ情勢あんま知らないんだわ
>俺は著作権の過剰な遵守が大嫌いなんだ。音楽好きだが上演権やら出版権やら余計な権利にはうんざりしてる。創作者の権利を金銭的に保証するのは賛成だが、嫌儲程度で騒ぐ人には鑑賞者の権利を主張したいね
ちゃんと読め、嫌儲なことなんか一個も書いてねぇだろ。もしかして権利関連がめんどくさいのって、むしろお前みたいな超過敏症なやつのせいなんじゃね
>念のため申し上げますが、この増田は私ではありません。個人的にはあいつじゃないかと思い当たる人間がいるけど言及はしないでおく
言及はしないでおく(キリッ・・・だっておwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>おーぷんちゃんねるからネタを持ってきてるHagex先生こそが正義
おーぷん2ちゃんねるはそこにいる人達全員納得しあってまとめエコシステムできてるのほんと正義。2chの名を微妙に冠してるせいで問題起きないか心配だけど
>この論に乗っても、2chに書き込んだ本人は得せず、2ch運営のみが得するだけなので、罪悪感を感じる必要も無いし、ブクマを躊躇する必要も無いと思う。
まっっっっっっっっっっっっっったく意味が分からない。だれかトラックバックでもなんでもいいから教えてくれよ
>元増田のような主張を場を考えずに主張しだす馬鹿が現れだしたのが2chまとめの弊害。まとめ自体はどうでもいい
何を言いたいか全くわからないし、お前の日本語が変なのも2chまとめの弊害なのか?
>何と戦っているの?
お前だよ、お前。お前が顔真っ赤でキーボードかたかた打たせるためにやってんだよ
>和んだ
>いい人だな。ありがとう
>この人好き
は?
ーー
クソみたいなテキストが伸びて恥ずかしい限りだ、勢いにまかせてもっと恥ずかしいのを追加で上げるくらいだし、ほんと恥ずかしい。後出しとかダサすぎるだろ、しかも長文。こんな小学生並の文を晒しageしてんじゃねぇよバーカ。お前らも俺も死ね
結婚してちょうど4ヶ月。
これまで全く交渉無く、まあ子どものいない生活もあるかなあと思ってた頃、
旦那さんが急に「子ども欲しいね!」と言い出して、妊活スタートとして1回いたしてみた。
風邪かな、熱っぽいし。(測っても微熱だけど)くらいに思っていたが、
その次の日には、仕事していたら突然、窓からの光もパソコンも蛍光灯もまぶしくって辛抱たまらん。
(私はまぶしいとくしゃみが出るたちなので、くしゃみも止まらない)
検索して、これって妊娠超初期症状なんじゃないか!とたどっていくと、
いくつも思い当たることが浮かんできた。
そういえば、生理もまだなのに生理痛っぽい痛みが腰回りにあるし。
たまに股間や尾てい骨もちくちく痛むし。
これは来ただろう!と曖昧な、でも確信を持って旦那さんに報告したが、
「2割くらいは信じてもいいけど、この間のことでまだピンとこない」と最もなことを言われる。
でもとりあえずちょうど1週間経ったらヒデ子(仮)がいるかどうか調べようと二人で決めた。
さっき、突然、このなんとなく説明できなかった感覚がなくなってしまった。
受精はできたけど着床できなかったのかな、とまたなんとなく思う。
旦那さんは「そんなナノレベルのことが分かりますか」と最もな反応。
でも、違うんだよ、こんな人生初めての感覚、妊娠としか思えなかったんだよ。
今は、また子どもできるようにがんばろうね、と話してる。