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2021-06-09

娘を死産した

娘を死産してちょうど1年が経った。

今日ニュースを見て、このエントリを書いている。

妻とは大学サークル出会って、5年間付き合って結婚した。

お互いに3人兄弟末っ子で、子どもは最低でも2人欲しいね、なんて話をしていた。

でも子供は何年経ってもできず、不妊治療を始めることになった。

今は夫婦の3組に1組は何らか不妊治療をしているらしい。まったく珍しくもなんともないことだ。

妻は仕事をしながら文句一つ言わず不妊治療をしてくれた。

不妊の原因はわからず、結局1年間かけても成果が出なかったので、高度不妊治療に移ることになった。

そして、本当に本当に運よく、1回目の体外受精で妻は妊娠した。費用は合わせて100万円くらいで済んだと思う。

不妊治療はゴールが見えない。何百万円もかけて、結果が出るかどうかもわからない。

多くの場合不妊の原因すらわからない。あらゆる面で、つらく厳しい治療になる。

である僕も何度か同行したが、不妊治療のクリニックの雰囲気形容しがたいものがある。

あれは本当に強靭メンタル必要だ。もしこれを読んでくださっている方で、奥さん不妊治療をしている人がいたら、ぜひ1度でいいから一緒に行って隣に座っていてあげていてほしい。それだけでいい。

僕たち夫婦は、家族、ごく親しい友人数人に妊娠事実を伝え、ひっそりと妊娠生活を開始した。

幸い妻にはつわりがなく、安定期に入った。安定期に入っても周りにはほとんど言わなかった。

あの不妊治療のクリニックの雰囲気を見てしまうと、簡単気持ちで周りには公表できなかった。

安定期に入って性別も教えてもらった。女の子だった。

少し奮発して、4D超音波エコーというのを撮影した。おなかの中の子どもは、一人の完全な人間の形をしていて感動したことを覚えている。

妊娠して5か月目に入り、妻が倒れた。

急に夜中に激しい頭痛で動けなくなり、タクシーで妻のかかりつけの総合病院救急外来に向かった。

診察の結果、血圧がかなり高いとのことで、入院して様子を見ることになった。

病院先生からは、夫婦同席の元、最悪のケースを想定した病状の説明がされた。

なんで医者はこんなに不安をあおるような言い方するのかな、なんて夫婦で話をしていた。

でも、入院して2週間経っても、妻の病状はよくならなかった。

医者から、妻の病状を専門で診られる他の病院セカンドオピニオンを受けてほしいといわれた。

妻は、小さい頃からお世話になっているこの病院で産みたい、ほかの病院に移るのは嫌だと言った。

僕は、専門の先生に一度診てもらうだけだから、と妻を説得して、紹介された病院に向かった。

病院の診察室に入ると、大部屋に10人くらいの医者が待ち構えていた。

この瞬間、あぁ、妻の病状はかなり悪いんだ、と気付いた。

一番歳がいったベテラン医者から、妻の今の病状について説明があった。正直内容はほとんど頭に入ってこなかった。

唯一覚えているのは、赤ちゃんの命よりも、母体の命を優先する、という言葉だった。

診療が終わり、なんで医者はこんなに不安をあおるような言い方するのかな、と妻は話していた。

しかしたら、ダメかもしれない、なんて僕の口からは口が裂けても言えなかった。

そのままその日から転院になり、より強い治療が始まった。

別の日に、改めて治療方針について医者から話があった。また部屋には10人くらい医者がいた。

1日でも長く、赤ちゃんお腹の中で成長させるために、できる限りの治療をする。

ただ、もし病状が改善しなければ、赤ちゃんを外に出す。

赤ちゃんの命よりも、母体の命を優先する。

妻は泣いていた。

それから妻は、弱音一つ吐かずに、毎日注射をし、薬を飲み、手術までした。

会社健康診断血液検査で倒れる僕からしたら、本当に尊敬しかない。

かなり強い治療を続けたが、妻の病状は良くならなかった。

二週間後、主治医から夫婦同席の元で今後の治療について説明したい、と言われた。

ついに来てしまったと思った。

妻には、一度外で待っていてほしいと伝え、僕が先に個室に入った。

妻が横にいると、僕自身が耐えられないと思った。

最初治療方針説明してくれたベテラン医者は目をつむって部屋の端で静かに座っていた。

その隣で、他の医者から今の妻の病状について説明された。医者も少し涙目になっていた。

もう妊娠を続けることはできない、一日でも早く子供を出さないと妻の命が危ない。

赤ちゃんの命よりも、母体の命を優先する。

妊娠中断のサインをしてほしい。

僕はわかりました、と言って、妻を呼びにいった。

席に座った妻に対して、医者が話し始める前に「やっぱり、赤ちゃんダメだって」と声を振り絞って、妻に言った。

これから人生、こんなに悲しいことはもうないんじゃないか、と思った。

でも、妻がもしいなくなったら、もっと悲しい、それだけは確かだった。

妻に隠れて自分も泣いた。

正直、ここから先の記憶はかなり曖昧だ。記憶を消そうとしている自分に抗って、今思い出しながら書いている。

妊娠中断の合意書へのサイン、両親への連絡、会社への連絡、そして休むことな出産の準備に入った。

この時期になると流産はできず、陣痛を誘発して普通に出産することになる。

違うのは、赤ちゃんは外に出ても自分の力で息を吸うことができない、ということだけだ。

数日後、予定通り娘を出産した。

夫婦と娘、3人で写真を撮り、短い時間だが3人で一緒の時間を過ごした。

息つく暇もなく、葬儀業者に連絡をし、両親を呼び、あっという間に葬儀が終了した。

妻の体調は、入院時の体調が嘘のようにみるみる回復し、1週間で退院できることになった。

妻は、命をかけて娘を産んでくれた。

死なんてものは世の中にありふれている。夫婦にとって特別な死も他人には関係ない話だ。

こんな話、誰かに知ってほしいとも思わない。

でも、妊娠には、あの時こうしておけば、何かしてあげられたのでは、なんてないことだけは伝えたいんだ。

誰も悪くないし、どうか自分を責めないでほしい。

夫婦二人いれば、時間が経てば、きっと乗り越えられます

お二人の未来が明るく照らされるよう心から願っています

こんな自分勝手なエントリ最後まで読んでいただいて本当にありがとうございました

2021-04-19

コロナ一年 全裸生活

テレワークになったので全裸生活し始めた。

ここにその全裸生活の記録を残しておく。

なぜ全裸生活をしたのか

時は来た。それだけだ。

健康面への影響

全裸生活健康に良い!ミニマリストマインドフルネスダイエット!みたいな文言があちこちに踊る。非常に怪しかった。

しかし結果として俺は5kg痩せ、身体の見た目もよくなり、姿勢改善した。

部屋の中にちょっとした鏡を増やし、ふとした時に自分の体を意識することができるようにしたのも奏功したのかもしれない。

服装でのごまかしがなくなるので、自分本来の姿を直視し続けられるようになる。

また、地味にすぐに体重を計れるというのも大きい。体重を計るときは服の差分をなくそうと「同じ服装」とか「いちいち服を脱いで計る」とか「お風呂前に」と工夫するが、全裸だとそんな工夫はいらない。ただ体重計に乗るだけだ。

「今のごはんでこれだけ増えるんだな」「小腹減った時はこんなもんなんだな」とすぐわかる。手軽さに勝るものなし。体重毎日計るのに苦労していた昔の自分が嘘のようだ。

うんこ問題

便意、即、排便

この究極のリズムを体得できるのは全裸特権だ。

パンツマンですら成しえない圧倒的なスピード感に世の便秘マンは慄くだろう。

15秒でうんこは終わるのだ。つまりスマホをもって入る必要がなくなり、スマホも綺麗に。

トイレ掃除全裸なら「服が便器の水で汚れないように…」と気にする必要もない。終わったらシャワー入ればいいだけだ。

またお腹を締め付けないので便通が良くなった。

トイレ行きたいけどベルト外してズボンおろして…ってめんどくさいか我慢…」ということもなくなった。

うんこ問題

うんこした後にそのままソファかに座るの?と抵抗がある人はいるだろう。

ふわふわのクッションの上にうんこ直後に座れるのか、疑問にも思うだろう。

だが問題はない。

便意、即、排便を体得すればすなわちうんこのキレが良くなっているということとなり、肛門は意外と清潔を保てる。

これは完全にイメージ問題なので、現実的うんこソファについちゃうということはない。

どうしても気になるという人は、おしゃれなブランケットを一枚用意すればいいだろう。

その一枚を外付けの服のように使う。

椅子に敷いたり、ソファに敷いたり、郵便配達対応に体に巻き付けて出たり、夏は汗を拭いたり、体温調節に使う。

布はオシャレな良いものを使う、これが全裸の鉄則。

寒くない?

当然寒いので、身体を温める食事意識的に採るとか、部屋の暖房ケチらないという方法をとる必要がある。

次第に身体が順応して風邪は引きにくくなる。

とはいえ、俺は「真冬の半そでアイス」な北国に住んでいるので、そもそも部屋の断熱性能が極めて高い。

なので夏を旨として作られた本州型住居では大変かもしれない。

全裸生活でかなり節約ができるので、浮いた部分をまずは暖房に回す、とした方がいいかもしれない。

修行してるわけじゃないから、我慢はいけない。

清潔になる

汚れたら拭くし、汗かいても蒸れないからそんな臭わないので清潔を保てる。

毛が気になったらすぐ剃れる。

手を洗う感覚シャワーを浴びる。

蒸れた下着と服に、臭いと菌とバクテリアを飼っている常人にはない清潔さがある。

生活圏内の布が減るのでホコリが減るのもメリット

毛が落ちやすくなるのでは?

着ようが着まいが毛は落ちる。

全裸生活すると掃除に気が向くから、むしろ落ちている毛を発見する機会は減る。

そんな気になるなら剃ればいい。髭剃りの勢いで胸毛が逸れる。それが全裸

あらゆる毛を剃ってみるのもいい。全裸なので服に当たってチクチクするということもない。

寝心地は変わるかもしれないが。

服がいらない

部屋着、パジャマの類が不要になり、収納が空く。

外出着のみ必要になるので、ちゃんお金をかけていい服を着れる。

コンビニに行かなくなる

コンビニに行くのに服を着るのが面倒になるので、行かなくなる。

自炊の機会が多くなる。

お茶とかコーヒーは自宅に備蓄することになる。

クッキーくらいはすぐ作れる。買う必要はない。

これを楽しめる人には最適だろう。

チャックの締め忘れが死に直結する危機

全裸生活の数少ないデメリットの筆頭がこれだ。

全裸なら徹底して全裸なので、外出中も下着を履くことはない。

全裸・オン・ズボン生活だ。下着による蒸れもなくなり、むしろ清潔感は増す。

しかしこれは諸刃の剣

そもそも普段からズボン履かなくなるので、たまにズボンをはくと色々と迂闊になる。

その代表が、チャックの上げ忘れだ。

常人なら「あの…開いてますよ…」と耳打ちされて「あっ…」で済むが、全裸はそうはいかない。

全裸生活者はチャックが開いていると通報逮捕収監人間の終わりが見えてくる。

そこで、ズボンのチャックは全て縫い付けて開かないようにしておく。

サイズがきつめの場合は、2/3くらいまでしか開かないようにしておく。トイレは座ってすればいい。おしっこした後はちゃんトイレットペーパーで拭き取ればズボンは汚れない。

汚れで言えば小便器でを使う方がよほど汚れるのだから

あとはお腹の冷えに注意して下痢を防ぎ、括約筋を締めて緊張感をもって姿勢よく歩く。一石二鳥である

ズボンはこまめに洗う。たまの洗濯なんだからたいして辛いこともない。

よく考えたらたいしたデメリットにもならないな。

生理問題

筆者は男なので、彼女へのヒアリングによる。

生理の予感が来たら素直にパンツを履く。煩わしいがこればかりは仕方ない。

パンツを履くと同居人も『生理か』と察するので親切になる」

とのこと。

彼女パンツを履いたら家事は全部俺がやるようになる。

彼女パンツを脱いだら俺は少し楽をする。

彼女も何も言わなくてもいいし、俺も気が楽だ。

油はねて熱くない?

油はねごときは大したことはない。耐えろ。という身も蓋もない結論にはなるが。

実は全裸料理は大変お勧めだ。

「体に油がはねて熱い」ということは、つまり普段からそれだけの油を身体に浴びている」ということになる。今までは服が油を吸収してごまかされていただけだ。

身体に当たる分の油が、周辺にも飛び散っていることになる。

から料理中に油がはねて熱い、というのは「これ終わったらキッチン周りを軽く拭こう」という動機付けにもなるのだ。

全裸の体が汚れセンサーの働きもしてくれる。

全裸料理するとキッチンが綺麗になるという現象が起きるわけだ。

全裸キッチンを見る機会があれば見てみるといい。だいたい綺麗のはずだ。

それと、調理器具レシピを見直すのもお勧め

炒め物はなるべくやめてオーブンで焼くとかすると、油も減らせる。

深い鍋を使えば油はねも軽減できる。

揚げ物は服を着ててもやらないんだから別にどうということもない。

セックスレスにならないか

ならない。

しろセックスの頻度は上がっている。

とはいえ、これは個人差は大きそうだ。うちはそうだというだけ。

日常生活スキンシップの頻度が上がるので、精神安定にもいい。

セックスしたいなぁというときは、おしゃれな下着を履いたり香水を付けたりする。全裸よりもセクシーになる。

それとキンタマが蒸れないので、精子死ぬことがない。よって精力は上がる。

生産され過ぎて辛くなる時もあるが。

朝、ブランブランしたままキッチンかに行くの?

行く。

水でも飲めば収まる。そんなもんだ。慣れる。

夢精は?

シーツをこまめに洗うからそんなに気にならないんじゃないか

それにセックスをするのでそんなに溜まらない。

オナニーも即座にできるので夢精はしてない。

運動がはかどる

特に筋トレストレッチがはかどる。

身体のどの部位が動いているのか、収縮しているのかダイレクトにわかるので、トレーニング意識高まる

ちんちんキンタマポジショニング最初は苦労するかもしれないが。

エアロバイクに乗るときブランケットをかけよう。

オシャレはちゃんと楽しめる

部屋着が無くなることで、意外な方面にオシャレの意識が向く。

部屋にいる時でもネックレスブレスレット、腕輪、アンクレット、トライバルな腰ひも、指輪を付けるようになる。

純粋楽しいので。狐のお面とかつける時もある。楽しい

タトゥーにも興味が湧いてくる。

でかくごついアクセサリーとかも付けると楽しい

外出着は普通に着るが、全裸生活アクセサリーの傾向が変わるので、人によってはオシャレの方向性は変わるかもしれない。

俺たちは羽織ポンチョをよく着るようになった。

また、部屋で使うブランケットシーツもこだわるようになり、シーツサテン織りのものを使っている。

彼女は反物に目覚め、反物を中古で買ってきてそのままブランケットのように使っている。

めちゃくちゃ綺麗だ。

反物をそのまま巻き付けて着物のように見せる着装という方法普通にあるらしく、それを勉強したりもしている。

ボディペイントは楽しい

タトゥーだとちょっと消せないのが辛いので、ボディペイントをやってみた。

これが面白い

水性マーカーとか100均の絵具でできるので楽しい

耳なし芳一ごっこをやったのが最高。

芳一はチンコにも書いてもらったってことになるが、意外と可能であるという結論に達した。

筆によってキャンバスが大きくなるからだ。

全裸の映り込みに注意

インスタやSNS写真を上げる時、鏡面ステンレス全裸が映り込む危険がある。

部屋のもの撮影するときは注意だ。

いかがでしたか

全裸になることにより、一番変化を実感したのが部屋の清潔さだ。

部屋が服のようなものなので、出来る限りきれいに保とうと意識が向く。

机を拭くくらいの気軽さで体も拭ける。

シャワーは手洗い感覚

体が触れて不愉快場所を作らなくなるので、整理整頓も上手くいく。

体感として、部屋に占める布の割合が半減するので臭いも籠りにくくなったように感じる。

コロナ禍では宅急便も「ドアのところに置いといてください」が通用するようになったので、全裸生活を始めるには最適の時代だろう。

始めろとは言わないが、始めてもいいかなという人はやってみてもいいと思う。

合わない人はいるだろうが、合う人には合う。

裸になろうぜ。

2021-02-26

ホント気持ち

マーケティングだとかブランディングだとか語っているんですけれども、ほんとは何も話さず、静かに座ってコーヒーを飲んでいたいんです。

ホワイトボードと出窓を無敵のバリアにして、オフィスの音もオンラインの音も遠ざかって。

飛行機が、思ったよりも低い空を飛んでいるのを見て。

ぼーぅっとしていたいだけなんです。

2021-01-05

飲食店悪者にされているのは外食業ガイドラインがザルだから

去年はクラスターの発生した色々な業界が叩かれてしまいましたが、2回目の緊急事態宣言が出そうな2021年初頭、飲食店時短営業を迫られるなど悪者にされています。確かに流行当初は感染防止のための資材が不足していたり対策確立していなかったりと難しい点が多かったと思いますが、未だに感染の起点になり続けているのは外食業自体問題があるのではないでしょうか?

……と思って、外食業感染防止ガイドライン11月30日改正)を見てみました。

https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/pdf/gl_gaishoku.pdf

ふむふむ、店員から客・客から店員感染防止対策は細かく書いてありますが、それと比べて客同士の感染防止対策記述量が少ないですね。特にテーブル席の同グループ内の客相互感染防止対策は、

テーブル席は、真正面の配置を避けるか、または区切りパーティション(アクリル板等)を設けるなど工夫する。

だけで、随分あっさりです。確かに座席の間引きアクリル板の設置は対策として十分かもしれませんが、それよりも「工夫する」と書いてある部分に店側が対策サボる言い訳余地があるように見えます最後のQAにも、

実態に合わせた創意工夫をお願いしたいと思います

と書いてありますね。ガイドラインを書いた人は感染防止の効果が同等なら方法は問わないという気持ちで「工夫」と書いたのかもしれませんが、効果判断素人に任せると「ウチでは100点満点の対策は無理だから」といって赤点対策を再発明したりするのかも? (筆者はコロナ禍で飲食店に行っていないので実情は知りません。)

現場で思いつくような対策を列挙し、点数を付けてダメな例も示すことで、不十分な対策で徹底した気になっている店舗を撲滅する必要があるのではないかと思いました。

ともかく、ウイルスとの戦いにおいては一番の弱点が狙われるわけですからガイドライン現場での運用も、弱点を潰すように増強してもらいたいですね。

2020-11-27

anond:20201127083318

ものすごく痩せれる可能性はないがやらないよりはマシかも?なやつ

レジキックダイエット

しか今日レジ袋がない可能性もあるよな…

バランスボール椅子代わりにする

スマホとかテレビ見てる間とかに座っとく


思いついたらまた追記するわ ノシ

2020-09-26

理想暮らし

季節:冬

 寒いと一日中外に出なくても罪悪感がない。暑くてもそうだが、暑いと布団の中にいるのがキツくなるのに対し寒いとむしろ気持ち良くなる。外は適温じゃなくて寒いくらいが篭るのにはいい。

天候:晴れ

 なんやかんや言って晴れてないと気分が塞ぐ。冬の晴れた空はマジで良くて、眩しくないしクソ青いし雲も全然ないしで本当に爽やか。

 夕方くらいの、阻むものがないのに弱い日差しも好きなんだよな。当たっても全然あったまらない陽光のほうが共感できる

場所:海のそば

 海のそばに住みたいという思いがずっとあって、やってみたい。潮風とかキツそうだけど、まあそこは理想暮らしだしなんとでもなる。

高さ:地上20階↑

 エレベーターで部屋まで登るって行為結構好きで、日常的にやりたい。そしたらイヤになるのかな。大いにありうるが、今のところの理想だし……

 高いところにある部屋から海とか街とかを見下ろしたい。動きのある景色はかなり長時間眺めてられる。

キッチン:コンロがたくさん

 3口くらいほしい

買い物:デカスーパー複数

 デカスーパーが大好きなので近くにいろいろ取り揃えたい。すげー近いけど品揃えはそこそこのやつから遠いけど超デカいやつまでほしい。それぞれに長所短所があってほしい

買い物:カルディ的な店

 普段使いというよりは面白い感じの食い物を売ってて、わりと行くたびに変化があるような店が欲しい

風呂:デカい浴槽、デカ空間

 浴槽もデカくあってほしいし、浴槽以外の部分もそう。寝そべりながらシャワー浴びられるくらいの広さがほしい。毎日入浴剤入れた風呂に入りたい。

レジャー:植物

 近くに植物園があってほしい。植物園の温室に気軽に行ってベンチとかに座っていたい

 温室って最高じゃない?静かさ・暖かさ・気怠さ・水音!

レジャー:でかい

 ときどき無性に遠出したくなるんだけど結局デカい駅が好きって話なんじゃないかといま思った。ターミナル駅みたいなところの、清潔な床・大量の店舗・行き交う人々・ずっと聞こえるアナウンスあたりの要素が複合的に好きな気がする。

 俺は寂しがりというか人間存在を感じてたいという気持ちがある一方で人付き合いは嫌いなので、その点でかい駅は突っ立ってるだけで人間存在バリバリ感じられて最高

食事:日替わり定食

 500〜800円くらいで日替わり定食が食える店が近くに欲しい。

 明日の日替わりなにかな、おっチキン南蛮やんけ!久しぶりに行くか!っていうのをやりながら暮らしたい

2020-08-03

ゲームマクロとそうでないものの境目について

からあるゲームマクロ自動化)の戦いは未だに終わりを迎えていない。

終わりがあるかはわからないが。

マクロは大抵のゲームでは規約として禁止されていると思うが、

このマクロが具体的にどういうものを指すのかがいまいちからないので、調べてみた。

艦これマクロ禁止話題を見た事があるので、DMM GAMESについて考えてみる

GAMES利用規約(https://terms.dmm.com/onlinegame_service/)の中からそれっぽいものを出すと

第6条(禁止事項)

不適切行為

(8)不正方法でのアクセス特殊プログラムを介してのアクセスを含みます。)を試みる行為

(9)本サービス不具合を利用する行為、及び運営者以外の第三者へその内容を広める行為

迷惑行為

(5)不適切に当社のサーバーその他システム負担をかける行為

ここらへんだろうか

とりあえず、不正方法でのアクセスについては後で考えるとして、

(9) 不具合を利用する行為、についてはまあ明らかなので、良さそう。

不正APIアクセスを行ったらこれに当てはまるだそう。

次に、 (5) システム負担をかける行為については、

DoSとまでは行かないが、ゲーム中で起こるリクエスト数を逸脱するような使い方がだめだということだろう。

ここまではわかるが、(8) 不正方法でのアクセス特殊プログラムを介してのアクセスを含みます。)というのが難しい。

特殊プログラムが何なのかがわからない。

例えばとして、ブラウザ提供されているゲームVNC 経由でiPadから操作するようなことは、特殊プログラムを介したことになるのだろうか?

個人的には、これは問題になってほしくないと思ってしまう(運営的には、ゲームユーザーを守るために禁止するのは、まぁありなきがする)

ここからはもしの話なのであまり意味を持たないかもしれないが、VNC経由でのアクセスが許されるとする。

そうするとどこに境目があるのか。考えうるものを羅列してみる。許されそうな順に上から並べた。

1. VNC経由でiPad人間操作する

2. フットペダル化何かに座標と右クリックみたいな形を割り当てて、それを複数用意し、人がそれ使って操作する

3. VNCクライアントが人に次の制御提案するが制御は人が全てする

4. VNCクライアントが次の制御を決めるが、ボタンを押すのは人

5. VNCクライアントが次の制御を決めて、それを自動で実行する

3と4の差が分かりづらいが、

3は、人が画面内の提案されたボタンまでカーソルを移動して、ボタンを押す

4は、クライアントカーソルの移動までを行って、人は時間が来たら一つのボタンを押すだけ。

以上。

1は既存のものをそのまま使っているだけなので良さそう?

2については、フットペダルとその設定やドライバ等のソフトウェアが間にはいるので、特殊プログラムを用いているかと言われたら用いている気もする。

正直、3の時点でゲームシステムを画面から判断するプログラムが入ってしまうことになると思うんので、特殊プログラムと言われても仕方ない気がする。

だが、最終決定をしているのが人だというのは4までなので、ここまでは特殊ではないという考えもできそうだ。

運営方針によっても変わるのだろうか。

もしBANされたゲームとその原因の実例があったら教えてほしい。

ちょっと思ったが、人が最終決定をするのがOKならば、人間の反射(膝蓋腱反射的な?)を用いて最終的には人がボタンを押していますみたいな話も出てきそうでおもしろい。

ここまで少しながら考えてみたが、自分自動化楽しいのであってゲームはそんなに興味がなかったことに気づいた。

2020-06-09

anond:20200609083750

シートなんかに座らせるからスペース取るんでしょ

乗ったらその場で電動パーティションみたいなものに板挟みにされて寝かされ、配席ロボットによって10段ベッドもかくやという感じで寝た状態で積み重ねられ、4列2レーンで人を荷物みたいに出し入れしていけばいいんだよ

荷物は当然持ち込み禁止配送中は仮死状態にされるのがベスト

もともと棺桶収納庫の様相であるから臭気感染飛沫程度なら抑えられるが、糞尿や血を垂れ流されると面倒なので仮死状態クール便にしとけばいいんだよ元に戻るかは知らんが

さもないとスマホがいじりたいだの壁に風景投影しろだの言い出すから

ちなみに肥満者は腹が削ぎ落とされるが妊婦は専用のぶ厚めの層が割り当てられる

増田電車話題が出るたびこんな感じでいいじゃんといつも思ってる

2020-04-30

anond:20200429141921

基本、学力で輪切りされてる高校場合は、一つの科目について、それぞれの学力に応じた動画必要になる。

高校生は全員が大学に進学するわけじゃない。商業科や工業科もある。

授業を静かに座って聞いていられないような底辺校もある。

そうした生徒向けのオンライン授業というのは、スタディサプリなどの大学受験向け動画とは、全く異なるものになるだろう。

大学受験という足枷から自由な反面、逆に、その教科をもってして何を学ばせるか、またどう関心を持たせてオンライン授業に参加させるか、本質的デザインの段階から教員の側が厳しく問われることになり、なかなか難しいと思う。

教科書レイヤーでいえば、何を捨てて何を残すか、何を加えるかという話になったとき、どのような観点からそれがなされるべきか。

まずは、多くが就職専門学校へ進学する生徒たちについて、キャリア教育的な観点からなされること。

もう一つは、教科の全体をもって、教養すなわちリベラルアーツ入り口に足を突っ込ませること。

オンライン授業の強みは何といっても視覚化に優れたところなので、サブカルチャーからから総動員して、彼らの身近な関心や今後のキャリアに教科の内容をつなげ、全体として必要教養に触れさせることは不可能ではないと思う。

言うは易し行うは難しだが、少なくとも、動画一本あれば解決するような問題ではないよ、ということで。

2019-12-11

お空の上から選びました・前(短編小説)

「またやっちゃった…」

ヒロコは苛立ちと罪悪感でいっぱいになった胸を抑えて深く溜め息を付いた。

間も無く3歳になる娘のユウが赤くなったあどけない頬をめいっぱい歪ませて泣きじゃくっている。

嫌な周波数の泣き声がヒロコの脳に刺さり容赦なくさぶる。

片付けても片付けてもおもちゃを散らかし、いたずらばかりするユウをきつく叱りつけたのだ。

手をあげる必要などなかったことはわかっている。

同じことを何度繰り返せばいいのか、また抑えきれない怒りを発してしまった。

掌がヒリヒリと痺れている。

我に返った時には遅く、ユウは火が付いたように泣き出した。

それでもヒロコはすぐには動けなかった。

その様子を他人事のように見詰め、抱き寄せる事も出来ず、これを宥めるのも自分仕事かとうんざりし、またそう考えてしま自分が嫌だった。

夫の帰りは今日も遅いのだろう。

激務の為、終電になることがほとんどだ。最後に娘が起きている時間に帰ってきたのはいつの事だったろうか。

日が傾き始めた窓の外に目をやり、逃れられない娘の泣き声と孤独感にヒロコはまた溜め息をついた。

──

「こんなはずじゃなかったのに」

ヒロコはサキの家のリビングクッキーを齧りながら言った。

「イヤイヤ期は大変よね」

サキは応じる。

ヒロコの学生時代の友人だ。

サキの子供はユウの2つ上の男の子で、サキ企業勤めのいわゆるワーママである

ヒロコにとっては気の置けない親友であり、育児の先輩だ。

最近は忙しくて会う機会も減っていたがサキが2人目の出産を間近にして産休に入った為、久しぶりにお茶でもどうかと招待を受けたのだ。

「可愛くない訳じゃないんだけどね、時々イライラが止まらないの。本当にひどいんだよ。なんで何回言ってもわからないんだろう」

自分の家にはない、物珍しいおもちゃの数々に目を輝かせているユウを横目に、ヒロコはまた溜め息をつく。

「片付けは出来ないし、気付いたらすぐ散らかすし、昨日もリビングに水をぶちまけるし、トイレットペーパーは全部出しちゃうし…。毎日毎日片付けに追われてる…!すぐにビービー泣いてうるさくて頭おかしくなりそう。この子、私のこと嫌いなのかなって本気で思う事がある」

愚痴は次から次と溢れ出す。

サキは時折自身体験を交えながらヒロコの言葉にうんうんと耳を傾ける。

ヒロコがアドバイスなどを求めていないことはよくわかっている。

ただただ言葉を吐き出したいだけなのだ

まだ意思の疎通もままならない子供と一日過ごしているだけでどれだけ気力と体力が削られるかサキもよく覚えている。

久しぶりに人と話をしている高揚感と充実感に夢中になるヒロコの気持ちはよくわかった。

「…そろそろ保育園のお迎えに行かないと」

サキカップを置いた。

時間が過ぎるのはあっという間だ。

長居してごめんね」

ヒロコも席を立ち、ユウの散らかしたおもちゃを片付ける。

「帰るよ」

その一言でユウの顔がぷうと膨れた。

「やだ」

ヒロコの目が吊り上がった。

「また始まった…!ワガママ言わないで!!」

「やあぁー!あそぶ!あそぶの!!」

ユウはおもちゃギュッと握りいやいやと首を振る。

「もう時間なの!これ以上いたら迷惑でしょ!」

さなから乱暴おもちゃを取り上げると、ユウはわぁっと泣き声を上げた。

「はぁ…。もううるさい!泣かないでよ!行くよ!」

ヒロコはユウを抱き上げようとしたが、ユウは泣いて暴れ、その手から逃がれようとする。

カァッと目の前が赤くなるような感覚に襲われ、反射的にヒロコの右手にグッと力が入ったが視界にサキの姿が入り、ヒロコは震わせた拳を抑えた。

その分声はヒートアップする。

「泣いたって時間から仕方ないの!暴れないで!」

強引にユウを引き寄せ、そのまま引きずるようにして玄関へ向かう。

「みっともない所見せてごめんね。いつもこんなで…ホントごめん」

辛そうに頭を下げるヒロコにサキは困ったような笑顔を返すと、本棚から一冊の本を取り出してヒロコに渡した。

「ね、良かったらこれ、読んでみて」

──

ヒロコは疲れていた。

「こんなはずじゃなかったのに」

もっと育児って楽しいものだと思ってたのに。

お母さんだからメイクもお洒落ちゃんと出来なくて、髪を振り乱して鬼の形相で子供に怒鳴り、お母さんだから子供の為に我慢ばかりで辛い事ばかり。

ユウの寝顔を見て愛しいと思っても、朝になればまたあの1日が始まると思うと恐怖すら感じた。

の子を産んでいなければ…考えても仕方のないifが頭の中を駆け巡る。

夫は今夜も終電での帰宅になると連絡があった。

めしい。子供の事など考えず、仕事だけしていればいい夫が恨めしかった。

独りの時間はとても長く、虚無で満たされていた。

ふとヒロコはサキに渡された絵本の事を思い出す。

(絵本か…)

本屋へは何度か行ったが子供に何を選べばいいのかわからず、無難そうな物を数冊買ったきりだ。

読み聞かせをしてもユウはすぐに飽きてしま最後まで読み切れた事もなく、読んでいる最中絵本を破かれて怒って以来、開くのをやめた。

サキは何故、絵本なんかを渡して来たのだろう。

から取り出し、表紙を撫ぜた。

『この子は、ママをおこらせるためにいきています

絵本はそんな一文から始まった。

「えぇ…どういうこと?」

口の端に自然と笑みが浮かんだ。

静かなリビングにページをめくる乾いた音が響く。

いたずらで母親を困らせる可愛くない子供が、デフォルメされた絵柄で描かれていた。

(そう、毎日こうよ。嫌になる。この子ユウみたい)

嫌な感情が胸を巡る。

気分が悪くなり、一度は絵本を閉じようかと思った。

しかし、めくるごとにヒロコの手が震えだした。

(あ、このママ…)

絵本の中の母親自分が重なっていく。

(私だ…私がいる…)

『はっきり言って、おこらないママなんかダメだと思う!

あたしがあんたをうんだんだもん!

大好きすぎるからおこるのよ!あんたにはママよりしあわせになってほしいの!!

それがおこるってことなのよ!』

絵本の中のママは涙と鼻水で顔を汚しなから子供に叫んでいた。

ヒロコの目から知らずに涙がこぼれた。

(うん、私、怒りたいんじゃない。ユウが大好き。大好きだから怒ってしまうんだ…!私、間違ってなかったんだ…!)

胸が、身体中がカァッと熱くなった。

堰を切ったようにとめどなく涙が溢れてくる。

ヒロコは絵本を抱き締めて嗚咽を上げた。

ヒロコは昨夜泣き腫らしてむくんだ瞼をこすりながらも、穏やかな気持ちでいた。

今朝も早くからユウは冷蔵庫野菜室に積み木を放り込むいたずらをしていた。

いつものように怒鳴り付けたヒロコだったが、泣いているユウを自然に抱き締める事が出来た。

「あのね、ママはユウが好きだから怒ったんだよ。わかる?ユウの事がどうでもよかったら、怒ったりもしないの。だからユウが悪い事をしたら怒るのよ」

そう。こうやって子供に素直な気持ちを伝えれば良かったのだ。

今はまだ全ては伝わらないかも知れない、けれどきっとわかってくれるはず。

心持ちが違うだけでこんなにも余裕を持っていられるなんて。ヒロコは晴れやかさすら感じていた。

──

もしもしサキ?昨日はありがとう絵本、読んだよ」

追い詰められていた自分気持ち理解し、黙って絵本を渡してくれたサキ感謝を伝えようとヒロコは電話を掛けた。

「何て言うか、助けられた気持ち。私、いっぱいいっぱいだったんだと思う…」

「私もそうだよ」

サキの声は安堵したような響きがあった。

「いい絵本だったでしょう?私も辛いときに読んでるんだ。怒るのは悪いことじゃない、子供の為だって思えると気が楽になるよね」

「うん。ユウにちゃんと向き合えた気がする」

しばらく話を続けたあと、あぁそうだとサキは言った。

「あの絵本を書いた作家さんの講演会が再来週あるんだけど行ってみない?」

講演会?」

そんな堅苦しいのはちょっと…とヒロコは尻込みした。

「ユウも騒ぐしそんな所に連れていけない…」

大丈夫子供連れでも安心して行ける講演会なの。作家さんが子供と遊んでくれたり、絵本読み聞かせをしてくれたりするんだ。親も子供も楽しめていい息抜きになるよ」

本を一冊読んだだけ、どんな人かもわからない絵本作家講演会に3000円も出すのは専業主婦のヒロコにとっては少し高いなと思う金額だった。

だが、子供も沢山来ると言う話だし、ユウにもいい刺激になるかも知れない。

熱心に勧めてくれるサキに押され、せっかくだからと参加を決めた。

講演会と聞いて構えていたが、会場に入って拍子抜けした。

椅子も置かれていないホールブルーシートが敷かれているだけ。

子供大人もその上で体育座りをして待っている。

「なんなの、これ?」

わず口をついて出た言葉サキが拾った。

「知らないとちょっと驚くよね。まぁ座って座って」

サキに促されるまま、ブルーシートの端にそっと腰を降ろした。

キョトキョトと辺りを見回しているユウにサキが声を掛ける。

「ユウちゃん、これから楽しいお兄さんが来て遊んでくれるよ。ご本も読んで貰おうね」

サキの息子ケンタは場馴れしているのか、サキに寄り掛かるようにして静かに座っていた。

ケンタくん、お利口さんだね。ユウとは大違い」

「そんなことないよ。全っ然ダメな子なんだから今日はユウちゃんいるから良い子のフリしてるだけ。もうすぐ赤ちゃんも産まれるんだからもっとお兄ちゃんらしくして貰わないと困っちゃう。ね?ケンタ?…あ、ほら始まるよ!」

それはヒロコが想像していた作家講演会とは全くかけ離れたものだった。

絵本作家と聞いてかなり年配なのだろうと勝手に思っていたヒロコは、40半ばに見える気取らない格好をしたこ男性絵本作家その人であることも驚いた。

作家本人が壇上を降りて子供と触れ合い、子供達が楽しめるように趣向を凝らした様々な遊びが繰り広げられた。

時には大人も一緒に歓声をあげるような賑やかなもので、気付けばユウもキャッキャと声を上げて遊びの輪の中で満面の笑みを浮かべていた。

(凄い…)

今まで自分が知らなかった世界が広がっている。

絵本作家って本当に子供好きなんだね」

そっと囁くとサキ悪戯っぽく笑う。

「この人は特別だよ。こんなに子供の為に自分からやってくれる作家さんなんて聞いたことないもの。生の意見を聞きたいって日本中回って年に何本も講演会開くんだよ。絵本も発売前に講演会読み聞かせして、感想を聞いて手直しするの。凄いでしょ?」

サキ、詳しいね

「前にね、仕事でこの人のイベントに関わった事があって。妥協しないでこだわりを貫く姿勢とか、誰に対してもフランクで、作家なのに偉ぶらない所とか、凄く温かみがあって純粋な人だからファンなっちゃったんだ。しかも、ちょっとかっこいいじゃない?」

作家の事を語るサキの瞳はキラキラと輝いていた。

絵本読み聞かせもなんて上手なんだろう、とヒロコは思った。

子供達は食い入るように作家の手元を見詰め、声を上げて笑っている。

(これがプロ読み聞かせ…!ユウなんて私が読んでも最後まで聞かないのに、こんなに子供の心を掴むなんて。やっぱりプロは違うのね。私もあんな風に感情を込めて読んでみたらいいのかな)

作家は、二冊の本を読み終わり、次が最後読み聞かせだと告げた。

講演会も佳境である

もう終わってしまうのか…と残念な気持ちになるヒロコは気付かないうちにもうこの作家ファンになっているのだ。

新作だと言うそ黄色い表紙の絵本は、作家が渾身の思いを注いで全国のママ達の為に描き上げたのだそうだ。

この明るくて楽しい、優しさに溢れた人が私達ママの為に描いてくれた絵本とは一体どんなものなのだろう。

ヒロコの胸は期待に掻き立てられた。

世界中でママにしたい人はたったひとりでした』

読み上げられた一文にヒロコは頭を殴られたような気がした。

何故子供を産んでしまったのかと後悔が過る事もあった。

周りを見れば大人しい子供もいるのに何故ユウのようないたずらばかりする子だったのかと妬ましい気持ちになることもあった。

子供が親を選んで産まれてきただなんて考えたこともなかったのだ。

作家感情を溢れさせた独特の声音絵本を読み進め、ページを捲っていく。

空の上から下界を覗き、ママになる人を探す沢山の赤ちゃん達。

ひとりぼっちで寂しそうなママを喜ばせたいんだと飛び込んでいく魂。

ヒロコの心は激しく揺さぶられた。

気付けば茫沱たる涙が頬を濡らしていく。

子供は空の上で己の人生を決めてから母の胎内に降りてくる。

母に喜びを与える為に産まれるのだ。

ヒロコは肩を震わせしゃくり上げて泣いた。

その背中を優しくさするサキの頬にも涙が伝う。

そこかしこから鼻をすする音が聞こえる。

作家の声もいつの間にか涙声に変わっていた。

作家を中心に会場の空気が一つになったような感覚をヒロコとサキは味わった。

同じように感じる来場者は他にもいたのではないだろうか。

(自分絵本を読みながら泣くなんて、とても繊細な人なんだ…)

作家自分に寄り添ってくれるような気持ちになり、ヒロコはその涙が温かく感じた。

ママ…?」

ヒロコが泣いている事に気付いたユウが、どうしたの?と母の頬に手を伸ばす。

ヒロコは反射的にその小さな体をギュウと抱き締めた。

「ユウ、ありがとう

何故かはわからない。無性にそう言いたくなった。

「私の為に産まれてきてくれたんだね。ありがとう

講演後に開かれた即売会でヒロコは迷わず黄色い表紙の絵本を買った。

そのまま作家サインが貰えると言う。

感動と感謝を伝えているとまた涙が溢れてきた。

作家はにこにこしながら『ユウひめ、ヒロコひめへ』と言う宛名の下に2人の似顔絵を描いて手渡してくれた。

──

翌日からヒロコはユウに、そのサインの入った絵本積極的読み聞かせた。

講演会で見た絵本作家の姿を脳裏に思い浮かべ、それと同じように読み聞かせをしたのだ。

冗談を言うシーンでユウは笑う。

もう一度ここを読んでとヒロコにせがむ。

こんなこと今まで一度だってなかったのに。

この絵本はまるで魔法のようだと思った。

「ユウもこんな風にお空の上からママを選んだんだって。覚えてる?」

「うん。おじいちゃん

ユウは絵本の中の神様を指差す。

「このおじいちゃんにユウも会ったの?」

「うん」

幾人もの子供たちから聞いた話を元に絵本を描いたとあの作家は言っていた。

本当だ、ユウも産まれる前の記憶を持っているんだ、とヒロコは確信した。

「どこが良くてママを選んだの?」

「うーん…ママかわいい

照れたように小首を傾げながら舌足らずに答えるユウをヒロコはきゅっと抱き締める。

ママ嬉しい~!ユウも可愛いよ!可愛いママを選んだんだからユウが可愛いのも当たり前だよね~!」

ヒロコは幸せ気持ちで満たされていた。

子供からこんなにも愛を貰えると気付かせてくれたこ絵本は、ヒロコにとって正にバイブルとなったのだ。

後半はこちら↓

https://anond.hatelabo.jp/20191211112403

2019-11-19

同人誌即売会に気まぐれで参加した。

2019年11月17日10時15分頃、僕は池袋にいた。

東京都に住むようになって15年近く経とうとしているし、何度も来たことのある街だ。

思えば初めて経験したアルバイトでの初めてのお給料を全て落として、電車代もないから家に帰ることもできず途方にくれたのもこの池袋だった。

5回くらいだけ通って嫌になって辞めたボーカルレッスンの教室があったのも池袋だった。

人生で初めて浮気をした相手ラブホテルに入ったのも池袋だった。

きちんと思いだそうとすれば、きっとまだまだあると思う。

今回はお金を落として途方に暮れているわけでもなく、身になっている気がしないボーカルレッスンに来たのでもなく、浮気をしに来たのでもない。そもそも僕にはしばらく恋人がいない。なぜだ。

ともかく、今日はいわゆる「位置ゲーであるスマホアプリ駅メモ!」の同人誌即売会、「フットバーしま~す!!9」(以下、フットバ9)に、サークル参加するためにこの池袋にやってきたのだ。

なお、ここから先の内容については、僕個人特定されないために所々にフェイクが…というかもうほとんど創作の域に達するレベルフェイクが織り込まれておりますレポートとは思わないでいただきたい。フットバ9に参加してないくせに参加した体で書かれた妄想日記と思っていただきたい。やばいである

フェイクのための設定が、偶然当日参加していた方にマッチングしてしまった場合はご容赦ください。できるだけそうはならないようにしてはいますが、リアル雰囲気も欲しいため、当日会場で耳にした・目にしたことや、ツイッターで見かけたことなどを参考にして構成しております

さらにそれを結構失礼な感じでいじっていたりするので、不快気持ちになりたくない方はご覧にならないほう賢明です。

また、「駅メモ」や同人イベントはをご存じでない方にもできるだけわかりやすく書こうとは思いますが、キャラクター名前などいちいち説明しているといくらなんでも大変なので、その辺はご容赦ください。

もちろん、フェイクがあるのは「ここから先の内容については」なので、僕にしばらく恋人がいないことは紛れもなく事実である。なぜだ。

キャリーケースを引きながら、サンシャイン通りを歩く。

朝家を出る前に、お釣りを用意するのを忘れていることに気が付いていた僕は、本来ダメなことではあるのだが、池袋から会場となるサンシャインシティの展示ホールまでの道中にあるゲームセンターで、両替をさせてもらおうと考えていた。どうもすみません

立ち寄ったゲームセンター開店直後ということもあってか、お客さんの数はごく僅かで、否が応でもキャリーケースを引きながら入店した僕は少し目立ってしまう。

同人イベントがよく開催されている池袋において、この時間帯にキャリーケースを引いて入店してくる人間は釣銭用の両替目的ですと自己アピールしているようなものだ。

僕は必死に取り繕おうと、UFOキャッチャーの景品のリラックマに顔をほころばせたり、エナジードリンクが景品になっているゲームの前で小銭入れを取り出して100円玉が入っていないことに気づいた振りをした。完璧な演技である

もっとも、5000円札を入れ100円玉20枚と1000円札3枚に両替したのを誰かに目撃されていたら、

エナジードリンクを手に入れるために2000円の投入を想定している男」

と思われてしまたかもしれない。同様の人を見かけた場合は、そっと優しくコンビニに行けば200円ちょっとで買えることを教えてあげて欲しい。

ともあれ両替を済ませ、退店する。本当にすみませんでした、ア〇〇ーズサ〇シャ〇〇店さん。

でも、一応何もせずに店を出るのは悪いと思い、エナジードリンクを狙ってみるかと2回ほどプレイしたのですが、1ミリたりとも惜しいと思える瞬間がありませんでした。この恨みは死ぬまで忘れませんよ、アドアーズサンシャイン店さん。

ゲームセンターを出て少し歩くと、サンシャインシティ入り口が見える。会場となるホールへはここからもう少し歩くので、初めて会場に向かう僕は迷わないか少し不安だった。が、僕の横を迷いのない様子で颯爽と通り過ぎて行ったキャリーケースを引く女性を見て、彼女についていけば安心だと確信した。オタク系のイベントに限らず、目的地までの道順に不安がある場合は明らかに同じ目的であろう人達についていけばいいだけなのである同人イベント場合サークル参加者は高確率キャリーケースを引いているのでなおさらわかりやすい。あと気持ち早足。

10時40分頃には無事に会場に到着。サークル入場証を2枚もらった。

本当であれば売り子をお願いしていた友人と一緒に来る予定だったのだが、友人の勤め先で集団食中毒が発生し、多くの社員が急な休みを取ったらしい。原因はどうも某社員の家で開催された飲み会が原因だったようなのだが、飲み会に誘われなかったため食中毒回避した友人は、急遽フォローのために出勤することになってしまったのだ。飲み会には誘われないわ休日出勤することにはなるわで、可哀そうな友人である

というわけでサークル入場証は1枚でよかったのだが、事前に引き換え用紙に必要数2枚と書いてしまっていたので、コミュ障な僕は何も言わず2枚受け取ってしまった。受付の人に「何コイツ。貰えるもんは貰っとくタイプの人?あさましい!」と思われてしまたかもしれない。

会場は思っていた以上に広かった。

同時開催であったボーカロイドオンリーイベントスプラトゥーンオンリーイベントは、比較サークル参加者も一般参加者も多い人気イベントの様で、3つのイベントの中で駅メモイベントスペースは一番小規模だった。

しかし僕が入った時間はすでにサークル入場時間から1時間近く経っていたわけで、既に多くのサークルさんが到着しており、賑わいはボカロにもスプラトゥーンにも負けていませんでした。

(´-`).。o0(ボカロスプラトゥーンと比べると年齢層が高くリア充度が低く見えるな)

おっと、すみませんなんでもないです忘れてください。

自分サークルスペースに到着。俗に言う「島中」である。両隣のサークルさんはすでに到着していて設営もほぼ完了していた。

今日よろしくお願いします、と軽く挨拶を済ませ、早速テーブルの下に届いていた段ボール箱に手をかける。今回僕が作った本が、印刷会社から会場に直接届いているのだ。

カッターを持って来ていないことに気づいた。段ボール開封したり、不要となった段ボール解体するためにも必要アイテムだろう。今後機会があったら参考にしよう。

ひとまず、某倉庫アルバイトしていた時に培ったボールペン段ボール開封するテクニックを駆使して開封。我ながら見である。多分、今後機会があってもカッター必要ない。

本はとてもきれい印刷されていた。自分で描いた絵なのだから嫌になるほど眺めたはずなのに、きちんと本になっているとなぜだかちょっとだけ割増しでいい感じに見えた。

設営作業に入る。俗に言うサークル布を敷き、本を並べる。見本誌も用意する。そして、こちらも頒布するために用意した、駅メモキャラクターモチーフにしたバッジストラップキーホルダーシールを、ワイヤーネットを使って陳列する。ちなみにこれら、全部僕のハンドメイドである可愛い小物を夜な夜な生産するおっさん。絵的にはかなりきついものがあると思う。

いかんせんこういったレイアウトを考えるセンスがないので、自分でもだっさいなあと思いながらも、なんとか設営を完了した。

時刻は11時15分頃。ようやく少しだけ余裕ができたので、改めて会場を見回してみる。やはり、思っていたよりも広い。もう何年も前に某アニメオンリーイベントに参加したことがあったが、その時の会場よりも全然広いような気がする。

と、ふとあるエリアで目が留まった。

同人イベント界隈に、「壁サークル」という言葉がある。

サークルのスペースには、俗にいう「島中」「誕生日席」「壁」という種類がある。詳しい説明は省略するが、「島中」<「誕生日席」<「壁」の順で、サークルの人気度や知名度などがある程度現れている。

もちろんこれは絶対ではない。僕の主観も入っているし、あくまでも「そういう傾向がある場合がある」程度に思っていただきたい。

その中で「壁」に配置されるサークルを「壁サークル」と言ったりする。人気度や知名度が高いサークルで、そうなると当然作品クオリティも高い場合が多い。

この「壁サークル」は、「島中」に配置されたサークルと違って、背後にある壁にポスターなんかを掲示することができたりするというメリットがあったりするし、「壁」に配置されることは大変名誉なことなである

が、しかし。

フットバ9の壁サークルエリアは、島中や誕生日席が集まるエリアから若干離れているのだ。さらに、壁サークルの半分くらいはそこからさらに離れた場所存在していた。

一般参加者がまだ来場していない時間いくら知名度や実力のあるサークルとはいえサークルスペースの前に人が集まることはない。閑散としている。壁に貼ったポスターすらどこか悲壮感が漂っている。なんだったらヤマト運輸の受付と勘違いされかねない。

案の定ツイッターでこのエリアに配置されたサークルさんがもの申しててそりゃそうだよなって思った。

さて、いよいよ一般参加者の入場時間5分前、つまりイベント開始5分前だ。

この時、一人の男性が僕のスペース前にやってきた。

はじめまして自分、○○です」

ツイッター相互フォローになっている方だった。

この方も僕と同じく一人でサークル参加されているようで、いざイベントが始まるとなかなかスペースから離れられないので開場前に購入しても良いか、と聞かれた。実際のマナー的なものはどうなのかわからないが、僕はとりあえず本が売れる喜びでOKした。ついでにキーホルダーも買ってくれた。

宣伝見て、絶対買おうって思ってたんで開場前に来ちゃいました」

って言葉が、社交辞令だったとしても嬉しかった。

そしてすぐに一般開場。イベント開始のアナウンスがあり、サークル参加者たちが一斉に拍手する。僕もドキドキしながら拍手する。

やはりボカロスプラトゥーンエリア目的の人たちが多いようではあるが、駅メモエリアにも早速人が押し寄せる。人気サークル新刊や新作は、開始早々売切れる可能性もあるのだ。一般参加者はあらかじめカタログイベント公式サイトで目当てのものを探しておいて、開場後一番にそのサークルスペースに向かう。「走らないでください!」とアナウンスもあるほど、この開幕時の争いはそれなりに熾烈なのである

僕がその昔、初めてとあるオンリーイベント一般参加したときは、カタログをチェックするとかそういうことすら知らずに、ただなんとなく好きなアニメ同人誌が売ってる、くらいの感じで来場してしまった。そのため、開幕後のダッシュを目の当たりにして何が何だかからず「とりあえずみんな急いでるんだからついていかないと!」って思ってついて言ったら全然興味ない作品サークルに行きついた苦い経験がある。爆笑間違いなし。抱腹絶倒エピソードである。今これを読んでいる方たちもスマホPCの向こうで腹を抱えて笑っているに違いない。

さて、開幕して駅メモエリアにも一般参加者が流れてきているが、僕はというと過去のことを思わず思い返してしまうほど、ただ静かに座っていた。

開場して10分、15分が経過するが、僕のスペースには未だ誰も訪れない。

しかし、僕も過去オンリーイベントではないが同人誌即売会自体には何度かサークル参加したことがあるから、さほど焦ってはいなかった。

開始直後に人が訪れるのは、大手サークルや人気サークル、もしくは同ジャンルイベントに何度も参加していて、参加者同士で交流が多い人たちである

今回駅メモオンリーイベント特に何の繋がりも盛ってない状態で参加した僕のサークルには、大手サークル目的の買い物をあらかた終えた人が「さて、ブラブラと見て回りましょうかね」となるのを待たなければいけないのだ。

「今は大手タイム…今は大手タイム…」と心の中で繰り返していたが、少し口に出てしまっていたようで、心なしか両隣のサークルの方との距離が開いた気がした。

しばらくすると、予想通りチラホラと僕のサークルにも訪れてくれる人が現れ始めた。本やグッズがちょこちょこと売れていく。ものすごく嬉しい。

本を買っていってくれる人は2つのタイプに別れる。やってきてすぐ、見本誌も特に手に取ることなく「新刊1部ください」などと言って購入してくれる人と、見本誌を見た上で買ってくれる人だ。

前者はさらに4パターンに分けられるように思えた。以下の通りだ。

最初から買うことを決めている人

カタログ宣伝などを目にしていて、最初からうつもりでいてくれた可能性はある。

まず売切れたりする可能性のある大手や人気サークルを回った後に、僕のサークルにきてくれた、というわけだ。

② 僕の本のメインキャラ「うらら」が好きな人

うららが好きだから、とりあえずうららが描かれているから買う、というのは大いにあり得る話だ。内容はどうだっていい。そこにうららがいるから買うんだ。

(´-`).。o0(ちょっとやべー奴じゃん)

おっと失礼、なんでもありません。

③ もうとりあえず本なら買うって人

会場では色んなサークルが様々な駅メモに関するもの頒布している。

漫画小説イラストなどの本や、キーホルダー缶バッジや色紙、タオルなんかも売ってたりする。

そんな中でもうとりあえず本ならすべて買ってるっぽい人がいた。もちろん稀なタイプではあるが、一人ではないと思う。

(´-`).。o0(ちょっとやべー金持ちじゃん)

おっとこりゃまた失敬、なんでもありません。

④ とりあえず全部買う人

(´-`)<間違いなくやべー奴じゃん

いや、流石に全部ではないと思う、誇大表現をしてしまった。

しかし、僕のサークルスペースがある島で、おそらく端から端まですべてのサークルでなにかしらを購入していた。両手を本やグッズでいっぱいにしながら。

世の中にはやべー金持ちがいるものである

と、まあふざけてはしまったが、買ってくれる以上僕にとっては大歓迎な、感謝すべき人たちである

そして、後者の、見本誌を見た上で購入してくれる人。

この場合は、中身を見た上で購入を決断してくれているわけだから、ある程度の評価をもらえたのだと思うと、ノールックで買っていってくれた場合とはまた違う嬉しさがある。

もちろん、最初からうつもりではいたけれども、一応流れとして見本誌をチェックしている人もいるだろう。中身が漫画なのかイラスト本なのかを確認しただけ、という人もいるだろう。

それでも、中身を見た上で買ってくれるというのは、なんだかちょっと嬉しいものなのである

また、当然だが中身を見た上で買わずに去っていく人も多い。もちろん買ってくれるのが一番嬉しいが、意外と買ってもらえなくても、見てもらえただけで嬉しかったりもする。手に取って見ようと思える何かがあったのかな、と思う。

今回の本は、イラストを数ページ載せた後に4コマ漫画が数ページ、という構成であった。ペラペラとめくってくれている人の顔をこっそりうかがっていると、イラストのページを終えて4コマ漫画に至った後、少ししてふっ、と笑顔になってくれたりするときがあった。

勘違い可能性もあるけど、4コマ漫画を読んで顔をほころばせてくれたのだろう。本の内容にリアクションをとってくれる人がいる、その事実が嬉しいのだ。

しかし僕は、見本誌を見てもらうことに、ちょっとした悩みがある。

僕のつたない画力が露呈してしまうということももちろんだが、個人的にはそんなの比べ物にならないくらいに、悩んでいる。

それは、「見本誌を見てもらっている間僕はどうしていればいいんだろう問題である

気まずい。とにかく気まずい。そしてやっぱり自分漫画を目の前で見られていることが少し恥ずかしい。しかもつたない画力だし。

しかけるコミュ力は持ち合わせていないし、そもそも見本誌をチェックしているのに話しかけられたら邪魔だ。かといって、何事もないようにスマホをいじっていたり何か作業をしているというのも感じが悪いように思えるし、あからさまにリアクションをうかがうようにじろじろ見ているのもなんだかプレッシャーを与えてしまうような気がする。

結果、僕はというと、「スッ…」である

「スッ…」と静かに座っているのみである

みんな、あの時間どうやって過ごしているのだろう。今度機会があったら気を付けて見てみようと思う。

そんなこんなで本もちょこちょこと売れていく。

僕程度の本でも買っていってもらえるのは、やはりオンリーイベント恩恵だなと感じた。

そして、本よりも好調に売れていったのはグッズ類だった。

開始前にフォロワーさんが買ってくれたキーホルダーに続いて、本と一緒に買ってくれたり、グッズを単品で買ってくれたりで、初参加のサークルの割にはまあまあなペースで売れていたと思う。

ストラップってここにある分だけですか?」と尋ねてきた方がいた。

「そうなんです、手作りで用意したので、数が少なくてすみません」と伝えると、ツイッターで見てリトのストラップが欲しい!って思ってきたんですけど…残念だ!と悔しがって、本だけ買っていってくれた。欲しがってくれたことがなんとも嬉しかった。

その後も、本もグッズも少しずつではあるが売れていった。

当日のイベント時間中もツイッター写真を上げ宣伝をしていたので、おそらくそれを見て買いに来てくれているのか、まっすぐ僕のサークルスペースにやってきて、ノータイムで「○○ください」みたいな感じで言ってくれる人が多かった。

また、うららのバッジを買ってくれた人は本も一緒に買ってくれたのだけど、スペース前に来てまず「うららメインの本ですか?」と聞いてきた。「はい、うららメインです」と言うと、「じゃあ1部と、あとうららのバッジもください」とのこと。

わず「うらら推しですか?」と聞くと、力強く「はい!うらら推しです!」と答えてくれた。中学野球部かよ、と言いたくなるような、ピュアな力強さだった。

さて、会場には駅メモキャラクターであるでんこ」のコスプレをした人が、 Permalink | 記事への反応(7) | 17:38

2019-08-05

anond:20190805164042

その人自身迷惑行為をしたわけでも何でもないのに性別で区切られて出禁になるのが性差別でなければいったい何なのか。

もう「女性お断り」も「男性お断り」も「女人禁制」も「女性専用車両」も「中国人お断り」も「日本人お断り」も平等法律禁止すべき。

追記

子供お断り飲食店話題とき子供煩いから仕方ないと店側を擁護するじゃん。これは一部男性客が女性客に迷惑行為をするから排除仕方なしとどう違うのかね。

それ差別主義者の理屈じゃん……

迷惑行為をする中国人の客が一定数いたとして、それを理由に「中国人お断り」って掲げたら人種差別じゃん……

それなら迷惑行為をする一部の男性客を理由に「男性お断り」も性差別でしょ。

迷惑行為をする個別中国人や男を排除するのは別にいいと思うけど、行儀よくしている中国人や男が排除されなければならない理由はどこにもない。

子連れお断り」もアウト。「騒がしい客は老若男女問わず退店していただきます」とした上で子供が騒いだら退席を求めるのはオッケーじゃないの。じっと静かに座っている子供まで排除される道理はないので。

2019-07-18

公衆トイレの個室から出てくるところを見られたくないから、

毎回足音が無いことを確認してからドアを開けて外に出る。

さっきも出し終えて3分間ぐらい静かに座って待って、

誰もいないと思ったから立ってドアを開けたんだけど、

目の前に空き待ちのおっさんが立ってて、俺は羞恥と罪悪感で駆け出した。

anond:20190718112233

左側とかに座ってると不意に見えたりするよね、アレまじ好き、日常の中のエロスって尊い

2018-11-09

ラッシュ時の電車におばあさんの2人連れが乗ってきた

ここにいては座れないからと言いながら優先席の前に潜り込んで来た

が、すし詰め通勤電車で席は空かず

おばあさん達は小さい体で文句を言いながらも人の波に耐えていた

やり取りを小耳に挟みながら母親と娘かな と想像していた

一方のおばあさんがもう一方にしきりに話しかけている

老い母親満員電車内で気遣ってるのかな、と

乗り換え駅で席が空き、よく喋る方のおばあさんがもう一人に促した

もう一人は優先席の空いた中央の席に座った

2人を見てみるとお節介なおばあさんは髪も白髪で、椅子に座った方は黒髪で、世話を焼かれている方が若く見える

とはいえおばあさんではある

なんだろ、友人同士なのかな?満員電車に慣れてない友人をフォローしているのかな、などとまた想像する

よく喋るおばあさんはもう一人にずっと世話焼きな発言をしていた

「◯◯駅だから8時35分くらいよ、寝ないようにしなさいね」。

世話焼きお喋りのおばあさんはターミナル駅で先に降りて行った

降りるときに席に座っているもう一人のおばあさんの頬を強めに撫でて

しっかりね、とでも言うように

あれ?と思った

友人というには距離の近すぎる振る舞いだな

まるで母親子供にするみたいな

その後、もう一人のおばあさんは席に静かに座っていた

どこで降りるかははっきり聞いてないけど、8時半過ぎなら私の乗換駅より手前だろうか

寝たら起こした方が良いのだろうかなどと思っていたが

起きているようなので安心し、手元のスマホ視線を落としていた

と、おばあさんが何か喋っている

一人で何か言っている

周囲の人達視線を送った

が、すぐに無関心な空気に戻った

ああそうか、母娘か とようやく理解した

2018-10-17

anond:20181017175810

今でも残ってるファンは、数としては大した事ないんだが

その残ってるファンものすごく濃い&うるさい

小学生の頃見てたわー懐かしいなーかに座馬鹿にされたんだよなー」なんて普通おっさんドン引きするくらいうるさい

2018-09-10

anond:20180910113104

入学式やらで静かに座って校長先生お話を聞きましょう、ってのすら

抑圧だとか言う連中いるしな

2018-07-11

新卒爆睡している

タイトル通り

今年4月入社した新卒業務時間内にも関わらず寝ている・・・

ほぼ毎日・・・

人が足りなくて指導する人が最近いないので

デスクワークを任せられているらしい

かに座りっぱなしで眠くなるのは分かるんだが、流石に自分でまずいなとは思わんもんだろうか

別に暇なら暇で(私も現に暇だし)いいんだが、流石に社内にいる全員にばれるような体勢で寝るのは

どうなんだ・・・せめてもっと上手く寝てくれ

注意されないから社内にいる人たちにばれてないと思ってるんだろうか

全員よく寝るなあって呆れてるだけだよ新卒くん

2018-06-30

駅の工事とかしてるまわりの

エスカレーターちゃんと人が乗れてるか見守ってる人。なんて説明すればいいんだ?

誘導とかはしてない。

ただ1人で立って見てる。

絶対疲れるよな?

ちゃんと休憩交代してるのかな?

こんなに暑いのに着込んだ工事服でさあ。

てか椅子かに座ってもよくない?

おじさんっていうかもうおじいさんなのにさあ。土曜なのにさあ。

心配になるよ。

塩飴とかあげようかな

2018-02-14

カフェとかファストフードが嫌いな理由がわかった

ずっとなんとなく嫌いだったけどなぜなのかわからなかった

うんこをしながらひらめいたのは、背が低いせいでカウンター越しの注文が通りにくいから、という理由だった

いつもあのガヤガヤした空間に声がかきけされてしま

かに座席で注文をとる形式の店はそんなに嫌いではない

もう少し背が高ければ嫌な思いをすることは少なかったかもしれない

うんこは思うように出なかったがとてもすっきりした時間を過ごせた

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