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はてなキーワード: 全面的とは

2023-03-10

親戚関係維持管理には労力がかかって当然なんだよ

めっちゃマジレスするけど方法は二つある。

一つ目、奥さんの調整能力を育てる。

お見舞い品&金のエピソードが書かれていたが、それって要するに奥さんが岳母さんに元増田が言ったとおりに伝えちゃったんだろ?

そりゃ岳母さんは傷つくよ。当たり前じゃん。

てかさ、奥さんを悪く言うことになるので申し訳ないんだけど、それって「妻は調整役ができない」とかそういうのじゃなくてかなり「人としておかしい」レベルだぞ。

元増田と感じ方が違うこと自体は仕方ない。他人なんだし育ってきた背景が違うんだから

ただ、元増田発言意図をそのまま伝えたら岳母さんが傷つくかもしれない、ということに思いが至らなかったのは、申し訳ないけど成人として明らかに足りてない部分があるぞ。

まあ元増田反省するとしたら、当たり障りのないコメントを用意した上で「お母さんにはこのように伝えておいて」と指示をすべきだったかもしれないがってか「ありがとうと言ってもらおうと思っていた」ってお前……お見舞い品等を受けとってまあまあ時間経ってるはずなのに「思っていた」って実際に奥さんにそう伝えてなかったんかーい!

なんかめちゃめちゃさりげなく自分の過失を隠しとるやんけお前。そんなんでよく全面的相手が悪い・迷惑みたいなこと書けるよね。ちょっと悪い意味ビックリしましたよ。

二つ目、お互いの関係を構築する。

急がば回れという話だ。

てか割と重要なこととして結婚何年目なん?

1~2年目くらいだと親もテンション上がっててけっこうそういうのやりがちだよ。

それなりにまともなどうしなら、普通は数年たてばお互いまあこんなもんかな、くらいのところに落ち着くよ。

お互いの関係構築がそれなりになされれば、もっと軽く正直に「ちょっとこれは困るんすよねー」くらいに伝えられるようになるし、そう言われても変に傷つくことなく受け入れられるようになる。

総じて言えば元増田は楽をしようとし過ぎなんだよ。お前がもっと労力をかけろ。あと相手を妙に変人扱いするな。

妻曰く、妻の母親が怒り、ショックを受けた、と。「喜んでもらえると思ったのに」と。しかも、精神的に滅入り体調不良になったらしい。これは相当変だと、ぶっちゃけ僕は思う

はっきり伝えてるのに一人で勝手自爆しただけだから、それ以上相手にしてないのだけど、しかし、自分でお見舞い品を勝手に持って帰って、その上文句を言われても…なのだが。

これを相当変だと思うお前は正直に言って人生経験が足りてない未熟な小僧だよ。

何歳になろうが善意自爆なんてクッソ恥ずかしいし腹も立つし事後にめっちゃ凹むに決まってるだろ、当たり前だろ(体調不要というのは正直盛っているとは思うが)。

それでも少なくとも元増田やご両親に直接的にその怒りをぶつけず堪えてくれたわけでしょう。それってけっこう立派なことだよ。

ついでに言うと「母はこう思うと思う」という推測だけで話を進めたんだよね。何でお母さんと確認・話し合いしてねーの?

要するに労力をケチったんだよね。「こういう物を受け取った。返すのも角が立つと思うがどうする」てお母さんと話し合えばもっと全然丸く収まっただろうに。

以下は妄想推測レベルなので的外れだったらマジごめん

繰り返しだが元増田の書いてる内容から元増田の苦労・労力が全然感じられないし、労力をかける意思も感じられない。

それまで他人だったどうしが一応は親戚になったわけで、親戚関係維持管理には労力がかかって当然なんだよ。親子ならこれまでの人生分の蓄積があるからそれを労力と感じずに済むくらいの距離感等になっているだけだが、結婚数年以内の相手の親なんてまだマジで他人からな。

てかね、

事を荒立てずに妻の実家と適切な距離を置きたい

て随分スマートに書いてらっしゃるが、言い換えると

関係性を維持するためのコストを払うのがめんどくさく自分は払いたくないので自分悪者にならないような手段相手の親と適度に疎遠になりたい」

という話なわけよ。そんな都合の良い話があるかボケ。お前はまずもっと自分が労力を費やせ。

こちらからは以上です

anond:20230310003812

2023-03-09

女が働くということ

よくTwitterとかで問題なってるけど、私の意見を述べたい。イエスチラシの裏

私、30歳子無し既婚。営業職で年収500万

同い年の夫がいる。夫は私よりも50万くらい年収

低い。

うそろそろ子供欲しい気もするが、いなくてもいいかなって感じ。

今のところ、生活費折半で、家事も半分に分担している。

子供ができたら、産休は取るが育休の取得やそのあとの時短勤務、専業主婦主夫)化はどちらが担当しても良いと思ってる。

私は、幼い頃に父が亡くなった為、女で一つで育てられた。母は資格持ちだったのでバリバリと働いていた。幸い困窮することも無く、何の不自由もなく大学まで無事に卒業できた。

そんな家庭で育ったので、男に頼らずに生きて行く、自分で稼いで家族を養うという覚悟を持って生きてきた。母が大黒柱になってくれなかったら、私たちは飢えるかもしれないのだ。それは、姉も同じようで、結婚してもバリバリと働いている。

通っていた高校も、女性社会進出を推奨するタイプ女子校だったので、手に職を持ちバリバリと働く人が多い。既婚者の友人の中には夫と同等もしくはそれ以上に稼ぎ、人によっては夫が全面的に家庭をサポートしているケースもある。

職場で思うのだが、新卒一般職に就き、結婚し、専業主婦もしくは時短勤務で働きながら、夫へ主体的家事育児への参画を求める女性はどこで仕事や家庭に対して責任感を持つのだろうか。

同じ正社員でも、一般職総合職では責任の重さがあまりにも違う。同じ仕事をしていると愚痴る人もいるが、ではなぜ職務転換しない?

元々総合職で働いていた人が、結婚を機に家庭重視になり、「私も働きたい」と言うのと、一般職の人が言うのでは全く意味が違うと思う。

大黒柱になるプレッシャー、働き続ける覚悟は重い。それを放棄した上で、家事育児への責任を軽減したがるとは、甘えすぎていないか

そうやって甘えている人と、一緒にされるのは気に食わない。

結婚前にバリバリと働いていた人ほど、家庭に入ると家事育児をキチンとこなせたり、配偶者仕事配慮がある人が多い。

働く大変さを知っているからだと思う。

anond:20230309132425

何度も言ったのだが、そうなると「じゃあお前が決めろ」と責任転嫁され、やっぱり決めるべき人が決めるべきときに決めることから逃げてしまう、というのが現状。

「私の決定を全面的承認していただけるのですね?」と続けても、「それはお前が勝手に決めたことだ私の責任ではない」…。

そんなに責任が嫌ならそのポジション降りろよ…と何度思ったことか。

2023-03-08

AI仕事を奪う」が「現在作業部分的に代行させて楽できる」なのか、「全面的作業を奪われて職を失う」なのか、「賃金労働という概念が揺らぐ」なのか、バラバラに語られてる。肌感では前者ほど楽観的だけど現実的な気がする。世間ではその辺の認識バラバラから漠然とした不安みたいなのが漂ってるんかなって思う。

TRAの失敗は清水晶子と尾崎日菜子に集約される

女装者やオートガイフィリアトランスを名乗るのは避けられない以上、そこをきちんと切り分けるのがTRAのやるべきことだったんだけど、

よりによってその一番ヤバい尾崎日菜子をTRA代表格の清水晶子が全面的擁護してしまった。

このためにTRA女装者やオートガイフィリア排除できなくなって、女性の支持を得ることが不可能なっちゃったんだよね。

https://kakuyomu.jp/works/16816927860040342257/episodes/16816927862806413606

https://note.com/mojamojappa/n/n85bf4dd885e9

2023-03-07

anond:20230307095557

お前のガキが全面的に正しいよ

どれだけ綺麗ごとを並べても虐めは無くならないのだから虐め殺されるくらいなら虐め殺すべき

anond:20230306202237

性別の話については全面的同意するけど、黒人の例は個人的になんだかなーと思う(それが正しい・悪いではなく本当に個人的感想)

男性女性よりレイプとかしてくるのは身体的な差異が大きくて(力の強さとか)先天的だけど、黒人犯罪率高いと言われているのって先天性じゃなくて経済政治歴史が関わってくるんじゃないの?

パワー系ガイジとかは先天性で暴力的からわかるけど

2023-03-04

anond:20230304090635

政策ガバ過ぎじゃね?

1.非正規雇用派遣雇用全面的禁止

現状で非正規派遣でなければ働けない人とそうでなければ人を雇えない企業が多数あるわけで

こんな事したら無職人手不足倒産が大量に増えるだけだろう

2.現在消費税等の廃止

3.ベーシックインカム制度の創設

矛盾している。財源どうすんだ

4.残業時間外労働全面的禁止

残業代が減ってますます困窮するわな

政府が「少子化根本的原因は非婚化です」なんて言う訳が無い

政府が進めている子育て支援は、今結婚していて子供がいる夫婦しかメリットが無い。

少子化の本当の原因は、若い世代結婚できないことが原因なのに、なぜ分からないのだろうか」

といった批判の声が聞こえてくるが、政府非婚化が起きていることを絶対に認めないと思う。

仮に、少子化の本当の理由非婚であることを認めてしまうと、政府がやらなければならない政策がそれこそ「異次元」になるからだ。

非婚対策を進めるとなれば、若者経済力を高めていくために、以下のような政策必要になってくる

1.非正規雇用派遣雇用全面的禁止

2.現在消費税等の廃止

3.ベーシックインカム制度の創設

4.残業時間外労働全面的禁止

・・・これらの政策を実際に実現するとなると、これまで日本政府が30年間に渡ってやってきたことを全否定することになるだろう。

なので、岸田政権が「少子化の原因は非婚化です」なんて絶対に認める訳が無い(政権交代によって野党がやっても同じだろう)。

2023-02-27

体罰

高校の頃、授業中に「体罰を受けた事がある人」と聞かれた。周りの様子を伺っていたら、手を挙げたのは野球部の子一人だった。自分は割とボコボコ殴られて育ったが、目立つのが嫌でなんとなく手を挙げ辛く、黙っていた。

周りも自分と同様の考えで黙っていたのかもしれないが、教員からゲンコツ?ビンタ?」と聞かれ、その子が前者と答えたら「え〜……」という雰囲気だった。

坊っちゃん進学校だった事も大きな要素ではあろうが、それ抜きにしてもやっぱり最近体罰と無縁の生き方が多いのかなと思った。

自分の親は贔屓目や恨みを抑えた上で考えて割と真っ当な部類だろうし、経済的にも恵まれていた。が、子を殴る事は辞さなかった。親だって人間なのでバカガキに苛立ちもするだろうし、私も結構な事をしてはいた。暴力についても程度問題で、一切許されず言語道断だ、とは思わない。

ただ、理不尽さへの恨みは大きい。

飯を食うのが遅いだとかでおもちゃの剣が折れるくらいに背中を叩かれた。前科があり信頼がなかったとは言え、姉が開けた壁の穴について冤罪で殴られもした。

進研ゼミか塾のどちらかを選べ、どっちも嫌は許さんと迫られて後者を選び、結局嫌でサボったら「自分で選んでおいて何事だ」というダブルバインド的状況で殴られた記憶もある。パターナリズム全面的に悪いとは思わないが、それを殴ってまで強いるのは少々グロテスクではなかろうか。

妥当理由で殴られた事はさほど記憶にも残らないが、理不尽仕打ちについては今でもはっきりと覚えている。

2023-02-26

ヨッピー、脇が甘すぎる 3回戦(1:44追記

前回https://anond.hatelabo.jp/20230226215255

[26日23:56]https://yoppymodel.hatenablog.com/entry/2023/02/25/233355反論いただきました。

とりいそぎですが、

じゃあ明日12時くらいまでに再反論お待ちしてます

申し訳ないのですが、27日24時までに延ばしていただけますか? 明日仕事があるのでもう寝たいです。

[1:44]返答書き上がりました。みなさん明日も頑張りましょう。

以下返答です。

返答を受けてのレスポンス

以下、クローズしたQAに取り消し線を引きます

最初質問にすべて「はい」と答えていただいたと認識しました。私が最初に書いた記事はすべて「はい」と回答されることを想定して書いたものなので、回答いただいたことで特段コメントはありません。言いたいことは2回戦その2で全て言ってますので。

対戦結果

更に追記して再反論したよ!あと2つ謝ったらあなたの負けでいい?/ルール決めないと対戦にならないじゃん

私は勝ち負けに拘らないのでそれでいいです。

仲間という意味を読み取れずに誤読したこと謝罪します。

誤字を謝罪します。

増田が書いた「無視すればいい」は大変身勝手です。謝罪します。

これは増田想像力の欠如です。謝罪します。

(「対戦してる」という表現を使ったことに)ここも明確に謝罪する

(「背面服従」の誤字について)ついでなのでこれも謝罪します。

謝罪は6回。ヨッピーの勝ちです。対戦ありがとうございました。

感想戦

増田感想は以下のとおりです。

一応言っておくが

「対戦よろしくお願いしますって軽率に使っといて「対戦ありがとうございました」とか「感想戦」とか言ってるのなんなんだよ、っていう批判はありえると思うんですが、ヨッピーから勝ち負けのルール設定されたら勝ち負けの話としてすすめる以外になくて、それを修正するの眠くてめんどくさいのでそのルールに則り文章を書かせていただきました。

「謝りながら煽ってるじゃん」って思われる可能性があるのは自覚するんですが、煽ってるつもりはなくて、これは自分が設定した枠組みをもてあましてるだけです。

ヨッピー

というわけで、増田から感想戦として以下の質問を投げますヨッピーから返答いただく義理はないので返答いただかずとも結構です。

回答:

違うよ。「謝罪すると叩かれる」んじゃなくて「謝罪しないといけないくらいのやらかしをすると叩かれる」です。まんまそう書いてるじゃん。

>僕が貴方くらいに3回も謝罪するくらいのやらかしを1エントリでやっててみ?どんだけ叩かれると思う?

この文章を「謝罪すると叩かれる」に読んじゃうのはマジで致命的に読解力がないです。これ、どう読んでも「叩かれる」は「やらかし」にかかってるでしょ。

謝罪のものが叩かれるのではなく、謝罪の前にある「やらかし」が叩かれるんですよ。貴方も見てりゃわかるだろうけど、はてブには、僕に明確な憎悪を向けてあれこれ言ってる人達がたくさんいるのはわかるよね?

そういう人たちはずーっと手ぐすねひいて僕がやらかすのを待ってるのよ。特にやらかしても無い事ですら適当に捻じ曲げて解釈して「やらかした!やらかした!」って延々粘着してくる人がくるのよ。今回、ひとりはしばきあげたけどさあ。

いうなれば僕にとってはてブは「ピラニアがたくさん居る池」なのよ。貴方みたいな増田は、ちょっと切って血が出たくらいならバンソウコ貼っておけばいいか、で済むけど僕が同じ事したら血の匂いを嗅ぎつけたピラニアが大量にやって来るんだって。その立場の違いをそろそろ理解してよ。

だいたい、「間違ったら謝っておきゃいいじゃん」くらいのテンションで良くライターやってるなって思うし、それって本当の意味謝罪になってんのかって思うよ。

どういう考えなのかは理解しました。謝罪に対する重きの置き方が全然違うんですね。

増田認識は以下のようなものでした。

それに対して、ヨッピー

そら話がかみ合わんわけだわ。

なので、「本当の謝罪なのか」という部分だけは定義の違いにしかならないので「はい謝罪謝罪で、本当も嘘もありませんが」としか言いようがないなと思いました。

増田にとって謝罪責任所在を明示するものなので、「やらかし」に対してどう責任をとるかは別の話でそれこそ謝罪とは無関係謝罪はまず最初にあるべきもので、謝罪したあとどうするかは別問題

ヨッピー、脇が甘すぎる 2回戦(23:06追記

レスがあったので対戦成立と考えます。対戦ありがとうございますよろしくお願いします(ギャラリーに言っておくがこういうときにはお礼と挨拶を言っておけ。礼儀ってやつだ)。

返答の前に

ヨッピーからレスですが、率直な感想は「質問に対して回答が返ってきてないな」です。

なので、この返答では

の2章にわけて返答します。ヨッピーは本増田レスする際、可能な限り123それぞれに対して返答いただけると助かります理由はそうしないと返答がどんどんとっちらかっていくと思ったからです。

もしそのような形式を望まないなら、望まない理由を本増田への返答の「冒頭」に記載ください。

1:ヨッピーからレス質問返されたことへの再返答

さて、率直に言って、ヨッピーからの返答は自分にとってそれほど重要でない論点が多いので、話が発散しないように枝葉末節増田の書き方に非があったことを認めて訂正していこうと思いますギャラリーに言っておくが現状のヨッピー枝葉末節レスバするモード突入してるので、プライドが許すならさっさと訂正して話を絞るべきですね。私は別に自分文章完璧だとは思ってないのでさくっと訂正していく方針とります)。

これね。これはたぶんあるよ。僕は身内に対してガバガバなのは自覚あるよ。

はてなに居るような人達と比べても価値観とか人生観とか仕事に対する姿勢とかマッチョ寄りの自覚もあるよ。

ありがとうございます。そこを認識しているのは今回の収穫でした。

だけど「それって全然一般的じゃないよ」って言われても「いやだから『仲間内で飲む時は』って注釈入れてるんだけど」としか言いようがないよ。

仮にね、僕が「女性抜いて男性の頭数で割ったらどう?」って提案したんだったら「いやそれ全然一般的じゃねーし」とか「私は嫌だわー」とかあれこれ言うの全然理解できるよ。

だけど「仲間内ではこうすることもあるよー」って言っただけの事に対して「それ、一般的じゃない」とか返答になってなくない?だって一般的かどうか、っていう文脈で出してないもん。あくまで「仲間内では」って最初から書いてるじゃん。

ここは基本的に仰るとおりだと思います。なので、増田が「ヨッピーは『自分たちの感覚一般的である』と思っている」と考えていたことは間違っていたことを認め、ここに謝罪します。

そして、増田の主張を「ヨッピーは『自分たちの感覚説得力がある』と思っている?」に訂正し、後の再質問といたします(※B-1)。

これ、もう少し説明しておきたいんだけど、全部僕が言い出しっぺで「男だけで割ろう」って言いだしてるんだと思ってる?そんな事書いてあるか?

「仲間内ではこうすることもある」って書いてるだけやで?

僕が言いだしてる事もあるだろうし、友達Aが言いだしてる事もあるだろうし、友達Bが言いだしてる事もあるわけじゃん。そういう経験が重なって「まあこのメンツならこれでいいか」っていう判断になるわけじゃん。それにお金に対してどういうスタンスなのかくらい長い時間一緒にいたらわかるよ。

なるほど。たしかに私は「ヨッピーはそれなりにライター業で飯を稼いできたから身内の間でそれなりに立場が上の存在であり、ヨッピーが先導して言い出していることなのだろう」という先入観を持っていましたし、それが間違っていたのであれば謝罪します。

その上で、私はヨッピーの「文章の書き方」を批判します。

1点目。「お金に対してどういうスタンスなのか長い間一緒にいたらわかるよ」と仰ってますが、少なくともあの文章から「長い時間一緒にい」ることを読み解けというのは無理なのではないかと感じますが、「仲間内」を「長い間一緒にいる相手」と補足なしに読み解くことは可能だとお考えですか?可能であるというなら、その根拠記載いただきたいです。(※B-2)。

2点目。これは前述の質問と重複しますが、ヨッピーはあの文章の流れで自分たちの「仲間内」の例を挙げることが、ご自身の主張の説得力を上げると考えていましたか? いませんでしたか?(A-1)

>「ヨッピーたちは陽キャの集まりなんだから陽キャのノリが陰キャの集まりであるはてな相手に通じるわけがない」。

「通じるわけない」ってなんでイチ増田しかない貴方が言い切れるの?言っちゃなんだけど今回こうやって僕が怒ってる事について賛同してくれる人はたくさん出てるよ。

奢り奢られの時だって「わかる」って言ってる人だっていっぱい居たよ。貴方は何を持って「通じるわけない」って断言してるの?

貴方が書いた増田にも「男だけで割るの、わりとあるぞ」ってコメントしてる人がいるよね?

通じてる人が現にたくさん居る件についてはどう解釈してるの?

貴方は何を根拠に「通じるわけない」って断言してるの?

その辺聞かせて欲しいわ。

ここは正直「ヨッピーに何か提言するならはてなdisっといた方が感情コントロール観点ヨッピー同意してもらえる可能性があるかな」と思って書いただけなので、雑語りであることを認めますこの記述増田がただ雑語りをしただけなので全面的に悪いです。ヨッピーおよびはてなユーザー全員に対して謝罪します。申し訳ありません。

そもそも、該当の記事は冒頭で「廃人ツイッタラーのみなさーん!」って呼びかけてるんよ。はてブユーザー向けに書いてないんよ。勝手に拾って勝手拡散してんのはてブ側じゃん。

インド人に喜んでもらえる本格カレー屋さん作りました!」って宣伝してるのに日本人客がワラワラやってきて、「このカレー日本では一般的ではない!」とか言われたって「いや、知らんけど……」ってなるでしょ。もちろん店を開いた以上誰が来ても文句は言えないけどさあ。

しかもその日本人の中にも「けっこう美味いな!」とか言ってくれてる人がいるのに、イチ増田しかない人が「こんなの日本人には通用しない!」とかイキリ立って出てきたら「え、ええ……」ってなるわ。増田は「はてブ6段」とかそういう位を持ってたりするの?

すみません、この文章はよくわかりませんでした。

勝手に拾って勝手拡散してるのはてブ側じゃん」と仰りますが、これは「Twitterユーザー以外の人間が『勝手拡散する』ことがおかしい」と読めます増田解釈は間違っていますか? もしそうであれば、「自分想定読者層が拾って拡散する」行為ヨッピーは認めない」と読めるのですが、それは合っていますか? 合っていないならご指摘ください。(※B-3a)

また、それこそ「誰が来ても文句は言えない」と理解しているなら、なぜ今回「文句」を言ってるのでしょうか? 今回返答をしている理由をお聞かせ願えますか?(※B-3b

あとすみません、これもよくわからないんですが、「増田は「はてブ6段」とかそういう位を持ってたりするの?」の含意をもう少し説明いただけませんか? 増田の読解力が悪いと思うんですが、この一文の含意がマジでわかりませんでした。(※B-3c)

うーん、「毎回キレてる」のサンプルを提示してくれませんかね。僕、自分の中でルールを課してて、「おおっぴらにキレるのは1年に1回まで」ってやつなんだけど。なので2022年はおおっぴらにケンカしてないから今回文句言っても良いかなー、って感じでやってます

僕が書いた記事辛辣だったり誤読したりあーだこーだ言って来る人達は年イチどころか記事書くたんびに湧んだけど、それに対して僕が毎回キレてるソース、ください。

ここも増田の雑語りでした。なので以下のとおり訂正します。

2:1を踏まえた上での、増田から再返答

「前回から質問に対して回答いただけなかった部分」と、「返答を受けて再質問させていただく部分」とで列挙しますね。

なお、これらの質問は「ヨッピーの内心を探る」効果が極めて高いと認識しています。そのため、「回答したくない」と思うのであれば、回答しないでいいと思っていますし、その理由は「言いたくありません」以上の説明不要だと思っています。その程度には、増田ヨッピー内心の自由尊重します。

それでは、二回戦よろしくお願いします。

余談:ヨッピーブコメへの反応

追記で返信しといたよ~~~! https://yoppymodel.hatenablog.com/entry/2023/02/25/233355 /早く再返答しろ

しか26日15時くらいに見たときは「再返答もらえるんですよね?」みたいなこと書いてたと思うので出先から帰宅して返答増田を書いてたんですが、20:49に見たら「早く再返答しろ!」って書き換わってました。

わざわざブコメを後から「早く再返答しろ!」って書き換えるくらいに返答をお待ちなら、次のレスからは「○○日○○時○○分までに再返答しろ!」って書いてもらっていいですか? 増田匿名ヨッピーコメントちゃう程度には暇なんですが、増田休日には日用品買ったり映画観たり彼女遊んだポケモンGOやったりするくらいには暇ではないし、増田なりに誠実に返答しようと思ったとき半日で返答できるほど有能でも頭がいいわけでもないので、ヨッピー的に反応が遅いと感じるのであれば、「いつまでにレスがほしい」というかたちで期限を指定してもらえるとありがたいです。

追記2(22:09)

まあなんかヨッピープライベート一方的批判するのはアンフェアだなと思ったので増田プライベートにおける奢り奢られ状況を書いときますね。

追記3(23:06)

※長すぎて追記がはみ出たので別記事に分離https://anond.hatelabo.jp/20230226230840

追記4(23:58)

https://anond.hatelabo.jp/20230226235751

ヨッピーから反論があったのでとりあえず会場だけ作っておきます

2023-02-25

男子校/女子校出身の「自分マジでキチガイなノリだからw楽しかったわー」みたいな感じって、自虐的押し出してるような部分は実は周りからは割とどうでも良くて、自分らで自覚できてないような所に嫌悪されるものがあるんじゃないかと思う

奇をてらってるような薄ら寒いノリではなくて、ホモソーシャルに浸っていたが故に形成された部分(これが全面的に悪いとは思わんけど)が煙たがられてるというか

2023-02-22

anond:20230222105036

主張自体全面的に賛成はしない(あえてTOPに表示させなくともブクマ数順に見ればおおよそそんな感じだと思う)が、

ちょっと身内で持ち上げられてる奴のお気持ち記事テクノロジーカテゴリで上がってくるのはやめてほしいわ

2023-02-21

モノの良し悪しが本当に分からない

味覚、音楽映画ファッション、その他諸々。

絵画なんかは文脈依存も強いから単に教養に欠ける部分もあるんでしょうけど。

定量化できないもの評価が非常に苦手。「適切な評価」をつけるのではなくて、そもそも評価のものをするのが。

からと言って、定量化できる部分だけを見て、マック世界一売れてるから世界一美味しい、とかは思いませんが。

「適切な評価」は、「これが世間的には良しとされるんだろうな」というのが過去経験から何となく察しがつくのですが、自分自身の思う「良し悪し」は全く浮かんでこない。

もちろん「好き嫌い」はあります

しかし、例えば食事なら気分による所が大きい。唐揚げの口の日に望みのものを食べてざっくり90点の満足度だなと思っても、別の日には全く同じものを食べて70点だったりもする。この数字も、他の料理満足度とざっくり順番に並べ、相対的整合性から適当に弾き出したきわめてアバウトなものです。

料理としての完成度も、何を以て良しとするかは「人による」としか言いようがない。人間なんて個体差はあれほぼ同じ構造なので、ある程度の普遍的感覚というものはあるのでしょうけれど。

例えば映画なら、この映画面白い面白いが、☆がいくつかと言われると困る。「普通面白さ」なら3つで、「手放しに全てを褒められる面白さ」なら5つなんでしょうけど、そうはっきりする事なんてそうそうない。そのグラデーション境界を引くのはあまりにも難しい。

ましてや「良し悪し」となれば、恐らくは個人の「好き嫌いから離れ、普遍的視点に立たなければならない。

1点刻みの100点満点で評価するとか絶対に無理です。5段階でも怪しい。悪い、普通、良いの三段階でも、大半が普通に入ってしまいそう。

その辺の人を捕まえてその場で描かせた漫画と週刊連載されてる漫画を比べたら、流石に優劣はつけても良いだろうとは思いますしかし「なぜ優れていのか」を突き詰めていくと、結局「好き嫌い」に収束してしまうのではないかと。この例での「好き嫌い」にはかなり普遍性がある(ほとんどの人が恐らく後者評価する)でしょうけど、そう極端な比較ばかりではありませんし。

感性を磨くという事についても疑問があります

ファッションに興味を持ってから、今まで変なのと思っていた服や靴をかっこいいなと思うようになった事なんかはあります

しかしそれはネットでよく言われる「情報を食べている」状態なのではないかと自問した時、違うとはっきりは言い切れない気がします。

実家が割と余裕のある方だったので、色々なものに触れる機会は与えられてきました。それが「適切な評価」を下すのに役立ってはいるのかもしれませんが、「私の評価」の基準にはなっていない気がする。

自分自身があまりに「良し悪し」が分からないもので、世の中の人間もそこまで分かってないんじゃないかと勘繰ってしまます

やれこの映画は名作だの、この料理は不味いだの、点数をつけてはいものの、ざっくりの印象を10単位でつけて、詳細の加点減点部分を表すそれっぽい1点単位数字を合わせているだけなのではないかと。

他者の顔色を伺わず、プリミティブな感性と積み上げてきた経験だけで瞬時に「あ、この料理は87点だな」なんて浮かぶ人がいるとは信じがたい。いるのかもしれませんけど。

イデアなんて言葉がありますが、物事本質的な良し悪しなどなく、(例えば服なら耐久性や透湿性、手入れの手間といった明確な評価軸であらわせないような)あらゆる評価は突き詰めると「個人的な好き嫌い」に収束するのではないかと思っています。「社会的な選好」もまた個人のそれの最大公約数的なものに過ぎないとも。あるいは、誰かしらの好き嫌いがその人の立場によって権威づけられたか

批判批評においても、対象の細部について検討はされるものの、その細部を何を以て良しとするかは価値判断がついてまわり、つまる所は好き嫌い問題になるのではないかと思います

どれだけそれらしい理由を並べて普遍性正当性を強調しても、根底個人好き嫌いしかない。

しか遡及的に見出された理屈であれ、それを言葉にして他者の「好き嫌い」を知り、時に理解し歩み寄る事は大事なのかもしれませんね。

追記

この世で本質的存在する絶対不変の軸なるものはないんじゃないかと思ってはいますが、個人好き嫌いが積み重なって形成されたある程度普遍的評価軸の存在否定していませんし、対外的には尊重しますよ。

究極的には全てに意味がなければ物差しもない、ハイ終わり。というニヒリズムではなく、無意味を認めた上でそこから価値を積み上げていく実存主義的なスタンスという事です。冷笑と言われ少々カチンと来たので、念のため。

追記

定量化できないもの数字にしたり相対評価したりするのは難しい

(以下全ての「評価対象」は定量化できないものを指す)

評価対象について知識を積み重ねて吟味することは、他者のモノの見方、感じ方を知り、時に自分の中に取り入れる事で捉え方が重層的になるかもしれない

一方で、「情報を食べる」と言われるように、良し悪しを考えるという事が他人評価軸に合わせる、他者の顔色を伺うような事にもなってしまわないか(それが全面的ダメだとは一言も言っていない)

評価対象にまつわる知識を積み重ねても、結局良し悪しを決める軸は好き嫌い帰結しないか

・「世の中一般で好かれる≒良いもの」でもない、「私が好きなもの」でもない、「私が良いと判断するもの」なるものは、何を以てして決まるのか

まとめると私が思っているのはおおよそこんな所です。

それに対して、初めから好き嫌いとはまた異なる「良し悪し」なるもの存在する事を前提として、それが分からないのは理解が足りないからだ。という反応が多かったので、あまり噛み合っていないのではないかと思いましたね。

その「良し悪し」が人々の好き嫌いが集まって作られたものを指すのなら、それは好き嫌いと同じとは言えませんが、全くの別物とも言い難い。さらに、では結局良し悪しとは「情報を食べる」事に過ぎないのではないか、という話に繋がる。

しかし、全ては好き嫌いに過ぎないという態度では美という概念をいささか否定するようで、矛盾するようですがそれもまたどうなのかなとも思ったりします。

anond:20230221205742

従前の女性的な生き方を男社会に盲従する哀れな負け組みたいな事言ってるフェミがこれ読んだら発狂しそう。

そっちの方が都合がいいと考えている女性は確実にいるのにね。

選択肢が広がることが大事なのであって、今までが全面的に間違いだったとするのは単に暴君を殺して暴君首にすげ替える駄目な革命みたいなもんよね

2023-02-20

中途採用で来た上司が「出入り業者にイキるおっさん」でつらい

うちはメーカーなので僕としては「出入り業者と言えどユーザーになりうる人」という感覚で接していたので

出入り業者にめちゃくちゃにイキり倒す上司を見てるとすごい恥ずかしくなってしまう。

上役とかにも「〇〇、締め上げときますわ」「出禁にするぞっておどしときますわ」みたいな発言を平気でする。

本当にキツい。

出入り業者とはいえ会社の規模で言えばうちよりよっぽどデカ会社なんだよね。

向こうからすればイキって急に呼び出して大した発注も出さないうちみたいな中小メーカーから切られたところでだよ。

中途で入ってくる前はもうちょっと規模の大きい会社にいたらしいけど、出世競争に負けて逃げてきたんじゃん。

謙虚になろうよ。

どうすんの、イキり倒した結果、ほな全面的にうちから手引かせてもらいますわって言ってきたら。

仕事成り立たないよ?

本当に頼むよ……

2023-02-19

九段新報 裁判官検察は平均以下のバカ

http://blog.livedoor.jp/kudan9/archives/60214858.html

暇空茜が私のツイートRTした「Colaboと仁藤夢乃さんを支える会」を提訴したとする件について

2023/02/18 21:02

 結論から言えば、私のツイートは暇空を害する意図を持つものでもなく、また平均的な読解力があればそう読み取れないことも明白な内容です。このような訴訟は「Colaboと仁藤夢乃さんを支える会」に対する嫌がらせ目的のものであり、彼がこれまで行ってきた嫌がらせ行為の延長線上にあるものだと評価できます

 こうした行為について、私は「Colaboと仁藤夢乃さんを支える会」を全面的に支持することを改めて表明します。また、会やColabo、仁藤夢乃氏とその関係者裁判に関する証言等で私の協力を要する際には、どのような助力であれ惜しまないことも宣言します。

広く表現の自由を守るオタク連合

@hyougenmamoru

14時間

お、気づいたか。その調子やぞ。

引用ツイート

カレー粉にまみれるウッウ

@SpicyCramorant

15時間

返信先: @nalltamaさん, @himasoraakaneさん

結論から言えば、私のツイートは暇空を害する意図を持つものでもなく、また平均的な読解力があればそう読み取れないことも明白な内容です。

だって

俺はどうやら平均以下らしい

https://twitter.com/hyougenmamoru/status/1626915335092973568

まり裁判で言わなくてもいいことを言ってるね。

ロシアウクライナ戦争の開戦一年を前に

まもなく開戦から一年を迎える。

冷戦終結させ核戦争の恐怖から逃れた人類が祝砲とともに迎えた21世紀が、よもや侵略戦争とそれに伴う核戦争懸念に飲み込まれるとは誰が予想したであろうか。ここに至る経緯は長く複雑であって一冊の書物にさえ収まりきらないものではあるが、それが世に出るころには世間の関心は賞味期限切れを起こしていると思われるので、ここにその一部を記そうと思う。


そもそもウラジーミル・プーチンウクライナ併合をもくろむようになったのはいつのことだろうか。すなわち、民族的ロシア人保護というロシア社会における要求に甘んじず、かつてのロシア帝国的な全スラブ民族庇護者というアイデンティティ確立し、ウクライナロシア範疇とするべく模索を始めたのはいつのことだろうか。これは遅くとも2019年にはその転換は生まれていると考えられる。冷戦の勝者であったはずのアメリカトランプ政権の下で国際的威信を低下させ、アラブの春以降に生まれた膨大な中東難民ヨーロッパ社会疲弊させた。東に目を向ければ2008年の中露国問題解決をもって後顧の憂いを絶ち、和平条約こそ結べないものクリミア危機をもってしてもなお対露宥和政策を維持する日本を見る限り不安要因とはなりえない状況であった。そして、ウクライナにおいてさえ、2019年大統領選挙では対露強硬派ポロシェンコが敗退し、政治的には素人コメディアン出身ウクライナ語さえ満足に話せないゼレンスキーが対露宥和政策を掲げて当選するに至ったのである。むしろこの時にこそ、プーチンミンスク合意を超えたウクライナ併合という天啓を得たとしてもおかしくはない。彼の帝国に、およそ実現不可能侵略戦争妄執を諫める官衙が無かったことが、世界悲劇であった。

ロシア軍の当初の作戦は様々な面で事前の調査検討が不十分なものであった。もとより実現可能性も実効性もない目標を大真面目に検討しろと言う方が無理であろう。とはいえ杜撰侵略作戦はいかにして作られたのだろうか。これにはおよそ二つの側面がある。一つは、計画立案の手間を惜しんで集団安全保障条約(CSTO)加盟国内で政変が起きた際の介入計画を下敷きにしている面。もう一つは、プーチン個人が気に入るであろう要素を加えることで、彼個人が満足するように作られている面である。このため、作戦計画はもとより無理のある要求に非現実的企画で回答するという悪循環産物と化しており、2022年2月の史上稀に見る大失敗に至るのは当然のことであった。

プーチンはこれまでに2回、親露派内閣の救援に失敗している。ブルドーザー革命で当時ユーゴスラヴィア大統領であったミロシェビッチ保護できず、またマイダ革命でもヤヌコヴィッチ内閣を支え切れなかった。これを踏まえ、CSTO加盟国内で政変が起きた際の対応計画は、かなり真面目に練られていた。そのうちの一つが開戦劈頭のアントノフ空港攻略作戦の原型になっている。原型となった計画では、クーデターなどによって親露派政府が打倒されそうになった場合ロシア空挺軍部隊首都近郊の空港制圧して先行する特殊部隊とともに政府首脳部を保護し、これを空挺堡として首都や周辺の主要都市軍事拠点順次制圧していくという展開を想定している。

実際、ウクライナ侵攻の直前に起きたカザフスタン政変ではトカエフ要請を受けてロシア空挺軍によるアルマトイ国際空港を中心とした展開が行われており、一方の権力を奪われたナザルバエフ隣国キルギス脱出し、カント空軍基地プーチン政権奪還を支援してくれるものと待ちわびていた。権力闘争の結果は周知のとおりだが、仮にトカエフがより反露的な人物であれば結果は違っていたかもしれない。

ウクライナ侵攻計画においても、親露派大統領に対するNATO とりわけアメリカ主導のクーデターが発生した際の対応計画を元に、少数の特殊部隊と大規模な空挺軍を利用したアントノフ空港制圧とこれを拠点としたキエフ制圧計画立案されていた。この作戦の致命的な欠陥として、クーデターであれば存在していたはずのウクライナ国内の親露派有力者、とりわけウクライナ部隊ウクライナ保安庁内の協力者からの援護が十分に期待できない点が挙げられる。計画上は確かに彼らが侵攻開始と同時に蜂起する想定になっていたのだが、ウクライナ国内の親露派の多くはロシア軍の本格侵攻を信じてはおらず、投下された膨大な準備資金個人的な利益に帰してしまった。さらに、開戦直前に至るまでアメリカによる情報公開攻勢が行われたため、ウクライナ国内の親露派との連絡調整を職掌に収めていたロシアFSB第五局は情報漏洩を恐れて正確な開戦日時を伝達せず、結果的2月24日は(開戦日は教えてもらえると思い込んでいた)親露派に対する奇襲となってしまった。この、事前連絡のない開戦とロシアによる一方的な協力への期待は、数字としては出ていないが、民族的ロシア人あるいは経済的恩恵といったものを背景とした親露派の翻意を大いに促し、以後のロシア軍を大いに苦しめることとなる。

また、本来であれば、制空権の確保と空挺堡の構築、地上部隊の侵攻は十分に連携の取れたものでなければならない。しかし、ロシア政府内では侵攻作戦プーチンの「お戯れ」であるとみなされていたため、作戦計画の内プーチンが喜びそうな内容、具体的には前述のアントノフ空港への奇襲といった派手な作戦ウクライナ全土制圧後のロシアへの併合宣言といったハイライトのみが詳細に検討され、それ以外の点については何ら考えられてこなかった。例えば、アントノフ空港制圧した空挺軍部隊と合流するためにベラルーシから地上侵攻を行う必要があるが、チェルノブイリ原発周辺の森林地帯を通過する際の計画東部軍管区のある若手士官図上演習課題として丸投げされ、提出された素案を元に別の将校が大規模演習の名目で具体的な計画に起こしていたことがわかっている。想定された場所以外では戦闘妨害が起こらず、また演習名目であったために部隊の移動は迅速に進むという前提で計画が確定してしまたことが、キエフの戦いにおいて裏目に出てしまった。同様にロシア空軍も、地上軍との連携が乏しく長期の作戦計画立案されていないなど、全面戦争を想定したものとは到底言いがたい状況であったのには、このような背景があったのだと見られている。

戦前年にもロシア軍はクリミア半島などにおいて大規模な動員訓練を行っていたが、プーチンが本気であると知らない者には、これら人員物資の集積はあくまウクライナおよびNATO に対する威嚇として理解されていた。事情を知る者は当初計画があまりに楽観的であることに懸念を示していたものの、FSB第5局の人員の多くは親露派ウクライナ人の協力が当然あるとして疑わなかったし、またある者はプーチンが本気でウクライナ侵攻を計画していると認識していなかった。何より、プーチン本人が自分に気に入られるべく作られた即興作戦計画を「狙い通りに」気に入ってしまった。平たく言うと、ロシア軍としては侵攻計画の前提となる環境整備は対外諜報活動を所管するFSB が行うことが大前提であり、しかFSBはその軍事侵攻に十全な準備をできていなかったのである本来なされるべき長期的な見通しの欠如は、未だにロシア軍を苦しめている。


もう一方のウクライナ側の防衛計画についてはどのようなものだったろうか。戦前ウクライナ政府および軍が想定していたロシア軍の侵攻計画は以下のようなものであった。まず、ドネツクルガンスク人民共和国(D/LNR)との停戦ラインにおいて大規模な衝突を起こす。これを受けてロシア政府ウクライナ政府に即時の停戦撤退要求する。ウクライナ政府拒否した場合ウクライナ軍による民族浄化作戦からロシア住民保護」を名目ロシア軍による大規模な空爆を行う。空爆によってウクライナ政府降伏しない場合地上軍による侵攻を行い、かつてノヴォロシアと呼ばれていた民族的ロシア人の多い地域制圧する。これらの地域はD/LNR と同様にウクライナ国内の(EUNATOへの加盟を拒否できる)自治州として温存し、長期的にはこれらを通じてウクライナを間接的に支配する。このプロットは明らかにコソボ紛争における欧米の介入の経過をなぞったものだが、ウクライナ軍はプーチン個人的な欲求からNATOに対する当てつけとしてこのような展開を望むと考えていた。ロシアが率先してウクライナに侵攻するのではなくD/LNR が優位な戦況を作り支配地域を広げる体裁をとることが国際的批判回避する方策であるため、国際社会による仲裁拒否民族浄化を続けるウクライナへの懲罰的攻撃という方便を生み出すよう布石を打っていくのである。前提として、ウクライナ国内クーデターのような政変が無く、ロシアからエスカレートを仕掛ける場合を想定すると、このような順で進むと想定するのは合理的である

問題はこれがどの程度のスピードで進むかであるが、ウクライナ軍の想定ではコソボ空爆と同様に開戦から地上侵攻まで最大3か月程度の時間的猶予があると考えていたようである。今を思えばのんびりした想定であるが、ロシア陸軍各部隊は徴集兵を少なからず含んでおり、これらは法律上ウクライナ派兵できないため、全面的戦争を始めるには予備役招集と訓練が必要であると見られていた。したがって部隊の充足率を高めるのに必要時間がある程度は期待できたのである。このタイムラグの間は空爆ドネツクルガンスク両州が主な戦場となる。そこで、ウクライナ軍としては東部陸軍の主力を集中させてD/LNRとの停戦ラインを堅持することで大きな損害を与え、ロシア本体が参戦するまでに東部戦線を安定化、あわよくば地上侵攻を思いとどまらせるという方針が定まっていた。また、この時、クリミア半島やベルゴロド州からロシア軍が侵攻してくることが考えられたが、ここは動員した予備役領土防衛隊国境線を維持することとされた。長期的な見通しはさておき、ウクライナ軍にとって主眼はあくま東部戦線であり、停戦ラインから20km の範囲で多数の陣地構築を行っている。隣接するヘルソンザポリージャハリコフの各州での陣地構築は開戦後住民避難と並行して行う予定であったと考えられる。

もし、開戦に先立ちウクライナ軍が上述の想定の元東部戦線への戦力の集中を行っていた場合、図らずもがら空きのキエフロシア空挺軍殺到していたことになる。では、ウクライナ軍はどこで引き返したのか。最も有力な説は2月21日のロシアによるD/LNRの独立承認の直後であろうというものである。前述のような経過をたどるには、D/LNR がウクライナの一部という立場のままロシアミンスク合意の履行を強制する状況になければならない。両地域独立承認してしまった場合、D/LNR や民族的ロシア人が優位な支配地域を中心とした間接的なウクライナ支配という筋書きと整合しなくなる。また、東部戦線におけるD/LNR の攻勢が想定よりもだいぶ弱く、ロシア軍が両地域へ展開している部隊数も想定をかなり下回っていることからウクライナ軍では当初想定とは異なる侵攻計画がある可能性を認めざるを得なくなった。この時、米国から情報によればロシア軍の侵攻計画長大国境線での一斉攻撃であった。残念ながら、ロシア軍が主体的に全面侵攻を仕掛けるという情報ウクライナ軍は信じることができず、さりとて東部戦線へ部隊を急派する必要もない状況を踏まえ、ウクライナ軍は部隊移動を取りやめ、部隊位置を秘匿したうえで数日待機、すなわち様子見することとした模様である結果的に、キエフ周辺には開戦直後のホストメリ空港一時的にせよ防衛するのに十分な戦力が残っており、第一機甲旅団チェルニゴフ州でドニエプル川左岸防衛することができた。一方で、南部においては部隊移動が混乱をきたしてしまい、クリミア半島との境界に当たるペレコープ地峡からメリトポリ付近に至る広い範囲守備部隊のいない状況となってしまった。もしこの地域担任する部隊が移動前であったならば、事前準備の不徹底なロシア軍の南部からの攻勢すら頓挫していた可能性がある。

開戦初期の戦況はこのような状況から作られたが、その後の展開は周知のとおりである

2023-02-17

理解のある彼くん」だった

理解のある彼くん」話をいくつか聞いてふと思い出したので、書き込んでいく。

仕事大学訪問する機会があり、その中で学生との交流もあって、そこで知り合った。妙にウマが合って、出会ってから数か月で交際に発展した。俺自身別にモテるわけでもなくなんなら非モテの部類だと思うが、どういうわけかかわいい年下の彼女ができてしまい、正直有頂天になった。実際最初デートでも年下の感じを全面に出して甘えん坊で可愛い彼女だったし、俺も年齢差があることで少し焦りを感じこそしたが、徐々に慣れてきて「年下の彼女が胸を張れる彼氏であろう」と思い無頓着だった服装や外見にも気を遣うようになった。

異変が起きたのは付き合ってから数か月経った頃だった。自分で言うのもなんだが、俺は交友関係が広い。そのため女性の知り合いも多くいるし、同性・異性それぞれを交えた趣味もあった。そんなことを話していた時に、彼女の様子が明らかに変わった。「ごめん、何か気に障るようなことを言った?」「そういうわけじゃないけど…」という感じだったので詳しく話を聞くと、彼女は「以前に付き合った男も交友関係が広く、その中で浮気をすることが何度かあった。それ故に『異性の友人』という存在にあまりいい感覚を持てない」「そもそも私は男性が実はあまり好きではない。その中で増田君と出会って付き合うようになったからすごく特別さを感じている。だからそういう人間がもしかしたらいるかもしれないと考えると不安になる」とのことだった(俺は「男女の友情なし派かぁ」くらいに考えていたわけだが、考えが甘かったことを知るのはこれよりもう少し後だ)。とにかく彼女は「『可能な限り』女性との接触を控えてほしい」「お互いの居場所がわかるように位置情報アプリを入れたい」「同性の友人であっても、遊ぶ時には必ず報告してほしい」ということを要求してきた。正直言うと「めんどくせえなあ」と思ったのも事実ではあるが、そこは惚れた弱みというものである。「まあそれくらいでいいんなら、いいよ」と承諾することにした。

そこから地獄であった。少しずつ頻度を増す彼女の連絡。趣味で出かける、という度に機嫌を損ねる彼女彼女は俺のSNS監視し、自分SNS相互フォローさせ、俺のフォロワー(当時俺のSNSフォロワーは2000人以上いた)を1つ1つ丹念にチェックし「相互フォローでいいフォロワー」「リムってほしいフォロワー」「即時ブロックすべきフォロワー」を仕分けた。そして「彼女がいるので女性自分リムーブしろ」という投稿を繰り返せ、と言う。そうして彼女SNSで俺の友人を「売女」「害悪」と罵倒する言葉が並ぶたびに、それに同意するよう求められる。

今考えると不思議なのだが、俺はこれらの要求にかなりの範囲で従っていた。「そうすることで彼女と友人を傷つけること」を避けるためはもちろんあったが、それとは別に「俺が選んだ彼女なんだから彼女から言われたことはなるべく叶えなきゃいけない」という強迫観念もあったと思う。それに彼女は「俺と一緒にいるときは」優しく、可愛い彼女であった。それが彼女の本当の姿で、俺と会っていない時は不安故にそうした行動に出るんだ、と俺自身に言い聞かせることで、何とか心の安定を保っていたのかもしれない。

彼女不安定さはさらに加速した。深夜、早朝、仕事中、構わず電話がかかってくる。不安になったから、という度に俺は電話に出て「大丈夫だよ」「女の人とは一緒にいないよ」と言い続けた。会社飲み会は欠席するよう求められ、どうしても必要な時には写真を撮り送るように言われた。この辺りから俺は彼女に対し「何らかの精神的な疾患があるのではないだろうか」と思い始め、それとなく病院に行くように勧めた。そのたびに彼女は泣き喚き俺を罵倒したが、粘り強く話したことで何とか足を運んでくれるようになり、俺も何度か同席した。精神科医は彼女を「うつ病」「不安障害」などと言っていた。そして「優しい彼でよかった、ゆっくり頑張っていきましょう」と言ってくれた。彼女は泣いていたが、正直俺も泣きそうだった。概ね俺と意見同意見であった。すなわち「増田さんに過剰に依存しなくても良くなるよう、通院をしよう」という話である彼女もそれに同意していた。「増田君が心配しなくてもいいように、病院に通うね」俺はそれを全面的応援する、と言った。ところが、彼女は3か月ほどで病院に行かなくなった。「私は間違ってない」「私は悪くない、不安にさせる増田君が悪いんだ」と洗脳のように刷り込まれる日々。彼女SNSの中で俺も含め罵倒を繰り返すようになった。その度に俺は電話や直接会いに行き「大丈夫大丈夫」を繰り返し続けていた。今は精神状態が悪いんだから、今は本当の彼女ではないから、きっといつか最初幸せだった俺たちに戻れるから根拠のない理由で、俺は彼女を抱きしめたり、撫でたりし続けた。

俺に異変が起きたのは半年ほど経った時だった。俺がEDになった。彼女の求めに応じて、何回試してもうまくいかない。こうなると俺も自信がなくなったが、それどころではない。彼女絶望っぷりたるやすさまじかった。「私に魅力がないってこと?」「きっと他の奴でオナニーでもしてたんだろう」そんな罵倒が繰り返される。そして彼女の下に行く度、電車吐き気に襲われるようになった。家で一人でいるのに監視されているような気がする。それでもなお付き合い続けることを選んでいたあたりやっぱり好きではあったのだろう。俺と彼女は二人でゆっくり疲弊して、ゆっくり死に近づいていた。

終わりを迎えたのは去年の夏のことだ。趣味の集まりにも顔を出さなくなり、時々SNS彼女以外を拒絶するような言動をとっていた俺に不信感を抱き続けていた別の友達が、半ば無理やりに俺を遊びに連れ出してくれた。俺はぽろぽろ泣きながら、彼女が好きなこと、だけどどうしたらいいのかわからないこと、俺が間違っているのかもしれないと毎日不安なことを話していた。すると烈火の如く怒り狂った彼女から電話がかかってきた。「どこにいるの」「誰と」「何してるの」「女はいるの」いつも通り俺の詮索を繰り返す彼女の声を聴いているうちに、俺はぽろっと「限界だ」と言って電話を切った。次の日、彼女電話をした。彼女は「私の価値観と全く同じでなければ付き合っている意味がない」「彼女友達なら考えるまでもなく彼女を選ぶべき」「お前はそうやって私をずっと傷つけているんだ」と主張を繰り返していたが、もう俺は限界だった。別れを切り出し、結局それに同意した彼女が怒りのままに電話を切って、それっきりだ。

別れて1か月後、彼女SNSをふと見てみようと思った。彼女が「彼氏ができました!」と言い、彼女の考えに同意していたフォロワーに「よかった!」「お幸せに!」と言われているのを見て、俺の1年は無駄だったんだなあ、と死にたくなったが、まあなんとか生きている。

一生懸命彼女のことを考えて行動していたころ、彼女フォロワーに言われたのが「優しい彼氏」「いい彼氏」「理解ある彼氏」という言葉だった。そう言われるたびに嬉しくなったが、今考えるとそれは「彼女に都合よく、無条件で彼女のためだけに行動する彼氏」ということだったんだろうなあ、と思う。そして少しでもそれを違えると「理解のある彼氏」は「DV彼氏「バカ」その他もろもろの別称と共に敵扱いされる。相手のことは関係ない。まさに滅私奉公ができなければいけないわけだが、そんな風にできるやつなんてそういない。だから彼女たちは次々と男を掃いては捨て掃いては捨てを繰り返していくのだろう…まあ、それに1年も気づけなかった俺が、一番バカなのだけれど。

多分俺が人と付き合うことはもうないと思う。それが見る目がなくて、かつ誰も幸せにできなかったバカな俺の責任だと思うのだ。

2023-02-16

ボードリヤール全面的制作に携わっていたら解釈もかなり違ったのかな...

2023-02-14

ペット保険

アクサダイレクトペット保険のやつーーー。

たかよォ。

たこっちが損する改定かよー!

我が家におわす猫のためのペット保険なんだけどさ。

プラン70っていう毎月の保険料がお高いけど、支払い割合70%のに入ってたらさ、

『あ、次から10歳越えたペットさんは「プラン50」に変更されますんで』

つって支払い割合50%のプランにさせられちゃうしさ。限度額50万円(年)、そこまで50に揃えんでもいいわ。

もうねうちの猫さんは10歳越えてる。

クッソー。保険会社変えたる、ってなってもあとの祭り日本語おかしいな)

10歳越えの高齢動物が入れるペット保険はないじゃないさ(当時)

ないじゃんよー。(当時)

選択肢、ないじゃんよー。

月々の保険料は多少安くはなると言うが、高齢なんでそれほど変わらないし、年々上がる。

(いままで払ってきた分を思うと仕方ないけど、分かってるけど、くっそーってなった。仕方ないけど)

凸とし、じゃない、で今年。

歯科治療全面的補償対象外になるんで』

医療器具の購入とか、リハビリ(※)も対象外しますんで。明確に』

がっ、グガガガ……。

ギガガガーーー。

これ完全に年寄りペット狙い打ちじゃんよ。

猫も犬もヒトも年寄りになってから、あちこちガタピシくるじゃないのよ。

獣医療も進んで動物高齢化してるから保険の支払いが負担になってるんだろうけどさー

動物高齢化して加入者が増えて儲けてるのは事実でしょうよ。

動物若い間に集金しといて、いざって時に切り捨てかい

それが保険か。

ああそうか。

そうなんか……

そうだよね。ちょっと落ち着いた。

あと何年一緒にいられるんだろう。

あ、あとな

あとな。

猫さん(雄)が若き頃、尿路結石を患ったあとの契約更新で『今期から尿路結石治療補償対象外しましたんで納得しろ』ってやつ。

当時はそんなものかと凹んだが、やっぱ許せん。

後出しジャンケン、許すまじ。

あんたらに食わすAIMはねえ。


※正確には『医療器具の購入費用』、『治療を伴わない介護リハビリテーションにかかる費用

治療を伴わない介護何となく分かるが(でもなー、介護高齢特約とかないんか。犬猫介護も本っ当大変だよ? 動物病院まで行く介護ケアに、治療を伴わないって、いや治療じゃんそれ)、治療を伴わないリハビリテーションて何よ?

リハビリ治療の一環じゃないんかい

腰痛ダックスとか??)

※※気になったので問い合わせたら「個別相談」だそうだ。どっちなんじゃい!! 動くゴールだよ!!

歯の治療全面補償対象外歯石取りとか抜歯じゃないよ。もっと奥の骨のとこ)は、「わんちゃんねこちゃん高齢化が進んで、保険の支払いがリスクになっていまして…」ってド直球の本音オペレーターさんが申し訳なさそうに言ってた。だよね。

後出しジャンケンやめてー。心の底から本当に。

AIMを30年分食べて出直してほしい。

2023-02-11

anond:20230210201659

増田の言いたいことはわかる。

エーリッヒフロムの『愛するということ』を読むといい。

「愛するということは、なんの保証もないのに行動を起こすことであり、こちらが愛せばきっと相手の心にも愛が生まれるだろうという希望に、全面的自分をゆだねることである。 愛とは信念の行為であり、わずかな信念しかもっていない人は、わずしか愛することができない。」

増田は愛される事を求めていると思う。でも愛とは与える事なので、愛をくれないと言っているようでは愛から離れる方向になってしまう。

与える事で得る満足を得というならば、そりゃ全てが損得だろうよ。

2023-02-08

おばあちゃんの思い出話と乳首責めの相性

【続きのようなもの anond:20230328202632

三年前に祖母が亡くなったとき、私は孫代表スピーチを頼まれた。それで葬儀に出るまでの短い間におばあちゃんとの思いでをふりかえることになった。

そのころ大好きだったアイドルが載っていたMyojoPOTATOを見せて、おばあちゃんに誰が好みか聞くと、「みんなすてきでかっこいいけど、この子が明るい感じでお話がしやすそう」といって、当時の私の推しを選んでくれた。

画家だった曾祖父の描いた、ふたつのあけびが木になるままにはじける刹那をとらえた、グロテスクで美しい日本画をいつもいとおしそうにながめていた。

横山大観展覧会に行きたいというから、じゃあ一緒に行こうと博多駅で待ち合わせをした。前日に何度も何度も電話確認したホームにおばあちゃんはいなくて、慌てて必死に探したら、私の母が以前に贈ったあみめの大きなベージュレースのよそ着をきて、博多口すみっこにぽつんと立っていた。

ずっと戦争の話をしなかったのに、終戦70年の年だけは、学徒の鉢巻きを巻いて軍需工場潜水艦部品をつくりにいっていたこと、午前中から午後の四時半まで作業して、だからろくに学校にいけないまま学齢を終えてしまたことがとてもくやしく、今もかなしく思うことを、ぽつりぽつりとはなしてくれた。

彼女は何らかの情感を込めて、何かを語り伝えようとして話した様子ではなかった。そのとき自分の身におこっていたことを「それ以上でも以下でもない、ただ覚えていること」として恬淡と、他の話題と何もかわらない調子で話すものから太平洋戦争は決して歴史上の出来事ではなく、今日につらなる地続きの事実であり、たった今目の前にいる彼女や誰かの人生なのだなと私は思った。

さきの戦争は、今ここにあり、明日へ続く祖母のきた道の最初の方にあることで、彼女にとっては、そのときすごした日常にほかならないのだと。

そして、桜の咲く時期にみやまの清水寺に行こうねとずっと話していたのに、とうとう行かずじまいになってしまった。

またいつか会える日があれば、絶対に行きたいと思っている。

そういうことを、ひとつひとつ言葉にしながら思い出していったのだけど、そのときその話をきいてくれていた男性と私は、まさにセックスを行おうとしており、私は話しながらも彼の乳首をいじりまくっていた。

彼は私の話をしばらくしんぼうづよく聞いてくれた後、「ごめん、気持ちいいのとしんみりするので感情がくちゃくちゃになる。集中できないので乳首かおばあちゃんの思い出話かどちらかにしてほしい」というようなことを言った。

おばあちゃんの思い出話と乳首責めは相性が悪いという。

わたしはそれもそうだなと納得したので「ごめん、確かにしんみり乳首はよくないね」と反省の意を示した。それでしまいのつもりだった。

ところが大変なゲラである男性は、「しんみり乳首」ということばがどうにもツボに入ってしまったようで、ひとしきりげらげらと笑った後、怒り出してしまった。

彼は、エロとしんみりの相性がいかに悪いかということ、自分の考えをまとめるためにしゃべりながら手すさびのように他人の性感帯をさわるのはよくないこと、自分がされて嫌なことを人にしてはならないこと、エロと笑いの相性はエロとしんみりの相性よりもさらに悪いのだから、しんみり乳首などという単語を創出するなということを、怒りながらひとつひとつ述べた。

もう今日はそういう気分がそがれてしまったので一回寝る、よくよく反省したまえ、というようなことを最後にいわれてお説教は終わった。

私はそのひとつひとつのことばに反論するすべをまったくもちあわせておらず、しかし性行為への未練があったためにちょっとはぷーぷー言てみたが、男性の、今日はもうそういうことはしない、という決意が翻らないとみるや、おとなしく就寝した。

セックスは翌朝にした。

そして昨日も、私はその男性と性行為を行おうとしていた。(この3年間恒常的に会っていた)

生理で少し間が開いていつもよりむらむらしていたし、世間話をしながらこたつの中で足をもちゃっとさわりあったりしていたので、頃合いもよいだろうと、私は「乳首が吸いたい」と切り出した。

しかし彼は、勤務先の広報誌の自分が載っているページのことについて話したかったらしく、私の「乳首が吸いたい」という言葉を全く無視して、広報誌を広げて「このページの…」と、しゃべろうとする。

私のことばを全く無視というのはいただけない。

まだそういう気分でないのであれば、その旨を一言述べてくれれば私も一度は引き下がり、そのまま広報誌の話でもなんでもきく用意はある。

が、そういう打診がいっさいなかったので、私は男性言葉をさえぎり「乳首が吸いたい」と再度申し出た。

男性はやはりその言葉をまるできこえていないかのように無視して、広報誌の話をしようとする。

そのやりとりが4・5回あったところで、私の方が一旦折れ、しかたがないので広報誌の記事についてひとしきり語り合った。

その後、実際に男性乳首を吸う段になって、私はさきほど「乳首が吸いたい」という申し出をさんざん無視されたことについての苦情を述べた。

別に一言ことわってくれればいくらでも話をきくのに、なぜ乳首が吸いたいという私の言葉無視するのか。人の言葉無視するのは人権侵害だ! というようなことを乳首をちゅぱつく合間に言いつのっていたのだが、私はそこでハッと気づいた。

これはもしかしなくとも、三年前の状況に酷似しているのではないか乳首をいじりながら別のことをしゃべると気がそがれると怒られたあの状況に。

わず、「あっ、人権侵害だとかいいながら乳首すってたら、またしんみり乳首ときみたいに怒られちゃう人権乳首じゃん。人権乳首で怒られる!」とあたまに思い浮かぶままにしゃべると、それまであんあんいっていた男性は急に「人権乳首!!」と短く叫び、あのときと同じようにげらげら笑いだした。

いくらなんでも笑いのツボが浅すぎはしないかと私はあきれた。

男性は「人権乳首ってなんなんや!」(関西人)と笑いながらいうので、「しんみり乳首ときと同じだよ。しんみりした話をしながら乳首をさわらせてもらえないように、人権侵害を訴えながら乳首をさわらせてもらうことはできないっていう事象だよ」と答えると、男性は私の肩をつかんでぐいぐいと遠ざけ、ひとしきりひいひい笑ってからちょっと一回お茶飲む」といって寝床から出て行ってしまった。

さすがの私も学習している。このままではセックスできない。だが私は絶対セックスがしたかった。なのでお茶を飲んで仕切り直し、寝床にもどってきた男性に有無を言わさず襲い掛かり、喘ぎ声を除いて無言の時間比率を増やすことで笑いのツボを絶対に刺激しないように気を付け、無事に本懐を遂げた。

しんみり乳首ときは私に全面的に非があったのはみとめるけれど、人権乳首に関しては私の言い分に一理あるのではないかというのはちょっと思うが、どっちに理があるにしても相手の気分をそぐとセックスはできないという、ごく当たり前のことを感じた一日だった。

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