はてなキーワード: 薬剤師とは
今日は、参院農水委員会、内閣委員会がオススメです。法務はチラ見しただけですが、なんで二日目でいきなり参考人質疑なんです?まぁ後で見ますが、何の進展も無いとは確信しております。
利害関係者から参考意見聴取することと、国会議員抜きで政策決定に関する重要な意思決定する意思決定機関が利害関係者で構成されることの違いもわからないぐらいアレだからアレなんだなってよく理解できます。
でっぱなから、佐々木局長が石破四条件は留意事項だ、とかいっちゃったやつを、閣議決定は守る必要があるのではないのかと聞かれて、留意は守るという意味だ、みたいな新しい意味を作る答弁をしてきたので、延々と、閣議決定は守る必要があるのか無いのかみたいにつめられる山本大臣と佐々木局長。結局閣議決定は守る必要がある、と認めさせられるわけですが、こうなるなら最初から言っちゃったほうがいいよ。
また需給の問題をきちんと具体的に検討したのか、ということに対して、供給はちゃんとはかれるけど、需要は正確に測ることは神様にしかできないから具体的には調べていないが、一定の判断はできる。供給は増やせば増やすほど、社会全体の利益は増えるから、規制緩和万歳、人数は多ければ多いに越したことはない。もちろん行き過ぎはだめだが、供給を制限する必要はない、と宣言して、桜井議員(医師)に、柔道整復師は厚生省が14校、卒業生1000人ほどに規制していたが、裁判で負けて、解禁したら、100校、7000人ぐらいになったが、今では7000人ほぼ全てが整復師として就職できない事態になった。こういう人たちの学費や時間、投資はナンだったのかという話になる(これ薬剤師とかもそうだよね。)と突っ込まれる。それでも、獣医を増やしてはならんとはいえない、もちろん限度はあるが、公務員獣医への希望者が増えていること、創薬分野で活躍する獣医師が増えているなど、一定の需要があることは判断できるから、どこで区切るかは政治の責任だ、とおっしゃって、現在のカリキュラムでは創薬分野の活躍ができないから、最先端ライフサイエンスの加計学園が必要だ、といっていた今までの論理を自ら破壊し、突っ込まれる。
またブタとかの中型大型動物の創薬分野で必要とされる実験動物の育成を専門的に教える獣医学部は日本には全然無いと、加計学園と京産大のプレゼンに書いてあったから、これは大事だ、みたいなことをいう。桜井さんは東北大で研究していたとき、普通に動物実験やってたぜ?ほんとにないの?と聞いてましたが、これ桜井さんが医師だから間違えやすいポイントで、創薬分野でのブタ(おもにミニブタ)の需要は確かに高い。でも基本的にブタを使った研究は医学部で行われているんですよね。なぜかというと、畜産のブタは大きくしないといけないし、さらに基本的に扱うのはメス。でも医学分野ではホルモンバランスの問題で、使われるのは基本的にオスです。やることが、獣医的なブタの需要と、医学的なブタの需要で全然違うので、聞くべきなのは、なんで創薬分野でのブタを使った実験に獣医学教育が必要なんですか?っていうところなんですよ。人獣共通感染症といったって、人間と動物では完全に共通ではないので、獣医学的な意味での疾病の重要性とヒト医学としての疾病の重要性は全然違うし、どういう理屈で、獣医学部でその教育をする必要があるんですか、というところ。インフルの例で言えば京産大は獣医学部が無くてもやってるわけだからさ。話がそれた。
さらに水際規制が必要だから加計学園を選んだ、といってしまって、「じゃあ京都府で起きた鳥インフルエンザのインシデントに、協力して早期鎮圧した京産大を差し置いて、何の実績も無い加計学園を選ぶ理由はナンですか」ときかれて、「新設するので、過去の実績は関係ない」(!)と言い放ち私を凍りつかせる幸三大臣。
国家戦略特区で、国際的な医療人材を育成をする、ということになっていた国際医療福祉大学が成田市と協定を結んで、地域医療の推進を行うという話になっていることを突っ込む。なんども質疑してきたけど、国際医療福祉大学では海外経験などがある人という要件が求められているのは20人だけで、残りの120人は普通の医者を育てることになっている。ちなみにこれも構造としては似ていて、日本医師会などは、すでに14校で医学部が新設されて、10年後には医師の飽和が見込まれていることから、新設に反対していたけど、国際的な人材育成だから、ということで認められた案件。ちなみに国際医療福祉大学の理事長高木邦格氏は、渡辺美智雄の元秘書。さらに文部科学省の事務次官経験者が2名、報告期間(2年)を過ぎてから就職している、さらに警察庁の長官、財務省、厚生労働省から6名の天下りを受け入れているところ(第190回国会予算委員会)。ちなみに、上記の予算委員会では、「一般の医師は育成できないという理解でいいのか」と聞いたら、「その通りでございます」って言ってるからね。こんなんでいいのかって聞いたら、「規制緩和はするけど、それ以降のことは知らない」とおっしゃったという内閣府。ただし全体の需給に影響があるようだと、全国的に見直すという話なので、当然医師会は反発する案件(桜井議員がこの問題に熱心なことに彼が医師であることが無関係であるとは思わないけどね)。
「国家戦略特区ってほんとにひどいなって思うんですが、関東圏で行われた病床規制の特例がありますね。病床規制の特例の中に、大学が入っているんですが、もともと大学は病床規制から外れてるんですよ(要は大学以外の目くらましなわけですな)。わざわざ特区必要ないんですよ。ここに民間の医療法人が二つはいっています。一つは瀬田クリニック(名誉のために書いとくけど、ちゃんとした病院でしょうよ。免疫療法で知られているところですよね。)です。瀬田クリニックはどうして特例の適用になったんでしょうか」
「本特例は、世界最高水準、かつ国内で普及が十分じゃない高度な医療を提供する事業におきまして、その事業に要する病床数を加えた数を基準病床数とみなすものであります。医療法人こうし会瀬田クリニック、瀬田クリニックグループの事業は、は特区法の規定に従い、医療提供者の確保に権限を有する、神奈川県知事(安倍さんの大の仲良し黒岩さんだね)の合意の下、平成26年12月9日に区域計画に位置づけ、それぞれが提供する、ガンに対する次世代型の免疫細胞治療、循環器治療などが高度な医療であることなど、特例の要件を満たすことを同年12月18日に、厚生労働大臣が、特区の要件を満たすことを認め、12月19日に、区域計画に認定したものであります」
「まぁ表向きはそういう理由ですよね。瀬田クリニックの代表はどなたですか」
「あの、ファーストネームはちょっとあの、阿曽沼(元博)さんという方でございます。」
「阿曽沼さんはですね、国家戦略特区のワーキンググループのメンバーですよね。」
「ワーキンググループのメンバーだから優遇されるんですよ。あのー(もう一つの民間医療法人)葵会のここの、次男の方は、自民党の衆議院議員ですよね(新谷正義=平成研究会)」
「そのように聞いております」
「こうやって関係者が優遇されていくんですよ。しかもこの自民党の比例区の方なんですが、安倍総理の強い後押しがあったと私はお伺いをしています。またご本人の結婚式には安倍総理も出席されたと。ここも調べて生きたいと思います。もっとびっくりしたのはですね、ある特定機関からお金を借り入れて、病院を建てたんだと思いますが、その利子補給を行っている。なんでこの医療法人だけ、利子の補給を行えるんでしょうか。(利子補給とは、行政が、金融機関に対して、借入者に代わって利子を納付する制度)」
「利子補給の件でありますが、わが国の成長のためには、新たな成長分野を切り開く、先駆的な研究開発や革新的な事業が必要であります。こうした事業を行うベンチャー企業等の資金調達を支援し、イノベーションの連鎖を生み出すため、平成25年12月の国家戦略特区法制定時に利子補給制度を導入いたしました。ベンチャー企業等が特定の事業を行ううえで、指定金融機関から借り入れる場合に、国の予算で、最大で0.7%の利子補給金を支給するものであります。なおこれは、民主党政権において制定された総合特区にも同様の仕組みがあるものであります。また具体的な支給額は、利子補給契約締結前でありまして、まだ未定であります。なお利子補給金の財源は国費であります。」
「国家戦略特区にはいろんな問題があることが明らかになってきています。これがなぜおきるかというと、関係省庁が意見をいけないからです。もっと言うとですね。与党の審査が無いんですよ。なんで与党の審査無くこんなことをがんがんがんがん進めていくんでしょうか。私はおかしいと思うんですが、大臣は与党の議員として、こういうやり方は正しいと思いますか」
「与党のー審査ということではーえーそういうことをやるときには当然、政調、省庁がとうぜんやっているものと理解しています。」
「すいませんが、国家戦略特区についてお伺いをしています。国家戦略特区をこうやって決めていく際に、与党の審査はありますか」
「国家戦略特区は、法令に基づいてー、ワーキンググループ、区域会議、そして特区諮問会議という形でやっていくことになります」
「あのーそれぞれのー案件について、関係省庁の中で、与党審査を行っていると承知しております(おい大丈夫か政府と国会区別ついてるか)」
「いろんな規制改革を進めていくんですから、関係省庁においてー与党と審査なり調整なりやっていると思います」
「したがいましてー、えー改革事項いろいろやるわけですから、その改革事項やる場合において、関係省庁がー与党側と、必要に応じて調整をやっていると理解しております。」
「すいませんが、獣医学部の審査に関しては与党審査はありましたか」
「ちょっと後ろから(レクを止める)・・チッ(舌打ち)与党審査があったかなんてちゃんとわかるじゃないですか。なんで文科省が答えなきゃいけないんですか。これは、先ほど、4条件に関してなど、全然書く省庁は意見言うことできなかったって先ほど答弁されたじゃないですか。これについての責任省庁は内閣府でしょ、担当大臣でしょ。ちゃんと答えてください。与党審査はありましたか。」
「内閣府では行っておりませんが、関係省庁である、文部科学省で行っているものと思います。」(そして文科省が石破4条件に整合するようにと、上げてくれた意見を、加計学園が満たせるか不透明だから無視なさったと。)
「要するに決定されるところまで与党審査無いんです。そして特区諮問会議には竹中平蔵さんなんかが入ってるんです。こんな竹中平蔵ごときが決めたことなんですよ。与党の議員の皆さんの意見全然聞かないで、竹中平蔵とか八代尚宏とかこういう人たちだけが決めていくんですよ。おかしくないですか。私はおかしいと思いますが、おかしいと思いませんか。」
「それぞれの個人については、差し控えさせていただきたいと思いますが、それぞれに有識者として、ご議論に加わっていただいていると思います。」
「大変高い見識をおもちと承知しております」
「それでー。彼はある人材派遣会社の会長ですよね。それで雇用のことさんざんいってるじゃないですか。利害の関係者じゃないですか。どこが有識者ですか。この人によって日本はどれだけめちゃくちゃにされてきたんですか。(はっは)」
最後に国会議員が意見を言う場が無い制度というのはおかしい、有識者ではなく国会議員の意見が反映されるべきだという桜井議員。ほんとこれなんだよね。
憲法に定められた国権の最高機関は国会で、三権分立でも最上位なんだから。
竹中平蔵@パソナandオリックス→家事代行の外国人解放、農業外国人の解放、養父市の農地解放
阿曽沼元博@瀬田クリニック→病床数緩和(new!)
最近獣医学部の新設について取りざたされているが、正直公務員獣医の不足は新設以前の問題だと思う。その理由をこれからあげていく
①仕事内容
公務員獣医、特に保健所など公衆衛生の分野で働く獣医師はいわゆる「動物のお医者さん」とは大分かけ離れた仕事をしている。だから「動物のお医者さん」になりたくて入ってくる獣医学生から敬遠されるのは仕方ない部分もあるのだが、それでも狂犬病予防員や人獣共通感染症の対策など獣医師でなければできない仕事ならば少なからずやりがいはあるはずで、ここまでの不足にはならないと思う。現状の公務員獣医は、それらの仕事に加えて旅館の調査や美容所の監視など獣医師でなくてもできる仕事まで任されている。不足している状況で、獣医師でなくてもできる仕事まで押し付けていたら人が集まるわけがない。
接客や応対の仕事をしている人たちならば大なり小なりクレームに悩まされるだろうが、公務員獣医はその中でも大分粘着質なクレームに悩まされることになる。なぜかというと、保健所の獣医師は引き取った動物の殺処分も仕事に入るのだが、これに関して動物愛護関連の団体が何度もクレームをつけてくるのである。また団体だけでなく個人によるものもあり、ネットで実名をあげて非難してくる者もいる(公務員獣医 殺処分で検索すると、香ばしいサイトがいくつも見つかる)。しかもこの手の連中は、なぜかペットを捨てた飼い主よりも獣医師をやっきになって叩いてくる。獣医というのは基本的に動物好きの集まり(偏差値が上がってからは特にその傾向が強い)であり、したくてそんなことをやっているわけではない(もちろんどうしようもない獣医も一定数はいるが)。殺処分などしたくなくて、少しでも減らそうと頑張っている人たちが理不尽な罵倒をくらっている現実を考えれば、不足するのも当然だろう。
③待遇
医療系専門職の公務員の給与というのは医療職棒給表に基づいており、医療職1が医師・歯科医師、医療職2が獣医師・薬剤師・栄養士といったように区分されている。獣医学部・薬学部は以前4年制であったため医学部・歯学部と区別されていたのだが、6年制になった現在も改正されていない。当然医療職1が一番給与が高いのだが、ここでいう医師・歯科医師というのは臨床の現場で働いている人たちだけでなく、保健所で働いている人たちも含んでいる。そして、保健所で働いている医師の仕事というのは基本的に公務員獣医と同様公衆衛生に関わる業務で、仕事内容に多少の差はあれど大枠は同じで勤務時間も変わらない。さて、それで医療職1と医療職2でどれほどの差があるのかという話だが、こんなブログを見つけた。
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20090717
このブログによると、公務員医師、獣医師の月収は次のようになっている。
初任職員 58万7200円 21万4700円 37万2500円
本庁課長級 71万7655円 58万1620円 13万6035円
このブログの主は開業医で、本庁課長級(獣医師として出世できる最高職)まで昇進すれば同格の医師との差は大分縮まるため、給与にそこまでの差はないと述べているのだが、悲しいことに獣医師のトップの収入は新人の医師の収入に負けているのである。個人的には、医師と獣医師ではこんなに収入差があると言われるよりも、獣医師はどんなに頑張っても新人の医師に負けますよと言われるほうがよほどやる気をなくす。これで公務員の獣医師と医師でそこまで差はないと言われてもしらけるだけである。
またこれに関連して言えることだが、公務員獣医の不足解消のため高校生に対して公衆衛生や大動物臨床に関する広報活動を積極的に行っていくべきではないかという話を聞いて、正直逆効果にしかならないのではないかと思った。獣医ならではの仕事である牛や馬の臨床は確かに高校生も興味を持ってくれるかもしれないが、同様の仕事内容、勤務時間でこれだけの収入差がある公衆衛生の現実を知ったら、だれも獣医学部を出て公務員になろうとは思わないだろう。
昨日の福島瑞穂議員の質疑、大事なことを指摘してるんですが、福島さんも20分で相手が金田さんでは何も聞けないに等しいですね。言いたいことがいろいろあるのはわかるけど、もう少し絞って、連続した質疑の中で回答を得るようにしていってほしいんですけれども。挙げられた指摘としては、TOC条約が求めている、既遂、未遂を除いたovertact(顕示行為)として、予備行為を認めることができる可能性をかつての答弁では否定していなかったこと、2006年の段階では128まで絞ったのに、なんで前よりひどくなってる案をしゃあしゃあと出してるのか、とか聞いていましたが、一番びっくりしたのが、金曜日に枝野さんと林局長の間で行われた、故意のある1人と故意のない1人が、計画をした場合に、テロ等準備罪は成立するか、と福島さんが、確認で聞いたときに、噂のボールドヘッドマスクマンがレクしにきて、暫くしゃべった後に、金田さんが「ご通告がないのでただちにお答えすることができない」という驚きの回答。金田さん、枝野さんの質疑聞いてなかったのか、聞いてたのに理解できなかったのか、理解したけど答えたくなかったのか、どれにしても最悪なんですけど、ナンナノこの人。この、すでにやった質疑の中で明らかにされたことを確認することまで通告しろって言い出したらもう口頭で議論する意味ないやん。勉強不足どころか、いったい何ならわかるのかというレベル。
あと今日、参院厚生労働委員会で、精神保健福祉法が採決されそうなのも注目ですし、衆院法務員会の共謀罪の参考人質疑も聞かねばならず今日中にはまあ無理かなと思うんですが。今日は、宮崎岳志議員の質疑から。
これマジでうれしいから、みんなやってほしい。ほんとにうれしい。参考資料もアップしておいてくださればなおうれしかった。
玉木雄一郎議員の質疑に対して、「日本の獣医学部は東大を除いてTOP50に入ってないからレベルが低く、人畜共通感染症など水際対を担うには力不足だから新設して、世界に冠たる先端ライフサイエンス、水際対策のカリキュラムを5,6年次に行う加計学園の新設学部が担うのがふさわしい」みたいな答弁を山本幸三大臣がしたので、加計学園系の大学のレベルについて質疑を行う宮崎岳志議員。(下部の参考表どうぞ)この玉木議員の質疑での山本答弁は専門知に対する軽視があふれでとるなと思いました。ご興味があればごらんください。
「玉木議員の質疑の中で、既存の獣医学部では、人獣共通感染症や、水際対策など、先端ライフサイエンス研究の推進に対応できないんだと述べられた、「国際的な評価機関のランキングで、2017年度版で東京大学が34位に入っているだけであります。わが国の獣医学教育の評価は必ずしも高いとは言いがたい、そういう状況にあります。こうしたことから国際的にも通用する獣医師の養成に重点的に取り組む必要がある」と答弁されているんですが、これは日本の獣医学部教育のレベルが高くないので、国際的に通用する獣医師の重点的な養成に取り組むには、加計学園に、日本最大の獣医学部(定員160)を新設するしかない、こういう意味でよろしいでしょうか」
「獣医学部における教育内容につきましては、国際獣疫事務局、OIE(口蹄疫の清浄化確認とかで話題になったね)といいますけども、の提言を受けまして、わが国でも平成23年、モデルコアカリキュラム、これは11講義21科目あるということですが、策定され、既存の16大学も教育内容の充実に向けて、カリキュラムの確実な実施について取り組んでおられると承知しております。一方で今回新設する獣医学部は、4年次までの課程はモデルコアカリキュラムを中心に配置した上で、5,6年次には、先端ライフサイエンスや、水際対策のカリキュラムを履修可能とすることにより、高い専門性を備えた獣医師を養成することとしております。こうした新たな取り組みは、既存の獣医学部で取り組むのは難しいと判断されるところであり、そうした国際競争力を養う上で、いろんな刺激を与えるものと承知をしております。」(人獣共通感染症、水際対策云々いえばいうほど、鳥インフルエンザセンターのある京産大の適合性が際立つ罠)
千葉科学大学が銚子市(負債400億)の補助金(92億円)に対して、望まれた経済効果(経済効果69億円、財政効果79億円といっていたのが、実際は19億円、14億円)がなかったことから、地域貢献を求められているがいい回答をせずもめている件、市長が加計学園の客員教授で岡山の副知事だった人(野平匡邦氏)が誘致したけど、市民が完全に分裂してる件などに触れています。
「大学が設置されると、うまくいかないということもあります。そこで、大学設置計画履行状況調査というものを文科省が行っております。その中で軽いものには改善意見、深刻なものには是正意見というものをつける、わけですが、過去3年間に是正意見が付された大学は年度ごとに何校ずつだったのか、文科省お願いします」
義家
「(略)平成26年度は31校、平成27年度は10校、平成28年度は2校ということになっております」
「26年度から現在の制度になっておるわけですが、3年間で約50弱ということだと思います。改善意見はほぼほぼ半分ぐらいの学校にはついてくるんですが、是正意見をもらうのはやっぱりなかなか大変なことなんですね。まずここに添付をいたしましたフライデーですね。2015年3月27日号、漢字の書き順、be動詞の使い方から始まる授業、定員割れは当たり前、誰でも入れるFランク・・・・こういう記事であります。この冒頭に出てくるのが千葉科学大学なんですね。「英語で書かれた文章を読み解くトレーニングを行う、第1回オリエンテーション、第2回be動詞、第3回現在形」まぁこういう授業をやっている。あるいは、数学Iの授業ですね、分数表現、不等式、小数表現、などという授業をやっている。この中ほどを見ますと、「対象校約500校のうち、半数の250校が指導を受けたのであるが、その中でもきつい指導を受けたのが、冒頭の各校である。千葉科学大学危機管理学部、環境危機管理学科、「英語I、基礎数学など大学教育水準とは見受けられない授業科目がある」、またもう一つの資料、こちらは日本経済新聞ですが、より上品な書き方はしてありますけども、同じような内容です。おしまいに実際のシラバスを乗せさせていただきましたが、最初be動詞から始まって、過去形、最後に感嘆表現ということですから、まぁ中学英語ということでしょうか、それに近い水準のものが行われている。こういった状況に対して、是正意見はどのようなものであって、それに対して、どのように改善をしたのかということを文科省に説明願えますか」
義家
「(指摘を説明)適切な内容に修正するか、リメディアル教育で補完することと指摘したところでありまして、是正意見に対しては、設置計画履行状況調査委員会において、調査を実施し、適切に対応されたと判断しております。」
「お手元の資料、これが、大学側が対応をまとめて、文科省に提出したものですが、留意事項等に関する履行状況・・・・これが先ほどの是正意見に対応するところですが、「シラバス上に大学の教育水準にふさわしくないと受け取られかねない表現があったため、実際に学生に施している教育内容に鑑み、大学教育水準にふさわしい表現に訂正した」と書いてある、つまりこれシラバス直しただけなんです。授業の中身を改めましたということはここには書いてない。補習を充実させましたとは書いてますけどね。結局指摘された状況を表に見えないようにしましたということです。もう一つ資料ありますけども、千葉科学大学の定員充足率です。一番右に入学率、定員に対して何人入学したのかと私が足しましたけども、環境危機管理学科、40人の定員に対して14人しか集まっていない。今度加計学園に獣医学部作らせようとしてるんですが、動物危機管理学科というところは40人に対して21人しか集まっていないんですね(この千葉科学大学の動物危機管理学科での教育知見があるから獣医学部教育できるよ、といっている。)半分なんですよ。薬学部博士課程になると、1人も入学する人はいないという状況です。さらに薬学部では、出願者と受験者数というのが大きく異なることがあるんですね。千葉科学大学の場合には、48人出願したんですが、実際には28人しか受けなかった。もちろん他の学校でもこういうことは散見されるんですが、ひどいときには半分を下回ることもあるんです。なぜこういうことがおきるのかというと、これは厚生労働省にお願いできますか。」
「(受験日に体調を崩したり受験できなかった、卒業見込みで出願したものの、受験資格がなくなった場合が考えられる)」
「薬学部に限らず、医療系はほぼほぼですが、国家試験のある学部では、新卒合格率というのを重視します。誰でも彼でも卒業させて、受験させると、新卒合格率が下がってしまいますので、受かりそうにない場合には留年をさせて受験させないということがよく起こります。特に私立では、入学者数に比べて、受験者数が極端に少なくなるということがあるんですね。今年行われた、薬剤師試験で私立の大学の中で、受験者数がもっとも少なかった大学はどこでしょうか」
森
「国家試験の薬剤師試験につきましては、各大学の中で、定員が異なっているため、一概に多寡を議論することはふさわしくないと思いますが、本年の薬剤師試験の受験者数がもっとも少なかった私立大学は千葉科学大学でございます。」(千葉科学大学は定員120で、私立大学の中ではちょうど真ん中ぐらいの規模)
「私立大学薬学部56校あります。この合格者数で見ましても、数ですよ、数。一番低かったというわけではないんですが、56校中54番目ということになっている。合格者数で見てもほぼ最低ラインですよ。大学経営にご苦労されているのは仕方ないことですよ。そういうことはあるでしょう。別にこの大学だけが厳しいわけでもないですよ。非常に厳しいほうだとは思うけども。なぜね、国家戦略をこういう大学に任せるのか。東大はたったの34位ですよ。トップ50に一校しか入ってないですよと、国家戦略これでいいんですか、先端ライフサイエンスこれでいいんですか、これで、国家戦略特区で、世界に冠たる拠点を作るんですよ、といったところがですね、今言ったような状況のところで大丈夫ですか。逆に、なぜそういうところにこれだけの優遇をして、許可したんですか、ということを言いたいわけです。資料の一番最後をご覧ください。入学して6年後、どれぐらい合格できる、という表があります。えー6年薬学部のですね、定員は当初200人だったんですが、入学希望者が集まらないので現在は120人になっている。また入学者も当時140人程度だったのが現在では70人程度となっている。結局147人入学したけれども、6年のときに国家試験受けた人は44%しかいない。残りの56%の人は受験までたどりつけていない。合格した人は3割ですよ。31%、45人。翌年見ても同じですよ。117人入学しましたが、6年のときに受験された方は40人しかいません。全体の34%ですよ。残り3分の2は受けることすらできなかったんです。受かった人22%ですよ。残り78%はどうしたか、留年して翌年受ける人もいるでしょう。27年度学士を受領した人は44名しかいない、これだけ卒業したということだと思いますが、43人昨年退学をされている。留年者数を見ると、薬学部2年で47人、6年の時に42人留年してます。卒業させないで、国家試験を受けられないように持って行くと、受けても受からないというご判断なんでしょうけれども、留年する人はするし、やめる人はやめていくということなんでしょう。これ1年学費200万ぐらいかかりますんでね。6年間だったら1200万かかるわけですよ。生活費入れたら1500万とか1800万とかかかるんじゃないですかね。これで1年、2年留年するって大変なことですよね。こういう状況だということなんですが、これは薬学部に限りませんが、国家試験の新卒合格率を高めに誘導するために留年させるような卒業延期という手法が広がっている実態がある。文科省はどう思っているのか。」
義家
「(指摘されたような状況は)詳しく調査はしていないが、一部の大学で、国家試験に限らず、入学者に比べて、進級者が極めて少なくなっていることは憂慮している。そこで、こうした大学については、進級基準や指導内容等について必要な情報を公開していくよう、文部科学省としても適切にうながしていく」
「承知してないとか言っちゃだめですよ。議員のご子息でも、医学部、薬学部行かれてる方も多いので、みんな知ってることなんですよ。結局文科相が新卒合格率という形で評価をして、低いところには、指導したり、ペナルティをかけているからこういったことがおきてるんで、これを改めない限り、改善することはないんですが、今日はそれではなく、教育のレベルに関して、先ほど言ったように是正意見がつく、あるいは教員が集まらないとか、生徒数が集まらないとか、そういうことで改善意見もつけられていて、加計学園系の3大学すべてに毎年かかっているような状況なんです。薬剤師の合格率も実質的には極めて低い状況になっていて、資格職であるけれどもなかなかうまくいかない。そういう状況の大学があるのは、それは実際にあるんだし、一概にここだけを攻めるんではないけれども、しかし、国家戦略として、人獣共通感染症の水際対策をやるとか、レベル4の衛生施設を作って、日本にエボラとか、人獣共通ということなので、鳥インフルエンザが中心かもしれませんが、そういったものや、先端ライフサイエンス研究がね、遅れているから、それに力をいれるんだとか、日本は東大ですら34位にしか入っていないからけしからん、その次に至ってはトップ50にもはいっていないではないか、ここは加計学園に新しい獣医学部を作ってもらって、世界に通用する国際的な獣医師を育成しようとか、そういうことで認定をするには、やはりちょっと力不足ではないかといわざるを得ない。ですから前回も、その前も申し上げました。定員160人作るなら、80と80で京都産業大学と2箇所じゃなんでいけなかったんですか、40ずつあと3箇所作って全国各地に配置とかにしたほうがよかったんじゃないですか。もう時間がありませんので、大臣に忌憚のないご意見を伺いたかったですが、これ日本の国家戦略をこういうところに任せる形になってますけど、ほんとにこれで大丈夫ですか。」
「この近年の感染症の拡大に伴い、各地域での水際対策や新薬の開発などの、先端ライフサイエンスの実施など、獣医師が新たにとりくむべき課題がでてきていることは確かであります。こうした新たな分野で活躍する獣医師の養成は、必ずしも、新たな獣医学部のみが行うものではありませんが、。ただ新たな人材ニーズに対応して、思い切ったカリキュラムの再編成や、専任教員の入れ替えを行うことは、カリキュラムがすでに確立している既存の獣医学部が行うには限界があると考えております。このため、新しい学部を設置し、新たなニーズに対応することが、効果的、合理的であると考えるところであります。なお特区について、毎年度行う評価において、新たに設立される獣医学部が当初の目的を達成できているかについては、適切に対応してまいりたいと考えております。」
「この学校がふさわしいということを検討されたかについてお答えいただいてないんですよ。今カリキュラムの話しかされてない。この学校が現在運営されている状況を、ちゃんと検討されて、それでもふさわしいとされたのか、そこだけお答えください。」
「個々の大学の内容等については、私が所管するところではないわけでありますが、少なくとも。提案の中で意欲的な取り組みをされるということは評価に値すると考えておりますし、将来は、えー、そのーえー職務(?)をきちんと果たされているかについては、えーしっかりと適切に対応してまいりたいと思っております」
「衆目の一致するところではないからこそ、いろいろな憶測を呼ぶのだということを付け加えまして、今日の質疑を終了します。」
ちなみに、今日で国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律案は可決されました。
いやほんとに千葉科学大学のレベルが低いというつもりはないけど、既存のが低いからっていう理屈を持ち出した以上、どんなご立派なところなんですかーって、北大とかから言われるのは仕方ないんじゃないですかね。
参考表葉トラバに。
ほぼ同じフォーマットだけど、イラストとかふんだんに使ってカラフルで、ちゃんと作ってる感あってすごいなって思った。
○ランクルー
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○育毛剤ナビ
増やそうと思えば過剰問題で削った部分戻せば増やしやすいぐらいの状況だし
歯科技工士って資格職の存在自体が疑わしい世の中になってしまったってことかもしれん。
歯科技工士という職業は残っても、見習い、老人、主婦主夫用の、パート調剤薬剤師的な存在になりそうな気がする。その調子だと。
ただ処方箋通りに薬袋に詰めて説明書き通りの事を説明するだけなのに
一般的な主婦パートより遥かに時給が高いから(と言っても短時間なら、一般的なフルタイム正社員よりは勿論低いけど)。
つまり、あくまで「主婦パート」としては「楽して稼げる」ってだけ。
でも医師や看護師と比べたら楽か。その分給料も医師は勿論、看護師よりも大体の病院で低いだろうけど。
今の仕事にしがみつかないと再就職先ないけどしがみつくのが辛いとか文句言われる事も
家事育児分担してとか言われる事もなく、パートなら家事育児丸投げ出来るし
そこそこ稼ぐけど自分を脅かすほど稼ぐ訳でもないから男のプライド()も傷つかないし、
でもウチの奥さんはその辺の最賃レベルのパートしか出来ない脳無しじゃなくて薬剤師だぜぇ!と自慢も出来る。
薬剤師です。
別に楽でもありませんし、いうほど稼げません。
一生知識のアップデートが必要で、高いお金を払って勉強会や学会に行かなくてはなりません。
当直はきついです。それ以外にも抗がん剤や劇薬を使うことが日々あります。
難しい式を使ってたくさん計算をします。患者さんには怒鳴られる診療科もたくさんあります。
飲み合わせ、体質、生活習慣、確認してることがたくさんあります。早く薬出せ、ってあんまり言わないでくださいね。
病院は階級社会です。薬剤師は特に偉くなれるわけではありません。
医者は薬についてきいてくることがありますが、基本的上から目線です。なんで質問してるほうが偉そうな態度なんだろう。
大学時代もたくさん遊べたわけではありません。週5朝から夜まで授業でした。
研究室ではコキ使われました。実務実習ではパワハラやセクハラが蔓延していたところも多いです。
でも、べつに仕事がものすごーーーーーくいやだとかはないです。薬剤師になったことは後悔していません。
もう少し稼ぎたいなあとは思うけど、薬剤師の仕事はとってもやりがいがあります。医療ってそんなものだと思っています。
じゃあ何が一番嫌?
やっぱり「楽して稼げる」としか見られない評価なんでしょうね。
もちろん院内での評価は頂いています。そんなのではなく、「社会的満足感」がほしいんでしょうね。
これは先代の薬剤師の先生方の悪行かもしれませんね。我々の代で変わるといいのですが。
ルートビアという、アメリカではポピュラーな炭酸飲料がある。(見た目がビールっぽいからそう名付けられただけで、アルコールは一切ない。)
その歴史は古く、コーラよりも先に発明された。薬剤師が滋養強壮・栄養のために作ったドリンクが元だという。コーラもドクターペッパーも元はそうだが。
アメリカでは子供がとにかく好きな炭酸飲料というイメージらしく、あのスヌーピーの大好物である。
コーラは説明不要だが、ドクターペッパーも日本では広く認知されているだろう。
しかしそれらに並ぶルートビアは日本では普及しなかった。それはなぜか?
ルートビアは、リコリス(サルサパリラ)という植物の根のエキスが含まれており、この味がまず受け付けない。
海外の子供はリコリスが大好きで、リコリス味のグミは海外ではポピュラーな菓子である。
一時期スーパーやコンビニでも販売されるほど話題になった、熊のキャラクターで有名なグミ「HARIBO」にも勿論リコリス味がある。
真っ黒い渦巻き状の硬いグミで、パッケージイラストにはそのリコリスグミが自転車のタイヤとして描かれており、
日本ではドン・キホーテや輸入食品店で販売されているが、大体「世界一まずいお菓子」「罰ゲーム用にどうぞ」などという不名誉な手書きポップが添えられているほど、日本人には受け付けない味だ。
閑話休題。
ルートビアは、そのリコリスの味がするだけで日本人には受けないのに、更にサロンパス(湿布)、またはムヒ系のスースーするフレーバーも添加されている。
日本人にとって、食品からサロンパスやムヒの香りがしたら食欲は失せるだろう。
リコリスとサロンパスの香りがする炭酸飲料。日本人には一切受け付けない要素しかない。
ググっても「世界一まずいドリンク」などと扱き下ろされたページばかりヒットする。
俺が生まれて初めてルートビアを飲んだのは高校生のとき。こんなまずいもん、飲める訳ねえだろうと思った。
でも、俺はバニラコークが好きだった。2002年頃、日本でコカ・コーラにバニラ味がついたものが発売された。そのまんま、コーラに強烈なバニラフレーバーがついたものだが、俺はこの強烈なバニラの虜になった。
しかし、やっぱり日本では「クソまずいジュース」とされ、短命に終わってしまった。
アメリカでは今もバニラコークは販売されているが、日本には一切輸入されていない。輸入食品店にも無ければ、ネット通販でも取り扱いがない。
2010年代になって何度かコンビニ限定で復刻したが、日本人向けに味が変わっており、バニラの香りが完全に薄くなっていた。あの強烈なバニラを欲している俺には物足りない代物だった。
アメリカに行かなければ、あの強烈なバニラを味わうことが出来ない。シュークリーム分ならぬ、バニラ炭酸分が尽きて限界を迎えたころ、友人が嫌がらせでエンダー社のルートビアを買ってきやがった。
こんなマズイもの、と思いながら飲むと、俺が求めていた強烈なバニラがそこにはあった。
これ!これだよ、これ!
エンダー社のルートビアは、バニラコーク並の強烈なバニラが売りだったのだ。なぜ高校時代に気づかなかったのか。
近所のドン・キホーテでも安くエンダー社のルートビアが販売されているのもわかり、そこからルートビア三昧の幸せな日々が始まった。
ある日、試しに他社製のバニラフレーバーが無い普通のルートビアを飲んでみたところ、普通に飲むことができた。っていうか、ルートビアって美味いじゃん!
東南アジアや台湾では「サルサパリラ」の名でルートビアが親しまれている。暑い中、キンキンに冷えたスースーする炭酸を飲むのは格別なんだろう。
台湾のサルサパリラ「沙士」は、日本でも中華系輸入食材店で販売されており、これもルートビアとほぼ同じ味でドンピシャ。ルートビアも沙士もかかってこい!状態である。
しかし、エンダー社以外のルートビアも沙士も遠出しないと買えないので買いだめはキツいし、値段が一缶136円である。値段的にも買いだめはちとキツい。
やっぱりエンダーのルートビアが近所のドン・キホーテで安く買えるんで、それでいいやと思っていたら、そのドン・キホーテからルートビアが消えてしまった。
ルートビアが飲みたくてたまらない時だけ遠出して購入したが、ある夜、冷蔵庫にストックが無いのにルートビア欲がマックスに達してしまった。
今から電車で遠出はキツいぞ…何かルートビアを飲む方法は無いか…と模索したところ、近所の沖縄料理屋にならあるのではないか、と思いつき、無かったら無いでオリオンビール飲んで我慢しよう…と訪ねてみるとしっかりメニューにルートビアが!
大喜びで、沖縄料理もそこそこにルートビアを何杯もおかわりしてがぶ飲みしていると
米軍基地の関係で沖縄ではそこら辺でルートビアが売っているとはいえ、沖縄出身者でもここまでルートビアばっかり飲む人はいないだろう。俺は北海道出身だ。
日本人でも、おそらく生まれながらにルートビアがある生活なら普通に飲むんだろう。
北海道の炭酸飲料といえばガラナであり、北海道出身者は普通にガラナを飲むが
メッコールだって、日本人はマズイマズイというけど韓国ではポピュラーだ。
育った環境が味覚に大きく影響与えるんだなあ、としみじみ思う。
とりあえず俺の異常なルートビア欲を抑えるには、沖縄ではそこら辺でルートビアが安く売っているし、エンダー社がハンバーガーショップを出しておりそこではルートビア飲み放題だという。
そろそろ後期試験だろうか。
私は4年制薬学部の最後の入学者で、1回生を2回やった薬剤師です。
留年した人間の国家試験体験記というかただおばちゃんが思い出を書くだけなので、気が向いたら読んでいってほしい。
書いてみたらクソ長い。ごめんなさい。
講義をサボったわけではない。(皆勤でもないが)真面目に勉強して2回生に上がれなかったのだ。
こちらのほうが致命的である。
私が親なら退学を勧める。
しかし別学部卒で自身も留年経験のある親は留年を許してくれた。
今思えば、
当時の自分は、いわゆるプライドの高い真面目系クズに該当すると思う。
自分は人並みに頭が良いと思っていて、誰かに頼らずとも自分でなんとか出来ると奢っていた。
元同級生と顔を合わせたくなくて、キャンパスの中で一人になれる場所を探した。
結局それなりに友人もできて、面倒見の良い教授にあたり、その後は国家試験までストレートに合格できたのだけど。
◆その国家試験前の話。
私学なので国家試験前は予備校の先生を招いて講義をするのに、空白の2年に卒業する=合格率に直結しないという理由で私たちにはそれがなかった。
今でも納得いっていない(笑)
ほとんどの子が自費で予備校に行くなか、私はお金もないので、教授が借りてくれた空き教室で毎日自習した。
お湯を沸かすためのポット。
無機質な真っ白の部屋に
これらを持ち込んで占有させて頂いた。
こんなに頑張ったのは初めてだった。
考えたらいつも、あと残り2割か3割の努力ができなくて。
できない、というのはなんとなくだらだらして。
無意識のうちに、全力で努力することが怖かったのかもしれない。
余力を残すことで、結果が出なくても言い逃れできるようにしていた。
ほら、やっぱり真面目系クズだ。
クズにも底が見えた。
勉強していたら、身体がバラバラになるような感覚がして、涙が出て来て、気がついたら貴重品持って大学を飛び出して
行ったことのない駅で降りていた。
風のすごい強い寒い日で、我に返って大学に戻ってコーヒーを飲んだ。
そんな意味不明な1日。
(ちなみに一般的に国試より厳しい卒試は、非常に優しかった。だってお荷物だから追い出したいし…なので割愛。)
今でも全力の努力って中々できないけど、やったことのある人はわかるだろう。
毎日毎日目新しいこともなく、見覚えのあるものを解いてはため息。
解けたら安堵の、解けなければ落胆と不安の。
悔しいことに、この苦しい日々を忘れつつある。
今一児の母だが、出産の痛みさえ1年も経たずに忘れる。
そういう風に人間できている。
だけど、大学を飛び出したあの日のことは、何故かハッキリと覚えている。
◆今、卒試国試前の人へ
6年間も(それ以上かな)本当に良く頑張ったから今そこにあなたは立っている。
ゴールより手前で息を吐かないよう、走り切ってほしい。
◆留年した人へ
ドラマのような、逆転劇は残念ながらない。
留年や休学を繰り返すループに入ると、時間的にも金銭的にも人生に響く。
それは全然悪いことじゃない。
自分の人生を、大事な時期を真剣に考えての判断なら、それは後退ではなく前進だ。
上でサクッと書いたけど、「それなりに友人ができて面倒見の良い教授に出会えた」のは、大学に行き続けたからだ。
必ず授業にはでること。
頑張れ。
高2のときに、薬剤師になるのも良いのではないかと思って、親戚の出た大学の薬学部薬学科を進路の視野に入れたことがあった。
私立なので学費が高すぎること、教員志向なので理学部か農学部に転ずることとなり、その後数学が壊滅したため文系になることになったため
薬学部に行くことはなくなった。
しかし、今思うと、薬学部薬学科と言うのは色んな意味で素晴らしいような気がしたのだ。
まず、大学院博士課程に行って研究職を目指す場合、ポストがなさすぎて食べていけない人というのが大量に発生している。
勿論博士取得者の進路はアカデミックポストだけではなく、塾講師など色々あるが、それだって多くはない。
薬剤師資格があれば、これを活用してなんとかなるのではないかということを思った。あと大学院時代から既に薬剤師のバイトできるのだろうか?
これは、産休・育休のあとに復帰しやすい、同じ職場に復帰しなくても転職しやすいということでもあると思う。
高校の先輩女子で薬学部薬学科に行っていた方は、これを理由に薬剤師になることを決めたらしい。
また、社会的地位というものもある。医者と違って、全部の大学が最上位というわけでもないが、それなのにかなりの社会的地位はある。
聞くと、アメリカでの薬剤師の地位というのは相当なものらしい。
さらに、一部の大学では、入試で数学が理系分野は必要ない。数学が得意な人にとってはどうでもいい利点かも知れないが、理系自体を諦めなくてはいけないレベルで数学ができなかった人間にすれば、これは大きい。一部の大学と言っても、中堅国公立や難関私立も含まれるので、どうしても上位国公立でないと行けないのでない限りこの恩恵は受けられる。理系数学を侍みにしている人からすればデメリットかも知れないが……。
今一度薬剤師になることの利点を思い浮かべてみると、これらの要素が思い当たる。既に諦めた人間による、隣の芝生は青い的な感想だが
特にもしいま、数学ができないという理由で文系にしようとしている高校生がいたら、ぜひ薬学部薬学科への進学を検討して欲しい。
普通の会社と同じで、3年ごとに職場変えてると、「なんだこいつ」って思われる。
医師は医局制度があるから、若いうちにいろんな病院を回って、いろんなやり方を見ることができる。
一方、薬剤師は一か所で勤め上げることこそが至高だから、そこ独自のやり方が全てになりがち。
賦形のルールにしたって、1包0.2gにするところから、0.5gにするところや、1日1gとかもう色々。
アスピリンも、賦形しない、賦形する、結晶を潰してから賦形する、と、知っているだけでも3パターンある(ちなみに潰すと加水分解を促進するから、それ以外が望ましい)。
そして、それぞれが、それぞれのやり方こそ至高だと思っている。
どうでもいいだろ。そんなとこにこだわってる時代は終わったんだよ。
病院薬剤師を10年もやってると、つくづく薬剤師って不要だと思う。
こんなこと書くと、がーっと反論来ると思うので補足するよ。
あくまで不要なのは「薬剤師」であって、「薬剤師的な立場」の人は必要なのね。
これ、医師がやればいいと思ってる。
と、これもがーっと反論来ると思うので補足しとく。
「内科」「外科」「病理」「薬剤」……って具合に別れればいい。
単純に、医療に対して、超ジェネラリストな知識を要求されるポジションなのね。
内科だろうが外科だろうが婦人科だろうが小児科だろうが歯科だろうが。
当直のとき、自分の得意分野以外のこと聞かれると全然分かんないんだよ。
もう、これ、医師でよくない?
http://anond.hatelabo.jp/20161116142444
1番良いのは、やりたいことがあって(見つかって)、ちゃんと努力もして行く名門大、専門学校、もしくは就職(とび職とか?)。
2番目に良いのは、やりたいことはある(見つかった)ものの、それまで無勉で、結果、受験勉強しないで行くFランなのではないかと思う。
Fランに行ってしまった結果、一流企業への就職の道はないかもしれないけど、その後の人生の充実度が、
好成績のみを動機に名門大へ進んだ人よりも、大きくなる将来性を秘めているように思えてならない。
やりたいことがなかった時、あんなにも無意味に思っていた勉強も必要と分かればやれるだろうし、
一方、やりたい事がない場合、元増田の言うように、自分が能動的になれる道を探すべきだが、それを中学・高校6年間で見つけるのは難しい。
考え抜いた末、どうしても見つからなかった場合、その時は絶対に名門大学へ進んだ方が良い。
「自分は頑張ればできる!」
名門大合格に裏打ちされたこのちっぽけな自信を引っ提げていれば、少なくとも、20代中盤ぐらいまでは楽しく過ごせるはずだ。
また一方、なんちゃって進学校出身で勉強はすっかりできなくなったくせに、やたら名門大への進学にだけは憧れ1浪するも、
日東駒専レベルしか合格できない馬鹿は、東京や大阪の私大の4年制学部へ行け。
大学は糞つまらないかもしれないけど、遊びやバイトなどを通じて、街の大きさがお前のその後の人生を
6年間全てが糞つまらない上に、街の要因で好転する可能性もなく、卒業しても薬剤師にはなれない。
勉強ができないだけならまだしも、大学生活を楽しく送ることすらできない自分の不甲斐なさ。
高額な学費で親に多大な迷惑を掛けているのに、何一つ自分の身に返ってくるものがない。
そんな、申し訳なさや悲しさ、後悔がずっと付きまとう。
少なくとも、40歳までで解消されることはないだろう。
自分より学歴の高く自分より年齢が低い者に説教することに悦びを見出す人たちがいる。彼らにとっての恰好のターゲットは医学生である。彼らは医学生に「良い医者にならなきゃダメだぞ」と説教して学歴コンプレックスの鬱憤を晴らす。
「彼ら」は医学生だけを標的にする。本当はエンジニアや官僚や教員や研究者や薬剤師やアナリストやクォンツを志望する学生にも説教をしたくてたまらないが、できない。それは、「彼ら」はエンジニアや官僚や教員や研究者や薬剤師やアナリストやクォンツが何をやっているか知らないからだ。高学歴者の就く職のなかで彼らが辛うじて理解できるのが医者だけだ。だから医師志望の学生に集中的に説教をする。
外来や臨床で患者と向き合う時間は医者の職務のほんの一部でしかないのだが、「彼ら」はここを攻撃してくる。先日入院したときの医者はとんでもないやつだった、患者の目を見ない、難しい用語で説明する、患者の話を途中で切る、親身さが感じられない、看護婦からも嫌われていた ( 「彼ら」はいまはもう看護師と呼ばれることなど知らないし、まして「パラメディカル」だなんて単語は聞いたこともない。病院にいて医者でない人間はみな「看護婦」なのだ ) だのと、礼儀上の不備をまくしたてる。礼儀に関することは、どんな学識のない人間でも一家言持てることである。「彼ら」の得意領域はここだ。礼儀正しいだけで病気が直るならば医学は要らない。全国の公立中学校の野球部員をかき集めてきて白衣を着せて医者に任ずれば良い。現実がそうでないということはやはり医師にとっての必須の素質はそこではないということだが、「彼ら」は気づかない。
病人はわかりやすい弱者である。だから病人に対する態度は道徳的文脈から非難しやすい。加えて、医者の給料は税金から出ているから、「彼ら」にとって自分も何か言って良いという認識を持ちやすい。
読み始めは「学会誌に書けよ、何で増田なんだよ」って思ったけど、
今回の新たなチーム医療の取り組みに関しても、重症患者の治療経過が良好であった今回の経緯をふまえれば、少なくとも看護師、薬剤師のチームには医師と同等あるいはそれ以上の診療能力がある可能性を示せたと言える。上記の通り、不十分な点はあるものの、それらは今後経験を積むことにより容易に解決が期待される範囲の問題であった。それは、初期研修医、後期研修医がはじめから独力で診療を行うことが出来ないのと同様であり職種固有の問題とは言えない。海外でのNPによる成果を合わせて鑑みても、「医師であること」が診療能力を担保するわけでもなく、「医師でないこと」が診療能力の欠如を示しているわけでもない、と言える。
ヤフー知恵遅れではまともな答えが返ってきそうにないので、ここでこっそり聞いてみたい。
去年頃からかかりつけ薬剤師制度に関するニュースを耳にしているが、どうもよくわからない部分がある。
また、国としては、どうも今ある門前薬局を減らしたいらしいが、この理由もよくわからない。
調べてみたところ、かかりつけ薬剤師には、半年同じ薬局で働く、週32時間働くなどの要件がついている。
つまり、かかりつけ薬剤師とやらになってしまうと、フルタイムで働いた上、
平気で夜中に叩き起こされかねない。労働環境としては相当悪化するのではないか。
相応の手当や昇給があればいいが、たぶんそんな景気のいい話もないだろう。
薬剤師は女性の皆さんも活躍していると聞く。だったら私はパートでいいワー、とはならないのだろうか。
患者側のメリットとしては、飲み残しが減り、飲み合わせが悪い場合に指摘してもらえるらしい。
しかし、これもピンとこない。わざわざ薬局を統合しないと、どうにもならないのだろうか?
近所のかかりつけ薬局に通ってくださいとのことだが、今の門前がなくなった場合どうなるのだろう。
例えば、1丁目の眼科と、2丁目の皮膚科に通う場合、今まではそれぞれの門前に行けばよかったのが、
わざわざ4丁目の薬局に通わなければならないとしたら、ひどく面倒になってしまう。
そもそも、患者としては、現状だと薬剤師の先生に聞きたいことも、教えてほしいことも特にない。
より正確に言うと、病院だけでも散々待たされるので、薬局に着く頃には、
「もう何でもいいから、さっさと薬だけくれればいい……」という気分にさせられている。
というわけで、かかりつけ薬剤師という制度が誰のためになるのかもいまいちよくわからないし、
まともに機能するかも相当疑問が残る。
あと、門前を潰した場合どうなるかも謎だ。あれ以外だと近所にはドラッグストアしかない。
そして、都会のマツキヨがどうだか知らないが、郊外のドラッグストアはもはやドラッグストアではない。
店舗面積の大部分は、薬と何の関係もない食料品だの雑貨だので占められている。ただのスーパーだ。
彼らが儲けるために、我々が不便しなければならないのだろうか?
外見の変化ではなく中身の変化らしいが、奥歯に物が挟まったような物言いだったから、その変化は彼女にとってネガティブな変化だったのだろう。
私は、会話を続けながらも、少しずつ気分がどんよりしていった。
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実際、私が通っていた中高でサラリーマン家庭の子は数えるほどしかいなかった。
彼らの親はほとんどが医師か薬剤師か弁護士か社長だったし、私の父もそうだった。
私たちは、その地方都市では自らは最も幸福な人種であると信じ込んで6年間を過ごした。
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楽しいことも苦しいことも分け合ったし、どんな些細なことも共有した。
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年に1回は2人で海外に行ったし、住んでいるところは離れていたが、3ヶ月に1度は会っていた。
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受ける業界も、企業も、大きく異なったし、学歴フィルターも目の当たりにした。
私は地方都市出身をコンプレックスに思うようになったし、自分がただのお山の大将だったことにも気付いた。
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彼女に初めて「雰囲気が変わった」と言われたのはその頃だった。
彼女の就職活動が上手くいってないことも感じていたし、反面、私のそれは順調そのものだったから、その言葉は上手く躱せた。
私が内定をもらったところは特殊な業界だったし、学歴も早慶以上の人間しかいなかったから、鼻についたのかもしれない。
とにかく、私はその時彼女より余裕があったから、色んなことを飲み込んだ。
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その後、彼女も何とか内定を貰い、私たちはそれぞれ大学を卒業した。
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就職してからは、サービス業で休みが不定期な彼女と、激務な私とでほとんど会うことはなかった。
会っても年末年始に地元に帰省した時に少しお茶する程度だった。
昔みたいに海外旅行に行くどころか、近況を報告する余裕すらなかった。
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なんとこの1年で彼女は彼氏を作り、仕事を辞め、同棲を始め、婚約したらしい。
おめでたいことだ。
そっちはどう?と聞かれるのでありのままを話した。
そこで言われたのが、冒頭の「雰囲気が変わった」というセリフだった。
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私の仕事、地位、彼氏、学歴、貯金、全部、これらは私が死ぬほど努力して手に入れたものだ。
私は今の自分を愛してるし、誇りに思っている。
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「雰囲気が変わった」
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多分彼女と前のように親しくすることはないだろう。
もう生きる場所が違うのだ。
お互いにないものねだりを続けても仕方がないけど、きっと会ってもどんよりするだけだ。
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このブログは彼女に直接言えないヘタレな私からの別れの言葉だ。
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http://method-of-pharmacist.hatenablog.com/entry/%E5%90%9B%E3%81%AE%E5%90%8D%E3%81%AF%E3%80%82
>そもそも「入れ替わり」の原因って何?
>二人が入れ替わった理由って、物語中で明示されていましたっけ…
>三葉の家の血が、「入れ替わりの夢」を見せる力を持つからってことでしょうか?
>一葉おばあちゃんも「昔私も同じような夢を見た」って言ってましたよね?
>「入れ替わり」が起こったのは、三葉が持つ特殊能力?
二葉さんにも、同様の事が有った様です。
「妄言は宮水の血筋か」と、宮水トシキ氏(三葉と四葉の父)が言ってましたから、彼も、常識的には理解しがたい事を、奥さん(二葉さん)から聞いて居た筈です。
一葉さんとの会話で、瀧入りの三葉の「その能力は、この時の為に有ったのでは」て発言が、部屋に飾ってあった宮水家歴代の方々の写真が映っている画面で、有ったかと思います。
>都会のイケメン男子として暮らしたい」という三葉の願い(遺志?)が、
>3年先の世界で生きる瀧との入れ替わりを実現したんでしょうか?
過去の隕石落下当時や、200年前の大火でも、似た様な事が有ったのかもですね。
>なんで瀧と入れ替わったの?
>なんでわざわざ3年先に生きる17歳の瀧と入れ替わったの?
>三葉の死亡、糸守町の壊滅を防ぐために?
そうであろうかと思われます。
>「3年のずれ」、途中で気づきませんか?
>二人の世界に3年のずれがあることを、
>お互い入れ替わっている間に気づかないもんなんですかね。
>スマホ開けば今は何年何月何日かとか、
>友達と話せば微妙に話題がおかしいこととか、気づかないものですかね…?
>本編では瀧は「糸守町は3年前の事故で壊滅した」ことを、実際に岐阜県に行って初めて気づきます。
>そして、三葉が2013年までしか生きられなかった人物であること、
>自分が「入れ替わり」で経験した世界は2013年だったことを、そのときやっと気づきます。
>正直、もっと早く気づかないんですかね?週に2~3回は入れ替わってたし、日記もつけていたし。
入れ替わりの発生期間は、何度も有ったにせよ、そんなに長くはなかったのでは。
もう少し長く続いていれば、また違ったかもです。
それと、日記では、年は省いていたのでしょう(確か、スマホのアプリでも月日だけだった様な)。
また、「夢」で見聞きした情報は、醒めた後は、断片的に不鮮明に成る様です。
よって、戻っている間は、時間のずれに気付けなかったと思われます。
瀧が糸守町を探していた折りも、探索中は名前を認識していませんでしたが、ラーメン屋夫妻から聞いて「そう、糸守町!」と思い出しました(一旦認識はしても、覚醒中は薄れるという事)。
>なんで瀧は三葉を好きになったの?
>なぜ瀧が三葉に入れ込んで
>命がけで三葉を助けに行くまでになったのかが、あんまり伝わってきませんでした。
>このとき三葉と出会った記憶が無意識に刷り込まれていたから、
>瀧は三葉のことを好きになったのかな。
>序盤でも、三葉に組紐を託されるシーンが夢の中に出てきていましたよね。
思春期の少年にとっては、可愛い女の子と知り合えた時点で、大事件ですよ。
ましてや、その子が死んじゃう(死んじゃっていた)んですよ?
で、瀧の感情は。
入替わりの日常化/
奥寺先輩とのデートと其の不調、「別の誰かが意中に居るのでは」と指摘される/
入替わり起きず、連絡も不通。不安/
諦めきれず、御神体の所まで行き、口噛み酒を飲む/
トリップ。三葉の人生を俯瞰し、三葉が自分に逢いに来てくれ、組紐を託してくれた件を認識(その時の事を思い出す)/
最後の入替わり発生/
カタワレ時、奇蹟的な出会い
て過程で、強まっっていったのでは。
こうやって見ますと、特に、《三葉が自分に逢いに来てくれ、組紐を託してくれた件》で、キュンときますかねえ(“刷り込み”も、有るかもですが)。
>別に東京が舞台じゃなければならない理由って、なかったかなーって思います。
>3年前の事故とはいえ、彗星が日本に落ちて500人以上死亡したって、
>未曽有の災害だと思うんですけれども。
災害を知ってはいても、自分が入れ替わっている人間の住む町との認識が、上述の理由により、無かったのでしょう。
最後、瀧は就職したばかりで22-23歳くらいで、三葉は25-26歳くらいです。
>そういや三葉は東京へ瀧に会いに行ったとき「14歳の瀧」を見つけたわけですけど「あれ?子供じゃん?」って思わなかったのかな。
彼が、入れ替わっていた瀧だと、見て、直感したのでしょう。
>あのとき14歳の瀧に邪険にされたから、そして組紐を瀧に託したから、三葉は髪を切ったんですね。
(文責.ID:popoi)