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はてなキーワード: 同人誌即売会とは

2015-08-13

GATEを一話だけ見てみるか…怖いもの見たさで

あー自衛隊がどうとかPTSDがどうとかそれ以前のところでGATEを見るのをやめたい。Aパート見られないタイプアニメ

自他ともに認めるオタクが楽しみにしてる年二回の同人誌即売会を前に回るところ決めてない、情報収集が終わってないとかありえないだろ…。開始6分で「あー」だよ。このアニメ自衛隊描写じゃなくてオタク描写っつうか人間描写からしてこれ違うだろって気持ちになってる

あー…GATE見なくてよかったし、アニメを「3話まで見て切るかどうか決めるのがオタク礼儀」とか言ってる奴は死ねばいいと正直心の底から思う。開始7分で俺ならテレビの電源切って、妄想嫁か妄想メイド当たりをおかずにシコって寝てる。あー1話だけと決めてなきゃ絶対見られなかった。

外で人が逃げまわってるのに、駅の中にいる人はドラゴン見ても落ち着いてる(目にはいらないふりしてる)と言う描写違和感を覚え、次に銀座の真っ昼間なのに、暗い住宅らしきところにゴブリンが押し入った描写銀座のどこにそんなところがあるんだよ…。違和感しかないわ

「夏の同人誌即売会が中止になってしまうー」って…。いや、ギャグ漫画路線でこの台詞が出るか、銀魂チックなバトル物ならそれでもいいと思うけど、だったら入り5分のあのタメは何よ?…どこ行きたいんだこのアニメ

いやざ、小説で「まずは日常を作ってあげてからその日常をひっくり返し、そのあとに日常がひっくり返った理由淡々と当たり前に説明をすっ飛ばしてきたことを説明してあげるぐらいがいいんだ」的なことを言ってた人がいるけど、僕もそう思う。日常作らないままひっくり返そうとするアニメが多すぎて…

から、俺はリアルタイムアニメ見たくないし、評判決まるまでアニメ見ないか、自分が好きな作品を手がけたスタッフ作品しか見ないって決めてるの。7,8分とは思えないほどストレス

もう創作物観るのをやめてkanoseストーキングだけやってろ

2015-07-10

同人誌即売会前の両替問題

普段からやっとけ!っていうのが結論


普通の人は買い物時、出来るだけ小銭を減らそうとお金を出すと思うけど

その感覚は捨てよう

出来るだけ大きい金額を出して、100円玉500円玉をゲットするんだ

常にお札を崩す意識

100円の買い物でも1000円札を使え

100円玉500円玉はゲットしたら絶対使うな


財布に500円玉100円玉がやってきたら

家に帰ってからすぐに小銭入れに放り込む

毎日から出るとき財布に入っている金はお札と10円5円1円玉だけだ


もちろん銀行に行く機会があったら一気に両替しとこう

UFJならカード持ってれば500枚まで無料両替できる


上記のことはイベント前に慌ててやるんじゃなくて

普段から!365日、1年中やり続けるんだ!

そうすればイベント前に慌てなくてすむ

ゲーセンに行って両替するのはやめよう

2015-06-13

"成長の限界"に達した「艦これ同人界隈のこれから

先日当落が発表された今夏の夏コミC88において、艦隊これくしょん略称艦これサークル数が大方の予想を大きく裏切って前同維持の1846サークルに留まる事態となった。

艦これ同人サークル数は、ゲームサービスが開始して以来、常に明確な増加の一途にあった。

それが、種々のコンテンツにおける"最大の華"であるアニメ化をもってしてもほとんど増加を維持することができなくなったことに鑑みれば、艦これ同人界隈はついに最盛期を越えて「秋」の時代突入したと言える。

約2年で成長の限界に達した艦これ同人界隈は今後どうなって行くのか、これまでの傾向を分析しつつ今後について言及してみたい。

尚、本稿は艦これやその他の作品並びにそれらのファンを煽ったり貶したりするものではないことを先に述べておく。

本稿を読み進める方は、あくまで冷静に数字とその結果を見ていただければ幸いである。


C88当落発表までの艦これ同人界隈の状況

序文で「大方の予想を大きく裏切って」と述べた通り、C88の当落発表まで、Twitterや各種掲示板艦これコミュニティでは「C88では艦これサークル数が2000を超える」ことがほぼ確実視されていた。

読者の方の中にも、漠然とそう思っていた方は多いのではないかと思う。

そのような意見が支配的だった理由を精査してみると、主に以下の2つの要素が根拠として挙げられていることが分かった。


艦これ同人サークル数の一貫した増加傾向

まずは、これまでのコミケにおける艦これ同人サークル数の変遷を見ることにしよう。


  ・C85(2013年冬):(1136) ※註1)

  ・C862014年夏):1498 [+362:前同131.9%]

  ・C872014年冬):1840 [+342:前同122.8%]

 ※註1)C85時点では「301:艦これ」というジャンルコード存在しないため、有志が計測した実測値となり誤差が含まれ


このように艦これ同人サークル数は毎回約350サークルという極めて高い増加率を誇っていたことが分かる。

(尚、C84の締め切りは2013年2月であったが、艦これゲーム本編の提供開始が2013年4月であるため、C84に艦これサークル存在しない)


アニメ版艦これの放映

また、2015年年始からアニメ版艦これの放映が始まり結果的賛否割れものの大変な盛り上がりを見せていた。

前述したように、ゲーム小説漫画原作とする作品において、アニメ化は一般にコンテンツ最大の盛り上がりを見せる場となる。

この傾向は、例えば最近ではアイドルマスター系列作品ラブライブ進撃の巨人などの作品でも明らかである

比較的誰でも簡単に確認することができて、かつこの傾向が顕著に表れる指標としては、pixiv大百科の各作品タグ掲載されている毎日の閲覧数を示したグラフが分かりやすい)

アニメが華と言われる理由はいくつかあるが、本分析テーマである二次創作同人に限れば「お金を払ったり特別装置を用意したりせずとも、TVで見るだけで手軽にその作品世界に触れることができ、新規のファンが増える」「声や映像によってキャラクター所作性格イメージやすくなる」という点が大きい。


上述の①及び②のような状況を見て、C88の1846サークル [+6:前同100.1%]という壊滅的な成長率を予想するのはほとんど不可能であろう。

特に②の要素は、他作品の当時の傾向に鑑みれば、本来であれば艦これ同人界隈に大きなプラス寄与をもたらしたはずである

では、何故サークル数は頭打ちになってしまったのか。


アニメ化は失敗だったのか?

C88での艦これサークル大幅躍進を確信する声がほとんどだった一方で、ごく少数ではあるがアニメの出来が良くなかったため、C88ではサークル艦これから離れるのではないかという意見もあった。

確かに、艦これアニメに関しては、一部の作画問題シナリオの迷走などで賛否が大幅に割れいたことは否定できない。

賛否割れた例としては、加賀の弓の構え方、赤城の食べていた大盛りカレー描写如月轟沈提督吹雪採用した理由など、激論が繰り広げられていたのを覚えている方は多いのではないかと思う)

これはニコニコ動画での放送アンケートの結果からも見て取ることができ、特に3話及び9話以降で顕著である


しかしながら、アニメ艦これ同人サークル数に負の影響を与えたという考え方には否定的にならざるを得ない。

その理由の一つが、C88の参加申し込み期限問題である

C88の参加申し込み期限は、郵送が2/4(水)、オンラインが2/12(木)であった。

艦これアニメ放映開始が、一番早いところで1/7(水)深夜であったため、C88の申し込み締め切りまでに4話あるいは5話まで放送されていたことになる。

アニメの前半期で大きく評価割れた回は3話の如月轟沈の回のみであり、1~2話及び4話以降はしばらく相対的評価の高い回が続いたため、サークル数の伸びをここまで抑え込むほどの壊滅的な影響があったとは考えにくい。(則ち、9話以降の影響は申し込み期限の時点では現れない)

もう一つの理由として、堅調なアニメDVDBDの売り上げが挙げられる。

あれほどまでに賛否割れたにも関わらず、アニメBlu-ray Discの売り上げは初巻で2万枚に達するほどの売り上げを見せている。

もちろん、BDの売り上げが艦これ同人界隈の盛衰をそのまま反映する指標であるとは思わない。

また、全巻同時予約かつ予約キャンセルを受け付けない前提で別途特典を付けるなどの一部の販売方法の影響も少なからずあるかもしれない。

しかしながら、それでもなお2万枚という販売数は昨今のアニメBDの中でもかなりの上位に位置しているものであり、それだけアニメ否定的でないファンがいるということであり、言い換えれば艦これファンの絶対数自体がまだ多いということに他ならない。

また、後述するが、同人界隈の動向を調べる上で相関性の高いpixivニコニコ動画投稿数等も、アニメ放映中に増加していたことも付け加えておきたい。

以上を考慮すると、アニメがC88のサークル数増加に負の影響を与えたとは言えないと結論付けるべきである


pixivニコニコ動画同人誌即売会などの分析

では、同人界隈と相関性の高いpixivニコニコ動画投稿数や実際の同人誌即売会サークル数はどのように変化していたのだろうか。

同人界隈の各種分析を行っているありらいおん氏の所見では、「2周年を迎えた艦これ二次創作は、pixivニコ動とも現在も拡大を続けていますアニメ放送後も、今のところ艦これ二次創作投稿が目に見えて減衰するような様子はありません。(中略)これからの1年も艦これでは活気のある二次創作活動が続くでしょう。」と結論付けていた。

文章は以下のASCIIからありらいおん氏の記事より引用

http://ascii.jp/elem/000/001/001/1001334/

しかしながら細かく数字を見ていくと、実際には2月をピークに緩やかに減少を続けていたことが分かり、特に記事掲載後には一部の指標で前年の極小値を下回る数字が現れていることが分かった。

言い換えれば、兆候はすでに現れていたということに他ならない。


まずはpixiv投稿数の変動を見てみよう。

pixiv同人サークルが多く利用している投稿サイトであり、そこでの作品投稿数と即売会でのサークル数の間には強い相関関係が見られる。


 【月ごとの週平均投稿数】

  ・ 9月:3653

  ・10月:3266

  ・11月:3287

  ・12月:3997

  ・ 1月:4089

  ・ 2月:4516

  ・ 3月:4423

  ・ 4月:4001

  ・ 5月:3790

  ・ 6月:3672 (6月のみ2週目まで)


上記の調査結果から艦これは昨年10月に極小値を示したあと、アニメ化の影響を受けて急回復し、今年2月にピークを迎え、その後緩やかに減少していることが分かる。

6月現在投稿規模は昨年9月とほぼ同程度であり、アニメ化によるプラスの影響は全くなくなってしまったと言ってよい。

ここで注目したいのは、C88の申し込み期限であった2月投稿数が極大値(実際には過去最大値)を示していることである

C87の申し込み期限は8/21であったが、投稿数が当時の2割増しの状態でなおC88の申し込み数はほとんど増えなかったことになる。


また、相関は劣るが閲覧数ベースで見た場合


 【月ごとの週平均閲覧数:単位は×100万】

  ・ 9月:13.15

  ・10月12.32

  ・11月12.04

  ・12月:13.98

  ・ 1月:14.92

  ・ 2月:15.61

  ・ 3月:15.57

  ・ 4月:13.84

  ・ 5月:13.02

  ・ 6月11.80 (6月のみ2週目まで)


となり、著しく減少していることが分かる。

特に6月はまだ全体平均が出せないとは言え、11月の極小値を下回る結果が出始めていることは驚きに値する。

pixivの傾向を見れば創作者、閲覧者ともに艦これ離れが進み始めていることが明らかになりつつある。


ニコニコ動画も伸び悩む。

投稿数を見ると、やはり2月の週平均投稿1200を境に下降の一途をたどり、現在は週平均500未満まで落ち込んでいる。

これは昨年10月~今年1月平均値とほぼ同じで、やはりアニメ化による効果は消滅したと考えて良い。

閲覧数もアニメ最盛期に週平均約13,500あったことと比較すると、現在の約8800という数字はあまりに寂しい。

これもやはりアニメ化以前の極小値である昨年10月数字とほぼ同じである


最後に、コミケ以外の同人誌即売会の状況を見ていきたい。

オールジャンルイベントではない、艦これのみを対象としたいわゆるオンリー即売会が振るわないという話を耳にしたことはあったが、実際にサークル数の増減を検証してみると、


  ・駆逐してやる!なのです!4:41(-4:前同93%)

  ・蒲田鎮守府3:59(-389:前同13%)

  ・(舞鶴)砲雷撃戦!よーい!16:106(-23:前同86%) ※註2)

  ・艦娘まりんふぇすた3:70(-28:前同75%)

  ・海ゆかば3:133(-74:前同64%)

  ・艦これtheフェスタ:25(-11:前同69%)

  ・我、夜戦に突入す!2有明:367(-52:前同77%)

 ※註2)「砲雷撃戦」は開催地ごとに規模が全く異なるため、同じ開催地のもの比較


と軒並み前同を割り込む事態となっており、増加したのは


  ・西海ノ暁5:145(+81:前同179%)

  ・駆逐してやる!~なのです!4:65(+6:前同110%)


など、わずかであったため、そのような話は強ち間違いではないことが判明した。

参加するサークル数が万遍なく減少しているということは、それだけ艦これ同人サークルが少なくなっていることに他ならず、コミケの参加サークル頭打ちになっている傾向にも合致する。

無論、艦これオンリーイベント比較的多く開催されているためサークルが参加するイベントを選りすぐって見かけ上分散しているという可能性もあるが、昨年と比較して開催されるオンリー即売会の数自体も減少しており、疑問が残る。


では、オールジャンルイベントではどのような傾向にあるのか。

コミケと同様に、艦これはその他のオールジャンルイベントでもサークル数が伸び続けていた。

しかしながら、実際に直近のイベント検証してみると、どうやらすでに頭打ち兆候は見えていたことが明らかとなった。


  ・コミックトレジャー:381(-34:前同91%)

  ・コミック1:736(-107:前同87%

  ・SDFスペシャル109(-36:前同75%) 


直近の同人誌即売会の状況を分析する限りでは、C88での艦これサークル数の頭打ちはむしろ予想されてしかるべきものだった可能性が高い。


今後の艦これ同人界隈を取り巻く環境

上述の各種指標が示す通り、艦これ二次創作の勢力が昨年最も低下した時期と同程度まで落ち込んでいて、尚且つ今もなお減少を続けていることを考慮すると、艦これ同人界隈はすでに成熟期を越えてその先へと足を踏み込んだ地点に達したというべきであろう。

アニメ化を経てその隆盛を維持することが困難であった理由考察するのは容易ではないが、敢えてその愚を犯して私見を述べるならば、艦これのものの手軽さゆえに訪れた結末なのではないかと思う。

艦これが多くの人に支持された一番の理由はやはり片手間で遊べる手軽さであると思う。

しかしながら、それ故にシンプルデザインは大幅な要素の追加を許さず、システムの改良やシナリオの設定・追加などの大幅な改定が行われることはほとんどなかった。

加えて国産艦で追加できる艦は最早ほとんど残されておらず(「信濃」を除けばほとんどが駆逐艦のみ)、海外艦に活路を見出そうと試みているものの、必ずしもユーザー好意的に受け取られているわけではない。(「ローマ」「リットリオ」などは残念ながらあまり芳しい評価を得られなかった)

イベントや改二、大型建造、キャラクターボイスの追加などで拡大・維持してきた人気を、ついに保てなくなる線まで達してしまったのではないだろうか。

言い換えれば、大変失礼な言い回しであることは承知の上で敢えて使うが、作品としての寿命が近づいているということになる。

再びC88に目を向ければ、半ば公式同人サークルであるC2機関落選していることも興味深い。

個別当落をあれこれと詮索するのは良くないことだが、同規模の「東方Project」で言えば「上海アリス幻樂団」が落選するに等しい事態であり、今後の動向に注目が集まるのは必至である


以上を踏まえると、今後艦これ同人サークル数が増えるというのはなかなか厳しい想定になると結論せざるを得ない。

これ以降もVita版やアーケード版の発売はあるが、アニメ以上のインパクトファクターになるとは考えにくい。

それというのも、艦これは先述の通りその手軽さがユーザーに受け入れられた大きな要素であり、専用のゲーム機必要とするVita版、衰退著しいゲームセンターに設置される大型のアーケード版などはむしろその流れに逆行するもので、一時的話題性はあるにしても、アニメほどの起爆剤には決してなり得ないからである


各々の創作者に迷惑をかけかねないため詳細は敢えて省くが、すでに一部では「ポスト艦これ」を探る動きも出始めている。

これらは間違いなく即売会サークル数にも影響してくることだろう。

すでにコミケサークル数が減り始めている東方Project場合は、しかしながら各地のオンリー即売会がなおも堅調で、特に博麗神社例大祭の参加人数が一転して増加に転じるなど一部ではむしろ復調の兆しすらも見られるが、これはひとえに東方ファンが10年以上にわたって積み重ねてきた"基礎体力"とも言うべき根強い人気に下支えされての結果である

近年のコンテンツ消費サイクルの激しい中、2年もの同人人気を拡大し続けた艦これではあるが、そのような理由で「単に規模が似ているから」と今後の艦これ同人界隈の行方東方Projectの現状をもとに比較することは困難である

成熟期のその先に到達した艦これ同人界隈が今後どうなるか、厳しい結果が予想されるが、見届けていきたい。

2015-06-12

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ライター情報たまごまご


http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20150401/E1427819092477.html

14歳少女たちの視野は、どうにも狭い。コミックスアイドルマスターミリオンライブ!

エキサイトレビュー 2015年4月1日 10時50分

ライター情報たまごまご


http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1412/04/news091.html

» 2014年12月04日 13時30分 更新

韓国で「モバマスアプリ配信開始 韓国の新アイドルかわいいんですけどおお!?

ユジンちゃん、日本に来てもいいのよ?

[たまごまごねとらぼ]


http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1501/11/news017.html

» 2015年01月11日 22時54分 更新

あのキャラ花束を:

もうこいつがヒロインでいいよ! 話題沸騰「アイドルマスターシンデレラガールズ武内Pが人気な理由

仏頂面三白眼の無口なプロデューサーが、男女ファンの心をわし掴み中。

[たまごまごねとらぼ]


http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1502/07/news021.html

» 2015年02月07日 16時58分 更新

アイドルマスターアイドルキャラ声優がついに100人突破! まだまだ増えるぞ(多分)

今年中にめざせ150……200人!

[たまごまごねとらぼ]


http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1502/19/news117.html

» 2015年02月19日 17時00分 更新

全然違うじゃん!」 シンデレラガールズ大喜利大会の会話の内容が本編と全然違うじゃん!

お願いです、本田未央ちゃんが幸せになれますように。

[たまごまごねとらぼ]


http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1505/03/news018.html

» 2015年05月03日 15時45分 更新

アーマー+美少女、最高 「アイドルマスターミリオンライブ!」のミリオンアーマー大喜利が大盛り上がり

なおアーマー少女の太ももの部分をどうするかは重要です。

[たまごまごねとらぼ]

2015-05-28

自分の絵が転載されるのは嬉しい

絵を描くのが趣味で(二次創作ばっかりだけとど)、PIXIVとかにもアップしてるんだけど

画像掲示板とかに自分の絵が転載されてるととても嬉しくて

やったぜイエーイって感じになってしま

改変とかコラされるのも嬉しい、おっぱい盛られたりパタパタGIFアニメになったり

なぜか女の子モンスターに改造されてたのも保存して大事バックアップとるぐらい

同人誌即売会で、新人さんが明らかに僕の絵のトレス自意識過剰とかじゃなくホントに服以外そのままだった)

を表紙にした本を売ってるのを見たときはその前三回ぐらい通っちゃった

Twitterとかで僕の書いた絵を(無許可で)アイコンにしてる人を見つけちゃったとき

フォローするのを我慢するのが大変だった、一人だけだけど

みんなわりとそうなんじゃないの?

あ、作者騙られたりしたらさすがに嫌だし大変だろうと思うよ

僕は基本R18だからそういうお子様はよってこないのかもしれない

2015-04-17

http://anond.hatelabo.jp/20150416095900

つーかそもそも、「ジャンル」って呼び方は多分

同人誌即売会での配置分け・区分けを「ジャンル」と呼んでるところから来てるんだろうから別に今に始まった話ではないわけで…。

「住所」という言葉に悪意がないように「ジャンル」という言葉には何も悪意はないよ。

というか、そういうのを表すのにしっくり来る呼び名が他にないんだよね。

皆がこぞって膝を打つような呼び名発明されたらすぐに広まって使うようになるよ。

気に入らないならそういう良い言葉を作ってくれ。

2015-03-04

http://anond.hatelabo.jp/20150304122100

同人誌即売会をやってる法人って普通にからいくつかあるような

権利問題をどうしているのかは知らん

ラブライブアイマス同人誌即売会をやる会社

法人カンバン掲げてそれやるって言っちゃったら、もう相手さんも出るとこ出ないと収められないじゃないですか

他社のIPで人集めします稼ぎますって宣言してるようなもんで。しかロゴとか勝手に使うし。

ほんっと、バカじゃねーの? やめとけよ。もう十分宣伝になったよ。全力バックするなら今のうちだぞ。

2015-02-24

艦これ東方の対立構造

http://anond.hatelabo.jp/20150222201638

昨日TwitterのTLを賑わせた上記の日記とその反応には、多くの艦これファンならびに東方ファンが深く心を痛めたことだろう。

怒濤のように押し寄せるTLを眺めていた私もその一人だ。

艦これ東方本来ならば衝突するはずもないジャンルであり、共存の道を歩むこともできたはずだ。

それが何故このようにファン同士が互にいがみ合う事態になってしまったのだろうか。

一ファンとして、僭越ながら思うことを述べたい。

対立の発端

艦これ東方の対立は今やインターネット上ではありふれたものとなってしまったが、例えば東方アイマスボカロラブライブといったような争いは寡聞にして知らない。

その理由はいくつか考えられるが、まずそもそもとしてこの二者の対立はどこから始まったのだろうか。


現状からはとても信じられないかもしれないが、艦これが登場してすぐのごく初期の段階では艦これ東方共存を実現していたのである

それは仲良く手を取り合ってというわけではなく、相互不干渉に近いようなごく緩い共存関係ではあったが、それでも互いの存在を認め合って争うことなくそれぞれの平和享受していた。

その関係を一気に崩壊させたのは、たった一つの匿名記事なのである

http://anond.hatelabo.jp/20130923222204

東方ファンは東方から艦これに乗り換えたサークルリスト化している」

少し立ち止まって考えれば首を傾げるようなデマ記事を、心無いTwitter利用者たちが拡散させてしまった。

更にはそのようなリスト作成してサークルを取り締まる東方警察という組織がでっちあげられ、面白がった艦これファンが火のような勢いでTwitter中にばら撒いてしまったのだ。

もちろん、このようなバカげた行為をたしなめる東方ファンや良識ある一部の艦これファンもいたが、流星の如くTLを駆け巡るRTの前にはなすすべもなかった。

こうしてたった一つの悪意ある記事によって両者の束の間の共存は瞬く間に崩れ去ってしまったのである


なるほど東方ファンは過去の行いから、時として一般に粗野で無教養無分別偏執であるとさえ言われる。

しかしながらそれを理由濡れ衣押し付けるのは良識ある文明人のすることではなく、許される行為ではない。


もちろんこの件に無関係だった現在艦これファンが、個々に謝罪反省の念を持たなければならないなどというのは全くの筋違いだ。

だが、過去にどのようなことがあって現在の状態があるかということを正確に知っておかねば、いらぬ憎悪が増え続けるだけなのもまた事実なのである

東方は本当に"オワコン"なのか

艦これ東方の対立で最もよく用いられるフレーズ東方オワコン時代艦これだ。

しかしそもそもこの前提は本当に正しいのだろうか。

東方現在もいわゆる"オワコン"と言われる状態なのだろうか。


現在東方で最も人気の高い作品は、外伝にあたる「秘封倶楽部シリーズだ。

主人公のマエリベリ・ハーン(東方舞台である世界幻想郷」を統べる妖怪八雲紫」の現実世界でのペルソナ)がもう一人の主人公宇佐連呼を引き連れて現実世界を暴れ回るゲームだ。

綾瀬なずな氏の集計によると、直近の東方専門同人誌即売会でも秘宝倶楽部の占める割合は前同で約23%増加している。

また、東方では珍しい商業展開作品である公式漫画も堅調だ。

水雷戦隊クロニクル艦これファンにはお馴染みのコンプエース掲載されている東方鈴奈庵コミックREX東方三月精はともに人気が高く、特に鈴奈庵は物理書籍の出荷数が20万を超えるヒットとなった。

しかし反撃もここまで。

永夜抄以降の本編ゲーム鳴かず飛ばずで息の根が止まってしまっているのは言うまでもないが、コンプエースでの鈴奈庵の掲載順序も常に水雷戦隊クロニクルよりも後ろで、人気の点で常に艦これ公式漫画に後れを取っていることが浮き彫りとなっている。

そもそも艦これ公式書籍はより取り見取りの状態で、漫画だけでもゆうに10作品を越え、更には小説まで発刊されているのである

特に艦娘たちが史実を乗り越えようと試行錯誤するいつか静かな海で、様々な作家艦これ漫画を集めて艦娘たちのいろいろな姿を楽しめるアンソロジー評価が高く、書店でも品薄状態が続いている。

艦これ公式書籍の発行数を全て合算するとゆうにミリオンを越え、東方書籍など足元にも及ばない。

尚参考までに例示するが、モバマスは碌な公式書籍がないため論外である

ラブライブも同様だ。


また先ほど挙げた同人誌即売会も、秘封シリーズがやや堅調なだけであって他は壊滅、瓦解、総崩れという言葉の似あう惨々たる有様だ。

他の東方即売会艦これ即売会を併催するパターンが増え、特に規模の大きかった名華祭大⑨州東方艦これの支えなしには開催できない状況なのはまさに没落と呼ぶにふさわしい。

さらに近年はコミティアふたば学園祭のように東方作品を拒絶する即売会も増えつつある。(艦これは禁止されていない。またふたば学園祭主催主導で艦これ合同企画を計画中なので興味のある方は覗いてみるといいだろう。)

最早東方即売会主催者たちにとってもお荷物なのである


以上をまとめた上で率直に結論を申せば、やはり東方は"オワコン"だったのだ。

対立を解消する方法

艦これ東方、この相反するジャンルの対立を解消する弁証法的な解決方法存在するのだろうか。

唯一の解は東方ファンが東方がすでに衰退しきっているのを認めることである

何もサンドバッグになれと言っているのではない。

東方厨が自らの誤りを認め、事実ありのままに受け入れれば、自然と対立は解消するのだ。

確かにかつて、艦これファンは東方警察という(その当時は)事実無根デマを躍起になって流布してしまった。

しかしそれは、東方衰退という事実に対して何のアポロギアにもならないのである

所詮近い将来には消えてなくなるジャンルである

今衰退を認めようがあとで認めようが同じことだ。

東方ファンは煽りに騙されることなく冷静に現実直視して、このような不毛な対立を解消する一歩を踏み出してもらいたい。

2015-02-22

ポスト東方」の時代 ~艦これ東方に取って代わった理由

長年にわたって二次創作活動同人活動を牽引してきた「東方ジャンルが、ここ1~2年という短期間に信じられないほどの壊滅的な衰退を迎えている。

それに代わるように破竹の勢いで急成長しているジャンルが「艦これ」だ。

今や男性向けの同人活動に携わる者で知らぬものはいないほどの一大ジャンルとなった艦これ

なぜ艦これ東方をかつての地位から引き摺り下ろし、自ら「ポスト東方」の地位に君臨することができたのだろうか。

斜陽著しい東方

Twitterなどを利用して常に最新のトレンドを肌で感じている人には今更説明するまでもないと思うが、かつて東方二次創作が強かった各所コミュニティの現状を簡単に説明したい。

より詳しい情報は、先行する綾瀬なずな氏やありらいおん氏他の実測データ考察を参照してほしい。


pixivの「東方タグ閲覧数は艦これが登場するまでは毎日平均約300万閲覧あったが、2013年10月頃を境に減少に転じ、1年半経過した現在はその半分程度の約150万閲覧まで落ち込んでいる。

イラスト投稿ベースでの落ち込みは更に顕著で、すでに2013年9月を境に投稿数が半減し、一度わずかに復調したものの下落傾向は続く一方である

それでも昨年下半期までは東方投稿ペースは艦これのそれよりも多かったがそれも年明けを境に完全に逆転し、今では一週間当たり約1000件ほど東方艦これを下回っている状態だ。


かつて東方の人気爆発に一役買ったニコ動でもこの傾向は変わらない。

ニコニコにおける東方の衰退は実はもっと早くから始まっており、2010年をピークに投稿数は減少の一途をたどっている。

そこへ「艦これショック」が襲来したことにより東方は壊滅的な打撃を受け、2013年には月に5000件あった投稿数がおよそ2000~3000まで減少するという事態となった。

閲覧数でもこの傾向には変わりなく、直近のMMD杯では東方投稿作品数は艦これの2倍以上あるにも関わらず、再生数を稼いでいるのは艦これ作品ばかりという惨状だ。


同人誌即売会でもやはり衰退の影響は色濃く表れている。

東方同人誌即売会象徴イベントだった例大祭は、艦これの登場を機に参加サークル数が5000→4300→3800と約2割ずつ減少しており、東方集客力が顕著に低下していることが分かる。

コミケもっと悲惨で、かつて2700スペースあった東方も今ではわずかに1800に満たない規模まで減少し最早破滅したも同然だ。

その他、東方を支えた地方オンリー即売会も前同割れや定員割れ、中止などが相次ぎ、かつての繁栄象徴は今や衰退の象徴へと成り下がってしまった。


その他、創作とはあまり縁がないが、2ちゃんねるふたばちゃんねるなどの匿名掲示板でも、東方話題は驚くほど少ない。

東方匿名掲示板の中心であったしたらばも閉鎖となった。

東方を支えたかつてのコミュニティはまさに総崩れという有様だ。

快進撃の艦これ

一方で、東方の衰退に反比例するかのように爆発的に伸びているのが艦これだ。


pixivでは今や投稿数・閲覧数ともに常に東方を上回る状態で、今もまさに増え続けている。

参考までに、ここ1ヶ月の東方艦これ作品投稿数を下に示すと、

  ・1/25週 東方:3291 艦これ:4241(東方艦これ=-950)

  ・2/1週 東方:3579 艦これ:4091(-512)

  ・2/8週 東方:3324 艦これ:4138(-814)

  ・2/15週 東方:3941 艦これ:5214(-1273)

とその差をどんどん広げつつあることが分かる。


ニコ動も同じで、今や艦これ作品は常に総合ランキングの上位に数作品ランクインしている常連となっている。

先ほど述べた直近のMMD杯についても、艦これでは10再生を越える作品10あるのに対し、東方わずか6作品に留まっている。(2/21 20時時点)


同人誌即売会も極めて好調だ。

コミケでは、初登場依頼参加サークル数が1200→2300→2500と爆発的な成長を遂げており、去年の夏にはついに東方サークル数を越えてしまった。

オンリー即売会も数多く開催され、週に一度は全国のどこかで即売会が開催されているという盛況ぶりだ。

直近の東京蒲田で行われた即売会では一般参加者が道路にまで溢れ出るほど参加し、警察が出動するほどの混乱を見せた。


その他、TwitterではNHKつぶやきビッグデータ艦これ話題が何度も登場して取り上げられるなどしており、匿名掲示板ブログでの話題性も非常に大きくなっている。

東方の衰退を尻目に、艦これは今まさに流行最先端を行くジャンルなのだ

なぜ艦これ東方に取って代わることができたのか

このように「ポスト東方」の名を縦にしている艦これだが、なぜ艦これ二次創作東方を蹴落としてここまで発展したのだろうか。


まず真っ先に挙げられるのは、艦これという作品の魅力だ。

艦これブラウザゲームではあるが、総勢100名を越えるキャラがそれぞれに個性を持つという丁寧な作りになっている。

キャラを量産するだけで個性に重きを置かなかった某アイドル育成ゲーム二次創作イマイチ流行らないのが、個性重要である何よりの証左だ。

またキャラごとにボイスがついていることで、キャラへの個性がより把握しやすくなり親近感が湧きやすくなっていることも創作意欲を掻き立てることに一役買っている。

アニメで更にキャラ個性がはっきりしたことから、今後も創作はよりやりやすくなっていくだろう。


二つ目艦これを取り巻く自由さだ。

他の作品とは異なり、運営が明確に「同人活動を許可する」宣言していることで、グレーゾーンというもの存在しない。

「黙認」の影にびくびくと怯えながら創作を行う必要はなく、気楽に好き勝手創作できるのである

また、分かりにくい上にほとんど意味のないような薄っぺらい設定で雁字搦めになっている東方と違って、艦これには大きな枠組みこそあれどストーリーになるような設定はほとんど設けられていない。(一部の東方ファンはこれを「単に設定がないだけ」と罵っているが実に残念だ)

東方にあるような設定の解釈を巡る面倒な争いから解放されて、二次創作者は東方よりもより自由創作を行うことができるのである

加えて艦これには他の作品に顕著な閉鎖性や排他性がなくしがらみが全くない。

よく「東方艦これは似ている」という論調を聞くが、これは誤りで(金剛の服装が霊夢の丸パクリだとかそういう細かい点は除くにしても)東方とは完全に逆方向の作品なのだ


そして、東方がすでに賞味期限を迎えていたということも無視できない。

これは東方の衰退とは反比例して艦これが伸びているという点を見れば分かりやすい。

数年前までは東方に飽きていても二次創作者たちには移動先がなかったことを考えれば、艦これという選択肢が示された途端に移動したのも頷ける。

東方から艦これに移動したサークルは少ないというデータもあるが、これは完全に誤りで実際には東方もまだ気休め程度に触りつつ艦これをメインに活動しているサークルが多いだけである

尚、独自の計測では東方サークルの実に9割以上が艦これとの二足のわらじであった。

東方艦これのこれから

これから東方艦これはどのような運命を辿るだろうか。


大方の予想と一致すると思われるが、東方がこのまま衰退に向かって近い将来に完全消滅するのは間違いない。

東方wikiが毎年実施しているアンケートの結果によれば、10代及び20代前半の東方ファンはほとんどおらず、既存のファンがそのまま歳を食っているだけであることが分かる。

PSVita東方同人ゲームが販売されるという予定はあるが、いずれにせよ話題性に欠け、東方の衰退を引き留めるだけの影響力は全くない。

活発なファンは艦これに移り、新規のファンはおらず、老人だけが残るジャンル未来がないのは歴史証明している。

減少ペースを見るに、早ければあと1~2年で東方ネット上で話題になることすらなくなるだろう。

最早立て直しは不可能であり、平たく言えばオワコンということである


一方で艦これ未来は明るい。

元々の人気が高かったところにアニメ化というキャッチー戦略が功を奏し、ファンは増え続ける一方である

当然、二次創作に流れる層も増えてくる。

おそらくアニメ2期、劇場版も予定されているだろうし、あと数年は話題に事欠かないだろう。

かつて艦これオンリー即売会は振るわないと言われ続けてきたが、その中でじっと耐えてきた艦これサークルの忍耐がついに勝利したのだ。

今なお東方にしがみついているようでは、やがて二次創作というジャンルそれ自身東方に蝕まれしまうだろう。

艦これの今後の発展がますます楽しみだ。

2015-02-11

著作権非親告罪化は、二次創作に関しては割と楽観的に見ている

しろそれ以外が心配

TPP交渉 著作権侵害は「非親告罪」で調整 NHKニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150211/k10015379371000.html

ブコメhttp://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20150211/k10015379371000.html

保護期間70年は来るだろうなと思っていたがまさか非親告罪も飲むとは…交渉とはなんだったのか。政府のふがいなさは置いといてここでは二次創作の話をしたい。

まりにも危機感がなさすぎたのでは

TPPにより非親告罪化現実になってきても、出版社や作者があまり具体的な行動をとってこなかったのは残念だった。

特に出版社作家では赤松さん冲方丁さんなど問題意識をもって活動されていた方はいたが、個人の力には限界がある。報道もされにくい。

さすがにこのニュースがきたなら焦り出すだろう。むしろ焦らなかったとしたら、もうそんな文化は潰れてしまったほうがいいのではないか。二次創作文化保護する気なんてなかったということだ。

ライセンス出せばいい

はい自分二次創作に関してはそこまで心配していない。むしろこの機会にライセンスが整備され、安心して二次創作活動ができるようになるはずだし、そう期待する。既に実績もある。

同人関係事件話題になるたび、もう牧歌的時代ではなくなってしまった、版元も二次創作者も「黙認」にあぐらをかきすぎてるのではないか、と自分としては思う。

コミケがこれだけ巨大化し、ネットでの二次創作活動も活発になったいま、同人誌即売会という限られた場で少数頒布されることを前提に「黙認」する、いわゆる「同人」の慣例はもはや限界に近付いていると思う。この機会に黙認からライセンスベースとした明示的な許諾に踏み出すべきだと考えている。

既にいくつかの作品二次創作ガイドラインを出しているし、東方同人流通であれば緩いガイドラインを示していて、それも人気に貢献している。初音ミクなどボカロクリプトン社の先例もあって、ほとんどのキャラガイドラインがある。

自分ボカロ絵を主に描いてるのはこの理由もあって、ほとんどのキャラガイドラインがあり、さらクリプトンキャラならピアプロキャラクターライセンスPCL)により、完全に合法二次創作ができるからだ。

http://piapro.jp/license/pcl/summary2012年にはクリエイティブ・コモンズ採用してデュアルライセンスになった)

まずガイドライン作成し、次にライセンスを整備するだけだ。ライセンス法律も考えなければならず簡単ではないが、無理な話でもない。

初音ミクほどの規模で、クリプトンほどの小さな会社でもやっていけていることだ。ほかの巨大出版社ができないとは言わせない。

(巨大だからできないんだよという突っ込みは無しで)

今までやってこなかったのにライセンス出すのか?

ネットでのファンアートの数・コミケサークル数は元作品人気のバロメーターになりつつあるが、非親告罪化されればライセンスがない作品二次創作をする人は激減するだろう(しなかったら怖い)。即売会リスクを恐れてライセンスのない作品NGにしていく。

二次創作人気が元作品への人気にもつながっている今、版元には死活問題だ。

大人向け以外でも、例えば娘が描いたプリキュアの絵をネットにあげて、それが通報されてしまったらさすがにかわいそうだという意見が広がるだろう。

いままでは「黙認」が一番楽だからとあぐらをかいていた権利者も、ようやく重い腰を上げざるを得なくなるはず。

「うちのキャラ非営利ならOKです!安心してイラストをアップしてね!」というのが宣伝文句になる。どこかの先進的な版元が1つやればあとは一気に流れていくのではないかと見ている。

というわけでネットファンアートや、全年齢向け同人に関してはライセンスによる許諾が広がるのではないかと考えている。

今回の調整案も「営利目的などの場合著作権侵害原則、「非親告罪」とする方向」だし、もし全面的非親告罪化されて本当にコミケファンアートが壊滅状態に陥った場合、ここでライセンスを出せば独占できるし評判がうなぎのぼりからやらない手はないと思うのだが…楽観的すぎ?

エログロはどうなるの

ライセンスを出しても許可しない部分は当然ある。物好きなとこ以外は18禁エログロライセンスに含めないだろうし、そもそもライセンスを出さな方針のとこもある。即売会営利と呼べるまで稼いでいるのはだいたいエロなので、二重に問題になってくるところ。

ここが問題になるけど、二次創作は認めない、あるいはエロNG判断した作者を尊重せず、無理やり二次創作するのは果たしてどうなのってとこからまず考える必要はある。

(作者よりも偉そうにしていて、二次創作できて当然と思っている同人ゴロをたびたび目にするのも、現状の同人に不信感を持っている要因の一つ。権利者の意向は基本絶対です)

ただそこまで堅苦しくなってほしくもないので、パロディフェアユース条項が同時に整備されることを望む。

フェアユースって裁判判断されるものから訴訟大国ではない日本でどうするかってのはある。エロ同人フェアユースだとして裁判する人はいないだろう。

最後

長文になってしまった。

もちろん非親告罪化しなければそれが一番だが、もしなってしまってもただ絶望しているわけにはいかない。

現にガイドラインライセンスを出してる作品があるわけだから即売会が完全消滅するわけでもない。(東方ボカロ赤松作品とあと少数、しかないコミケを見てみたい気はするw)

各自できることをやればいい。自分ライセンス推進派なので、自分オリジナル作品(まだないけど)にはCCライセンスをつけるつもりだし、プログラムも書いているが公開するプログラムにはきちんとライセンスをつけている。

ただ嘆いているだけじゃ始まらない。

2015-01-13

私が嫌いなブロガーの女

仮にAとする。Aを知ったのは、文芸限定同人誌即売会。参加サークルが見ることが出来るwebカタログだ。

Aは発達障害系を持っているらしい。それでそんな自分から見た世界ブログに書き、同人誌としても売っていた。

イベントより前にAのブログを見た。凄く難しそうなことを長文で毎日何個も書いていた。

文章が好きな私は興味津々で読んだ。でも意味サッパリからない。専門的でない、日常的なことが書かれているはずが意味不明

でも何とか読み取れたのはAが多くのコンプレックスを抱えているということ。特に外見の(超デブ、醜い……など)。

そしてそんな自分勇気を与えたのは最近出来た彼氏存在。そんな彼氏自己理解の為に即売会に連れていく!と意気込んでいた。

当日、私はAを見た。彼氏もいた。でも全然デブじゃない。むしろ拒食気味とも思える体型。ふたりは終始、俯いていた。せっせとコピ本を作っていた。

あれだけの長文を毎日複数個も書いていたのに会場製本かよ!と思った。結局、Aの同人誌は買わなかった。いま思えば買わなくて良かったと思う。

後日、またブログを見た。あるひとりの女性が吊し上げられていた。

彼女は会場でAに「あなたあなたが思っているほど不幸せではない」と言ったらしい。

正直言うと、私も女性同意見。Aには理解である彼氏もいる、職にもついている、ブログで応援してくれる人も沢山いる(1日2000PV以上らしい)

するとAは言った。

彼女は私よりも綺麗だった。本当に幸せなのは彼女の方だ。それに比べて私は太い、醜い。また服が入らない。3Lも無理だ」

具体的にサイズを書いているけど、私からすればAはLでも十分なくらいだ。

私は不快に思った。論点もずれているし、それに何よりもどうしてもはや反論することもできないその女性を吊し上げたのか。

Aは女性人権についてよく語る。人権侵害するに理由など存在しない、と。閲覧者たちはその意見同意し、いいね!を押したりRTする。

だが誰もきちんとしたコメントは返さない。ただ「凄いです!」「Aさんの言葉は心に響きます!」と言うだけだ。

Aが書いていることが意味不明理由最近になって分かった。Aは文章が、はっきりいって下手なのである。長文で主語述語関係も破たんしている。

日常的な記述でさえ伝わらないのに、ましてや専門的なことを語って伝わるはずがない。だが文章の見た目がもっともらしいので崇拝者が増えるのかもしれないと思った。

崇拝者どもはAの言うことを本当に理解しているのだろうか。それすら疑わしい。

そんなAは今日もせっせと、画面の向こうの「私の閲覧者たち!」の為に時間をかけて書いたであろう長文をいくつも投稿している。

私は彼女ブログを見るのを止めた。でもやはり彼女が嫌いだ。

それはきっと彼女アイデンティティーが、所詮ネット世界しか存在していないからだろう。

彼女自分王国に閉じこもり、理解者(と彼女が思い込んでいる閲覧者)たちに囲まれていなければ保たれない。結局は脆い人間だ。

http://anond.hatelabo.jp/20150113122733

収支を報告して実費を全部計上するんでしょ?

現在99%の同人誌はそこをうやむやにして出展者のポケットマネー赤字を補てんしてるんだよ。

交通費人件費機材費宿泊費、すべて実費で計上すれば今の同人誌価格が維持できるのなんて5%もないよ。当たり前の話じゃないか。

そういうのを全部吹っ飛ばし

なんでそうなるんだ?何か勘違いしてない?

値段を下げろって言ってるのになんで値段が上がるんだよ

ってコメントが付く当たり「同人誌即売会商業として正常化してくれ」というのを言い訳にして「あいつらが儲けてるのが気にくわない」とか「もっと値段を下げてよこせ」って思ってるのがあけすけに見えすぎて気持ち悪いよ。

2015-01-02

Natural Color Phantasm Vol.5 『すべての愛情消耗品である

■その1。

 「やばい太平洋だ!」……プレイした感想は、まさにこれだった。休業しているとはいえ、商業誌編集者である筆者は、ゲームの題材として同人誌を扱うのは、やはり抵抗があったし、おたくである自分の状況を俯瞰的に扱うということを、美少女ゲーム表現するとは……という気持ちもあった。まあ、ありがちな先入観を抱いていたのだ。

 で、実際にプレイしてみたら、「ゲームとして良くできている」のだ。確かに、題材の違和感は拭えないのだけど、『こみっくパーティー』はゲームだ。ゲームとして面白ければそれでいいのだ。その驚きが冒頭の台詞に現れているんだけど、まあ、元ネタは分かるまい(笑)

 さて、『こみっくパーティー』というゲームは、特別思想性を見いだすことはできないけど、最大公約数の娯楽性を持った作品だと思う。実際、主人公に関する事柄以外は、かなりのバランス意識を持ってテキストが作られており、現在同人誌状況のプラスマイナスの両極を無難に取り込んでいる。これは、正月オールスター映画を作るようなもので、それ故に「無難」というのは、この場合、最大限の褒め言葉なのだ

 そして、最大公約数故に、どのような批評も内部に取り込んでしまうというか、あらかじめ批評予測された構造になっている。だからユーザーゲーム中の事象にいちいちツッコミを入れつつ楽しんでいるし、批評にしても、思想的な根幹は特に存在しないので、どうしても些細な設定に帰着してしまう。そういう意味ではライター泣かせというか、誰もが批評家然として語ることで楽しむ作品でもあるし、このゲームを語るのは、筆者の場合自分の半生を語るようなものでもあり、正直言って、気が重い。つまり、このゲームを語る事は、ユーザー自身同人誌観を語るのと同じなのだ。これは非常に恥ずかしい。

■その2。

 前号の「美少女絵師列伝」での、リーフ東京開発室インタビューにもあったけど、同人誌即売会という現象がそれほど普遍的ものになったのかと思うと、正直言って、また別の感情もある。筆者は同人誌世界に足を踏み入れて8年、その半分はまんが雑誌編集者として、絵に描いたように、おたくメディアと密着した生活を送ってきたけど、こうした俯瞰的自己言及するメディアが発生するあたりは、言葉は悪いが、同人誌世界成熟し、おたくイニシアチブを取る=経済的に勝利した状況になりつつあるのだな、と思い知らされた感がある。

 あと、『こみっくパーティー』には思想性が無いと書いたが、特定思想があったら、こんな広範な題材は取り扱わないし、結果として、一つの市場をめぐる噂話(都市伝説)の集合体という構成になるのも当然の事だろう。そして、このゲームは、善悪全てごちゃまぜにして、同人誌をめぐる状況を極力そのまま取り込んでいるし、登場人物がどれも清濁併せ呑む存在であることにも気づくだろう。特に、前半に関しては、主人公視点あくま素人として設定されているので、出会う人々がどれも過剰な存在に見えるのだ。また、冒頭で「主人公に関する事柄以外は~」と書いたのは、同人作家として成長するスピード素人視点が、後半になるにつれ、やや噛み合わなくなってくる為で、この辺で違和感を感じた人はいると思う。

 ところが、みつみ美里氏や甘露樹氏といった作画陣の流麗な絵柄のフィルターを通すと、清濁併せ呑んだ部分が届かなくなるという現象が起こってしまう。最近ユーザーの傾向として、ビジュアル的な構成要素だけで全体を判断するので、本来皮肉になるべき箇所が皮肉として通じないのだ。ユーザーフィルター上の表層(ビジュアルしか見ないので、キャラクター内面まで踏み込むことはない。この微妙なズレというか、奇妙な皮膜が形成された結果として、特に何の問題もなく『こみっくパーティー』は、美少女ゲームという商品として成立している。本当は、もう少し微妙立場にあるはずのゲームなのだけど。

 古参ユーザーは、シナリオも含めたトータルを見た結果として、自分同人誌観を語るのだが、最近ユーザービジュアル的な要素だけで判断するので、必然的に「キャラ萌え」といったベクトルへ向かう事になる。まさに、パソコン用語の「オブジェクト指向」ならぬ、「オブジェクト嗜好」といった所か。また、このタイプユーザーには、全肯定全否定という二つの判断しかない為、批評という概念自体が成立しなくなる傾向もある。

 批評の介在しない、言論一定化という状況で、他人との差異を何処に求めるかとなると、信仰心の強さを競う、という一点に帰着していく。信仰対象への愛情イコールで消費した金額に換算される為に、トレーディングカード流行したりもする。けれども、その信仰の強さが物語性を妨げる弊害も起きる。物語信仰対象を疑うことからまれものというか、強烈な信仰は、自己内面を相対化する心理機制を内包していないので、内面葛藤の結果としての物語は生まれにくいのだ。

 そして、信仰対象を次々と消費する現在おたく産業に於ける経済システムは、物語よりも情報を重視している為、物語需要は失われていく傾向にある。

 【ネコミミ】【ロリぷに】【眼鏡っ娘】【妹】【メイド】といった、快楽原則に忠実な根本要素に、作画技術画力技法)や、ブランド(描き手のネームバリュー)が絡みあった結果、萌えられるかどうかを判断する……このように、価値基準情報単位で捉えていくパターンが、先に述べた「オブジェクト嗜好」なのだが、そういった表層的な要素のみで判断すると、物語思想性は余計な要素=ノイズ以外の何物でもなくなってしまう。

 例えば、とあるゲームタイアップまんがで、元々、オリジナル作品を描いていた作家を起用したりすると、アンケートは絶好調で、単行本バカ売れしているのに、巷にはそのまんがに対するブーイングが溢れるという、パラドックスな状況が起こったりもする。

 これは、「ゲームの関連商品」として単行本を買ったんだけど、描いている作家作家性がノイズ判断されたからだろう。いわく「ゲームイメージを壊す」と。この場合、その作家の絵柄(ビジュアル)だけで起用するから、そんな事態になるのであって、ゲームアニメが主導する形でタイアップまんがを作るときは、キャラクターグッズに徹する、思想性の無い作家を選ぶ必要があるだろう。実際、最近のまんが業界周辺にはこういった、メディアミックス悲劇といえる現象が、日常茶飯事になりつつあるのだが……話がずれた。

 筆者は古いユーザーなので、エロの含有率で美少女ゲーム判断する癖がどうも抜けないのだが、現在美少女ゲームユーザーは大きく二つの属性に分けられると思う。「キャラ萌えできるか」「心の琴線に触れられるか」……しかし、両者は結局、コインの裏表で、どちらも表層の情報、つまり、あらかじめメディアによって価値判断処理が施された情報だけを消費しているという点では五十歩百歩に過ぎない。

 おそらく『こみっくパーティー』は、前者に属するのだろう。だが、萌え~なキャラいるかプレイする、感動できないからプレイしない、というレベルでは割り切れない懐の広さも、このゲームが持っていることは知っておいて欲しい。

 ……筆者は、ゲーム物語)の内部と自分の内部を相対化できるゲームが、良いゲームと考えているのだが、『こみっくパーティー』は十分、その条件を満たしている。題材が良いのか悪いのかに関しては、未だに判断し難いのだけど、ゲームとしては、まさに予想外というか、嬉しい誤算だったと言えよう。

2014-12-04

ある同人サークル完膚なきまでに消滅するまで

(追記:H26/12/05)

 元ネタになった方々に騒がれているようなので、格好悪い形になりますがいくつかの点について付記を加えておきます

 まず当エントリあなた方の何かを批難し、留まらせようとして書かれたものではないことを強く主張しておきます

 後半の(ブックマークコメントを借りれば「国語力の低い」)文章には、

 あるジャンルに対する愛の形に優越も何もあったものではないのだ、という思いを、あなた方の遊びに対する私が抱いた「気持ち悪さ」それ自体茶化す寓話に変え、

 更に本エントリ自体リチャード・マシスン著「アイ・アム・レジェンド」との”クロスオーバー小説”へと転換することで込めたつもりでした。

 それが全く伝わらず、怒りの対象となり、ましてやトラックバック先の不可思議な関連エントリ(”マシンスパイゼロクロー”)による批難を「ユーモア」と称することで

 その溜飲を下げていらっしゃるのであれば、それらにはご指摘の通り私の文章力の低さに責任がありますすみません。三号買えなかったんです。

 書き手・語り手としてサークル側の立場を騙ったのは、これを書くうえでやはり一種の寓話として成立させるためです。

 また書き手特定等行っているようですが、文中にあります通り私は真実ツイッターアカウントを所持しておらず、

 元ネタとなった当該サークル様とはなんら面識等関わりのない一読者です。

 それら無用な争いの火種となり、徒に皆様の感情を刺激してしまったことについて大変申し訳ないと思っております

 誠に申し訳ございませんでした。

--------------

 特定はほぼ確実にされるだろうが(見る人が見れば一発でわかる)、まあ出来る限り伏せていく。

 今年の夏まで、ある映画二次創作を行うサークルを主導していた。

元ネタ作品軍事・諜報、及び公務員としての警察組織の軋轢、更にテロの絡んだ国際問題技術革新問題にまで踏み込み

旧来のマフィア映画や諜報ものと比べその圧倒的なリアリティ評価されていた。

監督脚本演出とその全てが見事に釣り合い、作品単体としてきちんとエンターテイメントしているのみでなく、

題材となった問題についての正しい知識・見識を広めることで、その理解を深めるものとして機能しており、そこから製作陣の志が読み取れた。

舞台である近未来の厳密な時代考証一見突飛に思えたキャラクター設定を納得させる脚本演出の力。

物語の筋そのものが秘めている魅力。どれをとっても一級品で、インターネット上の口コミのみならず、業界人から評価も非常に高い作品である

 「ムービーパラダイス」というイベントがある。

年に数度行われている同人誌即売会で、コミケ文学フリマのようなものだと捉えてくれればいい。

コミケがその題材について自由であり、文学フリマも同様であることと異なり、本イベント映画関係二次創作評論であることが参加の条件だ。

先ほど「業界人から評価も高い」と書いたが、昨年春頃の段階ではまだその評判が広まってはおらず、作品の話をすることができる相手は限られていた。

そこで某壁サー(ようは人気サークル)にコネがあった私は、何人かの知人友人と共に50Pほどの合同誌を作成し、そこに置いてもらうことにした。

私は如何に本作が優れた軍事考証を行い、また現実に向き合った誠実な作品作りを心がけているか

拙い語学知識を駆使して英文記事を読み、著者の意図を最大限汲み取ろうと努力し、その紹介につとめた。

他の書き手の皆もイラスト漫画創作小説など凝ったアイデアを出してくれ、読み上がったテスト稿に目を通した時は「非常にいい出来になった」と素直に喜べた。

また委託サークルの方にも口絵を書いてもらい、70部ほど刷った結果売上は40弱。初参加にしては、これはほぼ盛況といっていいだろう。

 「艦これ」や「東方」、「アイマス」などのメジャー作品同人作品に接しているとわかりづらいかもしれないが、マイナージャンル同人世界はとても狭い。

しばらくして作品自体の人気が向上するとともに、本作唯一の同人サークルであった私のものに便りが寄せられるようになった。

大方の内容は「合同誌の在庫はないか」といったもので、余っていた30部ほどは瞬く間に売り切れた。

また「次回があるなら是非参加させてほしい」という声も聞かれた。原作はちょうど二作目の発表直後であり、イベントの締日も近づいてきていた。

正直なところ、もういいかな、と思った。

私はこの作品を多くの人に紹介したかったのであり、それは既に成されていた。

が、他のイベントに出ていた委託サークルの方にも同様の問い合わせが相次いだため、結局彼女迷惑をかけない意味でも「出よう」と思った。

再び合同誌の執筆者を募り、原稿が集まった。前回の寄稿者が私を含め5人であったのに対し、今回は11人。

前回の依頼者は本業が忙しく不参加となり、全員が新人で、更に大幅なボリュームアップとなる。正直嬉しかった。

執筆者募集の際、「どのようなジャンルでも構わないが、極端に下世話なものはやめてほしい」

「前回の合同誌を見て、その意図に沿うように」とのみ告知した。あまり上から目線で人を縛りたくはなかったし、私も過去にそれで何度か嫌な思いをしていたから。

私は原稿に目を通し始めた。そして目を疑った。

 評論は0。

 そして集まった創作小説は、クロスオーバーものが大半であったのだ。

 クロスオーバーとは、例えば「アベンジャーズ」「リーグオブレジェンド」、「シュガー・ラッシュ」のように複数作品キャラクターが同じ作品に登場し、

物語の主役となるもの。また、「シャーロック・ホームズ vs モンスター」をはじめとした「このキャラクターをこのジャンルに放り込む」という、無茶苦茶な設定を持ち込む

ジャンルであるホームズ恐竜と戦ったり、映画ではないが、ゾンビ魔法少女の形をとって襲い掛かってきたりする作品のことだ。

集まった原稿も、それと似たようなものだと思ってくれればいい。だが内容がひどい。

諜報部がロリ少女に変身してマフィアと戦い、突入部隊恐竜召喚してホワイトハウスを守る。

悲惨な死を遂げたヴィランキャラクターたちがブードゥーの魔術によって毒々モンスターとして蘇り、警察組織ハイパーヨーヨーを操ってそれらを撃退する。

ネコミミの生える奇病にかかった中間管理職が、侍の操る機械兵とカードバトルに勤しむ…。

読み通すのも苦痛作品がそこに並んでいた。あまりにも酷すぎる。惨いといってよかった。

しか印刷所への締め切りは迫っており、原稿はまごうこと無く完成していた。私はそれを出す他なかった。

結果は100部印刷が1時間完売。遅れてきた客にどのような口調で完売を告げたのか、私は覚えていない。

イベント終了後、ツイッターで彼らのアカウントを覗いてみた(私はアカウントを持っていない)。どうやら日夜これらのクロスオーバー二次創作の話で盛り上がっているようだ。

月の光に導かれ、前世からの愛を告げられる捜査本部長。謎の覆面五人組によって救われるロシアンマフィア麻薬漬けにされパンツレスリングに興じる闇市場ギャングたち…。

彼らはこの作品を、彼らなりに心から愛しているのだろうと想う。だが私にはその愛が受け入れられない。原作で遊ぶことしか考えていない、怪物どもには。

その愛が正しいとはどうしても思えなかった。許せなかった。

から殺すことに決めた。

 「次回用のフリーペーパー見本が早めに刷り上がったので、先にサンプルを送ります」とメールを打てば、氏名付きで住所が送られてくる。簡単な仕組みだ。

大半の女が都内近郊、単身者向けの安アパート暮らしていた。電車で30分もかからないだろう距離に全員が住んでいたのは好都合だった。

一人一人、作品の「ありえなさ」順に殺していった。包丁で抉るのが、鋸で刺すのが、最も下手なときに、最も嫌いなやつを殺してやりたかった。

彼女らは私の顔を見て戸惑った。まさか自宅に来るとは思っていなかっただろう。

「何度出しても住所不備で戻って来ちゃうんですよ」と微笑めば、皆が皆後ろを向いて茶の用意をしてくれた。そこで首を絞めた。

ベッドに縛り付け、何度も謝らせた。口に刷り上がったばかりの合同誌から担当ページをちぎり取り、口に詰め込んだ。

すべて飲み込むまで許さなかった。飲み込んでも許さなかった。

守らなければならなかった。この映画を、作品を、この怪物たちから

ひとりは太った女だった。腹を割いてもなかなか死なず、頭を割らなければならなかった。

ひとりは痩せた女だった。首を絞めただけで死んでしまたから、便器に顔を突っ込んでおいた。

ひとりは若い男だった。私を見て赤らめた頬がみるみる血に染まっていった。

そして最後の一人の家を訪れ、インターホンを押したとき、不意に頭部に衝撃が走った。

 目が覚めると、法廷のような場所にいた。すり鉢状に抉られた岩場、私を見下ろすように無数の女たちが並んでいた。

皆手に石を持ち、こちらに投げつけてくる。大半は当たらないが、うち一発が右眼窩を砕いた。一滴の血が頬を伝い、漆黒の闇へと堕ちていった。

顔を覆おうとしたところで、手足の自由が効かないことがわかった。広げられた腕は手首のあたりで縛り付けられ、足首の腱は切られているようだった。

自分十字架に縛り付けられていたことに気がついたのは、松明に火がともされてからだ。何が始まるのかは明白だった。

私は殺されるのだ。この怪物どもに。

私の愛するものを壊し、踏みにじり、これからも汚し続けるやつらに。これで本望か。私を殺し、晒して、あざけ、笑いものにして。

叫ぼうと思ったが、口からは呻くような音しか出てこない。歯は抜かれ、喉も潰されているようだった。

私は唯一動かせる乾いた眼で、焼けつくように痛む瞳で彼らを睨みつけた。口角をあげ、指を指し、ごらん、こいつがいから死ぬんだよ、と子供に教える母親を。

肩を組んだ恋人たちを。

叫びながら絶え間なく石を投げる女を。

 そこに見えた表情は私の考えとは違っていた。眉をひそめ、眼を細めて、唇は固く引き締められている。

瞳に涙を浮かべているものも少なくない。彼らは怯えているのだった。

子供は母の影に隠れ、母はそっと子の頭に手を置いていた。

恋人たちは寄り添い、震えるように松明を支えあっていた。

女の叫び慟哭だった。石を持たないほうの手に抱えているのは、遺影だろうか。そこに写っている白黒の写真は、いつか殺した男の顔に似ているような気がした。

 ああ、と気が付いた。

 そうか、奴らにとっては、俺こそが怪物だったのだ。

2014-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20141118201858

同人誌即売会だと殆ど場合本人が売ってるわけで、顔どころか服装から立ち振る舞いからもろ分かりな訳だけど

作者が不細工だろうが何だろうが書いてるもんが良けりゃ売れる世界だよ

でも嫌いな作家叩きの場合、顔が悪いと真っ先に叩く口実にされたりはする

2014-09-08

二次創作物のファン仲間を、作家本人の目に入らないところで作りたい

二次創作同人誌作家に、ものすごく好きな方が居る。
先ほど読了した作品も素晴らしく、心の震えが止まらない。
感動を持て余し過ぎてつらい程だ。

そう、つらいのだ。その二次創作物が好き過ぎて。

その作品のどこがどう素晴らしいのか、事細かに語りたくてたまらないし、
その素晴らしさを誰かと共感したくてたまらない。

ここで重要なのは、語ったり共感したい対象が、二次創作原作にあたる作品キャラクターなのではなく、
その二次創作物作風に該当するという点だ。

原作キャラクター好きな人は、各SNSなどのプロフィール情報投稿内容から捜索し易いが、
今まで経験したジャンルでは、それらと同じノリで二次創作同人作家のファンであることが大っぴらにされている様を見たことがない。

いやまぁpixiv二次創作物投稿を公開ブックマークしている人なら大勢居るし、
同人誌即売会に行けば自分以外の購入者も勿論居るのだが、
そもそも同人作家のファン同士で交流するという発想や欲求が無いかもしれない相手に声をかけるのはハードルが高い。
そしてできれば心酔対象である同人作家本人の目につかないところで仲間をつくり、感想を語り合いたい。

同人でも、作品を楽しめたのなら作者に感想を送ってあげて欲しい」的な意見をまま見かけるが、
その行為では一つめの欲求を慰めることはできても、二つめの欲求は満たし難い。

それに誤解を恐れずに言うなら、本尊とファンの間にある一線を維持し難いのが、『二次創作同人の特徴だと感じている。
原作を愛するという名のもと、みな平等かつ対等であるというスタンスが善だとされているように思うからだ。
そのスタンスを善とすることに異論は無いのだが、今は愛情の先が同人作品に向いている。
からむしろ対等な関係など不要で、自分の発言なんて何の影響も及ぼさないという、自由な発言を許容してしまえるシェルターこそを望んでいる。
作家間の人間関係派閥などの話題もよく耳にするし、作家本人の迷惑にならないところで、ひっそりと、ファンで楽しみたいだけなのだ

なんか良い方法ないかなあ?

2014-07-10

描き手の承認欲求を満たしつつ儲けにならない同人誌即売会

考えてみた。

 

即売会内でのやりとりは、全てそこでのみ有効仮想通貨で行う。

仮想通貨が単なるオモチャだと、読み手が本にどれほどの価値を認めたのか分かりにくいので、通貨の購入は現金で行うこととする。

これにより、読み手自分の懐から対価を払って本を手に入れる、という図が成り立つ。

サークル参加者やカタログ購入者には、参加費に応じて仮想通貨がある程度支給される。もっと欲しい場合はいくらでも購入可能。

仮想通貨から現金への逆換金は行えないこととする。そうすれば描き手の現金による儲けはない。

通貨としてはメダルのようなもの最初考えたが、これだと会場外に持ち出す奴が必ず出るので、1日だけ利用できるポイントカードのような形にする。

イベントへの参加証がポイントカードを兼ねており、仮想通貨はここにチャージしておく。

ブースには通貨やりとりのための機械を貸し出し。

システム全体の設置やランニングコストは、参加者通貨を購入したお金で賄う。

オンリーイベントなどであれば、このシステムを使ったイベントには原作承認を与え、そのイベント内では頒布物の数に上限を設けないようにする。

この場合イベント側は原作権利者に対して一定ロイヤリティ料を払う。これも購入された通貨の分のお金で賄う。

 

こういうシステムについては全然知らないので、穴だらけかもしれないけど、どうだろう。

2014-07-07

初めてジャンルオンリー同人誌即売会に行った話

いつも好きなジャンルカップリングがあったらpixiv見てそこそこ満足してた。

たまにとらのあなとかで同人誌1、2冊買ったりもしてた。


でも今回のカプはハマりすぎて、pixivをいくら見ても満足出来なくて

とらのあなにもあんまり同人誌置いてなくて突発的にジャンルオンリー同人誌即売会に行くことにした。


当然ぼっち参加だったし、入場まで結構並んだけど本当に行ってよかった。

まず置いてある同人誌の数が違う。

とあらのあなで買うより安い!と思ってテンションが上がり、結局合計一万円分ほど買ってしまった。


あと何といっても会場の熱気がいい。テンション上がる。

ここにいる人みーーーーんなこのジャンルが好きなんだ!と思うとすごく幸せ

そのジャンルやカプのために時間お金を費やしてこの場に集結したんだなぁ・・・と思うと謎の感動が。

好きなものを好きということが許される環境ってやっぱりいい。

(普段隠れオタだから抑圧半端ない


壁にポスター貼ってあったり、流れてくる音楽アニメOPだったり・・・

本当にすごい空間だし、実際足を運んでその空間を共有できたことが幸せだった。


帰ってからそっこうで同人誌読んだ。

結構分厚い本も多くて、熱量や愛を感じた。

すごく萌える本にもいっぱい出会えた。

読んでも読んでも次の同人誌が横に控えてる状態なんて生まれて初めてだった・・・


イベントから日経った今でも頭が幸せでほわーーっとしてる。

たった一万円+交通費でこのレベル多幸感を得られるなら、そりゃあオンリーある度に参加したいと思うよ

同人誌作る側に回ったらまた違った感動があるんだろうなぁ。

2014-07-06

http://anond.hatelabo.jp/20140706233216

http://www.comitia.co.jp/

コミティアっていうオリジナル同人誌即売会は毎開催3500サークル集めてるから

そんな少ないってもんでもない。

自分の手で何かをつくるのが好きな人はわりといる

2014-07-04

http://anond.hatelabo.jp/20140704074703

プラは15年くらい前は地味目小さめの同人誌即売会をやってたよ。

蒲田でしょ。なんでそんなとこ使うんだろう、秋葉原喫茶店でも借りきってやったほうがよっぽどはてならしいのに。出張カフェメイドさんなんか呼んでさ。

2014-05-29

http://anond.hatelabo.jp/20140529141107

イベント同人誌即売会だよね?)で本を無料配布するのは得策じゃないかも。

「真面目に描いてないからタダで配ってるんだ」「適当に描いてるからタダで(略」「売れ残りを捨ててる」と思われて、

まともに見てもらえなくてスペースを素通りされたり、受け取ってもらえなかったりすることもあるから

50円でも100円でもいいから値段はつけとく方が良いよ。

作品の内容についてのアドバイスじゃなくてごめんね。

でも、売り方というかそういう所も考えたらもっと多くの人が立ち止まってくれて、

本を見てもらえるチャンスが増えるかもしれないと思ったので。

あと、作品がある程度たまってるなら総集編作ってスペースに置いとくと良いんじゃないかな。

対価を取りたくないなら、価格は原価でもいいから

デジタルじゃなくて本の形で読みたいって人もいるので。

(その場合は「ネット公開してるのを本にしました」と書いとくと親切かな)

2014-05-21

マンガみたいな事件

喪服の死神しろ、今回の片山ゆうちゃんにしろ、経緯を知るにつれ「マンガみたいだなあ」と思ってしまう。マンガを選択したのは、俺がマンガ好きだから映画でもドラマでも小説でもいいんだが。

その思った理由は、本人が「自分がこうなった原因は分かっている」と主張しているからだ。自分はどういう人間で、だからこういうことをしてしまうんだと、あまりにも明確に決めてしまっている。自らをキャラクター化しているというか。「あたしってー天然ってよく言われるんだー」と同じような嘘くささを感じる。

物語はどんな犯人にも犯行に向かわせた原因と、それにそった性格を与えられ、最終的には回収される。でも現実ではもっと理不尽に、もっとまらない理由で犯罪は行われ、物語破綻しているものなのだ。こういう言い方をすると誤解を招くかもしれないけど、たいていの犯罪者普通だ。

彼らは普通になりたくなかった。自分警察検察世間翻弄して嘲笑う頭の回転が早い犯人。なぜならこれこれこういう過去があって、こういう性格からです。

そう自分で思い込んでしまうと、そのキャラ設定にあった行動をしなくてはいけなくなる。具体的に言うと、同人誌即売会脅迫文章を送らざるをえないし、河川敷スマホを埋めざるをえなくなってしまう。

そして警察には、頭の回転が早い犯人翻弄される愚かなキャラクターを当てはめてしまった。泥臭くて時代遅れ自分を追い詰められるはずがないという、単一キャラクター設定しかし残念ながら、人はそんなに単純ではなく、集団ならなおさらだ

彼らの物語を断ち切ったのは人数の力である物語では、自白強要する愚者が他方で賢者であるはずがなく、分析プロ尾行プロと泥臭い時代遅れキャラが同居することもない。現代警察物語が成り立たないほどのチートだと思う。監視カメラのせいでミステリーがやりにくいったらない。

他人のキャラクター勝手に設定して失敗する人は多いだろう。自分の決めたキャラクター設定から外れた行動をとれなくて損をする人も多いだろう。今回も、警察検察冤罪を作り出す悪の集団だとキャラクター設定して恥をかいしまった人もいるだろう。つまりである

ごめんなさい。

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