はてなキーワード: 養成とは
私は世界的ホメオパスの学校を卒業し、プロのホメオパスとなりました。ドヤァ
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/homeo.club/improvement-reaction-matome/
このように言われると、とてもすごいことのように思えるので、実際はどうなのか
少し調べてみました。
因みに、こうおっしゃった方は、日本のホメオパシーは間違っている、
そもそもホメオパシーが正しいのか、誤っているのか、
私は興味が無いのでそこら辺はなとろむ先生に聞いてください。
世界的ホメオパスの学校のカリキュラムがどうなっているのかを調査しました。
3学年あります。
1年目
受講時間:約75時間(但し、このうちの半分以上がビデオ受講)
1回3時間の講義を受けたとして、たった25日間でカリキュラムが
2年目、3年目
受講時間:約113時間(2年間の合計) + レポート + 最終試験 (半分以上がビデオ受講))
えっ、たったこれだけ?
因みに最終試験は、合格するまで何度でも受けることができるそうです。
対して、正規の医療従事者達はそれなりに難しい養成機関の入学試験に合格して、
難解な講義を受け定期試験や卒業試験をパスしたあと、国家試験に合格して
免許を取得するわけですね。
相当な努力と才能と適正と、そして教育と訓練を受けるための金銭的投資を
行なわなければなれない。その代わり、一定の職能は担保されると
言っていいでしょう。
責任ある職業に就くために必要な努力と投資を行なう、当たり前のことですよね。
大体、医師がブログで私は世界的な権威のある大学の医学部を卒業しました。
イオンド大学(笑)名誉博士号なんて書いてあったら、その先生はむしろ避けるべきです。
それだけではありません。
医師にしろ、看護師にしろ、理学療法士にしろ、他の職種にしろ、
激務の中、貴重な休みをさいて、何チャラ講習会やら、何とか学会の
集まりだのに自腹切って出かけていって、常に勉強している人が多いです。
総務省 情報通信政策研究所の本体はどういった人がいるか分からないけど、委嘱している研究員の顔ぶれはこんな感じ。
http://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/advisors.html
平成27年度 情報通信政策研究所 特別研究員(五十音順、平成28年1月29日現在) ●特別上級研究員 【法学系】 青木 淳一(慶應義塾大学法学部准教授) 専門:行政法、政府規制産業法 石井 夏生利(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科准教授) 専門:プライバシー権・個人情報保護法、情報法 佐々木 秀智(明治大学法学部教授) 専門:英米法、情報メディア法 新保 史生(慶應義塾大学総合政策学部教授) 専門:憲法、情報法 杉原 周治(愛知県立大学外国語学部准教授) 専門:憲法、ドイツ法、メディア法 曽我部 真裕(京都大学大学院法学研究科教授) 専門:憲法、メディア法 寺田 麻佑(国際基督教大学教養学部准教授) 専門:行政法、情報通信法 東條 吉純(立教大学法学部教授) 専門:経済法 西土 彰一郎(成城大学法学部教授) 専門:憲法、マスメディア法 西村 暢史(中央大学法学部准教授) 専門:競争法、競争政策 林 秀弥(名古屋大学大学院法学研究科教授) 専門:経済法、独占禁止法と競争政策 平野 晋(中央大学総合政策学部教授) 専門:不法行為法、契約法、アメリカ法 若林 亜理砂(駒澤大学大学院法曹養成研究科教授) 専門:経済法 【経済系】 依田 高典(京都大学大学院経済学研究科教授) 専門: 応用経済学 春日 教測(甲南大学経済学部教授) 専門:産業組織論、経済政策 高口 鉄平(静岡大学大学院情報学研究科准教授) 専門:情報通信経済学、産業分析 佐々木 勉(ポリシー・リサーチ・ユニット株式会社主任研究員) 専門:情報通信経済学 宍倉 学(長崎大学経済学部准教授) 専門:公共経済学、産業組織論 実積 寿也(九州大学大学院経済学研究院教授) 専門:通信経済学、公共経済学、産業政策学 竹村 敏彦(佐賀大学経済学部准教授) 専門:応用経済学 田中 辰雄(慶應義塾大学経済学部准教授) 専門:情報通信産業の実証分析 手塚 広一郎(日本大学経済学部教授) 専門:産業組織論、公益事業論、交通経済学 徳原 悟(拓殖大学国際学部教授) 専門:開発経済学 中村 彰宏(横浜市立大学学術院人文社会科学系列教授) 専門:産業組織論、計量経済学 森脇 祥太(大阪市立大学大学院経済学研究科教授) 専門:ミクロ計量経済学 【人文・学際系】 秋吉 美都(専修大学人間科学部教授) 専門:情報行動のミクロデータ分析、社会統計 内山 隆(青山学院大学総合文化政策学部教授) 専門:メディアとエンターテイメントの経営戦略と経済政策 岡田 仁志(国立情報学研究所准教授) 専門:電子商取引論、電子通貨論、地域情報政策論 北村 智(東京経済大学コミュニケーション学部准教授) 専門:メディア・コミュニケーション論、情報行動論 小泉 力一(尚美学園大学芸術情報学部教授) 専門:教育工学、情報教育 小舘 亮之(津田塾大学学芸学部教授) 専門:メディア情報サービス、マルチメディア情報通信工学 土屋 大洋(慶應義塾大学大学院政策メディア研究科教授) 専門:国際関係論、情報社会論、公共政策論 橋元 良明(東京大学大学院情報学環教授) 専門:コミュニケーション論、社会心理学 ●特別主任研究員 【法学系】 生貝 直人(東京大学大学院情報学環特任講師) 専門:情報政策(知財、プライバシー、表現規制等) 早川 雄一郎(京都大学大学院法学研究科特定助教) 専門:経済法、競争政策 【経済系】 橋本 悟(帝京大学経済学部専任講師) 専門:公益事業、公共経済学、ミクロ経済学、産業組織論 山本 渉(電気通信大学情報理工学部講師) 専門:応用統計学 【人文・学際系】 河井 大介(東京大学大学院情報学環助教) 専門:情報行動論 齋藤 長行(お茶の水女子大学非常勤講師) 専門:メディア政策、行動経済学、教育工学 吉見 憲二(佛教大学社会学部現代社会学科講師) 専門:情報コミュニケーション、情報通信経済学 ●特別フェロー 工藤 郁子(慶應義塾大学SFC研究所上席所員) 専門:情報法 田中 康裕(専修大学社会知性開発研究センター客員研究員) 専門:国際情報通信学、社会情報学 堀川 裕介(東京大学大学院学際情報学府博士課程) 専門:社会情報学(メディア利用と心理)
金さえ有れば良い教育が受けられて、良い人生が過ごせると思っている皆さん、間違いです。
金持ちの子は良い教育を受けて、良い学校に入り、良い仕事につくというのは一面の事実では有る。
本当の所は「まともな親は、比較的金持ちに多い」のだ。まともな親に育てられるからまともに育つのであって、金持ちだからまともに育つのでは無い。
子供が家に帰ると親が寝転がってポテチ食いながらワイドショーやお笑い番組を見ている。
喫煙者、安酒飲み。
趣味はパチンコorスマホゲーor改造車、宝くじを常習的に購入。
仕事は単純作業or非正規、数年かけてスキルやキャリアを積む仕事についた事が無い。
例えば、上記のような暮らしをする人間に、いくら金をやってもまともな子供は育たない。
貧乏人の子供は貧乏になる確率が高いのだが、それは最も長い時間を過ごす家庭がそのように運営されているからだ。
多くの金持ちの家庭はそうでは無い。
家に帰ると宿題を見てくれて、親は休日に美術館に行ったり読書をしている。子供は自然に学び、本を読み、豊かな文化的素養を養う。
整理整頓は自分の人生を効率的に生きる手段である事を身をもって教えられる。
海外に友人が居る。子供の頃から多様な文化に触れ、その中でアイデンティティを確立する機会が有る。
積み重ねた努力で、ある程度の地位や仕事についている人に囲まれた生活をしている。努力すれば、具体的にどうなれるかを日常的に見ている。
両親共に大学を出ている。子供の頃から大学に行くのが「当たり前」になっている。海外へのホームステイや留学も視野に入り、経験者の話をいつでも聞ける。
高い能力を持つ人に囲まれ、日々の生活の様々な場面で礼儀を学び、見聞を広げられる。
このような日々の暮らしこそが「文化資本」なのである。カネを持っている事など、瑣末な事でしかないのだ。(もちろん文化資本の無い金持ちも居る)
例えば貧乏人にカネだけ与えても、こんな暮らしは出来ない。せいぜい半額惣菜が外食になり、しまむらの服がブランド物に変わるくらいだ。(文化資本を持った貧乏人という存在は極めて少ない。)
東大に入る学生の親は約半分が年収1000万以上だと言う。日本の年収比率から考えれば明らかに偏っている。
もちろん、小学校からSAPIXをはじめとする有名塾に通える環境も一助にはなっている。まぁ塾代だけで、本気で通わせると小学1年から高校3年までで1000万以上かかるし。
しかし、家庭環境が壊れている子供をSAPIXに通わせたとして、有名私立に入れるか?と言われれば無理なんだよね。最も重要な家庭での学習が出来ないから。
良い教育とは、まず最初に家庭で行われる。家庭で教育を受けられない子供は、最初から大きなビハインドを食らって社会に出る。そこにいくらカネをつぎ込んでも無駄。
稀にトンビが鷹を産むが、そんな子供は現在の制度でも返済不要の奨学金がいくらでも有る。
格差とは経済力では無い。本当の格差とは、誰もが選べない幼少期の環境の事なのだ。
教育に過剰な期待をしているブコメが多いけど、家庭でするべき教育を学校が肩代わりしろと言っても無理ですよ。
何事も本人のやる気が無ければ始まらないのだが、その「やる気」をステロタイプな貧乏親は削りとる。
まともな親の子供は親&周囲のまともな大人からやる気をもらい続ける(ついでに良質な知識、コミュ力、広い見聞も)
要するに、日々の生活が追い風になるか逆風になるかの差がデカイのだ。これに比べれば、スタートラインの差など無いに等しい。
教育費を無料にした所で、大学に遊びに行くバカと、目標持った優秀な学生に二分されるだけ。
優秀な学生は大体親が金持ちだし、そうでなければ奨学金を取れる。
教育費無料なんて教育関係者のポジショントークでしか無いよ。乗せられている貧困層は利用されているだけ。
解決策は無いのか?という話だが、これ以上のバカの底上げは無意味なのでしない方が良いという立場だ。
そもそも日本は、ホームレスですら字が読める国だから、初等教育は行き渡っていると言って良い。
教育費でよく話に出てくるOECD各国だが、字を読めない人が普通に居る国だらけだからな。
日本の識字率は99%以上だから、初等教育(バカの底上げ)に成功している国とも言えるのだ。
巷で叫ばれている大学無償化、奨学金返済不要については、費用対効果が悪すぎるのでやめた方が良い。
20年ほどクズ親に育てられれ、何の文化資本も持っていないFラン大学生なぞ、支援しても無駄だから。
一定数、世間知に長けたワンチャンを掴める層は居るが、そいつらは放置してても勝手に伸びる。学校教育の範疇ではないからな。
やるなら一定以上の偏差値を持つ世帯年収が低い家庭の小中高生に集中して支援するくらいか。
しかし、いずれの場合もバカの感染を防ぐために寄宿舎で預かる必要が有るが、日本でやる事は不可能だろう。
日本国が行う学校教育に幻想を持っている人が多すぎだが、そもそも東大すら世界的には有象無象の一大学でしか無い訳で、本物のエリートは欧米やアジアのエリート養成大学に行ってる。
ただし、日本でエリート養成をする事は無駄に平等を重んじる文化から無理だろうなと思う。
みんな平等に格差をなくそうという思想はご立派だけど、現実的に考えると家庭に介入出来ない限りは不可能だという事。
国(あるいは他人)に出来るのは自力で一定ラインを超えてきた人を支援するくらいだ。
やる気のない(あるいはやる気を奪われた)人は、自助努力が出来ないので救いようがない。
共産党の機関誌である「前衛」を読んでいるコミュニストが、この記事をネタに書いているので見てみた。
http://d.hatena.ne.jp/kamiyakenkyujo/20160605/1465138757
まぁ一言で言えば「そう出来たらいいですね、ところでどこから金が出てくるの?」である。
松本は、さらにそこから夫が主な稼ぎ手で、妻が専業もしくは補助的な労働でそれを支えて、子どものケア労働を担当する「標準家族モデル」がいかに危機やトラブルに脆弱かを述べる。
そして、もし子どもに関わる費用をすべて社会が負担するようになれば、親は自分の食い扶持さえ稼げばよくなり、シングルでもダブルでも不利や不公平は解消すると述べる。これこそが「強い家族」なのだと。
さらにこう続ける。
もし小学校や中学校のように、高校や大学に誰でも行けることはおろか、医療も住宅もそして食事や文化に触れる機会も、子どもが無料でアクセスできるようになれば、その時初めて子どもの貧困は親の責任から切り離される。そこまで社会を進めることの覚悟とセットでなければ、容易に元増田のような非難に遭遇するハメになる、と松本は警鐘を鳴らしているのである。
ユートピアを追求するコミュニストらしい意見だ。で、そんな国どこにあるの?日本人は1億人以上居るので、中東の産油国でもこんな暮らし出来んぞ。
ちなみにその理想を実現しようとした国知ってる、ソ連とかいう強制収容所国家だ。
まぁ共産主義者に財源を追求しても仕方ない。彼らは責任をもって行動した事が無いのだから。
仕方がないので、テキトーだが俺が考える。
日本の0~14歳までの年少人口は1613万人。彼らに衣食住+文化的な生活+学習を無償化したとする。
かなり安めに見積もって1人1ヶ月10万円の経費がかかるとして、1年で120万×1613万=19兆3560億円
更に高校生、大学生まで含めると900万人ほど増える、1人月10万で年間10兆円ほどかかる(年齢が高くなるほど消費が増えるが、面倒を見る職員の数は減らせるので同じ経費とする)
合計して約30兆円、数字を見ただけで非現実的だとわかるだろう。
まぁ所得税を3倍にすれば実現可能だ。もしかしたら、共産主義者として望む所なのかもしれない。
現在の日本において、財源を示さずに甘い夢だけを語るのは誠実な態度だろうか?
耳障りの良い話、目の前の人を気分良く救える話は正しいのだろうか?
共産主義者は家族の解体を是とする。旧ソ連では集団主義教育が行われていた事は周知の通りだ。
全ての子供を「学習はおろか、医療も住宅もそして食事や文化に触れる機会も」親の責任から切り離す覚悟が問われるそうだ。
まさしくコミュニストに相応しい思想ですねとしか言いようが無い。
ちなみに私が提唱する解決策?はこんな感じ。ブコメにも有ったが、教育は数世代で解決するしか無いので、まず1代目はお金を稼ごう。
1代だと所詮成金なのだけど、2代続けばその子供は教育が行き届くようになるだろう。
http://anond.hatelabo.jp/20160225194038
AV女優から人気声優になったとか紅白に出たサクセスストーリーとかネタ半分に言われてるが本物のAV女優に失礼だ
本物の一流AV女優は脱いでよし脱がなくてもよしだ
例の彼女は脱いでも脱がなくてもダメだしただ地味なAVに出たことあるだけの人にすぎない
声優としてもたまたま一つ知名度が出たアニメに出演したことあるだけの人にすぎない
たまに「現役声優がAVデビュー!」という触れ込みのAVがあるがあれは多分養成所所属経験ありとかアフレコ経験ありとか声優系志望経験ありとかその程度で肩書きをでっち上げてるんだろう
逆にみくちゃんの場合は「元AV女優が紅白出演!/有名声優に!」という感じになるのだろうが「現役声優がAV!」のケースと同様に言うほど声優か?言うほどAV女優か?という感じである
テータン小学校は実質特殊能力者の養成機関みたいなもんだけど、
2周目チートしてるコナンと灰原はともかく、1年生でこれだけ活躍してる少年探偵団メンバーはやはり逸材と言わざるをえない。
多分5年生ぐらいからは上位層は普通に公安の捜査協力者とかやってると思う。忍たま乱太郎的世界観。
そんな彼ら少年探偵団の成長後について、もう10年ぐらい身内で与太話のネタにし続けてきた結果、だいぶ設定が固まってきたのでまとめておく。
ミツヒコは賢いから探偵団メインの頭脳、亡きアガサのポジションも継いで発明とかもするけど、本人の新規発明品はカスばっかりで、既存のものの強化改良が得意。
工作する人の最上位だから将来的にはなんかMITとか行くんだろう、日本の枠に収まらない男ミツヒコ。海外でのあだ名はウルトラマン。
そばかすがついて黒目が小さい新一みたいになるに違いないけど、多分(ミツヒコがモテたい相手には)そんなにモテない。
割と凡夫俗物的な要素も多く、運動能力、事件遭遇率とか直感力は普通に低い。結構証拠や痕跡を見落とす。情報が十分に集まっていると強い。
重度のコナンコンプレックスでたまにニキビから血が出るほか、蝶ネクタイを付けると蕁麻疹が出る。
アユミちゃんは知識や推理力はグラグラだけど直感力がニュータイプの域に達して、すぐ事件や違和感や隠蔽された何かを「偶然」嗅ぎつけるようになる。
いわゆるアレレ係。でもアレレって言うだけで具体的な説明はできないので、犬が鳴いて異変を知らせてくれるぐらいの感じ。
自力で推理してトリック解明に到達するすることはほぼなく、ミツヒコがこないとなかなか事件が解決しない。
推理が大味なので、考えたトリックを実行するのに大型重機が複数台必要になりがち。
能力が伸びるに従って死体を見るとショックで高周波を発しながらぶっ倒れるようになる。
たまに高周波で犯人も一緒に気絶して、駆け付けた警官が現行犯逮捕して事件が解決したりする。
思春期ぐらいに元気路線からジワジワゆるふわ系にシフトした。理由はまだスカートが履きたいから。
「こんなとき、コナンくんがいれば……」とか言ってミツヒコのニキビから血を出させがち。
バイトすると店で事件が起こるので、もう近隣ではなかなか雇ってもらえない。
殺人現場に居合わせたりすぐフラフラ現れたりするので、タカギ警部(昇進)から裏で死神呼ばわりされている。
ずっとうな重&パワー担当と見せかけて、ある事件をきっかけにサイコメトリー能力に目覚めてミツヒコをサポートするようになる。
サイコメトリー能力を使用するとカロリー消費が非常に激しいので、パワー型としての体型維持のためにやっぱり好物のうな重とかを食べる。
サイコメトリー能力は強力だが、見えた映像を観察したり言語化したりする能力がポンコツ気味なので、
自力では事件解決ができず、かといって説明しようとしても要領を得ないことばかり言ってしまいなかなか伝わらない。
ミツヒコはある程度うまくゲンタの言わんとするところを汲み取ったり、注目すべき箇所を指定したりしてゲンタの能力を活用している。
能力獲得後、自身の過去の記憶が虫食い状態になっていっており、コナンの名前や顔を思い出すのに時間がかかる模様。
同人音声の闇的な話 http://togetter.com/li/944737
↑のブクマやコメントを見ると誤解している人もいるようなので、プロでも発注側でも業界ゴロでもないが一応の事情を書いてみる。
大前提として、「声優」と「同人声優」では身分に大きな違いがある。
《声優事務所と通称される、声の仕事に特化した芸能事務所とマネジメント契約を結んだ人》
が「声優」である。例外的なケースを除き、アニメや吹き替えの仕事は声優事務所と無関係な人間が受けることはできない。
逆に、事務所と契約した経験を持たない人とか、事務所と名乗っているが実際には声の仕事をマネジメントする能力を持たない所に籍だけ置いている人は「ネット声優」「同人声優」と呼ばれたりするが、要するに「自称声優」であって、普通の人が「声優」と聞いて連想する、アニメや吹き替えの仕事にありつける可能性はほとんど存在しない。
※同人ゲームでも音声が付いている率が上がり、また、アプリも音声付きの物が飛躍的に増えたことで、声の仕事への需要は増え、声優ビジネス自体の変化などもあり、「同人声優」から普通の「声優」への進路が多少は開けたように見える、かもしれない。その辺は長くなるので省く。
現在の日本で一般人が声優になる方法は事実上一種類だけであり、専門学校や養成所と呼ばれる専門の養成機関で勉強して、卒業時に行われる「所属オーディション」に合格するしかない。
※一応、たまに行われている一般人を対象にした大規模公募型オーディション(実質的にはアイドルのオーディション)に合格するという道筋もあるけれども、これも合格後は結局はどこかの養成機関で勉強することになる。
さて、養成機関で勉強しても、声優になれるのはほんの一握りである。
以下の数字はモデル化して丸めたものなので実数とは何割かの誤差はあるが、まあ、そういうフローがあると思って読んで欲しい。
このうちの「卒業しても声優になれない者:年間3800人」が本題である。
簡単に言えばこの人達は演技力か才能か外見上の魅力か才能かコミュ力か、とにかく何らかの不足があって、契約を勝ち取れなかった人たちである。
その後の進路を更に書くと(再度断っておくが、モデル化した数字であって実数とは小さくない誤差がある)以下のようになる。
全部足すと年間3800人より多いがこれは
などを含めたら、この位になる、という形である。前者は文字通りだが、後者については補足しておく。
先述のように声優志望者は極端に多く、声優の仕事は有限であり、事務所としても芽の出ない人間をいつまでも抱えておくわけにはいかない。
本人の人生のためもあり、見込みがない、と判断された人間は、一度契約しても1年とか2年で契約を切られることがよく行われている。業界としての正確な統計はないが、新人声優の半分ぐらいはここで契約を切られる。
最初に契約した事務所に切られても、まれには他の声優事務所に拾われてそこで芽が出る人間もいる。が、9割以上の人間にそんなことは起きず、大人しく声優業を諦めるか、諦めずに「自称声優」になるしかない。
先に書いたとおり、この人たちは何らかの不足があって「声優」になれず、やむなく同人声優・ネット声優になった。
ネットがなかった時代ならば問答無用で引退するか、アマチュア演劇ぐらいしか身の置き場がなかったはずである。
それが、音声付きの同人ゲームやアプリが増えたことで、なんとか声の仕事が回ってきている、というのが実状である。
当然、依頼する側にすれば「安く上げる」「無茶が通せる」以外で使う理由はほぼない。
予算があり、真っ当な仕事内容であれば、普通の声優事務所に依頼して、知名度や実績のある普通の声優を使えばいい話である。
さらに言うと、声優事務所は自社や関連会社で音響スタジオを持っていることが多く、そういう所に頼めば、多少の追加費用だけで、プロが編集して扱いやすく加工された音声データの形で納品してもらえる。
まとめにあるように『編集とかについてもやってあたりまえでしょ?が浸透しすぎてい』るのは当然だと言える。
「知名度も演技力もないのに使ってやっているんだ。編集ぐらいそっちでやってこっちに手間をかけるな」と言われても仕方ないぐらい立場が弱いということである。
以上の内容はかなり単純化しており、実際にはそれなりにまともな事務所に所属している人(がそちらでは鳴かず飛ばずに近いので、やむなく同人向け・成人向けの別名義で事務所を通さず活動している)や、それなりの数の作品に出て知名度やファンや定評をある程度掴んでいる人もいる。
それでも、実態としては、プロとしての自覚が持てず、クライアントの言いなりに使われる以外に選択肢がない人が多いのも確かである。
「そんな仕事しか来ないなら辞めちまえよ」と言いたくなるのだが、もともと、
「お前声優にはなれねーよ」と言われてそれでも辞められなかった人が大部分なので、そんなにあっさり諦められたら苦労はない。
悪意あるクライアントからすれば、無茶を言って断られても代わりはいくらでもいるし、仮に酷い扱いで相手の心が折れて引退したり絶交されたとしても、養成所の卒業シーズンになれば、また新人自称声優がいくらでも生まれるのが分かっているので気にならないのであろう。
本来、依頼主が真っ当な思考の持ち主であれば、ビジネスの継続性を考えて、演者とはきちんとした信頼関係を構築しようとするはずである。が、そういうところは当然、一度信頼関係が築けた相手との関係を重視することで、結果的に新しい人に依頼する率は下がる。
一方、悪質な依頼主は、言いなりになるような弱い相手を求めて数打ちゃ当たる戦法で声をかけまくることができる。彼らはジャンルに愛着も何も持っておらず、
「こっちの水は甘そうだ」と「超低コストで労力も最小限で作れそう」だから手がけているだけである。こういう手合いにクリエイターとしての自負心や、演者へのリスペクトなどを求めても無駄である。評判が悪くなっても、儲かりそうなうちはサークル名や表向きの代表者を変えて同じ事を繰り返すだけだろう。
つまり無茶な依頼には、受ける側が毅然として対応するしかない。
だがしかし、それだけの「余裕」を持っている人はそうそうおらず、強く出られるとつい受け入れてしまいがちである。そういう人に
「プロとしての自覚を持って無茶なクライアントは断れ」などと説いてもある意味では無駄である。シャアに
「ならば今すぐ自称声優ども全てに仕事を授けてみせろ!!」と言い返されるのが関の山だろう。
繰り返しになるが、プロ、つまり本当の声優になれなかった人が、それでも諦めきれずにしがみついているのが同人声優というポジションである。他人から「お前プロにゃなれねーよ」と言われた経験がある以上、自己評価が低いのは仕方ないことである。
それに、そのまま何の仕事も受けなければ「自称声優」でしかないのが、どんなデタラメなクライアントからでも依頼を受けて仕事をすれば、その間は確かにプロであると感じることができる。うがった言い方をすれば、契約トラブルで揉めるのだって、ある意味でとても「プロっぽい」イベントである。
このような構造では、抜本的な解決策は望めない。ジャンル自体が下火になって、業界ゴロっぽい連中が減れば被害も減るだろう、程度のことしか言えない。闇である。
2017年4月に同人誌専攻やメイド&コスプレビジネス専攻が開設されるっていうじゃないですか。
秋葉原のプロを育成する専門学校「アキバビジネスワールド」2017年開設、同人誌専攻やメイド&コスプレビジネス専攻など http://www.inside-games.jp/article/2016/02/22/96175.html
で、わずか35時間後に入学案内届きましたよ。ビジネスはスピードが命。
私「うっしゃぁああ!」
まだ資料請求ポチーの熱が冷めていませんでしたから、ルンルン気分でパンフ開きましたよ。隅から隅まで読みましたよ。
『市場規模700億円の同人誌ビジネスについて学び、「同人誌で稼げる」人材を育成する専攻。同人誌の描き方、売り方はもちろん、法律・店舗・ネット戦略などのSNS戦略について学びます』
ということを学習するそうです。『ネット戦略などのSNS戦略』のくだりは日本語としておかしいですけど、本当に同人誌描けるんでしょうかね。
……おい、なんだよこれ。
「大工さんになるには?」って書かれた紙めくると「工務店の求人に応募する」ってサジェストされる大阪人権博物館みたいじゃないですか。
釣りか? 釣りなのか!? 学科設置で炎上マーケティングとか斬新過ぎるゾ。
他の専攻も、
『アイドルプロデューサーを育成する専攻。歌・ダンス・グッズ戦略・SNSによる自己演出などを学び、アイドル育成・LIVEハウス経営・グッズ販売ビジネスはもちろん、広告・印刷・SNS等による告知も学びます(アイドルプロデューサー専攻)』
『秋葉原のスタンダードとなったメイド・ロリータ&コスプレビジネスについて学ぶ専攻。メイド・ロリータ&コスプレビジネスの歴史やショップ運営・企画などを学び、さらに、人材マネジメントはもちろん、広告・デザイン・SNS等による告知も学びます(メイド&コスプレビジネス専攻)』
と記述があるだけ。微妙にテンプレ文でやたらSNS推しなのが""クル""
劇団は公演経験を積むことはできるけど、演技の訓練にはならないと思う(併設の養成所に入る、とかでなければ)。
音楽や漫画はやりながら腕を磨いて行くってことができるんだけど、劇団の場合、(1)一人だけでは成果が出せないので逆に自分の「伸び」がわかりづらい、(2)優秀な演出家や劇作家が優秀な演技コーチであるとは限らない、(3)その劇団・演出家特有の方法論が学べたとしても別の演技法の訓練を受ける機会があるとは限らない、ってあたりがなあ。まあ探せばトレーニングをやっているところがあるし、どこかの劇団に軸を置きつつあちこちオーディション受けて客演することもできるから、積極的に動いていけばいいんだけど、「劇団員」を頑張れば芸が鍛えられて行くって期待しちゃうとまずいだろうと。いやもちろん劇団にも色々あるんで、ある劇団の方法論が自分の求めているものにぴったりだからそこに集中するって道もあっていいんだけど。
何が志望動機だ。生活のため金のため家から近いから休みが多いからだ。金が充足していれば働きたくなんかねえわ。
リクルートスーツ着なきゃいけない風潮気持ち悪いんだよ。何の意味があるんだ。
似たようなスーツに似たような髪型で似たようなことほざく似たような人間どもの群れを見ると怖気が走るわ。
建前ばかりの綺麗事言わせて何になる。詐欺師でも養成するのか。詐欺師スキルがないと生活できないのか。詐欺師の国かよ。
どうせ顔しか見てねえんだろ。モデルばかりが採用されるって分かった例の画像思い出すわ。
何がコミュ力だ。って思って調べたら「同調圧力への服従度」とか出てきて草生えたわ。
あー早く全労働をロボットが受け持って人間は働かなくていい社会来いや!!
キレそう
医師免許は取っておきましょう。そして今度こそ自分の進路を選ぶのです。 - シロクマの屑籠
まぁ人がどんな判断しようと勝手だし、ルールの是非はともかく、既に存在するルールの中で個々人は利己的に行動しても構わないとは思う、という前提の下でだけど。
ただ、医師って養成にコストがかかり、そのために多くのコストが社会全体で負担している。国公立の医学部は特に。
それを、養成を受ける権利を得られる優秀な人が、人生の保険として使うのは、少しは申し訳ないと感じてほしいし、ましてやシロクマ氏のような影響力がある人間が、そのような社会的モラルに反した行動を推奨するのはいかがなものかと思う。
かといって、私立医大のように莫大な授業料にしてしまうと、実質的にリスクを負えるのは金持ちの子だけになってしまい、単なる非課税生前贈与になってしまう。
今年で25歳。
女性にとっては積極的に恋愛対象として選ばれない容姿であるという自覚はある。
しかし、女性とは友達レベルでの関係は構築できていたのでコンプレックスまみれで童貞をこじらせる奴らと自分は違うと勝手に思い込んで過ごしていた。
同世代が結婚していく波のようなものを感じることが多くなった。
高卒就職組が23~25くらい、大卒と院卒の結婚ピークが27~30ぐらいだろうか?
つい先日、小学校のころ片思いをしていた同級生の女の子が地元の優良企業勤めの男性と入籍したという報告をSNSで見てショックを受けた。
もう自分は結婚もおかしくない年齢になっていたのか。ちょっと前に高校を卒業したような感覚であった。
そこで今までの人生を振り返って暗くなってきたのだ。
結局中高大と純愛を経験することなく、これからは年収や社会的地位が「男の魅力」と不可分なものになるステージに立ちつつある。
打算的、と一言では片付けられない。こんな先が読めない時代なのだから。
容姿に恵まれなかったが平均よりほんのちょっと上ぐらいの給料をもらっている自分には、そういう人生のステージに入ったことは救いがあるのかもしれない。
でも、自分がそういうゲスな異性に需要と供給がマッチするまでひたすら比較されることに耐え、
純愛がしたかった。たとえ、容姿だけでシビアに選別される段階の女性にフラれ続けても、告白しまくればよかった。
そんなしょうもないことを考えて過ごしていたとき、ある出来事が起こった。
たまたま入ったファミレスで、JS5(もうこういう書き方が「その筋」の人には察してもらえるだろう)、つまり女子の
そのとき2人を一瞥して、「いまどきは小学生でもこんなにかわいい子もいるんだな・・・」と思っただけだった。
妙に2人が大人びて見えた気がした。
そして、セルフサービスで飲み物を取りに行くときに小学生の2人がファミレスで何をしているのかと思って何気なく彼女らを見た。
かわいい。
自分があの子たちと同い年のときでも、絶対に付き合うことが出来ないレベルのかわいさだった。初見では気づかなかった。
たぶん、サッカー部あたりの運動神経がいいイケメンの男子と付き合っているんだろうなと思った。
「類は友を呼ぶ」なのか、2人ともかわいい。
自分の席に戻り、食事を食べたが頭の中は隣の2人組とかつて小学校時代にモテていた同級生女子のことでいっぱいになった。
入籍した片思いの子をはじめ、中学や高校でとっくに彼氏を作り処女は捨てているだろうモテていた女の子たち。
経験値を蓄えた今の彼女たちは「目利き」がさぞ上手いんだろう。
かつての同級生と比較しながら、隣の席にいる彼女たちには「清純さ」を感じた。
「清純さ?ハァ?」
彼女らは男を年収や勤務先で目利きしない代わりに容姿で男子を選び、恋愛をするだろう。
その容姿中心の選択や、打算的な性質は成人女性のそれと全く変わらないものだと昔誰かが言っていたのを思い出した。
それでも。
それでも、成人女性にはない清らかさを感じてしまったのだ。目覚めてみなければ分からないだろうが。
そのファミレスでの一件があった後、Twitterなどで必死に「その筋」の人たちのクラスタを探した。
以前、事故的にゲイのアカウントを見たことがあったので、性的嗜好マイノリティであるロリコンも必ずTwitterにいるはずだと思った。
どんな単語でエゴサーチをしたのか思い出せない。しかし、何度も「ロリータ」を求めてサーチしていくうちに、
子役やアイドルを養成する芸能事務所の名前でアイドルがヒットすることが分かった。
そこから先は早かった。
「その筋」で話題になった子役、JSアイドルのライブや握手会に参加するひっそりしたアカウント群を見つけた。
気づいたら何人かの彼らを「愛好家」のリストに登録し、そのリストをチェックするようになっていった。
ターゲットゾーンはJS5~JC2まで。確認してみたらJS5の女の子が一番多かった。最初に抜いたのはJC1の子だけど。
書いていたら我慢できなくなったので、ここまでにする。
己の魂を論文に変えて戦う現代の魔法使い研究者(リサーチャー)が存在する世界で、その養成課程である博士課程に通っている少年黒鉄一輝。しかし、彼は研究者としての能力値が低すぎて学位が取れずに留年してしまい、周囲の人間からは落第博士(オーバードクター)と呼ばれていた。
新年度が始まる直前に研究室に戻ろうとした所、十年に一人の逸材である学生Aランク博士(学振DC1)で科研費の皇女と呼ばれる入学直前の異国の皇女ステラ・ヴァーミリオンと鉢合わせしてしまい、結果的に一輝は討論を挑まれて勝利してしまう。一輝は論文の代わりに討論を極めた異端の実力者だったのだ。
互いに切磋琢磨し、強さを高めあううちに惹かれてゆく一輝とステラ。そして博士課程学生の頂点を争う戦いの中、落第博士は学生の頂点の候補の一人、業績皆無の学生(ペーパーワン)としてすべての博士課程学生から注目されるようになってゆく。
今いる学部のやることも、教員も、人間も好きではないから他の学部に転籍を試みている。
どうして、こんな糞像学部なんかに入ってしまったのかとカメラやマイクを見て後悔している日々だ。
2006年に流れていた。
だけども、自分は好きなのだ。そして小学生の自分の脳に残らせるほどの力があったのだ。
偉そうかもしれないし、ビジュアルに頼っているかもしれないし、口先だけかもしれないし、某新聞社は読者層が教員であるために学歴社会を煽っているかもしれない。
ありとあらゆる矛盾があるかもしれないけれど、殴る力も、性的魅力もない自分には慰めみたいなものになるのだ。
今、プレゼンテーション力などという口だけの人間を自分のいる大学は養成したりしているし、世間もそんな人間が大好きだ。
今いる学部は、教養と言葉を軽視する傾向にあり、長いものに巻かれまくりな輩ばかりが教員である。
こんな奴らからあれこれ言われたくない。自分は抜けだそうとしなければならない。
とりあえず、今年度の転籍がどうであれ、大学受験の時は苦しかった英語の勉強が比較的苦ではなくなったことはいいことかもしれない。
まあ8で苦労するようじゃあお先真っ暗だな。
ちなみに8狙う時は7を狙え。
俺の釣果でいうところのコレだな↓
http://anond.hatelabo.jp/20150903184723
ちなみに俺の最高は534だ。
北海道江別市西野幌にある「道立増田投稿者養成センター」の歴史は古く、明治2年に開拓判官島義勇が建白した「匿名筆録掛創設ニ関スル建白」にその淵源が求められる。
その後、初代北海道庁長官岩村通俊の時代にその必要性が認められ、明治20年に「庁立増田所」が札幌の創成川沿いに設置された。
当時は札幌農学校の講師が教授役を務めた。吏務員としての素養を高めるとともに人の気をひく匿名の文章を如何に作るかについて、北海道開拓というプレッシャーの中、日々を研鑽を積んでいた。当時はインターネットは無く、増田専用の文書を回覧し、開拓使に勤める吏員が印鑑を押下することによってブックマークとしていた。有名な職員の押印はやはり注目を集めた。岩村も自らが創設した部局とあって積極的なブックマークを行ない、出身の薩摩ネタ(「何言うちょっかわかりもはん」かが決まり文句)が職員の笑いを誘った。
ブックマークを多く集めた文書は翌日以降の函館新聞(のちの函館毎日新聞)や小樽新聞に掲載された。現在と同じく、文書にはウケ狙いのもの、政治や社会に関するものがあり、それに対する道吏員のコメントは新聞読者の注目を集めた。時に道政の指針となるような匿名文章やブックマークがあり、北海道における増田は、開拓を進める上で次第に重要性を増していった。
明治44年の後の大正天皇の行幸に合わせて「庁立増田所」は発展的に解消。「庁立匿名記事錬成所」と改められ、その機能が増強された。すなわち、道庁以外の要人にも押印の権利が与えられたのである。現在の雨竜町に大農場を経営した蜂須賀茂韶(しげあき)や、清水町に広大な土地を所有した渋沢栄一ら、北海道に土地を所有したり工場を経営する政府要人のブックマークが認められるようになった。このように北海道開拓の傾向性と同じく、北海道における増田についても官の強力な資本投下により推し進められた側面が強い。
大正年間の北海道庁長官宮尾舜治もまた名物ブクマ家であった。ほとんどの記事にブックマークしたため、彼の部下が空気を読んで同じくブクマ。その結果糞増田が多くエントリされ、増田の質が多いに低下した。これは第一次大戦の好景気を経験した道民のデモクラティックな感性を大いに刺激し、増田改善運動が各地で起こった(釧路での原勝治の運動が著名)。これに対する宮尾の名言「糞増田もまた増田」は、今でも道民の記憶に遺されるものであった。
戦時中は統制政策のもと増田の文章は時の第一次東條内閣により圧力をかけられた。しかし増田家やブクマ家は当局に面従腹背、うまいことごまかした文章やブクマを行ない、ネタや時局批評を織り込んだ。こうした官製でありながら反体制的な場としても機能したことについては、言論の自由を考える上でも高い評価を得ている。
戦後の民主化により、昭和23年に「庁立匿名記事錬成所」は解体。野幌の現在地に民間資本による「北海道匿名記事養成所」が設置。講師以下執筆者、多くの職員に至るまでを公選とすることで、増田のさらなる民主化が図られた。残念ながら諸般の事情や資金面での苦慮により昭和29年に増田執筆者公選制度は頓挫。北海道は重要性を再認識し、再び道立への移管がなされた。戦後北海道では漁業や鉱業が盛んであり、そうした労働者に関する増田文が多くを占め、時代の潮流になった。時の社会党党首佐々木更三をして「北海道に労働者あり増田あり」の評言は、現在でも北海道増田左派を中心に語り草になっている。近年では現北海道長官の高橋はるみ萌えネタが多くを占め、歴史の長い北海道増田界隈にも、萌えの波が押し寄せていることは今更贅言する必要性もないだろう。また北海道十一区中川侑子代議士のスキャンダラスなネタや増田小説(えっちな)も定番になっている。「増田所」設置の明治20年から130年の歴史が経過しようとしている。北海道匿名世界をリードした増田。これからさらなる飛躍を祈ってやまない。