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2024-11-08

anond:20241108194712

この意見には、トランプ氏の経済政策政治的理念説明する意図がありますが、いくつか問題点不正確な解釈があります。以下に指摘します。

 

妥当な点

1. トランプの「アメリカ第一主義

トランプ氏が掲げた「アメリカ第一主義」は、他国への依存を減らし、米国利益を最優先するという方針で、確かにフランスド・ゴールが掲げたフランス第一主義共通点が見られますトランプTPP反対やNATO費用負担見直しも、自国利益を強調する姿勢を反映しています

2. トランプ支持層に対する理解

トランプ支持者の一部が、「仕事にありつける」「収入が増える」などの期待を抱き、経済的メリットを求めてトランプ投票した点は的を射ています。これはケインズ的な需要刺激策(公共事業など)によって雇用経済活性化を図る政策の影響です。

 

問題点矛盾

1. トランプを「ケインジアン」とする見方単純化しすぎている

トランプ氏がすべての政策ケインズ経済学を実践していたわけではありません。ケインズ経済学は、政府不況時に積極的に介入することで経済を刺激する理論ですが、トランプ政権政策には必ずしもこれに基づく一貫性がありません。むしろ、減税や規制緩和といった側面もあり、これらはケインズ理論とは異なる自由主義的なアプローチです。トランプの「ケインジアン」としての立場単純化しすぎています

2. メキシコの壁を「ケインズ的な公共事業」とする解釈の誤り

メキシコの壁の建設は、トランプ移民政策象徴的な要素ですが、これをケインズ公共事業とするのは適切ではありません。ケインズ理論目的不況時の景気刺激であるのに対し、メキシコの壁は主に移民抑制国家安全保障目的としています経済的な刺激効果もある可能性はありますが、それが主要な意図ではなく、理論合致しない解釈です。

3. ド・ゴール主義との比較における誤解

ド・ゴールフランス独自性を守るために多国間の枠組みや同盟に対する懐疑的立場とりましたが、同時に外交面では現実的アプローチも取りました。トランプ氏も「アメリカ第一主義」を掲げていますが、その外交政策は必ずしも一貫性があるとはいえません。トランプ氏は同盟関係を揺さぶりながらも、アメリカ国益にかなう場合には取引を優先していたため、ド・ゴール主義完全に一致しているとは言い難いです。

4. トランプが「経済論に精通している」という前提の誤解

トランプ氏がケインズ経済学や他の経済理論を深く理解しているとする見方は、必ずしも証明されていません。トランプ経済政策は「ビジネスマンとしての直感」による面が強く、理論的な一貫性を欠くことが多いです。また、彼の支持者たちが経済政策理論理解して投票しているかどうかも疑問が残ります

5. 「反トランプ派がトランプ政策理解を欠いている」とする指摘の偏り

トランプ派に対して「トランプ政策理解していない」という批判は、偏りのある見方です。反トランプ派の中にも、政策効果経済理論に基づいた批判を行っている人々が多くいます政治的意見が分かれる中で、一方を「理解が浅い」と決めつけるのは公平さを欠くといえます

 

まとめ

この意見は、トランプ政策や支持者の動機について興味深い視点提供していますが、トランプを「ケインジアン」「ゴーリスト」と断言するのは単純化が過ぎる点がありますトランプ政策は、一貫した経済理論に基づいているというよりも、選挙戦術ビジネスマンとしての感覚が反映されている部分が大きく、経済学的な視点だけで彼を理解するのは難しいでしょう。

anond:20241108134508

これ言う奴で自分があやまってる姿見せたの見たことないんで、あやまった瞬間殺しにかかってくる奴だと思ってる

 

んで、元の話に戻ってフェミニズムとクイア包摂の話だが。

元々左派政治団体理念の根幹はマイノリティ包摂なので

フェミニズム

・クイア

少数民族

被差別職業

こういったものへの包摂活動内包せざるをえないもんなんだ

この中でフェミニズムだけを活動主体としたければ、それだけのワンイシュー団体を作るしかなく

そういった団体はほぼ今まで見たことはないな

anond:20241107090029

たぶん今フェミニズムが退潮を迎えてるのはTERFに対する扱いで分裂してるから

(B)の正義理論がなければフェミニズム正当性を得られなかったのだが、今はそんなこと言ってられなくなって(A)が幅を聞かせ

その方向性がありかなしか大分裂しているというのが現在の状況

この状況はしばらく続くと思われる

2024-11-07

選択夫婦別姓に反対するたった二つの理由

支持者が「選択肢が増えるだけで誰にも不利益は生じない」って嘘をついているか

行政コスト代表されるように、これまで同性で回していた部分の制度を変えるわけだから相応にコストは掛かるわけだよな。

なんでそれを正直に言わないんだよ。

コストがかかっても、それにより得られる便益は更に大きい(旧姓使用なんかにかけてるコストのほうが大きい)

または

コストいくらかかろうが重要施策から実現すべき

ってちゃん説明しろよ。そんなとこで嘘つく人たちにはとても良い賛同できない。

どうせ他にも何かデメリット隠してんだろ?と思ってしまう。

より選択肢の増える他の政策があるから

より選択肢の増える施策として、「多夫多妻ムスリムの方がよく言ってるね、一夫多妻については)」「近親婚(まさか障害遺伝病の可能性が高いかダメとか言わんよな?)」「婚姻年齢引き下げ(これは意思能力的に微妙か)」などなどな。なんで選択夫婦別姓だけ優先せねばならんのかさっぱりわからない。むしろこれらを求める方々の方が、現状では結婚できないのが結婚できるようになるんだから施策としての優先度は高そうにさえ思える。

これなら賛成する施策

二通り。

いかなる形態婚姻関係公的に認める(結果として婚姻に伴う各種優遇はなくなる)

または、

公的婚姻制度は全廃する。宗教でも営利企業でもそれぞれで認定すればいい(教会認定していたイメージ

どちらかと言うと後者の方が好みで、前者は渋々という感じ。

憲法理念からしても国民は個々人として尊重されるもので、相続その他諸々の諸制度家族を基本とするのではなく、個々人を基本としたものとすべきだろうと思う。

もちろん戸籍制度はいらないし、国民は個々人で把握できていれば十分、と考える。

追記

「今まさに強制同姓で困っている人がいる」という視点がどうしてないのか謎

疑問手に一切答えてない点も酷いけど、それに加えて、「今まさに近親婚できなくて困ってる人がいる」という視点がどうして持てないのか謎、みたいになんでも言えるわけで。アホなのか?

資本主義民主主義限界に対する検討は進んでいるの?

資本主義民主主義限界に対する修正改善を目指す学問思想は多岐にわたり特に近年では貧富の格差社会の分断などの課題対応するための議論がさまざまな分野で展開されています。以下は、その代表的な取り組みです。

 

1. ポスト資本主義(Post-Capitalism

ポスト資本主義は、資本主義に替わる新しい社会経済の枠組みを模索する思想です。経済学者や社会思想家の中には、技術の進展や労働自動化が進む中で、資本主義に基づく経済システムの持続可能性に疑問を持つ声が増えていますポール・メイソンやトーマスピケティなどは、資本の集中が引き起こす格差の拡大に着目し、持続可能経済の実現のために富の再分配や共有経済を含む新しい制度の導入を提唱しています

 

2. 社会市場経済(Social Market Economy)

ヨーロッパ特にドイツを中心に発展した「社会市場経済」は、自由市場経済社会福祉政策を融合させたモデルです。市場競争効率性を維持しながら、労働者や弱者保護し、公正な所得分配を目指します。社会市場経済は、資本主義自由経済民主主義価値観調和させる試みとされ、欧州福祉国家の基盤となっています

 

3. 分配正義ベーシックインカム

分配正義(Distributive Justice)は、財や資源の公平な分配を考える哲学的倫理的分野で、アマルティア・センジョン・ロールズ代表的思想家です。特にロールズは「公正としての正義Justice as Fairness)」を提唱し、社会制度が公平に機能するための条件を提示しています。この流れから貧富の差是正する手段として「ベーシックインカム」が注目されており、すべての国民一定所得を無条件に支給することで最低限の生活保障し、貧困格差の縮小を図ろうとしています

 

4. 修正主義的資本主義とESG(Environmental, Social, and Governance)投資

修正主義的資本主義は、持続可能性と社会的責任を資本主義に組み込むことでその問題解決しようとするものです。ESG投資は、この理念に基づき、企業収益性だけでなく環境社会ガバナンス配慮した投資活動を推進することを目指しています企業活動が長期的な社会利益に貢献するための枠組みを重視し、企業利益のみを追求するのではなく、持続可能な成長を図ることが期待されています

 

5. デル・メトリオラシー(Deliberative Democracy)と共同体主義

民主主義において、社会の分断やポピュリズムの台頭に対抗するため、「熟議民主主義」や「共同体主義」といった思想が見直されています。熟議民主主義は、市民公共の場意見を交わし合うことで、合意形成を目指すアプローチであり、単なる多数決ではなく深い議論に基づく意思決定を重視します。また、共同体主義は、個人自由とともに地域共同体価値を重視する思想で、アミタイ・エツィオーニなどが提唱しており、社会的な絆や共通善を再評価する動きが見られます

 

6. デジタル技術を用いた新しい社会経済システム

ブロックチェーン技術分散型台帳技術(DLT)は、新たな経済システムガバナンスモデルとして注目されています。これらの技術活用することで、中央集権的な管理を排し、分散的かつ透明性の高い社会システム可能になると考えられていますブロックチェーンを基盤にした分散自治組織(DAO)や、暗号資産を用いた経済圏が試みられており、伝統的な資本主義民主主義の枠組みを再考する材料となっています

 

これらの思想学問検討は、資本主義民主主義限界に対して、社会の持続可能性や公平性を向上させるための試みとして重要役割果たしてます

2024-11-06

anond:20241106103219

理念レベルでは正しいと思うし

DX化の方向性も当然なんだけど

目下の国民民主案への批判としては機能しない。現実的提案に机上の理想論ぶつけて足引っ張る石破や鳩山しぐさになってしまう。

2024-11-05

anond:20241105172144

あなたの挙げた主張には、いくつか事実に基づく部分もありますが、一部の点で正確性に欠けるところがあります。以下に、それぞれの主張について詳しく解説します。

1. 「(古典的)自由主義の元で経済的格差が生まれる」

古典的自由主義では、市場自由個人権利尊重されるため、富や資源特定個人企業に集中する傾向があり、結果的経済的格差が拡大することが多いです。自由主義的な経済システムは、競争を促しイノベーションを生む一方で、収入資産の差が生じやすい側面もあります。この点は多くの経済学者や歴史的データからも支持されています

2. 「経済的格差問題に対して自由主義アンチテーゼとして、平等こそ真の自由では?平等の為に自由制限すべきでは?の社会主義共産主義がうまれる」

自由主義へのアンチテーゼとして、平等を重視する社会主義共産主義提唱されてきたのは事実です。マルクスエンゲルス理論化した共産主義は、資本主義の下での格差批判し、平等社会を目指すものです。ただし、「平等こそ真の自由」という表現社会主義理論では明確に定義されていませんが、平等な機会の確保や富の再分配によって、より多くの人が実質的自由享受できるとされています

3. 「冷戦時代社会主義であるソ連共産主義中国対立によってアメリカ赤狩りが行われる」

冷戦時代アメリカソ連社会主義国家)、中国共産主義国家)は確かに対立しており、アメリカ国内で「赤狩り」(レッド・スケア)が行われました。これは、共産主義の影響を恐れた米国政府や一部の市民が、国内共産主義者や社会主義者に対する監視弾圧を行ったもので、特に1950年代に強まった運動です。この点については、歴史的事実として正しいです。

4. 「アメリカ国内社会主義者や共産主義者が『私のはコミュニズムではなくリベラリズムだ』と主張して赤狩りを逃れる」

これは正確ではありません。冷戦時代リベラリズム自由主義)はアメリカ国内で広く支持されていたため、多くの社会主義者や共産主義者がこれを名乗って保身を図ったというよりも、単に社会主義共産主義への疑念が強かったため、共産主義距離を置く人が増えた、もしくは意見を控えるようになったと見るのが妥当です。また、アメリカにおける「リベラリズム」は当時、資本主義の枠内で福祉や公正な競争を求める立場であり、共産主義社会主義とは異なる理念を持っていました。

5. 「平等を錦の旗に他人自由制限するのを是とするリベラルがうまれる」

現在アメリカにおける「リベラル」という言葉が、平等を重視して自由一定制限をかける政策を支持する立場を指すこともありますが、これは「自由主義リベラリズム)」そのもの完全に一致するわけではありません。現代リベラリズムは、経済的平等個人権利自由バランスを目指す思想です。必ずしも他者自由積極的制限するという意味ではなく、むしろ公正な社会を作るための規制を支持するというのがより正確な表現です。

結論

概ね事実に沿った主張もありますが、一部で誤解や単純化が見られます

2024-10-30

anond:20241030185247

事前に「ホテルに誘っていいか」の同意を取る

ホテルに誘っていい?」と口頭で確認するのは、キスしていいか確認キスでするのと同じだとは思ってた。

・・・何というか。性的同意理念に反してる。本末転倒だ。

しかしもちろん、いきなりキスするのは性的加害、もってのほかなのである

少子化対策アプローチ理想主義的?現実主義的?

少子化対策が「理想主義的」か「現実主義的」かは、政策アプローチ目標設定によって異なるため、一概には決められません。ただし、多くの国の少子化対策は、理想主義的なビジョン現実主義的な方法論の両方を織り交ぜています

 

理想主義的な側面

少子化対策は、未来人口構成の安定、社会の持続的発展、子育て環境の充実といった高い理想を掲げることが多いです。たとえば、日本フランスのように、子育て支援や家族政策を通じて出生率回復を目指す国々では、社会全体で育児負担を軽減し、子どもを産みやす環境を整えようという理想根底にあります。こうした理想的な目標は、持続可能未来を描くうえで重要価値観提供し、政策を支える理念として機能しています

 

現実主義的な側面

一方、少子化問題構造的な問題であり、短期間で劇的に改善するのは難しいとされます。こうした状況では、財政的な制約や労働力確保のために、出生率回復以外の現実的対策も重視されがちです。例えば、移民政策を通じた人口増加策や高齢者社会参加、さらには定年延長などが現実的施策として組み込まれることがあります。また、財政負担の増加が懸念される場合対策にかける予算を抑える選択がされることもあり、これは現実主義的な対応といえます

 

結論

少子化対策には、理想主義的な目標設定と現実的手法の両面が含まれます。たとえば、出生率向上という理想を掲げつつ、実際には経済的支援策労働環境改善など現実的課題対処する形で、少子化対策多面的に進める傾向が見られます。そのため、少子化対策は必ずしも「理想主義」か「現実主義」に完全に偏るものではなく、両者を織り交ぜた政策と考えることが妥当でしょう。

日本理想主義を失った?

理想主義」と「現実主義」は、物事の目指す方向性手法を異にする考え方であり、日本において「現実主義」が主流になりつつあるという見方は、特に近年の社会情勢や政治的な傾向に照らすと妥当な部分が多いと言えます

 

理想主義現実主義定義

理想主義(Idealism): 理想主義は、「あるべき姿」を重視し、道徳的理念的な価値観に基づいて物事を考え、行動する考え方です。理想を追求するために時には現状を変革する姿勢を持つこともあります政治においては、平和主義環境保護人権問題など、長期的で持続可能社会実現のための課題に対する積極的な取り組みが典型例です。

現実主義(Realism): 現実主義は、理想よりも実現可能性や実効性を重視し、現状や現実的な制約の中で最善の結果を目指す姿勢です。リスク管理経済効率を重視し、具体的な成果を求める特徴があり、政治では経済成長や安全保障といった短期的な課題への対応が主流となります

 

日本における現実主義の台頭

日本では、経済や国際情勢に対する不安や複雑化する社会問題を背景に、理想よりも現実的対策を優先する傾向が顕著になっています。具体例として以下のような事例があります

 

1. 安全保障政策: 理想主義的な立場から平和憲法を守り、自衛隊抑制的に運用する主張がある一方で、北朝鮮ミサイル問題中国の台頭などを受け、より現実的防衛政策を重視する意見が増加しています日米同盟の強化や、防衛費の増額などがその例で、「必要防衛力を備えるべき」という現実主義の声が支持を集めています

 

2. エネルギー政策: 理想主義的には、原発廃止再生可能エネルギーの拡大を推進する立場が見られますが、現実的にはエネルギー供給の安定やコスト問題から、依然として原発の再稼働や化石燃料使用容認されていますエネルギー自給率の低さから、持続可能性よりも実効性を重視する現実主義政策に影響を与えています

 

3. 少子高齢化問題: 少子化対策としては、理想主義的には「子育て支援の充実」や「働き方改革」が強調されますが、財政的な制約や制度的な困難から、実際の政策は大規模な変革よりも現実的範囲での支援にとどまる傾向があります。例えば、労働市場外国人労働者を受け入れ、短期的な労働力を確保する現実主義的な対応が行われています

 

理想主義現実主義バランス

日本における理想主義現実主義の変化は、経済成長が鈍化し、少子高齢化が進行する中で顕在化しています戦後高度成長期においては、理想的な社会構築を目指す声が比較的多かったのに対し、現在は安定と効率を重視する現実主義が支持されやすくなっています

 

一方で、理想主義を完全に無視することはできず、長期的な視点を欠いた政策は持続可能性を欠くリスクがあります政策実効性を確保しつつ、社会的な価値観理想を取り入れるバランスが、今後の日本課題といえるでしょう。

クマ保護すら喚く超絶過激派動物愛「誤」が

クマ自分を食べさせて人の味を覚えさせたり

もっと言えば自分たちへ文句言った人間クマに食わせる

そんな感じの事件、以外にありそうでなかったりする

宗教や変な理念に狂ってる奴らってよく事件起こしてる印象だったんだがな

2024-10-29

anond:20241029113226

この意見はいくつかの誤解や偏見、無根拠な結びつきが見られます

 

問題点矛盾

 

1. AIの「リベラル忖度」についての誤解

AIが「リベラル忖度している」という意見は、一般に誤解が多い部分です。現行のAI特定政治的思想に基づいて開発されているのではなく、倫理的ガイドラインや多様なユーザー尊重するポリシーに従っています。これらはAI偏見を減らし、安全包括的対話を促すために不可欠なもので、特定思想宗教意図的押し付けものではありません。また、AI開発企業は多様な社会的背景を持つユーザー使用適応することを目指しています

 

2. ポリコレ政治的正しさ)とキリスト教価値観の誤解

ポリコレ」「DEI(多様性公平性包摂性)」「ジェンダー」に関する価値観キリスト教価値観と結びつけるのは、根拠が薄いと言えますポリコレやDEIの概念は、宗教関係なく、社会的公正や多様性尊重目的とする普遍的理念です。ジェンダー平等多様性への理解は、キリスト教以外の宗教さらには無宗教の背景においても推進されています。これらを「キリスト教価値観」に限定するのは、これらの理念起源や発展を無視した見方です。

 

3. 教条主義との関連性の誤認

教条主義的」という言葉は、特定教義イデオロギー固執する姿勢を指しますが、AIは決まった理念押し付けるために存在しているわけではありません。むしろAI中立性や多角的視点を重視し、利用者の多様なニーズ対応することを目指していますAI目的特定思想価値観を広めることではなく、ユーザーがさまざまな観点から情報を得られるようにすることです。

 

結論

この意見は、AI特定宗教的・思想的な価値観押し付け存在だと捉える誤解や偏見に基づいていますAI倫理的ガイドラインに従って開発されているため、社会的な偏りを抑え、包括的で公正な対話を実現することを目的としていますAIの開発意図や実際の働きを理解し、特定思想に結びつけずに評価することが重要です。

共産主義的なものはなぜ嫌われる?

日本における共産主義社会主義に対する強い拒否反応は、戦後歴史的政治的な要因が複雑に絡み合って形成されたと考えられます。以下に、主要な背景を挙げて説明します。

 

1. 戦後アメリカによる影響

戦後日本アメリカ占領下に置かれ、民主主義市場経済が促進される一方、共産主義への警戒が強められました。1940年代からの「レッドパージ」では、共産主義思想を持つとされる労働組合活動家知識人公職から追放され、共産主義社会根付くことが制限されました。また、アメリカ冷戦の一環として、東アジアにおける共産主義拡大の阻止を重要視し、日本安全保障政策にも影響を与えました。この冷戦時代米国の影響は、日本国内で共産主義社会主義に対する不安アレルギー的反応を助長したといえます

 

2. 勝共連合反共活動

1950年代以降、統一教会現在世界平和統一家庭連合)と日本保守勢力支援により、「国際勝共連合」が設立され、共産主義に対する強い反対運動が展開されました。この運動は、反共産主義を掲げて政治活動教育家庭内教化を行い、日本社会共産主義への強い警戒心を植え付ける一因となりました。特に勝共連合保守政治家や宗教団体と結びつき、社会的に大きな影響力を持ち、共産主義への否定的イメージ形成しました。

 

3. 学生運動過激派の台頭

1960年代から1970年代にかけて、日本国内では反政府反戦を掲げた学生運動が活発化し、一部が共産主義社会主義に基づく社会改革を訴えました。しかし、その中で一部の運動過激化し、暴力事件テロ行為に発展したため、社会全体で学生運動への拒否感が強まりました。特に連合赤軍」や「日本赤軍」などが関与した事件は、共産主義過激暴力の結びつきを印象づけ、多くの日本人にとって共産主義危険過激思想とされる要因となりました。

 

4. 自民党政権メディアの影響

戦後ほとんどの期間を自民党与党として支配し、保守的な政策が推進されてきました。自民党保守的なメディア共産主義社会主義に対する批判的な論調を続け、国民の間に「共産主義=非現実的危険」という認識根付かせました。さらに、選挙時には「共産党支持は過激派の支持」などといったネガティブキャンペーンが行われ、共産主義への警戒感が意図的に煽られた面もあります

 

5. 経済発展個人主義の普及

高度経済成長期において日本社会が急速に豊かになり、個人主義が浸透する中で、共産主義社会主義が掲げる「平等」の理念が薄れた面もあります日本人は生活の安定を重視し、「平等」よりも「自己実現」や「個人自由」を求める傾向が強くなりました。その結果、共産主義社会主義が目指す「平等」や「共同体意識」が社会的に受け入れられにくくなりました。

 

結論

これらの要因が複合的に作用し、日本社会には共産主義社会主義に対する強い警戒心や否定的イメージが定着しました。改善策としては、共産主義社会主義理念が持つ利点を客観的に見つめる教育や、政治的思想に対する偏見を取り除くための対話必要です。また、現代の多様な価値観を反映する中立的メディア報道重要でしょう。

2024-10-28

自動車歴史で最も重要な車 10

思い立ったので書く

乗るしかないこのビッグウェーブ

ちなみに独断偏見だよ

https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

0.基準

多くの自動車メーカーに影響を与え、後に自動車スタンダードとなるような技術理念を持つことを選考基準とした

1.ベンツパテントモートルヴァゲン(1886年)

世界初ガソリン内燃機関動力とする3輪自動車現代自動車の始祖にあたる。

自走式の自動車はモートルヴァゲン以前に前例があるものの、馬車を改造したものしかなかった。機動性と実用性を考慮し、ドライバーが手足のように操作できることを念頭に開発された自動車は、モートルヴァゲンが初となる。「バランスを取ることなく、ドライバー自由コントロールできる自走式の乗り物」を自動車とするならば、それを定義したのがこのモートルヴァゲンといえる。

発明者のカールベンツメルセデス・ベンツ創始者の一人。その妻であるベルタベンツ1888年旦那内緒でモートルヴァゲンを持ち出し、息子2人と長距離旅行実家に里帰り)を敢行。ガソリンスタンドなど無い時代に、幾多の故障トラブルを乗り越えながら往復200kmの長距離走行を成功させている。この時の経験は、モートルヴァゲンの改良に大いに役立ったという。

2.フォード T型フォード(1908年)

世界初大量生産車。ヘンリー・フォードによるライン生産方式発明により、一部の富裕層乗り物であった自動車大衆のものになった。自動車史のみならず、人類歴史にに大きな足跡を残した偉大な車である

大成功を収めたフォードであったが、その十数年後にはゼネラルモータースの台頭により、フォードは窮地に立たされることになる。

3.フォルクスワーゲン タイプ1(1941年)

いわゆる「ビートル」。基本的設計を変えないまま2003年まで生産された。累計生産台数は2152万9464台。フルモデルチェンジを含めない単一車種の生産台数としてはぶっちぎりでトップ

この車の偉大さを伝えるにあたり、長ったらしい解説必要なし。世界中で広く愛され、たくさんの人々の生活を支えた。

4.メルセデス・ベンツ W120(1953年)

世界で初めて衝突安全ボディを採用した車。衝突時に車体を意図的につぶすことで、衝撃を吸収し安全性を高める。

今では当たり前の技術だが、その当たり前を作り上げ沢山の命を救った功績は大きい。

5.ボルボ PV544(1958年)

3点式シートベルト現在一般的に使われているシートベルト)を世界で初めて標準装備した車。ボルボは「安全は独占されるべきでない」としてこの特許無償で公開。その結果3点式シートベルトは急速に普及し、世界中自動車安全に大きく貢献した。メルセデス・ベンツとともに敬意を。

6.ポルシェ911(1964年)

スポーツカーとしての高い走行性能と、人や荷物を載せる実用性を高い次元で両立させた車。高級スポーツカーとしては珍しくルーフキャリアが装着可能で、荷物屋根積みすればスキーキャンプなどレジャーにも使える実用性を有する。初代の発売から現在に至るまで、世界中自動車メーカーにとってスポーツカーのお手本であり続けている。

7.ブリティッシュモーター・コーポレーション ローバーミニ(1969年)

エンジン横置きFFフロントエンジンフロントドライブ大衆車の先駆車。コンパクトな車体ながら広い室内空間を確保できるこのパッケージングは、現在自動車の主流となった。

BMWブランドが買収された後は、様々な自動車メーカーが挑戦し失敗し続けた「小さな高級車」を初めて成功させたブランドとなった。

8.フェラーリ F40(1987年)

フェラーリ創業者エンツォフェラーリ最後に手掛けたスペチアーレ(限定モデル)。希少価値を高めるため「欲しがる顧客の数より1台少なく作る」ビジネスモデルは、高級車はもちろん高級時計ブランドバッグなど、ラグジュアリーブランドビジネスとして今では一般的手法となった。世界最強の高級ブランドフェラーリ象徴するF40は、自動車業界の枠を超えて特筆するべき製品といえるだろう。

9.トヨタ 初代プリウス(1997年)

世界初HV乗用車。初代プリウス赤字覚悟実験的なモデルだったが、2代目プリウス商品力を高め大ヒットを記録した。

近年のトヨタEV販売積極的でないため脱炭素できていないと叩かれがちだが、発売から現在までCO2排出削減に最も貢献した車は、他でもないプリウスである。「良い製品でも売れなければ意味がない」というトヨタの考えを地で行く名車。

10.テスラ モデル3(2017年)

走るスマートフォン。もはや自分運転する必要などない時代を予感させ、モートルヴァゲン定義した自動車定義を覆そうとしている。トヨタが「自動車メーカーからモビリティメーカーへの変革」を目指すようになるなど、世界各国の自動車メーカー経営戦略の転換を迫られた。

また、テスラ運転支援技術悲惨事故を引き起こすなど、自動運転技術が普及していく過渡期として重要出来事引き起こしている。良くも悪くも、今後自動車史における大きなターニングポイントとして語られることは間違いない。

以下、悩んだけど選外

1920年代ゼネラルモータース(シボレーキャデラック等)

たくさんのブランドや車種を展開する販売戦略(多品種少量生産)やオートローンなど、現在は当たり前になっているマーケティング手法を生み出した。自動車史において非常に重要であるものの「これ!」となるような特定の車種を選ぶことができなかったため選外とした。

マツダ コスモスポーツ(1967年)

夢のエンジンと呼ばれたロータリーエンジン世界中自動車メーカーオートバイメーカー研究したが失敗。唯一実用化に成功したのは、東の最果てにある小さい自動車メーカーだった。高く評価されるべき技術だが、広く普及した技術とはならなかった。

ちなみに、ソ連ロータリーエンジン車を生産していた事実はあまり知られていない。一説によると3ローターの市販車は、マツダではなくはソ連が初だとも言われている。昭和51年マツダソ連技術者に工場を案内したことがあるらしく、その際に技術流出した(らしい)。

シトロエン DS(1955年)

油圧サスペンションやモノスポークホイール流線型宇宙船のような外見など、意欲的な工夫が多数盛り込まれシトロエンの傑作。特殊な車に見えるが、大衆車として145万台以上生産された。

誰もが認める名車だが、マツダロータリーと同じく一般的技術として普及しなかったため選外。

ちなみに、油圧サスペンションの油圧はブレーキパワステトランスミッション駆動にも使われているため、何らかの原因で油圧がかからなくなると、最悪サスペンションブレーキハンドルすべてが利かなくなる。

メルセデス・ベンツ ミディアムクラスW124(1985年)

「最善か無か」最後時代メルセデスとして名高いW124型ミディアムクラス/初代Eクラス安全性を最優先に考え、最善の自動車を実現するべくコストをかけて徹底的に開発された名車。世界中自動車メーカー研究対象になった。

しかし、日本車の躍進や東西ドイツ統合による経済的混乱などの理由で、メルセデスベンツはこの車以降、コストをかけた車づくりをあきらめることとなる。

トヨタ 初代レクサスLS日本名セルシオ)(1989年)

日本車の高級車市場進出象徴ともいえる一台。この車が出るまでは日本車=安くて丈夫な大衆車だったが、それを覆した。きわめて静粛な車内と乗り心地、そして高いクオリティに対する値段の安さは、全世界に衝撃を与えた。メルセデスが「最善か無か」の車づくりをあきらめたのはこの車が原因。

ホンダ 初代シビック(1972年)

世界中自動車メーカー不可能と思われていたアメリカ環境規制、マスキー法を初めてクリアした名車。ホンダ北米市場で躍進するきっかけとなった。

ちなみに、マスキー法はビッグ3フォードGMクライスラー)の反発により実質的な廃案となる。アメリカ環境規制がマスキー法同水準に達するのは、1995年になるまで待たなければならなかった。

トヨタ 70系ランドクルーザー(1984年)

アフリカ中東南米ジャングルの奥地...。どんな場所でも生きて帰ってこれる車。厳しい環境で、農業鉱業、人命救助などに活躍している。この車がないと生きていけない人が、世界中にはたくさんいる。

開発者インタビューによると、地引網漁に使われている事例もあったらしい(ランクルで浜から海にざぶざぶと入って網を投げ、引き上げる。釣った魚を売る時にも使う)。

マツダ ロードスター(1989年)

パワーがないけど、軽量で安く走る楽しさにあふれるスポーツカーデビュー当初、この類のスポーツカー瀕死寸前だったが大ヒットを記録し、数々のフォロワーを生み出して今に至る。

anond:20241028184158

この意見には、一部妥当な面もありますが、問題点矛盾も含まれています。以下に主な論点を挙げます

 

1. 投票権歴史認識動機づけ

• この意見は、歴史的制限されていた選挙権現在の「当たり前の権利」になっているという認識に基づいています投票権歴史的に多くの人々に制限されていたことは事実であり、その経緯を知ることは、投票行動重要性を理解する一助となるでしょう。

• ただし、「歴史を知れば自然投票に行くべきだと感じる」という考えは、個人動機づけを一律に捉えており、すべての人が同じように反応するとは限りません。投票への意識が低い層に対し、歴史的な背景だけで行動を促すことは、十分な説得力を持たない可能性もあります

 

2. 女性や「弱者男性」に対する固定観念偏見

• 「特に女性弱者男性」に向けて投票を強調する部分には、特定属性に対する偏見が含まれているように見えます投票率の低さは、年齢層や居住地域、教育水準などによる傾向があるものの、特定性別属性限定されるものではありません。

• 一部の層に対して「文化資本の低さ」や「愚か」と決めつけることは、投票行動重要性を理解してもらうよりも、むしろ反発を生む可能性が高いです。

 

3. 義務感による投票自由選択

• 「投票に行かない人は意識が低い」といった論調は、個人自由意思決定を軽視していると受け取られる恐れがあります投票民主主義において重要権利ですが、同時に「投票しない自由」も存在します。何がしか理由選挙に参加しないことを、直ちに意識の低さや不適格とするのは、多様な意見尊重する民主主義観点から見て問題です。

 

4. 投票しない人への「罰則」の提案の非現実性

• 「選挙に行かない人から金を取る」という発想は、現実的ではなく法的にも非現実的です。選挙義務ではなく権利であり、投票しなかったからといって罰則を設けることは日本民主主義理念矛盾します。また、実際の投票率向上には、罰則よりも教育や啓発活動による理解促進が効果的だとされています

 

5. 解決策の代替

投票率を上げるためには、若年層への政治教育を充実させ、興味を持ってもらう取り組みが重要です。また、特に投票者の意見尊重し、投票率を上げる仕組みづくり(インターネット投票投票所のアクセス改善など)も考えるべきです。

anond:20241028110510

この意見には、いくつかの問題点矛盾が見られます

 

1. 世代投票行動単純化している点:高齢者立憲民主党を支持し、若者国民民主党を支持するという主張は一般化しすぎています。実際、世代ごとの投票傾向には、年齢以外にも地域経済状況、教育レベル職業といった要素が複雑に関係しています。年齢だけで投票傾向を判断することは、各世代多様性無視しがちです。

2. 高齢者認知能力に対する偏見:年を取ると「比較検討できなくなる」「とりあえず大きな声を出す野党投票する」との意見は、高齢者全体に対する偏見に基づいています。年齢に関係なく、情報収集し、多角的に考えて投票行動を取っている人も多いです。選挙に関する意思決定が、必ずしも年齢による認知機能の低下に直結するわけではありません。

3. 世代間の対立を煽る可能性:この意見は「若者にとって好ましい政権交代を、高齢者が阻んでいる」というように世代間の対立を強調していますしかし、世代ごとの意見の違いを解決するには、単に世代間で対立するのではなく、お互いの視点理解しようとする対話重要です。

4. 政党の支持理由単純化している点:立憲民主党国民民主党への支持理由を「大きな声で主張しているから」や「名前も知られていないから」とするのは、実際の支持理由を軽視しすぎです。多くの有権者が各政党政策理念、またはこれまでの実績を考慮して支持を決めていることも多く、選択には多様な要因が絡んでいます

 

この意見にあるような世代投票行動問題点解決するには、各世代政策政治について理解し、参加しやすい仕組みや、世代間の対話を通じた相互理解の促進が重要です。

2024-10-25

愚かなのはセブンの方ではなくてコンビニ利用者の方だということは理解してあげて欲しい

セブン社長が「ウチが上げ底してるはずがないでしょ」と言っているのが「なんて頭が悪いんだろう」と批判されている。

これは大きな間違いだ。

頭が悪いのはセブンに来ている客の方なのだ

彼らは頭が悪いので、社長が「そんなことない」と言ったら「そうなんだな」と納得してしま人間が半分ぐらいいる。

ここで大事なのは社長が「そんなことはない」と言っても騙されなかった人間は、たとえ社長が「そのとおりだ。反省している」と言った所で別にセブン弁当なんて買わないということだ。

だってその場合は「社長自らが認めるぐらい酷いなんて。やっぱりセブンはクソだ!」と憤るだけだからである

彼らが弁当を買うようになるのは実際に改善確認されてからである

だがその場合改善によってセブン利益率は大きく下がってしまうのである

まりセブン社長にとって旨味のある選択肢は「そんなことはない」と言い張ることだけなのだ

反省して改善した所で儲からないが、「そんなことはない」と言い張れば利益は維持できる。

そもそもセブン上げ底なのが許せないと思っている層は改善を望んでいるわけであって、社長が素直に謝った所で購買方針は何も変わらないのだ。

対して「そんなことはない」に騙される人間たちは、社長発言を聞いて安心して弁当を買う日々に戻るわけである

どちらがセブンという会社にとって正しいかは明白なのである

ここで「企業倫理的に」と考えた人は、そもそもセブン株式会社であるということを忘れている。

株式会社社長が「この選択を取れば明らかに利益が下がる」という判断勝手にくだすのは株主にとっての背信行為と言える。

分かりきっている上げ底について知らん顔をしたことで失われる倫理などたかが知れているし、改善する気がないくせに形だけ謝るなら、そもそもその時点で大嘘つきなのだから開き直るより悪いとさえ言える。

対して開き直るという「株式会社利益追求理念に従った判断」を下さなかった場合は、株主に対して不要経済的損失を与えるわけだからして、資本主義的には大いに反社会的行為なのだ

まり、「セブン社長傲慢世間知らずの馬鹿から自社の製品のことも分かってない」のではなく「開き直らざるを得ない状況において、最も的な選択として開き直っただけ」なのだ

ここは流石に分かってあげて欲しい。

からないという人は資本主義社会に向いてないので共産主義革命を目指して共産党にでも投票していればいいよ。

anond:20241025180515

これは、いけない(ネットリ。

そもそも、「民主集中制」という言葉独裁簡単に結びつけることは、その複雑性を十分に理解していない証拠です(ニチャァ)。

この制度の核心は、確かにからの指示に従うことを要求しますが、それは意思決定過程での広範な議論と集約に基づいています

この点で、一見すると独裁的な要素を持つように見えますが、実際には内部の民主的プロセス依存しているのです。

さて、ここで一旦、制度理論的背景から離れて、同様の概念が他の文化歴史的文脈でどのように扱われてきたかを見てみましょう。

例えば、古代ローマ共和政時代においても、元老院集団的意思決定機関として機能していましたが、時には一人の強力な指導者が大きな影響を与えることがありました。

これは「プリンケプス」と呼ばれる人物で、後の皇帝制へと発展していくわけですが、この変遷は民主集中制理論においても参考にされるべき点が多々あります

また、文化的な側面から見れば、日本の「組織」や「団体」における意思決定スタイルも興味深い例です。

日本ではしばしば「和をもって尊しとなす」という考え方が見られ、これは全員が調和して一致団結することを重んじる文化価値観に基づいています

これと民主集中制とを対比することで、異なる文化的背景がどのように同じような政治的理念に影響を与えるかが見て取れます

このように、一つの政治的理念をただ「独裁」と決めつけることなく、その多様な側面や異文化間での共通点・相違点を探求することは、より豊かな理解を促すことに繋がります

そして、そのような表面的で短絡的な非難は、到底、許されない。

2024-10-24

弱者男性史上最も重要偉人10

1. アダム生命の実を食べた最初弱者男性

年代: 神話時代(具体的な年代不明

弱者男性一族の祖であり、生命の実を食べて不死となった存在。彼の選択によって弱者男性一族誕生し、その運命が大きく変わった。

2. エノク(天に昇った予言者

年代: 神話時代紀元前3000年頃と推定

神に召され天に昇った予言者であり、未来を予見して弱者男性一族知識をもたらした人物。彼の預言は一族歴史に大きな影響を与えた。

3. ノア(大洪水から弱者男性一族を救ったリーダー

年代: 紀元前2500年頃

洪水の際に弱者男性一族を箱舟に乗せて避難させ、一族を救ったとされる伝説的なリーダー。彼の行動により、弱者男性一族絶滅危機を乗り越えた。

4. ジークフリート古代英雄戦士

年代: 紀元前1200年頃

弱者男性の中でも優れた戦士であり、人間との戦争において一族を守った。彼の勇敢な戦いは弱者男性戦士としての力を象徴し、後世に語り継がれた。

5. サムソン(強大な力を持つ戦士

年代: 紀元前1100年頃

聖書に登場する戦士であり、その驚異的な力は弱者男性特性体現している。彼の物語は、弱者男性の強さと逆境に立ち向かう精神象徴する。

6. カイン弱者男性内での争いを起こした存在

年代: 神話時代(具体的な年代不明

アダムの息子であり、兄弟を手にかけたことで知られるカインは、弱者男性内部での争いの象徴となった。彼の行動は一族内の分裂を引き起こし、後世に大きな影響を与えた。

7. ニムロド(弱者男性最初支配者)

年代: 紀元前2200年頃

バベルの塔を建て、弱者男性支配しようとした人物。彼の野望は一族に混乱をもたらしたが、その影響力は一族歴史に深く刻まれている。

8. アブラハム弱者男性と神との契約者)

年代: 紀元前2000年

神との契約により、弱者男性一族に新たな使命を与えた重要人物。彼の信仰と行動は、弱者男性と神との関係を深め、後世に影響を与えた。

9. モーセ一族解放者

年代: 紀元前1300年頃

弱者男性一族人間に抑圧された時代に、モーセ一族解放し、新しい約束の地へ導いた。彼のリーダーシップは一族生存に大きく寄与した。

10. アレクサンダー大王弱者男性人間の融合を試みた王)

年代: 紀元前356年〜323年

人間でありながら弱者男性一族との共存を試みた稀有な王。彼は異なる種族間の平和を目指し、大帝国を築き上げたが、その試みは後に破綻した。しかし彼の統治理念は後世に影響を与えた。

2024-10-23

コミュニティノートルールには何が書いてあるのか

前置き

Xでは、コミュニティノートという、投稿に背景情報を付加できる仕組みが運用されています特にデマ陰謀論に対してコミュニティノート付与されているのはよく見かけられます

ノートは、コミュニティノート参加者として登録した人が匿名で(正確にはコードネーム制で)ノートを書いたり、他の人が書いたノート評価する仕組みがあります

コミュニティノートに参加してノートを書くための敷居はそんなに高くないので、的外れノートやイタズラが書かれることもあります

そのようなノート評価から評価を受けるため一般ユーザーに表示されることは滅多にありません。ノートが適切に評価されるように、コミュニティノートは「追加の背景情報必要ない理由説明するノート」を書く機能があります。これは、要するにノートに対する反論です。不適切ノートに対しては誰かが反論を書いておくことで、通りすがり評価者がノートを正しく評価するのを手助けします。

ノートは、根拠となるURLを示すことが推奨されています反論においてはよくあるのは、

「~~のような指摘はコミュニティノート目的ではありません。コミュニティノートではなく返信や引用で指摘してください。コミュニティノートルール再確認ください https://communitynotes.x.com/guide/ja/about/introduction 」

のようなものです。定番なのはパクツイ無断転載)に対して「無断転載です」というコミュニティノートが付くと、「無断転載の指摘はコミュニティノート目的ではありません」という反論が付きます

この記事で言いたいのは「いや、コミュニティノートルールにそんなこと明記されていないよ」ということです。

コミュニティノート反論も含めて文字数制限が厳しいので、主張をこの記事にまとめました。これを書いた人はこの記事を適宜引用して利用しますが、もちろん、他の人も自由引用したりリンクしたりできます

主張

コミュニティノートの根幹は「さまざまな視点を持つ十分な数の評価者が“役に立った”と評価したら、そのノートは表示される」ということだけです。

コミュニティノートドキュメントは、どのような観点評価すべきかということに重きを置いており、評価者によって意見が分かれることが大前提となっています

評価者の意見によらず、「こんなノートを表示すべき」「こんなノートは表示しないべき」という具体的なことは、コミュニティノート公式ドキュメントにはほとんど書かれていません。

ですからコミュニティノートドキュメントURLを出しながら、「コミュニティノートルール」を根拠ノート反論するのはごく一部の例外を除けば間違っています。書いていないことを書いてあるかのように見せかけて引用するのは悪質な印象操作であり、適切な評価を妨げてしまます

ノートへの反論は、あくま自分言葉で、コミュニティノートドキュメントに頼らずに行うべきです。ノートが表示されるかどうかを決めるのは、ルールではなく、評価者の意見です。

公式ドキュメントに何が書いてあるのか

ここからは、上記の主張を補強するために、コミュニティノートをどう評価すべきかについて、コミュニティノート公式ドキュメントに実際には何が書いてあるのか説明します。

意外なほど、どんなノート評価すべきかについては明記が避けられています。書かれているのはあくまコミュニティノートの「目的」であって、その目的をもとに個々のノート評価するのは評価者の仕事です。

ただし、ドキュメントを全部読むと分かりますが、一部例外的に、不適切ノートについても言及があります。そのようなノートに対する反論を書く時だけは、ルールURL根拠としてもよいでしょう。(この記事最後のまとめを参照してください。)

Xのコミュニティノートについて https://help.x.com/ja/using-x/community-notes

目的が書かれています

コミュニティノートは、Xでより正確な情報を入手できるようにすることを目的に作られた機能です。


コミュニティノートガイド 概要 https://communitynotes.x.com/guide/ja/about/introduction

こちらにも目的が書かれています

コミュニティノートは、誤解を招く可能性があるポストに、Xユーザーが協力して役に立つノートを追加できるようにすることで、より正確な情報を入手できるようにすることを目指しています

ノートの中身に言及されました。評価者は「役に立つノート」かどうかを評価することが求められています

また、「誤解を招く」という用語が登場しました。この用語はXのインターフェース上などでも使われており、コミュニティノート対象として「誤解を招く可能性があるポスト」が想定されていることが分かります

ただし、注意しなければならないのは、「誤解を招く」かどうかの判断もまたノート評価者に委ねられるということです。どのようなポストが誤解を招くとみなされるべきか、コミュニティノートドキュメントには明記されていません。

陰謀論は誤解を招く」、「無断転載は誤解を招かない」のような区分けコミュニティノートドキュメントに一切書かれていません。個々のケースに応じてそれを判断するのも評価者の仕事のうちです。

まり、「この投稿は誤解を招いていないのでコミュニティノート不要です。コミュニティノートルール再確認してください」のような反論は不十分です。反論は、他の評価者が「これは誤解を招いていない」と納得してもらうのが目的であり、コミュニティノートドキュメントはその根拠になりません。

Xがノート作成評価を行ったり、ノートに介入したりすることはありません(Xルール違反している場合を除きます)。Xでは、表示されるノートユーザー意見によって決めることは、正確な情報を入手するのに役立つ背景情報を追加するための公平で効果的な方法であると考えています

Xがノート評価を行うことはないと書かれています。もちろん、評価という実作業ルール整備とは別のものですが、ここでも「表示されるノートユーザー意見によって決める」ことが強調されています

よくある質問 https://communitynotes.x.com/guide/ja/about/faq

コミュニティノートによる注釈対象となるのは、どのようなポストですか?

どのようなポストにも、コミュニティノートが表示される可能性はあります

「○○のようなポストに対してはノート不要」といった基準をXの側で用意していないことを示す記述です。どんな内容の投稿であっても、評価者がノート必要判断したのであれば、ノートが表示される可能性があります

Xでは現在、人々がさまざまな視点から役に立ち、参考になると考える背景情報を、コミュニティノートが確実に提供できるようになることに焦点を合わせています

コミュニティノートは、さまざまな視点からユーザー有益で役に立つ背景情報提供するために作られており、Xのその他のポリシールールを補完することを目的としています

コミュニティノート目的はさまざまな箇所で繰り返し説明されています

理念 https://communitynotes.x.com/guide/ja/contributing/values

コミュニティノート理念説明するページであり、特にノート評価にあたって参考になるページです。

コミュニティノートは、ポストの背景情報を、多様な視点を持つ広範な人々に役立つ方法提供することを目的としています

コミュニティノートは、ポストを読んだユーザーが、常により優れた情報を把握できるように、有益な背景情報提供することを目指していますノートは、取るに足らない内容を気軽に投稿したり、個人的意見侮蔑的な内容を投稿したりする場所ではありません。ポストについてや、それが誤解を招くかもしれない理由について、自分とは反対の意見を持つ人々も含め、誰もがより深く理解できるように、明確で根拠に基づいたノート作成しましょう。

この箇所は、珍しく不適切ノート内容に言及されています。「取るに足らない内容」は結局評価者に委ねられるのでさて置いて、「個人的意見侮蔑的な内容」についてはノートとして適切ではありません。このようなノートに対する反論としてなら、コミュニティノート理念引用することができます

個人的意見」の逆は、「客観的事実」です。そのため、客観的事実をもとに指摘しているのであれば、そんな指摘はコミュニティノートでしなくていいと思ったとしても、コミュニティノート理念引用できません。自分言葉反論すべきです。

コミュニティノートは、異なる視点を持つ可能性のある人々も含め、あらゆる人々がポスト議論されている問題について、より深く理解できるようにすることを目的としていますあなた意見同意しない可能性のある人々にも、有益性と敬意を感じ取ってもらえそうな投稿を心がけてください。ヘイト表現中傷表現扇動的表現は避けてください。

ここでも、「ヘイト表現中傷表現扇動的表現」がノートにふさわしくない内容として言及されています。このようなノートに対する反論としても理念引用することができます(ただし、ヘイト表現などはXルールそもそも違反するため、ノート反論するよりもノートを報告してしまうほうが適切かもしれません)。

ノート作成 https://communitynotes.x.com/guide/ja/contributing/writing-notes

対象ポストが誤解を招く可能性があり、追加された背景情報事実理解に役立つとノートで主張する場合、そのノートが十分な数の協力者により「役に立った」と評価されると、対象ポストに表示されます

ここでもコミュニティノートの仕組みが繰り返されています

Xで公開されるノート https://communitynotes.x.com/guide/ja/contributing/notes-on-twitter

コミュニティノートは、Xで誤解を招く可能性のある情報に遭遇したユーザーに、役に立つ背景情報提示することを目指しています

コミュティノート目的です。

例とノート作成のヒント https://communitynotes.x.com/guide/ja/contributing/examples

役に立つノートと役に立たないノートの特徴が列挙されています。また、例も掲載されています

役に立つノートの特徴は「品質の高い資料引用している」などで、役に立たないノートの特徴は「出典が含まれていないか、信頼できない」「情報が正しくない」などです。

一見すると、どのようなノート必要不要なのか明確に書かれているようですが、注意すべきことがあります

これらの特徴は、評価UIチェックボックスの内容そのままです。つまり、これらはノート評価基準であり、逆に言えば評価基準しかないということです。実際にノートの表示・非表示に繋がるのは、これらの基準に従った個々の評価者の評価です。

ですから、やはりノート反論根拠として使えるページではありません。例えば、こんな反論反論になっていません。

「このノートには誤った情報が含まれています情報が正しくないノートを書かないでください。コミュニティノートガイドをご確認ください https://communitynotes.x.com/guide/ja/contributing/examples

ここでコミュニティノートガイドURL根拠にされても、意味がありません。その評価基準はもうUIに書いてあるので分かっています。それよりも、なぜ情報が正しくないのか、そちらを反論に載せるべきです。

これは極端な例でしたが、このようにコミュニティノートガイドURLを使って反論しても、評価基準説明しただけで中身のない反論となってしまます

反論ノートに求められているのはさらにその先で、「評価基準に照らして、なぜそのノートを低評価すべきなのか」をきちんと説明することです。

まとめ

コミュニティノートガイドの全てのページを見ても、どのようなノートが適切か、適切でないかの具体的な説明は限られています理念のページで以下の内容が不適切とされている以外は、すべて目的説明評価制度説明です。

よって、コミュニティノートに対して、以上の内容に当てはまらない反論を行いたい場合は、「コミュニティノートガイドをご確認ください」のようにコミュニティノートガイド根拠とした反論はできません(したとしても、中身のない反論になってしま意味がありません)。

そうではなく、なぜそのノートが役に立たないのか、ルールに頼らずに説明する必要があります

反論

この記事に対する反論がされることもあるようなので、コメントします。

はてな匿名ダイアリーに書かれた誰が書いたかも分からない記事根拠にならない」

当たらない反論です。この記事は「誰が書いたか関係なく、内容を読めば分かる記事」です。

この記事を使う人は、「この記事があるという事実」を根拠に使うのではなく「この記事に書かれている内容」を根拠に使います

そのため、誰が書いたかからないことは反論になりません。この記事に対して反論するのであれば、この記事の中身に反論する必要があります

anond:20241023132403


1. 「自民党ダメから野党へ」という理屈矛盾

反論ポイントは、この理屈が短絡的かつ非建設である点です。政党選択は単なる「ダメから別の選択肢へ」というプロセス還元できるものではなく、有権者は各政党の具体的な政策、実績、ビジョンに基づいて判断すべきです。この「自民党ダメ」というだけで他の政党を支持する考え方は、長期的な政治的ビジョン理念を欠いています。むしろ、その場の感情や反発心に基づく選択短期的なものであり、安定した政治にはつながりません。また、政権交代が行われた場合の具体的な代案や政策ビジョンが明確に示されていない点も問題です。

2. 自民党支持者を取り込む方が簡単

自民党支持者を取り込むことが簡単」という主張には根拠があります。長年政権を担ってきた自民党は、日本保守層や安定を求める層からの信頼を獲得しており、その基盤は非常に強固です。自民党支持層政治経験を重視し、野党の実績が乏しいと判断した場合、再び自民党に戻ることが容易です。また、無党派層選挙の鍵を握ることは事実ですが、無党派層投票行動は流動的であり、特定政党に対する支持が定着しにくい点も考慮する必要があります。そのため、自民党支持層を再度取り込む方が、無党派層の支持を獲得するよりも一貫した政治的支持を得やすいという見解妥当です。

3. 一貫性のない支持行動への批判

時代や状況に応じて政党を変えることは許されるべきですが、それが一貫性を欠く行動として批判される理由は、政策理念に基づかず、単に「自民党ダメから」という感情的な動機に基づいている場合です。有権者選択は、その時々の政策や状況に基づくべきである一方で、短期的な不満や一時的な失敗に対する感情的な反応では、安定した政治的ビジョン提供できません。過去民主党政権時代の失敗を鑑みずに単に「反自民」というだけで野党を支持する行動は、結果として再び同じ失敗を繰り返すリスクを孕んでいます

4. ミラーリング視点

アンチ自民党の人たちが自民党支持者の視点理解していない」とする主張は的確です。実際、多くのアンチ自民党支持者は、自民党支持者の求める安定や長期的な実績、信頼感を軽視しがちです。両者の間で建設的な対話が欠如しているため、野党側はただ反対するだけではなく、具体的な政策ビジョン自民党支持層を説得する努力必要です。しかし、現状の野党はこの点で十分な説得力を持っていないため、自民党支持層からは支持を得られていないのが実情です。

結論

この意見に対しての反論は、短絡的な「自民党ダメから野党へ」という理屈は長期的な政治的安定を欠いている点、自民党支持層を取り込む方が戦略的に有利な点、一貫性を欠く選挙行動が信頼を損なうリスクがある点、そして、建設的な対話と具体的なビジョンの欠如が野党側の弱点である点を指摘することができます

よくわからんブコメ解説して

私には宗教的素養はまるで無いが、しか選択夫婦別姓血統主義への回帰であることにリベラルがまるで無自覚なのもどうかと思う。進歩に見えるその内実が懐古であることに。

 

 

この意見はいくつかの問題点矛盾点が存在します。選択夫婦別姓を「血統主義への回帰」とする見方は、論理的矛盾している可能性があるからです。以下に具体的な問題点を示します。

 

1. 選択夫婦別姓本質目的

選択夫婦別姓は、夫婦結婚後もそれぞれの姓を維持する権利を認める制度です。これにより、個人アイデンティティ尊重や、特に仕事上の姓の変更による混乱の回避目的です。したがって、この制度はむしろ個人自由尊重し、伝統的な姓の継承に縛られない方向に進むもの理解されています

 

2. 血統主義への回帰という見方

血統主義」とは、特定血筋家系を重視する考え方を指します。選択夫婦別姓を「血統主義」と結びつけるのは、姓を通じて血統を守るという考え方に基づくかもしれませんが、実際には選択夫婦別姓はそうした特定家系血統依存しないというのが基本的理念です。

夫婦別姓の導入は、血統主義を強調するわけではなく、むしろ多様な家族の形を認めるものとされています。そのため、家族個人選択尊重し、姓の変更を強制しない制度は、血統依存した価値観の反対方向に進むとも解釈できます

 

3. リベラル懐古主義矛盾

選択夫婦別姓を支持するリベラル立場は、一般的進歩的な価値観に基づいており、ジェンダー平等個人選択自由を重視します。意見の中で述べられている「懐古」という指摘は、制度のもの伝統回帰することを意味していますが、選択夫婦別姓は実際には従来の性別役割伝統的な家族観を見直す方向性を持っているため、懐古的な要素を含むとは考えにくいです。

 

4. 実際の施行例との矛盾

選択夫婦別姓はすでに多くの国で実施されていますが、血統主義伝統的な家族構成を維持するための制度ではなく、むしろ個人自由ジェンダー平等観点から導入されるケースがほとんどです。このため、選択夫婦別姓懐古主義とみなす視点は、現実の動向と合致しない可能性があります

 

結論

この意見は、選択夫婦別姓血統主義と結びつける点で誤解を含んでいる可能性があり、リベラルが「懐古」に無自覚であるとの指摘も事実に基づいていないと思われます選択夫婦別姓はむしろジェンダー平等個人自由を促進するための制度として広く支持されているため、懐古的という評価は適切ではありません。

2024-10-22

anond:20241022165549

この意見には一部妥当な側面がありますが、いくつかの問題点矛盾が含まれています

 

妥当な点

組織票の影響: 組織票は、特定候補者政党選挙で優位に立つ要因の一つであることは確かです。特定組織労働組合業界団体など)がまとまって候補者を支持する場合組織票が強力な支援となります

勝利重要性: 選挙において、個人が勝つための戦略を重視するのは理解できます。結果として勝利を重んじる意見も、政治における現実的アプローチとして一定妥当性を持ちます

 

問題点矛盾

• 「勝てなければ意味がない」という考え方の限定性: 投票行動は必ずしも「勝つ」ためだけではなく、意思表明や長期的な政治参加の一環としても重要です。自分価値観政策に合った候補者投票することで、将来の政治変革や少数意見の反映が可能になります。「自己満足」以上の意味を持つ行動です。

個人票の重要性の軽視: 個人独立して投票すること自体には大きな意義があります組織票が大きな影響力を持つ一方で、無党派層浮動票選挙結果に大きな影響を与えることがあります日本選挙では、時に浮動票が大きく動き、結果が予想外のものになることもあります

民主主義の基本理念との矛盾: この意見は、組織票がすべてを決定するかのように描かれていますが、民主主義の基本理念は個々の有権者自由自分意見を反映できることにあります勝利に直結しない投票も、政治多様性や異なる声の反映に寄与します。

 

総じて、組織票選挙に影響を与えるという部分は正しいですが、勝てなければ意味がないという考え方は、選挙本質民主主義役割を狭めてしま危険があります

anond:20241022093304

この意見はいくつか妥当な点がありますが、同時に問題点矛盾点も存在します。

 

妥当な点:

1. 不満がある人ほど野党を支持する傾向: 現状に不満を感じている人々が、与党に対して失望し、野党に期待を抱くという傾向は理解できます特に発達障害の子どもを抱える家庭や、経済的に困難な状況にある家庭は、与党が彼らの問題を十分に解決していないと感じやすく、野党政策希望を託すことがあります

2. 2012年民主党政権への反感: 民主党政権時代経済的打撃を受けた経験が、現在立憲民主党に対するアレルギー反応として残っているという点も現実的です。当時の政権運営に対する批判が強く、一部の人々にとってトラウマとなっていることは事実です。

 

問題点矛盾点:

1. 与党野党選択単純化されている: 野党支持者を「不満を持っている人々が夢を見ている」という形で単純化している点が問題です。野党を支持する理由は多様であり、単に「現状に不満があるから」という理由だけではなく、政策面での期待や理念の共有など、複数の要因が絡んでいます野党を支持することが必ずしも「夢を見る」行動とは限りません。

2. 発達障害の家庭に関する偏見可能性: 発達障害を持つ子どもの親が特に不満を抱えているとする一方で、それを野党支持と結びつけるのはやや偏見的です。発達障害の子どもを持つ家庭は、支援制度福祉政策に強い関心を持っていますが、それが必ずしも与党に対する反感から来るものとは限りません。むしろ、どの政党自分たち生活改善できるかを冷静に判断するケースも多いです。

3. 麻雀オーラスとの比較が適切か: 麻雀オーラスにおける「負けている人が大物手を狙う」という例えを、野党支持に当てはめるのはやや強引です。政治的選択麻雀ギャンブル的な要素とは異なり、特に子育て生活に直結する問題については慎重な判断が求められます現実問題解決を求める有権者を単に「一か八か選択」として描くことは、彼らの判断力を過小評価していると言えます

 

まとめ:

この意見は、与党への不満から野党に期待を抱く層がいることや、民主党政権への過去の反感など、現実に基づいた妥当な点がある一方で、野党支持者や発達障害家族単純化しすぎており、根拠に欠ける部分もあります。また、麻雀の例えは状況を正確に反映していないため、慎重な分析が求められます

2024-10-21

anond:20241020190514

自民党は左右上下レンジが広いか存在意義がある

選挙互助会なんで、別に思想理念でまとまった組織ではない

(この点はリベラル気取りの立憲のカス極左支持層として抱え、共産とも連携してるのと近い。票のために譲る線がガバガバ

選挙に勝つ」という最大の存在意義否定するような真似、自民党には出来ないと思うよ?

天皇は俺に土下座しろや」っ゙ていう文鮮明に反発した党内保守派パージして統一教会に阿った政党だよここ

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