2024-10-22

anond:20241022093304

この意見はいくつか妥当な点がありますが、同時に問題点矛盾点も存在します。

 

妥当な点:

1. 不満がある人ほど野党を支持する傾向: 現状に不満を感じている人々が、与党に対して失望し、野党に期待を抱くという傾向は理解できます特に発達障害の子どもを抱える家庭や、経済的に困難な状況にある家庭は、与党が彼らの問題を十分に解決していないと感じやすく、野党政策希望を託すことがあります

2. 2012年民主党政権への反感: 民主党政権時代経済的打撃を受けた経験が、現在立憲民主党に対するアレルギー反応として残っているという点も現実的です。当時の政権運営に対する批判が強く、一部の人々にとってトラウマとなっていることは事実です。

 

問題点矛盾点:

1. 与党野党選択単純化されている: 野党支持者を「不満を持っている人々が夢を見ている」という形で単純化している点が問題です。野党を支持する理由は多様であり、単に「現状に不満があるから」という理由だけではなく、政策面での期待や理念の共有など、複数の要因が絡んでいます野党を支持することが必ずしも「夢を見る」行動とは限りません。

2. 発達障害の家庭に関する偏見可能性: 発達障害を持つ子どもの親が特に不満を抱えているとする一方で、それを野党支持と結びつけるのはやや偏見的です。発達障害の子どもを持つ家庭は、支援制度福祉政策に強い関心を持っていますが、それが必ずしも与党に対する反感から来るものとは限りません。むしろ、どの政党自分たち生活改善できるかを冷静に判断するケースも多いです。

3. 麻雀オーラスとの比較が適切か: 麻雀オーラスにおける「負けている人が大物手を狙う」という例えを、野党支持に当てはめるのはやや強引です。政治的選択麻雀ギャンブル的な要素とは異なり、特に子育て生活に直結する問題については慎重な判断が求められます現実問題解決を求める有権者を単に「一か八か選択」として描くことは、彼らの判断力を過小評価していると言えます

 

まとめ:

この意見は、与党への不満から野党に期待を抱く層がいることや、民主党政権への過去の反感など、現実に基づいた妥当な点がある一方で、野党支持者や発達障害家族単純化しすぎており、根拠に欠ける部分もあります。また、麻雀の例えは状況を正確に反映していないため、慎重な分析が求められます

記事への反応 -
  • 息子が発達グレーなので、Xで発達障害のお子さんいる親御さんフォローしてるんだけど、 ずっと与党に不満があり、今回の衆院選では立憲民主党をはじめとした野党を推してる人が多く...

    • この意見にはいくつか妥当な点がありますが、同時に問題点や矛盾点も存在します。   妥当な点: 1. 不満がある人ほど野党を支持する傾向: 現状に不満を感じている人々が、与党に...

    • そりゃ現状の自民党政権に不満がある人は野党を支持するし 現状で満足してる人は与党を支持するの当たり前じゃね ネットの政治界隈だけ見てると麻痺するんだろうが、そもそもよく分...

    • こういう話が出るくらいには与党が劣勢なんだよな 何かと立憲と共産を叩いて悦に入ってるやつがおるけど、保守層も国民民主と日本保守党に逃げてる現状ももっと考えろよ

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