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はてなキーワード: 拡張主義とは

2024-11-08

anond:20241108131215

その区別元増田議論であった「フェミニズムポリコレ、DEIに傾倒していたために日本立憲民主党米国民主党が素朴な女権拡張主義者の流出を招いた」という論点に何か関係あるか?

どの道これら政治団体が、LGBT等クイアの包摂フェミニズム権利拡大を同一方向と捉えていたこと、そしてそれを実践して票が離れたという分析に影響ないだろ

増田フェミニズムとクイア包摂を分離したいっていう論者なら別にかまわんが、その場合「なぜ増田が思う間違った方向に日米の左派政治団体が進んだのか」を論じないと話すすまんぞ

anond:20241107090029

たぶん今フェミニズムが退潮を迎えてるのはTERFに対する扱いで分裂してるから

(B)の正義理論がなければフェミニズム正当性を得られなかったのだが、今はそんなこと言ってられなくなって(A)が幅を聞かせ

その方向性がありかなしか大分裂しているというのが現在の状況

この状況はしばらく続くと思われる

2024-10-18

オバタリアン とは

Wikipediaより

語源は、1986年公開のホラー映画バタリアン』であり、「おばさん」と「バタリアン」のかばん語である。「Battalion」は英語で「大隊」や「大群」を意味しており、オバサンの大群という意味合いもある。

庶民的羞恥心のない中年女性風刺したもので、特に世間に対し無神経に迷惑をかける姿を描いたものが多く、中には犯罪に等しいような悪質な行為もある。


参考:フェミニストとは

Wikipediaより

フェミニズム英語: feminism)とは、女性解放思想、およびこの思想に基づく社会運動総称である政治制度文化慣習、社会動向などのもとに生じる性別による格差性差別に影響されず、男女が平等権利行使できる社会の実現を目的とする思想または運動である。男女同権主義に基づく、女権拡張主義女性尊重主義ともいう。
(中略)
フェミニズムの推進者や同調者は「フェミニスト」という。


言動を見ると、前者の方が名称として「それっぽい」よな

2024-10-02

anond:20241002162256

やっぱり感想よりもAIやな

1. 国家安全保障の脅威

アメリカは、他国での政権の交代や内戦自国安全保障に直接的な脅威をもたらすと判断した場合に、介入を行うことが多いです。例えば、アフガニスタンにおけるタリバン政権は、国際テロ組織アルカイダ庇護し、アメリカでの2001年の9/11テロ攻撃計画・実行した中心的な存在でした。したがって、アメリカタリバンに対して軍事介入した背景には、自国民を守るための正当な防衛という要素が含まれています

タリバン支配するアフガニスタンは、テロリストの温床となっており、このまま放置すればさらなる攻撃アメリカや他の西側諸国に及ぶ可能性があると判断されました。この点で、アメリカの介入は国家安全保障のための予防的措置として理解することができます

2. 国際的な安定の維持

アメリカの介入は、多くの場合国際的な安定の維持を目的としていますアフガニスタンのような不安定地域テロリズムの温床になることで、周辺国世界全体の平和が脅かされる可能性があります。したがって、アメリカは、これらの地域での介入を通じて、国際的な秩序の維持と人道的危機の防止を図ろうとしています

特に冷戦時代アメリカの行動は、世界の多極的な対立を防ぐための戦略的動機が背景にありますアフガニスタンでのソ連との競争は、その一例であり、アメリカソ連拡張主義を食い止めるために介入を行いました。この観点から見ると、アメリカの行動は、単なる「気に食わない」ではなく、地政学的な計算の一環であったと言えます

3. 国際社会との協調

アメリカ軍事介入は、単独で行われるものではなく、多くの場合国際社会国連と協力して行われますアフガニスタン場合も、アメリカNATOと共に行動し、国際連合安保理決議に基づいた国際的な支持を得て、タリバン政権を打倒し、アルカイダ排除しようとしました。この点で、アメリカの介入は「アメリカのためだけ」という視点ではなく、国際社会全体の利益を守るための行動として位置付けられます

例えば、アフガニスタンにおけるアメリカの行動は、2001年国連安保理決議1386に基づくものであり、国際的合法性を持った介入です。

4. 人道的な理由

アメリカの介入には、しばしば人道的な理由が絡んでいますアフガニスタンでは、タリバン政権下で女性や少数派が深刻な人権侵害を受けていました。アメリカは、こうした人権侵害是正するためにも介入を行ったと主張できます特にアフガニスタン女性の権利や教育の機会の回復は、アメリカ重要目的の一つとされてきました。

人権無視する政権他国勢力を持つことは、国際社会全体の人道的な価値観に対する脅威と見なされ、アメリカはその防止を目的として介入を行うことがあります

5. アフガニスタンの再建支援

アメリカは、タリバン政権を打倒した後、アフガニスタンの再建と民主化支援するために多額の資金リソースを投入しました。新しい政権樹立インフラ整備、教育医療提供といった活動を通じて、アメリカアフガニスタンがより安定し、平和的な国家へと成長することを目指しました。これは、単に「気に食わない」という理由で介入したわけではなく、地域の安定と発展を促進するための努力であったと言えます

結論

アメリカアフガニスタンに介入した理由は、感情的動機や「気に食わない」という単純な視点では説明できません。アメリカの行動は、国家安全保障国際的な安定の維持、人道的理由さらには国際的協調目的とした複合的な戦略に基づいています。もちろん、これらの介入には批判存在しますが、アメリカ目的は単なる一方的な敵意ではなく、国際的な秩序と安全を守るための多様な要素が絡んでいると言えるでしょう。

2024-09-06

anond:20240906012840

現実ロシアが起こしている戦争認知し、それについて言及した上で、それは拡張主義によるものだと主張している人に対して、

あなたロシアが今現実に起こしている戦争が見えていない」が反論として成り立つのは、

ロシアが"確実に拡張主義によるものではない"戦争を起こしている」(と、反論者が主張する)場合だけです

anond:20240906012521

A「ロシアが今現実戦争を起こしている。あれは拡張主義によるものだ」

B「動機はどうあれ、ロシアが今現実戦争を起こしている」

B「Aさんはロシアが今現実に起こしている戦争が見えていない」

 

このやり取りを見たら、99%以上の人が「Bさんは、ロシアが起こしている戦争拡張主義によるものではないと確信している」と理解すると思います

anond:20240906012005

富野ガンダムならありそう

A「動機はどうあれ、あの国戦争を起こしている」

B「あの国拡張主義戦争しているんだ」

A「あの戦争が見えていないのか!」

anond:20240906011548

動機不明とは一言も言ってない。動機はどうあれ、と言っている。

ああ、はい。それは失礼しました。

ここに

A「ロシアが今現実戦争を起こしている。あれは拡張主義によるものだ」

B「動機はどうあれ、ロシアが今現実戦争を起こしている」

と主張してる人たちがそれぞれいます

この状態で、BがAに対して「あの戦争が見えていないのか!」と言い出すのは、意味不明だよ

 

反語がうんたら馬鹿扱いしたのお前が先だよね。くそ馬鹿やろう。

反語が苦手」を「馬鹿扱いした」と理解するということは、あなたは「反語が苦手な奴は馬鹿である」と思っているんだね

俺は古文現代文が苦手な人も、数学が苦手な人も、物理が苦手な人も、ある科目が苦手であるというだけで「馬鹿」だとは思わないよ

anond:20240906010338

ふたりともロシアが今やっている戦争は見えていて、一方は拡張主義だと思っていて、一方は動機不明だと思っている」

状態では「ロシアが今やってる戦争が見えてない」は反論にならないよ

ロシアが今やってる戦争が見えてない」人はその場にいなくて、ロシアが今やってる戦争動機が何かという解釈が異なるだけなので

ふたりとも同じ戦争認知していて、それに対する理解が異なるだけなので

ロシアが今明確に、はっきりと、そう断定できるような、「拡張主義によらない戦争」をしているのであれば、先の増田は「ロシアが今やっている戦争が見えてない」ということになるけど

そうじゃないんだよね?

 

人を馬鹿呼ばわりしてるクソのお前に言っても無駄だろうけど。

それから、このツリー最初に人を馬鹿呼ばわりしたのはこの増田に始まるよ

anond:20240906004355

ロシア主義主張がどうあれ、現実にはロシア戦争をしているという話をしてるのはわかる?もしかして読解ができない馬鹿やろう?

anond:20240906005600

ロシアがやっている戦争拡張主義によるものではなく、明確に他の原因によるものだ」という主張でなければ、

未だに昔のノリで拡張主義やってる中国ロシア大人しくなれば戦争なんて起きないの。

に対して「ロシアが今やってる戦争が見えてない」は反論たりえないよ

 

そうでなければ「ふたりともロシアが今やっている戦争は見えていて、一方はそれを拡張主義だと思っていて、一方は拡張主義(によるもの)ではないかもしれないと思っている」という状況であって

ロシアが今やってる戦争が見えてない」人はこのツリーにおいてどこにもいないのだから

anond:20240906004724

ロシア拡張主義があろうがなかろうが、現実戦争を仕掛けているといったのはわかる?クソ馬鹿

anond:20240906004355

お前はロシア拡張主義戦争を起こしている」と言っている人に対して「ロシアが今やってる戦争が見えてない」と反論してるんだけど、

今やってるロシア戦争拡張主義によるものじゃないって主張したい感じ?

それ以外だとお前が読解力のないバカということになるんだけど

anond:20240905235924

イスラエル拡張主義じゃねえだろ

からイスラエルが反例として適当なんだよ

未だに昔のノリで拡張主義やってる中国ロシア大人しくなれば戦争なんて起きないの。

に対して「ロシア中国拡張主義をやめて大人しくなっても、イスラエルのように戦争は起きる」ということになるんだから

anond:20240905235919

未だに昔のノリで拡張主義やってる中国ロシア大人しくなれば戦争なんて起きないの

という文は、「ロシアが未だに拡張主義やって大人しくなっていないから、実際には戦争が起きている」を含意しているから、

これを見て「ロシアがやってる戦争が見えてない」というのは甚だ見当違いであると思う

古文漢文反語とか苦手だった人?

2024-09-05

anond:20240905235604

未だに昔のノリで拡張主義やってる中国ロシア大人しくなれば

って言ってる人に「ウクライナ戦争が」って言うのはちょっと筋が悪すぎないか

挙げるならイスラエルでしょ

anond:20240905155517

戦争戦争っていつまで言ってんだよ。みんな現代に生きてんの。未だに昔のノリで拡張主義やってる中国ロシア大人しくなれば戦争なんて起きないの。途上国紛争内戦を繰り返してるけどな。

2023-11-19

anond:20231118155724

リベラルはともかくフェミニストは当たり前だろ。女権拡張主義者なんだから、女権の拡張不利益ものに対しては攻撃的にならない方がおかしい。男女平等主義者じゃないんだよ?

2023-11-06

anond:20231105113611

冤罪被害者よりも女性を「弱者」として扱う。

フェミニスト」が、平等ではなく、字面通りの単なる女権拡張主義者だとみなされる所以ですね。

でも、それがリベラルだとか、主語を大きくし過ぎない方が良いのでは。

2023-11-04

anond:20231104020241

フェミニズムって女権拡張主義のことだよ?男が不利になっても女性に有利なら推進すべきというのが本道。これで仲良くなるなるかなあ?男女平等主義とでも勘違いしてない?

2023-10-06

anond:20231006072746

もとのコメントを書いたやつがどこまで考えているかは知らんけど、それはそれとして。

自分理解では、不同意性交罪は、その名に反して、「同意」があっても成立する。

経済的影響力によって受ける不利益を憂慮するような状況であればそれで成立するのだから売春婦なら条件を満たすだろう。

売買春はもともと違法なのかもしれんけど、いまや広義も狭義もへったくれも無く、法律上レイプだと思うよ。

ついでに言ったら非親告罪でもあるから、女権拡張主義活動家あたりが売春宿の前で客を待ち受けて警察に連れて行く……なんて展開も近い将来にはある、と個人的には予想している。

客は、その覚悟で行け。

2023-09-01

anond:20230901172515

まあ弱者男性自称してるようじゃ無理に決まってるわ

弱者男性とは、単なる貧困とか非モテとかコミュ障とかの意味じゃないからな?フェミニズムに対して、我々は女性以上の弱者であるから女性差別は存在しない。フェミニズムは女権拡張主義にすぎない!

という意見を持ってると言うわけだから

2023-08-11

anond:20230811005337

男女平等の国なら、本来女性病気男性を養う甲斐性を持って当然

だけどこの国のフェミニズムは単なる女権拡張主義からそうはならなかった

2023-07-05

荒廃していく「ように見える」時代の流れと、遥か古代から続く「世界はより悪くなっている」の思い込みの興味深さ

興味深い、というような気がしてくる。

.

ええと、どこかの段階では自分場所を作るべきなんだろう。ただ、今はここに書き記しておきたい。

.

今起きているフランス暴動――黒人系・アラブ系二世に対する日本コメント欄での無理解と、暴動を起こす側の無理解はよく似ている。

.

他者への不寛容排斥対立。分断。

トランプ大統領がその流れを「生んだ」というわけではないだろう。むしろ議事堂襲撃や退任によって世界的な流れは若干緩んだかもしれない。

.

ロシアはどうだろう? どちらかと言えば、無理解は加速したが中国拡張主義の速度は緩んだと言える。

そう、中国はと言えば国内の急速な失業率悪化が報じられている。まぁ、その原因は欧米と同じく「日本化」、いわゆる人口問題による先進国の老化ではあるのだが。

.

新型コロナは明けたが、それでも世界はより悪くなっているのだろうか?

.

答えは、わからない。そもそも「より悪くなっている(気がする)」というのが100%個人主観による感想から

そして客観的研究によると、『FACTFULNESS』が何年か前にこれをテーマとしてベストセラーになったが、

世界はより良くなり続けている」のだという

https://www.gentosha.jp/article/23545/

他にも、同様の研究がある。「昔はよかった。今はダメだ」と、紀元前古代シュメール人粘土板にすら書いてあるという。

エジプトピラミッドにも「最近若い者は」と落書きがある、というのはネットミームだそうだが、そう遠く外してもいなかったわけだ。

https://newspicks.com/news/6972076/body/

.

世界はより良くなり続けている」とはどういうことか?

すなわち、世界乳幼児死亡率、栄養失調率、極度の貧困率乳幼児ワクチン接種率及び病死率などはいずれも改善されているということだ。

.

そして、人間の脳には本来世界はより悪くなり続けている」と考える仕組みが備わっている。

より厳密には、「昔の記憶を良い思い出に書き換える」「現在未来について悲観的な予測をする」「恐怖やネガティブな要素を重要視する」といった本能だ。

いずれも、昔のことはポジティブに考えて悪いことはさっさと忘れた方が健康的だし、危険を悲観的に予測し、重要視して避ける。

生存率を上げるための合理的本能である

.

その辺りは『FACTFULNESS』本編の序章に詳しいのでここまでにするとして、

ではそれを前提にすると? 少し興味深い見方もできる。

.

まり、「世界の荒廃も一時的で、一側面的で、見方によるものしかない」のだとすれば?

.

たとえば戦争ロシア-ウクライナ間で起きていることは悲劇だ。

だが、統計的にはどうか。約35万人の死傷者数と見積もられている。

1980年代イランイラク戦争では約100万人以上。しかし、世界人口総数が当時は44億人、現在は80億人を超えていることを鑑みると、

人間一人当たりの死の悲劇性は半減しているのだから、状況は統計以上に改善している」と考えることもできるかもしれない。

まぁ、世界人口総数あたりの戦死比率は間違いなく減少している。

.

世界改善され続けている」――これはとても興味深い。

何故なら、本能直感とは反する結果だからだ。とても科学的だ(科学史では直感に反する事実がしばしば証明される)。

.

もちろん、日本経済人口問題、「先進国の老化」、人種差別、などなどの諸問題は間違いなくある。

しかし――それでも世界改善されているのだとしたら?

.

一つには、「今は揺り戻しのターン」だという捉え方がある。

そもそもが、一つ前の時代悲劇とは世界大戦であり核戦争寸前の冷戦である。それに比べれば、まぁ差別暴動テロも局地的戦争も、大した問題とは言えない。

歴史的にはヨーロッパでは毎日のように戦争を起こしていた時代もあるのだし。

.

冷戦終結から2010年代まで、長らく続いた平和の次の「戦争の、あるいはネガティブのターン」だと捉えることもできるだろう。

それなら、耐えていれば次にまた幸福時代が訪れるわけだ。

.

とはいえ、それは「誰にとって」幸福時代なのか?

冷戦終結から2010年代までを最も幸福に過ごしたのは、やはり先進国人間だろう。

日本もまた、高度経済成長からバブル崩壊辺りまでの期間はきわめて幸福だったに違いない。

.

だとして。そうした時代の主役ともいうべき人々が、舞台を他に譲るのだとしたら?

.

西側諸国の次はアジア、その次はインド、その次はアフリカ……と、予測されている。人口動態からは。

それが、「次のターンで幸福になる人々」なのかもしれない。

まぁ、その理屈になる場合アフリカの番が来るのは次の次、ぐらいなのだろうが。

.

世界改善され続けている――それは、言い換えれば、「今見えている景色よりも過去は遥かに地獄だった」ということを保証するに過ぎない。

もっと言うなれば過去の一時点は現在よりもネガティブな要素があった」と言うべきか。縄文時代労働時間は2-3時間だったらしいのだし。

サピエンス全史』は「農業人類史上最大の詐欺」と語り、科学は素晴らしき発明だと言う。

.

事実はどうなのか? そもそも事実などあるのか?

「その時代に最も幸福な人々」が語る言葉は、真実であると同時に欺瞞なのでは?

.

つまるところ。荒廃も幸福も、大した違いなどないのかもしれない。

からそれが、興味深いと思った。

.

この先、世界はどのように「荒廃」し、「幸福」になるのか?

その二つに大差がないのなら、あるのはパターンの違いであり、ディティールの異なる時代なのだろう。

それは、面白いと思わなければ損だ。

.

相対主義的な捉え方だという自覚はある。

だが結局のところ、人は自分の見たいように世界を見るし、それは一つの観点としては真実なのだ

.

迫害される黒人アラブ人にとって「世界は極めて攻撃的」だし、

彼らの暴動を受ける側は「彼らは極めて攻撃的」であり、

そのどちらでもなく平穏母国で暮らす黒人アラブ人の人々にとっては対岸の火事にすぎない。どうだっていいことだ。

そもそもが、そんな区分意識さえしないだろう。

.

幸福だと思う人にとって世界幸福で、悲劇だと思う人にとって世界悲劇的だ。

ならばどこまで行っても、最初からそんな世界喜劇なのだろう。

.

興味深く、楽しむべきなのだろう。

世界の次のターンは悲劇か? 幸福か?

.

それは、ただ自分自身が決めることでしかないのかもしれない。

荒廃していく「ように見える」時代の流れと、遥か古代から続く「世界はより悪くなっている」の思い込みの興味深さ

興味深い、というような気がしてくる。

.

ええと、どこかの段階では自分場所を作るべきなんだろう。ただ、今はここに書き記しておきたい。

.

今起きているフランス暴動――黒人系・アラブ系二世に対する日本コメント欄での無理解と、暴動を起こす側の無理解はよく似ている。

.

他者への不寛容排斥対立。分断。

トランプ大統領がその流れを「生んだ」というわけではないだろう。むしろ議事堂襲撃や退任によって世界的な流れは若干緩んだかもしれない。

.

ロシアはどうだろう? どちらかと言えば、無理解は加速したが中国拡張主義の速度は緩んだと言える。

そう、中国はと言えば国内の急速な失業率悪化が報じられている。まぁ、その原因は欧米と同じく「日本化」、いわゆる人口問題による先進国の老化ではあるのだが。

.

新型コロナは明けたが、それでも世界はより悪くなっているのだろうか?

.

答えは、わからない。そもそも「より悪くなっている(気がする)」というのが100%個人主観による感想から

そして客観的研究によると、『FACTFULNESS』が何年か前にこれをテーマとしてベストセラーになったが、

世界はより良くなり続けている」のだという

https://www.gentosha.jp/article/23545/

他にも、同様の研究がある。「昔はよかった。今はダメだ」と、紀元前古代シュメール人粘土板にすら書いてあるという。

エジプトピラミッドにも「最近若い者は」と落書きがある、というのはネットミームだそうだが、そう遠く外してもいなかったわけだ。

https://newspicks.com/news/6972076/body/

.

世界はより良くなり続けている」とはどういうことか?

すなわち、世界乳幼児死亡率、栄養失調率、極度の貧困率乳幼児ワクチン接種率及び病死率などはいずれも改善されているということだ。

.

そして、人間の脳には本来世界はより悪くなり続けている」と考える仕組みが備わっている。

より厳密には、「昔の記憶を良い思い出に書き換える」「現在未来について悲観的な予測をする」「恐怖やネガティブな要素を重要視する」といった本能だ。

いずれも、昔のことはポジティブに考えて悪いことはさっさと忘れた方が健康的だし、危険を悲観的に予測し、重要視して避ける。

生存率を上げるための合理的本能である

.

その辺りは『FACTFULNESS』本編の序章に詳しいのでここまでにするとして、

ではそれを前提にすると? 少し興味深い見方もできる。

.

まり、「世界の荒廃も一時的で、一側面的で、見方によるものしかない」のだとすれば?

.

たとえば戦争ロシア-ウクライナ間で起きていることは悲劇だ。

だが、統計的にはどうか。約35万人の死傷者数と見積もられている。

1980年代イランイラク戦争では約100万人以上。しかし、世界人口総数が当時は44億人、現在は80億人を超えていることを鑑みると、

人間一人当たりの死の悲劇性は半減しているのだから、状況は統計以上に改善している」と考えることもできるかもしれない。

まぁ、世界人口総数あたりの戦死比率は間違いなく減少している。

.

世界改善され続けている」――これはとても興味深い。

何故なら、本能直感とは反する結果だからだ。とても科学的だ(科学史では直感に反する事実がしばしば証明される)。

.

もちろん、日本経済人口問題、「先進国の老化」、人種差別、などなどの諸問題は間違いなくある。

しかし――それでも世界改善されているのだとしたら?

.

一つには、「今は揺り戻しのターン」だという捉え方がある。

そもそもが、一つ前の時代悲劇とは世界大戦であり核戦争寸前の冷戦である。それに比べれば、まぁ差別暴動テロも局地的戦争も、大した問題とは言えない。

歴史的にはヨーロッパでは毎日のように戦争を起こしていた時代もあるのだし。

.

冷戦終結から2010年代まで、長らく続いた平和の次の「戦争の、あるいはネガティブのターン」だと捉えることもできるだろう。

それなら、耐えていれば次にまた幸福時代が訪れるわけだ。

.

とはいえ、それは「誰にとって」幸福時代なのか?

冷戦終結から2010年代までを最も幸福に過ごしたのは、やはり先進国人間だろう。

日本もまた、高度経済成長からバブル崩壊辺りまでの期間はきわめて幸福だったに違いない。

.

だとして。そうした時代の主役ともいうべき人々が、舞台を他に譲るのだとしたら?

.

西側諸国の次はアジア、その次はインド、その次はアフリカ……と、予測されている。人口動態からは。

それが、「次のターンで幸福になる人々」なのかもしれない。

まぁ、その理屈になる場合アフリカの番が来るのは次の次、ぐらいなのだろうが。

.

世界改善され続けている――それは、言い換えれば、「今見えている景色よりも過去は遥かに地獄だった」ということを保証するに過ぎない。

もっと言うなれば過去の一時点は現在よりもネガティブな要素があった」と言うべきか。縄文時代労働時間は2-3時間だったらしいのだし。

サピエンス全史』は「農業人類史上最大の詐欺」と語り、科学は素晴らしき発明だと言う。

.

事実はどうなのか? そもそも事実などあるのか?

「その時代に最も幸福な人々」が語る言葉は、真実であると同時に欺瞞なのでは?

.

つまるところ。荒廃も幸福も、大した違いなどないのかもしれない。

からそれが、興味深いと思った。

.

この先、世界はどのように「荒廃」し、「幸福」になるのか?

その二つに大差がないのなら、あるのはパターンの違いであり、ディティールの異なる時代なのだろう。

それは、面白いと思わなければ損だ。

.

相対主義的な捉え方だという自覚はある。

だが結局のところ、人は自分の見たいように世界を見るし、それは一つの観点としては真実なのだ

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迫害される黒人アラブ人にとって「世界は極めて攻撃的」だし、

彼らの暴動を受ける側は「彼らは極めて攻撃的」であり、

そのどちらでもなく平穏母国で暮らす黒人アラブ人の人々にとっては対岸の火事にすぎない。どうだっていいことだ。

そもそもが、そんな区分意識さえしないだろう。

.

幸福だと思う人にとって世界幸福で、悲劇だと思う人にとって世界悲劇的だ。

ならばどこまで行っても、最初からそんな世界喜劇なのだろう。

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興味深く、楽しむべきなのだろう。

世界の次のターンは悲劇か? 幸福か?

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それは、ただ自分自身が決めることでしかないのかもしれない。

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