2024-10-28

anond:20241028184158

この意見には、一部妥当な面もありますが、問題点矛盾も含まれています。以下に主な論点を挙げます

 

1. 投票権歴史認識動機づけ

• この意見は、歴史的制限されていた選挙権現在の「当たり前の権利」になっているという認識に基づいています投票権歴史的に多くの人々に制限されていたことは事実であり、その経緯を知ることは、投票行動重要性を理解する一助となるでしょう。

• ただし、「歴史を知れば自然投票に行くべきだと感じる」という考えは、個人動機づけを一律に捉えており、すべての人が同じように反応するとは限りません。投票への意識が低い層に対し、歴史的な背景だけで行動を促すことは、十分な説得力を持たない可能性もあります

 

2. 女性や「弱者男性」に対する固定観念偏見

• 「特に女性弱者男性」に向けて投票を強調する部分には、特定属性に対する偏見が含まれているように見えます投票率の低さは、年齢層や居住地域、教育水準などによる傾向があるものの、特定性別属性限定されるものではありません。

• 一部の層に対して「文化資本の低さ」や「愚か」と決めつけることは、投票行動重要性を理解してもらうよりも、むしろ反発を生む可能性が高いです。

 

3. 義務感による投票自由選択

• 「投票に行かない人は意識が低い」といった論調は、個人自由意思決定を軽視していると受け取られる恐れがあります投票民主主義において重要権利ですが、同時に「投票しない自由」も存在します。何がしか理由選挙に参加しないことを、直ちに意識の低さや不適格とするのは、多様な意見尊重する民主主義観点から見て問題です。

 

4. 投票しない人への「罰則」の提案の非現実性

• 「選挙に行かない人から金を取る」という発想は、現実的ではなく法的にも非現実的です。選挙義務ではなく権利であり、投票しなかったからといって罰則を設けることは日本民主主義理念矛盾します。また、実際の投票率向上には、罰則よりも教育や啓発活動による理解促進が効果的だとされています

 

5. 解決策の代替

投票率を上げるためには、若年層への政治教育を充実させ、興味を持ってもらう取り組みが重要です。また、特に投票者の意見尊重し、投票率を上げる仕組みづくり(インターネット投票投票所のアクセス改善など)も考えるべきです。

記事への反応 -
  • あと弱者男性ももちろん。 たった100年前。 1925年までは、金持ち男性にしか選挙権がなく、 女性に至っては戦後の1945年まで選挙権がなかった。 コレ知ってるだけで「行かねば」ってな...

    • この意見には、一部妥当な面もありますが、問題点や矛盾も含まれています。以下に主な論点を挙げます。   1. 投票権の歴史認識と動機づけ • この意見は、歴史的に制限されていた...

    • 女、バカすぎて安倍がかっこいいだの進次郎かっこいいだのそんな理由で投票したりするからダメだ あれは知能が人間ではない

      • でも女に半ケツでビラまきさせてた候補は男性得票率高かったですよね 投票率も全体で女に劣るし 犯罪者も男しかいないし 実際のところ、男は女性以下の知能しか無いですよね

    • でも一票入れるだけでは結果は変わりませんよね

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