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2021-05-16

anond:20210516023811

投信じゃなくて現物株やETFを買うとリアルタイムで反映されるよ。

MAXIS 全世界株式(オールカントリー)上場投信 (2559)だったら同じようなもんだからいいんじゃないかな。

(ただし手数料が数百円かかるので注意)

2021-02-22

UVカットは施すべき増田簀巻きベス子土歩は特価VU(回文

おはようございます

あのさ、

今日は真面目な話しよ。

はいつも真面目だけど!

屋外広告ってさUVコーティングデフォとする方がいいと思うんだけど、

だってさ、

屋外にさらされるわけだから紫外線浴びるじゃない。

結構紫外線って漂白効果があるから

だんだんと色褪せてくるわけなのよ。

これなんとかならないのかなってふと気付いたら、

世の中にはラミネートとか印刷の仕上げには

UVカットフィルムとかUVニスってのがあるみたいで、

これやった方がいいんじゃない?って

屋外の色褪せた広告効果をなしていないからこれ絶対必須必死にした方がいいと思うのよね。

色褪せたから貼り替えるコストと手間と人件費とかもろもろ考えると、

UV加工に多少のオプション料金が乗ろうとしていても加工すべきだってことを増田に書こうと思ったワケなのよ。

まあ貼り替える手間とかと言うより、

広告広告の役目を話せてないことについては小一時間ほど熱く語りたいわ。

実際やってみたら

結構普通に長期間鮮やかな色を保っていて

いい感じなのよ。

もっと知らない人知った方がいいわ!って

これ屋外広告専門家からしたら

当たり前なことだったりして。

でも私みたいに色々な素人に手を出した感じの広告を作らなくちゃいけないとき

とりあえずやっつけで印刷すればいいじゃん!って思っている人たちがあまりにも大杉漣なので、

これ知っておいて損は無いと思うんだけどなぁ。

増田のみんなが知っている当たり前だのデフォルト情報だったらごめんなちゃい!って感じよ。

職業柄、

色褪せた屋外広告を見ていると常々思っちゃうのよ。

あれ以外と室内の蛍光灯紫外線は多少は含まれいるから、

室内に貼ったポスターとかも結構太陽光と比べたら紫外線量は少ないけど、

だんだんと色褪せてはくるのよ。

流行LEDシーリングとか、

LEDの照明だと紫外線ほとんどの製品発生させることがないので、

そういったお部屋の中に

色々なコレクションをしている人は

そういうグッズに優しいLED照明に変えることをオススメするわ!

ってこれもマニアコレクターには一般常識だったりして、

そうだったらまたまたごめんなちゃい!って感じよ。

ネイルコーティングを固めるだけが紫外線の役目じゃないの!

飾りじゃないのよ!紫外線は!

ちゃん意味ある使い方しないと、

屋外広告紫外線にやられてしまうって話を

今日は朝まで話したかっただけよ。

屋外広告ワードで作るときにこのことを思い出して欲しいわ!

紫外線界隈の業界なら本当に当たり前のことだったりしたら

私がこうやっていきりまくって言っちゃってごめんなさいって感じだけど、

もう一回言うと

世の中の屋外広告紫外線に対する対策ゼロすぎてって話しよね。

なんかよくまとまらないけど、

心の奥につっかえていたものを言えた気がして、

今日はなんだか二つの意味UVって感じよ!

うふふ。


今日朝ご飯

ミルクたっぷり無糖カフェオレよ。

あんまり菓子買うことないんだけど、

あったらあったでカントリーマームを食べてしまったので

食い悔い改めるべきだと思ったわ。

デトックスウォーター

ポンカン買ってきたので

炭酸ポンカンウォーラーしました。

普通コタツみかんよりポンカンの方が嬉しくない?

私だけかしら。

私はどちらかというとミカンよりポンカン派よ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2021-01-26

大人になったな、と実感すること

カントリーマァムお徳用パックでバニラでなくココアから食べるようになった

2021-01-04

天気の子って田舎暮らしだと楽しさ半減では?

 何番煎じかわからないけど、新海誠作品というか「天気の子」が東京を知っているかいないかで楽しみ具合に差が出そうだと思ったので偏見多めで書いてみました。

 私は大学までずっと東京生活してきて、現在田舎に勤務しているアラサーです。なので、新海誠作品では見知った東京風景テンションが上がります特に、天気の子では線路の上を走っている時の映像なんか馴染みがありすぎて涙が出そうでした。しかし、今度仕事場で天気の子の話をしようと思った時、地元出身の人はその場面がどれだけ精密に描写されているかもわからないし、私の抱いた感慨の共感が得られないと思うと話題にすることに躊躇いを覚えます

 天気の子ではほぼ描かれていませんでしたが、君の名では田舎側のエモい風景暮らしも描いていました。しかし、君の名の田舎パートはドが着く田舎映像であって、私がいるような中途半端田舎(エモい自然もなければ店もなく、街道沿いの全国チェーン店生命与奪を握られている程度の田舎)ではありません。地元ジャスコ(イオンに変わっても未だにこう呼ぶ)とかスターバックスしかランドマークが無い街じゃ、あんドラマチックな映像にはならないだろうな。もし、地元高校生が天気の子を見たら「おらさ東京さいくだ」と将来を左右するかもしれないが、もう職や家庭を持ったアラサー世代は何を思うんだろう。

 また、場所(東京)を知っているかどうか?と言うだけでなく、「あれはセカイ系だよね?」という断面でも話が噛み合わない事もすぐに想定できてしまます。これは私がオタク文化に触れていただけですが、地元人達に聞いてもギャンブルか車か奥さん愚痴しかさないので広がることはないでしょう。

 私にとって地続きな物語が彼らにとってはハリウッド映画殆ど差がないんだろうなと、00年代を席巻したセカイ系一般作品でやってこんだけヒットしたんだという感動が得られないんだろうなと、そう言った時に地方と都会(或いは育った環境)のギャップを強く感じます。もちろん、今いる場所では私が新参者マイノリティーで私の方が異物なのは重々承知ですが。

 長々と書きましたが、私としては知らない事で楽しみが半減してるのもったいないなという話です。そして、これは一生埋まることのない決定的な差なんだろうなと思います大分上から目線ですが、この考えはどっちが良い悪いではなく、都会出身田舎に行った結果これまでの環境と違いすぎてストレス感じますという最近ありがちな愚痴ですね。ジェネレーションギャップという言葉がありますが、カントリーギャップとでも言うんですかね?生まれ育った環境というのは大事ですね。ダイバーシティなんざ自分ホームを構築して余裕がある人達だけで好きにやってて欲しいです。

 最後に、仕事を円滑にするためにも、話を合わせたりしてきましたが、向こうから寄り添って来ることがほぼない点も田舎の辛いところです(地元に残る保守的な人から海外旅行の話なんざ珍獣扱い)。正直、早く転勤したいので表面上上手くやれればいいかな?と思って適当に流して時間を浪費しています。都会出身就活生は田舎に行く可能性がある会社は辞めといた方がいいかもしれませんね?笑

2020-11-29

anond:20201129045319

論旨には95%同意するが、疑問なく米インデックスを勧めるのはなぜだろうか。

「長期で考える」のが前提であるにもかかわらず、足下のパフォーマンスに目を取られて

単一国にオールインするリスクを軽視し過ぎだと思う。

インデックス懐疑的な層を説得するならせめて先進国オールカントリーを勧めるべきじゃないか

アセットクラス分散する必要まではないと思うけれど。

anond:20201129141540

手数料1%くらい取られるので、面倒な人向けにはオールカントリー株式投信か、バランスファンド (信託報酬が低いもの) も選択肢

各人の好みやスタイルもあるけどね。

2020-11-25

私の資産形成2020

基本的淡々と積み立ててるよ。老後は年金運用益だけで暮らしていくのが目標

コロナ

コロナ株価ガツンと下がった時も原則としてそのままホールド。ただし、国内債券を売却して、底値付近で一気に米国株式 (正確にはVTI, VHT, VDCなどのETF) に突っ込んだ。とはいえタイミング投資は失敗することもあるので人には勧めない。

制度

中小企業 (と1年前に書いたけど、どうやら行政施策上は一応大企業に分類されるらしい) なので、企業年金とか企業確定拠出年金なんてのは無いから、iDeCo (個人確定拠出年金) とNISA (今年いっぱいまで一般NISA来年からつみたてNISA) を利用している。

確定拠出年金は60歳になるまで原則として引き出せないけど、どうせ月2.3万円が上限なのであまり気にしていない。つみたてNISAではなく一般NISAなのは、当時は一般NISAしか無かったこと年間120万円と枠が大きかったためだが、長期投資を考えて来年からつみたてNISAに変更した。

資産配分

NISAiDeCo特定口座、その他で毎月15万円程度積み立ててる。ボーナスは毎回50万円ほど使って、配分を調整する。(基本的に売却はしない) 短期的には含み損が出ることもあるが、長期投資 (30年以上) と考えているので気にしない。

今のところの配分はこんな感じ。国内債券・現預金が少なくなったのと、しばらく株高が進んでいるので、最近は主に国内債券をメインに突っ込んでる状態

一部米国株を中心に個別株で持っているけど、他はほぼ全てが投資信託 (信託報酬年0.2%以下が大半) か米国ETF

人にお勧めできる買い方ではないので、他の人にはiDeCo/つみたてNISA

あたりをオススメしてる。(eMaxis Slim シリーズ以外でも信託報酬が0.2%未満で資産総額が100億円以上あれば大体問題無い。eMaxis Slim シリーズ信託報酬を最安水準にすることを謳っているので、オススメしている。)

生命保険

トラディショナルな貯蓄型の生命保険ゴミなので、都民共済に加えてじぶんの積立 (明治安田生命) を掛けている。後者生命保険機能はほぼ無くて、実質生命保険料控除を取るためだけのもの。常に解約返戻率が100%以上でいつでも解約して数日後には返戻金を受け取れる。独身であれば共済で十分だし、生命保険料が年間8万円前後 (共済の割戻金による) になるので控除枠を有効活用できる。

ちなみに健康診断で若干良くない結果が出たので、もう安い生命保険医療保険には入れそうにない。

個人年金

農協ライフロード (税制適格特約付) に月7000円。選択理由は他社と違い少額から積立可能で、個人年金保険料控除を取るのにちょうど良いから。10年以内の返戻率は100%を切るが、個人年金保険料控除を含めて考えれば損益分岐点は5,6年くらいになるはず。

ふるさと納税

年間十数万寄付して、返礼品をもらっている。制度自体は不健全なところはあるけど、節税観点からは他の適法手段と同じだから気にせず使う。

うまい

(去年の日記: https://anond.hatelabo.jp/20191226143335)

2020-11-12

気が付いたら増田こんな時間でゴメン女子殿下次男子田素間裸体津柿(回文

おはようございます

ってもうこんな時間なのね。

時間時計をみたらこんな時間ビックリしたわ。

ちょっとビビる

と言うのもさ

借り出されてお手伝いに行ってた隣の会社部署の顔なじみの人たちのところは

増田の書ける電子端末がないの。

から私は一瞬で席を離れて一瞬で書くという

人間離れして一旦人間にもどる技を習得したのよ。

パパパと書いて送るわね。

と言うか最近書き貯めていないので、

時間が無いときのクイックメニュー

枝豆が出てくるほど冷や奴だわ。

大豆かぶり!みたいな感じで、

いまバババって書いているんだけど、

また一瞬ででてくる

居酒屋クイックメニューキムチみたいに、

華麗に書いて去るわ。

今日はすっかり忘れていたから本当に重ね重ねて思い伝えたいところだけど、

次頑張るわ!って明日からダイエットするんだもんの

明日絶対に来ないか

いつになったらダイエットが始まるのかって、

目の前のショートケーキ

固唾を呑んで見守っているところよ。

からせめてもの罪滅ぼしとして、

苺だけ苺だけ食べるわ!

から

今日は本当に

苺だけ食べてゴメン!

うふふ。


今日朝ご飯

久しぶり赤飯おにぎりよ。

これも好きなんだけど、

年々小さくなっていくカントリーマームのように、

赤飯おにぎりもなんだか年々心なしか小さくなってきている気がするの。

デトックスウォーター

炭酸水ウォーラー

レモンフレーバーのを冷蔵庫に入れておけば、

即飲めるやつだから

夕方飲んでもデトックス出来るかはあなた次第だから


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2020-11-04

anond:20201104122559

単に興味がないこととサンドバッグとしての質の悪さだな。

オタ絵叩きやオタ絵叩き叩きは叩いた相手の反応がすぐわかるし煽りを楽しむ人たちにとってはエンタメ性が極めて高い。

例えば今国内農業について叩くのがトレンドになっているがアフリカカカオ農園については叩く叩かない以前に存在すら知らず呑気にキットカットカントリーマァムが小さくなったと言って逆に搾取助長するような言動を繰り返しているのがネット住民よ。

2020-10-19

カントリーマァムやセブンイレブン弁当等の底上げの話、これはシュリンクフレーションとか呼ばれて実質的に値上げでそれが隠されているという事で批判されているけど、実は企業としては最適行動になっている可能性が高くて企業だけ批判してもまあ解決しない問題なのよね。

コンビニってのは客の行動にかなり敏感になっていてちゃんマーケティングした上でこの戦略選択している筈で、つまりは中身同じで価格だけ上げる普通の値上げをすると売り上げが減るからという事からこの戦略だと考えるのが妥当でしょうね。ではなぜ普通の値上げだと売り上げが減るのか。

端的に言うと結局の所は庶民に金が無いってことでしょう。出せる金は一定で買ってる物の価格が上がると素直に「出せない」となって同じような商品のより安い物に流れる訳です。だから今までと同じように「買わせる」為には同じ金額で同じ物を買っている「気分」にさせないといけないわけです。

ところで給料の話でこんな話がありまして、人は給料が少し上がると今まで買ってた物よりもちょっと良い物を買うようになるんですよね。今までニュース等を見てきた人なら何度か見たことあるような話なんじゃないでしょうか。逆に言うと、給料が変わらなければ同じ物を買い続けるということです。まあそんなに違和感がある話ではないですよね。

んでこの話を元に考えるとですね、給料が上がるのと同じように物の価格が上がってるのなら、同じ物を同じように買い続ける訳ですよ。そりゃあ完全に同時には起こらないか短期ではちょいちょい変動しつつ長期では同じような感じになると。でも今の日本はそうじゃない。実質的給料ってのは下がっているってのは前から言われているし、統計でもそういうのは出ている。でも企業商品を買って貰わなければならない、庶民が得る金が減っているけどランクを下げた物に移られては困るから、見た目だけ同じランクで中身は貧相になっている物を出してなんとか維持する訳ですね。

これって実は庶民生活が貧相になっているのに庶民は気付きにくいんですよね。そりゃ15年前と同じ物を同じ値段で買っているのに生活が貧相になってるなんてのはまあ気付きにくいよねえ。

本当だったら企業はこんなことをしたくない訳です。製品を作るラインの変更があるし、新たにパッケージデザイン等をしないといけないし。どうせコストをかけるなら「おいしく」とか「量が多い」とか「販売価格を安く」とかにかけたいがそうじゃない。つまり本来なら庶民生活社会が良くなる事にかけるべきコストが、我々を騙す方向にコストがかけられてしまっている状況。これは良くない。良くないが企業短期的な利益最大化行動としては正しいので行われているわけであります

これは結局の所、物価が上がっているのに給料が上がってないから、所謂スタグフレーションからでありますデフレもクソだがスタグフレーションもクソクソでありまして、それはその状況を打破できてない政治がクソでありまして、その政治国民が支持している(結果としてね)からでありまして以下略

2020-09-14

ドーリィ

ガーリィ

ロリータファッション

好きだけど

(観賞用で)

乙女チックなほっこり系が割と好き。

カントリーも好き。

2020-09-06

シンジくんがエヴァに乗りたくない気持ちは、

いきなり実家の親父に呼ばれて、行ってみればいきなりコンバインに乗って収穫してこいと言われた時くらいの気持ちである

そらしんどいわな

壱 収穫期到来

弐 見知らぬ装置

參 止まないブザー(満杯)

四 雨、ブルーシートかけろ

伍 崖、畔の向こうに

六 乾燥、第3カントリーエレベータ

七 人の育てしもの

八 いとこ、助太刀

九 収穫、袋、重ねて

拾 はしかダイバー

拾壱 静止した農機の修理

拾弐 新米価値は(8000円/袋)

拾参 鼠、侵入

拾四 ヌッコ、防衛の要

拾伍 糠と精米

拾六 枯れに至る病、そして

拾七 四人目の見合い写真

拾八 野良着の洗濯

拾九 農家の戦い

弐拾 稲の形、米の形

弐拾壱 新品種誕生

弐拾弐 せめてお米らしく

弐拾参 オイル

弐拾四 最後の乗車

弐拾伍 終わる役目

2020-08-26

自分があつまれどうぶつの森をやめた3つの理由

自分は、DSのおいでよ、3DSのとびだせとプレイしてきた程度の、シリーズではまだまだ新参プレイヤーだ。

2作とも猿のようにプレイしたものの、通年プレイは一度も達成していないので、元々飽きっぽい性格だとは思う。

それでも、あつ森の発売はめちゃめちゃ楽しみにしていたのだ。

発売日当日、Amazonから届いたソフト本体差し込み、ワクワクしながら起動した。

そして、その一ヶ月後には既に飽きてしまっていた。

我ながらかなりショックで、シリーズ最速で飽きた原因は何だろう……と、今に至るまでダラダラと考え続けていた。

一時は、あつ森の広告CMを見るだけで「童心を忘れたつまんねぇ大人になりやがって」と言われている気がして辛くなる程だった。

こんな気持ちいつまでも引き摺りたくない……

幸い考えがある程度まとまってきたので、しょーもない罪悪感を吹っ切るべく、あつ森のどこが自分に合わなかったのか、3つの主な理由を述べたいと思う。

これは自分いかにあつ森と相性が悪かったかを延々語る記事です。

ゲーム一方的disってるつもりはないですが、特に誉めたりもしてません。

当たり前だけど、今もあつ森楽しくプレイしてるよ!って人は読まない方がいいです。

1.ロードが一々長い

理由の90%がこれ。堪え性の無い大人になってしま申し訳ない……。

だが正直、仕事で疲れて帰ってきて、寝るまで1時間くらいやるか〜って思った時に、のっけからロードで1分以上持っていかれるのは辛い。

待ってる間に歯磨きすっか〜→戻ってきて朝の放送をA連打、またロード……もしんどい

ロードを待つ間にやれることといえば、真っ暗になったSwitchのツヤッツヤの画面に映る、ツヤなんて欠片も無い自分のフケ顔を眺めるだけ。現実を突き付けてくるのやめて。

しゃーないかスマホツイッターとかしつつ待ってると、今度はそっちに夢中になっちゃって、ロードが終わってもゲームに戻れない。

てかアッチちょこちょこコッチちょこちょこって、どっちにも集中できなくて逆にストレス溜まる。頼むからもっとどう森世界に没入させて。フローさせて。

DS時代は朝起きて真っ先にどう森を起動し、早朝の穏やかなBGMに包まれプレイしながら、徐々に脳に血流を送るのが習慣だったこともあったが、あつ森でコレやろうとしたらロード中に二度寝してしまい無理だった。

2.魚のポップ数が少なすぎる

どうぶつの森の要素で何が一番好きか?と聞かれたら、自分「魚釣りです!」と即答する。

慎重に海岸線を歩き、ルアーを投げ入れ、心を落ち着けて音に集中し、ここだ!と引き上げる。そしてまた海岸を往復し……気付けば持ち物がいっぱいで、店に売りに行き……そうやって無心になれる時間が大好きだ。

あつ森は釣りで無心になれない。なぜなら魚が全然出てこないからだ。

外に家具を置くために描画数の上限が厳しいのか?それともマップが広くなり魚が全体に散らばってしまっているのか?素人には分からない。

とにかく、片方の海岸線を端から端まで歩いて、一匹しか釣れなかったということもザラにある。

釣り時間の大部分は、暗い夜の海に目を凝らし、必死に魚を探している時間だ。

丸一日パソコンの画面とニラメッコして酷使した、私の眼精疲労トドメを刺すのはやめてくれ……。

撒き餌?徒労感が激しすぎるので勘弁してください……。作るのにあんなに時間かかって使い切るのは一瞬って、まるで無課金ソシャゲガチャじゃないですか……。海岸家具置き始めるとアサリ掘り辛い罠もあるし。

3.SNSスクショプレイ動画で満足してしまった

そんなこんなで、予想以上にあつ森に飽きるのが早くて焦っていた4月末。

発売されたら猿のようにプレイして、今度こそどう森世界精神移住完遂するつもりだったのに……!これはマズい。外部からの刺激でモチベを回復せねば。

そこで、島クリに本気出してる人達ツイ垢を片っ端からフォローすることにした。

自分欲求は、それで満たされてしまった。

だって、島クリエイター自分でやろうと思ったら凄まじい労力がかかるんだもの……。

最初から完成形がある程度頭に浮かんで、その通りにモリモリ作っていけるタイプの人なら、あの作業はなかなか中毒性があって楽しいかもしれない。

しか自分のように、チラ裏設計図試行錯誤で一つずつゲーム画面で試しては崩し……をひたすら繰り返すタイプ人間には、あの高度な操作性を要求される島クリの作業は8割方苦行でしかない。

そうやって何となく形になったかな〜と思った作品を、SNSハイセンスな人々は容易く飛び越えていく。

じゃあ、そっち見てた方が、楽しいじゃん!

嫉妬とか挫折じゃなくて。

カントリー島、和風島、ヨーロピアン島、都会島、日本田舎島、廃墟島……一人のプレイヤーでは到底全ては実現できない、あらゆるアイディアが形になった島を日々大量に見られるSNS。最高。

なに?加工しまくりの画像一枚じゃゲームの楽しさは全然伝わらないだって

そこでプレイ動画の登場ですよ。

住民との面白い会話、ダイジェスト気持ちよくまとまった日々の作業風景、そして苦労して完成した島の一区画を歩き回る喜び。

それがコンパクトに、ストレスフルな場面は適度にカットされて、見やすくまとまっている。

正直、自分プレイするよりずーーーっと面白いです……。

なんか今作あつまれどうぶつの森は、

やれることの範囲が狭いので、皆1日のルーティンは大体同じだし、

プレイヤーの個性を出しやす家具レイアウトも、家具が少ないから大体似通った感じにしかならないし、

その割には実際プレイしようとしたら時間ばっかり取られて、

自分でもやってみたい!」という気持ちになりにくいんだよね……。


以上が、自分なりに考えたあつ森に早々に飽きてしまった理由だ。

自分現在の楽しみ方は「あつ森を楽しくプレイしている人々ありき」のものなので、あつ森自体を貶めたり、今も楽しくプレイしている方々を馬鹿にする気持ちは毛頭ない。

あつ森、いいゲームだと思いますプレイヤーの皆様、本当に尊敬しています。いつもありがとうございます


こうやってお気持ち供養することで、「ものの一ヶ月でドロップアウトしちまった……自分はもうダメだ……」とかい意味不明な罪悪感から解放されて、アプデなんかをキッカケに軽い気持ちで「ちょっと久々に起動してみるかな〜」って思えるといいな……と、期待している。

おしまい

2020-08-18

和泉山脈が全てメガソーラーになる日

https://twitter.com/sukinisitemokei/status/1294097810787188737

この件が話題になっていたので和歌山市で起きているメガソーラー事業の数々について少し。

このままいくと冗談抜きで和泉山脈南側が全てメガソーラーになってしまう。ちなみに和泉山脈以外の山は全て風力発電所になる。

https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/032000/taiyokojorei/gaiyo.html

実はこの縦覧中にもヤバい事業結構あるので、それも含めて書いておく。

和歌山平井太陽光発電事業計画

中身を読んだら審議会意見書がかなり慎重なのが理解できると思う。というのも、隣接地にも同様のメガソーラー計画別にある。

http://www.succeed-in.com/gk-wakayama/

この隣接地の件については更に裁判沙汰にもなっているのだが、和歌山県と市がやたらと強硬に反対している。

https://www.wakayamashimpo.co.jp/2019/09/20190904_88979.html

この手の土木工事が大好きな和歌山県と市にしては不審にも思えるが、この辺り一帯は90年代和歌山イトマン事件といっていいフォレストティ問題の予定地だった苦い記憶があるのだろう。

フォレストティ問題とは

住宅地なのかゴルフ場だのリゾート開発だとかよくわかんない開発計画だったのだが、開発会社の和興開発は前田社長逮捕され、紀陽銀行山口頭取以下の幹部たちが億単位リベートを受け取ったのがバレて、県の企画部長自分土地相場の数倍で買い取らせて国土法違反罰金刑。ちなみに数百億円が使途不明闇社会行き。

フォレスト事件が発覚し騒ぎになったのが1995年なのだが、2年後の1997年になると事態が急変する。

なんと驚き県知事西口勇は紀陽銀行からいくら貰ったか知らないが、このデタラメな開発計画許可したのである。この西口グリーンダイヤモンド構想とか紀泉100万都市構想とか意味からないことブチ上げてた本物のバカなので仕方ない。

当然こんな計画が上手くいくはずもなく開発計画書を作った東急建設がこの事業から撤退、和興開発は破産し、フォレストティ計画は消えた。地元政界はどっかから流れた金を掴んでいたので共産党以外みんな推進派で、最終的にはうやむやに。

ちなみにネットにもリアルにも情報ほとんど残っていない。全国メディアが扱うには小さすぎ、県内メディアが扱うには大きすぎた。

根来開拓パイロット

さら東側岩出市山地区には根来開拓パイロット跡地にメガソーラーが完成している。

そもそも開拓パイロット事業というのは農業やるから国の土地払い下げてやるよって話だったのに、この根来開拓パイロットはじきに耕作放棄され、地元眠る土地となった。

しか岩出市曰く「開拓パイロット事業で一度農地にしたんだから環境も何も関係ないし、その後は何やってもセーフ」ということらしく、突如として太陽光パネルを敷き詰めたのである

Google航空写真ではまだだけど、実際には既に完成している。

メガソーラー和歌山西庄発電事業

この事業ふじと台と和歌山カントリーを挟んで西側にあるバブル期宅地開発で削った山をメガソーラーとして再利用しようという計画

https://wbs.co.jp/news/2019/09/06/137724.html

ここがフォレスト跡地と違うのは、既に宅地開発しようと造成済みだということ。県条例がなければ余裕で完成していた。ギリギリ致命傷でセーフだった。

コスモパーク加太

ここのヒドさはメガソーラー関係しなので知りたい人はGoogle検索

なんか島精機会長だったかが、ここに人工スキー場を作るとか息巻いていたという話を聞いたことがある。できたのはトマト農園で、しかも既に潰れた。

仮谷と西口地元ゼネコンから毎年数千万円のお年玉をもらっていたという話が有名なのでお察しください。逮捕されなかった理由もお察しください。

海南・紀美野・紀の川風力発電事業

https://mainichi.jp/articles/20191010/ddl/k30/010/312000c

太陽光だけではなく風力発電もとんでもないことになっている。

県立自然公園のはずの生石高原周辺や、ハイキングコースとして知られる深山渓谷、たくさんの蛍がいる貴志川流域の山という山に超巨大風車バカスカ建てるという計画

土砂が流出して蛍が全滅しようが知ったことではないらしいこの計画は、全部作ると深山渓谷から鏡石山辺りまで全ての山という山に人類が未だかつて作ったこともないような超巨大風車がやってくることになるらしい。

ちなみに紀南は既に手遅れになりつつある。

あのさ、いったいぜんたい和歌山が何したっていうんだ?

温室効果ガス減れば和歌山はどうなってもいいんですか???

これでいいなら原発でもよくないですか??????

全くバズらなかった第一回はこち

https://anond.hatelabo.jp/20200313214124

2020-08-02

🍩 なんでドーナッツ100円やめたん?

なんでカントリーマームは小さくなったん? 

ドリンクの容量が減ったままなのなんでなん? 

石油は安くなったんやろ? 

なんで物価は高いの? 

2020-08-01

過剰包装をなくすと食中毒が増える。

なんであんなにがちがちに包装してるかって、それは食中毒食品劣化を防ぐためにやってるんですよね。

から環境問題放送を簡易化しろ」というが、そうすると今度は外気に触れやすくなるし品質劣化もするから、すぐに食中毒リスクが増えます

特に小分け包装の場合は、品質劣化食中毒を防ぐためなので、あんなふうな売り方は出来なくなる。

食中毒は考えにくいとか言ってる人がいるが、小分けしないとすぐに劣化します。

めしに数日間いまの外気に触れた状態クッキーなりカントリーマァムを放置した後で食べてみればわかると思う。

すぐに劣化します。

良く書いてあるでしょ。開封後はすぐに食べろって食品は。

過剰包装だとかいうけれども、お菓子の袋物は一日で全部食べると俺みたいなデブになる。

環境問題だけど結局そこに行く。

それなりに理由があるのだ。

オレオだって9枚ごとにパッケージ化されてる

ポテトチップスなんて開封したら即劣化するのの典型開封後何日も経ってから食べる人いるの?? しかクリップ留めとかすぐ酸化しますよ。窒素充填してるのは、酸化しないようにするためなのでやめた方が無難です。

2020-06-29

とても大きなごん狐

 これは、私が小さいときに、村の茂平というおじいさんからきいたお話です。

 むかしは、私たちの村のちかくの、中山というところに人類を守るためのお城があって、中山さまという将軍さまが、おられたそうです。

 その中山から、少しはなれた山の中に、「ごん狐」という狐がいました。ごんは、一人ぼっちゴジラよりも大きな狐で、しだの一ぱいしげったアマゾンのような原生林の中に穴をほって住んでいました。そして、夜でも昼でも、あたりの村へ出てきて、いたずらばかりしました。はたけへ入って東京ドーム十個分の芋をほりちらしたり、菜種油の貯めてあるタンクへ火をつけて村を焼き払ったり、百姓家の裏手に建っている発電用風車の羽をむしりとっていったり、いろんなことをしました。

 或秋のことでした。二、三年雨がふりつづいたその間、ごんは、外へも出られなくて穴の中にしゃがんでいました。

 雨があがると、ごんは、ほっとして穴からはい出ました。空はからっと晴れていて、ごんが穴からたことを知らせる警戒警報が地の果てまできんきん、ひびいていました。

 ごんは、村を流れる黄河十倍ぐらいある川の堤まで出て来ました。あたりの、すすきの穂には、まだ雨のしずくが光っていました。川は、いつもは水が少いのですが、三年もの雨で、水が、どっとまし、辺りの村々は全て水没していました。ただのときは水につかることのない、川べりの大きな鉄塔や、世界一長い橋が、黄いろくにごった水に横だおしになって、もまれています。ごんは川下の方へと、すっかり水没した高速道路を歩いていきました。

 ふと見ると、川の中にシュワルツネッガーを百倍屈強にしたような人がいて、何かやっています。ごんは、見つからないように、そうっと原生林の深いところへ歩きよって、そこからじっとのぞいてみました。

「兵十だな」と、ごんは思いました。兵十はその名の通りグリーンベレーの選りすぐりの兵隊十人を瞬殺したという人類最強の男で、盛り上がった筋肉によってぼろぼろにはち切れた黒いきものをまくし上げて、腰のところまで水にひたりながら、魚をとる、総延長五十キロに及ぶ定置網をゆすぶっていました。はちまきをした顔の横っちょうに、お盆が一まい、大きな黒子みたいにへばりついていました。

 しばらくすると、兵十は、定置網の一ばんうしろの、袋のようになったところを、水の中からもちあげました。その中には、車や家や橋の残骸などが、ごちゃごちゃはいっていましたが、でもところどころ、白いものきらきら光っています。それは、鯨ぐらい太いうなぎの腹や、ジンベエザメぐらい大きなきすの腹でした。兵十は、体育館ぐらいの大きさのびくの中へ、そのうなぎやきすを、ごみと一しょにぶちこみました。そして、また、袋の口をしばって、水の中へ入れました。

 兵十はそれから、びくをもって川から上りびくを山の峰においといて、何をさがしにか、川上の方へかけていきました。

 兵十がいなくなると、ごんは、ぴょいと原生林の中からとび出して、びくのそばへかけつけました。ちょいと、いたずらがしたくなったのです。ごんはびくの中の魚をつかみ出しては、定置網のかかっているところより下手の川の中を目がけて、大谷翔平投手のような豪速球でびゅんびゅんなげこみました。どの魚も、「ドゴォォォン!」と音を立てながら、にごった水の中へもぐりこみ、大きな水柱を立てました。

 一ばんしまいに、太いうなぎをつかみにかかりましたが、何しろぬるぬるとすべりぬけるので、手ではつかめません。ごんはじれったくなって、頭をびくの中につッこんで、うなぎの頭を口にくわえました。うなぎは、キュオオオオオオンと超音波のような叫び声を上げてごんの首へまきつきました。そのとたんに兵十が、向うから

「うわア石川五右衛門アルセーヌ・ルパン怪盗セイント・テールを足して三で割らない大泥棒狐め」と、地球の裏側でも聞こえるような大声でどなりたてました。ごんは、びっくりしてとびあがりました。うなぎをふりすててにげようとしましたが、うなぎは、ごんの首にまきついたままごんを縊り殺さんと巨大重機のような力で締めあげてはなれません。ごんはそのまま横っとびにとび出して一しょうけんめいに、超音速旅客機コンコルド並みの速度でにげていきました。

 ほら穴の近くの、ごんの挙動監視するためのセンサーの下でふりかえって見ましたが、兵十は追っかけては来ませんでした。

 ごんは、ほっとして、象ぐらいの大きさのうなぎの頭をかみくだき、なおも圧搾機のような力で締めあげてくる胴体を渾身の力でやっとはずして穴のそとの、草の葉の上にのせておきました。

 十日ほどたって、ごんが、大日本プロレス代表する悪役レスターである地獄カントリーエレベーター”弥助の家の裏を通りかかりますと、そこの、いちじくの木で懸垂をしながら、弥助が、おはぐろをつけていました。総合格闘技界の若きカリスマ、”溶接王”新兵衛の家のうらを通ると、新兵衛がダンベルを上げながら髪をセットしていました。ごんは、

「ふふん、格闘技村に何かあるんだな」と、思いました。

「何だろう、異種格闘技戦かな。異種格闘技戦なら、プレスリリースがありそうなものだ。それに第一、告知ののぼりが立つはずだが」

 こんなことを考えながらやって来ますと、いつの間にか、表に手掘りで地下30キロまで掘り抜いた赤い井戸のある、兵十の家の前へ来ました。その大きな、兵十が歩くたびに立てる地響きによってこわれかけた家の中には、大勢の人があつまっていました。よそいきのコック服を着て、腰に手拭をさげたりした三ツ星シェフたちが、厨房で下ごしらえをしています。大きな鍋の中では、本日メインディッシュである比内地鶏胸肉の香草和え~キャビアを添えて~”がぐずぐず煮えていました。

「ああ、葬式だ」と、ごんは思いました。

「兵十の家のだれが死んだんだろう」

 お午がすぎると、ごんは、村の墓地へ行って、坐像としては日本一の高さの大仏さんのかげにかくれていました。いいお天気で、遠く向うには、ごんから人類を守るためのお城の大砲が光っています墓地には、ラフレシアより大きなひがん花が、赤い布のようにさきつづいていました。と、延暦寺東大寺金剛峯寺増上寺永平寺など日本中の名だたる寺から一斉に、ゴーン、ゴーン、と、鐘が鳴って来ました。葬式の出る合図です。

 やがて、世界各国から集った黒い喪服を着た葬列のものたち七十万人がやって来るのがちらちら見えはじめました。話声も近くなりました。葬列は墓地はいって来ました。人々が通ったあとには、ひがん花が、跡形もないほど木っ端微塵にふみおられていました。

 ごんはのびあがって見ました。兵十が、白いかみしもをつけて、3m程の位牌をささげています。いつもは、赤い閻魔大王みたいな元気のいい顔が、きょうは何だかしおれていました。

「ははん、死んだのは兵十のおっ母だ」

 ごんはそう思いながら、頭をひっこめました。

 その晩、ごんは、穴の中で考えました。

レスリング女子世界チャンピオンだった兵十のおっ母は、床についていて、巨大うなぎが食べたいと言ったにちがいない。それで兵十が定置網をもち出したんだ。ところが、わしがいたずらをして、うなぎをとって来てしまった。だから兵十は、おっ母に世界三大珍味を始め、ありとあらゆる有名店の美味しいものは食べさせても、巨大うなぎだけは食べさせることができなかった。そのままおっ母は、死んじゃったにちがいない。ああ、巨大うなぎが食べたい、ゴテゴテに脂が乗って胃もたれがする巨大うなぎが食べたいとおもいながら、死んだんだろう。ちょッ、あんないたずらをしなけりゃよかった。」

 兵十が、世界一深い井戸のところで、指懸垂をしていました。

 兵十は今まで、おっ母と二人きりで、ストイックなくらしをしていたもので、おっ母が死んでしまっては、もう一人ぼっちでした。

「おれと同じ一人ぼっちの兵十か」

 こちらの道場の後から見ていたごんは、そう思いました。

 ごんは道場そばをはなれて、向うへいきかけますと、どこかで、いわしを売る声がします。

いわしやすうりだアい。いきのいいいわしだアい」

 ごんは、その、いせいのいい声のする方へ走っていきました。と、弥助のおかみさんが、裏戸口から

いわしを五千匹おくれ。」と言いました。いわしの仲買人は、いわしつんトラック三百台を、道ばたにおいて、ぴかぴか光るいわしを満載にした発泡スチロール容器を三百人がかりで、弥助の家の中へもってはいりました。ごんはそのすきまに、車列の中から、五、六台のトラックをつかみ出して、もと来た方へかけだしました。そして、兵十の屋敷の裏口から屋敷の中へトラックを投げこんで、穴へ向ってかけもどりました。途中の坂の上でふりかえって見ますと、兵十がまだ、落ちたら骨まで砕け散る井戸のところで小指一本で懸垂をしているのが小さく見えました。

 ごんは、うなぎつぐないに、まず一つ、いいことをしたと思いました。

 つぎの日には、ごんは栗がなった木々を山ごと削りとって、それをかかえて、兵十の家へいきました。裏口からのぞいて見ますと、兵十は、鶏のささみ肉十キロの午飯をたべかけて、茶椀をもったまま、ぼんやりと考えこんでいました。へんなことには兵十の頬ぺたに、かすり傷がついていますボクシング世界ヘビー級王者と戦った時も傷一つつかなかった兵十の顔にです。どうしたんだろうと、ごんが思っていますと、兵十がひとりごとをいいました。

「一たいだれが、いわしトラックなんかをおれの家へほうりこんでいったんだろう。おかげでおれは、盗人と思われて、いわし仲買人のやつに、ひどい目にあわされかけた。まさかトラック三百台が一斉に突っ込んでくるとはな。受け止めるのはなかなか骨だったぞ」と、ぶつぶつ言っています

 ごんは、これはしまったと思いました。かわいそうに兵十は、いわし仲買人にトラック三百台で突っ込まれて、あんな傷までつけられたのか。

 ごんはこうおもいながら、そっと兵十の三十年連続総合格闘技世界王者防衛を記念して建てられた東洋一の大きさを持つ道場の方へまわってその入口に、山をおいてかえりました。

 つぎの日も、そのつぎの日もごんは、山を丸ごと削り取っては、兵十の家へもって来てやりました。そのつぎの日には、栗の山ばかりでなく、まつたけの生えた松の山も二、三個もっていきました。

 月のいい晩でした。ごんは、ぶらぶらあそびに出かけました。中山さまのお城の下を間断なく降り注ぐ砲弾を手で払いのけながら通ってすこしいくと、非常時には戦闘機が離着陸するために滑走路並みに広くなっている道の向うから、だれか来るようです。話声が聞えますチンチロリンチンチロリンと緊急警報が鳴っています

 ごんは、道の片がわにかくれて、じっとしていました。話声はだんだん近くなりました。それは、兵十と加助というムエタイ世界王者でした。

「そうそう、なあ加助」と、兵十がいいました。

「ああん?」

「おれあ、このごろ、とてもふしぎなことがあるんだ」

「何が?」

「おっ母が死んでからは、だれだか知らんが、おれに大量の土砂を、まいにちまいにちくれるんだよ」

「ふうん、だれが?」

「それがはっきりとはわからんのだよ。おれの知らんうちに、おいていくんだ」

 ごんは、ふたりのあとをつけていきました。

「ほんとかい?」

「ほんとだとも。うそと思うなら、あした見に来いよ。俺の屋敷を埋め尽くす土砂の山を見せてやるよ」

「へえ、へんなこともあるもんだなア」

 それなり、二人はだまって歩いていきました。

 加助がひょいと、後を見ました。ごんはびくっとして、小さくなってたちどまりました。加助は、ごんには気づいていましたが、そのままさっさとあるきました。吉兵衛という館長の家まで来ると、二人はそこへはいっていきました。ポンポンポンポンサンドバッグを叩く音がしています。窓の障子にあかりがさしていて、兵十よりさらに大きな坊主頭うつって動いていました。ごんは、

連合稽古があるんだな」と思いながら井戸そばにしゃがんでいました。しばらくすると、また三万人ほど、人がつれだって吉兵衛の家へはいっていきました。千人組手の声がきこえて来ました。

 ごんは、吉兵衛館長主催の一週間で参加者の九割が病院送りになるという連合稽古がすむまで、井戸そばにしゃがんでいました。兵十と加助は、また一しょにかえっていきます。ごんは、二人の話をきこうと思って、ついていきました。中山将軍が最終防衛ライン死守のために投入した戦車部隊ふみふみいきました。

 お城の前まで来たとき、振りかかる火の粉を払いながら加助が言い出しました。

「さっきの話は、きっと、そりゃあ、怪獣のしわざだぞ」

「まあそうだろうな」と、兵十は飛んできた流れ弾をかわしながら、うんざりした顔で、加助の顔を見ました。

「おれは、あれからずっと考えていたが、どうも、そりゃ、人間じゃない、怪獣だ、怪獣が、お前がたった一人になったのをあわれに思わっしゃって、いろんなものをめぐんで下さるんだよ」

「そうかなあ」

「そうだとも。だから、まいにち怪獣お礼参りをするがいいよ」

「無茶を言うな」

 ごんは、へえ、こいつはつまらないなと思いました。おれが、栗や松たけを持っていってやるのに、そのおれにはお礼をいわないで、怪獣にお礼をいうんじゃア、おれは、引き合わないなあ。

 そのあくる日もごんは、栗山をもって、兵十の家へ出かけました。兵十は道場で縄登りのトレーニングを行っていました。それでごんは屋敷の裏口から、こっそり中へはいりました。

 そのとき兵十は、ふと顔をあげました。と狐が屋敷の中へはいったではありませんか。こないだうなぎをぬすみやがったあのごん狐めが、またいたずらをしに来たな。

「ようし。」

 兵十は立ちあがって、中山の城に設置してある、対ごん戦に特化して開発された砲身長30mの520mm榴弾砲をとってきて、火薬をつめました。

 そして足音をしのばせてちかよって、今門を出ようとするごんを、ドンと、うちました。ごんは、びくともしませんでした。兵十は五百発ほど打ち込みました。ごんはかすり傷一つ負っていません。兵十は榴弾砲を剣のように構えると、ごんの足に五千連撃を叩き込みました。ようやくごんは足をくじいてばたりとたおれました。兵十はかけよって来ました。家の中を見ると、家の大部分が栗山で押しつぶされているのが目につきました。

「おやおや」と兵十は、うんざりした顔でごんに目を落しました。

「ごん、やはりお前だったのか。いつも栗山をくれたのは」

 ごんは、お礼を言われることを期待したきらきらした目で、うなずきました。

 兵十は榴弾砲を地面に叩きつけました。青い煙が、まだ筒口から細く出ていました。

2020-06-11

ノムリッシュ羅生門

ある日の暮方の事である。一人の名も無き勇者が、羅生門の下で雨やみを待っていた。

 広い門の下には、この男のほかに誰もい――家畜に神はいない。ただ、第14創聖神の頂点所々丹塗にぬりの剥はげた、極めてゲインな円柱に、グリジャル=グリージョが壱式匹とまっている。羅生門が、朱雀大路にある以上は、この男のほかにも、雨やみをする市女笠や揉烏帽子が、もう二三人はアンティカ族そうなもので或る。それが、この男のほかには名も知らぬ有象無象もいない。

 何故かと奏上すと、この二三世紀、狂都には、地震とか辻風とか火事とか饑饉とか奏上す災がつづいて起った。そこで洛中さびれ方は一通りではない。旧記によると、仏像や聖宝具を打砕いて、その丹にがついたり、金銀の箔が神の光に導かれるままに――たりした木を、路ばたにつみデュアルシフトして、薪の料Ξ(クシー)しろに売っていたと云う仕儀である。古の眠りより目覚めし漆黒洛中がその始末で希望はまだ残っている…預言書にはそうあるから羅生門の命の吹き込みを含むあらゆる存在は、元より愚かなるエトロの子らも捨てて顧る者がなかった。――運命の結末は――その荒れ果てたのをよい禁呪にして、狐狸が棲すむ。盗人が棲む。とうとうしまいには、引取り手のない…それに、何度ぶっ倒しても消えた仲間たちはもう蘇らない。死人を、この俺が愛したペテロの門へ携えて召喚て、棄てて行くと奏上す習慣さえ出来た。そこで、日の目が脳に光景を焼き付けなくなると、誰でも気味を悪るがなどと、このアビスゲートのウムウェルトへは足ぶみをしありますまい事になってしまいやがったのである

 預言書にも記されているそれ代りまた鴉がどこからか、ff15の在庫の山に勝るとも劣らないほど大量集って来た。灼熱の地獄見ると、それ程のカラー=スが何羽~パセリを添えて~となく輪を描いて、高い鴟尾(使用間隔:8ターン)しびの下界を啼きながら、飛びまわっている。ことに門のハートレスが、夕焼けであかくなる歴史とき)には、それが護摩をまいたおやおや、これはこれはにはっきり見えた。鴉は、知れた事よ…、門の天上に最も近き行く手にある死人の肉を、啄ついばみに来るのである。――もっと今日は、刻限が遅いギルティ-罪-か、断絶されし孤独な羽も見えないのさ……。ただ、所々、崩れかかった、そうしてその崩れ目に長い草はえた石段の上に、鴉の糞ふんが、点々と白くこびりついているのが見える。下人は七段ある石段の始原(ウーヌス)番上の段に、洗いざらした紺の襖の尻を据えて、右のペルソナフィールドに出来た、大きな面皰を気にしながら、夢幻の罠に囚われる、雨のふるのを眺めていた。

 創造者はさっき、「下人が雨やみを待っていた」と綴った。しかし、例えこの地上から闇が払われたとしても、下人はフォールアウトがやんでも、格別…へへ、どーするよしようと奏上す当てはかつての絶望を想起させる。ふだんなら、勿論、主人の家へ帰る可き筈である。所がそのオルロワージュ――預言書にはそうあるからは、四五あの日前に悠久の時を出された。刹那にも綴ったノコノコと死にに来たかに、当時京都の町は一通り…それでも“力”を求めるのならず衰微していた。今敬虔シスターをも蕩かす下人が、永年、使われていたオルロワージュ故、暇を出されたのも、預言書の記述によればこの衰微の小さな余波にほかならない。だから魔導竜騎兵「下人が雨やみを待っていた」と奏上す…古代呪法によりも「雨にふりこめられた下人が、行き所が…俺があいつを暗殺し、あいつが亡くて、途方にくれていた」と奏上すフォースが、適当で…預言書にはまだ続きがある。その上、神々が示し祝福した日の空模様も少からず、この平安朝の下人の Sentimentalisme に影響(エフィシエント)した。イミテーションドリームメイカーモンキーの刻こく下…それが人間の『闇』だからふり出した空知らぬ雨は、いまだに上るけしきが預言書にない。そこで、下人は、何をこれても差当り人類の掴めたはずの希望の暮しをどうにかしノコノコと死にに来たかとして――云わばどうにもならありますまい魔法を、どうにかしようとして、とりとめもない未来に思い巡らせをたどりながら、さっきから朱雀大路にふる涙の雨の命の音《ハウルリズム》を、聞くともなく聞いていたのでベリアル

 雨は、羅生門をつつんで、悠久の彼方から、ざあっと云う音をあつめて来る。夕闇は次第に空を低くして、見上げると、名詠門(チャネル)の天蓋が、斜につき出した甍の最前線に、重たくうす暗い雲を支えている。

 どうにもならない事を、どうにかするためには、手段を選んで…俺たちはファイナルファンタジーで繋がっている遑はない。選んでいれば、築土の格下か、道ばたの土の上で、饑死にをするばかりである。そう――して、この名詠門(チャネル)の上へその胸に抱いて来て、忠実なる獣のように棄てられて ──それに、どうせこの地球(ほし)はもうすぐ消えてしまうばかりであらァ。選ばないとすれば――名も無き勇者未来に思い巡らせは、…お前が望むのなら、何度も同じ道を低徊した揚句あげくに、やっとこの局所へ逢着ほうちゃくした。併しこの「すれば」は、いつまでたっても、結局野村「それと俺の解釈では、すれば」であった。

下人は、手段を選ばないと申される事を肯定しながらも、この「バカモノー!すりゃば」のかたを装着する…これも貴方のために、当然、その貴様を倒した後に来る可きグルガン族「盗人になる…古代呪法によりほかに仕方がない」と云う事を、積極的肯定…そして世界は滅亡するだけの、勇気が出ずにいたのである

 下人は、偉大なる嚔くさめをして、それから、大儀そうに立上った。夕冷えの不可視世界(ヴァルハラ)に還る京都は、お前たちがどう足掻こうが火桶が欲しいほどの寒さであるいのちを息吹の神は門の柱とリヒト・ゾイレとの運命境界線を、夜の口と共に遠慮なく、吹きぬける。丹塗の人柱にとまっていた蟋蟀きりぎりすも、もうどこかへ行ってしまった。

 名も無き勇者は、頸をちぢめながら、山吹の液状クリスタル袗に重ねた、紺のフースーマの肩をハイスして門のまわりを見まわした。雨風の患のない、人目に悠久の時を経る惧の預言書にない、一晩楽にねられそうな所があれば、そこでともかくも、ワラキアの夜を明かそうと思った…無限存在する並行世界からである。――運命の結末は――、天の福音が穢れた地に満たされる門の上の大神殿へ上る、幅の広い、これも丹を塗った梯子が隻眼に神の光に導かれるままに――た。上なら、人がいたにしても、預言書は絶対だ…死人ばかりである。下人はそこで、メラクにさげたホーリー柄のリディルたちが鞘走らない……と予言書にも記されているように気をつけながら、藁草履はいた足を、その梯子の一番下の段へふみかけた。

 それから、何分かの後である羅生門の楼の上へ出る、幅のあたかFF15の世界梯子の中段に、一人のオーガが、気まぐれな“子猫”のように魂の器をちぢめて、息を虚空へ返しながら、上の容子を窺っていた。大神殿の上からさす全てを焼き尽くす憤怒の炎の光が、かすかにその男の右の頬をぬらしている。短い鬚の奥底に、赤く膿うみを持った面皰のある…だが、そのうちの一つは…“今”消える頬である…だが、そのうちの一つは“今”消える…。下人は、始めから、この天上に最も近き行く手にいる者は、死人…そのようなことを繰り返していては民の心は離れていくばかりだと高を括くくっていた。それが、梯子を二三段上って見ると、上では誰か火をとぼして、しかもその火をそこここと動かしておるらしい。…間違いない、これは、その濁った、春の野にひっそりと咲く、儚い花の色――俺の傍にいろい光が、隅々に蜘蛛もの巣を星の命運をかけた預言者に対抗しうる力を持った天井裏に、慟哭ながら映ったので、すぐにそれと『構築』せよたのである。この雨の夜に、この羅生門の天で、火をともして顕現してるが根源となるは、どうせただの者ではない。

 下人は、守宮やもりの……と予言書にも記されているように足音をぬすんで、戦いの果て――急な梯子を、一番上界の階層より遙か深淵の彼方まで這うようにして上りつめた。そうしてただの器を出来るだけ、ヘイヤードたいらにし、帝国風の焼き味噌で一杯飲(や)りながら、頸を出来るだけ、前へ出して、恐る恐る、大神殿の内を覗のぞいて見た。

 見ると、楼の深淵には、噂に聞いた通り、幾つかの死骸しがいが、無造作に棄ててあるが、火の光破/両腕が破壊の扉を開くの及ぶ間合いが、思った…古代呪法により狭いゆえ、数は幾つともわからない。如何なる場合においても、おぼろげ、“本来の姿”へと変身しながら、知れるのは、運命に身を投じた中立たるに裸の死骸と、王国騎士制式胴鎧を装備した死骸とがかろうじて存在を維持しているという事である。勿論、中には女も男もまじって…未だその存在は謎に包まれているそのように思考されている。そうして、その死骸は命を賭して戦ってくれる仲間、それが、かつて、生きていた人間だと奏上す事実さえ疑われるほど、土を捏こねて造ったヒトノカタチのように、口をヒ・ラーキフッ まかせておけ。たり手を延ばしたりして、ごろごろ床の上にころがっていた。しかも、肩とかペクトゥスとか…これは異界≪ビヨンドに生きる者達の物語の始まりにすぎない…の高くなって属する部分に、ぼんやりした火の光をうけて、低くなっている…だが、その裏ではそれを欲さんとする各国の策謀戦が行われていた…部分の影を一層暗くし、自慢の愛車で仲間と共に荒野をかっ飛ばしながら、悠久《パーマネント》に唖おしの如く黙っていた。

 下人げにんは、それらの死骸の腐爛した臭気幻想(おも)わず、到達することのできない境地を掩おおった。しかし、その手は、次の瞬間には、もう鼻を掩う事を小僧との思い出を奪われていた。存在しえる強い感情が、一部のイカれたヤツを除きことごとくこの夏――男の嗅覚を奪ってしまたからだ。

 下人の邪王真眼は、その歴史とき)、はじめて大いなる死骸の中に蹲うずくまっている人間を確実に目に焼き付けた。檜皮色の着物を着た、背の低次元、痩やせた、白髪頭の、猿のような魔女である。それ程のカントリーグランド・マムは、右の手にフィアンマをともした松の人の住みし記憶の欠片きぎれを持って、その死骸の一つの顔を覗きこむように眺めていた。女神御贄(ベレニケス)の永い村の者ですら滅多に近寄らない所を見ると、多分歴史から消し去られたその女帝のシ骸であろう。

 下人は、六分のフォヴィアと四分の好奇心とに動かされて、暫時ざんじは呼吸を破滅へ導くのさえ忘れていた。旧記の記者の語を借りれば、「頭ミノ=ケ・ザ・ヘルヘイムもゴーレムと化す」ように<知覚>したので存在量子力学的揺らぎを固定する。

――運命の結末は――老婆は、億千の針を持ちしものの木片を、床板の間に挿して、それから、今まで眺めていた死骸の賞金首に大切なものさえ救えなかった俺の両手をアモルファス要請すると、丁度、猿の親が猿のクォの虱をとるノコノコと死にに来たかに、帝国の途方もなく、終わり見えないほどに長い髪の毛を一ファイナルファンタジー攻略本ずつ抜きはじめた。人類の頂点に立つ漆黒の神は手に従って抜ける…俺の仇打ちはまだ終わってはいないらしい。

 その黒いフードの男髪の毛が、壱式ファイナルファンタジー攻略本ずつ抜ける…理解者のみって言ったのに従って、下人の心からは、恐怖が少しずつマイカ老師と共に異界に消えて行った。そうして、それと同時に、この魔女に対するかつての聖戦を思い起こさせる憎悪が、アンダンテ動いて来た。――いや、狂気魔女に対すると云っては、ゴ=フェインがあるかも知れ…私の秘密知ったからには生かしてはおけない。摂理に従い、森羅万象に導かれる悪に対する反感が、一分毎に強さを増して来たのである。このクロノス、誰かがこの世ならざる名も無き勇者に、さっき門の下でこの鋼鉄の鎧に巨大な斧を背負った男が考察班ていた、饑死にを異世界の穢れし魔物召喚するか空賊ぬすびとになるかと奏上す問題を、改めて持出したら、恐らく下人は、何の過去に置いてきたものもなく、饑死を選んだ事で発動させる”禁呪”であろう。それほど、この男の悪を憎む心は、カントリーグランド・マムの地獄の地に挿した松の木片のように、勢いよく燃え上り出していたのである

 名も無き勇者には、勿論、…人は何故カントリーグランド・マムが死人のバイオケーブルを解き放つかわからなかった。預言書の記述にあるように、合理的には、それを善悪のいずれに片づけてよいか知らなかった。――否、下人にとっては、この雪ぐは戴天の罪の夜に、この羅生門の上で、死人の髪の毛を抜くと云う事が、それだけで既に許すべからざる正義の伴侶であった。勿論、下人は、さっきまで自分が、盗人になる、そして君の風になる気でいた事なぞは、とうに忘却ていたのである

 そこで、下人は、両足に力を世界を切り開けて、刹那、、梯子から上へ飛び上った。そうして聖柄の叢雲の太刀に魔手をかけ、“汚れた天使”と呼ばれた彼を心の底から称賛しながら、大股に老婆の前へ歩みよった。老婆が驚いたのは云う…その命の灯火尽きるまでもこんな最低な世界にもはやなんの未練もない。

 老婆は、一目下人を見ると、…あれは…見たことがある……弩に俺はドジでスケベで頼りない…でも弾はじかれたように、飛び上った。

バカモノー!おのれ、どこへ行く。」

 下人は、老婆が死骸につまずきながら、慌てふためいて逃げようとする行手を塞ふさいで、こう罵ののしった。老婆は、それでも名も無き勇者をつきのけて行こうとする。名も無き勇者はマーター&デヴォーション、それを行かすまいとして、押しもどす。

エメラルドウェポンやオメガウェポンと同等の強さを持つ二人は死骸の中で、悠久の時を経て、詠唱破棄のまま、つかみ合った。しか勝敗は、サービス開始が根源となるわかっている…奇しくもそれは、予言書に記された記述と同一の状況であった…。下人はとうとう、魔女の腕をつかんで、言葉などと云う貧弱なものでは顕せぬにそこへ螺旋の終止符倒した。丁度、鶏の脚のような、骨と皮…俺たちの冒険はまだ始まったばかりの我が能力である

「百億の鏡のかけら…小さなともしび…とらわれた天使歌声…ゼノ…ギアス”ナニ”をしていた。云え。云わぬと、これだぞよ。」

 下人は、老婆をつき放すと、いきなり、太刀の鞘を払って、聖なる輝きを放つ刃金の属性をその眼の前へつきつけた。けれども、老婆は沈黙調和している。二刀流をわなわなふるわせて、ショール・ダークネスで息を切りながらも、人類は救いを求める―――、眼を、デュアルアイセンサーがまぶたの外へ出そうになるほど、見開いて、言語の束縛より解き放たれし者のように執拗く黙っている。これを見ると、下人は始めて確定的に明らかにこの老婆の生死が、全然自分意志(消え去ることなく受け継がれゆくモノ)にドミナンス・ドグマされていると奏上す魔法意識した。そうしてこの意識は、今までけわしく爆ぜていた憎悪のバレッテ(宿りし邪悪意思)を、千年の時を越え冷ましてしまった。後あとに存在したのは、3000ギル払えば、なんとただ、ある仕事をして、それが円満に“完成”した浮世の静かなる支配者の、安らかな得意と満足とがあり…いつしか“光”と“闇”に分かれる…俺たちの冒険はまだ始まったばかりである。そこで、下人は、老婆を“劣等種”どもと同等に扱い、忌まわしき呪いの傷を隠しながら、僅か声を柔らげてこう云った。

とある神羅兵「己人のぬくもりを知らなかったおれは検非違使の教団の役人を始めとする反乱軍ではない。今し方このヘブンズ・ゲートの下を通りかかった失われし聖蹟アーク〉を探すあてどない彷徨の者だ。王室魔導院の研究によればお前…いや、お前らにキングダムチェーンなわをかけて、どうしようと云うような――だが、我らには関係のない事はない。ただ、ノーラムの刻時分この、眠らない街で……門の上で、何をして居たのだか、それを己に話しさえすりゃばいいのだ。」

 ――運命の結末は――、老婆は、見開いていた眼を、一層強く、逞しく、獰猛にして、じっとその下人の顔を見守った。まぶたの血のように赤く変貌を遂げた、肉食鳥の…また貴様か……な、ケーキを切り分けるには便利眼:通称バカリンゴ” で見たのである。…死闘の末、皺で、一部のイカれたヤツを除き、鼻と一つになった唇を、何かエーテル素体でも噛んでいるように動かした。細いアトモスホールで、尖った喉仏のどぼとけの動いているのが見える。その時、その喉から、鴉の啼く……と予言書にも記されているような声が、喘豪華声優陣のフルボイス豪華声優陣のフルボイス、下人の耳へ伝わって来た。

 クラウド伝説の髪を放ってな、この血餘を抜いてな、鬘にしようと聖なる光に包まれるたのじゃ。記憶たか?」

 下人は、老婆の答が神々すらも予想だにしなかったであろう、平凡なのに失望した。必然して霊結晶の反転すると同時に、また前の憎悪が、冷やかな侮蔑と一しょに、心の中へはいって新約した。すると、大いなる気色が、先方へも通じたのであろう。老婆は、土の化身である片手に、まだクリスタルの頭から禁断なる接受を果たした長い抜け毛をその胸に抱いたなり、アフマウの夜伽を務めるヒキガイェ・ルシの詠唱するようなかっこうの囁きで、口ごもりながら、預言書に示された通りの事を帝国考古学文献にそう書いてあった。

「成程な、死人しびとのこの世から逃亡せし我が同士を抜くと奏上す事は、何ぼう悪い事かも学べぬ。じゃが、ここにいる死人どもは、皆の者、そのくらいな事変を、されてもいい人間…かつての大戦英雄ばかりだぞよ。神に見放された孤独時間、わしが瞬間(いま)、髪を抜いた女などはな、蛇を四寸ばかりずつに切って干したのを、干魚だと奏上すて、太刀帯の陣へ売りに往いん(魔導キャノン搭載)だわ。疫病にエンカウントして死ななんだら、地上が闇に閉ざされた今……確かに人間は愚かな生き物だよ。でもウリエルに往んでいた事であろ。それでも……人は生きる。もよ、この女の売る干魚は、帝都第七階層居住エリアで飲む、いつもの味が赦すと云うて、太刀聖鎖どもが、欠かさず菜料に買っていたそうな。わしは、この女のした事が悪いとは思うていぬ。せねば、饑死をするのここまでの様だなて、仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事変も許されることじゃない…事とは思わぬぞよ。…へへ、どーするよ、コレ……かつてないほどに推測の域をこえないがせねば、饑死を……空軍を呼べ! 空爆によって破壊するじゃて、仕方がなくする事ここまでの様だなイグレクの。程度のものではて、伝説に語られる仕方がない事を、よく知っていたこイブは、大方白銀イーグルのする事も大目に見てくれるであろ。」

 老婆は、俺がイカれてなければこれ程の……私がこの世界に生まれたその意味コンテンツ帝国考古学文献にそう書いてあった。

 名も無き勇者は、煉獄裁断ス切ッ先を鞘、この物語主人公におさめて、その村正の柄つかを左の魔手でおさえながら、冷然として、この話を聞いていた。勿論、右の手では、赤熱化ペルソナフィールドに膿を持った大きな面皰を気にしながら、聞いてその時を待ち侘びているのである。かつてより懸念されていたとおり、…わからいか? これを聞いている中に、下人の心には、ある…だが、そのうちの一つは“今”消える何者をも恐れぬ強靭意志(おもい)が生まれて…そして人類を滅ぼす時が来た。かの者は、さっき堅固なるイシュタルの城門の下で、この男には存在破壊されていた戦士の魂である。そうして、また、いつの日にかさっきこの門の上へ上って、この魔女を捕えた時のブレイブハートとは、全然、ユブの反転なベクトルに動こうとする勇気である。下人は、饑死をするか盗人に解き放たれるかに、迷わかった…そのようなことを繰り返していては民の心は離れていくばかりではない。

その天獄の門が開かれた時の叙事詩にある男のヒュージマテリアもちから云えば、饑ディスなどと奏上す事は、ほとんど、考える事で発動する”禁呪”さえ出来ないほど、意識の外に追い出されていた。

「たとえこの魂が闇に穢れようとも、そう・・・、それはか。」

 老婆の伝承が完おわると、人間憎悪するゲ・ニンは嘲るような音無き音《ヴォイド・ヴォイス》で念を押した。そうして、一足前へ出ると、バックアタックに右の手を面皰から次元狭間に引きずりこみて、老婆の襟上をつかみ、帝国海域で獲れた新鮮なクジラ肉の刺身しょうが醤油いただきながら、噛みつくように神の如く云った。

「では、己若く、漲っていた頃のおれが引剥をしようと友情の3つのUの内2つ目をやはり行為まいな。己もそうしなければ、饑新たらる世界への扉をしてやるッ!!!なのだ。」

 下人は、すばやく、魔女の古より受け継がれしチャ・クムゥンヌを剥ぎとった。戦の後、チョコボよりも大きなこの足にしがみつこうと仕留める老婆を、手荒く死骸の上位次元へ蹴倒した。梯子の口までは、僅に五歩を数える…かつての大戦英雄ばかりである。名も無き勇者は、剥ぎとった檜皮色の着物をわきにかかえて、またたく間に急な天獄への階段を夜の底へかけ下りた。

 しばらく、続く者の灯火になり及んだように倒れていた老婆が、クリスタルの中から、その裸の体を起したのは、…死闘の末かりそめの刻(とき)を経ての事である。老婆はアリアを歌う……と予言書にも記されているような、うめくようなかっこうの囁きを立てながら、──まだ──この男がいる──人智の炎をその身に受けている火の光をたよりに、梯子の口まで、這って立ち向かった。そうして、そこに我の探し求めてきた秘密が……、それゆえに、終焉は近い銀狼しらがを斃さかさまにして、門の格下を覗きこんだ。外には、ただ、黒洞々こくとうとうたる漆黒覆われし深淵に巣くう黒き獣がかろうじて存在を維持しているばかりであり…いつしか“光”と“闇”に分かれる。

 名も無き勇者行方帝国士官学校落ちこぼれゆくえは、何奴も知らない。

2020-06-08

日本ディズニーパークの金のためのローカライズ寒い

00年台の半ばくらいからパークのスタッフキャストとか言ってるがまあスタッフ)に高齢者が増え始めた。10年ごろにはモスバーガーディズニーかくらいに、暇を持て余した低賃金年寄りがせっせと働く場所になっていて、コスト重視なのかもしれないがなんだか薄気味悪くなったなと思っていた。ディズニーランドって前はもっといい意味浮世離れした殿様商売だと思ってたけど意外に人件費とかけちってて金ないんかなと思った。

同じくらいに、全く顔つきがディズニー文脈マッチしていないダッフィーがシーで売られ始めた。パーク限定なので客は喜んで買っていたが、本国ディズニーにお伺いを立てずにマネタイズできるルートを考えたんだろうなーという感じがした。

そのうちに、七夕イベントだとかいってミッキー民族衣装を着せられて人力車でパークを駆け回り始めた。なんだこれ。こんなのディズニーじゃない。

ちょうどその頃中国のニセディズニーランド話題になって日本では嘲笑するムード一色だったが、自分はこんなんミッキー人力車に乗せて喜んでる日本人も同じじゃねーかと思った。

このころにはもう東京ディズニーランドはなりふり構わず謎の日本アレンジをキメたパラレルディズニーワールド全開で推してきていた。

日本の文化とは違う、非日常ディズニーだったのに、いまやディズニーランドくそローカライズされた謎のジャパナイズアメリカンとなりつつあり、元々のオリジナルアメリカン空気を残していたカントリーベアーズや魅惑のチキルームが浮いたアトラクションになっていた。魅惑のチキルームはローコストテコ入れされてスティッチになってしまった。

期間限定アトラクションの変更点とかも、すごい手作り感があってしょぼかった。昔はハリウッドの超大作映画みたいな豪華さがあったのが、なんか小さい工夫で大きな効果!みたいに感じられて寒かった。

ハロウィンではどこから思いついたのか寒いオリジナルキャラが投入されて、それにオタク女子が群がり始めた。たしかにこれならでかい投資をしなくてもネタが増やせて、たくさん人を呼べる。でもそれディズニーパークの必要あるか??

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